专利摘要:
光起電デバイスおよびその効率を増大するための技法を提供する。一つの態様において、光起電デバイスが提供される。該光起電デバイスは、第一光活性層、および第一光活性層に隣接し該第一光活性層との間にヘテロ接合を形成する第二光活性層を有する光電セルと、第二光活性層の一つ以上の面上の複数の高アスペクト比ナノ構造体とを含む。複数の高アスペクト比ナノ構造体は、入射光の散乱媒体として作用するように作られる。また、該複数の高アスペクト比ナノ構造体は、入射光中に光学共鳴効果を生成するようにも作ることができる。
公开号:JP2011513962A
申请号:JP2010548063
申请日:2009-02-11
公开日:2011-04-28
发明作者:グナワン、オキ;グハ、スプラティク
申请人:インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーションInternational Business Maschines Corporation;
IPC主号:H01L31-04
专利说明:

[0001] 本発明はナノテクノロジの光起電発電への応用に関し、さらに具体的には、ナノ構造体を利用した光起電デバイスの光吸収および効率の向上に関する。]
背景技術

[0002] 光電セルなどの光起電デバイスは、広範囲のエネルギ産生の中で、これまで十分に活用されてこなかった重要なエネルギ源である。光電セルは、光源からの光子を(例えば、電子−正孔ペアを解放することによって)電力に変換して電気エネルギを生成する。しかしながら、従来型の光電セルは、通常約25%位までの光→電力変換効率しか提供しない。かかる低い変換効率のため、従来型の光電セルは大抵のアプリケーションに対して望ましい選択肢とはいえない。]
[0003] 光起電デバイスの活性層中に、ナノワイヤ、ナノ結晶などを組込んで、ナノテクノロジを用い、該デバイスのエネルギ変換効率を増大させるための試みが行われてきた。例えば、Yang(ヤング)らの出願による特許文献1(同出願では、光電子デバイス中に、電荷輸送媒体と併せて酸化物ナノワイヤが用いられている);Scher(シェル)らの出願による特許文献2(同出願では、電極面に沿って水平に配置された光起電デバイスの中に、コア−シェル・ナノ結晶などのナノ構造体が用いられている);および、Kayes(ケイズ)らの非特許文献1(同論文には、径方向p−n接合ナノロッド太陽電池が記載されている);を参照することができる。]
[0004] 米国特許出願公開第2005/0009224号、「Nanowire Array and Nanowire Solar Cells and Methodsfor Forming the Same」
米国特許出願公開第2005/0214967号、「Nanostructure and Nanocomposite Based Compositions and Photovoltaic Devices」]
先行技術

[0005] 「Comparison of the Device Physics Principles of Planar and Radial p−n Junction Nanorod Solar Cells」97J.APPL.PHYS.114302(2005年)]
発明が解決しようとする課題

[0006] しかしながら、光起電技術を有望で実用的なエネルギ源にするには、さらなる効率改善が必要である。]
課題を解決するための手段

[0007] 本発明は、光起電デバイスとその光→電力変換効率を増大させるための技法とを提供する。本発明の一つの態様において光起電デバイスが提供される。該光起電デバイスは、第一層および該第一層に隣接し該第一層との間でヘテロ接合を形成する光活性層を有する光電セルと、該光活性層の一つ以上の面上の複数の高アスペクト比ナノ構造体とを含む。この複数の高アスペクト比ナノ構造体は、入射光に対する錯乱媒体として作用するように作られている。また、該複数の高アスペクト比ナノ構造体は、入射光中に光学共鳴効果を生成するように形成することもできる。]
[0008] 本発明の別の態様において、光起電デバイスを製作する方法が提供される。該方法は、第一層を生成するステップと、光活性層を第一層の上に形成し、該第一層と該光活性層との間にヘテロ接合を形成するステップと、光活性層の一つ以上の面に複数の高アスペクト比ナノ構造体を形成するステップと、複数の高アスペクト比ナノ構造体を入射光に対する錯乱媒体として作用するように作るステップと、を含む。]
[0009] 第一層は、これを第二光活性層にすることも光不活性層にすることもできる。]
[0010] 例示としてだけであるが、添付の図面を参照しながら以降に本発明の実施形態を説明する。]
図面の簡単な説明

[0011] 図1A〜図1Dは、本発明の実施形態による、接合された高アスペクト比ナノ構造体を有する光電セルを含む光起電デバイスを作製するための、例示的方法を示す断面図である。
本発明の実施形態による、接合された高アスペクト比ナノ構造体を備える薄膜半導体光電セルを含む、例示的光起電デバイスを示す図である。
本発明の実施形態による、接合された高アスペクト比ナノ構造体を備えるショットキー接合ベースの光電セルを有する、例示的光起電デバイスを示す図である。
本発明の実施形態による、接合された高アスペクト比ナノ構造体を備える、光活性層および光不活性層の組み合わせで形成された光電セルを含む、例示的光起電デバイスを示す図である。
本発明の実施形態による、接合されたコア/シェル型高アスペクト比ナノ構造体を備える光電セルを含む、例示的光起電デバイスを示す図である。
本発明の実施形態による、ナノワイヤ林に取り巻かれた透明電極を有する光電セルを含む、例示的光起電デバイスを示す図である。
本発明の実施形態による、n型ドープのコアとp型ドープのシェル層とを有する高アスペクト比ナノ構造体を備えた、ショットキー接合ベースの光電セルの向上されたパフォーマンスを示すグラフである。
本発明の実施形態による、接合された高アスペクト比ナノ構造体を有する、ショットキー接合ベースの光電セルの走査電子顕微鏡写真(SEM:scanning electron micrograph)画像である。
本発明の実施形態による高アスペクト比ナノ構造体を備えていない、ショットキー接合ベースの光電セルのSEM画像である。
本発明の実施形態による、ショットキー接合ベースの光電セルのいくつかの異なった構成に対する、コンタクト直径と短絡光電流との対比を示すグラフである。
本発明の実施形態による高アスペクト比ナノ構造体を備えたショットキー接合ベースの光電セルおよび備えていない光電セルの両方に対する、光電セル印加電圧と光電セル電流との対比を示すグラフである。]
[0012] 図1A〜図1Dは、接合された高アスペクト比ナノ構造体すなわちナノワイヤを有する光電セルを含む光起電デバイスを作製するための例示的方法を示す断面図である。後記で説明するように、本技法によれば、高アスペクト比ナノ構造体は、光吸収を向上させ、これにより本光起電デバイスの光→電力変換効率を増大させる作用をする。]
[0013] 図1Aに示すように、光活性層102が生成される。本明細書で用いる「光活性層」という用語は、光エネルギを吸収し、このエネルギを使って電荷キャリヤ(電子−正孔ペア)を生成することができる材料を含む任意のデバイス層をいう。光活性層102には、(シリコン(Si)、ゲルマニウム(Ge)、III〜V族元素化合物(群)および有機材料(群)の一つ以上などの)半導体材料、または(銅・インジウム・ガリウム・セレン化物(CIGS:copper indium gallium selenide)材料(群)などの)カルコゲナイド結晶構造を持つ光活性材料、あるいはその両方を含めることができ、該層は約20マイクロメートル(μm)から約1,000μmの間の厚さを有する。ある例示的実施形態によれば、光活性層102は、n−型あるいはp−型ドーパントを使ってドープされた、バルク・シリコン(例、アモルファスSiまたは多結晶シリコン(ポリSi)ウェハを含む。適したn−型ドーパントには、リン(P)が含まれるが、これに限らない。適したp−型ドーパントには、ホウ素(B)が含まれるがこれに限らない。] 図1A
[0014] 次いで、光活性層104が、光活性層102の上に形成、すなわち堆積または成長される。光活性層104は、該デバイスの電荷収集層として作用する。光活性層104には、(Si、Ge、III〜V族元素化合物(群)および有機材料(群)の一つ以上などの)半導体材料、(CiGS材料(群)などの)カルコゲナイド結晶構造を持つ光活性材料、硫化カドミウム(CdS)、または酸化亜鉛(ZnO)、あるいはこれらのいくつかを含めることができる。ある例示的実施形態によれば、光活性層104は、Si(アモルファスSiまたはポリSi)を含み、化学気相堆積(CVD:chemical vapor deposition)技法を用いて、光活性層102の上に、約20オングストローム(Å)(すなわち、2×10−3μm)から約150μmの間の厚さに形成すなわち成長される。]
[0015] 一般に、本明細書に提示する光起電デバイスの構成の各々は、材料種類の相違(例、ショットキー接合、後記の説明を参照)またはドープ型の相違(例、p−n接合)あるいはその両方に起因して隣接する層の間に形成されたヘテロ接合を含む。例えば、光活性層104を、光活性層102と反対の極性を持つように形成し、p−n接合を形成することができる。すなわち、光活性層102がn−型半導体を含む場合は、光活性層104をp−型半導体で形成し、光活性層102と104との間にp−n接合を形成することができる。逆に、光活性層102がp−型半導体を含む場合は、光活性層104をn−型半導体で形成し、光活性層102と104との間にp−n接合を形成することができる。単なる例として、n−型またはp−型ドーパント(群)は、光活性層104のCVD成長過程で、ホスフィン(PH3)(n型ドーパント前駆体)またはジボラン(B2H6)(p型ドーパント前駆体)などのドーパント前駆体の形で導入することができる。上記に換えて、ドーパント源からの高温拡散を使って、光活性層104にn−型またはp−型ドーパント(群)を導入することもできる。このように、光電セルは光活性層102と光活性層104との間のp−n接合を有するように形成され、該接合は光生成された電荷キャリヤ(電子ー正孔ペア)を光活性層102および光活性層104の各々に分離する役割を果たす。]
[0016] 図1Aに示された光電セルの構成は単なる例示であり、本教示を踏まえて他の任意の適切な光電セル構成を用いることができる。すなわち、接合構成が生成された電子−正孔ペアを分離し利用可能な電流を供給できるのであれば、任意の光電セル構成を用いることができる。例えば、該光電セルには、薄膜半導体光電セルを含めることもできる。例示的な薄膜半導体光電セルが図2に示されている(後記で説明)。また、該光電セルにはショットキー接合を含めることもできる。例示的なショットキー接合ベースの光電セルが図3に示されている(後記で説明)。該光電セルには、光活性層および光不活性層の組合せで形成されたp−n接合をさらに含めることができる。光活性層および光不活性層を有する例示的な光電セルが図4に示されている(後記で説明)。] 図1A 図2 図3 図4
[0017] 次いで、ナノワイヤ、マイクロカラム、またはナノチューブあるいはこれらのいくつかなど、高アスペクト比ナノ構造体が、該光電セルの一つ以上の面上に形成される。本明細書で用いる「高アスペクト比ナノ構造体」という用語は、一般に、約5ナノメートル(nm)から約200nmの間の直径と、約0.1μmから約100μm、例えば、約3μmから約30μmの間の長さと、を有する任意の棒状構造体をいう。]
[0018] 高アスペクト比ナノ構造体は、光電セルによる光吸収を向上させ、これにより光起電デバイスの光→電力変換効率を増大させる。すなわち、上記の寸法を有する高アスペクト比ナノ構造体を、隣接するナノ構造体との間に約100nmから約3μmの間隔をあけて用いることができる。この100nmから約3μmの間隔幅は、何箇所かで、通常約0.4μmから約1μmの間にある可視入射光の波長(群)に対応する。しかして、該高アスペクト比ナノ構造体は、入射光に対し良好な散乱媒体として作用することができる。かくして、入射光は、光電セルの高アスペクト比ナノ構造体を有する表面に局在させられ、これにより光電セルによる光吸収が向上される。]
[0019] また、高アスペクト比ナノ構造体は、入射光に対する「アンテナ」として作用することによっても光吸収を向上させることができる。すなわち、高アスペクト比ナノ構造体は、入射光中に光学共鳴を生成し、入射光の電磁場と該高アスペクト比ナノ構造体との間により効果的な結合をもたらすことができる。かくして、高アスペクト比ナノ構造体は、まず第一に光電セルの光吸収面に形成される。]
[0020] 図1B〜図1Cは、光電セルの、すなわち光活性層104の、天面の光吸収表面上へのSiナノワイヤの形成を図示する。本教示を踏まえ、エッチングなど、前述の光電セル構成のいずれかに高アスペクト比ナノ構造体を形成するために適した、これら技法および他の任意の技法を用いることができる。マイクロカラムおよびその形成技法の説明については、例えば、Guha(グーハ)らの「Selective area metalorganic molecular−beam epitaxy of GaN and the growth of luminescent microcolumns on Si/SiO2」Appl.Phys.Lett.75,463(2007)を参照でき、この論文の内容は参照により本明細書に組込まれる。]
[0021] 図1Bに示されるように、触媒層106が、光活性層104の、光活性層102と反対側の面上に堆積される。ある例示的実施形態によれば、触媒層106は、金(Au)を含み、蒸着法によって、光活性層104上に約30Å(3nm)の厚さに堆積される。触媒層の堆積の後、光電セルはCVDシステム中に挿入され、図1Cに示されるように、Siナノワイヤが、例えば、気相‐液相‐固相(VLS:vapor−liquid−solid)−CVD技法によって成長される。ナノワイヤ形成の詳細説明については、2006年7月27日に出願された、米国特許出願第11/494,195号、代理人参照番号YOR920060365US1の名称「Techniques for Use of Nanotechnology in Photovoltaics」を参照でき、同出願の内容は参照により本明細書に組込まれる。なお、Siナノワイヤの形成について説明しているが、該高アスペクト比ナノ構造体には、一つ以上の半導体材料(例、Si、Geまたはシリコンゲルマニウム(SiGe))、誘電体材料および金属など、光の散乱体または吸収体あるいはその両方として作用可能な任意の材料を含めることができる。] 図1B 図1C
[0022] 随意的に、ナノワイヤの成長過程で、n−型またはp−型あるいはその両方のドーピング剤を導入し、n−型またはp−型あるいはその両方にドープされたナノワイヤを得ることもできる。適したドーピング剤には、以下に限らないが、B2H6およびPH3が含まれる。単なる例示であるが、光電セルが、シラン(SiH4)およびB2H6の雰囲気に曝され、ボロン−ドープ(B−ドープ)されると、p型Siナノワイヤの成長が得られる。同様に、光電セルが、SiH4およびPH3の雰囲気に曝され、リン−ドープ(P−ドープ)されると、n型Siナノワイヤの成長が得られる。]
[0023] さらに、一つ以上のナノワイヤの周りにシェル層を形成することもできる。この構成が用いられた場合、シェル層がナノワイヤ(群)とは異なる極性または異なるドーパント濃度あるいはその両方を有することが望ましい。シェル層の形成については、後記で、例えば図5の説明と併せ詳細に説明する。] 図5
[0024] 図1Cに示されるように、複数のナノワイヤ108、本明細書では集合的に「ナノワイヤ林」という、は光活性層104の天面上に形成される。図1Cに示されたナノワイヤ108の構成は、非ランダム配置パターンを表しており、これらナノワイヤは相互に均等な間隔に配置され、特定の方向(この場合は光活性層104と垂直に)に向いて整列されている。これに換えて、ナノワイヤがばらついた相互間隔で配置され、光活性層104の表面からさまざまな異なる角度で突き出している、ランダム配置パターンを用いることもできる。] 図1C
[0025] 非ランダム配置パターン(「規則的配列」とも呼ばれる)は、VLS−CVD成長の前に、例えば電子ビーム・リソグラフィーを使い、触媒層(図1B参照)にパターニングして島状点のアレイを形成することにより得ることができる。ランダム配置パターンは、VLS−CVD成長の前に、触媒層を約摂氏500度(℃)の温度でアニールすることにより得ることができる。] 図1B
[0026] 高アスペクト比ナノ構造体の存在によって、高アスペクト比ナノ構造体のない類似のデバイスに比べ、光活性層102および104に吸収される入射光の量が増加する。例えば、図9(後記で説明)を参照できる。この向上された効率によって、本光電セルにはより薄い光活性層の使用が可能になる。光活性層の厚さを低減することによって、より短い波長の光の吸収を高めることができる。] 図9
[0027] 図1Dに示されるように、透明電極110が、ナノワイヤ林の上に、これを覆って形成される。ある例示的実施形態によれば、透明電極110は、インジウムスズ酸化物(ITO:indium−tin−oxide)を含み、スパッタ堆積技法を使って、ナノワイヤ林を覆って堆積される。透明電極110は、光電セルへの電気コンタクトとしての役割をする。但し、他の電気コンタクト構成も可能である。単なる例として、ナノワイヤ林全体を覆う電極を用いる代わりに、一つ以上のもっと小さな電極を、ナノワイヤ林に取り巻かれるように光活性層上に形成することもできる。この構成は、例えば、図6(後記で説明)に示されている。] 図1D 図6
[0028] 図2は、接合された高アスペクト比ナノ構造体すなわちナノワイヤ204を備える薄膜半導体光電セル202を含む、例示的光起電デバイス200を示す図である。明確には、薄膜半導体光電セル202は、任意の基板206と、基板206に隣接する第一光活性層208と、光活性層208の、基板206の反対側に隣接する第二光活性層210とを含む。ある例示的実施形態によれば、基板206は、ガラス、金属、またはプラスチック基板あるいはこれらのいくつかを含み、光活性層208は、(Si、Ge、III〜V族元素化合物(群)および有機材料(群)の一つ以上などの)半導体材料、または(CIGS材料(群)などの)カルコゲナイド結晶構造を持つ光活性材料、あるいはその両方を含み、光活性層210は、(Si、Ge、III〜V族元素化合物(群)および有機材料(群)の一つ以上など)半導体材料、(CIGS材料(群)などの)カルコゲナイド結晶構造を持つ光活性材料、CdS、またはZnO、あるいはこれらのいくつかを含む。光活性層208および210の各々は、約1nmから約100nmの間の厚さとすることができる。ナノワイヤ群204は、光活性層210上に、集合的にナノワイヤ林を形成する。] 図2
[0029] 図3は、接合された高アスペクト比ナノ構造体すなわちナノワイヤ304を備えるショットキー接合ベースの光電セル302を含む、例示的光起電デバイス300を示す図である。明確には、光電セル302は、光活性層306、および光活性層306に隣接し、具体的には少なくともその一部を覆う金属層308を含み、光活性層306と金属層308との間にはショットキー接合が形成される。ナノワイヤ群304は、光活性層306上に、集合的にナノワイヤ林を形成する。金属層308は、ナノワイヤ群の一部を覆うようにして光活性層306の上に堆積することができる。光活性層306には、(Si、Ge、III〜V族元素化合物(群)および有機材料(群)の一つ以上などの)半導体材料、または(CIGS材料(群)などの)カルコゲナイド結晶構造を持つ光活性材料、あるいはその両方を含めることができる。ある例示的実施形態によれば、光活性層306は、n−型半導体(例、n−型ドーパントでドープされたSi)を含み、金属層308は、ニッケル(Ni)、パラジウム(Pd)、およびAuの一つ以上を含み、蒸着技法を用いて光活性層306の上に約10nmから約150nmの間の厚さに堆積される。] 図3
[0030] 作動において、ナノワイヤ304は、入射光(矢印310)を捕捉、吸収して電荷キャリヤ(電子−正孔ペア)すなわち電子312および正孔314を生成する助力をし、これらキャリヤは、それぞれ電気リード線316および318に輸送することができる。さらに注目すべきこととして、これらナノワイヤを囲む金属層が光を透過させるに十分な薄さであれば、該金属層の下にあるナノワイヤも入射光を捕捉、吸収するための助力をすることができる。]
[0031] 図4は、接合された高アスペクト比ナノ構造体すなわちナノワイヤ404を備える光電セル402を含む、例示的光起電デバイス400を示す図である。光電セル402は、光活性層および光活不性層の組合せで形成される。明確には、光活性層406が光不活性層408に隣接して配置される。ある例示的実施形態によれば、光活性層406は、光不活性層408とは反対の極性を有する。すなわち、光活性層406がn−型ドーパントでドープされる場合は、光不活性層408はp−型ドーパントでドープされる。同様に、光活性層406がp−型ドーパントでドープされる場合は、光不活性層408はn−型ドーパントでドープされる。結果として、光活性層406と光不活性層408との間にp−n接合が形成される。ナノワイヤ群404は、光活性層406上に、集合的にナノワイヤ林を形成し、入射光を散乱させる働きをする。入射光は、ナノワイヤ群404および光活性層406の両方によって吸収される。その結果、電子−正孔ペアが生成され、電荷キャリヤがp−n接合部に輸送される。] 図4
[0032] これに換えて、光不活性層408に金属層を含め、光活性層406との間でショットキー接合を形成することもできる。図5(後記で説明)参照。] 図5
[0033] 図5は、接合された高アスペクト比ナノ構造体すなわちナノワイヤ505を備える光電セル502を含む、例示的光起電デバイス500を示す図である。明確には、光起電デバイス500は、基板504と、基板504に隣接する金属層506と、金属層506の基板504と反対の側に隣接する光活性層508とを含む。ある例示的実施形態によれば、基板504は、ガラス、金属またはプラスチック基板あるいはこれらのいくつかを含む。金属層506は、光活性層508との間でショットキー接合を形成する。] 図5
[0034] 例えば半導体の共形層などの光活性層508を、ナノワイヤ成長プロセスの過程で形成し、約1nmから約100nmの間の厚さにすることができる。この場合、ナノワイヤ505と光活性層508とは連続体となる。シェル層510は、ナノワイヤ505/光活性層508に被せて形成される。シェル層510は、ナノワイヤ505とは異なる極性または異なるドーパント濃度あるいはその両方を有するのが望ましい。例えば、p−型にドープされたシェル層を、n−型にドープされたナノワイヤと組み合わせて使うことができようし、その逆にもできよう。この構成では、その周りにシェル層が形成される高アスペクト比ナノ構造体は「ナノ構造コア」と呼ばれる。]
[0035] シェル層は、高アスペクト比ナノ構造体と類似の方法で形成することができる。すなわち、ナノ構造コアが形成された後、各コアを包み込む共形層が形成される。この共形「シェル」層は、コアとは異なる極性または濃度あるいはその両方を有するドーパントを添加して成長される。このやり方で、生成されたシェル層はコアとは異なる。例えば図7の説明と併せ後記で説明するように、本明細書に記載するナノ構造コア/シェル構成を用いることによって、高アスペクト比ナノ構造体だけを使う場合に比較し、光電セルの光吸収をさらに向上させることができる。] 図7
[0036] 透明電極512は、ナノワイヤ/シェル層を覆って配置される。ある例示的実施形態によれば、透明電極512はITOまたはドープZnOあるいはその両方を含む。透明電極とナノワイヤ/シェル層との間のスペースにフィラー材料514を配置することができる。]
[0037] 光起電デバイス500の作動中、ナノワイヤ/シェル層は入射光を散乱させる役割をする。入射光は、ナノワイヤ/シェル層および光活性層508の双方に吸収される。その結果、電子−正孔ペアが生成され、電荷キャリヤはショットキー接合部に輸送される。]
[0038] 図6は、接合された高アスペクト比ナノ構造体すなわちナノワイヤ604を備える光電セル602を含む、例示的光起電デバイス600を示す図である。明確には、光電セル602は、第一光活性層606、および第一光活性層606に隣接する第二光活性層608を含む。ある例示的実施形態によれば、光活性層606は、(Si、Ge、III〜V族元素化合物(群)および有機材料(群)の一つ以上などの)半導体材料、または(CIGS材料(群)などの)カルコゲナイド結晶構造を持つ光活性材料、あるいはその両方を含み、光活性層608は、Si、Ge、III〜V族元素化合物(群)および有機材料(群)の一つ以上などの)半導体材料、(CIGS材料(群)などの)カルコゲナイド結晶構造を持つ光活性材料、CdS、またはZnO、あるいはこれらのいくつかを含む。ナノワイヤ群604は、光活性層608上に、集合的にナノワイヤ林を形成する。電極610は、ナノワイヤ林に取り巻かれるようにして光活性層608上に配置される。すなわち、例えば上記で図1Dの説明に関連して説明した電極110と比較すると、電極610はナノワイヤ群の一部を覆うだけで、ナノワイヤ林の残りの部分は電極610を取り巻く状態で残される。一つの実施形態によれば、電極610はITOを含み、透明である。複数の電極610を、光活性層608の上に、ナノワイヤ林に取り巻かれるようにして配置することができる。] 図1D 図6
[0039] 図7は、n−ドープのコアとp−ドープのシェルとを有する高アスペクト比ナノ構造体すなわちナノワイヤを備えた、ショットキー接合ベース光電セルの、向上されたパフォーマンスを図示するグラフ700である。すなわち、グラフ700は、n−ドープのナノワイヤを備えたショットキー接合ベース光電セル(「n−NW」で表す)と、n−ドープのコアおよびp−ドープのシェルを有するナノワイヤを備えたショットキー接合ベース光電セル(「n−NW+p−シェル」で表す)と、ナノワイヤを備えていないショットキー接合ベース光電セル(「対照(NWなし)」で表す)との、コンタクト直径d(μm単位)と短絡光電流ISC(マイクロアンペア(μA)単位)との対比を図示するグラフ700である。光量Iinは、80ミリワット/平方センチメートル(mW/cm2)(すなわち約0.8sun)であった。図のように、グラフ700に示されたデータは、ナノワイヤの存在、特にn−ドープのコアとp−ドープのシェルとを有するナノワイヤの存在に起因する光電流の増大が、明確に示されている。] 図7
[0040] 以下の非限定的な実施例を参照しながら、さらに本技法を説明する。]
[0041] ショットキー接合ベースのナノワイヤ光電セル:Auの熱蒸着によって、n−ドープのSi基板に3ナノメートル(nm)の厚さのAu層が被覆された。次いで、ウェハがCVDチャンバに挿入され、200立方センチメートル毎分(sccm)の水素(H2)ガス流の下で550℃に加熱された。結果としてSi基板の表面に小さなAuの島状点群が形成され、これにより、ドーピング前駆体として作用する50sccmのPH3(後でナノワイヤ成長の過程でドーパントに変換されることになる)の存在の下、CVDチャンバ中に50sccmのSiH4のガス流入を開始することによってSiナノワイヤの選択的核形成が可能になる。次いで、VLS−CVDによってナノワイヤが成長された。ナノワイヤの成長の後、ヨウ素ベースのエッチャントTFA型(マサチューセッツ州ダンバーズのTransene Company製)を使って、一切のAu残留物が除去された。次に、自然二酸化ケイ素(SiO2)層(典型的には周囲空気への曝露による自然酸化によって形成される、上記成長プロセスの不要な副産物)が緩衝酸化物エッチング法(BOE:buffered oxide etching)によって除去された。次いで、蒸着法により130nm厚さのNiの層を堆積して、約50μmから約400μmの間の直径dを有する円形コンタクトが、ナノワイヤで覆われた基板上に作製された。得られた構造体の走査型電子顕微鏡写真(SEM)画像が図8に示されている。] 図8
[0042] 図8は、接合された高アスペクト比ナノ構造体すなわちナノワイヤ802を有する、ショットキー接合ベースの光電セルのSEM画像800である。画像800から見取れるように、ナノワイヤ802は、基板804の表面に所在し、Niコンタクト806(画像の右半分に見られる)に覆われている。] 図8
[0043] 対照サンプル(すなわち、ショットキー接合ベースの光電セル)も用いられ、ナノワイヤ・サンプルと一緒にCVDチャンバに挿入された。ただし、該対照サンプルはAu核形成層を包含していない。結果として、対照サンプル上にはナノワイヤは一切成長しなかった。Niコンタクトが全く同じやり方で対象サンプル上にも堆積された。対照サンプルの画像を図9に示す。] 図9
[0044] 図9は、ショットキー接合ベースの光電セルのSEM画像900である。該ショットキー接合ベースの光電セルは、n−ドープされたSi基板904上のNiコンタクト902を含む。画像900から見取れるように、Auの核形成層が存在しないので、この対照サンプルにはナノワイヤが成長しなかった。] 図9
[0045] 上記で図8と図9との説明に関連して説明した、それぞれナノワイヤを備えているものとナノワイヤを備えていないものとの、両方のショットキー接合ベースの光電セルに対して光起電パフォーマンスが測定され、接合されたナノワイヤを有する光電セルの光電流の明確な増大が観測された。観測された光電流は、電極下側の電子−正孔生成と、Niコンタクトを取り巻く領域および捕獲断面積(すなわち、光生成されたキャリヤが効果的に収集できる面積)内における電子−正孔生成とに起因して測定された電流が併さったものである。この捕獲断面積の寸法は、通常、少数キャリヤの拡散長(すなわち、少数キャリヤが再結合により消滅する前に移動する平均の長さ)のオーダーである。] 図8 図9
[0046] 図10は、いくつかの異なるショットキー接合ベース光電セル構成に対する、コンタクト直径d(μm単位)と短絡光電流ISC(μA単位)との対比を示すグラフ1000である。明確には、グラフ1000に示されるように、全てが図8のショットキー接合ベースの光電セルの同種変形品である、以下のケースの間でISCの比較を行った。第一のケースおいては、(前述の)接合されたナノワイヤを有する図8のショットキー接合ベースに対してISCが測定された(「AS成長」で表す)。第二のケースにおいては、超音波処理を使って光電セルからナノワイヤの一部が除去され、該一部のナノワイヤを除去されたショットキー接合ベースの光電セルが再度測定された(「超音波処理後」で表す)。ISCの顕著な低下が、ナノワイヤの光電流に対する寄与を実証していることに注目する。第三のケースにおいては、n−ドープSi基板が、水酸化テトラメチルアンモニウム(TMAH)を使い85℃で5分間エッチングされ、残った全てのナノワイヤが光電セルから除去された(「湿式エッチング後」で表す)。該エッチングされたショットキー接合ベースの光電セルが再度測定され、その結果はISCのさらなる低下を示している。Iinは、30ワット/平方メートル(W/m2)(すなわち1sunの約1/30)であった。かくのごとく、グラフ1000に提示されたデータは、ナノワイヤの存在に起因する光電流の増大を明確に実証している。] 図10 図8
[0047] 図11は、2つの異なるショットキー接合ベース光電セル構成について、約30W/m2のIinの下で、光電セルに対する印加電圧VP(ボルト(V)単位)と光電セル電流IP(μA単位)との対比を示すグラフ1100である。明確には、図11は、接合されたナノワイヤを有する図8のショットキー接合ベースの光電セル・サンプル(「NW」で表す)と、ナノワイヤのない図9のショットキー接合ベースの光電セルの対照サンプル(「対照」で表す)とに対する光電流の比較を示す(両方とも前述のもの)。この場合もやはり、該2つのサンプルの間に、光電流の大きな差異が観測される。] 図11 図8 図9
実施例

[0048] 本明細書で本発明の例示的実施形態を説明してきたが、本発明がこれら通りの実施形態に限定されるものでなく、当業者が本発明の範囲から逸脱することなくさまざまな変更および修改を加えることができることを理解すべきである。]
权利要求:

請求項1
第一層(102)および前記第一層に隣接し前記第一層との間にヘテロ接合を形成する光活性層(104)を有する光電セルと、前記光活性層の一つ以上の面上の、入射光に対する散乱媒体として作用するように作られた複数の高アスペクト比ナノ構造体(108)と、を含む光起電デバイス。
請求項2
前記第一層が第二光活性層(102)である、請求項1に記載のデバイス。
請求項3
前記第一層が光活不性層(408)である、請求項1に記載のデバイス。
請求項4
前記複数の高アスペクト比ナノ構造体は、前記入射光中に光学共鳴効果を生成するようさらに作られている、先行請求項のいずれかに記載のデバイス。
請求項5
前記第二光活性層は、n−型ドーパントまたはp−型ドーパントの一つを使ってドープされ、前記光活性層は、前記n−型ドーパントまたは前記p−型ドーパントの他方を使ってドープされ、前記第一光活性層と前記第二光活性層との間にp−n接合が形成される、請求項2に記載のデバイス。
請求項6
前記第二光活性層が、シリコン、ゲルマニウム、III〜V族元素化合物、および有機材料の一つ以上を含む、請求項2に記載のデバイス。
請求項7
前記第二光活性層が、カルコゲナイド結晶構造を持つ光活性材料を含む、請求項2に記載のデバイス。
請求項8
前記第二光活性層が、銅・インジウム・ガリウム・セレン化物材料を含む、請求項7に記載のデバイス。
請求項9
前記光活性層は、半導体材料、シリコン、ゲルマニウム、III〜V族元素化合物および有機材料、カルコゲナイド結晶構造を持つ光活性材料、銅・インジウム・ガリウム・セレン化物材料、硫化カドミウム、および酸化亜鉛のうちの一つ以上を含む、先行請求項のいずれかに記載のデバイス。
請求項10
前記第二光活性層が、約20マイクロメートルから約1,000マイクロメートルの間の厚さを有し、前記光活性層が、約2×10−3マイクロメートルから約150マイクロメートルの間の厚さを有する、請求項2に記載のデバイス。
請求項11
前記光活性層および前記第二光活性層の各々は、約1ナノメートルから約100ナノメートルの間の厚さを有する、請求項2に記載のデバイス。
請求項12
各高アスペクト比ナノ構造体は、約5ナノメートルから約200ナノメートルの間の直径を有する、先行請求項のいずれかに記載のデバイス。
請求項13
各高アスペクト比ナノ構造体は、約0.1マイクロメートルから約100マイクロメートルの間の長さを有する、先行請求項のいずれかに記載のデバイス。
請求項14
各高アスペクト比ナノ構造体は、約3マイクロメートルから約30マイクロメートルの間の長さを有する、先行請求項のいずれかに記載のデバイス。
請求項15
前記複数の高アスペクト比ナノ構造体は、ナノワイヤ、マイクロカラム、およびナノチューブの一つ以上を含む、先行請求項のいずれかに記載のデバイス。
請求項16
前記複数の高アスペクト比ナノ構造体は、ナノワイヤ林を含む、先行請求項のいずれかに記載のデバイス。
請求項17
前記複数の高アスペクト比ナノ構造体を覆うシェル層をさらに含む、先行請求項のいずれかに記載のデバイス。
請求項18
前記シェル層は、n−型ドーパントまたはp−型ドーパントの一つを使ってドープされ、前記複数の高アスペクト比ナノ構造体は、前記n−型ドーパントまたは前記p−型ドーパントの他方を使ってドープされる、請求項17に記載のデバイス。
請求項19
各高アスペクト比ナノ構造体は、半導体材料、誘電体材料、および金属の一つ以上を含む、先行請求項のいずれかに記載のデバイス。
請求項20
前記半導体材料は、シリコン、ゲルマニウム、およびシリコン−ゲルマニウムの一つ以上を含む、請求項19に記載のデバイス。
請求項21
前記複数の高アスペクト比ナノ構造体は、隣接するナノ構造体との間に、約100ナノメートルから約3マイクロメートルの間の間隔を有する、先行請求項のいずれかに記載のデバイス。
請求項22
前記光活性層に隣接し、前記複数の高アスペクト比ナノ構造体の少なくとも一部に取り巻かれた透明電極をさらに含む、先行請求項のいずれかに記載のデバイス。
請求項23
前記第二光活性層の前記光活性層と反対の側に隣接する基板をさらに含む、請求項2に記載のデバイス。
請求項24
光起電デバイスを作製する方法であって、第一層を生成するステップと、前記第一層の上に光活性層を形成して、前記第一層と前記光活性層との間にヘテロ接合を形成するステップと、前記光活性層の一つ以上の面上に、入射光に対する散乱媒体として作用するように作られた複数の高アスペクト比ナノ構造体を形成するステップと、を含む、前記方法。
請求項25
前記第一層は第二光活性層であって、前記方法は、化学気相堆積技法を使って、前記光活性層の上に前記第二光活性層を成長させるステップをさらに含む、請求項24に記載の方法。
請求項26
複数の高アスペクト比ナノ構造体を形成する前記ステップは、前記光活性層の上に触媒層を堆積するステップと、気相−液相−固相−化学蒸着堆積技法によって、前記光活性層の前記一つ以上の面上に前記複数の高アスペクト比ナノ構造体を成長させるステップと、をさらに含む、請求項24に記載の方法。
請求項27
前記複数の高アスペクト比ナノ構造体を覆うシェル層を形成するステップをさらに含む、請求項24に記載の方法。
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