专利摘要:
整形外科用関節プロテーゼのカップ構成要素は、関節の結合構成要素のヘッド部品が受容され得る中空シェルを含む。シェルは、その周辺部の少なくとも一部の周りを延びるフランジを、その開口面に有し、少なくとも2つの大きいねじ山付きボアがフランジを通って延びている。フランジは、少なくとも1つの小さいねじ山付きボアも提供し、小さいボアの直径は、大きいボアの直径より小さく、小さいボアのねじ山のピッチは、大きいボアのねじ山のピッチより小さい。カップ構成要素は、少なくとも2つの固定ねじであって、そのシャンクが、ほぼ等しい直径を有し、固定ねじはそれぞれ、(i)シェルのフランジのボアのうち対応する1つのねじ山に係合するため、および(ii)骨にねじ係合するために、その外表面上にねじ山を切られている、固定ねじと、骨にボアを形成するための自己穿孔先端部を有する仮ねじであって、その直径およびねじ山が、小さいボアのねじ山にねじ係合するのに適している、仮ねじと、を含む。
公开号:JP2011514222A
申请号:JP2011500066
申请日:2009-02-26
公开日:2011-05-06
发明作者:ディーボー・ローラン
申请人:デピュイ・(アイルランド)Depuy (Ireland);
IPC主号:A61F2-30
专利说明:

[0001] 本発明は、整形外科用関節プロテーゼのカップ構成要素に関する。]
[0002] 股関節および肩関節などの関節を置換するための整形外科用関節プロテーゼは、一般的に、カップ構成要素と、カップに受容されることができ、カップに対して関節接合できる凸状ヘッドを有する結合構成要素と、を含む。例えば、股関節プロテーゼは、大腿骨の髄内管に植え込まれ得るステム部品、および髄内管により定められる軸に対して傾斜する、ネック上のヘッド部品を有する、大腿骨構成要素を含むことができる。関節プロテーゼは、寛骨臼構成要素を含み、寛骨臼構成要素は、患者の寛骨臼内に固定される金属シェルと、ベアリング部品と、を含み、ベアリング部品は、超高分子量ポリエチレンなどのポリマー材料からしばしば形成され、シェル内部に固定される。解剖学的肩関節プロテーゼは、ステム部品および凸状ヘッドを有する上腕骨構成要素と、上腕骨構成要素のヘッドが関節接合できる凹状ベアリング表面を画定するベアリング部品を備えた関節窩構成要素と、を含むことができる。背面の肩関節プロテーゼ(reverse shoulder joint prosthesis)は、凸状ヘッド部品を備えた関節窩構成要素と、ステム部品および骨端部品を備えた上腕骨構成要素を含んでよく、この上腕骨構成要素は、関節窩構成要素のヘッド部品が関節接合できる凹状ベアリング表面を、ベアリング部品と共に画定している。]
[0003] 一般に、カップ構成要素(これ自身が、またはベアリング部品と共に、ヘッド部品と関節接合するための凹状表面を提供する)が、骨ねじを用いて患者の骨に留められ、骨ねじは、下にある骨組織の中へと、カップ構成要素の壁を通り抜けるものである。例えば、股関節プロテーゼの寛骨臼構成要素の場合、この構成要素は、極において、かつ概して極の周りに設けられたいくつかの穴を有することができる。しかしながら、このような固定技術は、カップ構成要素の下にある骨組織の質または量が不適当である場合には、使用することができない。]
[0004] US−A−2006/0058887号は、開口した面に、一対の横方向に突出する突出部を有する寛骨臼カップ構成要素を開示している。各突出部は、ねじを受容するため、突出部を通って延びるねじ山付きボアを有し、ねじは、そのボア、さらには下にある骨組織にもねじ係合して、カップ構成要素を骨に固定することができる。]
[0005] 本発明は、少なくとも2つの固定ねじと、固定ねじのために穴が骨に準備される間にカップ構成要素を所定の場所に保持することができる、自己穿孔先端部を備えた仮ねじ(temporary screw)と、を用いて、関節プロテーゼのカップ構成要素を植え込む技術を提供する。]
[0006] 一態様によると、本発明は、整形外科用関節プロテーゼのカップ構成要素を提供し、このカップ構成要素は、
a.関節の結合構成要素のヘッド部品が受容され得る中空シェルであって、シェルは、その周辺部の少なくとも一部の周りに延びるフランジをその開口面に有し、少なくとも2つの大きいねじ山付きボアがフランジを通って延び、フランジは、少なくとも1つの小さいねじ山付きボアも提供し、小さいボアの直径は、大きいボアの直径より小さく、小さいボアのねじ山のピッチは、大きいボアのねじ山のピッチより小さい、中空シェルと、
b.シャンクがほぼ等しい直径を有する少なくとも2つの固定ねじであって、固定ねじはそれぞれ、(i)シェルのフランジにおけるボアのうち対応する1つのねじ山に係合するため、および(ii)骨にねじ係合するために、その外表面にねじ山が切られている、固定ねじと、
c.骨にボアを形成するための自己穿孔先端部を有する仮ねじであって、その直径およびねじ山は、小さいボアのねじ山にねじ係合するのに適している、仮ねじと、を含む。]
[0007] 別の態様では、本発明は、整形外科用関節プロテーゼのカップ構成要素を植え込む方法を提供し、カップ構成要素は、関節の結合構成要素のヘッド部品が受容され得る中空シェルを有し、シェルは、その周辺部の少なくとも一部の周りに延びるフランジをその開口面に有し、少なくとも第1および第2のねじ山付きボアがフランジを通って延びている。この方法は、
a.準備した空洞にカップ構成要素を置く工程と、
b.骨にボアを形成するための自己穿孔先端部を有する仮ねじを第1のねじ山付きボアに通して挿入する工程であって、このねじが、空洞に隣接した骨組織にボアをあけ、骨にねじ係合し、第1のねじ山付きボアのねじ山にも係合する、工程と、
c.フランジの第2のねじ山付きボアと整列するボアを骨に準備するためにドリルを使用する工程と、
d.固定ねじを第2のねじ山付きボアに通して挿入する工程であって、固定ねじが、第2のねじ山付きボアと整列された、骨のボアにねじ係合する、工程と、を含む。]
[0008] 本発明によりもたらされる技術により、シェルは、(例えば、WO−A−2004/069107に開示されるような寛骨臼カップ構成要素の場合)挿入器具を用いて患者の骨に対して適切に位置することができ、固定ねじを受容するために患者の骨にボアを準備するのにドリルを使用する間、仮ねじによってその場所に保持されることができる。挿入器具は、穿孔工程の間、除去されてよい。穿孔工程中に挿入器具を除去することは、穿孔を容易にすることができる。自己穿孔先端部を備えた仮ねじは、最初にドリルを用いて仮ねじ用のボアを形成する必要なく、シェルを所定の位置に保持するために用いられ得る。]
[0009] ドリルは、フランジの第1のねじ山付きボアと整列されるボアを骨に準備するのに使用されてよい。しかしながら、仮ねじによりあけられる、骨のボアにより、別個の穿孔工程を行う必要がないことがしばしば意味され得る。]
[0010] 本発明は、フランジのボアに位置することができるドリルガイドを用いて、そのボアを通って延びるドリルビットの整列を制御することができる。これは、骨にボアをあけるのにドリルを使用する際に、フランジのボアのねじ山および他の特徴部を保護するのにも役立つことができる。ドリルガイドは、フランジのボアに置かれてよい。ドリルガイドは、ねじ山付き外側表面を有してよく、このため、ドリルガイドは、ボア内部のねじ山に係合する。ドリルガイドは、好ましくは、ドリルビットがガイドにおけるスライド嵌め合い部(sliding fit)になるようなボアサイズを有することができる。]
[0011] 構成要素は、アダプタを含んでよく、アダプタは、大きいボアのうち1つのボアのねじ山に係合するためのねじ山付き周縁部と、仮ねじを受容するためのねじ山付き内側ボアと、を有し、アダプタは、大きいボアのうち1つの内部に嵌まると小さいボアを提供する。アダプタは、仮ねじが大きいねじ山付きボアのうち1つを通して挿入されて、骨にボアを形成し、シェルを骨に固定することができるように、その大きいねじ山付きボアのうち1つを適合させるのに使用され得る。仮ねじとフランジのボアのねじ山との間のねじ係合(直接的、またはボアが大きいボアのうちの1つである場合はアダプタを通じた)は、シェルが骨の空洞内に安定して保持されることができ、仮ねじが支柱として有効に作用することを意味する。大きいねじ山付きボアのうち1つを仮ねじのために使用することは、フランジのサイズを最小にすることができるという利点を有する。]
[0012] 好ましくは、アダプタは、その外表面にリミッター特徴部を有して、アダプタが大きいボアの中に通され得る程度を制限する。リミッターは、アダプタのねじ山における切れ目(discontinuity)の形態であるか、または、アダプタがカップのフランジの大きいボア内部に位置する場合に露出されたままである面の周りで少なくとも部分的な距離だけ延びる突出部もしくはフランジであってよい。]
[0013] 好ましくは、アダプタは、大きいボア内部でアダプタを回転させることができる器具に係合するように、アダプタがその大きいボア内部に位置するときに露出されたままである面上に、係合特徴部を有する。係合特徴部は、例えば、アダプタのリムの周りに配列された2つ以上の部分スロットの形態であってよく、この部分スロットは、平らなブレードの付いたねじ回し、もしくはスタードライバ(star driver)などのマルチブレードドライバ(multibladed driver)といったツールのブレードにより係合され得る。仮ねじが受容され得るボアは、ドライバツールの端部を受容するために、アダプタの露出面において非円形の断面、例えば六角形の断面を有してよい。]
[0014] フランジは、フランジを通って延びる少なくとも2つの大きいねじ山付きボアと、さらに、フランジを通って延びる少なくとも1つの小さいねじ山付きボアと、を有することができる。仮ねじ用の、追加の小さいねじ山付きボアは、第1および第2のボアが固定ねじを受容するように穿孔されている間、ならびにシェルを患者の骨空洞内部に固定するために固定ねじが第1および第2のボアに与えられる間、シェルを患者の骨空洞内部に固定するために使用されてよい。このことは、骨を穿孔する工程および固定ねじを置く工程の間に、シェルがさらにしっかりと保持され得るという利点を有する。]
[0015] 好ましくは、小さいボアは、第1および第2の大きいボア間のある点でフランジに設けられてよく、オプションとして、大きいボアに対して半径方向外側に転置される。フランジは、第1および第2のボア間で連続して延びてよい。フランジは、フランジの部分間に隙間ができるように非連続であってよく、第1および第2のボアは、例えばフランジが効果的に複数の突出部を含むように、設けられる。]
[0016] シェルの周辺部の周りの固定ボアの配列は、特定の患者の要望に合うように設計されてよい。(シェルの開口面の平面の)シェルの軸におけるボア間で範囲を定められる角度は、概して、約40°以下、好ましくは約30°以下、例えば、約20°以下、である。この角度は、少なくとも約5°、例えば少なくとも約10°である。]
[0017] フランジの大きいボアの軸は、シェルの極性軸にほぼ平行であってよい。軸がシェルの極性軸に対して傾斜しているのが好ましい場合があり、固定ねじは、空洞を囲む利用可能な骨と最適に係合するように整列されることができる。寛骨臼プロテーゼの極性軸に対して傾斜した角度で固定ねじを使用することは、EP−A−1588677に開示されている。]
[0018] 大きいねじ山付きボアのうち少なくとも1つが、その内部に位置するブシュを有することが好ましい場合があり、ブシュは、ブシュにより定められる軸の向きが、ボアにより定められる軸に対して調節され得るように、ボア内部で操作されることができる。固定ねじにより係合されるねじ山は、ブシュにより設けられてよい。好ましくは、ブシュは、横方向に拡張して、ブシュの内表面に係合し、ブシュを、ボア内部での操作に対してロックすることができる。この種のブシュは、他の応用、例えば、EP−A− 1005290に開示されるように脊椎での応用で使用される骨プレートで、使用されることが知られている。]
[0019] 好ましくは、仮ねじの直径に対する固定ねじの直径(ねじのシャンクを指す)の割合は、少なくとも約1.1、さらに好ましくは少なくとも約1.2である。好ましくは、仮ねじの直径に対する固定ねじの直径の割合は、約2以下、さらに好ましくは約1.7以下である。好ましくは、固定ねじの直径は、少なくとも約3mm、さらに好ましくは少なくとも約4mmである。好ましくは、固定ねじの直径は、約7.5mm以下、さらに好ましくは約6mm以下である。]
[0020] 好ましくは、仮ねじの直径は、少なくとも約2mm、さらに好ましくは少なくとも約3mmである。好ましくは、仮ねじの直径は、約6mm以下、さらに好ましくは約5mm以下である。]
[0021] 好ましくは、仮ねじのピッチに対する固定ねじのピッチの割合は、少なくとも約1.1、さらに好ましくは少なくとも約1.2である。好ましくは、仮ねじのピッチに対する固定ねじのピッチの割合は、約3.0以下、さらに好ましくは約2.5以下である。]
[0022] 好ましくは、固定ねじのピッチは、少なくとも約0.7mm、さらに好ましくは少なくとも約1.0mmである。好ましくは、固定ねじのピッチは、約2.0mm以下、さらに好ましくは約1.5mm以下である。]
[0023] 好ましくは、仮ねじのピッチは、少なくとも約0.4mm、さらに好ましくは少なくとも約0.5mmである。好ましくは、仮ねじのピッチは、約1.0mm以下、さらに好ましくは約0.7mm以下である。]
[0024] シェルは、しばしば金属から作られる。整形外科用関節プロテーゼの製造に使用され得る金属材料は、既知であり、チタンおよびその合金、特定のステンレス鋼、ならびにコバルトおよびクロムを含む特定の合金を含む。シェルは、金属以外の材料、例えば、酸化アルミニウムまたは酸化ジルコニウムなどのセラミック材料、から作られてもよい。]
[0025] シェルの外表面は、骨組織の内部成長を促進するコーティングを備えてよい。例えば、シェルの外表面は、例えば、POROCOATの商標名でDePuy Orthopaedics Incにより販売される構成要素のように、多孔性構造体を有することができる。このような構成要素を製造する技術は、US−3605123に開示されている。外表面は、イドロキシアパタイト材料など、骨内部成長を促進する材料のコーティングを備えることができる。]
[0026] シェルは、骨セメント材料を用いて、患者の骨の準備された空洞に固定されるように構成されてよい。シェル構成要素を、骨セメント材料を用いた固定に適切となるようにするシェル構成要素の特徴部は既知である。]
[0027] シェルは、関節の残りの構成要素のヘッドと関節接合するためのベアリング表面を有するベアリング構成要素を受容するように構成されていてよい。ヘッドは、患者の天然の骨頭(例えば、肩関節の場合は上腕骨頭)であってよい。しかしながら、しばしば、ヘッドは、関節プロテーゼの結合構成要素のヘッドである。ベアリング構成要素は、良好なベアリング特性を有する材料から作られてよい。ベアリング構成要素の適切な材料の例は、超高分子量ポリエチレンなどのポリマーを含む。例えば、テーパー状の適合表面、または整列した溝のバネクリップなどを使用して、ベアリング構成要素を整形外科用関節プロテーゼのシェル構成要素に固定する技術は、既知である。]
[0028] 仮ねじは、好ましくは、骨の中にパイロットボア(pilot bore)(少なくともねじを収容するのに必要な十分な長さまで)を形成することにより骨を最初に準備する必要なく、骨を貫通し、骨とのねじ係合部を形成することができるべきである。骨にボアをあけ、骨にねじ山を切ることができるねじは、例えば、US−5925048、US−A−2006/0149263およびUS−A−2007/0162029から既知である。]
[0029] 固定ねじまたは仮ねじのねじ山は、2つの部分に設けられてよく、第1の部分は、骨に係合するようねじの先端部の近くで、第2の部分は、シェルのフランジのねじ山に係合するようにねじのヘッドの近くである。好ましくは、ねじの第1の部分の直径は、ねじの第2の部分の直径より小さいので、第1の部分は、ボア内部のねじ山に係合せずに、シェルのフランジのボアを通過することができる。ねじの第1の部分のピッチは、概して、ねじの第2の部分のピッチとほぼ同じである。このように、シェルは、ねじが骨、およびフランジのボアを通って前進するときに動くようには作られていない。]
[0030] ねじの材料は、使用中にねじが直接的または間接的に(例えば、体液の作用を通じて)接触することになる関節プロテーゼの他の構成要素の材料と適合性があるように選択されるべきである。ねじは、固定ねじの場合は一時的な固定の間、また、固定ねじの場合は植え込みの後、使用中にそれらのねじに加えられる力に耐えることができなくてはならない。ねじは、通常、金属材料から作られる。骨ねじの製造に一般に使われる材料は既知であり、例えば、チタンおよびその合金、特定のステンレス鋼、ならびにコバルトおよびクロムを含む特定の合金、を含む。]
[0031] 本発明の実施形態は、添付図面を参照して、例として説明される。]
[0032] 図面を参照すると、図1および図2は、股関節プロテーゼの寛骨臼カップ構成要素のシェル2を示す。シェルは、その開口面に、外側に延びるフランジ4を有する。フランジは、その中に形成された3つのボアを有する。第1のボア6および第2のボア8は、第3のボア10より大きな直径を有する。第3のボアは、第1のボアと第2のボアとの間に位置しており、第1および第2のボアから外側に転置している。] 図1 図2
[0033] 図2に示すように、第1のボア6および第2のボア8はそれぞれ、球体の一部により画定されたベアリング表面12を有する。第1および第2のボアは、球体の一部により画定された外表面を有するブシュを受容することができる。ブシュは、ブシュおよびボアの結合する球状表面により、対応するボア内部で関節接合することができる。これらの特徴部は、図8〜図12に示す実施形態にも組み込まれており、その実施形態に関して以下で説明される。] 図10 図11 図12 図2 図8 図9
[0034] ブシュは、ブシュを通って延びるねじ山付きボアを有し、このねじ山付きボアは、ブシュがフランジ4のそれぞれのボアに位置するときに、これらのボアと整列することができる。ブシュはそれぞれ分裂しているので、ブシュに挿入されるねじの外側に張り出した部分により、拡張することができる。したがって、ブシュは、シェルのフランジにおける第1および第2のボアにねじ山を与える。]
[0035] カップ構成要素は仮ねじ20を含む。仮ねじは、ねじ山付き遠位部分22、およびねじ山付き近位部分24を有する。遠位部分のシャンクの直径は2.4mmである。近位部分のシャンクの直径は3.1mmである。近位および遠位部分のねじ山のピッチは、0.5mmである。仮ねじの遠位部分のねじ山は、骨組織にねじ山を切るように構成されている。仮ねじの近位部分のねじ山は、第3のボア10のねじ山に係合できるように構成されている。]
[0036] 仮ねじの遠位端部は、骨にボアをあけることができるように構成される。例えば、遠位端部は、US−5925048に開示される、ボアをあける特徴部(bore cutting features)を有することができる。]
[0037] カップは、第1の固定ねじ26、および第2の固定ねじ28を含む。これらのねじはそれぞれ、ヘッドに近接するように遠位先端部から延びるねじ山を有する。ねじ山は、このねじ山がねじ込まれる骨にねじ山を切ることができるように構成される。ねじ山は、第1のボア6および第2のボア8のブシュのねじ山に係合するようにも構成される。固定ねじはそれぞれ、そのヘッドにおいて、外側に張り出す部分を有し、この外側に張り出す部分は、ブシュにねじ込まれると、ブシュを半径方向外側に拡張させ、ブシュは、関節接合に抵抗してボアの内表面に対して締められる。]
[0038] 図1および図2に示すカップ構成要素の植え込みは、以下の工程を含む:
1.シェル2を受容するように寛骨臼を準備する。
2.例えばWO−A−2004/069107に開示されるように、シェル操縦機を用いて、準備した寛骨臼にシェルを置く。
3.仮ねじ20の遠位部分22を、このねじの先端部が患者の骨の表面に係合するかまたはねじの近位部分24が第3のボアのねじ山に係合するまで、シェルのフランジ4の第3のボア10に通す。
4.仮ねじが骨にボアをあけるように、遠位部分のねじ山が骨のボアにねじ山を切って骨にねじ係合するように、また、ねじの近位部分のねじ山が、シェルのフランジにおける第3のボアのねじ山に係合するように、シェルが患者の骨に対してしっかりと保持されるまで、仮ねじを回す。
5.シェル操縦機を除去する。
6.第1および第2の固定ねじを受容するボアを骨にあけるようにパワードリルを使用し、骨のボアを、フランジの第1および第2のボアと整列させる。
7.シェルのフランジの第1および第2のボアに第1の固定ねじ26および第2の固定ねじ28を挿入する。
8.ねじが、ボア内部のブシュのねじ山に係合し、ボアを通過し、その後、骨にあけられているボアの中に入るように、ねじを回す。
9.第1および第2の固定ねじのヘッドがブシュの中に位置するまで、これらのねじが骨のボアにねじ山を切るようにねじを回し続け、ブシュがフランジのボアの結合する表面によりつかまれるようにブシュを外側に拡張させる。
10.オプションとして、仮ねじを除去し廃棄する。] 図1 図2
[0039] 図3〜図5は、股関節プロテーゼの寛骨臼構成要素のシェル52を示す。シェルは、その開口面に、外側に延びるフランジ54を有する。フランジは、その中に形成された2つのボア56、58を有する。図6にさらに詳細に示すように、ボアの軸60は、フランジに垂直な線62に平行にならないように配列される。ボアはそれぞれ、一端部に、広がったソケット64を有する。] 図3 図4 図5 図6
[0040] ボアはそれぞれ、内部にねじ山を切られる。図3および図4に示すように、ボアはそれぞれ、その内部にガイドスリーブ60を有する。ガイドスリーブは、図14および図15を参照して、以下でさらに詳細に説明する。ガイドスリーブはそれぞれ、ねじ山付き外表面を有し、ガイドスリーブのねじ山は、それらねじ山に係合することができる。ガイドスリーブは、内部にねじ山を切られてよく、仮ねじのねじ山により係合されることができる。ガイドスリーブは、固定ねじを受容するように骨を準備することを含む工程で、ドリルの切断ビットを誘導するために使用され得る。] 図14 図15 図3 図4
[0041] 図7は、フランジのソケット64におけるぴったりした嵌め合い部(snug fit)となるヘッド68と、ねじ山付きシャンク70と、を含む固定ねじ66を示す。ねじは、シェルのフランジ54のボア56、58のうち1つにねじ受容されることができ、また、寛骨臼構成要素を所定の場所に固定するため、骨の準備されたボアとねじ係合することができる。ねじは、その遠位先端部に、ボアをあける縦溝72を有する。] 図7
[0042] 図8〜図10は、股関節プロテーゼの寛骨臼構成要素のシェル82を示す。シェルは、その開口面に、外側に延びるフランジ84を有する。フランジは、その中に形成された2つのボア86、88を有する。ボアの軸90は、フランジに垂直な線92に平行にならないように配列される。ボア86、88はそれぞれ、図3および図4に示したのと同じようにガイドスリーブ(不図示)のねじ山付き部分を受容できる、ねじ山付き部分94を有する。ガイドスリーブは、図14および図15を参照して、以下でさらに詳細に説明される。] 図10 図14 図15 図3 図4 図8 図9
[0043] ボア86、88はそれぞれ、球体の一部により画定されるベアリング表面96を有する。]
[0044] 図8〜図10に示すシェル82は、図11および図12に示す種類の多軸ねじと共に使用されることができる。多軸ねじは、ねじ山付きシャンク110を有し、そのねじ山は、骨に切り込み、骨と係合することができるように、適切に構成されている。] 図10 図11 図12 図8 図9
[0045] ねじのヘッドは、丸い外表面を備えた部分112を有し、この部分112の形状は、球体の一部に近似している。ねじのヘッドの丸い部分は、複数の割れ目を有し、そのうちの1つ114を図11で見ることができる。ねじのヘッドは、その中に延びるボアを有し、ボアは、内側にテーパー状になった初めの部分116、およびねじ山付き遠位部分118を有する。ボアは、先端部に向かってねじ山が切られているエキスパンダーねじ120を収容する。エキスパンダーねじのねじ山は、ボアの遠位部分のねじ山に係合するように構成される。] 図11
[0046] 多軸ねじは、シェルのフランジ84のボア86、88のどちらに位置してもよく、シャンク110は、そのボアを通って延び、ヘッドの丸い部分112は、ボアのベアリング表面96に位置する。ボアの軸に対するねじのシャンクの向きは、特定の植え込みの要件に合うように調節されてよい。この向きは、エキスパンダーねじ120を多軸ねじのヘッドにねじ込むことによりロックされてよく、多軸ねじのボアに対する、エキスパンダーねじのテーパー部分116の作用は、多軸ねじのヘッドの丸い部分を拡張させる。]
[0047] 図13は、本発明のシステムで使用され得る仮ねじを示す。仮ねじは、このねじが骨にねじ込まれるときに骨に穴をあけることができる縦溝132を先端部に有する、ねじ山付きシャンク130を含む。シャンクのねじ山は、ねじが骨にねじ込まれるときに骨にねじ山を切り込むことができるように成形される。] 図13
[0048] ねじのヘッド134は、駆動器具の六角形の先端部を受容するため、そのヘッドに形成された六角形のソケット136を有する。]
[0049] 図14および図15は、寛骨臼構成要素のフランジのボアに嵌め込まれ得るガイドスリーブを示す。ガイドスリーブは、外表面にねじ山142を有する概ね円筒形の本体140を含み、ねじ山は、シェルのフランジのボアのうち1つに受容され得る。ガイドスリーブは、その中を延びるボア144を有する。このボアは、駆動器具の六角形の先端部を受容するため、ねじ山付き端部の反対側の端部に設けられた六角形のソケット部分146を有する。] 図14 図15
[0050] ボアは、ガイドスリーブが仮ねじを受容するよう意図された場合、ねじ山付き内表面を有することができる。]
[0051] ボアは、ドリルビットを誘導するのに使用され得る場合、ねじによりねじ係合されることを必要としないときに、装飾のない内表面(plain internal surface)を有することができる。]
[0052] 〔実施の態様〕
(1)整形外科用関節プロテーゼのカップ構成要素において、
a.関節の結合構成要素のヘッド部品が受容され得る中空シェルであって、前記シェルは、その開口面に、その周辺部の少なくとも一部の周りを延びるフランジを有し、少なくとも2つの大きいねじ山付きボアが、前記フランジを通って延び、前記フランジは、少なくとも1つの小さいねじ山付きボアも提供し、前記小さいボアの直径は、前記大きいボアの直径より小さく、前記小さいボアのねじ山のピッチは、前記大きいボアのねじ山のピッチより小さい、中空シェルと、
b.シャンクがほぼ等しい直径を有する少なくとも2つの固定ねじであって、前記固定ねじはそれぞれ、(i)前記シェルのフランジの前記ボアのうち対応する1つの前記ねじ山と係合するため、および(ii)骨にねじ係合するために、その外表面にねじ山が切られている、固定ねじと、
c.骨にボアを形成するための自己穿孔先端部を有する仮ねじであって、前記仮ねじの直径およびねじ山は、前記小さいボアの前記ねじ山にねじ係合するのに適している、仮ねじと、
を含む、カップ構成要素。
(2) 実施態様1に記載のカップ構成要素において、
アダプタ、
を含み、
前記アダプタは、前記大きいボアのうちの1つの前記ねじ山に係合するためのねじ山付き周縁部と、前記仮ねじを受容するための、前記アダプタ内部のねじ山付き内側ボアと、を有し、前記アダプタは、前記大きいボアのうちの1つに嵌め込まれると前記小さいボアを提供する、カップ構成要素。
(3) 実施態様2に記載のカップ構成要素において、
前記アダプタは、リミッター特徴部をその外表面に有して、前記アダプタが前記大きいボアの中に進められ得る程度を制限する、カップ構成要素。
(4) 実施態様2に記載のカップ構成要素において、
前記アダプタは、前記アダプタがその大きいボア内部に位置するときに露出されたままである面上に係合特徴部を有して、前記アダプタを前記大きいボア内部で回転させることができる器具に係合する、カップ構成要素。
(5) 実施態様1に記載のカップ構成要素において、
前記フランジは、前記フランジを通って延びる少なくとも2つの大きいねじ山付きボアを有し、さらに、前記フランジを通って延びる少なくとも1つの小さいねじ山付きボアを有する、カップ構成要素。]
[0053] (6) 実施態様1に記載のカップ構成要素において、
前記大きいねじ山付きボアのうち少なくとも1つが、その内部に位置するブシュを有し、前記ブシュは、前記ボア内部で操作されることができ、前記ブシュにより定められる軸の向きが、前記ボアにより定められる軸に対して調節され得、
前記固定ねじにより係合されるねじ山が、前記ブシュにより提供され、
前記ブシュは、前記ボア内部での操作に対して前記ブシュをロックするために、前記ブシュの内表面に係合するよう横方向に拡張され得る、カップ構成要素。
(7) 実施態様1に記載のカップ構成要素において、
前記仮ねじのシャンクの直径に対する、前記固定ねじの前記シャンクの直径の割合は、少なくとも約1.5である、カップ構成要素。
(8) 実施態様1に記載のカップ構成要素において、
前記仮ねじのシャンクの直径に対する、前記固定ねじの前記シャンクの直径の割合は、約2.0以下である、カップ構成要素。
(9) 実施態様1に記載のカップ構成要素において、
前記仮ねじのピッチに対する前記固定ねじのピッチの割合は、少なくとも約1.5である、カップ構成要素。
(10) 実施態様1に記載のカップ構成要素において、
前記仮ねじのピッチに対する前記固定ねじのピッチの割合は、約2.0以下である、カップ構成要素。]
[0054] (11)整形外科用関節プロテーゼのカップ構成要素を植え込む方法であって、前記カップ構成要素は、関節の結合構成要素のヘッド部品が受容され得る中空シェルを有し、前記シェルは、その周辺部の少なくとも一部の周りに延びるフランジを、その開口面に有し、少なくとも第1および第2のねじ山付きボアが、前記フランジを通って延びる、方法において、
a.準備された空洞に前記カップ構成要素を置く工程と、
b.骨にボアを形成するための自己穿孔先端部を有する仮ねじを、前記第1のねじ山付きボアに通して挿入する工程であって、前記ねじは、前記空洞に隣接した骨組織にボアをあけ、前記骨にねじ係合し、前記第1のねじ山付きボアのねじ山にも係合する、工程と、
c.前記フランジの前記第2のねじ山付きボアと整列されるボアを前記骨に準備するためにドリルを使用する工程と、
d.固定ねじを、前記第2のねじ山付きボアに通して挿入する工程であって、前記固定ねじは、前記第2のねじ山付きボアと整列される、前記骨の前記ボアにねじ係合する、工程と、
を含む、方法。
(12)実施態様11に記載の方法において、
前記ドリルは、前記骨に2つのボアを準備するために使用され、前記フランジのそれぞれのボアと整列され、
2つの固定ねじが使用され、前記固定ねじはそれぞれ、前記フランジの前記ボアのうち1つを通して前記骨のボアの中に挿入されている、方法。
(13) 実施態様12に記載の方法において、
前記骨に前記2つのボアのうち2つ目をあける前に前記仮ねじを除去する工程、
を含む、方法。
(14) 実施態様13に記載の方法において、
前記第2のねじ山付きボアは、アダプタを収容し、前記アダプタは、前記第2のねじ山付きボアのねじ山に係合するためのねじ山付き周縁部と、前記仮ねじを受容するための前記アダプタ内におけるねじ山付き内側ボアと、を有し、
前記方法は、
前記アダプタを除去する工程、
を含む、方法。
(15) 実施態様11に記載の方法において、
前記フランジは、前記フランジを通って延びる第3のねじ山付きボアを有し、
前記方法は、
a.前記フランジの前記第3のねじ山付きボアと整列されるボアを前記骨に準備するためにドリルを使用する工程と、
b.固定ねじを、前記第2のねじ山付きボアに通して挿入する工程であって、前記固定ねじは、前記第2のねじ山付きボアと整列される、前記骨の前記ボアにねじ係合する、工程と、
c.前記仮ねじを除去する工程と、
を含む、方法。]
図面の簡単な説明

[0055] シェルのフランジの対応するボアに仮ねじおよび固定ねじが位置している、股関節プロテーゼの寛骨臼構成要素の等角図である。
図1に示す構成要素のシェルのフランジの拡大図である。
フランジの各固定穴にガイドスリーブが位置している、股関節プロテーゼの寛骨臼構成要素の第1の実施形態の、上からの図である。
図3に示す寛骨臼構成要素の、下からの斜視図である。
図3の寛骨臼構成要素を貫通した断面図である。
線IV−IV上で、図3に示す寛骨臼構成要素のフランジを貫通した断面図である。
図3に示す寛骨臼構成要素と共に使用され得る固定ねじの側面図である。
股関節プロテーゼの寛骨臼構成要素の第1の実施形態の、上からの図である。
図8に示す寛骨臼構成要素の、片側からの図である。
線VIII−VIII上で、図8に示す寛骨臼構成要素のフランジを貫通した断面図である。
図8に示す寛骨臼構成要素と共に使用され得る固定ねじの、片側からの図である。
図10に示す固定ねじを貫通した断面図である。
本発明のシステムで使用され得る仮ねじの側面図である。
寛骨臼構成要素のフランジのボア内に嵌め込まれ得るガイドスリーブの斜視図である。
図14に示すガイドスリーブの、部分的に断面の側面図である。] 図1 図10 図14 図3 図8
权利要求:

請求項1
整形外科用関節プロテーゼのカップ構成要素において、a.関節の結合構成要素のヘッド部品が受容され得る中空シェルであって、前記シェルは、その開口面に、その周辺部の少なくとも一部の周りを延びるフランジを有し、少なくとも2つの大きいねじ山付きボアが、前記フランジを通って延び、前記フランジは、少なくとも1つの小さいねじ山付きボアも提供し、前記小さいボアの直径は、前記大きいボアの直径より小さく、前記小さいボアのねじ山のピッチは、前記大きいボアのねじ山のピッチより小さい、中空シェルと、b.シャンクがほぼ等しい直径を有する少なくとも2つの固定ねじであって、前記固定ねじはそれぞれ、(i)前記シェルのフランジの前記ボアのうち対応する1つの前記ねじ山と係合するため、および(ii)骨にねじ係合するために、その外表面にねじ山が切られている、固定ねじと、c.骨にボアを形成するための自己穿孔先端部を有する仮ねじであって、前記仮ねじの直径およびねじ山は、前記小さいボアの前記ねじ山にねじ係合するのに適している、仮ねじと、を含む、カップ構成要素。
請求項2
請求項1に記載のカップ構成要素において、アダプタ、を含み、前記アダプタは、前記大きいボアのうちの1つの前記ねじ山に係合するためのねじ山付き周縁部と、前記仮ねじを受容するための、前記アダプタ内部のねじ山付き内側ボアと、を有し、前記アダプタは、前記大きいボアのうちの1つに嵌め込まれると前記小さいボアを提供する、カップ構成要素。
請求項3
請求項2に記載のカップ構成要素において、前記アダプタは、リミッター特徴部をその外表面に有して、前記アダプタが前記大きいボアの中に進められ得る程度を制限する、カップ構成要素。
請求項4
請求項2に記載のカップ構成要素において、前記アダプタは、前記アダプタがその大きいボア内部に位置するときに露出されたままである面上に係合特徴部を有して、前記アダプタを前記大きいボア内部で回転させることができる器具に係合する、カップ構成要素。
請求項5
請求項1に記載のカップ構成要素において、前記フランジは、前記フランジを通って延びる少なくとも2つの大きいねじ山付きボアを有し、さらに、前記フランジを通って延びる少なくとも1つの小さいねじ山付きボアを有する、カップ構成要素。
請求項6
請求項1に記載のカップ構成要素において、前記大きいねじ山付きボアのうち少なくとも1つが、その内部に位置するブシュを有し、前記ブシュは、前記ボア内部で操作されることができ、前記ブシュにより定められる軸の向きが、前記ボアにより定められる軸に対して調節され得、前記固定ねじにより係合されるねじ山が、前記ブシュにより提供され、前記ブシュは、前記ボア内部での操作に対して前記ブシュをロックするために、前記ブシュの内表面に係合するよう横方向に拡張され得る、カップ構成要素。
請求項7
請求項1に記載のカップ構成要素において、前記仮ねじのシャンクの直径に対する、前記固定ねじの前記シャンクの直径の割合は、少なくとも約1.5である、カップ構成要素。
請求項8
請求項1に記載のカップ構成要素において、前記仮ねじのシャンクの直径に対する、前記固定ねじの前記シャンクの直径の割合は、約2.0以下である、カップ構成要素。
請求項9
請求項1に記載のカップ構成要素において、前記仮ねじのピッチに対する前記固定ねじのピッチの割合は、少なくとも約1.5である、カップ構成要素。
請求項10
請求項1に記載のカップ構成要素において、前記仮ねじのピッチに対する前記固定ねじのピッチの割合は、約2.0以下である、カップ構成要素。
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