专利摘要:
平折りたたみシート、更に特定すると車輌シートが起立位置と収納位置及び色々な折りたたみ位置の間で移動可能なように色々な操作具と係止具を係止又は係止解除するためのケーブル式制御システム及び車輌シートを操作者の単一動作で収納する方法。
公开号:JP2011514283A
申请号:JP2010549808
申请日:2009-03-03
公开日:2011-05-06
发明作者:マイケル;ビー. クロール、;オメル;エム. ダグショグルー、;ダン ニーガ、;アレクサンダー マルセヴ、
申请人:ジョンソン コントロールズ テクノロジー カンパニーJohnson Controls Technology Company;
IPC主号:B60N2-00
专利说明:

[0001] このPCT出願は、2008年3月3日に出願された「収納解除システム」という名称の米国特許出願番号61/033043号の優先権を主張し、その全開示は、この出願の一部であり、ここに引用してこの出願の一部とする。]
[0002] この発明は、平折りたたみシート、特に、車輌シートを起立位置と種々の収納位置又は折りたたみ位置との間で、移動させられるよう種々の操作部材と係止具を係合及び解除するためのケーブル式制御システムに向けられている。]
背景技術

[0003] 製造業者は、車輌の機能を高める一方、システムコストと重量の低減を継続的に図っている。システムコストの一部として、製造業者は、組立ての時間とコストを低減すると同時に部品のコストを下げる努力をする一方、保証のコストを下げるため、部品の寿命の改良を行っている。製造業者は、特に収納可能で、しかも重量、組立てコストおよび部品コストの低減が可能な後部シートの機能を改良する努力をしている。]
[0004] 収納可能な後部シート、特にSUV、ミニバン、クロスオーバーおよびワゴンなどの後部シートは、機能の改良を図る展開の最近のテーマとなっている。製造業者は、詳細には、シートを色々な位置に折たたむ時の容易さとシートを車輌に置いたまま平らに折りたたんで平らな荷室を作る能力の改良に努力をしてきた。この収納式シートは、典型的には、枢動ブラケットに載置され、収納位置にされた時には、シートの上半と下半を折りたたまれ、次いで、車輌フロアに形成された凹部に回転させて収納するように形成されている。]
[0005] シートを色々な位置の間で移動させるためには、色々な係止機構を操作又は解除しなければならない。シートは一般的に、下部シート又はクッションと背もたれ又は上部シートから成り、これらは、その互いの角度を選択した位置に制御し保持するリクライン機構により連結されている。シートを起立した着座位置から完全収納位置へ折りたたむために、使用者は、典型的には、下部シートと上部シートの間のリクライン機構を解除するためハンドルを引く。リクライン機構が解除されると背もたれは前に傾斜自由となり、下部シートに対して平坦にされる。使用者は、次にハンドルを解除して、前脚の係止具を解除するために別の係止機構を引く。前脚が解除されると、使用者はシートを後方に傾け収納位置にする。加えて、使用者は、シートが後方に回転できるようまた脚がシートに対して平たくなるように脚を所定位置に保持している係止具を解除するために別の係止機構を解除しなくてはならないかもしれない。]
[0006] 製造業者は、シートを平らに折りたたむため及びシートを起立した着座位置に戻すために使用者に求められる多数のステップを簡単にすることを求めつづけている。加えて、製造業者は、シートの重量と構成部品のコストを低減する努力をしている。低減されたシート重量は車輌の燃料経費を改善し、使用者が操作するのを容易にする。]
[0007] 従って、使用者の単一の操作によりシートを平らに折りたたむ単一の機構があると望ましいであろう。これに対して、上に述べたように、一般的にはリクライン機構や脚係止具を解除したり、シートを後方に畳んだり、脚をシートに対して平らに折りたたむという多くのステップを使用者は必要とする。]
[0008] この発明は、平折りたたみシート、特に、車輌シートを起立位置と種々の収納位置又は折りたたみ位置との間で、移動させられるよう種々の操作部材と係止具を係合及び解除するためのケーブル式制御システムと車輌シートを収納する方法に向けられている。]
[0009] シートは一般的に、リクライン機構により連結された上部シートと下部シートを有している。下部シートは、少なくとも一つの脚と少なくとも一つの係止機構を有している。下部シートは、枢着具により車輌に対して枢着されている。]
[0010] ケーブル式解除システムは、第一操作具又はストラップを有するストラップホルダーとレバーアームが回転可能に連結されている連結箱を有している。このレバーアームは、広幅部と軸を有し、この軸は、その中心から外れている。第一ケーブル又はストラップケーブルは、連結箱と第一操作具との間に延在し、第二のケーブルシステムが連結箱と係止機構との間に延在している。]
[0011] 車輌シートを折りたたむ方法は、一般的に、係止機構を解除する第一操作具を引くステップから始まる。次に、この第一操作具により、枢着具の回りに後方に引く。シートが後方に引かれると、シートの動きによりリクライン解除ケーブルが、自動的に引かれる。操作者は、リクライン解除ケーブルがリクライン解除機構の係合を解除し、シートの下半分とシートの上半分が互いに折りたたまれるまで、シートを後ろに引き続ける。シートが後方に引かれると、脚たたみケーブルが、脚を内方に折りたたむ。操作者は、続いて、第一操作具を解除し、シートを車輌のシート収納凹部内に落とし込む。この方法は、一つの動作により、操作者が、車輌シートを、折りたたみ位置に引き、車輌のシート収納凹部に引くことを許す。]
[0012] シートを非収納にするために、操作者は、シートを該収納凹部から引き上げ、脚係止具が、車輌フロアの固定具に係合するまで、折りたたまれたシートを枢着具回りに回動させる。操作者は、次いで、第二操作具を引いて、リクライン機構を開放し、該操作具を引いている間に、シート背もたれを起立位置にする。背もたれが、所望の位置にされた時、操作者は、第二操作具を離して、リクライン機構をロックする。]
図面の簡単な説明

[0013] は、平折りたたみ式後部シートの例を含む車輌の後部斜視図である。]
[0014] は、平らに折りたたまれたシートと起立した状態の他のシートとを有する平折りたたみ式シートの一例を有する車輌後部の一例の拡大斜視図である。]
[0015] は、シートフレームとケーブル制御システムを見せるため、クッションとカバーの大部分を取り除いたシートの前部斜視図である。]
[0016] は、シートが平折りたたみ位置に移動するとき、脚を平らに折りたたむケーブルシステムを詳細に示す例示シートの側面図である。]
[0017] は、ストラップとストラップホルダーの拡大斜視図である。]
[0018] は、連結箱の拡大斜視図である。]
[0019] は、例示シートを起立した着座位置で示す側面図である。]
[0020] は、脚係止具が解除された後、平折りたたみ位置に向けて移動する例示シートの側面図である。]
[0021] は、リクライン機構が解除された後、下部シートと上部シートが平らな折り重ね位置へ畳まれることを示めし、リクライン機構の解除された第二位置において、背もたれを点線で示めす例示シートの側面図である。]
[0022] は、脚が収納された折重ね位置にある第三の位置において示す例示シートの側面図である。]
[0023] は、収納位置にある例示シートの側面図である。]
[0024] は、収納位置から取り出されるところの例示シートの側面図である。]
[0025] は、フロアを係止する位置にある例示シートの側面図である。]
[0026] は、フロアに係止され、点線にて示される上部シートが下方位置から起立した着座位置へ移動するところにある、例示シートの側面図である。]
実施例

[0027] 図1および図2に示されるように、この発明は、一般的には、車輌10のためのシート40に向けられおり、さらに特定すれば、図3と4に示されるように、シートを図1に示す起立位置と図2に示す収納位置の間で簡単に移動させ得るケーブル式解除システム100に向けられている。] 図1 図2 図3
[0028] 車輌10は、折りたたみ後部シート40を有するのが好ましいどんな車輌でも良い。図1に示されるように、シート40は起立しており、車輌10は、シート40の支持体となる車体20、特にシート40が平らに折りたたまれて収納される収納凹部32を確定する車輌フロア30を有している。図2に更に示されるように、60%シート40は、収納凹部32に平らに折りたたまれてはめ込まれ、40%シートは起立状態である。シート40は、60−40%の分割シートとして説明されたが、単列シートを含む如何なる区割りのシートでも使用できる。60−40%シートは、クロスオーバー、ミニバン、SUVなどに共通の例示シートとして説明される。] 図1 図2
[0029] 図1−4においては、シート40は、枢着具46により車輌フロアに取り付けられている。シートを、起立位置と平折りたたみ位置との間で折りたためて、シートを車輌フロアに固定する他の如何なる形式の固定方法も勿論、使用可能である。殆どのシートについていえるが、この発明も、下部シート又はシートクッション50に連結された上部シート又は背もたれ90を有するシートに向けられている。一般的には、区分された運動により、下部シートに対して上部シート90を傾斜し又は折りたためるリクライン機構又は平折りたたみ機構34により上部シート90と下部シート50は連結されているか、あるシート40においては、使用者が上部シートの傾斜を調節することができる。図3と4には、シートフレーム48を示すためクッションや表面部材の大部分を取り除いてシート40が示されている。フレーム48は、着座者に対して構造的な支持を与えると共に、車輌内の安全のために十分な支持を与える形状・構造を有している。] 図1 図3
[0030] シート40は、さらに脚52と、シート40を車輌フロア30に固定するリクライン枢着具46を有する。脚52上の脚係止具54は、フロア30上の脚固定具36と係止作用をする。枢着具46、脚52及び係止具54は、シートが車輌フロア30に十分に固定され、荷室内の平折りたたみ位置に枢動できる限り如何なる寸法、形状、構造でも良い。]
[0031] シート40は、後部シート40を従来シートより少ないステップ、より軽い重量で容易に折りたためられ、より低コストのシステムを与えるケーブル式解除システム100を有している。このケーブル式解除システム100は、図1に示された起立位置から、図2に示された平折りたたみ位置へとシートを容易に折りたたむことを可能にする。図3に示されるように、上部シート90は、該シートに固定されたストラップホルダー102と該ホルダーから延びるストラップ104を有している。この発明においては、ストラップホルダー102をそれから延びるストラップ104と共に図示しているが、ケーブルを引くその他の方法、例えば、握りハンドル、レバー、その他の装置が使用でき、ストラップに代えても良い。ストラップとストラップホルダーは、軽量で、耐用性があり、しかも比較的製造と組立てコストが低い。] 図1 図2 図3
[0032] ストラップホルダー102とストラップ104は、ストラップケーブル106を介して、下部シート50の連結箱110に連結されている。図3に示されているように、連結箱110は、脚解除ケーブル130に連結されている。図3に示される実施例においては、脚解除ケーブル130は、分配器132に延び、分配ケーブル134は、分配器132から脚52上の脚係止具54まで延びている。単一の脚係止具54を有するシートにおいては、勿論、分配器132と分配ケーブル134は排除でき、脚解除ケーブル130が直接単一の脚係止具54に延びることができる。追加の脚係止具54を所望に応じて加えることができ、分配器132は、例えば三本のケーブルに分配できる。] 図3
[0033] ケーブル式解除システム100はさらに、固定端164から下部シート50を通して脚52に延びる脚保持ケーブル160を有している。脚保持ケーブル160は、シートが平折りたたみ位置に畳まれる時、脚52が、下部シート50の下部に平らに折りたたまれるのを確実にする。この発明においては、脚保持ケーブル160は、固定端164からスプリング162に延びる第一部分161を有している。スプリング162から、第二部分166が脚152まで延び脚52に固定されている。]
[0034] ケーブル式解除システム100は、ハンドル140から上部シート90を通してリクライン機構34まで延びる一対のリクラインケーブル142を有している。リクライン機構34は、シート40によっては、一方のみに位置していても良いが、図示の実施例においては、シートの両側に位置している。従って、この発明においては、ハンドル140から、各リクライン機構34に延びる一対のケーブル142と共に図示されている。一つのみのリクライン機構を有するシート40においては、勿論、ただ一つのリクラインケーブルが必要とされる。リクライン機構34は、どのようなシートにも見られるどのようなリクライン機構、例えば、ピンがスプリング力の下で、ギア歯と係合および離脱するギア式、又はラック・ピニオン式でもよい。その他の所望の例も勿論使用されて良い。このリクラインケーブル142には、自動解除ケーブル150が連結されていても良い。この自動解除ケーブルはシートが折りたたみ位置へと回動すると、自動的に固定位置又は可動位置に引き、それに応じて、リクラインケーブルに力を加え、シートが平折りたたみ位置に向かうある回動位置に至ると、リクラインケーブルは、リクライン機構を解除するに十分に引かれて、シートは、リクライン機構のスプリングの力の下に、図7Dに示されるような折りたたまれた位置に畳まれる。折りたたみの動作が、図7Cにも示されている。自動リクライン解除ケーブル150は、種々の位置に、例えば、シートが回動すると、自動リクラインを引くよう枢着具46にまで延びても良く、又は、図3に示されるように、脚が畳まれると、リクライン機構34を解除するようにリクラインケーブル142を引くよう脚52に延びていても良い。勿論、その他の自動リクライン解除ケーブル150の取り付け方法も使用できる。] 図3 図7C 図7D
[0035] 図5にさらに示されているように、ストラップ付属具102は、上部シートすなわち背もたれ90に取り付けられた簡素で軽量な付属具で、使用者がストラップ104を引けるようにするもので、ストラップを引けばストラップケーブル106を引く。勿論、ストラップホルダー102とストラップ104は、一例であり、ストラップケーブルを容易に引ける他の方法も使用できる。] 図5
[0036] 連結箱110は、図6にも図示されている。連結箱110は、一般的に、ストラップケーブル106と脚解除ケーブル130を保持する穴114を有する外殻112を有している。図6にさらに示されているように、脚解除ケーブル130は、使用者が、ストラップ104を離すと、ストラップを、通常の休止位置に戻すよう力を加える補助スプリング131を有しても良い。勿論、スプリング131は、ストラップホルダー102の中に収まるように形成されても良い。ある実施例においては、二つのスプリングを、一つは連結箱に、もう一つはストラップホルダーに設けるのが好ましい。ストラップケーブル106と脚解除ケーブル130は、ピボットヒンジ118によって連結箱116に保持されたレバーアーム116に連結されている。レバーアーム116は、一般的に、幅126とセンター120を有している。レバーアーム116は、ピボットヒンジ118がセンター120の一方に偏り、ピボットの一方側122が他方側124より短くされている。この構成は、連結箱110に位置するレバーアームの利点を利用することにより、使用者が脚係止具54の解除が容易にできることを許す。] 図6
[0037] 図1、3、および7Aに示される起立位置の時は、車輌シート40は、使用中には、脚係止具54に連結された脚固定具36と、枢着具46との使用により車輌フロア30に固定されている。] 図1
[0038] シート40と、特にケーブル解除システム100の動作が、図7A−7Hに示された種々の位置を参照して以下に詳しく述べられる。図7Aと図4に示されるように、シートは、起立状態の着座準備完了の位置で、フロアに確実に固定されて示されている。この位置においては、シートは、脚52が、脚係止具54により車輌フロア30の脚固定具36に固定されている。この位置は図7Aに示されているが、シート40は、ハンドル140とリクラインケーブル142により、上部シート90が下部シート50に対して動いて、前方にリクライン又は傾斜できる。] 図4 図7A
[0039] もし操作者が、図1に示されたようにシート40を、図2に示される位置に平らに折りたたむことを望むなら、操作者はストラップ104を引くであろう。ストラップ104を引くことにより、ストラップホルダー102は、動きを連結されたストラップケーブル106に伝える。ストラップケーブル106は、図6に示されるように、連結箱110まで延びている。ストラップケーブル106を引くと、レバーアーム116の第二部分124を、ストラップケーブル106を固定している穴114に向けて回動させる。この動きは、レバーアーム116を脚解除ケーブル130を引くように動かせる。もしシート40に一個の脚係止具54がある場合には、脚解除ケーブル130は、脚係止具54に直接延びている。もし、二つ又はそれ以上の脚係止具54がある場合には、脚解除ケーブル130は、分割器132まで延びる。この分割器は周知のように、ケーブルを分割し、分割ケーブル134は脚係止具54まで延びる。従って、図7Bに示されるように、ストラップを引くことにより、使用者は、脚係止具54を固定具36に固定された状態から、下部シートの前部51が、枢着具46の枢軸47の回りに上方に向けて回動又は枢動し始める。より詳しく言うと、単一の運動により、使用者は脚係止具を解除し、或いはシートを後方の平折りたたみ位置に回動させる。使用者がストラップ104を後ろに引き続けて、シート40を回動させて、シート40が、特に背もたれ90が水平位置に近づけると、リクライン機構が、解除されて、図7Dに示されるように、上部シートを再び上方の折りたたみ位置に戻す。これらの動作はすべて一つの運動の一部としてなされる。] 図1 図2 図6 図7B 図7D
[0040] さらに詳しく言えば、シートが、図7Bに示されるように、後方に回動されると、自動リクライン解除ケーブル150が引かれ、このケーブルはリクライン機構34に連結されたリクラインケーブル142を引く。これにより、使用者がストラップを後方に引くと共に、シート40が図7Dに示す二つ折り位置に自動的に平折りたたまれるように、リクラインロックを解除する。リクライン機構のスプリングの張力はシートを前方に押し、図7Dに示す二つ折位置に至らせる。しかし、シート40は、完全に垂直な二つ折り位置として図示されているが、図2に示される平らな折りたたみ位置までのどの位置にあっても良く、リクライン機構が、シートを二つ折り位置にした時、図7Dに示された位置よりさらに荷室の方へ回動されても良い。さらに特定すれば、使用者がストラップを保持している間に、リクライン機構の解除が、下部シート50を上部シート90の方へ回動し、ほぼ平折りたたみ位置に移動させ、使用者が、ストラップ104を離したとき、最小の運動で、シートを収納凹部32へと納めるようにできる。シート40が、収納凹部32に入るところが、図7Eに示されている。ストラップ104を離すと、連結箱110に取り付けられた補助スプリング131は、ストラップケーブルを引き戻し、リセットを支援する別のスプリングを有していても良い脚係止具をリセットし、シートが開かれた時に、脚と、特に脚係止具が固定具36に係止する準備ができる。] 図2 図7B 図7D 図7E
[0041] シートが図7Aから図7Eに示された位置を順次移動していくにつれて、図3と4に詳細に示めされる脚たたみケーブル160も、脚52を内方に折りたたむために、脚52に作用している。さらに詳しく言えば、図7Aと7Bとの間に示されるように、シート40、特に下部シート50が上に向けて回転されると、脚たたみケーブル160は脚52を、下部シートの底に向けて折りたたむために脚を内側に引っ張る。この回転運動が進むにつれ、脚52は、平らになるように更にシートに引き込まれる。図3と4に示されるように、脚たたみケーブル160は、二つのケーブルの間に配設されたスプリング162を有している。このスプリングは、シートが、図7Eに示される前に図7Dと7Eに示される間の位置にあるとき、脚52がすでに平らにたたまれており、図7Eに示される位置へさらに動くと脚はすでに折りたたまれているので、このスプリング62を引く。このスプリングは、製造誤差を許容すると共に、脚がひっ掛かったり平らに折りたたまれない時にケーブルが切れる可能性を排除し、平折りたたみ位置に保持する。] 図3
[0042] 図7Eから7Hに示されるように、シート40は、図2に示された平折たたみ位置から、図1から4にしめされた起立位置へと戻される。使用者は、シートを収納凹部32から取り出し、前方に回転させると、脚のスプリングは脚を外に押し出し、図7Gに示されるように係止可能位置にする。シートは二つ折り位置のまま下方にたたまれ、脚係止具54は、固定具36に係合する。使用者は、次いで図3に示されるように、リクラインケーブルに連結されたハンドル140を引き、リクライン機構34を解除し、背もたれ90を起立位置に引き図7Hに示される着座可能位置にする。シートの背もたれ90が望まれる位置になったら、使用者はハンドル140を離し、リクライン機構は背もたれに係合し、下部シートに対して背もたれをロックする。] 図1 図2 図3
[0043] 既述の説示は、この発明の実施例を開示し、説明したものである。この説示と、付随する図面とクレームから、色々な変更と改変と変形例が、この発明の真の思想と以下のクレームにより規定されるこの発明の範囲から離れることなく作成しえることを、当業者は容易に認識できる。]
权利要求:

請求項1
リクライン機構に枢動連結された上部シートと下部シートを有する車輌シートのためのケーブル式解除システムであって、該下部シートは少なくとも一つの脚と少なくとも一つの係止機構を有し、該下部シートは、枢着具により車輌に枢動連結されており、該ケーブル式解除システムが、第一操作具と、レバーアームが枢動連結された連結箱であって、該レバーアームが広幅部と枢動軸を有しており、該枢動軸は該広幅部の中心から偏芯しているレバーアームが枢着された連結箱と、該連結箱と該第一操作具の間に延びている第一ケーブルと、該連結箱と係止機構との間に延びている第二ケーブルと、を有するケーブル式解除システム。
請求項2
前記連結箱が前記第二ケーブルに連結されたスプリングを更に有する請求項1に記載のケーブル式解除システム。
請求項3
前記スプリングが前記レバーアームに付勢力を与える請求項2に記載のケーブル式解除システム。
請求項4
前記連結箱が、前記第一ケーブルのための第一ケーブル入口と前記第二ケーブルのための第二ケーブル入口とを有する外殻を有しており、前記付勢力が、休止時には、前記レバーアームを該第一ケーブル入口よりも該第二ケーブル入口の近くに付勢する請求項3に記載のケーブル式解除システム。
請求項5
前記第一の操作具が、前記第一ケーブルに連結されたストラップを有する請求項1に記載のケーブル式解除システム。
請求項6
前記ケーブル式解除システムが、前記少なくとも一つの脚と前記枢着具との間に延びる脚折りたたみケーブルを更に有している請求項1に記載のケーブル式解除システム。
請求項7
前記脚折りたたみケーブルが、前記第一ケーブルと前記第二ケーブルの間に設けられたスプリングを有しており、前記第一ケーブルは前記少なくとも一つの脚に連結されており、前記第二ケーブルは前記少なくとも一つの枢着具に連結されている請求項6に記載のケーブル式解除システム。
請求項8
前記脚折りたたみケーブルが、前記下部シートが前記枢着具の回りに第一の方向に回転するにつれて、前記少なくとも一つの脚を該下部シートに向かって折りたたむ方向に力を与えるようにされている請求項7に記載のケーブル式解除システム。
請求項9
前記脚折りたたみケーブルは、前記第一方向に所定の角度回転した後に、その回転による力が前記スプリングを引き伸ばすような長さを有する請求項8に記載のケーブル式解除システム。
請求項10
前記リクライン機構から延びる自動リクライン解除ケーブルを更に有する請求項1に記載のケーブル式解除システム。
請求項11
前記自動リクライン解除ケーブルは、前記リクライン機構と一端部との間に設けられたハンドルを有している請求項10に記載のケーブル式解除システム。
請求項12
前記リクライン解除ケーブルが、前記一端と前記ハンドルの間に延びる端部ケーブルと、前記ハンドルと前記リクライン機構との間に延びるリクラインケーブルとを有している請求項11に記載のケーブル式解除システム。
請求項13
リクライン機構に連結された上部シートと下部シートを有する車輌シートを折りたたむ方法であって、該下部シートは少なくとも一つの脚と少なくとも一つの係止機構を有し、該下部シートは、枢着具により車輌に枢動連結されており、該方法が、該係止機構を解除するために第一操作具を引くことと、該シートを、該枢着具の回りに後方に、該第一操作具によって引き、該シートが後方に引かれると共に、該シートの動きによりリクライン解除ケーブルが自動的に引かれることと、該リクライン解除ケーブルがリクライン解除機構を解除し、下半部シートと上半部シートが折りたたまれ、該シートが後方に引かれると共に脚折りたたみケーブルが該脚を内方に折りたたまれるまで、該シートを後方に引き続けることと、該第一操作具を放して、該シートを車輌のシート収納凹部に置くこと、とを有する車輌シートの折りたたみ方法。
請求項14
請求項13に記載の方法が更に、前記車輌シートを該シート収納凹部から引き上げること、折りたたまれた該シートを前記枢着具の回りに回転させること、前記脚係止機構を係止すること、前記リクライン機構を解除するために、第二操作具を引くこと、該第二操作具を引きながら、背もたれを起立位置に引き戻すこと、前記リクライン機構をロックするために、第二操作具を解除すること、とを含む請求項13に記載の方法。
請求項15
単一の動作により、車輌シートを車輌の収納凹部に折りたたむ方法であって、該車輌シートは、リクライン機構に枢動可能に連結された上部シートと下部シートとを有し、該下部シートは、少なくとも一つの脚と少なくとも一つの係止機構とを有し、その係止位置においては、該シートは起立位置とされ、該下部シートは、枢着具により車輌に枢動可能に連結されており、該方法は、単一の動作により、該上部シートの背後から離れる方向に第一操作具を引き、それにより該係止機構を解除し、該シートが、該枢着具の回りに後方に回動できるようにし、該シートが該枢着具の回りに回動するにつれて、リクライン解除ケーブルが、該シートの動きにより自動的に引かれリクライン解除機構を解除し、該上部シートと該下部シートが折重ね位置に折りたたまれるようにし、該シートが後方に引かれると、脚たたみケーブルが該脚を自動的に内側に折りたたまれるようにすること、および該第一操作具を開放すると、該シートが車輌のシート収納凹部に嵌め込まれるようにされることを含む車輌シートを車輌の収納凹部に折りたたむ方法。
請求項16
該第一操作具を開放すると、該シートが自動的にシート収納凹部に落ち込むと共に平折りたたみ位置にされる請求項15に記載の方法。
类似技术:
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