![]() 高齢者の年齢関連性及び年齢特異的健康状態の管理のための治療的栄養を使用するシステム及び方法
专利摘要:
高齢者のために優れた味覚プロファイルを提供すると共に、高齢者の年齢特異的及び年齢関連性健康状態につながる栄養欠乏の管理を特に支援するための栄養を同時に提供する、栄養組成物。更に、これらの組成物を用い、高齢者における栄養養生法コンプライアンスを高めるための容器デザイン、体積送達、及び感覚的属性を取り入れた製品を提供する。 公开号:JP2011514323A 申请号:JP2010546001 申请日:2009-02-05 公开日:2011-05-06 发明作者:ウォルフ,ロバート,アール.;デュッツ,ニコラス,イー.ピー.;ピー. トループ,ジョン, 申请人:ヘルススパン ソリューションズ, エルエルシー; IPC主号:A61K38-00
专利说明:
[0001] 関連出願の相互参照 本出願は、その全開示を引用をもってここに援用することとする、2008年2月5日出願の米国仮特許出願第61/026,302号に基づく優先権を主張するものである。] [0002] 背景 1. 発明の分野 本発明は、高齢者において年齢特異的及び年齢関連性健康状態につながる栄養欠乏を管理する栄養補助の方法及び実践に関し、特に、最適な梱包デザイン及び体積の送達、特異的感覚属性を有する担体材料、及び特異的栄養配合物を含め、特に高齢者における健康状態を向上させるための成分の組合せの使用に関する。] 背景技術 [0003] 2. 関連技術の解説 老化プロセスにおける健康状態は栄養に大きく影響される。栄養失調は高齢者の死亡率を高めることが示されており、タンパク質エネルギー栄養不良は筋肉消失(サルコペニア症)、疾患関連性の筋肉量喪失(悪液質)の年齢関連速度を加速させ、心臓血管疾患、糖尿病、及び他の代謝ベースの治療的管理を複雑にすることが示されている。老化中に栄養摂取が不充分であると、体脂肪量増加へのシフトが起き、筋肉量対脂肪量の比率が減少する。その結果、高齢の個体はしばしば、脂肪組織からのサイトカイン産生増加を原因とする超炎症状態(原語:a hyper-inflamed state)に陥り、これにより、高齢の個体の健康状態の管理が複雑になり、同時罹患の発生のリスクが高くなる。更に、この状態は、急性及び慢性の両方の状態からの回復を長引かせ得ない。] [0004] 健康と栄養との間の関連が強い結果、栄養学的指針が数多くの職業団体及び政府機関により入手可能となってきた。しかしながらこれらの指針は全般的に、毎日の食餌、サプリメント又は食餌置換品を通じて達成されるカロリー摂取を単純に強調したものであり、老化が原因で起きる特定の生理的必要性や変化に注意を払ってはいない。このように、現在の栄養学的実際及び方法は高齢者の固有の治療的要件に資するものでも、あるいは、健康な段階が損なわれたときに鍵となる栄養物質が提供する特異的及び標的設定のある利点を提供するものでもない。むしろそれらはカロリー制限やこのようなカロリーの源(例えば植物由来対肉由来など)に焦点を置いている。従ってこれらの指針は高齢者の健康上の結果の改善に対しては限られた効果しか有さない。なぜならそれらは過剰に一般的であり、また、老化に関係する特異的栄養学的ニーズに焦点を当ててもいないからである。] [0005] 自由世代の高齢者のほぼ50%が、栄養不良が原因で起きた又は悪化した健康状態に苦しみ、そして入院中の高齢者のうちの40%を越える(そして更には最高70%)割合が栄養不良と診断されていることから、保健や、健康の結果に影響する因子を最適化することは重要な考慮点に違いない。入院中の高齢の患者の25%乃至70%が栄養不良だと分類され、この数のほぼ半分がタンパク質不足だと推定されている。従って、高齢者において健康な栄養状態を促進する戦略の実施が重要である。従って、健康状態の向上に焦点を当てることで栄養の役割を最適化する試みとして、より良好な栄養上の実践及び送達の利用が好ましい。具体的には、健康を促進する上での栄養の役割を最適化し、形ある、そして選択された治療分野で健康の結果を向上させるサービスの一部として栄養的組成物を提供するためには、系統的な努力が必要である。] [0006] 過去15乃至20年の間に、次第に数多くの科学文献が、栄養向上の利点や、疾患状態の機序及び経路の標的決定において特定の栄養分が果たす役割を解説してきた。より具体的には、高齢者(具体的には50歳以上)において特化したアミノ酸プロファイルを持つ、より多量のタンパク質を摂取することの利点や必要性が、慢性及び急性の健康状態を向上させることが示されてきた。裏付けとなる研究から、高齢者におけるタンパク質摂取量増加のみで栄養を向上させると、筋肉消失を減衰させ、外傷及び術後の状況における回復を促し、創傷治癒を促進することができるという事実が強調されている。] [0007] 効果的な栄養支援は、高齢者の看護で対費用効果の高い向上を提供することも示されている。2000年でのサルコペニア症(米国内)が原因とされた推定保健費の一つは180・5億ドルであり、筋肉消失を減らす最初の処置は、充分なタンパク質摂取を確実にすることであると結論付けられた。この情報は、年齢に特化した栄養支援は、対費用効果の高い患者の看護においても中心的な役割を果たすことができることの裏付けともなっている。具体的には、入院期間が減少し、このような滞在中に典型的な年齢関連性状態からの回復が向上するのである。] [0008] 老化に伴っておきる最も顕著で一貫した生理的変化は、「サルコペニア症」と呼ばれる、疾患に依存しない状態である、筋肉量及び機能の消失である。サルコペニア症に対処するうえでの重要性は、老化と共に増加する機能障害、廃疾、転倒、脆弱、及び独立性の喪失に対するその相関関係を鑑みれば明白である。加えて、サルコペニア症は骨密度の減少及び糖耐性障害に結び付けられてきた。サルコペニア症の病因論には、身体活動の減少、栄養失調、炎症性サイトカイン産生の増加、酸化的ストレス、並びに成長ホルモン及びアンドロゲンの両方の減少がある。] [0009] 加齢による多様な他の変化は、実際には筋肉の変化の二次的なものであろう。例には、体脂肪がより高率になる体組成の変化がある。脂肪量の大きい高齢者は糖耐性障害及び糖尿病に罹患する可能性が高い。インシュリン感受性障害は60歳を越える個体のほぼ43%に置き、そのうち16%は明白な糖尿病となる。2型糖尿病は高齢者の20%近くに影響する主要な健康上の問題であることが報告されているが、高齢者での糖尿病の蔓延はあまり確定されていない。インシュリン不感受性は主に筋肉で起きるため、加齢によるインシュリン耐性発生の機序は、おそらくはミトコンドリア数及び代謝機能の減少に関連する進行性の筋肉不全の一局面とみなすことができる。骨密度の減少、骨粗鬆症及び骨折の発生率増加は加齢と共に、特に女性で普通に起きるが、男性でも起きる。筋肉の収縮で骨にかかるトルクと骨の強化との間の関係を考えると、筋肉の強度及び機能の減少は骨の健康障害に関係するかも知れない。高齢者は免疫状態の低下及び免疫機能の変化に苦しむが、慢性の炎症が筋肉内の異化作用変化の基盤にあってサルコペニア症につながり、ひいては同化作用を増すためにタンパク質の必要性が増すのであると主張するものもいる。] [0010] 加齢には骨格筋量の減少及び体脂肪の増加が伴う。炎症性サイトカインの大半は脂肪細胞に由来するため、脂肪対脂肪なし体重の比率の増加は、炎症性応答亢進にリスクを高めるというのは理屈に合う。もともとはリウマチ様関節炎及び変形性関節症に罹患した高齢者で観察されたように、筋肉量の消失の結果、「サルコペニア性肥満」と呼ばれる状態になることが提案されている。研究では、脂肪組織、特に内臓脂肪によって産生される炎症性サイトカインは筋肉の異化作用を加速し、従ってサルコペニア症を開始し、維持することの両方をする悪循環に貢献することが、示唆されている。基線にサルコペニア性肥満のある対象は、痩身のサルコペニア症又は非サルコペニア性肥満の対象や、通常の体組成の対象に比較して廃疾を報告される可能性が2乃至3倍、高い。脂肪なし筋肉が失われると、身体に締める脂肪の比率が増し、骨格筋の異化作用を促進するサイトカインも増加する。従って、食餌タンパク質摂取を増加させることで、脂肪無し体重の増加させる又はサルコペニア症を緩和させると、サルコペニア性肥満や、それに付随する炎症性サイトカイン上昇が減少する。] [0011] 老化の生理学的及び代謝学的変化を、最適な栄養支援で左右することはできるが、現在の方法及び慣行は、効果的な栄養管理を提供するのに必要なレベルの特化を提供していない。今日用いられている栄養学的な実践は、一日当りの総カロリー要件を送達するようにデザインされた、一日当り3食摂ることを提唱している。しかし、加齢の結果、高齢者でこの送達アプローチが概して有効でなくなるような数多くの変化がヒトの身体には起きる。第一に、いくつかのアミノ酸(即ちアルギニン)の栄養欠乏は、食餌摂取の初期に胃を収縮させ、その結果、早く満足感が得られ、少ないカロリーが摂取されるといったことが知られている。これは高齢者(65歳以上対40以下)におけるカロリー摂取の20乃至30%削減に貢献し、エネルギー費を次第に30%削減し、必要なカロリー摂取では少なくとも15%の不足となる。このプロファイルで最も顕著なのは加齢と共にタンパク質摂取が著しく減少し、健康な脂肪(即ちポリ及びモノ不飽和脂肪)から、健康状態が損なわれる発生率の高さと関係のある脂肪(即ち、飽和及びトランス脂肪)へと、総脂肪がシフトすることである。従ってこの実践のみでは、栄養分が提供できる活性成分の標的が特定の疾患のニーズとされないため、伝統的な意味における栄養支援は高齢の消費者にとっては何の治療的利益もない。] [0012] いくつかの場合、上記の限界には、食餌補助及び/又は食餌代替物の使用と通じて対処されてきた。高齢者では一食当りで消費されるカロリーが少ないという観察に基づき、総栄養摂取量を増加させる試みとして、食事と一緒に栄養補助が提供されてきた。栄養補助は一般に栄養飲料の形を採っている。これらの飲料は高乳脂ベースの形であり、一回分8オンス中で250カロリーを越えるものとなっている。食餌を採らない場合、これらの同じ飲料を、食餌の代替物として提供することもでき、こうして代替的な栄養摂取を提供することもできよう。特定の栄養プロファイルの高カロリー・サプリメントを提供する、その意図は、カロリー摂取量の増加及び特定の栄養補助の両方を提供することである。] [0013] これらの方法の有効性は数多くの理由から制限を受けてきた。第一に、飲料は一般に完全には摂取されず(容積の60%未満が摂取されるとの報告がある)、使用3週間後のコンプライアンスは推奨される使用の50%未満に落ちる。この芳しくない結果は、部分的には、高齢者の味覚プロファイルは著しく変化しているためであり、苦さに対して感受性が高く、製品の無調整の乳タンパク質やビタミン又はミネラル様の味に対する嫌悪を抱くという、受け容れられないレベルの感覚的許容が原因である。このように、正味の効果は補助というよりは代替であり、治療的支援における向上は概して起きない。] [0014] 栄養摂取の問題を更に補償するために、サプリメントとして高カロリー製品も開発されてきた。しかしこれらの製品の栄養プロファイルは、他の飲料と比べても特に治療上のニーズに対応するものではない。それでもこれらは他の製品で観察されるカロリー摂取不足のいくらかを補うが、同じ体積中に提供されるカロリー量のために、提供される液体量は少なく、ひいては、これもまた高齢者における大きな問題である水分補給が、当該消費者では損なわれる。] [0015] 概要 高齢の消費者の年齢特異的な要件や、それらの治療上特異的な栄養支援上のニーズを、既存の栄養方法及び実践の中性効果の限界と組み合わせて考えると、効果的な治療上特異的な栄養支援が求められる。] [0016] ここでは、特に高齢(年齢で50歳以上)の消費者にアピールするようデザインされた栄養養生法及び付随する栄養支援製品を論じる。当該製品は、タンパク質欠乏など、高齢者に見られる特定の欠乏を標的とするようデザインされ、従来の牛乳ベースのサプリメントよりも効果的な担体に入れて提供され、高齢者の味覚により許容可能な味覚プロファイルをもたらす。] [0017] ここでは:インタクトタンパク質と、ロイシン、イソロイシン、バリン、リジン、メチオニン、ヒスチジン、フェニルアラニン、テオニン(原語:theonine、以下同)、及びトリプトファンから成る群より選択される少なくとも一種の必須アミノ酸とを含む治療的成分;及び、果汁を含む担体成分;を含む組成物を解説する。] [0018] ある実施態様では、前記担体成分は、以下の組合せ:ビワ及びライム、マンゴー及び桃、ブラックチェリー及びリンゴ、ザクロ及びクランベリー、プラム及び紅茶、リンゴ及び桃、ブルーベリー及びグレープ、クランベリー及びレモン、オレンジ及びナランジラ(原語:naranjilla)、又はパイナップル及びナランジラから選択してもよい果汁の組合せを含むであろう。] [0019] ある実施態様では、本組成物は更に血糖症性の低い糖質、オメガ-3-脂肪酸、アルギニン及び/又はシトルリンを含む。] [0020] 更にここでは:タンパク質と、少なくとも一種の必須アミノ酸と、果汁とを含む液体溶液;及び、前記液体溶液を保持するビンであって、上部、前記上部に向かって配置されたネック、前記上部よりも大きな周径を有する底部を有するビン、を含む飲料製品を解説する。] [0021] ある実施態様では、前記ビンは約8乃至約12オンスの液体を保持する。] 図面の簡単な説明 [0022] 図1は、サプリメント送達で用いるのに適したビンの実施態様を提供する。 図2は、加齢の味覚及び嗅覚に対する影響を示す。 図3は、空腹感と比較した場合の香味の特徴を示す。 図4は、製品の形状及び摂取のタイミングの影響を示す。 図5は、ジュース対牛乳ベースの製品に対する、1週間当りの分量の傾向を示すチャートを示す。 図6は、高齢者で必須アミノ酸を使用するとより効果的にタンパク質合成速度が向上することを示す。 図7は、高齢者及び若年の消費者の違いを示す。 図8は、高齢者及び若年の消費者の違いを示す。 図9は、高レベルの必須アミノ酸とロイシンとの組み合わせは、高齢者においてタンパク質合成速度に対するより大きな刺激効果がもたらされることを示す。 図10は、様々な配合物の、総タンパク質利用能を達成する上での効果の比較を示す。 図11は、標準的な製品を用いた場合に比較して、必須アミノ酸の特化したタンパク質源配合物を用いた場合の高齢者における優れた機能向上効果を示す。 図12は、標準的な栄養飲料に比較したときの、タンパク質及び徐放性糖質の特化飲料配合物の血糖症指数を示す。 図13は、オメガ3脂肪酸をたんぱく質源と組み合わせたときにタンパク質合成を管理すると、より高速のタンパク質合成を提供することができることを示す。 図14は、タンパク質合成速度を増す能力に対する、様々な組合せの使用を解説したデータを示す。 図15は、高齢の超炎症群における機能的限界の向上を示す。 図16は、治療的栄養は効果的な処置様式であるという更なる裏付けを提供する。 図17は、運動及び特異的栄養支援という治療様式を組み合わせた結果の優れた結果を示す。 図18は、運動及び特異的栄養支援という治療様式を組み合わせた結果の優れた結果を示す。] 図1 図10 図11 図12 図13 図14 図15 図16 図17 図18 [0023] 好適な実施例の解説 疾患特異的栄養、即ち、治療目的を有するように提供された栄養は、年齢特異的及び年齢関連性の健康の管理にとって重要な付属的看護養生法である。このような栄養用情報の方法及びアプローチを通じた年齢特異的な健康管理の方法は、歴史的に行われてきた栄養支援法とは異なる。健康を損なう年齢特異的な変化は、好ましくは、一つの栄養処方を全ての消費者群に用いるような一般的なアプローチとは対照的に、大変特異的な栄養組成物を用いて管理するのが好ましい。] [0024] 具体的には、栄養処方又は配合物は、いずれかの年齢の人物による使用に向けてデザインされる処方を選択する代わりに、高齢集団のニーズ及び要件に対応するように選択される。この開示の目的のために、少なくとも50歳である場合にヒトを「高齢」であると定義しておく。従ってある実施態様では、ここで論じるサプリメント及び養生法は、50歳以上のヒトでの使用を意図されたものである。代替的な実施態様では、それらは60歳以上のヒトでの使用に向けたものであり、そして更に更なる実施態様では、65歳以上に用いられてもよい。] [0025] この新しい治療的な、標的設定された栄養支援法は、加齢のプロセス及び老人病状態の特異的な基盤に対処する栄養ベースの処方での組合せの選択に基づく。上で論じたように、高齢の消費者及び患者は、若年集団に比べて大変様々な生理上及び代謝上の違いや要件を有する。従って、ここでは、高齢者にとって健康上の結果で向上を提供するようデザインされた、標的設定され、かつ特化された栄養的解決策を解説する。更に、この方法は、好適な摂取タイミング、特定の製品提供又は供与で可能な体積、製品の形状、並びに、担体材料及び結果的なサプリメントの種類及び感覚プロファイルを考慮に入れることにより、高齢集団内でのコンプライアンスを向上させるような調合物を含め、成分及び組成物を規定するものである。こうして、これらの成分のいずれか又は全てを、サプリメント補助の有効性を向上させる成功裏な看護養生法で用いてよい。] [0026] 超炎症状態や最適化されたタンパク質効果へのニーズを管理すると、一般的には、これらの特異的栄養法を用いた高齢者の身体機能が向上するであろう。ここでは、限定をしないが60歳を越える個体を含む高齢者の筋肉タンパク質量、強度、及び身体機能を増加させる栄養支援のための使用法を開示する。本組成物は、概略的には、総タンパク質と、アミノ酸の配合物を用いることで達成される高レベルの(以下に記載する通りの)選択されたアミノ酸と、高ロイシンのペプチドと、インタクトなタンパク質源と、徐放性の長鎖糖/糖質とを含み、この場合、各アミノ酸の比率や、糖質及び/又はタンパク質の量は、筋肉タンパク質及び筋肉タンパク質のターンオーバーを最適化し、最終的には筋肉量、強度、及び身体機能を増加させるよう、誂えられている。] [0027] 高齢者における年齢関連性状態のための栄養の効果的な使用は、三つの主要な成分を組み合わせた使用により定義される。第一に、栄養サプリメントは、容器が特に高齢者集団に向けてデザインされていながらも、栄養処方の活性成分を送達することができるように、活性栄養配合物の使用(形状)及び送達(体積)を便利かつ容易とする容器デザインで提供される。これは概略的には、栄養養生法におけるコンプライアンス・レベルの向上に資する。] [0028] 第二に、栄養配合物を容器デザイン中に提供する担体基剤は、高齢の消費者にとって一般的により好まれる味覚プロファイルを提供することによってコンプライアンスを高めるよう、選択される。具体的には、当該の担体は栄養処方の経口摂取用に提供され、一般的には、苦味属性が低く甘味属性が高い、高感覚プロファイルを持つ液体の果汁又は野菜ジュース型であろう。しばしばジュース香料を混合することにより香味が高められ、この基準に合致するようにデザインされる。これはまた、栄養養生法へのコンプライアンスを向上させると共に、栄養補助を欠く潜在的な代替製品を超えた、製品への嗜好にも資するよう、デザインされる。] [0029] 第三に、単独で摂取される又は担体成分と組み合わせて摂取される、のいずれでも、本配合物の処方は、高齢者集団における特異的代謝上及び生理上の経路及び系を標的とするよう、デザインされる。従って栄養処方は、治療状態の年齢特異的機序に作用することを意図された、鍵となるマクロ栄養分の年齢特異的及び治療薬特異的配合物を送達するようにデザインされており、従って年齢特異的な結果及び効果を高める。このような処方をデザイン及び処方する方法には、タンパク質代謝経路及び制御系、炎症応答及び制御、並びにインシュリン耐性の影響を受ける健康状態を左右する栄養成分の選択が含まれる。] [0030] 特定の栄養調合物製品を含むことに加え、ある実施態様では、本栄養製品は更に、運動及び栄養に関する、より大規模な消費者健康管理プログラムの一部を含んでもよく、該プログラムには、サルコペニア症、悪液質、糖尿病、心臓血管の健康、及び、高齢者に特異的に高率で発生する他の健康状態の管理における栄養分−薬物同時両方の使用が含まれよう。] [0031] 高齢者のための栄養処方、担体、容器、及び他の因子の議論に役立てるためには、個々の成分に目を向け、その後に、全体としての成分の相互作用に目を向けることが好ましい。] [0032] 容器のデザイン 人間工学的評価により、高齢者が手で握るのに合う好適なビンの周径及び形状が決定された。加えて、拍動する手で把持するときに手の中からビンが滑り落ちないよう、ビンが頸のような形状をしていることを要する。更に、下に置いたときにビンの不安定な座りを補償するためには、ビンの基部は好ましくは上部よりも大きいとよく、またより大きな安定性を支援するとよい。これらの利点を提供するために、図1は、本議論の液体サプリメントを提供できると思われるビンの実施態様を掲げる。図1の実施態様では、広くなった安定な底部(101)及び細くなった口部(103)を有するようにデザインされたビン(100)を紹介する。ビン(100)は、再密封可能としてもよいキャップ(105)で閉止される。更にビン(100)は、狭くなった頸部(107)を含む。図示の実施態様では、頸部の端は口部(103)の手前でディスク(109)になっており、こうして滑り止めの一助となり得る。] 図1 [0033] 実施態様に依っては、ビンは好ましくはプラスチック製であるとよいが、代替的にはガラス製又は他の材料から成っていてもよい。更に、図1の容器は滑らかな側面で示されているが、代替的には、当業者には公知のように把持を向上させ、ビンの保持が容易なように畝、凹部、伸長部、又は他の形状を含んでもよい。] 図1 [0034] 一回分当りの体積の摂取し易さは、サプリメント補助の使用時のコンプライアンスを達成し、軽食の場を促したりする際の因子である。具体的には、個々の一回分が多すぎると完全に摂取されず、栄養処方が摂取時に完全には摂取されず、栄養上の利益が正しく用いられないことになる。同様に、一回分が少なすぎると過剰摂取又は代替が起きかねない。ある実施態様では、ビンが、完全に充填したときには約8乃至12オンスのサプリメントを保持することが好ましい。データでは、一回分当り約8乃至12オンスが得られた12週間のサプリメント補助使用の期間にわたって、使用者の80%が約4乃至約6オンス(約100乃至約180ml)の栄養飲料を摂取していた。従って、最適な摂取及びコンプライアンスのための液体飲料の送達量は、好ましくは約100乃至約180mlの範囲の約170mlである。更にコンプライアンスは、摂取をより容易にする特化したビン・デザインにより向上する。] [0035] サイズ及び提供が摂取に影響を与えることもあるが、製品使用に意図されたタイミングも、治療的有益性を持つ栄養の提供に関係する方法の重要な部分である。この方法の有効な使用は、高齢者にとって特異的かつ優れた結果であるため、この養生法の使用は第一に:製品がもたらす好適な結果を最適化及び刺激する能力、そして第二に:更にこの効果を高めるために、この一番目の点の効果を最大にする時点及び態様で製品を提供すること、に基づく。この目的のために、ある実施態様では、本製品は食間に摂取されるようにデザインされる。この時点で用いられた場合、本調合物はタンパク質合成経路の優れた刺激を発揮する。代替的には、タンパク質合成に対する食餌中のタンパク質の刺激効果をそれが高めるため、本製品を食餌時に用いることもできる。] [0036] 食間の本製品の使用は、概略的には、「能動的な軽食摂取」と記載され、従って、タンパク質合成を刺激するために午前中の中間、午後の中間、及び、宵の口に本製品を用いる機会を提供する。このアプローチにより、刺激回数が多いほど、効果は高く、筋肉量を構築し、筋肉機能を高める能力が亢進される。] [0037] 食間の使用はまた、全体的な患者の看護や、全体的な健康管理中の同時療法の一部として有効であることも示されている。本栄養処方の使用法において重要な成分は併用であり、このとき効果は補完的かつ相乗的な効果を有する。計画された長期運動プログラムの一部としてのこの方法及び製品の組合せは、タンパク質合成を増加させ、サルコペニア症及び悪液質の筋肉疲労状態の管理における効果及び利益や、腰骨骨折又は慢性の入院看護からの回復の結果を最適にする。同様に、薬物療法と組み合わせて用いると、補完的かつ相乗的な効果が可能である。] [0038] 食味と香味 食味の知覚は加齢と共に大きく変化し、食物への関心欠如につながり、ひいてはカロリー摂取を低下させる。感覚能でのこのような変化の結果、継続的な毎日の使用及び一回分の摂取量の両方について、製品使用時のコンプライアンスが低下する。この効果及び変化の基盤を図2に示す。一般に、加齢につれて苦味の感覚は増し、甘味の感覚は減少する。嗅覚の変化も起き、食物の美味性が更に衰える。これらの変化から、コンプライアンスを向上させることができるのであれば、サプリメントは強力な香味及び香りを含んでいなければならない。] 図2 [0039] 香味向上の有効性を、香味促進剤を加えた又は加えないサプリメントを用いて一群の高齢者ボランティアで検査した。図3に示すように、香味促進が強力に行われると共に飢餓感の低い実験群は、毎日の食餌養生法を遵守し、より大きな体重増加を達成した。] 図3 [0040] 図4は、製品の形状及び摂取のタイミングの効果を示す。このデータは、食後少なくとも60分後のサプリメント補助は、長期にわたってより多くのカロリー摂取をもたらしたことを示しており、能動的な軽食摂取及び食間のサプリメント補助は、以前に考察された通り、高齢者の体重増加により有効であることを示唆している。加えて、乳型の製品(今日では最も典型的なサプリメント補助の形)をグレープ風味のジュースと比較すると、データは、ジュース型の製品は、体重増加及び一定なカロリー摂取の上でより有効であることを示しており、また強力な香味を付けたジュース飲料は乳型飲料よりも好まれることを裏付けている。] 図4 [0041] 更に、乳ベースの製品の一回分量の総数/週(図5)でのコンプライアンスは、望ましい総摂取量の57%であり、他方、ジュース・ベースの栄養支援のそれは86%だった。基準となる味覚比較でも、ジュース・ベースの製品使用、対、乳ベースの製品では2:1の嗜好傾向が明らかとなり、やはり、選択や、コンプライアンスの高さのデータの裏付けとなった。図5は、乳ベースのフォーマット、対、ジュース・ベースの飲料フォーマットを用いた群で、1週当りで摂取された分量数を示す。ジュース・ベースの飲料でのコンプライアンスは、乳ベースの飲料よりも高い。] 図5 [0042] 好ましくは、香味の選択及び使用は、高齢者にとって嫌悪されずに好まれるようなものを提供するものだとよい。香味の選択は、好ましくは苦味が少ないか、乃至全くなく、甘味など、より高くてより強力な香味属性を有するとよいであろう。ある実施態様では、これらの香味プロファイルは、栄養サプリメント用の担体液体として果汁を用いることにより、達成される。更に、ある実施態様では、フルーツの組合せを用いることで香味を増してもよい。いくつかのこのような好ましい組合せには、限定はしないが、ビワ及びライム、マンゴー及び桃、ブラックチェリー及びリンゴ、ザクロ及びクランベリー、プラム及び紅茶、リンゴ及び桃、ブルーベリー及びグレープ、クランベリー及びレモン、オレンジ及びナランジラ(原語:naranjilla)、並びにパイナップル及びナランジラがある。これらの香味は好ましくは、ホエイタンパク質分離物の高酸処置を用いることで達成される、牛乳の残渣又はパルプのない、透明な又はほぼ透明なジュース液体方で提供されるとよい(pHは3.0未満、そして2.0乃至5.0の範囲)。ジュースは天然でもよく、人工的に着香された物質を含んでもよく、あるいは二者の組合せであってもよい。] [0043] 栄養処方配合物及び栄養分の選択 過去20年にわたって、栄養状態が高齢者の機能的能力及び健康状態に及ぼす役割及び影響に関する新しい情報の科学的証拠が蓄積されてきた。高齢者における鍵となる栄養分として、数多くの研究がタンパク質及び選ばれた脂肪を指摘してきた。欠乏を防ぐのに必要な量より多いタンパク質摂取は、老化プロセスに伴う慢性の疲労(即ち筋肉量の消失)を改善することができる。50代乃至60代の間で起き得る筋肉量の20%の消失を考えれば、この負のカスケードを制限し、健康状態の犠牲を防ぐことができることが重要である。他の組織、器官及び生理的プロセスも、おそらくはタンパク質摂取増加が有益で有り得る。タンパク質摂取の増加の有益性は、健康な高齢者の機能及び生活の質の向上だけでなく、入院中の高齢者が疾患及び外傷から回復する能力にも反映されるため、健康という結果が向上し、看護費が減少するであろう。] [0044] ある研究は、タンパク質の不充分な摂取は、高レベルの炎症媒介物質と高い相関関係にあったことを示唆している。炎症媒介物質(即ちサイトカイン)を促進する酸化的ストレス及び亜急性疾患は、老化プロセスにおける筋肉消失と関連する。サイトカインは高齢者での糖尿病及び脂肪無し筋肉量減少と相関し、これらには腫瘍壊死因子(TNF-α)、インターロイキン-6 (IL-6)、及びC-反応性タンパク質(CRP)がある。筋肉消失に対する慢性の炎症の重要性は、老化及び疾患とのその関係により強調されるが、それはなぜなら主なサイトカイン(例えばIL-6、IL-1β、及びCRP)は高齢者の機能不全、筋肉分解、及び死亡率の率上昇と高い相関関係にあるからである。ある研究では、IL-6及びTNF-αの高率の産生が筋肉強度低下及び死亡率上昇と関連付けられた。このように、超炎症状態で惹起される、老化における異化プロセスの増加を念頭に、タンパク質の必要性及び利用の増加は、タンパク質合成速度のより正に近いバランスを達成し、筋肉量消失を遅らせる助けとなるであろう。] [0045] 筋肉を作る能力は年齢と共に最大30%低下し、従って加齢中に筋肉合成速度を維持する能力には、タンパク質摂取増加が必要である。これは老化における重要な問題である。なぜなら、一年当りの筋肉量消失量は平均2%であり、従って筋肉量消失は10年かけて重量の平均20%に達し、著しい機能消失に至る場合もある。更なる複雑性は、筋肉の消失及びそれと同時の貯蔵脂肪へのシフトを原因とする、高齢者(50歳以上)で見られる体脂肪のレベルの上昇である。脂肪組織増加は、(IL6、TNF-a及びCRPのレベル上昇により)炎症を増加させ、疾患状態のリスクを高めつつ、免疫系応答を損なうサイトカインの産生部位である。] [0046] タンパク質摂取増加はタンパク質合成速度を向上させるであろうが、ある実施態様では、ここで用いられる栄養配合物は、より強力な形及び源のタンパク質と、従来の単独で用いられたインタクトタンパク質よりも更に高速でタンパク質合成を達成することができるアミノ酸とを利用する。これは、高齢者の超炎症状態は筋肉に対する異化作用を高め、同化プロセスを他の方法ではより克服困難なものにするため、重要である。] [0047] 特異的な炎症治療ターゲットが高齢者にとっては重要である。なぜなら、老化中に増加する筋肉疲労に加え、TNF-α が糖代謝を調節し、インシュリン耐性を誘導性、骨格筋におけるインシュリン受容体シグナル伝達を下方調節することが示されているからである。TNF-α の増加は、報告によると年齢関連性筋肉疲労におけるインシュリン耐性と関連があるとされ、高齢の男性及び女性や、肥満した及び糖尿病のヒトの骨格筋において上昇していることが示されている。反対に、IGF1レベルは老化中の個体では減少していることが示されており、それにより更にタンパク質速度が低下し、筋肉量消失を亢進し、悪液質及びサルコペニア症へとつながる。タンパク質の摂取量増加はIGF1レベルを増加させることが最近の研究では示されているが、他の研究では、その結果、脂肪症が15%減少し、筋肉量が10%増加した。更に、タンパク質摂取量増加の結果、血糖コントロールが向上し、それと同時にインシュリン耐性の指数も向上した。このように、これらのデータは、老化プロセスは炎症調節物質及び筋肉成長因子において負の変化を引き起こすが、タンパク質摂取増加はこれらの年齢関連し問題を抑える上で重要な役割を果たし、より効力ある形の総タンパク質を導入する我々の方法は、これらの年齢特異的応答を制御する点でより有効であることを示唆している。] [0048] ある実施態様では、タンパク質は、身体内では充分な量、合成することができない必須アミノ酸(EAA)を濃縮した配合物として、栄養処方中に提供される。これらには、限定はしないが、ロイシン、イソロイシン、バリン、リジン、メチオニン、ヒスチジン、フェニルアラニン、テオニン及びトリプトファンがある。図6は、インタクトタンパク質のみでは、インタクトタンパク質を加えた、又は加えていないEAAの混合物と同じほどは、高齢者における筋肉タンパク質合成を刺激する上で有効でないことを示している。] 図6 [0049] 図7は、高齢者対若年の消費者における準最大用量のEAAに応答の違いを示す。これは、なぜ総タンパク質中の配合物において年齢特異的な考慮が好ましいかを示す。明らかに、利用できる当該タンパク質/アミノ酸の種類だけではなく、利用可能な総量の考慮が好ましく、またここで考察される方法及び処方に解説されている。この必要性及び結果を図8に挙げる。図8では、図7に示したEAAと同じ混合物の摂取が充分であるなら、高齢者における筋肉タンパク質合成の応答は、若年で観察されるものと等しくあってもよいことを示す。] 図7 図8 [0050] タンパク質効果の効力上昇は高齢者にとって好ましいため、ある実施態様では、栄養処方には、少なくとも一種のEA、そして好ましくはアミノ酸ロイシンを、タンパク質及びアミノ酸の総体的な源として使用及び導入することが必要である。図9は結果的なデータを挙げ、高レベルの必須アミノ酸にロイシンを組み合わせると、高齢者におけるタンパク質合成速度により大きな刺激効果がもたらされることを解説したものである。図10は、総タンパク質利用能を達成する上での様々な配合物の効果の比較を挙げ、高レベルの筋肉タンパク質合成を達成する上で高齢者の助けとするには、特化したアミノ酸、具体的にはロイシンの優先度を強調する。これらの結果を原因として、ある実施態様では、本サプリメントで用いる栄養配合物は少なくとも7グラムのロイシンを180mlの総サプリメント当り、又は代替的には、少なくとも約5%のロイシンをサプリメント配合物中に含む。ある代替的な実施態様では、より多量のロイシンを用いてもよく、また少なくとも約10%のロイシン、少なくとも約15%のロイシン、又は少なくとも約20%のロイシンを含んでもよい。本処方には更に、概略的には他のEAA及びインタクトタンパク質を含めて、図9に示すような相乗的利益を提供することとなるであろう。こうしてこの配合物は、先に論じた果汁担体内に提供されてサプリメントとされるであろう。] 図10 図9 [0051] 図11は、必須アミノ酸の特化したタンパク質源配合物を用いた場合、対、このような栄養処方を導入していない標準的な製品型を用いた場合で、高齢者におけるより優れた機能向上効果を示す。] 図11 [0052] 代替的及び付加的な処方 上に論じたタンパク質及びEAA配合物に加え、付加的な栄養の組合せは、高齢者の代謝制御及び結果向上にとって有用であろう。更に更なる実施態様では、上記の栄養処方、配合物、及び組成物に、コア調合物の更に利点に対処し、向上させる活性化合物も加えてよい。付加的な栄養部には以下のうちのいずれかをいかなる組合せでも含めることができる:クレアチン、リボース、テアニン、オメガ-3脂肪酸、アルギニン、シトルリン、ココア-フラバノール及びルテイン。それぞれのこれらの使用レベルは当該処方中に利用できるタンパク質総量のそれの0.01 乃至1 倍の範囲でなければならない。] [0053] 高齢者で通常観察されるインシュリン耐性が原因で、タンパク質代謝経路が損なわれ、その結果、タンパク質合成の有効性が低下することがある。このように、インシュリン応答に影響を与えて、インシュリンと、この同化ホルモンに対する応答に対してより有効なコントロールを行うことができよう。この目的のために、ある実施態様では、上記のタンパク質プロファイルと組み合わせて、血糖症性の低い糖質の配合物を用いてもよい。糖質のこのような源及び配合物はタンパク質合成に必要なエネルギーを提供するだけでなく、高齢者におけるこの同化ホルモンの限界を補償する優れたインシュリン・コントロールを有しもする。図12は、高齢者の看護へのこの方法アプローチにおける糖質の血糖症性応答を挙げたものである。] 図12 [0054] 炎症は異化プロセスを引き起こすために、炎症のレベルをコントロールすることも重要であろう。個々のアミノ酸がタンパク質合成に及ぼす効果は、超炎症状態下で制限を受けているため、炎症をコントロールするとタンパク質合成を増加させることができる。オメガ3脂肪酸及びアルギニン及びシトルリンという選択されたアミノ酸を用いると、炎症マーカーであるIL6及びTNF-a の減少に役立てることができ、従ってより有効な同化プロセスを可能にすることができる。] [0055] 図13は、オメガ3脂肪酸をタンパク質源と配合したとき、タンパク質合成の管理を通じて、より高速のタンパク質合成を悪液質状態の下で達成することができる。これは、産生されて超炎症状態を引き起こすサイトカインのレベルを減らす、オメガ3の能力の結果である。このデータは、特異的かつ選択された栄養分を配合して用いる方法は、治療用栄養にとって重要であることの更なる裏付けを提供するものである。] 図13 [0056] 図14では、タンパク質種と抗炎症性オメガ3脂肪酸の組合せが様々なレベルで利用できる、タンパク質合成速度の増加能について、完成製品の使用を解説するデータを挙げる。好適な源及び種類のアミノ酸/タンパク質をオメガ3と組み合わせて用いると、著しい向上が、筋肉疲労が起きている高齢の患者において同化応答で観察される。] 図14 [0057] 図15は、高齢の超炎症者群における機能限界の向上を示す。治療用栄養分の補助的使用を毎日の食事に取り入れると、炎症レベルが低下し、機能的能力が向上する。] 図15 [0058] 代替的な実施態様では、補助的なミネラルも含めてよい。適したミネラルには、老化プロセスでの利益と関連のある重要なビタミン又はミネラルの使用に焦点を置いた、一種以上のミネラル又はミネラル源が含まれよう。これらにはビタミンD、カルシウム、ビタミンB群のファミリー、ビタミンA、E、及びCがある。ミネラルの非限定的な例には、限定はしないが:塩素、ナトリウム、鉄、クロム、銅、ヨウ素、亜鉛、マグネシウム、マンガン、モリブデン、リン、カリウム、及びセレンがある。前述のミネラルのいずれかの適した形には、可溶性ミネラル塩、微可溶性のミネラル塩、不溶性ミネラル塩、キレートされたミネラル、ミネラル錯体、カルボニルミネラルなどの非反応性のミネラル、及び還元ミネラル、並びにこれらの組合せがある。] [0059] 更に本組成物は選択的にはビタミンも含んでよい。ビタミンは脂溶性又は水溶性ビタミンでよい。適したビタミンには、限定はしないが、ビタミンC、ビタミンA、ビタミンE、ビタミンB12、ビタミンK、リボフラビン、ナイアシン、ビタミンD、ビタミンB6、葉酸、ピリドキシン、チアミン、パントテン酸、及びビオチンがある。ビタミンの形には、ビタミンの塩類、ビタミンの誘導体、ビタミンと同じ又は類似の活性を有する化合物、及び、ビタミンの代謝産物が含まれよう。] [0060] 本組成物は更に少なくとも一種の医薬品添加物を含んでもよい。適した医薬品添加物の非限定的な例には、緩衝剤、保存剤、安定化剤、結合剤、圧縮剤、潤滑剤、分散促進剤、崩壊剤、着香料、甘味料、着色剤、及びこれらの物質のいずれかの組合せがある。] [0061] ある実施態様では、医薬品添加物は緩衝剤である。適した緩衝剤の非限定的な例には、クエン酸ナトリウム、炭酸マグネシウム、重炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、及び重炭酸カルシウムがある。] [0062] 医薬品添加物は保存剤を含んでもよい。保存剤の適した例には、アルファ-トコフェロール又はアスコルビン酸などの抗酸化剤、及び、パラベン、クロロブタノール、又はフェノールなどの抗菌剤がある。] [0063] ある代替的な又は更なる実施態様では、医薬品添加物は結合剤であってもよい。適した結合剤には、でんぷん、アルファ化でんぷん、ゼラチン、ポリビニルピロリドン、セルロース、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、エチルセルロース、ポリアクリルアミド、ポリビニルオキソゾリドン、ポリビニルアルコール、C12-C18脂肪酸アルコール、ポリエチレングリコール、ポリオール、糖類、オリゴ糖類、オリゴペプチド、及びこれらの組合せがある。] [0064] ある代替的な又は更なる実施態様では、医薬品添加物は潤滑剤であってもよい。潤滑剤の適した非限定的な例には、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、水素化植物油、ステロテックス、モノステアリン酸ポリオキシエチレン、タルク、ポリエチレングリコール、安息香酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸マグネシウム、及び軽油がある。] [0065] 医薬品添加物は分散促進剤であってもよい。適した分散剤には、でんぷん、アルギン酸、ポリビニルピロリドン、グアーガム、カオリン、ベントナイト、精製木材セルロース、でんぷんグリコール酸ナトリウム、イソ非晶質珪酸、及び高HLB乳濁剤サーファクタントとしての微結晶セルロースがある。] [0066] 更に別の実施態様では、医薬品添加物は崩壊剤であってよい。崩壊剤は非発泡性の崩壊剤であってよい。非発泡性の崩壊剤の適した例には、コーンスターチ、いもでんぷん、アルファ化及び変性でんぷんなどのでんぷん、甘味料、ベントナイトなどのクレイ、微結晶セルロース、アルギン酸塩、でんぷんグリコール酸ナトリウム、寒天、グアーガム、ローカストビーンゴム、インドゴム、ペシチン(原語:pecitin)及びトラガカントなどのゴムがある。崩壊剤は発泡性の崩壊剤であってよい。適した発泡性崩壊剤には、クエン酸と組み合わせた重炭酸ナトリウム、及び酒石酸と組み合わせた重炭酸ナトリウムがある。] [0067] 別の実施態様では、医薬品添加物には甘味料が含まれよう。非限定的な例と挙げると、甘味料はグルコース(コーンシロップ)、デキストロース、転化糖、フルクトース、及びこれらの混合物(担体として用いない場合);サッカリン及び、ナトリウム塩などのその多様な塩;アスパルテームなどのジペプチド甘味料;ジヒドロカルコン化合物、グリシルリチン;ステビア-レバウディアナ(原語:Stevia Rebaudiana )(ステビオシド);スクラロースなど、ショ糖のクロロ誘導体;及び、ソルビトール、マンニトール、シリトール等の糖アルコールから選択されよう。更に考察されるのは、水素化でんぷん加水分解産物及び合成甘味料、3,6-ジヒドロ-6-メチル-1,2,3-オキサチアジン-4-オン-2,2-ジオキシド、特にカリウム塩(アセスルファム-K)、スクラロース並びにこれらのナトリウム及びカルシウム塩である。] [0068] 着色剤を提供するのが好ましい場合もあるであろう。適した色添加剤には、食物用、薬物用、及び美容用染料(FD&C)、薬物用及び美容用染料(D&C)、又は外用薬物用及び美容用染料(Ext.D&C)がある。これらの染料又はダイ、それらの対応するレーキや、特定の天然及び由来染料は特定の実施態様で用いるのに適するであろう。] [0069] 本調合物中の医薬品添加物又は医薬品添加物の組合せの重量での割合は、当該アミノ酸組成物の総重量の約30%以下、約25%以下、約20%以下、約15%以下、約10%以下、約5%以下、約2%、又は約1%以下であろう。] [0070] 栄養処方及びサプリメントの使用 ここで開示した組成物の基盤にある原理は、成分の個々の効果と、それらの相互作用性効果の両方に関係する。アミノ酸は筋肉タンパク質合成を刺激するであろう。具体的な必須アミノ酸が提供されるが、それはなぜなら、身体では産生され得ないからであり、したがってそれらの利用能はタンパク質合成にとって律速的だからであろう。血糖症性の低い糖質により、著しいインシュリン応答を惹起することなく、新たなタンパク質を産生するのに必要なエネルギーが提供されるであろう。高齢者は一般にインシュリンの作用に対して耐性があるため、血糖症性の低い糖質を用いることでインシュリン応答を避けることは、この集団にとって有利であろう。これらの選択された糖質は、典型的には、消化されるのが代謝上、遅く、また消化後も血流へは低レベルのグルコースを放出するような媒質及び長鎖多糖である。これらの糖質は典型的にはデキストラン、8つの炭素ユニット又は鎖長以上を有し;ヌトリオース(原語:Nutriose)、スクラマルト(原語: Sucramalt )等を含む市販の名称を有する多価デキストラン;と分類される。リボースはtRNAの量を増すであろう。このことは、この実施態様で提供される律速的アミノ酸(原語:the rate-limiting amino acids)の利用能増加と組み合わせると有用であろう。グリシン及びリボースがRNA合成を刺激すると考えられる代謝経路を図14に示す。クレアチンは筋肉量を増加させ、筋肉内の貯蔵エネルギーを増加させることにより、強度を向上させる。このような成分を一緒に組み合わせると、筋肉強度、量、及び身体機能が、いずれか一つの成分への応答で予測されるよりも高い程度、増加するであろう。] 図14 [0071] 総栄養支援を提供する本方法は、各栄養分及び配合物の適した選択を含む。アミノ酸は遊離型で;ペプチドと組み合わせて;インタクトタンパク質及び遊離アミノ酸と組合せて;遊離アミノ酸及びペプチドと組み合わせて;又は遊離アミノ酸、ペプチド、及びタンパク質と組み合わせて;含まれよう。血糖症性の低い糖質は重量で約 0-50% を成すであろう。] [0072] 図16は、ここで解説したものなどのサプリメント使用法が、12週間を越えて用いられた場合に、年齢特異的及び年齢関連性状態の優れた健康管理にとって有効な処置様式であることの更なる裏付けを提供するものである。この方法は特定の健康上の結果を向上させる鍵となる栄養分及び栄養分の組合せの選択及び使用を定義するものだが、本方法は更に、「能動的軽食摂取」というコンセプトを通じて、サプリメント補助養生法としての「栄養支援システムのコンプライアンス及び使用を向上させることに資するものであり、このとき、量、味、及びタイミングが、この栄養支援法の有効な使用にとって重要なのである。] 図16 [0073] 代替的な送達方法 栄養処方は果汁の担体に入れて提供されることが好ましいが、代替的な送達方法も用いることができると認識される。ここで論じる栄養処方は多様な形に調合してよく、また数多くの異なる手段により投与してもよい。本組成物は経口、直腸、又は非経口により、従来より許容可能な担体、アジュバント、及び必要に応じて賦形剤に入れて、投与されよう。ここで用いられる用語「非経口」には、皮下、静脈内、筋肉内、又は槽内注射、あるいは輸注技術が含まれる。ある例示的な実施態様では、本発明の化合物は経口投与される。] [0074] 経口投与用の固体剤形には、カプセル、錠剤、カプレット、丸剤、トローチ、ロゼンジ、粉末、及び顆粒が含まれよう。カプセルは典型的には、本発明の組成物を含むコア材料と、このコア材料を封入するシェル壁とを含む。コア材料は固体でも、液体でも、又は乳液でもよい。シェル壁材料は軟質ゼラチン、硬質ゼラチン、又はポリマーを含んでもよい。適したポリマーには、限定はしないが:ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)、メチルセルロース、エチルセルロース、酢酸セルロース、酢酸フタル酸セルロース、酢酸トリメリット酸セルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート、ヒドロキシプロピルメチルセルローススクシネート及びカルボキシメチルセルロースナトリウムなどのセルロース系ポリマー;好ましくはアクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸メチル、アンモニオメチルアクリレート、アクリル酸エチル、メタクリル酸メチル、及び/又は、メタクリル酸エチル(例えば商標名「Eudragit」で販売されているコポリマーなど)から形成された、アクリル酸ポリマー及びコポリマー;ポリビニルピロリドン、ポリビニルアセテート、ポリビニルアセテートフタレート、ビニルアセテートクロトン酸コポリマー、及びエチレン-ビニルアセテートコポリマーなどのビニルポリマー及びコポリマー; 及びシェラック(精製ラック)がある。いくつかのこのようなポリマーは、味覚マスキング剤としても機能するであろう。] [0075] 錠剤、丸剤等を圧縮、多重圧縮、多重層形成、及び/又は被覆してもよい。コーティングは単層でも、又は多層でもよい。ある実施態様では、コーティング材料は、多糖又は多糖の混合物、及び、植物、真菌、又は細菌から抽出された糖タンパク質を含んでもよい。非限定的な例には、コーンスターチ、小麦でんぷん、いもでんぷん、タピオカでんぷん、セルロース、ヘミセルロース、デキストラン、マルトデキストラン、シクロデキストリン、イヌリン、ペクチン、マンナン、アラビアゴム、ローカストビーンゴム、メスキートゴム、グアーゴム、カラヤゴム、ガッチーゴム、トラガカントゴム、フノリ、カラギーナン、寒天、アルギン酸、キトサン、又はゲラン(原語:gellan )ゴムがある。別の実施態様では、コーティング材料はタンパク質を含んでもよい。適したタンパク質には、限定はしないが、ゼラチン、カゼイン、コラーゲン、ホエイタンパク質、ダイズタンパク質、コメタンパク質、及びとうもろこしタンパク質がある。ある代替的な実施態様では、コーティング材料は脂肪又は油脂、そして具体的には高温融解性の脂肪又は油脂を含んでよい。脂肪又は油脂は水素化されたものでも、又は部分的に水素化されたものでもよいが、好ましくは植物由来であるとよい。脂肪又は油脂はグリセリド、遊離脂肪酸、脂肪酸エステル、又はこれらの混合物を含んでもよい。更に別の実施態様では、コーティング材料は食用ろうを含んでもよい。食用ろうは動物由来でも、昆虫由来でも、又は植物由来でもよい。非限定的な例には、みつろう、ラノリン、シロヤマモモろう、カルナウバろう、及び米ぬかろうがある。錠剤及び丸剤は更に腸溶コーティングと一緒に調製してもよい。] [0076] 代替的には、ここで開示し、自明とする組成物を実施した粉末又は顆粒を食物製品に取り入れてもよい。該食物製品は飲料であってもよい。適した飲料の非限定的な例には、果汁、フルーツ飲料、人工着香飲料、人工甘味飲料、炭酸飲料、スポーツドリンク、液体食製品、シェイク等がある。更に本組成物を経口投与に向けて液体剤形にしてもよい。液体剤形には、水性及び非水性の溶液、乳液、懸濁液、及び溶液、及び/又は、非発泡性の顆粒から再構築され、適した溶媒、保存剤、乳化剤、懸濁剤、希釈剤、甘味料、着色料、及び着香料を含有する溶液及び/又は懸濁液がある。] [0077] 他の様式との栄養の組合せ 図17及び18では、治療的な様式の運動及び特異的栄養支援を組み合わせた結果の優れた結果を挙げる。運動単独でもタンパク質合成及び機能的結果を刺激し、増加させることができるが、治療的栄養の使用を加えると、著しい向上が合成速度及び実際の結果の両方で観察される。これらの結果は、高齢者における各看護法の優れたアプローチや、両方の使用を組み合わされた利益を実証するものである。] 図17 [0078] ここで解説する方法及び製品処方の適合は、サルコペニア症及び他の筋肉疲労性状態をターゲットとする薬物治療医療の使用と組み合わせることができ(筋肉量の向上及び体重増加)、心臓血管疾患の改善(トリグリセリド、コレステロール及び血圧の低下)や、炎症ベースの状態(COPD、糖尿病及び認知の低下)の同時管理にも資する。] [0079] 本発明の組成物は、筋肉量、強度及び身体機能を高める方法で用いられよう。ある実施態様では、本方法は、上記の組成物を食間に一日当り2回、投与するステップを含む。一回の用量当りの量は約 6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、又は30 gであってよい。代替的には、本組成物は、一日当り1日、一日当り2回、3回、又は一日当り4回、投与されてもよい。] [0080] 送達方法のある代替的な、又は更なる実施態様では、本組成物を運動と組み合わせて用いてもよい。例えば本組成物を運動の前又は直後に与えてもよい。] [0081] 本発明をいくつかの好適な実施態様との関係から開示してきたが、これは提供された詳細の全てへの限定と捉えられてはならない。解説された実施態様の改良及び変更が、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく可能であり、他の実施態様は、当業者であれば理解されるように、本開示の包含するところと理解されねばならない。]
权利要求:
請求項1 インタクトタンパク質;及びロイシン、ロイシン、イソロイシン、バリン、リジン、メチオニン、ヒスチジン、フェニルアラニン、テオニン(原語:theonine)、及びトリプトファンから成る群より選択される少なくとも一種の必須アミノ酸、を含む治療的成分と、果汁を含む担体成分とを含む組成物。 請求項2 前記担体成分が果汁の組合せを含む、請求項1に記載の組成物。 請求項3 前記組合せが、ビワ及びライム、マンゴー及び桃、ブラックチェリー及びリンゴ、ザクロ及びクランベリー、プラム及び紅茶、リンゴ及び桃、ブルーベリー及びグレープ、クランベリー及びレモン、オレンジ及びナランジラ(原語:naranjilla)、並びにパイナップル及びナランジラから成る群より選択される組合せを含む、請求項2に記載の組成物。 請求項4 血糖症性の低い糖質を更に含む、請求項1に記載の組成物。 請求項5 オメガ-3-脂肪酸を更に含む、請求項1に記載の組成物。 請求項6 アルギニン又はシトルリンの少なくとも一方を更に含む、請求項1に記載の組成物。 請求項7 タンパク質と、少なくとも一種の必須アミノ酸と、果汁とを含む液体溶液;及び、前記液体溶液を保持するビンであって、口部、前記口部に向かって配置されたネック、及び前記口部よりも大きな周径を有する底部を有するビン、を含む飲料製品。 請求項8 前記ビンが約 8乃至約 12オンスの液体を保持する、請求項7に記載の飲料製品。
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