![]() らせん状差込バイト
专利摘要:
らせん状差込バイトは、多くのらせん状要素(2)を備えたビットヘッド(1)を有する。各らせん状要素は、切削作用の方向を向くサイドカッティングエッジ(3)を有している。切削作用の方向を向くサイドカッティングエッジの表面は、切削面(4)を形成する。切削面の背面は、後部切削面(5)を形成する。段差領域(7)が、ビットヘッドの頂面(6)に形成され、頂面の中央から外側側面に段階的に低くなる高さで段差部が形成される。各段差部の周辺が、ビットヘッドの周辺に対して傾斜する。後部切削面が段差領域とビットヘッドの頂面と境界をなすように面取り面(9)が形成される。直立切削面(15)が頂面の中央に近い面取り面の側部に形成される。面取り面と段差領域とビットヘッドの頂面の交差部が、後部カッティングエッジ(10)を形成する。直立切削面と段差領域の後部での交差部は、チゼルエッジ(11)を形成する。 公开号:JP2011514263A 申请号:JP2011500027 申请日:2008-03-19 公开日:2011-05-06 发明作者:リー、シーチン 申请人:リー、シーチン; IPC主号:B23B51-00
专利说明:
[0001] 本発明は、ボール盤、フライス盤、ボーリング機械等の機械加工に用いられる、らせん状差込バイトに関する。] 背景技術 [0002] 現在、機械加工に用いられるねじれ刃ドリルは、チゼルエッジ、カッティングエッジ、ヘリカルサイドエッジからなっている。サイドエッジは、一般に、単一の凸面形状をなしている。フライスのサイドエッジとカッティングエッジは、3つのエッジ、4つのエッジ、5つのエッジなどを設けて構成されているが、そのサイドエッジとカッティングエッジとねじれ刃ドリルのものとの間に有意な違いはない。硬い被加工物を穴あけ加工する(削る)と、これらのねじれ刃ドリルとフライスは、大量の熱を発生する傾向がある。その結果、ビットヘッドの硬度は、減少して、ビットヘッドの摩耗を引き起こし、また、そのようなビットヘッドは、破損する傾向がある。更に、ビットヘッドの両側のカッティングエッジは、作動中対称であり、切削量は、約数十マイクロメートルから1ミリメートルあるので、研磨角度の高さを制御するのは困難である。更に、これらのねじれ刃ドリルやミリングカッタのビットヘッドの中心位置を制御するのは困難であるので、位置決めが不正確になったり、穴の機械加工精度を限定できなかったりし、不良品の可能性が高まる。一方、薄い被加工品を機械加工するときには、送ることによる事故の問題がある。] 発明が解決しようとする課題 [0003] 本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、高放熱効率と高強度と長寿命を有し、また、穴あけ加工をする際に、容易に位置決めできる、新規ならせん状差込バイトを提供する。] 課題を解決するための手段 [0004] 上記した目的を達成するために、本発明は、以下の技術的解決法を採用する。 ビットヘッドを有するらせん状差込バイトであって、ビットヘッドは多くのらせん状要素を統合的に備えており、各らせん状要素は、切削作用の方向を向くサイドカッティングエッジを有しており、切削作用の方向を向くサイドカッティングエッジの表面は、切削面を形成し、切削面の背面は、後部切削面を形成し、ビットヘッドの頂面に段差部が形成され、頂面の中央から外側側面に段階的に低くなる高さで段差部が形成され、各段差部の周辺が、ビットヘッドの周辺に対して傾斜しており、切削面が段差領域とビットヘッドの頂面と境界をなすように主カッティングエッジが形成され、後部切削面が段差領域とビットヘッドの頂面と境界をなすように面取り面が形成され、直立切削面が頂面の中央に近い面取り面の側部に形成され、段差領域を備えた面取り面とビットヘッドの頂面の交差部が、後部カッティングエッジを形成している、らせん状差込バイト。直立切削面と段差領域の後部での交差部は、チゼルエッジを形成する。] [0005] 好ましくは、1つの放熱段階あるいは複数の放熱段階が、ビットヘッドの頂面かららせん状要素の周面上に形成され、これはサイドカッティングエッジに平行であり、また、1つの放熱段階のサイドカッティングエッジあるいは複数の放熱段階のサイドカッティングエッジが、切削作動の方向に向く放熱段階の前部に形成される。] [0006] 好ましくは、1つの円弧状溝あるいは複数の円弧状溝が、各段差部と段差領域の外側の頂面にそれぞれ形成され、円弧状溝は、主カッティングエッジから後部カッティングエッジに、その開口を徐々に大きくしながら延びている。] [0007] ビットヘッドを有するらせん状差込バイトであって、ビットヘッドは多くのらせん状要素を統合的に備えており、各らせん状要素は、切削作用の方向を向くサイドカッティングエッジを有しており、切削作用の方向を向くサイドカッティングエッジの表面は、切削面を形成し、切削面の背面は、後部切削面を形成し、ビットヘッドの頂面が切削面と交差するように主カッティングエッジが形成され、後部切削面がビットヘッドの頂面と交差するように面取り面が形成され、直立切削面が頂面の中央に近い面取り面の側部に形成され、面取り面とビットヘッドの頂面の交差部が、後部カッティングエッジを形成し、直立切削面と段差領域の後部での交差部は、チゼルエッジを形成し、1つの円弧状溝あるいは複数の円弧状溝が、頂面上に形成され、主カッティングエッジから後部カッティングエッジに、その開口を徐々に大きくしながら延びている、らせん状差込バイト。] [0008] 好ましくは、1つの放熱段階あるいは複数の放熱段階が、ビットヘッドの頂面かららせん状要素の周面上に形成され、これはサイドカッティングエッジに平行であり、また、1つの放熱段階のサイドカッティングエッジあるいは複数の放熱段階のサイドカッティングエッジが、切削作動の方向に向く放熱段階の前部に形成される。] [0009] ビットヘッドを有するらせん状差込バイトであって、ビットヘッドは多くのらせん状要素を統合的に備えており、各らせん状要素は、切削作用の方向を向くサイドカッティングエッジを有しており、切削作用の方向を向くサイドカッティングエッジの表面は、切削面を形成し、切削面の背面は、後部切削面を形成し、ビットヘッドの頂面が切削面と交差するように主カッティングエッジが形成され、後部切削面がビットヘッドの頂面と交差するように面取り面が形成され、直立切削面が頂面の中央に近い面取り面の側部に形成され、面取り面とビットヘッドの頂面の交差部が、後部カッティングエッジを形成し、直立切削面と段差領域の後部での交差部は、チゼルエッジを形成し、1つの放熱段階あるいは複数の放熱段階が、ビットヘッドの頂面かららせん状要素の周面上に形成され、これはサイドカッティングエッジに平行であり、1つの放熱段階のサイドカッティングエッジあるいは複数の放熱段階のサイドカッティングエッジが、切削作動の方向に向く放熱段階の前部に形成される。] [0010] 好ましくは、2つのらせん状要素が形成され、均一の厚みの合金ビットヘッドが、ビットヘッドに止められ、これはビットヘッドを貫通し頂面の中央に対して対称であり、切削作用の方向に向く、合金ビットヘッドの2つの面がトップエッジと主カッティングエッジの2つの交差部をそれぞれ貫通し、切削作用の方向に向く、合金ビットヘッドの面が切削面の上部を形成し、切削作用の方向に向くカッティングエッジが主カッティングエッジを形成する。] 図面の簡単な説明 [0011] 本発明の技術的解決策および利点は、以下の図面に関連して詳細に説明される。] [0012] 図1は、本発明の第1実施例に係るらせん状差込バイトの斜視図である。 図2は、本発明の第2実施例に係るらせん状差込バイトの斜視図である。 図3は、本発明の第3実施例に係るらせん状差込バイトの斜視図である。 図4は、本発明の第4実施例に係るらせん状差込バイトの斜視図である。 図5は、本発明の第5実施例に係るらせん状差込バイトの斜視図である。 図6は、本発明の第6実施例に係るらせん状差込バイトの斜視図である。 図7は、本発明の第7実施例に係るらせん状差込バイトの斜視図である。 図8は、本発明の第8実施例に係るらせん状差込バイトの斜視図である。] 図1 図2 図3 図4 図5 図6 図7 図8 [0013] 添付図面を参照して、本発明のらせん状差込バイトの好ましい実施例を詳細に説明する。実施例1〜8において、主に、2つのらせん状要素を備えた差込バイトを説明する。以下の説明では、同一の参照番号が同一の部品に用いられ、その詳細な説明は省略される。] [0014] 図1に示すように、本発明の第1実施例のらせん状差込バイトは、2つのらせん状要素2を統合的に備える、ビットヘッド1を有しており、各らせん状要素2は、切削作用の方向を向くサイドカッティングエッジ3を有している。切削作用の方向を向くサイドカッティングエッジ3の表面は、切削面4を形成している。切削面4の背面は、後部切削面5を形成している。ビットヘッド1の頂面6に段差領域7が形成され、頂面の中央Oから外側側面に段階的に低くなる高さで段差部が形成されている。この実施例では、2つの段差部71、72が形成されている。各段差部の周辺が、ビットヘッド1の周辺に対して傾斜している。切削面4が段差領域7とビットヘッドの頂面6と境界をなすように主カッティングエッジ8が形成されている。後部切削面5が段差領域7とビットヘッドの頂面6と境界をなすように面取り面9が形成されている。直立切削面15が、頂面の中央Oに近い面取り面9の側部に形成されている。面取り面9と段差領域7とビットヘッドの頂面6との交差部が、後部カッティングエッジ10を形成している。直立切削面と段差領域の後部側での交差部は、チゼルエッジ11を形成している。] 図1 [0015] 上記した構成によれば、段差領域7は、差込ビット1の頂面6に形成され、段差71・・・7nが、頂面の中央Oから外側側面に段階的に低くなるように形成され、各段差の周辺は、ビットヘッド1の周辺に対して傾斜しており、切削面4が段差領域7とビットヘッドの頂面6と境界をなすように主カッティングエッジ8が形成され、後部切削面5が段差領域7とビットヘッドの頂面6と境界をなすように面取り面9が形成され、直立切削面15が、頂面の中央に近い面取り面の側部に形成され、直立切削面15と段差領域の後部側での交差部が、チゼルエッジ11を形成している。これにより、既存の差込ヘッドに比べて、ビットヘッドの放熱領域が増加し、ビットヘッドの温度が減少し、ビットヘッドの寿命が長くなり、機械加工の作用中ずっと、高強度が維持されるのである。更に、2つの頂部縁によって形成される尖った部分が位置決め中心を形成することができ、機械加工の作用中位置決めを容易にし、機械加工精度を改善し、薄い被加工物を穴あけ加工するときに不安定な位置決めゆえの被加工物を送り出すことの問題を防止することができるのである。] [0016] 図2に示すように、第2実施例によるらせん状差込バイトは、放熱段12が、ビットヘッド1の頂面6かららせん状要素2の周面に形成され、サイドカッティングエッジ3に平行であり、放熱段サイドカッティングエッジ13が、切削作用の方向に向いた放熱段12の前部に形成されていることを除き、第1実施例とほぼ同じである。] 図2 [0017] この構成によれば、第1実施例の技術的効果に加えて、放熱段12が、ビットヘッド1の頂面6かららせん状要素2の周面に形成され、サイドカッティングエッジ3に平行であり、放熱段サイドカッティングエッジ13が、切削作用の方向に向いた放熱段12の前部に形成されているので、既存のビットヘッドに比べて、新規なサイドカッティングエッジ13が加えられ、従って、2つのサイドカッティングエッジがサイドカッティングエッジの切削力を分解するように作用し、サイドカッティングエッジの摩擦強度を減じて摩擦により生じる熱を減じることができるのである。ところで、ビットヘッドの放熱領域は増加され、ビットヘッドの温度は減じられ、ビットヘッドの寿命は、延長され、高強度が機械加工作用の間ずっと維持されるのである。] [0018] 実施例2では、唯一の放熱段12が図示されているけれども、複数の放熱段が形成されてもよい。複数の放熱段が形成される場合には、放熱段サイドカッティングエッジは、切削作用の方向に向いた各放熱段の前部に形成される。] [0019] 図3に示すように、第3実施例によるらせん状差込バイトは、1つの円弧状溝または複数の円弧状溝Aが、各段および段差領域の外側の頂面6にそれぞれ形成されていることを除き、第1実施例とほぼ同じである。円弧状溝Aは、その開口を徐々に拡大しながら、主カッティングエッジ8から後部カッティングエッジ10へと延びている。] 図3 [0020] この構成によれば、第1実施例の技術的効果に加えて、1つの円弧状溝または複数の円弧状溝Aが、各段および段差領域の外側の頂面6にそれぞれ形成されており、円弧状溝Aは、その開口を徐々に拡大しながら、主カッティングエッジ8から後部カッティングエッジ10へと延びているので、放熱領域は更に増加され、これにより、放熱効率が、更に改善されるのである。] [0021] 図4に示すように、第4実施例によるらせん状差込バイトは、1つの円弧状溝または複数の円弧状溝Aが、各段および段差領域の外側の頂面6にそれぞれ形成されていることを除き、第2実施例とほぼ同じである。円弧状溝Aは、その開口を徐々に拡大しながら、主カッティングエッジ8から後部カッティングエッジ10へと延びている。] 図4 [0022] この構成によれば、第2実施例の技術的効果に加えて、1つの円弧状溝または複数の円弧状溝Aが、各段および段差領域の外側の頂面6にそれぞれ形成されており、円弧状溝Aは、その開口を徐々に拡大しながら、主カッティングエッジ8から後部カッティングエッジ10へと延びているので、放熱領域は更に増加され、これにより、放熱効率が、更に改善されるのである。] [0023] 図5に示すように、第5実施例のらせん状差込バイトは、ビットヘッド1を備えており、このビットヘッド1は、複数のらせん状要素2を統合的に備える、ビットヘッド1を有しており、各らせん状要素2は、切削作用の方向を向くサイドカッティングエッジ3を有している。切削作用の方向を向くサイドカッティングエッジ3の表面は、切削面4を形成している。切削面4の背面は、後部切削面5を形成している。ビットヘッド1の頂面6が切削面4と境界をなすように主カッティングエッジ8が形成されている。後部切削面5がビットヘッド1の頂面6と境界をなすように面取り面9が形成されている。直立切削面15が、頂面の中央に近い面取り面9の側部に形成されている。面取り面9とビットヘッド1の頂面6との交差部が、後部カッティングエッジ10を形成している。直立切削面15と段差領域の後部側での交差部は、チゼルエッジ11を形成している。1つの円弧状溝あるいは複数の円弧状溝Aが、頂面6上に形成され、主カッティングエッジ8から後部カッティングエッジ10に、その開口を徐々に大きくしながら延びている。] 図5 [0024] 上記した構成によれば、後部切削面5がビットヘッド1の頂面6と境界をなすように面取り面9が形成され、直立切削面15が、頂面の中央に近い面取り面9の側部に形成され、直立切削面15と段差領域の後部側での交差部が、チゼルエッジ11を形成し、1つの円弧状溝あるいは複数の円弧状溝Aが、頂面6上に形成され、主カッティングエッジ8から後部カッティングエッジ10に、その開口を徐々に大きくしながら延びている。これにより、既存の差込ヘッドに比べて、ビットヘッドの放熱領域が増加し、ビットヘッドの温度が減少し、ビットヘッドの寿命が長くなり、機械加工の作用中ずっと、高強度が維持されるのである。更に、2つの頂部縁によって形成される尖った部分が位置決め中心を形成することができ、機械加工の作用中位置決めを容易にし、機械加工精度を改善し、薄い被加工物を穴あけ加工するときに不安定な位置決めゆえの被加工物を送り出すことの問題を防止することができるのである。] [0025] 図6に示すように、第6実施例によるらせん状差込バイトは、放熱段12が、ビットヘッド1の頂面6かららせん状要素2の周面に形成され、サイドカッティングエッジ3に平行であり、放熱段サイドカッティングエッジ13が、切削作用の方向に向いた放熱段12の前部に形成されていることを除き、第5実施例とほぼ同じである。] 図6 [0026] この構成によれば、第5実施例の技術的効果に加えて、放熱段12が、ビットヘッド1の頂面6かららせん状要素2の周面に形成され、サイドカッティングエッジ3に平行であり、放熱段サイドカッティングエッジ13が、切削作用の方向に向いた放熱段12の前部に形成されているので、既存のビットヘッドに比べて、新規なサイドカッティングエッジ13が加えられ、従って、2つのサイドカッティングエッジがサイドカッティングエッジの切削力を分解するように作用し、サイドカッティングエッジの摩擦強度を減じて摩擦により生じる熱を減じることができるのである。ところで、ビットヘッドの放熱領域は増加され、ビットヘッドの温度は減じられ、ビットヘッドの寿命は、延長され、高強度が機械加工作用の間ずっと維持されるのである。] [0027] 実施例6では、唯一の放熱段12が図示されているけれども、複数の放熱段が形成されてもよい。複数の放熱段が形成される場合には、放熱段サイドカッティングエッジは、切削作用の方向に向いた各放熱段の前部に形成される。] [0028] 図7に示すように、本発明の第7実施例のらせん状差込バイトは、ビットヘッド1を備えており、このビットヘッド1は、複数のらせん状要素2を統合的に備える、ビットヘッド1を有しており、各らせん状要素2は、切削作用の方向を向くサイドカッティングエッジ3を有している。切削作用の方向を向くサイドカッティングエッジ3の表面は、切削面4を形成している。切削面4の背面は、後部切削面5を形成している。ビットヘッド1の頂面6が切削面4と境界をなすように主カッティングエッジ8が形成されている。後部切削面5がビットヘッド1の頂面6と境界をなすように面取り面9が形成されている。直立切削面15が、頂面の中央に近い面取り面の側部に形成されている。面取り面9とビットヘッド1の頂面6との交差部が、後部カッティングエッジ10を形成している。直立切削面15と段差領域の後部側での交差部は、チゼルエッジ11を形成している。放熱段12が、ビットヘッド1の頂面6かららせん状要素2の周面に形成されている。サイドカッティングエッジ3に平行であり、放熱段サイドカッティングエッジ13が、切削作用の方向に向いた放熱段12の前部に形成されている] 図7 [0029] 上記した構成によれば、後部切削面5がビットヘッド1の頂面6と境界をなすように面取り面9が形成される。直立切削面15が、頂面の中央に近い面取り面の側部に形成される。直立切削面15と段差領域の後部側での交差部が、チゼルエッジ11を形成する。放熱段12が、ビットヘッド1の頂面6かららせん状要素2の周面に形成されている。サイドカッティングエッジ3に平行であり、放熱段サイドカッティングエッジ13が、切削作用の方向に向いた放熱段12の前部に形成されている。これにより、既存のビットヘッドに比べて、新規なサイドカッティングエッジ13が加えられ、従って、2つのサイドカッティングエッジがサイドカッティングエッジの切削力を分解するように作用し、サイドカッティングエッジの摩擦強度を減じて摩擦により生じる熱を減じることができるのである。ところで、ビットヘッドの放熱領域は増加され、ビットヘッドの温度は減じられ、ビットヘッドの寿命は、延長され、高強度が機械加工作用の間ずっと維持されるのである。更に、2つの頂部縁によって形成される尖った部分が位置決め中心を形成することができ、機械加工の作用中位置決めを容易にし、機械加工精度を改善し、薄い被加工物を穴あけ加工するときに不安定な位置決めゆえの被加工物を送り出すことの問題を防止することができるのである。] [0030] 実施例7では、唯一の放熱段12が図示されているけれども、複数の放熱段が形成されてもよい。複数の放熱段が形成される場合には、放熱段サイドカッティングエッジは、切削作用の方向に向いた各放熱段の前部に形成される。] [0031] 図8に示すように、第8実施例によるらせん状差込バイトは、2つのらせん状要素が形成され、均一な厚みの合金ビットヘッド14がビットヘッド1に止められ、これはビットヘッドを貫通し頂面の中央Oに対して対称であることを除き、実施例1〜7とほぼ同じである。切削作用の方向に向く、合金ビットヘッド14の2つの面がトップエッジと主カッティングエッジの2つの交差部Bをそれぞれ貫通する。切削作用の方向に向く、合金ビットヘッド14の面51が切削面5の上部を形成し、切削作用の方向に向くカッティングエッジ81が主カッティングエッジ8を形成する。] 図8 [0032] この構成によれば、実施例1〜7の技術的効果に加えて、均一な厚みの合金ビットヘッド14がビットヘッド1に止められ、これはビットヘッドを貫通し頂面の中央Oに対して対称であり、切削作用の方向に向く、合金ビットヘッド14の2つの面がトップエッジと主カッティングエッジの2つの交差部Bを貫通し、切削作用の方向に向く、合金ビットヘッド14の面51が切削面5の上部を形成し、切削作用の方向に向くカッティングエッジ81が主カッティングエッジ8を形成する。したがって、既存のビットヘッドと比較して、ビットヘッドの強度が向上し、カッティングエッジがより鋭くなり、差込バイトの寿命が長くなり、機械加工の作用中ずっと、高強度が維持され、生産効率が改善される。] [0033] 2つのらせん状要素を有する差込バイトについて説明したが、本発明による差込バイトは、更にらせん状要素を有することができ、上記した実施例の何れもまた、何れの組み合わせも適用することができる。] 実施例 [0034] 上記した好適実施例は、説明のためにのみ用いられ、制限的なものではない。本発明は、本発明の精神および基本的な特徴から逸脱することなく、実施することができる。本発明の範囲は、本発明の範囲内の請求の範囲によって定義される範囲内で変更することができる。]
权利要求:
請求項1 ビットヘッドを有するらせん状差込バイトであって、ビットヘッドは多くのらせん状要素を統合的に備えており、各らせん状要素は、切削作用の方向を向くサイドカッティングエッジを有しており、切削作用の方向を向くサイドカッティングエッジの表面は、切削面を形成し、切削面の背面は、後部切削面を形成し、ビットヘッドの頂面に段差部が形成され、頂面の中央から外側側面に段階的に低くなる高さで段差部が形成され、各段差部の周辺が、ビットヘッドの周辺に対して傾斜しており、切削面が段差領域とビットヘッドの頂面と境界をなすように主カッティングエッジが形成され、後部切削面が段差領域とビットヘッドの頂面と境界をなすように面取り面が形成され、直立切削面が頂面の中央に近い面取り面の側部に形成され、段差領域を備えた面取り面とビットヘッドの頂面の交差部が、後部カッティングエッジを形成し、直立切削面と段差領域の後部での交差部は、チゼルエッジを形成する、らせん状差込バイト。 請求項2 1つの放熱段階あるいは複数の放熱段階が、ビットヘッドの頂面かららせん状要素の周面上に形成され、これはサイドカッティングエッジに平行であり、また、1つの放熱段階のサイドカッティングエッジあるいは複数の放熱段階のサイドカッティングエッジが、切削作動の方向に向く放熱段階の前部に形成される、請求項1に記載のらせん状差込バイト。 請求項3 1つの円弧状溝あるいは複数の円弧状溝が、各段差部と段差領域の外側の頂面にそれぞれ形成され、円弧状溝は、主カッティングエッジから後部カッティングエッジに、その開口を徐々に大きくしながら延びている、請求項1に記載のらせん状差込バイト。 請求項4 1つの円弧状溝あるいは複数の円弧状溝が、各段差部と段差領域の外側の頂面にそれぞれ形成され、円弧状溝は、主カッティングエッジから後部カッティングエッジに、その開口を徐々に大きくしながら延びている、請求項2に記載のらせん状差込バイト。 請求項5 ビットヘッドを有するらせん状差込バイトであって、ビットヘッドは多くのらせん状要素を統合的に備えており、各らせん状要素は、切削作用の方向を向くサイドカッティングエッジを有しており、切削作用の方向を向くサイドカッティングエッジの表面は、切削面を形成し、切削面の背面は、後部切削面を形成し、ビットヘッドの頂面が切削面と交差するように主カッティングエッジが形成され、後部切削面がビットヘッドの頂面と交差するように面取り面が形成され、直立切削面が頂面の中央に近い面取り面の側部に形成され、面取り面とビットヘッドの頂面の交差部が、後部カッティングエッジを形成し、直立切削面と段差領域の後部での交差部は、チゼルエッジを形成し、1つの円弧状溝あるいは複数の円弧状溝が、頂面上に形成され、主カッティングエッジから後部カッティングエッジに、その開口を徐々に大きくしながら延びている、らせん状差込バイト。 請求項6 1つの放熱段階あるいは複数の放熱段階が、ビットヘッドの頂面かららせん状要素の周面上に形成され、これはサイドカッティングエッジに平行であり、また、1つの放熱段階のサイドカッティングエッジあるいは複数の放熱段階のサイドカッティングエッジが、切削作動の方向に向く放熱段階の前部に形成される、請求項5に記載のらせん状差込バイト。 請求項7 ビットヘッドを有するらせん状差込バイトであって、ビットヘッドは多くのらせん状要素を統合的に備えており、各らせん状要素は、切削作用の方向を向くサイドカッティングエッジを有しており、切削作用の方向を向くサイドカッティングエッジの表面は、切削面を形成し、切削面の背面は、後部切削面を形成し、ビットヘッドの頂面が切削面と交差するように主カッティングエッジが形成され、後部切削面がビットヘッドの頂面と交差するように面取り面が形成され、直立切削面が頂面の中央に近い面取り面の側部に形成され、面取り面とビットヘッドの頂面の交差部が、後部カッティングエッジを形成し、直立切削面と段差領域の後部での交差部は、チゼルエッジを形成し、1つの放熱段階あるいは複数の放熱段階が、ビットヘッドの頂面かららせん状要素の周面上に形成され、これはサイドカッティングエッジに平行であり、1つの放熱段階のサイドカッティングエッジあるいは複数の放熱段階のサイドカッティングエッジが、切削作動の方向に向く放熱段階の前部に形成される。 請求項8 2つのらせん状要素が形成され、均一の厚みの合金ビットヘッドが、ビットヘッドに止められ、これはビットヘッドを貫通し頂面の中央に対して対称であり、切削作用の方向に向く、合金ビットヘッドの2つの面がトップエッジと主カッティングエッジの2つの交差部をそれぞれ貫通し、切削作用の方向に向く、合金ビットヘッドの面が切削面の上部を形成し、切削作用の方向に向くカッティングエッジが主カッティングエッジを形成する、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のらせん状差込バイト。
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