专利摘要:
無線通信システムにおける短期干渉軽減によってデータを送信する技術が記述される。 一技法では、第1局(例えば、基地局又は端末)は少なくとも1つのリソースへの干渉の減少を要求するため少なくとも1つの干渉局に第1メッセージを送ってもよい。第1局は少なくとも1つのリソース関するデータを受信することを予測して第1メッセージを送信してもよい。干渉局は第1局から第1メッセージを受信してもよく、その送信電力を減少して及び/又は第1局とは異なる方向にその電力を導くことによって少なくとも1つのリソースに関する干渉を減少してもよい。その後、第1局は少なくとも1つのリソースに関して第2局からデータを受信してもよい。本技術は順方向および逆方向リンクでデータ送信に使用されてもよい。
公开号:JP2011514039A
申请号:JP2010544974
申请日:2008-11-13
公开日:2011-04-28
发明作者:アグラワル、アブニーシュ;クハンデカー、アーモド;ゴロコブ、アレクセイ;サンパス、アシュウィン;パランキ、ラビ;ブシャン、ナガ;ボーラン、モハンマド・ジェイ.;ホーン、ガビン・ビー.
申请人:クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated;
IPC主号:H04W72-12
专利说明:

[0001] 本開示は、一般に通信に関し、より詳細には、ワイヤレス通信システムのためのデータ伝送技法に関する。]
背景技術

[0002] ワイヤレス通信システムは、ボイス、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャスト等、様々な通信コンテンツを与えるために広く展開されている。これらのワイヤレスシステムは、利用可能なシステムリソースを共有することによって複数のユーザをサポートすることができる多元接続システムとすることができる。そのような多元接続システムの例には、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交FDMA(OFDMA)システム、及びシングルキャリアFDMA(SC−FDMA)システムがある。]
[0003] ワイヤレス通信システムは、幾つかの端末の通信をサポートすることができる幾つかの基地局を含む。端末は、順方向リンク及び逆方向リンクを介して基地局と通信することができる。順方向リンク(又はダウンリンク)とは、基地局から端末への通信リンクを指し、逆方向リンク(又はアップリンク)とは、端末から基地局への通信リンクを指す。]
[0004] 基地局は、順方向リンク上でデータを1以上の端末に送信することができ、逆方向リンク上で1以上の端末からデータを受信することができる。順方向リンク上では、基地局からのデータ送信は、近接基地局からのデータ送信による干渉を観測することがある。逆方向リンク上では、各端末からのデータ送信は、近接基地局と通信している他の端末からのデータ送信による干渉を観測することがある。順方向リンクでも逆方向リンクでも、干渉基地局と干渉端末とによる干渉がパフォーマンス(性能)を劣化させることがある。]
[0005] 従って、当技術分野では、パフォーマンスを改善するために干渉を軽減する技法が必要である。]
[0006] 米国特許法第119条に基づく優先権の主張
本出願は、本発明の譲受人に譲渡され、参照により本明細書に組み込まれる、2008年2月1日に出願された「METHODANDAPPARATUS FOR SHORT-TERM INTERFERENCE AVOIDANCE」と題する米国仮出願第61/025,564号の優先権を主張する。]
[0007] ワイヤレス通信システムにおいて短期干渉軽減を用いてデータを伝送するための技法について、本明細書で説明する。本技法を使用して、パフォーマンスを改善するために干渉基地局又は干渉端末からの干渉を軽減(例えば、回避又は低減)することができる。干渉軽減は、短期とし、パケット、パケットのセット、フレーム、フレームのセット等に適用できる。干渉軽減は、常時実施するのではなく、高い干渉が観測されたときに実施する。本技法は、順方向リンク及び逆方向リンク上のデータ伝送に使用できる。]
[0008] 一技法では、第1局は干渉低減を要求する第1メッセージを発生できる。第1メッセージはそこでの干渉を低減する少なくとも1つのリソースを識別する情報、要求の優先度の指標、第1局のための目標干渉レベル、ビームステアリングのための空間情報、及び/又は他の情報を含んでもよい。第1局は、例えば、少なくとも1つのリソースに関するデータを受信することを予測して、少なくとも1つのリソースへの干渉の低減を要求するため第1メッセージを少なくとも1つの干渉局に送信してもよい。その後、第1局は少なくとも1つのリソースに関して第2局からデータを受信してもよい。]
[0009] 一技法では、干渉局は第1局から第1メッセージを受信してもよい。干渉局は、例えば、要求の優先度に基づいて、要求を許可又は拒否するかを決定してもよい。干渉局は少なくとも1つのリソースでのその送信電力を減少することによって及び/又は第1局から異なる方向にその電力を導くことによって少なくとも1つのリソースへの干渉を低減してもよい。]
[0010] 順方向リンクでのデータ送信に関して、第1局は端末であってもよく、第2局はサービス基地局であってもよい。端末は短期干渉軽減をトリガする第2メッセージをサービス基地局から受信してもよく、第2メッセージの受信に応答して干渉の低減を要求する第1メッセージを送信してもよい。逆方向リンクでのデータ送信に関して、第1局はサービス基地局であってもよく、第2局は端末であってもよい。サービス基地局は端末からリソース要求を受信してもよく、リソース要求の受信に応答して第1メッセージを送信してもよい。]
[0011] 開示の種々形態及び特徴は以下に更に詳細に説明する。]
図面の簡単な説明

[0012] ワイヤレス通信システムを示す。
ハイブリッド自動再送(HARQ)を用いたデータ送信を示す。
サブキャリアのセットのバイナリチャネルツリーを示す。
順方向リンク(FL)上のデータ送信を示す。
短期干渉軽減を用いたFLデータ送信を示す。
逆方向リンク(RL)上のデータ送信を示す。
短期干渉軽減を用いたRLデータ送信を示す。
短期干渉軽減を用いたFLデータ送信とRLデータ送信との多重化を示す。
短期干渉軽減を用いてデータを受信する方法を示す。
短期干渉軽減を用いてデータを受信する装置を示す。
短期干渉軽減を用いて順方向リンクでデータを受信するための方法を示す。
短期干渉軽減を用いて順方向リンクでデータを受信するための装置を示す。
短期干渉軽減を用いて逆方向リンクでデータを受信するための方法を示す。
短期干渉軽減を用いて逆方向リンクでデータを受信するための装置を示す。
干渉を低減する方法を示す。
干渉を低減する装置を示す。
端末と2つの基地局のブロック図を示す。]
実施例

[0013] 本明細書で説明する技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMA及び他のシステム等、様々なワイヤレス通信システムに使用できる。「システム」及び「ネットワーク」という用語は、しばしば互換的に使用される。CDMA方式は、Universal Terrestrial Radio Access(UTRA)、cdma2000等の無線技術を実装することができる。UTRAは、Wideband CDMA(WCDMA)及びCDMAの他の変形態を含む。cdma2000は、IS−2000、IS−95及びIS−856規格をカバーする。TDMAシステムは、Global System for Mobile Communications(GSM)等の無線技術を実装することができる。OFDMAシステムは、Evolved UTRA(E−UTRA)、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE802.11(WiFi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash−OFDM(登録商標)等の無線技術を実装することができる。UTRA及びE−UTRAは、Universal Mobile Telecommunication System(UMTS)の一部である。3GPP Long Term Evolution(LTE)は、ダウンリンク上ではOFDMAを採用し、アップリンク上ではSC−FDMAを採用するE−UTRAを使用するUMTSの今度のリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE及びGSMは、「3rd Generation Partnership Project」(3GPP)と呼ばれる組織からの文書に記載されている。cdma2000及びUMBは、「3rd Generation Partnership Project 2」(3GPP2)と呼ばれる組織からの文書に記載されている。]
[0014] 図1に、幾つかの基地局110と他のネットワークエンティティとを含むワイヤレス通信システム100を示す。基地局は、端末と通信する固定局とすることができ、アクセスポイント、ノードB、拡張ノードB等とも呼ばれる。各基地局110は、通信カバレージを特定の地理的エリアに与えることができる。「セル」という用語は、この用語が使用される状況に応じて、このサービスエリアにサービスしている基地局及び/又は基地局サブシステムのサービスエリアを指すことがある。基地局は、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、及び/又は他のタイプのセルに通信カバレージを与えることができる。マクロセルは、比較的大きい地理的エリア(例えば、半径数キロメートル)をカバーし、システム中のサービスに加入している全ての端末の通信をサポートすることができる。ピコセルは、比較的小さい地理的エリアをカバーし、サービスに加入している全ての端末の通信をサポートすることができる。フェムトセルは、比較的小さい地理的エリア(例えば、家庭)をカバーし、フェムトセルとの関連を有する端末のセット(例えば、家庭の居住者に属する端末)の通信をサポートすることができる。フェムトセルによってサポートされる端末は、限定加入者グループ(CSG)に属することができる。本明細書で説明する技法は、全てのタイプのセルに対して使用できる。] 図1
[0015] システムコントローラ130は、基地局のセットに結合し、これらの基地局の制御及び調整を行うことができる。システムコントローラ130は、単一のネットワークエンティティ又はネットワークエンティティの集合とすることができる。システムコントローラ130は、簡単のために図1に図示しない、バックホールを介して基地局と通信することができる。] 図1
[0016] 端末120は、システム全体にわたって分散され、各端末は固定でも移動でもよい。端末は、アクセス端末、移動局、ユーザ機器、加入者ユニット、局等とも呼ばれる。端末は、セルラー電話、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、コードレス電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局等とすることができる。端末は、サービス基地局と通信し、1以上の干渉基地局に対して干渉を生じ、及び/又は1以上の干渉基地局から干渉を受信することがある。サービス基地局は、順方向リンク及び/又は逆方向リンク上で端末にサービスするように指定された基地局である。干渉基地局は、順方向リンク上で端末に対して干渉を生じる基地局である。干渉端末は、逆方向リンク上で基地局に対して干渉を生じる端末である。図1において、両矢印をもつ実線は、端末とサービス基地局との間の所望のデータ伝送を示す。両矢印をもつ破線は、端末と干渉基地局との間の干渉伝送を示す。] 図1
[0017] 本システムは、データ送信の信頼性を改善するためにHARQをサポートすることができる。HARQの場合、送信機は、データの送信信号を送信し、必要に応じて、データが受信機によって正しく復号されるか、又は、最大数の送信信号が送信されるか、又は、何らかの他の終了条件に遭遇するまで、1以上の追加の送信信号を送信してもよい。]
[0018] 図2に、HARQを用いた逆方向リンク上の例示的なデータ送信を示す。送信タイムラインはフレームの単位に分割できる。各フレームは、所定の持続時間、例えば、1ミリ秒(ms)をカバーすることができる。フレームは、サブフレーム、スロット等とも呼ばれる。] 図2
[0019] 端末は、逆方向リンク上で送信すべきデータを有し、リソース要求(図2に図示せず)を送信する。サービス基地局は、リソース要求を受信し、リソース許可を戻す。端末は、データのパケットを処理し、許可されたリソースにパケットの送信信号を送る。サービス基地局は、端末から送信信号を受信し、パケットを復号する。サービス基地局は、パケットが正しく復号された場合に確認(ACK)を送信するか、又は、パケットが誤って復号された場合に非確認(NAK)を送信する。端末は、ACK/NAKフィードバックを受信し、NAKを受信した場合はパケットの別の送信を送信し、ACKを受信した場合は終了するか、又は新しいパケットの送信信号を送信する。] 図2
[0020] 0〜M−1の添字をもつM個のHARQインターレースを、順方向リンク及び逆方向リンクの各々について定義することができ、但し但し、Mは、4、6、8又は何らかの他の整数値に等しいとすることができる。HARQインターレースはHARQインスタンスとも呼ばれる。各HARQインターレースは、M個のフレームだけ離間したフレームを含む。例えば、HARQインターレースmは、フレームm、m+M、m+2M等を含むことができ、但し、m∈{0,...,M−1}である。パケットは1つのHARQインターレース上で送信され、パケットの全ての送信は、M個のフレームだけ離間したフレーム中で送信される。パケットの各送信はHARQ送信と呼ばれる。]
[0021] 順方向リンクのM個のHARQインターレースは、逆方向リンクのM個のHARQインターレースに関連する。1つの技法では、順方向リンク上のHARQインターレースmは、逆方向リンク上のHARQインターレースr={(m+Δ)modM}に関連し、但し、Δは順方向リンクと逆方向リンクとの間のフレームオフセットであり、「mod」はモジュロ演算を示す。1つの技法では、ΔはM/2に等しく、順方向リンク上の各HARQインターレースは、M/2個のフレームだけ離れた逆方向リンク上のHARQインターレースに関連する。]
[0022] 本システムは、順方向リンク及び逆方向リンクの各々について、直交周波数分割多重(OFDM)又はシングルキャリア周波数分割多重化(SC−FDM)を利用することができる。OFDM及びSC−FDMは、システム帯域幅を、一般にトーン、ビン等とも呼ばれる複数(K個)の直交サブキャリアに分割する。隣接するサブキャリア間の間隔は固定とすることができ、サブキャリアの総数(K)はシステム帯域幅に依存する。例えば、Kは、それぞれ1.25、2.5、5、10又は20MHzのシステム帯域幅に対して128、256、512、1024又は2048に等しいとすることができる。各サブキャリアはデータで変調される。一般に、変調シンボルは、OFDMでは周波数領域で、SC−FDMでは時間領域で送信される。]
[0023] 1つの技法では、合計K個のサブキャリアをリソースブロックにグループ化する。各リソースブロックは、1つのスロット中にN個のサブキャリア(例えば、Ν=12個のサブキャリア)を含む。スロットは、0.5ms又は何らかの他の持続時間にわたる。利用可能なリソースブロックはデータ送信のために端末に割り当てられる。]
[0024] 別の技法では、チャネルツリーを使用してリソースを識別する。チャネルツリーはリソースのグループ化を抑制し、それにより、リソースを搬送するオーバーヘッドを低減することができる。]
[0025] 図3に、32個のサブキャリアセットが利用可能である場合のチャネルツリー300の略図を示す。各サブキャリアセットは、所定数のサブキャリアを含む。チャネルツリー300では、32個のノードが32個のサブキャリアセットをもつティア(段)1中に形成され、16個のノードがティア1中の32のノードをもつティア2中に形成され、8つのノードがティア2中の16個のノードをもつティア3中に形成され、4つのノードがティア3中の8つのノードをもつティア4中に形成され、2つのノードがティア4中の4つのノードをもつティア5中に形成され、1つのノードがティア5中の2つのノードをもつティア6中に形成される。ティア2〜6中の各ノードは、直下のティア中の2つのノードで形成される。] 図3
[0026] チャネルツリー中の各ノードには一意のチャネル識別子(ID)が割り当てられる。ノードには、図3に示すように、ティア毎に上から下に、左から右に連続的に番号付けされたチャネルIDが割り当てられる。最上ノードは、チャネルID0が割り当てられ、32個のサブキャリアセット全てを含む。最下ティア1中の32個のノードは、チャネルID31〜62が割り当てられ、ベースノードと呼ばれる。] 図3
[0027] 図3に示すツリー構造は、サブキャリアの割当てに対して幾つかの制約を課する。割り当てられたノードごとに、割当てノードのサブセット(又は子孫)である全てのノード、及び割当てノードがそれに対してサブセットである全てのノードが制約される。制約されたノードは、割当てノードと同時には使用されず、その結果として、2つのノードが同一のサブキャリアセットを同時に使用することはない。] 図3
[0028] 利用可能な周波数及び/又は時間リソースを他の方法で分割し、識別することもできる。合計K個のサブキャリアをサブバンドに分割することもできる。各サブバンドは、所定数のサブキャリア、例えば、1.08MHzで72個のサブキャリアを含む。]
[0029] 端末は、順方向リンク及び/又は逆方向リンク上でサービス基地局と通信することができる。順方向リンク上では、端末が干渉基地局からの高い干渉を観測することがある。例えば、サービス基地局がピコセル又はフェムトセルをカバーし、干渉基地局よりもはるかに低い送信電力を有する場合、そのようになる。逆方向リンク上では、サービス基地局が干渉端末からの高い干渉を観測することがある。各リンク上の干渉は、そのリンク上で送信されるデータ送信のパフォーマンスを劣化させることがある。干渉軽減はまた、高い干渉を観測する局から離れて、干渉送信をステアリングすることができる。]
[0030] 一態様では、データ送信のパフォーマンスを改善するために、短期干渉軽減を使用して所与のリンク上の干渉を軽減(例えば、回避又は低減)することができる。干渉軽減は干渉送信の送信電力を消去又は低減し、その結果、所望のデータ送信のためにより高い信号対ノイズ及び干渉比(SINR)を達成することができる。]
[0031] メッセージのセット及び/又は制御チャネルのセットを使用して、順方向リンク(FL)及び逆方向リンク(RL)上の短期干渉軽減をサポートすることができる。表1に、1つの技法による、短期干渉軽減に使用されるメッセージのセットを記載する。パイロットは、送信機と受信機の両方によってアプリオリ(a priori)に知られている送信信号であり、基準信号、プリアンブル、トレーニングシーケンス等とも呼ばれる。パイロットを、その内容ではなく信号自体の情報を搬送するメッセージとして考えることができる。]
[0032] 表1中のメッセージは、他の名称でも呼ばれる。例えば、干渉軽減トリガメッセージは、プリ順方向リンク割当てブロック(プリFLAB)とも呼ばれ、送信能力要求メッセージは、プリ逆方向リンク割当てブロック(プリRLAB)とも呼ばれ、FLリソース許可は、順方向リンク割当てブロック(FLAB)とも呼ばれ、RLリソース許可は、逆方向リンク割当てブロック(RLAB)とも呼ばれ、干渉低減要求メッセージは、リソース利用メッセージ(RUM)とも呼ばれる。異なる及び/又は追加のメッセージを短期干渉軽減に使用することもできる。表1中のメッセージによって搬送される情報は、他の方法でも搬送できる。例えば、リソース上で使用すべき送信電力レベルを、パイロット中で搬送するのではなく、メッセージ中で送信することができる。明快のために、以下の説明の多くは、表1に示すメッセージの使用を仮定する。]
[0033] 短期干渉軽減は、干渉低減要求メッセージを使用することによって達成できる。これらのメッセージは、順方向リンク上のリソースを求めて競合する端末によって送信され、また、逆方向リンク上のリソースを求めて競合する基地局によって送信される。これらのメッセージは、短期ベースでの隣接するセルにわたるデータ送信の直交化を可能にする。]
[0034] 一般に、リソースは、任意の周波数次元及び/又は時間次元をカバーし、任意の方法で搬送される。1つの技法では、リソースは、可変周波数次元をカバーし、例えば、図3に示すように、チャネルツリー上のノードのチャネルIDによって識別される。別の技法では、リソースは、固定の周波数次元、例えば、所定数のサブキャリアをカバーすることができる。リソースはまた、固定又は可変の持続時間をカバーすることができる。幾つかの例として、リソースは、特定のフレーム中の特定のサブバンド、特定のリソースブロック、特定の時間周波数ブロック等をカバーすることができる。] 図3
[0035] 図4に、干渉の存在下での順方向リンク上のデータ送信を示す。サービス基地局110xは、順方向リンク上でデータ送信信号を端末120xに送信する。端末120xはまた、干渉基地局110yから干渉送信を受信する。この干渉送信は、図4に図示しない別の端末を対象とする。所望のデータ送信信号と干渉送信信号とが同じリソースに送信された場合、端末120xは、サービス基地局110xからのデータ送信信号を復号することができない。] 図4
[0036] 端末120xは、データ伝送のために干渉基地局110yと通信していない。とはいえ、端末120xは、確実にメッセージを干渉基地局110yに送信し、干渉基地局110yからメッセージを受信することが可能である。1つの技法では、表1に示すもの等のメッセージは、これらのメッセージに割り振られるリソース上で送信される。その場合、これらのメッセージは、他の送信による干渉を回避することができる。一般に、短期干渉軽減に使用されるメッセージは、支配的な干渉物があるときでも、受信側基地局/端末によって確実に受信できるように、任意の方法で送信される。]
[0037] 図5に、短期干渉軽減を用いた順方向リンクデータ送信のための方式500の技法のタイミング図を示す。サービス基地局は、端末に送信すべきデータを有し、端末が順方向リンク上で高い干渉を観測しているという知識を有する。サービス基地局は端末からパイロット測定報告を受信し、その報告は強い干渉基地局を示し、及び/又は識別する。] 図5
[0038] サービス基地局は、短期干渉軽減をトリガするために、フレームtにて干渉軽減トリガメッセージ(又は単に、トリガメッセージ)を端末に送信する。トリガメッセージは、順方向リンクへの干渉を低減することを干渉基地局に依頼するように端末に指示する。サービス基地局はまた、端末から正確なチャネル品質報告を得るためにトリガメッセージを送信し、この報告を使用して短期干渉軽減についての決定を行う。いずれの場合も、トリガメッセージは、そこへの干渉を低減すべき1以上の特定のリソース、送信すべきデータの優先順位、及び/又は他の情報を識別する。各指定されたリソースは、チャネルツリーのチャネルID、サブバンドインデックス、リソースブロックインデックス等によって与えられる。]
[0039] 端末は、サービス基地局からトリガメッセージを受信し、フレームt+Δにて逆方向リンク上で干渉低減要求メッセージを送信する。1つの技法では、端末は、順方向リンク上でその端末に対する支配的な干渉物である基地局にのみ、干渉低減要求メッセージを送信する。端末は、これらの基地局から受信された順方向リンクパイロットに基づいて、これらの支配的な干渉基地局を識別する。別の技法では、端末は、メッセージを受信することができる全ての近接基地局に、干渉低減要求メッセージを送信する。一般に、干渉低減要求メッセージは、特定の基地局に送信されるユニキャストメッセージか、基地局のセットに送信されるマルチキャストメッセージか、又は全ての基地局に送信されるブロードキャストメッセージとすることができる。いずれの場合も、干渉低減要求メッセージは、1以上の指定されたリソースへの干渉を低減することを、例えば、指定された(1以上の)リソースへの送信信号を削除すること、送信電力を許容できるレベルまで低減すること、又は端末とは異なる方向にビームステアリングすることを干渉基地局に依頼する。干渉低減要求メッセージは、要求の緊急性を示す優先順位基準を含み、この優先順位基準は、要求を許可すべきか又は却下すべきかについて決定を行う際に、干渉基地局によって使用される。指定された(1以上の)リソース、及び干渉低減要求メッセージ中で送信される優先順位基準は、干渉軽減トリガメッセージから直接得られるか、又は他の方法で決定される。干渉低減要求メッセージは、図5に示すように、トリガメッセージが受信されたときからΔフレームの間に送信され、但し、Δは、順方向リンクHARQインターレースと、関連する逆方向リンクHARQインターレースとの間の固定のオフセットとすることができる。] 図5
[0040] 干渉基地局は、端末から干渉低減要求メッセージを受信し、1以上の指定されたリソースへの送信信号を低減又は削除することを決定する。干渉基地局は、その順方向リンクバッファステータス、その指定されたリソースに対する他の端末から受信された干渉低減要求メッセージ等に基づいて、各指定されたリソース上で使用する送信電力レベルを決定する。例えば、干渉基地局は、メッセージ中の優先順位基準、干渉基地局の順方向リンクバッファステータス等に基づいて、干渉低減要求メッセージを許可すべきか又は却下すべきかを決定する。干渉基地局はまた、全ての端末からの干渉低減要求メッセージの受信電力及び/又は内容に基づいて、指定されたリソースごとに使用する送信電力レベルを決定する。例えば、干渉基地局は、その端末からの干渉低減要求メッセージの受信電力に基づいて、端末ごとに経路損失を推定する。次いで、干渉基地局は、端末の推定された経路損失と、他の端末のターゲット干渉レベルとに基づいて、使用する送信電力レベルを決定する。]
[0041] 1つの技法では、干渉基地局は、対応するリソース上でその送信電力レベル(又は関係する送信電力レベル)で送信される電力決定パイロットによって、指定されたリソースごとに使用する送信電力レベルを搬送する。対応するリソースは、指定されたリソースと同じ周波数をカバーすることができるが、同じ順方向リンクHARQインターレースでMフレームだけ早く発生できる。干渉基地局は、フレームt+Mにて対応するリソースに電力決定パイロットを送信し、このパイロットの送信電力レベルは、干渉基地局がフレームt+2Mにて指定されたリソースに使用することを意図する送信電力レベルに関係する(例えば、それに等しい)。電力決定パイロットによって示される送信電力レベルは、一時的な送信電力決定とすることができる。干渉基地局は、サービス品質(QoS)、チャネル品質状態、及び/又は他のファクタに基づいて、指定されたリソース上で、より高い又はより低い送信電力レベルを使用する。図5には示していないが、サービス基地局はまた、この基地局からの高い干渉を観測している他の端末から干渉低減要求を受信することがある。サービス基地局はまた、これらの他の端末に電力決定パイロットを送信するか、又はパイロットを受信することができる全ての端末に、電力決定パイロットをブロードキャストする。] 図5
[0042] 端末は、全ての干渉基地局から電力決定パイロットを受信し、受信されたパイロットに基づいて、指定されたリソースごとにチャネル品質を推定する。電力決定パイロットにより、端末がチャネル品質をより正確に推定することが可能になる。端末は、そのリソースの推定されたチャネル品質と、推定された干渉レベルとに基づいて、指定されたリソースごとにリソース品質インジケータ(RQI)値を決定する。例えば、所与のリソースのRQI値は、(i)サービス基地局からのパイロットに基づいて推定されるチャネル品質と、(ii)干渉基地局からのパイロットに基づいて推定される干渉とに基づいて決定される。端末はまた、全ての指定されたリソースの単一のRQI値を決定する。いずれの場合も、RQI値は、SINR値、データレート、又はRQI値によってカバーされる(1以上の)リソースの何らかの他の情報を示す。端末は、フレームt+Δ+Mにて対応する(1以上の)リソースの1以上のRQI値を備えるRQI情報を送信する。RQI情報はチャネル品質インジケータ(CQI)情報とも呼ばれる。]
[0043] サービス基地局は、端末からRQI情報を受信し、1以上の割当てリソースにデータ送信のために端末をスケジュールする。各割当てリソースは、指定されたリソースの全部又はサブセットに対応する。サービス基地局は、(1以上の)割当てリソースのRQI情報に基づいて、変調及びコーディング方式(MCS)を選択する。MCSは、トランスポートフォーマット、パケットフォーマット、レート等とも呼ばれる。サービス基地局は、MCSに従って端末のデータを処理する。サービス基地局は、(1以上の)割当てリソース、MCS、及び/又は他の情報を含む、FLリソース許可を生成する。サービス基地局は、フレームt+2MにてFLリソース許可及びデータの送信信号を端末に送信する。]
[0044] 端末は、サービス基地局からFLリソース許可を受信し、(1以上の)割当てリソース及びMCSを得る。端末は、(1以上の)割当てリソースに関するデータの送信信号を受信し、受信した送信信号をMCSに従って復号し、復号結果に基づいてACK又はNAKを生成する。端末は、フレームt+Δ+2MにてACK又はNAKをサービス基地局に送信する。サービス基地局は、NAKを受信した場合はフレームt+3Mにてデータの別の送信信号を送信し、ACKを受信した場合は終了するか、又は新しいデータの送信信号を送信する。]
[0045] 図5に、順方向リンク上の短期干渉軽減の特定の略図を示す。順方向リンク上の短期干渉軽減は、他の技法を用いて実装することもできる。] 図5
[0046] 干渉低減要求メッセージは、(上述のように)送信電力を低減することによって、及び/又は端末とは異なる方向にその電力をビームステアリングすることによって、例えば、端末を空間的なヌル中に配置することによって、干渉を低減することを干渉基地局に依頼する。ビームステアリングは、プリコーディング重み(例えば、プリコーディング行列又はベクトル)、チャネル推定値、及び/又はその電力を空間的にステアリングするために送信機によって使用される他の情報を備えることができる空間情報に基づいて実行される。空間情報は、様々な方法で得られ、又は与えられる。1つの技法では、干渉低減要求メッセージは端末IDを含む。干渉基地局と端末との間の空間チャネルは、例えば、長期ベースで干渉基地局に知られていることがある。別の技法では、メッセージは、ユニキャスト方法で干渉基地局に送信され、その基地局と端末との間の空間チャネル又は好適なビームの情報を含む。更に別の技法では、例えば、時分割多重化(TDD)の使用による、順方向リンクと逆方向リンクとの間の相反性を仮定する。その場合、干渉基地局は、メッセージに基づいて端末の逆方向リンクチャネルを推定し、逆方向リンクチャネル推定値を順方向リンクチャネル推定値として使用する。全ての技法の場合、干渉基地局は、空間チャネルの情報に基づいてプリコーディング重みを導出するか、又はプリコーディング重みを与えられる。次いで、干渉基地局は、プリコーディング重みを用いてビームステアリングを実行する。]
[0047] 図5に示す技法では、干渉基地局は、指定された(1以上の)リソース上で使用される送信電力レベルで、電力決定パイロットを送信する。別の技法では、干渉基地局は、電力決定パイロットを送信せず、端末からの干渉低減要求メッセージに応答してメッセージを送信しない。この技法では、干渉基地局は、指定された(1以上の)リソースに送信しないと仮定し、干渉基地局からの干渉がないと仮定してRQIを決定する。更に別の技法では、干渉基地局は、指定された(1以上の)リソースに送信しない場合は電力決定パイロット又はメッセージを送信せず、指定された(1以上の)リソースに送信する場合は電力決定パイロット又はメッセージを送信する。更に別の技法では、干渉基地局は、指定された(1以上の)リソース上で使用する送信電力レベルを含むメッセージを送信する。更に別の技法では、干渉基地局は、電力決定パイロット中に空間情報を与える。例えば、干渉基地局は、将来のフレーム中で、指定された(1以上の)リソース上で使用すべき送信電力レベルに加えて、ビーム方向を示す。干渉基地局は、基地局において送信アンテナごとに送信電力を調整することによって、これを達成することができる。更に別の技法では、干渉基地局は、電力決定パイロットに加えて、電力決定パイロットとは別個の空間情報(例えば、プリコーディング重み)を送信する。] 図5
[0048] 1つの技法では、干渉基地局は、パケットの第1の送信のためのものである1つのHARQ送信の干渉を低減する。干渉を低減するために、同じ手順をHARQ送信ごとに繰り返すことができる。別の技法では、干渉基地局は、Lを任意の整数値として、(例えば、同じHARQインターレース上の)L個のHARQ送信の干渉を低減することができる。例えば、パケットは、ターゲット数のHARQ送信の後、確実に復号できるように、処理(例えば、符号化及び変調)され、Lは、このターゲット数に等しいとすることができる。更に別の技法では、干渉基地局は、複数のHARQインターレースの干渉を低減することができる。これらのHARQインターレースの識別情報は、干渉軽減トリガメッセージ及び/又は干渉低減要求メッセージ中で搬送される。代替的に、これらのHARQインターレースは、全ての基地局及び端末によってアプリオリに知られていてもよく、送信する必要はないであろう。]
[0049] 図6に、干渉の存在下での逆方向リンク上のデータ送信を示す。端末120xは、逆方向リンク上でデータ送信をサービス基地局110xに送信する。サービス基地局110xはまた、干渉端末120yから干渉送信を受信する。この干渉送信は、近接基地局110yを対象とする。所望のデータ送信信号及び干渉送信信号が同じリソースに送信された場合、サービス基地局110xは、端末120xからのデータ送信を復号することができない。端末120xは、データ伝送のために基地局110yと通信していない。とはいえ、端末120xは、確実にメッセージを基地局110yに送信し、基地局110yからメッセージを受信することが可能である。同様に、干渉端末120yは、メッセージをサービス基地局110xと確実に交換することが可能である。] 図6
[0050] 図7に、短期干渉軽減を用いた逆方向リンクデータ送信のための方式700の技法のタイミング図を示す。端末は、サービス基地局に送信するデータを有し、フレームtにてリソース要求を送信する。リソース要求は、端末におけるバッファサイズ、リソース要求の緊急性の指示等を含む。フレームは一般に特定のリソースの情報を搬送しないので、リソース要求は任意のフレーム中で送信できる。サービス基地局は、リソース要求を受信し、特定のリソース上で端末の送信電力能力を要求するために、例えば、指定されたリソース上で電力決定パイロットを送信することを端末に依頼するために、フレームt+Δにて送信能力要求メッセージを端末に送信する。送信能力要求メッセージは、要求の優先順位基準及び/又は他の情報を含むことができる。サービス基地局はまた、指定されたリソースへの干渉を低減する(例えば、干渉端末の送信電力を消去するか、又は許容できるレベルまで低下させる)ことを干渉端末に依頼する干渉低減要求メッセージを、フレームt+Δにて順方向リンクに送信する。干渉低減要求メッセージは、要求の緊急性を示す優先順位基準を含むことができ、この優先順位基準は、要求を許可すべきか又は却下すべきかについて決定を行うために、干渉端末によって使用される。サービス基地局は、図7に示すように、同じフレーム中で、又は異なるフレームにて送信能力要求メッセージ及び干渉低減要求メッセージを送信する。] 図7
[0051] 端末は、サービス基地局から送信能力要求メッセージを受信し、また、近接基地局から干渉低減要求メッセージを受信する。簡単のために、ただ1つの近接基地局を図7に示す。端末は、最初に、例えば、メッセージ中に含まれる優先順位に基づいて、各近接基地局からの干渉低減要求メッセージに従うべきか否かを決定する。次いで、端末は、端末が従うことになる干渉低減要求メッセージに基づいて、指定されたリソース上で使用することができる最大送信電力レベルを決定する。各近接基地局からの干渉低減要求メッセージは、基地局が許容することができる干渉の量を示し、メッセージ中に与えられるか、又は端末によってアプリオリに知られている、既知の送信電力レベルで送信される。端末は、既知の送信電力レベルと、その基地局からの干渉低減要求メッセージの受信電力レベルとに基づいて、各近接基地局の経路損失を推定する。端末は、順方向リンク及び逆方向リンクについて等しい経路損失を仮定し、各近接基地局の干渉要件を満たすために、端末が使用することができる最大送信電力レベルを決定する。端末は、対応するリソース上で、この送信電力レベル(又は、スケーリングされた送信電力レベル)で送信される電力決定パイロットによって、この最大送信電力レベルを搬送する。対応するリソースは、指定されたリソースと同じ周波数をカバーすることができるが、同じ逆方向リンクHARQインターレース上でMフレームだけ早く発生する。端末は、フレームt+Mにて対応するリソース上で電力決定パイロットを送信し、このパイロットの送信電力レベルは、端末がフレームt+2Mにて指定されたリソースに対して使用することができる最大送信電力レベルとすることができる。フレームt+Δにてサービス基地局からの送信能力要求メッセージはまた、電力決定パイロットの示唆された送信電力レベルを搬送する。この場合、端末は、近接基地局から受信された干渉低減要求メッセージに基づいて、示唆された送信電力レベルを調整する。] 図7
[0052] サービス基地局は、端末並びに干渉端末から電力決定パイロットを受信し、受信されたパイロットに基づいて、指定されたリソースのチャネル品質を推定する。電力決定パイロットにより、サービス基地局がチャネル品質及び干渉をより正確に推定することが可能になる。例えば、サービス基地局は、端末からのパイロットに基づいてチャネル品質を推定し、干渉端末からのパイロットに基づいて干渉を推定し、チャネル同等推定値及び干渉推定値に基づいて、端末のMCSを決定する。サービス基地局は、MCSに従って、指定されたリソースに関してデータ送信のために端末をスケジュールする。サービス基地局は、割当てリソース、MCS、割当てリソースに対して使用すべき割当て送信電力レベル、及び/又は他の情報を含むRLリソース許可を生成する。割当て送信電力レベルは、電力決定パイロットによって示される送信電力レベルをオーバーライドすることがある。サービス基地局は、フレームt+Δ+M中でRLリソース許可を端末に送信する。端末は、サービス基地局からFLリソース許可を受信し、割当てリソース、MCS等を得る。端末は、フレームt+2Mにて割当てリソースに関するデータの送信信号を送信する。]
[0053] サービス基地局は、端末からデータの送信信号を受信し、受信した送信信号を復号し、復号結果に基づいてACK又はNAKを生成する。サービス基地局は、フレームt+Δ+2MにてACK又はNAKを端末に送信する。端末は、NAKを受信した場合はフレームt+3Mにてデータの別の送信信号を送信し、ACKを受信した場合は終了するか、又は新しいデータの送信信号を送信する。]
[0054] 図7に、逆方向リンク上の短期干渉軽減の特定の略図を示す。逆方向リンク上の短期干渉軽減はまた、他の技法を用いて実装できる。] 図7
[0055] 図7に示す技法では、端末は、指定されたリソース上で使用することができる最大送信電力レベルで、電力決定パイロットを送信する。別の技法では、端末は、指定されたリソース上で使用することができる最大送信電力レベルを含むメッセージを送信する。] 図7
[0056] 1つの技法では、干渉端末は、パケットの第1の送信のためのものである1つのHARQ送信の干渉を低減する。干渉を低減するために、同じ手順をHARQ送信ごとに繰り返すことができる。別の技法では、干渉端末は、Lを任意の整数値として、例えば、同じHARQインターレース上のL個のHARQ送信の干渉を低減することができる。更に別の技法では、干渉端末は、複数のHARQインターレースの干渉を低減する。]
[0057] 図8に、短期干渉軽減を用いて順方向リンクデータ送信及び逆方向リンクデータ送信を多重化するための方式800の略図を示す。図8は、図5と図7を重畳することによって得られる。明快のために、順方向リンク上でデータを送信するための送信の全てを、グレーの陰影を付けて示す。図8に示すように、順方向リンク及び逆方向リンク上のデータ送信を効率的に多重化することができる。] 図5 図7 図8
[0058] 図5及び図7に、サービス基地局と干渉基地局とからの順方向リンク送信が1つの順方向リンクHARQインターレース上にあり、端末からの逆方向リンク送信が1つの逆方向リンクHARQインターレース上にある略図を示す。これらの技法は、短期干渉軽減の動作を単純化し、以下で説明する他の利点を与えることができる。] 図5 図7
[0059] 図5に示す順方向リンク短期干渉軽減方式の場合、干渉軽減トリガメッセージが干渉低減要求メッセージをT1フレーム後に送信させ、干渉低減要求メッセージが電力決定パイロットをT2フレーム後に送信させ、電力決定パイロットがRQI情報をT3フレーム後に送信させ、RQI情報がデータの送信をT4フレーム後に送信させ、但し、T1、T2、T3及びT4はそれぞれ、任意の好適な値とすることができる。図5に示すように、T1+T2=T3+T4=Mである場合、順方向リンク送信は1つのHARQインターレース上で送信される。図5に同じく示すように、T2+T3=Mである場合、逆方向リンク送信は1つのHARQインターレース上で送信される。] 図5
[0060] 図7に示す逆方向リンク短期干渉軽減方式の場合、送信能力要求メッセージが電力決定パイロットをTaフレーム後に送信させ、電力決定パイロットがRLリソース許可をTbフレーム後に送信させ、RLリソース許可がデータの送信をTcフレーム後に送信させ、但し、Ta、Tb及びTcはそれぞれ、任意の好適な値とすることができる。図7に示すように、Ta+Tb=Mである場合、順方向リンク送信信号は1つのHARQインターレース上で送信される。図7に同じく示すように、Tb+Tc=Mである場合、逆方向リンク送信信号は1つのHARQインターレース上で送信される。] 図7
[0061] 別の技法では、全てのHARQインターレースのための干渉軽減トリガメッセージ及び干渉低減要求メッセージは、単一のHARQインターレースにて送信される。ビットマップが、異なるHARQインターレースのための異なるフレームをカバーし、どのメッセージがどのHARQインターレースに適用可能かを示すことができる。]
[0062] 1つの技法では、順方向リンク短期干渉軽減に使用されるメッセージは、例えば、図5に示すように、所定の間隔だけ分離されたフレーム中で送信される。同様に、逆方向リンク短期干渉軽減に使用されるメッセージは、例えば、図7に示すように、所定の間隔だけ分離されたフレームにて送信される。この技法は時間情報を暗示的に与え、それにより、動作を単純化し、オーバーヘッドを低減することができる。別の技法では、時間情報はメッセージ中に明示的に与えられる。例えば、所与のメッセージは、指定された数のフレーム後に送信される応答を要求するか、又は、特定の数だけ後のフレーム中でリソースを指定することができる。この技法は、より多くの柔軟性を与えることができる。] 図5 図7
[0063] 図5の順方向リンク短期干渉軽減方式は、幾つかの点で図7の逆方向リンク短期干渉軽減方式とは異なることがある。順方向リンクの場合、サービス基地局は、逆方向リンク上で干渉低減要求メッセージを送信するように端末に指示する干渉軽減トリガメッセージを送信する。逆方向リンクの場合、サービス基地局は、逆方向リンク上で電力決定パイロットを送信するように端末に指示する送信能力要求メッセージを送信する。] 図5 図7
[0064] 表1並びに図5及び図7に示すメッセージ及びパイロットは、様々な方法で、様々なチャネル中で送信できる。表2に、1つの技法による、メッセージ及びパイロットに使用される幾つかのチャネルを記載する。] 図5 図7
[0065] 表1並びに図5及び図7に示すメッセージ及びパイロットは、他の方法でも送信できる。別の技法では、サービス基地局は、順方向リンクデータを用いて、干渉軽減トリガメッセージ又は送信能力要求メッセージを端末に送信する。更に別の技法では、サービス基地局は、バックホールを介して干渉軽減トリガメッセージ及び/又は干渉低減要求メッセージを近接基地局に送信する。] 図5 図7
[0066] 上記のように、短期干渉軽減に使用されるメッセージは、受信局によって確実に受信できるように送信される。1つの技法では、干渉低減要求メッセージは、他の逆方向リンク送信を除去される第1のセグメント上の逆方向リンク上で送信される。同様に、干渉低減要求メッセージは、他の順方向リンク送信信号を除去される第2のセグメント上の順方向リンク上で送信される。この技法は、干渉低減要求メッセージが順方向リンク及び逆方向リンク上で確実に送信できるようにする。一般に、メッセージは、支配的な干渉物に対して直交化される制御チャネル上で送信される。直交化は、支配的な干渉物によって使用されないリソース(例えば、サブキャリアのセット、フレームのセット等)を使用することによって達成できる。]
[0067] 1つの技法では、短期干渉軽減のために使用されるメッセージは、順方向リンク上の単一のHARQインターレースにて、及び逆方向リンク上の単一の対応するHARQインターレースにて送信される。この技法は、(例えば、様々な電力クラスの)様々な基地局間並びに中継局のアクセスリンクとバックホールリンクとの間での効率的なリソース分割を可能にする。この技法の場合、同じHARQインターレースが、制御送信を他のリンクに与えることになるので、各リンク上の1つのHARQインターレースの粒度(granularity)を用いてリソース分割を達成することもできる。この技法の場合、確実なメッセージ受信を可能にするために干渉基地局又は干渉端末からの協力が必要である場合、この協力はHARQインターレースの単位で許可される。そのような協力は、制御ブランキング又はHARQインターレース分割の形態をとることができる。メッセージを各リンク上の単一のHARQインターレースに制限することは、中継局を介したメッセージの転送をサポートすることもできる。例えば、中継局は、端末から干渉低減要求メッセージを受信し、そのメッセージを上流に向かって干渉基地局又は別の中継局に転送する。中継局はまた、基地局から干渉低減要求メッセージを受信し、そのメッセージを下流に向かって端末又は別の中継局に転送する。上流/下流分割は、HARQインターレースの単位で実施される。例えば、端末はHARQインターレースa上で干渉低減要求メッセージを送信し、中継局はHARQインターレースb上でそのメッセージを転送する。但し、a≠bである。]
[0068] 順方向リンクでも逆方向リンクでも、干渉軽減トリガメッセージが図5で生成されるとき、又は送信能力要求メッセージ及び干渉低減要求メッセージが図7で生成されるとき、基地局は、実際のスケジューリングに先だって、プリスケジューリング決定、例えば、1回のプリスケジューリング決定を行う。実際のスケジューリング決定は、様々なファクタに応じて、プリスケジューリング決定と同じであるか、又は同じではない。例えば、指定されたリソースの推定されたチャネル品質が不十分である場合、そのリソースは端末に割り当てられない。] 図5 図7
[0069] 順方向リンク上で、サービス基地局は、上述のように、指定されたリソースに対する干渉軽減トリガメッセージを1つの端末に送信し、この端末のためにこのリソースを使用する。例えば、干渉軽減トリガメッセージを送信した後にスケジューリング決定が変わった場合、サービス基地局は別の端末のためにこのリソースを使用することもできる。この場合、サービス基地局は、RQI情報を使用せず、又は他の端末にとって利用可能な最近のRQI情報を使用して、その端末のMCSを選択する。]
[0070] 順方向リンク上で、サービス基地局は、干渉軽減トリガメッセージを送信することなく、近接基地局から高い干渉を観測しない端末をスケジュールする。逆方向リンク上で、サービス基地局は、送信能力要求メッセージを送信することなく、近接基地局にとって強い干渉物ではない端末をスケジュールする。サービス基地局は、端末からのパイロット測定報告に基づいてこれらの決定を行う。短期干渉軽減を使用することなくこれらの端末をスケジュールすることは、可能なときはいつでも、より効率的なリソース利用をできるようにする。]
[0071] 1つの技法では、短期干渉軽減のためのメッセージのオーバーヘッドは、サブサンプリングによって低減される。HARQインターレースごとにSフレームのスケジューリング期間が使用され、但し、Sは、サブサンプリングの所望の量によって決定され、任意の好適な整数値とすることができる。干渉低減要求メッセージは、所与のHARQインターレース上でSフレームごとに1回送信され、スケジューリング決定は、このHARQインターレース上のSフレームに対して有効とすることができる。様々なHARQインターレースのスケジューリング期間は、サブサンプリングによって生じる初期待ち時間を低減するために、時間的に交互に配置される。]
[0072] 1つの技法では、干渉軽減トリガメッセージ、送信能力要求メッセージ、及び/又は干渉低減要求メッセージは、持続性ビットを含む。このビットは、メッセージが公称時間期間(例えば、1つのフレーム)の間有効であることを示す第1の値(例えば、「0」)に設定でき、又はメッセージが延長された時間期間(例えば、所定数のフレーム)の間有効であることを示す第2の値(例えば、「1」)に設定できる。]
[0073] 本明細書で説明する短期干渉軽減技法は、様々な展開シナリオに使用できる。本技法は、全ての基地局がマクロセルのためのものであるシステムに使用される。本技法は、順方向リンク上で近接基地局からの高い干渉を観測し、及び/又は逆方向リンク上で近接基地局に対して高い干渉を生じることがあるセルエッジ端末のために実施される。]
[0074] 本技法はまた、例えば、マクロセル、ピコセル、及びフェムトセルに対して異なる電力レベルで送信する基地局をサポートするシステムに使用できる。幾つかの基地局は、未計画方法で、即ち、ネットワーク計画なしに展開されることもある。更に、基地局は、制限付き関連付けをサポートし、全ての端末が基地局に接続できるようにしないことがある。制限付き関連付けは、例えば、家庭内に設置された基地局にとって有用であり、そこでは、家庭の中で生活しているユーザのみが基地局に接続することが可能である。]
[0075] 本明細書で説明する技法は、不可避であるか又は望ましいことがある、支配的な干渉シナリオに有利に使用できる。例えば、端末は、例えば、最強の受信電力をもつ基地局が制限付き関連付けを許すために、その基地局に接続できないことがある。その場合、この基地局は支配的な干渉物とすることができる。別の例として、より低い受信電力をもつ基地局の経路損失がより低い場合、端末は、その基地局に接続することを希望することがある。例えば、基地局が他の基地局よりも(例えば、ピコセル又はフェムトセルの場合)かなり低い送信電力レベルを有し、従って、システムに対してより少ない干渉で同様のデータレートを達成する場合にそうなることがあるので、望ましい。その場合、端末における受信電力がより高い他の基地局は、支配的な干渉物となる。逆方向リンク上では、経路損失がより低い基地局に送信される送信により生じるシステム中の干渉が少ないので、望ましい。]
[0076] 図9は短期干渉軽減を用いてデータを受信する処理900の技法を示している。処理900は第1局によって行われてもよい。これは順方向リンクでのデータ送信のための端末又は逆方向リンクでのデータ送信のためのサービス基地局であってもよい。処理900は図5の送信方式500又は図7の送信方式700に使用されてもよい。] 図5 図7 図9
[0077] 第1局は干渉の低減を要求する第1メッセージを生成する(ブロック912)。第1メッセージはそこへの干渉を低減する少なくとも1つのリソースを識別する情報、要求の優先度の指標、第1局に対する目標干渉レベル、干渉局の送信電力での目標減少、第1局から異なる方向へ電力を導くため干渉局によって使用できる空間情報、及び/又は他の情報を含んでもよい。第1局は、例えば、少なくとも1つのリソースに関して受信されるデータを予測して、少なくとも1つのリソースへの干渉の低減を要求するため少なくとも1つの干渉局に第1メッセージを送信してもよい(ブロック914)。第1局は各干渉局へユニキャストメッセージとして又は全ての干渉局へブロードキャストメッセージとして第1メッセージを送信してもよい。第1局はその後、第2局から少なくとも1つのリソースに関してデータ送信信号を受信してもよい(ブロック916)。]
[0078] 1つの技法では、処理900は、例えば、図5に示すように、順方向リンクでのデータ送信に使用されてもよい。この場合、第1局は端末であってもよく、第2局はサービス基地局であってもよい。端末はサービス基地局から短期干渉軽減をトリガする第2メッセージを受信してもよく、第2メッセージの受信に応答して第1メッセージを送信してもよい。] 図5
[0079] 他の技法では、処理900は、例えば、図7に示すように、逆方向リンクでのデータ送信に使用されてもよい。この場合、第1局はサービス基地局であってもよく、第2局は端末であってもよい。サービス基地局は端末からリソース要求を受けてもよく、リソース要求の受信に応答して第1メッセージを送信してもよい。] 図7
[0080] 図10は短期干渉軽減を用いてデータを受信する装置1000の略図を示す。装置1000は干渉の低減を要求する第1メッセージを生成するモジュール1012、少なくとも1つのリソースへの干渉の低減を要求するために、少なくとも1つのリソースに関して第1局によって受信されるデータを予測して、第1局から少なくとも1つの干渉局へ第1メッセージを送信するモジュール1014と、第2局から少なくとも1つのリソースに関するデータ送信信号を受信するモジュール1016と、を含む。] 図10
[0081] 図11は短期干渉軽減を用いて順方向リンクでデータを受信する処理1100の略図を示す。処理1100は(以下に説明するように)端末又は他のエンティティによって行われてもよい。処理1100は図5の送信方式500に使用されてもよい。] 図11 図5
[0082] 端末はサービス基地局から短期干渉軽減をトリガするメッセージを受信してもよい(ブロック1112)。端末は少なくとも1つのサービス基地局への干渉を低減することを少なくとも1つの干渉基地局に要求するメッセージを送信してもよい(ブロック1114)。端末は、例えば、ブロック1112でのトリガメッセージの受信に応答して、少なくとも1つのリソースに関する受信データを予測して要求メッセージを送信してもよい。端末は少なくとも1つの干渉基地局から少なくとも1つの送信信号又はパイロットを受信してもよい(ブロック1116)。各送信信号又はパイロットは対応する干渉基地局によって少なくとも1つのリソースに使用される送信電力レベルを示してもよい。端末は少なくとも1つの基地局からの少なくとも1つの送信信号又はパイロットに基づいて少なくとも1つのリソースのチャネル品質を推定してもよい(ブロック1118)。端末はサービス基地局へ少なくとも1つのチャネル品質を示す情報を送信してもよい(ブロック1120)。端末は少なくとも1つのリソースのチャネル品質に基づいて発生するリソース許可を受信してもよい(ブロック1122)。端末はまたサービス基地局から少なくとも1つのリソースに関するデータ送信信号を受信してもよい(ブロック1124)。端末は第1期間に少なくとも1つのリソースに関する少なくとも1つの送信信号又はパイロットを受信してもよく、第1期間より遅い第2期間に少なくとも1つのリソースに関するデータ送信信号を受信してもよい。]
[0083] 図12は短期干渉軽減で順方向リンクのデータを受信するための装置1200の略図を示す。装置1200はサービス基地局から短期干渉軽減をトリガするメッセージを受信するモジュール1212と,少なくとも1つのリソースへの干渉を低減することを少なくとも1つの干渉基地局に要求するメッセージを、少なくとも1つのリソースで受信されるデータを予測して送信するモジュール1214と、少なくとも1つの干渉基地局から少なくとも1つの送信信号又はパイロットを受信するモジュール1216と、少なくとも1つの干渉基地局からの少なくとも1つの送信信号又はパイロットに基づいて少なくとも1つのリソースのチャネル品質を推定するモジュール1218と、サービス基地局へ少なくとも1つのリソースのチャネル品質を示す情報を送信するモジュール1220と、少なくとも1つのリソースのチャネル品質に基づいて発生するリソース許可を受信するモジュール1222と、サービス基地局から少なくとも1つのリソースに関するデータ送信信号を受信するモジュール1224とを含む。] 図12
[0084] 図13は短期干渉軽減で逆方向リンクのデータを受信するための処理1300の略図を示す。処理1300は(以下に述べるような)サービス基地局又は幾つかの他のエンティティによって行われてもよい。] 図13
[0085] サービス基地局は端末からリソース要求を受信してもよい(ブロック1312)。サービス基地局は少なくとも1つのリソースへの干渉を低減することを少なくとも1つの干渉端末に要求する第1メッセージを送信してもよい(ブロック1314)。サービス基地局は、例えば、リソース要求の受信に応答して、少なくとも1つのリソースに関するデータを受信することを予測して第1メッセージを送信してもよい。サービス基地局は少なくとも1つのリソースに対して端末の送信能力を要求する第2メッセージも送信してもよい(ブロック1316)。サービス基地局は少なくとも1つのリソースに対する端末の送信能力を含む送信信号(例えば、電力決定パイロット)を受信してもよい(ブロック1318)。サービス基地局は少なくとも1つのリソースに対する端末の送信能力に基づいてデータ送信のために端末をスケジュールしてもよい(ブロック1320)。その後、サービス基地局は端末から少なくとも1つのリソースに関するデータ送信信号を受信してもよい(ブロック1322)。]
[0086] 一技法では、サービス基地局は端末及び少なくとも1つの干渉端末からパイロットを受信してもよい。各パイロットは少なくとも1つのリソースに使用できる最大送信電力レベルで対応する端末によって送信される。サービス基地局は受信パイロットに基づいて少なくとも1つにリソースのチャネル品質を推定してもよく、少なくとも1つのリソースの推定チャネル品質に基づいて変調及び符号化方式を選択してもよい。サービス基地局は変調及び符号化方式を含むリソース許可を端末に送信してもよい。端末はリソース許可に従ってデータ送信信号を送信してもよい。]
[0087] 図14は短期干渉軽減で逆方向リンクのデータを受信するための装置1400の略図を示す。装置1400は端末からリソース要求を受信するモジュール1412と、少なくとも1つのリソースへの干渉を低減することを少なくとも1つの干渉端末に要求する第1メッセージを、少なくとも1つのリソースに受信されるデータを予測して送信するモジュール1414と、少なくとも1つのリソースに対して端末の送信能力を要求する第2メッセージを送信するモジュール1416と、少なくとも1つのリソースに対する端末の送信能力を含む送信信号を受信するモジュール1418と、少なくとも1つのリソースに対する端末の送信能力に基づいてデータ送信のために端末をスケジュールするモジュール1420と、端末から少なくとも1つのリソースに関するデータ送信信号を受信するモジュール1422を含む。] 図14
[0088] 図15は干渉を低減するための処理1500の略図を示す。処理1500は干渉局によって行われてもよい。この干渉局は順方向リンクでのデータ送信のための干渉基地局又は逆方向リンクでのデータ送信のための干渉端末であってもよい。処理1500は図5の送信方式500又は図7の送信方式700に使用されてもよい。] 図15 図5 図7
[0089] 干渉局は少なくとも1つのリソースへの干渉の低減を要求するため第1局によって送信される第1メッセージを受信してもよい(ブロック1512)。第1メッセージは少なくとも1つのリソースに関して第1局によって受信されるデータを予測して第1局によって送信されてもよい。一技法では、干渉局は第1メッセージから要求の優先度を得てもよい。その後、干渉局は要求の優先度に基づいて要求を許可するか拒否するかを決定してもよい。干渉局は少なくとも1つのリソースへの干渉を低減してもよい(ブロック1514)。]
[0090] ブロック1514の一技法では、干渉局は第1メッセージから送信電力の目標減少を得てもよい。その後、干渉局はその送信電力を送信電力の目標減少に基づいて決定された量だけ少なくとも1つのリソースにて低減してもよい。ブロック1514の他の技法では、干渉局は第1メッセージから空間情報を取得してもよい。その後、干渉局はその電力を第1局とは異なる方向に導くために空間情報に基づいてプリコーディングを行ってもよい。干渉局はまた他の方法で少なくとも1つのリソースへの干渉を低減してもよい。]
[0091] 図16は干渉を低減するための装置1600の略図を示す。装置1600は少なくとも1つのリソースへの干渉の低減を要求するため、少なくとも1つのリソースに関して第1局によって受信されるデータを予測して第1局によって送られる第1メッセージを受信するモジュール1612と、少なくとも1つのリソースへの干渉を低減するモジュール1614を含む。] 図16
[0092] 図10,12,14及び16のモジュールはプロセッサ、電子装置、ハードウェア装置、電子コンポーネント、論理回路、メモリ、等、又はその任意の組み合わせを含んでもよい。] 図10
[0093] 図17は図4及び6のサービス基地局110x、干渉基地局110y、及び端末120xの構成のブロック図を示す。サービス基地局110xでは、送信プロセッサ1714xがデータソース1712xからトラフィックデータ及びコントローラ/プロセッサ1730x及びスケジューラ1734xからメッセージを受信してもよい。例えば、コントローラ/プロセッサ1730xは図5及び7に示された短期干渉軽減のためのメッセージを提供する。スケジューラ1734xは端末120xに対してリソース許可を提供してもよい。送信プロセッサ1714xはトラフィックデータ、メッセージ、及びパイロットを処理(例えば、符号化、インターリーブ、及びシンボルマップ)を行い、データシンボル、制御シンボル、及びパイロットシンボルをそれぞれ提供してもよい。変調器(MOD)1716xはデータ、制御、及び(例えば、OFDM,CDMA,等のための)パイロットシンボルに変調を行い、出力サンプルを提供してもよい。送信機(TMTR)1718xは出力サンプルを調整(例えば、アナログ変換、増幅、フィルタ、及びアップコンバート)し、順方向リンク信号を生成してもよい。これはアンテナ1720xを介して送信されてもよい。] 図17 図4 図5
[0094] 干渉基地局110yは同様に基地局110yによってサービスされる端末及び干渉端末のためのトラフィックデータ及びメッセージを処理してもよい。トラフィックデータ、メッセージ、及びパイロットは送信プロセッサ1714yによって処理され、変調器1716yによって変調され、送信機1718yによって調整(conditioned)され、アンテナ1720yを介して送信されてもよい。]
[0095] 端末120xにて、アンテナ1752は基地局110x及び110yから及び可能なら他の基地局から順方向リンク信号を受信してもよい。受信機(RCVR)1754はアンテナ1725からの受信信号を調整(例えば、フィルタ、増幅、ダウンコンバート、及びデジタル化)し、サンプルを提供してもよい、復調器(DEMOD)1756はサンプルに復調を行い、検出シンボルを提供してもよい。受信プロセッサ1758は検出シンボルを処理(例えば、シンボルデマップ、デインタリーブ、及び復号)し、復号トラックデータをデータシンク1760に提供し、(例えば、リソース許可及び短期干渉軽減のため)復号メッセージをコントローラ/プロセッサ1770に提供してもよい。復調器1756は特定のリソースのチャネル品質を推定してもよく、推定チャネル品質をコントローラ/プロセッサ1770に提供してもよい。]
[0096] 逆方向リンクでは、送信プロセッサ1782はデータソース1780からトラフィックデータをそしてコントローラ/プロセッサ1770から(例えば、リソース要求及び短期干渉軽減のための)メッセージを受信し、処理し、データ及び制御シンボルを提供してもよい。変調器1784はデータ、制御、及びパイロットシンボルに変調を行ってもよく、出力サンプルを提供してもよい。送信機1786は出力サンプルを調整し、逆方向リンク信号を発生してもよい。この信号はアンテナ1752を介して送信されてもよい。]
[0097] 各基地局で、端末120x及び他の端末からの逆方向リンク信号がアンテナ1720によって受信され、受信機1740によって調整され、復調器1742によって復調され、受信プロセッサ1744によって処理されてもよい。プロセッサ1744は復号トラフィックデータをデータシンク1746に提供し、復号メッセージをコントローラ/プロセッサ1730に提供してもよい。復調器1742は端末120xに対する1以上のリソースのチャネル品質を推定してもよく、この情報をコントローラ/プロセッサ1730に提供してもよい。コントローラ/プロセッサ1730は端末120xに対するMCS及び/又はパラメータを選択してもよい。]
[0098] コントローラ/プロセッサ1730x、1730y及び1770は基地局110x及び110y並びに端末120xにてそれぞれ動作を指示する。メモリ1732a、1732y及び1772は基地局110x及び110y並びに端末120xのためのデータ及びプログラムコードをそれぞれ記憶してもよい。スケジューラ1734x及び1734yは基地局110x及び110yとそれぞれ通信する端末をスケジュールしてもよく、リソースを端末に割付けてもよい。]
[0099] 図17に示されるプロセッサはここで説明した技術のための種々の機能を行ってもよい。例えば、端末120xでのプロセッサは図9の処理900,図11の処理1100,図15の処理1500、及び/又はここで説明された技術のための他の処理を指示又は実施してもよい。各基地局1100でのプロセッサは図9の処理、図13の処理1300、図15の処理1500、及び/又はここで説明した技術のための他の処理を指示又は実施してもよい。] 図11 図13 図15 図17 図9
[0100] 情報及び信号は様々な異なる技術及び技法のいずれかを使用して表すことができることを、当業者は理解されよう。例えば、上記の説明全体にわたって言及されるデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、及びチップは、電圧、電流、電磁波、磁界又は磁性粒子、光場又は光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表すことができる。]
[0101] 更に、本明細書の開示に関連して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、及びアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、又は両方の組合せとして実装できることを、当業者は諒解されよう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、及びステップを、上記では概してそれらの機能に関して説明した。そのような機能をハードウェアとして実装するか、ソフトウェアとして実装するかは、特定の適用例及び全体的なシステムに課される設計制約に依存する。当業者は、説明した機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装することができるが、そのような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じると解釈すべきではない。]
[0102] 本明細書の開示に関連して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、及び回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)又は他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲート又はトランジスタロジック、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書に記載の機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装又は実行できる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサとすることができるが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、又は状態マシンとすることができる。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ、例えば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1以上のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装することもできる。]
[0103] 本明細書の開示に関連して説明された方法又はアルゴリズムのステップは、ハードウェアで直接実施するか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで実施するか、又はその2つの組合せで実施することができる。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、又は当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体中に常駐することができる。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替として、記憶媒体はプロセッサに一体化することができる。プロセッサ及び記憶媒体はASIC中に常駐することができる。ASICは、ユーザ端末内に常駐することができる。代替として、プロセッサ及び記憶媒体は、ユーザ端末内に個別構成要素として常駐することもできる。]
[0104] 1以上の例示的な技法では、説明した機能を、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はそれらの組合せで実装することができる。ソフトウェアで実装する場合、機能は、1以上の命令又はコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶するか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信することができる。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、汎用又は専用コンピュータによってアクセスできる任意の利用可能な媒体とすることができる。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM、あるいは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージ又は他の磁気ストレージデバイス、もしくは命令又はデータ構造の形の所望のプログラムコード手段を搬送又は記憶するために使用でき、汎用又は専用コンピュータあるいは汎用又は専用プロセッサによってアクセスできる任意の他の媒体を備えることができる。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、又は赤外線、無線、及びマイクロ波等のワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、又は赤外線、無線、及びマイクロ波等のワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)及びディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)及びブルーレイディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含めるべきである。]
[0105] 本開示の前述の説明は、いかなる当業者でも本開示を作成又は使用することができるように提供される。本開示への様々な修正は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義した一般原理は、本開示の趣旨又は範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用できる。従って、本開示は、本明細書で説明する例及び技法に限定されるものではなく、本明細書で開示する原理及び新規の特徴に合致する最も広い範囲を与えられるべきである。]
权利要求:

請求項1
少なくとも1つのリソースへの干渉の低減を要求するため第1局から少なくとも干渉局に、前記少なくとも1つのリソースに関して前記第1局によって受信されるデータを予測して第1メッセージを送信すること、第2局から前記少なくとも1つのリソースに関するデータ送信信号を受信すること、を含む、無線通信方法。
請求項2
前記第1局は端末であり、前記第2局は基地局であり、前記データは順方向リンクで受信される、請求項1の方法。
請求項3
前記第1局は基地局であり、前記第2局は端末であり、前記データは逆方向リンクで受信される、請求項1の方法。
請求項4
前記少なくとも1つのリソースを識別する情報を含む前記第1メッセージを発生することを更に含む、請求項1の方法。
請求項5
前記要求の優先度の表示を含む前記第1メッセージを発生することを更に含む、請求項1の方法。
請求項6
干渉局の送信電力の目標減少を含む前記第1メッセージを発生することを更に含む、請求項1の方法。
請求項7
前記第1局に対する目標干渉レベルを含む前記第1メッセージを発生することを更に含む、請求項1の方法。
請求項8
前記第1局とは異なる方向で電力を導くため干渉局によって使用できる空間情報を含む前記第1メッセージを発生することを更に含む、請求項1の方法。
請求項9
前記第1メッセージを送信することは前記少なくとも1つの干渉局の全てに放送メッセージとして前記第1メッセージを送信することを含む、請求項1の方法。
請求項10
前記第1メッセージを送信することは前記少なくとも1つの干渉局の各々にユニキャストメッセージとして前記第1メッセージを送信することを含む、請求項1の方法。
請求項11
前記第2局から短期間干渉軽減をトリガするメッセージを受信することを更に含み、前記第1メッセージは前記第2メッセージの受信に応答して送られる、請求項1の方法。
請求項12
前記第2局からリソース要求を受信することを更に含み、前記第1メッセージは前記リソース要求の受信に応答して送られる、請求項1の方法。
請求項13
少なくとも1つのリソースへの干渉の低減を要求するため第1局から少なくとも1つの干渉局に、前記少なくとも1つのリソースに関して前記第1局によって受信されるデータを予測して前記第1メッセージを送信し、第2局から前記少なくとも1つのリソースに関するデータ送信を受信するように構成される少なくとも1つのプロセッサを具備する、無線通信装置。
請求項14
前記少なくとも1つのプロセッサは前記少なくとも1つのリソースを識別する情報、前記要求の優先度の表示、前記第1局に対する目標干渉レベル、干渉局の送信電力の目標減少、及び前記第1局とは異なる方向に電力を導くため干渉局によって利用できる空間情報の少なくとも1つを含む前記第1メッセージを発生するように構成される、請求項13の装置。
請求項15
前記少なくとも1つのプロセッサは前記第2局から短期間干渉軽減をトリガする第2メッセージを受信し、前記第2メッセージの受信に応答して前記第1メッセージを送信するように構成される、請求項13の装置。
請求項16
前記少なくとも1つのプロセッサは前記第2局からリソース要求を受信し、前記リソース要求の受信に応答して前記第1メッセージを送信するように構成される、請求項13の装置。
請求項17
少なくとも1つのリソースへの干渉の低減を要求するため第1局から少なくとも干渉局に、前記少なくとも1つのリソースに関して前記第1局によって受信されるデータを予測して第1メッセージを送信する手段と、第2局から前記少なくとも1つのリソースに関するデータ送信を受信する手段と、を含む、無線通信装置。
請求項18
前記少なくとも1つのリソースを識別する情報、前記要求の優先度の表示、前記第1局に対する目標干渉レベル、干渉局の送信電力の目標減少、及び前記第1局とは異なる方向に電力を導くため干渉局によって利用できる空間情報の少なくとも1つを含む前記第1メッセージを発生する手段を更に含む、請求項17の装置。
請求項19
前記第2局から短期間干渉軽減をトリガする第2メッセージを受信する手段を更に含み、前記第2メッセージの受信に応答して前記第1メッセージを送信する、請求項17の装置。
請求項20
前記第2局からリソース要求を受信する手段を更に含み、前記第1メッセージは前記リソース要求の受信に応答して送信される、請求項17の装置。
請求項21
少なくとも1つのリソースへの干渉の低減を要求するため第1局から少なくとも干渉局に、前記少なくとも1つのリソースに関して前記第1局によって受信されているデータを予測して第1メッセージを少なくとも1つのコンピュータに送信させるコードと、第2局から前記少なくとも1つのリソースに関するデータ送信信号を前記少なくとも1つのコンピュータに受信させるコードと、を含むコンピュータ読取り可能媒体を具備する、コンピュータプログラム製品。
請求項22
少なくとも1つのリソースへの干渉の減少を要求するために前記少なくとも1つのリソースに関して第1局によって受信されるデータを予測して前記第1局によって送信される第1メッセージを受信すること、前記第2局によって前記少なくとも1つのリソースに関する干渉を減少すること、を含む、無線通信方法。
請求項23
前記第1メッセージから前記要求の優先度を取得すること、前記要求の前記優先度に基づいて前記要求を許可又は却下するかどうかを決定すること、を更に含む、請求項22の方法。
請求項24
前記干渉を減少することは前記第1メッセージから送信電力の目標減少を取得すること、前記送信電力の目標減少に基づいて決定される量だけ前記少なくとも1つのリソースに関して前記第2局の送信電力を減少すること、を含む、請求項22の方法。
請求項25
前記干渉を減少することは前記第1メッセージから空間情報を取得すること、前記第1局とは異なる方向に前記第2局の電力を導くため前記空間情報に基づいてプリコードを行うこと、を含む、請求項22の方法。
請求項26
少なくとも1つのリソースへの干渉の減少を要求するため前記少なくとも1つのリソースに関して前記第1局によって受信されるデータを予想して前記第1局によって送信される第1メッセージを受信し、第2局によって前記少なくとも1つのリソースへの干渉を減少するように構成される少なくとも1つのプロセッサを具備する、無線通信装置。
請求項27
前記少なくとも1つのプロセッサは前記第1メッセージから前記要求の優先度を取得し、前記要求の前記優先度に基づいて前記要求を許可又は拒否するかどうかを決定するように構成される、請求項26の装置。
請求項28
前記少なくとも1つのプロセッサは前記第1メッセージから送信電力の目標減少を取得し、送信電力の前記目標減少に基づいて決定される量だけ前記少なくとも1つのリソースに関して前記第2局の送信電力を減少するように構成される、請求項26の装置。
請求項29
前記少なくとも1つのプロセッサは前記第1メッセージから空間情報を取得し、前記第1局とは異なる方向に前記第2局の電力を導くために前記空間情報に基づいてプリコードを行うように構成される、請求項26の装置。
請求項30
少なくとも1つのリソースへの干渉を減少することを少なくとも1つの干渉基地局に要求するため前記少なくとも1つのリソースに関して前記端末によって受信されるデータを予測して端末から第1メッセージを送信すること、サービス基地局から前記少なくとも1つのリソースに関するデータを受信すること、を含む、無線通信方法。
請求項31
前記サービス基地局から短期間干渉軽減をトリガする第2メッセージを受信することを更に含み、前記第1メッセージは前記第2メッセージの受信に応答して送信される、請求項30の方法。
請求項32
前記少なくとも1つの干渉基地局から少なくとも1つの送信信号又はパイロットを受信することを更に含み、各送信信号又はパイロットは対応する干渉基地局によって前記少なくとも1つのリソースで使用される送信電力レベルを示す、請求項30の方法。
請求項33
前記少なくとも1つの干渉基地局からの前記少なくとも1つの送信信号又はパイロットに基づいて前記少なくとも1つのチャネル品質を推定すること、前記少なくとも1つのリソースの前記チャネル品質を示す情報を前記サービス基地局に送信すること、を更に含む、請求項32の方法。
請求項34
第1期間に前記少なくとも1つの基地局から前記少なくとも1つのリソースに関する少なくとも1つのパイロットを受信することを更に含み、前記データ送信信号は前記第1期間より遅い第2期間に前記少なくとも1つのリソースに関して受信される、請求項30の方法。
請求項35
少なくとも1つのリソースへの干渉を減少することを少なくとの1つの干渉基地局に要求するため端末から第1メッセージを送信し、前記少なくとも1つに関するデータ送信信号をサービス基地局から受信するように構成される少なくとも1つのプロセッサを具備し、前記第1メッセージは前記少なくとも1つのリソースに関して前記端末によって受信されるデータを予測して送信される、無線通信装置。
請求項36
前記少なくとも1つのプロセッサは前記サービス基地局から短期干渉軽減をトリガする第2メッセージを受信し、前記第2メッセージの受信に応答して前記第1メッセージを送信するように構成される、請求項35の装置。
請求項37
前記少なくとも1つのプロセッサは前記少なくとも1つの干渉基地局から前記少なくとも1つのリソースで使用される送信電力レベルで対応する干渉基地局によって送信されるパイロットを受信し、前記少なくとも1つの干渉基地局からの前記少なくとも1つのパイロットに基づいて前記少なくとも1つのリソースのチャネル品質を推定し、前記少なくとも1つのリソースの前記チャネル品質を示す情報を前記サービス基地局に送信するように構成される、請求項35の装置。
請求項38
少なくとも1つのリソースへの干渉を減少することを少なくとも1つの干渉端末に要求するため基地局から第1メッセージを送信すること、前記少なくとも1つのリソースに関するデータ送信信号を端末から受信すること、を含み、前記第1メッセージは前記少なくとも1つのリソースに関して前記基地局によって受信されるデータを予測して送信される、無線通信方法。
請求項39
前記少なくとも1つのリソースのための前記端末の送信能力を要求する第2メッセージを送信すること、前記少なくとも1つのリソースに対する前記端末の前記送信能力を含む送信信号を受信すること、前記少なくとも1つのリソースに対する前記端末の前記送信能力に基づいて前記データ送信のため前記端末をスケジュールすること、を含む、請求項38の方法。
請求項40
各パイロットが前記少なくとも1つのリソースに使用できる最大送信電力レベルで対応する端末によって送信される複数のパイロットを前記端末及び前記少なくとの1つの干渉端末から受信すること、前記受信パイロットに基づいて前記少なくとも1つのリソースのチャネル品質を推定すること、前記少なくとも1つのリソースの前記推定チャネル品質に基づいて変調及び符号化方式を選択すること、前記変調及び符号化方式を含むリソース許可を前記端末に送信すること、を更に含む、請求項38の方法。
請求項41
少なくとも1つのリソースへの干渉を減少することを少なくとも1つの干渉端末に要求するため基地局から第1メッセージを送信し、前記少なくとも1つのリソースに関するデータ送信信号を端末から受信するように構成され、前記第1メッセージは前記少なくとも1つのリソースに関して前記基地局によって受信されるデータを予測して送信される、無線通信装置。
請求項42
前記少なくとも1つのプロセッサは前記少なくとも1つのリソースに対する前記端末の送信能力を要求する第2メッセージを送信し、前記少なくとも1つのリソースに対する前記端末の前記送信能力を含む送信信号を受信し、前記少なくとも1つのリソースに対する前記端末の前記送信能力に基づいて前記データ送信信号のため前記端末をスケジュールするように構成される少なくとも1つのプロセッサを具備する、無線通信装置。
請求項43
前記少なくとも1つのプロセッサは各パイロットが前記少なくとも1つのリソースに使用できる最大送信電力レベルで対応する端末によって送信される複数のパイロットを前記端末から受信し、前記受信パイロットに基づいて前記少なくとも1つのリソースのチャネル品質を推定し、前記少なくとも1つのリソースの前記推定チャネル品質に基づいて変調及び符号化方式を選択し、前記変調及び符号化方式を含むリソース許可を前記端末に送信するように構成される、請求項41の装置。
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