![]() 冶金製品、特に連続鋳造圧延製品の表面特徴を確認するための方法と、かかる方法を実行するための装置
专利摘要:
本発明は、冶金製品、特に連続鋳造製品および圧延製品の表面特徴を認識するための方法に関連する。 この方法によれば、製品表面(12,12’)の規定区分が、波長の異なる少なくとも二つの放射源により異なる方向から放射され、放射された表面区分が光電子的に検出される。三つの光源(21,22,23)が、製品表面(12,12’)に対して同じ角度(α)で放射源として配向され、その位置は、120°の角度を形成するとともに製品表面(12,12’)に垂直である三つの面(E1,E2,E3)にある。このようにして、再加工のため、完全に確認された方法で表面品質または表面構造に関して製品が判断されるように、冶金製品についての有益な情報が非常に短い時間で判断および記憶され得る。 公开号:JP2011514257A 申请号:JP2010500115 申请日:2008-03-19 公开日:2011-05-06 发明作者:ラウバー,トビアス 申请人:エスエムエス・コンキャスト・アーゲー;ラウバー,トビアス; IPC主号:B22D11-16
专利说明:
[0001] 本発明は、冶金製品、特に連続鋳造圧延製品を確認するための装置と、かかる方法を実行するための装置とに関連する。] 背景技術 [0002] 冶金製品、特に、ブルーム、スラブ、ビレット、ブランク、シート、ストリップなどの連続鋳造圧延製品は、生産ラインで、または別の加工段階の間に追跡および登録される。この目的のため、例えば明示されたマークなど固有の表面特徴、または例えば表面欠陥など他の品質関連特徴が観察され、各製品に割り当てられる。] [0003] マーキングには、例えば特許文献1から周知のように、マーキングスタンプを備えるマーキング機とインパクト装置が時に使用されるのが普通である。] [0004] 特許文献2に記載の、物体を確認するための方法と装置では、確認を受ける物体は異なる方向および角度の少なくとも二つの光源により照射され、ここではカメラが、既定の位置からこの物体と光源により生成される陰影とを記録する。この方法および装置により、物体の外部形状のずれが記録される。この種の方法は、表面特徴の記録には適しておらず、それに用いられることはない。] 先行技術 [0005] 国際公開第03/074295号パンフレット 国際公開第00/37926号パンフレット] 発明が解決しようとする課題 [0006] 本発明の元となる目的は、冶金製品、特に連続鋳造圧延製品の表面特徴についての有益な情報を、生産状態において信頼できる方法で確定および記憶することを可能にする方法を提案して、そのための装置を提供することである。] 課題を解決するための手段 [0007] この目的は、請求項1および請求項4の特徴を備える方法および装置によって、本発明により達成される。] [0008] 本発明による方法および装置の別の好適な実施形態は、従属請求項の主題を成す。] 発明の効果 [0009] 本発明による方法によって、後の加工のため冶金製品が正確に確認されるように、冶金製品についての大量の有益な情報を極めて短い時間で確定および記憶することが可能になる。] 図面の簡単な説明 [0010] 以下では、図面により発明をさらに詳細に説明する。図面は以下を純粋に概略的に示す。 連続鋳造設備の構造原理を示す。 製品表面を記録するための本発明による装置の第一例示的実施形態を示す。 製品表面を記録するための本発明による装置の第二例示的実施形態を示す。 冶金製品、特に連続鋳造製品を確認するための本発明による装置のブロック図である。 各光源により照射されたマーク(数字6)の各概略図を示す。] 実施例 [0011] 図1は、鋳造杓1と、中間容器2(湯だまり)と、水で冷却される鋳造金型3と、バー10のためのバー撓曲装置5とを包含する、それ自体周知の連続鋳造設備の構造原理を概略的に示す。いわゆる曲げ設備として示された例では、水平方向の圧延により高温バー10が延伸部品5で曲げられ、ローラ6によりプレス加工される。このバー10が切断部品7(バーナーまたはカッタなど)で切片11に切断された後のこの切片は、鋳造金型3の鋳造断面に応じてブルーム、スラブ、ビレットであり、その後、ローラミルでさらに加工されてブランク、シート、ストリップなどとなる。] 図1 [0012] 例えば図1の延伸面に対して垂直な方向に搬送される切片または半製品11を確認または認識するため、バー10の切断により生じた二つの切断表面12,13の一方、図1では製品表面12が、図2乃至4を用いて以下で説明されるように、本発明による装置20により認識のため光学的に記録される。] 図1 図2 [0013] 本発明の方法による図2に概略的に図示された実施形態では、製品表面12’(例えば上述したブルームの切断表面12)が、異なる場所に配置された三つの光源21,22,23により照射される。共に120°の角度を成して製品表面12に対して垂直な三つの面E1,E2,E3に位置する三つの光源21,22,23はすべて、製品表面12に対して同じ角度αに配向されている。照射された製品表面12が対応の陰影部分および反射部分とともに被選択区域に記録される画像センサ、好ましくはデジタルカメラ25が設けられる。このようにして得られた画像およびドットマトリクスは、製品の認識のための情報に加えて、表面欠陥、亀裂、スラグ巻込み、傷などについての表面特性および表面構造に関する大量の情報を含有する。] 図2 [0014] 図4のブロック図に示されているように、照射およびカメラの起動28の後に得られた画像29は、コンピュータ30に記録されるとともにデータバンク33に記憶され、認識のため、いつでもここからの検索が可能である。] 図4 [0015] 例えばハロゲンランプと比較してかなり寿命が長く効率も高いLED(発光ダイオード)が光源21,22,23として使用されることが好ましい。] [0016] 異なる色のLED(とデジタルカラーカメラ25)を使用する際には、好都合な結果が達成される。特に適しているのは、赤、緑、青の光線色の使用である。] [0017] 異なる色のLEDのみを使用する際には、OCR(光学的文字認識)31は記録認識システムに適している。] [0018] RGB(赤/緑/青)LEDを使用する際には、OCR31と3次元トポロジ(指紋)32の両方が記録認識システムに適している。] [0019] 確認と認識の両方のシステムのため、欠陥確認修正システム34が設けられている。] [0020] 本発明による装置20は、連続鋳造製品などの移動部品の鮮明な記録を可能にする。比較的小さな角度α(およそ10°〜20°)で最高のコントラストが達成される。] [0021] 立体鏡技術により、つまり二つのカメラを使用することにより、3次元トポロジについての情報が改良され得る。二つのカメラはコントラストの向上にも寄与し得る。] [0022] 図3に見られるように、例えば赤と緑の光線色の2色のLED21,22のみを使用して、3次元トポロジについての不完全な情報を受け取ることも可能である。この実施形態では、発光ダイオード21,22の箇所は、製品表面12’に対して垂直な共通面Eとなる。ここでも、単一のカメラの代わりに二つのカメラ25,25’を使用することができ、その主な理由は大きな角度αによる改良コントラストを得ることであり、立体写真の撮影ではない。] 図3 [0023] 本発明による装置によって、冶金製品、特に連続鋳造製品が後の加工のため正確に確認されるように、製品についての大量の有益な情報を極めて短い時間で確定および記憶することが可能である。] [0024] 図5a乃至5bは、製品表面に形成されたマークについての本発明による例示的実施形態を示す。スタンプされた数字6が例として挙げられている。ここでも、三つの光源21,22,23が中心に対して120°の角度で配向されている。三枚の図に描かれているように、これら三つの光源はそれぞれ色および陰影のついた画像を生成する。断面で見ると、この数字6はV字形であり、そのため、明るい光源22により、対応して明るく照射された上側には、点22’,22’’,22’’’にこの数字6の照射表面が見られる。図5bでは光源23に切り換えられ、点23’,23’’,23’’’に対応の照射面が見られ、図5cでは光源21により点21’,21’’,21’’’に対応の照射面が見られる。このマークは、光電子的記録の前にこの区域に形成される。] 図5a 図5b 図5c [0025] このマーク、例えばスタンプされた数字その他と、異なる方向からこの数字に放射を行う光源と、こうして形成される色および陰影のついた画像との間には、特に確実な光電子的確認を可能にする相互作用が達成される。そのため、これらのマークは非常に明確に形成されると好都合であり、これは特に強烈なコントラストを生み、マークの混同を防ぐ。これらは典型的な数字または文字であるが、こういった望ましい要件に対応する特殊形状の文字でもある。] [0026] こうして、確認と認識を目的とする製品表面の区域に単純なマークを設けることにより、多様な確認特徴が生まれるという実質的な長所が得られる。] [0027] 理論上、二つの光源で充分である。しかし三つ使用されると好都合である。しかし三つ以上が使用されてもよい。赤外線その他の不可視光線も放射源として使用し得る。] [0028] 装置は携帯可能であるように設計されてもよく、そのため所望するいかなる場所にも可動式および一時的に設置できる。] [0029] 1…鋳造杓、2…中間容器、3…鋳造金型、5…バー撓曲装置、6…ローラ、7…切断部品、10…高温バー、11…切片、半製品、12…切断表面、製品表面、12’…製品表面、20…装置、21,22,23…光源、25,25’…デジタルカメラ。]
权利要求:
請求項1 冶金製品、特に連続的鋳造圧延製品の表面特徴を確認するための方法であって、波長の異なる少なくとも二つの放射源(21,22,23)により異なる方向から単数または複数の前記製品が放射され、放射された表面区域が光電子的に、好ましくは少なくとも一つのカメラにより記録される方法であり、記録および認識を目的とする前記製品表面(12,12’)が、特に規定された区域に形成され、前記放射源(21,22,23)により生じる光源との相互作用が行われるように形成されたマークが、前記光電子的記録の前に前記区域に設けられる、ことを特徴とする方法。 請求項2 三つの放射源が可視光源(21,22,23)として使用されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。 請求項3 画像センサ(25,25’)、例えばデジタルカメラが前記光電子的記録に使用されることを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。 請求項4 前記表面特徴の確認が、各製品の確認、および/または表面欠陥、亀裂、スラグ巻込み、傷その他などの表面特性または表面構造の確定に役立つことを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載の方法。 請求項5 特定の製品表面(12,12’)を確認および認識するため、前記製品表面(12,12’)を異なる箇所から照射する少なくとも二つの放射源が設けられるとともに、照射された前記表面を記録する少なくとも一つの画像センサ(25,25’)が設けられる、ことを特徴とする、請求項1に記載の方法を実行するための装置。 請求項6 前記画像センサがデジタルカメラ(25,25’)であることを特徴とする、請求項5に記載の装置。 請求項7 前記放射源として、三つの光源(21,22,23)が前記製品表面(12,12’)に対して同じ角度(α)で配向され、一緒に120°の角度を成すとともに前記製品表面(12,12’)に垂直な三つの面(E1,E2,E3)に前記光源の箇所が位置することを特徴とする、請求項5または6に記載の装置。 請求項8 前記三つの光源(21,22,23)により照射される前記製品表面(12,12’)を記録するため単一のデジタルカラーカメラ(25)が設けられることを特徴とする、請求項7に記載の装置。 請求項9 前記三つの光源(21,22,23)の光線色が赤と緑と青であることを特徴とする、請求項5乃至8のいずれかに記載の装置。 請求項10 前記光源(21,22,23)が発光ダイオード(LED)であることを特徴とする、請求項5乃至9のいずれかに記載の装置。 請求項11 二つの対向光源(21,22)が前記製品表面(12,12’)に対して同じ角度(α)で配向され、前記製品表面(12,12’)に垂直な共通の面(E)に前記光源の箇所が位置し、前記角度(α)の大きさに応じて単一または二つのデジタルカメラ(25,25’)が設けられることを特徴とする、請求項5または6に記載の装置。 請求項12 記録および認識を目的とする前記製品表面(12)が、切片(11)へのバー(10)の切断の後に生じる切断表面(12,13)の一つであることを特徴とする、請求項5乃至11のいずれかに記載の装置。 請求項13 前記画像センサ(25,25’)により記録される前記画像およびドットマトリクスが、認識のためコンピュータ(30)に記録されるとともにデータバンク(33)に記憶され、3次元トポロジ(指紋)および/またはOCR(光学的文字認識)を記録認識システムとして使用することが可能であることを特徴とする、請求項5乃至12のいずれかに記載の装置。
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同族专利:
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引用文献:
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