专利摘要:
本発明はサービス連絡識別子を取り出すシステム/方法に関する。方法は、ユーザデバイスに接続するように構成された少なくとも1つのサーバシステムを備えたシステム内で実行される。サーバシステムは、第1のサービスを提供するために必要とされる第1のサービス連絡識別子と、第2のサービスを提供するために必要とされる第2のサービス連絡識別子とを備えたデータベースに対するアクセスを有する。第1のサービスは第1のサービス識別子によって識別される。第1のサービス連絡識別子及び第2のサービス連絡識別子は異なるサービス連絡識別子である。第1のサービス識別子及びサービス連絡識別子はユーザデバイスから受信される。第1のサービス連絡識別子は、受信されたサービス連絡識別子が、第1のサービス連絡識別子であるかまたは第2のサービス連絡識別子であるかに関係なく、受信された第1のサービス識別子及びサービス連絡識別子に依存して取り出され得る。
公开号:JP2011514569A
申请号:JP2010541412
申请日:2008-01-03
公开日:2011-05-06
发明作者:ディルク・レオナルト・ベンショップ;ヘンデリック・レイナウト・ベンショップ
申请人:デーエルベー・ファイナンス・アンド・コンサルタンシー・ベー・フェー;ハーイーテーデー・インフォメーション・テクノロジー・ベー・フェー;
IPC主号:G06F13-00
专利说明:

[0001] 本発明は、(電子)サービスの分野に関する。より詳細には、本発明は、特定のサービスの使用を可能にするための情報を取得する分野に関する。]
背景技術

[0002] (電子)サービスに関する通信デバイスの使用は、過去20年間で非常に普及した。モバイル電話及びエレクトロニックバンキングは、人々の日常生活に深く浸透した電子サービスの例である。その他の例は、電子メール、ならびに情報を用いてウェブページを訪れること、エレクトロニックフレンドネットワーク(electronic friendsnetworks)に参加すること、及びウェブ上の議論に投稿することなど、インターネットの使用を含む。その他のサービスは、通常の郵便配達及び電子経路誘導(route navigation)に関する。]
[0003] 常に高まる電子サービスの可能性は、人々がこれらの電子サービスを使用するために保持する必要があるかなりの情報量を相伴う。典型的な例として、人は、電話で別の人物に連絡を取るための電話番号、この同じ人物に電子メールを送るための電子メールアドレス、この人物のウェブサイトを訪れるためのユニフォームリソースロケータ(URL)、この人物の銀行口座に金銭を電信送金するための銀行口座番号などを知る必要がある。さらに、通常の郵便で小包または手紙を配達させるために、人は、配達住所を知る必要がある。さらに、経路誘導サービスを使用するために、人は、目的地の場所に関する詳細を知る必要がある。]
[0004] したがって、様々な利用可能なサービスは、これらのサービスのユーザが、これらのサービスの意図された受取人の特定のサービス連絡詳細を保持することを必要とする。]
[0005] 先行技術では、様々なこれらのサービスを、例えば電話番号のような単一のサービス連絡識別子に基づいて提示する試みが行われた。]
[0006] 一例として、ENUMイニシアチブ(www.enum.nl)によって例示されるように、電話サービス、インターネットサービス及び支払いサービスを取得するために、受取人の単一の電話番号を使用することが当技術分野で知られている。電話番号は処理されて、その処理の後でサービスが要求される。]
[0007] しかし、サービスのユーザは、受取人の電話番号を保持することが依然として求められる。電話番号は支払いサービス及びインターネットサービスに関しても必要とされるため、この要件は、電話以外のサービスを使用する場合に不利な可能性もある。すなわち、ユーザが受取人の銀行口座番号を保持するとしても、そのユーザは、その支払いの受取人の電話番号がない場合、その受取人に金銭を電信送金することができないことになる。]
先行技術

[0008] 国際特許出願PCT/NL2007/050553
国際特許出願PCT/NL2007/050557
国際特許出願PCT/NL2007/050555]
発明が解決しようとする課題

[0009] ユーザがサービスを使用することを可能にするために改良型の方法及びシステムを提供する必要が当技術分野に存在する。]
[0010] 本発明の目的は、ユーザがサービスを使用することを可能にするための改良型の方法及びシステムを提供することである。]
課題を解決するための手段

[0011] ユーザにサービスを提供するために、サービス連絡識別子を取り出すための方法が提案される。この方法は、前記ユーザのユーザデバイスに接続するように構成された少なくとも1つのサーバシステムを備えたシステム内で実行される。このサーバシステムは、第1のサービスを提供するために必要とされる第1のサービス連絡識別子と、第2のサービスを提供するために必要とされる第2のサービス連絡識別子とを少なくとも備えたデータベースに対するアクセスを有する。このサービス連絡識別子は、サービスの意図された受取人(デバイス)の連絡詳細に関する識別子でありうる。第1のサービスは、第1のサービス識別子によって識別される。第1のサービス連絡識別子及び第2のサービス連絡識別子は、異なるサービス連絡識別子である。第1のサービス識別子及びサービス連絡識別子は、前記ユーザのユーザデバイスから受信される。第1のサービス連絡識別子は、次いで、前記受信されたサービス連絡識別子が、前記第1のサービス連絡識別子であるか、または前記第2のサービス連絡識別子であるかにかかわらず、受信された第1のサービス識別子及び受信されたサービス連絡識別子に依存して取り出されることが可能である。]
[0012] さらに、したがって、この方法を実行するためのコンピュータプログラム及びキャリアが提案される。]
[0013] ユーザにサービスを提供するために、サービス連絡識別子を取り出すように構成されたサーバシステムも提案される。このサーバシステムは、第1のサービスを提供するために必要とされる第1のサービス連絡識別子と、第2のサービスを提供するために必要とされる第2のサービス連絡識別子とを少なくとも備えたデータベースを備える。第1のサービスは、第1のサービス識別子によって識別される。第1のサービス連絡識別子及び第2のサービス連絡識別子は、異なるサービス連絡識別子である。このシステムは、第1のサービス識別子及びサービス連絡識別子を前記ユーザのユーザデバイスから受信するように構成された受信機を備える。このサービスシステムは、前記受信されたサービス連絡識別子が前記第1のサービス連絡識別子であるか、または第2のサービス連絡識別子であるかにかかわらず、受信された第1のサービス識別子及び受信されたサービス連絡識別子に依存して、そのデータベースから第1のサービス連絡識別子を取り出すように構成された取出しモジュールも備える。]
[0014] 提案される方法及びシステムは、ユーザが、そのユーザが使用することを所望するサービスを示すサービス識別子と組み合わせて、任意のサービス連絡識別子をそのシステムに送信することを可能にする。次いで、受信された任意のサービス連絡識別子は、受信された第1のサービス識別子に属している第1のサービス連絡識別子を追跡するために使用されることが可能である。したがって、ユーザが、サービスの意図された受取人または配達当事者/配達住所の任意のサービス連絡識別子を保持する場合、そのユーザは、その受取人/配達住所に関してそのサービスを使用することが可能でありうる。一例として、ユーザは、そのユーザが、電話呼出の受取人の銀行口座番号と組み合わせて、電話サービスを使用することを所望することを示すサービス識別子をシステムに送信することが可能である。次いで、このシステムは、電話サービス要求と、受取人の銀行口座番号とを使用して、受取人の電話番号を追跡する。他方で、ユーザは、支払いサービスの受取人の電話番号と組み合わせて、支払いサービス要求を送信することによって、その受取人に支払いを電信送金することが可能である。]
[0015] 請求項2及び22の実施形態は、少なくとも3つの対応するサービスのうちの1つに関する情報を取得するために、少なくとも3つのサービス連絡識別子のうちの任意の1つの使用を可能にする利点を提供する。]
[0016] 請求項3及び23の実施形態は、そこから少なくとも2つのサービスが選択されうる、複数のサービスを提供する。]
[0017] 請求項4及び24の実施形態は、システム自体が、第1のサービス識別子に対応するサービスを提供する利点を提供する。当然、このシステムは、要求されたサービスを実行するように外部のサービスプロバイダをトリガすることも可能である。かかるトリガは、自動的に提供されることが可能であり、または内部決定アルゴリズムの結果に応じて提供されることも可能である。内部決定アルゴリズムは、例えば、そのサービスの意図された受取人が、そのシステムによって提供されるサービスを使用するために加入しているか否かの質問に関係しうる。]
[0018] 請求項5及び25の実施形態は、ユーザが例えば別のシステムを経由して対応するサービスを実行することを可能にするためのサービス連絡詳細を、そのユーザが提供される利点を提供する。]
[0019] 請求項6及び26の実施形態は、第1のサービス連絡識別子が取り出されるべきであるか否か、及び/または対応するサービスが受取人の要件リスト及びそのサービスのユーザのユーザプロフィールに基づいて提供されるべきであるか否かを決定する、微調整された決定プロセスを可能にする。受取人/宛先当事者は、したがって、自らの要件リストの基準を設定することによって、自らの連絡を完全に管理する。これらの実施形態は、サービスを提供するために通常無関係の情報(項目及び基準)を使用して、そのサービスを許可または拒否することに関する。]
[0020] 上記の実施形態は、ユーザプロフィールの項目を受取人要件リストの基準と突き合わせて検査することに関するものの、請求項7及び27の実施形態は、逆方向の検査、すなわち、受取人のプロフィールの項目がユーザ要件リストの対応する基準に一致するかどうかも必要とする。第1の状況は、(イニシアチブが主に受取人にある)ブラックリスト及びホワイトリスト作成手法において有利に使用され、一方、第2の状況は、ハンドシェーク、すなわち、相互承認状況に関し、差別化された手法が有利に使用されうる。相互承認状況は、本出願人の事前公開されていない国際特許出願PCT/NL2007/050553において、個人識別子を使用する電話サービスに関して説明されており、これにより、参照によりその全体が本特許出願に組み込まれている。]
[0021] このユーザ要件リストは、受取人から受信されたユーザ識別子から、または請求項8及び28において定義されるユーザのログインデータから取得されることが可能である。]
[0022] このシステムは、それぞれ対応するサービス識別子によって識別される、電話サービス、IP電話サービス(例えば、VoIP)、電子メッセージングサービス、メディアストリーミングサービス、ウェブブラウジングサービス、支払いサービス、通常の郵便サービス、及び経路誘導サービスを含めて、複数のサービスを提供するように構成されることが可能である。請求項9、10、29及び30の実施形態は、プロフィールの項目及び要件リストの対応する基準の組合せが、少なくとも2つのサービスに適用可能でありうる利点を提供する。これらの実施形態は、要件リストの基準の不履行が様々なサービスに関する結果を有することを可能にする。一例として、プロフィールの項目が、このプロフィールの所有者が電子メールスパム発信者であることを示す場合、これは、電子メールサービスの利用に影響を及ぼすだけでなく、電話サービス及び/または通常の郵便サービスなど、その他のサービスにも影響を及ぼしうる。請求項11及び31の実施形態によれば、要件リストの基準が適用されるサービスが選択されうる。]
[0023] 受取人/配達当事者/宛先当事者のサービス連絡識別子は、デバイス連絡識別子(例えば、電話番号)、及び個人連絡識別子(例えば、電子メールアドレス、自宅の住所、またはログイン名)を含みうる。(1つまたは複数の)要件リストの基準のうちの少なくとも1つは、これらのサービス連絡識別子から独立し、したがって、請求項12及び32の実施形態において定義されるように、より大きな程度の区別の可能性を提供する。]
[0024] プロフィールからの項目は、請求項13及び33の実施形態によるシステム項目及び/またはユーザ定義された項目でありうる。システム項目は、システム上のユーザ及び/または受取人の行動に関する。システム項目の特定の例は、請求項14及び34において定義されるように、システム上のユーザ及び/または受取人のスパム行動である。システム内のスパム行動は、例えば、電子メッセージのアドレスから受信された1つまたは複数のスパム通知信号の結果として登録されることが可能である。これらの方法及びシステムは、参照によりその全体が本出願に組み込まれている、事前公開されていない国際特許出願PCT/NL2007/050557及びPCT/NL2007/050555において説明されている。ユーザ定義された項目(及び、対応する基準)は、システムによってデフォルトとして提示されない項目及び基準に関連している。かかるユーザ定義された項目は、ユーザ及び受取人により大きな柔軟性を提供する。]
[0025] 当然、プロフィールリストの項目は、空である可能性があり、正確である可能性があり、または不正確である可能性もある。請求項15及び35の実施形態は、検証された項目と検証されていない項目との区別を可能にする。検証されている項目に関して高い正確確率が存在し、一方、検証されていない項目の場合、正確確率は予測不可能である。請求項16及び36の実施形態は、ユーザ及び/または受取人が、ユーザ及び/または受取人の要件リストの基準と突き合わせて検査された項目が検証された項目であるべきかどうかを示すことを可能にする。この特徴は、ユーザもしくは受取人が所望されないサービス取引または意図されないサービス取引に関与する機会を削減する。]
[0026] 請求項17及び37の実施形態によれば、項目は、要件リストの基準と突き合わせて検査することが防止されうる。項目のかかる検査の防止の表示は、デフォルトによって設定されることが可能であり、及び/またはユーザデバイスからの表示によって設定されることが可能である。この特徴は、様々なサービス要求をシステムに提出して、目標とされる受取人の項目がユーザ要件リストの基準に一致するかどうかを判断することによって、プロフィールの項目に関する所望されないフィッシング探索の可能性を回避する。これらの実施形態は、相互承認状況に特に関連するが、ブラックリスト及びホワイトリスト作成状況に適用することも可能である。請求項18及び38の実施形態は、項目の検査に適用されている制限の固定解放または一時的解放を可能にする。]
[0027] 以下において、本発明の実施形態がより詳細に説明される。しかし、これらの実施形態は、本発明に関する保護の範囲を制限すると解釈されることが可能でない点を理解されたい。]
図面の簡単な説明

[0028] 第1の実施形態によるサーバシステムの概略図である。
図1のシステムと共に使用するように構成された電子デバイスの概略図である。
図1のシステムの概略図である。
図1のシステムの概略図である。
本発明の実施形態による流れ図である。
図4の流れ図に追加されうるステップを用いた流れ図である。
プロフィール及び要件リストを備えたシステムに関する状況を示す図である。
プロフィール及び要件リストを備えたシステムに関する状況を示す図である。
第2の実施形態によるサーバシステムの概略図である。
図1及び図7のシステムを使用する方法の実施形態のステップを例示するタイミング図である。
図1及び図7のシステムを使用する方法の実施形態のステップを例示するタイミング図である。
図1及び図7のシステムを使用する方法の実施形態のステップを例示するタイミング図である。
図1及び図7のシステムを使用する方法の実施形態のステップを例示するタイミング図である。
図1及び図7のシステムを使用する方法の実施形態のステップを例示するタイミング図である。
図1及び図7のシステムを使用する方法の実施形態のステップを例示するタイミング図である。
図1及び図7のシステムを使用する方法の実施形態のステップを例示するタイミング図である。]
実施例

[0029] 図1は、電子デバイス2A〜2Dに通信可能に接続されたサーバシステム1を示す。モバイルデバイス2A、2Bは、無線アクセスネットワーク3を経由してサーバシステム1に接続される。固定デバイス2C、2Dは、例えばインターネットまたはローカルエリアネットワークのようなネットワーク4を経由してサーバシステム1に接続される。ネットワーク接続は保護されることが可能である。以下において、デバイス2A、2Cは、サーバシステム1のユーザによって使用され、デバイス2B、2Dは受取人のデバイスによって使用されると想定される。]
[0030] 図2において概略的に示されるモバイルデバイス2Aは、複数の(数字及び/またはアルファベット)キー10を有するキーボードとディスプレイ11とを備えたモバイル電話でありうる。さらに、モバイルデバイス2Aは、サービス識別子キー12A、12B、12C、12Dを備える。これらのキーは、ユーザが、そのユーザが使用することを所望するサービスをサーバシステム1に通信することを可能にする。キー12A〜12Dは、個別のキーであるとは限らず、その他の方法、例えば、特定の時期にソフトキーの機能を示すためにディスプレイ11を使用して、1つまたは複数のソフトキーによって実装されることも可能である点を理解されたい。サービスの選択は、ソフトウェアメニューから行われることも可能である。固定デバイス2Cに関して同じ機能性が可能である点も理解されたい。最後に、デバイス2A、2Cのユーザによって所望されるサービスのタイプは、サーバシステム1に送られたメッセージから暗黙的でもありうる点に留意されたい。一例として、ユーザデバイス2A、2Cが貨幣価値を送信した場合、それは、支払いサービスが要求されたことが暗黙的でありうる。]
[0031] 図3A及び3Bは、サーバシステム1の概略図を示す。]
[0032] サーバシステム1は、プロセッサ20と、メモリ21と、ネットワーク3、4を経由してデバイス2A〜2Dのうちの1つまたは複数と通信するためのネットワークアダプタ22と、リレーショナルデータベース23とを備える。データベース23は、システム1の内部または外部において提供されうると共に、データベース23内に格納されたデータは、複数のデータベース上で配信されることが可能である。サーバシステム1は、通常、図1に示される4個の電子デバイス2A〜2Dより多い電子デバイスに接続されることが可能である点を理解されたい。]
[0033] サーバシステム1の特定の機能が、図3Bに概略的に例示され、次に、さらに詳細に説明される。これらの機能は、プロセッサ20上で実行される1つまたは複数のコンピュータプログラムのソフトウェアコード部分として主に実装されることが可能な点を理解されたい。]
[0034] サーバシステム1は、ユーザデバイス2A、2Cからサービス識別子及び受取人/宛先のサービス連絡識別子を受信するように構成された受信機24を備える。ユーザの識別子は、受取人デバイス2B、2Dから受信されることが可能である。これらの識別子は、電話番号、電子メールアドレス、銀行口座番号、URL、自宅の住所、誘導場所などを含みうる。]
[0035] サーバシステムは、受信されたサービス識別子に対応するサービス連絡識別子及びデータベース23内に格納された、受信された任意のサービス連絡識別子を取り出すように構成された取出しモジュール25を備える。受信されたサービス識別子は、ユーザによって所望されるサービスを示し、したがって、特定の受取人/配達住所に関してデータベース内に格納された任意のサービス連絡識別子と組み合わせて、データベース23から取り出されたサービス連絡識別子を決定する。]
[0036] サーバシステム1は、支払いサービスプロバイダ26及び通信サービスプロバイダ27など、1つまたは複数のサービスプロバイダも含む。支払いサービスプロバイダ26は、受取人の対応するサービス連絡識別子に基づいて、受取人に対して支払いを行うための支払いサービスを提供するように構成される。通信サービス開始装置27は、通信を確立するための対応するサービス識別子を使用して、受取人との通信を確立するために、電話サービス、電子メッセージサービス、ストリーミングメディアサービス、及び/またはウェブブラウジングサービスなどの通信サービスを開始し、場合によっては、これを確立するように構成される。サーバシステムは、通常の郵便サービスプロバイダ及び/または誘導サービスプロバイダ(図示せず)を備えることも可能である。通常の郵便サービスプロバイダは、小包または手紙が送られるための適切な配達住所を提供する。誘導サービスは、特定の場所から目的地に関連する別の場所への経路を提供する。]
[0037] 電子デバイス2A、2Cのユーザによって要求されたサービスのタイプを識別するために、サーバシステム1は、モバイルデバイス2A、2Cのサービス要求からサービス識別子を解析するように構成されたサービス識別子解析装置28を有する。サービス識別子は、通信サービス、支払いサービス、通常の郵便サービス、及び誘導サービスに関係しうる。]
[0038] サービス識別子、任意のサービス連絡識別子、ならびに/あるいは、例えば支払いサービスに関する貨幣価値、添付ファイル及び/またはその他のコンテンツのようなその他のデータを含む構成メッセージがユーザデバイス2A、2Cから受信されることが可能である点を理解されたい。]
[0039] サービスシステム1は、支払いアドレス識別子を使用して外部の支払いサービスを利用するために、支払いシステムに接続するための支払い接続モジュール29、及び通信アドレス識別子を使用して通信サービスを開始するために、外部の通信システムに接続するための通信接続モジュール30も含む。その他のモジュールは、通常の郵便接続モジュール及び/または誘導接続モジュールを含む。これらのモジュールは、例えば、外部からサーバシステム1に提供された支払いサービス、通信サービス、通常の郵便サービス、及び誘導サービスを使用している受取人に関して使用されることが可能である。サーバシステム1は、受取人が、サーバシステム1または外部のシステムの支払いサービス及び/もしくは通信サービスを使用するかどうかを決定するように構成された決定モジュール31を有することが可能である。]
[0040] サーバシステム1は、デバイス2A、2Cからログイン要求を受信するためのログインモジュール32も備える。ログイン要求は、デバイス2A、2Cのユーザを識別するための少なくとも1つの個人識別子を備える。ユーザは、ユーザ名とパスワードの組合せによって識別されることが好ましい。その場合、ユーザは、サーバシステム1の加入者である。]
[0041] ユーザデバイス2A、2Cとの通信は、例えば、保護されたネットワーク接続及び/またはデータ暗号技術によって保護されることが可能である。セキュリティをさらに高めるために、サーバシステムは、可変セッションキー発行装置(variable session key issuer)33を備える。可変セッションキー発行装置は、ユーザデバイス2A、2Cからのその後の要求に応答して、異なるセッションキーを発行するように構成される。発行装置33は、可変キーを取得するために、乱数を使用することが可能であるが、(例えば、特定の場所で温度センサーによって測定された温度などの)外部のパラメータを使用することも可能である。]
[0042] サーバシステム1のデータベース23は、1つもしくは複数の項目(例えば、ユーザの特徴)を含むプロフィール、ならびにユーザデバイス2A、2Cのユーザ及び/またはデバイス2B、2Dを使用している受取人からの1つもしくは複数の基準を含む要件リストを格納することが可能である。サーバシステム1が利用可能なプロフィールと要件リストは、ユーザならびに/あるいは受取人が、受取人もしくは宛先当事者として、それに基づいて、サービス、例えば、支払い取引、通信サービス、通常の郵便サービス、及び/または誘導サービスに関与することを望む条件を微調整することを可能にするために使用されることが可能である。通信を可能ならびに不可能にするこの様式は、可能にすることまたは不可能にすることが、主に、デバイス及び/もしくはユーザのサービス連絡識別子に基づかないという点で、先行技術と異なることを理解されたい。]
[0043] そのため、サーバシステム1は、ユーザ及び/または受取人の少なくとも1つの要件リストを追跡するように構成された追跡装置34を備える。受取人の要件リストは、受取人の受信されたサービス連絡識別子または取り出されたサービス連絡識別子を使用して、追跡されることが可能である。ユーザの要件リストは、ユーザデバイス2A、2Cからの要求内のその他のデータに基づいて追跡されることも可能であるが、このリストに関しても同じことが適用される。]
[0044] さらに、サーバシステム1は、下でさらに詳細に説明されるように、プロフィールの1つまたは複数の項目が、要件リストの1つまたは複数の基準を満たすかどうかを検査するように構成された解析装置35を有する。項目及び対応する基準は、年齢、性別、身体的特徴(例えば、髪の色、長さ)、金融詳細、企業詳細、地理的詳細(例えば、居住地、出生地、住所、通り、私書箱)、個人項目(例えば、ブランド嗜好、社会的嗜好(スポーツ、共同体など)の嗜好)を含めて、サービス連絡識別子ではない、様々な個人的な詳細に関係しうる。項目は、ユーザ定義されることが可能である。項目によってすべての基準を満たすことが解析されることが好ましい。]
[0045] これらの項目及び対応する基準は、例えば、サーバシステム1上のユーザ及び/または受取人の行動など、システムに関係しうる。一例として、サーバシステムは、ユーザまたは受取人がスパム発信者として通知されているとき、このユーザまたは受取人のプロフィール内の項目として、スパムフラグを設定することが可能である。かかる通知の例は、参照によりその出願の全体が本特許出願に組み込まれている、本出願人の国際特許出願PCT/NL2007/050557及びPCT/NL2007/050555において提供される。]
[0046] 手短に言えば、これらの出願は、電子メッセージを配信するための1つまたは複数のサーバを備えたサーバシステム内の電子メッセージの拡散を低減するシステム及び方法を記述する。この方法は、少なくとも1つの電子メッセージまたはその一部を提供することと、前記電子メッセージまたは前記その一部に関する、少なくとも1つのスパム通知信号を受信することとを必要とする。電子メッセージの一部は、例えば、電子メッセージ、または電子メッセージのフィールドもしくは特徴に基づいて組み立てられた新しい部分の1つもしくは複数のフィールドを含みうる。電子メッセージ(及び/もしくは、その一部)ならびに/あるいは同じソースのその他の(先のまたは将来の)電子メッセージに対するアクセスは、前記少なくとも1つのスパム通信信号を受信することに応答して制限される。結果として、電子メッセージに対するアクセスを制限するスパム通信信号の数が設定されうる。一例として、この数は、電子メッセージに対するアクセスが制限されるまで、50個のスパム通信信号、25個のスパム通信信号、10個のスパム通信信号、5個のスパム通信信号、または1個のスパム通信信号にすら設定されることが可能である。]
[0047] この状況において、本出願人は、電子メールスパムメッセージを認識するために使用される従来の規則セットは、スパムフィルタ開発者によって提供される規則セットの定期的な更新にもかかわらず、常に古いものであることを認識した。最終的に、人間だけが電子メールスパムメッセージを認識することが可能になる。さらに、本出願人は、スパムフィルタの改善は、スパムの総量を減らすのではなく、スパムの総量を増大させる一因であることを認識した。したがって、本出願人は、電子スパムメッセージを検出するために、ユーザからのスパム通信信号(だけを)使用し、かかるスパム通知信号の受信時に、その他のユーザデバイス(ユーザデバイスのその他のユーザ)に関して対応する電子メッセージに対するアクセスを制限することを提案する。したがって、サーバシステムは、電子メッセージのアドレス自体が、何の電子メッセージがスパムメッセージであるかを決定すること、及びそれらのアドレスが後にそのメッセージ(及び、場合によっては、同じソースからのその他の先の及び/または将来の電子メッセージ)に対するその他のアドレスのアクセス(権)を決定することができることを可能にする。すなわち、スパム通知信号は、メッセージに対するアクセスを制限するためのサーバシステムに対する命令である。複数のスパム通信信号の場合、それぞれの信号は、部分的な命令と見なされることが可能である。一例として、その他のユーザデバイス(ユーザデバイスのその他のユーザ)は、電子メッセージを表示またはダウンロードすることができない。スパム認識規則セット、スパムパラメータ、及びスパム基準を使用するスパムフィルタは、少なくとも、それについてスパム通知信号が受信されている電子メッセージに対しては、サーバシステム内に存在していない可能性がある。]
[0048] スパム通知メッセージは、電子メール以外のサービスに関して設定または受信されることが可能であり、この場合、システムまたは受取人/宛先当事者は、ある人物がそのシステムを悪用していることを発見する。]
[0049] 例えば、電話サービスの場合、システム及び方法は、電話システム内で第1の加入者デバイス(A加入者デバイス)と第2の加入者デバイス(B加入者デバイス)との間に電話接続を確立するために適用されることが可能である。この電話システムは、A加入者デバイス(発呼者)とB加入者デバイス(被呼者)とを接続するように構成される。この方法は、B加入者デバイスと接続を確立するための要求をA加入者デバイスから受信すること、及び前記A加入者デバイスのユーザの個人識別コードを受信することも含む。接続は、A加入者デバイスの前記ユーザの前記個人識別コードを受信した後にだけ、前記A加入者デバイスとB加入者デバイスとの間で確立されることが可能である。]
[0050] ユーザの個人識別コードを受信することによって、電話システムは、使用されているデバイスを認識するだけの代わりに、システムのサービスを要求している人物を実際に認識することが可能である。その結果、この電話システムは、受信された認証情報の結果として、デバイスに対してだけ措置を適用する代わりに、特定のユーザに対して措置を適用することが可能である。すなわち、特定のユーザに適用された措置は、異なるデバイスを使用して回避または迂回されることが可能でない。かかる措置の一例は、特定のユーザが電気通信システムのサービスにアクセスすることを制限することでありうる。]
[0051] スパム通知を行うために、このシステム及び方法は、1つまたは複数のアクセス制限信号を受信することを可能にすると共に、前記1つまたは複数のアクセス制限信号を受信することに応答して、前記A加入者デバイスの前記ユーザ及びB加入者デバイスの前記ユーザのうちの少なくとも1人に関して、前記電話システム及び前記A加入者デバイスの前記ユーザまたは前記B加入者デバイスの前記ユーザのうちの少なくとも1人に対するアクセスを制限することが可能である。]
[0052] 電話呼出がB加入者デバイスのユーザによって、求められていないまたは所望されないと認識される場合、B加入者デバイスのユーザは、A加入者デバイスのユーザに関して電話システムに対するアクセスを制限する可能性を有する。アクセスは、A加入者デバイスのユーザの個人識別コードに基づいて制限され、したがって、このユーザは、異なるA加入者デバイスを使用して、この措置を単に迂回することはできない。個人識別コードは、例えば、接続が確立されうる前に、そのコードを所有している人物による接続を確立するためのさらなる試みが、まず、この記憶(storage)と突き合わせて検査されるように格納されることが可能である。]
[0053] 電話システムスパム通知の方法及びシステムは、その全体が本出願に組み込まれている、本出願人の事前公開されていない特許出願PCT/NL2007/050553の主題である。]
[0054] スパムに関するシステム項目は、上述の様式で設定されることが可能である。システム及び/もしくはユーザは、このスパム項目が単一のサービスに関するか、または複数のサービスに関するかを決定することが可能である。]
[0055] 当然、ユーザプロフィールまたは受取人プロフィールの項目が個人的な詳細を適切に反映しない可能性が存在する。例えば、実際には、そのユーザまたは受取人が45歳の男性であるものの、ユーザ項目または受取人項目は、そのユーザまたは受取人が20歳の女性であることを示す可能性がある。別の例として、実際には、そのユーザまたは受取人の銀行残高が100,000ユーロを超えるものの、ユーザ項目または受取人項目は、そのユーザまたは受取人の銀行残高が50,000ユーロ未満であることを示す可能性がある。このために、サーバシステム1は、検証された項目と検証されていない項目とを区別する。一例として、サーバシステム1が、支払いサービスプロバイダ26を使用して支払いサービスを提供する場合、銀行残高はサーバシステム1内に記録されているため、ユーザまたは受取人の銀行残高に関する項目は内部的に検証されることが可能である。その他の事例では、性別や年齢など、検証は、項目の妥当性を検証するために、外部のレジスタを検査すること、パスポートの写しを提出することをユーザ及び受取人に要求することなどによって実行されることが可能である。検証されていない項目の検証は、年齢または性別の変化など、項目の変化を検証することによって行われることも可能である。年齢は、常に、一度に上方に1年ずつ変化すべきであり、一方、性別は、概して、まったく変化しないことになる。かかる項目が予測されない形で変化した場合、当該項目は、無期限にまたは無期限でなく、未検証に設定されることが可能である。厳しい措置として、完全なプロフィールは信頼できないとして印されることも可能である。]
[0056] 確実性を高めるために、サーバシステム1は、ユーザのデバイス2A、2C及び/または受取人のデバイス2B、2Dからの検証表示を受信ならびに処理するように構成された検証表示受信機36を備える。検証表示を用いて、ユーザ及び/または受取人は、要件リストの1つもしくは複数の基準がプロフィールの検証された項目に関係すべきであることを示すことが可能である。]
[0057] プロフィール項目はサーバシステム1内に安全に保護され、したがって、サーバシステム1の外部から要求されることは可能でないが、原則として、この人物のサービス連絡識別子を送っているサーバシステム1に様々な要求を行うことによって、1つまたは複数の項目、例えば、その人物の銀行残高の推定を取得することが可能になる。したがって、サーバシステム1は、デフォルトによって、ユーザ及び/または受取人のプロフィールの項目を検査することが防止されるように構成されることが可能である。さらに、サーバシステム1は、ユーザのデバイス2A、2C及び/または受取人のデバイス2B、2Dからの検査防止表示を受信して、処理するように構成された検査防止表示受信機37を備える。検査防止表示は、前記プロフィールの1つもしくは複数の項目を解析装置35によって検査することが防止されるという、ユーザ及び/または受取人からの要求を示す。]
[0058] 上述のサーバシステム1では、基準と突き合わせて検査することに関して項目が利用可能でない様々な状況が存在する。例は、プロフィールが要件リストの基準と突き合わせて検査することが必要とされる項目を含まない状況(例えば、その項目が記入されていないとき、または存在すらしないとき)、及びデフォルト設定によってまたは検査防止表示信号(前の段落を参照されたい)によって、項目を検査することが防止される状況を含む。ユーザまたは受取人がサービスに従事することを決定するのを可能にするために、サーバシステム1は、例えば、デバイス上のポップアップ画面を用いて、そのプロフィールから検査が行われることになるユーザまたは受取人のデバイス2A〜2Dに通知要求を送信するように構成された通知送信機38を備える。通知要求は、例えば、要求リストの対応する基準と突き合わせて前記少なくとも1つの項目を検査することを許可するために、または項目を記入するために、検査防止表示を無視するオプションを提示することが可能である。ユーザ/受取人が検査を許可した場合、防止表示は、サーバシステム1がデバイス2A〜2Dからかかる命令を受信することによって、永久的にまたは一時的に解除されることが可能である。一例として、ユーザが電話によって受取人と通信することを所望し、受取人要求リストが、ユーザの銀行残高がユーザプロフィールリスト上の項目として受取人の要件リスト上の対応する基準と突き合わせて検査される場合にだけこれが可能であることを示す場合、ユーザは、通信が確立される前に、その銀行口座を検査することをまず許可すべきである。検査防止表示の解除は、この情報がその他の当事者に通信されることを意味しない。それは、要件リストの基準と突き合わせた検査に関して項目が利用可能であることを必要とするだけである。当然、受取人は、所望される場合、例えば、マーケティング目的で、その受取人の項目をブロック解除することも可能である。]
[0059] これらの項目及び基準は、サービス選択装置39を使用して、1つまたは複数のサービスに申し込むために設定されることが可能である。]
[0060] 図4は、本発明の実施形態による流れ図を例示する。データベース23は、Dirkと名付けられた受取人の以下のサービス連絡識別子を格納することが可能である。]
[0061] ]
[0062] ステップ40において、サービス識別子がユーザデバイス2Aから受信機24によって受信される。このサービス識別子は、サービス識別子解析装置28によって決定された、例えば、電話に関係しうる。]
[0063] ステップ41において、上記の表に列挙された、Dirkの任意のサービス連絡識別子は、ユーザデバイス2Aから受信機24によって受信される。]
[0064] ステップ42において、取出しモジュール25は、受信されたサービス連絡識別子が受信されたサービス識別子と関連付けられるかどうかを決定する。]
[0065] 一例として、サービス連絡識別子が電話番号であることが決定された場合、電話サービスが直接開始されうる(ステップ43)。電話サービスの開始は、通信サービスプロバイダ27を使用して、受取人の電話番号に対して呼出要求を行うことによって実行されることが可能である。あるいは、開始は、通信接続モジュール30を使用して、外部の電話システムに接続することを必要としうる。]
[0066] しかし、ステップ42おいて、受信されたサービス連絡識別子が受信されたサービス識別子に関連しないことが決定される場合もある。すなわち、受取人は、通常、受信されたサービス連絡識別子を使用して、示されたサービスに関して連絡されない可能性がある。]
[0067] ステップ44において、取出しモジュール25は、意図されたサービスに必要とされる受取人/宛先のサービス連絡識別子が利用可能であるか否かを決定する。]
[0068] デバイス2Aのユーザが、任意のサービス連絡識別子として、Dirkの電話番号を使用して、Dirkのウェブページに対するブラウジングサービスを所望したと想定すると、そのウェブページのURLが利用可能でないため(上の表を参照されたい)、サービス拒否がデバイス2Aに送信されることになる(ステップ45)。]
[0069] しかし、システム1は、電話サービスを要求しているユーザが、電子メッセージサービス、銀行業務サービス、郵便配達サービス、及び経路誘導サービスに関連するサービス連絡識別子を送信することを可能にする。取出しモジュール25は、サービス識別子から、示されたサービスに関して電話番号が必要とされること、及び電子メッセージアドレスdirk@mail.com、銀行口座番号50.37.56.587、または郵便配達/経路誘導住所Laakseweg 24 Ettern-Leurのうちの1つに基づいて、その電話番号がDirkの電話番号であるべきこと、を決定することになる(ステップ46)。]
[0070] 最終的に、ステップ47において、取出しモジュール25は、データベース23から電話番号0123456789を取り出して、そのサービスを開始することになる。電話サービスの開始は、通信サービスプロバイダ27を使用して、受取人の電話番号0123456789に対して呼出要求を行うことによって実行されうる。あるいは、開始は、通信接続モジュール30を使用して、外部の電話システムに接続することを必要としうる。]
[0071] サービス開始の代わりに、サーバシステム1は、電話番号0123456789をユーザデバイス2Aに送信することも可能である点に留意されたい。]
[0072] その他の例は、例えば、サーバシステムから特定の宛先の住所への経路情報を取得するために、受取人の電話番号を使用すること、または特定の銀行口座に金銭を電信送金するために、電子メールアドレスを使用することを含む。]
[0073] サーバシステム1によって提供される可能性は、任意のサービス連絡識別子が、受取人が様々なサービスに関与するのに十分であることを可能にする。かかるシステムは、悪用されがちであり、受取人が自らの承認なしにサービスに従事することになるのを回避するための措置が講じられることが可能である。]
[0074] 図5は、サービス(例えば、サービス開始またはサービス確立)を許可または拒否する方法の様々なステップを含む流れ図を示す。ステップ50において、受信機24は、ユーザデバイス2Aから受取人のサービス連絡識別子を受信する。このサービス連絡識別子は、電話番号、電子メールアドレス、銀行口座番号、URL、自宅の住所、誘導場所でありうる。ステップ51において、図4を参照して説明されたプロセスに従った後で、受信された任意の連絡識別子に基づいて、または取り出されたサービス連絡識別子に基づいて、データベース23内で受取人の要件リストが追跡される。すなわち、図5のプロセスステップは、例えば、図4のステップ41の後に、または図4のステップ46の後に実行されることが可能である。要件リストは、別の場所から取り出されることも可能である。また、例えば、ログインモジュール32によって受信されたログインデータに基づいて、ユーザのプロフィールが追跡される。]
[0075] 次いで、ユーザプロフィールの対応する項目によって、受取人要件リストのすべての基準が満たされるか否かについて解析装置35による検査が行われる。それらの基準が満たされている場合、サービス開始またはサービス確立が可能にされる(ステップ52)。そうでない場合、サービス開始またはサービス確立は拒否される。]
[0076] 2つの事例が識別されうる。]
[0077] 図6Aに示される第1の事例では、解析装置35は、デバイス2A、2Cのユーザのプロフィールの1つまたは複数の項目を、意図された受取人の適切な対応する基準と比較するだけである。ユーザプロフィールの項目が受取人要件リストの対応する基準を満たす場合、サービスは可能にされる。一例として、支払いサービスプロバイダ26及び/または通信サービスプロバイダ27がアクティブ化される。開始されうるその他のサービスは、ストリーミングメディアサービス、通常の郵便配達、及び/または誘導サービスである。他方で、これらの項目が当該基準を満たさない場合、サービス開始またはサービス確立は拒否される。このタイプの解析は、ホワイトリスト及び/またはブラックリスト作成手法に適している。]
[0078] 図6Bに示される第2の事例では、解析装置35は、上記の比較を行うだけでなく、受取人プロフィールの1つまたは複数の項目が、ユーザ要件リストの基準を満たすか否かも解析する。ユーザプロフィールのユーザ項目が受取人要件リストの受取人基準を満たさない場合、及び/または受取人プロフィールの受取人項目がユーザ要件リストのユーザ基準を満たさない場合、サービスは拒否される。これらの項目が両方向で基準を満たす場合にだけ、サービス開始が許可される。この事例は、ハンドシェーク事例、すなわち相互承認事例と呼ばれる場合がある。]
[0079] 図7のサーバシステム1は、複数のサーバ1A〜1Cを備えた実施形態であり、サーバ機能及び/またはデータは、例えば、保護されたネットワーク接続60によって接続された複数のサーバ上で配信される。図7では、支払いサービス、通信サービス、通常の郵便サービス、及び/または誘導サービスは、外部システム61によって実行される。外部システム61は、ゲートウェイ(図示せず)を経由して、サーバシステム1に接続されることが可能である。これらの項目及び基準は、サーバ1A〜1Cを介して配信されて、サービスの要求時に、様々なサーバ1A〜1Cから取り出されることが可能である。かかる実施形態は、例えば、プライバシーを保護するために有用でありうる。]
[0080] 次に、図8〜14を参照して、いくつかの現実的な状況に関してサーバシステム1の動作が説明される。]
[0081] まず、Ghislaine(ユーザ)とDirk(受取人)の間で事業取引が手配されることになると想定される。Ghislaineは、Dirkの電子メールアドレスを表示したDirkの名刺だけを持っている。]
[0082] 以下の表は、サーバシステム1のデータベース23内に格納されたDirk及びGhislaineの詳細を示す。]
[0083] ]
[0084] 図8は、Ghislaineが電話によってDirkに連絡を取ることを試みる状況が示される。ステップ70において、Ghislaineは、自らのユーザ名とパスワードとを用いて、ログインモジュール32を使用して、サーバシステム1上でログインする。次いで、ステップ71において、Ghislaineは、電子メールアドレスdirk@mail.comを使用して電話呼出を行い、この電話呼出は受信機24によって受信される。取出しモジュール25は、電話呼出(サービス識別子)及び電子メールアドレスに依存して、Dirkの電話番号を決定する。次いで、解析装置35は、図5を参照して説明されたように、Ghislaineのプロフィールの項目が、Dirkの要件リストの対応する基準を満たすかどうかを検査する。その項目が基準を満たす場合、ステップ72において、電話サービスプロバイダ27を経由して電話接続が行われうる。]
[0085] 電話会話で、GhislaineはDirkの銀行口座に100,000ユーロの支払いを電信送金すべきであることが議論される。GhislaineはDirkの銀行口座番号を知らない。]
[0086] 図9で、ステップ80において、Ghislaineは、デバイス2Aを使用して、ログインモジュール32を再び使用して、サーバシステム1上でログインする。当然、サーバシステム1との接続が維持されていた場合、ログインは2度要求されるとは限らないことになる。サーバシステム1は、第1のセッションキーを使用して、ディスプレイ11のインターフェースを提示する。ステップ81において、Ghislaineは、Dirkに支払い(サービス識別子)を行うために、Dirkの電子メールアドレスを再度入力し、サーバシステム1は、第1のセッションキーとは異なる第2のセッションキーに従って支払い金額を入力するための別のスクリーンを提示する。Ghislaineのプロフィール項目がDirkの要件リストから知られているDirkの基準を満たす場合にだけ、第2のスクリーンが提示されることが可能である。ステップ82において、100,000ユーロの支払い金額がサーバシステム1によって受信される。当然、この支払い金額は、ステップ81において、すなわち、Dirkの電子メールアドレスと共に、サーバシステム1によって受信されることも可能である。]
[0087] 決定モジュール31は、Dirkがサーバシステム1の銀行サービスを使用しないことを決定する。この決定に応じて、ステップ83において、外部の銀行システム61上の口座に支払いを行うために、支払い接続モジュール29がアクティブ化される(図7)。Dirkは、その時点で、支払いが行われた否かを自らの銀行61に問い合わせるために、自らのデバイス2Dを使用することが可能である(ステップ84)。]
[0088] Ghislaine及びDirkのプロフィール及び要件リストが、以下の表において提供される。]
[0089] ]
[0090] 図10は、ユーザ名及びパスワードを検証するためのログインモジュール32を使用した、Ghislaineのログインステップ90を示す。ステップ91において、Dirkの電子メールアドレスと、電話サービスが必要とされることを示したサービス識別子とを含む構成メッセージが受信機24及びサービス識別子解析装置28によって受信される。当然、ステップ90及び91は、システム1によって取り出されたDirkの電話番号を含む簡単な電話呼出にも関係しうる。]
[0091] Dirkの電子メールアドレスは、Dirkの要件リストを追跡するために、追跡装置34によって使用される。この要件リストは、相手当事者が関与すべき業界のタイプ、すなわち、情報通信技術産業(ICT)に関する第1の基準を備える。この基準は、すべてのサービスに関して満たされるべきである。さらに、相手当事者(この場合、Ghislaine)のプロフィールの業界項目は、検証された項目であるべきである。Dirkの要件リストは、相手当事者の銀行残高が50,000ユーロを上回るべきであることを規定する第2の基準を備える。しかし、この基準は、サービス選択装置39を使用して設定されている支払いサービスだけに関連する。Dirkは、ログインステップ90の前に、サーバシステム1内にこれらの基準を入力した可能性がある。]
[0092] この場合、電話サービスは提供されないことになる。というのも、解析装置35は、Ghislaineのプロフィール内の業界項目はICTであるが、これは検証された項目でないことを見出すことになり、それによって解析装置35は、電話接続を開始するように電話サービスプロバイダ27に命令しないためである(ステップ92において、バツ印によって示される)。]
[0093] この状況は、Ghislaineに、例えば、サーバシステム1の仲介者に連絡詳細を提出することによって、サーバシステム1内でGhislaineのプロフィールの業界項目を検証させることになる。この項目が検証された場合、デバイス2Aとデバイス2Bとの間の電話接続は、図8の例に従って、電話サービスプロバイダ27を経由して確立されることが可能である。]
[0094] Dirkの要件リストが、Ghislaineはサーバシステム1上でスパム発信者として通知されているべきではないという基準を含む場合、Ghislaineのプロフィールリストは、Ghislaineがスパム通知を受信したことを示すシステム項目を含んでいるため、解析装置35は電話サービスプロバイダ27を決してトリガしないことになる点に留意されたい。この項目は、デフォルトによって、解析装置35によって検査することが防止できない、検証された項目である。このシステム項目は、1つのサービスだけに関して、または複数のサービスに関して有効でありうる。現実的な状況では、スパム基準は、デフォルトによって、任意のユーザ及び受取人の要件リストの一部であると想定される(しかし、この例において、Dirkが行ったように、このリストから除去されることが可能である)。]
[0095] 電話会話の後で、Ghislaineは、Dirkの(外部の)銀行口座に100,000ユーロの金額を電信送金することを再度所望する。ステップ73において、Ghislaineは、支払いサービスが必要とされることを示すサービス識別子と共に、サーバシステム1にDirkの電子メールアドレスを提出する。この表示は、ディスプレイ11上の金額フィールド内に100,000ユーロの金額を入力することによって黙示的でありうると共に、その金額は、ステップ94において受け取られる。電子メールアドレス、サーバ識別子、及び金額フィールドは、単一の構成メッセージ内で受信されることが可能である。]
[0096] Dirkの電子メールアドレスに基づいて、追跡装置34を使用してDirkの要件リストを追跡した後で、解析装置35は、Dirkの要件リストが、相手当事者が少なくとも50,000ユーロの銀行残高を有する支払いサービスに関してだけ検査されるべきである基準も有することを見出す。Ghislaineのプロフィール内の対応する項目を検査するとき、解析装置は、この項目は検査することが防止されていることを見出す。これは、デフォルト設定でありうるか、またはサーバシステム1の検査防止表示受信機37を使用して、Ghislaineによって設定されうる(表:「ブロックされている」を参照されたい)。したがって、すべての項目及び基準はサーバシステム1のユーザに通信されないが、しかし、もし防止されない場合、解析装置35による検査のために利用可能でありうる点を理解されたい。その結果、解析装置35は、この場合、Ghislaineの銀行残高に関して検査を実行することができない。解析装置35は、業界要件の検査を再度行うことが可能である。銀行残高要件が、電話サービスなど、その他のサービスに関しても適用可能であった場合、銀行残高の検査が可能にされるまで、その電話サービスは開始されなかった(かつ、銀行残高が不十分であることが分かった場合、電話サービスは開始されないことになる)点に留意されたい。すなわち、基準は、1つのサービスまたは複数のサービスに適用可能でありうる。]
[0097] Ghislaineは、その場合、Dirkの要件リストが、支払いが行われうる前にGhislaineの銀行残高を検査することを必要とすることを、サーバシステム1の通知送信機38がGhislaineに通知する(ステップ95)オプションを選ぶことが可能である。次いで、Ghislaineは、自らの銀行残高項目の検査を(一時的に)許可することを選ぶことが可能である(ステップ96)。後で、解析装置35は、Dirkの要件リストの銀行残高基準と突き合わせて検査を実行し、支払い取引を開始するように支払いサービス開始装置25をトリガすることが可能である(図9のステップ83、84によるステップ97、98)。]
[0098] 図11は、サービスを許可または拒否するための方法のさらに別の例を提供する。]
[0099] Deirdre及びHenkは、電話呼出を行うことに合意した。Henkは自らのデバイス2Bを使用する。ステップ100において、システム1は、Deirdreの電話番号を受信して、追跡装置34は、その電話番号に基づいて、Deirdreの要件リストを追跡する。Henkのプロフィールも追跡されて、解析装置35は、Henkのプロフィールの項目がDeirdreの要件リストの適応可能な対応する基準を満たすかどうかを検査する。解析装置35は、Henkのプロフィールの項目がDeirdreの要件リストの基準を満たすことを見出すと想定される。]
[0100] しかし、システム1は、このサービスを開始するために相互承認が必要とされるように設定されており、したがって、電話通信はまだ実施されていない(ステップ101においてバツ印によって示される)。]
[0101] 後の時点で、Deirdreは、Henkの電話番号を使用して、システム1に連絡する(ステップ102)。追跡装置34は、その時点で、Henkの要件リストを追跡し、解析装置35は、Deirdreの項目がHenkの要件リストの基準に一致するかどうかを検査する。解析装置35が、Deirdreのプロフィールの項目がHenkの要件リストの基準を満たすことを見出した場合、検査の直後に、または後の時点で、電話通信が開始されうる(ステップ103)。]
[0102] 図11の実施形態は、図6Bを参照して説明された相互承認方法を使用する。しかし、相互承認は、両当事者がシステム1に連絡することを必要とするとは限らない点を理解されたい。上の例では、Henkの呼出は、Ghislaineの電話番号及びHenkの連絡詳細(例えば、Henkのログインデータ、電話番号、IMEIコードなど)に基づいて両方の検査を可能にすることになる。]
[0103] 図12は、ユーザが自らのデバイス2Cからスパム電子メールを送る事例を示す(ステップ110)。ステップ111において、システム1は、任意のユーザデバイスXからスパム通知メッセージを受信する。このスパム通知メッセージは、参照によってその全体が本出願に組み込まれている、本出願人の事前公開されていない国際特許出願PCT/NL2007/050557及びPCT/NL2007/050555において説明されるように取得されることが可能である。その時点で、ユーザのプロフィールは、そのユーザがスパム発信者として通知されていることを反映するシステム項目を有する。ステップ112において、ユーザは、自らのモバイル電話2Aを用いて受取人デバイス2Bに電話呼出を行う。システム1の追跡装置34は、受取人の受取人要件リストを追跡する。解析装置35は、受取人要件リストが、受取人がスパム発信者として登録された人物によって開始されたサービスに関与することを好まないという基準を含むことを見出す。その結果、電話接続は確立されないことになる(ステップ113においてバツ印で示される)。]
[0104] 図13において、ユーザAは、サーバシステム1に対するアクセスを有する会社に手紙または小包Pを送る(ステップ120)。この手紙は、意図された受取人Bの任意の連絡識別子、例えば、電話番号を含む。郵便配達サービスが必要とされることは黙示的である。任意の連絡識別子は走査されて、ユーザAのプロフィールリスト上の項目が受取人Bの要件リストの対応する基準を満たす場合、受取人Bの実際の住所がシステムによって開示され、手紙または小包Pは受取人に対してこの住所に配達されることが可能である(ステップ121)。当然、ユーザAは、任意の連絡識別子をサーバシステムに送り、自らの(1つまたは複数の)項目がBの受取人要件リストの基準を満たす場合にだけ、その住所を入手することも可能である。支払いは、サーバシステム1を経由して手配されることも可能である。]
[0105] 図14において、ユーザAは、別の当事者Bの意図された場所の電話番号(または、別の任意のサービス連絡識別子)を(モバイル電話であるとは限らない)自らの誘導デバイス2A内に入力する。誘導デバイス2Aは、電話番号と、この場所に対する経路情報に関する誘導サービスの使用を識別するサービス識別子とを含む要求をサーバシステムに送る(ステップ130)。要求の受信時に、解析装置35は、ユーザAのプロフィールリスト上の項目が、受取人Bの要件リストの対応する基準を満たすかどうかを検査する。一例として、Bの要件リストの基準は、誘導情報が弁理士に提供されるべきではないというものである。ユーザAの専門項目が、ユーザAは弁理士であることを示すため、誘導情報は誘導デバイス2Aに提供されない(ステップ131においてバツ印で示される)。したがって、弁理士Aは、自らの誘導デバイス2Aを使用して、Bに誘導されることが可能でないことになる(ステップ132においてバツ印で示される)。]
[0106] 1サーバシステム
2A〜2D電子デバイス
2A、2Bモバイルデバイス
2C、2D固定デバイス
3、4ネットワーク
10キー
11ディスプレイ
12A、12B、12C、12Dサービス識別子
20プロセッサ
21メモリ
22ネットワークアダプタ
23リレーショナルデータベース
24受信機
25取出しモジュール
26支払いサービスプロバイダ
27通信サービスプロバイダ/通信サービス開始装置
28 サービス識別子解析装置
29支払い接続モジュール
30通信接続モジュール
31決定モジュール
32ログインモジュール
33可変セッションキー発行装置
34追跡装置
35 解析装置
36 検証表示受信機
37検査防止表示受信機
38通知送信機
39サービス選択装置
60 保護されたネットワーク接続
61 外部システム]
权利要求:

請求項1
ユーザのユーザデバイスに接続するように構成された少なくとも1つのサーバシステムを備えたシステム内で前記ユーザにサービスを提供するために、サービス連絡識別子を取り出す方法であって、前記サーバシステムが、第1のサービスを提供するために必要とされる第1のサービス連絡識別子と、第2のサービスを提供するために必要とされる第2のサービス連絡識別子とを少なくとも備えたデータベースに対するアクセスを有し、前記第1のサービスが第1のサービス識別子によって識別され、前記第1のサービス連絡識別子及び前記第2のサービス連絡識別子が、異なるサービス連絡識別子であり、前記方法が、前記サーバシステムによって、−前記ユーザの前記ユーザデバイスから前記第1のサービス識別子を受信するステップと、−前記ユーザの前記ユーザデバイスからサービス連絡識別子を受信するステップと、−前記受信されたサービス連絡識別子が、前記第1のサービス連絡識別子であるか、または前記第2のサービス連絡識別子であるかにかかわらず、前記受信された第1のサービス識別子及び前記受信されたサービス連絡識別子に依存して、前記データベースから前記第1のサービス連絡識別子を取り出すステップとを備える方法。
請求項2
前記データベースが、第3のサービスを提供するために必要とされる第3のサービス連絡識別子を備え、前記第3のサービス連絡識別子が、前記第1のサービス連絡識別子及び前記第2のサービス連絡識別子と異なり、前記方法が、前記受信されたサービス連絡識別子が前記第1のサービス連絡識別子であるか、前記第2のサービス連絡識別子であるか、または前記第3のサービス連絡識別子であるかにかかわらず、前記受信された第1のサービス連絡識別子及び前記受信されたサービス連絡識別子に依存して、前記第1のサービス連絡識別子を取り出すステップを備える、請求項1に記載の方法。
請求項3
前記第1のサービス及び前記第2のサービスが、電話サービス、電子メッセージサービス、ブラウジングサービス、支払いサービス、ストリーミングメディアサービス、経路誘導サービス、及び郵便配達サービスからなるグループから選択される、請求項1から2のうちの1つまたは複数に記載の方法。
請求項4
前記第1のサービス識別子に従ってサービスを提供するステップをさらに備える、請求項1から3のうちの1つまたは複数に記載の方法。
請求項5
前記第1のサービス連絡識別子を前記ユーザデバイスに送信するステップをさらに備える、請求項1から4のうちの1つまたは複数に記載の方法。
請求項6
前記サーバシステムが、受取人の受取人要件リスト及び前記ユーザのユーザプロフィールに対するアクセスを有し、前記受取人要件リストが、前記ユーザプロフィールの項目に関する少なくとも1つの基準を備え、前記方法が、−前記受取人の前記サービス連絡識別子を受信するステップと、−前記第1のサービス連絡識別子及び前記第2のサービス連絡識別子のうちの少なくとも1つに基づいて、前記受取人要件リストを追跡するステップと、−前記ユーザプロフィールの前記項目が、前記追跡された受取人要件リストの前記少なくとも1つの基準を満たすかどうかを検査するステップと、−前記ユーザプロフィールの前記項目が、前記受取人要件リストの前記少なくとも1つの基準を満たす場合、前記第1のサービスを許可し、前記ユーザプロフィールの前記項目が、前記受取人要件リストの前記少なくとも1つの基準を満たさない場合、前記第1のサービスを拒否するステップとを備える、請求項1から5のうちの1つまたは複数に記載の方法。
請求項7
前記サーバシステムが、前記ユーザのユーザ要件リスト及び前記受取人の受取人プロフィールに対するアクセスを有し、前記ユーザ要件リストが、前記受取人プロフィールの項目に関する少なくとも1つの基準を備え、前記方法が、−前記ユーザ要件リストを追跡するステップと、−前記受取人プロフィールの前記項目が、前記追跡されたユーザ要件リストの前記少なくとも1つの基準を満たすかどうかを検査するステップと、−前記受取人プロフィールの前記項目が、前記ユーザ要件リストの前記少なくとも1つの基準も満たす場合にだけ、前記サービスを許可するステップとをさらに備える、請求項6に記載の方法。
請求項8
前記ユーザデバイスから受信されたログインデータ及び前記受取人のデバイスから受信されたサービス連絡識別子から受信されたログインデータのうちの少なくとも1つに基づいて、前記ユーザ要件リストを追跡するステップをさらに備える、請求項7に記載の方法。
請求項9
前記サーバシステムが、少なくとも第1のサービス及び第2のサービスに関するサービスを許可または拒否するように構成され、前記方法が、前記ユーザプロフィールの前記項目が、前記受取人要件リストの前記少なくとも1つの基準を満たさない場合、前記第1のサービス及び前記第2のサービスの前記サービス開始を拒否するステップを備える、請求項6から8のうちの1つまたは複数に記載の方法。
請求項10
前記サーバシステムが、前記ユーザのユーザ要件リスト及び前記受取人の受取人プロフィールに対するアクセスを有し、前記ユーザ要件リストが、前記受取人プロフィールの項目に関する少なくとも1つの基準を備え、前記方法が、−前記ユーザ要件リストを追跡するステップと、−前記受取人プロフィールの前記項目が、前記追跡されたユーザ要件リストの前記少なくとも1つの基準を満たすかどうかを検査するステップと、−前記受取人プロフィールの前記項目が、前記ユーザ要件リストの前記少なくとも1つの基準も満たす場合にだけ、前記第1のサービス及び前記第2のサービスのサービスを許可するステップとをさらに備える、請求項9に記載の方法。
請求項11
前記ユーザ要件リスト及び前記受取人要件リストのうちの少なくとも1つにおけるサービス選択を受信するステップをさらに備える、請求項9または10に記載の方法。
請求項12
前記基準が、前記サービス連絡識別子から独立している、請求項6から11のうちの1つまたは複数に記載の方法。
請求項13
前記少なくとも1つの項目が、システム項目及び/またはユーザ定義された項目を備える、請求項6から12のうちの1つまたは複数に記載の方法。
請求項14
前記システム項目が、スパム関連の項目である、請求項13に記載の方法。
請求項15
前記プロフィールの前記項目が、検証された項目と検証されていない項目とを備える、請求項6から14のうちの1つまたは複数に記載の方法。
請求項16
前記サーバシステムが、前記ユーザのデバイス及び前記受取人のデバイスのうちの少なくとも1つから、前記要件リストの前記少なくとも1つの基準が、前記プロフィールの検証された項目または検証されていない項目に関するという検証表示を受信する、請求項15に記載の方法。
請求項17
前記項目のうちの1つまたは複数を検査することが防止され、オプションで、前記サーバシステムが、前記ユーザのデバイス及び前記受取人のデバイスのうちの少なくとも1つから、前記プロフィールの1つまたは複数の項目を検査することが防止されることを示す検査防止表示を受信する、請求項6から16のうちの1つまたは複数に記載の方法。
請求項18
検査防止表示が適用される前記ユーザまたは前記受取人のデバイスに通知要求を送信するステップを備え、前記通知要求が、前記少なくとも1つの項目を要件リストの対応する基準と突き合わせて検査することを許可するために、前記検査防止表示を無視するオプションを提示する、請求項17に記載の方法。
請求項19
電子システムにインストールされ、前記電子システムによって実行されたとき、請求項1から18に記載の方法を実行するように適合されたソフトウェアコード部分を備えるコンピュータプログラム。
請求項20
請求項19に記載のコンピュータプログラムを含むキャリア。
請求項21
ユーザにサービスを提供するために、サービス連絡識別子を取り出すように構成されたサーバシステムであって、−第1のサービスを提供するために必要とされる第1のサービス連絡識別子と、第2のサービスを提供するために必要とされる第2のサービス連絡識別子とを少なくとも備えたデータベースであって、前記第1のサービスが、第1のサービス識別子によって識別され、前記第1のサービス連絡識別子及び前記第2のサービス連絡識別子が、異なるサービス連絡識別子であるデータベースと、−前記ユーザの前記ユーザデバイスから、前記第1のサービス識別子及びサービス連絡識別子を受信するように構成された受信機と、−前記受信されたサービス連絡識別子が、前記第1のサービス連絡識別子であるか、または前記第2のサービス識別子であるかにかかわらず、前記受信された第1のサービス識別子及び前記受信されたサービス連絡識別子に依存して、前記データベースから前記第1のサービス連絡識別子を取り出すように構成された取出しモジュールとを備えるサーバシステム。
請求項22
前記データベースが、第3のサービスを提供するために必要とされる第3のサービス連絡識別子をさらに備え、前記第3のサービス連絡識別子が、前記第1のサービス連絡識別子及び前記第2のサービス連絡識別子とは異なり、前記取出しモジュールが、前記受信されたサービス連絡識別子が、前記第1のサービス連絡識別子であるか、前記第2のサービス連絡識別子であるか、または前記第3のサービス連絡識別子であるかにかかわらず、前記受信された第1のサービス識別子及び前記受信されたサービス連絡識別子に依存して、前記第1のサービス連絡識別子を取り出すように構成された、請求項21に記載のサーバシステム。
請求項23
前記第1のサービス及び前記第2のサービスが、電話サービス、電子メッセージサービス、ブラウジングサービス、支払いサービス、ストリーミングメディアサービス、経路誘導サービス、及び郵便配達サービスからなるグループから選択される、請求項21または22のうちの1つまたは複数に記載のサーバシステム。
請求項24
前記サーバシステムが、前記第1のサービス識別子に従って、前記ユーザにサービスを提供するように構成されたサービスプロバイダをさらに備える、請求項21から23のうちの1つまたは複数に記載のサーバシステム。
請求項25
前記サーバシステムが、前記第1のサービス連絡識別子を前記ユーザデバイスに送信するようにさらに構成された、請求項21から24のうちの1つまたは複数に記載のサーバシステム。
請求項26
前記サーバシステムが、−前記ユーザデバイスから受取人に関するサービス要求を受信するように構成された受信機であって、前記サービス要求が、前記受取人の前記第1のサービス識別子及び前記サービス連絡識別子を備える受信機と、−前記第1のサービス連絡識別子及び前記第2のサービス連絡識別子のうちの少なくとも1つに基づいて、前記受取人の受取人要件リストを追跡するように構成された追跡装置であって、前記受取人要件リストが、ユーザプロフィールの項目に関する少なくとも1つの基準を備える、追跡装置と、−前記ユーザプロフィールの前記項目が、前記追跡された受取人要件リストの前記少なくとも1つの基準を満たすかどうかを解析するように構成された解析装置と、−前記ユーザプロフィールの前記項目が、前記受取人要件リストの前記少なくとも1つの基準を満たす場合、前記サービスを許可し、前記ユーザプロフィールの前記項目が、前記受取人要件リストの前記少なくとも1つの基準を満たさない場合、前記サービスを拒否するように構成されたサービス開始装置とをさらに備える、請求項21から25のうちの1つまたは複数に記載のサーバシステム。
請求項27
−前記追跡装置が、前記ユーザのユーザ要件リスト及び前記受取人の受取人プロフィールを追跡するようにさらに構成され、前記ユーザ要件リストが、前記受取人プロフィールの項目に関する少なくとも1つの基準を備え、−前記解析装置が、前記受取人プロフィールの前記項目が、前記追跡されたユーザ要件リストの前記少なくとも1つの基準を満たすかどうかを解析するようにさらに構成され、−前記サービス開始装置が、前記受取人プロフィールの前記項目が、前記ユーザ要件リストの前記少なくとも1つの基準も満たす場合にだけ、前記サービスを許可するように構成された、請求項26に記載のサーバシステム。
請求項28
前記システムが、ログインデータを受信するためのログインモジュールを備え、前記追跡装置が、前記ログインデータに基づいて、または前記受取人のデバイスから受信されたユーザ識別子に基づいて、前記ユーザ要件リストを追跡するように構成された、請求項27に記載のサーバシステム。
請求項29
前記サーバシステムが、少なくとも第1のサービス及び第2のサービスに関するサービスを許可または拒否するように構成され、前記サービス開始装置が、前記ユーザプロフィールの前記項目が、前記受取人要件リストの前記少なくとも1つの基準を満たさない場合、前記第1のサービス及び前記第2のサービスの前記サービス開始を拒否するように構成された、請求項26に記載のサーバシステム。
請求項30
前記サーバシステムが、前記ユーザのユーザ要件リスト及び前記受取人の受取人プロフィールに対するアクセスを有し、前記ユーザ要件リストが、前記受取人プロフィールの項目に関する少なくとも1つの基準を備え、前記サービス開始装置が、前記受取人プロフィールの前記項目が、前記ユーザ要件リストの前記少なくとも1つの基準も満たす場合にだけ、前記第1のサービス及び前記第2のサービスのサービスを許可するように構成された、請求項29に記載のサーバシステム。
請求項31
前記サーバシステムが、前記ユーザ要件リスト及び前記受取人要件リストのうちの少なくとも1つにおけるサービス選択を含むように構成されたサービス選択装置をさらに備える、請求項29または30に記載のサーバシステム。
請求項32
前記基準が、前記サービス連絡識別子から独立している、請求項26から31のうちの1つまたは複数に記載のサーバシステム。
請求項33
前記少なくとも1つの項目が、システム項目及び/またはユーザ定義された項目を備える、請求項26から32のうちの1つまたは複数に記載のサーバシステム。
請求項34
前記システム項目が、スパム関連項目である、請求項33に記載のサーバシステム。
請求項35
前記プロフィールの前記項目が、検証された項目と検証されていない項目とを備える、請求項26から34のうちの1つまたは複数に記載のサーバシステム。
請求項36
前記ユーザのデバイス及び前記受取人のデバイスのうちの少なくとも1つから検証表示を受信して、処理するように構成された検証表示受信機をさらに備え、前記検証表示が、前記要件リストの前記少なくとも1つの基準が、前記プロフィールの検証された項目に関することを示す、請求項35に記載のサーバシステム。
請求項37
前記項目のうちの1つまたは複数を検査することが防止され、前記システムが、前記ユーザのデバイス及び前記受取人のデバイスのうちの少なくとも1つから検査防止表示を受信して、処理するように構成された検査防止表示受信機をオプションで備え、前記検査防止表示が、前記プロフィールの1つまたは複数の項目を、前記解析装置によって検査することが防止されることを示す、請求項26から36のうちの1つまたは複数に記載のサーバシステム。
請求項38
前記システムが、検査防止表示が適用される前記ユーザまたは前記受取人のデバイスに通知要求を送信するように構成された通知送信機をさらに備え、前記通知要求が、前記少なくとも1つの項目を要件リストの対応する基準と突き合わせて検査することを許可するために、前記検査防止表示を無視するオプションを提示する、請求項37に記載のサーバシステム。
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