![]() スピロインドリノン誘導体
专利摘要:
一般式Iの化合物、ここで、W、X、Y、R1、R2、R3及びR4は本明細書に開示される通りである、当該化合物を作製するプロセル、及びこれらを使用する方法、特に医薬として、より具体的には抗癌剤としてのそれらの使用を提供する。 公开号:JP2011515353A 申请号:JP2011500149 申请日:2009-03-09 公开日:2011-05-19 发明作者:リュ,チン−チュン 申请人:エフ.ホフマン−ラ ロシュ アーゲーF. Hoffmann−La Roche Aktiengesellschaft; IPC主号:C07D209-96
专利说明:
[0001] p53は、癌の進行に対する保護の中心的役割を担う腫瘍抑制タンパク質である。それは、細胞インテグリティを守り、且つ増殖停止又はアポトーシスの誘導による細胞の回復不能な損傷を受けたクローンの伝播を阻止する。分子レベルで、p53は、細胞周期及びアポトーシスの調整に関与する遺伝子のパネルを活性化できる転写因子である。p53は、強力な細胞周期阻害因子であり、これは細胞レベルでMDM2により厳密に調整される。MDM2及びp53は、フィードバック調節ループを形成する。MDM2はp53に結合でき、そしてp53−調整遺伝子をトランス活性化するその能力を阻害する。p53は、MDM2遺伝子の発現を活性化できるため、MDM2タンパク質の細胞レベルが上昇する。このフィードバック調節ループは、通常の増殖細胞において、MDM2とp53の両方が低レベルで維持されることを保証する。MDM2はまた、細胞周期調整において中心的役割を担う、E2Fの補因子である。] 背景技術 [0002] p53に対するMDM2の比率(E2F)は、多くの癌において調節不全となる。例えば、p16INK4/p19ARF遺伝子座においてしばしば発生する分子欠損は、MDM2タンパク質分解に影響を及ぼすことが示されている。野生型p53を伴う腫瘍細胞における、MDM2−p53相互作用の阻害は、p53の集積、細胞周期停止及び/又はアポトーシスをもたらすはずである。したがって、MDM2アンタゴニストは、単一の剤として、又は他の抗腫瘍両方の広範なスペクトルとの組み合わせで、癌両方への新規なアプローチを提示することができる。この戦略の実現可能性は、MDM2−p53相互作用の阻害のための、様々な高分子ツールの使用によって示されている(例えば、抗体、アンチセンスオリゴヌクレオチド、ペプチド)。MDM2はまた、p53として保存された結合領域を介してE2Fに結合し、そしてサイクリンAのE2F依存性転写を活性化し、これはMDM2アンタゴニストがp53変異細胞に影響を及ぼすはずであることを示す。] 課題を解決するための手段 [0003] 本発明は、オキシインドール誘導体に関し、これはmdm2相互作用のアンタゴニストとして作用するので、強力且つ選択的な抗癌剤として有用である。以下の式の化合物、並びにその医薬として許容される塩及びエステルが提供される。] [0004] ] [0005] 上記式中、 Xは、酸素又は水素/ヒドロキシルであり; Wは、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、エチニル及びシクロプロピルからなる群から選択され; Yは、水素又はフッ素であり; R1、R2、R3及びR4は、水素、低級アルキル、低級アルコキシル、置換低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ヘテロサイクル、置換へテロサイクル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロアルケニル及び置換シクロアルケニルからなる群から選択され、ただしR1/R2又はR3/R4の一方は水素であり、且つ他方は水素でない。] [0006] Wはハロゲンであり; Xは酸素であり; Yは水素であり; R1は水素であり; R4は水素であり;及び R2及びR3は、低級アルキル、低級アルコキシル、置換低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ヘテロサイクル、置換へテロサイクル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロアルケニル、及び置換シクロアルケニルからなる群から選択される、式Iの化合物が好ましい。] [0007] Wは塩素であり; Xは酸素であり、; Yは水素であり; R1は水素であり; R4は水素であり;及び R3は、さらなる置換が存在するか又は不存在であるメタ−ハロゲン置換フェニルであり、及びR2は、低級アルキル、低級アルケニル、アリール、及び置換アリールからなる群から選択される化合物がさらに好ましい。] [0008] Wは塩素であり; Xは酸素であり; Yは水素であり; R1は水素であり; R4は水素であり; R3は3−クロロ−フェニルであり;及び R2は、 −ハロゲン; −OH; −(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル又は(C2−C6)アルキニルであり、これらは全て未置換か、又はヒドロキシルで1回置換されるか、のいずれかであり; −フリル、イソキサゾリル、ピリジニル又は1,2,3,6−テトラヒドロ−ピリジニルであり、これらは全て未置換か、又は−(C1−C6)アルキル、−O−(C1−C6)アルキル又は−C(O)−O−(C1−C6)アルキルで1回置換されるか、のいずれかであり; −シクロヘキシル;又は −未置換か、又はハロゲン、(C2−C6)アルケニル、(C1−C6)アルキル、(C1−C6)ヒドロキシアルキル、−CF3、−O−(C1−C6)アルキル、−O−フェニル、−O−CF3、−C(O)−O−メチル、−C(O)−OH、−C(O)、−C(O)−NH−メチル、−C(O)−N(メチル)2、−CN、−NH−C(O)−O−(C1−C4)アルキル及び−S−(C1−C4)アルキルから選択される置換基で、1、2もしくは3回置換されるか、のいずれかである、フェニルである、 から選択される、 式Iの化合物がよりさらに好ましい。] [0009] rac−(1R,6S)−3−ブロモ−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'H)−ジオン、 rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)3−ヨードスピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'H)−ジオン、 rac−(1R,4S,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−4−ヒドロキシ−3−ヨードスピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドル]−2'(1'H)−オン、 rac−(1R,4S,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(5−フルオロ−2−メチルフェニル)−4−ヒドロキシスピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドル]−2'(1'Η)−オン、 rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−メチルスピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、 rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(E)−(1−プロペニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、 rac−(1S,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−2−(E)−(1−プロペニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'− [3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、 rac−(1S,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−2−(メチルエテニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、 rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(メチルエテニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、 rac−(1R,4S,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(1,2−ジメチル−1−プロペニル)−4−ヒドロキシスピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドル]−2'(1'Η)−オン、 rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(1,2−ジメチル−1−プロペニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、 rac−(1S,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−2−(3−メトキシフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、 rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(3−メトキシフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、 rac−(1S,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−2−(2−エトキシフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、 rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(2−エトキシフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'H)−ジオン、 rac−(1R,4S,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(2−メトキシフェニル)−4−ヒドロキシスピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドル]−2'(1'Η)−オン、 rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(2−メトキシフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'− [3H]インドール]−2',4(1'H)−ジオン、 rac−(1S,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−2−(2−メトキシフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'H)−ジオン、 rac−(1S,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−2−(4−メトキシフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'H)−ジオン、 rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(4−メトキシフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、 rac−(1S,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−2−(2−エトキシフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、 rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(5−フルオロ−2−メチルフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、 (1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(2−メトキシフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、 (1S,6R)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(2−メトキシフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、 rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(5−フルオロ−2−ヒドロキシフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、 rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(4−フルオロ−2−ヒドロキシフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、 rac−(1R,6S)−6'−クロロ−3−(5−クロロ−2−エトキシフェニル)−6−(3−クロロフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、 rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(2−フェノキシフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、 rac−(1R,6S)−6'−クロロ−3−(4−クロロ−2−エトキシフェニル)−6−(3−クロロフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、 rac−(1R,6S)−6'−クロロ−3−(4−クロロ−2−メトキシフェニル)−6−(3−クロロフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、 rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(2−エトキシ−5−メチルフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、 rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−[2−(トリフルオロメトキシ)フェニル)]スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、 rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(3−フラニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、 rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−[4−(ヒドロキシメチル)フェニル]スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、 rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(3,5−ジメチル−4−イソオキサゾリル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、 rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(1−シクロヘキセニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、 rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−[2−(ヒドロキシメチル)フェニル]スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、 rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−[3−(ヒドロキシメチル)フェニル]スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、 rac−(1S,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−2−[3−(メトキシカルボニル)フェニル]スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、 rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−[3−(メトキシカルボニル)フェニル)]スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、 rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−2−[4−(メトキシカルボニル)フェニル]スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、 rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−[4−(メトキシカルボニル)フェニル]スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、 rac−(1R,6S)−6'−クロロ−3−(3−カルボキシフェニル)−6−(3−クロロフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、 rac−(1S,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−2−(3−シアノフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、 rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(3−シアノフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、 rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−2−(3−プロポキシフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、 rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(3−プロポキシフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、 rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(3−メチル−5−t−ブチルフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、 rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、 rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(4−t−ブチルフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、 rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−2−(2−メトキシ−3−ピリジル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、 rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(2−メトキシ−3−ピリジル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、 rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(3−BOC−アミノフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、 rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−2−(2,6−ジヒドロ−2H−BOC−ピリジル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、 rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(2,6−ジヒドロ−2H−BOC−ピリジル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、 rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(2−ホルミルフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、 rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(3,5−ビストリフルオロメチルフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、 rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−2−(2−エチレンフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'− [3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、 rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(2−エチレンフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、 rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−2−(3−メチルチオフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、 rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(3−メチルチオフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、 rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−2−(3−ジメチルアセトアミドフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、 rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(3−3−ジメチルアセトアミドフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、及び rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(3,4−ジメチルフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、 からなる群から選択される化合物が特に好ましい。] [0010] 「アルキル」なる用語は、1〜約20個の炭素原子を有する、直鎖又は分岐鎖で、飽和型炭化水素基、例えば、1〜約7個の炭素原子を有する基のことを言う。特定の実施態様によれば、アルキル置換基は、より低級のアルキル置換基であってよい。「低級アルキル」なる用語は、1〜6個の炭素原子、特定の実施態様によれば、1〜4個の炭素原子を有するアルキル基のことを言う。アルキル基の例には、限定するものではないが、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、n−ブチル、s−ブチル、t−ブチル、n−ペンチル、及びs−ペンチルがある。] [0011] 本明細書で使用される場合、「シクロアルキル」は、炭素原子のみからなる任意の安定な単環又は多環系で、その任意の環は飽和であるものを言うことになる。「シクロアルケニル」なる用語は、炭素原子のみからなる任意の安定な単環又は多環系で、その少なくとも1つの環は部分的に不飽和であるものを言うことになる。シクロアルキルの例には、限定するものではないが、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、アダマンチル、シクロオクチル、ビシクロアルキル、例えば、[2.2.2]ビシクロオクタンもしくは[3.3.0]ビシクロオクタン等のビシクロオクタン、[4.3.0]ビシクロノナン等のビシクロノナン、及び[4.4.0]ビシクロデカン(デカリン)等のビシクロデカン、又はスピロ化合物がある。シクロアルケニルの例には、限定するものではないが、シクロペンテニル又はシクロヘキセニルがある。] [0012] 本明細書で使用される場合「アルケニル」なる用語は、1つの二重結合を含有し、且つ2〜6個、好ましくは2〜4個の炭素原子を有する、不飽和の直鎖又は分岐鎖脂肪族炭化水素基を意味する。当該「アルケニル基」の例には、ビニルエテニル、アリル、イソプロペニル、1−プロペニル、2−メチル−1−プロペニル、1−ブテニル、2−ブテニル、3−ブテニル、2−エチル−1−ブテニル、3−メチル−2−ブテニル、1−ペンテニル、2−ペンテニル、3−ペンテニル、4−ペンテニル、4−メチル−3−ペンテニル、1−ヘキセニル、2−ヘキセニル、3−ヘキセニル、4−ヘキセニル及び5−ヘキセニルがある。] [0013] 本明細書で使用される「アルキニル」なる用語は、1つの三重結合を含有し、且つ2〜6個、好ましくは2〜4個の炭素原子を有する、不飽和の直鎖又は分岐鎖脂肪族炭化水素基を意味する。当該「アルキル基」の例には、エチニル、1−プロピニル、2−プロピニル、1−ブチニル、2−ブチニル、3−ブチニル、1−ペンチニル、2−ペンチニル、3−ペンチニル、4−ペンチニル、1−ヘキシニル、2−ヘキシニル、3−ヘキシニル、4−ヘキシニル及び5−ヘキシニルがある。] [0014] 定義で使用される「ハロゲン」なる用語は、フッ素、塩素、臭素、又はヨウ素、好ましくはフッ素及び塩素を意味する。] [0015] 「アリール」は、一価の、単環又は二環式の、芳香族炭素環式炭化水素基であって、好ましくは6〜10員の芳香族環系を意味する。好ましいアリール基には、限定するものではないが、フェニル、ナフチル、トリル、及びキシリルがある。] [0016] 「ヘテロアリール」は、最大2個の環を含む芳香族複素環系を意味する。好ましいヘテロアリール基には、限定するものではないが、チエニル、フリル、インドリル、ピロリル、ピリジニル、ピラジニル、オキサゾリル、チアキソリル、キノリニル、ピリミジニル、イミダゾール及びテトラゾリルがある。] [0017] 二環式のアリール又はヘテロアリールの場合、一方の環がアリールで、他方がヘテロアリールであり、且つ両方が置換されていても未置換でもよいと理解されるべきである。] [0018] 「複素環」は、置換又は未置換の、5〜8員の、単環又は二環式の、非芳香族炭化水素で、1〜3個の炭素原子が、窒素、酸素又は硫黄原子から選択されるヘテロ原子により置換されるものを意味する。例には、ピロリジン−2−イル;ピロリジン−3−イル;ピペリジニル;モルホリン−4−イル等がある。] [0019] 「ヘテロ原子」は、N、O及びSから選択される原子を意味する。] [0020] 「アルコキシ、アルコキシル又は低級アルコキシ」は、酸素原子が付加した、上記の低級アルキル基のいずれかのことを言う。典型的な低級アルコキシ基には、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシ又はプロポキシ、ブチルオキシ等がある。さらに、アルコキシの意味には、複数のアルコキシ側鎖、例えば、エトキシ エトキシ、メトキシ エトキシ、メトキシ エトキシ エトキシ等、及び置換アルコキシ側鎖、例えば、ジメチルアミノエトキシ、ジエチルアミノエトキシ、ジメトキシ−ホスホリルメトキシ等がある。] [0021] 明細書において、指示される場合、様々な基は、低級アルキル、低級−アルケニル、低級−アルキニル、ジオキソ−低級−アルキレン(例えばベンゾジオキシル基を形成)、ハロゲン、ヒドロキシ、CN、CF3、NH2、N(H、低級−アルキル)、N(低級−アルキル)2、アミノカルボニル、カルボキシ、NO2、低級−アルコキシ、チオ−低級−アルコキシ、低級−アルキルスルホニル、アミノスルホニル、低級−アルキルカルボニル、低級−アルキルカルボニルオキシ、低級−アルコキシカルボニル、低級−アルキル−カルボニル−NH、フルオロ−低級−アルキル、フルオロ−低級−アルコキシ、低級−アルコキシ−カルボニル−低級−アルコキシ、カルボキシ−低級−アルコキシ、カルバモイル−低級−アルコキシ、ヒドロキシ−低級−アルコキシ、NH2−低級−アルコキシ、N(H、低級−アルキル)−低級−アルコキシ、N(低級−アルキル)2−低級−アルコキシ、ベンジルオキシ−低級−アルコキシ、モノ−もしくはジ−低級アルキル置換アミノ−スルホニル、及びハロゲン、ヒドロキシ、NH2、N(H、低級−アルキル)もしくはN(低級−アルキル)2で任意に置換されてよい低級−アルキル、からなる群から選択される、1〜5個の、好ましくは1〜3個の置換基により置換されてよい。シクロアルキル、シクロアルケニル、アリール、ヘテロアリール及び複素環についての好ましい置換基は、ハロゲン、低級アルコキシ、低級アルキル、カルボキシ、カルボキシ低級アルコキシ及びCNである。アルキルについての好ましい置換基は、アルコキシ及びN(低級アルキル)2である。] [0022] 医薬として許容される担体、賦形剤等の「医薬として許容される」は、薬学的に許容され、且つ特定の化合物が投与される対象にとって実質的に非毒性であることを意味する。] [0023] 「医薬として許容される塩」は、本発明の化合物の生物有効性と特性を維持し、且つ好適な非毒性の、有機もしくは無機酸又は有機もしくは無機塩基から形成される、従来の酸付加塩又は塩基付加塩のことを言う。見本の酸付加塩には、塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、硫酸、リン酸及び硝酸等の無機酸由来のもの、及びp−トルエンスルホン酸、サリチル酸、メタンスルホン酸、シュウ酸、コハク酸、クエン酸、リンゴ酸、乳酸、フマル酸、トリフルオロ酢酸等の有機酸由来のものがある。見本の塩基付加塩には、アンモニウム、カリウム、ナトリウム、及び水酸化第四級アンモニウム、例えば、水酸化テトラメチルアンモニウム等がある。医薬化合物(すなわち薬物)の塩への化学修飾は、化合物の向上した物理的及び化学的な安定性、吸湿性、流動性及び溶解性を得るための、医薬化学者に周知の技術である。例えば、Ansel等、Pharmaceutical Dosage Forms and Drug Delivery Systems (6thEd.1995)pp.196及び1456−1457を参照されたい。] [0024] 少なくとも1つの不斉炭素原子を有する式Iの化合物及びその塩は、ラセミ混合物又は異なる立体異性体として存在してもよい。様々な異性体を、既知の分離方法、例えばクロマトグラフィにより単離できる。] [0025] 本明細書に開示され、且つ上記式Iにより変換される化合物は、互変異性体又は構造異性体を呈してもよい。本発明は、これらの化合物の互変異性又は構造異性体、又は当該異性体の混合物を包含し、且つ上記の式Iに記載の互変異性体又は構造異性体のいずれか1つに限定されるものではないことになる。] [0026] 本発明の化合物は、細胞増殖性疾患、特に腫瘍障害の治療又は制御において有用である。これらの化合物及び当該化合物を含む調製物は、固形腫瘍、例えば、乳房、結腸、肺及び前立腺腫瘍等の治療又は制御において有用であってよい。] [0027] したがって、本発明の別の実施態様によれば、医薬としての使用のための上記の式Iの化合物が提供される。] [0028] 本発明のさらに別の実施態様によれば、腫瘍、特に固形腫瘍、具体的には、乳房、結腸、肺及び前立腺腫瘍等の治療のための医薬の使用のための、上記の式Iの化合物が提供される。] [0029] 本発明のさらに別の実施態様によれば、腫瘍、特に固形腫瘍、具体的には、乳房、結腸、肺及び前立腺腫瘍等の治療のための医薬の製造のための、本明細書に記載の式Iの化合物の使用を提供する。] [0030] 本発明による化合物の治療有効量は、疾患の症状を阻止、緩和もしくは改善するか、又は治療される対象の生存期間を延長するために有効である化合物の量を意味する。治療有効量の決定は、当該技術分野における能力の範囲内である。] [0031] 本発明の治療有効量又は用量は、広範囲で変動する可能性があり、且つ当該技術分野で既知の手法によって決定してよい。かかる用量は、投与される(1又は複数の)特定の化合物、投与経路、治療される症状、及び治療される患者等の各々の特定の事例における、個別の要請に適合させられるはずである。一般的には、およそ70kgの体重の成人への経口又は非経口投与の場合、一日用量は、約10mg〜約10,000mg、好ましくは約200mg〜約1,000mgが適切とされるべきであるが、指示がある場合には上限を超えてもよい。一日用量は、単一用量又は分割用量として投与することができ、又は非経口投与用として、連続注入として投与することができる。] [0032] 本発明の調製物には、経口、経鼻、局所(例えば、頬及び舌下)、経直腸、経膣及び/又は非経口投与に適するものがある。当該調製物は、単位投薬形態で従来的に提示しても、製薬の技術分野において周知の任意の方法により調製してもよい。単一の投薬形態を作製するための、担体物質と組み合わせることができる活性成分の量は、治療される宿主、及び投与の特定の様式に依存して変動するはずである。単一の投薬形態を作製するための、担体物質と組み合わせることができる活性成分の量は、一般的に治療有効性を発揮する式Iの化合物号物の量であるはずである。一般的には、100%中、この量は、活性成分が約1%〜約99%であり、好ましくは、約5%〜約70%であり、最も好ましくは約10%〜約30%である。] [0033] これらの調製物又は組成物を調製する方法には、本発明の化合物と担体、及び任意に、1又は複数のアクセサリー成分とを結合させるステップが含まれる。一般的には、当該調製物は、均一に調製され、且つ本発明の化合物と、液体担体、又は微粉砕固形担体、又は両方とを緊密に結合させ、その後、必要ならば生成物を成形する。] [0034] 経口投与に適する本発明の調製物は、カプセル、カシェ剤、小袋(sachet)、丸薬、錠剤、ロゼンジ(香味のある基材を用いる、通常スクロース及びアカシア又はトラガカント)、粉末、顆粒の状態でも、又は水性もしくは非水性液体中の溶液もしくは懸濁物として、又は水中油もしくは油中水の液体エマルションとして、又はエリキシルもしくはシロップとして、又は香錠(pastille)(不活性基材を用いる、例えばゼラチン及びグリセリン、又はスクロース及びアカシア)及び/又は洗口液等としてもよく、各々は、活性成分として本発明の化合物の既定量を含む。本発明の化合物はまた、ボーラス、舐剤又はペーストとして投与してもよい。] [0035] 「有効量」は、疾患の症状を阻止、緩和もしくは改善するか、又は治療される対象の生存期間を延長するために有効な量を意味する。] [0036] 「IC50」は、特定の測定活性の50%を阻害するために必要とされる具体的な化合物の濃度のことを言う。IC50は、とりわけ、以下の通りに測定することができる。] [0037] 合成方法 本発明は、スピロインドリノンの合成のための方法を提供する。本発明の化合物は、当該技術分野で既知のプロセスにより調製できる。これらの化合物を合成するために好適なプロセスは、実施例において提供される。一般的には、本発明の化合物は、以下に提供する合成スキームにより調製できる。] [0038] 以下の合成スキームは、本発明の化合物、すなわち式Iの化合物の調製のための3つの一般的方法を提供する。以下のスキーム1〜3のいずれかに記載される各々の合成経路は、本発明のさらなる実施態様を形成する。] [0039] スキーム1に例示される方法Aによれば、式IVの化合物は、式IIの化合物と、DanishefskyジエンIIIとを共に、140℃でDiels−Alder反応させ、メタノール中のNaOH水溶液及びトルエン中のpTsOHで処理して作製される。式IVの化合物は、I2又はPhNMe3Br3との反応により中間体Vを形成し、その後、パラジウム触媒の存在下、式R−B(OH)2(RはR1かR2)の様々なボロン酸でSuzukiカップリングすることにより式Ia及びIbの化合物に変換される。] [0040] ] [0041] 方法Bによれば、式Vの保護形態VIを、パラジウム触媒の存在下、様々なボロン酸でのSuzukiカップリング、その後酸での脱保護により式Iaの化合物に変換する(スキーム2)。] [0042] ] [0043] 方法Cによれば、式Vを、MeOH中のNaBH4での還元により、式VIIの化合物に変換する。その後、式VIIの化合物を、パラジウム触媒の存在下、様々なボロン酸でのSuzukiカップリング、その後MnO2での酸化により、式Iaの化合物に変換する(スキーム3)。] [0044] ] [0045] 実施例 本発明の化合物は、既知の技術により合成してよい。以下の例及び参考文献は、本発明の理解を助けるために提供され、その真の範囲は添付の請求の範囲に示される。] [0046] 一般的合成ステップ及び出発物質 実施例1a 中間体E/Z−置換−メチリデン]−1,3−ジヒドロ−インドル−2−オンIIの調製] [0047] ] [0048] メタノール(100mL)中の、適切なオキシインドール(92mmol)及びアルデヒド(92mmol)の混合物中に、ピロリジン(92mmol)を滴下しながら添加した。その後、混合物を70℃で3時間加熱した。4℃に冷却後、当該混合物を濾過し、得られた沈殿を回収し、乾燥させ、E/Z−置換−メチリデン]−1,3−ジヒドロ−インドル−2−オンIIの混合物を得た(>90%)。] [0049] 実施例1b Rac−スピロ[5−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'H)−ジオンIVの調製] [0050] ] [0051] 密封管中の、トルエン(50mL)中のE/Z−置換−メチリデン]−1,3−ジヒドロ−インドル−2−オンVII(15.0mmol)の懸濁物に、(3−メトキシ−1−メチレン−アリルオキシ)−トリメチル−シラン(3.44g、20.0mmol)を添加した。当該反応混合物を、140℃で24時間攪拌させた。溶媒を濃縮により除去した。残存物をMeOH(50mL)中で溶解し、4N NaOH(5mL)を用いて、室温で2時間処理した。その後、当該反応混合物をAcOEtで希釈し、水とブラインで洗浄した。濃縮後、残存物をフラッシュカラムにより精製し、rac−(6−アルコオキシスピロ[シクロヘキサン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'H)−ジオンII及びrac−スピロ[5−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'H)−ジオンIVを得た。] [0052] 実施例1c rac−スピロ[5−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'H)−ジオンからの、rac−(1R,6S)−3−ブロモ−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'H)−ジオンの調製] [0053] ] [0054] THF(2mL)中の化合物rac−スピロ[5−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'H)−ジオン(179.1mg、0.5mmol)の混合物に、THF(1mL)中のPhNMe3BR3(212.4mg、0.55mmol)を、−10℃で滴下しながら添加した。室温で一晩攪拌後、TEA(75.8mg、0.75mmol)を慎重に添加した。当該反応混合物を、室温で2時間攪拌し、その後、AcOEtで希釈した。得られた溶液を水とブラインで洗浄した。有機層を、NaSO4で乾燥させた。溶媒の濃縮により粗生成物が得られ、これをフラッシュクカラム(SiO2、AcOEt/Hex=5%〜40%)で精製し、rac−(1R,6S)−3−ブロモ−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'H)−ジオン(84.6mg、38.7%)を得た。] [0055] ] [0056] 実施例1d rac−スピロ[5−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'H)−ジオンからの、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)3ヨードスピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'H)−ジオンの調製] [0057] ] [0058] Py−CCl4(1/1、40mL)中の、rac−スピロ[5−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'H)−ジオン(2.14g、6.0mmol)、DMAP(0.15g、1.2mmol)、及びI2(5.58g、18.0mmol)の暗褐色溶液を、N2雰囲気下、暗中、50℃で攪拌した。反応の進行を、TLC(AcOEt/nHex=1/3)により観測した。4時間後、当該反応混合物を室温まで冷却させ、その後、AcOEtで希釈する。得られた溶液をチオ硫酸ナトリウム飽和水溶液で洗浄し(3×30mL)、その後飽和CuSO4及びブラインで洗浄した。有機層をNa2SO4で乾燥させた。溶媒の濃縮により粗生成物を、茶色固形物として得て(2.81g、96.9%)、これをAcOEt及びHexで倍散し、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)3ヨードスピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'H)−ジオンを、オフホワイト固体(2.43g、83.7%)を得た。これをさらなる精製を行わずに次のステップで使用する。] [0059] ] [0060] 化合物Iの調製のための一般的手順 方法A ボロン酸でのSuzukiカップリング反応を介する、rac−(6−置換)−3−ヨードスピロ[2−シクロヘキセン]−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'H)−ジオンからの化合物Ia及びIbの調製] [0061] ] [0062] 密封管中、THF(5mL)及び水(1mL)の混合物中の、適切なrac−(6−置換)−3−ヨードスピロ[2−シクロヘキセン]−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'H)−ジオンV(1.0mmol)、Pd(PPh3)4(0.08mmol)、Cs2CO3(2.0mmol)及びボロン酸(2.0mmol)の懸濁物を、90〜110℃で一晩か、又はマイクロ波反応器を用い120℃で15分加熱した。室温まで冷却後、反応を飽和NH4Clの添加により停止させた。反応混合物をAcOEtで抽出し、有機層をNa2SO4で乾燥させた。溶媒を濃縮により除去した。残存物をフラッシュクロマトグラフィ(5%〜30%Hex中AcOEt)により精製し、化合物Ia及びIbのラセミ体を得るか、又はキラルカラムにより、化合物Ia及びIbの純粋なエナンチオマーを得た。] [0063] 方法B 中間体VIを介する、rac−(6−置換)−3−ヨードスピロ[2−シクロヘキセン]−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'H)−ジオンからの化合物Iaの調製(スキーム2)] [0064] ] [0065] ステップ1 トルエン(30mL)中の、rac−(6−置換)−3−ヨードスピロ[2−シクロヘキセン]−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'H)−ジオン(2.93mmol)、エチレングリコール(10mL)及びTsOH(0.53mmol)の懸濁物を、150℃で加熱し、Dean−Starkとラップで18時間150℃の還流温度で加熱し、水を除去した。室温まで冷却後、反応を、飽和NaHCO3の添加により停止させた。反応混合物をAcOEtで抽出し、有機層を水とブラインで洗浄した。溶媒を濃縮により除去し、対応するケタールVIを得た。これをさらなる精製を行うことなく、次のステップで使用した。] [0066] ステップ2 密封管中、THF(5mL)及び水(1mL)の混合物中の、ケタールVI(0.12mmol)、Pd(PPh3)4(0.007mmol)、ボロン酸(0.24mmol)、及び炭酸セシウム(0.24mmol)の懸濁物を、CEMマイクロ波反応器を用い120℃で15分加熱した。反応を飽和NH4Clの添加により停止させ、AcOEtで抽出し、有機層をNa2SO4で乾燥させ、減圧下でエバポレートした。残存物をフラッシュクロマトグラフィ(AcOEt/Hex=1%〜30%、10分)により精製し、対応するカップリング生成物を得た。これをさらなる精製を行わず、次のステップで使用した。] [0067] ステップ3 アセトン/H2O(2.0mL/0.2mL)中の上記の生成物(0.07mmol)の溶液に、PPTs(触媒量)を添加し、反応混合物をマイクロ波反応器を用い120℃で15分加熱した。反応を飽和NH4Clの添加により停止させ、AcOEtで抽出し、有機層をNa2SO4で乾燥させ、減圧下でエバポレートし、化合物Iaのラセミ体を得た。] [0068] 方法C 中間体VIIを介する、rac−(6−置換)−3−ヨードスピロ[2−シクロヘキセン]−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'H)−ジオンからの化合物Iaの調製(スキーム3)] [0069] ] [0070] ステップ1 MeOH(30mL)中のrac−(6−置換)−3−ヨードスピロ[2−シクロヘキセン]−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'H)−ジオンV(4.0mmol)の溶液に、NaBH4(0.0mmol)を一度に添加し、反応混合物を室温で5分攪拌した。混合物を水に注ぎ、AcOEt抽出し、Na2SO4で乾燥させ、減圧下でエバポレートし、カラムに通して対応アルコール中間体rac−(6−置換)−4−ヒドロキシ−3−ヨードスピロ[2−シクロヘキセン]−1,3'−[3H]インドル]−2',4(1'H)−オンVIIを得た(100%)。これをさらなる精製を行わず、次のステップで使用した。] [0071] ステップ2 密封管中、THF(5mL)及び水(1mL)の混合物中の、適切なrac−(6−置換)−4−ヒドロキシ−3−ヨードスピロ[2−シクロヘキセン]−1,3'−[3H]インドル]−2',4(1'H)−オン(1.0mmol)、Pd(PPh3)4(0.08mmol)、Cs2CO3(2.0mmol)及びボロン酸(2.0mmol)の懸濁物を、90〜110℃で一晩か、又はマイクロ波反応器を用い120℃で15分加熱した。室温まで冷却後、反応を飽和NH4Clの添加により停止させた。反応混合物をAcOEtで抽出し、有機層をNa2SO4で乾燥させた。溶媒を濃縮により除去した。残存物をフラッシュクカラム(5%〜30%Hex中AcOEt)により精製し、rac−(6−置換)−(3−置換)−4−ヒドロキシスピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドル]−2'(1'H)−オンを得た。これをさらなる精製を行わず次のステップで使用した。] [0072] ステップ3 CH2Cl2(20mL)中のrac−(6−置換)−(3−置換)−4−ヒドロキシスピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドル]−2'(1'H)−オン(0.47mmol)及びMnO2(11.5mmol)の混合物を、16時間還流温度で加熱した。混合物をセライトを通して濾過し、濃縮した。その後残存物をフラッシュカラムにより精製し(AcOEt/Hex=1%〜30%)、化合物Iaのラセミ体を得た。] [0073] rac−(4'R,5'S)−6”−クロロ−5'−(3−クロロフェニル)−2'−ヨードスピロ[1,3−ジオキソラン−2,1'−[2]シクロヘキセン−4',3”−[3H]インドル]−2”(1”H)−オンの調製] [0074] ] [0075] 実施例2(方法B、ステップ1)で記載した方法と類似する手法で、rac−(1R ,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)3−ヨードスピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'H)−ジオン(1.42g、2.93mmol)を、トルエン(30mL)中エチレングリコール(10mL)及びTsOH(0.53mmol)と、150℃で一晩反応させ、rac−(4'R,5'S)−6”−クロロ−5'−(3−クロロフェニル)−2'−ヨードスピロ[1,3−ジオキソラン−2,1'−[2]シクロヘキセン−4',3”−[3H]インドル]−2”(1”H)−オン(1.36g、87.7%)を得た。これをさらなる精製を行わず、次のステップで使用した。] [0076] rac−(1R,4S,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−4−ヒドロキシ−3−ヨードスピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドル]−2'(1H)−オンの調製] [0077] ] [0078] 実施例2(方法C、ステップ1)で記載した方法と類似する手法で、rac−(1R ,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)3−ヨードスピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'H)−ジオン(1.94g、4.0mmol)を、MeOH(30mL)中のNaBH4(0.3g、8.0mmol)で還元し、rac−(1R,4S,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−4−ヒドロキシ−3−ヨードスピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドル]−2'(1H)−オンを得た(1.94g)。] [0079] ] [0080] rac−(1R,4S,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(5−フルオロ−2−メチルフェニル)−4−ヒドロキシスピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドル]−2'(1'Η)−オンの調製] [0081] ] [0082] 実施例2(方法C、ステップ2)で記載した方法と類似する手法で、rac−(1R,4S,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−4−ヒドロキシ−3−ヨードスピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドル]−2'(1H)−オン(48.3mg、0.1mmol)を、密封管中、THF(1.6mL)及び水(0.4mL)の混合物中の、Pd(PPh3)4(5.6mg、0.005mmmol)、Cs2CO3(130.0mg。0.4mmol)の存在下、5−フルオロ−2−メチルフェニルボロン酸(30.8mg、0.2mmol)と反応させ、マイクロ波反応器を用いて120℃で10分加熱後、rac−(1R,4S,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(5−フルオロ−2−メチルフェニル)−4−ヒドロキシスピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドル]−2'(1'Η)−オンを得た(32.8mg、70.1%)。] [0083] ] [0084] rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−メチルスピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオンの調製] [0085] ] [0086] 実施例2(方法C、ステップ3)で記載した方法と類似する手法で、rac−(1R,4S,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(5−フルオロ−2−メチルフェニル)−4−ヒドロキシスピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドル]−2'(1'Η)−オン(32.8mg、0.068mmol)を、CH2Cl2(5mL)中のMnO2(200mg)と反応させ、還流温度で16時間加熱し、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−メチルスピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオンを得た(27.5mg、86.2%)。] [0087] ] [0088] rac−(1R,4S,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(2−メトキシフェニル)−4−ヒドロキシスピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドル]−2'(1'Η)−オンの調製] [0089] ] [0090] 実施例2(方法C、ステップ2)で記載した方法と類似する手法で、rac−(1R,4S,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−4−ヒドロキシ−3−ヨードスピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドル]−2'(1H)−オン(48.6mg、0.1mmol)を、密封管中、THF(1.6mL)及び水(0.4mL)の混合物中の、Pd(PPh3)4(5.6mg、0.005mmmol)、Cs2CO3(130.0mg。0.4mmol)の存在下、5−フルオロ−2−メチルフェニルボロン酸(30.8mg、0.2mmol)と反応させ、マイクロ波反応器を用いて120℃で10分加熱後、rac−(1R,4S,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(2−メトキシフェニル)−4−ヒドロキシスピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドル]−2'(1'Η)−オンを得た(32.8mg、70.1%)。] [0091] ] [0092] rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(2−メチルフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(2−メトキシフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、及び(1S,6R)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(2−メトキシフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオンの調製] [0093] ] [0094] 実施例2(方法C、ステップ3)で記載した方法と類似する手法で、rac−(1R,4S,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(2−メトキシフェニル)−4−ヒドロキシスピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドル]−2'(1'Η)−オン(60mg、0.13mmol)を、CH2Cl2(10mL)中のMnO2(400mg)と反応させ、還流温度で4時間加熱し、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(2−メチルフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン(45.8mg、76.7%)を得た。] [0095] ] [0096] (1R,4S,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(2−メトキシフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2'(1'Η)−オンを、キラルクロマトグラフィによりさらに分離し、(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(2−メトキシフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン及び(1S,6R)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(2−メトキシフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオンを得た。] [0097] rac−(1S,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−2−(2−メトキシフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'H)−ジオンの調製] [0098] ] [0099] 実施例2(方法A)に記載された方法に類似する手法で、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−ヨードスピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'H)−ジオン(96.8mg、0.20mmol)を、密封管中、THF(1.6mL)及び水(0.4mL)の混合物中の、Pd(PCy3)2Cl2(1.4mg、0.005mmmol)、Cs2CO3(130.0mg。0.4mmol)の存在下、2−メトキシフェニルボロン酸(60.4mg、0.40mmol)と反応させ、90℃で一晩加熱し、rac−(1S,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−2−(2−メトキシフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'H)−ジオンを得た(10.2mg、11.0%)。] [0100] ] [0101] rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(E)−(1−プロペニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、及びrac−(1S,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−2−(E)−(1−プロペニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'− [3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオンの調製] [0102] ] [0103] 実施例2(方法A)に記載された方法に類似する手法で、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−ヨードスピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'H)−ジオン(48.4mg、0.10mmol)を、密封管中、トルエン(2.0mL)中の、Pd(OAc)2(2.2mg、0.01mmol)、PPh3(13.1mg、0.05mmol)、Cs2CO3(65.0mg、0.20mmol)の存在下、(E)−1−プレペニルボロン酸(17.2mg、0.20mmol)と反応させ、マイクロ波反応器を用いて140℃で10分加熱し、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(E)−(1−プロペニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン(6.3mg、15.8%)及びrac−(1S,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−2−(E)−(1−プロペニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'− [3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン(10.8mg、27.1%)を得た。] [0104] ] [0105] rac−(1S,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−2−(4−メトキシフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'H)−ジオン、及びrac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(4−メトキシフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオンの調製] [0106] ] [0107] 実施例2(方法A)に記載された方法に類似する手法で、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−ヨードスピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'H)−ジオン(96.8mg、0.20mmol)を、密封管中、トルエン(3.0mL)中の、Pd(OAc)2(2.2mg、0.01mmol)、PPh3(13.1mg、0.05mmol)、Cs2CO3(130.3mg、0.40mmol)の存在下、4−メトキシフェニルボロン酸(60.4mg、0.40mmol)と反応させ、マイクロ波反応器を用いて160℃で20分加熱し、rac−(1S,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−2−(4−メトキシフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'H)−ジオン(18.3mg、20.3%)、及びrac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(4−メトキシフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン(12.9mg、13.9%)を得た。] [0108] ] [0109] rac−(1S,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−2−(メチルエテニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、及びrac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(メチルエテニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオンの調製] [0110] ] [0111] 実施例2(方法A)に記載された方法に類似する手法で、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−ヨードスピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'H)−ジオン(48.4mg、0.10mmol)を、密封管中、THF(3.0mL)及び水(0.3mL)の混合物中の、Pd(PPh3)4(5.8mg、0.005mmol)、Cs2CO3(133.2mg、0.40mmol)の存在下、2−イソプロペニル−4,4,5,5−テトラメチル[1,3,2]ジオキサボロラン(35.4mg、0.20mmol)と反応させ、80℃で10時間加熱し、rac−(1S,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−2−(メチルエテニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン(10.8mg、27.1%)、及びrac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(メチルエテニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン(6.3mg、15.8%)を得た。] [0112] ] [0113] rac−(1R,4S,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(1,2−ジメチル−1−プロペニル)−4−ヒドロキシスピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドル]−2'(1'Η)−オンの調製] [0114] ] [0115] 実施例2(方法C、ステップ2)で記載した方法と類似する手法で、rac−(1R,4S,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−4−ヒドロキシ−3−ヨードスピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドル]−2'(1H)−オン(48.6mg、0.1mmol)を、密封管中、THF(1.6mL)及び水(0.4mL)の混合物中の、Pd(PPh3)4(5.6mg、0.005mmmol)、Cs2CO3(130.0mg。0.4mmol)の存在下、1,2−ジメチル−1−プロペニルボロン酸(22.8mg、0.20mmol)と反応させ、マイクロ波反応器を用いて120℃で10分加熱後、rac−(1R,4S,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(1,2−ジメチル−1−プロペニル)−4−ヒドロキシスピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドル]−2'(1'Η)−オンを得た(35.5mg、82.9%)。] [0116] ] [0117] rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(1,2−ジメチル−1−プロペニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオンの調製] [0118] ] [0119] 実施例2(方法C、ステップ3)で記載した方法と類似する手法で、rac−(1R,4S,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(1,2−ジメチル−1−プロペニル)−4−ヒドロキシスピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドル]−2'(1'Η)−オン(30mg、0.071mmol)を、CH2Cl2(5mL)中のMnO2(200mg)と反応させ、35℃で4時間加熱し、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(1,2−ジメチル−1−プロペニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオンを得た(19.8mg、66.0%)。] [0120] ] [0121] rac−(1S,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−2−(3−メトキシフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、及びrac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(3−メトキシフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオンの調製] [0122] ] [0123] 実施例2(方法A)に記載された方法に類似する手法で、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−ヨードスピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'H)−ジオン(48.4mg、0.10mmol)を、密封管中、THF(1.6mL)及び水(0.4mL)の混合物中の、Pd(PPh3)4(9.0mg、0.008mmol)、Cs2CO3(65.2mg、0.20mmol)の存在下、3−メトキシフェニルボロン酸(30.4mg、0.20mmol)と反応させ、90℃で一晩加熱し、rac−(1S,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−2−(3−メトキシフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン(21.3mg、45.7%)、及びrac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(3−メトキシフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン(10.9mg、23.4%)を得た。] [0124] ] [0125] rac−(1S,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−2−(2−エトキシフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、及びrac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(2−エトキシフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'H)−ジオンの調製] [0126] ] [0127] 実施例2(方法A)に記載された方法に類似する手法で、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−ヨードスピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'H)−ジオン(96.8mg、0.20mmol)を、密封管中、1,4−ジオキサン(2.0mL)及び水(1.0mL)の混合物中の、Pd(PCy3)2Cl2(1.4mg、0.005mmmol)、Cs2CO3(130.0mg。0.4mmol)の存在下、2−エトキシフェニルボロン酸(66.4mg、0.40mmol)と反応させ、90℃で一晩加熱し、rac−(1S,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−2−(2−エトキシフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン(12.8mg、13.4%)、及びrac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(2−エトキシフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'H)−ジオン(13.5mg、14.1 %)を得た。] [0128] ] [0129] rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(5−フルオロ−2−ヒドロキシフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオンの調製] [0130] ] [0131] 実施例2(方法A)に記載された方法に類似する手法で、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−ヨードスピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'H)−ジオン(242.0mg、0.50mmol)を、密封管中、THF(2.5mL)及び水(0.5mL)の混合物中の、Pd(PPh3)4(35.0mg、0.03mmol)、Cs2CO3(325.8mg、1.0mmol)の存在下、5−フルオロ−2−ヒドロキシフェニルボロン酸(160.7mg、1.0mmol)と反応させ、マイクロ波反応器を用いて130℃で10分加熱し、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(5−フルオロ−2−ヒドロキシフェニル)スピロ[2− シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン(121.9mg、51.9%)を得た。] [0132] ] [0133] rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(4−フルオロ−2−ヒドロキシフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオンの調製] [0134] ] [0135] 実施例2(方法A)に記載された方法に類似する手法で、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−ヨードスピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'H)−ジオン(242.0mg、0.50mmol)を、密封管中、THF(2.5mL)及び水(0.5mL)の混合物中の、Pd(PPh3)4(35.0mg、0.03mmol)、Cs2CO3(325.8mg、1.0mmol)の存在下、4−フルオロ−2−ヒドロキシフェニルボロン酸(160.7mg、1.0mmol)と反応させ、マイクロ波反応器を用いて130℃で10分加熱し、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(4−フルオロ−2−ヒドロキシフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン(73.1mg、31.2%)を得た。] [0136] ] [0137] rac−(1R,6S)−6'−クロロ−3−(5−クロロ−2−エトキシフェニル)−6−(3−クロロフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオンの調製] [0138] ] [0139] 実施例2(方法B、ステップ2及び3)に記載された方法に類似する手法で、rac−(4'R,5'S)−6”−クロロ−5'−(3−クロロフェニル)−2'−ヨードスピロ[1,3−ジオキソラン−2,1'−[2]シクロヘキセン−4',3”−[3H]インドル]−2”(1”H)−オン(実施例3)(65.0mg、0.12mmol)を、密封管中、THF(2.5mL)及び水(0.5mL)の混合物中の、Pd(PPh3)4(8.0mg、0.007mmol)、Cs2CO3(78.0mg、0.24mmol)の存在下、5−クロロ−2−エトキシフェニルボロン酸(48.0mg、0.24mmol)と反応させ、マイクロ波反応器を用いて120℃で15分加熱し、pTsOHで処理し、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−3−(5−クロロ−2−エトキシフェニル)−6−(3−クロロフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオンを得た(35.2mg、57.3%)。] [0140] ] [0141] rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(2−フェノキシフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオンの調製] [0142] ] [0143] 実施例2(方法B、ステップ2及び3)に記載された方法に類似する手法で、rac−(4'R,5'S)−6”−クロロ−5'−(3−クロロフェニル)−2'−ヨードスピロ[1,3−ジオキソラン−2,1'−[2]シクロヘキセン−4',3”−[3H]インドル]−2”(1”H)−オン(実施例3)(65.0mg、0.12mmol)を、密封管中、THF(2.5mL)及び水(0.5mL)の混合物中の、Pd(PPh3)4(8.0mg、0.007mmol)、Cs2CO3(78.0mg、0.24mmol)の存在下、2−フェノキシフェニルボロン酸(51.3mg、0.24mmol)と反応させ、マイクロ波反応器を用いて120℃で15分加熱し、pTsOHで処理し、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(2−フェノキシフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン(15.0mg、23.7%)を得た。] [0144] ] [0145] rac−(1R,6S)−6'−クロロ−3−(4−クロロ−2−エトキシフェニル)−6−(3−クロロフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオンの調製] [0146] ] [0147] 実施例2(方法B、ステップ2及び3)に記載された方法に類似する手法で、rac−(4'R,5'S)−6”−クロロ−5'−(3−クロロフェニル)−2'−ヨードスピロ[1,3−ジオキソラン−2,1'−[2]シクロヘキセン−4',3”−[3H]インドル]−2”(1”H)−オン(実施例3)(65.0mg、0.12mmol)を、密封管中、THF(2.5mL)及び水(0.5mL)の混合物中の、Pd(PPh3)4(8.0mg、0.007mmol)、Cs2CO3(78.0mg、0.24mmol)の存在下、5−クロロ−2−エトキシフェニルボロン酸(48.0mg、0.24mmol)と反応させ、マイクロ波反応器を用いて120℃で15分加熱し、pTsOHで処理し、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−3−(4−クロロ−2−エトキシフェニル)−6−(3−クロロフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン(41.9mg、68.2%)を得た。] [0148] ] [0149] rac−(1R,6S)−6'−クロロ−3−(4−クロロ−2−メトキシフェニル)−6−(3−クロロフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオンの調製] [0150] ] [0151] 実施例2(方法B、ステップ2及び3)に記載された方法に類似する手法で、rac−(4'R,5'S)−6”−クロロ−5'−(3−クロロフェニル)−2'−ヨードスピロ[1,3−ジオキソラン−2,1'−[2]シクロヘキセン−4',3”−[3H]インドル]−2”(1”H)−オン(実施例3)(65.0mg、0.12mmol)を、密封管中、THF(2.5mL)及び水(0.5mL)の混合物中の、Pd(PPh3)4(8.0mg、0.007mmol)、Cs2CO3(78.0mg、0.24mmol)の存在下、5−クロロ−2−メトキシフェニルボロン酸(44.7mg、0.24mmol)と反応させ、マイクロ波反応器を用いて120℃で15分加熱し、pTsOHで処理し、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−3−(4−クロロ−2−メトキシフェニル)−6−(3−クロロフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン(37.6mg、62.8%)を得た。] [0152] ] [0153] rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(2−エトキシ−5−メチルフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオンの調製] [0154] ] [0155] 実施例2(方法B、ステップ2及び3)に記載された方法に類似する手法で、rac−(4'R,5'S)−6”−クロロ−5'−(3−クロロフェニル)−2'−ヨードスピロ[1,3−ジオキソラン−2,1'−[2]シクロヘキセン−4',3”−[3H]インドル]−2”(1”H)−オン(実施例3)(65.0mg、0.12mmol)を、密封管中、THF(2.5mL)及び水(0.5mL)の混合物中の、Pd(PPh3)4(8.0mg、0.007mmol)、Cs2CO3(78.0mg、0.24mmol)の存在下、2−エトキシ−5−メチルフェニルボロン酸(43.2mg、0.24mmol)と反応させ、マイクロ波反応器を用いて120℃で15分加熱し、pTsOHで処理し、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(2−エトキシ−5−メチルフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン(44.8mg、75.8%)を得た。] [0156] ] [0157] rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−[2−(トリフルオロメトキシ)フェニル)]スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオンの調製] [0158] ] [0159] 実施例2(方法B、ステップ2及び3)に記載された方法に類似する手法で、rac−(4'R,5'S)−6”−クロロ−5'−(3−クロロフェニル)−2'−ヨードスピロ[1,3−ジオキソラン−2,1'−[2]シクロヘキセン−4',3”−[3H]インドル]−2”(1”H)−オン(実施例3)(65.0mg、0.12mmol)を、密封管中、THF(2.5mL)及び水(0.5mL)の混合物中の、Pd(PPh3)4(8.0mg、0.007mmol)、Cs2CO3(78.0mg、0.24mmol)の存在下、2−トリフルオロメトキシ−フェニルボロン酸(49.4mg、0.24mmol)と反応させ、マイクロ波反応器を用いて120℃で15分加熱し、pTsOHで処理し、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−[2−(トリフルオロメトキシ)フェニル)]スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン(46.7mg、75.1 %)を得た。] [0160] ] [0161] rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(3−フラニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオンの調製] [0162] ] [0163] 実施例2(方法B、ステップ2及び3)に記載された方法に類似する手法で、rac−(4'R,5'S)−6”−クロロ−5'−(3−クロロフェニル)−2'−ヨードスピロ[1,3−ジオキソラン−2,1'−[2]シクロヘキセン−4',3”−[3H]インドル]−2”(1”H)−オン(実施例3)(65.0mg、0.12mmol)を、密封管中、THF(2.5mL)及び水(0.5mL)の混合物中の、Pd(PPh3)4(8.0mg、0.007mmol)、Cs2CO3(78.0mg、0.24mmol)の存在下、3−フラニルボロン酸(26.9mg、0.24mmol)と反応させ、マイクロ波反応器を用いて120℃で15分加熱し、pTsOHで処理し、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(3−フラニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン(41.9mg、82.3%)を得た。] [0164] ] [0165] rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(4−(ヒドロキシメチルフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオンの調製] [0166] ] [0167] 実施例2(方法B、ステップ2及び3)に記載された方法に類似する手法で、rac−(4'R,5'S)−6”−クロロ−5'−(3−クロロフェニル)−2'−ヨードスピロ[1,3−ジオキソラン−2,1'−[2]シクロヘキセン−4',3”−[3H]インドル]−2”(1”H)−オン(実施例3)(65.0mg、0.12mmol)を、密封管中、THF(2.5mL)及び水(0.5mL)の混合物中の、Pd(PPh3)4(8.0mg、0.007mmol)、Cs2CO3(78.0mg、0.24mmol)の存在下、4−ヒドロキシメチルフェニルボロン酸(36.5mg、0.24mmol)と反応させ、マイクロ波反応器を用いて120℃で15分加熱し、pTsOHで処理し、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(4−(ヒドロキシメチルフェニル)スピロ[2− シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン(28.3mg、50.8%)を得た。] [0168] ] [0169] rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(3,5−ジメチル−4−イソオキサゾリル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオンの調製] [0170] ] [0171] 実施例2(方法B、ステップ2及び3)に記載された方法に類似する手法で、rac−(4'R,5'S)−6”−クロロ−5'−(3−クロロフェニル)−2'−ヨードスピロ[1,3−ジオキソラン−2,1'−[2]シクロヘキセン−4',3”−[3H]インドル]−2”(1”H)−オン(実施例3)(65.0mg、0.12mmol)を、密封管中、THF(2.5mL)及び水(0.5mL)の混合物中の、Pd(PPh3)4(8.0mg、0.007mmol)、Cs2CO3(78.0mg、0.24mmol)の存在下、3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イルボロン酸(33.8mg、0.24mmol)と反応させ、マイクロ波反応器を用いて120℃で15分加熱し、pTsOHで処理し、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(3,5−ジメチル−4−イソオキサゾリル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン(40.2mg、73.9%)を得た。] [0172] ] [0173] rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(1−シクロヘキセニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオンの調製] [0174] ] [0175] 実施例2(方法B、ステップ2及び3)に記載された方法に類似する手法で、rac−(4'R,5'S)−6”−クロロ−5'−(3−クロロフェニル)−2'−ヨードスピロ[1,3−ジオキソラン−2,1'−[2]シクロヘキセン−4',3”−[3H]インドル]−2”(1”H)−オン(実施例3)(65.0mg、0.12mmol)を、密封管中、THF(2.5mL)及び水(0.5mL)の混合物中の、Pd(PPh3)4(8.0mg、0.007mmol)、Cs2CO3(78.0mg、0.24mmol)の存在下、1−シクロヘキセニルボロン酸(30.2mg、0.24mmol)と反応させ、マイクロ波反応器を用いて120℃で15分加熱し、pTsOHで処理し、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(1−シクロヘキセニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン(33.2mg、61.0%)を得た。] [0176] ] [0177] rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(2−ヒドロキシメチルフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオンの調製] [0178] ] [0179] 実施例2(方法B、ステップ2及び3)に記載された方法に類似する手法で、rac−(4'R,5'S)−6”−クロロ−5'−(3−クロロフェニル)−2'−ヨードスピロ[1,3−ジオキソラン−2,1'−[2]シクロヘキセン−4',3”−[3H]インドル]−2”(1”H)−オン(実施例3)(65.0mg、0.12mmol)を、密封管中、THF(2.5mL)及び水(0.5mL)の混合物中の、Pd(PPh3)4(8.0mg、0.007mmol)、Cs2CO3(78.0mg、0.24mmol)の存在下、2−ヒドロキシメチルフェニルボロン酸(36.5mg、0.24mmol)と反応させ、マイクロ波反応器を用いて120℃で15分加熱し、pTsOHで処理し、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(2−ヒドロキシメチルフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン(20.8mg、37.3%)を得た。] [0180] ] [0181] rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(3−ヒドロキシメチルフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオンの調製] [0182] ] [0183] 実施例2(方法B、ステップ2及び3)に記載された方法に類似する手法で、rac−(4'R,5'S)−6”−クロロ−5'−(3−クロロフェニル)−2'−ヨードスピロ[1,3−ジオキソラン−2,1'−[2]シクロヘキセン−4',3”−[3H]インドル]−2”(1”H)−オン(実施例3)(52.8mg、0.10mmol)を、密封管中、THF(2.5mL)及び水(0.5mL)の混合物中の、Pd(PPh3)4(8.0mg、0.007mmol)、Cs2CO3(65.2mg、0.20mmol)の存在下、3−ヒドロキシメチルフェニルボロン酸(30.4mg、0.20mmol)と反応させ、マイクロ波反応器を用いて120℃で15分加熱し、pTsOHで処理し、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(3−ヒドロキシメチルフェニル)スピロ[2− シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン(24.8mg、53.4%)を得た。] [0184] ] [0185] rac−(1S,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−[3−(メトキシカルボニル)フェニル]スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオンの調製] [0186] ] [0187] 実施例2(方法B、ステップ2及び3)に記載された方法に類似する手法で、rac−(4'R,5'S)−6”−クロロ−5'−(3−クロロフェニル)−2'−ヨードスピロ[1,3−ジオキソラン−2,1'−[2]シクロヘキセン−4',3”−[3H]インドル]−2”(1”H)−オン(実施例3)(52.8mg、0.10mmol)を、密封管中、THF(2.5mL)及び水(0.5mL)の混合物中の、Pd(PPh3)4(8.0mg、0.007mmol)、Cs2CO3(65.2mg、0.20mmol)の存在下、3−(メトキシカルボニル)フェニルボロン酸(36.0mg、0.20mmol)と反応させ、マイクロ波反応器を用いて120℃で15分加熱し、pTsOHで処理し、rac−(1S,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−[3−(メトキシカルボニル)フェニル]スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン(25.1mg、51.0%)を得た。] [0188] ] [0189] rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−[4−(メトキシカルボニル)フェニル]スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオンの調製] [0190] ] [0191] 実施例2(方法B、ステップ2及び3)に記載された方法に類似する手法で、rac−(4'R,5'S)−6”−クロロ−5'−(3−クロロフェニル)−2'−ヨードスピロ[1,3−ジオキソラン−2,1'−[2]シクロヘキセン−4',3”−[3H]インドル]−2”(1”H)−オン(実施例3)(52.8mg、0.10mmol)を、密封管中、THF(2.5mL)及び水(0.5mL)の混合物中の、Pd(PPh3)4(8.0mg、0.007mmol)、Cs2CO3(65.2mg、0.20mmol)の存在下、4−(メトキシカルボニル)フェニルボロン酸(36.0mg、0.20mmol)と反応させ、マイクロ波反応器を用いて120℃で15分加熱し、pTsOHで処理し、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−[4−(メトキシカルボニル)フェニル]スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン(29.6mg、60.2%)を得た。] [0192] ] [0193] rac−(1R,6S)−6'−クロロ−3−(3−カルボキシフェニル)−6−(3−クロロフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオンの調製] [0194] ] [0195] 実施例2(方法B、ステップ2及び3)に記載された方法に類似する手法で、rac−(4'R,5'S)−6”−クロロ−5'−(3−クロロフェニル)−2'−ヨードスピロ[1,3−ジオキソラン−2,1'−[2]シクロヘキセン−4',3”−[3H]インドル]−2”(1”H)−オン(実施例3)(52.8mg、0.10mmol)を、密封管中、THF(2.5mL)及び水(0.5mL)の混合物中の、Pd(PPh3)4(8.0mg、0.007mmol)、Cs2CO3(98.0mg、0.30mmol)の存在下、3−カルボキシフェニルボロン酸(50.0mg、0.30mmol)と反応させ、マイクロ波反応器を用いて120℃で15分加熱し、pTsOHで処理し、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−3−(3−カルボキシフェニル)−6−(3−クロロフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン(11.3mg、23.0%)を得た。] [0196] ] [0197] rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(3−シアノフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオンの調製] [0198] ] [0199] 実施例2(方法B、ステップ2及び3)に記載された方法に類似する手法で、rac−(4'R,5'S)−6”−クロロ−5'−(3−クロロフェニル)−2'−ヨードスピロ[1,3−ジオキソラン−2,1'−[2]シクロヘキセン−4',3”−[3H]インドル]−2”(1”H)−オン(実施例3)(52.8mg、0.10mmol)を、密封管中、THF(2.5mL)及び水(0.5mL)の混合物中の、Pd(PPh3)4(8.0mg、0.007mmol)、Cs2CO3(98.0mg、0.30mmol)の存在下、3−シアノフェニルボロン酸(44.1mg、0.30mmol)と反応させ、マイクロ波反応器を用いて120℃で15分加熱し、pTsOHで処理し、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(3−シアノフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン(29.5mg、64.3%)を得た。] [0200] ] [0201] rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−2−(3−プロポキシフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、及びrac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(3−プロポキシフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオンの調製] [0202] ] [0203] 実施例2(方法A)に記載された方法に類似する手法で、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−ヨードスピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'H)−ジオン(48.4mg、0.10mmol)を、密封管中、THF(2.5mL)及び水(0.5mL)の混合物中の、Pd(PPh3)4(8.0mg、0.007mmol)、Cs2CO3(98.0mg、0.30mmol)の存在下、3−プロポキシフェニルボロン酸(36.0mg、0.20mmol)と反応させマイクロ波反応器を用いて120℃で15分加熱し、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−2−(3−プロポキシフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン(11.5mg、23.4%)及びrac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(3−プロポキシフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン(12.8mg、26.0%)を得た。] [0204] ] [0205] rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(3−メチル−5−t−ブチルフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオンの調製] [0206] ] [0207] 実施例2(方法A)に記載された方法に類似する手法で、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−ヨードスピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'H)−ジオン(100.0mg、0.21mmol)を、密封管中、Pd(PPh3)4(19.0mg、0.015mmol)、K2CO3(1.0mL, 2.0mmol、2M)及びTHF(4.0mL)の存在下、3−メチル−5−t−ブチルフェニルボロン酸(79.5mg、0.41mmol)と反応させ、110℃で14時間加熱した。有機層を分離し、そして溶媒を真空下でエバポレートした。フラッシュクロマトグラフィでの精製により、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(3−メチル−5−t−ブチルフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオンを、白色粉末として得た(17.0mg、16.4%)。] [0208] ] [0209] rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1Η)−ジオンの調製] [0210] ] [0211] 実施例2(方法A)に記載された方法に類似する手法で、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−ヨードスピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'H)−ジオン(100.0mg、0.21mmol)を、密封管中、Pd(PPh3)4(19.0mg、0.015mmol)、K2CO3(1.0mL, 2.0mmol、2M)及びTHF(4.0mL)の存在下、2,4,6−トリメチルフェニルボロン酸(67.9mg、0.41mmol)と反応させ、110℃で14時間加熱した。有機層を分離し、そして溶媒を真空下でエバポレートした。フラッシュクロマトグラフィでの精製により、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1Η)−ジオンを、オフホワイト色の粉末として得た(6.0mg、6.1 %)。] [0212] ] [0213] rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(4−t−ブチルフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオンの調製] [0214] ] [0215] 実施例2(方法A)に記載された方法に類似する手法で、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−ヨードスピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'H)−ジオン(100.0mg、0.21mmol)を、密封管中、Pd(PPh3)4(19.0mg、0.015mmol)、K2CO3(1.0mL, 2.0mmol、2M)及びTHF(4.0mL)の存在下、4−t−ブチルフェニルボロン酸(73.7mg、0.41mmol)と反応させ、110℃で14時間加熱した。有機層を分離し、そして溶媒を真空下でエバポレートした。フラッシュクロマトグラフィでの精製により、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(4−t−ブチルフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオンを、オフホワイト色粉末として得た(3.0mg、3.0%)。] [0216] ] [0217] rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−2−(2−メトキシ−3−ピリジル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン及びrac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(2−メトキシ−3−ピリジル)スピロ[2−シクロヘキセン−1Η)−ジオンの調製] [0218] ] [0219] 実施例2(方法A)に記載された方法に類似する手法で、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−ヨードスピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'H)−ジオン(100.0mg、0.21mmol)を、密封管中、Pd(PPh3)4(19.0mg、0.015mmol)、K2CO3(1.0mL, 2.0mmol、2M)及びTHF(4.0mL)の存在下、2−メトキシピリジン−3−ボロン酸(63.3mg、0.41mmol)と反応させ、110℃で14時間加熱した。有機層を分離し、そして溶媒を真空下でエバポレートした。フラッシュクロマトグラフィでの精製により2つの生成物を得た。rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−2−(2−メトキシ−3−ピリジル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオンを、淡黄色粉末として得て(30.0mg、31.3%)、及びrac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(2−メトキシ−3−ピリジル)スピロ[2−シクロヘキセン−1Η)−ジオンを、オフホワイト粉末として得た12.0mg、12.5%)。] [0220] ] [0221] rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(3−BOC−アミノフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオンの調製] [0222] ] [0223] 実施例2(方法A)に記載された方法に類似する手法で、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−ヨードスピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'H)−ジオン(100.0mg、0.21mmol)を、密封管中、Pd(PPh3)4(19.0mg、0.015mmol)、K2CO3(1.0mL, 2.0mmol、2M)及びTHF(4.0mL)の存在下、3−BOCアミノフェニルボロン酸(62.0mg、0.28mmol)と反応させ、110℃で14時間加熱した。有機層を分離し、そして溶媒を真空下でエバポレートし、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(3−BOC−アミノフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオンを、オフホワイト色の粉末として得た(12.0mg、10.6%)。] [0224] ] [0225] rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−2−(2,6−ジヒドロ−2H−BOC−ピリジル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、及びrac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(2,6−ジヒドロ−2H−BOC−ピリジル)スピロ[2− シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオンの調製] [0226] ] [0227] 実施例2(方法A)に記載された方法に類似する手法で、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−ヨードスピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'H)−ジオン(100.0mg、0.21mmol)を、密封管中、Pd(PPh3)4(19.0mg、0.015mmol)、K2CO3(1.0mL, 2.0mmol、2M)及びTHF(4.0mL)の存在下、2,6−ジヒドロ−2H−BOC−ピリジルボロン酸エステル(128.0mg、0.41mmol)と反応させ、110℃で14時間加熱した。有機層を分離し、そして溶媒を真空下でエバポレートした。フラッシュクロマトグラフィでの精製により2つの生成物を得た。rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−2−(2,6−ジヒドロ−2H−BOC−ピリジル)スピロ[2− シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオンを、オフホワイト色粉末として得て(12.0mg、10.8%)、及びrac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(2,6−ジヒドロ−2H−BOC−ピリジル)スピロ[2− シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオンを、オフホワイト色粉末として得た(15.0mg、13.5%)。] [0228] ] [0229] rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(2−ホルミルフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオンの調製] [0230] ] [0231] 実施例2(方法A)に記載された方法に類似する手法で、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−ヨードスピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'H)−ジオン(100.0mg、0.21mmol)を、密封管中、Pd(PPh3)4(19.0mg、0.015mmol)、K2CO3(1.0mL, 2.0mmol、2M)及びTHF(4.0mL)の存在下、2−ホルミルフェニルボロン酸(62.1mg、0.28mmol)と反応させ、110℃で14時間加熱した。有機層を分離し、そして溶媒を真空下でエバポレートし、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(2−ホルミルフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオンを、無色粉末として得た(13.5mg、14.2%)。] [0232] ] [0233] rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(3,5−ビストリフルオロメチルフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオンの調製] [0234] ] [0235] 実施例2(方法A)に記載された方法に類似する手法で、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−ヨードスピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'H)−ジオン(100.0mg、0.21mmol)を、密封管中、Pd(PPh3)4(19.0mg、0.015mmol)、K2CO3(1.0mL, 2.0mmol、2M)及びTHF(4.0mL)の存在下、3,5−ビストリフルオロフェニルボロン酸(106.7mg、0.28mmol)と反応させ、110℃で14時間加熱した。有機層を分離し、そして溶媒を真空下でエバポレートし、 rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(3,5−ビストリフルオロメチルフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオンを、無色粉末として得た(5.0mg、4.3%)。] [0236] ] [0237] rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−2−(2−エチレンフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'− [3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、及びrac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(2−エチレンフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオンの調製] [0238] ] [0239] 実施例2(方法A)に記載された方法に類似する手法で、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−ヨードスピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'H)−ジオン(100.0mg、0.21mmol)を、密封管中、Pd(PPh3)4(19.0mg、0.015mmol)、K2CO3(1.0mL, 2.0mmol、2M)及びTHF(4.0mL)の存在下、2−ビニルベンジルボロン酸(61.3mg、0.41mmol)と反応させ、110℃で14時間加熱した。有機層を分離し、そして溶媒を真空下でエバポレートした。フラッシュクロマトグラフィでの精製により2つの生成物を得た。rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−2−(2−エチレンフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'− [3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオンを、オフホワイト色粉末として得て(16.0mg、16.9%)、及びrac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(2−エチレンフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオンを、無色粉末として得た(13.1mg、13.8%)。] [0240] ] [0241] rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−2−(3−メチルチオフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、及びrac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(3−メチルチオフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオンの調製] [0242] ] [0243] 実施例2(方法A)に記載された方法に類似する手法で、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−ヨードスピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'H)−ジオン(100.0mg、0.21mmol)を、密封管中、Pd(PPh3)4(19.0mg、0.015mmol)、K2CO3(1.0mL, 2.0mmol、2M)及びTHF(4.0mL)の存在下、3−メチルチオフェニルボロン酸(69.6mg、0.41mmol)と反応させ、110℃で14時間加熱した。有機層を分離し、そして溶媒を真空下でエバポレートし、2つの生成物、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−2−(3−メチルチオフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオンを、オフホワイト粉末として得て(24.3mg、24.6%、及びrac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(3−メチルチオフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオンを、無色粉末として得た(22.4mg、22.6%)。] [0244] ] [0245] rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−2−(3−ジメチルアセトアミドフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、及びrac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(3−3−ジメチルアセトアミドフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオンの調製] [0246] ] [0247] 実施例2(方法A)に記載された方法に類似する手法で、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−ヨードスピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'H)−ジオン(100.0mg、0.21mmol)を、密封管中、Pd(PPh3)4(19.0mg、0.015mmol)、K2CO3(1.0mL, 2.0mmol、2M)及びTHF(4.0mL)の存在下、3−ジメチルアセトアミドベンジルフェニルボロン酸(79.9mg、0.28mmol)と反応させ、110℃で14時間加熱した。有機層を分離し、そして溶媒を真空下でエバポレートし、2つの生成物、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−2−(3−ジメチルアセトアミドフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン[RO5289881−000−001]を、オフホワイト色粉末として得て(21.0mg、20.2%)、及びrac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(3−3−ジメチルアセトアミドフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオンを、オフホワイト色粉末として得た(18.0mg、17.3%)。] [0248] ] [0249] rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(3,4−ジメチルフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオンの調製] [0250] ] [0251] 実施例2(方法A)に記載された方法に類似する手法で、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−ヨードスピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'H)−ジオン(100.0mg、0.21mmol)を、密封管中、Pd(PPh3)4(19.0mg、0.015mmol)、K2CO3(1.0mL, 2.0mmol、2M)及びTHF(4.0mL)の存在下、3,4−ジメチルフェニルボロン酸(62.1mg、0.41mmol)と反応させ、110℃で14時間加熱した。有機層を分離し、そして溶媒を真空下でエバポレートし、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(3,4−ジメチルフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオンを、オフホワイト色粉末として得た(15.0mg、15.7%)。] [0252] ] [0253] インビトロ活性アッセイ 化合物がp53とMSM2タンパク質との間の相互作用を阻害する能力を、HTRF(定常時間分解蛍光、homogeneous time−resolved fluorescence)アッセイにより測定し、ここで組換えGSTタグMDM2は、p53のMDM相互作用領域に類似するペプチドに結合する(Lane等)。GST−MDM2タンパク質とp53−ペプチド(そのN末端上でビオチン化される)の結合は、ユーロピウム(Eu)−標識化抗GST抗体とストレプトアビジン−複合化アロフィコシアニン(APC)との間のFRET(蛍光共鳴エネルギー転移)により記録される。] [0254] 黒色平底384ウェルプレート(Costar)中、90nMビオチン化ペプチド、160ng/ml GST−MDM2、20nMストレプトアビジン−APC(PerkinElmerWallac)、2nM Eu−標識化抗GST抗体(PerkinElmerWallac)。0.2%ウシ血清アルブミン(BSA)、1mMジチオスレイトール(STT)及び20mM Tris−ホウ酸食塩水(TBS)バッファを含む総容量40uL中で、以下の通り試験を行った:各ウェルに、反応バッファ中の10uLのGST−MDM2(640ng/mlワーキング溶液)を添加する。各ウェルに10uL希釈化合物(反応バッファ中1:5希釈)を添加し、振とうにより混合する。各ウェルに、反応バッファ中の20uL ビオチン化p53ペプチド(180nMワーキング溶液)を添加し、振とう機で混合する。37℃で1時間インキュベートする。0.2% BSAを添加したTBSバッファ中の20uL ストレプトアビジン−APC及びEu−抗GST抗体混合物(6nM Eu−抗GST及び60nM ストレプトアビジン−APCワーキング溶液)を添加し、室温で30分振とうさせ、そしてTRF可能なプレートリーダーを用いて665nm及び615nmで測定する(Victor5、Perkin ElmerWallac)。特定されない場合は、試薬をSigma Chemical Co.から購入する。] 実施例 [0255] ]
权利要求:
請求項1 式式中、Xは、酸素又は水素/ヒドロキシルであり;Wは、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、エチニル及びシクロプロピルからなる群から選択され;Yは、水素又はフッ素であり;R1、R2、R3及びR4は、水素、低級アルキル、低級アルコキシル、置換低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ヘテロサイクル、置換へテロサイクル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロアルケニル及び置換シクロアルケニルからなる群から選択され、ただしR1/R2又はR3/R4の一方は水素であり、且つ他方は水素でない;の化合物、並びにその医薬として許容される塩及びそのエステル。 請求項2 Wはハロゲンであり;Xは酸素であり;Yは水素であり;R1は水素であり;R4は水素であり;及びR2及びR3は、低級アルキル、低級アルコキシル、置換低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ヘテロサイクル、置換へテロサイクル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロアルケニル、及び置換シクロアルケニルからなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。 請求項3 Wは塩素であり;Xは酸素であり、;Yは水素であり;R1は水素であり;R4は水素であり;及びR3は、さらなる置換が存在するか又は不存在であるメタ−ハロゲン置換フェニルであり、及びR2は、低級アルキル、低級アルケニル、アリール、及び置換アリールからなる群から選択される、請求項2に記載の化合物。 請求項4 Wは塩素であり;Xは酸素であり;Yは水素であり;R1は水素であり;R4は水素であり;R3は3−クロロ−フェニルであり;及びR2は、−ハロゲン;−OH;−(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル又は(C2−C6)アルキニルであり、これらは全て未置換か、又はヒドロキシルで1回置換されるか、のいずれかであり;−フリル、イソキサゾリル、ピリジニル又は1,2,3,6−テトラヒドロ−ピリジニルであり、これらは全て未置換か、又は−(C1−C6)アルキル、−O−(C1−C6)アルキル又は−C(O)−O−(C1−C6)アルキルで1回置換されるか、のいずれかであり;−シクロヘキシル;又は−未置換か、又はハロゲン、(C2−C6)アルケニル、(C1−C6)アルキル、(C1−C6)ヒドロキシアルキル、−CF3、−O−(C1−C6)アルキル、−O−フェニル、−O−CF3、−C(O)−O−メチル、−C(O)−OH、−C(O)、−C(O)−NH−メチル、−C(O)−N(メチル)2、−CN、−NH−C(O)−O−(C1−C4)アルキル及び−S−(C1−C4)アルキルから選択される置換基で、1、2もしくは3回置換されるか、のいずれかである、フェニルである、から選択される、請求項1に記載の化合物。 請求項5 rac−(1R,6S)−3−ブロモ−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'H)−ジオン、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)3−ヨードスピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'H)−ジオン、rac−(1R,4S,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−4−ヒドロキシ−3−ヨードスピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドル]−2'(1'H)−オン、rac−(1R,4S,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(5−フルオロ−2−メチルフェニル)−4−ヒドロキシスピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドル]−2'(1'Η)−オン、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−メチルスピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(E)−(1−プロペニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、rac−(1S,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−2−(E)−(1−プロペニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'− [3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、rac−(1S,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−2−(メチルエテニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(メチルエテニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、rac−(1R,4S,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(1,2−ジメチル−1−プロペニル)−4−ヒドロキシスピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドル]−2'(1'Η)−オン、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(1,2−ジメチル−1−プロペニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、rac−(1S,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−2−(3−メトキシフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(3−メトキシフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、rac−(1S,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−2−(2−エトキシフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(2−エトキシフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'H)−ジオン、rac−(1R,4S,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(2−メトキシフェニル)−4−ヒドロキシスピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドル]−2'(1'Η)−オン、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(2−メトキシフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'− [3H]インドール]−2',4(1'H)−ジオン、rac−(1S,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−2−(2−メトキシフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'H)−ジオン、rac−(1S,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−2−(4−メトキシフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'H)−ジオン、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(4−メトキシフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、rac−(1S,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−2−(2−エトキシフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(5−フルオロ−2−メチルフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(2−メトキシフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、(1S,6R)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(2−メトキシフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(5−フルオロ−2−ヒドロキシフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(4−フルオロ−2−ヒドロキシフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−3−(5−クロロ−2−エトキシフェニル)−6−(3−クロロフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(2−フェノキシフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−3−(4−クロロ−2−エトキシフェニル)−6−(3−クロロフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−3−(4−クロロ−2−メトキシフェニル)−6−(3−クロロフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(2−エトキシ−5−メチルフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−[2−(トリフルオロメトキシ)フェニル)]スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(3−フラニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−[4−(ヒドロキシメチル)フェニル]スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(3,5−ジメチル−4−イソオキサゾリル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(1−シクロヘキセニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−[2−(ヒドロキシメチル)フェニル]スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−[3−(ヒドロキシメチル)フェニル]スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、rac−(1S,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−2−[3−(メトキシカルボニル)フェニル]スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−[3−(メトキシカルボニル)フェニル)]スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−2−[4−(メトキシカルボニル)フェニル]スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−[4−(メトキシカルボニル)フェニル]スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−3−(3−カルボキシフェニル)−6−(3−クロロフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、rac−(1S,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−2−(3−シアノフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(3−シアノフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−2−(3−プロポキシフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(3−プロポキシフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(3−メチル−5−t−ブチルフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(4−t−ブチルフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−2−(2−メトキシ−3−ピリジル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(2−メトキシ−3−ピリジル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(3−BOC−アミノフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−2−(2,6−ジヒドロ−2H−BOC−ピリジル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(2,6−ジヒドロ−2H−BOC−ピリジル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(2−ホルミルフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(3,5−ビストリフルオロメチルフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−2−(2−エチレンフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'− [3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(2−エチレンフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−2−(3−メチルチオフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(3−メチルチオフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−2−(3−ジメチルアセトアミドフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、rac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(3−3−ジメチルアセトアミドフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、及びrac−(1R,6S)−6'−クロロ−6−(3−クロロフェニル)−3−(3,4−ジメチルフェニル)スピロ[2−シクロヘキセン−1,3'−[3H]インドール]−2',4(1'Η)−ジオン、からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。 請求項6 式式中、Xは、酸素又は水素/ヒドロキシルであり;Wは、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、エチニル及びシクロプロピルからなる群から選択され;Yは、水素又はフッ素であり;R1、R2、R3及びR4は、水素、低級アルキル、低級アルコキシル、置換低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ヘテロサイクル、置換へテロサイクル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロアルケニル及び置換シクロアルケニルからなる群から選択され、ただしR1/R2又はR3/R4の一方は水素であり、且つ他方は水素でない;の化合物、並びにその医薬として許容される塩及びそのエステルを、その医薬として許容される塩及びそのエステルと一緒に含んでなる、医薬組成物。 請求項7 医薬としての使用のための、請求項1〜5のいずれか1項に記載の化合物。 請求項8 腫瘍、特に固形腫瘍、具体的に乳房、結腸、肺及び前立腺腫瘍の治療のための、医薬としての使用のための、請求項1〜5のいずれか1項に記載の化合物。 請求項9 腫瘍、特に固形腫瘍、具体的に乳房、結腸、肺及び前立腺腫瘍の治療用の医薬の製造のための、請求項1〜5のいずれか1項に記載の使用。 請求項10 式IVの化合物を、I2又はPhNMe3Br3と反応させ、式Vの中間体を形成させ、その後、パラジウム触媒の存在下、式R1−B(OH)2及び/又はR2−B(OH)2のボロン酸でSuzukiカップリングを行い、請求項1に記載の式Iの化合物を提供する(ここで、全ての置換基は、請求項1で提供した意味を有し、且つXは、ヨード又はブロモである)、請求項1に記載の化合物の製造プロセス。 請求項11 明細書に実質的に記載される新規な化合物、プロセス、方法及び使用。
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2012-10-17| A131| Notification of reasons for refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121016 | 2013-04-03| A02| Decision of refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130402 |
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