![]() マルチメディア会議イベントのビジュアルコンポジションを生成する技術
专利摘要:
マルチメディア会議イベントのビジュアルコンポジションを生成する技術を説明する。装置は、マルチメディア会議イベントのビジュアルコンポジションを生成するよう動作するビジュアルコンポジションコンポーネントを含むことができる。ビジュアルコンポジションコンポーネントは、マルチメディア会議イベントの複数のメディアストリームをデコードするよう動作するビデオデコーダモジュール、デコードされたメディアストリーム内の参加者をアクティブな話者として検出するよう動作するアクティブな話者検出モジュール、アクティブな話者を有するデコードされたメディアストリームをアクティブなディスプレイフレームにマッピングし、他のデコードされたメディアストリームを非アクティブなディスプレイフレームにマッピングするよう動作する、メディアストリームマネージャモジュール、および所定の順番に位置づけされるアクティブなディスプレイフレームおよび非アクティブなディスプレイフレームを有する参加者名簿とともにビジュアルコンポジションを生成するよう動作する、ビジュアルコンポジションジェネレータモジュールを含むことができる。他の実施形態を説明し特許請求する。 公开号:JP2011514043A 申请号:JP2010546816 申请日:2009-01-29 公开日:2011-04-28 发明作者:バッタシェールジー アブロニル;イックス;ジェイン ストゥティ;シン ノア−イー−ガガン;サカール プーリン 申请人:マイクロソフト コーポレーション; IPC主号:H04N7-15
专利说明:
[0001] マルチメディア会議システムでは一般的には、コラボラティブ(共同的)なリアルタイムのミーティング(会議)において、ネットワークを介して複数の参加者が、異なるタイプのメディアコンテンツをやりとりし、共有することが可能である。マルチメディア会議システムでは、種々のGUI(graphical user interface)のウィンドウまたはビューを使用して、異なるタイプのメディアコンテンツを表示することができる。] 背景技術 [0002] 例えば、1つのGUIビューが参加者のビデオ画像を含み、別のGUIビューがプレゼンテーションのスライドを含み、さらに別のGUIビューが参加者間のテキストメッセージを含むことができる、等々である。この方法において、種々の地理的に異なる参加者は、全ての参加者が1つの部屋にいる物理的な会議環境と同様の仮想の会議環境において、互いに情報をやりとりし伝達することができる。] 発明が解決しようとする課題 [0003] しかし、仮想の会議環境おいては、ミーティングの種々の参加者を識別することは難しいかもしれない。この問題は一般的には、ミーティング参加者数が増えるにつれて大きくなり、それが、潜在的に参加者間の困惑およびぎこちなさの原因となる。さらに、任意の所与のわずかな時間に、特に複数の参加者が一斉にまたは間断なく話しているときには、特定の話者を識別することは困難であろう。仮想の会議環境における識別技術を改善することに対処する技術により、ユーザの経験および利便性を向上させることができる。] 課題を解決するための手段 [0004] 種々の実施形態は、一般にマルチメディア会議システムに対処することができる。いくつかの実施形態は、特に、マルチメディア会議イベントのビジュアルコンポジション(視覚的複合物)を生成する技術に対処する。マルチメディア会議イベントは、複数の参加者を含むことができ、その中には、会議室に集まることができる者、マルチメディア会議イベントに遠隔地から参加することができる者がいる。] [0005] 一実施形態において、例えば、ミーティングコンソールといった装置は、ディスプレイ、およびマルチメディア会議イベントのビジュアルコンポジションを生成するよう動作するビジュアルコンポジションコンポーネントを含むことができる。ビジュアルコンポジションコンポーネントは、マルチメディア会議イベントの複数のメディアストリームをデコードするよう動作するビデオデコーダモジュールを含むことができる。ビジュアルコンポジションコンポーネントは、ビデオデコーダモジュールに通信可能に連結されるアクティブな話者検出モジュールをさらに含むことができ、アクティブな話者検出モジュールは、デコードされたメディアストリーム内の参加者をアクティブな話者として検出するよう動作する。ビジュアルコンポジションコンポーネントは、アクティブな話者検出モジュールに通信可能に連結されるメディアストリームマネージャモジュールをさらに含むことができ、メディアストリームマネージャモジュールは、アクティブな話者を有するデコードされたメディアストリームをアクティブなディスプレイフレームにマッピングし、他のデコードされたメディアストリームを非アクティブなディスプレイフレームにマッピングするよう動作する。ビジュアルコンポジションコンポーネントは、メディアストリームマネージャモジュールに通信可能に連結されるビジュアルコンポジションジェネレータモジュールをさらに含むことができ、ビジュアルコンポジションジェネレータモジュールは、所定の順番で位置づけされるアクティブなディスプレイフレームおよび非アクティブなディスプレイフレームを有する参加者名簿とともにビジュアルコンポジションを生成するよう動作する。他の実施形態は、説明され、請求項に記載されている。] [0006] 本「発明の概要」は、以下の「発明を実施するための形態」でさらに述べる概念を選択して簡略化した形式で紹介するために提供するものである。本「発明の概要」は、請求項に記載されている主題の重要な特徴または主要な特徴を特定することを意図しておらず、特許請求の主題の範囲を制限するものとして使用されることも意図していない。] 図面の簡単な説明 [0007] マルチメディア会議システムの一実施形態を示す図である。 ビジュアルコンポジションコンポーネントの一実施形態を示す図である。 ビジュアルコンポジションの一実施形態を示す図である。 論理フローの一実施形態を示す図である。 コンピューティングアーキテクチャの一実施形態を示す図である。 製品の一実施形態を示す図である。] 実施例 [0008] 種々の実施形態は、ある特定の動作、機能、またはサービスを実施するために配置される物理的構造または論理的構造を含む。構造は、物理的構造、論理的構造、またはその両方の組み合わせを含むことができる。物理的構造または論理的構造は、ハードウェア要素、ソフトウェア要素、またはその両方の組み合わせを使用して実装される。しかし、特定のハードウェア要素またはソフトウェア要素を参照する実施形態の説明は、一例であり限定ではない。実際に実施形態を実践するためのハードウェア要素またはソフトウェア要素の使用の決定には、例えば、所望のコンピュータレート、電力レベル、耐熱性、処理サイクル量、入力データレート、出力データレート、メモリリソース、データバススピード、および、他の設計の制約または性能の制約といった、多くの外的要因が関わる。さらに、物理的構造または論理的構造は、電子信号またはメッセージの形式で構造間の情報をやりとりする、対応する物理接続または論理接続を有することができる。接続は、必要に応じて情報または特定の構造の有線接続および/または無線接続を含むことができる。「一実施形態」または「実施形態」への任意の参照は、実施形態に関連して説明される特定の特徴、構造、または特性が、少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味するということは特筆に値する。「一実施形態において」という句が本明細書中の種々の個所に現れるが、必ずしも全て同じ実施形態を参照するわけではない。] [0009] 種々の実施形態は一般に、ネットワークを介して、ミーティングサービスおよびコラボレーションサービスを複数の参加者に提供するよう配置される、マルチメディア会議システムに対処する。いくつかのマルチメディア会議システムは、インターネットまたはワールドワイドウェブ(「ウェブ)といった種々のパケットベースのネットワークを用いて動作してウェブベースの会議サービスを提供するよう、設計することができる。そのような実装は、ウェブ会議システムと称されることもある。ウェブ会議システムの一例は、ワシントン州レドモンド、マイクロソフト社製のMICROSOFT「登録商標」OFFICE LIVEMEETINGを含むことができる。他のマルチメディア会議システムは、個人のネットワーク、ビジネス、組織、または企業向けに動作するよう設計することができ、ワシントン州レドモンド、マイクロソフト社製のMICROSOFT OFFICE COMMUNICATIONS SERVERといった、マルチメディア会議サーバを利用することができる。しかし、当然のことながら、実装はこれらの例に限らない。] [0010] マルチメディア会議システムは、他のネットワーク要素の中でも、ウェブ会議サービスを提供するよう配置される、マルチメディア会議サーバまたは他の処理デバイスを含むことができる。例えば、マルチメディア会議サーバは、他のサーバ要素の中でも、ウェブ会議といったミーティング・コラボレーションイベントの異なるタイプのメディアコンテンツを制御および混合させるよう動作する、サーバミーティングコンポーネントを含むことができる。ミーティング・コラボレーションイベントは、リアルタイムのオンライン環境またはライブのオンライン環境における種々のタイプのマルチメディア情報を提示する、任意のマルチメディア会議イベントを指し、本明細書においては単に「ミーティングイベント」「マルチメディアイベント」または「マルチメディア会議イベント」と称されることもある。] [0011] 一実施形態において、マルチメディア会議システムは、ミーティングコンソールとして実装される1つまたは複数のコンピューティングデバイスをさらに含むことができる。各ミーティングコンソールを、マルチメディア会議サーバに接続することによりマルチメディアイベントに参加するよう配置することができる。種々のミーティングコンソールからの異なるタイプのメディア情報を、マルチメディアイベント中にマルチメディア会議サーバが受け取り、次にマルチメディア会議サーバが、メディア情報をマルチメディアイベントに参加中のいくつかのまたは全ての他のミーティングコンソールに配信する。そのようにして、任意の所与のミーティングコンソールが、異なるタイプのメディアコンテンツの複数のメディアコンテンツビューを持つディスプレイを有することができる。この方法において、種々の地理的に異なる参加者が、全ての参加者が1つの部屋にいる物理的な会議環境と同様の仮想の会議環境において、互いに情報をやりとりし伝達することができる。] [0012] 仮想の会議環境において、ミーティングの種々の参加者を識別することは困難であろう。マルチメディア会議イベントの参加者は、一般的には、GUIビューに参加者名簿でリストアップされる。参加者名簿は、名前、場所、画像、肩書き等を含む各参加者の何らかの識別情報を含むことができる。参加者および参加者名簿の識別情報は、一般的には、マルチメディア会議イベントに加わるために使用されるミーティングコンソールから得られる。例えば、参加者は、一般的には、ミーティングコンソールを使用して、マルチメディア会議イベントの仮想ミーティング室に加わる。加わる前に、参加者は、種々のタイプの識別情報を提供して、マルチメディア会議サーバで認証操作を実施する。マルチメディア会議サーバが参加者を認証すると、参加者は、仮想ミーティング室にアクセすることを許可され、マルチメディア会議サーバが、識別情報を参加者名簿に追加する。] [0013] しかし、参加者名簿により表示される識別情報は、一般的には、マルチメディア会議イベントにおける実際の参加者の任意のビデオコンテンツから切り離される。例えば、参加者名簿および対応する各参加者の識別情報は、一般的には、他のGUIビューとは別個のGUIビューに、マルチメディアコンテンツと共に示される。参加者名簿からの参加者と、ストリーミングビデオコンテンツの参加者の画像との間には何も直接マッピングされない。その結果、GUIビューの参加者へのビデオコンテンツを、参加者名簿内の特定の組の識別情報にマッピングすることは困難になることもある。] [0014] さらに、任意の所与のわずかな時間に、特に複数の参加者が一斉にまたは間断なく話しているときには、特定のアクティブな話者を識別することは困難であろう。この問題は、参加者の識別情報と参加者のビデオコンテンツとの間に何の直接的なリンクも存在しないときには悪化する。閲覧者は、どの特定のGUIビューが現在アクティブな話者を映しているのかを容易には識別できず、従って、仮想ミーティング室における他の参加者との自然な会話を妨げることになる。] [0015] これらおよび他の問題を解決するために、いくつかの実施形態が、マルチメディア会議イベントのビジュアルコンポジションを生成する技術に対処する。さらに特には、ある特定の実施形態が、デジタル領域において、ミーティング参加者に対してより自然な表現を提供するビジュアルコンポジションを生成する技術に対処する。ビジュアルコンポジションは、ビデオコンテンツ、オーディオコンテンツ、識別情報等を含む、マルチメディア会議イベントの各参加者に関する異なるタイプのマルチメディアコンテンツを統合および集約する。ビジュアルコンポジションは、閲覧者が、ビジュアルコンポジションの特定の領域に着目してある参加者の参加者固有情報を集めること、別の特定の領域に着目して別の参加者の参加者固有情報を集めること、等々を可能にするような方法で、統合および集約された情報を提示する。このようにして、閲覧者は、時間を費やして参加者の情報を異なるソースから集めることより、マルチメディア会議イベントのインタラクティブな部分に着目することができる。その結果、ビジュアルコンポジションの技術は、オペレータ、デバイスまたはネットワークに対する、値ごろ感,スケーラビリティ、モジュール性、拡張性、または相互運用性を向上させることが可能である。] [0016] 図1は、マルチメディア会議システム100のブロック図を示す。マルチメディア会議システム100は、種々の実施形態の実装に適切な一般的なシステムアーキテクチャを表すことができる。マルチメディア会議システム100は、複数の要素を含むことができる。要素は、ある特定の動作を実施するために配置される任意の物理的構造または論理的構造を含むことができる。各要素を、所与の組の設計パラメータまたは性能制約について所望の通りに、ハードウェア、ソフトウェア、またはその任意の組み合わせとして、実装することができる。ハードウェア要素の例は、デバイス、コンポーネント、プロセッサ、マイクロプロセッサ、回路、回路素子(例えば、トランジスタ、抵抗、コンデンサ、インダクタ等)、集積回路、ASIC(application specific integrated circuit)、PLD(programmable logic device)、DSP(digital signal processor)、FPGA(field programmable gate array)、メモリユニット、論理ゲート、レジスタ、半導体デバイス、チップ、マイクロチップ、チップセット等を含むことができる。ソフトウェアの例は、任意のソフトウェアコンポーネント、プログラム、アプリケーション、コンピュータプログラム、アプリケーションプログラム、システムプログラム、機械プログラム、オペレーティングシステムソフトウェア、ミドルウェア、ファームウェア、ソフトウェアモジュール、ルーチン、サブルーチン、ファンクション、メソッド、インターフェース、ソフトウェアインターフェース、API(application program interface)、命令セット、コンピューティングコード、コンピュータコード、コードセグメント、コンピュータコードセグメント、単語、値、シンボル、または、その任意の組み合わせを含むことができる。図1に示すマルチメディア会議システム100では、ある特定のトポロジにおいて要素の数が制限されているが、当然のことながら、マルチメディア会議システム100は、代替のトポロジにおいて、所与の実装について所望の通りに、より多くのまたはより少ない要素を含むことができる。実施形態は、このコンテキストに限らない。] 図1 [0017] 種々の実施形態において、マルチメディア会議システム100は、有線通信システム、無線通信システム、またはその両方の組み合わせを含むか、またはその一部を形成することができる。例えば、マルチメディア会議システム100は、1つまたは複数のタイプの有線通信リンクを介して情報をやりとりするよう配置される、1つまたは複数の要素を含むことができる。有線通信リンクの例は、配線、ケーブル、バス、PCB(printed circuit board)、イーサネット接続、ピアツーピア(P2P)接続、バックプレーン、スイッチ構成、半導体物質、ツイストペア線、同軸ケーブル、光ファイバ接続等を含むことができるが、これらに限らない。マルチメディア会議システム100はまた、1つまたは複数のタイプの無線通信リンクを介して情報をやりとりするよう配置される、1つまたは複数の要素を含むことができる。無線通信リンクの例は、無線チャネル、赤外チャネル、RF(radio−frequency)チャネル、WiFi(Wireless Fidelity)チャネル、RFスペクトルの一部、および/または、1つまたは複数の認可された周波数帯域または認可不要の周波数帯域を含むことができるが、これらに限らない。] [0018] 種々の実施形態において、マルチメディア会議システム100を、メディア情報および制御情報といった異なるタイプの情報を、やりとり、管理、または処理するよう配置することができる。メディア情報の例は、一般的には、音声情報、ビデオ情報、オーディオ情報、画像情報、文字情報、数値情報、アプリケーション情報、英数字記号、グラフィック等といった、ユーザ向けのコンテンツを表す任意のデータを含むことができる。メディア情報は、「メディアコンテンツ」と称することもある。制御情報は、コマンド、命令、または自動システム向けの制御語を表す任意のデータを指すことができる。例えば、制御情報を使用して、システムを介してメディア情報をルーティングする、デバイス間の接続を確立する、デバイスに命令してメディア情報を所定の方法で処理させる等を行うことができる。] [0019] 種々の実施形態において、マルチメディア会議システム100は、マルチメディア会議サーバ130を含むことができる。マルチメディア会議サーバ130は、ネットワーク120を介してミーティングコンソール110−1−m間のマルチメディア会議コールを確立、管理、または制御するよう配置される、任意の論理エンティティまたは物理エンティティを含むことができる。ネットワーク120は、例えば、パケット交換のネットワーク、回路交換のネットワーク、またはその両方の組み合わせを含むことができる。種々の実施形態において、マルチメディア会議サーバ130は、任意の処理デバイスまたはコンピューティングデバイス、例えば、コンピュータ、サーバ、サーバアレイまたはサーバファーム、ワークステーション、ミニコンピュータ、メインフレームコンピュータ、スーパーコンピュータ等を含むか、または該任意の処理デバイスまたはコンピューティングデバイスとして実装することができる。マルチメディア会議サーバ130は、マルチメディア情報のやりとりおよび処理に適切な、汎用のコンピューティングアーキテクチャまたは特定のコンピューティングアーキテクチャを含むか、または実装することができる。一実施形態において、例えば、マルチメディア会議サーバ130を、図5を参照して説明するようなコンピューティングアーキテクチャを使用して実装することができる。マルチメディア会議サーバ130の例は、MICROSOFT OFFICE COMMUNICATIONS SERVER、MICROSOFT OFFICE LIVEMEETINGサーバ等を含むことができるが、これに限らない。] 図5 [0020] マルチメディア会議サーバ130の特定の実装は、マルチメディア会議サーバ130に対して使用される通信プロトコルまたは通信規格の組によって変化し得る。一例において、マルチメディア会議サーバ130を、IETF(Internet Engineering Task Force)のMMUSIC(Multiparty Multimedia Session Control)ワーキンググループのSIP(Session Initiation Protocol)シリーズの規格および/または変形に従って実装することができる。SIPは、ビデオ、音声、インスタントメッセージ、オンラインゲーム、およびバーチャルリアリティといった、マルチメディア要素を含むインタラクティブなユーザセッションを、初期化、修正、終了させるための、策定された規格である。別の例において、マルチメディア会議サーバ130を、ITU(International Telecommunication Union)のH.323シリーズの規格および/または変形に従って、実装することができる。H.323規格により、多地点接続装置(MCU)を定義して、会議コールの動作を調節する。特に、MCUには、H.245シグナリングを扱う多地点コントローラ(MC)、および、データストリームを混合し処理する1つまたは複数の多地点プロセッサ(MP)が含まれる。SIPおよびH.323規格の両方が、本質的に、VoIP(Voice over Internet Protocol)またはボイスオーバーパケット(VOP)(Voice Over Packet)のマルチメディア会議コール動作のためのシグナリングプロトコルである。しかし、当然のことながら、他のシグナリングプロトコルが、マルチメディア会議サーバ130に対して実装可能であり、さらに実施形態の範囲内にある。] [0021] 一般的に動作において、マルチメディア会議システム100を、マルチメディア会議コールのために使用することができる。マルチメディア会議コールは、一般的に、音声、ビデオ、および/またはデータ情報を、複数のエンドポイント間でやりとりすることを含む。例えば、公衆または個人のパケットネットワーク120を、オーディオ会議コール、ビデオ会議コール、オーディオ/ビデオ会議コール、コラボラティブな文書の共有および編集等に使用することができる。パケットネットワーク120を、回路交換情報とパケット情報との間の変換のために配置される、1つまたは複数の適切なVoIPゲートウェイを介して、PSTN(Public Swithched Telephone Network)に接続することもできる。] [0022] パケットネットワーク120を介してマルチメディア会議コールを確立するために、各ミーティングコンソール110−1−mは、可変の接続スピードまたは帯域幅、例えば、低帯域幅のPSTN電話接続、中帯域幅のDSLモデム接続またはケーブルモデム接続、およびLAN(local area network)を介した高帯域幅のイントラネット接続で動作する、種々のタイプの有線通信リンクまたは無線通信リンクを使用して、パケットネットワーク120を介して、マルチメディア会議サーバ130に接続することができる。] [0023] 種々の実施形態において、マルチメディア会議サーバ130は、ミーティングコンソール110−1−m間のマルチメディア会議コールを、確立、管理、および制御することができる。いくつかの実施形態において、マルチメディア会議コールは、コラボレーション能力を全て提供するウェブ会議アプリケーションを使用して、ライブのウェブベースの会議コールを含むことができる。マルチメディア会議サーバ130は、会議におけるメディア情報を制御および配信する中央サーバとして動作する。マルチメディア会議サーバ130は、メディア情報を種々のミーティングコンソール110−1−mから受け取り、複数のタイプのメディア情報の混合動作を実施し、そのメディア情報を他の参加者の一部または全てに転送する。1つまたは複数のミーティングコンソール110−1−mは、マルチメディア会議サーバ130に接続することにより会議に加わることができる。マルチメディア会議サーバ130は、ミーティングコンソール110−1−mを安全な制御された方法で認証して追加するための、種々の入場許可制御の技術を実装することができる。] [0024] 種々の実施形態において、マルチメディア会議システム100は、ネットワーク120を介して1つまたは複数の通信接続に渡ってマルチメディア会議サーバ130に接続するミーティングコンソール110−1−mとして実装される、1つまたは複数のコンピューティングデバイスを含むことができる。例えば、コンピューティングデバイスは、それぞれが別個の会議を表す複数のミーティングコンソールを、同時にホストすることができる、クライアントアプリケーションを実装することができる。同様に、クライアントアプリケーションは、複数のオーディオ、ビデオ、およびデータストリームを受け取ることができる。例えば、全てまたは一部の参加者からのビデオストリームを、参加者のディスプレイにモザイクをかけたものとして表示し、トップのウィンドウに現在のアクティブな話者のビデオを表示し、他の参加者の全景を他のウィンドウに表示する。] [0025] ミーティングコンソール110−1−mは、マルチメディア会議サーバ130により管理されるマルチメディア会議コールに参加または従事するよう配置される、任意の論理エンティティまたは物理エンティティを含むことができる。ミーティングコンソール110−1−mを、その最も基本的な形態において、プロセッサおよびメモリを含む処理システム、1つまたは複数のマルチメディアI/O(input/output)コンポーネント、および、無線ネットワーク接続および/または有線ネットワーク接続を含む、任意のデバイスとして実装することができる。マルチメディアI/Oコンポーネントの例は、オーディオI/Oコンポーネント(例えば、マイクロフォン、スピーカ)、ビデオI/Oコンポーネント(例えば、ビデオカメラ、ディスプレイ)、触覚(I/O)コンポーネント(例えば、バイブレータ)、ユーザデータ(I/O)コンポーネント(例えば、キーボード、サムボード、キーパッド、タッチスクリーン)等を含むことができる。ミーティングコンソール110−1−mの例は、電話、VoIP電話またはVOP電話、PSTN上で動作するよう設計されるパケット電話、インターネット電話、テレビ電話、携帯電話、PDA(personal degital assistant)、携帯電話とPDAの組み合わせ、携帯用コンピューティングデバイス、スマートフォン、一方向のページャ、双方向のページャ、メッセージングデバイス、コンピュータ、PC(personal computer)、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、ノートブックコンピュータ、ハンドヘルドコンピュータ、ネットワーク電気器具等を含むことができる。いくつかの実装において、ミーティングコンソール110−1−mを、図5を参照して説明するコンピューティングアーキテクチャと同様の一般的なコンピューティングアーキテクチャまたは特定のコンピューティングアーキテクチャを使用して、実装することができる。] 図5 [0026] ミーティングコンソール110−1−mは、それぞれのクライアントミーティングコンポーネント112−1−nを含むか、または実装することができる。クライアントミーティングコンポーネント112−1−nを、マルチメディア会議サーバ130のサーバミーティングコンポーネント132と相互運用してマルチメディア会議イベントを確立、管理、または制御するよう設計することができる。例えば、クライアントミーティングコンポーネント112−1−nは、適切なアプリケーションプログラムおよびユーザインターフェース制御を含むか、または実装して、それぞれのミーティングコンソール110−1−mが、マルチメディア会議サーバ130により容易にされたウェブ会議に参加することを可能にすることができる。クライアントミーティングコンポーネントは、ミーティングコンソール110−1−mのオペレータにより提供されるメディア情報を取得するための入力機器(例えば、ビデオカメラ、マイクロフォン、キーボード、マウス、コントローラ等)、および、他のミーティングコンソール110−1−mのオペレータによりメディア情報を再生するための出力機器(例えば、ディスプレイ、スピーカ等)を含むことができる。クライアントミーティングコンポーネント112−1−nの例は、MICROSOFT OFFICE COMMUNICATOR、またはMICROSOFT OFFICE LIVEMEETINGのウィンドウズベースのミーティングコンソール等を含むことができるが、これに限らない。] [0027] 図1で例示する実施形態に示すように、マルチメディア会議システム100は、会議室150を含むことができる。企業またはビジネスでは一般的には、会議室を利用して、ミーティングを開く。そのようなミーティングには、会議室150内にいる参加者、および、会議室150外にいる遠隔地の参加者が存在する、マルチメディア会議イベントが含まれる。会議室150は、マルチメディア会議イベントのサポートに利用可能な種々のコンピューティングリソースおよび通信リソースを有し、1つまたは複数のリモートのミーティングコンソール110−2−mとローカルのミーティングコンソール110−1との間のマルチメディア情報を提供する。例えば、会議室150は、会議室150内にあるローカルのミーティングコンソール110−1を含むことができる。] 図1 [0028] ローカルのミーティングコンソール110−1を、マルチメディア情報を取得、伝達、再生することか可能な、種々のマルチメディア入力デバイスおよび/またはマルチメディア出力デバイスに接続することができる。マルチメディア入力デバイスは、会議室150内のオペレータからのマルチメディア情報を入力として取得または受け取るよう配置される、オーディオ入力デバイス、ビデオ入力デバイス、画像入力デバイス、テキスト入力デバイス、および他のマルチメディア入力機器を含む、任意の論理デバイスまたは物理デバイスを含むことができる。マルチメディア入力デバイスの例は、ビデオカメラ、マイクロフォン、マイクロフォン配列、会議用電話、ホワイトボード、インタラクティブホワイトボード、音声テキスト変換コンポーネント、テキスト音声変換コンポーネント、音声認識システム、ポインティングデバイス、キーボード、タッチスクリーン、タブレットコンピュータ、手書き文字認識デバイス等、を含むことができるが、これに限らない。ビデオカメラの例は、ワシントン州レドモンド、マイクロソフト社製のMICROSOFT ROUNDTABLEといったringcamを含むことができる。MICROSOFT ROUNDTABLEは、遠隔地のミーティング参加者に、会議用テーブルの回りに着席している全ての人の全景ビデオを提供する360度カメラを有するビデオ会議デバイスである。マルチメディア出力デバイスは、リモートのミーティングコンソール110−2−mのオペレータからの出力マルチメディア情報として再生または表示するよう配置される、オーディオ出力デバイス、ビデオ出力デバイス、画像出力デバイス、テキスト入力デバイス、および他のマルチメディア出力機器を含む、任意の論理デバイスまたは物理デバイスを含むことができる。マルチメディア出力デバイスの例は、電子ディスプレイ、ビデオプロジェクタ、スピーカ、振動ユニット、プリンタ、ファクシミリ装置等を含むことができるが、これに限らない。] [0029] 会議室150内のローカルのミーティングコンソール110−1は、参加者154−1−pを含む会議室150からメディアコンテンツを取得し、かつそのメディアコンテンツをマルチメディア会議サーバ130へストリーミングするよう配置される、種々のマルチメディア入力デバイスを含むことができる。図1に示す例示の実施形態において、ローカルのミーティングコンソール110−1には、ビデオカメラ106、およびマイクロフォン104−1−rの配列が含まれる。ビデオカメラ106は、会議室150内に存在する参加者154−1−pのビデオコンテンツを含むビデオコンテンツを取得し、かつそのビデオコンテンツをローカルのミーティングコンソール110−1を介してマルチメディア会議サーバ130へストリーミングすることができる。同様に、マイクロフォン104−1−rの配列は、会議室150内に存在する参加者154−1−pからのオーディオコンテンツを含むオーディオコンテンツを取得し、かつそのオーディオコンテンツをローカルのミーティングコンソール110−1を介してマルチメディア会議サーバ130へストリーミングすることができる。ローカルのミーティングコンソールは、また、ディスプレイ116またはビデオプロジェクタといった種々のメディア出力デバイスを含むことができ、ミーティングコンソール110−1−mを使用してマルチメディア会議サーバ130を介して受け取った、全ての参加者からのビデオコンテンツまたはオーディオコンテンツと共に、1つまたは複数のGUIビューを示すことができる。] 図1 [0030] ミーティングコンソール110−1−mおよびマルチメディア会議サーバ130は、所与のマルチメディア会議イベントに対して確立される種々のメディア接続を利用して、メディア情報および制御情報をやりとりすることができる。メディア接続は、SIPシリーズのプロトコルといった種々のVoIPシグナリングプロトコルを使用して確立することができる。SIPシリーズのプロトコルは、1人または複数の参加者とのセッションを作成、修正、終了させるための、アプリケーションレイヤ制御(シグナリング)プロトコルである。これらのセッションには、インターネットマルチメディア会議、インターネット電話コール、およびマルチメディア配信が含まれる。セッションのメンバは、マルチキャストを介して、またはユニキャスト関連網を介して、またはそれらの組み合わせで、通信することができる。SIPは、全体的なIETFのマルチメディアデータおよび現在プロトコルを組み入れている制御アーキテクチャの一部として設計され、そのプロトコルには、例えば、ネットワークリソースを予約するためのRSVP(resource reservation protocol)(IEEE RFC2205)、リアルタイムデータを伝送し、QOS(Quality−of−Service)のフィードバックを提供するためのRTP(real−time transport protocol)(IEEE RFC1889)、ストリーミングメディアの配信を制御するためのRTSP(real−time streaming protocol)(IEEE RFC2326)、マルチキャストを介してマルチメディアセッションを通知するためのSAP(session announcement protocol)、マルチメディアセッションを記述するためのSDP(session description protocol)(IEEE RFC2327)等が含まれる。例えば、ミーティングコンソール110−1−mは、SIPをシグナリングチャネルとして使用してメディア接続を設定し、かつRTPをメディアチャネルとして使用して、メディア接続を介してメディア情報を伝送することができる。] [0031] 一般的な動作では、スケジューリングデバイス108を使用して、マルチメディア会議システム100に対してマルチメディア会議イベント予約を生成することができる。スケジューリングデバイス108は、例えば、マルチメディア会議イベントをスケジューリングするための適切なハードウェアおよびソフトウェアを有する、コンピューティングデバイスを含むことができる。例えば、スケジューリングデバイス108は、ワシントン州レドモンド、マイクロソフト社製の、MICROSOFT OFFICE OUTLOOK「登録商標」のアプリケーションソフトウェアを利用するコンピュータを含むことができる。MICROSOFT OFFICE OUTLOOKのアプリケーションソフトウェアには、マルチメディア会議イベントのスケジューリングに使用することが可能な、メッセージング・コラボレーションクライアントソフトウェアが含まれる。オペレータは、MICROSOFT OFFICE OUTLOOKを使用して、スケジュール要求をミーティング招待者のリストに送られるMICROSOFT OFFICE LIVEMEETINGイベントに変換する。スケジュール要求は、マルチメディア会議イベントの仮想の部屋へのハイパ−リンクを含むことができる。招待者がハイパ−リンクをクリックすると、ミーティングコンソール110−1−mがウェブブラウザを立ち上げ、マルチメディア会議サーバ130に接続し、仮想の部屋に加わる。一度そこに加われば、参加者は、スライドのプレゼンテーションを提示し、文書または思い浮かんだことを、他のツールの中から内蔵のホワイトボード上にアノテーションを付けることが可能である。] [0032] オペレータは、スケジューリングデバイス108を使用して、マルチメディア会議イベントのマルチメディア会議イベント予約を生成することができる。マルチメディア会議イベント予約は、マルチメディア会議イベントのミーティング招待者のリストを含むことができる。ミーティング招待者のリストは、マルチメディア会議イベントに招待される個人のリストを含むことができる。いくつかの場合において、ミーティング招待者のリストには、マルチメディアイベントに招待され受諾した個人のみが含まれることもある。Microsoft Outlookのメールクライアントといったクライアントアプリケーションは、予約要求をマルチメディア会議サーバ130へ転送する。マルチメディア会議サーバ130は、マルチメディア会議イベント予約を受け取り、ミーティング招待者のリストおよびミーティング招待者に関連する情報を、企業リソースディレクトリ160といったネットワークデバイスから検索することができる。] [0033] 企業リソースディレクトリ160は、オペレータおよび/またはネットワークリソースの公開ディレクトリを公開するネットワークデバイス含むことができる。企業リソースディレクトリ160により公開されるネットワークリソースの共通の例には、ネットワークプリンタが含まれる。一実施形態において、例えば、企業リソースディレクトリ160を、MICROSOFT ACTIVEDIRECTORY「登録商標」として実装することができる。Active Directoryは、ネットワークコンピュータに対する中央認証・許可サービスを提供する、LDAP(lightweight directory access protocol)のディレクトリサービスの実装である。またActive Directoryにより、管理者がポリシーを割り当てること、ソフトウェアを展開すること、および重要な更新を組織に適用することが可能となる。Active Directoryは、情報および設定を中央データベースに記憶する。アクティブディレクトリネットワークは、数百のオブジェクトからなる小さな設定から、数百万のオブジェクトからなる大きな設定まで、様々である。] [0034] 種々の実施形態において、企業リソースディレクトリ160は、マルチメディア会議イベントへの種々のミーティング招待者の識別情報を含むことができる。識別情報は、ミーティング招待者のそれぞれを一意的に識別可能な任意のタイプの情報を含むことができる。例えば、識別情報は、名前、場所、連絡先、アカウント番号、職業情報、組織情報(例えば、肩書き)、個人情報、接続情報、プレゼンス情報、ネットワークアドレス、MAC(media access control)アドレス、IP(Internet Protocol)アドレス、電話番号、電子メールアドレス、プロトコルアドレス(例えば、SIPアドレス)、機器識別子、ハードウェア構成、ソフトウェア構成、有線インターフェース、無線インターフェース、サポートされるプロトコル、および他の所望の情報を含むことができるが、これに限らない。] [0035] マルチメディア会議サーバ130は、ミーティング招待者を含むマルチメディア会議イベント予約を受け取り、対応する識別情報を企業リソースディレクトリ160から検索することができる。マルチメディア会議サーバ130は、ミーティング招待者のリストおよび対応する識別情報を使用して、マルチメディア会議イベントへの参加者を自動的に識別するよう支援する。例えば、マルチメディア会議サーバ130は、ミーティング招待者のリストおよび付随する識別情報を、マルチメディア会議イベントのビジュアルコンポジションにおける参加者の識別に使用するために、ミーティングコンソール110−1−mに転送することができる。] [0036] ミーティングコンソール110−1−mを再び参照すると、各ミーティングコンソール110−1−mは、それぞれのビジュアルコンポジションコンポーネント114−1−tを含むか、または実装することができる。ビジュアルコンポジションコンポーネント114−1−tは、一般には、マルチメディア会議イベントのビジュアルコンポジション108を生成してディスプレイ116に表示するよう動作することができる。ビジュアルコンポジション108およびディスプレイ116は、限定ではなく例として、ミーティングコンソール110−1の一部として示されているが、当然のことながら、各ミーティングコンソール110−1−mは、ディスプレイ116と同様の、かつミーティングコンソール110−1−mの各オペレータに対してビジュアルコンポジション108をレンダリングすることが可能である、電子ディスプレイを含むことができる。] [0037] 一実施形態において、例えば、ローカルのミーティングコンソール110−1は、ディスプレイ116、およびマルチメディア会議イベントのビジュアルコンポジション108を生成するよう動作するビジュアルコンポジションコンポーネント114−1を含むことができる。ビジュアルコンポジションコンポーネント114−1は、デジタル領域におけるミーティング参加者(例えば、154−1−p)に対してより自然な表現を提供するビジュアルコンポジション108を生成するよう配置される、種々のハードウェア要素および/またはソフトウェア要素を含むことができる。ビジュアルコンポジション108は、ビデオコンテンツ、オーディオコンテンツ、識別情報等を含む、マルチメディア会議イベントの各参加者に関する異なるタイプのマルチメディアコンテンツを統合かつ集約する。ビジュアルコンポジションは、閲覧者が、ビジュアルコンポジションの特定の領域に着目してある参加者の参加者固有情報を集めること、別の特定の領域に着目して別の参加者の参加者固有情報を集めること、等々を可能にするような方法で、統合および集約された情報を提示する。このようにして、閲覧者は、参加者の情報を異なるソースから集めることに時間を費やすより、マルチメディア会議イベントのインタラクティブな部分に着目することができる。概してミーティングコンソール110−1−m、特にビジュアルコンポジションコンポーネント114について、図2を参照してさらに詳細に説明する。] 図2 [0038] 図2は、ビジュアルコンポジションコンポーネント114−1−tのブロック図を示す。ビジュアルコンポジションコンポーネント114は、複数のモジュールを含むことができる。モジュールを、ハードウェア要素、ソフトウェア要素、またはハードウェア要素およびソフトウェア要素の組み合わせを使用して実装することができる。図2に示すようなビジュアルコンポジションコンポーネント114は、ある特定のトポロジにおいては要素の数が制限されているが、当然のことながら、ビジュアルコンポジションコンポーネント114は、代替のトポロジにおいて、所与の実装について所望の通りに、より多くのまたはより少ない要素を含むことができる。実施形態は、このコンテキストに限らない。] 図2 [0039] 図2に示す例示の実施形態において、ビジュアルコンポジションコンポーネント114には、ビデオデコーダモジュール210が含まれる。ビデオデコーダ210は一般に、マルチメディア会議サーバ130を介して種々のミーティングコンソール110−1−mから受け取ったメディアストリームをデコードする。一実施形態において、例えば、ビデオデコーダモジュール210を、マルチメディア会議イベントに参加している種々のミーティングコンソール110−1−mから、入力されたメディアストリーム202−1−fを受け取るよう配置することができる。ビデオデコーダモジュール210は、入力されたメディアストリーム202−1−fを、ディスプレイ116による表示に適切なデジタルビデオコンテンツまたはアナログビデオコンテンツにデコードすることができる。さらに、ビデオデコーダモジュール210は、入力されたメディアストリーム202−1−fを、ディスプレイ116およびビジュアルコンポジション108により使用されるディスプレイフレームに適切な、種々の空間的解像度および時間的解像度にデコードすることができる。] 図2 [0040] ビジュアルコンポジションコンポーネント114−1は、ビデオデコーダモジュール210に通信可能に連結される、アクティブな話者検出モジュール(ASD)(active speaker detector )モジュール220を含むことができる。ASDモジュール220は一般に、デコードされたメディアストリーム202−1−f内の任意の参加者がアクティブな話者であるかどうかを検出することができる。種々のアクティブな話者の検出技術を、ASDモジュール220に実装することができる。一実施形態において、例えば、ASDモジュール220は、デコードされたメディアストリーム内での音声エネルギーを検出かつ測定し、測定結果を最高音声エネルギーから最低音声エネルギーに順位付けし、最高音声エネルギーを有するデコードされたメディアストリームを、現在のアクティブな話者を表しているものとして選択することができる。しかし、他のASD技術を使用することもでき、実施形態はこのコンテキストに限らない。] [0041] しかし、いくつかの場合において、入力されたメディアストリーム202−1−fに、会議室150に置かれるローカルのミーティングコンソール110−1から入力されたメディアストリーム202−1といった複数の参加者を含めることが可能である。この場合、ASDモジュール220を、オーディオ(音源の局在性)およびビデオ(動きのパターンおよび空間的パターン)の特徴を使用して、会議室150にいる参加者154−1−pの中から主要な話者またはアクティブな話者を検出するよう配置することができる。ASDモジュール220は、数人の人が同時に話しているときに、会議室150内の主要な話者を判定することができる。ASDモジュール220はまた、背景のノイズおよびサウンドを反射する堅い表面を補償する。例えば、ASDモジュール220は、6個の別個のマイクロフォン104−1−rから入力を受け取って、異なるサウンドを区別し、ビーム形成と呼ばれる処理により主要な1つを分離することができる。各マイクロフォン104−1−rは、ミーティングコンソール110−1の異なる部分に組み込まれる。サウンドの速さにかかわらず、マイクロフォン104−1−rは、お互いに異なる時間間隔で、参加者154−1−pから音声情報を受け取ることができる。ASDモジュール220は、この時間差を使用して音声情報の発生源を識別することができる。音声情報の発生源を識別すると、ローカルのミーティングコンソール110−1のコントローラは、ビデオカメラ106−1−pからの視覚的キューを使用して、主要な話者の顔を特定、拡大、および強調することができる。このようにして、ローカルのミーティングコンソール110−1のASDモジュール220は、伝送側のアクティブな話者として会議室150から単一の参加者154−1−pを分離する。] [0042] ビジュアルコンポジションコンポーネント114−1は、ASDモジュール220に通信可能に連結されるメディアストリームマネジャ(MSM)(media stream manager)モジュール230を含むことができる。MSMモジュール230は、一般には、デコードされたメディアストリームを種々のディスプレイフレームにマッピングすることができる。一実施形態において、例えば、MSMモジュール230を、アクティブな話者を有するデコードされたメディアストリームをアクティブなディスプレイフレームにマッピングし、他のデコードされたメディアストリームを非アクティブなディスプレイフレームにマッピングするよう配置することができる。] [0043] ビジュアルコンポジションコンポーネント114−1は、MSMモジュール230に通信可能に連結されるビジュアルコンポジションジェネレータ(VCG)(visual composition generator)モジュール240を含むことができる。VCGモジュール240は、一般には、ビジュアルコンポジション108をレンダリングまたは生成することができる。一実施形態において、例えば、VCGモジュール240を、所定の順番で位置づけられるアクティブなディスプレイフレームおよび非アクティブなディスプレイフレームを有する参加者名簿とともにビジュアルコンポジション108を生成するよう配置することができる。VCGモジュール240は、所与のミーティングコンソール110−1−mに対して、ビデオグラフィックコントローラおよび/またはオペレーションシステムのGUIモジュールを介して、ディスプレイ116にビジュアルコンポジションの信号206−1−gを出力することができる。] [0044] ビジュアルコンポジションコンポーネント114−1は、VCGモジュール240と通信可能に連結されるアノテーションモジュール250を含むことができる。アノテーションモジュール250は、一般には、参加者に識別情報でアノテーションを付けることができる。一実施形態において、例えば、アノテーションモジュール250を、オペレータコマンドを受け取ってアクティブなディスプレイフレームまたは非アクティブなディスプレイフレーム内の参加者に識別情報でアノテーションを付けるよう配置することができる。アノテーションモジュール250は、識別場所を判定して識別情報を位置づけすることができる。次いで、アノテーションモジュール250は、その参加者に識別場所において識別情報でアノテーションを付けることができる。] [0045] 図3は、より詳細なビジュアルコンポジション108の図を示す。ビジュアルコンポジション108は、ミーティングコンソール110−1−mのオペレータといった閲覧者に対するプレゼンテーションのためにある特定のモザイクまたは表示パターンで配置される、種々のディスプレイフレーム330−1−aを含むことができる。各ディスプレイフレーム330−1−aは、メディアストリーム202−1−fからのマルチメディアコンテンツ、例えば、MSMモジュール230によりディスプレイフレーム330−1−aにマッピングされる、対応するメディアストリーム202−1−fからのビデオコンテンツおよび/またはオーディオコンテンツを、レンダリングまたは表示するよう設計されている。] 図3 [0046] 図3に示す例示の実施形態において、例えば、ビジュアルコンポジション108は、プレゼンテーションアプリケーションソフトウェアからのプレゼンテーションスライド304といったアプリケーションデータを表示する主視聴領域を含むディスプレイフレーム330−6を、含むことができる。さらに、ビジュアルコンポジション108は、ディスプレイフレーム330−1〜330−5を含む参加者名簿306を、含むことができる。当然のことながら、ビジュアルコンポジション108は、所与の実装について所望の通りに、大きさおよび代替の配置に変化させるより多くのまたはより少ないディスプレイフレーム330−1〜330−5を含むことができる。] 図3 [0047] 参加者名簿306は、複数のディスプレイフレーム330−1から330−5を含むことができる。ディスプレイフレーム330−1から330−5は、ミーティングコンソール110−1−mによりやりとりされる種々のメディアストリーム202−1−fから参加者302−1−bのビデオコンテンツおよび/またはオーディオコンテンツを提供することができる。参加者名簿306の種々のディスプレイフレーム330−1を、ビジュアルコンポジション108の上端からビジュアルコンポジション108の下端まで所定の順番で、例えば、上端の近くの第1の位置にあるディスプレイフレーム330−1、第2の位置にあるディスプレイフレーム330−2、第3の位置にあるディスプレイフレーム330−3、第4の位置にあるディスプレイフレーム330−4、および下端近くの第5の位置にあるディスプレイフレーム330−5のように、配置することができる。ディスプレイフレーム330−1から330−5により表示される参加者302−1−bのビデオコンテンツを、「頭から肩まで」の切り抜き(顔写真)(例えば、任意の背景あり、またはなし)、他のオブジェクトに重なることが可能な透明のオブジェクト、透視的な矩形の領域、全景等、種々のフォーマットでレンダリングすることができる。] [0048] 参加者名簿306のディスプレイフレーム330−1−bの所定の順番は、固定である必要はない。いくつかの実施形態において、所定の順番は、多くの理由により変化する。例えば、オペレータが、個人の好みに基づき、所定の順番のある部分または全てを手動で構成することができる。別の例において、ビジュアルコンポジションコンポーネント114−1−tは、所与のマルチメディア会議イベントに加わるまたは退出する参加者、ディスプレイフレーム330−1−aの表示サイズの変更、ディスプレイフレーム330−1−aにレンダリングされるビデオコンテンツの空間的解像度または時間的解像度への変更、ディスプレイフレーム330−1−aのビデオコンテンツ内に示される参加者302−1−bの数、異なるマルチメディア会議イベント等に基づき、所定の順番を自動的に変更することができる。] [0049] 一実施形態において、ビジュアルコンポジションコンポーネント114−1−tは、ASDモジュール220により実装されるようにASD技術に基づき、所定の順番を自動的に変更することができる。一般的には、いくつかのマルチメディア会議イベントのアクティブな話者が頻繁に変わるため、閲覧者はどのディスプレイフレーム330−1−aに現在のアクティブな話者が含まれるのかを見極めるのがむずかしいことがある。この問題および他の問題を解決するために、参加者名簿306では、アクティブな話者320に所定の順番の第1の位置に与えた、ディスプレイフレーム330−1−aの所定の順番を有することができる。] [0050] VCGモジュール240は、所定の順番の第1の位置にあるアクティブなディスプレイフレーム330−1を有する参加者名簿306とともにビジュアルコンポジション108を生成するよう動作することができる。アクティブなディスプレイフレームは、アクティブな話者320を表示するために具体的に指定されるディスプレイフレーム330−1−aを指すことができる。一実施形態において、例えば、VCGモジュール240を、現在のアクティブな話者として所定の順番の第1の位置へ指定される参加者のビデオコンテンツを有するディスプレイフレーム330−1−aに対して、所定の順番内で位置を移動させるよう配置することができる。例えば、第1のディスプレイフレーム330−1に示すように、第1のメディアストリーム202−1からの参加者302−1が、第1の期間においてアクティブな話者320として指定されるとする。さらに、ASDモジュール220が、アクティブな話者320が、第2の期間において参加者302−1から、第4のディスプレイフレーム330−4に示すように第4のメディアストリーム202−4からの参加者302−4へ変更したことを検出したとする。VCGモジュール240は、第4のディスプレイフレーム330−4を、所定の順番の第4の位置から、アクティブな話者320に与えられる所定の順番の第1の位置へ移動させることができる。次いで、VCGモジュール240は、所定の順番の第1の位置から、第4のディスプレイフレーム330−4が移動した後の所定の順番の第4の位置へ、第1のディスプレイフレーム330−1を移動させることができる。これは、例えば、入れ替え動作中のディスプレイフレーム330−1−aの移動を示す、アクティブな話者320が変わったという視覚的キューを閲覧者に提供するといった、視覚的効果を実装するためには望ましい。] [0051] 所定の順番内のディスプレイフレーム330−1−aの位置の入れ替えるよりも、MSMモジュール230を、現在のアクティブな話者320として指定される参加者のビデオコンテンツを有するディスプレイフレーム330−1−aにマッピングされる、メディアストリーム202−1−fを入れ替えるよう配置することができる。前の例を使用すると、アクティブな話者320の変更に応答してディスプレイフレーム330−1、330−4の位置を入れ替えるよりも、MSMモジュール230は、ディスプレイフレーム330−1、330−4間でそれぞれのメディアストリーム202−1、202−4を入れ替えることができる。例えば、MSMモジュール230は、第1のディスプレイフレーム330−1に第4のメディアストリーム202−4からのビデオコンテンツを表示させ、第4のディスプレイフレーム330−4に第1のメディアストリーム202−1からのビデオコンテンツを表示させることができる。これは、例えば、ディスプレイフレーム330−1−aを再描画するために必要とされるコンピューティングリソースの量を減らし、リソースを他のビデオ処理操作に開放するためには望ましい。] [0052] VCGモジュール240は、所定の順番の第2の位置にある非アクティブなディスプレイフレーム330−2を有する参加者名簿306とともにビジュアルコンポジション108を生成するよう動作することができる。非アクティブなディスプレイフレームは、アクティブな話者320を表示するよう指定されないディスプレイフレーム330−1−aを指すことができる。非アクティブなディスプレイフレーム330−2は、ビジュアルコンポジション108を生成するミーティングコンソール110−1−mに対応する参加者302−2のビデオコンテンツを有することができる。例えば、ビジュアルコンポジション108の閲覧者は、一般的には、同様にマルチメディア会議イベントのミーティング参加者である。従って、入力されたメディアストリーム202−1−fのうちの1つには、閲覧者のビデオコンテンツおよび/またはオーディオコンテンツが含まれる。閲覧者は、自分たちを見て、適切なプレゼンテーション技術が使用されていることを確かめること、閲覧者により信号で伝えられる言葉によらない通信を評価すること等を望むであろう。従って、参加者名簿306の所定の順番の第1の位置には、アクティブな話者320が含まれる一方で、参加者名簿306の所定の順番の第2の位置は、閲覧者のビデオコンテンツを含むことができる。アクティブな話者320と同様、他のディスプレイフレーム330−1、330−3、330−4および330−5が所定の順番内で移動しても、閲覧者は、一般的には、所定の順番の第2の位置にそのままある。これにより、閲覧者は引き続き閲覧でき、ビジュアルコンポジション108の他の領域をスキャンする必要がない。] [0053] いくつかの場合に置いて、オペレータは、個人の好みに基づき、所定の順番のある部分または全てを手動で構成することができる。VCGモジュール240は、オペレータコマンドを受け取って、非アクティブなディスプレイフレーム330−1−aを所定の順番における現在の位置から所定の順番における新しい位置へ移動させるよう動作することができる。次いで、VCGモジュール240は、オペレータコマンドに応答して、非アクティブなディスプレイフレーム330−1−aを新しい位置に移動させることができる。例えば、オペレータは、マウス、タッチスクリーン、キーボード等といった入力デバイスを使用して、ポインタ340を制御することができる。オペレータは、ディスプレイフレーム330−1−aをドラッグアンドドロップして、ディスプレイフレーム330−1−aの任意の所望の順番を手動で形成することができる。] [0054] 入力されたメディアストリーム202−1−fのオーディオコンテンツおよび/またはビデオコンテンツを表示することに加えて、参加者名簿306を使用して、参加者302−1−bの識別情報を表示することもできる。アノテーションモジュール250は、オペレータコマンドを受け取って、アクティブなディスプレイフレーム(例えば、ディスプレイフレーム330−1)または非アクティブなディスプレイフレーム(例えば、ディスプレイフレーム330−2から330−5)内の参加者302−1−bに識別情報でアノテーションを付けるよう動作することができる。例えば、ビジュアルコンポジション108が表示されたディスプレイ116を有するミーティングコンソール110−1−mのオペレータが、ディスプレイフレーム330−1−aに示される一部または全ての参加者302−1−bの識別情報の閲覧を望むとする。アノテーションモジュール250は、マルチメディア会議サーバ130および/または企業リソースディレクトリ160からの識別情報204を受け取ることができる。アノテーションモジュール250は、識別情報204を位置づけする識別場所308を判定し、参加者に識別場所308において識別情報でアノテーションを付けることができる。識別場所308は、当該参加者302−1−bに比較的近接しているべきである。識別場所308は、識別情報204でアノテーションを付けるために、ディスプレイフレーム330−1−a内の位置を含むことができる。適用においては、ビジュアルコンポジション108を閲覧する側の観点からは、識別情報204は、参加者302−1−bに十分に近接させ、参加者302−1−bのビデオコンテンツと参加者302−1−bの識別情報204との間の関連付けを容易にするべきであり、一方では、参加者302−1−bのビデオコンテンツを部分的または全面的に塞いでしまう可能性を減らすまたは避けることになる。識別場所308は、固定された場所とすることができ、または、参加者302−1−bの大きさ、参加者302−1−bの動き、ディスプレイフレーム330−1−a内の背景のオブジェクトの変化等といった要因により動的に変えることもできる。] [0055] いくつかの場合において、VCGモジュール240(またはOSのGUIモジュール)を使用して、選択された参加者302−1−bの識別情報204とともに別個のGUIビュー316を開くオプションを有するメニュー314を生成することができる。例えば、オペレータは、入力デバイスを使用して、ポインタ340を制御しディスプレイフレーム330−4といった所与のディスプレイフレーム上でホバリングすることができ、メニュー314は、自動的または起動されてメニュー314を開く。オプションの1つに、「連絡先カードを開く」または何らかの同様のラベルが含むことができ、これは、選択されると、識別情報350を含むGUIビュー316を、開く。識別情報350は、識別情報204と同じまたは同様であるが、一般的には目的の参加者302−1−bのさらに詳細な識別情報を含むことができる。] [0056] 参加者名簿306を動的に変更することにより、マルチメディア会議イベントの仮想ミーティング室内の種々の参加者302−1−bとやりとりするためのより効果的な機構が提供される。しかし、いくつかの場合において、オペレータまたは閲覧者は、非アクティブなディスプレイフレーム330−1−aまたは非アクティブなディスプレイフレーム330−1−aのビデオコンテンツを参加者名簿306内で動かすことよりも、非アクティブなディスプレイフレーム330−1−aを所定の順番における現在の位置に固定することを望むかもしれない。これは、例えば、閲覧者が一部または全部のマルチメディア会議イベントを通して、特定の参加者を容易に探し出して閲覧することを所望する場合、望ましい。そのような場合、オペレータまたは閲覧者は、非アクティブなディスプレイフレーム330−1−aを選択して、参加者名簿306の所定の順番におけるその現在の位置にそのままにすることができる。オペレータコマンドを受け取ると、VCGモジュール240は、一時的または永久的に、選択された非アクティブなディスプレイフレーム330−1−aを所定の順番における選択された位置に割り当てることができる。例えば、オペレータまたは閲覧者は、ディスプレイフレーム330−3を所定の順番における第3の位置に割り当てることを所望することができる。ピンアイコン306のような視覚的インジケータは、ディスプレイフレーム330−3が第3の位置に割り付けられ、解放されるまで第3の位置に残るということを示すことができる。] [0057] 上述の実施形態の動作を、1つまたは複数の論理フローを参照してさらに説明する。当然のことながら、特に示さない限り、代表的な論理フローが必ずしも提示された順番、または任意の特定の順番で実行される必要はない。さらに、論理フローに関して説明する種々の動作は、連続的にまたは並行して実行可能である。論理フローを、説明する実施形態の1つまたは複数のハードウェア要素および/またはソフトウェア要素、または所与の組の設計および性能制約に必要とされる代替の要素を使用して実装することができる。例えば、論理フローを、論理デバイス(例えば、汎用コンピュータまたは特定の目的のコンピュータ)による実行のための論理(例えば、コンピュータプログラム命令)として実装することができる。] [0058] 図4は、論理フロー400の一実施形態を示す。論理フロー400は、本明細書に説明する1つまたは複数の実施形態により実行される、一部または全ての動作の代表とすることができる。] 図4 [0059] 図4に示すように、論理フロー400は、ブロック402にて、マルチメディア会議イベントの複数のメディアストリームをデコードすることができる。例えば、ビデオデコーダモジュール210は、複数のエンコードされたメディアストリーム202−1−fを受け取り、メディアストリーム202−l−fをビジュアルコンポジション108により表示するためにデコードする。エンコードされたメディアストリーム202−1-fは、別個のメディアストリーム、またはマルチメディア会議サーバ130より合成された混合メディアストリームを含むことができる。] 図4 [0060] 論理フロー400は、ブロック404にて、デコードされたメディアストリーム内の参加者をアクティブな話者として検出することができる。例えば、ASDモジュール220は、デコードされたメディアストリーム202−1-f内の参加者302−1−bをアクティブな話者320として検出する。アクティブな話者320は、所与のマルチメディア会議イベントを通して頻繁に変更されることが可能であり、一般的には変更される。従って、異なる参加者302−1−bが、時間と共に、アクティブな話者320として指定されることもあり得る。] [0061] 論理フロー400は、ブロック406にて、アクティブな話者を有するデコードされたメディアストリームをアクティブなディスプレイフレームにマッピングし、他のデコードされたメディアストリームを非アクティブなディスプレイフレームにマッピングすることができる。例えば、MSMモジュール230は、アクティブな話者320を有するデコードされたメディアストリーム202−l−fをアクティブなディスプレイフレーム330−1にマッピングし、他のデコードされたメディアストリームを非アクティブなディスプレイフレーム330−2−aにマッピングすることができる。] [0062] 論理フロー400は、ブロック408にて、所定の順番で位置づけされるアクティブなディスプレイフレームおよび非アクティブなディスプレイフレームを有する参加者名簿とともにビジュアルコンポジションを生成することができる。例えば、VCGモジュール240は、所定の順番で位置づけされるアクティブなディスプレイフレーム330−1および非アクティブなディスプレイフレーム330−2−aを有する参加者名簿306とともにビジュアルコンポジション108を生成することができる。VCGモジュール240は、条件の変更に応答して所定の順番を自動的に変更することができ、またはオペレータが所望の通りに所定の順番を手動で変更することが可能である。] [0063] 図5は、ミーティングコンソール110−1-mまたはマルチメディア会議サーバ130を実装するのに適切なコンピューティングアーキテクチャ510のより詳細なブロック図をさらに示す。基本的な構成において、コンピューティングアーキテクチャ510には、一般的には、少なくとも1つの処理ユニット532およびメモリ534が含まれる。メモリ534を、データを記憶することが可能な、揮発性メモリおよび不揮発性メモリの両方を含む、任意の機械可読媒体またはコンピュータ可読媒体を使用して実装することができる。例えば、メモリ534は、ROM(read−only memory)、RAM(random−access memory)、DRAM(dynamic RAM)、DDRAM(Double−Data−Rate DRAM)、SDRAM(synchronous DRAM)、SRAM(static RAM)、PROM(programmable ROM)、EPROM(erasable programmable ROM)、EEPROM(electrically erasable programmable ROM)、フラッシュメモリ、強誘電性ポリマーメモリといったポリマーメモリ、オボニックメモリ、相変化もしくは強誘電性メモリ、SONOS(silicon−oxide−nitride−oxide−silicon)型メモリ、磁気もしくは光カード、または情報の記憶に適切な任意の他のタイプの媒体を含むことができる。図5に示すように、メモリ534は、1つまたは複数のアプリケーションプログラム536−1−tといった種々のソフトウェアプログラムおよび付随するデータを記憶することができる。実装によっては、アプリケーションプログラム536−1−tの例に、サーバミーティングコンポーネント132、クライアントミーティングコンポーネント112−1−n、またはビジュアルコンポジションコンポーネント114を含むことができる。] 図5 [0064] コンピューティングアーキテクチャ510はまた、その基本的構成を超える追加の特性および/または機能性を有することができる。例えば、コンピューティングアーキテクチャ510は、着脱可能記憶装置538および固定記憶装置540を含み、これらがまた、前述したような種々のタイプの機械可読媒体またはコンピュータ可読媒体を含むことができる。コンピューティングアーキテクチャ510はまた、キーボード、マウス、ペン、音声入力デバイス、タッチ入力デバイス、測定装置、センサ等といった、1つまたは複数の入力デバイス544を有することができる。コンピューティングアーキテクチャ510はまた、ディスプレイ、スピーカ、プリンタ等といった、1つまたは複数の出力デバイス542を含むことができる。] [0065] コンピューティングアーキテクチャ510は、コンピューティングアーキテクチャ510を他のデバイスと通信可能にする、1つまたは複数の通信接続546をさらに含むことができる。通信接続546は、1つまたは複数の通信インターフェース、ネットワークインターフェース、NIC(network interface card)、無線、無線送受信機(トランシーバ)、有線通信媒体および/または無線通信媒体、物理的コネクタ等といった、種々のタイプの標準通信要素を含むことができる。通信媒体は、一般的には、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール、または、搬送波もしくは他のトランスポート機構といった変調データ信号の他のデータを具現化し、かつ、任意の情報配信媒体を含む。用語「変調データ信号」は、情報を信号にエンコードするような方法で設定または変更された、1つまたは複数の特徴を有する信号を意味する。制限ではなく例として、通信媒体は、有線通信媒体および無線通信媒体が含まれる。有線通信媒体の例は、配線、ケーブル、金属リード線、PCB(printed circuit board)、バックプレーン、スイッチ構成、半導体物質、ツイストペア線、同軸ケーブル、光ファイバ、伝播信号等を含むことができる。無線通信媒体の例は、音響、RF(radio−frequency)、スペクトラム、赤外線、および他の無線媒体を含むことができる。用語「機械可読媒体」および「コンピュータ可読媒体」は本明細書で使用されるとき、記憶媒体および通信媒体の両方を含むことを意味する。] [0066] 図6は、論理フロー400を含む、種々の実施形態の論理を記憶するのに適切な製造品600の図を示す。図示するように、製品600は、論理604を記憶する記憶媒体602を含むことができる。記憶媒体602の例は、揮発性メモリまたは不揮発性メモリ、着脱可能メモリまたは固定メモリ、消去可能メモリまたは消去不可能メモリ、書き込み可能メモリまたは書き換え可能メモリ等を含む、電子データを記憶可能な1つまたは複数のタイプのコンピュータ可読記憶媒体を含むことができる。論理604の例は、種々のソフトウェア要素、例えば、ソフトウェアコンポーネント、プログラム、アプリケーション、コンピュータプログラム、アプリケーションプログラム、システムプログラム、機械プログラム、オペレーティングシステムソフトウェア、ミドルウェア、ファームウェア、ソフトウェアモジュール、ルーチン、サブルーチン、ファンクション、メソッド、プロシージャ、ソフトウェアインターフェース、API(application program interface)、命令セット、コンピューティングコード、コンピュータコード、コードセグメント、コンピュータコードセグメント、単語、値、シンボル、またはその任意の組み合わせを含むことができる。] 図6 [0067] 一実施形態において、例えば、製品600および/またはコンピュータ可読記憶媒体602は、コンピュータにより実行されるとき、説明した実施形態に従ってコンピュータに方法および/または動作を実行させる、実行可能コンピュータプログラム命令を含む、論理604を記憶することができる。実行可能コンピュータプログラム命令は、任意の適切なタイプのコード、例えば、ソースコード、コンパイルされたコード、インタプリタコード、実行可能コード、静的コード、動的コード等を含むことができる。実行可能コンピュータプログラム命令を、コンピュータに命令してある特定の機能を実行させるための、所定のコンピュータ言語、方法または構文に従って実装することができる。命令を、任意の適切な、高級プログラミング言語、低級プログラミング言語、オブジェクト指向プログラミング言語、ビジュアルプログラミング言語、コンパイル型プログラミング言語および/またはインタプリタ型プログラミング言語、例えば、C、C++、Java、BASIC、Perl、Matlab、Pascal、Visual BASIC、アセンブリ言語、およびその他を使用して実装することができる。] [0068] 種々の実施形態を、ハードウェア要素、ソフトウェア要素、またはその両方の組み合わせを使用して実装することができる。ハードウェア要素の例は、論理デバイスとして上記で説明したような例のいずれかを含むことができ、かつ、マイクロプロセッサ、回路、回路素子(例えば、トランジスタ、抵抗、コンデンサ、インダクタ等)、集積回路、論理ゲート、レジスタ、半導体デバイス、チップ、マイクロチップ、チップセット等をさらに含む。ソフトウェア要素の例は、ソフトウェアコンポーネント、プログラム、アプリケーション、コンピュータプログラム、アプリケーションプログラム、システムプログラム、機械プログラム、オペレーティングシステムソフトウェア、ミドルウェア、ファームウェア、ソフトウェアモジュール、ルーチン、サブルーチン、ファンクション、メソッド、プロシージャ、ソフトウェアインターフェース、API(application program interface)、命令セット、コンピューティングコード、コンピュータコード、コードセグメント、コンピュータコードセグメント、単語、値、シンボル、またはその任意の組み合わせを含むことができる。ハードウェア要素および/またはソフトウェア要素を使用して実施形態を実装するかどうかの判定は、任意の数の要因、例えば、所与の実装に必要とされる、所望のコンピュータレート、電力レベル、耐熱性、処理サイクル量、入力データレート、出力データレート、メモリリソース、データバススピード、および、他の設計の制約または性能の制約に従って変化する。] [0069] いくつかの実施形態を、「連結される」および「接続される」という表現とその派生語を使用して説明することができる。これらの用語は、必ずしもお互いに同義であることを意図するとは限らない。例えば、いくつの実施形態では、用語「接続される」および/または「連結される」を使用して説明し、2つまたはそれ以上の要素が直接、物理的または電気的にお互いに接触することを示す。しかし、用語「連結される」はまた、2つまたはそれ以上の要素がお互いに直接には接触しないが、お互いにまだ協働または相互作用することを意味することもできる。] [0070] 読者が技術的開示の本質を素早く確認することを可能にする要約書を要求する、37CF.R.Section1.72(b)を順守するために、本開示の「要約書」を提供することを強調する。要約書を、請求項の範囲または意味を解釈または制限するために使用されないという理解のもとに提出する。加えて、前述の「発明を実施するための形態」において、種々の特徴を、本開示を合理化する目的で、単一の実施形態にまとめていることが分かる。この開示の方法は、特許請求される実施形態が各請求項に明示的に列挙されるより多くの特徴を要求するという意図を示すものとして解釈されるべきではない。むしろ、後述の請求項が示すように、発明の主題は、単一の開示される実施形態の全ての特徴より少ない特徴にある。従って、後述の請求項はこれによって、「発明を実施するための形態」に組み込まれ、各請求項は別個の実施形態として自立するものである。添付の請求項において、用語「含む」および「それにおいて」が、それぞれの用語「備える」および「それにおいて」の平易な表現と等価なものとして使用される。さらに、用語「第1の」「第2の」「第3の」等は単にラベルとして使用するものであり、それらの対象に数の要件を課すことを意図していない。] [0071] 主題を、構造的特徴および/または方法論的な行為に固有の言語で説明したが、当然のことながら、添付の請求項に定義される主題は必ずしも上述の特定の特徴または行為に限らない。むしろ、上述の特定の特徴および行為は、請求項を実装する形式の例として開示するものである。]
权利要求:
請求項1 マルチメディア会議イベントの複数のメディアストリームをデコードするステップ(402)と、デコードされたメディアストリーム内の参加者をアクティブな話者として検出するステップ(404)と、前記アクティブな話者を有する前記デコードされたメディアストリームをアクティブなディスプレイフレームにマッピングし、他の前記デコードされたメディアストリームを非アクティブなディスプレイフレームにマッピングするステップ(406)と、所定の順番で位置づけられる前記アクティブなディスプレイフレームおよび前記非アクティブなディスプレイフレームを有する参加者名簿とともにビジュアルコンポジションを生成するステップ(408)とを備えることを特徴とする方法。 請求項2 アクティブなディスプレイフレームまたは非アクティブなディスプレイフレーム内の参加者に識別情報でアノテーションを付けるオペレータコマンドを受け取るステップを備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。 請求項3 アクティブなディスプレイフレームまたは非アクティブなディスプレイフレーム内の参加者の識別情報を位置づけする識別場所を判定するステップを備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。 請求項4 アクティブなディスプレイフレームまたは非アクティブなディスプレイフレーム内の参加者に、識別場所において識別情報でアノテーションを付けるステップを備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。 請求項5 選択された参加者の識別情報を含む別個のグラフィカルユーザーインターフェースビューを、開くオプションを有するメニューを生成するステップを備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。 請求項6 前記所定の順番の第1の位置に前記アクティブなディスプレイフレームを有する前記参加者名簿とともに前記ビジュアルコンポジションを生成するステップを備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。 請求項7 前記所定の順番の第2の位置に非アクティブなディスプレイフレームを有する前記参加者名簿とともに前記ビジュアルコンポジションを生成するステップであって、前記非アクティブなディスプレイフレームが、前記ビジュアルコンポジションを生成するミーティングコンソールに対応する参加者のビデオコンテンツを有するステップを備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。 請求項8 オペレータコマンドに応答して、非アクティブなディスプレイフレームを前記所定の順番における現在の位置から前記所定の順番における新しい位置へ移動させるステップを備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。 請求項9 オペレータコマンドに応答して、非アクティブなディスプレイフレームを前記所定の順番における現在の位置に固定するステップを備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。 請求項10 命令を含む記憶媒体を含む製品であって、前記命令は、実行されると、システムが、マルチメディア会議イベントの複数のメディアストリームをデコードすることと、デコードされたメディアストリーム内の参加者をアクティブな話者として検出することと、前記アクティブな話者を有する前記デコードされたメディアストリームをアクティブなディスプレイフレームにマッピングし、他の前記デコードされたメディアストリームを非アクティブなディスプレイフレームにマッピングすることと、所定の順番で位置づけられる前記アクティブなディスプレイフレームおよび前記非アクティブなディスプレイフレームを有する参加者名簿とともにビジュアルコンポジションを生成することとを可能にする命令であることを特徴とする製品。 請求項11 実行されると、前記システムがアクティブなディスプレイフレームまたは非アクティブなディスプレイフレーム内の参加者に識別情報でアノテーションを付けることを可能にする命令をさらに含むことを特徴とする請求項10に記載の製品。 請求項12 実行されると、前記システムが前記所定の順番における第1の位置に前記アクティブなディスプレイフレームを有する前記参加者名簿とともに前記ビジュアルコンポジションを生成することを可能にする命令をさらに含むことを特徴とする請求項10に記載の製品。 請求項13 実行されると、前記システムが前記所定の順番における第2の位置に非アクティブなディスプレイフレームを有する前記参加者名簿とともに前記ビジュアルコンポジションを生成することを可能にする命令であって、前記非アクティブなディスプレイフレームが、前記ビジュアルコンポジションを生成するミーティングコンソールに対応する参加者のビデオコンテンツを有する命令をさらに含むことを特徴とする請求項10に記載の製品。 請求項14 実行されると、前記システムがオペレータコマンドに応答して、非アクティブなディスプレイフレームを前記所定の順番における現在の位置から前記所定の順番における新しい位置へ移動させることを可能にする命令をさらに含むことを特徴とする請求項10に記載の製品。 請求項15 マルチメディア会議イベントのビジュアルコンポジション(108)を生成するよう動作するビジュアルコンポジションコンポーネント(114)であって、マルチメディア会議イベントの複数のメディアストリーム(202)をデコードするよう動作するビデオデコーダモジュール(210)と、前記ビデオデコーダモジュールに通信可能に連結されるアクティブな話者検出モジュール(220)であって、デコードされたメディアストリーム内の参加者をアクティブな話者として検出するよう動作する前記アクティブな話者検出モジュールと、前記アクティブな話者検出モジュールと通信可能に連結されるメディアストリームマネージャモジュール(230)であって、前記アクティブな話者を有する前記デコードされたメディアストリームをアクティブなディスプレイフレーム(330−1)にマッピングし、他の前記デコードされたメディアストリームを非アクティブなディスプレイフレーム(330−2、330−3)にマッピングするよう動作する前記メディアストリームマネージャモジュールと、前記メディアストリームマネージャモジュールに通信可能に連結されるビジュアルコンポジションジェネレータモジュール(240)であって、所定の順番で位置づけられる前記アクティブなディスプレイフレームおよび前記非アクティブなディスプレイフレームを有する参加者名簿(306)とともに前記ビジュアルコンポジションを生成するよう動作する前記ビジュアルコンポジションジェネレータモジュールとを含む前記ビジュアルコンポジションコンポーネントを備えることを特徴とする装置。 請求項16 前記ビジュアルコンポジションジェネレータモジュールに通信可能に連結されるアノテーションモジュール(250)であって、オペレータコマンドを受け取って、アクティブなディスプレイフレームまたは非アクティブなディスプレイフレーム内の参加者に識別情報(204)でアノテーションを付け、識別情報を位置づけする識別場所(308)を判定し、前記参加者に前記識別場所において前記識別情報でアノテーションを付けるよう動作する前記アノテーションモジュールを備えることを特徴とする請求項15に記載の装置。 請求項17 前記所定の順番の第1の位置に前記アクティブなディスプレイフレームを有する前記参加者名簿とともに前記ビジュアルコンポジションを生成するよう動作するビジュアルコンポジションジェネレータモジュールを備えることを特徴とする請求項15に記載の装置。 請求項18 前記所定の順番の第2の位置に非アクティブなディスプレイフレームを有する前記参加者名簿とともに前記ビジュアルコンポジションを生成するよう動作するビジュアルコンポジションジェネレータモジュールであって、前記非アクティブなディスプレイフレームが、前記ビジュアルコンポジションを生成するミーティングコンソール(110)に対応する参加者のビデオコンテンツを有するビジュアルコンポジションジェネレータモジュールを備えることを特徴とする請求項15に記載の装置。 請求項19 非アクティブなディスプレイフレームを前記所定の順番における現在の位置から前記所定の順番における新しい位置へ移動させるオペレータコマンドを受け取って、前記オペレータコマンドに応答して、前記非アクティブなディスプレイフレームを前記新しい位置へ移動させるよう動作する前記ビジュアルコンポジションジェネレータモジュールを備えることを特徴とする請求項15に記載の装置。 請求項20 ディスプレイ(116)および前記ビジュアルコンポジションコンポーネントを有する前記ミーティングコンソール(110)であって、前記ビジュアルコンポジションコンポーネントが前記ビジュアルコンポジションを前記ディスプレイ上にレンダリングするミーティングコンソールを備えることを特徴とする請求項15に記載の装置。
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