![]() 画像におけるモーション・ボケの方向を推定する方法
专利摘要:
ボケ画像(14)に於けるモーション・ボケ(16)のボケ方向(20)を推定する方法は幾つかの異なるテスト方向(360A)(362A)(364A)にボケ画像(14)をボケさせ、追加されるボケ(366)で一番変化の少ないボケ画像(14)のテスト方向(360A)(362A)(364A)を探し出すことから構成される。この方法により、ボケ方向(20)と同様のテスト方向(360A)(362A)(364A)に追加ボケ(366)をボケ画像(14)に加えると、画像外観の違いは比較的小さい。しかし、ボケ方向(20)と全く異なるテスト方向(360A)(362A)(364A)に追加ボケ(366)をボケ画像(14)に加えると、画像外観の違いは比較的大きい。一つの実施形態に於いて、ボケ差は各テスト方向(360A)(362A)(364A)毎に決まる。その後、最小のボケ差を有するテスト方向(360A)(362A)(364A)をボケ方向(20)として選択する。また、推定のボケ方向(20)は最大のボケ差を有するテスト方向(360A)(362A)(364A)に対し直交する。 公开号:JP2011514097A 申请号:JP2010549620 申请日:2008-03-06 公开日:2011-04-28 发明作者:テザール ラドカ 申请人:株式会社ニコン; IPC主号:H04N5-232
专利说明:
[0001] 通常カメラは一つ以上被写体を含む景色の画像を撮像するのに使用される。残念にも、その画像の幾つかはボケ(ブレ)ている。例えば、カメラの露光時間中にカメラを動かしたり、景色の中の被写体が動いたりすると、主として動く方向に画像の中で動きボケ(モーション・ボケ(ブレ))を起す。] [0002] ボケ画像のボケを低減する為の幾つかのディコンボリューション(逆畳込み積分)方法がある。これらの方式はボケを表わす点像分布関数(PSF)を明らかにするか若しくはPSFを推定するかのどちらか一方が必要である。一般的に、PSFを推定する方式はボケ方向などの一定のボケパラメーターに関する十分な初期推測を必要とする。] [0003] 本発明は、ボケ画像に於けるモーション・ボケの方向を推定する方法に関する。本方法は、第一テスト画像に人為的にボケを創生する為に第一テスト方向に沿ってボケ画像をボケさせ、第二テスト画像に人為的にボケを創生する為に第二テスト方向に沿ってボケ画像をボケさせ、テスト画像を評価しボケ方向を推定することを含む。概要として、或る実施形態に於いて、モーション・ボケの大勢を占めるボケ方向を推定する為に提案された方法は複数の異なるテスト方向にボケ画像をボケさせ、追加のボケでボケ画像の変化が最も少なくなるテスト方向を推定する。この方法の背後にある主な考えは、ボケ画像に対しボケ方向と同じテスト方向に追加ボケを与えれば、画像外観の違いは相対的に小さくなるというもので、ボケ画像に対しボケ方向と全く異なるテスト方向に追加ボケを与えると、画像外観の違いは相対的に大きくなる。] [0004] 以上の通り、テストのボケを多くのテスト方向で画像に与える。その後、結果的に一番変化の小さいテスト方向がボケ方向として決めることが出来る。] [0005] 一つの実施形態に於いて、テスト画像の評価の工程は、(1)第一テスト画像とボケ画像との第一ボケ差を決定する為に、第一テスト画像とボケ画像を比較することと、(2)第二テスト画像とボケ画像との第二ボケ差を決定する為に、第二テスト画像とボケ画像を比較することと、を含む。本実施形態に於いて、第一ボケ差が第二ボケ差より大きい(例えば、悪い)場合、第一テスト方向はボケ方向と同じでない。同様に、第二ボケ差が第一ボケ差より大きい(例えば、悪い)場合、第二テスト方向はボケ方向と同じでない。 また、本発明はボケ画像に於けるモーション・ボケのボケ方向を推定する装置に関する。この場合の実施形態に於いては、制御系が前記の構成の幾つか若しくは全てを行なう事が出来る。] [0006] また、別の実施形態では、本発明はボケ画像をディコンボリューション(逆畳込み積分)する方法と装置に関する。] [0007] 本発明の新規的特徴及び発明自体の、構造及び操作に関しては、同一の引用符号が同一の部分を示している添付記載と添付図面と併せて最も良く理解できる。] 図面の簡単な説明 [0008] 景色、本発明の特徴を有する撮像装置、並びにボケ画像に関する簡略図である。 図1の簡略化した撮像装置の正面透視図である。 ボケ画像、人為的にボケさせた第一テスト画像、人為的にボケさせた第二テスト画像、並びに人為的にボケさせた第三テスト画像を示す。 ボケ画像と補正画像を示す。 別のボケ画像、別の人為的にボケさせた第一テスト画像、別の人為的にボケさせた第二テスト画像、並びに別の人為的にボケさせた第三テスト画像を示す簡略図。 本発明の特徴を有するシステムに関する別の実施形態を示す。] 図1 実施例 [0009] 図1は本発明の特徴を有する撮像装置10と景色12の簡略化した透視図である。撮像装置10はボケ16(太い波線で表示)が存在することがある生の(未加工の)撮像画像14(撮像装置10から離して図示)を撮像する。一つの実施形態に於いて、撮像装置10はボケ画像14中のモーション・ボケの未知の方向20(矢印で図示)を推定する独自の方法を使用する制御系18(仮想線で図示)を含む。或る実施形態では、ボケ画像14中のボケ方向20の情報により、その画像14中のボケ16の量を正確に低減する事が出来る。] 図1 [0010] 概要を述べると、一つの実施形態に於いて、モーション・ボケ16の大勢を占めるボケ方向20を推定する為に提案された方法は幾つかの異なるテスト方向に撮像画像14をボケさせ、追加のボケでボケ画像14の変化が最も少なくなるテスト方向を見つける。この方法の背後にある主な考えは、ボケ画像14に対しボケ方向20と同じテスト方向に追加ボケを与えれば、画像外観での違いは相対的に小さくなるというもので、ボケ画像14に対しボケ方向20と全く異なるテスト方向に追加ボケを与えれば、画像外観での違いは相対的に大きくなる。] [0011] 別の実施形態に於いて、本発明は撮像画像14とボケさせた撮像画像との間の、画像外観に於ける最大の差異を生むボケ方向を探す。この方向とはボケの方向と最も違う方向、つまり、ボケの方向に対し直交する方向である。] [0012] 更に、別の実施形態に於いて、ボケ方向は、(1)一番変化の少ない結果を生じるテスト方向を、第一見込み方向として選ぶことと、(2)一番変化の大きい結果を生じるテスト方向に対し直交する方向を、第二見込み方向として選ぶことと、(3)ボケ方向推定の信頼性(ロバスト性)を上げる為、ボケ方向の推定には、前記第一見込み方向と前記第二見込み方向とを使用(例えば、平均化)することと、によって推定される。] [0013] 撮像装置10により撮像される景色12の種類は多岐に亘る。例えば、景色12には一つ以上の被写体22、例えば、動物、植物、哺乳動物、その他環境等がある。簡単にするために、図1では、景色12には一つの被写体22を含む様に図示してある。別な例では、景色12には一つ以上の被写体22を含められる。図1に於いて、被写体22は簡略化した人物の棒線画である。] 図1 [0014] ボケ画像14の撮像中に撮像装置20を動かしたり、景色12の中の被写体22が動いたりすると、主としてボケ方向20にボケ画像14中にモーション・ボケ16を引起こすことに留意しなければならない。例えば、図1に於いて、ボケ画像14を撮像いている露光時間中、実質的にモーション方向24(矢印で図示)に沿って、撮像装置10は動かされた。その結果、ボケ画像14に、モーション方向24に対応するボケ方向20のボケ16が出る。] 図1 [0015] モーション方向24は通常の場合ランダム(任意)であって、且つその方向は図1に図示されたものとは違うことに留意しなければならない。例えば、モーション方向24は上下でも良い。このモーションは一様で無い直線的モーションでも良い。更に、このモーションは非直線的でも良い。] 図1 [0016] 図2は撮像装置10の非排他的一実施形態を簡略化した正面透視図である。本実施形態に於いて、撮像装置10はデジタルカメラで、制御系18(箱として仮想線で図示)の他に、筐体236、光学組立品238並びに撮像系240(箱として仮想線で図示)を含む。これら構成品のデザインは、撮像装置10に関する設計上の必要要件とその種類に合わせて変えられる。更に、この撮像装置10を、これら構成品の一つ以上を欠いて設計することが可能である。追加的に又は代替的に、撮像装置10を、景色12の動画を撮像するよう設計することも出来る。] 図2 [0017] 筐体236は堅牢で、撮像装置10のその他構成部品の少なくとも幾つかの保持する事が出来る。一つの実施形態に於いて、筐体236は、当該カメラのその他構成部品の少なくとも幾つかを、収納保持する空洞を形成する概して長方形形状の中空体を含む。] [0018] 筐体236は、撮像系240に達する光量を制御する為に、協調して作動する絞り244とシャッター246を含められる。シャッター機構246は、シャッターボタン248で作動する。シャッター機構246は、撮像系240上で一定の時間の間に光が焦点を結べるようにすべく互いに連動して作動する一組のブラインド(時々「ブレード」と称される)を含む事が出来る。また、例えば、シャッター機構246は、全て電子的に作動し、可動部材を全く有しなくても良い。例えば、電子撮像系240は前記ブラインドの機能性に倣うよう、撮像時間を電子的に制御させる事が出来る。] [0019] 光学組立品238は、光を撮像系240上で合焦させる為の単レンズ若しくは互いに連動して作動するレンズの組み合わせを含む。一つの実施形態に於いて、撮像装置10は、撮像系240が被写体の最も鮮明と見込める画像を捉える迄、光学組立品238の一つ以上のレンズを手前又は遠方へ動かす一つ以上のレンズ駆動体を含む自動焦点装置(不図示)を含む。] [0020] 撮像系240は生のボケ画像14(図1に図示)の情報を得る。撮像系240のデザインは撮像装置10の種類によって変えられる。デジタルカメラの場合、撮像系240は画像センサー250(仮想線で図示)、フィルター252(仮想線で図示)及び、記憶系254(仮想線で図示)を含む。] 図1 [0021] 画像センサー250は絞り開口244を通過する光を受光し、その光を光電変換する。デジタルカメラ用画像センサー250に関する非排他的一例として、電荷結合素子(CCD)が知られている。デジタルカメラに採用できる別の画像センサー250として、相補型金属酸化膜半導体(CMOS)技術を利用したものがある。] [0022] 画像センサー250は、それ自身によって、画像センサー250面に入射する光の総量の記録のみを行いながら、グレースケール画像を生成する。従って、フルカラーの画像を生成するために、一般的にフィルター組立品252を使って画像の色を得る。] [0023] 記憶系254は、様々な生の画像14(図1に図示)や一つ以上の補正画像455(図4に図示)を、最終的にこれら画像が印刷、削除、転送、若しくは補助記憶装置又はプリンターにダウンロードされるまで、記憶する。記憶系254は、筐体236に固定的若しくは可動可能に装着できる。最適な記憶系254の非排他的例として、フラッシュメモリー、フロッピーディスク(登録商標)、または書込み可能なCDやDVDを含む。] 図1 図4 [0024] 制御系18は撮像装置10の電子構成部分品に電気的に接続されており、そしてそれらの操作を制御する。制御系18は、一つ以上のプロセッサー及び回路を含み、此処に記載する機能を一つ以上行なうようプログラムされる事が出来る。図2に於いて、制御系18は筐体236と撮像装置10のその他構成部分品に確実に固定される。更に、制御系18は筐体236内に置かれる。] 図2 [0025] 実施形態に於いて、制御系18は、ボケ画像14中のモーション・ボケ16のボケ方向20を推定するソフトウェアを含む。更に、制御系18は、補正画像455を創生する為に、ボケ画像14中のボケ16を低減するソフトウェアを含められる。] [0026] 図1に戻り、撮像装置10は、ボケ画像14や補正画像455(図4に図示)を表示する画像表示器56を含む。これにより、画像14と455のどちらを記憶し、画像14と455のどちらを削除すべきかをユーザーは決めることが出来る。図1に於いて、画像表示器56は撮像装置10の他の箇所に固定的に装着されている。もしくは、画像表示器56は、表示器56が旋回可能に蝶番型装着方式(不図示)で確りと固定されている。画像表示器256に関する非排他的一例として、LCDの画面を含む。] 図1 図4 [0027] 更に、画像表示器56は、撮像装置10の機能制御に使用するその他情報を表示する事が出来る。] [0028] 更に、撮像装置10は、使用者が撮像装置10の機能を制御出来る、制御系18と電子的に接続された一つ以上の制御スイッチ58を含められる。例えば、制御スイッチ58の一つ以上を使って、撮像装置10を、此処に示すボケ方向20推定処理やボケ取り除き処理に選択的に切り替える事が出来る。] [0029] 図3はボケ画像14、人為的にボケさせた第一テスト画像360、人為的にボケさせた第二テスト362及び、人為的にボケさせた第三テスト画像364を示す。この実施形態に於いて、第一テスト画像360は、第一テスト方向360A(矢印で図示)に人為的にボケさせたボケ画像14で、第二テスト画像362は、第一テスト方向360Aと異なる第二テスト方向362A(矢印で図示)に人為的にボケさせたボケ画像14で、第三テスト画像364は、前記第一テスト方向360A並びに前記第二テスト方向362Aと異なる第三テスト方向364A(矢印で図示)に人為的にボケさせたボケ画像14である。上で簡単に述べたとおり、モーション・ボケ16の大勢を占める未知のボケ方向20を推定する為に提案された方法は、異なるテスト方向360A,362A及び364A方向にボケ画像14をボケさせることと、追加ボケ366でボケ画像14が最も少なく変化するテスト画像360A,362及び364の何れかを見つけ出すことと、を基礎にしている。] 図3 [0030] 推定に使用するテスト画像360,362及び364の数やテスト方向360A,362A並びに364Aの違いは此処で開示する内容により変わる。一般的には、推定精度はテスト画像360,362及び364の数が多くなるに従って上がるが、創生したテスト画像360,362及び364の数が増加するに伴い演算の複雑さも上がる。図3では、簡単のために、テスト画像は360,362及び364の三種類のみを設け、テスト方向360A,362A及び364Aは約120度(°)離れた向きで置いた。別の非排他的実施形態に於いては、10、20、30、36、72又は360種のテスト画像360、362及び364が創生され、テスト方向360A,362A並びに364Aは約36、18、12、10、5又は、1度(°)の間隔を空けて置かれる。] 図3 [0031] 一例として、ボケ画像14が単色の画像の場合、一個の画素行列(pixelmatrix,ピクセルマトリクス)として表わす事が出来る。また、ボケ画像14がカラー画像の場合、三つの画素行列、例えば、赤の画素路行列(channelpixelmatrix,チャネルピクセルマトリクス)、緑の画素路行列並びに青の画素路行列で表わす事が出来る。一つの実施形態に於いて、各画素の輝度は0から255迄の数値で表わす。この表わし方は通常カメラで処理済みの画像にのみ適用することに留意しなければならない。但し、センサーが撮像した生画像は一般的には12若しくは14バイトの画像、つまり、夫々0から4095若しくは16383迄の値を持つ画像である。ボケ方向の推定を処理済み画像に適用出来るが、画像処理過程の一部として実装する事も出来る(画像を8ビット、即ち、0から255の値に縮小する前に)。] [0032] 一つの実施形態に於いて、各テスト画像360、362及び364を夫々のテスト方向360A,362A及び364Aに撮像したボケ画像14を人為的にボケさせて発生させる。例えば、第一テスト画像360を発生させるには、ボケ画像14に対し、水平方向のボケに対応するPSFを表わす行列コンボルーション(畳込み積分)演算を行なう。よって、コンボルーション(畳込み積分)演算を行って、各テスト画像360、362及び364を創生する事が出来る。] [0033] 此処に記述する通り、ボケ方向20と同じ方向のテスト方向360A,362A又は364Aのボケ画像14に対して追加ボケ366を加えれば、画像外観での違いは相対的に小さくなる。一方、ボケ方向20と全く異なる方向のテスト方向360A,362A又は364Aのボケ画像14に対して追加ボケ366を加えれば、画像外観での違いは相対的に大きくなる。従って、本発明により、各テスト画像360、362及び364をボケ画像14と個別に比較して、テスト画像360、362及び364の夫々とボケ画像14との間のボケ差を決定する。ボケ差が大きい場合、夫々のテスト方向360A,362A並びに364Aはボケ方向20と同じでなく、ボケ差が小さい場合、夫々のテスト方向360A,362A並びに364Aはボケ方向20と同じである。] [0034] 例えば、前記第一テスト画像360をボケ画像14と比較すると、前記第一テスト画像360とボケ画像との間には第一ボケ差368Aが存在する。同様に、前記第二テスト画像362をボケ画像14と比較すると、前記第二テスト画像362とボケ画像との間には第二ボケ差368Bが存在する。更に、前記第三テスト画像364をボケ画像14と比較すると、前記第三テスト画像364とボケ画像との間には第三のボケ差368Cが存在する。] [0035] カラー画像の場合の非排他的一例として、前記第一ボケ差368Aは、ボケ画像14の各画素路行列に於ける各画素の輝度と前記第一テスト画像360の各画素路行列に於ける各画素の輝度とを比較することにより制御系18(図1に図示)で求める事が出来る。前記第二及び第三ボケ差368B及び368Cも同様にして求める事が出来る。本例に於いては、ボケ差を、各画素路で、信頼性の高い方向推定を出来る限りで得るため、平均化された値で求める。しかし、この方法では演算的に非常に手間が掛かる。] 図1 [0036] 別の例では、カラー画像を、例えば、三つの色画素路の平均値をとること、若しくは、これら3画素路の一つ(通常、緑色を使用)を選ぶことによって、先ず黒と白に変換する。次に、本方法を変換した黒と白の画像に適用する。] [0037] 代替的に又は追加的に、一つ以上のボケ差値は、コンボルーション(畳込み積分)演算を使って得られたテスト画像360、362及び364に関して前回得たボケ差値からの補間情報により得ることが出来る。非排他的一実施形態に於いては、コンボルーション(畳込み積分)方法を使って5度(°)の間隔でテスト画像が得られる。続いて、補間を使って、テスト画像に関して前回得たボケ差値の間に1度(°)ずつ追加のボケ差値が得られる。] [0038] 図3に図示した例に於いて、ボケ画像14と第一テスト画像360とを比べると、第一テスト画像360は著しい追加的ボケ366を含んでおり、第一テスト画像360は大きな第一ボケ差値368Aを有する。これは、第一テスト方向360Aが、ボケ方向20と大きく異なるためである。同様に本例に於いて、ボケ画像14と第二テスト画像362とを比べると、第二テスト画像362は著しい追加的ボケ366を含んでおり、第二テスト画像362は大きな第二ボケ差値368Bを有する。これは、第二テスト方向362Aが、ボケ方向20と大きく異なるためである。更に、この例に於いて、ボケ画像14と第三テスト画像364とを比較すると、第三テスト画像364は著しい追加的ボケ366は含んでおらず、第三テスト画像364は小さな第三ボケ差値368Cを有する。これは、第三テスト方向364Aが、ボケ方向20と酷似しているためである。] 図3 [0039] 本例に於いて、第一ボケ差値368Aと第二ボケ差値368Bは第三ボケ差値368Cより大きいので、第三テスト方向364Aはボケ方向20と同じであると制御系18は推定する。よって、第三ボケ差値368Cが最適となる。大きなボケ差値と小さなボケ差値との差は画像の内容とその他多くの要素、例えば画像サイズにより変化することに留意すべきである。] [0040] また、二つの画像の違いの読取方法については各種の方法がある。結果として得られる値は同一の画像に於ける別々の方向での値を比較するのに使える実用的な数値若しくは記号で良い。] [0041] 一つの実施形態に於いて、テスト画像360、362及び364の一部若しくは全てに関するボケ差368Aから368Cを直接比較することが出来る。此処に記述する様に、最適な(本例では最小)ボケ差368Aから368Cを持ったテスト画像360、362及び364のテスト方向360A,362A及び364Aは撮像画像14の未知のボケ方向20と実質的に同一であると制御系18が推定する。] [0042] 本例に於いて、第一ボケ差368Aと第二ボケ差368Bは第三ボケ差368Cより大きいので、第三テスト方向364Aがボケ方向20であると制御系18が推定する。] [0043] 言い換えると、第一ボケ差368Aと第二ボケ差368Bは第三ボケ差368Cより大きいので、第一テスト方向360Aと第二テスト方向362Aはボケ方向20と同一でない。] [0044] 別の実施形態では、制御系18が、最大のボケ差、例えば、撮像画像14とボケの撮像画像との画像外観に於ける最大差異、を起すボケ方向を求める。この方向は、ボケ方向20と最も異なる、即ち、ボケ方向20に直交する、方向である。図3に於いて、第二ボケ差368Bは第一ボケ差368Aと第三ボケ差368Cより大きい。本実施形態では、第二テスト方向362Aに直交している方向363(破線で図示)がボケ方向として制御系18に選ばれる。] 図3 [0045] 更に別の実施形態では、制御系18は、(1)結果的に最も小さな変化を起こすテスト方向(例えば、図3に図示した例の第三テスト方向364A)を、第一見込み方向365Aとして選択することと、(2)結果的に最も大きな変化を起すテスト方向と直交する方向363(例えば、図3に図示した例の第二テスト方向362A)を、第二見込み方向365Bとして選択することと、(3)ボケ方向推定の信頼性を上げる為に、ボケ方向20の推定には、第一見込み方向365Aと第二見込み方向365Bを使う(例えば平均化する)ことと、によってボケ方向を推定する。] 図3 [0046] 図4は、ボケ画像14と補正画像455を図示している。本実施形態では、ボケ方向20の推定後、制御系18(図1に図示)は、補正画像455を創り出す為に、ボケ画像14に於けるボケ16を標的とする一つ以上のボケ除去技術(deblurringtechnique)を行う。例えば、補正画像455の創生にはボケ画像14に対し加速したルーシー・リチャードソン・ディコンボルーション(逆畳込み積分演算)を行なう。本例では、補正画像455は撮像画像14に比べ、著しくボケ16が少ない。] 図1 図4 [0047] 画像のボケを除去する為にはPSF(画像がどの程度ボケているかを示す関数)を知らねばならない。モーション・ボケの場合、モーションは一様で直線的な(リニア)モーションであることがよく前提となる(実際には、比較的小さなボケにのみ通用する前提だが)。この場合、PSFを見出すには、ボケ方向とボケ長さを推定しなければならない。本発明はモーション・ボケの方向を決定することに関する。ボケ長さを推定するのに別の方法を必要とすることもある。] [0048] 所謂「目隠し(ブラインド・)ディコンボルーション方式」では、PSFは未知であると見なし、PSFの発見と、ボケを除去した画像の創生との、両方を同時に行なう。これらの方法は、一般的には相方向の方法で、PSFに関し何らか初期推測を必要とし、この方法が成功する為には、この初期推測は、実際のPSFに十分に近似している必要がある。ボケ方向を知ることは、良好な初期推測を得る助けになる。] [0049] 図5は、別のボケ画像514、別の人為的にボケさせた第一テスト画像560、別の人為的にボケさせた第二テスト画像562、及び別の人為的にボケさせた第三テスト画像564、の簡略図である。本例に於いて、ボケ方向20は、図1に図示のボケ方向とは若干異なる。具体的には、本例に於いて、撮像装置10(図1に図示)を、直線的モーション(動き)の代わりに、若干円弧状の非直線的モーションで動かす。] 図1 図5 [0050] 本実施形態に於いて、ボケさせた撮像画像514に対し、夫々のボケテスト方向560A,562A並びに564Aにボケ16を与えて、テスト画像560、562並びに564を再び得る。引き続いて、各テスト画像560、562並びに564から、ボケ差568Aから568Cを再び算出する。最後に、最適な(この例では最小の)ボケ差568Aから568Cを持った、テスト画像560、562並びに564に関する、テスト方向560A,562A並びに564Aが、撮像画像514に於けるボケ方向20であると、制御系18(図1に図示)が推定する。] 図1 [0051] 本例では、第三ボケ差568Cが再び最適(例えば、最小のボケ差)で、制御系18は、第三テスト方向564Aを、ボケ方向520として再び推定する。ボケ方向520の情報により、ボケ画像512は、精度良くボケを除去される。] [0052] 本例に於いては、非直線的モーション・ボケ520でも、直線的モーション・ボケの一般的な方向をある程度推定することが出来る事に注目しなければならない。実際、ボケは常に殆ど非直線である。比較的短いボケによくある様に、ボケがわずかに非直線である場合に、画像からボケを除去する為に、ボケの凡その長さと方向を推定して直線的で一様なモーション・ボケのPSFを使う事が出来る。これは厳密なPSFではないが、十分に有効な近似値となり得る。ボケが酷く非直線である場合には、PSFを、相当のブラインド(目隠し)ディコンボルーション方法で推定する必要がある。この場合、予備のボケ方向を知ることが、当該方法が必要とするPSFの有効な初期推定を得る助けとなる。] [0053] 更に、本発明は画像をボケさせることをベースにしているので、ノイズに対し極めて信頼性が高い。] [0054] 更に、静止画や動画に於ける圧縮による副作用を取り除く為のアルゴリズムの品質評価の一部としてこの発明に係る方法を使うことが出来る。] [0055] 図6は、本発明の特徴を有する推定系670の、別な実施形態を図示している。本実施形態では、撮像装置10はボケ画像14(図1に図示)を再度撮像する。但し、本実施形態では、ボケ画像14を、ボケ方向を推定する為に、此処に記載の推定方式を使用するコンピューター制御系618(仮想線で図示)を含むコンピューター672(例えば、パーソナルコンピューター等)に転送する。更に、コンピューター制御系618はボケ画像14のボケを取り除き、補正画像455(図4に図示)を創生する。] 図1 図4 図6 [0056] 本発明は此処で詳細を開示する一方、此処での本発明の好ましい実施形態は単なる説明的なもので、且つ付記してある特許請求の範囲に記載したものを除いて、此処に示された構成もしくはデザインの詳細を何ら限定するものでないことを理解すべきである。]
权利要求:
請求項1 ボケ画像におけるモーション・ボケのボケ方向を推定する方法であって、人為的にボケさせた第一テスト画像を創生するために、第一テスト方向に沿ってボケ画像をボケさせることと;人為的にボケさせた第二テスト画像を創生するために、第一テスト方向とは異なる第二テスト方向に沿ってボケ画像をボケさせることと;前記テスト方向の内一つが前記ボケ方向と同じか推定するために、前記テスト画像を評価することとを含む方法。 請求項2 前記評価の工程は、前記第一テスト画像と前記ボケ画像との第一ボケ差を決めるために、前記第一テスト画像と前記ボケ画像を比較することを含む請求項1に記載の方法。 請求項3 前記評価の工程は、前記第二テスト画像と前記ボケ画像との第二ボケ差を決めるために、前記第二テスト画像と前記ボケ画像を比較することを含む請求項2に記載の方法。 請求項4 前記第一ボケ差が前記第二ボケ差より大きい場合、前記第一テスト方向は前記ボケ方向と同じでないことと;前記第二ボケ差が前記第一ボケ差より大きい場合、前記第二テスト方向は前記ボケ方向と同じでないこととを含む請求項3に記載の方法。 請求項5 人為的にボケさせた第三テスト画像を創生するために、前記第一及び第二テスト方向と異なる第三テスト方向に沿って前記ボケ画像をボケさせることと;前記第三テスト画像と前記ボケ画像との第三ボケ差を決めるために、前記第三テスト画像と前記ボケ画像を比較することとを更に含む請求項3に記載の方法。 請求項6 前記ボケ方向として最小のボケ差を有する前記テスト方向を選択することを含む請求項5に記載の方法。 請求項7 最大の前記ボケ差を有する前記テスト方向を決めることと;前記ボケ方向を前記最大のボケ差を有する前記テスト方向に対し実質的に直交していると推定することとを更に含む請求項5に記載の方法。 請求項8 補正画像を提供するために、前記ボケ画像をディコンボルーション(逆畳込み積分演算)することを更に含む請求項1に記載の方法。 請求項9 ボケ画像におけるモーション・ボケのボケ方向を推定する方法であって、前記ボケ画像と、第一テスト方向に沿って前記ボケ画像をボケさせて得られる第一テスト画像との間の差を示す第一ボケ差を演算することと;前記ボケ画像と、前記第一テスト方向とは異なる第二テスト方向に沿って前記ボケ画像をボケさせて得られる第二テスト画像との間の差を示す第二ボケ差を演算することと;前記ボケ画像と、前記第一及び第二テスト方向と異なる第三テスト方向に沿って前記ボケ画像をボケさせて得られる第三テスト画像との間の差を示す第三ボケ差を演算することとを含む方法。 請求項10 前記ボケ方向として最小の前記ボケ差になる前記テスト方向を選択することを更に含む請求項9に記載の方法。 請求項12 最大の前記ボケ差を有するテスト方向を選択することと;前記ボケ方向を前記選択されたテスト方向に対し実質的に直交していると推定することとを更に含む請求項9に記載の方法。 請求項13 (1)第一見込みボケ方向として最小の前記ボケ差になる前記テスト方向を選択することと;(2)第二見込みボケ方向として最大の前記ボケ差になる前記テスト方向に対し直交する方向を選択することとを更に含む請求項9に記載の方法。 請求項14 前記ボケ方向を推定するために、前記第一見込みボケ方向と前記第二見込みボケ方向とを平均化することを更に含む請求項13に記載の方法。 請求項15 補正画像を提供するために、前記ボケ画像をディコンボルーション(逆畳込み積分演算)することを更に含む請求項10に記載の方法。 請求項16 ボケ画像におけるモーション・ボケのボケ方向を推定する装置であって、制御系が、(1)人為的にボケさせた第一テスト画像を創生するために、第一テスト方向に沿ってボケ画像をボケさせることと;(2)人為的にボケさせた第二テスト画像を創生するために、前記第一テスト方向とは異なる第二テスト方向に沿ってボケ画像をボケさせることと;(3)前記テスト方向の内の一つが前記ボケ方向と同じかどうかを推定するために前記テスト画像を評価することとを含む装置。 請求項17 前記制御系が、第一テスト画像と前記ボケ画像との第一ボケ差を決めるために、前記第一テスト画像を前記ボケ画像と比較することを含む請求項16に記載の装置。 請求項18 前記制御系が、第二テスト画像と前記ボケ画像との第二ボケ差を決めるために、前記第二テスト画像を前記ボケ画像と比較することを含む請求項17に記載の装置。 請求項19 前記制御系が、前記ボケ方向として最小の前記ボケ差を有する前記テスト方向を選択することを含む請求項18に記載の装置。 請求項20 前記制御系が、人為的にボケさせた第三テスト画像を創生するために、前記第一及び第二テスト方向と異なる第三テスト方向に沿ってボケ画像をボケさせることと、前記第三テスト画像と前記ボケ画像との間の第三ボケ差を決めるために、前記第三テスト画像を前記ボケ画像と比較することとを含む請求項18に記載の装置。 請求項21 前記制御系が、前記ボケ方向として最小の前記ボケ差を有する前記テスト方向を選択することを含む請求項20に記載の装置。 請求項22 前記制御系が、最大の前記ボケ差を有する前記テスト方向を決定することと、前記ボケ方向を最大の前記ボケ差を有する前記テスト方向に対し実質的に直交していると推定することとを含む請求項20に記載の装置。 請求項23 前記制御系が、補正画像を提供するために、前記ボケ画像をディコンボルーション(逆畳込み積分演算)することを含む請求項16に記載の装置。 請求項24 前記ボケ画像を撮像するための撮像系を更に含む請求項16に記載の装置。 請求項25 ボケ画像におけるモーション・ボケのボケ方向を推定する装置であって、制御系が、(1)前記ボケ画像と、第一テスト方向に沿って前記ボケ画像をボケさせて得られる第一テスト画像との間の差を示す第一ボケ差を演算することと;(2)前記ボケ画像と、前記第一テスト方向と異なる第二テスト方向に沿って前記ボケ画像をボケさせて得られる第二テスト画像との間の差を示す第二ボケ差を演算することと;(3)前記ボケ画像と、前記第一及び第二テスト方向と異なる第三テスト方向に沿って前記ボケ画像をボケさせて得られる第三テスト画像との間の差を示す第三ボケ差を演算することとを含む装置。 請求項26 前記制御系が、前記ボケ方向として最小の前記ボケ差となる前記テスト方向を選択することを含む請求項25に記載の装置。 請求項27 前記制御系が、最大の前記ボケ差を有する前記テスト方向を選択することと、前記ボケ方向を前記選択されたテスト方向に対し実質的に直交すると推定することとを含む請求項25に記載の装置。 請求項28 前記制御系が、(1)第一見込みボケ方向として最小の前記ボケ差になる前記テスト方向を選択することと、(2)第二見込みボケ方向として最大の前記ボケ差になる前記テスト方向に対し直交する方向を選択することとを含む請求項25に記載の装置。 請求項29 前記制御系が、前記ボケ方向を推定するために、前記第一見込みボケ方向と前記第二見込みボケ方向とを平均化することを含む請求項25に記載の装置。 請求項30 前記制御系が、補正画像を提供するために、前記ボケ画像をディコンボルーション(逆畳込み積分演算)することを含む請求項25に記載の装置。 請求項31 前記ボケ画像を撮像するための撮像系を更に含む請求項25に記載の装置。
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同族专利:
公开号 | 公开日 WO2009110868A1|2009-09-11| JP5182380B2|2013-04-17| US20100260431A1|2010-10-14| US8472743B2|2013-06-25|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
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