专利摘要:
本発明はデバイス装置(D)を制御する方法を開示する。本発明の方法は、遠隔制御ユニット(2)で少なくとも一つの電気信号(10、11)を生成し、特定の偏波パラメータに従って生成された電気信号(10、11)を電磁放射(EM1、EM2)に変換し、かつ、受信装置(R1、R2)によって電磁放射(EM1、EM2)を検出する。受信装置(R1、R2)は、電気信号(30、31)を取得するために、特定の偏波パラメータを有する電磁放射(EM1、EM2)を検出する。そして、それはデバイス制御信号(40、41)に変換され、かつデバイス装置(D)のデバイス(L1、L2、L3)に適用される。更なる本発明は、デバイス装置(D)を制御するシステム(1)を開示する。本発明は、また、遠隔制御インタフェースモジュール(3)、及び遠隔制御ユニット(2)を開示している。
公开号:JP2011514093A
申请号:JP2010549241
申请日:2009-03-05
公开日:2011-04-28
发明作者:ヒルガース,アヒム
申请人:コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ;
IPC主号:H04Q9-00
专利说明:

[0001] 本発明は、デバイス装置を制御する方法及びデバイス装置を制御するシステムに関する。より詳細には、本発明は、遠隔制御インタフェースユニット、及び遠隔制御装置に関する。]
背景技術

[0002] 利用できるほぼあらゆる家電デバイスは、今日、遠隔制御技術を使用して制御することができる。この種のデバイスの例としてはテレビ、衛星受信機、エアコン、ビデオレコーダ、チューナ、パソコン、その他が挙げられる。そして、この種のデバイスのそれぞれは、遠隔制御ユニット、すなわち調整可能なデバイス設定に従って通常ユーザ用のボタンの列を有する携帯ユニットから制御信号を受け入れるインターフェースを備えている。デバイスはいつでも、『待機』動作モードであっても、遠隔制御ユニットによって送られる信号に反応することができる。デバイスの遠隔制御のために、遠隔制御ユニットにおける無線方式によって送信される電磁放射を検出するためのインターフェースをデバイスに組み込むことが通常行われている。通常、調整可能なデバイス設定に従って赤外光のビームが、遠隔制御ユニットの前面に赤外線のダイオードによって生成され、目標とされているデバイスに向けられる。デバイス設定の変更は、受信信号を復調することによって、受信側で判断される。ユーザの観点から、遠隔制御ユニットのボタンを単に押すことによって制御できるため、遠隔制御可能なデバイスは便利である。単に遠隔制御ユニットのボタンを押すことによって、ユーザは、例えば、着席したままで、オン又はオフ、あるいはデバイス上の一部の設定を選択できる。]
発明が解決しようとする課題

[0003] 照明における開発によって、商用利用、及び家庭用の遠隔で制御可能な照明装置の興味深い新たな方式が考案された。家庭用のための例としては、フィリップス「リビングカラー」ランプがある。これはユーザの要望に従って異なる色を提供するために容易に制御できる。今まで、大部分の従来技術の光源又はランプは、メイン電源に部品によって直接取り付けられ、かつスイッチによって切替えるものであった。通常、天井照明器具の場合、この種のスイッチは、壁に、又は読書灯の場合デバイスに、取り付けられるケーブルに設置される。照明装置のより新しいタイプは、メイン電源に依然として接続されているが、上述の方法のように遠隔制御されてもよい。しかしながら、ユーザは、電源に照明装置を物理的に接続されたメインスイッチによって、依然として照明装置を切替えなければならないという場合もある。]
[0004] 本発明の目的は、より直接的な遠隔制御技術を提供することである。]
課題を解決するための手段

[0005] この目的のため、本発明はデバイス装置(デバイスの集合)を制御する方法に関する。本方法は遠隔制御ユニットによって、少なくとも一つの電気信号を生成するステップと、特定の偏波パラメータに従って、生成された電気信号を電磁放射に変換するステップと、受信装置によって電磁放射を検出するステップとを有する。受信装置は特定の偏波パラメータを持つ電磁放射を検出することによって実施される。電気信号を取得し、それからデバイス装置のデバイスに適用されるデバイス制御信号に変換される。]
[0006] 『偏波パラメータ』は、送信された電磁放射の電界ベクトルの偏波に関連する。当業者にとって周知であるように、電磁信号の偏波は信号の伝搬の方向に垂直な、及び通常の平面の電磁放射の電界ベクトルの先端によって表されるパターンによって定義される。例えば、信号は、線形、楕円で、円偏波を示すことがある。電界の回転方向に従い、信号は、『左』か『右』の偏波を示してもよい。当業者にとって周知であるように、電磁信号の偏波が、線形、楕円、あるいは円であるかは、主に送信アンテナの物理的性質によって支配される。例えば、アンテナ設計、及び給電点位置、あるいは、アンテナが1以上の給電ポイントを有する場合には、位相に影響を与えるコンポーネント例えば、電気信号を生成する際に使用されるキャパシター又はインダクタに影響される。受信装置は、多くの異なる適切な方法で実施されてもよい。1つの好ましい実施例において、受信装置は、主に特定の偏波の電磁放射だけを検出する検出アンテナを有する。他の好ましい実施例として、検出アンテナはいかなる電磁放射を検出するように実施されてもよい。そして、受信装置の電気信号の次の分析は検出電磁放射が特定の偏波を示すかどうかを測定してもよい。]
[0007] 本発明による方法を用いて、単純な「オン」、「オフ」、「より明るく」、「より暗く」等の機能は、偏波する信号を適切に用いて容易に調整することができる。本発明による方法において、機能は特定の偏波パラメータと関連付けられる。したがって、1つの特定の機能に対応する電磁放射は異なる機能に対応する電磁放射とは異なるものとなる。従来技術の遠隔制御技術と異なり、本発明による方法は、送信側において、信号のいかなる変調も必要としない。しかも、受信側で信号を復調することも必要としない。本発明による方法が、デバイス装置をオン又はオフするために使用されるため、スイッチは、デバイス装置と電源との間に位置しなくてもよい。最も有利な点は、好ましい実施例において、デバイス制御信号は、デバイス装置が電源に接続されていなくても、取得することができる。あるいは、デバイス装置が作動していなくてもよい。本発明による適切な遠隔制御インタフェースモジュールは、電気信号を取得するために電磁放射を検出するための少なくとも一つの受信装置、を備えている。それによって、受信装置は、特定の偏波パラメータに従って遠隔制御ユニットで生成される電磁放射を検出することができる。更なる遠隔制御インタフェースモジュールは、取得された電気信号をデバイス制御信号に変換するための変換ユニットを有する。デバイス装置を制御する適切なシステムは少なくとも一つの送信モジュールを有する。そして、送信モジュールは、電気信号を生成するための信号発生器、及び特定の偏波パラメータに従って生成された電気信号を電磁放射に変換するための送信装置を有する。システムは少なくとも1つの受信モジュールを更に有し、この受信モジュールは、電気信号を取得するために特定の偏波パラメータを有する電磁放射を検出する受信装置、及び取得された電気信号をデバイス制御信号に変換するための変換ユニットを含む。]
[0008] さらにまた、システムは、デバイス制御信号をデバイス装置のデバイスに適用するためのデバイス制御モジュールを有する。従属クレーム、及び以下の説明は、特に有利な実施例、及び本発明の特徴を開示する。]
[0009] 本発明による方法は、限定された数の調整可能な設定を有するデバイスの制御に特に適している。例えば、デバイスの例としてはランプが挙げられる。この機能は、オン、オフ、より明るく、より暗く及び色温度である。したがって、以下において、照明装置がデバイス装置の例として使用される。なお、本願発明はこれに限定されない。この種の照明装置は、多くのランプ又は光源を有してもよい。適切な遠隔制御インタフェースモジュールを備えているいかなるランプも、本発明に従った方法の1つを使用して制御され得る。したがって、照明装置は、一群のランプを有し、それらは、1つの部屋に設置され、ショートレンジのハンドヘルド遠隔制御ユニットによって制御される。そして、これらは、例えば劇場のような広いエリアに拡大し得るものであり、かつ遠隔制御によってより遠方から無線通信が可能なものであってもよい。]
[0010] 本発明によるシステムに用いられる遠隔制御ユニットは、デバイス装置の機能に関連する制御入力に入力を行うためのユーザインタフェースを有する。制御入力は、例えばハンドヘルドの遠隔制御の専用ボタンを押すことによって入力できる。たとえば、「装置オン」、「装置オフ」である。あるいは、これらの状態を単一のトグルボタンで選択してもよい。例えば、「装置オン/オフ」ボタンである。この種の遠隔制御ユニットは、また、好ましくは、制御入力に従って電気信号を生成するための信号発生器、及び電気信号を電磁放射に変換するための少なくとも一つの送信アンテナをも有する必要がある。このアンテナは、デバイスの遠隔制御インタフェースモジュールによる検出のために、特定の偏波パラメータに変換する。望ましくは、遠隔制御ユニットは、制御入力に従い多くの異なる偏波パラメータに従って生成された電気信号を電磁放射に変換するための送信装置を有する。このことにより、異なった偏波は、多数の各々の可能な制御入力に関連づけられる。例えば、1つのデバイス機能に関連づけられた制御入力は、電磁放射の左の円偏波となり、そして、第2のデバイス機能に関連づけられた制御入力は、電磁放射の右の円偏波となる。同時に、遠隔制御ユニットは、後で詳しく述べるように、異なる放射特性を有する送信アンテナのペアを有してもよい。この種の遠隔制御ユニットは、一つ以上のデバイス装置の制御に使用されてもよい。]
[0011] 遠隔制御ユニットの送信アンテナ、及び、遠隔制御インタフェースモジュールの受信アンテナは、単純な機能に対しては十分である。例えば、上述したように、オンとオフとの切り換えが挙げられる。しかしながら、本発明による方法は、単一の信号を送ることに限定されない。受信側で(すなわちデバイス装置において)これらの2つの信号を区別するために、本発明の特に好適な実施例においては、第1の生成された電気信号が、第1の偏波パラメータに従って電磁放射に変換され、第2の生成された電気信号は、第2の偏波パラメータに従って電磁放射に変換される。例えば、異なる偏波の信号を生成するために、2つの異なった給電点を有する送信アンテナが使用され得る。他の実施態様において、本発明によるシステムは、好ましくは第1の送信モジュール、及び第1の受信モジュールを有する。第1の送信モジュールの送信装置の放射特性は、第1の受信モジュールの放射特性に合うものである。そして、第2の送信モジュール及び第2の受信モジュールを有し、第2の送信モジュールの送信装置の放射特性は、第2の受信モジュールの放射特性に合致する。]
[0012] 放射特性は、信号、更には波長の偏波又は信号の周波数で定義してもよい。他の方法としては、遠隔制御ユニットが送信モジュールを備え、信号発生器が2つの異なった周波数のいずれの一つでも信号を出力できるよう、VCOへの入力を制御することによって、各々異なる周波数で同じ偏波を有し、2つの異なった信号を別に送ってもよい。そして、信号は、適切な偏波パラメータに従って電磁放射に変換される送信装置に転送される。他の実施例では、遠隔制御ユニットは2つの別々の異なった送信モジュール(それぞれは信号発生器を有する)を備えていてもよい。そして、これらは2つの異なる信号を生成し、それぞれは適切な偏波パラメータに従って電磁放射に変換される。遠隔制御ユニットは、したがって、第1及び第2の信号を送ってもよい。]
[0013] 遠隔制御ユニットによって送られる各々の信号が別であり、かつ別個に検出されるため、各々のこれらの信号が目的のデバイス装置のデバイスの異なる機能に割り当てられてもよい。したがって、別の好ましい実施例では、生成された第1の電気信号は第1の装置制御機能に関連づけられ、そして生成された第2の電気信号は第2のデバイス制御機能に関連づけられる。第1及び第2のデバイス制御機能は、都合よく直観的に互いに正反対の機能を有してもよい。例えば、送信/受信アンテナの1つのペアは例えば第1のタイプの機能の『オン』及び『より明るく』の機能のために使用され、他のペアは例えば、第2のタイプの機能の『オフ』及び『より暗く』に使用される。この実施例において、ユーザは、ランプをオンにするために、遠隔制御ユニットの『オン/より明るく』ボタンを押すことによって実行できる。ユーザがボタンを押し続けると、ランプの明るさの出力は増加する。ランプの輝度が所望の明るさになった時、ユーザはボタンを解除してもよい。ユーザがボタンを解除すると、明るさの出力は選択されたレベルとなったままとなる。同様に、ユーザは、『より暗く/オフ』ボタン押圧することによって、ランプを暗くし、所望の明るさの出力までレベルを減少させることができ、最終的には、ランプが消える。]
[0014] 他の例では、携帯遠隔制御装置は、3つの機能選択器『オン/より明るく』、『より暗く/オフ』及び色温度を選択するための回転可能なボタン又はホイールを備えることもできる。この例では、3つの入力機能選択器の各々は、特定の周波数で信号を生成するためのVCOに接続される。したがって、ユーザによる機能選択器によって、3つの異なった周波数のうちの一つの制御信号が生成される。遠隔制御ユニットの送信モジュールによって特定の偏波パラメータを有する電磁放射に変換される。受信側では、電磁放射が検出され、かつ3つの対応する位相周波数ディテクタに転送される。最も強い一致を記録する周波数ディテクタが、照明装置に対応する制御信号を出力する。このアプローチによって、ユーザは『オン/より明るく』ボタンを使用し、ランプをオンにし、所望の明るさが達成されるまで、このボタンを押し続けてもよい。ユーザは、遠隔制御上の色温度ホイールを使用し、色温度を調整してもよい。ユーザは、『オン/より明るく』ボタンで明るくすることによって、又は『より暗く/オフ』ボタンを使用し、明るさの出力を暗くすることによって明るさを更に調整してもよい。ユーザがランプを消したい場合には、ランプが消えるまで、『より暗く/オフ』ボタンを押し続ければよい。]
[0015] 照明装置が、直接的にメイン電源に接続されている場合、遠隔制御ユニットを持つ照明装置、デバイス装置は、オン、オフ、機能を持たなくてもよい。無線通信は、異なるタイプのデバイスに対して、基準によって周波数帯が割り当てられている。これらの基準は、無線信号を交換するデバイスの間での干渉を最小化することを担保する。例えば、ローカル又はパーソナル・エリア・ネットワーク(LAN又はPAN)の無線通信が、最高100メートルのレンジであれば、ISM(International Scientific and Medical)周波数帯で通信してもよい。したがって、本発明の特に好適な実施例で、生成された電気信号は、周波数がISM周波数帯にある高周波信号となる。そのような周波数帯として2.45GHzのバンド、915MHzのバンド又は5.8GHZバンドが利用できる。この種の信号を生成するための信号発生器は、電圧制御発振器(VCO)、結晶又は他の適切なコンポーネントを有することができる。例えば壁又は他の恒久的な位置に取り付けられる遠隔制御ユニットの場合、信号発生器は、メイン電源によって電力を供給されてもよい。電源は、また、通常の種類の電池によって、又は太陽電池、ピエゾ電気要素、熱電気要素、などから信号発生器に供給されてもよい。]
[0016] 電気信号は、所定の持続時間(例えば2〜3ミリ秒間)遠隔制御ユニットで生成される。あるいは、遠隔制御ユニットの適切なボタンを押し続けて目的のデバイスが反応するまで、ユーザが適切な動作を実行する限り、電気信号が生成されてもよい。]
[0017] すなわち途切れなく連続信号とし、電気信号は、連続的に生成されてもよい。本発明の好ましい実施例において、電気信号は、高周波がパルス化された信号発生器出力を有する。当業者にとって周知であるように、適切なコンデンサを用いて、高周波信号のパルスを発生させる。この技術の1つの効果は、信号発生器に電力を供給している電池の寿命が長くなるということである。さらに重要なことに、パルス化は信号のエネルギを効果的に増加させることを可能とする。これによって、信号のレンジを広げ、及び/又は切り替えの信頼性を改善する。同時に、この技術は、信号の平均エネルギが安全規程によって定義される閾値を上回らないことを確保するために利用されてもよい。また、このような方法で生成される信号は、所定の持続時間であってもよく、又は、ユーザが遠隔制御装置に適切な操作行う限り生成され続けてもよい。]
[0018] すでに示したように、電気信号は、遠隔制御ユニットの送信アンテナに転送される。アンテナで最も単純なタイプは全方向に放射する。その結果、送られている信号のエネルギはまた、全方向に送信される。信号エネルギの小さい変化だけが検出アンテナに到着することになる。この種の信号は、したがって、確実に検出されるために、充分な振幅がなければならない。この種の単純なアンテナの実例は、ダイポールアンテナである。しかしながら、指向性アンテナが使用されれば、当業者にとって周知であるように、無線信号のレンジは増加し得る。短距離無線通信のために、適切な極限技術アンテナの例は、パッチ・アンテナ又はマイクロパッチアンテナである。あるいは、例えばWO2005/086281 Alにおいて説明したように、フェイズドアレイを使用することもできる。本発明の好ましい実施例において、送信アンテナはしたがって、指向性アンテナである。その結果、送られる信号のエネルギは1つのメイン方向に基本的に集中する。このことは、当然、送信アンテナを持つ遠隔制御ユニットが、制御されるデバイスの遠隔制御インタフェースユニットの方向に狙いを定めなければならないことが必要である。ハンドヘルド遠隔制御ユニットの場合、例えば明るいものを暗くするために、ユーザは、照明装置に遠隔制御を向けることによって行う。壁搭載の遠隔制御ユニットの場合には、アンテナを適切な方向に向けることができる。この場合、照明装置は取り付けられており、移動しないからである。]
[0019] 特定の偏波を有する電磁放射が確実に検出されることを確実にするために、好ましくは、受信装置の検出アンテナの適切な特性と、送信装置の送信アンテナの特性が合致していることが必要である。したがって、本発明による受信モジュールにおいて、検出される電磁放射のための受信装置は、その送信された電磁放射だけが主に検出アンテナによって検出されるように、特定の偏波パラメータを使用する送信アンテナが設計される。したがって、このことは、当業者にとって周知であるように、検出アンテナを製造するか又は調整することによって達成され得る。あるいは、検出アンテナはいかなる受信電磁放射も検出し、特定の偏波パラメータを示す信号だけに応答する回路を使用してもよい。例えば、受信装置は、いずれの円偏波にも反応する検出アンテナで受信し、検出信号の円偏波が左か右のいずれを示すかを検出する適切な回路を接続してもよい。受信するモジュールにおいて、受信装置の後に、検出されたAC信号をデバイス装置の制御に使用する信号に変換するための変換ユニットが接続される。例えば、遠隔制御ユニットの信号発生器が、多くの異なる周波数の一つの信号を生成するためのVCOを有する場合であって、各々の周波数が特定のデバイス装置に割り当てられている場合、この種のデバイス装置の遠隔制御インタフェースモジュールの対応する変換ユニットは好ましくは、その割当周波数に同調する周波数ディテクタを有する。同様に、信号発生器が2つの異なるデバイス装置の機能に関連づけられた2つの異なった周波数で信号を提供する場合、デバイス装置の対応する変換ユニットは各々が適切な周波数に同調する2つの周波数ディテクタを有する。いずれの場合においても、それぞれ、変換ユニットの出力は、デバイスの制御に使用される。]
[0020] 本発明による遠隔制御インタフェースモジュールの1つの好ましい実施例において、変換ユニットは、パッシブな整流回路を有する。この種の回路は、完全にパッシブなコンポーネント(例えば高周波ダイオード、及びコンデンサ)を使用し、受信アンテナからのAC信号を出力DC信号に変換してもよい。それらの機能は、付加的な外部電源を必要としないので、これらのコンポーネントはパッシブデバイスと呼ばれる。DC出力信号は、例えば、デバイス装置のオン/オフ動作の機能、又は光源を暗くするか、又は明るさの出力の色温度を変えるために光源の電流又は電圧を調整する他の適切な信号のスイッチを切り換えるために使用されてもよい。]
[0021] 遠隔制御インタフェースモジュールの受信装置に届く信号は、特定の状況では、比較的微弱となる。2つのそれぞれの検出アンテナが異なった信号を検出しなければならない検出アンテナを有している受信装置の場合、低い信号レベルは、比較的低いDC信号レベルとなり、その結果、遠隔制御インタフェースモジュールは、どのデバイス機能が指示されたかについて決定することが不能になることがある。レクティファイヤ出力の弱いDC信号は、より強いデバイス制御信号をデバイス制御モジュールに提供するために、変換ユニットの適切な倍電圧又は電圧増幅装置によって増幅されてもよい。この種の電圧増幅装置の例は、ヴィラード・カスケード回路である。この回路は、コンデンサ、及びダイオードを備えている。当業者に明らかなように、その他の倍電圧回路も採用し得る。]
[0022] 変換ユニットの更なる実例において、受信装置は、無線周波数コンパレータ回路によって、検出アンテナで受信された受信無線周波数信号を直接比較し、最も強い信号に対応する出力信号を提供する。この種の無線周波数コンパレータは、従来技術として知られている。このアプローチは超低レベルの無線周波数信号が確実に検出され得るという効果がある。その結果、遠隔制御装置と、デバイス装置との間のレンジは、より広くなる。コンパレータは、メインパワー電源又は電池から電源供給される。例えば、再充電可能なソースから電力を供給されてもよい。例えば、太陽電池、熱電式セル、又はデバイス装置が作動中のメインパワーその他を使用して再充電される
他の実施例において、2つの整流回路のDC信号出力を比較するために、2つの検出アンテナを備えている遠隔制御インターフェース装置の2つの整流モジュールの出力を、DC信号の比較のためのコンパレータに適用する。この実施例は、検出アンテナによって検出される信号の信号強度の差違が小さく、レクティファイヤ出力DC信号の対応する差違が小さい状況に適している。コンパレータの出力は、それから適切なデバイス機能のためのデバイス制御モジュールのデバイス制御信号として使用される。]
[0023] 本発明による遠隔制御インタフェースモジュールの特に好適な実施例は、オフにされたときにデバイスは、いかなるパワーも消費しないような方法でデバイス装置をオフにし、遠隔制御ユニットを使用し、またオンにできるよう都合よく使用されてもよい。このことは、デバイスをオフにする従来技術とは対照的である。すなわち、この場合、現実にはスタンバイモードであり、外見上オフにされているように見えるだけである。このスタンバイモードにおいて、デバイスは、例えば赤外線インターフェースを有する遠隔制御を使用し、再び便利にオンすることができる。当然、この種の従来技術のデバイスの遠隔制御インターフェース・モジュールは、遠隔制御によってそれに向けられる赤外線信号を検出するために常に『覚醒している』(アウェイクしている)ことを必要とする。このスタンバイモードにおいて、デバイスは本当にオフあるいは、停止しているとは言えない。なぜなら、覚醒するために、少々のパワーが制御インターフェースによって依然として消費されており、メイン電源に接続されていることを、スタンバイLEDがユーザに表示しているからである。]
[0024] パッシブな変換ユニットによってデバイス制御信号出力を使用しているデバイス装置のデバイスを始動及び停止するために、本発明による遠隔制御インタフェースモジュールは、好ましくはまた、オペレーションの間デバイスによって電流が流れるオペレーティングモードと、そのデバイスに電流が流れないようにするために、デバイスがその電源から完全に遮断されるインアクティブモードとの間でのデバイス装置のデバイスを切り換えるデバイス制御信号による動作のためのスイッチを更に有する。本発明の好ましい実施例において、受信装置によって検出される電気信号は、デバイス制御信号にパッシブ方式で変換される。そして、スイッチは、デバイス制御信号を使用して作動する。これによって、デバイス装置のデバイスによって電流が消費されるオペレーティングモードと、デバイスは電源から完全に分離されデバイスに電流が流れない、インアクティブモード(あるいは「休止中:dormant」、「静止:quiescent」モードとも呼ぶ)との間を切り換える。換言すれば、いわゆる『待機』モードの従来技術デバイスとは対照的に、停止したときに電流がそのデバイスに流れないため、デバイスはいかなるパワーも消費しない。すでに述べたように、デバイスの遠隔制御インタフェースモジュールの作動スイッチは単純なトグルスイッチであってもよい。その結果、それがすでに開(オン)である場合、動作信号によって閉じる(オフ)スイッチとなり、また、それがすでに閉じている場合(オフ)、開くことになる(オン)。本発明の特に有利な実施例は、例えば、いかなる家電デバイスにおいても、消費されるパワーの減少になり得る。ほとんどのデバイスは、毎日2、3時間しか動作せず、通常、残りの時間は、スタンバイモードとなっている。直接増幅にパッシブ要素だけを使用した変換ユニットは、デバイス装置にいかなる電流も流れない、デバイス装置を真の「オフ」モードにするのに非常に適している。]
[0025] 本発明の好ましい実施例において、遠隔制御インタフェースモジュールは、デバイス装置に取り入れられる。必要な遠隔制御のためにインタフェースモジュールのためのコンポーネントは小さく、かつ安価であるため、上述のそれらのデバイス装置は本発明に遠隔制御インタフェースモジュールを容易に含むことができる。製造工程の間に適合性を担保することができる。また、既存のデバイス装置に、本願明細書に開示された遠隔制御インタフェースモジュールを含むように変更することもできる。都合よく、上述の遠隔制御インタフェースモジュールは、従来技術の遠隔制御インターフェースのための準備段階として機能してもよい。なぜなら、ユーザは、通常の遠隔制御方法で、このような複雑な機能を制御できているため、本願発明の1つを利用し、真のオフ状態からデバイス装置をアクティベートするより単純な機能をコントロールできることになる。明らかに、既存のデバイス用の遠隔制御インタフェースモジュールは、単にデバイスとその電源との間、及び例えばデバイスのメインプラグと電気ソケットとの間に配置されるため、デバイス自体の変更は必要ない。]
[0026] ISMバンドのような高周波信号のいかなる信号も、エンコードされ、あるいは受ける側にデコードさ得る情報に変調されてもよい。したがって、更なる本発明の好ましい実施例では、第1の電気信号は、特定の偏波パラメータに従って電磁放射に変換される前にデバイス識別情報を伝送するために変調されるキャリア信号を有する。デバイス識別情報は、例えば、制御されるデバイスを特定するために受信側で使用されるデバイス識別コードであってもよい。いくつかのデバイス装置が、本発明の方法を使用した遠隔制御ユニットによって制御される場合、このことが有利になり得る。あるいは、より具体的には、単一の遠隔制御ユニットが1つ以上のデバイス装置の制御に使用される場合である。この種の場合、遠隔制御ユニットは、遠隔制御装置で作動又は停止する各々のデバイスのために、異なるデバイス装置を対象にするための異なるボタンを備えていてもよい。そして、作動スイッチはデバイス識別情報を基に開閉される。]
[0027] すでに示したように、本発明による遠隔制御ユニットは比較的単純なデバイス機能を選択することに適している。また、より複雑な機能(例えばテレビ)などに対しては、上述の単純な遠隔制御ユニットは、オン/オフのような単純な機能を実行するために使用され、そして、従来技術遠隔制御は、より複雑な機能を選択するために、利用することができる。しかしながら、特にユーザの観点から、デバイスを制御するための単一の遠隔制御ユニットを使用することが可能であることは、最も有利である。したがって、遠隔制御装置の従来技術のタイプは、本発明によって遠隔制御ユニットの機能によって強化されてもよい。例えば、製造業者は、従来技術の遠隔制御ユニットに軽微な改造を行うことを必要とするだけである。例えば付加的なアンテナ、及び必要な特定の偏波、及び単純なデバイス機能のための他の制御入力(例えばボタン)のためのいかなる回路をも含むことができる。すでに従来技術の遠隔制御装置(例えば周波数発生器のための電圧制御発振器)に含まれる他のコンポーネントは、必要に応じて本発明の方法に適するよう適合される。]
[0028] 大部分の携帯遠隔制御装置には、さまざまなデバイス機能のためのボタンの列、及び制御信号をデバイスに発信するための通信の無線方法(例えば制御されるデバイスの対応するインターフェースのセンサによって感知される赤外線の制御信号を生成するための赤外線のダイオード)がある。他の方式の遠隔制御は、ブルートゥース・インターフェースを使用する。これは、2.45GHzのバンドの5メートル程度の(例えば最高10m)の範囲で、短い範囲のパーソナル・エリア・ネットワーク(PAN)に適している。これらの周知の種類の遠隔制御は、本発明の方法を使用したデバイス装置を制御するために必要なコンポーネントを取り入れるのに適していることは、当業者に明らかである。遠隔制御に対する適合は、明らかにデバイス装置の遠隔制御インタフェースユニットの対応する態様を変更することによってサポートされなければならない。]
[0029] 照明は、基本的に、オン、オフするか、より暗く(グレー化する)、より明るくする、等の制御又は、その色温度を変えるために制御するだけである。通常、大部分の照明は、これらの機能の一つ以上を共有する。したがって、本発明による単一の遠隔制御ユニットは、一つ以上の指向アンテナを有し、都合よく異なる照明装置の制御に使用されてもよい。異なる照明装置を対象にするための追加的な制御信号の変調を必要としない。各々の別々の照明装置は、適切な遠隔制御インタフェースユニットを必要とするだけである。その位置は、照明装置の光源のうちの1つの台又はソケットのような、必要なところに設置される。各々の照明装置は、通常、互いに近接して設置されず、かなりの距離で切り離されているので、正確な制御を可能とするのに十分な信頼性が高い、かつ単一の遠隔制御ユニットを使用して、各々に対して同じ信号を用いて複数照明装置を制御してもよい。例えば、第1の照明装置の遠隔制御インタフェースモジュールは、天井照明器具のソケットに取り入れられてもよい。ユーザは、天井上の照明装置に遠隔制御ユニットを向けることによって、この照明装置を制御する。第2の照明装置の遠隔制御インタフェースモジュールは、直立した、基準の照明器具の台に取り入れられてもよい。このデバイスを制御するために、ユーザは、フロアスタンドに遠隔制御ユニットを向ける。このことは本発明によってシステムの特に経済性を実現可能とする。なぜなら、いくつかの異なる照明装置は同一の遠隔制御インタフェースモジュールを備えてもよく、単一の遠隔制御ユニットはそれらの制御のために使用されてもよいからである。]
[0030] 他の目的、及び本発明の特徴は、添付の図面とともに以下の詳細な説明から明らかになる。なお、図面は、単に本発明の説明のためのものであり、限定することを目的としていない。]
[0031] 図面において、同様の数字は、同様の要素を示す。図の要素は、一定の比率で必ずしも描画されるというわけではない。]
図面の簡単な説明

[0032] 本発明の第1実施例に従ってデバイス装置を制御するシステムの略図である。
図1の実施例に従ってデバイス装置を制御するシステムのグラフィック表現である。
本発明による遠隔制御インタフェースモジュールに用いられる変換ユニットの第1の実施例の略図である。
本発明によって遠隔制御インタフェースモジュールのための変換ユニットの第2実施形態の略図を示す。
本発明によって遠隔制御インタフェースモジュールのための変換ユニットの第3の実施態様の略図を示す。
本発明によって遠隔制御インタフェースモジュールのための変換ユニットの第4の実施態様の略図を示す。
本発明の第2実施形態に従ってデバイス装置を制御するシステムの略図である。] 図1
[0033] 図1は、例示的なデバイス装置として照明装置を使用することにより、デバイス装置Dを制御するシステム1の略図を示す。システム1は、遠隔制御ユニット2、及び照明装置Dを含んでいる。照明装置Dは、図示するように、遠隔制御インタフェースモジュール3を含む。照明装置Dは3つの光源L1、L2、L3を有する。これらは、メイン電源Pに接続されてもよい。遠隔制御ユニット2を用いることによって、ユーザ(不図示)は制御入力80、81に入力してもよい。各々の制御入力80、81は、送信モジュール6、7の信号発生器20、21に電池Bを接続するために、対応するスイッチ22、23を閉じることができる。より詳細には、スイッチ22は、送信モジュール6の信号発生器20に電池Bを接続する。そして、スイッチ23は送信モジュール7の信号発生器21に電池Bを接続する。分かりやすさのために図において明確に示していないが、スイッチ22、23の何れか一方だけがアクティベートされる。したがって、1つの信号発生器20、21のいずれかが、唯一の時間にアクティブになることになる。] 図1
[0034] すでに説明したように、したがって作動する信号発生器20、21はISMバンドの対応する無線−周波数電気信号10、11を生成する。電気信号10は、第1のアンテナT1に転送される。電気信号11は、第2のアンテナT2に転送される。また、これらの電気信号10、11のうちの1つだけが、いかなる唯一の時間においても生成される。どのスイッチ22、23が閉であるかにしたがって、対応する送信アンテナT1、T2の特定の偏波パラメータに従い、対応する電気信号10、11が電磁放射EM1、EM2に変換される。]
[0035] 電磁放射EM1、EM2は、空間を伝搬し、そして、遠隔制御インタフェースモジュール3の対応する検出モジュール8、9によって検出される。第1の送信アンテナT1によって送信された電磁放射EM1は、検出アンテナR1によって検出される。検出された放射は、第1の送信アンテナT1による特徴に合致する。同様に、第2の送信アンテナT2によって送信される電磁放射EM2は、第2の検出アンテナR2によって検出される。検出された放射は、第2の送信アンテナT2による特徴に合致する。]
[0036] 検出アンテナR1、R2によって検出される無線周波数AC電気信号30、31は、DCデバイス制御信号40、41を提供するために、対応する検出モジュール8、9の変換ユニット50、51によって変換される。デバイス制御信号40は、ユーザによって選択される機能に従ってデバイスDを制御するために供給され、これは、制御入力80によってトリガされる。同様に、デバイス制御入力41は、ユーザによって選択される機能に従ってデバイスDを制御するために供給され、これは、制御入力81によってトリガされる。この目的で、デバイス制御信号40、41は、デバイス制御モジュール5に転送される。]
[0037] 本実施例において、デバイス制御モジュール5は、(スイッチ22が制御入力80によって閉じるときに)閉じられるスイッチSを含む。そして、デバイス制御モジュール5は、光源出力調節装置16を含む。光源出力調節装置16は、照明装置Dの光源L1、L2、L3の明るさを調整する。制御入力80によってスイッチ22が閉になっている間(制限まで)光源L3、L2、L3の光出力を増加させる。同様に、光源出力調節装置16は、照明装置DのL1、L2、L3の明るさを調整する。これによって、制御入力81によってスイッチ23が閉になっている間、光源L1、L2、L3の光出力を減少させる(暗くする)。もし、ユーザがスイッチ23を、閉に保ち、光源L1、L2、L3が最低の値まで暗くなった場合、スイッチSは開かれ、照明装置Dは電源から分離される。本実施例において、したがって、遠隔制御ユニット2を使用してオフにされると、照明装置Dは電源Pからいかなる電流も取り出さない。]
[0038] 図1のシステム1を図式的に説明するために、図2のグラフィックが示されている。ここで、照明装置Dは、天井14からつり下がるよう、天井治具15によって取り付けられた遠隔制御可能なランプDである。遠隔制御インタフェースモジュール3は、天井治具15に取り入れられる。ランプDの光源L1、L2、L3は、ガラス・ドーム19設置されている。ユーザ(不図示)は、ハンドヘルド遠隔制御ユニット72によって、ランプDの機能を制御することができる。ハンドヘルド遠隔制御ユニット72には、図1において示した遠隔制御インタフェースモジュール2が含まれている。遠隔制御インタフェースモジュール2に対する制御入力は、2つのボタン70、71のどちらかによって行われる。ここで、ボタン71は、デバイス制御機能『より暗く/オフ』の機能に関連づけられ、ボタン70は『オン/より明るく』の機能に関連づけられる。ユーザが、70、71の2つのうちどちらを押すかによって、電磁放射EM1、EM2が生成され、遠隔制御インタフェースモジュール3の検出アンテナR1、R2のうちの1つによって検出され、かつ、ランプDが制御される。] 図1 図2
[0039] デバイス制御信号に受信アンテナによって検出される電気信号を変換する他の考えられる技術は、図3a−3dを用いて、説明される。いずれの場合においても、変換に関連するユニット又はモジュールだけが示される。] 図3a
[0040] 図3aにおいて、各々の信号30、31のための変換ユニット50は、対応する検出アンテナR1、R2によって検出される。R1、R2は、ダイオード57、及び平滑コンデンサ58を使用したパッシブな整流回路56を含み、スムーズな、整流されたDC信号を生み出す。電磁放射EM1、EM2が十分に強い場合、整流器回路によって出力されるDC信号は、デバイス制御信号40、41として直接使用されてもよい。しかしながら、そうでない場合、変換ユニット50は、適切な電圧増幅回路59を含み、これによって、デバイス制御信号の信号レベルを増幅し、デバイスを制御するために確実に使用できるようにする。図3aは、2つの変換ユニット50を示し、その各々は、検出アンテナR1、R2のためのものである。明らかに、1つの検出アンテナだけを有する遠隔制御インタフェースモジュールであるため、単一の変換ユニット50で十分である。] 図3a
[0041] 図3bは、変換ユニット50の他の実施例である。また、変換ユニット50が、2つの各々の検出アンテナR1、R2のために使用される。検出アンテナR1のための変換ユニット50は、電磁放射EM1として転送された第1の装置制御機能と関連した制御信号の位相周波数に反応するために調整された位相周波数ディテクタ64を含む。同様に、検出アンテナR2のための変換ユニット50は、電磁放射EM2として転送された第2のデバイス制御機能を関連した制御信号の周波数に反応するために調整された位相周波数ディテクタ65を含む。この実施例は、多くの異なる周波数/偏波の組合せを可能とする。例えば、第1の検出アンテナR1は、第1の偏波に反応し、第2の検出アンテナR2は第2の偏波に反応する。そして、各々の位相周波数ディテクタ64、65は、第1と第2の周波数のどちらにでも対応する可変同調型である。送信モジュールは、2つのアンテナ及び2つの周波数発生器を備えており、したがって、4つの異なった信号を組合せ、すなわち、第1の周波数/第1の偏波;第1の周波数/第2の偏波;第2の周波数/第1の偏波、及び第2の周波数/第2の偏波、がある。これらの信号は、オン、オフ、より明るく、より暗く、にそれぞれ対応付けることができる。したがって、変換ユニット50から出力されるデバイス制御信号40、41は、選択された機能に従って、デバイスを制御する。位相周波数ディテクタ64は、電源63を必要とする。そして、それは電池、太陽セル、熱電式セル、などであってもよい。] 図3b
[0042] 図3cは更なる代替の実施態様を示す。そして、検出アンテナR1、R2によって検出された信号30、31は、十分な程度に異なっていない状況に適している。その結果、どのデバイス機能が制御されているかは明確に決定することができない。この場合に、変換ユニット50’は、信号のうちどちらがより強いものかについて判断するためのRF−コンパレータ62を使用して、両方の検出信号30、31上の無線周波数信号比較を実行する。入力信号30、31が低い信号エネルギを有するときでも、この技術は正確であるという効果がある。信号30、31のうちどちらがより強かにしたがって、変換ユニット50’は、デバイス制御信号40、41を出力する。また、この実施例において、RF−コンパレータ62は、電源63を必要とする。] 図3c
[0043] 変換ユニット50’の他の実施例は、信号比較を含むものであり、図3dに示される。この場合に、入力信号30、31は検出アンテナR1、R2によって検出され、低いエネルギーレベルであってもよく、したがって、区別するのが困難であってもよい。各々のAC入力信号30、31は、まず、整流される前に低雑音増幅器60を使用して増幅される。この場合、図3aに示されている整流回路が使用される。その結果のDC出力信号は、コンパレータ61により比較され、最も強い整流出力に基づいて、デバイス制御信号40、41が出力される。電源(不図示)は、低雑音増幅器60及び/又はコンパレータ61によって必要とされ得る。] 図3a 図3d
[0044] 図4は、本発明によるシステム1の第2の実施形態である。この場合に、遠隔制御ユニット2は、単一の送信モジュール6を含む。単一の送信モジュール6は、電磁放射EM1を送信するためのものであり、対応する制御入力80によってスイッチ22が閉じるときに、信号発生器20によって生成される制御信号10のための特定の偏波パラメータを使用している。電磁放射EM1は、デバイスD内の遠隔制御インタフェースモジュール3の検出モジュール8によって検出される。デバイスDは、遠隔制御されるテレビあるいはこの種のデバイスであり、インピーダンス17によって示される有効な負荷を持っている。デバイスDは、適切な機能コントロール信号が生成されるデバイス制御モジュール5を含む。検出モジュール8は、検出アンテナR1、及び、デバイス制御信号40を出力するための、例えば図3a又は図3bに記載されている変換ユニット50を有する。この遠隔制御インタフェースモジュール3の検出モジュール8は特定の偏波パラメータに応答する。なお、これに対して、周辺の他のいかなるデバイスも、他の特定の偏波パラメータに応答する受信装置を備えている。] 図3a 図3b 図4
[0045] 制御入力80、及びトグルスイッチSによって、デバイスDは、電源Pに接続されてもよく(スイッチSは、閉じられ)、又は電源Pから切断されてもよい(スイッチSは、開かれる)。ユーザは、スイッチ22に接続された『オン/オフ』動作のボタン(不図示)を押圧することによって、この制御入力80を適用する。この場合に、遠隔制御ユニット2は、通常の赤外線の遠隔制御モジュール52、及び赤外線のダイオード53(図に簡略的に示す)を有する。ユーザが通常の方法でデバイスD1を制御するために、赤外光のビームは対応するデバイス制御インターフェース54によって検出される。この場合に、信号発生器20、及び送信アンテナT1のようなそのコンポーネントを有する遠隔制御ユニット2は、大部分のユーザになじみがある通常の種類の携帯遠隔制御装置に、容易に組み込むことができる。]
実施例

[0046] 明確にするため、「a」又は「an」は、本願明細書の全体にわたって、複数を排除しない。そして、「comprising」は、他の要素を排除しない。「ユニット」又は「モジュール」は、特に明示しない限り、多くのユニット又はモジュールを有してもよい。]
权利要求:

請求項1
デバイス装置を制御する方法であって、遠隔制御ユニットで少なくとも一つの電気信号を生成するステップと;特定の偏波パラメータに従って、前記生成された電気信号を電磁放射に変換するステップと;受信装置によって前記電磁放射を検出するステップであって、前記受信装置は、電気信号を取得するために、前記特定の偏波パラメータを持つ電磁放射を検出するところのステップと;前記検出された電気信号をデバイス制御信号に変換するステップと;前記デバイス制御信号を前記デバイス装置のデバイスに適用するステップと;を有する方法。
請求項2
前記生成された電気信号は、周波数がISM周波数帯にある高周波信号を含む、請求項1記載の方法。
請求項3
前記生成された電気信号は、パルス化された高周波信号を含む、請求項1又は請求項2記載の方法。
請求項4
第1の生成された電気信号は、第1の特定の偏波パラメータに従って電磁放射に変換され、かつ第2の生成された電気信号は、第2の特定の偏波パラメータに従って電磁放射に変換される、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の方法。
請求項5
前記第1の生成された電気信号は、第1のデバイス制御機能に関連づけられ、かつ前記第2の生成された電気信号は、第2のデバイス制御機能に関連づけられる、請求項4記載の方法。
請求項6
取得された電気信号は、デバイス制御信号に、パッシブに変換され;かつ、スイッチは、オペレーションの間、電流が電源から前記デバイスに引き出されるオペレーティングモードと、電流が前記デバイスに流れないために、前記デバイスが前記電源から完全に分離されるインアクティブモードと、の間で前記デバイス装置のデバイスを切替えるために前記デバイス制御信号を使用して作動する、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の方法。
請求項7
遠隔制御インタフェースモジュールであって、電気信号を取得するために、電磁放射を検出するための少なくとも一つの検出装置であって、それによって、特定の偏波パラメータに従って遠隔制御ユニットにおいて生成された電磁放射を検出するところの検出装置と;前記取得された電気信号をデバイス制御信号に変換するための変換ユニットと;を有する遠隔制御インタフェースモジュール。
請求項8
第1の電気信号を取得するために電磁放射を検出するための第1の受信装置であって、それによって、第1の特定の偏波パラメータに従って遠隔制御ユニットにおいて生成される電磁放射を検出するところの第1の受信装置と;第2の電気信号を取得するために電磁放射を検出するための第2の受信装置であって、それによって、第2の特定の偏波パラメータに従って遠隔制御ユニットにおいて生成される電磁放射を検出するところの第2の受信装置と;を有する、請求項7記載の遠隔制御インタフェースモジュール。
請求項9
遠隔制御インタフェースモジュールを有する、請求項7又は8記載のデバイス装置。
請求項10
デバイス装置を制御するためのシステムであって、少なくとも1つの送信モジュールであって、電気信号を生成するための信号発生器と、特定の偏波パラメータに従って前記生成された電気信号を電磁放射に変換するための送信装置とを含むところの送信モジュールと;少なくとも1つの受信モジュールであって、電気信号を取得するために、前記特定の偏波パラメータを有する電磁放射を検出する受信装置と、前記取得された電気信号をデバイス制御信号に変換するための変換ユニットとを含むところの受信モジュールと;前記デバイス制御信号を前記デバイス装置のデバイスに適用するためのデバイス制御モジュールと;を有するシステム。
請求項11
第1の送信モジュール及び第1の受信モジュールであって、前記第1の送信モジュールの前記送信装置の放射特性が、前記第1の受信モジュールの前記受信装置の放射特性に合致するところの、第1の送信モジュール及び第1の受信モジュールと、第2の送信モジュール及び第2の受信モジュールであって、前記第2の送信モジュールの前記送信装置の放射特性が、前記第2の受信モジュールの前記受信装置の放射特性に合致するところの、第2の送信モジュール及び第2の受信モジュールと、を有する、請求項11又は12記載のシステム。
請求項12
変換ユニットは、取得された電気信号をデバイス制御信号にパッシブ変換するためのパッシブ変換ユニットを含み、前記デバイス制御信号は、スイッチを作動させ電流がオペレーションの間、前記デバイスによって取り出されるオペレーティングモード間の前記デバイス装置のデバイスを切替えるためのスイッチ動作信号を有し、電流が前記デバイスに流れないために、前記デバイスが前記電源から完全に分離されるインアクティブモードを備える、請求項10又は11記載のシステム。
請求項13
前記デバイス装置は、複数のランプを含む照明装置を有する、請求項10ないし13のいずれか1項に記載のシステム。
請求項14
請求項10ないし13のいずれか1項に記載のシステムに使用するための遠隔制御ユニットであって、制御入力を入力するためのユーザインタフェースと、前記制御入力に従って、電気信号を生成するための信号発生器と、請求項7又は8に遠隔制御インタフェースモジュールによる検出のための特定の偏波パラメータに従って、前記生成された電気信号を電磁放射に変換するための少なくとも1つの送信装置と、を有する、遠隔制御ユニット。
請求項15
制御入力に従い、複数の異なる偏波パラメータに従って、前記生成された電気信号を電磁放射に変換するための送信装置、を有する、請求項14記載の遠隔制御ユニット。
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