![]() プリント回路基板及びその製造方法
专利摘要:
本発明によるプリント回路基板の製造方法は分離部材の両側に第1,2絶縁部材と第1,2導電フィルムを配置し熱圧着して、前記分離部材を挟んで前記第1絶縁部材と第2絶縁部材を付着させ、前記第1絶縁部材と第1導電フィルム、及び前記第2絶縁部材と第2導電フィルムをそれぞれ付着させる段階と、前記第1,2導電フィルムを選択的に除去して第1,2回路パターンを形成する段階と、前記分離部材及び前記第1,2絶縁部材を切断して前記分離部材から前記第1,2回路パターンが形成された第1,2絶縁部材を分離する段階と、を含む。 公开号:JP2011513965A 申请号:JP2010548626 申请日:2009-03-02 公开日:2011-04-28 发明作者:ボン チョイ,ジェ;ウク ハン,ジュン;ホ ファン,ジュン;スン ユン,ヒェ;ジュン リ,ウン 申请人:エルジー イノテック カンパニー,リミティド; IPC主号:H05K3-00
专利说明:
[0001] 本発明はプリント回路基板及びその製造方法に関するものである。] 背景技術 [0002] プリント回路基板(Printed circuit board)は配線が集積されることで、実装される様々な素子の間の電気的連結を可能に構成する部品である。技術の発展に伴い様々な形態と様々な機能を持つプリント回路基板が製造されており、一例としてRAM(Random Access Memory)、メインボード、LANカード等を挙げることができる。] [0003] 一般的にプリント回路基板は銅張積層板から製造される。銅張積層板はプリント回路基板を製造するための基材としてCCL(Copper Clad Laminate)と呼ばれる。] [0004] 通常、銅張積層板(CCL)はエポキシ樹脂材からなる絶縁部材の両面に銅材質の導電層が積層される構造を有する。プリント回路基板の配線は前記導電層をエッチングして形成される回路パターンから構成される。] [0005] 前記絶縁部材の片面にのみ配線を形成したプリント回路基板を片面プリント回路基板と言い、両面に配線を形成したプリント回路基板を両面プリント回路基板と言う。] [0006] 一方、片面プリント回路基板の製作において、より効率的な方法を用いることで生産性の向上を図る方法が研究されている。] [0007] また、片面プリント回路基板における反り現象を改善するための様々な方法が研究されている。] 発明が解決しようとする課題 [0008] 本発明はプリント回路基板及びその製造方法を提供する。 また、本発明は生産性を向上させることができるプリント回路基板及びその製造方法を提供する。 また、本発明は反り現象を改善できるプリント回路基板及びその製造方法を提供する。] 課題を解決するための手段 [0009] 本発明によるプリント回路基板の製造方法は分離部材の両側に第1,2絶縁部材と第1,2導電フィルムを配置し熱圧着して、前記分離部材を挟んで前記第1絶縁部材と第2絶縁部材を付着させ、前記第1絶縁部材と第1導電フィルム、及び前記第2絶縁部材と第2導電フィルムをそれぞれ付着させる段階と、前記第1,2導電フィルムを選択的に除去して第1,2回路パターンを形成する段階と、前記分離部材及び前記第1,2絶縁部材を切断して前記分離部材から前記第1,2回路パターンが形成された第1,2絶縁部材を分離する段階と、を含む。] [0010] 本発明のプリント回路基板は下部の熱膨張係数が上部の熱膨張係数よりも大きい絶縁部材と、前記絶縁部材の上の回路パターンと、前記回路パターン及び絶縁部材の上に選択的に形成されたソルダーレジストと、を含む。] [0011] 本発明によるプリント回路基板の製造方法は第2熱膨張係数を持つ第2絶縁部材と、前記第2絶縁部材の上の前記第2熱膨張係数よりも小さい第1熱膨張係数を持つ第1絶縁部材と、前記第1絶縁部材の上の導電フィルムとを配置して熱圧着する段階と、前記導電フィルムを選択的に除去して回路パターンを形成する段階と、前記回路パターンを含む第1絶縁部材の上に選択的にソルダーレジストを形成する段階と、を含む。] [0012] 本発明によるプリント回路基板の製造方法は分離部材の一側に第2熱膨張係数を持つ第2絶縁部材と、前記第2絶縁部材の一側に前記第2熱膨張係数よりも小さい第1熱膨張係数を持つ第1絶縁部材と、前記第1絶縁部材の一側に第1導電フィルムとを配置し、前記分離部材の他側に第2熱膨張係数を持つ第4絶縁部材と、前記第4絶縁部材の他側に前記第2熱膨張係数よりも小さい第1熱膨張係数を持つ第3絶縁部材と、前記第3絶縁部材の他側に第2導電フィルムとを配置して熱圧着する段階と、前記第1導電フィルム及び第2導電フィルムを選択的に除去して第1回路パターン及び第2回路パターンを形成する段階と、前記第1回路パターン及び第2回路パターンを含む前記第1絶縁部材及び第2絶縁部材の上に選択的にソルダーレジストを形成する段階と、前記ソルダーレジスト、第1絶縁部材、第2絶縁部材、第3絶縁部材、第4絶縁部材及び分離部材を切断して、前記分離部材から前記第2絶縁部材、第1絶縁部材及びソルダーレジストを含む片面プリント回路基板と、前記第4絶縁部材、第3絶縁部材及びソルダーレジストを含む片面プリント回路基板を分離する段階と、を含む。] 発明の効果 [0013] 本発明はプリント回路基板及びその製造方法を提供することができる。 また、本発明は生産性を向上させることができるプリント回路基板及びその製造方法を提供することができる。 また、本発明は反り現象を改善できるプリント回路基板及びその製造方法を提供することができる。] 図面の簡単な説明 [0014] 第1実施例に係わるプリント回路基板及びその製造方法の説明図である。 第1実施例に係わるプリント回路基板及びその製造方法の説明図である。 第1実施例に係わるプリント回路基板及びその製造方法の説明図である。 第1実施例に係わるプリント回路基板及びその製造方法の説明図である。 第2実施例に係わるプリント回路基板及びその製造方法の説明図である。 第2実施例に係わるプリント回路基板及びその製造方法の説明図である。 第3実施例に係わるプリント回路基板及びその製造方法の説明図である。 第3実施例に係わるプリント回路基板及びその製造方法の説明図である。 第3実施例に係わるプリント回路基板及びその製造方法の説明図である。 第3実施例に係わるプリント回路基板及びその製造方法の説明図である。 第4実施例に係わるプリント回路基板及びその製造方法の説明図である。 第4実施例に係わるプリント回路基板及びその製造方法の説明図である。 第4実施例に係わるプリント回路基板及びその製造方法の説明図である。 第4実施例に係わるプリント回路基板及びその製造方法の説明図である。 第4実施例に係わるプリント回路基板及びその製造方法の説明図である。 実施例に係わる片面プリント回路基板が適用されたプリント回路基板アセンブリを例示した断面図である。] 実施例 [0015] 本発明の実施例の説明において、層(または薄膜)、領域、パターン又は構造物が基板、他の層(または薄膜)、領域、パッド又はパターンの「上」又は「下」に形成されると記載される場合、「上」と「下」は直接又は他の層を介在して形成されるものを含む。また、各層の「上」又は「下」の基準は図面を基準として説明する。なお、図面において、各層の厚さや大きさは、説明の便宜及び明確性を図り、誇張、省略又は概略的に図示されている。また、各構成要素の大きさは実際の大きさを全面的に反映するものではない。] [0016] 以下、添付された図面を参照して実施例に係わるプリント回路基板及びその製造方法を詳しく説明する。] [0017] 図1乃至図4は第1実施例に係わるプリント回路基板及びその製造方法の説明図である。] 図1 図4 [0018] 図1に示すように、プリント回路基板を製造するための第1絶縁部材111、第2絶縁部材112、第1導電フィルム140、第2導電フィルム150及び分離部材130を準備する。] 図1 [0019] 前記第1絶縁部材111及び第2絶縁部材112はプリント回路基板の基材として機能し、前記第1導電フィルム140及び第2導電フィルム150は導電性物質、例えば、銅(Cu)材質の薄膜形態に形成される。] [0020] 前記第1絶縁部材111及び第2絶縁部材112はガラス繊維が含まれた樹脂材からなることができる。例えば、樹脂材はエポキシ樹脂、フェノール樹脂等が用いることができる。] [0021] 前記分離部材130は熱圧着時前記第1絶縁部材111及び第2絶縁部材112と付着しにくい材質から形成される。例えば、前記第1絶縁部材111及び第2絶縁部材112がエポキシ樹脂から形成される場合、前記分離部材130は外面がシリコンによってコーティングされたフィルム形態に形成される。] [0022] 図2に示すように、図1のように配置された状態で熱圧着により前記第1導電フィルム140、第1絶縁部材111、分離部材130、第2絶縁部材112及び第2導電フィルム150を付着させる。] 図1 図2 [0023] 前記第1絶縁部材111及び第2絶縁部材112は前記分離部材130より広い面積を有するので、前記第1絶縁部材111及び第2絶縁部材112の一部分は相互対面することになる。] [0024] 前記熱圧着によって前記第1絶縁部材111及び第2絶縁部材112は溶融状態となっているのでよく付着され 、付着後硬化工程により頑固に結合される。] [0025] この時、前記分離部材130と前記第1絶縁部材111及び第2絶縁部材112は相互付着されず、前記第1絶縁部材111と第2絶縁部材112は相互付着される。] [0026] そして、前記第1導電フィルム140及び第2導電フィルム150は、それぞれ熱圧着により前記第1絶縁部材111及び第2絶縁部材112と付着する。] [0027] 従って、図2に示す構造物は、前記第1絶縁部材111と第2絶縁部材112の間に前記分離部材130がオーバーラップされて配置される第1領域Iと、前記第1領域Iを除いた第2領域IIに区分される。] 図2 [0028] 即ち、図2に示す構造物において、前記第1領域Iは中央部に位置し、前記第2領域IIは周辺部に位置する。前記第1絶縁部材111及び第2絶縁部材112は前記第2領域IIにより相互付着される。] 図2 [0029] 図3に示すように、前記第1導電フィルム140及び第2導電フィルム150をドライエッチングまたはウエットエッチングにより選択的に除去して前記第1絶縁部材111の上に第1回路パターン141を形成し、前記第2絶縁部材112の上に第2回路パターン151を形成する。] 図3 [0030] 一方、前記第1回路パターン141及び第2回路パターン151が形成された後、前記第1回路パターン141及び第2回路パターン151を含む前記第1絶縁部材111及び第2絶縁部材112の上にソルダーレジスト(図示されない)を積層、または前記第1回路パターン141及び第2回路パターン151の上にメッキ層(図示されない)を形成することができる。] [0031] 図4に示すように、図3の構造物を切断線Lを基準に切断する。] 図3 図4 [0032] 前記第1絶縁部材111及び第2絶縁部材112は前記分離部材130と付着されないので、前記切断線Lを基準に切断すると前記第1絶縁部材111と第2絶縁部材112は相互分離される。] [0033] 従って、単一工程によって複数個の片面プリント回路基板を同時に製作でき、生産性を向上させることができる。] [0034] また、図4に示すように、片面プリント回路基板は、第1回路パターン141または第2回路パターン151が形成されていない面には導電層が形成されないので、回路パターンが形成されていない面にソルダーレジストを積層する工程が不必要であり、製造工程が簡単で、プリント回路基板の厚さをスリム化できる。] 図4 [0035] 図5及び図6は第2実施例に係わるプリント回路基板及びその製造方法の説明図である。] 図5 図6 [0036] 第1実施例で説明した図1乃至図3の工程は第2実施例にも同様に適用することができ、第2実施例に係わるプリント回路基板及びその製造方法を説明において、図1乃至図3の工程と対応する説明は省略することにする。] 図1 図3 [0037] 但し、図2の工程で前記第1絶縁部材111及び第2絶縁部材112を熱圧着して付着させた後、完全硬化させず半硬化した状態で図3に示すように第1回路パターン141及び第2回路パターン151を形成する。] 図2 図3 [0038] 図5に示すように、前記第1回路パターン141及び第2回路パターン151が形成された状態で熱圧着工程を行うと、前記第1回路パターン141及び第2回路パターン151はそれぞれ前記第1絶縁部材111及び第2絶縁部材112の内部に埋め込まれる。] 図5 [0039] そして、前記埋め込まれた第1回路パターン141及び第2回路パターン151の上に選択的にメッキ層145,155、または酸化層146,156を形成する。] [0040] 即ち、前記第1回路パターン141及び第2回路パターン151において他の電子素子と電気的に連結される部分は前記メッキ層145,155を形成し、そうではない部分は前記酸化層146,156を形成する。] [0041] 前記メッキ層145,155は金(Au)またはニッケル(Ni)から形成され、前記酸化層146,156は前記第1回路パターン141及び第2回路パターン151の表面を酸化させて形成する。前記酸化層146,156はソルダーレジストと同一機能をする。] [0042] 図6に示すように、図5の構造物を切断線Lを基準に切断する。] 図5 図6 [0043] 前記第1絶縁部材111及び第2絶縁部材112は前記分離部材130と付着されないので、前記切断線Lを基準に切断すると前記第1絶縁部材111と第2絶縁部材112は相互分離される。] [0044] 従って、単一工程によって複数個の片面プリント回路基板を同時に製作でき、生産性を向上させることができる。] [0045] また、図6に示すように、片面プリント回路基板は、第1回路パターン141または第2回路パターン151が形成されていない面には導電層が形成されないので、回路パターンが形成されていない面にソルダーレジストを積層する工程が不必要であり、製造工程が簡単で、プリント回路基板の厚さをスリム化できる。] 図6 [0046] また、図6に示すように、第2実施例に係わるプリント回路基板は、前記第1回路パターン141及び第2回路パターン151が前記第1絶縁部材111と第2絶縁部材112に埋め込まれるので、図4のプリント回路基板よりも薄い厚さで製作することが可能である。なお、図4のプリント回路基板と図6のプリント回路基板を同一厚さで製作した場合、図6のプリント回路基板は相対的に絶縁部材の厚さをより厚くすることができ、この場合プリント回路基板の反り現象に対してより強い特性を持たせることができる。] 図4 図6 [0047] 図7乃至図10は第3実施例に係わるプリント回路基板及びその製造方法の説明図である。] 図10 図7 [0048] 図7に示すように、プリント回路基板を製造するための第1絶縁部材11、第2絶縁部材12、第1導電フィルム40を準備する。] 図7 [0049] 前記第1絶縁部材11及び第2絶縁部材12はプリント回路基板の基材として機能し、前記第1導電フィルム40は導電性物質、例えば、銅(Cu)からなる薄膜形態に形成される。] [0050] 前記第1絶縁部材11及び第2絶縁部材12はガラス繊維60とフィラー70を含む樹脂材からなることができる。例えば、樹脂材はエポキシ樹脂、フェノール樹脂等を用いることができる。] [0051] 前記ガラス繊維60は前記第1絶縁部材11及び第2絶縁部材12内で直交する方向に配置されることで、前記第1絶縁部材11及び第2絶縁部材12に剛性を付与する。] [0052] 前記フィラー70はシリカ等の物質を用いることができ、前記第1絶縁部材11に含まれるフィラー70の量は前記第2絶縁部材12に含まれるフィラー70の量よりも多い。] [0053] 第3実施例に係わるプリント回路基板は、前記フィラー70の含有量が異なる第1絶縁部材11と第2絶縁部材12を用いてプリント回路基板の反り現象を改善する。] [0054] 前記第1絶縁部材11は前記フィラー70を多く含むので熱膨張係数が低い部材から形成され、前記第2絶縁部材12は前記フィラー70を少なく含むので熱膨張係数が高い部材から形成される。] [0055] 例えば、前記第1絶縁部材11は11〜12PPM/℃の第1熱膨張係数を持つことができ、前記第2絶縁部材12は13〜14PPM/℃の第2熱膨張係数を持つことができる。] [0056] 前記第1絶縁部材11の上には回路パターン及びソルダーレジストが形成されるが、前記ソルダーレジストと熱膨張係数が適合するように前記第2絶縁部材12は熱膨張係数が高い部材が用いられる。] [0057] 図8と図9に示すように、前記第1導電フィルム40、第1絶縁部材11、及び第2絶縁部材12を熱圧着により付着させる。] 図8 図9 [0058] そして、前記第1導電フィルム40をドライエッチングまたはウエットエッチングにより選択的に除去し、前記第1絶縁部材11の上に第1回路パターン41を形成する。] [0059] 図10に示すように、前記第1回路パターン41の上に選択的にソルダーレジスト81を形成し、前記ソルダーレジスト81が塗布されていない第1回路パターン41の上にメッキ層(図示されない)を形成することで、第3実施例に係わる片面プリント回路基板が製作される。] 図10 [0060] 上述したように、第3実施例に係わるプリント回路基板は第1熱膨張係数を持つ第1絶縁部材11と、前記第1熱膨張係数よりも大きい前記第2熱膨張係数を持つ第2絶縁部材12を積層し、前記第1絶縁部材11の上に第1回路パターン41及びソルダーレジスト81を形成することで、プリント回路基板の反り現象を改善することができる。] [0061] 一方、第3実施例では、プリント回路基板の絶縁部材として第1絶縁部材11と第2絶縁部材12を例示したが、他の実施例として、位置によってフィラー70の含有量が異なる1つまたは3つ以上の絶縁部材を用いてプリント回路基板を製作するのも可能である。] [0062] 図11乃至図15は、第4実施例に係わるプリント回路基板及びその製造方法の説明図である。但し、第4実施例の説明において、前記第3実施例と同様な部分はその説明を適宜省略する。] 図11 図15 [0063] 図11に示すように、プリント回路基板を製造するための第1導電フィルム40、第1絶縁部材11、第2絶縁部材12、分離部材30、第2導電フィルム50、第3絶縁部材21、第4絶縁部材22を準備する。] 図11 [0064] 前記第1絶縁部材11、第2絶縁部材12、第3絶縁部材21及び第4絶縁部材22を含む絶縁部材11,12,21,22はプリント回路基板の基材として機能し、前記第1導電フィルム40及び第2導電フィルム50は導電性物質、例えば、銅(Cu)からなる薄膜形態から形成される。] [0065] 前記絶縁部材11,12,21,22はガラス繊維60とフィラー70を含む樹脂材からなることができる。例えば、樹脂材はエポキシ樹脂、フェノール樹脂等を用いることができる。] [0066] 前記ガラス繊維60は前記絶縁部材11,12,21,22内で直交する方向に配置されることで、前記絶縁部材11,12,21,22に剛性を付与する。] [0067] 前記フィラー70はシリカ等の物質を用いることができ、前記第1絶縁部材11に含まれるフィラー70の量は前記第2絶縁部材12に含まれるフィラー70の量よりも多い。また、前記第3絶縁部材21に含まれるフィラー70の量は前記第4絶縁部材22に含まれるフィラー70の量よりも多い。] [0068] 第4実施例に係わるプリント回路基板は、前記フィラー70の含有量が異なる第1絶縁部材11と第2絶縁部材12、また第3絶縁部材21と第4絶縁部材22を用いてプリント回路基板の反り現象を改善する。] [0069] 前記第1絶縁部材11は前記フィラー70を多く含むので熱膨張係数が低い部材から形成され、前記第2絶縁部材12は前記フィラー70を少なく含むので熱膨張係数が高い部材から形成される。] [0070] 例えば、前記第1絶縁部材11は11〜12PPM/℃の第1熱膨張係数を持つことができ、前記第2絶縁部材12は13〜14PPM/℃の第2熱膨張係数を持つことができる。] [0071] また、前記第3絶縁部材21は前記フィラー70を多く含むので熱膨張係数が低い部材から形成され、前記第4絶縁部材22は前記フィラー70を少なく含むので熱膨張係数が高い部材から形成される。] [0072] 例えば、前記第3絶縁部材21は11〜12PPM/℃の第1熱膨張係数を持つことができ、前記第4絶縁部材22は13〜14PPM/℃の第2熱膨張係数を持つことができる。] [0073] 前記第1絶縁部材11及び第3絶縁部材21の上には回路パターン及びソルダーレジストが形成されるが、前記ソルダーレジストと熱膨張係数が適合するように前記第2絶縁部材12及び第4絶縁部材22は熱膨張係数が高い部材が用いられる。] [0074] 前記分離部材30は熱圧着時前記第2絶縁部材12及び第4絶縁部材22と付着しにくい材質から形成される。例えば、前記第2絶縁部材12及び第4絶縁部材22がエポキシ樹脂から形成される場合、前記分離部材30は外面がシリコンによってコーティングされたフィルム形態に形成される。] [0075] 図12に示すように、図11のように配置された状態で熱圧着により前記第1導電フィルム40、第1絶縁部材11、第2絶縁部材12、分離部材30、第2導電フィルム50、第3絶縁部材21、第4絶縁部材22を付着させる。] 図11 図12 [0076] この時、前記分離部材30と前記第2絶縁部材12及び第4絶縁部材22は相互付着されず、前記第2絶縁部材12と第4絶縁部材22は相互付着される。] [0077] 図13に示すように、前記第1導電フィルム40及び第2導電フィルム50をドライエッチングまたはウエットエッチングにより選択的に除去して前記第1絶縁部材11の上に第1回路パターン41を形成し、前記第3絶縁部材21の上に第2回路パターン51を形成する。] 図13 [0078] そして、前記第1回路パターン41及び第2回路パターン51の上にソルダーレジスト81を形成し、前記ソルダーレジスト81が塗布されていない第1回路パターン41及び第2回路パターン51の上にメッキ層(図示されない)を形成する。] [0079] 図14に示すように、図13の構造物を切断線Lを基準に切断する。] 図13 図14 [0080] 前記分離部材30と前記第2絶縁部材12及び第4絶縁部材22は相互付着されないので、前記切断線Lを基準に切断すると、図15に示すような片面プリント回路基板が複数個同時に製作される。従って、単一工程によって、より多い片面プリント回路基板を製造することができる。] 図15 [0081] 上述したように、第4実施例に係わるプリント回路基板は前記分離部材30の両側に第2熱膨張係数を持つ第2絶縁部材12及び第4絶縁部材22を配置し、前記第2絶縁部材12及び第4絶縁部材22の上に前記第2熱膨張係数よりも小さい第1熱膨張係数を持つ第1絶縁部材11及び第3絶縁部材21を配置することで、複数の片面プリント回路基板を同時に製造することができ、前記第1絶縁部材11及び第3絶縁部材21の上に前記ソルダーレジスト81を形成してもプリント回路基板に反りが生じないメリットがある。] [0082] 図16は、本発明による片面プリント回路基板が適用されたプリント回路基板アセンブリを例示する断面図である。] 図16 [0083] 上述した製造工程によって製造されたプリント回路基板には様々な電子素子が装着される。図16は、その一例として、片面プリント回路基板が適用されたRAMの構造を示しており、RAMのプリント回路基板には、例えば電子素子340が装着される。] 図16 [0084] 本発明によるプリント回路基板は、絶縁部材311の片面にのみ回路パターン323aとソルダーレジスト326を備えている。] [0085] 前記電子素子340は回路パターン323a,323bが形成された面の反対面に装着される。前記回路パターン323a,323bは他の電子素子や外部基板との電気的連結のための接続端子を形成することができる。] [0086] 前記絶縁部材311には前記電子素子340と回路パターン323aの電気的連結のための貫通孔342が形成され、前記電子素子340と回路パターン323aは貫通孔342を通過するワイヤ341を介在して電気的に連結される。ここで、前記ワイヤ341は金(Au)材質からなることができ、前記回路パターン323aの上には金のメッキ層を形成することができる。] [0087] 一方、他の回路パターン323bの上に、RAMをメインボードの上に実装するためのはんだボール328を設けることができる。] [0088] 前記絶縁部材311には前記電子素子340を外部から物理的、電気的に保護する保護層350を更に積層することができる。前記保護層350はエポキシ樹脂等のような樹脂材からなることができる。] [0089] 前記保護層350は、図16のプリント回路基板を引っ繰り返した状態で樹脂液を塗布して形成することができ、該樹脂液は前記貫通孔342を通過して前記ワイヤ341及び回路パターン323aを覆う。] 図16 [0090] 前記保護層326と絶縁部材311は、より頑固な接着のために同一樹脂系の成分を含むことができる。例えば、前記絶縁部材311がエポキシ樹脂系の成分を含む場合、前記保護層326にもエポキシ樹脂系の成分を含むようにすることで、前記絶縁部材311と保護層326の接着力を強めることができる。] [0091] このように、片面プリント回路基板を適用してプリント回路基板アセンブリを構成することで、プリント回路基板アセンブリの厚さをスリム化することができ、製品の信頼性を向上させることができる。] [0092] 上述されたプリント回路基板の製造過程は、必ずしも上述された各段階を順次に行わなければならないのではなく、設計仕様に応じて前記各工程/段階を選択的に混用して行うことができる。よって、前記工程/段階を混用によって製造されるプリント回路基板の構成も、本発明の技術的思想の範囲内で様々な変形を含むことができる。] [0093] 以上、本発明を実施例を中心に説明したが、これらの実施例は例示であり、本発明を限定するものではない。本発明の趣旨と範囲を遺脱することなく、様々な変形と応用が可能であることは、当業者によって自明である。例えば、本発明の実施例に具体的に示された各構成要素は変形して実施することができるものであり、このような変形と応用に係る差異点も、添付の特許請求の範囲で規定する本発明の範囲に含まれる。] [0094] 本発明のプリント回路基板及びその製造方法は様々な電子機器に用いられるプリント回路基板に適用することができる。]
权利要求:
請求項1 分離部材の両側に第1,2絶縁部材と第1,2導電フィルムを配置し熱圧着して、前記分離部材を挟んで前記第1絶縁部材と第2絶縁部材を付着させ、前記第1絶縁部材と第1導電フィルム、及び前記第2絶縁部材と第2導電フィルムをそれぞれ付着させる段階と、前記第1,2導電フィルムを選択的に除去して第1,2回路パターンを形成する段階と、前記分離部材及び前記第1,2絶縁部材を切断して、前記分離部材から前記第1,2回路パターンが形成された第1,2絶縁部材を分離する段階と、を含むプリント回路基板の製造方法。 請求項2 前記第1,2絶縁部材はエポキシ樹脂またはフェノール樹脂を含み、前記分離部材は外面がシリコンによってコーティングされた請求項1に記載のプリント回路基板の製造方法。 請求項3 前記第1,2絶縁部材は前記分離部材とオーバーラップされる第1領域と、前記第1領域を除いた第2領域とに区分され、前記第1,2絶縁部材は前記第2領域で相互付着される請求項1に記載のプリント回路基板の製造方法。 請求項4 前記第1,2回路パターンを形成した後、前記第1,2回路パターンを前記第1,2絶縁部材に埋め込む段階を含む請求項1に記載のプリント回路基板の製造方法。 請求項5 前記第1,2回路パターンは、前記第1,2絶縁部材が半硬化した状態で熱圧着によって埋め込まれる請求項4に記載のプリント回路基板の製造方法。 請求項6 前記第1,2回路パターンを選択的にメッキまたは酸化させる段階を含む請求項4に記載のプリント回路基板の製造方法。 請求項7 前記第1,2絶縁部材は、前記分離部材に隣接した部分が前記第1,2導電フィルムに隣接した部分よりも熱膨張係数が大きい請求項1に記載のプリント回路基板の製造方法。 請求項8 下部の熱膨張係数が上部の熱膨張係数よりも大きい絶縁部材と、前記絶縁部材の上の回路パターンと、前記回路パターン及び絶縁部材の上に選択的に形成されたソルダーレジストと、を含むプリント回路基板。 請求項9 前記絶縁部材は、第2熱膨張係数を持つ第2絶縁部材と、前記第2絶縁部材の上の前記第2熱膨張係数よりも小さい第1熱膨張係数を持つ第1絶縁部材を含む請求項8に記載のプリント回路基板。 請求項10 第2熱膨張係数を持つ第2絶縁部材と、前記第2絶縁部材の上の前記第2熱膨張係数よりも小さい第1熱膨張係数を持つ第1絶縁部材と、前記第1絶縁部材の上の導電フィルムとを配置して熱圧着する段階と、前記導電フィルムを選択的に除去して回路パターンを形成する段階と、前記回路パターンを含む第1絶縁部材の上に選択的にソルダーレジストを形成する段階と、を含むプリント回路基板の製造方法。 請求項11 分離部材の一側に第2熱膨張係数を持つ第2絶縁部材と、前記第2絶縁部材の一側に前記第2熱膨張係数よりも小さい第1熱膨張係数を持つ第1絶縁部材と、前記第1絶縁部材の一側に第1導電フィルムとを配置し、前記分離部材の他側に第2熱膨張係数を持つ第4絶縁部材と、前記第4絶縁部材の他側に前記第2熱膨張係数よりも小さい第1熱膨張係数を持つ第3絶縁部材と、前記第3絶縁部材の他側に第2導電フィルムとを配置して熱圧着する段階と、前記第1導電フィルム及び第2導電フィルムを選択的に除去して第1回路パターン及び第2回路パターンを形成する段階と、前記第1回路パターン及び第2回路パターンを含む前記第1絶縁部材及び第2絶縁部材に選択的にソルダーレジストを形成する段階と、前記ソルダーレジスト、第1絶縁部材、第2絶縁部材、第3絶縁部材、第4絶縁部材及び分離部材を切断して、前記分離部材から前記第2絶縁部材、第1絶縁部材及びソルダーレジストを含む片面プリント回路基板と、前記第4絶縁部材、第3絶縁部材及びソルダーレジストを含む片面プリント回路基板を分離する段階と、を含むプリント回路基板の製造方法。 請求項12 前記第1,2,3,4絶縁部材はエポキシ樹脂またはフェノール樹脂を含み、前記分離部材は外面がシリコンによってコーティングされた請求項11に記載のプリント回路基板の製造方法。
类似技术:
公开号 | 公开日 | 专利标题 US9226382B2|2015-12-29|Printed wiring board TWI475932B|2015-03-01|帶有補強材之配線基板 US6525414B2|2003-02-25|Semiconductor device including a wiring board and semiconductor elements mounted thereon JP5084509B2|2012-11-28|集積回路チップの外面に露出した端子で相互接続するための相互接続要素およびその製造方法、複数の前記相互接続要素を含む多層相互配線基板およびその製造方法、ならびに多層配線基板の製造方法 US7849591B2|2010-12-14|Method of manufacturing a printed wiring board KR100796523B1|2008-01-21|전자부품 내장형 다층 인쇄배선기판 및 그 제조방법 US5719749A|1998-02-17|Printed circuit assembly with fine pitch flexible printed circuit overlay mounted to printed circuit board JP4504798B2|2010-07-14|多段構成半導体モジュール JP4361826B2|2009-11-11|半導体装置 KR101015651B1|2011-02-22|칩 내장 인쇄회로기판 및 그 제조방법 US8362364B2|2013-01-29|Wiring board assembly and manufacturing method thereof JP4767269B2|2011-09-07|印刷回路基板の製造方法 US6040984A|2000-03-21|Printed circuit board with opposed bonding shelves for semiconductor chip wire bonding at different levels JP4760930B2|2011-08-31|Ic搭載基板、多層プリント配線板、及び製造方法 US8035035B2|2011-10-11|Multi-layer wiring board and method of manufacturing the same JP5000809B2|2012-08-15|多層印刷回路基板及びその製造方法並びに多層印刷回路基板を利用したbga半導体パッケージ JP4344952B2|2009-10-14|電子デバイスおよびその製造方法 JP5010737B2|2012-08-29|プリント配線板 US7420128B2|2008-09-02|Electronic component embedded substrate and method for manufacturing the same JP4055717B2|2008-03-05|半導体装置およびその製造方法 JP6373574B2|2018-08-15|回路基板及びその製造方法 TWI308382B|2009-04-01|Package structure having a chip embedded therein and method fabricating the same US8238109B2|2012-08-07|Flex-rigid wiring board and electronic device KR100819278B1|2008-04-02|인쇄회로 기판 및 그 제조 방법 US8110754B2|2012-02-07|Multi-layer wiring board and method of manufacturing the same
同族专利:
公开号 | 公开日 CN101990791A|2011-03-23| US20110000704A1|2011-01-06| CN101990791B|2013-03-27| TWI519222B|2016-01-21| JP5221682B2|2013-06-26| US8590144B2|2013-11-26| TW200942110A|2009-10-01| WO2009108030A3|2009-11-26| WO2009108030A2|2009-09-03|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
2012-04-12| A977| Report on retrieval|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120412 | 2012-04-18| A131| Notification of reasons for refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120417 | 2012-07-18| A601| Written request for extension of time|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20120717 | 2012-07-25| A602| Written permission of extension of time|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20120724 | 2012-08-04| A521| Written amendment|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120803 | 2013-01-30| TRDD| Decision of grant or rejection written| 2013-02-06| A01| Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130205 | 2013-03-14| A61| First payment of annual fees (during grant procedure)|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130307 | 2013-03-15| R150| Certificate of patent or registration of utility model|Ref document number: 5221682 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 | 2013-03-15| FPAY| Renewal fee payment (event date is renewal date of database)|Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160315 Year of fee payment: 3 | 2016-03-01| R250| Receipt of annual fees|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 | 2017-02-14| R250| Receipt of annual fees|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 | 2018-03-06| R250| Receipt of annual fees|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 | 2019-03-05| R250| Receipt of annual fees|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 | 2020-02-20| R250| Receipt of annual fees|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 | 2021-03-02| R250| Receipt of annual fees|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
优先权:
[返回顶部]
申请号 | 申请日 | 专利标题 相关专利
Sulfonates, polymers, resist compositions and patterning process
Washing machine
Washing machine
Device for fixture finishing and tension adjusting of membrane
Structure for Equipping Band in a Plane Cathode Ray Tube
Process for preparation of 7 alpha-carboxyl 9, 11-epoxy steroids and intermediates useful therein an
国家/地区
|