![]() アップリンク送信手順に入るユーザ端末のタイミングを制御するための、無線通信システムにおける方法及び装置
专利摘要:
本発明は、Cell_FACH状態における拡張アップリンク手順においてUEがEULリソースにアクセスするための遅延を、RACH手順においてUEが通常のULリソースにアクセスするための遅延とは独立して制御することを可能にする方法及び装置に関する。この目的は、Cell_FACH状態における拡張アップリンクにおいて送信手順に入る(又は再度入る)タイミングを、RACH手順用と同じパラメータを用いる代わりにこの送信手順に特化して規定された送信制御パラメータを用いて制御する解決方法によって実現される。 公开号:JP2011514037A 申请号:JP2010544920 申请日:2008-12-16 公开日:2011-04-28 发明作者:ディルク ゲルステンベルガー,;ヨハン ベルイマン, 申请人:テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル); IPC主号:H04W74-08
专利说明:
[0001] 本発明は無線通信システムにおける方法及び装置に関し、特にはユーザ端末がアップリンク送信手順に入るためのタイミングを制御するための方法及び装置に関する。] 背景技術 [0002] 第3世代(3G)システムもしくは広帯域符号分割多元アクセス(WCDMA)システムとも呼ばれるUMTS(Universal Mobile Telecommunication System)は、GSMの後を継ぐために策定されている。UMTS地上無線アクセスネットワーク(UTRAN)は、UMTSシステムの無線アクセスネットワークである。] [0003] 高速ダウンリンクパケットアクセス(HSPDA)は、システム及びエンドユーザの性能の両方に関し、パケットデータサービスの提供についてさらなる拡張をもたらす、UTRANの進化である。HSDPAのダウンリンクパケットデータ拡張は、高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)としても知られる拡張アップリンク(EUL)によって補われる。EULは、より早いデータレート、削減されたレイテンシ、及び改善されたシステム容量によって、アップリンクの能力及びシステムキャパシティにおける改善を提供し、従って必然的にHSDPAを補完する。HSDPA及びEULはまとめて高速パケットアクセス(HSPA)と呼ばれることも多い。] [0004] 図1は、UTRANのような無線アクセスネットワークを含んだ、HSPAシステムのような無線通信システムを示している。UTRANアーキテクチャは、1つ以上の無線ネットワーク制御装置(RNC)100に接続される少なくとも1つの無線基地局(Node B)130を有する。UTRANはインタフェースを介してコアネットワーク(CN)120と接続される。UTRAN及びCN120は、複数のユーザ端末(UE)150に通信及び制御を提供する。複数のUE150は少なくとも1つのNode B130と無線によって接続され、ダウンリンク及びアップリンクチャネル上で互いに通信する。] 図1 [0005] UTRANにおいて、専用のトランスポートチャネルは個別チャネル(DCH)と呼ばれる。DCHは、特定のUEと上位レイヤとの間における、実際のサービスについてのデータや上位レイヤ制御情報を含む全ての情報を搬送する。HSPAを用いるUTRANにおいて、HSPA拡張は新たな個別トランスポートチャネルを通じて実装される。HSDPA用の高速ダウンリンク共有チャネル(HS-DSCH)及びEUL用の拡張個別チャネル(E-DCH)である。] [0006] パケットデータはバースト的に送信されることが多い。そのため、間欠的な送信アクティビティ期間と、送信アクティビティのない期間とが存在する。ユーザ性能の観点からは、HS-DSCH及びE-DCHがいかなるユーザデータも素速く送信できるように構成されることを維持するのが望ましい。同時に、アップリンク及びダウンリンクにおけるコネクションの維持にはコストがかかる。ネットワークの観点からは、データ送信が無くても、制御データ送信からのアップリンク干渉のコストが存在する。UEの観点からは、電力消費が最大の関心事である。データを受信しないときも、UEは制御データを送信したり監視したりする必要がある。UEの電力消費を削減するため、UMTS/WCDMAはUEが使用している物理チャネルの種類を規定するいくつかの接続モード状態を有している。この状態はCEll_DCH220、Cell_FACH210及びCell_PCH/URA_PCH200であり、起こりうる状態変化を示す矢印と共に図2に模式的に示している。] 図2 [0007] UEが2つある呼び出し状態のうちCell_PCH/URA_PCH200にあるとき、最小の電力消費となる。高い送信アクティビティ状態はCell_DCH220として知られている。この状態では、個別物理チャネルがUEに割り当てられ、UEはネットワークとのデータ交換に例えばHS-DSCH及びE-DCHを用いることができる。この状態は大量のユーザデータの急速な送信を可能とするが、UEの電力消費は最も高くなる。UEの電池を浪費しないよう、所定期間送信アクティビティがなければUEはCell_FACH210状態に切り替えられる。Cell_FACH210状態において、UEはランダムアクセスチャネル(RACH)上のランダムアクセス手順の一部として少量のパケットデータを送信することができる。UEはまた、ネットワークからの少量のユーザデータ及び無線リソース制御(RRC)シグナリングについて、共通ダウンリンクチャネル(フォワードアクセスチャネル(FACH))を監視する] [0008] RACHは、コネクションの設定要求のような、UEからの制御情報を搬送するために用いることを意図したアップリンクトランスポートチャネルである。RACHは物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)上にマッピングされる。上述の通り、RACH手順はCell_FACH状態においてUEからネットワークに少量のパケットデータを送信するためにも用いることができる。] [0009] 以下では、3GPP(第3世代パートナシッププロジェクト)技術仕様TS 25.321に記述されているような、RACH手順における送信を制御するためのレイヤ2(L2)媒体アクセス制御(MAC)を概説する。RACH送信はUE MACサブレイヤ(以下、UE(MAC)と呼ぶ)によって制御される。UE(MAC)は、無線リソース制御(RRC)から以下のRACH送信制御パラメータを受信する: -一式のアクセスサービスクラス(ASC)パラメータ。各ASCについて、i=0...NumASCのPRACHパーティションの識別子と、持続値(persistence value) Pi(送信確率)とを含む。 -プリアンブルランピングサイクルの最大値Mmax -タイマ用のバックオフ間隔の範囲TBO1。送信時間(10ms)の数で与えられ、NBO1maxとNBO1minの間の値を取る。] [0010] 送信すべきデータが存在する際、UE(MAC)は利用可能な一式のASCから、所定のPRACHパーティションの識別子iと関連する持続値Piを有するASCを選択する。持続値Pi(持続テストで用いられる)に基づいて、UEは、現在の送信時間間隔(TTI)にレイヤ1(L1)PRACH送信手順に入るかどうかを決定する。送信が許されない場合、新たな持続テストが次のTTIで実行され、持続テストは送信が許されるまで繰り返される。送信が許されると、プリアンブル電力ランピングサイクルから始まるPRACH送信手順に入る。そして、UE(MAC)はL1からのアクセス情報を待機する。] [0011] プリアンブルが補足表示チャネル(AICH)上で肯定応答されると、L1アクセス情報が「データ送信準備完了」のパラメータ値とともにUE(MAC)に通知される。そして、データ送信が要求され、L1仕様に従ったPRACHメッセージパートの送信によりPRACH送信手順が完了する。プリアンブル再送信の最大回数に達してもAICH上で肯定応答が受信されない場合、次のTTIで新たな持続テストが実行される。タイマT2は2つの連続する持続テストの間隔が少なくとも10msとなることを保証する。] [0012] AICH上で否定応答が受信された場合、バックオフタイマTBO1がスタートする。タイマの終了後、持続テストが再び実行される。バックオフタイマTBO1は、10msの時間間隔の整数NBO1倍(0<NBO1min≦NBO1≦NBO1maxの範囲から無作為に(均一な分布で)選択される)に設定される。NBO1min及びNBO1maxは、一定の遅延が望ましい場合には等しく設定されてよく、持続テストに起因した遅延以外の遅延は無いことが望ましければゼロに設定されても良い。] [0013] 持続テストの実行前に、RRCから新たなRACH送信制御パラメータが受信されていないかをチェックし、RACH送信制御パラメータの最新セットを適用するべきである。プリアンブルランピングサイクルの最大値Mmaxを超えた場合、上位レイヤにRACH送信の失敗が報告されるべきである。] [0014] 送信手順に入る際、必要な送信電力についての正確な知見がないため、RACH手順は遠近問題に対処する必要がある。上述したように、これは電力ランピングを用いたプリアンブル送信手順を用いて解決される。以下では、図3aを参照して、RACH手順のUEが行う工程の要約を説明する。] 図3a [0015] UEは、送信制御パラメータだけでなく、利用可能なRACHサブチャネルとその拡散符号及びシグネチャを見つけるため、報知チャネル301を復号する(前述)。持続値Piに基づいて、UEは現在のTTIで送信手順に入るかどうかを決定する。この、所謂持続テスト302について、以下でより詳細に説明する。持続テストが送信を許可すれば(303/YES)、UEはRACHサブチャネルの1つを無作為に選択する。持続テストが送信を許可しなければ(303/NO)、UEは新たな持続テスト302を実行する前に次のTTIを待つ必要がある。これは送信が許可されるまで繰り返される。] [0016] ダウンリンク電力レベルが測定され、この測定に基づいて(開ループ電力制御に従って)初期RACH電力が設定される(304)。最初のプリアンブルが送信される(305)。UEは、Node Bがプリアンブルを検出したかどうかを調べるため、補足表示チャネル(AICH)を復号する(306)。AICHが検出されない場合(306/NO)、UEはNode Bによって与えられた単位(step)だけプリアンブル送信電力を増加させる(304)。次の利用可能なタイムスロットで、プリアンブルが再送される(305)。プリアンブルの最大数に達した場合、新たな持続テスト302が実行される。] [0017] Node Bからの肯定応答(ACK)がAICH上で検出されると(306/ACK)、UEはRACH送信のメッセージパートを送信する(307)。ブロッキング状態(例えば2つのUEが同時にコネクションを要求している)の場合、Node BはAICH上でUEの1つにNACKを送信するであろう(306/NACK)。これにより、UEをRACH手順から出させ、タイマTBO1によって制御される所定の遅延(308)後に再度手順に入るようにする。タイマの終了後、UEが手順に再度入ることが許可されるかどうかをチェックするため、新たな持続テスト302が実行される。] [0018] 上述したように、持続テスト302の間、UEは0から1の間の乱数値を生成し、この値が持続値Piで与えられる間隔の範囲内かどうかチェックする。持続値Piで規定される閾値未満の乱数値を生成するUEは、RACH手順を開始することを許可されるであろう。持続値パラメータを設定することにより、UEがプリアンブル送信手順に入る確率を制御することができる。一例として、持続値が0.9に設定されているとすると、90%の確率でUEはRACH手順を開始し、これは遅延が概して非常に短いことを意味する。一方、持続値が0.1の場合、UEは手順を開始できる確率は10%に過ぎず、概してより長い遅延を与える。] [0019] 図3bを参照して、RACH手順におけるネットワークの工程を説明する。RNCは、送信制御パラメータを設定し、それをレイヤ3シグナリングを介して送信する。Node Bは利用可能なRACHサブチャネルとその拡散符号並びにシグネチャ、さらには送信制御パラメータを報知する(311)。必要とされるプリアンブル送信電力レベルにUEが達すると、Node Bはプリアンブルを受信するであろう(312)。Node Bは利用可能なリソースをチェックし(313)、リソースが利用可能であれば(313/YES)、ACK及びリソース割り当てを送信する(314)。RACH送信のメッセージパートを受信(315)した後、リソースはNode Bによって解放される(316)。利用可能なリソースのチェックが否定された場合(313/NO)、NACKが代わりにAICH上で送信されるであろう。] 図3b [0020] 3GPPにおいて、Cell_FACH状態での拡張アップリンクにおける送信手順が検討され、(上述したような)通常のRACH手順と同様の送信制御パラメータを用いる電力ランピングを用いたプリアンブル送信手順を利用すること、またEULリソースをUEに知らせる特定のAICH又はEUL AICH(E-AICH)シーケンスを用いることで合意された。この手順を、以下、Cell_FACH状態における拡張アップリンク手順と呼ぶ。] [0021] この方法の問題点は、Cell_FACH状態における拡張アップリンク手順においてUEがEULリソースにアクセスするための遅延が、RACH手順においてUEが通常のULリソースにアクセスするための遅延と同一なことである。これら2つの手順は非常に異なる目的を果たすものであるため、同一の遅延は準最適なCell_FACH状態における拡張アップリンク手順の性能を与えるであろう。Cell_FACH状態における拡張アップリンク手順についての遅延を削減するための方法が3GPPで検討され、NACKの前の最後のプリアンブル送信の電力レベルもしくは、NACKの前の最後のプリアンブル送信の電力レベルから小さな電力バックオフを減じた電力レベルを用いてプリアンブル送信に再度入ることが提案されている。] [0022] 本発明の目的は、上述した問題点を取り除き、Cell_FACH状態における拡張アップリンク手順において、EULリソースにアクセスするUEの遅延削減を可能とする方法及び装置を提供することにある。] [0023] この目的は、Cell_FACH状態における拡張アップリンクにおいて送信手順に入る(又は再度入る)タイミングが、この送信手順に特化して規定された送信制御パラメータを用いて制御される解決方法によって実現される。従って、UEは、送信手順に入る際、送信手順の形式に応じて送信制御パラメータを選択する。] [0024] 従って、本発明の第1の見地によれば、無線通信ネットワークの無線ネットワーク制御装置における、送信手順に入るUEをサポートするための方法が提供される。無線ネットワーク制御装置はレイヤ3シグナリングを介して少なくとも1つのUEと通信する。送信手順の形式はRACH手順又はCell_FACH状態における拡張アップリンク手順である。方法において、RACH手順に入るUEのためのタイミングに関連付けられた第1の送信制御パラメータセットが設定される。さらに、Cell_FACH状態における拡張アップリンク手順に入るUEのためのタイミングに関連付けられた第2の送信制御パラメータセットが設定される。UEが送信手順に入るためのタイミングは、少なくとも第2の送信制御パラメータセットを少なくとも1つのUEに送信することにより、送信手順の形式に応じて制御される。] [0025] 本発明の第2の見地によれば、無線通信ネットワークのUEにおける、送信手順に入るための方法が提供される。送信手順の形式はRACH手順又はCell_FACH状態における拡張アップリンク手順である。方法において、少なくとも第2の送信制御パラメータセットがレイヤ3シグナリングを介して受信され、この第2の送信制御パラメータセットはCell_FACH状態における拡張アップリンク手順に入るためのタイミングに関連付けられている。さらに、第2の送信制御パラメータセットを用いる送信手順に入るためのタイミングが、Cell_FACH状態における拡張アップリンク手順を開始する際に得られ、RACH手順に入るためのタイミングに関連付けられた第1の送信制御パラメータセットを用いる送信手順に入るためのタイミングが、RACH手順を開始する際に得られる。方法において、得られたタイミングに従い、送信手順の形式に応じて送信手順が開始される。] [0026] 本発明の第3の見地によれば、無線通信ネットワークの無線ネットワーク制御装置が提供される。無線ネットワーク制御装置は、少なくとも1つのUEとレイヤ3シグナリングを介して通信するように構成され、送信手順に入るUEをサポートすることが可能である。送信手順の形式はRACH手順又はCell_FACH状態における拡張アップリンク手順である。無線ネットワーク制御装置は、RACH手順に入るUEのためのタイミングに関連付けられた第1の送信制御パラメータセットを設定する手段を有する。さらに、無線ネットワーク制御装置は、Cell_FACH状態における拡張アップリンク手順に入るUEのためのタイミングに関連付けられた第2の送信制御パラメータセットを設定する手段を有する。無線ネットワーク制御装置はさらに、送信手順の形式に応じて少なくとも1つのUEが送信手順に入るためのタイミングを制御する制御部を有する。制御部はまた、タイミングを制御するために、第2の送信制御パラメータセットを少なくとも1つのUEに送信するように構成される。] [0027] 本発明の第4の見地によれば、無線通信ネットワークのUEであって、送信手順に入ることのできるUEが提供される。送信手順の形式はRACH手順又はCell_FACH状態における拡張アップリンク手順である。UEは、レイヤ3シグナリングを介して、Cell_FACH状態における拡張アップリンク手順に入るためのタイミングに関連付けられている第2の送信制御パラメータセットを少なくとも受信する手段と、Cell_FACH状態における拡張アップリンク手順を開始する際に、第2の送信制御パラメータセットを用いて、送信手順に入るためのタイミングを得る手段とを有することを特徴とする。UEはさらに、RACH手順を開始する際に、RACH手順に入るためのタイミングに関連付けられている第1の送信制御パラメータセットを用いて、送信手順に入るためのタイミングを得る手段を有する。UEはさらに、得られたタイミングに従い、送信手順の形式に応じて送信手順を開始する手段を有する。] [0028] 本発明の実施形態による1つの利点は、Cell_FACH状態における拡張アップリンク用の送信手順に入る前の遅延と、(NACKを受信した際に)手順を出てから再度手順に入るまでの遅延とを、RACH手順における対応する遅延と比較して削減可能なことである。従って、送信手順においてEULリソースにアクセスするために要する時間は、RACH手順に必要な時間とは無関係に、常にCell_FACH状態における拡張アップリンク手順に最適化されてよい。] 図面の簡単な説明 [0029] 本発明を実施可能なUTRANの一部を模式的に示す図である。 UMTS/WCDMAにおけるUEの、様々な接続モード状態を模式的に示す図である。 従来のRACH手順においてUEが行う工程とネットワークが行う工程とをそれぞれ示したフローチャートである。 従来のRACH手順においてUEが行う工程とネットワークが行う工程とをそれぞれ示したフローチャートである。 本発明の実施形態に係るRNC及びUEにおける方法をそれぞれ説明するフローチャートである。 本発明の実施形態に係るRNC及びUEにおける方法をそれぞれ説明するフローチャートである。 本発明の実施形態に係るRNC及びUEを模式的に示す図である。] 実施例 [0030] 以下、本発明を、ある実施形態と添付図面に関してより詳細に説明する。本発明の完全な理解を提供するため、限定ではなく説明を目的として、特定のシナリオ、技術等の具体的な詳細を説明する。しかし、本技術分野に属する当業者は、これらの具体的な詳細とは異なる他の実施形態において本発明を実施可能であることを理解するであろう。] [0031] さらに、本技術分野の当業者は、以下に説明する機能及び手段が、プログラムされたマイクロプロセッサ又は汎用コンピュータとともにソフトウェア的に、及び/又は特定用途向け集積回路(ASIC)を用いて、実施可能であることを理解するであろう。本発明を主に方法及び装置の形態で説明するが、本発明はコンピュータプログラムや、コンピュータプロセッサとそれに接続されたメモリであって、本明細書に開示する機能を実行することのできる1つ以上のプログラムがコード化されたメモリとを有するシステムでも実施可能であることが理解されよう。] [0032] 本明細書において本発明は特定の例示的なシナリオに関して説明される。特に、本発明は、非限定的な一般的な意味においてHSPA無線通信システムに関して説明される。本発明及びその例示的な実施形態は、送信手順に関し、HSPAと似た特性を有する他の型式の無線通信システムにも適用可能であることに留意されたい。] [0033] 上述の通り、Cell_FACH状態における拡張アップリンク手順において、NACKの後に再びEULリソースにアクセスするためのUEの遅延がどのようにして削減されるかを論じてきた。例えば、NACKの前の最後のプリアンブル送信の電力レベル、もしくはNACKの前の最後のプリアンブル送信の電力レベルから小さな電力バックオフを減じた電力レベルを用いてプリアンブル送信に再度入ることが提案されている。しかし、UEについての実際の総遅延、すなわち既存のCell_FACH状態における拡張アップリンク手順を出てからNode Bにおいてプリアンブルが正しく受信される時点までの計数結果は、電力ランプリング段階においてプリアンブルを送信するための時間以外も含んでいる。その計数結果は、プリアンブル送信手順が実際に開始されて最初のプリアンブルが送信される前に使われた時間も含んでいる。] [0034] 最初のプリアンブル送信のタイミング(手順に最初に入る場合も、再度入る場合も)は、さまざまな送信制御パラメータによって制御される。これらのパラメータはRNCによって設定され、レイヤ3シグナリングを介し、Node Bを通じてUEへ知らされる。そのようなパラメータの1つは持続テストに用いられる持続値パラメータであり、RACH手順について上述したように、手順に入ったり再度入ったりするタイミングに影響を与える。別のパラメータは、バックオフ間隔の範囲を規定するバックオフ時間パラメータである。この範囲は、上述したように、バックオフタイマTBO1を何に設定したらよいかを判定する際に用いられる。タイマTBO1はNACK後に手順に再度入るタイミングに影響を与える。] [0035] 本発明における基本的なアイデアは、Cell_FACH状態における拡張アップリンク手順においてUEがEULリソースにアクセスするための遅延を削減するために、Cell_FACH状態における拡張アップリンク手順用の上述した送信制御パラメータに、特別に規定した値を用いることである。RACH手順に用いられる送信制御パラメータは、Cell_FACH状態における拡張アップリンク手順には適合されておらず、そのため、Cell_FACH状態における拡張アップリンク手順を最適化するにはそのための別個のパラメータが必要である。そのため本発明の実施形態においてRNCは、Cell_FACH状態における拡張アップリンク手順パラメータを別個に設定する。このパラメータは全てのUEにブロードキャストされるか、個別の(dedicated)UEに送信される。] [0036] 本発明の一例によれば、RACH手順及びCell_FACH状態における拡張アップリンク手順に入るタイミング及び再度入るタイミングを個別に制御するために、RNCはRACH手順に用いるための(1つ以上の)送信制御パラメータの第1のセットを設定するのみならず、Cell_FACH状態における拡張アップリンク手順に用いるための(1つ以上の)送信制御パラメータの第2のセットを設定する。パラメータの第2セットのみ、あるいはパラメータの第1及び第2セットの両方が、無線リソース制御(RRC)シグナリングを用いて、Node Bを介してUEへ透過的に通知される。上述したように、パラメータは全UEにブロードキャストされてもよい。] [0037] 本発明の第1の実施形態において、第2の送信制御パラメータセットは、持続値パラメータのみを有する。従って、この実施形態においては、Cell_FACH状態における拡張アップリンク手順に入るタイミング又は再度入るタイミングの制御に用いられるべき別個の持続値Pi,ENHANCED UPLINK IN CELLFACH STATEが存在するであろう。(上述したように)UEが持続値未満で値を無作為に生成する確率が増えるため、より高い持続値を設定すれば、UEはCell_FACH状態における拡張アップリンク手順により早く入る/再度入るであろう。] [0038] 第2の実施形態において、第2の送信制御パラメータセットはバックオフ時間パラメータのみを有する。この実施形態においては、(上述したように)NBO1間隔の範囲を規定する最小及び最大値(NBO1min及びNBO1max)を有し、Cell_FACH状態における拡張アップリンク手順に用いるバックオフタイマTBO1を設定する際に用いられる別個のバックオフ時間パラメータが存在するであろう。NBO1min及びNBO1maxの値をゼロに設定することで、タイマTBO1が常にゼロに設定されるため、例えばUEは手順に再度入る際に新たな持続テストをより早く実行するであろう] [0039] 第3の実施形態において、第2の送信制御パラメータセットは持続値パラメータとバックオフ時間パラメータの両方を有する。これは上述した第1及び第2の実施形態の組み合わせであり、例えばより高い持続値の利用と、適合されたバックオフ時間パラメータの利用との両方により、手順に入るタイミングを制御することを可能にする。] [0040] 図4aは、本発明の実施形態に係る、RNCのための方法のフローチャートである。ステップ410において、RNCは、RACH手順に入るUEのためのタイミングに関連付けられた第1の送信制御パラメータセットを設定する。この第1のパラメータセットは、持続値パラメータ又はバックオフ時間パラメータ、あるいはその両方を有することができる。さらに、RNCは、Cell_FACH状態における拡張アップリンク手順に入るUEのためのタイミングに関連付けられた第2の送信制御パラメータセットを設定する(ステップ420)。この第2のパラメータセットもまた、持続値パラメータ又はバックオフ時間パラメータ、あるいはその両方を有することができ(上述の第1、第2及び第3の実施形態の説明を参照)、第1のセットと同じパラメータのセットを有する必要はない。そして、RNCは、少なくとも第2の送信制御パラメータセットをUEに送信することにより、UEが送信手順に入るタイミングを送信手順の形式に応じて制御する(ステップ430)。Cell_FACH状態における拡張アップリンク手順における送信のタイミングは、RACH手順における送信のタイミングとは独立して、第2のパラメータセットに基づいて制御される。] 図4a [0041] 図4bは、本発明の実施形態に係る、UEのための方法のフローチャートである。ステップ440において、UEは、少なくとも、Cell_FACH状態における拡張アップリンク手順に入るためのタイミングに関連付けられている第2の送信制御パラメータセットを、レイヤ3シグナリング(RRC)を介してRNCから受信する。UEは、Cell_FACH状態における拡張アップリンク手順を開始する際に、この第2の送信制御パラメータセットを用いて、送信手順に入るタイミングを得る(ステップ450)。この第2のパラメータセットが持続値パラメータを有する場合、いつ送信手順に入るべきかを見出すために、UEはそれをプリアンブル送信手順に先立つ持続テストで用いるであろう(持続テストに起因する遅延は、図3aにおけるステップ302,303に対応する)。第2のパラメータセットがさらにバックオフ時間パラメータを有する場合、UEはこのパラメータをTBO1タイマの設定、すなわちCell_FACH状態における拡張アップリンク手順にいつ再度入るべきかを見出すために用いるであろう(TBO1タイマの満了及び持続テストによる遅延は図3aにおけるステップ308,302,303に対応する)。UEはさらに、RACH手順を開始する際に、RACH手順に入るためのタイミングに関連付けられている第1の送信制御パラメータセットを用いて、送信手順に入るためのタイミングを得る(ステップ460)。最後にUEは、得られたタイミングに従って、関連する送信手順に実際に入るであろう(ステップ470)。例えば、RACH手順に用いるよりも高い持続値をCell_FACH状態における拡張アップリンク手順で用いることで、UEは通常の個別チャネルリソースよりも拡張アップリンクリソースにより早くアクセスするであろう。] 図3a 図4b [0042] 図5に模式的に示した本発明の実施形態によれば、RNC100はRACH手順に入るUEのためのタイミングに関連付けられた第1の送信制御パラメータセットを設定する手段101と、Cell_FACH状態における拡張アップリンク手順に入るUEのためのタイミングに関連付けられた第2の送信制御パラメータセットを設定するための手段101とを有する。RNC100はさらに、送信手順の形式に応じてUEが送信手順に入るタイミングを制御する制御部102を有する。制御部102はまた、タイミングを制御するために、第2の送信制御パラメータセットを少なくとも1つのUEに送信するように構成される。] 図5 [0043] 図5にはUE150も示されている。UE150は、Cell_FACH状態における拡張アップリンク手順に入るためのタイミングに関連付けられた第2の送信制御パラメータセットを、レイヤ3シグナリングを介して受信する受信機151を有している。UE150はさらに、第2の送信制御パラメータセットを用い、送信手順に入るためのタイミングを得る手段152を有している。これは、Cell_FACH状態における拡張アップリンク手順を開始する際に用いられる。UEはさらに、RACH手順に入るためのタイミングに関連付けられている第1の送信制御パラメータセットを用いて、送信手順に入るためのタイミングを得る手段152を有する。これは、RACH手順を開始する際に用いられる。最後に、UEは、得られたタイミングに従い、送信手順の形式に応じて送信手順を開始する手段153を有する。] 図5 [0044] 図5に示した手段は、プログラムされたマイクロプロセッサ又は汎用コンピュータとともにソフトウェア機能を用いる物理的又は論理的エンティテイによって、及び/又は特定用途向け集積回路(ASIC)を用いることによって実施することができる。] 図5 [0045] 上述した実施形態は単に例として提供されたものであり、本発明を限定しない。添付の請求項において請求されているような本発明の範囲、に含まれる他の解決方法、使用方法、目的及び機能は、本技術分野に属する当業者にとって明らかであろう。]
权利要求:
請求項1 無線通信ネットワークの無線ネットワーク制御装置における、送信手順に入るユーザ端末を支援するための方法であって、前記無線ネットワーク制御装置は少なくとも1つのユーザ端末とレイヤ3シグナリングを介して通信し、前記送信手順の形式がRACH手順又はCell_FACH状態における拡張アップリンク手順であり、前記方法が、ランダムアクセスチャネル(RACH)手順に入るユーザ端末のためのタイミングに関連付けられた第1の送信制御パラメータセットを設定するステップ(410)と、Cell_FACH状態における拡張アップリンク手順に入るユーザ端末のためのタイミングに関連付けられた第2の送信制御パラメータセットを設定するステップ(420)と、少なくとも前記第2の送信制御パラメータセットを前記少なくとも1つのユーザ端末に送信することにより、送信手順の形式に応じて前記少なくとも1つのユーザ端末が前記送信手順に入るためのタイミングを制御するステップ(430)と、を有することを特徴とする方法。 請求項2 前記第2の送信制御パラメータセットがブロードキャストされることを特徴とする請求項1記載の方法。 請求項3 前記タイミングが、前記第2の送信制御パラメータセットと、前記第1の送信制御パラメータセットの両方を前記少なくとも1つのユーザ端末に送信することによって制御されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の方法。 請求項4 前記第1の送信制御パラメータセットがブロードキャストされることを特徴とする請求項3記載の方法。 請求項5 前記第1の送信制御パラメータセットの1つのパラメータが持続値パラメータであることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の方法。 請求項6 前記第2の送信制御パラメータセットの1つのパラメータが持続値パラメータであることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の方法。 請求項7 前記第1の送信制御パラメータセットの1つのパラメータがバックオフ時間パラメータであることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の方法。 請求項8 前記第2の送信制御パラメータセットの1つのパラメータがバックオフ時間パラメータであることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の方法。 請求項9 無線通信ネットワークのユーザ端末における、送信手順に入るための方法であって、前記送信手順の形式がランダムアクセスチャネル(RACH)手順又はCell_FACH状態における拡張アップリンク手順であり、前記方法が、少なくとも、Cell_FACH状態における拡張アップリンク手順に入るためのタイミングに関連付けられている第2の送信制御パラメータセットを、レイヤ3シグナリングを介して受信するステップ(440)と、Cell_FACH状態における拡張アップリンク手順を開始する際に、前記第2の送信制御パラメータセットを用いて、前記送信手順に入るためのタイミングを得るステップ(450)と、RACH手順を開始する際に、RACH手順に入るためのタイミングに関連付けられている第1の送信制御パラメータセットを用いて、前記送信手順に入るためのタイミングを得るステップ(460)と、前記得られたタイミングに従って、送信手順の形式に応じて前記送信手順に入るステップ(470)と、を有することを特徴とする方法。 請求項10 前記第1の送信制御パラメータセットをレイヤ3シグナリングを介して受信するステップをさらに有することを特徴とする請求項9記載の方法。 請求項11 前記第1の送信制御パラメータセットの1つのパラメータが持続値パラメータであることを特徴とする請求項9又は請求項10記載の方法。 請求項12 前記第2の送信制御パラメータセットの1つのパラメータが持続値パラメータであることを特徴とする請求項9乃至請求項11のいずれか1項に記載の方法。 請求項13 前記第1の送信制御パラメータセットの1つのパラメータがバックオフ時間パラメータであることを特徴とする請求項9乃至請求項12のいずれか1項に記載の方法。 請求項14 前記第2の送信制御パラメータセットの1つのパラメータがバックオフ時間パラメータであることを特徴とする請求項9乃至請求項13のいずれか1項に記載の方法。 請求項15 少なくとも1つのユーザ端末(150)とレイヤ3シグナリングを介して通信するように構成され、送信手順に入る前記少なくとも1つのユーザ端末を支援することが可能な、無線通信ネットワークの無線ネットワーク制御装置(100)であって、前記送信手順の形式がランダムアクセスチャネル(RACH)手順又はCell_FACH状態における拡張アップリンク手順であり、前記無線ネットワーク制御装置が、ランダムアクセスチャネル(RACH)手順に入るユーザ端末のためのタイミングに関連付けられた第1の送信制御パラメータセットを設定する手段(101)と、Cell_FACH状態における拡張アップリンク手順に入るユーザ端末のためのタイミングに関連付けられた第2の送信制御パラメータセットを設定する手段(101)と、前記送信手順の形式に応じて前記少なくとも1つのユーザ端末が前記送信手順に入るためのタイミングを制御する制御部(102)であって、前記タイミングを制御するために少なくとも前記第2の送信制御パラメータセットを前記少なくとも1つのユーザ端末に送信するように構成された制御部と、を有することを特徴とする無線ネットワーク制御装置。 請求項16 前記制御部が、前記タイミングを制御するために前記第2の送信制御パラメータセットと前記第1の送信制御パラメータセットの両方を前記少なくとも1つのユーザ端末に送信するように構成されることを特徴とする請求項15記載の無線ネットワーク制御装置。 請求項17 前記第1の送信制御パラメータセットの1つのパラメータが持続値パラメータであることを特徴とする請求項15又は請求項16記載の無線ネットワーク制御装置。 請求項18 前記第2の送信制御パラメータセットの1つのパラメータが持続値パラメータであることを特徴とする請求項15乃至請求項17のいずれか1項に記載の無線ネットワーク制御装置。 請求項19 前記第1の送信制御パラメータセットの1つのパラメータがバックオフ時間パラメータであることを特徴とする請求項15乃至請求項18のいずれか1項に記載の無線ネットワーク制御装置。 請求項20 前記第2の送信制御パラメータセットの1つのパラメータがバックオフ時間パラメータであることを特徴とする請求項15乃至請求項19のいずれか1項に記載の無線ネットワーク制御装置。 請求項21 送信手順に入ることが可能な、無線通信ネットワークのユーザ端末(150)であって、前記送信手順の形式がランダムアクセスチャネル(RACH)手順又はCell_FACH状態における拡張アップリンク手順であり、ユーザ端末が、少なくとも、Cell_FACH状態における拡張アップリンク手順に入るためのタイミングに関連付けられている第2の送信制御パラメータセットを、レイヤ3シグナリングを介して受信する手段(151)と、Cell_FACH状態における拡張アップリンク手順を開始する際に、前記第2の送信制御パラメータセットを用いて、前記送信手順に入るためのタイミングを得る手段(152)と、RACH手順を開始する際に、RACH手順に入るためのタイミングに関連付けられている第1の送信制御パラメータセットを用いて、前記送信手順に入るためのタイミングを得る手段(152)と、前記得られたタイミングに従って、送信手順の形式に応じて前記送信手順に入る手段(153)と、を有することを特徴とするユーザ端末。 請求項22 前記受信する手段が、前記第1の送信制御パラメータセットをレイヤ3シグナリングを介して受信するように構成されることを特徴とする請求項21記載のユーザ端末。 請求項23 前記第1の送信制御パラメータセットの1つのパラメータが持続値パラメータであることを特徴とする請求項21又は請求項22記載のユーザ端末。 請求項24 前記第2の送信制御パラメータセットの1つのパラメータが持続値パラメータであることを特徴とする請求項21乃至請求項23のいずれか1項に記載のユーザ端末。 請求項25 前記第1の送信制御パラメータセットの1つのパラメータがバックオフ時間パラメータであることを特徴とする請求項21乃至請求項24のいずれか1項に記載のユーザ端末。 請求項26 前記第2の送信制御パラメータセットの1つのパラメータがバックオフ時間パラメータであることを特徴とする請求項21乃至請求項25のいずれか1項に記載のユーザ端末。
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同族专利:
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