专利摘要:
センサ装置はフォイル式センサと、フォイル式センサを制御回路に接続するための接続ケーブルとを含む。フォイル式センサは少なくとも1つの第1可撓性キャリアフォイルと、該第1可撓性キャリアフォイルの第1の面に加付される少なくとも1つの電極装置を含み、該少なくとも1つの電極装置は前記フォイル式センサの少なくとも1つの作動区画を形成するように配設される。電極装置は更に、前記第1可撓性キャリアフォイルの接続領域から前記フォイル式センサの前記作動区域に向かって延びる少なくとも1つの導電性トレース又は導電性トラックを含む。接続ケーブルは、前記第1の可撓性キャリアフォイルの接続領域において前記少なくとも1つの導電性トレースに電気的に接続される。本発明により、接続ケーブルは少なくとも1つの可撓性フラットケーブルを含み、該可撓性フラットケーブルの絶縁されていない部分は第1カバーレイフィルムにより前記第1可撓性キャリアフォイルの接続領域に機械的に固定されており、該可撓性フラットケーブルの絶縁されていない部分は前記導電性ケーブルに接触して成り、それにより前記可撓性フラットケーブルと前記導電性トレース間に電気的接触を起こし、前記カバーレイフィルムは前記第1キャリアフォイルの接続領域において、前記可撓性フラットケーブルの絶縁されていない部分及び前記導電性トレースに亘って、前記第1可撓性キャリアフォイルにラミネート又は接合されるようにして成る。
公开号:JP2011513758A
申请号:JP2010550126
申请日:2009-02-25
公开日:2011-04-28
发明作者:ガイ ウァチュ;オリバー カヌ;ジュリアン ショドロン
申请人:アイイーイー インターナショナル エレクトロニクス アンド エンジニアリング エス.エイ.Iee International Electronics & Engineering S.A.;
IPC主号:G01L1-20
专利说明:

[0001] 本発明は一般に可撓性フォイル式センサ、より詳しくはシートの座面又はベッド等の凭面に実装されるフォイル式シートセンサに関する。]
背景技術

[0002] 占有検出及び/又は分類技術では、シート又はベッドに実装され、該シート又はベッドの占有に関する特定のパラメタを検出する可撓性フォイル式センサを用いることは良く知られている。そのような可撓性フォイル式センサの一典型的用途は車両シート上の搭乗者の存在の検出であり、そこでは該車両シートが実際に人により占有されている場合にのみ、車両シートに関連する補助的拘束システムが作動されるようになっている。]
[0003] フォイル式センサは種々のタイプで存在する。例えば、フォイル式圧力センサは一般に、スペーサを介して積層される第1のキャリアフォイルと第2のキャリアフォイルとを含む。スペーサは、第1と第2のキャリアフォイルが所定距離で対向するセンサの作動区域を画成する、少なくとも1個の開口又はカットアウトを含む。センサの作動区域に電極装置が設けられ、センサに作用する圧力の影響下で第1及び第2のキャリアフォイルが共に曲り、個々の電極間に電気的接触が起こるようにする。センサの種類に応じて、電気的接触の抵抗がセンサに作用する圧力に依存するようになる感圧材料を電極の少なくとも1つに加付しても良い。]
[0004] 圧力センサのもう一つの種は、少なくとも2つ電極と、これ等2電極に亘るセンサの作動区域に跨る感圧材料の層とを保持する単一キャリアフォイルを用いる。この場合の感圧材料は、内部抵抗が感圧材料の層の圧縮又は変形と共に変化する材料である。前記センサと同様に、2電極間の電気抵抗が作動区域に働く圧力を表す。]
[0005] 動作において、電極間の電気抵抗が、接続ケーブルで可撓性センサに接続された付随制御回路により特定される。接続ケーブルは通常、接続ケーブルの導電性ワイヤが可撓性センサの接続領域における導電性トレースに圧着されるクリンプ(圧着)接続で可撓性センサに接続される。クリンプ接続は実質的に熱溶融液に入れられ(入れ子)、接続の機械的安定性と対湿気保護が確実に得られるようにする。]
[0006] 一般に用いられる感知システムのもう1つの種は、容量性検出システムを含む。これ等容量性システムでは、通常平面の容量性電極がシート内に設けられ、制御回路に作動的に接続される。この容量性電極は、可撓性キャリアに加付される電極装置から成るフォイル式電極で良い。動作において、交流電気信号が容量性電極に印加され、制御回路が容量性電極と周囲間の容量結合を表すパラメタを決定する。]
[0007] 使用において、上記センサは通常、シートの座面又はベッドの凭面に実装される。センサは通常、シート又はマットレスのフォームコア上に、フォームコアのトリム直下に設けられる。占有者に近いこの位置では、快適性要求条件は極めて高いことは明らかである。これは特に、接続ケーブルがセンサの導電性トレースに接続される場合のセンサの接続領域に付いて云える。入れ子ホットメルトの場合の従来のクリンプ接続の厚みため、これ等接続の接続領域はセンサの座面又はシートの凭面に設けることができないか、接続がシートの快適性を深刻に損なうとことなる。この理由で、従来のセンサの接続領域は、センサの主感知領域から延びるキャリアフォイル可撓性タブ又はトレール部上に、通常はクリンプ接続の配置が快適性理由であまり問題を生じない座面又は凭面の外側部に向かって座面又は凭面の中央に位置付けられる。]
[0008] 従来の異なるタイプのセンサでは、電子制御回路がセンサの導電性トレースに直接クリップされる。この種の接続は古典的クリンプ接続に比べて、接続領域の厚みを更に増大することは明らかである。従って、このタイプの接続領域は座面内から何らかの快適性付与素子を変位させるためキャリアフォイルのテイルは更に長くなる。]
[0009] この従来のセンサ装置は一般に快適性理由に関して満足すべき結果を示しているが、それでも尚、幾つかの不利な点もある。先ず第1に、座面又は凭面の外側センサの接続領域を生じる細長いタブの必要はセンサの製造に対する材料の全体的な消費を増大する。事実、フォイル式圧力の場合にはタブは通常、これ等キャリア間に配置される2つのキャリアフォイルとスペーサ層のラミネートから成って、フィルム材料の全消費量が増大する。更に、長い接続領域のセンサの特定形状はセンサの非コンパクトな全体形状を生じ、これが特定寸法のシートに設けられるフィルム材料最適利用を複雑にして、従って材料廃棄の増大を招く。]
[0010] 最後に、接続タブの形状及び大きさは各座面又は凭面の特定設計に合わせねばならず、その結果、個々のセンサが各特定シート構成又はベッド構成に合わす必要がある。従って、センサの標準化が殆ど不可能になる。]
発明が解決しようとする課題

[0011] 本発明の目的は、上記の1つ又は複数の不利な点を少なくとも部分的に緩和するセンサ装置を提供することにある。]
課題を解決するための手段

[0012] この目的は請求項1に記載するセンサ装置により解決される。このセンサ装置は、フォイル式センサと、フォイル式センサを制御回路に接続するための接続ケーブルとを含む。フォイル式センサは少なくとも1つの第1可撓性キャリアフォイルと、該第1可撓性キャリアフォイルの第1の面に加付される少なくとも1つの電極装置を含み、該少なくとも1つの電極装置は前記フォイル式センサの少なくとも1つの作動区画を形成するように配設される。電極装置は更に、前記第1可撓性キャリアフォイルの接続領域から前記フォイル式センサの前記作動区域に向かって延びる少なくとも1つの導電性トレース又は導電性トラックを含む。前記フォイル式センサを制御回路に接続する少なくとも1つの接続ケーブルは、前記第1の可撓性キャリアフォイルの接続領域において前記少なくとも1つの導電性トレースに電気的に接続される。本発明により、接続ケーブルは少なくとも1つの可撓性フラットケーブルを含み、該可撓性フラットケーブルの絶縁されていない部分は第1カバーレイフィルムにより前記第1の可撓性キャリアフォイルの接続領域に機械的に固定されており、該可撓性フラットケーブルの絶縁されていない部分は前記導電性ケーブルに接触しており、それにより前記可撓性フラットケーブルと前記導電性トレース間に電気的接触を引き起こし、前記カバーレイフィルムは前記可撓性フラットケーブル及び前記導電性トレースに亘って、且つ第1の可撓性キャリアフォイルに該第1のキャリアフォイルの接続領域にラミネート又は接合されて成る。]
[0013] 本発明により、センサの導電性トレース(単数又は複数)と接続ケーブル間の従来のクリンプ接続が1接続に置き換えられ、そこではケーブルの絶縁されていない部分が導電性トレースと簡単に電気的接触した状態に配設され、接続領域に亘ってラミネートされたカバーレイフィルムによって一定位置に保持される。カバーレイフィルムは組立体においてケーブルを導電性トレースに確実に機械的固定するとともに、湿度等の環境影響に対して保護する二重の役割をする。接続の全厚みを低減するため、ケーブルは好ましくは、可撓性絶縁材料の1つ又は複数のフラットな銅線から成るフラットな可撓性ケーブルである。これ等フラットケーブルは極めて柔軟であり、従ってシート座面に実装することが極めて簡単である。]
[0014] 高温メルト封入でのクリンプ接続とは対照的に、この種の接続は極めて薄く、高度に可撓性があって、本発明による接続は占有者に気付かれずにシート又はベッドの座面又は凭面に設けられるものである。従って、可撓性センサの接続領域は有効感知部に直隣接して配置でき、従って細長いタブ部に設ける必要がない。可撓性センサは従って、全形状がコンパクトであって、多数のセンサが同一シートフィルム材料から生産することができることから、材用利用を最適にできる。]
[0015] 更に、本発明ではセンサの感知部と座又は凭面の外側の位置間の距離に亘るのは可撓性ケーブルであるため、センサを制御ユニットに連結できるもであっても、可撓性センサの一体部品である接続トレールではない。従って、本発明では、シート又はベッドの特定設計に合わせ、結果として生ずる可撓性センサの特定位置に合わせる必要があるのは、ケーブルの長さであり、センサ自体ではない。従って、可撓性センサ自体は同一センサが全く異なる用途に、且つ全く異なるシート形状で使用できるように標準化できる。そのような標準化は勿論、センサの製造コストの低減につながる。]
[0016] 導電性トレースと可撓性フラットケーブルの間の機械的接続安定性を更に高めるため、導電性又は異方性接着材の層を前記可撓性フラットケーブルの絶縁されてない部分と導電性トレースの間に設けることができる。接着材の硬化後、接着材は接着配置の機械的安定性を増大し、同時に導電性トレースと可撓性フラットケーブル間の適宜の電気的接続を確保する。異方性材料の層は、液体接着材を導電性トレース上に印刷又は吹きつける、又は可撓性ケーブルの絶縁されていない部分の設置前に、接着材フィルムを導電性トレースに設けることによりことで適用できることが理解されるであろう。異方性接着材の硬化はカバーレイフィルムの硬化及び接着と同時に、例えば異なる素子共に配列後の接続領域に圧力及び/又は熱を加えることによって達成される。]
[0017] 本発明の好適な実施態様において、第1可撓性キャリアフォイルが前記接続領域にインデントを含み、該インデントは前記可撓性フラットケーブルの非絶縁部を受容するに幅が十分広いようにする。前記少なくとも1つの導電性トレースはその場合、前記インデントの基部で実質的に終わる。この実施態様においては、前記可撓性フラットケーブルは、該可撓性フラットケーブルの、前記絶縁されていない部分に近接する絶縁される部分が前記インデントに受け止められ、前記第1のカバーレイフィルムが前記インデント及び前記可撓性フラットケーブルの前記絶縁されている部分に跨って延び、前記可撓性フラットケーブルの前記絶縁されている部分及び前記第1の可撓性キャリアフォイルの、前記インデントに近接する部分に対してラミネートされ又は接合されるように配置される。センサ装置のこの実施態様はカバーレイフィルムを有効な接合部にだけでなく、周囲部にも、より詳しくは可撓性フラットケーブルの絶縁されている部分にも接合又はラミネートすることを可能にする。この構成は更に、接続の機械的安定性を増大する。可撓性フラットケーブルの非絶縁部はインデントの内側に配置されているので、機械的安定性のこの増大は接続装置の厚みの増大無しに行えることは分かるであろう。]
[0018] この実施態様の好適な変形例において、第2のカバーレイフィルムが前記第1可撓性キャリアフォイルの、前記第1の面の反対側の第2の面にラミネート又は接合される、ここで前記第2カバーレイフィルムは前記インデント及び前記可撓性フラットケーブルの絶縁部に跨って延び、該可撓性フラットケーブルの絶縁部及び前記可撓性キャリアフォイルの、前記インデントに近接する部分にもラミネート又は接合される。第2カバーレイフィルムはここでも装置の機械的安定性を増大する。更に、第2カバーレイフィルムは可撓性キャリアフォイルの第2の面上の接続領域を有利にシールし、湿度等の環境影響に対する保護を改善する。]
[0019] フォイル式センサは、例えばフォイル式圧力センサ又はフォイル式容量性電極等の任意に可能なタイプのもので良いことが分かるであろう。前記フォイル式センサが少なくとも1つの第2可撓性キャリアフォイルを含み、該第2可撓性キャリアフォイルが前記第1のキャリアフォイルの第1面上にスペーサにより前記第1のキャリアフォイルから所定距離離間して配置させるフォイル式圧力センサの場合、前記第2可撓性キャリアフォイル及び前記スペーサの各々は前記第1可撓性キャリアフォイルの前記接続領域と面する関係でカットアウト又はインデントを備えるのが良く、前記第1キャリアフォイルの接続領域が上方からアクセスできるようにする。この場合、第1カバーレイフォイルは前記第1キャリアフォイルの接続領域から前記第2可撓性キャリアフォイルの縁部を超えて有利に延び、この部内の湿度の浸透を阻止する。]
[0020] 本発明はまた、センサ装置を製造する方法であって、該センサ装置はフォイル式センサと、該フォイル式センサを制御回路に接続するための接続ケーブルを含み、前記フォイル式センサは少なくとも1つの第1可撓性キャリアフォイルと該第1可撓性キャリフォイルに加付される少なくとも1つの電極装置を含み、該少なくとも1つの電極装置は前記フォイル式センサの作動区域を形成するように配置され、前記電極装置は前記第1可撓性キャリアフォイルの接続領域から前記フォイル式センサの前記作動区域に向かって延び、前記センサ装置は更に前記フォイル式センサを制御回路に接続する少なくとも1つの接続ケーブルを含み、該接続ケーブルは前記第1可撓性キャリアフォイルの前記接続領域において前記少なくとも1つの導電性トレースと電気的に接続されて成るものである。本発明に従って、前記方法が
フラット可撓性ケーブルを接続ケーブルとして準備する工程、
前記第1可撓性キャリアフォイルの接続領域における前記可撓性フラットケーブルの絶縁されていない部分を導電性トレースに配置する工程、
カバーレイフィルムを前記可撓性フラットケーブルの前記絶縁されていない部分及び前記導電性トレースの上部に配置する工程、ここでカバーレイフィルムは前記可撓性フラットケーブルも絶縁されていない部分及び導電性トレースの上部に、且つこれ等を超えて、延び、
カバーレイフィルムが可撓性フォイルと該フォイルに塗られた熱可塑性接着材を含む工程、
前記接続領域に圧力と熱を印加し、前記カバーレイフィルムの熱可塑性接着材を熱硬化し、それにより前記可撓性フラットケーブルの絶縁されていない部分を前記可撓性キャリアフォイルの接続領域に固定し、前記可撓性フラットケーブルの絶縁されていない部分を導電性トレースと接触させ、同時に前記可撓性フラットケーブルと導電性トレースとの間に電気的接続を起こす工程、からなる。]
[0021] 製造方法の好適な実施態様は更に、前記可撓性フラットケーブルの絶縁されていない部分を配置する前に、前記可撓性フラットケーブルの接続領域で導電性接着材の層を導電性トレースに加付する工程を含む。]
[0022] もう1つの好適な実施態様において、第2オーバーレイフィルムが前記第1の可撓性キャリアフォイルの、前記第1の面を反対側の第2の面にラミネートされる。前記第2カバーレイフィルムは好ましくは、前記接続領域に圧力と熱を印加する前に、前記第1の可撓性キャリアフォイルの第2の面上に配置される。]
[0023] 第1カバーレイフィルム、導電性接着材の層及び第2カバーレイフィルムは好ましくラミネートされ、且つ一回の最後の工程で硬化させ、そこで熱及び/又は圧力が可撓性センサの接続領域に印加され、これ等接着層を同時に硬化させると良いことが理解されるであろう。]
図面の簡単な説明

[0024] 本発明は以下、添付図面を参照する非限定実施態様の記載から明らかになるであろう。
図1は、座面上に設けられ、可撓性フォイル式圧力センサとして示された本発明によるセンサ装置の一実施態様の車両シートの側面図である。
図2は可撓性センサの一実施態様の作動面の断面図である。
図3は平坦接続ケーブルに接続する前の可撓性センサの接続領域の上面図である。
図4は平坦接続ケーブルの配置後のフォイル式センサの接続領域の上面図である。
図5はカバーレイフィルムの積層後の接続領域の上面図である。
図6はセンサ装置の接続領域の拡大断面図である。] 図1 図2 図3 図4 図5 図6
実施例

[0025] 図1は、座面14上に設けられ本発明によるセンサ装置12の一実施態様を含む車両シート12を示す。センサ装置はフォイル式センサ16と該フォイル式センサを制御回路(図示しない)に接続するための接続ケーブル18を含む。] 図1
[0026] 図示実施態様では、フォイル式センサはフォイル式圧力センサであって、これは所定数の作動区域を含むもので、センサに作用する圧力を特定できる。センサ16は、スペーサ26(図2も参照)により所定距離で離間される第1のキャリアフォイル22と第2のキャリアフォイル24を含む。スペーサ26は例えば両面サイド接着材で成って良い。圧力センサ16の、一般的参照番号20で示されている作動区域において、スペーサ26は作動区域20で2つのキャリアフォイル22及び24が所定距離離れて面するような開口又はカットアウト28を含む。] 図2
[0027] 電極装置30及び32は、キャリアフォイル22及び24の内面上で該キャリアフォイルが加圧し合っていれば電極装置間で電気接触が起こるように作動区域20に配置される。図示の実施態様において、1電極装置30又は32は、キャリアフォイル22及び24の各々に面する関係で配置されている。だが、他のレイアウト、例えば2つのキャリアフォイルの一方に配置される2つの離間する電極装置と、他方に配置される分路要素の組み合わせもまた可能であることに言及すべきである。]
[0028] 電極装置は、電極装置の少なくとも1つが感圧材料から成るような電極装置を含むことができる。そのような感圧材の層は圧力センサに対して圧力依存挙動を与える。電極装置は通常、ラミネート処理の前にスクリーン印刷法を用いて夫々のキャリアフォイルに印刷されることと、この場合キャリアフォイルとスペーサはラミネートし合う(され合う)ことが言及されるべきである。]
[0029] 電極装置30及び32は更に導電性トレース36(図3参照)を含んで、これは作動区域20からセンサの接続領域34に延びるようにし得る。この接続領域34において、可撓性平担(フラット)ケーブル18の一端は可撓性センサ16に接続され、他の端部にはセンサを制御回路に接続するための適宜のプラグ連結子が設けられている。] 図3
[0030] 図3〜5は可撓性センサ16の接続領域の接続装置の種々の要素を示し、図6は接続装置の断面を示す。図3は可撓性センサ16の接続領域34の上面図を示す。接続領域34では、キャリアフォイル22は可撓性平坦ケーブル18が固着されるべき小型タブ部38を含む。スペーサ層26と上部キャリアフォイルに24には対応するタブ部が設けられていず、スペーサ層26とキャリアフォイル24がタブ38の前部で下部キャリアフォイル22を覆わず、キャリアフォイル22上の導電性トレース36に上部からアクセスできるようにしている。] 図3 図4 図5 図6
[0031] タブ部は前部に凹部40があり、これは可撓性ケーブル18を収容できる程度まで幅が広い。導電性トレース36はタブ部38内に延び、凹部の基部で実質的に終わっている。]
[0032] 図4は平坦ケーブル18がその位置に配置された後の可撓性センサの接続領域34の上面図である。可撓性平坦ケーブルは可撓性絶縁材44内に一定数の導電性ワイヤ42、例えばフラット銅ワイヤを含むものである。フラット導電性ワイヤ42のピッチは好ましくは、可撓性センサの導電性トレース36のピッチに実質的同等である。] 図4
[0033] フラットケーブル18の前端部は好ましくは、導電性トレースに面する少なくともその表面で絶縁されていないのがよい。フラットケーブル18はその後タブ部38に、この絶縁されていない部分にある導電性ワイヤ42が下部キャリアフォイル22の導電性トレース36と機械的、且つ電気的に接触するように配置される。ワイヤ42と導電性トレース36間の接触面を最大にするため、フラットケーブル18は好ましくはタブ部の前端部からスペーサ26の前縁部まで延びるようにする。]
[0034] 最終組立工程後の接続の安定性を増大するため、導電性接着材の層が、トレース上にケーブルに配置する前に、導電性トレース36に適用される。この異方性導電性接着材の層は図4に影付き方形部46に示されている。] 図4
[0035] 図5は接続装置の最終組立後の接続領域34を示す。上部カバーレイフィルム48がケーブル18の接続端部の上部に配置されている。上部カバーレイフィルム48は好ましくは、全接続領域及び接続領域のインデント又は凹部40に亘って延びるよう寸法化すると共に、凹部40に隣接するキャリアフォイル22の部分に部分的オーバーラップするようにする。他の方向では、上部カバーレイフィルム48は好ましくは上部キャリアフォイル24の前縁部から超えて延び、カバーレイフィルム48が上部キャリアフィルム24の前部と部分的オーバーラップするようにする。] 図5
[0036] 上部カバーレイフィルム48と同様に、下部カバーレイフィルム50がキャリアフォイル22の下方に配置される。下部カバーレイフィルム50は好ましくは、全接続領域域及び接続領域のインデント又は凹部40に跨って延び、凹部40に隣接するキャリアフォイル22の部分に部分的オーバーラップするようにする。
上部カバーレイフィルム48及び下部カバーレイフィルム50は寸法が違っても良いが、好ましくは実質的に同等なのが良い。]
[0037] 異なる素子が上記のように組み立てられた後、可撓性センサの接続領域34は熱と圧力がかけられ、カバーレイフィルム48及び50の接着材並びに異方性接着材46が硬化され、異なる素子はしっかりとラミネートされる。]
[0038] センサ装置の好適な実施態様が自動車車両センサに関して記載されたが、センサ装置はそのような自動車用途には限定されないこと言及されるべきである。事実、本発明によるセンサ装置はシネマ又は劇場シート又は病院等のベッド等の任意のタイプの着座又は休憩場所での占有の検出に用いることができる。]
[0039] 本発明はフォイル式圧力センサに関して詳細に記載されたが、本発明がフォイル式容量性電極等の他のタイプのフォイル式にも適用可能なことは当業者に明らかであろう。]
[0040] 10車両シート
12センサ装置
14 座面
16フォイル式センサ
18接続ケーブル
20作動区域
22 第1のキャリアフォイル
24 第2のキャリアフォイル
26スペーサ
28 開口又はカットアウト
30電極装置
32 電極装置
34 接続領域
36導電性トレース
38タブ部
40インデント又は凹部
42導電性ワイヤ
44絶縁材料
46導電性接着材の層
48 上部カバーレイフィルム
50 下部カバーレイフィルム]
权利要求:

請求項1
フォイル式センサと、フォイル式センサを制御回路に接続するための接続ケーブルとを含み、前記フォイル式センサが少なくとも1つの第1可撓性キャリアフォイルと、該少なくとも1つの第1可撓性キャリアフォイルの第1の面に加付される少なくとも1つの電極装置を含み、該少なくとも1つの電極装置は前記フォイル式センサの少なくとも1つの作動区域を形成するように配置され、前記電極装置は更に前記第1可撓性キャリアフォイルの接続領域から前記フォイル式センサの前記作動区域に向かって延びる少なくとも1つの導電性トレースを含み、前記接続ケーブルが前記第1可撓性キャリアフォイルの接続領域において前記少なくとも1つの導電性トレースに電気的に接続されるセンサ装置において、前記接続ケーブルが少なくとも1つの可撓性フラットケーブルを含み、前記可撓性フラットケーブルの絶縁されていない部分が第1カバーレイフィルムにより前記第1可撓性キャリアフォイルに機械的に固定されていて、前記可撓性フラットケーブルの絶縁されていない部分が前記導電性トレースに接触されて成り、それにより前記可撓性フラットケーブルと前記導電性トレースの間に電気的接触を起こし、前記第1カバーレイフィルムが、前記第1可撓性キャリアフォイルの接続領域において、前記可撓性フラットケーブルの絶縁されていない部分及び導電性トレースに亘って、前記第1可撓性キャリアフォイルにラミネートされて成ることを特徴とするセンサ装置。
請求項2
更に、前記可撓性フラットケーブルの絶縁されていない部分と前記導電性トレースとの間に導電性接着材を含んで成る請求項1に記載のセンサ装置。
請求項3
前記第1可撓性キャリアフォイルが前記接続領域にインデントを含み、前記インデントは前記可撓性フラットケーブルの絶縁されている部分を受容するのに十分幅が広く、前記少なくとも1つの導電性トレースが前記インデントの基部で実質的に終わり、前記可撓性フラットケーブルは、該可撓性フラットケーブルの前記絶縁されていない部分に近接する該可撓性フラットケーブルの絶縁されている部分が前記インデントに受容されるように配置され、前記第1のカバーレイフィルムは前記インデント及び前記可撓性フラットケーブルの前記絶縁されている部分に跨って延び、該可撓性フラットケーブルの絶縁されている部分及び前記第1の可撓性キャリアフォイルの、前記インデントに近接する部分にラミネートされて成る請求項1又は2に記載のセンサ装置。
請求項4
第2カバーレイフィルムが前記第1可撓性キャリアフォイルの第2の面にラミネートされ、前記第2の面は前記第1の面と反対側にあり、前記第2カバーレイフィルムは前記インデント及び前記可撓性フラットケーブルの絶縁されている部分に跨って延び、該可撓性フラットケーブルの絶縁されている部分及び前記第1可撓性キャリアフォイルの、前記インデントに近接する部分にラミネートされて成る請求項3に記載のセンサ装置。
請求項5
前記フォイル式センサが少なくとも第2可撓性キャリアフォイルを含み、該第2可撓性キャリアフォイルは前記第1キャリアフォイルの第1の面の上部に、該第1キャリアフォイルからスペーサを介して所定距離離間して配置され、前記第2可撓性キャリアフォイルと前記スペーサは各々がカットアウト又はインデントを、前記第1可撓性キャリアフォイルの接続領域で面する関係で含み、前記第1カバーレイフィルムは前記第1キャリアフォイルの接続領域から前記第2可撓性キャリフォイルの縁部を超えて延びる請求項1〜4の何れかに記載のセンサ装置。
請求項6
センサ装置を製造する方法であって、該センサ装置はフォイル式センサと、該フォイル式センサを制御回路に接続するための接続ケーブルを含み、前記フォイル式センサは少なくとも1つの第1可撓性キャリアフォイルと該第1可撓性キャリフォイルに加付される少なくとも1つの電極装置を含み、該少なくとも1つの電極装置は前記フォイル式センサの作動区域を形成するように配置され、前記電極装置は前記第1可撓性キャリアフォイルの接続領域から前記フォイル式センサの前記作動区域に向かって延び、前記センサ装置は更に前記フォイル式センサを制御回路に接続する少なくとも1つの接続ケーブルを含み、該接続ケーブルは前記第1可撓性キャリアフォイルの前記接続領域において前記少なくとも1つの導電性トレースと電気的に接続されて成り、上記方法が可撓性フラットケーブルを接続ケーブルとして準備する工程、前記第1可撓性キャリアフォイルの接続領域における前記可撓性フラットケーブルの絶縁されていない部分を導電性トレースに配置する工程、カバーレイフィルムを前記可撓性フラットケーブルの前記絶縁されていない部分及び前記導電性トレースの上部に配置する工程、ここでカバーレイフィルムは前記可撓性フラットケーブルの絶縁されていない部分及び導電性トレースの上部に、且つこれ等を超えて延び、前記カバーレイフィルムが可撓性フォイルと該フォイルに塗られた熱可塑性接着材を含む、前記接続領域に圧力と熱を印加し、前記カバーレイフィルムの熱硬化性接着材を熱硬化し、それにより前記可撓性フラットケーブルの絶縁されていない部分を前記可撓性キャリアフォイルの接続領域に固定し、前記可撓性フラットケーブルの絶縁されていない部分を導電性トレースに接触させ、同時に前記可撓性フラットケーブルと前記導電性トレースとの間に電気的接続を起こす工程、を含む方法。
請求項7
更に、前記可撓性フラットケーブルの絶縁されていない部分を配置する前に、前記可撓性フラットケーブルの接続領域で導電性接着材の層を導電性トレースに塗布する工程を含んで成る請求項6に記載の方法。
請求項8
第2オーバーレイフィルムが前記第1可撓性キャリアフォイルの、前記第1の面と反対側の第2の面にラミネートされて成る請求項6又は7に記載の方法。
請求項9
圧力と熱を前記接続領域に印加する前に、前記第2オーバーレイフィルムが前記可撓性キャリアフォイルの第2の面に配置されて成る請求項6に記載の方法。
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同族专利:
公开号 | 公开日
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引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
2012-05-01| A300| Withdrawal of application because of no request for examination|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20120501 |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
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