专利摘要:
単結晶SiC基板上のSiC層をエピタキシャル成長させるための方法が記載される。この方法は、チャンバ内において単結晶SiC基板を少なくとも1400℃の第1温度まで加熱する工程と、キャリアガス、シリコン含有ガス、及び、炭素含有ガスをチャンバに取り入れる工程と、及び、SiC基板の表面上のSiC層をエピタキシャル成長させる工程とを備える。SiC基板は少なくとも30℃/分の速度で第1温度まで加熱される。SiC基板の表面は、基板材料の底面に対して1°から3°の角度で傾斜している。なし
公开号:JP2011515325A
申请号:JP2011501892
申请日:2009-03-12
公开日:2011-05-19
发明作者:ジー ツァン
申请人:セミサウス ラボラトリーズ, インコーポレーテッド;
IPC主号:C30B29-36
专利说明:

[0001] 本明細書で用いられる分野の表題は、組織的な目的のためにすぎず、いかなる方法でも本明細書に記載の主たる内容を限定するものとしてみなされるべきではない。]
[0002] 本出願は、単結晶炭化ケイ素(SiC)基板上のSiC層をエピタキシャル成長させるための方法、及び、そのような方法を用いて作った半導体素子に一般的に関する。]
背景技術

[0003] 炭化ケイ素は、高温、高出力、高放射線、及び/又は、高周波を含む、応用される優れた半導体材料へとSiCを変える特性を有する。この卓越した性能に貢献する特性は、その大きなバンドギャップ、優れた物理的安定性、高熱伝導性、高絶縁破壊電界(high electric breakdown field)、及び、高飽和電子ドリフト速度である。SiCから製造された半導体素子は、600℃以上の温度で操作可能である。]
[0004] SiCは、ポリタイプと呼ばれる多くの異なる結晶構造体中に生じる。SiCのポリタイプは、SiとCの原子の二重層を積み重ねることによって形成される。各二重層は、A,B、及び、Cと表される、3つの位置の1つに配されることが可能である。積層配列が、特定のポリタイプを決定する。3C又はβ−SiCとして知られる1つの立方晶ポリタイプ(cubic polytype)がある。これは、三層の反復配列ABCを有する。他のポリタイプはすべて、α−SiCとして知られており、六方晶構造又は菱面体構造のいずれかを有する。六方晶4H−SiCのポリタイプは、四層の反復配列ABCBを有する。六方晶6H−SiCのポリタイプは、六層の反復配列ABCACBを有する。α−SiCのポリタイプに関して、(0001)の平面は、底面として知られており、この面は、結晶のC−軸方向に垂直である。]
[0005] SiCのエピタキシャル成長は、以下の文献、特許文献1、及び、非特許文献8及び非特許文献10に開示されている。α−SiCのホモエピタキシャル成長は、軸を離れた基板の表面上(すなわち、その基板の底面に対する角度である表面)で行われた。例えば、特許文献2、特許文献3、及び、特許文献4は、非ゼロの軸外角度を有する6H−SiC基板上のSiC膜のホモエピタキシャル成長について開示している。非ゼロの軸外角度を有する基板の表面上のSiCのエピタキシャル成長を開示している他の文献は、非特許文献1、非特許文献2、非特許文献3、非特許文献4、非特許文献5、非特許文献6、非特許文献7、非特許文献9、及び、非特許文献11を含む。しかしながら、軸を離れた基板を用いることは、結晶成長の方向に対して(すなわち、c方向)軸から外れて単結晶ブールを切断する必要があるため、無駄になってしまう。ウエハー径が大きくなるにつれて、これは、非常に多くの量の高額な単結晶ブールの廃棄物をもたらしかねない。]
[0006] 米国特許第7,247,513号
米国特許第4,912,064号
米国特許第5,011,549号
米国特許第5,248,385号
La Via et al., "Very high growth rate epitaxy processes with chlorine addition", Materials Science Forum VoIs. 556-557 (2007), pp. 157-160.
La Via et al., "Epitaxial layers grown with HCl addition: A comparison with the standard process", Materials Science Forum VoIs. 527-529 (2006), pp. 163-166.
Crippa et al., "New achievements onCVD based methodsfor Sic epitaxial growth", Materials Science Forum VoIs. 483-485 (2005), pp. 67-72.
Wan et al., "Scaling of chlorosilane SiC CVD to multi-wafer epitaxy system", Materials Science Forum VoIs. 556-557 (2007), pp. 145-148.
Myers et al., "Increased rate in a SiC CVD reactor using HCl as a growth additive", Materials Science Forum VoIs. 483-485 (2005), pp. 73-76.
Nakamura et al., "Surface mechanisms in homoepitaxial growth on α−SiC {0001} -vicinal faces", Materials Science Forum VoIs. 457-460 (2004), pp. 163-168.
Saitoh et al., "4H-SiC epitaxial growth on SiC substrates with various off- angles", Materials Science Forum VoIs. 483-485 (2005), pp. 89-92.
Hassan et al., "4H-SiC epitaxial layers grown on on-axis Si-face substrates", Materials Science Forum VoIs. 556-557 (2007), pp. 53-56.
Hallin et al., "Homoepitaxial growth on 4H-SiC substrates by chemical vapor deposition", Materials Research Symposium Proceedings, vol. 911 (2006), 0911-B09- 05.
Hallin et al.. "Homoepitaxial on-axis growth of 4H- and 6H-SiC by CVD", Materials Science Forum VoIs. 457-460 (2004), pp. 193-196.
Koshka et al., "Epitaxial growth of 4H-SiC at low temperatures using CH3CIcarbon gas precursor: Growth rate, surface morphology, and influence of gas phase nucleation", Journal of Crystal Growth Vol. 294 (2) (2006), pp. 260-267.]
発明が解決しようとする課題

[0007] したがって、費用効率が良く、低欠陥密度を有するSiC層を生成する基板上のSiC層をエピタキシャル成長させる改善方法が依然として必要とされている。]
課題を解決するための手段

[0008] チャンバ内において単結晶SiC基板を第1温度まで加熱する工程と、キャリアガス、シリコン含有ガス、及び、炭素含有ガスをチャンバに取り入れる工程と、及び、第1温度でSiC基板の表面上のSiC層をエピタキシャル成長させる工程とを備える方法が提供され、第1温度は少なくとも1400℃であり、SiC基板は少なくとも30℃/分の速度で第1温度まで加熱され、及び、SiC基板の表面は、基板材料の底面に対して1°から3°の角度で傾斜している。]
[0009] チャンバ内において少なくとも1400℃の第1温度まで単結晶SiC基板を加熱する工程と、キャリアガス、シリコン含有ガス、及び、炭素含有ガスをチャンバに取り入れる工程と、及び、SiC基板の表面上のSiC層をエピタキシャル成長させる工程とを備える方法がさらに提供され、SiC基板の表面は、基板材料の底面に対して1°から3°の角度で傾斜しており、キャリアガス、シリコン含有ガス、及び、炭素含有ガスは、それぞれ、エピタキシャル成長の間、一定の流速でチャンバに取り入れられ、及び、ガスの各々の一定の流速は、任意のガスをチャンバに取り入れる10分以内に確立される。]
[0010] この方法は、SiC基板上で成長したSiC層上で1以上の追加的なSiC層をエピタキシャル成長させる工程をさらに備える。]
[0011] 上記で説明された方法で作られた半導体素子が同様に提供される。]
[0012] 本発明の教示のこのような特徴及び他の特徴は、本明細書で説明される。]
図面の簡単な説明

[0013] 当業者は、以下に記載された図が単なる例示目的であることを理解されたい。図はいかなる形でも、本発明の範囲を限定するように意図されたものではない。]
[0014] 底面から2°軸を離れて切断されたSiC基板の交差偏光画像である。
底面から2°軸を離れて切断されたSiC基板の交差偏光画像である。
底面から2°軸を離れて切断されたSiC基板の交差偏光画像である。
底面から2°軸を離れて切断されたSiC基板の交差偏光画像である。
底面から2°軸を離れて切断されたSiC基板の交差偏光画像である。
底面から2°軸を離れて切断されたSiC基板の交差偏光画像である。
底面から2°軸を離れて切断されたSiC基板上において、様々な工程条件下でエピタキシャル成長したSiC層の光学顕微鏡画像である。
底面から2°軸を離れて切断されたSiC基板上において、様々な工程条件下でエピタキシャル成長したSiC層の光学顕微鏡画像である。
底面から2°軸を離れて切断されたSiC基板上において、様々な工程条件下でエピタキシャル成長したSiC層の光学顕微鏡画像である。
底面から2°軸を離れて切断されたSiC基板上において、様々な工程条件下でエピタキシャル成長したSiC層の光学顕微鏡画像である。]
実施例

[0015] この明細書を解明するために、本明細書での「又は(or)」の使用は、他に記載されていない限り、又は、「及び/又は(and/or)」の使用が明らかに不適切でない限り、「及び/又は(and/or)」を意味する。本明細書での「1つの(a)」との使用は、他に記載されていない限り、又は、「1以上(one or more)」の使用が明らかに不適切でない限り、「1以上(one or more)」を意味する。「備える(comprise)、(comprises)、(comprising)」、「含む(include)、(includes)、及び、(including)」は、どちらを使っても変わりはなく、なんら限定するものではない。さらに、1以上の実施形態の記載が「備える(comprising)」という用語を用いる場合、幾つかの特定の例において、実施形態又は複数の実施形態が「本質的には〜からなる(consisting essentially of)」、及び/又は、「〜からなる(consisting of)」との言葉を用いることによって代替的に記載可能であることを当業者は理解するであろう。幾つかの実施形態においては、本教示内容が使用可能である限り、工程の順序、又は、特定の行為を行う順序は重要ではないことを理解されたい。さらに、幾つかの実施形態において、2以上の工程又は行為は同時に実行可能である。]
[0016] チャンバ内において少なくとも1400℃の温度まで(例えば、1570℃乃至1575℃)単結晶SiC基板を加熱する工程と、キャリアガス、シリコン含有ガス、及び、炭素含有ガスをチャンバに取り入れる工程と、及び、SiC基板の表面上のSiC層をエピタキシャル成長させる工程とを備える方法が提供される。SiC基板は、少なくとも30℃/分の速度で少なくとも1400℃の温度まで加熱される。SiC基板の表面は、基板材料の底面に対して1°から3°の角度で傾斜している。]
[0017] 幾つかの実施形態によって、キャリアガス、シリコン含有ガス、及び、炭素含有ガスは、それぞれ、エピタキシャル成長の間、ほぼ一定の流速で(例えば、わずか+/−5%しか変わらない流速で)チャンバに取り入れられ、これらのガスの各々のほぼ一定の流速は、キャリアガス、シリコン含有ガス、又は、炭素含有ガスのいずれかをチャンバに取り入れる10分以内(例えば、6分)に確立される。]
[0018] 幾つかの実施形態によって、キャリアガスはH2、シリコン含有ガスはSiH4、及び、炭素含有ガスは、C3H8であってもよい。]
[0019] エピタキシャル成長の間のガスのチャンバへの流速は、所望の特徴をもたらすように選択可能である。幾つかの実施形態によって、H2ガスは、流速50−75slmでチャンバに取り入れられることが可能であり、SiH4ガスは、流速30−40sccmでチャンバに取り入れられることが可能であり、及び、C3H8は、流速15−20sccmでチャンバに取り入れられることが可能である。幾つかの実施形態によって、シリコン含有ガス、及び、炭素含有ガスは、エピタキシャル成長の間、チャンバ内における炭素のシリコンに対する原子比率が、1.4対1.6となるように、チャンバに取り入れられることが可能である。]
[0020] 幾つかの実施形態によって、HClガスは、エピタキシャル成長の間、チャンバ内に取り入れられることが可能である。]
[0021] 幾つかの実施形態によって、エピタキシャル成長の間のチャンバ内の圧力は、90乃至110mbarであってもよい。]
[0022] 幾つかの実施形態によって、SiC基板の表面は、基板材料の(0001)面(すなわち、底面)に対して1°から3°の角度で傾斜可能である。例えば、SiC基板の表面は、基板材料の(0001)面に対して[1120]の方向の1つに対して1°から3°の角度で傾斜可能である。]
[0023] 幾つかの実施形態によって、基板は、4HSiC基板であってもよい。]
[0024] 幾つかの実施形態によって、基板及びエピタキシャル成長層の総欠陥数は、40cm−2未満(<40cm−2)とすることは可能である。幾つかの実施形態によって、光学プロフィロメータ(an optical profilometer)で測定されるエピタキシャル成長層の平均的な表面粗度は、15オングストローム以下であり得る。]
[0025] 幾つかの実施形態によって、この方法は、基板上でエピタキシャル成長したSiC層上において1以上のさらなるSiC層をエピタキシャル成長させる工程を備える。]
[0026] 上記で説明した方法によって作られる半導体素子が同様に提供される。]
[0027] (実験)
エピ研磨(epi ready)して用意されたSi−面を有する、底面からほぼ2°軸を離れて切断された3インチ、350μmの10の4HSiC基板が用いられた。エピタキシャル成長は、このような基板上で行われた。]
[0028] これらの実験で用いられた基板は、以下の特性を有していた。]
[0029] ]
[0030] 基板は、ノマルスキーのコントラストを用いる光学顕微鏡下で検査され、その結果の要旨が以下の表に示されている。]
[0031] ]
[0032] 交差偏光画像が撮影された。基板ウエハー1乃至6の交差偏光画像は、図1A乃至1Fのそれぞれで示される。]
[0033] 6ラン(Run)が、ほぼ2°軸を離れて切断された3インチの基板上においてリアクターによって行われた。初回のランは、4°軸から離れた基板上でSiCをエピタキシャル成長させるために用いらるとともにHclガスを含む、標準的な条件を使用した。第2ランから第4ランは、エピ層の表面モルホロジーへの工程パラメータの作用を調べるために、わずかに修正された工程条件を用いた。第5−第6ランは、第1乃至第4ランから最も優れた工程条件の一つ(すなわち、第2ラン)を選択し、加熱手順と初回の成長手順を修正した。]
[0034] 各々のランについて工程の詳細は、以下の表に示される。]
[0035] ]
[0036] 上記表において、「sccm」は、「標準的な分毎の立方センチメートル」を意味し、「slm」は、「標準的な分毎の立方リットル」を意味する。第5ランに関して、低前駆体流(低成長速度)の初回成長は、長時間に拡大された(すなわち、10分間と比較して27分間)。第6ランに関して、加熱時間は、60分から42分に減少され、低前駆体流の初回成長(すなわち、安定した工程の流れが確立される前)は、5分間だった。]
[0037] 表面粗度及び欠陥数情報が、以下の表に示される。]
[0038] ]
[0039] 典型的な顕微鏡画像が、図2A乃至Dで提供される。図2Aは、第2ランのエピウエハーの画像である。図2Bは、第4ランからのエピウエハーの画像である。図2Cは、第6ランからのエピウエハーの画像である。図2Dは、第5ランからのエピウエハーの画像である。] 図2A 図2B 図2C 図2D
[0040] 同じ加熱手順及び初回成長手順を用いるラン(第1乃至第4ラン)に関して、最も優れた表面が、わずかに低い温度で獲得された。しかしながら、温度が過剰に下げられると、下方に軸から離れた基板であるために、大部分の三角欠陥が現れる可能性が高い。]
[0041] 第5及び第6ランは、迅速な加熱と、初回成長から安定した成長条件への高速変化が、欠陥数だけでなく、表面粗度を改善するということを示している。第5ランは、長時間の工程の始まりに超低成長を示した。第6ランは、さらに高速な加熱を示すとともに、初回成長が短時間であったことを示した。第5ランは、第6ランよりもさらに多くの欠陥数と表面粗度値を示した。]
[0042] 理論によって制約を受けることは好ましくないが、安定した成長の前の望ましくないエッチングを抑制することが好ましいと思われる。]
[0043] 上記実験結果は、以下のように要約可能である。]
[0044] 軸から2°離れた基板上で成長したエピタキシャル層は、より高く(すなわち、4°)軸から離れた基板上で成長したエピタキシャル層よりも、粗く、多くの三角欠陥を示す。研究用リアクターにおける標準的な工程条件を用いて、光学計測機器(Zygo)は、11.7オングストロームから23.4オングストロームへと増加した表面粗度Raを測定するとともに、軸から2°離れた基板に対してウエハー毎に5以下から40以上に増加した三角数を測定した。]
[0045] わずかに低い温度が表面粗度を18オングストロームに改善するように思われるが、三角欠陥数は顕著なほどには変化しなかった。しかしながら、さらに温度を下げると、三角数が増加する結果となることが予測可能である。]
[0046] 加熱及び初回成長手順は、同様に、表面粗度と欠陥数にも影響を与える。高速な加熱と、初回成長から安定した成長への迅速な変化を伴う手順を用いることで、表面粗度は13オングストロームにまで改善し、欠陥数も同様に減少した。]
[0047] 低下した表面粗度及び高三角欠陥数は、低角度基板上のエピタキシャル成長から予測される。2°のエピタキシャル材料上の総欠陥数(すなわち、エピタキシャル及び基板双方の欠陥)は、15から35cm−2の幅で変動した。]
[0048] 前述の明細書が、例示目的で提供された例を用いて、本発明の原則を教示する一方で、当業者は本開示内容を読むことで、形状及び詳細の様々な変更が本発明の正確な範囲から逸脱することなく行われることが可能であるということを理解するであろう。]
权利要求:

請求項1
チャンバ内において少なくとも1400℃の第1温度まで単結晶SiC基板を加熱する工程と、キャリアガス、シリコン含有ガス、及び、炭素含有ガスを前記チャンバに取り入れる工程と、及び、前記SiC基板の表面上のSiC層をエピタキシャル成長させる工程とを備え、前記SiC基板が少なくとも30℃/分の速度で前記第1温度まで加熱され、前記SiC基板の前記表面が、基板材料の底面に対して1°から3°の角度で傾斜していることを特徴とする方法。
請求項2
前記第1温度が1570℃から1575℃までであることを特徴とする請求項1記載の方法。
請求項3
前記キャリアガスがH2であり、前記シリコン含有ガスがSiH4であり、及び、前記炭素含有ガスがC3H8であることを特徴とする請求項1記載の方法。
請求項4
前記H2ガスが流速50−75slmで前記チャンバに取り入れられ、前記SiH4ガスが流速30−40sccmで前記チャンバに取り入れられ、及び、前記C3H8が、流速15−20sccmで前記チャンバに取り入れられることを特徴とする請求項1記載の方法。
請求項5
HClガスが、エピタキシャル成長の間、前記チャンバ内に取り入れられることを特徴とする請求項1記載の方法。
請求項6
エピタキシャル成長の間の前記チャンバ内の圧力が、90乃至110mbarであることを特徴とする請求項1記載の方法。
請求項7
前記SiC基板の前記表面が、前記基板材料の(0001)面に対して、1°から3°の角度で傾斜することを特徴とする請求項1記載の方法。
請求項8
前記基板が4HSiC基板であることを特徴とする請求項1記載の方法。
請求項9
前記SiC基板の前記表面が、前記基板材料の前記(0001)面に対して、[1120]の方向の1つに対して1°から3°の角度で傾斜することを特徴とする請求項7記載の方法。
請求項10
前記シリコン含有ガス、及び、前記炭素含有ガスは、エピタキシャル成長の間、前記チャンバ内における炭素のシリコンに対する原子比率が、1.4対1.6となるように、前記チャンバに取り入れられることを特徴とする請求項1記載の方法。
請求項11
前記基板及びエピタキシャル成長層の総欠陥数が、40cm−2未満(<40cm−2)であることを特徴とする請求項1記載の方法。
請求項12
光学プロフィロメータで測定される前記エピタキシャル成長層の平均的な表面粗度が、15オングストローム以下であることを特徴とする請求項1記載の方法。
請求項13
前記SiC基板上でエピタキシャル成長した前記SiC層上において、1以上のさらなるSiC層をエピタキシャル成長させる工程をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の方法。
請求項14
前記キャリアガス、前記シリコン含有ガス、及び、前記炭素含有ガスは、それぞれ、エピタキシャル成長の間、一定の流速で前記チャンバに取り入れられ、及び、前記ガスの各々の前記一定の流速は、任意のガスを前記チャンバに取り入れる10分以内に確立されることを特徴とする請求項1記載の方法。
請求項15
前記一定の流速は、エピタキシャル成長の間、わずか5%しか変わらないことを特徴とする請求項14記載の方法。
請求項16
前記ガスの各々の前記一定の流速は、前記ガスのいずれかを前記チャンバに取り入れる6分以内に確立されることを特徴とする請求項14記載の方法。
請求項17
請求項1記載の方法によって作られることを特徴とする半導体素子。
請求項18
請求項13記載の方法によって作られることを特徴とする半導体素子。
請求項19
チャンバ内において少なくとも1400℃の第1温度まで単結晶SiC基板を加熱する工程と、キャリアガス、シリコン含有ガス、及び、炭素含有ガスを前記チャンバに取り入れる工程と、及び、前記SiC基板の表面上のSiC層をエピタキシャル成長させる工程とを備え、前記SiC基板の前記表面が、基板材料の底面に対して1°から3°の角度で傾斜しており、前記キャリアガス、前記シリコン含有ガス、及び、前記炭素含有ガスは、それぞれ、エピタキシャル成長の間、一定の流速で前記チャンバに取り入れられ、及び、前記ガスの各々の前記一定の流速は、前記ガスのいずれかを前記チャンバに取り入れる10分以内に確立されることを特徴とする方法。
請求項20
前記一定の流速は、エピタキシャル成長の間、わずか5%しか変わらないことを特徴とする請求項18記載の方法。
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