![]() メタン貯蔵のためのギ酸塩を基礎とする多孔性の金属有機骨格材料の使用
专利摘要:
本発明は、メタンの貯蔵又は分離のための少なくとも第一の有機化合物、及び場合により第二の有機化合物を含有する多孔性の金属有機骨格材料の使用に関し、その際、少なくとも前記の第一の有機化合物が、少なくとも部分的に二座で少なくとも1つの金属イオンに配位結合し、前記の少なくとも1つの金属イオンがMg(II)であり、前記の第一の有機化合物はギ酸由来であり、かつ前記の第二の有機化合物は酢酸由来である。さらに、本発明は、ギ酸塩−及び酢酸塩−マグネシウムを基礎とした多孔性の金属有機骨格材料に、並びにその製造に関する。 公开号:JP2011514377A 申请号:JP2011500191 申请日:2009-03-17 公开日:2011-05-06 发明作者:ミュラー ウルリッヒ;ロインク エミ;コックス ゲアハルト;ヴォルフガング;ヘフケン ハンス 申请人:ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピアBasf Se; IPC主号:C07C53-02
专利说明:
[0001] 発明の詳細な説明 本発明は、メタンの貯蔵又は分離のための多孔性の金属有機骨格材料の使用、相応する方法、多孔性の金属有機骨格材料、並びにその製造に関する。] [0002] ガスの貯蔵又は分離のための材料は、先行技術において公知である。例えば、活性炭素及び分子ふるい並びに金属有機骨格材料が挙げられる。] [0003] この場合、前記の金属有機骨格材料は、特に、金属、並びにリガンドの相応する選択によって、特定の適用のために使用することができる貯蔵材料又は分離材料を得ることができることが優れている。] [0004] この場合、特に、さらに特定のガスに対して貯蔵又は分離の際の選択の挙動を特徴とする低コストの及び強固な材料の必要性がある。] [0005] 金属有機骨格材料の場合に、適した合成によって骨格材料を得られることができることが判明し、その成分は通常の塩から公知である。] [0006] 従って、例えばギ酸マグネシウムは、市販されている。CAS番号6150−82−9を有するギ酸マグネシウムの二水和物は、例えばSigmaAldrich社から入手できる。] [0007] J. A. Rood et al., Inorg. Chem. 45 (2006), 5521−5528は、適した合成方法によって、窒素及び水素の使用下でガス吸着の研究によって証明される多孔性であるマグネシウム及びギ酸塩から金属有機骨格材料を得ることができる。] [0008] 先行技術において公知の金属有機骨格材料にも関わらず、依然として、特に、特定のガスに対して貯蔵又は分離の際の選択の挙動を特徴とする、金属有機骨格材料の必要性がある。] [0009] 本発明の課題は、貯蔵及び分離のための適した使用並びに他の材料を提供することである。] [0010] 前記課題は、メタンの貯蔵又は分離のための、少なくとも第一の有機化合物及び場合により第二の有機化合物を含有する多孔性の金属有機骨格材料の使用によって解決され、その際、少なくとも前記の第一の有機化合物が、少なくとも部分的に二座で少なくとも1つの金属イオンに配位結合し、前記の少なくとも1つの金属イオンがMg(II)であり、前記の第一の有機化合物はギ酸由来であり、かつ前記の第二の有機化合物は酢酸由来である。] [0011] さらに、前記課題は、少なくとも第一の有機化合物及び第二の有機化合物を含有する多孔性の金属有機骨格材料によって解決され、その際、少なくとも前記の第一の有機化合物が、少なくとも部分的に二座で少なくとも1つの金属イオンに配位結合し、前記の少なくとも1つの金属イオンがMg(II)であり、前記の第一の有機化合物はギ酸由来であり、かつ前記の第二の有機化合物は酢酸由来である。] [0012] ギ酸マグネシウムに基づく多孔性の金属有機骨格材料がメタン貯蔵及びメタン分離のために適していることが示されている。さらに、酢酸の存在でのギ酸マグネシウム−金属有機骨格材料の製造は、新しい金属有機骨格材料を得ることができ、その骨格材料構造は、純粋なギ酸マグネシウム骨格材料の骨格材料構造に相当し、かつ同様にメタンの貯蔵又は分離に好適であることが示されている。] [0013] 本発明の範囲内で、"由来"の概念には、ギ酸及び場合により酢酸が、本発明による多孔性の金属有機骨格材料中でギ酸塩又は酢酸塩として存在することを意味し、その際部分的にプロトン化された形も可能である。] [0014] 図1は、ギ酸塩及び酢酸塩からの本発明による金属有機骨格材料のX線回折図を示す。この場合、回折図において、Iは強度(Lin(カウント))を示し、かつ2Θは2シータスケールを示す。] 図1 [0015] 特に、本発明による骨格材料は、そのX線回折(XDR)が8°<2Θ<12°の範囲で2つの反射を示し、2°<Θ<70°の範囲で最大の反射を表すことを特徴とする。] [0016] この場合、回折図を、次のように算出することができる:その試料を、粉末として市販の装置(Siemens社製のD−5000回折装置又はBruker D8−Advance)の試料容器中に取り付ける。放射源として、可変の第一の及び第二のオリフィス板並びに第二のモノクロメータを用いてCu−Kα−放射線を使用する。シグナルの検波は、シンチレーション検出器(Siemens社製)又はSolex−半導体検出器(Bruker社製)の元で行う。2Θの測定範囲は、典型的に2°〜70°を選択する。角度ステップは0.02°であり、その測定時間は角度ステップ毎に典型的に2〜4秒である。その評価の場合に、反射は、少なくとも3倍高いシグナル強度によって暗騒音を識別する。その面積分析を、個々の反射にベースラインを引くことによって手動で行うことができる。これとは別に、プログラム、例えばBruker社の"Topas−Profile"を使用することができ、その際バックグラウンドの整合は、例えばソフトウェアにおける多項式の1の程度について自動的に生じる。] [0017] さらに、Mg(II)に加えてさらに金属イオンを有さない本発明による金属有機骨格材料が好ましい。] [0018] さらに、同様に、本発明による金属有機骨格材料が、少なくとも1つの金属イオンに配位結合する、さらに少なくとも二座の有機化合物を有さないことが好ましい。] [0019] 特に、本発明による金属有機骨格材料における第一の有機化合物と第二の有機化合物とのモル比は、10:1〜1:10の範囲である。より有利には、前記比は、5:1〜1:5の範囲であり、さらにより有利には2:1〜1:2の範囲であり、さらにより有利には1.5:1〜1:1.5の範囲であり、さらにより有利には1.2:1〜1:1.2の範囲であり、さらにより有利には1.1:1〜1:1.1の範囲であり、かつ特に1:1である。相応して、ギ酸と酢酸の製造で要求される量が使用されうる。] [0020] 本発明の他の対象は、本発明による多孔性の金属有機骨格材料の製造方法であり、その工程は、 (a)110℃〜150℃の範囲の温度で少なくとも10時間、硝酸マグネシウム六水和物、ギ酸及び酢酸並びに溶剤を含有する反応溶液の反応、及び (b)沈澱した固体の分離 を含む。] [0021] 本発明による骨格材料の製造のための本発明による方法は、工程(a)として、110℃〜150℃の範囲の温度で少なくとも10時間、硝酸マグネシウム六水和物及びギ酸、酢酸並びに溶剤を含有する反応溶液の反応を含む。] [0022] 有利には、前記反応は、少なくとも一時的に、特に反応の初めに撹拌下で行われる。] [0023] 出発化合物として、硝酸マグネシウム六水和物を使用する。有利には、反応溶液中の出発濃度は、0.005mol/l〜0.5mol/lの範囲である。さらに有利には、該出発濃度は、0.1mol/l〜0.4mol/lの範囲である。殊に、該出発濃度は、0.15〜0.3mol/lの範囲である。] [0024] 硝酸マグネシウム六水和物の量は、さらに、反応溶液の量で供給され、その結果、工程(b)における沈澱した固体に基づいてその反応溶液のマグネシウム濃度は減少する。] [0025] さらに、使用されるギ酸及び酢酸の最初の物質量と硝酸マグネシウム六水和物の最初の物質量との比が、2.5:1〜3.0:1の範囲であることが有利である。さらに有利には、前記比は、2.6:1〜2.9:1の範囲であり、さらに有利には2.7:1〜2.8:1の範囲である。この場合、相応する、ギ酸及び酢酸の最初の物質量の合計を考慮しなければならない。] [0026] 本発明による金属有機材料の製造のための本発明による方法の工程(a)のための前記反応溶液は、硝酸マグネシウム六水和物及びギ酸並びに酢酸に加えて、さらに溶剤を含有する。] [0027] 前記溶剤は、使用される出発物質を少なくとも部分的に溶かすことが好適である。さらに、該溶剤は、必要な温度範囲を維持することができる程度に選択される。] [0028] 本発明による物質の製造のための本発明による方法における反応は、従って、溶剤の存在で行われる。この場合、ソルボサーマル条件を使用することができる。"サーマル"の概念とは、本発明の範囲で、反応が圧力容器中で実施され、反応中に、反応容器が閉ざされ、かつ高温が加えられ、その結果、存在する溶剤の蒸気圧に基づいて、圧力容器中で反応媒体内で圧力が生じる製造方法と解釈される。これによって、所望の反応温度が、場合により達成される。] [0029] 有利には、前記反応は、水を含有する媒体中で実施されず、かつ同様にソルボサーマル条件下でも実施されない。] [0030] 本発明による方法における反応は、従って、有利には、非水性溶剤の存在で実施される。] [0031] 前記反応は、例えば高くても2bar(絶対)の圧力で行われる。しかしながら有利には、圧力は高くとも1230mbar(絶対)である。特に有利には、反応は大気圧で行われる。しかしながら、この場合、装置的にわずかに超加圧又は低圧を生じることができる。従って、本発明の範囲で、"大気圧"の概念とは、実際の存在する大気圧±150mbarがもたらされる圧力範囲と解釈される。] [0032] 前記反応は、110℃〜150℃の温度範囲で行われる。特に、前記温度は、115℃〜130℃の範囲である。さらに有利には、該温度は、120℃〜125℃の範囲である。] [0033] 前記反応溶液は、さらに、塩基を示すことができる。有機溶剤の使用により、しばしば、そのような塩基を使用することは不要である。それにも関わらず、本発明による方法のための溶剤は、これがそれ自体として塩基性で反応するように選択されることができるが、しかしながらこのことは、本発明による方法の実施のために絶対に必要ではない。] [0034] 同じように、塩基を使用することができる。しかしながら、付加的な塩基を使用しないことが好ましい。] [0035] 反応を撹拌しながら行うことができることがさらに有利であり、このことはスケールアップの場合にも有利である。] [0036] (非水系)有機溶剤は、特に、C1-6−アルカノール、ジメチルスルホキシド(DMSO)、N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)、N,N−ジエチルホルムアミド(DEF)、N,N−ジメチルアセトアミド(DMAc)、アセトニトリル、トルオール、ジオキサン、ベンゾール、クロロベンゾール、メチルエチルケトン(MEK)、ピリジン、テトラヒドロフラン(THF)、酢酸エチルエステル、場合によりハロゲン化されたC1-200−アルカン、スルホラン、グリコール、N−メチルピロリドン(NMP)、ガンマ−ブチロラクトン、脂環式アルコール、例えばシクロヘキサノール、ケトン、例えばアセトン又はアセチルアセトン、シクロケトン、例えばシクロヘキサノン、スルホレン又はそれらの混合物である。] [0037] C1-6−アルカノールは、炭素原子1〜6個を有するアルコールを意味する。これらの例は、メタノール、エタノール、n−プロパノール、i−プロパノール、n−ブタノール、i−ブタノール、t−ブタノール、ペンタノール、ヘキサノール及びそれらの混合物である。] [0038] 場合によりハロゲン化されたC1-200−アルカンは、炭素原子1〜200個を有するアルカンを意味し、その際水素原子の1つ又は複数から全てまでが、ハロゲン、有利には塩素又はフッ素、特に塩素により、置換されてよい。これらの例は、クロロホルム、ジクロロメタン、テトラクロロメタン、ジクロロエタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン及びそれらの混合物である。] [0039] 好ましい溶剤はDMF、DEF、DMAc及びNMPである。特にDMFが好ましい。] [0040] "非水系"の概念は、有利には、溶剤の全質量に対して、10質量%、より有利には5質量%、さらにより有利には1質量%、さらに有利には0.1質量%、特に有利には0.01質量%の最高含水率を上回らない溶剤に関連する。] [0041] 有利には、反応の間の最高含水率は、10質量%、より有利には5質量%及びさらにより有利には1質量%である。] [0042] "溶剤"の概念は、純粋な溶剤、並びに多様な溶剤の混合物に関連する。] [0043] 本発明による骨格材料の製造のための本発明による方法の工程(a)は、少なくとも10時間行われる。特に、前記反応は、少なくとも1日、さらに有利には少なくとも2日行われる。] [0044] さらに本発明による方法は、沈澱した固体を分離する工程(b)を示す。] [0045] 本発明による製造方法の工程(a)に基づいて、骨格材料は、反応溶液から固体として沈澱する。分離は、先行技術において公知の方法、例えば濾過等によって行われる。] [0046] 純粋なギ酸マグネシウムに基づく多孔性の金属有機骨格材料は、前記の実施された方法によって、又はJ. A. Rood et al., Inorg. Chem. 45 (2006), 5521〜5528において記載されている合成によって得られることができる。] [0047] 純粋なギ酸マグネシウムを基礎とする金属有機骨格材料と同様にギ酸塩も酢酸塩も含有するマグネシウムを基礎とする多孔性の金属有機骨格材料も、メタンの貯蔵又は分離のために使用することができる。この場合、酢酸塩もギ酸塩も含有する該骨格材料の使用が好ましい。] [0048] それに応じて、好ましい使用形態は、メタンの貯蔵又は分離のための多孔性金属有機骨格材料の使用であり、その際該骨格材料は、第一の有機化合物及び第二の有機化合物を含有する。] [0049] 好ましい使用は、ガス混合物からメタンを、本発明による金属有機骨格材料を用いて分離することである。] [0050] 前記ガス混合物は、この場合特にメタンに加えて一酸化炭素及び/又は水素を有する。] [0051] 本発明の他の対象は、従って、本発明による金属有機骨格材料の好ましい使用、及びガス混合物からのメタンの分離のための純粋なギ酸マグネシウムを基礎とした骨格材料であり、その際該ガス混合物はメタンに加えて一酸化炭素及び水素からなる群から選択される少なくとも1つのガスを含有する。] [0052] 本発明による骨格材料及び純粋なギ酸マグネシウムを基礎とする骨格材料の前記の使用に基づいて、本発明のさらなる対象は、 −メタン又はメタン含有ガス混合物と、対応する金属有機骨格材料とを接触する工程 を含む、メタンの貯蔵又は分離のための方法において存在する。] [0053] ガス吸収又はガス分離は、原則として、先行技術に公知の方法に従って行う。] [0054] 基礎及び技術的方法は、例えば、Werner Kast, Adsorption aus der Gasphase,VCH Weinheim, 1988において記載されている。] [0055] 圧力スイング吸収は、例えば、D. M. Ruthwen et al., Wiley−VCH, 1993において記載されている。] 図面の簡単な説明 [0056] 得られた物質のXRDを示し、その際、Iは、強度(Lin(カウント))、かつ2Θは2シータスケールを示す図。 実施例1からの骨格材料に関する、298Kでのメタンの吸収(上のグラフ)を、並びに313Kでの一酸化炭素の吸収(真ん中のグラフ)及び水素の吸収(下のグラフ)を示す図2。 先行技術に公知のギ酸マグネシウムを基礎とする骨格材料を用いた、図2のための測定の場合に維持した同様の条件下でのメタンの吸収(上のグラフ)、一酸化炭素の吸収(真ん中のグラフ)及び水素の吸収(下のグラフ)を示す図。] 図2 [0057] 実施例 実施例1ギ酸−酢酸マグネシウムを含有する金属有機骨格材料の製造 出発材料 1)硝酸マグネシウム*6H2O 38.5mmol 9.90g 2)ギ酸 53.2mmol 2.5g 3)酢酸53.2mmol 3.2g 4)N,N−ジメチルホルムアルデヒド(DMF) 2.19mmol 160.0g] [0058] 硝酸マグネシウムを、DMFに、オートクレーブ容器中で溶解する。そのために、ギ酸と酢酸とからの溶液を加え、そしてその溶液を10分間撹拌する。] [0059] 晶析: 125℃/78時間 生成物: 白い結晶を有する透明な溶液。該溶液は、pH6.67を有する。] [0060] 後処理: 前記結晶を濾過し、DMF50mlで2回洗浄する。 秤量:4.763g] [0061] 固体含有率 秤量:2.7%(固体)] [0062] 図1は、得られた物質のXRDを示し、その際、Iは、強度(Lin(カウント))、かつ2Θは2シータスケールを示す。] 図1 [0063] 実施例2ギ酸マグネシウムを基礎とする金属有機骨格材料の製造 1)硝酸マグネシウム*6水 38.5mmol 9.90g 2)ギ酸106.5mmol 4.8g 3)DMF2.19mmol 160.0g] [0064] 硝酸マグネシウムを、DMFに、オートクレーブ容器中で溶解する。そのために、ギ酸を加え、そしてその溶液を10分間撹拌する(pH3.49)。] [0065] 晶析: 125℃/78時間 生成物: 白い結晶を有する透明な溶液] [0066] 後処理: 前記結晶を濾過し、DMF50mlで2回洗浄する。 秤量:5.162g] [0067] 固体含有率 秤量:2.9%(固体)] [0068] 実施例3吸収測定 実施例1からの骨格材料及び実施例2によるギ酸マグネシウムを基礎とする骨格材料に関して、吸収測定を行う。] [0069] 図2は、実施例1からの骨格材料に関する、298Kでのメタンの吸収(上のグラフ)を、並びに313Kでの一酸化炭素の吸収(中央のグラフ)及び水素の吸収(下のグラフ)を示す。] 図2 [0070] 図3は、同様に、先行技術に公知のギ酸マグネシウムを基礎とする骨格材料を用いた、図2に関する測定の場合に維持した同様の条件下でのメタンの吸収(上のグラフ)、一酸化炭素の吸収(中央のグラフ)及び水素の吸収(下のグラフ)を示す。] 図2 図3 [0071] 純粋な物質の等温線からもたらされるように、さらに一酸化炭素及び水素を含有するメタン含有混合物からのメタンの貯蔵及びメタンの分離が可能である。] [0072] 図2及び3において、絶対圧p(mmHG)の関数として吸収A(mmol/g)を示す。] 図2
权利要求:
請求項1 少なくとも第一の有機化合物、及び場合により第二の有機化合物を含有する多孔性の金属有機骨格材料の使用であって、その際、少なくとも前記の第一の有機化合物が、少なくとも部分的に二座で少なくとも1つの金属イオンに配位結合し、前記の少なくとも1つの金属イオンがMg(II)であり、かつ、前記の第一の有機化合物はギ酸由来であり、かつ前記の第二の有機化合物は酢酸由来である多孔性の金属有機骨格材料のメタンの貯蔵又は分離のための使用。 請求項2 前記骨格材料が、第一の有機化合物及び第二の有機化合物を含有することを特徴とする、請求項1に記載の使用。 請求項3 メタンを、メタンに加えて一酸化炭素及び水素からなる群から選択されるガスの少なくとも1つを有するガス混合物から分離することを特徴とする、請求項1又は2に記載の使用。 請求項4 前記メタン又はメタンを含有するガス混合物と、請求項1又は2に記載の有機金属骨格材料とを接触する工程を含む、メタンの貯蔵又は分離の方法。 請求項5 少なくとも第一の有機化合物、及び第二の有機化合物を含有する多孔性の金属有機骨格材料であって、その際、少なくとも前記の第一の有機化合物が、少なくとも部分的に二座で少なくとも1つの金属イオンに配位結合し、前記の少なくとも1つの金属イオンがMg(II)であり、前記の第一の有機化合物はギ酸由来であり、かつ前記の第二の有機化合物は酢酸由来である多孔性の金属有機骨格材料。 請求項6 請求項5に記載の骨格材料のX線回折(XDR)が、8°<2Θ<12°の範囲で2つの反射を示し、2°<Θ<70°の範囲で最大の反射を示すことを特徴とする骨格材料。 請求項7 前記金属有機骨格材料が、Mg(II)に加えてさらに金属イオンを有さないことを特徴とする、請求項5又は6に記載の骨格材料。 請求項8 前記金属有機骨格材料が、さらに少なくとも1つの金属イオンに配位結合する少なくとも二座の有機化合物を含有しないことを特徴とする、請求項5から7までのいずれか1項に記載の骨格材料。 請求項9 第一の有機化合物と第二の有機化合物とのモル比が、10:1〜1:10の範囲であることを特徴とする、請求項5から8までのいずれか1項に記載の骨格材料。 請求項10 (a)110℃〜150℃の範囲の温度で少なくとも10時間、硝酸マグネシウム六水和物、ギ酸及び酢酸、並びに溶剤を含有する反応溶液を反応する工程、並びに(b)沈澱した固体を分離する工程を含む、請求項5から9までのいずれか1項に記載の多孔性の金属有機骨格材料の製造方法。
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