专利摘要:
本発明は熱電性ナノ複合材料、当該熱電ナノ複合材料の製造方法及び当該ナノ複合材料の使用に関する。本発明は、熱電性ナノ複合材料を提供し、この場合、この材料は、少なくとも1種のテルル化合物を有する、複数個の均一なセラミックナノ粒子を含み、このセラミック粒子は約5nmから約30nmまで及び特に10nmまでの範囲から選択された平均粒径を有し、それぞれの場合において粒子コーティングで被覆されており、当該粒子コーティングは、ナノ構造化された本質的に損傷のないカーボン材料を有する少なくとも1個の層を含む。さらに、本発明は、当該熱電性ナノ複合材料の製造方法に関し、この方法は、約5nmから約30nmまで及び特に約10nmまでの範囲から選択された平均粒径を有する少なくとも1種のテルル化合物を有する、複数個の均一なセラミックナノ粒子の前駆体粉末を提供し、その際、均一セラミックナノ粒子は、それぞれの場合において、ナノ構造化された、本質的に損傷のないカーボン材料を有する前駆体コーティングを含むものであって、かつ、ナノ粒子が、前駆体コーティングの粒子コーティングへの変換により生じるように前駆体粉末を熱処理することを含む。当該ナノ複合材料は、良好な熱電特性を示し、熱電力変換系のための構成材料として使用される。
公开号:JP2011513969A
申请号:JP2010548636
申请日:2008-02-29
公开日:2011-04-28
发明作者:ダヴィドヴィチ;ブランク ヴラディミール;ヴァシリエヴィチ;タチャニン エフゲニー;イヴァノヴィチ;ピヴォヴァロフ ゲナディ;ユリエヴィチ;ポポフ ミハイル
申请人:シーメンス アクチエンゲゼルシヤフトSiemens Aktiengesellschaft;
IPC主号:H01L35-00
专利说明:

[0001] 1.本発明の属する分野
本発明は、熱電性ナノ複合材料、熱電性ナノ複合材料の製造方法及びナノ複合材料の使用に関する。]
[0002] 2.関連技術の記載
熱−電力変換系(heat-to-power conversion)のために使用される従来の最良の熱電(TE)材料は、ZT=S2δT/Kが約1の熱電性能指数を示す(Sはゼーベック係数であり、δは導電度であり、kは熱伝導度であり、Tは熱電材料を備えた熱電装置の平均温度である)。これは実際の使用を制限するものであって、その際、ZT>2.5が要求される。]
[0003] ナノ構造化材料に関して、2.5〜4の範囲のZTが使用された。ナノ構造化の主要な標的及び効果は、フォノン遮断/電子伝達効果のための条件を生じさせることによる、ZTの操作である。ナノ構造化材料は、ホモエピタキシャル成長法により合成される。この方法は、ナノ構造化熱電材料の工業的製造のための機会を提供するものではない。]
[0004] WO 2006/137923 A2において、増強した熱電特性を示す熱電性ナノ複合材料が提案された。このナノ複合材料は、2種又はそれ以上の成分を含む。この成分は半導体であって、たとえばケイ素及びゲルマニウムである。成分の少なくとも1種は、ナノ構造化された材料、すなわち、ケイ素ナノ粒子を含む。]
[0005] US 2004/0187905 Alにおいて、複数個のセラミックナノ粒子(平均粒径<100nm)を含む熱電性ナノ複合材料及びそのナノ複合材料の製造方法が提供されている。ナノ粒子の材料は、たとえば化合物、たとえばBe2Te3及びSb2Te3である。ナノ複合材料を製造するための方法は以下の工程である:セラミック材料の塊状材料を提供し、この塊状材料を、セラミックナノ粒子を含むセラミック粉末に粉砕し、かつセラミック粉末を熱処理する。粉砕工程を開始する前に、付加的な材料、たとえばフラーレンを添加してもよい。フラーレンの添加は、粉砕工程中におけるセラミック粉末とフラーレンとの機械的合金化を招く。得られるナノ複合材料は、不均一系コアシェルセラミックナノ粒子を含む。さらに、フラーレンは、機械的合金化中で破壊される。これら双方は、予想困難な特徴を有する形の定まらない再現困難な熱電性ナノ複合材料を招く。]
[0006] 発明の開示
本発明の課題は、良好に予測可能な特徴を有する熱電性ナノ複合材料を提供することである。本発明の他の課題は、熱電性ナノ複合材料を製造するための方法を提供することである。この方法は簡単かつ再現可能でなければならない。]
[0007] これらの課題は、請求項に係る発明によって達成される。]
[0008] 本発明の背景にある着想は、公知の熱電性ナノ複合材料の改質化及び当該熱電性ナノ複合材料を製造するための方法の改質化である。]
[0009] 本発明は、熱電性ナノ複合材料を提供し、この場合、この材料は:少なくとも1種のテルル化合物を有する、複数個の均一なセラミックナノ粒子を含み;このセラミックナノ粒子は、約5nmから約30nmまで及び特に約10nmまでの範囲から選択された平均粒径を有し;このセラミックナノ粒子は、それぞれの場合において粒子コーティングで被覆されており;この粒子コーティングは、ナノ構造化された本質的に損傷のないカーボン材料を有する少なくとも1個の層を含む。]
[0010] さらに本発明は、熱電性ナノ複合材料を製造するための方法に関し、この場合、このナノ複合材料は:少なくとも1種のテルル化合物を有する、複数個の均一なセラミックナノ粒子を含み;この均一なセラミックナノ粒子は、約5nmから約30nmまで及び特に約10nmまでの範囲から選択された平均粒径を含有し;この均一なセラミックナノ粒子は、それぞれの場合において、粒子コーティングで被覆されており;この粒子コーティングは、ナノ構造化された本質的に損傷のないカーボン材料を有する少なくとも1個の層を含むものであって、この場合、この方法は:約5nmから約30nmまで及び特に約10nmまでの範囲から選択された平均粒径を有する少なくとも1種のテルル化合物を有する、複数個の均一なセラミックナノ粒子の前駆体粉末を提供し、その際、均一なセラミックナノ粒子は、それぞれの場合において、ナノ構造化された本質的に損傷のないカーボン材料を含む前駆体コーティングを含み、かつ、この前駆体粉末を熱処理することで、ナノ複合材料は、前駆体コーティングを粒子コーティングに変換することにより生じる。]
[0011] 好ましい実施態様によれば、平均粒径は20nm未満である。均一セラミックナノ粒子は、その物理的及び化学的特徴に関して全体に均一である。例えば、このようなナノ粒子は、任意のコアシェル構造を有することはない。合金化は生じない。従来技術とは対照的に、カーボンは、セラミックテルル化合物中に組み込まれることはない。さらに、ナノ構造化されたカーボン材料を有するコーティングは、損傷がない。これは、カーボン材料が、それぞれ傷つくあるいは破壊されていないことを意味する。ナノ構造化カーボン材料の傷又は破壊は、機械的合金化の際に生じうる。]
[0012] ナノ構造化カーボン材料として、これら材料の任意の適した材料又は混合物が可能である。好ましい実施態様において、ナノ構造化カーボン材料は、フラーレン及びカーボンナノチューブから成る群から選択される。カーボンナノチューブは、単壁のカーボンナノチューブ(SWCNts)又は多壁のカーボンなのチューブ(MWNTs)であってもよい。]
[0013] 特にフラーレンは、ナノ構造化カーボン材料として適している。好ましい実施態様において、フラーレンは、C36、C60、C70及びC81から成る群から選択されている。フラーレンの一種のみを使用することができる。フラーレンの2種又はそれ以上の混合物も可能である。]
[0014] ナノ構造化カーボン材料は、改質化されることなく使用することができる。ナノ構造化カーボン材料のベース材料を使用する。他の実施態様において、ナノ構造化カーボン材料は、化学的に改質化されている。これは、ナノ構造化カーボン材料の1種又はそれ以上の誘導体を使用することを意味する。例えば、使用されたフラーレンは官能化されている。官能基は、フラーレンのベース材料と結合する。さらに、フラーレンの二量体又は三量体の使用も可能である。]
[0015] 粒子コーティングは、ナノ構造化カーボン材料を有する少なくとも1個の層を含む。他の実施態様において、層は連続的又は断続的である。例えば、断続的な層は、互いに分離したフラーレンの島(isles)により達成される。]
[0016] 基本的に、ナノ構造化カーボン材料を有する層の数は任意である。しかしながら特に、これらの層の少ない数で、良好な熱電特性が生じる。]
[0017] したがって好ましい実施態様において、粒子コーティングは、最大で、ナノ構造化カーボン材料を有する5層及び特に、最大で、ナノ構造化カーボン材料を有する3層を有する。特に、ナノ構造化カーボン材料を有する単層が適している。]
[0018] 異なるテルル化合物が可能である。好ましい実施態様において、テルル化合物は、アンチモン(Sb)及びビスマス(Bi)から成る群から選択された少なくとも1種の元素を含有する。他の元素、例えば鉛(Pb)又はセレン(Se)も可能である。好ましい実施態様において、テルル化合物は、Bi2Te3及びSb2Te3から成る群から選択された少なくとも1種のテルル化物である。これら化合物の混合物は、これら化合物の固溶体と同様に可能である。]
[0019] 熱電性ナノ複合材料を製造するための方法に関して、好ましくは前駆体粉末を提供し、この場合、これは、セラミック粉末及びカーボン粉末の粉末混合物の提供を含み、その際、セラミック粉末は、約5nm〜約30nm及び特に約10nmまでの範囲から選択された平均粒径を有する少なくとも1種のテルル化合物を有する、複数個の均一なセラミックナノ粒子を含み、かつ、その際、カーボン粉末は、ナノ構造化された本質的に損傷のないカーボン材料を含む。]
[0020] 好ましい実施態様によれば、粉末混合物の提供は、セラミック粉末のセラミック原料の粉砕を含み、それによりセラミック粉末を生じ、カーボン粉末をセラミック粉末に添加し、かつセラミック粉末及びカーボン粉末を混合することで、粉末混合物を生じる。カーボン粉末を、粉砕プロセスが完了する直前に、あるいは、粉砕プロセス後に添加する。粉砕は、ボールミル等を含む。]
[0021] 前駆体粉末は、熱処理を直接おこなうことができる。良好な結果は、熱処理前に、前駆体粉末を圧縮することによって達成することができる。したがって、好ましい実施態様によれば、前駆体粉末の提供は、この場合、前駆体粉末の機械的圧縮を含む。機械的圧力は、前駆体粉末上に作用させる。]
[0022] 得られた前駆体粉末を、圧力プロセス中で成形する。圧力プロセス後、熱処理を400℃まで、かつ特に350℃までで実施する。]
[0023] 生じる熱電性ナノ複合材料は、優れた熱電特性を示す。熱電性ナノ複合材料は、好ましくは、熱−電力変換系、たとえばペルティエ素子のための構成材料中で使用される。]
[0024] 前記利点の他、さらに以下の付加的な利点が挙げられる:試料は、再現可能であり、かつ機械的に安定である。合成工程は、ナノ構造化カーボン材料の濃度を変化させることによって、試料特性の最適化を可能にする。熱電性ナノ複合材料は、デバイス製造に十分な量で合成することができる。]
[0025] 本発明の他の特徴及び利点は、図面に関する例示的実施態様の記載により説明される。]
図面の簡単な説明

[0026] C60分子の単層によってカバーされたBi2Te3のナノ粒子(ナノ結晶)の透過型電子顕微鏡写真を示す図
相当する材料のラマンスペクトルを示す図]
[0027] 本発明の詳細な説明
熱電性ナノ複合材料は、複数個の均一なセラミック粒子を含む。テルル化合物は、第1の例において、Bi2Te3のp−型(Bi2Te3及び26原子%のSb2Te3)及び第2の例においてはBi2Te3のみである。ナノ粒子の平均粒径は約20nmである。セラミックナノ粒子は、それぞれの場合において粒子コーティングで被覆されている。粒子コーティングは、それぞれの場合において、ナノ構造化された本質的に損傷のないカーボン材料を有する単層を含む。ナノ構造化カーボン材料は改質化されていないフラーレンC60である。]
[0028] 熱電性ナノ複合材料を製造するための方法は、以下の工程を含む:複数個の均一なセラミックナノ粒子を提供し、その際、均一なセラミックナノ粒子は、C60分子での前駆体コーティングを有し、かつこの前駆体粉末を熱処理することで、ナノ複合材料は、前駆体コーティングの粒子コーティングへの変換により生じる。]
[0029] 初期材料は以下のとおりであり、10−4未満の不純物を有するBi2Te3のp−型(Bi2Te3及び26原子%のSb2Te3)、10−4未満の不純物を有するBi2Te3及び約99.99%の純度を有するフラーレンである。]
[0030] 前駆体粉末を提供するために、テルル化合物の塊状材料をセラミック粉末に粉砕し、かつ、カーボン粉末をセラミック分子と混合する。このために、プラネタリミルを、17〜19gの加速度で回転させる(重力加速度)。約7mmの直径を有するステンレス鋼ボールを使用する。ボールと処理された材料との比は約8gである。処理された材料の装填は、アルゴン(Ar)雰囲気中のブローブボックスで実施した。処理の以下の工程を選択した:Bi2Te3を1時間に亘って粉砕し、C60を添加し、かつ、Bi2Te3をC60で0.5時間に亘って処理する。粉砕プロセス後の粉末の圧縮は、2GPaの圧力下でのピストン−シリンダー容器中で実施した。圧縮されたペレットをAr雰囲気中で2時間に亘って350℃で凝集させた。試料直径は10mmであり、かつ厚さは1mmであった。]
[0031] 以下の工程は、試料の特徴付けのために使用した:X−線、ラマン(図2)、透過型電子顕微鏡(TEM)、原子間力顕微鏡(AFM)、硬度試験。図1は、重要な原子を含むナノ複合材料を示す:Bi2Te3のナノ結晶(ナノ粒子)(10)、これは、C60分子の単層(12)を含むコーティング(11)により被覆されている。この単層は1nm未満の厚さを有している。図2において、初期材料C60の(20)、初期材料p−型Bi2Te3(21)、粉砕されたp−型Bi2Te3(22)、p−型Bi2Te3粉末とC60粉末との混合物(前駆体粉末、23)及び熱電性ナノ複合材料を導く熱処理された前駆体粉末(24)のラマンスペクトルである。] 図1 図2
[0032] 10 Bi2Te3のナノ結晶(ナノ粒子)、 11コーティング、 12 C60分子の単層、 20初期材料C60、 21 初期材料p−型Bi2Te3、 22粉砕されたp−型Bi2Te3、 23 p−型Bi2Te3粉末とC60粉末との混合物(前駆体粉末)、 24熱処理された前駆体粉末]
权利要求:

請求項1
少なくとも1種のテルル化合物を有する複数個の均一なセラミックナノ粒子(11)を含み、当該セラミックナノ粒子は、約5nmから約30nmまで及び特に約10nmまでの範囲から選択された平均粒径を有し、当該セラミックナノ粒子は、それぞれの場合において、粒子コーティング(11)で被覆されており、当該粒子コーティングは、ナノ構造化された本質的に損傷のないカーボン材料を有する少なくとも1個の層(12)を含む、熱電性ナノ複合材料(1)。
請求項2
ナノ構造化されたカーボン材料が、フラーレン及びカーボンナノチューブから成る群から選択されている、請求項1に記載の熱電性ナノ複合材料。
請求項3
フラーレンが、C36、C60及びC80から成る群から選択されている、請求項2に記載の熱電性ナノ複合材料。
請求項4
ナノ構造化されたカーボン材料が化学的に変性されている、請求項1から3までのいずれか1項に記載の熱電性ナノ複合材料。
請求項5
層が連続的又は断続的である、請求項1から4までのいずれか1項に記載の熱電性ナノ複合材料
請求項6
粒子コーティングが、最大でナノ構造化されたカーボン材料を有する5層及び特に最大でナノ構造化されたカーボン材料を有する3層を含む、請求項1から5までのいずれか1項に記載の熱電性ナノ複合材料。
請求項7
テルル化合物が、アンチモン及びビスマスから成る群から選択された少なくとも1種の元素を含有する、請求項1から6までのいずれか1項に記載の熱電性ナノ複合材料。
請求項8
テルル化合物が、Bi2Te3及びSb2Te3から成る群から選択された少なくとも1種のテルル化物である、請求項1から7までのいずれか1項に記載の熱電性ナノ複合材料。
請求項9
熱電性ナノ複合材料を製造する方法において、当該ナノ複合材料が、少なくとも1種のテルル化合物を有する複数個の均一なセラミックナノ粒子を含み、当該均一なセラミックナノ粒子は、約5nmから約30nmまで及び特に約10nmまでの範囲から選択された平均粒径を有し、当該均一なセラミックナノ粒子は、それぞれの場合において、粒子コーティングで被覆されており、当該粒子コーティングは、ナノ構造化された本質的に損傷のないカーボン材料を有する少なくとも1個の層を含むものであって、この場合、この方法は、−約5nmから約30nmまで及び特に約10nmまでの範囲から選択された平均粒径を有する、少なくとも1種のテルル化合物を有する複数個の均一なセラミックナノ粒子の前駆体粉末を提供し、その際、当該均一なセラミックナノ粒子は、それぞれの場合において、ナノ構造化された本質的に損傷のないカーボン材料を有する前駆体コーティングを含むものであって、かつ、−当該前駆体粉末を熱処理し、これにより当該ナノ粒子が、前駆体コーティングの粒子コーティングへの変換により生じる、ことを含む、熱電性ナノ複合材料を製造する方法。
請求項10
前駆体粉末の提供が、セラミック粉末及びカーボン粉末の粉末混合物の提供を含み、その際、当該セラミック粉末は、約5nmから約30nmまで及び特に約10nmまでの範囲から選択された平均粒径を有する、少なくとも1種のテルル化合物を有する複数個の均一なセラミックナノ粒子を含んでおり、かつ、当該カーボン粉末は、ナノ構造化された本質的に損傷のないカーボン材料を含んでいる、請求項9に記載の方法。
請求項11
粉末混合物の提供が、セラミック粉末のセラミック原料の粉砕、これによりセラミック粉末が生じ、カーボン粉末のセラミック粉末への添加およびセラミック粉末及びカーボン粉末の混合を含み、これにより粉末混合物を生じる、請求項10に記載の方法。
請求項12
前駆体粉末の提供が、前駆体粉末の機械的圧縮を含む、請求項1から11までのいずれか1項に記載の方法。
請求項13
熱処理を400℃まで及び特に350℃までで実施する、請求項1から12までのいずれか1項に記載の方法。
請求項14
熱−電力変換系のための熱電素子としての、請求項1から8までのいずれか1項に記載の熱電性ナノ複合材料の使用。
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公开号 | 公开日
EP2248195A1|2010-11-10|
EP2248195B1|2013-07-31|
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