![]() 前面光ガイドおよび結合素子を有する表示部の光照明
专利摘要:
本明細書で説明される様々な実施形態において、表示デバイス(90)は、表示素子(96)のアレイの全体に光を分配するために干渉変調器のアレイなどの表示素子(96)のアレイの前方に配置された第1の光ガイド(97)を含む前面照明装置を含む。光ガイドパネルは、表示素子(96)のアレイの後ろに位置する光源(92)によって縁部照明される。そのような光源(92)からの光は、表示素子(96)のアレイの後ろに配置され、光源(92)に対して横方向に位置する第2の光ガイド(98)に結合される。第2の光ガイド(98)中の光は、方向転換ミラーなどの小さな光学結合素子(91)を使用して第1の光ガイド(97)に結合される。実施形態によっては、第2の光ガイドは表示デバイス(90)の後板を含むことができる。 公开号:JP2011514619A 申请号:JP2010536999 申请日:2008-11-26 公开日:2011-05-06 发明作者:イオン・ビタ;エメリコ・アルベルト・ブリューワー;ガン・スー;マレク・ミエンコ;ラッセル・ウェイン・グルーケ 申请人:クォルコム・メムズ・テクノロジーズ・インコーポレーテッド; IPC主号:F21S2-00
专利说明:
[0001] 本発明は微小電子機械システム(MEMS)に関し、より詳細には、MEMSを含む表示部に関する。] 背景技術 [0002] 本出願は、参照により全体が本明細書に明確に組み込まれる2007年12月7日に出願された「LIGHTILLUMINATION OF DISPLAYS WITH FRONTLIGHTGUIDE AND COUPLING ELEMENTS」という名称の米国特許出願第11/952,872号(代理人整理番号QCO.174A)の優先権を主張するものである。] [0003] 微小電子機械システム(MEMS)は微小機械要素、アクチュエータ、および電子機器を含む。微小機械要素は、堆積、エッチング、および/または基板および/または堆積された材料層の一部をエッチング除去するかまたは電気デバイスおよび電気機械デバイスを形成するための層を付加する他の微細加工プロセスを使用して生成することができる。1つのタイプのMEMSデバイスは干渉変調器と呼ばれる。本明細書で使用される干渉変調器または干渉光変調器という用語は、光干渉の原理を使用して光を選択的に吸収/または反射するデバイスを指す。いくつかの実施形態では、干渉変調器は1対の導電性プレートを含むことができ、それらの一方または両方は、適切な電気信号を印加した際、全体的にまたは部分的に透明性および/または反射性となり、かつ相対運動を可能とすることができる。特定の実施形態では、一方のプレートは基板に堆積された固定層を含むことができ、他方のプレートは空隙によって固定層から分離された金属隔膜を含むことができる。本明細書でより詳細に説明されるように、一方のプレートの別のプレートに対する位置により、干渉変調器に入射する光の光干渉を変化させることができる。そのようなデバイスは広範囲の用途を有しており、これらのタイプのデバイスの特性を利用および/または変更し、その結果、既存製品を改善し、未だ開発されていない新製品を創出する際にそれらの特徴を利用できることは当技術分野において有益であろう。] 先行技術 [0004] 米国特許出願第11/952,872号明細書] 課題を解決するための手段 [0005] 本明細書で説明される様々な実施形態は、表示素子のアレイの全体に光を分配するための光ガイドを含む。光ガイドは、光ガイド内を伝搬する光を表示素子のアレイ上に方向転換させるための表面レリーフフィーチャを含むことができる。表面レリーフフィーチャは、光を反射するファセットを含むことができる。光ガイドは、表示素子のアレイの後方に配置された光源によって照明することができる。] [0006] 本発明の一実施形態では、表示デバイスは、反射空間光変調器と、反射空間光変調器の後方にある光源と、反射空間光変調器の前方にある第1の光ガイドと、光源からの光を受け取り、その光を前記第1の光ガイドに誘導するように配置された方向転換ミラーとを含む。第1の光ガイドは、その中に結合された光を反射空間光変調器に誘導するように構成される。] [0007] 本発明の別の実施形態では、表示デバイスは、反射空間光変調器と、光源と、光源からの光を受け取るように配置された光バーと、前記反射空間光変調器の前方にある光ガイドと、光バーからの光を受け取り、前記光を前記光ガイドに誘導するように配置された光カプラとを含む。光ガイドは、その中に結合された光を反射空間光変調器に誘導するように構成される。] [0008] 一実施形態では、表示デバイスは、光を反射的に変調する手段を含む。表示デバイスは、照明する手段と、照明する手段からの光を受け取る手段と、光を反射的に変調する手段の前方に配置された光を案内する手段と、光を受け取る手段からの光を受け取り、この光を、光を案内する手段に誘導するように配置された光を結合する手段とをさらに含む。光を案内する手段は、その中に結合された光を、光を反射的に変調する手段に誘導するように構成される。] [0009] 別の実施形態では、表示デバイスは、光を反射的に変調する手段と、光を反射的に変調する手段の後方に配置された照明する手段と、光を反射的に変調する手段の前方にある第1の光を案内する手段と、照明する手段からの光を受け取り、その光を第1の光を案内する手段に誘導するように配置された光を反射する手段とを含む。第1の光を案内する手段は、その中に結合された光を、光を反射的に変調する手段に誘導するように構成される。] [0010] いくつかの実施形態では、表示デバイスを製造する方法は、反射空間光変調器を設ける段階を含む。この方法は、反射空間光変調器の後方に光源を配置する段階と、反射空間光変調器の前方に第1の光ガイドを配置する段階と、光源からの光を受け取り、その光を第1の光ガイドに誘導するように方向転換ミラーを配置する段階とをさらに含む。] [0011] 別の実施形態では、表示デバイスを製造する方法は、反射空間光変調器を設ける段階を含む。この方法は、光源を設ける段階と、光源からの光を受け取るように光バーを配置する段階と、反射空間光変調器の前方に光ガイドを配置する段階とをさらに含む。この方法は、光バーからの光を受け取り、この光を光ガイドに誘導するように光カプラを配置する段階をさらに含む。] [0012] 別の実施形態では、表示デバイスは、光を反射的に変調する手段と、光を反射的に変調する手段の前方に配置された照明する手段と、光を反射的に変調する手段の前方にある第1の光を案内する手段と、照明する手段からの光を受け取り、その光を第1の光を案内する手段に誘導するように配置された光を反射する手段とを含む。第1の光を案内する手段は、その中に結合された光を、光を反射的に変調する手段に誘導するように構成される。] [0013] 一実施形態では、表示デバイスは、反射空間光変調器と、反射空間光変調器の前方にある光源と、反射空間光変調器の前方にある第1の光ガイドと、光源からの光を受け取り、その光を第1の光ガイドに誘導するように配置された方向転換ミラーとを含む。第1の光ガイドは、その中に結合された前記光を反射空間光変調器に誘導するように構成される。] [0014] いくつかの実施形態では、表示デバイスを製造する方法は、反射空間光変調器を設ける段階を含む。この方法は、反射空間光変調器の前方に光源を配置する段階と、反射空間光変調器の前方に第1の光ガイドを配置する段階と、光源からの光を受け取り、その光を第1の光ガイドに誘導するように方向転換ミラーを配置する段階とをさらに含む。] [0015] 本明細書で開示される例示の実施形態は、例示の目的のみのものである添付の概略図に示される。] 図面の簡単な説明 [0016] 干渉変調器表示部の一実施形態の一部を示す等角図であり、第1の干渉変調器の可動反射層は弛緩位置にあり、第2の干渉変調器の可動反射層は作動位置にある。 3×3干渉変調器表示部を組み込む電子デバイスの一実施形態を示すシステムブロック図である。 図1の干渉変調器の一例示的実施形態の可動ミラー位置対印加電圧の図である。 干渉変調器表示部の駆動に使用することができる1組の行電圧および列電圧の図である。 図2の3×3干渉変調器表示部の表示データの一例示的フレームを示す図である。 図5Aのフレームを書き込むために使用することができる行信号および列信号の一例示的タイミング図である。 複数の干渉変調器を含む視覚表示デバイスの一実施形態を示すシステムブロック図である。 複数の干渉変調器を含む視覚表示デバイスの一実施形態を示すシステムブロック図である。 図1のデバイスの断面を示す図である。 干渉変調器の代替実施形態の断面を示す図である。 干渉変調器の別の代替実施形態の断面を示す図である。 干渉変調器のさらなる別の代替実施形態の断面を示す図である。 干渉変調器のさらなる代替実施形態の断面を示す図である。 干渉変調器のアレイを照明することができる光源、光バー反射器、および光ガイドパネルを含む表示デバイスの平面図である。 光源からの光を光ガイドパネルに結合する楕円方向転換ミラーを備える表示デバイスの一実施形態の一部の断面を示す図である。 湾曲方向転換ミラーの斜視図である。 互いに対して角度を成す2つの平坦な反射表面を有する方向転換ミラーを備える表示デバイスの一実施形態の一部の断面を示す図である。 互いに対して角度を成す3つの平坦な反射表面を有する方向転換ミラーを備える表示デバイスの別の実施形態の一部の断面を示す図である。 分離層が前面光ガイドと干渉変調器のアレイとの間に配置される、表示デバイスの別の代替実施形態の一部の断面を示す図である。 干渉変調器のアレイが形成される基板が光ガイドとして使用される表示デバイスの一実施形態の一部の断面を示す図である。 光ガイドパネル上に配置された光バーと、光バーからの光を光ガイドパネルに結合するように構成された方向転換ミラーとを含む表示デバイスの一実施形態の斜視図である。] 図1 図2 図5A 実施例 [0017] 以下の詳細な説明は本発明のいくつかの特別な実施形態を対象とする。しかし、本発明は多くの異なる方法で具現することができる。この説明では、全体を通して同様の部分は同様の参照番号で示される図面が参照される。以下の説明から明らかであるように、実施形態は、動きのあるもの(例えば映像)または静止しているもの(例えば静止画像)で、およびテキストまたは図形で画像を表示するように構成される任意のデバイスで実施することができる。より詳細には、実施形態は、限定はしないが、携帯電話、無線デバイス、携帯情報端末(PDA)、携帯型コンピュータまたはポータブルコンピュータ、GPS受信機/ナビゲータ、カメラ、MP3プレーヤ、カムコーダ、ゲーム機、腕時計、時計、計算器、テレビジョンモニタ、平面型ディスプレイ、コンピュータモニタ、自動ディスプレイ(例えば走行記録計ディスプレイなど)、コックピット制御装置および/またはディスプレイ、カメラビューのディスプレイ(例えば車両のリアビューカメラのディスプレイ)、電子写真、電子広告板または標識、プロジェクタ、建築物、包装、および美的構造体(例えば1個の宝石の画像のディスプレイ)などの様々な電子デバイスで実施するまたはそれらに関連することができることが意図される。本明細書で説明されるものと同様の構造のMEMSデバイスは、電子スイッチングデバイスなどの表示以外の用途で使用することもできる。] [0018] 本明細書で説明される様々な実施形態では、表示デバイスは、表示素子のアレイの全体に光を分配するために、干渉変調器のアレイなどの表示素子のアレイの前方に配置された光ガイドを含む前面照明装置を含む。例えば、光ガイドパネルは、透明なシートまたはプレートと、その上の方向転換フィルムとを含むことができる。光ガイドパネルは光源によって縁部照明され、この光の少なくとも一部が表示素子のアレイの全体に一様に伝達される。しかし、多くのポータブル表示用途では、表示部がコンパクトであることは有用である。したがって、本明細書で説明される様々な実施形態では、表示デバイスの占有面積を低減するために、光源は表示素子のアレイのすぐ後ろに位置する。いくつかの実施形態では、例えば、2つの光ガイドパネルを使用することができる。第1の光ガイドは表示素子の前方に配置され、第2の光ガイドは表示素子の後方に配置される。第2の光ガイドは光源によって縁部照明される。第1のガイドは、表示素子のアレイを支持する基板と、その上に形成された方向転換フィルムとを含む。例えば方向転換ミラーなどの小さい光結合素子を使用して、第2の光ガイドからの光が第1の光ガイドに結合される。第2の光ガイドは、いくつかの実施形態では表示素子を支持する基板または表示デバイスの後板を含むことができる。実施形態によっては、第1の光ガイドは基板を含み、第2の光ガイドは後板を含む。このような設計は、サイズ制限または形状因子制限に対処するのに有用となる。第2の光ガイドは、基板および表示素子のアレイと比較して薄い。結果として、表示部全体の全厚さは、基板上に形成される表示素子自体の厚さを超えてわずかに増加するだけである。しかし、占有面積は、それの側面ではなく表示素子の後方に光源を配置することによって減少する。] [0019] 干渉MEMS表示素子を含む干渉変調器表示部の実施形態を図1に示す。これらのデバイスでは、画素は明るい状態または暗い状態のいずれかである。明るい(「オン」または、「開」)状態では、表示素子は入射可視光の大部分をユーザの方に反射する。暗い(「オフ」または、「閉」)状態の場合、表示素子は入射可視光をユーザの方にほとんど反射しない。実施形態に応じて、「オン」状態および「オフ」状態の光反射特性を逆にすることができる。MEMS画素は選択された色で顕著に反射するように構成することができ、それにより白黒に加えてカラー表示が可能になる。] 図1 [0020] 図1は視覚表示部の一連の画素中の2つの隣接する画素を示す等角図であり、各画素はMEMS干渉変調器を含む。実施形態によっては、干渉変調器表示部は、これらの干渉変調器の行/列アレイを含む。各干渉変調器は、少なくとも1つの可変な寸法をもつ共振光学間隙を形成するように互いに可変で制御可能な距離に位置する1対の反射層を含む。一実施形態では、反射層の一方は2つの位置の間を移動することができる。本明細書で弛緩位置と呼ばれる第1の位置において、可動反射層は、固定された部分反射層から比較的大きい距離に位置する。本明細書で作動位置と呼ばれる第2の位置では、可動反射層は部分反射層に極めて近接して位置する。2つの層から反射する入射光は、可動反射層の位置に応じて強め合うようにまたは弱め合うように干渉し、画素ごとに全体的な反射状態または非反射状態を生成する。] 図1 [0021] 図1の画素アレイの図示された部分は、2つの隣接する干渉変調器12aおよび12bを含む。左側の干渉変調器12aでは、可動反射層14aは、部分反射層を含む光学スタック16aから所定の距離の弛緩位置で示されている。右側の干渉変調器12bでは、可動反射層14bは、光学スタック16bに隣接する作動位置で示されている。] 図1 [0022] 光学スタック16aおよび16b(まとめて光学スタック16と呼ばれる)は、本明細書で参照されるように、インジウムスズ酸化物(ITO)などの電極層、クロムなどの部分反射層、および透明誘電体を含むことができるいくつかの融合層を一般に含む。したがって、光学スタック16は導電性、部分的に透明性、および部分的に反射性であり、例えば、透明基板20上に上述の1つまたは複数の層を堆積させることによって製作することができる。部分反射層は、様々な金属、半導体、および誘電体などの部分的に反射性である様々な材料から形成することができる。部分反射層は1つまたは複数の材料の層から形成することができ、層の各々は単一の材料または材料の組合せから形成することができる。] [0023] 実施形態によっては、光学スタック16の層は平行な細片にパターン化され、以下でさらに説明されるような表示デバイスの行電極を形成することができる。可動反射層14a、14bは、支柱18と、支柱18間に堆積された介在犠牲材料との上に堆積された堆積金属の1つまたは複数の層の一連の平行な細片(行電極16a、16bに垂直な)として形成することができる。犠牲材料がエッチング除去されると、可動反射層14a、14bは、画定された間隙19だけ光学スタック16a、16bから分離される。アルミニウムなどの高度に導電性且つ反射性の材料を反射層14に使用することができ、これらの細片は表示デバイスの列電極を形成することができる。] [0024] 電圧が印加されない場合、間隙19は可動反射層14aと光学スタック16aとの間にとどまり、図1の画素12aによって示されるように、可動反射層14aは機械的に弛緩した状態にある。しかし、電位差が選択された行および列に印加されると、対応する画素の行電極および列電極の交差点に形成されるキャパシタは帯電するようになり、静電力が電極を互いに引き寄せる。電圧が十分に高い場合、可動反射層14は変形され、光学スタック16に押し付けられる。光学スタック16内の誘電体層(この図では図示せず)は、短絡を防止し、図1の右側の画素12bによって示されるように層14と16との間の分離距離を制御することができる。この挙動は印加電位差の極性にかかわらず同じである。このように、反射画素状態対非反射画素状態を制御することができる行/列作動は、従来のLCDおよび他の表示技術で使用されるものと多くの点で類似している。] 図1 [0025] 図2から5Bは、干渉変調器のアレイを表示用途で使用するための1つの例示的なプロセスおよびシステムを示す。] 図2 [0026] 図2は、本発明の態様を組み込むことができる電子デバイスの一実施形態を示すシステムブロック図である。この例示的実施形態では、電子デバイスは、ARM、Pentium(登録商標)、Pentium II(登録商標)、Pentium III(登録商標)、Pentium IV(登録商標)、Pentium(登録商標) Pro、8051、MIPS(登録商標)、Power PC(登録商標)、ALPHA(登録商標)などの任意の汎用シングルもしくはマルチチップマイクロプロセッサ、またはデジタル信号プロセッサ、マイクロコントローラ、もしくはプログラマブルゲートアレイなどの任意の専用マイクロプロセッサとすることができるプロセッサ21を含む。当技術分野では常套的であるように、プロセッサ21は1つまたは複数のソフトウェアモジュールを実行するように構成することができる。オペレーティングシステムの実行に加えて、プロセッサは、ウェブブラウザ、電話アプリケーション、電子メールプログラム、または任意の他のソフトウェアアプリケーションを含む1つまたは複数のソフトウェアアプリケーションを実行するように構成することができる。] 図2 [0027] 一実施形態では、プロセッサ21は、さらに、アレイ駆動部22と通信するように構成される。一実施形態では、アレイ駆動部22は、表示アレイまたはパネル30に信号を供給する行駆動回路24および列駆動回路26を含む。図1に示されたアレイの断面は図2のライン1−1によって示される。MEMS干渉変調器では、行/列作動プロトコルは、図3に示されたこれらのデバイスのヒステリシス特性を利用することができる。可動層を弛緩状態から作動状態に変形させるには、例えば、10ボルトの電位差を必要とすることがある。しかし、電圧がその値から低減される場合、電圧が10ボルト未満に下がるとき可動層はその状態を維持する。図3の例示的実施形態では、電圧が2ボルト未満に下がるまで可動層は完全には弛緩しない。したがって、図3に示された例では約3Vから約7Vの印加電圧のウィンドウが存在し、ウィンドウ内でデバイスは弛緩状態または作動状態のいずれかで安定している。これは、本明細書では、「ヒステリシスウィンドウ」または「安定ウィンドウ」と呼ばれる。図3のヒステリシス特性を有する表示アレイでは、行/列作動プロトコルは、行ストローブ中、ストローブされた行にある作動されるべき画素は約10ボルトの電圧差にさらされ、弛緩されるべき画素は0ボルトに近い電圧差にさらされるように設計することができる。ストローブの後、画素は、行ストローブによってなされたいかなる状態もそれにとどまるように約5ボルトの定常状態の電圧差にさらされる。書き込みの後、この例では3〜7ボルトの「安定ウィンドウ」内の電位差が各画素に印加される。この特徴により、図1に示された画素設計は、同じ印加電圧条件下で、既存の作動または弛緩状態のいずれかで安定する。干渉変調器の各画素は、作動状態であろうと弛緩状態であろうと、本質的に固定反射層および可動反射層によって形成されたキャパシタであるので、この安定状態はほとんど電力損失なしでヒステリシスウィンドウ内の電圧で保持することができる。印加電位が固定されている場合、本質的に、電流は画素に流れ込まない。] 図1 図2 図3 [0028] 典型的な用途では、表示フレームは、第1行の所望の作動画素の組に応じて列電極の組をアサートすることによって生成することができる。次に、行パルスが行1の電極に印加され、それによりアサートされた列ラインに対応する画素が作動される。次に、アサートされた列電極の組は、第2の行の所望の作動画素の組に対応するように変更される。次に、行2の電極にパルスが印加され、それによりアサートされた列電極に応じて行2における適切な画素が作動される。行1の画素は、行2のパルスによって影響されず、行1のパルス中に設定された状態のままである。これを一連の行全体に順次繰り返して、フレームを生成することができる。一般に、フレームは、このプロセスを毎秒所望のフレーム数で連続的に繰り返すことによって、新しい表示データでリフレッシュおよび/または更新される。画素アレイの行電極および列電極を駆動して表示フレームを生成するための多種多様なプロトコルもよく知られており、本発明と関連して使用することができる。] [0029] 図4、5A、および5Bは、図2の3×3アレイに表示フレームを生成するための1つの可能な作動プロトコルを示す。図4は、図3のヒステリシス曲線を示す画素で使用することができる列および行電圧レベルの可能な組を示す。図4の実施形態では、画素の作動は、適切な列に−Vbiasをおよび適切な行に+ΔVを設定することを含み、それらはそれぞれ−5ボルトおよび+5ボルトに対応することができる。画素の弛緩は、適切な列に+Vbiasをおよび適切な行に同じ+ΔVを設定し、画素の両端に0ボルトの電位差を生成することによって達成される。行電圧が0ボルトに保持される行では、列が+Vbiasまたは−Vbiasのいずれであるかにかかわらず、画素は当初置かれていたいかなる状態も安定している。図4にさらに示されているように、前述のものと反対の極性の電圧を使用することができ、例えば、画素の作動は適切な列に+Vbiasおよび適切な行に−ΔVを設定することを含むことができることが理解されるであろう。この実施形態では、画素の開放は、適切な列に−Vbiasおよび適切な行に同じ−ΔVを設定し、画素の両端に0ボルトの電位差を生成することによって達成される。] 図2 図3 図4 [0030] 図5Bは、図2の3×3アレイに印加される一連の行信号および列信号を示すタイミング図であり、それにより、作動された画素が非反射となる図5Aに示された表示構成がもたらされる。図5Aに示されたフレームの書き込みに先立ち、画素は任意の状態とすることができ、この例では、行はすべて0ボルトであり、列はすべて+5ボルトである。これらの印加電圧により、画素はすべて既存の作動状態または弛緩状態で安定している。] 図2 図5A 図5B [0031] 図5Aのフレームでは、画素(1,1)、(1,2)、(2,2)、(3,2)、および(3,3)が作動されている。これを達成するために、行1の「ライン時間」の間、列1および2は−5ボルトに設定され、列3は+5ボルトに設定される。これはいかなる画素の状態も変化させないが、それは、画素がすべて3〜7ボルトの安定ウィンドウにとどまるからである。次に、行1は、0から5ボルトまで立上り、次に0に戻るパルスでストローブされる。これにより、(1,1)および(1,2)の画素は作動され、(1,3)の画素は弛緩される。アレイ中の他の画素は影響されない。所望に応じて行2を設定するために、列2は−5ボルトに設定され、列1および3は+5ボルトに設定される。次に、行2に与えられた同じストローブは画素(2,2)を作動させ、画素(2,1)および(2,3)を弛緩させることになる。やはり、アレイの他の画素は影響されない。列2および3を−5ボルトに、列1を+5ボルトに設定することによって行3は同様に設定される。行3のストローブは図5Aに示されるように行3の画素を設定する。フレームを書き込んだ後、行ポテンシャルは0となり、列ポテンシャルは+5ボルトまたは−5ボルトのいずれかのままとすることができ、それにより表示部は図5Aの構成で安定する。同じ手順を、数十または数百の行および列のアレイで使用することができることが理解されるであろう。行および列の作動を実施するのに使用されるタイミング、順序、および電圧レベルは、上述で概説された一般原理内で広く変えることができ、上述の例は単に例示であり、いかなる作動電圧方法も本明細書で説明されるシステムおよび方法で使用することができることも理解されるであろう。] 図5A [0032] 図6Aおよび6Bは、表示デバイス40の実施形態を示すシステムブロック図である。表示デバイス40は、例えば、携帯電話または移動電話とすることができる。しかし、表示デバイス40またはわずかに変更された形態の同じ構成要素は、テレビおよびポータブルメディアプレイヤーなどの様々なタイプの表示デバイスの実例ともなる。] 図6A [0033] 表示デバイス40は、ハウジング41、表示部30、アンテナ43、スピーカ45、入力デバイス48、およびマイクロホン46を含む。ハウジング41は、一般に、射出成形および真空成形を含む当業者によく知られた様々な製造プロセスの任意のものによって形成される。さらに、ハウジング41は、限定はしないが、プラスチック、金属、ガラス、ゴム、およびセラミック、またはそれらの組合せを含む様々な材料のうちの任意の材料で製作することができる。一実施形態では、ハウジング41は、異なる色の他の着脱可能な部分、または異なるロゴ、絵、もしくは記号を含む他の着脱可能な部分と交換可能である着脱可能な部分(図示せず)を含む。] [0034] 例示的表示デバイス40の表示部30は、本明細書で説明されるような双安定表示部を含む様々な表示部の任意のものとすることができる。他の実施形態では、表示部30は、当業者に良く知られているような、上述のプラズマ、EL、OLED、STN LCD、もしくはTFT LCD等のフラットパネル表示部、またはCRTもしくは他の真空管デバイス等の非フラットパネル表示部を含む。しかし、本実施形態を説明する目的のために、表示部30は本明細書で説明されるような干渉変調器表示部を含む。] [0035] 例示的表示デバイス40の一実施形態の構成要素が図6Bに概略的に示されている。図示の例示的表示デバイス40はハウジング41を含み、その中に少なくとも部分的に封入される追加の構成要素を含むことができる。例えば、一実施形態では、例示的表示デバイス40はアンテナ43を含むネットワークインターフェース27を含み、アンテナ43は送受信機47に結合される。送受信機47はプロセッサ21に接続され、それは調整ハードウェア52に接続される。調整ハードウェア52は信号を調整する(例えば、信号をフィルタ処理する)ように構成することができる。調整ハードウェア52はスピーカ45およびマイクロホン46に接続される。プロセッサ21は入力デバイス48および駆動コントローラ29にも接続される。駆動コントローラ29はフレームバッファ28およびアレイ駆動部22に結合され、アレイ駆動部22は表示アレイ30に結合される。電源50は、特定の例示的表示デバイス40の設計により必要とされるようなすべての構成要素に電力を供給する。] 図6B [0036] ネットワークインターフェース27は、例示的表示デバイス40がネットワークを介して1つまたは複数のデバイスと通信することができるように、アンテナ43および送受信機47を含む。一実施形態では、ネットワークインターフェース27は、プロセッサ21の要件を軽減するために、いくつかの処理能力を有することもできる。アンテナ43は、信号の送出および受取りを行うための当業者に知られている任意のアンテナである。一実施形態では、アンテナは、IEEE 802.11(a)、(b)、または(g)を含むIEEE 802.11標準に従ってRF信号の送出および受取りを行う。別の実施形態では、アンテナは、Bluetooth標準に従ってRF信号の送出および受取りを行う。携帯電話の場合、アンテナは、無線セルフォンネットワーク内で通信するのに使用されるCDMA、GSM、AMPS、または他の既知の信号を受け取るように設計される。送受信機47はアンテナ43から受け取った信号を前処理し、その結果、それらをプロセッサ21が受け取り、さらに処理することができる。送受信機47はプロセッサ21から受け取った信号も処理し、その結果、それらをアンテナ43を介して例示的表示デバイス40から送出することができる。] [0037] 一代替実施形態では、送受信機47は受信機と取り替えることができる。さらなる別の代替実施形態では、ネットワークインターフェース27は画像源と取り替えることができ、画像源はプロセッサ21に送られるべき画像データを記憶または生成することができる。例えば、画像源は、画像データを含むデジタルビデオディスク(DVD)もしくはハードディスクドライブ、または画像データを生成するソフトウェアモジュールとすることができる。] [0038] プロセッサ21は、一般に、例示的表示デバイス40の動作全体を制御する。プロセッサ21は、ネットワークインターフェース27または画像源からの圧縮された画像データなどのデータを受け取り、データを生画像データに、または生画像データに容易に処理されるフォーマットに処理する。次に、プロセッサ21は処理されたデータを駆動コントローラ29または記憶用のフレームバッファ28に送る。生データとは、一般に、画像内の場所ごとの画像特性を識別する情報を指す。例えば、そのような画像特性は色、彩度、および階調レベルを含むことができる。] [0039] 一実施形態では、プロセッサ21は、例示的表示デバイス40の動作を制御するために、マイクロコントローラ、CPU、または論理演算ユニットを含む。調整ハードウェア52は、一般に、スピーカ45に信号を送出するため、およびマイクロホン46から信号を受け取るために増幅器およびフィルタを含む。調整ハードウェア52は例示的表示デバイス40内の個別の構成要素とすることができ、またはプロセッサ21もしくは他の構成要素内に組み込むことができる。] [0040] 駆動コントローラ29は、プロセッサ21によって生成された生画像データを直接プロセッサ21またはフレームバッファ28から取得し、アレイ駆動部22に高速送出するために生画像データを適切に再フォーマットする。具体的には、駆動コントローラ29は生画像データをラスター様フォーマットを有するデータフローに再フォーマットし、その結果、データフローは表示アレイ30の全体を走査するのに好適な時間順序を有する。次に、駆動コントローラ29はフォーマットされた情報をアレイ駆動部22に送る。LCDコントローラなどの駆動コントローラ29は多くの場合独立型集積回路(IC)のようなシステムプロセッサ21と関連するが、そのようなコントローラは多くの方法で実現することができる。それらは、ハードウェアとしてプロセッサ21に埋め込むこと、ソフトウェアとしてプロセッサ21に埋め込むこと、またはアレイ駆動部22と共にハードウェアに完全に集積化することができる。] [0041] 一般に、アレイ駆動部22はフォーマットされた情報を駆動コントローラ29から受け取り、映像データを波形の並列な組に再フォーマットし、並列な組の波形は表示部の画素のx−yマトリクスから来る何百もの、時には何千ものリード線に毎秒多数回与えられる。] [0042] 一実施形態では、駆動コントローラ29、アレイ駆動部22、および表示アレイ30は、本明細書で説明される表示部のタイプのいずれにも適切である。例えば、一実施形態では、駆動コントローラ29は、従来の表示コントローラまたは双安定表示コントローラ(例えば干渉変調器コントローラ)である。別の実施形態では、アレイ駆動部22は、従来の駆動部または双安定表示駆動部(例えば干渉変調器表示部)である。一実施形態では、駆動コントローラ29はアレイ駆動部22と集積化される。このような実施形態は、携帯電話、時計、および他の微小面積表示部などの高度に集積化されたシステムにとって一般的なものである。さらなる別の実施形態では、表示アレイ30は、一般的な表示アレイまたは双安定表示アレイ(例えば干渉変調器のアレイを含む表示部)である。] [0043] 入力デバイス48により、ユーザーは例示的表示デバイス40の動作を制御できる。一実施形態では、入力デバイス48は、QWERTYキーボードまたは電話キーパッドなどのキーパッド、ボタン、スイッチ、タッチセンス画面、または感圧もしくは感熱式隔膜を含む。一実施形態では、マイクロホン46は例示的表示デバイス40用の入力デバイスである。マイクロホン46を使用してデータをデバイスに入力する場合、例示的表示デバイス40の動作を制御するためにユーザーは音声コマンドを提供することができる。] [0044] 電源50は、当技術分野でよく知られているような様々なエネルギー蓄積デバイスを含むことができる。例えば、一実施形態では、電源50は、ニッケルカドミウム電池またはリチウムイオン電池などの充電式電池である。別の実施形態では、電源50は、再生可能エネルギー源、キャパシタ、またはプラスチック太陽電池および太陽電池塗料を含む太陽電池である。別の実施形態では、電源50は壁コンセントから電力を受け取るように構成される。] [0045] 実施形態によっては、制御プログラム可能性は、上述のように、電子表示システム内のいくつかの場所に配置することができる駆動コントローラ内に存在する。実施形態によっては、制御プログラム可能性はアレイ駆動部22内に存在する。上述の最適化は、任意の数のハードウェアおよび/またはソフトウェアコンポーネントで、様々な構成で実施することができることが当業者には認識されよう。] [0046] 上述の原理に従って動作する干渉変調器の構造の細部は広範に変更することができる。例えば、図7A〜7Eは、可動反射層14およびその支持構造体の5つの異なる実施形態を示す。図7Aは図1の実施形態の断面図であり、金属材料の細片14が垂直に延びる支持部18上に堆積される。図7Bでは、可動反射層14が、つなぎ部32によって支持部にその角でのみ取り付けられる。図7Cでは、可動反射層14は、可撓性金属を含むことができる変形可能層34から懸垂される。変形可能層34は、変形可能層34の周辺のまわりで基板20に直接または間接的に接続している。これらの接続は本明細書では支柱と呼ばれる。図7Dに示された実施形態は支柱プラグ42を有しており、その上に変形可能層34が載る。可動反射層14は、図7A〜7Cに示されるように、間隙の上に懸垂された状態を維持しているが、変形可能層34は、変形可能層34と光学スタック16との間の孔を充填することによって支柱を形成しない。むしろ、支柱は平坦化材料から形成され、平坦化材料は支柱プラグ42を形成するのに使用される。図7Eに示される実施形態は、図7Dに示された実施形態に基づいているが、図7A〜7Cで示された実施形態の任意のものと、ならびに図示されていない追加の実施形態と連携するように構成することもできる。図7Eに示された実施形態では、金属または他の導電性材料の追加層がバス構造体44を形成するために使用されている。これにより、干渉変調器の背面に沿って信号経路選択が可能になり、そうでなければ基板20上に形成されなければならなかったいくつかの電極が除去される。] 図1 図7A 図7B 図7C 図7D 図7E [0047] 図7に示されたものなどの実施形態では、干渉変調器は、変調器が配置されている側と反対の側である透明基板20の前面から画像が見られる直視型デバイスとして機能する。これらの実施形態では、反射層14は、変形可能層34を含めて、基板20と反対側の反射層の側の干渉変調器の一部を光学的に遮蔽する。これにより、画像品質に悪影響を与えることなく、遮蔽された区域を構成および作動することができる。このような遮蔽により、図7Eのバス構造体44が可能になり、それにより、アドレス指定およびそのアドレス指定に起因する運動などの変調器の電気機械的特性から変調器の光学的特性を分離することができる。この分離可能な変調器構成により、変調器の電気機械的態様および光学的態様に使用される構造設計および材料を互いに無関係に選択および機能させることができる。さらに、図7C〜7Eに示された実施形態は、変形可能層34によって行われる反射層14の光学的特性をその機械的特性から切り離すことに由来するさらなる利点を有する。これにより、反射層14に使用される構造設計および材料を光学的特性に関して最適化することができ、変形可能層34に使用される構造設計および材料を所望の機械的性質に関して最適化することができる。] 図7C 図7D 図7E [0048] 前述のように、干渉変調器は反射表示素子であり、昼光または十分に明るい環境の周囲光に依拠することができる。さらに、暗い周囲環境では、内部照明源をこれらの反射表示素子を照明するために設けることができる。反射表示部の照明は前面照明器によって行うことができる。図8は、前面照明を行うように構成された照明装置を含む表示デバイス80の一部の平面図を示す。表示デバイス80は、光源82、光バー81、および光ガイドパネル83を含む。この特定の実施形態の光源82はLEDを含む。光バー81は、光を光源82から受け取るように光源82に対して配置される。反射区域85aおよび85bは、光バー81の側面および端部に対して配置される。反射器を光バー81の上および/または下に含めることもできる。光バー81は、その長さに沿って光の伝搬をサポートする実質的に光学的に透過な材料を含む。発光体82から放出された光は光バー81内へと伝搬し、その中を、例えば、空気または何らかの他の周囲媒体と界面を形成する光バーの側壁での内部全反射によって案内される。光バー81は、光ガイドパネル83の反対側にある一方の側に方向転換微細構造体84を含む。方向転換微細構造体84は、光バー81のその側に入射した光の実質的な部分を方向転換させ、光バー81からのこの光の一部を光ガイドパネル83に誘導するように構成される。いくつかの実施形態では、照明装置は、光バー81と光ガイドパネル83との間に結合光学系(図示せず)をさらに含むことができる。例えば、結合光学系は、光バー81から伝搬する光をコリメートすることができる。他の構成も可能である。] 図8 [0049] 光ガイドパネル83は、方向転換微細構造体84によって方向転換され、光バー81から外に誘導された光を受け取るように光バー81に対して配置される。いくつかの実施形態では、例えば、光ガイドパネル83は、その上にプリズム状フィルムを有するシートまたはプレートを含み、そのシートまたはプレートは光バー81からの光を図8の光ガイドパネルの下の複数の表示素子(図示せず)上に反射する。複数の表示素子は、例えば、複数の空間光変調器(例えば、干渉変調器、液晶素子など)を含むことができる。] 図8 [0050] 表示デバイスの占有面積を低減するために、いくつかの実施形態では、図8の光ガイドパネル83の一方の縁部に隣接して配置される光バー81を、例えば方向転換ミラーなどの別のより小さい光学結合素子と取り替えることができる。光ガイドパネル83のその側から光バー81を除去すると、X−Y面の表示デバイスの寸法が低減されて占有面積が低減する。さらに、光バー81を必ずしも備える必要はなく、それによってデバイスの複雑さおよび予想されるコストが低減される。このような構成により、光源82は複数の表示素子の背部に位置することも可能になり、占有面積がさらに低減され得る。このような設計は、サイズまたは形状因子制限または他の考慮事項に対処するのに有用となる可能性がある。したがって、本明細書で説明される様々な手法では、表示素子の背部の光源および方向転換ミラーを使用し、反射表示素子を前面照明することができる。] 図8 [0051] 図9は表示デバイス90の一実施形態の一部の断面を示し、図8の光バー81は任意の結合素子と取り替えられている。図9の表示デバイス90は、反射空間光変調器などの複数の反射素子96を含む反射表示部を含む。図9に示された実施形態では、反射表示素子96は干渉変調器を含むが、他のタイプの表示素子をこのデバイスで使用することもできる。表示素子の他の例にはMEMSおよび液晶構造体が含まれる。表示素子96は光学的に透過な基板95上に形成することができる。この基板95は、その上に表示素子96を製作する間および製作した後に、構造支持を提供することができる。基板95は実質的に透明であることができ、その結果、観察者は基板を通して表示素子96を見ることができる。実施形態によっては、基板95はガラスまたはプラスチックを含むことができるが、他の材料を使用することもできる。] 図8 図9 [0052] 図9に示される実施形態では、基板95は、その上に形成された方向転換フィルム94を有する。方向転換フィルム94は、例えば、その中に形成された方向転換フィーチャを含むプリズム状フィルムを含むことができる。実施形態によっては、方向転換フィルム94は基板95上に積層されたプラスチックフィルムを含むことができる。接着剤を使用して方向転換フィルム94を基板95に張り付けることができる。圧感接着剤を使用することができる。接着剤は、実施形態によっては、屈折率整合を行うこともできる。方向転換フィルム94を基板95に取り付ける他の方法を使用することもできる。いくつかの実施形態では、方向転換フィルム94は単層の代わりに多層スタックとすることができる。多層スタックの場合、様々な層の屈折率を接近させることができ、その結果、光は実質的に反射または屈折されることなく様々な層を通って送出される。1つまたは複数のフィルムは剛性でも可撓性でもよい。いくつかの実施形態では、1つまたは複数のフィルムは基板95と実質的に同様の屈折率を有する。] 図9 [0053] 基板95および方向転換フィルム94は一緒に表示デバイス90の干渉変調器96の上に配置される第1の光ガイド素子97を形成する。方向転換フィルム94が屈折率整合接着剤で基板95に取り付けられるいくつかの実施形態では、第1の光ガイド素子97は厚さが増加する。より厚い第1の光ガイド素子97のいくつかの利点は、輝度の均一性を達成し、第1の光ガイド素子97に結合される光の効率を向上させるのが相対的に容易であることである。] [0054] いくつかの他の実施形態では、方向転換フィルム94は、方向転換フィルム94の屈折率よりも実質的に低い屈折率を有する接着層によって基板95に接合することができる。光学分離層、拡散層、または色フィルタ層などの他の層またはフィルムを、接着層と基板との間に配置することができる。光は、方向転換フィルムと接着層との間の界面で内部全反射によって方向転換フィルム94内を案内される。このような実施形態では、第1の光ガイド素子は方向転換フィルム94のみによって形成される。] [0055] 方向転換フィルム94における複数の方向転換フィーチャは、通常光ガイド97内を案内される光を向け直し、その結果、光は光ガイドから表示素子96の方に向け直される。方向転換された光の方向は、表示素子の表面の法線から45度未満の角度を形成する。様々な実施形態では、光は、光ガイドおよび表示素子96のアレイに実質的に垂直な第1の光ガイド97の厚さを通って向け直される。したがって、そのような光は光ガイドの下方の側壁でもはや完全には内部反射されず、それを通って出射される。同様に、光は、好ましくは垂直入射またはそれに近い入射で干渉変調器に送出される。] [0056] 実施形態によっては、方向転換フィーチャは、第1の光ガイド97の長さに沿って延びる複数のマイクロプリズムを含むことができる。マイクロプリズムは、方向転換フィルム94の長さに沿って伝搬する光を受け取るように構成され、複数の斜入射反射により通常約70〜90°の間の大きい角度によって光を方向転換させることができる。内部全反射により空気/ファセット界面で光を反射し、ほぼ垂直入射またはそれに近い入射で表示素子96のアレイの方に光を方向転換させるために、プリズム微細構造は互いに対して角を成した2つ以上の方向転換ファセットを含むことができる。] [0057] 一代替実施形態では、通常、第1の光ガイド97内を案内される光を受け取り、その光を方向転換させ、その結果、光が表示素子96の方に向け直されるように構成された1つまたは複数の回折光学素子またはホログラム(例えば容積もしくは表面ホログラムまたは回折格子)を方向転換フィーチャが含むことができる。いくつかの実施形態では、方向転換された光の伝搬方向は、表示素子96の法線から45度未満の角度を形成する。] [0058] 光源92は、干渉変調器96の後方で表示デバイス90の第1の側(側方1)に配置される。第2の光ガイド98は、光源92によってその中に注入された光を受け取るように光源92に対して配置される。いくつかの実施形態では、第2の光ガイド98は表示デバイスの後板を含むことができる。いくつかの他の実施形態では、第2の光ガイド98は、表示デバイス90の既存のバックライトを含むことができる。この光源92は、単一のLED、または第2の光ガイド98の縁部に沿って延びるLEDのアレイとすることができる。いくつかの実施形態では、例えば、光源92は、y軸と平行に(例えば負のy方向に)光を放出し、第2の光ガイド98を一様に照明するx軸と平行な複数のLEDを含むことができる。他の実施形態では、光源92は、光バーに結合された、x軸と平行な方向に(例えば負のx方向に)放出するLEDを含むことができ、光バーはx軸と平行に伝搬する十分な量の光をy軸と平行な方向に(例えば負のy方向に)方向転換させる方向転換フィーチャを有する。他のタイプの発光体を使用することもできる。さらに、実施形態によっては、光学レンズまたは他の光学構成要素を使用して光源92からの光を第2の光ガイド98に結合することができる。第2の光ガイド98内を伝搬する光源92からの光のビームの幅を拡大させるまたは光のビームを発散させるために光学フィーチャを含むこともできる。そのようなフィーチャは、実施形態によっては、光源92の近くの光ガイドの入力端部に存在することができる。] [0059] 光源92から放出された光は、側方1から側方2まで内部全反射によって第2の光ガイド98内を案内される。実施形態によっては、第2の光ガイド98はガラスまたは透明プラスチック、またはいくつかの他の光学的に透過な材料を含むことができる。例えば、第2の光ガイド98がガラスを含む実施形態では、第2の光ガイド98の厚さは200μmから1mmとすることができる。例えば、第2の光ガイドがプラスチックまたは他の可撓性材料を含むいくつかの他の実施形態では、第2の光ガイドの厚さは100μmから1mmとすることができる。他の材料および厚さを使用することができる。いくつかの実施形態では、例えば、x軸と平行に第2の光ガイド98の幅の全体に(例えば図9に示された実施形態に示された側方2で)光源92からの光を一様に広げることができるように、第2の光ガイド98の長さは十分に長い。実施形態によっては、第2の光ガイド98は表示デバイス90の透明な後板を含むことができる。デバイスの後板は、表示素子96を密閉および/または支持するパッケージングとすることができる。実施形態によっては、後板は気密封止されたパッケージを形成することができる。表示デバイス90の後板が透明でないいくつかの他の実施形態では、第2の光ガイド98を後板の前方に配置することができる。そのような実施形態では、第2の光ガイド98は、光源92からの光を発散させるために屈折フィーチャを組み込むことができる。主要な表示素子がバックライトで照明される主要表示素子およびサブ表示素子を含むいくつかの実施形態では、第2の光ガイド98はバックライトを含むことができる。例えば、光ガイドが後板を含む実施形態では、光ガイドの厚さは400から700μmとするか、または最大1mmもしくはそれを超えることができる。例えば、光ガイドが表示部の後方にある別個の構成要素を含むいくつかの実施形態では、光ガイドの厚さは100から700μmとすることができる。これらの範囲外の値も可能である。] 図9 [0060] 有利には、光源92および第2の光ガイド98は複数の表示素子96の下に配置される。そのような構成は、図8におけるような光源および光バーが前面光ガイドパネルの側方に配置されているデバイスと比較して、表示デバイスによって占められる占有面積を低減するのに有用となり得る。] 図8 [0061] 実施形態によっては、スペーサ99を使用して表示素子96を第2の光ガイド98から分離することができる。実施形態によっては、スペーサ99は、第2の光ガイド98を剛体の基板95に対して構造的に支持することができる。いくつかの他の実施形態では、スペーサ99は、後板を基板95に取り付ける他の周辺接着性フィーチャとすることができる。] [0062] 方向転換フィルム94は方向転換フィルム94よりも実質的に低い屈折率を有する接着層で基板95に取り付けられるような実施形態では、光源92から遠位である(側方2)第2の光ガイド98の縁部から光を受け取り、方向転換ミラーの近位にある第1の光ガイド97の縁部に光を誘導するように方向転換ミラー91は配置される。代替として、方向転換フィルム94が屈折率整合接着層で基板95に取り付けられる場合、方向転換ミラー91は、第2の光ガイド98の縁部からの光を方向転換ミラーの近位にある基板95の縁部に誘導するように構成される。図9に示された実施形態では、方向転換ミラー91は一般に負のy方向に伝搬する光を向け直し、光を180度だけ回転させ、光の実質的な部分を反射することによって一般に正のy方向に伝搬させる。実施形態によっては、90%を超える光を方向転換ミラー91によって反射することができる。] 図9 [0063] 方向転換ミラー91は円柱の形状の反射表面を含む。図9に示された実施形態では、反射表面は、Z−Y面に湾曲断面(すなわち、X軸と平行な円柱の長さ方向と平行)を有する。湾曲断面は、円形、楕円形、他の円錐、または非球面とすることができる。湾曲断面は平滑またはファセット状とすることができる。ファセットは平面または非平面とすることができる。湾曲表面は、例えば3、4、5、10、またはそれ以上のファセットを含む多数ファセットとすることができる。図9に示された実施形態では、方向転換ミラー91の表面の断面は楕円である。方向転換ミラー91は、さらに、光経路中の第1の光ガイド97の縁部および第2の光ガイド98の縁部の両方を重ねる光学開口を有する。図示する実施形態では、開口は第1および第2の光ガイドの厚さよりも大きい。特に、開口は第1および第2の光ガイドならびにスペーサと同じくらい大きい。方向転換ミラーの高さ(例えば開口の高さ)は0.5mmと2.0mmとの間とすることができる。他の実施形態では、方向転換ミラーの高さは0.25mmと1.0mmとの間とすることができる。実施形態によっては、方向転換ミラーは、0.25ミリメートルから1ミリメートルまで、または3ミリメートルまで、または4ミリメートルまでの幅を有することができる。方向転換ミラーは他のサイズを有することができる。] 図9 [0064] この特定の実施形態では、方向転換ミラー91の楕円の断面は、図9の断面図における点9Aおよび9Bによって表される2つの線状焦点を有する。焦点はそれぞれ第1の光ガイド97および第2の光ガイド98の中央に位置する。第2の光ガイド98の縁部から出て来る光線が第1の焦点9Aを通過する場合、光線は、ミラー91からの反射の後、第2の焦点9Bを通過し、良好な効率、例えば50%を超える効率で第1の光ガイド97に注入されることになる。側方2の方の第2の光ガイド98の縁部での光分布は、側方2の方の第1の光ガイド97の縁部で像形成されることになる。他の構成も可能である。例えば、焦点9A、9Bは、第1および第2の光ガイドの中央または縁部に正確に位置する必要はない。さらに、いくつかの実施形態では、ミラーは、第1および第2の線状焦点が設けられないような異なる形状を有する。] 図9 [0065] 方向転換ミラー91の形状にかかわらず、光は方向転換ミラーによって第2の光ガイド98から第1の光ガイド97に結合される。例えば、光源92からの光は側方1で第2の光ガイド98に結合することができる。光は、入力縁部の側方1から出力縁部の側方2まで内部全反射によって第2の光ガイド98内を伝搬する。方向転換ミラー91に入射した光線は方向転換ミラー91によって反射され、第1の光ガイド97に入る。方向転換フィルム94は、光ガイド97内を誘導された光を方向転換させ、その結果、光は表示素子96の方に向け直される。向け直された光は、光ガイドおよび表示素子96のアレイに実質的に垂直にガイド部分97を通過し、好ましくは垂直入射またはそれに近い入射で干渉変調器96に送出される。] [0066] 別の実施形態では、方向転換ミラーの反射表面は放物線断面を有することができる。放物線方向転換ミラーの場合、放物線の反射表面の線状焦点を通過する光は、反射の後、放物線の準線に垂直な方向に出てくることになる。放物線方向転換ミラーを有する実施形態では、放物線反射表面のサイズおよび形状は、第2の光ガイド98からの光を第1の光ガイド97に結合させる効率を増加または最大化するように調整することができる。] [0067] 実施形態によっては、方向転換ミラーは中空シェルと比べて中実とすることができる。方向転換ミラーは、例えば、ガラスまたはプラスチックなどの実質的に光学的に透過な材料のロッドを含むことができる。図10は、第1の湾曲表面101および第2の平坦表面102を有する中実円筒状方向転換ミラー100の実施形態を示す。湾曲表面101は、Z−Y平面に沿って(すなわち、円柱の長さに垂直)楕円断面を有する。方向転換ミラーの平坦表面102は平らであり、表示デバイスの縁部に接触することができる。湾曲表面101は反射層で被覆される。実施形態によっては、反射層は金属製とすることができる。誘電体被覆、干渉被覆などを含む他の反射被覆を使用することができる。光は第2の平坦表面102を通って中実方向転換ミラーに入り、第1の湾曲表面101で反射される。] 図10 [0068] 実施形態によっては、方向転換ミラーは空洞とし、例えば、2つの湾曲表面を有するシェルを含むことができる。湾曲表面の一方は反射性とすることができる。例えば、方向転換ミラーがプラスチックなどの光学的に透過な材料を含む一実施形態では、湾曲表面の一方は金属化されるか、またはその上に形成された誘電体もしくは干渉被覆を有することができる。他の実施形態では、方向転換ミラーは、湾曲表面の一方は反射率を増大させるために研磨された金属を含むことができる。] [0069] いくつかの実施形態では、方向転換ミラーは、互いに対してある角度で配置された多数の平坦な反射表面を含むことができる。図11に示された特定の実施形態は、例えば、互いに対して角を成した2つの反射平坦表面を示す。2つの平坦表面間の角度は、例えば90度と120度との間、または90度と100度との間、または90度と110度との間で変わることができる。いくつかの実施形態では、平坦なミラー表面は、互いに対して、90、95、100、105、110、115、または120度の角度で向きを定められる。例には97度および117度が含まれる。この角度はこれらの特定の例または範囲のものに限定されない。図11で説明される方向転換ミラーは中実ロッドを含むか、または上述のように空洞にすることができる。方向転換ミラーは、ガラス、プラスチックなどの光学的に透過な材料を含むことができる。他の実施形態では、ミラーは金属とすることができる。いくつかの他の実施形態では、反射表面は金属フィルムまたは誘電体フィルムを含むことができる。実施形態によっては、反射フィルムは干渉被覆を含む。2つの反射表面は融合する、接着する、または一緒に張り付けることができる。実施形態によっては、例えば、ミラーは、その上に平坦表面をもつ細長い構造体を押出しまたは成形することによって形成することができる。2つの反射表面を形成する他の方法を使用することもできる。] 図11 [0070] 動作中、光源112からの光は第2の光ガイド118に結合することができる。光は、入力縁部の側方1から出力縁部の側方2まで内部全反射によって第2の光ガイド118内を伝搬する。第2の光ガイド118からの光線は、平坦な方向転換ミラー111の第1の反射面111Aに入射する。反射の後、光線は第2の反射面111Bに入射する。第2の反射表面111Bによって反射された後、光線は側方2の第1の光ガイド117の入力部に入射する。方向転換フィルム114は、光ガイド117内を案内された光を方向転換させるための複数の方向転換フィーチャをさらに含み、その結果、光は表示素子116の方に向け直される。向け直された光は、光ガイド117および表示素子116のアレイに実質的に垂直にガイド部分117を通過し、好ましくは垂直入射またはそれに近い入射で干渉変調器116に送出される。] [0071] いくつかの他の実施形態では、方向転換ミラー121は、図12に示されたような台形の形状の断面を有することができる。方向転換ミラー121用の台形形状の1つの利点は、y軸と平行な方向転換ミラーの寸法を、図11の方向転換ミラー111と比べて低減することができることである。台形方向転換ミラー121は、3つの反射表面121a、121b、および121cによって形成される。反射表面121aおよび121cは反射表面121bに対して角を成す。反射表面121aと121bとの間の角度分離は、反射表面121bと121cとの間の角度と等しくすることができる。反射表面121aと121bとの間の角度は90度と151度との間で変わることができる。反射表面121bと121cとの間の角度は90度と151度との間で変わることができる。様々な実施形態では、反射表面121aと121bとの間の角度分離は151度を超えることができる。同様に様々な他の実施形態では、反射表面121bと121cとの間の角度分離は151度を超えることができる。] 図11 図12 [0072] いくつかの実施形態では、第1の光ガイド内を案内される、干渉変調器の法線から測定して45〜90度の角度で伝わる光線に対して干渉変調器が吸収性となることがある。したがって、第1の光ガイドを通って伝搬する光のうちで、十分な数の反射の後、干渉変調器によって実質的に吸収されるものもある。光学分離層は、吸収に起因する光のこの損失を低減、最小化、または防止することができる。光学分離層1301を含む表示デバイス130が図13に示される。表示デバイス130の方向転換フィルム134は、複数の干渉変調器136が形成される基板135から光学分離層1301によって分離される。表示デバイス130は、前部から後部に、第2の光ガイド134、光学分離層1301、基板135、および干渉変調器136を含む。介在層を含むこともできる。これらの実施形態では、前面光ガイド137は方向転換フィルム134を含む。光学分離層1301は有利にはガラス基板135よりも実質的に低い屈折率を有し、その結果、第1の光ガイド137を通って伝わり、例えば臨界角よりも大きい(例えば、法線に対して測定したとき40°または50°よりも大きい)傾斜またはグレージング角でガラス/光学分離フィルム界面に衝突する光は完全に内部反射されて、照明装置130の第1の光ガイド137に戻ることになる。しかし、方向転換フィルム134によって第1の光ガイド137に実質的に垂直に方向転換された光などの急角度で(表示素子136のアレイの法線により近く)第1の光ガイド137を通って伝搬する光は、ガラス/光学分離フィルム界面を通って送出されることになる。この垂直な入射光またはほぼ垂直な入射光の損失は好ましくはその強度の約0.5%未満であり、より好ましくはその強度の約0.1%未満である。したがって、光学分離層1301は第1の光ガイド137の境界を形成し、その結果、方向転換フィルム134によって方向転換される前に傾斜またはグレージング角で第1の光ガイド137を通って伝搬する光は反射して戻り、方向転換フィーチャによってほぼ垂直な入射で干渉変調器136の方に方向転換されるまで第1の光ガイド137を通って伝搬し続け、それによって、照明が増大された表示デバイスを提供することができる。] 図13 [0073] 方向転換フィルム144が光学分離層1401によって基板145から分離されているいくつかの他の実施形態では、複数の干渉変調器146が形成される基板145は、図14に示されるように第2の光ガイドとして使用することができる。表示デバイス140は、前部から後部に、方向転換フィルム144、光学分離層1401、基板145、干渉変調器146、および後板148を含む。介在層を含むこともできる。光源142は基板145の一方の側、例えば側方1に配置される。基板145は第2の光ガイドとして機能し、側方1の光源142からの光を側方2の方向転換ミラー141に案内する。この構成は、表示デバイス140の厚さ全体を低減するのに特に有利となり得る。] 図14 [0074] 様々な実施形態では、第2の光ガイドは光バーと取り替えることができる。方向転換ミラーを使用して、光バーからの光を前面光ガイドパネルの縁部に結合することができる。図15は、LED152、光バー154、方向転換ミラー151、光ガイドパネル155、および方向転換フィルム153を備える表示デバイス150の特定の実施形態の斜視図を示す。表示デバイス150は、反射空間光変調器などの複数の反射素子156を含む反射表示部を備える。光ガイドパネル155は複数の反射素子156の前方にある。光ガイドパネル155は、例えばプリズム状フィルムを含む方向転換フィルム153を含む。本明細書で説明されているものなどの方向転換フィルム153を形成し、それを光ガイドパネル155に取り付ける他の方法を同様に使用することができる。上述のように、方向転換フィルムは、光ガイドパネル155を通って伝搬する光を表示素子156上に誘導する。次に表示素子156から反射された光は、観察者の方に光ガイドパネル155から送出される。この設計は、X−Y平面の寸法を低減するのに特に有利である。] 図15 [0075] 図15に示されたデバイスでは、光源152は、光ガイドパネル155および表示素子156のアレイの前方に配置される。光源152は、放射の方向が負のx軸と平行となるように構成される。光源152はLEDを含むことができる。光バー154は、光源152の近位にある端部内に光を受け取るように光源152に対して配置される。光バー154は、光バー154の長さに沿って光の伝搬をサポートする実質的に光学的に透過な材料を含む。発光体152から放出された光は負のx軸と平行な光バー154内へと伝搬し、その中を、例えば、空気または何らかの他の周囲媒体と界面を形成する光バーの側壁での内部全反射によって案内される。したがって、光は、光源152の近位にある端部から光バー154の光源152から遠位にある第2の端部に伝わる。反射区域158は、図示のように光バー154の側面および端部に対して配置することができる。反射器を光バー154の上および/または下に含めることもできる。光バー154は、光ガイドパネル155および表示素子156のアレイの第1の側(側方1)に配置される。] 図15 [0076] 光バー154は、図15の側方2により近い一方の側壁に方向転換微細構造を含む。光バー154は、光ガイドパネル155および表示素子156のアレイの第1の側(側方1)に配置される。方向転換微細構造は、光バー154のその側壁に入射した光の少なくとも実質的な部分を方向転換させ、光バー154からの光の一部を側方1の方に(負のy方向に)誘導するように構成される。] 図15 [0077] 光バー154の方向転換微細構造は複数の方向転換フィーチャを含む。方向転換フィーチャは図15に示されるような三角形ファセットを含むことができる。図15に示されたフィーチャは概略であり、原寸に比例しておらず、サイズおよびそれらの間の間隔は誇張されている。実施形態によっては、方向転換微細構造のファセットフィーチャのうちのいくつかまたはすべては、光バー154上に形成されるかまたはそれに積層されるフィルムの状態で形成することができる。他の実施形態では、光バー154は成形によって形成され、ファセットはこの成形プロセスで形成される。方向転換フィーチャのファセットまたは傾斜表面は負のy軸に沿って光バー154からの光を散乱するように構成される。光は、例えば、内部全反射によって、光バーの長さと平行な光バーの側壁の一部から傾斜表面のうちの1つに反射することができる。この光は、傾斜表面から、光バー154から外の方向に、表示部の側方1の方に、負のy方向に反射することができる。] 図15 [0078] 方向転換ミラー151は光バー154から負のy方向に伝搬する光を受け取り、反対方向の側方2の方に方向転換させ(例えば、約180度だけ)、正のy方向に沿って表示部の側方2の方に光ガイドパネル155を伝搬するように配置される。方向転換ミラー151は反射によって光を向け直す。図15は、互いにある角度で配置された2つの平坦な反射表面151Aおよび151Bによって形成された方向転換ミラー151の特定の実施形態を示している。上述のような方向転換ミラーの代替実施形態を使用することもできる。本明細書で説明されたように、占有面積を低減させることができる構成が提供されている。様々な実施形態は方向転換ミラーを利用して、サイズの低減を達成している。実施形態はすべてが方向転換ミラーを使用する必要があるわけではなく、または占有面積を低減させる必要があるわけではない。] 図15 [0079] 多種多様の他の変形形態も可能である。フィルム、層、構成要素、および/または要素を付加、除去、または再配置することができる。さらに、処理ステップを付加、除去、または並べ替えることができる。さらに、フィルムおよび層という用語が本明細書で使用されたが、本明細書で使用されたそのような用語はフィルムスタックおよび多層を含む。そのようなフィルムスタックおよび多層は接着剤を使用して他の構造体に接着してもよいし、または堆積を使用してもしくは他の方法で他の構造体上に形成してもよい。] [0080] 上述の例は単に例示であり、当業者は、本明細書で開示された発明概念から逸脱することなく上述の例を多く利用する、およびそれから離脱することができる。本明細書で説明された新規な態様の趣旨または範囲から逸脱することなく、これらの例への様々な変更が当業者には容易に明らかであり、本明細書で規定された一般的な原理は他の例に適用することができる。したがって、本開示の範囲は本明細書で示された例に限定されるべきものではなく、本明細書で開示された原理および新規な特徴と一致する最も広い範囲が与えられるべきである。「例示的な」という単語は、「実例、事例、または図示として供する」ことを意味するように排他的に本明細書では使用される。本明細書で説明されたいかなる例も他の例より好ましいまたは有利であると必ずしも解釈されるべきではない。] [0081] 9A 第1の焦点 9B 第2の焦点 12a、12b干渉変調器 14、14a、14b可動反射層 16、16a、16b光学スタック 18支柱 19間隙 20基板 21プロセッサ 22アレイ駆動部 24行駆動回路 26列駆動回路 27ネットワークインターフェース 28フレームバッファ 29駆動コントローラ 30 表示部、表示アレイ 32つなぎ部 34 変形可能層 40表示デバイス 41ハウジング 42支柱プラグ 43アンテナ 44バス構造体 45スピーカ 46マイクロホン 47送受信機 48入力デバイス 50電源 52 調整ハードウェア 80 表示デバイス 81光バー 82光源 83光ガイドパネル 84方向転換微細構造 85a、85b反射区域 90 表示デバイス 91方向転換ミラー 92 光源 94方向転換フィルム 95 基板 96反射素子、反射表示素子、表示素子、干渉変調器 97 第1の光ガイド素子 98 第2の光ガイド 99スペーサ 100固体円筒状方向転換ミラー 101湾曲表面 102平坦表面 111 方向転換ミラー 111A 第1の反射面 111B 第2の反射面 112 光源 114 方向転換フィルム 116 表示素子、干渉変調器 117 第1の光ガイド 118 第2の光ガイド 121台形方向転換ミラー 121a、121b、121c反射表面 130 表示デバイス 134 方向転換フィルム、第2の光ガイド 135 基板 136 干渉変調器、表示素子 137前面光ガイド、第1の光ガイド 140 表示デバイス 141 方向転換ミラー 142 光源 144 方向転換フィルム 145 基板 146 干渉変調器 148後板 150 表示デバイス 151 方向転換ミラー 151A、151B 反射表面 152 光源 153 方向転換フィルム 154 光バー 155 光ガイドパネル 156 反射素子、表示素子 158 反射区域 1301光学分離層 1401 光学分離層]
权利要求: 請求項1 反射空間光変調器と、前記反射空間光変調器の後方にある光源と、前記反射空間光変調器の前方にある第1の光ガイドと、前記光源からの光を受け取り、前記光を前記第1の光ガイドに誘導するように配置された方向転換ミラーとを含む表示デバイスであって、前記第1の光ガイドが、その中に結合された前記光を前記反射空間光変調器に誘導するように構成されている、表示デバイス。 請求項2 前記反射空間光変調器が微小電子機械システム(MEMS)を含む、請求項1に記載の表示デバイス。 請求項3 前記反射空間光変調器が複数の干渉変調器を含む、請求項1に記載の表示デバイス。 請求項4 複数の変調素子が形成される基板を前記反射空間光変調器が含む、請求項1に記載の表示デバイス。 請求項5 前記光源が発光ダイオードを含む、請求項1に記載の表示デバイス。 請求項6 前記光源が光バーを含む、請求項1に記載の表示デバイス。 請求項7 前記複数の変調素子が形成される前記基板を前記第1の光ガイドが含む、請求項4に記載の表示デバイス。 請求項8 前記第1の光ガイドが、前記基板の前方に配置されたシート、プレート、フィルム、もしくはフィルムスタック、またはそれらの組合せを含む、請求項4に記載の表示デバイス。 請求項9 前記第1の光ガイドと前記基板との間に分離層をさらに含む、請求項8に記載の表示デバイス。 請求項10 前記第1の光ガイド内を伝搬する前記光を前記反射空間光変調器上に方向転換させるように前記第1の光ガイドの上にまたはその中に配置された方向転換フィーチャをさらに含む、請求項1に記載の表示デバイス。 請求項11 前記方向転換フィーチャが、反射性、屈折性、ホログラフィック、または回折性の光学素子を含む、請求項10に記載の表示デバイス。 請求項12 前記光源からの前記光が第2の光ガイドを通って前記方向転換ミラーまで通過するように前記反射空間光変調器の後方にある前記第2の光ガイドをさらに含む、請求項1に記載の表示デバイス。 請求項13 前記第2の光ガイドが前記反射空間光変調器用の後板を含む、請求項12に記載の表示デバイス。 請求項14 前記第2の光ガイドが前記反射空間光変調器用の既存のバックライトを含む、請求項12に記載の表示デバイス。 請求項15 前記複数の変調素子が形成される前記基板を前記第2の光ガイドが含む、請求項12に記載の表示デバイス。 請求項16 前記第2の光ガイドが、シート、プレート、フィルム、もしくはフィルムスタック、またはそれらの組合せを含む、請求項15に記載の表示デバイス。 請求項17 前記第2の光ガイドと前記基板との間に配置された分離層をさらに含む、請求項15に記載の表示デバイス。 請求項18 前記方向転換ミラーが湾曲反射表面を含む、請求項1に記載の表示デバイス。 請求項19 前記湾曲反射表面が楕円である、請求項18に記載の表示デバイス。 請求項20 前記楕円表面が前記第1および第2の光ガイドの端部の近位にある焦点を有する、請求項19に記載の表示デバイス。 請求項21 前記方向転換ミラーが、互いに対してある角度で向きを定められた複数の平坦なミラー表面を含む、請求項1に記載の表示デバイス。 請求項22 前記角度が約90度と約120度との間にある、請求項21に記載の表示デバイス。 請求項23 前記角度が約90度である、請求項21に記載の表示デバイス。 請求項24 前記角度が約120度である、請求項21に記載の表示デバイス。 請求項25 前記方向転換ミラーが金属化表面を含む、請求項1に記載の表示デバイス。 請求項26 前記方向転換ミラーが反射誘電体スタックを含む、請求項1に記載の表示デバイス。 請求項27 前記空間光変調器と通信するように構成されているプロセッサであり、画像データを処理するように構成されている、プロセッサと、前記プロセッサと通信するように構成されているメモリデバイスとをさらに含む、請求項1に記載の表示デバイス。 請求項28 前記空間光変調器に少なくとも1つの信号を送るように構成された駆動回路をさらに含む、請求項27に記載の表示デバイス。 請求項29 前記駆動回路に前記画像データの少なくとも一部を送るように構成されたコントローラをさらに含む、請求項28に記載の表示デバイス。 請求項30 前記プロセッサに前記画像データを送るように構成された画像源モジュールをさらに含む、請求項27に記載の表示デバイス。 請求項31 前記画像源モジュールが、受信機、送受信機、および送信機のうちの少なくとも1つを含む、請求項30に記載の表示デバイス。 請求項32 入力データを受け取り、前記入力データを前記プロセッサに伝達するように構成された入力デバイスをさらに含む、請求項27に記載の表示デバイス。 請求項33 反射空間光変調器と、光源と、前記光源からの光を受け取るように配置された光バーと、前記反射空間光変調器の前方にある光ガイドと、前記光バーからの光を受け取り、前記光を前記光ガイドに誘導するように配置された光カプラとを含む表示デバイスであって、前記第1の光ガイドが、その中に結合された前記光を前記反射空間光変調器に誘導するように構成されている、表示デバイス。 請求項34 前記反射空間光変調器が微小電子機械システム(MEMS)を含む、請求項33に記載の表示デバイス。 請求項35 前記反射空間光変調器が複数の干渉変調器を含む、請求項33に記載の表示デバイス。 請求項36 複数の変調素子が形成される基板を前記反射空間光変調器が含む、請求項33に記載の表示デバイス。 請求項37 前記光源が発光ダイオードを含む、請求項33に記載の表示デバイス。 請求項38 前記光バーが前記光ガイドの前方にある、請求項33に記載の表示デバイス。 請求項39 前記光バーが前記光ガイドの後方にある、請求項33に記載の表示デバイス。 請求項40 前記光ガイドが、前記光ガイド内を伝搬する前記光を前記反射空間光変調器上に誘導する、前記光ガイド中またはその上の複数の方向転換フィーチャをさらに含む、請求項33に記載の表示デバイス。 請求項41 前記方向転換フィーチャが溝を含む、請求項40に記載の表示デバイス。 請求項42 前記方向転換フィーチャが回折フィーチャを含む、請求項40に記載の表示デバイス。 請求項43 前記複数の変調素子が形成される前記基板を前記光ガイドが含む、請求項36に記載の表示デバイス。 請求項44 前記光ガイドが、シート、プレート、フィルム、もしくはフィルムスタック、またはそれらの組合せを含む、請求項33に記載の表示デバイス。 請求項45 前記光ガイドと前記基板との間に分離層をさらに含む、請求項36に記載の表示デバイス。 請求項46 前記光バー内を伝搬する前記光を前記光カプラ上に方向転換させるように前記光バーの上またはその中に配置された方向転換フィーチャをさらに含む、請求項33に記載の表示デバイス。 請求項47 前記光カプラが方向転換ミラーを含む、請求項33に記載の表示デバイス。 請求項48 前記方向転換ミラーが湾曲反射表面を含む、請求項33に記載の表示デバイス。 請求項49 前記湾曲反射表面が楕円である、請求項48に記載の表示デバイス。 請求項50 前記楕円表面が前記光バーおよび前記光ガイドの端部の近位にある焦点を有する、請求項49に記載の表示デバイス。 請求項51 前記方向転換ミラーが、互いに対してある角度で向きを定められた複数の平坦なミラー表面を含む、請求項33に記載の表示デバイス。 請求項52 前記角度が約90度と約120度との間にある、請求項51に記載の表示デバイス。 請求項53 前記角度が約90度である、請求項51に記載の表示デバイス。 請求項54 前記角度が約120度である、請求項51に記載の表示デバイス。 請求項55 前記空間光変調器と通信するように構成されているプロセッサであり、画像データを処理するように構成されている、プロセッサと、前記プロセッサと通信するように構成されるメモリデバイスとをさらに含む、請求項33に記載の表示デバイス。 請求項56 前記空間光変調器に少なくとも1つの信号を送るように構成された駆動回路をさらに含む、請求項55に記載の表示デバイス。 請求項57 前記駆動回路に前記画像データの少なくとも一部を送るように構成されたコントローラをさらに含む、請求項56に記載の表示デバイス。 請求項58 前記プロセッサに前記画像データを送るように構成された画像源モジュールをさらに含む、請求項57に記載の表示デバイス。 請求項59 前記画像源モジュールが、受信機、送受信機、および送信機のうちの少なくとも1つを含む、請求項58に記載の表示デバイス。 請求項60 入力データを受け取り、前記入力データを前記プロセッサに伝達するように構成された入力デバイスをさらに含む、請求項59に記載の表示デバイス。 請求項61 反射空間光変調器と、前記反射空間光変調器の前方にある光源と、前記反射空間光変調器の前方にある第1の光ガイドと、前記光源からの光を受け取り、前記光を前記第1の光ガイドに誘導するように配置された方向転換ミラーとを含む表示デバイスであって、前記第1の光ガイドが、その中に結合された前記光を前記反射空間光変調器に誘導するように構成されている、表示デバイス。 請求項62 前記反射空間光変調器が微小電子機械システム(MEMS)を含む、請求項61に記載の表示デバイス。 請求項63 前記反射空間光変調器が複数の干渉変調器を含む、請求項61に記載の表示デバイス。 請求項64 複数の変調素子が形成される基板を前記反射空間光変調器が含む、請求項61に記載の表示デバイス。 請求項65 前記光源が発光ダイオードを含む、請求項61に記載の表示デバイス。 請求項66 前記光源が光バーを含む、請求項61に記載の表示デバイス。 請求項67 前記複数の変調素子が形成される前記基板を前記第1の光ガイドが含む、請求項64に記載の表示デバイス。 請求項68 前記第1の光ガイドが、前記基板の前方に配置されたシート、プレート、フィルム、もしくはフィルムスタック、またはそれらの組合せを含む、請求項64に記載の表示デバイス。 請求項69 前記第1の光ガイドと前記基板との間に分離層をさらに含む、請求項67に記載の表示デバイス。 請求項70 前記第1の光ガイド内を伝搬する前記光を前記反射空間光変調器上に方向転換させるように前記第1の光ガイドの上またはその中に配置された方向転換フィーチャをさらに含む、請求項61に記載の表示デバイス。 請求項71 前記方向転換フィーチャが、反射性、屈折性、ホログラフィック、または回折性の光学素子を含む、請求項70に記載の表示デバイス。 請求項72 前記光源からの前記光が第2の光ガイドを通って前記方向転換ミラーまで通過するように前記反射空間光変調器の後方にある前記第2の光ガイドをさらに含む、請求項61に記載の表示デバイス。 請求項73 前記第2の光ガイドが前記反射空間光変調器用の後板を含む、請求項72に記載の表示デバイス。 請求項74 前記第2の光ガイドが前記反射空間光変調器用の既存のバックライトを含む、請求項72に記載の表示デバイス。 請求項75 前記複数の変調素子が形成される前記基板を前記第2の光ガイドが含む、請求項72に記載の表示デバイス。 請求項76 前記第2の光ガイドが、シート、プレート、フィルム、もしくはフィルムスタック、またはそれらの組合せを含む、請求項72に記載の表示デバイス。 請求項77 前記方向転換ミラーが湾曲反射表面を含む、請求項61に記載の表示デバイス。 請求項78 前記湾曲反射表面が楕円である、請求項77に記載の表示デバイス。 請求項79 前記楕円表面が前記第1および第2の光ガイドの端部の近位にある焦点を有する、請求項78に記載の表示デバイス。 請求項80 前記方向転換ミラーが、互いに対してある角度で向きを定められた複数の平坦なミラー表面を含む、請求項61に記載の表示デバイス。 請求項81 前記角度が約90度と約120度との間にある、請求項80に記載の表示デバイス。 請求項82 前記角度が約90度である、請求項80に記載の表示デバイス。 請求項83 前記角度が約120度である、請求項80に記載の表示デバイス。 請求項84 前記方向転換ミラーが金属化表面を含む、請求項61に記載の表示デバイス。 請求項85 前記方向転換ミラーが反射誘電体スタックを含む、請求項61に記載の表示デバイス。 請求項86 光を反射的に変調する手段と、照明する手段と、前記照明する手段からの光を受け取る手段と、前記光を反射的に変調する手段の前方に配置された光を案内する手段と、前記光を受け取る手段からの光を受け取り、前記光を、前記光を案内する手段に誘導するように配置された光を結合する手段とを含む表示デバイスであって、前記光を案内する手段が、その中に結合された前記光を、前記光を反射的に変調する手段に誘導するように構成されている、表示デバイス。 請求項87 前記光を反射的に変調する手段が反射空間光変調器を含む、請求項86に記載の表示デバイス。 請求項88 前記反射空間光変調器が微小電子機械システム(MEMS)を含む、請求項87に記載の表示デバイス。 請求項89 前記照明する手段が発光ダイオードを含む、請求項86に記載の表示デバイス。 請求項90 前記光を受け取る手段が光バーを含む、請求項86に記載の表示デバイス。 請求項91 前記光を案内する手段が光ガイドを含む、請求項86に記載の表示デバイス。 請求項92 前記光を案内する手段が、光を方向転換させる手段をさらに含む、請求項86に記載の表示デバイス。 請求項93 前記光を方向転換させる手段が溝を含む、請求項92に記載の表示デバイス。 請求項94 前記光を方向転換させる手段が回折フィーチャを含む、請求項92に記載の表示デバイス。 請求項95 前記光を結合する手段が方向転換ミラーを含む、請求項86に記載の表示デバイス。 請求項96 前記光を反射的に変調する手段を支持する手段をさらに含む、請求項86に記載の表示デバイス。 請求項97 前記支持する手段と前記光を案内する手段との間に配置された分離用手段をさらに含む、請求項96に記載の表示デバイス。 請求項98 前記支持する手段が基板を含む、請求項96に記載の表示デバイス。 請求項99 光を反射的に変調する手段と、前記光を反射的に変調する手段の後方に配置された照明する手段と、前記光を反射的に変調する手段の前方にある第1の光を案内する手段と、前記照明する手段からの光を受け取り、前記光を、前記第1の光を案内する手段に誘導するように配置された光を反射する手段とを含む表示デバイスであって、前記第1の光を案内する手段が、その中に結合された前記光を、前記光を反射的に変調する手段に誘導するように構成されている、表示デバイス。 請求項100 前記光を変調する手段が反射空間光変調器を含む、請求項99に記載の表示デバイス。 請求項101 前記反射空間光変調器が微小電子機械システム(MEMS)を含む、請求項100に記載の表示デバイス。 請求項102 前記照明する手段が発光ダイオードを含む、請求項99に記載の表示デバイス。 請求項103 前記第1の光を案内する手段が第1の光ガイドを含む、請求項99に記載の表示デバイス。 請求項104 前記第1の光を案内する手段が、光を方向転換させる手段を含む、請求項99に記載の表示デバイス。 請求項105 前記光を方向転換させる手段が、反射性、屈折性、ホログラフィック、または回折性の光学素子を含む、請求項104に記載の表示デバイス。 請求項106 前記光を反射する手段が方向転換ミラーを含む、請求項99に記載の表示デバイス。 請求項107 前記光を反射的に変調する手段を支持する手段をさらに含む、請求項99に記載の表示デバイス。 請求項108 前記支持する手段と前第1の光を案内する手段との間に配置された分離用手段をさらに含む、請求項107に記載の表示デバイス。 請求項109 前記支持する手段が基板を含む、請求項107に記載の表示デバイス。 請求項110 光を反射的に変調する手段と、前記光を反射的に変調する手段の前方に配置された照明する手段と、前記光を反射的に変調する手段の前方にある第1の光を案内する手段と、前記照明する手段からの光を受け取り、前記光を、前記第1の光を案内する手段に誘導するように配置された光を反射する手段とを含む表示デバイスであって、前記第1の光を案内する手段が、その中に結合された前記光を、前記光を反射的に変調する手段に誘導するように構成されている、表示デバイス。 請求項111 前記光を変調する手段が反射空間光変調器を含む、請求項110に記載の表示デバイス。 請求項112 前記反射空間光変調器が微小電子機械システム(MEMS)を含む、請求項111に記載の表示デバイス。 請求項113 前記照明する手段が発光ダイオードを含む、請求項110に記載の表示デバイス。 請求項114 前記第1の光を案内する手段が第1の光ガイドを含む、請求項110に記載の表示デバイス。 請求項115 前記第1の光を案内する手段が、光を方向転換させる手段を含む、請求項110に記載の表示デバイス。 請求項116 前記光を方向転換させる手段が、反射性、屈折性、ホログラフィック、または回折性の光学素子を含む、請求項115に記載の表示デバイス。 請求項117 前記光を反射する手段が方向転換ミラーを含む、請求項110に記載の表示デバイス。 請求項118 前記光を反射的に変調する手段を支持する手段をさらに含む、請求項110に記載の表示デバイス。 請求項119 前記支持する手段と前第1の光を案内する手段との間に配置された分離用手段をさらに含む、請求項118に記載の表示デバイス。 請求項120 前記支持する手段が基板を含む、請求項118に記載の表示デバイス。 請求項121 表示デバイスを製造する方法であって、反射空間光変調器を設ける段階と、前記反射空間光変調器の後方に光源を配置する段階と、前記反射空間光変調器の前方に第1の光ガイドを配置する段階と、前記光源からの光を受け取り、前記光を前記第1の光ガイドに誘導するように方向転換ミラーを配置する段階とを含む、方法。 請求項122 前記第1の光ガイド上に複数の方向転換フィーチャを形成する段階をさらに含む、請求項121に記載の方法。 請求項123 表示デバイスを製造する方法であって、反射空間光変調器を設ける段階と、光源を設ける段階と、前記光源からの光を受け取るように光バーを配置する段階と、前記反射空間光変調器の前方に光ガイドを配置する段階と、前記光バーからの光を受け取り、前記光を前記光ガイドに誘導するように光カプラを配置する段階とを含む、方法。 請求項124 |