专利摘要:
カメラモジュールの組立方法は、光学スタックのような光学要素を直接的にイメージセンサの上部表面に取り付けることを含む。ハウジングは、光学スタックを部分的に覆うように配置される。代替的には、ハウジングは、トランスファー成形プロセスにより形成される。この技術は、アレイプロセス条件に適用可能であり、また、ソルダーボールは、イメージセンサの底部に取り付け可能であり、これにより、効率的に製造されかつ低価格のカメラモジュールが提供される。
公开号:JP2011514054A
申请号:JP2010547748
申请日:2009-02-19
公开日:2011-04-28
发明作者:カルピオ、イルミナ;シン、ハープニート;ホック ヨウ、グァン
申请人:フレクストロニクス エイピー エルエルシーFlextronics Ap,Llc;
IPC主号:H04N5-00
专利说明:

[0001] 本発明は、ウェハレベルの光学素子の取り付けに関する。
本出願は、2008年2月22日に出願された米国特許法第119(e)の米国特許仮出願番号61/030,937号、標題「ウェハレベルの光学素子の取り付け」に基づく優先権を主張し、これにより、それら全体を参照として組み込む。]
背景技術

[0002] 携帯電話のような家庭用電子機器の分野では、機器を小型化及び低価格化すること、かつ機器に特徴をさらに付加することが常に要求される。同様に、この種の機器の製造業者は、各部品の供給業者に同様な要求を行う。現在、大抵の携帯電話は、カメラ付き携帯電話であり、カメラ付き携帯電話は、その電話の部品として1以上のカメラモジュールをそれぞれ含む。カメラモジュールは、PCB(printed circuit board)又はフレックス回路、イメージセンサ、ハウジング、及びレンズアセンブリを含む。]
[0003] 従って、カメラモジュールを小型化及び低価格化すること、かつカメラモジュールにさらなる機能を備えることが望まれる。これら機能には、より高い解像度のイメージセンサと、高品質の光学素子又はレンズとが含まれる。さらに、カメラモジュールの製造時間を削減するため、カメラモジュールの製造に関わる人員を削減するため、および製造されるカメラモジュールの不良数を削減するため、カメラモジュールを製造する際に用いられる部品及び構成要素を最小化することが望まれる。]
[0004] 一般的に、カメラモジュールは、カメラセンサを回路基板に取り付け、その回路基板に、レンズを収容するハウジングを取り付けることにより製造される。代替的には、他の製造技術は、カバーガラスでイメージセンサを覆い、次に、レンズ又はレンズハウジングをカバーレンズに取り付けることを含む。ある場合では、レンズは、ハウジングにネジ式で取り付けられたレンズアセンブリ内に収容され、レンズアセンブリは、レンズアセンブリがイメージセンサにより適切にフォーカスされたイメージを提供するまで回転される。この時点では、レンズアセンブリは、ハウジングに固定可能である。]
[0005] 上記した関連技術の例及びこれらが有する制約は、例示的であり、排他的でないことを意図する。他の関連技術の制約は、当業者が明細書を読むこと、図面を参照することにより明らかになる。]
課題を解決するための手段

[0006] 以下の実施形態及びそれらの態様が、例示され且つ実例として意味され且つ特許請求の範囲に制限されない他のシステム、ツール、及び方法と併せて記載される。様々な実施形態において、一つ以上の上述の問題が低減され又は解消される一方で、他の実施形態は他の改良を対象とする。]
[0007] カメラモジュールは、回路基板、回路基板に結合されたイメージセンサ、及びイメージセンサに直接的に取り付けられた光学スタック(optics stack)を含むことを提供する。また、種々のカメラモジュール組立部品は、回路基板に結合されたハウジング及び光学スタックを含む。接着剤、エポキシ樹脂、粘着剤、テープ、又は他に適切な取り付けメカニズムは、ハウジングを回路基板及び光学スタックに結合すること、及び光学スタックをイメージセンサに結合することのうちの少なくとも1方を行うように使用される。イメージセンサと、イメージセンサの最上層表面に直接的に取り付けられた光学スタックとを含む他のカメラモジュールが提供される。このような種々のカメラモジュール組立部品は、成形材料により光学スタックを部分的に覆うことを含み、成形材料は、光が成形材料を通過して光学スタックに到達するための開口部を含む。さらに、回路基板は、イメージセンサの底面に直接的に取り付けられる。回路基板は、回路基板の外部表面からイメージセンサの底面に配置されたボンドパッド(bond pads)まで回路基板を貫通するビアを含む。ビアには、導電材料が充填され、ソルダーボールは、回路基板の外部表面でビアに取り付けられる。]
[0008] さらに、カメラモジュールの製造方法は、(1)複数のイメージセンサを含むウェハを供給すること、(2)光学スタックを各イメージセンサに直接的に結合すること、(3)トランスファー成形で光学スタックを部分的に覆うこと、光が光学スタックに到達するようにトランスファー成形を貫通させて開口部を形成すること、及び(4)組立部品を別個のカメラモジュールに個片化することを含んで提供される。]
[0009] 種々のカメラモジュールの製造方法は、設定された距離だけイメージセンサから離間配置されたレンズ要素のうち少なくとも1つのレンズ要素を有する各光学スタックを含む。設定された距離は、5μm又はそれ未満の許容範囲を有する。]
[0010] 他のカメラモジュールの製造方法は、(1)イメージセンサを有する回路基板を供給すること、(2)光学スタックをイメージセンサに直接的に結合することを含むことを提供する。]
[0011] 上記した種々のカメラモジュールの製造方法は、イメージセンサ及び光学スタックの周囲にハウジングが配置されるようにハウジングを直接的に回路基板に結合することを含む。さらに、ハウジングは、光がハウジングを通過して光学スタックに到達するために上部ポートを含む。]
[0012] 例示の態様及び上記した実施形態に加えて、さらなる態様及び実施形態は、図面を参照することによって、及び以下の詳細な説明を検討することによって明らかとなる。]
図面の簡単な説明

[0013] 明細書中に記載された技術により製造されたカメラモジュールの断面図である。
回路基板に搭載されたイメージセンサ、光学スタック、及びハウジングを示す、図1のカメラモジュールの拡大図である。
イメージセンサの周辺領域に接着剤が塗布された後を示す、図2の拡大図と同様な図である。
イメージセンサに光学スタックが取り付けられた後を示す、図3の拡大図と同様な図である。
回路基板の周辺領域、及び光学スタックの最上層の周辺領域に接着剤が塗布された後を示す、図4の拡大図と同様な図である。
塗布された接着剤を有するカメラモジュールの部分にハウジングが取り付けられた後を示す、図5の拡大図と同様な図である。
複数のカメラモジュールを製造するためのアレイプロセス技術における種々のステージを示すダイアグラムである。] 図1 図2 図3 図4 図5
実施例

[0014] 本願発明と様々な関連性のある特徴を例示するのに役立つ添付図面を参照されたい。本願発明は、カメラモジュールと併せて主に説明されるが、本願発明は、光学素子が電子回路に搭載することが要望される他の応用例に適用できることを明確に理解すべきである。これに関して、カメラモジュールのイメージセンサに対するウェハレベルの光学素子の取り付けに関する以下の記載は、例示及び説明を目的として提示される。さらに、この記載は、本願発明を本明細書に開示された形態に制限することを意図しない。結果として、関連する分野の以下の教示、技能及び知見に見合う変更及び改変が、本願発明の特許請求の範囲内にある。本明細書に記載される実施形態は、本願発明を実施する公知の態様を説明するために及び他の当業者が本願発明の特定の用途又は使用によって要求された様々な改変と共に、又は他の実施形態を可能とするように本願発明を利用することをさらに意図する。]
[0015] 図1は、組み立てられたカメラモジュール10を示す。カメラモジュール10は、チップオンボード(Chip On BoardCOB)技術を用いてイメージセンサ14が取り付けられたプリント回路基板(PCB)12を含む。イメージセンサ14は、イメージセンサ14の最上層の表面18の中心領域において活性化領域16を含む。光学スタック20は、活性化領域16を覆うようにイメージセンサ14の最上層の表面18に取り付けられる。光学スタック20は、1以上のレンズ要素を含む。本実施形態では、光学スタック20は、第1のレンズ要素22、第2のレンズ要素24、及び第3のレンズ要素26の3つのレンズ要素を含む。3つのレンズ要素22,24,26は、第1のスペーサ28、第2のスペーサ30、第3のスペーサ32により、互いにそれぞれ離間され、かつ、イメージセンサ14から離間される。他の例の光学スタックは、1つ、2つ、4つ、又はそれ以上のレンズ要素を含み得る。] 図1
[0016] 光学スタックは、(モールドを用いた)周知の複製技術(replication technology)を用いて製造される。光学スタックは、1以上のレンズ要素上のいずれかの側に非球面レンズ表面を有する。各スペーサ28,30,32は、中空(hollow)であり、光がカメラモジュール10を通過してイメージセンサ14の活性化領域16に向かうように、連続するレンズ要素を光が通過するための空洞を各スペーサ28,30,32の中央領域に有する。スペーサは、ガラス又はポリマー材質である2つの例のような好適な材質から形成される。複製技術を有する会社は、例えば、アンテルヨン(Anteryon)社、テセラ/デジタルオプティクスコーポレイション(Tessera/Digital Optics Corporation)社、及びヘプタゴン(Heptagon)社の3社である。]
[0017] (CBT(Cyclic Butylene Terephtalate)、LCP(Liquid Crystal Polymer)、ガラス、又は他の好適な材料から形成される)ハウジング34は、イメージセンサ14の活性化領域16に影響する迷光の量を最小化するため、かつ、カメラモジュール10の機械的強度を増大させるため、PCB12及び光学スタック20の最上層に取り付けられる。ハウジング34は、光学スタック20及びイメージセンサ14を収容する内部空洞36を含む。また、ハウジング34は、カメラモジュール10に光が入射し、光が光学スタック20を通過して、イメージセンサ14の活性化領域16に入射することが可能な上部ポート38を含む。上部ポート38は、好適な形状を有する。本実施例では、上部ポートは、長方形の開口部であり、一方、他の例では、上部ポートは、他の形状の開口部である。例えば、より小さな、円形開口部が用いられ得る。]
[0018] 図2〜図6は、図1のカメラモジュール10を組み立てるためのプロセスを示す。図2は、PCB12に取り付けられたイメージセンサ14(イメージセンサ14の最上層表面18に活性化領域16を有する)を示す。プロセスの初期段階は、特別の真空機構を有するクリーンルームで処理される。光学スタック20(レンズ要素22,24,26及びスペーサ28,30,32を有する)は、イメージセンサ14及びPCB12の組み合わせから離間して示される。同様に、ハウジング34は、光学スタック20から離間して示される。図2には、ハウジング34、光学スタック20、及びイメージセンサ14の組み合わせが、互いに離間して示されるが、このことは、単に、理解及び例示を容易にするためである。実際には、ハウジング34及び光学スタック20は、異なる部分に配置され、又は完全に異なる部分に配置されてもよく、一方、図2と図3とので異なる図面で示される。] 図1 図2 図3 図4 図5 図6
[0019] 図3に示されるように、接着剤50の4本のラインは、イメージセンサ14の最上層表面18上の周辺領域に塗布される。ディスペンスパターン(dispense pattern)は、イメージセンサの(図示すような)周辺領域に塗布される接着剤の破線であり、又は、イメージセンサの周辺領域に塗布される接着剤の実線又は接着剤の複数の点である。好適な接着剤、エポキシ樹脂、又は他の種類の粘着剤が用いられ、かつ精密な又は半自動的なディスペンス方法が用いられる。好適な接着剤の一例は、エイブルラックス(Ablelux)A4502である。接着剤ラインをイメージセンサ14の活性化領域16から適切な距離を離間して正確に配置するよう注意される。例えば、各接着剤ラインは、活性化領域16から300μm又はそれ以上離間され、一方、接着剤の幅は、例えば300μmから350μmである。接着剤ラインの膜厚は、イメージセンサ14の活性化領域16から光学スタック20のレンズ要素までの間隔を決定することを支援するため、妥当な水準の接着剤ラインの膜厚(例えば、12〜15μm)を維持することが望ましい。さらに、接着剤ラインの粘度(例えば、20000cps)及びチクソ性指数(thixotropic index)(例えば、3−5)を制御することが望ましい。イメージセンサ14の最上層表面18の接着剤ライン50に追加して、光学スタック20の底面、特に第3のスペーサ32の底面に接着剤ラインが塗布されることは正しく理解されるべきである。代替的には、接着剤は、光学スタック20のみに塗布され、イメージセンサ14に塗布されない。他の代替手段では、両面テープ又はBステージのエポキシ樹脂が光学スタック20をイメージセンサ14に取り付けるように使用可能である。] 図3
[0020] 次に、光学スタック20は、精密又は半自動的組み立て装置を用いて、持ち上げられてイメージセンサ14に取り付けられる。光学スタック20がイメージセンサ14に取り付けられる場合、その後の組み立て工程は、クリーンルームで実施される必要がない。このことは、イメージセンサ14の活性化領域16が覆われることにより好感度部分の汚染する可能性が低下したためである。図4は、光学スタック20に取り付けられたイメージセンサ14を含むカメラモジュールの組立部品の一部を示す。この時点では、一部が組み立てられたカメラモジュールは、UV光に曝されて、接着剤が硬化する。代替的には、温度設定(又は他の種類の)接着剤が使用され、適切な方法は、このような粘着剤を硬化するように使用可能である。] 図4
[0021] 次に、ハウジング34をカメラモジュール10の残り部分に取り付けるための1つの選択肢として、図5に示すように、第1のレンズ要素22の上面の周辺に沿って、かつPCB12の上面の周辺に沿って両方に接着剤が塗布される。さらに、接着剤は、ハウジング34の適切な合わせ面に塗布されることができる。代替的には、光学スタック20とPCB12とに接着剤が塗布されず、ハウジング34の合わせ面のみに塗布されてもよい。さらなる代替案として、両面テープが、ハウジング34をカメラモジュール10の残り部分に取り付けるために付けられるように用いられてもよい。] 図5
[0022] いくつかの好適な接着剤パターンを用いることができる。図3に示す接着剤ライン50の代替案として、本実施例では、破線の接着剤ライン52がPCB12上に用いられ、かつ連続した接着剤の点54が光学スタック20の第1のレンズ要素22の周辺に用いられる。接着剤パターン50,52,54、及び他の好適なパターンのどれも、図3及び図5に示す3つの位置のどこにでも用いられる。] 図3 図5
[0023] ハウジング34は、治具及び固定治具を用いて手動により、又は自動ハウジング取り付けシステムの使用により取り付けられる。カメラモジュールは、炉に配置されてエポキシ樹脂を硬化する(本実施例では、ハウジング34を取り付けるために温度設定接着剤が用いられる)。このように、図6に示すような組み立てられたカメラモジュール10が製造される。] 図6
[0024] 上記の説明は、単一のカメラモジュール10を組み立てるための技術について記載したが、アレイプロセスを用いて複数のカメラモジュールを製造することが望ましい。このような技術は、図7の種々の図面に示される。本実施例では、シリコンウェハ70上に複数の個片化されてないイメージセンサ72を含むシリコンウェハ70が用いられる。このようなウェハは、好適なサイズのウェハである。例えば、6インチ、8インチ、又は12インチウェハが使用可能である。本実施形態では、スルー・シリコン・ビア(Through Silicon Via TSV)ウェハが用いられる。TSV技術は、周知であり、このような技術は、マイクロン(Micron)社及びSTマイクロエレクトロニクス(STMicroelectronics)社から入手できる。周知のように、TSVウェハには、ビアがウェハの底面からイメージセンサ72の底面のボンドパッド(bond pad)まで形成される。ボンドパッド接続部は、再分配技術(RDL)を用いてシリコン内のこれらのビアを介して底面側に導通し、かつ底面側全体に分配される。これらのTSVビアでは、導電性、かつ誘電性の材料で充填され、ソルダーボールが後の段階で取り付けられる底部側で終端される。] 図7
[0025] 図3及び図4に示されること、及び明細書に記載されたことと同様な方法では、光学スタック74は、ウェハ70の各イメージセンサ72に取り付けられる。ウェハ70に取り付けられた複数の光学スタック74を有するウェハ70は、76で示される。拡大図において、ウェハ上の1つのイメージセンサ72に取り付けられた1つの光学スタック74が78で示される。] 図3 図4
[0026] 次に、トランスファー成形として知られる慣用的な成形プロセスを用いて、ウェハ上の光学スタック74は、光が光学スタック74を通過してイメージセンサ72に入射するように形成される、成形材料80を貫通する開口部82を有する成形材料80で覆われる。光学スタック74を覆う成形材料80を有するウェハ70は、84で示される。]
[0027] 次に、TSVウェハ70のビア(図示せず)では、導電性材料が充填され、電子回路(図示せず)の次の接続を容易にするため、ソルダーボール取り付けプロセスを経て底面側が終端される。ソルダーボール取り付けプロセスは、リフロープロセスである。ウェハ70に取り付けられるソルダーボール86を有するウェハ70は、88で示される。ウェハ70に取り付けられたソルダーボール86を有するウェハ70のイメージセンサ72のうち一つのイメージセンサ72の拡大図は、90で示される。]
[0028] 次に、ウェハ70は、鋸を用いた慣用的な方法で個片化され、そのとき、成形材料80も、鋸を用いた慣用的な方法で個片化される。例えば、ウェハ70及び成形材料80のダイシングは、組立部品の反対側から行われる。代替的には、成形材料80内のウェハ70は、組立部品の同じ側から鋸を用いて1回のステップで個片化される。代替的には、組立部品は、慣用的な方法で別個のカメラモジュールを含んで個片化される。これにより、組立部品が個片化されると、組立部品された複数のカメラモジュール92が製造される。このような複数のカメラモジュール92の例は、94で示される。カメラモジュール92の拡大図は、96で示される。]
[0029] 明細書中に記載される技術が従来技術に対して複数の利点を提供することは正しく理解すべきである。明細書中に記載される技術では、カメラモジュールの組立部品において、最初に光学スタック又はあらゆる種類のレンズがイメージセンサのシリコンに取り付けられることが理解される。他の組立部品方法では、イメージセンサのシリコンに取り付けられたカバーガラス、又はイメージセンサが取り付けられたPCBに光学素子がそれぞれ取り付けられ、又はPCBに取り付けられたレンズハウジングに光学素子が取り付けられることが理解される。]
[0030] 光学素子が直接的にイメージセンサに取り付けられることにより、イメージセンサからレンズ要素までの距離の全体許容範囲は、極めて低下する。例えば、カバーガラスが用いられ、光学素子がカバーガラスに取り付けられる技術では、カバーガラスは、300〜500μmの膜厚、及び10〜100μmの範囲の許容範囲を有する。明細書中に記載された技術によれば、イメージセンサからレンズ要素までの距離の全体許容範囲は、5μm未満の水準より低減可能であることがわかる。許容範囲を著しく低下させることに加えて、明細書中に記載された技術は、材料コスト及びカバーガラスをセンサに取り付ける作業時間を削減する。]
[0031] さらに、トランスファー成形を用いて光学スタックを覆ってカメラモジュールのハウジングを形成するカメラモジュール組立技術が今までなかったことが理解される。加えて、トランスファー成形は、今まで、イメージセンサに取り付けられた光学スタックを有するイメージセンサのウェハ全体を覆うように用いられていなかったことが理解される。]
[0032] さらにまた、従来、光学素子をウェハの反対側に取り付ける場合、ソルダーボールが、ウェハ全体の底面側を終端するTSVビアに取り付けられたカメラモジュールを組み立てするための技術がないことが理解される。同様に、このことは、従来、トランスファー成形がウェハの反対側に供給された場合に行われないことが理解される。]
[0033] また、光学素子及びトランスファー成形が取り付けられた場合、他の多くの種類のカメラモジュールは、ウェハ全体の個片化を今まで教示していないことが理解される。
上記したように、他の多くの種類のカメラモジュールは、ハウジング、及びハウジング内にネジ式で受け取られたレンズアセンブリを含む。このような構成では、レンズアセンブリは、イメージセンサが適切にフォーカスするまで回転される。この点では、レンズアセンブリは、ハウジングに対して固定される。以上のように、明細書中に記載された技術は、可動部分がないので調整可能なフォーカス技術より優れている。さらに、可動部分がないため、イメージセンサの活性化領域の汚染を生じさせる可能性がある、可動部分の関連動作により生成される粒子が発生しない。狭い許容範囲及びイメージセンサに関連するレンズ要素の正確な配置のため、良好にフォーカスされたイメージが生成される。]
[0034] また、TSVウェハを用いることにより、回路基板、ハウジング、及びワイヤーボンディングのための金線のようないくつかの部品が削減可能である。このことは、このようなカメラモジュールを改良すること、及びカメラモジュールの生産コストを削減することを助ける。]
[0035] 本明細書で論じた全ての技術について他の組合せも可能である。先に述べた記載は、説明及び記述を目的として提示されてきた。更に、前記の記載は、本発明を本明細書に開示された形態に限定することを意図していない。多くの典型的な態様及び実施形態について述べてきたが、当業者であれば、幾つかの変形例、変更例、置換、追加、及び副結合を認識するであろう。従って、明細書中に記載された回路構成の特定の値が変更されて同じ目的を達成することは理解されるべきである。明細書中に与えられた値は、単なる例示である。次の添付のクレーム及び以降に導入されるクレームは、全ての変形例、変更例、置換、追加、及び副結合を本発明の思想及び範囲に含めるように解釈すべきである。]
权利要求:

請求項1
カメラモジュール組立部品であって、回路基板と前記回路基板に結合されたイメージセンサと、前記イメージセンサに直接的に取り付けられた光学スタックとを備える、カメラモジュール組立部品。
請求項2
前記光学スタックは、接着剤、エポキシ樹脂、粘着剤、及びテープの少なくとも1つを用いてイメージセンサに取り付けられる、請求項1に記載のカメラモジュール組立部品。
請求項3
前記回路基板及び、前記光学スタックに結合されたハウジングを含む、請求項1に記載のカメラモジュール組立部品。
請求項4
前記ハウジングは、接着剤、エポキシ樹脂、粘着剤、及びテープの少なくとも1つを用いて前記回路基板及び、前記光学スタックに結合される、請求項3に記載のカメラモジュール組立部品。
請求項5
カメラモジュール組立部品であって、イメージセンサと、前記イメージセンサの最上層表面に直接的に取り付けられた光学スタックとを備える、カメラモジュール組立部品。
請求項6
前記光学スタックを部分的に覆う成形材料であって、光が前記成形材料を通過して前記光学スタックに到達するように前記成形材料を貫通する開口部を形成している、前記成形材料を含む、請求項5に記載のカメラモジュール組立部品。
請求項7
前記イメージセンサの底面に直接的に取り付けられた回路基板であって、前記回路基板は、前記回路基板の外部表面からイメージセンサの底面上のボンドパッドまで延びるビアを有する、請求項6に記載のカメラモジュール組立部品。
請求項8
前記ビアには、導電性材料が充填され、前記ビアに、前記回路基板の外部表面においてソルダーボールが取り付けられる、請求項7に記載のカメラモジュール組立部品。
請求項9
カメラモジュールの製造方法であって、複数のイメージセンサを含むウェハを供給すること、前記イメージセンサの各々に光学スタックを直接的に結合すること、トランスファー成形を貫通して光が通過する開口部を残して、トランスファー成形で前記光学スタックを部分的に覆うこと、組立部品を別個のカメラモジュールに個片化することを備える、カメラモジュールの製造方法。
請求項10
前記ウェハは、前記ウェハを通過する導電性のビアを含み、前記ビアに前記ウェハの外部表面でソルダーボールが取り付けられる、請求項9に記載のカメラモジュールの製造方法。
請求項11
前記ビアは、前記ウェハの外部表面から前記イメージセンサのボンドパッドまで延びる、請求項10に記載のカメラモジュールの製造方法。
請求項12
各光学スタックは、少なくとも1つ以上のレンズ要素を含み、各レンズ要素は、設定された距離だけ前記イメージセンサから離間配置され、各設定された距離は、5μm以内の許容範囲を有する、請求項9に記載のカメラモジュールの製造方法。
請求項13
カメラモジュールの製造方法であって、イメージセンサを有する回路基板を供給すること、前記イメージセンサに光学スタックを直接的に結合することを含む、カメラモジュールの製造方法。
請求項14
前記回路基板にハウジングを直接的に結合するステップであって、前記ハウジングは、前記イメージセンサ及び前記光学スタックの周囲に配置される、前記結合するステップを備える、請求項13に記載のカメラモジュールの製造方法。
請求項15
前記光学スタックを結合するステップ及びハウジングを結合するステップは、接着剤、エポキシ樹脂、粘着剤、及びテープの少なくとも1つを用いることを含む、請求項13に記載のカメラモジュールの製造方法。
請求項16
前記ハウジングは、光が前記ハウジングを通過できるようにする上部ポートを含む、請求項14に記載のカメラモジュールの製造方法。
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WO2009105547A1|2009-08-27|
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