![]() 関節鏡による半月板修復システムおよび修復方法
专利摘要:
従来技術によるインプラント手術の容易性を備えていると同時に、硬いプラスチックインプラントに付随する危険性を無くすことができる関節鏡半月板修復システムおよび技術を提供する。キャッチ針および転移針を有し、両針が、断裂された半月板内に穿刺されかつ該断裂を通して前進される構成の関節鏡半月板断裂修復器具。縫合糸は、縫合糸針により、転移針から半月板を通ってキャッチ針内に転移される。キャッチ針は、縫合糸を保持する内部機構を有している。次に縫合糸針は、縫合糸の自由端を半月板を横切ってキャッチ針内に残し、転移針内のホームポジションに後退される。次に修復器具は、半月板断裂を横切るステッチを後ろに残し、半月板から後退される。次に、予め結ばれた縫合糸のノットが、拡張チップを備えたノットプッシャを用いて器具に沿ってスライドされかつ固定されて、修復を完了する。 公开号:JP2011514205A 申请号:JP2010549862 申请日:2009-03-04 公开日:2011-05-06 发明作者:ニケイナー;エイ ドミンゴ 申请人:カイエン メディカル インコーポレイテッド; IPC主号:A61B17-56
专利说明:
[0001] 本発明は半月板断裂の外科的修復に関し、より詳しくは、ユニークな手持ち型関節鏡器具、および断裂を通して半月板内に縫合糸を通すことにより半月板断裂を修復する方法に関する。] 背景技術 [0002] 各膝には2つの半月板すなわち内側半月板および側方半月板があり、これらの各半月板は線維軟骨からなる。半月板は、大腿骨および脛骨の表面上の関節軟骨を保護する。歴史的に、半月板の断裂部分は簡単な手術で除去された。しかしながら、時の経過とともに、当該医療分野で、半月板の大きい部分を除去すると、しばしば、骨関節症および膝の衝撃吸収半月板が存在しない場合に生じる他の合併症の開始を加速する。血液の供給が非常に限られているため、殆どの半月板断裂は自然に治癒することはないが、現代技術を用いることにより多くの断裂は外科的に修復でき、したがって半月板部分を除去する必要はない。] [0003] 現行の半月板修復方法および器具として、切開手術および関節鏡技術の両方がある。或る修復アプローチは縫合糸のみを使用し、他のアプローチはアンカーのみを使用し、更に別のアプローチは、縫合糸およびアンカー器具の両方を使用するハイブリッド技術である。] [0004] 伝統的な早期の従来技術による関節鏡半月板修復法は、複雑な縫合糸のみを用いる「インサイド・アウトサイド」技術から始まった。これらの技術は、手術部位への幾つかのアクセスポートおよび手術中の数回の器具交換を必要とし、これが手術時間および複雑さを増大していた。このため、これらの関節鏡手術を有効に行うのに要求される外科的熟練は非常に高度なものであった。早期の慣用方法の長所は、縫合糸のみが後に残されるので、解放された固形物が膝スペース内に残留する危険性並びに硬いプラスチックまたは金属インプラントにより関節軟骨が擦られる危険性を無くすことができる。] [0005] より後になって開発された外科技術として、縫合糸を用いないプラスチックインプラントがある。このインプラントはダーツの形状を有しており、半月板内に挿入されたときに抜け出ないようになっている。この形式の技術の長所は、多数のポートまたは器具の交換を必要としないことである。この方法は、上記縫合糸のみを用いる方法よりも非常に容易な方法である。欠点は、プラスチックヘッドを関節スペース内に残すため、大腿顆の関節軟骨の擦れを引き起こすことである。] [0006] これまでに開発されている更に別の慣用半月板修復技術は、インプラントおよび縫合糸の両方を使用するハイブリッドである。このハイブリッドアプローチの長所は、医者が、上記のようなインプラント技術の容易性を得ることができるだけでなく、関節スペース内にプラスチックインプラントが全く露出しないことである。このアプローチに依然として存在する危険性は、硬いプラスチックの解放された固形物が手術部位に残留することである。何らかの種類の問題が生じると、硬いプラスチックインプラントが解放され関節スペース内に損傷を引き起こす虞がある。] 発明が解決しようとする課題 [0007] したがって、従来技術によるインプラント手術の容易性を備えていると同時に、硬いプラスチックインプラントに付随する危険性を無くすことができる関節鏡半月板修復システムおよび技術が要望されている。] 課題を解決するための手段 [0008] ここに開示する本発明は、半月板修復手術の臨床成果を改善できかつ医者による広範囲の採用に適した関節鏡半月板修復を行うための新規な方法および器具である。ここに開示する本発明は、予め結ばれたノットを含む単一作業ポータルの片手持ち型器具の容易性をもつ全ての縫合アプローチである。] [0009] より詳しくは、近位側アクチュエータ部分と、該近位側アクチュエータ部分から遠位側に延びておりかつ組織を穿刺する遠位側チップを備えた転移針と、近位側アクチュエータ部分から遠位側に延びておりかつ組織を穿刺する遠位側チップを備えたキャッチ針とを有する、組織の一部の断裂を修復する器具が提供される。転移針内には縫合糸針が配置されており、該縫合糸針は、近位側アクチュエータ部分により操作されるときに、転移針からキャッチ針に向かって延びかつ該キャッチ針から転移針に向かって後退できる。縫合糸針には、一定長さの縫合糸を保持するためのフックが設けられている。有利なことは、縫合糸針がキャッチ針から転移針に向かって引き戻されるときに、縫合糸をキャッチ針内に保持するための、キャッチ針のリテーナが設けられていることである。] [0010] 好ましくは、近位側アクチュエータ部分は縫合糸針前進レバーが配置されたハンドルを有し、縫合糸針はレバーが作動されまたは解放されると、前進されまたは後退される。転移針はこの側方に配置された窓を有し、該窓を通って縫合糸針が伸長されまたは後退される。キャッチ針はまた、この側方に配置された窓を有し、該窓を通って前記縫合糸針が伸長されまたは後退されてキャッチ針に出入りする。第1窓が配置されている側とは反対側でキャッチ針に配置された第2窓を更に有し、縫合糸針がキャッチ針内に完全に進入するとき、縫合糸針の遠位端が第2窓を通って延びる。] [0011] 好ましくは、フックは、縫合糸針がキャッチ針から転移針内に戻る方向に後退されるときには、縫合糸針に保持された縫合糸が解放される。この構成は、図示の実施形態では開スロットの形態をなしている。] [0012] キャッチ針の縫合糸リテーナは、キャッチ針内に配置されたプランジャを有し、該プランジャは、縫合糸針がキャッチ針から後退されるときに、縫合糸をキャッチ針内にクランプすることにより縫合糸を保持すべく、遠位側方向に延びることができる。] [0013] 縫合糸針は、転移針内に収容されるときは真直形状を達成しかつ縫合糸針の遠位端が転移針から出るときは該遠位端をキャッチ針の方向に向ける補助をする曲りが得られる充分なフレキシビリティを有するように設計されている。好ましくは、転移針は、縫合糸針が転移針からキャッチ針の方向に向かって延びるときに、縫合糸針をキャッチ針に向けて方向転換することを補助する方向転換カーブを有している。転移針内には、縫合糸リリーフスロットが配置されている。] [0014] 器具には予め結ばれたノットが設けられており、該ノットは、器具により組織の断裂に通された縫合糸を固定すべく、器具に沿って遠位側に移動可能である。予め結ばれたノットを、修復すべき組織に固定するノットプッシャも設けられている。該ノットプッシャは、その遠位端に設けられた、縫合糸孔を拡張しかつ予め結ばれたノットを孔内に遠位側に通すことを促進するための拡張チップを備えている。] [0015] 本発明の他の態様では、組織の一部の断裂を修復する器具も提供される。本発明の器具は、近位側のアクチュエータ部分と、該近位側アクチュエータ部分から遠位側に延びておりかつ組織を穿刺する遠位側チップを備えた第1針と、近位側アクチュエータ部分から遠位側に延びておりかつ組織を穿刺する遠位側チップを備えた第2針とを有している。器具には更に、一定長さの縫合糸を前記2つの針間に取付けかつ前記一定長さの縫合糸を前記断裂に通して断裂を接近させかつ修復するための縫合糸分配器が設けられている。また、予め結ばれたノットが設けられており、該ノットは、器具により組織の断裂に通された縫合糸を固定すべく、器具に沿って遠位側に移動可能である。更に、予め結ばれたノットを、修復すべき組織に固定するノットプッシャが設けられており、該ノットプッシャは、その遠位端に設けられた、縫合糸孔を拡張しかつ予め結ばれたノットを孔内に遠位側に通すことを促進するための拡張チップを備えている。] [0016] 本発明の更に別の態様では、組織の一部の断裂を修復する方法を開示する。本発明の方法は、第1針および第2針の各々の遠位端が断裂を越えて配置されるように、第1針および第2針を組織内に前進させる段階を有している。一定長さの縫合糸が保持された縫合糸針が、断裂を通して第1針から第2針まで延ばされる。更なる段階は、縫合糸を第2針内に保持することを含んでいる。次に縫合糸針が第1針内に後退され、その後、第1針および第2針が組織から後退される。縫合糸は、両針が後退されるときに分配される。] [0017] 上記保持段階は、より詳しくは、プランジャを第2針内で移動させて、縫合糸を第2針のルーメン内の所定位置にクランプする。これにより、縫合糸針が第2針から後退されるときに、縫合糸は第2針内に確実に保持される。] [0018] 本発明の方法は更に、予め結ばれたノットを、縫合糸の長さ方向に沿って断裂の位置に向けて遠位側にスライドさせる段階を有している。予め結ばれたノットは、次に固定される。この固定段階の後、予め結ばれたノットから近位側に延びている過剰の縫合糸が切断される。固定段階は、より詳しくは、ノットプッシャを遠位側に前進させて、ノットを、縫合糸が延びている孔内に押し込むことからなる。ノットプッシャは、縫合糸孔内に前進されるときに縫合糸孔を拡張する。本発明は、他の特徴および長所とともに、添付図面を参照して述べる以下の説明により最も良く理解されよう。] 図面の簡単な説明 [0019] 本発明の原理にしたがって構成された半月板修復器具の一実施形態を示す斜視図である。 患者の膝内にあって半月板に接近するときの図1の半月板修復器具の遠位端を示す斜視図である。 半月板内に前進された後の半月板修復器具を示す図2と同様な斜視図である。 図3の位置と同じ位置にある半月板および半月板修復器具を破断して示す平面図である。 縫合糸が装填された縫合糸針が、半月板を通って転移針から捕捉針に前進されているところを示す図4と同様な平面図である。 縫合糸が装填された縫合糸針が、キャッチ針内に完全に前進されたところを示す図4および図5と同様な平面図である。 縫合糸が転移針からキャッチ針に通されたところを示す図4-図6と同様な平面図である。 半月板から後退されている器具を示す図4-図7と同様な平面図である。 図8と同じ段階を示す斜視図である。 後退された器具および半月板に向かってスライドしている、予め結ばれたノットを示す斜視図である。 半月板断裂を閉じる縫合糸を固定する予め結ばれたノットを示す斜視図である。 本発明の半月板修復器具の遠位端の断面図であり、縫合糸が装填された縫合糸針が、キャッチ針に向かう途中にあるところを示すものである。 半月板修復器具の遠位端の斜視図であり、縫合糸が装填された縫合糸針が第2縫合糸キャッチ窓を通って完全に前進されたところを示すものである。 本発明の半月板修復器具の遠位端を示す拡大斜視図である。 予め結ばれたノットを半月板に固定する器具のノットプッシャを示す拡大斜視図である。 本発明のノットプッシャを示す斜視図である。 修復された半月板を示す斜視図である。] 図1 図2 図3 図4 図5 図6 図7 図8 実施例 [0020] ここで図面をより詳細に参照すると、図1には本発明の原理にしたがって構成された半月板修復器具10の一実施形態が示されている。器具10は、縫合糸針前進レバー14を備えたハンドル12を有している。ハンドル12の遠位側には器具シャフト15が設けられており、該器具シャフト15内には転移針16と、キャッチ針18と、縫合糸ハウジング20とが収容されている。] 図1 [0021] ここで、図1に加えて図2および図3を参照すると、キャッチ針18が穿刺チップ22を有していることが理解されよう。キャッチ針18の穿刺チップ22の近位側には、第2縫合糸キャッチ窓24が設けられている。転移針16は穿刺チップ26と、この近位側の転移針窓28とを有している。転移針16の長さ方向に沿って、縫合糸リリーフスロット30が配置されている。図2には、本発明の器具10の遠位端が、患者の膝関節内の手術部位で、修復すべき断裂34をもつ半月板32に近接して配置されたところが示されている。] 図1 図2 図3 [0022] 図4には、本発明の器具10の付加要素が示されている。図示のように、縫合糸36は、縫合糸ハウジング20の縫合糸逃がしスロット38に沿って延びている。キャッチ針18には、第2縫合糸キャッチ窓24が配置された側とはほぼ反対側に第1縫合糸キャッチ窓40が配置されている。図5には縫合糸針42が示されており、該縫合糸針42は、縫合糸針穿刺チップ44および縫合糸針フック46(図12)を有している。] 図12 図4 図5 [0023] 最初に図1-図17の全図を参照して本発明の一方法における操作を説明すると、キャッチ針18および転移針16が、修復すべき断裂34をもつ患者の膝の半月板32内に穿刺されかつ断裂34を通して前進される。ハンドル12を操作して、縫合糸36(図4)を、転移針16から半月板32を通してキャッチ針18内に転移させる。キャッチ針18は、縫合糸36を保持する内部機構を有している。縫合糸針前進レバー14(該レバー14は、この形式の前進/後退システムの当業者に良く知られた機構により縫合糸針42に連結されている)を解放すると、ハンドル12が、縫合糸36の自由端を、半月板32を横切ってキャッチ針18内に残し、縫合糸針42(図5)を、転移針16内のホーム位置に自動的に戻す。単一作動の自動戻しシステムに他の構成の近位側ハンドル12を使用することも本発明の範囲内に包含される。次に、半月板32内の断裂34を横切るステッチを背後に残して、器具10が、半月板32から後退され、かつ縫合糸36が縫合糸ハウジング20から分配される。次に、縫合糸の予め結ばれたノット48が器具に沿ってスライドされ、ステッチを固定して半月板断裂34を閉じる。かくして、ほぼ通常の吻合に近いものが得られる。] 図1 図17 図4 図5 [0024] ここで本発明の方法を連続的態様で検討すると、図2は、人の膝内で半月板32に近接している半月板修復器具10の遠位端を示す斜視図である。転移針16およびキャッチ針18は、半月板32を穿刺しかつ半月板断裂34を横切って配置される。転移針16およびキャッチ針18の直径は比較的小さいので、膝の狭小なスペース内で関節鏡で操縦することが可能である。転移針の穿刺チップ26およびキャッチ針の穿刺チップ22は、皮下注射針に通常使用されているトリプルベベル形状で先鋭化するのが好ましい。本発明の器具10に、他の標準針の尖点を都合よく使用することも考えられる。] 図2 [0025] 縫合糸が装填された縫合糸針42は転移針16内に収容されており、図2では見ることができない。器具10がひとたび半月板32内に穿刺されかつ断裂34を通って前進されると、縫合糸針42が転移針16から突出し、半月板32を通ってキャッチ針18内に入る。] 図2 [0026] 図3は、半月板32に穿刺されて、半月板内に前進された後の半月板修復器具10の遠位端を示す斜視図である。キャッチ針18および転移針16は、半月板断裂34を通って充分に前進されている。これは本発明の半月板修復手術の本質的に第1段階であり、この第1段階には、半月板断裂34を位置決めすること、半月板32に穿刺すること、および弾性4を通して器具10を前進させることが含まれる。] 図3 [0027] 図4は、手術部位にある本発明の器具10を示す平面図であり、半月板32は切断されておりかつ器具10は図3と同じ位置にある。かくして、前述のように、器具10の遠位端は半月板32内に入っており断裂34を通って前進されている。所望ならば、半月板修復器具10は、半月板32全体を越えて、膝蓋骨自体内の位置まで前進させることができる。図4にはまた、転移針窓28、第1縫合糸キャッチ窓40および第2縫合糸キャッチ窓24が示されている。後述のように、これらの窓24、28および40は、縫合糸が装填された縫合糸針42が、転移針16から半月板32を通ってキャッチ針18内に移動することを可能にする。縫合糸が装填された縫合糸針42は図4では見ることができない。なぜならば、この縫合糸針42は転移針16内に収容されていて、未だ前進されていないからである。] 図3 図4 [0028] 図5は、半月板が切断された図4と同様な平面図であり、図4に示した方法に連続する方法段階を示すものである。図5では、本発明の方法の次の連続段階にしたがって、縫合糸が装填された縫合糸針42が、転移針16から、半月板32を通ってキャッチ針18に向かって前進される。図12は、器具10の遠位端の断面図であり、図5と同じ方法を示している。図12に示すように、縫合糸36は縫合糸針42上に係留され、これにより、縫合糸針42は「縫合糸が装填された」状態となり、縫合糸ハウジング20から分配される。この時点で、キャッチプランジャ50は配置されていない状態にあり、キャッチ針18内に収容されている。縫合糸が装填された縫合糸針42が第2縫合糸キャッチ窓24を通って完全に前進されたならば、次に、スプリングが負荷されたキャッチプランジャ50が配置され、縫合糸が装填された縫合糸針42と衝突する。フック46は、転移プロセス中に縫合糸36の引掛かりを維持するように、縫合糸針42の遠位端に形成されている。縫合糸針42はまた、半月板32を穿刺する能力が得られるように構成された針尖点すなわち穿刺チップ44を有している。縫合糸針42は充分なフレキシビリティを有し、これにより、作動前は真直形状で転移針16内に収容され、次に配置中は必要な曲りが得られるようになっている。縫合糸が装填された縫合糸針42は、キャッチ針18に向かって作動されている転移時の状態が示されている。この機構のハードストップ(hard stop)すなわち縫合糸が装填された縫合糸針42の最終目的は、キャッチ針18内で第2縫合糸キャッチ窓24を通ることである。図14は器具10の遠位端の拡大斜視図であり、縫合糸が装填された縫合糸針42の一部が配置されかつキャッチ針18に向かう途中の段階を示している。縫合糸針フック46は、縫合糸針42の前進中は縫合糸36を保持しかつ縫合糸針42の後退中は縫合糸を容易に解放できるように構成されていることに留意することは重要である。] 図12 図14 図4 図5 [0029] 図6は、半月板が切断された図5と同様な平面図であり、キャッチ針18内に完全前進した後の縫合糸が装填された縫合糸針42を示すものである。この処置により、縫合糸36が、転移針16から、半月板32を通り、半月板断裂34を経てキャッチ針18に転移される。この処置の間、縫合糸36は、縫合糸ハウジング20から自由に分配される。この時点で、キャッチプランジャ50(図12)が、スプリングの負荷により前進され、縫合糸36および縫合糸針42に到達する。キャッチプランジャ50は、キャッチ針18内に収容されているため、図5では見ることができない。これは、キャッチ針18が縫合糸36を捕捉できるようにするこれらのコンポーネンツの係合であることに留意することは重要である。図13は器具の遠位端の斜視図であり、図6に示したのと同じ段階を示すものである。図示のように、転移針16は方向転換カーブ52を有しており、該方向転換カーブ52は、縫合糸針42をキャッチ針18内に向けて撓ませる特徴を有している。縫合糸針42は、スプリングテンパー処理されたステンレス鋼またはニチノールのような形状記憶合金で作ることができる。縫合糸針42は、該縫合糸針42を転移針16からキャッチ針18内に前進させることができるように、予形成法で製造できる。] 図12 図13 図5 図6 [0030] 図6および図13に示した捕捉段階の後、本発明の方法の次の段階は、縫合糸36をキャッチ針18内に残して、縫合糸針42を、キャッチ針18から転移針16内に後退させることである。図7は、半月板が切断された図6と同様な平面図であり、次の段階を示すものである。縫合糸36は、既に転移針16からキャッチ針18に通されている。縫合糸針42は、縫合糸36を残して、既に転移針16内に後退されている。2つのことが、縫合糸が縫合糸針42と一緒に後退することを防止する。これらの2つのこととは、スプリング負荷されたキャッチプランジャ50および縫合糸針フック46の設計である。スプリング負荷されたキャッチプランジャ50は、該プランジャ50とキャッチ針18の内部ルーメンとの間に縫合糸36をくさび留めすべく作用する。キャッチプランジャ50のチップとキャッチ針18との間のぴったりした嵌合は、近位側へのスプリング力とともに、縫合糸針42が後退されている間に縫合糸36を保持する。このキャッチ機構とともに、縫合糸針フック46は、後退中は縫合糸36を解放するように構成されている。フック46は、縫合糸針42の後退中に縫合糸36を引っ張るか、保持するための特徴を全く保有しない本質的に開スロットである。] 図13 図6 図7 [0031] 本発明の方法の次の段階は、器具10を半月板32から後退させ、縫合糸36を分配することである。図8は、半月板が切断された図7と同様な平面図であり、器具が半月板32から近位側に後退されているところを示すものである。縫合糸36はキャッチ針18に固定されており、器具の後退中に、縫合糸36を、半月板断裂34を通る新しく形成された経路を通して引っ張る。縫合糸ハウジング20は、縫合糸が半月板断裂34通ることができるようにして縫合糸を分配する。転移針16に形成された縫合糸リリーフスロット30は、縫合糸36が転移針16から完全に解放されかつ縫合糸ハウジング20から適正に分配されるようにする。] 図7 図8 [0032] 図9は、図8に示したのと同じ段階を示す斜視図である。図示のように、器具10は、半月板断裂34を通る縫合糸36を残して半月板32から近位側に後退されている。この時点では、縫合糸36は、縫合糸リリーフスロット30を介して転移針16から完全に解放されており、縫合糸ハウジング20から分配されている。キャッチプランジャ50は、縫合糸36を保持するキャッチ針18内にあり、見ることはできない。ひとたび縫合糸ハウジング20が縫合糸36の大部分を分配すると、予め結ばれたノット48が、器具10上を半月板32に向かってスライドし始める。] 図8 図9 [0033] 図10は半月板32から後退された器具10を示す斜視図であり、予め結ばれたノット48は縫合糸脚36上を半月板32に向かってスライドしている。器具が後退されかつ縫合糸36が縫合糸ハウジング20から分配されるとき、予め結ばれたノット48は、同時に、器具シャフト15(図1)上でのスライドを開始し、次に、縫合糸脚36上で半月板32に向かってスライドする。これは、関節鏡手術で一般に使用されている標準のスライディングノットである。] 図1 図10 [0034] 図11は、縫合糸36を固定しかつ半月板断裂34を閉じている、予め結ばれたノット48を示す斜視図である。この時点では器具10は膝から後退されており、予め結ばれたノット48は縫合糸36を固定する箇所までスライドされ、図10に示す縫合糸脚36の自由端は医者により切断されている。断裂されかつ緩んでいた半月板断裂34は、今や、ぴったり合致した通常の吻合となっておりかつ縫合糸36により補強されている。] 図10 図11 [0035] 図15は、予め結ばれたノット48を半月板32上に固定する目的で設けられたノットプッシャ54を示す拡大斜視図である。このノットプッシャ54の新規な特徴は、拡張チップ56にある。図示のように、拡張チップ56は研磨されたトリプルベベルを有しているが、これと同じ目的を達成するのに任意の形式の先鋭点を使用できる。予め結ばれたノット48は、拡張チップ56をノット48の遠位側に位置決めするノットキャビティ58(図16)内に座合している。これにより、拡張チップ56が最初に半月板32に接触することが可能になる。予め結ばれたノット48を半月板32上に固定するため、キャッチ針18内に捕捉された縫合糸36の脚が後退されかつノットプッシャ54が前進される。拡張チップ56が半月板32に向かって前進されると、その尖鋭チップ56が、縫合糸脚が出ている孔内に位置決めされる。ノットプッシャ54を更に前進させると、予め結ばれたノット48の縫合糸孔内への前進と同時に縫合糸孔を拡張できる。ノットプッシャ54が連続して前進されると、縫合糸孔が更に拡張され、予め結ばれたノット48が半月板32内に充分に入るまで、半月板32内に前進される。次にノットプッシャ54が、ノットプッシャ逃がしスロット60を介して縫合糸36から後退されかつ解放され、これにより、予め結ばれたノット48が半月板32内に固定され、殆どまたは全く見えなくなる。予め結ばれたノット48が半月板32の頂または外面に露出されものと比較して、このようにして得られる形式の長所は、ノット48と大腿顆の関節軟骨との擦れが殆どまたは全く無くなることである。ノット48は、半月板32と関節軟骨との間の半月板の層となるであろう。] 図15 図16 [0036] 図16は、ノットプッシャ54を示す斜視図である。このノットプッシャ54は、拡張チップ56が設けられているため、他の最小侵襲性手術用ノットプッシャと比べて特にユニークである。ノット48の固定準備がひとたび整えられると、このノットプッシャ54には、縫合糸逃がしスロット38を介して、標準的方法で縫合糸36が通される。縫合糸36の適当な脚が後退されかつノットプッシャ54が前進されて、ノット48が半月板32に向かって送られる。この新規な拡張チップ56は、ノット48を半月板32内に前進させることができる。ノットプッシャが、予め結ばれたノット48より近位側で器具のシャフト上に設けられた入れ子式スライドで構成されているものも本発明の範囲内にある。ノットの前進中、ノットプッシャ54は、器具から取り外してノットを押出すことができる。ノットプッシャ54は、オートクレービング用の適当な材料で作られた再使用可能な形式にすることもできる。また、別体コンポーネントとして熱可塑性プラスチックで作り、器具10にキット化して、使い捨て形式にすることもできる。] 図16 [0037] 図17は、上記ノットプッシャ54を用いて本発明の半月板修復手術が行われた半月板を示す斜視図である。ノットプッシャ54は、縫合糸孔を拡張すべく機能しかつノット48を殆どまたは全く見えないように半月板内に前進させている。縫合糸の端部は切断されており、ノット48は関節軟骨との摩擦を殆どまたは全く引き起こさないように配置されている。半月板断裂34はステッチで閉じられ、縫合糸の補強によりほぼ通常の吻合がなされている。] 図17 [0038] 以上、本発明を半月板組織の修復に関連して開示したが、本発明の原理は、軟組織部分の断裂の修復が望まれる他の多くの場合にも適用できることはもちろん理解されよう。] [0039] したがって、本発明の例示の実施形態および方法を図示しかつ説明したが、本明細書に使用された全ての用語は説明の便宜のためであり、制限的なものではない。また、当業者ならば、特許請求の範囲の記載により定められる本発明の精神および範囲から逸脱することなく、多くの変更および置換をなし得るであろう。] [0040] 10半月板修復器具 16転移針 18キャッチ針 20縫合糸ハウジング 32 半月板 34半月板断裂 36縫合糸 42縫合糸針 46 縫合糸針フック 48 予め結ばれたノット 54ノットプッシャ 56 拡張チップ]
权利要求:
請求項1 近位側アクチュエータ部分と、該近位側アクチュエータ部分から遠位側に延びておりかつ組織を穿刺する遠位側チップを備えた転移針と、近位側アクチュエータ部分から遠位側に延びておりかつ組織を穿刺する遠位側チップを備えたキャッチ針と、前記転移針内に配置された縫合糸針とを有し、該縫合糸針は、前記近位側アクチュエータ部分により操作されるときに、前記転移針から前記キャッチ針に向かって延びかつ該キャッチ針から前記転移針に向かって後退でき、一定長さの縫合糸を保持するための、前記縫合糸針のフックと、前記縫合糸針がキャッチ針から転移針に向かって引き戻されるときに、縫合糸をキャッチ針内に保持するための、キャッチ針のリテーナとを更に有することを特徴とする組織の一部の断裂を修復する器具。 請求項2 前記近位側アクチュエータ部分は縫合糸針前進レバーが配置されたハンドルを有し、前記縫合糸針は前記レバーが作動されまたは解放されると、前進されまたは後退されることを特徴とする請求項1記載の器具。 請求項3 前記転移針はこの側方に配置された窓を有し、該窓を通って前記縫合糸針が伸長されまたは後退されることを特徴とする請求項1記載の器具。 請求項4 前記キャッチ針はこの側方に配置された窓を有し、該窓を通って前記縫合糸針が伸長されまたは後退されることを特徴とする請求項1記載の器具。 請求項5 第1窓が配置されている側とは反対側で前記キャッチ針に配置された第2窓を更に有し、縫合糸針がキャッチ針内に完全に進入するとき、縫合糸針の遠位端が前記第2窓を通って延びることを特徴とする請求項4記載の器具。 請求項6 前記フックは、縫合糸針がキャッチ針から転移針内に戻る方向に後退されるときには、縫合糸針に保持された縫合糸が解放されるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の器具。 請求項7 前記リテーナは前記キャッチ針内に配置されたプランジャを有し、該プランジャは、前記縫合糸針がキャッチ針から後退されるときに、縫合糸をキャッチ針内にクランプすることにより縫合糸を保持すべく、遠位側方向に延びることができることを特徴とする請求項1記載の器具。 請求項8 前記縫合糸針は、転移針内に収容されるときは真直形状を達成しかつ縫合糸針の遠位端が転移針から出るときは該遠位端をキャッチ針の方向に向ける補助をする曲りが得られる充分なフレキシビリティを有することを特徴とする請求項1記載の器具。 請求項9 前記転移針は、縫合糸針が転移針からキャッチ針の方向に向かって延びるときに、縫合糸針をキャッチ針に向けて方向転換することを補助する方向転換カーブを有していることを特徴とする請求項8記載の器具。 請求項10 前記転移針内に配置された縫合糸リリーフスロットを更に有することを特徴とする請求項1記載の器具。 請求項11 器具により組織の断裂に通された縫合糸を固定するための、器具に沿って遠位側に移動可能な予め結ばれたノットと、予め結ばれたノットを、修復すべき組織に固定するノットプッシャとを更に有し、該ノットプッシャは、その遠位端に設けられた、縫合糸孔を拡張しかつ前記予め結ばれたノットを前記孔内に遠位側に通すことを促進するための拡張チップを備えていることを特徴とする請求項1記載の器具。 請求項12 組織の一部の断裂を修復する器具において、近位側のアクチュエータ部分と、該近位側アクチュエータ部分から遠位側に延びておりかつ組織を穿刺する遠位側チップを備えた第1針と、近位側アクチュエータ部分から遠位側に延びておりかつ組織を穿刺する遠位側チップを備えた第2針と、一定長さの縫合糸を前記2つの針間に取付けかつ前記一定長さの縫合糸を前記断裂に通して断裂を接近させかつ修復するための縫合糸分配器と、器具により組織の断裂に通された縫合糸を固定するための、器具に沿って遠位側に移動可能な予め結ばれたノットと、予め結ばれたノットを、修復すべき組織に固定するノットプッシャとを有し、該ノットプッシャは、その遠位端に設けられた、縫合糸孔を拡張しかつ前記予め結ばれたノットを前記孔内に遠位側に通すことを促進するための拡張チップを備えていることを特徴とする器具。 請求項13 組織の一部の断裂を修復する方法において、第1針および第2針の各々の遠位端が断裂を越えて配置されるように、第1針および第2針を前記組織内に前進させる段階と、一定長さの縫合糸が保持された縫合糸針を、前記断裂を通して第1針から第2針まで延ばす段階と、縫合糸を第2針内に保持する段階と、縫合糸針を第1針内に後退させる段階と、第1針および第2針を組織から後退させかつ両針が後退されるときに縫合糸を分配する段階とを有することを特徴とする方法。 請求項14 前記保持段階は、プランジャを第2針内で移動させて、縫合糸を第2針のルーメン内の所定位置にクランプし、これにより、縫合糸針が第2針から後退されるときに、縫合糸を第2針内に確実に保持することを含むことを特徴とする請求項13記載の方法。 請求項15 予め結ばれたノットを、縫合糸の長さ方向に沿って断裂の位置に向けて遠位側にスライドさせる段階を更に有することを特徴とする請求項13記載の方法。 請求項16 前記予め結ばれたノットを固定する段階を更に有することを特徴とする請求項15記載の方法。 請求項17 前記予め結ばれたノットから近位側に延びている過剰の縫合糸を切断する段階を更に有することを特徴とする請求項16記載の方法。 請求項18 前記固定段階は、ノットプッシャを遠位側に前進させて、前記ノットを、縫合糸が延びている孔内に押し込むことを含むことを特徴とする請求項16記載の方法。 請求項19 前記ノットプッシャは、縫合糸孔内に前進されるときに縫合糸孔を拡張することを特徴とする請求項18記載の方法。
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