专利摘要:
ネットワーク系インスタント・メッセージング・システムのためのデーター・パッケージの一例は、インスタント・メッセージング・システムのユーザーについての記述データーと、この記述データーをレンダリングするためのガジェットのネットワーク位置を示すデーターとを含む。この位置は、インスタント・メッセージング・システムの1人又は複数の他のユーザーによってアクセスすることができる。種々のその他の方法、システム、デバイス等の例についても記載する。
公开号:JP2011513840A
申请号:JP2010548774
申请日:2009-01-29
公开日:2011-04-28
发明作者:スピヴェイ,ジョン・ティー;ホームズ,ジョン・エス
申请人:マイクロソフト コーポレーション;
IPC主号:G06F13-00
专利说明:

[0001] [0001]インターネットは、地球規模のコンピューター・ネットワークであり、インスタント・メッセージングのような種々のアプリケーションを通じて、ユーザーが互いに通信し合うことを可能にする。電子メール、ショート・メッセージング・サービス(SMS)等のような、時間遅延通信と比較すると、本当の会話に更に近い会話を可能にする種々のインスタント・メッセージング(IM)システムが入手可能である。加えて、多くのIMシステムは、ユーザーに「プレゼンス」(presence)ステータス(例えば、オンライン、オフライン、不在(away)等)を表示させるメカニズムを含む。]
[0002] [0002] WINDOWS(登録商標)LIVE(商標)Messenger(ワシントン州、RedmondのMicrosoft Corporation)として知られているIMシステムは、プレゼンス・アプリケーション・プログラミング・インターフェース(WINDOWS(登録商標)LIVE(商標)プレゼンスAPI)を含む。このHTTP系APIは、JavaScript(商標)Object Notation(JSON)(カリフォルニア州、SunnyvaleのSun Microsystems, Inc.,)を用いた WINDOWS(登録商標)LIVE(商標)Messengerユーザーのプレゼンス、または画像を返す。WINDOWS(登録商標)LIVE(商標)プレゼンスAPIは、 WINDOWS(登録商標)LIVE(商標)MessengerIMControlとして知られている制御と共に用いることができる。ウェブ・サイトは、 WINDOWS(登録商標)LIVE(商標)プレゼンスAPIを用いてユーザーのプレゼンスを示すことができ、WINDOWS(登録商標)LIVE(商標)Messenger IM Controlを用いて、訪問者にメッセージをユーザーに送らせることができる。]
[0003] [0003] WINDOWS(登録商標)LIVE(商標)PresenceAPIでは、一人のIMユーザーが、他のユーザーに、彼らのオンライン・プレゼンスを表示する許可を与えるように促すことができる。これは、サインアップ・ページにリンクを追加することによって行われる。ユーザーがサインアップ・リンクをクリックすると、ユーザーはWINDOWS(登録商標)LIVE(商標)Messenger設定ページに連れて行かれる。一旦サインアップが完了すると、そのサインアップ・リンクにおいて指定されているURLに再度導かれる。こうして、このユーザーのIDを用いて、ユーザーのオンライン・プレゼンスについて問い合わせることができるようになる。]
発明が解決しようとする課題

[0004] [0004]ユーザー「プレゼンス」は、ユーザーがより多くの情報を共有することを望むにつれて、殆どのIMシステムの基本的な機構になってきているが、一部のIMシステムは、いわゆる「プレゼンス拡張」(presence extensions)によってプレゼンスを拡張するメカニズムを開発している。プレゼンス拡張は、ユーザーに、位置または活動のような追加情報をプレゼンス・ステータスに提供させることができる。例えば、ユーザー「ジョー」について、プレゼンス・ステータスおよびプレゼンス拡張は、「忙しい」および「ジェームス・ブラウンを聞いている」ことを示すこともできる。しかしながら、今日まで、拡張情報を容易に共有できる場合は限られていた。本明細書において記載するように、種々の方法、システム、デバイス等の例は、IM環境において種々の情報のいずれでも、人々が共有することを可能にする。]
課題を解決するための手段

[0005] [0005] この摘要は、データーの自己記述レンダリングに関する概念を簡略化して紹介するために設けられている。その概念については、詳細な説明において以下で更に説明する。この摘要は、特許請求する主題の必須の特徴を特定することを意図しているのではなく、特許請求する主題の範囲を判断する際に用いることを意図しているのでもない。]
[0006] [0006]ネットワーク系インスタント・メッセージング・システム用のデーター・パケットの一例は、インスタント・メッセージング・システムのユーザーについての記述データーと、この記述データーをレンダリングするためのガジェット(gadget)のネットワーク位置を示すデーターとを含み、この位置は、インスタント・メッセージング・システムの1人又は複数の他のユーザーによってアクセス可能である。また、種々のその他の方法、システム、デバイス等の例についても記載する。]
図面の簡単な説明

[0007] [0007] 添付図面を参照しながら、詳細な説明を記載する。図面において、参照番号の一番左側の数字(1つまたは複数)は、その参照番号が最初に出てくる図を特定する。異なる図面において同じ参照番号が用いられている場合、同様または同一の項目を示すこととする。
図1は、データーの自己記述レンダリングを実現するためのネットワーク環境の一例を示す。
図2は、データーの自己記述レンダリングを実現するためのコンピューティング・デバイスの一例を示す。
図3は、データーの自己記述レンダリングに合わせた体系と共に用いるためのアプリケーション・プログラム・インターフェース(API)の一例を示す。
図4は、データーの自己記述レンダリングに合わせた体系と共に用いるためのアプリケーション・プログラム・インターフェース(API)の一例を示す。
図5は、データーの自己記述レンダリングに合わせた体系と共に用いるためのアプリケーション・プログラム・インターフェース(API)の一例を示す。
図6は、職務用設定におけるデーターの自己記述レンダリングの実施態様例を示す。
図7は、個人用設定におけるデーターの自己記述レンダリングの実施態様例を示す。
図8は、広告の自己記述レンダリングの実施態様例を示す。
図9は、地理的位置の自己記述レンダリングの実施態様例を示す。
図10は、ガジェット作成プロセスの一例を示す。
図11は、ガジェットを用いてユーザー情報をレンダリングするプロセス例を示す。
図12は、データーの自己記述レンダリングを実現するプロセス例を示す。
図13は、コンピューティング・デバイスの一例を示す。] 図1 図10 図11 図12 図13 図2 図3 図4 図5 図6
実施例

[0008] [0021] 本明細書に記載する種々の方法、システム、デバイス等の例は、ユーザーがIM環境において情報を容易に共有することを可能にする。例えば、IM拡張メカニズムの一例は、拡張のコンテンツをレンダリングするガジェットを指定する。このような例では、ガジェットは、加入終点(subscribed endpoint)によって、発行元終点からピア・ツー・ピアで読み出すことまたはウェブ・サーバーから読み出すことができる。ガジェットがレンダリングする情報は、プレゼンス文書に収容することができ、全ての加入者に発行することができる。ユーザーが地理的位置を示すことを可能にする位置拡張(location extension)の一例について検討する。このような拡張は、マッピング・アプリケーション(例えば、VIRTUAL EARTH(登録商標))とのマッシュアップ(mush-up)であり、地図上にユーザーの位置をレンダリングすることができるガジェットを指定することができる。一旦レンダリングされると、IMの連絡先は、近隣の会社の検索、位置を突き止めたユーザーまでの経路の計画等のようなタスクを実行することができる。単純な形態では、ガジェットはHTMLファイルおよびXML定義ファイルである。多くの場合、ガジェットは、画像ファイル(例えば、PNG、JPG等)、スタイル・シート(例えば、CSS等)、およびスクリプティング(例えば、JavaScriptソース・ファイル、VBScriptソース・ファイル等)のような、その他のファイルを含む。ガジェットは、圧縮ファイル(例えば、zipファイル等)として配信することもできる。]
[0009] [0022] また、プレゼンス拡張および付随するガジェットの一例は、全体的にウェブ・サーバーによって注入する(inject)することもできる。例えば、マーチャンダイザーによって運営されるウェブ・サーバーは、(例えば、ウェブ・サービスを用いて)IMサーバーにウィッシュ・リストをユーザーのプレゼンスに、望まれる品目を表示するためのガジェットと共に(例えば、ユーザーの許可を得て)、注入することを命令することができる。この例では、ユーザーの連絡先の全てが、ユーザーの祝日(例えば、クリスマス、誕生日、ハヌカー、灯明の祭り(Diwali)、カンザ(Kwanzaa)等)の際にユーザーが欲しいものを見て、最初にマーチャンダイザーのウェブ・サイトに行って、ユーザーのウィッシュ・リストを調べるという段階を踏むことなく、贈り物を購入することができる。]
[0010] [0023] 本明細書において記載するように、プレゼンス拡張の一例は、情報の表示のために、豊富なレンダリング・フォーマットを指定することができ、その拡張をレンダリング終点においてインストールする必要はない。方法の一例は、プレエンス情報をガジェットにおいて消費するステップを含むことができる。方法の一例は、ガジェットをピア・ツー・ピアで送るステップを含むことができる。]
[0011] [0024] 記載するデーターの自己記述レンダリングのための種々の技法は、IM環境において追加情報の共有を可能にする。ユーザーは、彼/彼女の追加情報を提供して、自己記述レンダリング・メカニズム(SDR)の一部としてIMシステムを通じてユーザーに接続されている連絡先と共有することができる。SDRメカニズムの一例は、コンテンツ、およびこのコンテンツをレンダリングするガジェットについての情報を提供することを含む。こうして、他のユーザーまたは連絡先は、コンテンツ(例えば、単なるプレゼンス・ステータス以外の何か)だけでなく、どのようにそのコンテンツをレンダリングすることができるかに関する情報も受け取る。]
[0012] [0025] 本明細書において記載するように、プレゼンス拡張は、プレゼンス情報のプレゼンス文書への追加に備える(例えば、ユーザーについてのプレゼンス情報を含む文書)。プレゼンス情報は、通例、ユーザーの情報またはユーザーに関する情報であり、ユーザーがIM環境において1つ又は複数の連絡先に公表することができる情報である。IMシステムの命令またはコードは、ファースト・パーティと呼ぶことができ、前述のように、殆どのIMシステムはプレゼンス情報の通信および表示のコードを含む。拡張情報の通信および表示のコードは、第二当事者(2nd party)および第三者(3rdparty)からのコードとすることができる。]
[0013] [0026] 方法の一例では、プレゼンス拡張は、拡張可能な言語(例えば、XML)で書かれたペイロードによって記述することができる。例えば、PGSプレゼンス拡張では、 を収容することができる。この例における拡張プレゼンス・データーは、緯度および経度情報であり、ユーザーの連絡先の全てはこれを受け取ることができる。しかし、彼らのコンピューティング・デバイスにある種のカスタム・コードがなければ、連絡先は単にXMLを表示することだけに限定される場合ある。これでは、ユーザーのIM体験を特に改良することにはならない。しかしながら、このプレゼンス拡張の例は、連絡先(例えば、加入ユーザー)が(例えば、遥かに豊富なデーターを表示することによって)より豊富なユーザー体験を有することを可能にするガジェットを指定する。]
[0014] [0027] 前述の例では、「gps.gadget」が、WINDOWS(登録商標)VISTA(登録商標)オペレーティング・システムのサイドバー・ガジェットに類似したzipまたはcabアーカイブとなることができるファイルを指定する。このようファイルは、既定のフォーマットにしたがって配置されたHTML、CSS、およびJavaScriptコードを収容することができる。受信端において、連絡先のコンピューティング・デバイスはそのガジェットをダウンロードし、例えば、MSHTML、WebKit等にそれをホストすることができる。次いで、連絡先のコンピューティング・デバイスは、オブジェクト・モデルを、拡張情報(例えば、XMLにおける位置情報)を収容するこのホスティング環境に注入することができる。実行時に、HTMLは、例えば、関連のあるユーザーの位置のVIRTUAL EARTH(登録商標)地図を、ユーザーが位置する正確な地点に画鋲の絵を付けて、表示することができる。]
[0015] [0028] 本明細書において記載するように、ユーザーが発生することができるプレゼンス拡張の一例は、拡張情報をレンダリングするために用いることができるガジェット(例えば、コード)についての記載を含む。したがって、このプレゼンス拡張は「自己レンダリング」となる。消費する側では、連絡先のコンピューティング・デバイスが、指定されたガジェット(例えば、MSHTML)をホストし、拡張プレゼンス情報を、ホストしたガジェットに注入して、発信元ユーザーの具体的な拡張プレゼンス情報をレンダリングする。以下に続く説明では、全体を通じて、前述のプロセスを、例えば、IM環境におけるデーターの自己記述レンダリングと呼ぶこととする。
ネットワーク環境例
[0029]図1は、データーの自己記述レンダリングのためのコンピューティング環境100の一例を示す。コンピューティング環境100は、本明細書において記載する技法を実現することができ、本明細書において記載するエレメントを全体的または部分的に表すこともできる。コンピューティング環境100は、コンピューティング環境の一例であり、用いられるコンピューターおよびネットワーク・アーキテクチャの使用範囲および/または機能性に対して限定を示唆する意図は全くない。] 図1
[0016] [0030]コンピューティング環境100は、複数のクライアント・デバイス102−1、102−2、102−3、...、102−N(纏めてクライアント102と呼ぶ)を含む。クライアント102は、ネットワーク104を通じて、インスタント・メッセージング・サーバー106と通信状態で接続されている。クライアント102は、例えば、デスクトップPC、ノートブックまたは携帯用コンピューター、パーソナル・ディジタル・アシスタント(PDA)、しかるべきソフトウェア/ハードウェアを有するセル・フォン、ワークステーション、移動コンピューティング・デバイス、あるいはインターネット機器等、種々の従来のコンピューティング・デバイスのいずれとしてでも実現することができる。]
[0017] [0031]ネットワーク104は、ワイヤレス・ネットワークまたは有線ネットワーク、あるいはその組み合わせでもよい。また、ネットワーク104は、互いに相互接続されており1つの大きなネットワーク(例えば、インターネットまたはイントラネット)として機能する、個々のネットワークの集合体とすることもできる。このような個々のネットワークの例には、限定ではなく、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、および都市エリア・ネットワーク(MAN)が含まれる。更に、個々のネットワークは、ワイヤレス・ネットワークまたは有線ネットワーク、あるいはその組み合わせでもよい。]
[0018] [0032]インスタント・メッセージング(IM)サーバー106は、例えば、汎用コンピューティング・デバイス、サーバー、一団のサーバー、およびメインフレームとすることができる。IMサーバー106は、クライアント102からのクエリーをネットワーク104を通じて受信することができる。IMサーバー106は、当技術分野では周知の種々のインスタント・メッセージング・プロトコルに基づいて、クライアント102の2つ以上の間において通信を可能にするメカニズムを提供する。種々のクライアント102間における通信の交換は、書き込まれるテキストに基づくメカニズムによって実現することができる。]
[0019] [0033] また、通信の交換は、ユーザーと関連のある追加情報の交換を伴うこともできる。このような追加情報または拡張情報は、自己記述レンダリング(SDR)データー108としてパッケージングされる。前述のように、このようなデーターは、拡張情報、およびこの拡張情報をどのようにしてレンダリングするのかについての情報を含む。拡張情報は、互いに通信しているクライアント102の地理的位置に関する情報、クライアント102が再生しているマルチメディア・コンテンツに関する情報、およびクライアント102に特定的なこともあるその他の情報を含むことができる。このような情報は、インスタント・メッセージング(IM)システムにおけるメッセンジャー・ウィンドウ110のような、グラフィカル・ユーザー・インターフェース(GUI)において表示することができる。]
[0020] [0034]SDRデーター108に含まれるレンダリング情報は、他のクライアント102のコンピューティング・デバイスにおいてユーザーの拡張情報をレンダリングするために利用することができる。一実施態様では、拡張情報は、クライアント102の1つ又は複数においてまたはIMサーバー106において内部に維持することができ、更に拡張可能マークアップ言語(XML)を用いて記録し実装することができる。]
[0021] [0035] 本明細書において記載する場合、SDRデーター108は、データー・パケットと呼ぶこともできる。例えば、SDRデーター108は、ネットワーク系インスタント・メッセージング・システム用のデーター・パッケージとすることができ、このデーター・パッケージは、インスタント・メッセージング・システムのユーザーについての記述データー(例えば、拡張情報)、およびこの記述データーをレンダリングするためのガジェットのネットワーク位置を示すデーターを含み、この位置には、インスタント・メッセージング・システムの1人又は複数の他のユーザーがアクセスすることができる。ネットワーク位置に関して、このような位置は、HTTP、ドメイン名、インターネット・プロトコル(IP)アドレス、あるいはその他の技法または凡例を用いて指定することができる。一般に、ガジェットは、ネットワーク上にあるリソース(例えば、IMサーバー)を通じて、またはそのリソースとして入手可能である。]
[0022] [0036] 種々の例において、インスタント・メッセージング・システムのユーザーについての記述データーは、商品に関するデーターを含む。同様に、ガジェットのネットワーク位置を示すデーターは、マーチャンダイザーのドメイン名またはインターネット・プロトコル・アドレスを含むことができる。]
[0023] [0037]タイムライン112の一例は、クライアント102の1つ又は複数におけるデーターの自己記述レンダリングの種々のステップを示す。一実施形態では、クライアント102−Nのユーザーは、IMクライアントZと呼ばれており、拡張情報を他のユーザー、例えば、クライアント102−1(IMクライアントA)、クライアント102−2(IMクライアントB)、およびクライアント102−3(IMクライアントC)と共有しても構わない場合がある。このような拡張情報の例には、IMクライアントZが再生した1つ又は複数のマルチメディア・ファイルに関する情報が含まれ、タイムライン112において時点T1で示されている。IMクライアントZに関する一般的な情報、例えば、可用性またはプレゼンス・ステータス等は、他のクライアント102、即ち、IMクライアントA、B、およびCにこれらのメッセンジャー・ウィンドウ110を介して明示することができる。また、メッセンジャー・ウィンドウ110は、IMクライアントA、B、およびCのプレゼンスおよび/または可用性ステータスを、IMクライアントZに対して示すこともできる。尚、IMクライアントZには見ることができるのは、IMクライアントZに知られているクライアントの可用性情報だけであることは認められよう。これは、タイムライン112において時点T2によって示されている。]
[0024] [0038]データーの自己記述レンダリングを実現するために、IMクライアントZは、拡張情報をSDRデーター108としてIMクライアントA、B、およびCに送る。IMクライアントZと関連のあるSDRデーター108は、IMサーバー106を通じて、IMクライアントA、B、およびCによって受信される。これは、タイムライン112上において時点T3によって示されている。既に示したように、SDRデーター108は拡張情報およびレンダリング情報を含む。この場合、拡張情報は、IMクライアントZと関連のある情報を指定し、レンダリング情報は、拡張情報をIMクライアントA、B、およびCにおいてレンダリングすることができる方法を判断するためのデーターを含む。タイムライン112上の時点T4において、1つ又は複数のエージェントが、付随するレンダリング情報にしたがって拡張情報をレンダリングするための命令コード(例えば、ガジェット)を取得することができる。この命令コードは、IMクライアントA、B、およびCによって、ディスク・ドライブのような外部記憶媒体から、またはネットワークから、例えば、インターネットを通じて取得することができる。]
[0025] [0039] 一旦命令コードがIMクライアントA、B、およびCによって取得されたなら、IMクライアントZと関連のある拡張情報が、SDRデーター108の中に含まれるレンダリング情報にしたがってレンダリングされる。拡張情報がデーターの自己記述レンダリングに利用できる態様については、図2と関連付けて更に詳しく説明する。
コンピューティング・デバイス例
[0040]図2は、データーの自己記述レンダリングのための種々の技法を実現するコンピューティング・デバイスの一例である。このコンピューティング・デバイスは、プロセッサ202、ネットワーク・インターフェース204、入力/出力インターフェース206、およびシステム・メモリー208を含むクライアント102とすることができる。ネットワーク・インターフェース204は、ネットワーク104を通じて接続されているクライアント102同士の間における通信をし易くする。更に、ネットワーク・インターフェース204は、クライアント102のような多数のコンピューティング・デバイスを互いに接続するため、またはIMサーバー106のようなサーバーに接続するために、1つ又は複数のポートを含むこともできる。ネットワーク・インターフェース204は、有線ネットワーク(例えば、LAN、ケーブル等)およびワイヤレス・ネットワーク(例えば、WLAN、セルラ、衛星等)を含む、多種多様のネットワークおよびプロトコル・タイプにおける通信を容易にすることができる。] 図2
[0026] [0041] 入力/出力インターフェース206は、クライアント102の1つ又は複数からの入力を受け取ることを可能にする論理ポートを含むことができる。入力/出力インターフェース206の例には、限定ではなく、スキャナー・ポート、マウス・ポート、キーボード・ポート等が含まれる。本実施態様では、入力/出力インターフェース206は、クライアント102の2つ以上の間におけるステータスおよびその他の追加情報というような、情報の交換を可能にする。]
[0027] [0042] システム・メモリー208は、ランダム・アクセス・メモリー(RAM)のような揮発性メモリー、および/またはリード・オンリー・メモリー(ROM)またはフラッシュRAMのような不揮発性メモリーの双方の形態としたコンピューター読み取り可能媒体であればいずれでも可能である。システム・メモリー208(相互交換可能にメモリー208と呼ぶ)は、通例、データーおよび/またはプログラム・モジュールを含む。プログラム・モジュールは、プロセッサ202に直接アクセス可能であり、および/または現在プロセッサ202によって動作中である。本実施態様では、メモリー208は、データーの自己記述レンダリングのための技法を実現するプログラム・モジュール210およびプログラム・データー212を含む。プログラム・モジュール210は、ガジェット作成モジュール214、ガジェット・レンダリング・フレームワーク216、ガジェット(1つまたは複数)218、およびその他のモジュール220を含むことができる。プログラム・データー212は、SDRデーター108、ガジェット・データー222、およびその他のプログラム/フレームワーク・データー224を含むデーターを格納することができる。その他のプログラム/フレームワーク・データー224は、1つ又は複数のプログラム・モジュール210の実行の結果発生することができるデーターを含むことができる。]
[0028] [0043] 一実施態様では、ガジェット作成モジュール214は、公表元終点(例えば、クライアント102の1つ又は複数)においてガジェット・データー222を取得する。別の実施態様では、ガジェット作成モジュール214は、1つ又は複数のガジェットが既に作成され格納されている公表元終点からガジェット・データー222を読み出すように構成することができる。SDRデーター108は、クライアント102の1つ又は複数についての拡張情報と、ユーザー情報のレンダリングを実行する際の方法を指示する。本実施形態では、ガジェット・データー222は、ハイパー・テキスト・マークアップ言語(HTLM)、JavaScript(JS)、およびカスケーディング・スタイル・シート(CSS)を用いて実装するとよく、IMサーバー106およびクライアント102−Nを含む種々のデーター源において格納することができる。]
[0029] [0044] また、レンダリング情報は、ガジェット・データー222に含まれるユーザー関係情報をレンダリングするために、ガジェットを指定し、ガジェット(1つまたは複数)218を検討することができる。ガジェット(1つまたは複数)218は、種々のソースから得ることができる。例えば、ガジェット(1つまたは複数)218は、ネットワーク施設からまたはコンピューター読み取り可能媒体からダウンロードすることができる。一実施態様では、ガジェット(1つまたは複数)218は、クライアント102の1つ又は複数において作成することができる。このような実施態様では、ガジェット作成モジュール214は、SDRデーター108に基づいて、1つ又は複数のガジェット218を作成することができる。SDRデーター108は、友人リストに含まれる他のクライアント102と彼らの関連情報を共有しても構わない、クライアント102の1つ又は複数から入手可能である。]
[0030] [0045] 既に示したように、クライアント102の内の1つが、彼/彼女の友人または連絡先リストに含まれる他のクライアントにSDRデーター108を送る。この例では、「友人」または連絡先リストにしたがってクライアントに送るが、このような情報は種々のエンティティ(例えば、1つまたは複数の何らかの規準を満たすあらゆるクライアント)のいずれに送ってもよい。SDRデーター108は、通例、クライアント102の1つ又は複数に関する情報を、ユーザー関連情報をレンダリングするためのレンダリング情報と共に含む。前述の例に戻って、図1に示すように、IMクライアントZはSDRデーター108を1つ又は複数のクライアント(例えば、IMクライアントA、B、およびC)にネットワーク104を通じて送る。IMクライアントZにおけるメッセンジャー・ウィンドウ110は、通常、IMクライアントA、B、およびCのプレゼンス・ステータスを示す。更に、IMクライアントZのSDRデーター108は、IMクライアントA、B、およびCの1つ又は複数によって受信される。] 図1
[0031] [0046]ガジェット作成モジュール214は、ガジェット・データー222を、IMクライアントZから受信したSDRデーター108から取得する。この例では、ガジェット・データー222は、IMクライアントZに特定的な拡張情報、例えば、IMクライアントZが再生したマルチメディア・ファイル、IMクライアントZの地理的位置等を含む。また、ガジェット作成モジュール214は、SDRデーター108に含まれるレンダリング情報も取得する。このレンダリング情報は、1つ又は複数のアプリケーション(例えば、ガジェット(1つまたは複数)218)の種々の属性を示す関連詳細を含む。このような属性は、例えば、IMクライアントA、B、およびCのデバイスにおいてガジェット・データー222をレンダリングするために必要となる可能性があるガジェット(1つまたは複数)218のタイプを特定するプロパティ、ガジェット(1つまたは複数)218を得ることができる場所等を含むことができる。これらの属性に基づいて、ガジェット作成モジュール214は、外部または内部で入手可能な記憶媒体から、ガジェット(1つまたは複数)218を取得することができる。一実施態様では、ガジェット作成モジュール214は、ガジェット・データー222と関連のある属性に基づいてガジェット(1つまたは複数)218を作成することができる。]
[0032] [0047]IMクライアントZについての拡張情報を含むガジェット・データー222のレンダリングは、SDRデーター108の中に含まれるレンダリング情報に基づくことができる。ガジェット(1つまたは複数)218は、ガジェット・レンダリング・フレームワーク216に基づいて、ガジェット・データー222をレンダリングすることができる。ガジェット・レンダリング・フレームワーク216は、ガジェット(1つまたは複数)218を実行するための基本構造を規定する1組のプログラム(1つまたは複数)またはルーチン(1つまたは複数)を含むことができる。したがって、ガジェット・レンダリング・フレームワーク216は、SDRデーター108の中に含まれるレンダリング情報にしたがって、ガジェット(1つまたは複数)218を用いてガジェット・データー222をレンダリングするためのプラットフォームおよび種々のインターフェースを設けることができる。本明細書において記載するように、ガジェット・レンダリング・フレームワークの一例は、一般的な計算基板(computing substrate)だけではなく、情報をレンダリングするための安全面(secure surface)を提供することができる。一旦ガジェット・データー222のレンダリングが実行されたなら、関連出力を表示することができる。レンダリングされた拡張情報は、IMクライアントA、B、およびCのメッセンジャー・アプリケーションのユーザー・インターフェース(UI)を通じて、他のユーザーに表示することができる。]
[0033] [0048]拡張情報の本質に応じて、ガジェットは音響、グラフィック等を発生することができる。多くの場合、拡張情報は、図を用いて、例えば、GUIのようにレンダリングされる。更に、GUIは、カレンダー、計算器、相場受信機、およびVoIPフォン・ダイアラー(phone dialer)のような、個人向けアプリケーションを編成することもできる。GUIは、このようなアプリケーションにユーザーがアクセスするように、「デスクトップ」の側枠に表示することができる。1つ又は複数のその他のモジュール220は、プレゼンス情報および/または拡張情報を用いるための命令を与えることができる。
API例
[0049]図3は、データーの自己記述レンダリングに合わせたAPI体系300の一例を示す。体系300は、種々のAPI例310を含む。これらのAPIは、メッセンジャー・アプリケーション330およびガジェット340が、オペレーティング・システム350に特定の行為を実行させることを可能にする。これらのAPIには、認証API311、メッセージおよびファイル転送API312、バディ・リスト(または連絡先)およびステータスAPI313、メッセンジャー・ウィンドウAPI314、ならびにガジェット・インターフェースAPI315が含まれる。] 図3
[0034] [0050]図4は、データーの自己記述レンダリングに用いるためのAPI310の例を示す。これらのAPI310は、IM環境においてユーザーが拡張情報をバディまたは連絡先に伝達するための豊富な種々の機能を提供する。] 図4
[0035] [0051]図5は、図3のガジェット・インターフェースAPI315の一例を示す。ガジェット・インターフェースAPI315は、IM環境においてデーターの自己記述レンダリングを容易にするための種々のプロパティ、メソッド、およびイベントを指定する。
実施態様例
[0052]図6は、職務用設定におけるデーターの自己記述レンダリングの実施態様例600を示す。実施態様例600は、本明細書において記載する技法を実現するために用いることができ、本明細書において記載するエレメントを全体的または部分的に表すこともできる。コンピューティング環境600は、コンピューティング環境の一例であり、用いられるコンピューターおよびネットワーク・アーキテクチャの使用範囲および/または機能性に対して限定を示唆する意図は全くない。] 図3 図5 図6
[0036] [0053]コンピューティング環境600は、複数のクライアント・デバイス602−1、602−2、602−3、...、602−N(纏めてクライアント602と呼ぶ)を含む。クライアント602は、ネットワーク604を通じて、互いに通信状態で接続されている。また、クライアント602はインスタント・メッセージング・サーバー604にも接続することができる。コンピューティング環境600およびそのエレメントの各々は、図1に関して広義に説明したように実現することができる。] 図1
[0037] [0054] 一実施形態では、クライアント602は、各クライアント602にインストールされているインスタント・メッセージング(即ち、IM)プロトコルに基づくアプリケーションを通じて、テキスト系メッセージを交換することによって、互いに通信することができる。交換されるメッセージ(受信および送信双方のメッセージ)は、それぞれ、クライアント602−1、2、...、N上におけるメッセンジャー・ウィンドウ608−1、2、...、Nのような、グラフィカル・ユーザー・インターフェースを通じて表示することができる。一実施態様では、コンピューティング環境600は、職務用設定とすることができ、ユーザーは、同僚、部下、管理者、チーム/グループ・リーダー等として、したがって職務用設定の一部として、クライアント602と関連付けられる。]
[0038] [0055]本実施態様では、クライアント602−1、602−2、602−3、および602−Nを、それぞれ、ユーザーZ、A1、A2、およびB1と呼ぶ。ユーザーZ、A1、A2、およびB1の各々は、1つ又は複数のIM系アプリケーションを通じて互いに通信することができるとよい。例えば、ユーザーZは、ユーザー、即ち、ユーザーA1、A2、およびB1が関与する2つのプロジェクト、例えば、AおよびBを監督する管理者Zとすることができる。本例では、プロジェクトAにはユーザーA1およびA2が関与し、プロジェクトBにはユーザーB1が関与する場合もある。IM系アプリケーションは、管理者ZならびにプロジェクトAおよびBに関与するユーザーがログ・インしてオンラインに現れたときに、管理者Zがユーザーと通信することを可能にする。]
[0039] [0056] 管理者Zは、オンラインにいるユーザーA1、A2、およびB1と通信し、職務用設定におけるユーザーの予定の各々に関する追加情報を見ることもできる。このような追加情報の例には、限定ではなく、ユーザーの各々に既に割り当てられていると思われる作業のリスト、ユーザーが完成させた作業、出席した会議の詳細等が含まれる。ユーザーの各々は、SDRデーター610と関連付けられている。SDRデーター610は、同じプロジェクトで作業している他のユーザーに利用可能にすることができ、場合によっては、異なるプロジェクトで作業しているかもしれない全てのユーザーにも利用可能にすることができる。]
[0040] [0057]図6の例では、ユーザーA1と関連付けられているSDRデーター610は、ユーザーA2に利用可能にすることができ、そしてその逆も可能である。しかし、ユーザーA1およびA2のいずれかに関連のあるSDRデーター610も、ユーザーB1には利用可能ではない。しかしながら、ユーザーA1、A2、およびB1と関連のあるSDRデーター610は、管理者Zには利用可能にすることができる。既に示したように、SDRデーター610は、ユーザーA1と関連のあるガジェット・データー(例えば、図2のガジェット・データー222)、および情報をレンダリングする1つ又は複数のアプリケーション(例えば、図2のガジェット(1つまたは複数)218)の詳細を規定するレンダリング情報を含む。] 図2 図6
[0041] [0058] 管理者Zは、ユーザーA1、A2、およびB1の1人又は複数からSDRデーター610を受信する。モジュール(例えば、図2のガジェット作成モジュール214)が、ユーザー・ガジェット・データーをSDRデーター610から取得する。ガジェット作成モジュールは、関連するガジェット(1つまたは複数)を外部ソースから取得することができるか、またはSDRデーター610に基づいてガジェット(1つ又は複数)を作成してもよい。しかるべく指定されたガジェット(1つまたは複数)は、レンダリング・フレームワーク(例えば、図2のガジェット・レンダリング・フレームワーク216)に基づいてガジェット・データーをレンダリングする。ガジェット・レンダリング・フレームワークは、SDRデーター610の中に含まれるレンダリング情報にしたがって、ガジェット(1つまたは複数)を用いてガジェット・データーをレンダリングするためのプラットフォームおよび種々のインターフェースを設ける。] 図2
[0042] [0059]SDRデーター610のガジェット・データーをレンダリングすると、関連する出力(即ち、ユーザーの1人又は複数についての拡張情報)を管理者Zおよび/またはメンバーA2に対して、例えば、彼らのメッセンジャー・ウィンドウ608−1および608−3をそれぞれ通じて、可視化(または可聴化等)する。このような体系では、管理者Zが、ユーザーA1が作業しているかもしれない作業というような、ユーザーA1と関連のある情報、完了している作業のリスト等を見ることができる。これによって、管理者Zは、ユーザーA1、A2、およびB1のいずれの1人又は複数によって進められた仕事でも、制御および均一化することが可能になると考えられる。]
[0043] [0060]図7は、本明細書において記載した技法による、個人用設定におけるデーターの自己記述レンダリングの実施態様例を示し、更に本明細書において記載したエレメントを全体的または部分的に表すこともできる。コンピューティング環境700は、コンピューティング環境の一例であり、コンピューターおよびネットワーク・アーキテクチャの使用範囲および/または機能性に対して限定を示唆する意図は全くない。] 図7
[0044] [0061]コンピューティング環境700は、複数のクライアント・デバイス702−1、702−2、702−3、...、702−N(纏めてクライアント702と呼ぶ)を含む。クライアント702は、ネットワーク704を通じて、互いに通信状態で接続されている。また、クライアント702はインスタント・メッセージング・サーバー706にも接続することができる。コンピューティング環境700およびそのエレメントの各々は、図1に関して広義に説明したように実現することができる。] 図1
[0045] [0062] 一実施形態では、クライアント702は、各クライアント702にインストールされているインスタント・メッセージング(即ち、IM)プロトコルに基づくアプリケーションを通じて、テキスト系メッセージを交換することによって、互いに通信することができる。交換されるメッセージは、それぞれ、クライアント702−1、2、...、N上におけるメッセンジャー・ウィンドウ708−1、2、...、Nのような、グラフィカル・ユーザー・インターフェースを通じて表示することができる。一実施態様では、コンピューティング環境700は、個人用設定とすることができ、ユーザーは、家族構成員、友人、親戚等として、クライアント702と関連付けられる。]
[0046] [0063]図7の例では、クライアント702−1、702−2、702−3、および702−Nは、それぞれ、ユーザーD、S1、S2、およびB1として示されている。ユーザーD、S1、S2、およびB1の各々は、1つ又は複数のIM系アプリケーションを通じて互いに通信可能であるとよい。例えば、ユーザーDは、彼/彼女の子供、友人、親戚等、即ち、ユーザーS1、S2、およびB1と通信している親であることができる。本例では、ユーザーS1およびS2は、親の兄弟および子供であってもよく、ユーザーB1は親の知り合いである。IM系アプリケーションによって、親およびユーザーS1、S2、およびB2がログ・インしてオンラインに現れたときに、親は彼らと通信することが可能になる。] 図7
[0047] [0064] 親は、ユーザーS1、S2、およびB1と通信することができ、更に彼らの個人用設定におけるユーザーの活動の各々に関する追加情報を見ることもできる。このような追加情報の例には、限定ではなく、ユーザーが再生したマルチメディア・コンテンツのリスト、ユーザーの地理的位置、およびユーザーが最近訪問したウェブ・ページのリスト等が含まれる。ユーザーの各々には、SDRデーター710と関連付けることができる。SDRデーター710は、同じ家族に属する他のユーザーに利用可能にすることができ、また場合によっては、彼らに知られてもよいユーザーにも利用可能にすることができる。例えば、兄弟(即ち、ユーザーS1およびS2)と関連のあるSDRデーター710は、互いに利用可能にすることができるが、ユーザーB1には利用可能にすることはできない。しかしながら、兄弟およびユーザーB1は、双方共親には知られてもよいので、彼らのそれぞれのSDRデーター710を親に利用可能にすることができる。]
[0048] [0065] 既に示したように、SDRデーター710は、ガジェット(例えば、ユーザーS1、S2、およびB1のいずれかに関連付けられている)によって消費されるガジェット・データー(例えば、図2のガジェット・データー222)、およびユーザー情報をレンダリングすることができるかもしれない1つ又は複数のガジェット(例えば、図2のガジェット(1つまたは複数)218)の詳細を規定するレンダリング情報を含む。親は、SDRデーター710をユーザーS1、S2、およびB1の1つ又は複数から受信する。モジュール(例えば、図2のガジェット作成モジュール214)が、ユーザー関連情報および拡張情報をSDRデーター710から抽出することができる。一実施態様では、ガジェット作成モジュールが関連ガジェット(1つまたは複数)を外部ソースから取得することができ、あるいはガジェット(1つまたは複数)の作成に(例えば、ユーザー入力を通じて)備えることもできる。ガジェット(1つまたは複数)は、例えば、ガジェット・レンダリング・フレームワーク(例えば、図2のガジェット・レンダリング・フレームワーク216)に基づいて、ガジェット・データーをレンダリングする。] 図2
[0049] [0066]ガジェット・レンダリング・フレームワークは、SDRデーター710の中に含まれるレンダリング情報にしたがって、ガジェット(1つまたは複数)を用いてガジェット・データーをレンダリングするためのプラットフォームおよび種々のインターフェースを設ける。ガジェット・データーをレンダリングすると、関連する出力(即ち、ユーザーの1人又は複数についての拡張情報)を親および/またはユーザーS2に対して、彼らのメッセンジャー・ウィンドウ708−1および708−3をそれぞれ通じて、可視化(または可聴化等)する。このような体系では、親が、ユーザーS1が再生したマルチメディア・コンテンツ、ユーザーの地理的位置の記述、およびユーザーが最近訪問したウェブ・ページのリストというような、ユーザーS1と関連のある情報を見ることまたは聞くことが可能になる。これによって、親Dが、IMシステムにおいて彼らが得た追加情報を通じて、彼/彼女の子供の活動および居所を監視して、把握することを可能にするとよい。]
[0050] [0067]図8は、本明細書において記載した技法による、広告のようなデーターの自己記述レンダリングの実施態様例を示し、本明細書において記載するエレメントを全体的または部分的に表すこともできる。図示するコンピューティング環境800は、コンピューティング環境の一例であり、コンピューターおよびネットワーク・アーキテクチャの使用範囲および/または機能性に対して限定を示唆する意図は全くない。] 図8
[0051] [0068]コンピューティング環境800は、複数のクライアント・デバイス802−1、802−2、802−3、...、802−N(纏めてクライアント802と呼ぶ)、ネットワーク804、インスタント・メッセージング(IM)サーバー806、およびウェブ・サーバー808を含む。クライアント802、インスタント・メッセージング(IM)サーバー806、およびウェブ・サーバー808は、ネットワーク804を通じて、互いに通信状態で接続されている。コンピューティング環境800は、図1に関して広義に説明したように実現することができる。] 図1
[0052] [0069]ウェブ・サーバー808は、例えば、汎用コンピューティング・デバイス、サーバー、一団のサーバー、およびメインフレームとすることができる。ウェブ・サーバー808は、ウェブ系クエリー(web-based queries)のような1つ又は複数のクエリーを、1つ又は複数のクライアントからネットワーク804を通じて受信するように構成することができる。ウェブ・サーバー808とクライアント802との間における通信は、HTTPのような、既知のウェブ系通信プロトコルの1つ又は複数に基づくことができる。一実施形態では、ウェブ・サーバー808は、ウェブ系アプリケーションまたは広告のようなサービスの1つ又は複数を管理し、クライアント802と共有するように構成することができる。更に、クライアント802は、テキスト系メッセージを通じて、インスタント・メッセージング・アプリケーションを用いて互いに通信することもできる。]
[0053] [0070] 一実施形態では、ウェブ・サーバー808は、商品/品目(goods/items)のオンライン購入を提供するウェブ・サーバーとすることができる。このようなウェブ・サーバーに付随するウェブサイトは、当該ウェブサイトを訪問する1つ又は複数のクライアントが購入するかもしれない1つ又は複数の異なる製品を広告する。このようなサイトは、クライアントにウィッシュ・リストを作成させることができる種々の機構を提供する。クライアントは、彼らが購入したい種々の消費者製品を、ウィッシュ・リストに含めることができる。彼らの必要性またはその他の考慮事項に応じて、ユーザーは、ウィッシュ・リストに含まれている1つ又は複数の製品を購入することを選択することができる。一実施態様では、クライアントによって作成されたウィッシュ・リストは、ウェブ・サーバー808上に格納することができる。]
[0054] [0071] 既に示したように、クライアント802の1つのような、いずれのユーザーと関連のある追加情報または拡張情報でも、例えば、IMアプリケーションにおいてメッセンジャー・ウィンドウ810を通じて、クライアントに知られている他のクライアント802に利用可能にすることができる。一実施態様では、追加情報は、クライアント802の1つ又は複数によって作成され、ウェブ・サーバー808上に格納されているウィッシュ・リストであってもよい。例えば、SDRデーター812に含まれる追加情報は、クライアント802−1と関連付けられており、クライアント802−1のウィッシュ・リストに含まれているかもしれない1つ又は複数の製品を示す。また、クライアント802−1は、クライアント802−2、3、...、Nのような他のクライアントと、彼/彼女のウィッシュ・リストを共有しても構わないと思うこともある。]
[0055] [0072] 既に示したように、SDRデーター812は、クライアント802−1のウィッシュ・リストを記述するガジェット・データーを含み、更にガジェット・データーをレンダリングしそして表示するためのレンダリング情報も含む。一実施態様では、ウェブ・サーバー808は、IMサーバー806に、ウィッシュ・リストをSDRデーター812のデーター・ガジェットとして追加するように命令することもできる。]
[0056] [0073]クライアント802−1と関連のあるSDRデーター812は、ネットワーク804を通じて、他のクライアント802に利用可能にすることができる。モジュールがガジェット・データーをSDRデーター812から抽出することができる。一実施態様では、ガジェット作成モジュールが、ガジェット・データーに基づいて外部ソースからしかるべきガジェット(1つまたは複数)を取得することができ、またはSDRデーター812に基づいて1つ又は複数のガジェットを作成することもできる。ガジェット(1つまたは複数)は、フレームワークに基づいて、ガジェット・データーをレンダリングすることができる。ガジェット・レンダリング・フレームワークは、SDRデーター812の中に含まれるレンダリング情報にしたがって、ガジェット(1つまたは複数)を用いてガジェット・データーをレンダリングするためのプラットフォームおよび種々のインターフェースを設ける。]
[0057] [0074]SDRデーター812の中にあるガジェット・データーをレンダリングすると、クライアント802−1と関連のあるウィッシュ・リストを他のクライアント802に、それらのそれぞれのメッセンジャー・ウィンドウ810を通じて表示することができる。これによって、クライアント802は、オンライン・トランザクション・サービスをホストするウェブ・サーバー808のウェブ・サイトを訪問することなく、クライアント802−1と関連のあるウィッシュ・リストを見ることができる。]
[0058] [0075] 一実施態様では、SDRデーター812のガジェット・データーは、ウェブ・サーバー808によってホストされている広告814のような種々の広告と関連のある情報を含むことができる。ガジェット・データーに含まれる情報は、既に説明した技法に基づいて、クライアント802のメッセンジャー・ウィンドウ810上にレンダリングすることができる。]
[0059] [0076]図9は、本明細書において記載した1つ又は複数の技法によって、ユーザーの地理的位置の形態とした、データーの自己記述レンダリングの実施態様例を示し、更に本明細書において記載するエレメントを全体的または部分的に表すこともできる。コンピューティング環境900は、コンピューティング環境の一例であり、用いられるコンピューターおよびネットワーク・アーキテクチャの使用範囲および/または機能性に対して限定を示唆する意図は全くない。] 図9
[0060] [0077]コンピューティング環境900は、複数のクライアント・デバイス902−1、902−2、902−3、...、902−N(纏めてクライアント902と呼ぶ)、ネットワーク904、インスタント・メッセージング(IM)サーバー906、および測地サーバー908を含む。クライアント902は、IMサーバー906を経由してネットワーク904を通じて通信状態で接続されている。クライアント902は、測地サーバー908と接続することができる。コンピューティング環境900およびそのエレメントの各々は、図1に関して広義に説明したように実現することができる。IMサーバー906は、IMアプリケーションをホストし、クライアント902がテキスト系メッセージを用いて互いに通信することを可能にする。] 図1
[0061] [0078]クライアント902は、これらがログ・インしてオンラインに現れたときに、互いに通信する。一実施態様では、クライアント902−1、902−2、902−3、および902−4を、ユーザー、即ち、スーザン、シルビア、コンパル、およびジョーとそれぞれ呼ぶことにする。ユーザーであるスーザン、シルビア、コンパル、およびジョーの各々は、1つ又は複数のIM系アプリケーションを通じて互いに通信することができ、更にこれらのユーザーの各々に関する追加情報を見ることもできる。このような追加情報または拡張情報の例には、限定ではなく、GSMまたはGPSを指定する座標のような地理的位置、あるいはそれぞれのクライアント902と関連のあるIP属性等が含まれる。クライアント902のプレゼンスは、IMアプリケーションにおけるグラフィカル・インターフェース、例えば、プレゼンスUI910に表示することができる。例えば、ユーザーであるスーザンのプレゼンスUI910は、他のユーザー、即ち、シルビア、コンパルのプレゼンス・ステータスをオンラインとして示し、更にジョーのプレゼンス・ステータスをオフラインとして示す。]
[0062] [0079] 測地サーバー908は、例えば、汎用コンピューティング・デバイス、サーバー、一団のサーバー、およびメインフレームとすることができる。測地サーバー908は、1つ又は複数のクライアント902の地理的位置および関係する詳細を管理および指示して、それぞれのクライアント902を突き止められる場所を特定し、位置情報を他のクライアント902と共有する。]
[0063] [0080]図9の例では、追加情報、例えば、ユーザーであるシルビア902−2と関連のある位置の地理的記述は、SDR位置データー912またはSDRデーター912として、他のユーザーであるスーザン、コンパル、およびジョーと共有することができる。尚、この図は、他のユーザーの観点から提示できることも認められると考えられる。既に示したように、SDRデーター912は、ユーザーであるシルビア902−2と関連のある情報を、この関連情報をレンダリングするためのレンダリング情報と共に含む。レンダリング情報は、ユーザーであるシルビア902−2と関連のある下ジェット・データーをレンダリングするための1つ又は複数のガジェットの詳細を規定することができる。図9の例では、LIVEEARTHサーバー908から入手可能なガジェット914は、SDRデーター912の中にある関連情報をレンダリングする備えがある。] 図9
[0064] [0081]追加情報を共有するために、ユーザーであるスーザン、コンパル、およびジョーは、ユーザーであるシルビアと関連のあるSDRデーター912を受信する。既に示したように、ガジェット作成モジュールは、ガジェット・データーに含まれる情報に基づいて、例えば、測地サーバー908のような外部ソースから関連ガジェット914を取得することができ、あるいはSDRデーター912に基づいてガジェット914を作成することもできる。ガジェット914は、レンダリング・フレームワークを用いて、ガジェット・データーをレンダリングすることができ、レンダリング・フレームワークは、SDRデーター912の中に含まれるレンダリング情報にしたがって、ガジェットを用いてガジェット・データーをレンダリングするためのプラットフォームおよび種々のインターフェースを設ける。]
[0065] [0082]ガジェット・データーをレンダリングすることによって、関連出力(即ち、ユーザーであるシルビアと関連のある地理的位置)を発生し、他のユーザーに、彼らのそれぞれのガジェット・ユーザー・インターフェース916を通じて表示する。ガジェットUI916は、種々の視覚様式でプレゼンスを描写することができる。例えば、位置は、動画化した地球上における画鋲として描写して、地球上の地理的存在(presence)を描写すること、または経路地図のような二次元面上で描写すること等が可能である。これによって、オンラインのユーザーが、彼/彼女の友人、親戚、同僚、およびガジェットUI916上に表示されるその他の知り合いを突き止めることができることもある。]
[0066] [0083]図10は、データーの自己記述レンダリングのための方法1000の一例を示す。作成ブロック1002において、ガジェットを作成するか、そうでなければガジェットの場所を突き止める。格納ブロック1004において、ピア・ツー・ピア・ネットワークにおいてピアがアクセスするために、このガジェットを格納する。別の作成ブロック1006では、格納されたガジェットを、ピア・ツー・ピア・ネットワークにおけるピアについての何らかのデーターをレンダリングすることができるものとして指定する、自己記述レンダリング・データーを作成する。送出ブロック1008では、SDRデーターをピア・ツー・ピア・ネットワークにおけるピアに送る。] 図10
[0067] [0084]図11は、データーの自己記述レンダリングのための方法1100の一例を示す。方法1100は、受信ブロック1102において開始して、自己記述レンダリング・データーを受信する。このデーターは、何らかの記述情報と、この記述情報をレンダリングすることができるガジェットについての情報とを含む。例えば、記述情報は、ネットワークに接続されているユーザーの位置を記述することができ、ガジェットについての情報は、ガジェットにアクセスするためのアドレスまたはドメイン名を示すことができ、ガジェットは記述情報をレンダリングすることができる。したがって、方法1100は、受信したSDRデーター毎にガジェットにアクセスするアクセス・ブロック1104と、アクセスしたガジェットを用いて、受信したSDRデーターの中にある記述情報をレンダリングするレンダリング・ブロック1106とを含む。] 図11
[0068] [0085] 方法の一例では、インスタント・メッセージング・システムのユーザーからデーターを受信するステップと、このデーターを解析してユーザーについての記述データーを特定し、更にガジェットの位置を特定するステップと、このガジェットの位置にアクセスするステップと、ガジェットをダウンロードし、ガジェットを実行して記述データーをレンダリングするステップとを含む。このような方法は、ガジェットを実行して記述データーを視覚的にレンダリングするステップ、および/またはガジェットを実行して記述データーを聴覚的にレンダリングするステップを含むことができる。ユーザーについての記述データーは、オーディオ・ファイルまたはビデオ・ファイルについての情報を含むことができる。]
[0069] [0086]図12は、データーの自己記述レンダリングのための方法1200の一例を示す。特定ブロック1202において、IM環境におけるユーザーがガジェットを特定または構築する。発生ブロック1204において、ユーザーはデーターを発生し、更にガジェットを、発生したデーターをレンダリングすることができるものとして指定するSDR情報を提供する。例えば、発生したデーターは、ユーザーのコンピューティング・デバイス上で実行するGPSアプリケーションが発生した位置データーでもよいし、またはユーザーのコンピューティング・デバイス上で実行するインターネット・ラジオまたはビデオ・アプリケーションが発生するデーターでもよい。したがって、ガジェットは、このような情報をレンダリングするための特殊な第三者のガジェットであってもよく、あるいはGPSアプリケーションあるいはインターネット・ラジオまたはビデオ・アプリケーションによって供給される第二当事者(2nd party)のガジェットであってもよい。] 図12
[0070] [0087]コール・ブロック1206において、方法1200は1つ又は複数のAPIをコールして、SDRデーターをIMシステム・プレゼンスに統合する(例えば、IMサーバーにロードする、またそうでなければIMサーバーに利用可能にするため)。一旦統合されると、読み出しブロック1208において、IM「近隣」における連絡先が、SDRデーターをしかるべきソース(例えば、IMサーバー)から読み出すことができる。一方、ダウンロード・ブロック1210によって、連絡先のコンピューティング・デバイスが、読み出したSDRデーターを解析して、しかるべきガジェットにアクセスしこれをダウンロードする命令を発見する。次いで、レンダリング・ブロック1212において、ダウンロードしたガジェットを用いて、データーをレンダリングする。このようなレンダリングによって、データーをIM環境における連絡先に可視化または可聴化することができる。]
[0071] [0088] 方法の一例では、インスタント・メッセージング・システムのユーザーについての記述データーを発生するステップと、発生した記述データーをレンダリングするように構成されているガジェットのネットワーク位置を特定するステップと、記述データーおよびガジェットのネットワーク位置を、インスタント・メッセージング・システムのインスタント・メッセージング・サーバーに送信するステップとを含む。このような方法は、更に、インスタント・メッセージング・サーバーにアクセスするステップと、記述データーとガジェットのネットワーク位置とをダウンロードするステップとを含むこともできる。更にまた、このような方法は、ガジェットをそのネットワーク位置からダウンロードするステップと、ガジェットを実行して記述情報をレンダリングするステップとを含むこともできる。種々の方法において、記述データーは、インスタント・メッセージング・システムのユーザーのプレゼンス情報を拡張する拡張情報とすることができる。]
[0072] [0089] 前述のように、データーの自己記述レンダリングの種々の態様を実現するまたは容易にするために、APIコールを用いることができる。例えば、ある方法は、1つ又は複数のAPIをコールして記述データーおよびガジェットのネットワーク位置を、インスタント・メッセージング・システムのインスタント・メッセージング・サーバーに送信することを実行するステップを含むことができる。
コンピューティング・デバイス例
[0090]図13は、種々のコンポーネント例を実装し、システム例を形成する際に用いることができるコンピューティング・デバイス1300の一例を示す。例えば、図1のシステムのサーバーは、デバイス1300の種々の機構を含むことができる。] 図1 図13
[0073] [0091] 種々の基本構成において、コンピューティング・デバイス1300は、通例、少なくとも1つの演算装置1302とシステム・メモリー1304とを含む。コンピューティング・デバイスの正確な構成および種類にもよるが、システム・メモリー1304は、揮発性(RAMのような)、不揮発性(ROM、フラッシュ・メモリー等のような)、またはこれら2つの何らかの組み合わせとすることができる。システム・メモリー1304は、通例、オペレーティング・システム1305、1つ又は複数のプログラム・モジュール1306を含み、更にプログラム・データー1307を含むこともできる。オペレーティング・システム1305は、コンポーネント主体のフレームワーク1320を含む。フレームワーク1320は、コンポーネント(プロパティおよびイベントを含む)、オブジェクト、インヘリタンス(inheritance)、ポリモルフィズム(polymorphism)、リフレクション(reflection)をサポートし、ワシントン州、RedmondのMicrosoft Corporationが製造する.NET(商標)フレームワークのアプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)のような、オブジェクト指向、コンポーネント主体のアプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)を設ける。デバイス1300は、破線1308で境界を定めるように、非常に基本的な構成となっている。更に、端末が有するコンポーネントはもっと少なくてもよいが、このような基本構成を有することができるコンピューティング・デバイスと相互作用することになる。]
[0074] [0092]コンピューティング・デバイス1300は、追加の機構または機能を有することもできる。例えば、コンピューティング・デバイス1300は、例えば、磁気ディスク、光ディスク、またはテープというような、追加のデーター記憶デバイス(リムーバブルおよび/または非リムーバブル)を含んでもよい。このような追加のストレージは、図13では、リムーバブル・ストレージ1309および非リムーバブル・ストレージ1310によって例示されている。コンピューター記憶媒体は、揮発性および不揮発性、リムーバブルおよび非リムーバブル媒体を含むことができ、これらの媒体は、コンピューター読み取り可能命令、データー構造、プログラム・モジュール、またはその他のデーターのような、情報の記憶方法または技術のいずれでも実現することができる。システム・メモリー1304、リムーバブル・ストレージ1309、および非リムーバブル・ストレージ1310は、全て、コンピューター記憶媒体の例である。コンピューター記憶媒体は、限定ではなく、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュ・メモリーまたはその他のメモリー技術、CD−ROM、ディジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)またはその他の光ストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気記憶ディスクまたはその他の磁気記憶デバイス、あるいは所望の情報を格納するために用いることができしかもコンピューティング・デバイス1300によってアクセスすることができる媒体であればその他のいずれでも含む。このようなコンピューター記憶媒体は、いずれもがデバイス1300の一部となることができる。また、コンピューティング・デバイス1300は、キーボード、マウス、ペン、音声入力デバイス、接触入力デバイス等のような入力デバイス(1つまたは複数)1312も含むことができる。また、ディスプレイ、スピーカ、プリンタ等のような出力デバイス(1つまたは複数)1314も含むことができる。これらのデバイスは、当技術分野では周知であり、ここで長々と論ずる必要はない。] 図13
[0075] [0093] また、コンピューティング・デバイス1300は通信接続1316も内蔵することができる。通信接続1316は、コンピューティング・デバイス1300が他のコンピューティング・デバイス1318と、ネットワークを通じてというようにして、通信することを可能にする。通信接続1316は、通信媒体の一例である。通信媒体は、通例、コンピューター読み取り命令、データー構造、プログラム・モジュール、またはその他のデーター様式によって具体化することができる。限定ではない一例として、通信媒体は、有線ネットワークまたは直接有線接続のような有線媒体と、音響、RF、およびその他のワイヤレス媒体のような、ワイヤレス媒体とを含む。]
[0076] [0094] 以上、構造的特徴および/または方法論的行為に特定的な文言で、主題について説明したが、添付した特許請求の範囲において定義されている主題は、必ずしも前述の具体的な機構や行為には限定されないことは言うまでもない。むしろ、前述した具体的な機構や行為は、特許請求の範囲を実施する形態例として開示したまでである。]
权利要求:

請求項1
少なくとも部分的にコンピューティング・デバイスによって実施する方法であって、インスタント・メッセージング・システムのユーザーからデーターを受信するステップと、前記ユーザーについての記述データーを特定するため、更にガジェットの位置を特定するために、前記データーを解析するステップと、前記ガジェットの位置にアクセスし、前記ガジェットをダウンロードするステップと、前記記述データーをレンダリングするために前記ガジェットを実行するステップと、を備えている、方法。
請求項2
請求項1記載の方法において、前記ガジェットを実行するステップは、前記記述データーを視覚的にレンダリングする、方法。
請求項3
請求項1記載の方法において、前記ガジェットを実行するステップは、前記記述データーを聴覚的にレンダリングする、方法。
請求項4
請求項1記載の方法において、前記ユーザーについての記述データーは、地理的位置データーを含む、方法。
請求項5
請求項1記載の方法において、前記ユーザーについての記述データーは、オーディオ・ファイルまたはビデオ・ファイルについての情報を含む、方法。
請求項6
少なくとも部分的にコンピューティング・デバイスによって実施する方法であって、インスタント・メッセージング・システムのユーザーについての記述データーを発生するステップと、前記発生した記述データーをレンダリングするように構成されているガジェットのネットワーク位置を特定するステップと、前記記述データーおよび前記ガジェットのネットワーク位置を、前記インスタント・メッセージング・システムのインスタント・メッセージング・サーバーに送信することによって、前記ガジェットの読み出し、および該ガジェットを実行することによる前記記述データーのレンダリングの準備をするステップと、を備えている、方法。
請求項7
請求項6記載の方法であって、更に、前記インスタント・メッセージング・サーバーにアクセスするステップと、前記記述データーおよび前記ガジェットのネットワーク位置をダウンロードするステップと、を備えている、方法。
請求項8
請求項7記載の方法であって、更に、前記ガジェットを前記ネットワーク位置からダウンロードするステップと、前記記述情報をレンダリングするために、前記ガジェットを実行するステップと、を備えている、方法。
請求項9
請求項6記載の方法において、前記記述データーは、前記インスタント・メッセージング・システムのユーザーのプレゼンス情報を拡張する拡張情報を含む、方法。
請求項10
請求項6記載の方法であって、更に、前記記述データーおよび前記ガジェットのネットワーク位置を前記インスタント・メッセージング・システムのインスタント・メッセージング・サーバーに送信することを実行するために、1つ又は複数のアプリケーション・プログラミング・インターフェースをコールするステップを備えている、方法。
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引用文献:
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法律状态:
2012-01-28| A521| Written amendment|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120127 |
2012-01-28| A621| Written request for application examination|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120127 |
2012-11-14| A761| Written withdrawal of application|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20121113 |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
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