![]() 流体処理用プローブを清浄化する装置および方法
专利摘要:
プローブを清浄化するのに必要とされる合計時間および洗浄液の量を低減し、異なるサンプル間の物質の持越しを最小化する、流体処理用プローブの内部を清浄化する改良された装置に本発明は関わる。プローブに加えて、本装置は、1つ以上の洗浄液リザーバと、圧縮ガス供給と、1つ以上のポンプと、弁に制御される2つ以上のプローブラインと、弁を開放および閉鎖し、かつ、所望の時間間隔においてポンプ(1または複数)を作動させるコントローラとを含む。特許請求される本装置を用い、洗浄液および圧縮ガスをプローブを通して注入することの順次的なステップを含む、流体処理用プローブの内部を清浄化する方法に本発明はさらに関わる。 公开号:JP2011513737A 申请号:JP2010548922 申请日:2009-02-27 公开日:2011-04-28 发明作者:キン;エヌ. ヴォー,;アラン;エヌ. ジョンソン,;ダン;エム. ヌゴー,;ポール;アール. メイヤー,;ジョン;ピー. リンドクイスト, 申请人:ベックマン コールター, インコーポレイテッド; IPC主号:G01N35-10
专利说明:
[0001] 本発明は、流体処理用システム(liquid handling system)の分野に関し、より詳細には、流体処理用プローブ(liquid handling probe)の内部を清浄化する改良された装置および方法であって、そのプローブを清浄化するのに必要とされる合計時間および洗浄液の量を低減することと、異なるサンプル間または異なる試薬間の物質の持越し(carryover)を最小化することとを行う、改良された装置および方法に関する。] 背景技術 [0002] 自動式の臨床的な化学分析器は、本技術分野において広く知られており、所与の量の流体サンプルまたは流体試薬を異なる容器(例えば、分析器上の様々な位置に配置されるサンプルコンテナ、試薬コンテナおよびリアクションキュベット(reaction cuvettes))間を移送するサンプリングチップ(sampling tip)、プローブまたは針のような吸引装置を一般に用いる。サンプルプローブ(sample probe)または試薬プローブ(reagent probe)と一般にいわれる吸引装置は通常、伸長された針に似た、中空の流路を有する構成要素であり、それによって、流体は、適切なポンプを用いて、サンプルプローブまたは試薬プローブの中へ引き込まれ、サンプルプローブまたは試薬プローブから分配され得る。そのようなサンプルプローブまたは試薬プローブは、同じ流体サンプルプローブもしくは流体試薬プローブとともにか、または複数のプローブとともに、流体サンプルまたは流体試薬を異なる容器間で吸引し、送り出すのに用いられ得る。] [0003] そのような吸引プローブにおける一般的な問題は、流体の持越しのリスクであり、流体の持越しは、前に分配されたサンプルまたは試薬の残留の痕跡を有するプローブが異なるサンプル量または異なる試薬量に導入される場合に通常生じ、それにより、後の分析に干渉する。] [0004] 持越しを低減するために、流体処理用プローブは、通常は、連続する運転周期間の洗浄によって清浄化される。プローブ洗浄は、例えば、適切な洗浄液の溶液を含む洗浄セルの中に流体処理用プローブを下ろすことによって達成され得る。洗浄液の溶液は、そのプローブの外部を直接に洗浄するのに対し、そのプローブの内部は、洗浄液の溶液を吸引および放出することによって清浄化され得る。あるいは、そのプローブは、別個の洗浄液リザーバからの洗浄液をそのプローブを通して洗い流すことによって清浄化され得る。この手法において、そのプローブの外部の表面上および/または内部の表面上の持越しの量は、通常低減され得る。] [0005] しかし、プローブ洗浄にともなう一般的な問題は、洗浄したにもかかわらず、残留のサンプルまたは試薬がそのプローブの表面上に吸着される場合に確認される。この残留の物質は、流体処理用プローブのなかに引き込まれる後のサンプルまたは試薬と混合し、化学分析に干渉し得る。さらに、そのプローブの内部のおよび/または外部の表面上のサンプルまたは試薬のさらなる残留の液体粒子の存在は、さらなる量の不必要な流体を送り先の容器の中に導入し得、その不必要な流体は、サンプルの量自体が相対的に少量の場合に特に問題となる。] [0006] プローブ洗浄にともなう一般的な別の問題は、そのプローブを十分に清浄化するのに必要とされる合計時間および洗浄液の量である。残留の持越しについての所望される程度の削減を達成するために、サンプルまたは試薬の性質に依存して、非常に長い洗浄周期が必要とされ得、多くの量の洗浄液がそのプローブを通して洗い流される必要があり得る。これは、生物災害となる(biohazardous)多くの量の廃棄物を処分することは費用がかかり、かつ、兵站学的に(logistically)困難であり得るため、人の血液または血清のような臨床的なサンプルに対して特に問題となる。] [0007] これらの問題に対する一つの可能な解決策は、特許文献1、およびそれの対応する欧州特許である特許文献2において述べられる。これらの特許は、プローブ洗浄システム、およびそのシステムを用いる方法を開示し、そこで、ガスの流動であって、セグメント化される乱流の流動と、加圧された空気および水の同時の導入によってそのプローブの中にもたらされる液体とが、さらなる洗浄液を用いてそのプローブを洗浄する前に、そのプローブから残留の持越し物質を吹きとばすのに用いられる。そのようなシステムにともなう一つの有意な問題は、気泡を生成することであることが知られており、その気泡は、そのプローブの中に閉じこめられ、その後、試験室(test chamber)の中に導入されるようになり得、それにより、後の測定の精度に悪い方に影響する。したがって、既存のプローブ清浄化技術についての上記の制限に対処し得るより良い装置および方法についてのニーズが存続する。] [0008] この点において、異なるサンプル間または異なる試薬間の物質の持越しを最小化する、流体処理用プローブを清浄化する改良された装置および方法が、本明細書内に開示される。開示される実施形態は、異なるサンプル間もしくは異なる試薬間の、所望の低水準の持越しを達成するのに必要とされる合計時間を効率的に減らし、かつ/または、異なるサンプル間もしくは異なる試薬間の、所望の低水準の持越しを達成するのに必要とされる洗浄液の量を効率的に低減させる。] 先行技術 [0009] 米国特許第5,506,142号明細書 欧州特許第0571611号明細書] 課題を解決するための手段 [0010] (本発明の概要) 本発明の装置および方法は、これらの問題を解決する。交互の液体洗浄/ガス洗浄をもたらすような、順次的な洗浄液の導入と、プローブラインの中へと加圧されるガスとが、異なるサンプル間または異なる試薬間の物質の、所望の低水準の持越しを達成するのに必要とされる合計時間および洗浄液の量を低減させることによって清浄化効率を向上させたことが、発明者によって意外にも見出された。その上、プローブを通した、液体およびガスの不連続および交互のセグメントの順次的な追加は、これまでの設計の気泡問題の特質に効果的に対処した。] [0011] 一局面において、異なるコンテナからの連続する流体サンプルまたは流体試薬の吸引に用いられるプローブの内部の表面を清浄化する改良された装置が開示される。] [0012] 本装置は、第1のプローブラインを介して流体処理用プローブに結合される洗浄液リザーバを含む。該洗浄液リザーバから洗浄液を取り出すことと、該第1のプローブラインを介して該プローブに該洗浄液を注入することとを行うために、該プローブと該洗浄液リザーバとの間の中間点において該第1のプローブラインに結合されるポンプを該装置はさらに含む。さらに含まれるのは、該リザーバと該プローブとの間の該洗浄液の流動を制御する第1の弁である。この第1の弁は、2つの選択可能な位置を有する。第1の選択可能な位置は、該洗浄液リザーバから該ポンプへの該洗浄液の流動を可能にし、第2の選択可能な位置は、該ポンプから該リザーバへの該洗浄液の逆流を防ぎ、該ポンプから該プローブへの該洗浄液の流動を可能にする。圧縮ガス供給は、該プローブと該第1の弁との間の中間点に位置するコネクタを介して、第2のプローブラインをも介して該第1のプローブラインに結合される。さらに提供されるのは、該プローブへのガスの流動を制御するために、該コネクタと該圧縮ガス供給との間の中間点において該第2のプローブラインに結合される第2の弁である。該第2の弁は、該圧縮ガス供給から該プローブへのガスの流動を可能にする開放位置と、該圧縮ガス供給から該プローブへのガスの流動を防ぐ閉鎖位置とを有する。コントローラが、所望の時間間隔において該第1の弁および該第2の弁ならびに該ポンプを作動させるためにさらに提供される。] [0013] 該洗浄液は、好ましくは水を含み、より好ましくは水溶性の緩衝液を含み、最も好ましくはリン酸緩衝塩類溶液(phosphate−buffered saline solution)、リン酸塩緩衝液(phosphate buffer)、ホウ酸塩緩衝液(borate buffer)、クエン酸塩緩衝液(citrate buffer)、トリス緩衝液(Tris buffer)、硫酸モルフォリノプロパン緩衝液(MOPS buffer)、PIPES緩衝液(PIPES buffer)またはHEPES緩衝液(HEPESbuffer)を含む。該圧縮ガスは、好ましくは、例えば窒素または希ガスのような不活性ガスを含み、最も好ましくは、該圧縮ガスは空気を含む。] [0014] 該第1および第2の弁は電磁弁を含み得る。より好ましくは、該第1の弁はせん断弁(shear valve)を含む一方で、該第2の弁は電磁弁を含む。該ポンプは、シリンジポンプまたは蠕動ポンプを含み、好ましくはシリンジポンプを含み得る。該コネクタは、3方向コネクタまたは4方向コネクタを含み得、好ましくはT分岐コネクタを含み得る。] [0015] 該第1の弁および該第2の弁ならびに該ポンプを作動させるコントローラは、好ましくは、吸引および注入される洗浄液の量と、該清浄化装置の特定の構成要素が作動させられる時間間隔とを制御する適切な電気回路網を含む。一実施形態において、該コントローラは、ユーザからのソフトウェア命令を実行する1つ以上のマイクロプロセッサを含むコンピュータハードウェアおよび1つ以上のソフトウェアモジュールを含む。] [0016] しかし、他の種類の洗浄液、圧縮ガス、弁、ポンプ、コネクタおよびコントローラもまた、本発明にしたがって正常に用いられ得ることは理解される。] [0017] 別の局面において、吸引−分配の周期(aspiration−dispensation cycle)の後に、流体処理用プローブを清浄化するために、一方法が提供される。この局面において、効果的なプローブ清浄化は、綿密に制御される一連のステップを通して達成される。] [0018] 第1のステップにおいて、該第1の弁は、該第1の選択可能な位置に配置され、該ポンプは、第1の所与の量の該洗浄液を該洗浄液リザーバから該ポンプの中に取り出すように作動させられる。第2のステップにおいて、該第2の弁を該閉鎖位置に維持している間、該第1の弁は、該第2の選択可能な位置に配置され、該第1のプローブラインを介して該ポンプから該プローブに第2の所与の量の該洗浄液が注入される。第3のステップにおいて、該洗浄液の注入が止められ、該プローブの内部の表面は該洗浄液の中に浸され、いかなる物質をも除去されるように剥離しかつ/または溶解する。第4のステップにおいて、第2の弁は、開放され、それにより、該プローブを通して圧縮ガスを押し流し、該洗浄液および該物質を該プローブから除去するように排出し、その後該第2の弁は閉鎖される。時間がある場合、第2〜第4のステップは、1回以上任意に繰り返され得る。最後のステップにおいて、該第2の弁が該閉鎖位置のままである間に、該第1の弁は、該第1の選択可能な位置に再び配置され、該ポンプは、該第1の所与の量の洗浄液を該洗浄液リザーバから該ポンプの中へ取り出すように作動させられ、該第1の弁は、該第2の選択可能な位置に切り替えられ、該ポンプからの全ての該洗浄液は、該プローブを通して注入され、該プローブから実質的に全てのガスを一掃する。該プローブの中に残存するいかなるガスポケットも後の吸引−分配の周期の精度に悪く影響し得ることは、本技術分野において広く知られている。] [0019] 除去される物質は、好ましくは残留の持越し物質である。該リザーバからの該洗浄液の1回の吸引に続いて2回以上の洗浄周期が実行され得るように、該第2の所与の量は、好ましくは該第1の所与の量よりも少量である。上記プローブ清浄化方法の第2〜第4のステップは、好ましくは1回以上実行され、より好ましくは少なくとも2回実行され、最も好ましくは少なくとも3回実行される。] [0020] 場合によっては、1つ以上の洗浄液を用いることが好ましくあり得る。これは、該プローブを清浄化するのに用いられる主要な洗浄液それ自体が有害な持越しの潜在源である場合にあり得る。このシナリオにおいて、1つ以上のさらなる洗浄液は、相互汚染を最小化するのに用いられ得る。したがって、別の局面において、プローブ清浄化装置が提供され、そこで、1つ以上の洗浄液が該プローブを清浄化するのに用いられる。一実施形態において、該装置は、3つ以上の選択可能な位置を有する第1の弁を介して流体処理用プローブに結合される複数の洗浄液リザーバを含む。該第1の弁は、複数のポンプにさらに結合される。ポンプの数は、洗浄液リザーバの数と等しいことが好ましいが、ポンプの数はまた、洗浄液リザーバの数よりも多くまたは少なくあり得る。代替の構成において、複数の洗浄液リザーバは、2つ以上の選択可能な位置を有する別個の弁を介してプローブに結合され得る。上記で述べられた通り、これらの弁は、好ましくはせん断弁を含むが、あるいは電磁弁または他の種類の弁もまた含み得る。] [0021] 運転中において、異なる洗浄液を用いて該プローブの順次的な清浄化を提供するために、使用する異なる洗浄液リザーバ間、およびこれらのリザーバに結合される異なるポンプ間の交互のステップをさらに該運転が含むということを除いては、複数の洗浄液の構成は、上記で述べられる単一の洗浄液の構成に類似する。圧縮ガスのパルスは、それらが該単一の洗浄液の構成において用いられるのと同じ手法において、異なる洗浄液を用いて該プローブを洗い流すステップ間で用いられる。最後の洗い流すステップは、例えば水またはリン酸塩緩衝液のような一般的な洗浄液を好ましくは用い、そのような洗浄液は、有意な持越しの問題を通常引き起こさない。] 図面の簡単な説明 [0022] 図1は、単一の洗浄液が用いられるプローブ清浄化装置の実施形態を図示する概略図である。 図2は、複数の洗浄液が用いられる代替の実施形態に従ったプローブ清浄化装置を示す。 図3は、複数の洗浄液が用いられる別の代替の実施形態に従ったプローブ清浄化装置を示す。] 図1 図2 図3 [0023] (本発明の詳細な説明) 本発明は、本明細書内に含まれる好ましい実施形態および実施例についての下記の詳細な記載を参照することにより、比較的容易に理解され得る。本明細書内の全体の開示を通じて関連する全ての特許、特許出願、公開された出願および公報、ウェブサイトならびに他の公開された資料は、参照によりその全てが援用される。] [0024] 本明細書内に用いられる用語は、当業者による従来の使用法にしたがって理解されたい。ただし、そうでない旨が示される場合を除く。本明細書内で用語についての複数の定義がある場合には、この節においてそれらの定義が優先する。本明細書内で用いられる専門用語は、特定の実施形態を述べるだけの目的のためであり、特定の実施形態を限定することが意図されていないこともまた理解されたい。] [0025] 本明細書に用いられるときに、単数形の表現形式である「1つの(a)」、「1つの(an)」および「その(the)」は、複数のものへの言及を含む。ただし、そうでない旨が示される場合を除く。] [0026] 本明細書に用いられるときに、「結合される」または「接続される」という用語は、2つの機械的な構成要素間の直接の物理的な接触か、または1つ以上の受動的もしくは能動的な中間要素を介する間接的な接続かに関する。例えば、一構成要素から他の構成要素に液体またはガスが流動することを可能にするプローブラインを受動的な中間要素は含み得るのに対して、そのような流動を促進するかまたは防ぐかする弁および/またはポンプを能動的な中間要素は含み得る。そのような接続は、2つの構成要素と、単一のユニットの物体として互いに一体化して形成される任意のさらなる中間要素とともにか、または2つの構成要素と、互いに取り付けられる任意のさらなる中間要素とともに達成され得る。そのような接続は、性質上、永続的か、あるいは除去可能または取外し可能かであり得る。] [0027] 図1を参照すると、プローブ清浄化装置の第1の実施形態は、第1のプローブライン2および第1の弁3を介して流体処理用プローブ1の上端に結合される洗浄液リザーバ4を含み、第1の弁3は、流体処理用プローブ1と洗浄液リザーバ4との間の中間点において第1のプローブライン2に結合される。好ましい実施形態において、洗浄液は、水か、または例えばリン酸緩衝塩類溶液、リン酸塩緩衝液、ホウ酸塩緩衝液、クエン酸塩緩衝液、トリス緩衝液、硫酸モルフォリノプロパン緩衝液、PIPES緩衝液もしくはHEPES緩衝液のような水溶性の緩衝液かを含む。緩衝液のpHは、好ましくは約4.0と約9.0との間の範囲であり、より好ましくは約6.0と約8.0との間の範囲であり、最も好ましくは約7.0と約7.5との間の範囲である。しかし、他の適切な洗浄液もまた、本発明にしたがって用いられ得ることは理解される。] 図1 [0028] 第1の弁3は、さらにポンプ5に結合され、ポンプ5は、洗浄液リザーバ4から洗浄液を取り出すことと、第1のプローブライン2を介して流体処理用プローブ1に洗浄液を注入することとを行うのに用いられる。第1の弁3は、2つの選択可能な位置を有する。第1の位置において、第1の弁3は、洗浄液リザーバ4からポンプ5への洗浄液の流動を可能にする。第2の位置において、第1の弁3は、第1のプローブライン2を介して、ポンプ5から流体処理用プローブ1への洗浄液の流動を可能にする一方で、ポンプ5から洗浄液リザーバ4への洗浄液の逆流を防ぐ。好ましい実施形態において、第1の弁3は、せん断弁または電磁弁を含み、ポンプ5は、例えばHamiltonPSD/2、Hamilton PSD/3、Hamilton PSD/4もしくはHamilton PSD/8のようなシリンジポンプかまたは蠕動ポンプを含む。最も好ましい実施形態において、ポンプ5は、Hamilton PSD/4のシリンジポンプを含み、第1の弁3は、せん断弁を含む。他の種類の弁およびポンプもまた、本発明にしたがって用いられ得ることは理解される。] [0029] 本装置は、第2のプローブライン6およびコネクタ9を介して第1のプローブライン2に結合される圧縮ガス供給8をさらに含む。第2の弁7は、コネクタ9と圧縮ガス供給8との間の中間点において第2のプローブライン6に結合される。一部の実施形態において、圧縮ガスは、空気か、または例えば窒素もしくは希ガスのような不活性ガスを含み得、好ましくは、圧縮ガスは空気を含む。一部の実施形態では、コネクタは、3方向コネクタまたは4方向コネクタを含み得、好ましくはT分岐コネクタを含み得る。しかし、他の種類のコネクタもまた、本発明にしたがって用いられ得ることは理解される。] [0030] 第2の弁7は、開放位置および閉鎖位置を有する。第2の弁7は、開放位置において、圧縮ガス供給8から流体処理用プローブ1へのガスの流動を可能にする。第2の弁7は、閉鎖位置において、圧縮ガス供給8から流体処理用プローブ1へのガスの流動を防ぐ。好ましい実施形態において、第2の弁7は電磁弁を含むが、他の種類の弁もまた、本発明にしたがって用いられ得ることは理解される。] [0031] 図1には示されていないが、さらに提供されるのは、第1の弁3および第2の弁7ならびにポンプ5を作動させるコントローラである。好ましい実施形態において、コントローラは、吸引される洗浄液および注入される洗浄液の量と、清浄化装置の特定の構成要素が作動させられる時間間隔とを制御する適切な電気回路網と適切な1つ以上のソフトウェアモジュールとを含む。好ましい実施形態において、その電気回路網は、ユーザからのソフトウェア命令を実行する1つ以上のマイクロプロセッサを含むコンピュータハードウェアを含む。] 図1 [0032] 運転中において、洗浄液が洗浄液リザーバ4から吸引され得るように、第1の弁3は、第1の選択可能な位置に配置される。ポンプ5は、次いで、洗浄液リザーバ4から第1の所与の量の洗浄液を取り出すように作動させられる。次に、洗浄液が流体処理用プローブ1に注入され得るように、第1の弁3は、第2の選択可能な位置に配置され、ポンプ5は、第1のプローブライン2を介して流体処理用プローブ1に第2の所与の量の洗浄液を注入するように再び作動させられる。これらの全てのステップの間、第2の弁7は、閉鎖位置のままであることにより、洗浄液へのガスの導入を防ぐ。洗浄液の注入が止められた場合、流体処理用プローブ1の内部の表面は、所与の合計時間の間、洗浄液の中に浸され、その内部の表面から物質が除去されるようにその物質を剥離しかつ/または溶解する。その浸すステップは、典型的に、約0.1秒から約10秒を要し、より好ましくは約0.3秒から約5秒を要し、最も好ましくは約0.5秒から約2秒を要する。] [0033] 第2の弁7は、次いで開放され、それにより、流体処理用プローブ1を通して圧縮ガスを押し流し、洗浄液およびその物質をそのプローブから除去するように排出し、その後第2の弁7は閉鎖される。] [0034] 流体処理用プローブ1を洗浄液で満たすステップと、そのプローブが洗浄液の中に浸ることを可能にするステップと、圧縮ガスを用いてそのプローブから洗浄液を排出するステップとは、移送されるサンプルの性質または試薬の性質に依存して、1回以上任意に繰り返され得る。] [0035] 運転の最後のステップにおいて、第2の弁7が閉鎖されたままである間に、第1の弁3は、第1の選択可能な位置に再び配置され、ポンプ5は、洗浄液リザーバ4から第1の所与の量の洗浄液を取り出すように作動させられ、第1の弁3は、第2の選択可能な位置に切り替えられ、ポンプ5からの全ての洗浄液は、第1のプローブライン2を介して注入され、流体処理用プローブ1から実質的に全てのガスを一掃する。] [0036] プローブの中に残存するいかなるガスポケットも実質的な吸引−分配の周期の精度に悪く影響し得ることは、本技術分野において広く知られている。本明細書に用いられるときに、「実質的に全てのガス」という用語は、好ましくはプローブの内部の容積の少なくとも50%を意味し、より好ましくはプローブの内部の容積の少なくとも60%を意味し、より好ましくはプローブの内部の容積の少なくとも70%を意味し、より好ましくはプローブの内部の容積の少なくとも80%を意味し、より好ましくはプローブの内部の容積の少なくとも90%を意味し、より好ましくはプローブの内部の容積の少なくとも95%を意味し、最も好ましくはプローブの内部の容積の少なくとも99%を意味する。] [0037] 除去される物質は好ましくは残留の持越し物質を含むが、本明細書に開示および要求される方法によっていかなる不必要な物質も除去され得ることは理解される。第2の所与の量は、典型的には、約0.1mlと約10mlとの間の範囲に入り、より好ましくは約0.3mlと約5mlとの間の範囲に入り、最も好ましくは約0.5mlと約2mlとの間の範囲に入る。そのリザーバからの洗浄液の1回の吸引の後に2回以上の洗浄周期が実行され得るように、第2の所与の量は、好ましくは第1の所与の量よりも少量である。好ましい別の実施形態において、流体処理用プローブ1を洗浄液で満たすステップと、そのプローブが洗浄液の中に浸ることを可能にするステップと、圧縮ガスを用いてそのプローブから洗浄液を排出するステップとは、1回以上実行され、より好ましくは少なくとも2回実行され、最も好ましくは少なくとも3回実行される。] [0038] 次に図2を参照すると、プローブ清浄化装置の代替の実施形態は、第2の洗浄液リザーバ12をさらに含み、洗浄液リザーバ12は、第1の洗浄液リザーバ4の中の洗浄液とは異なる洗浄液を含む。第1の液体リザーバ4に加えて、第3のプローブライン14を介して、第2の洗浄液リザーバ12も第1の弁15に結合される。第1のポンプ5および第2のポンプ13は、第1の弁15に結合される。第1のポンプ5は、第1の洗浄液リザーバ4から洗浄液を吸引するのに用いられるのに対して、第2のポンプ13は、第2の洗浄液リザーバ12から洗浄液を吸引するのに用いられる。この実施形態において、第1の弁15は、3つの選択可能な位置を有する。第1の位置において、第1の弁15は、第1の洗浄液リザーバ4から第1のポンプ5への洗浄液の流動を可能にする。第2の位置において、第1の弁15は、第2の洗浄液リザーバ12から第2のポンプ13への洗浄液の流動を可能にする。第3の位置において、第1の弁15は、第1のプローブライン2を介して、第1のポンプ5または第2のポンプ13から流体処理用プローブ1への洗浄液の流動を可能にする一方で、第1のポンプ5から第1の洗浄液リザーバ4への洗浄液の逆流、および第2のポンプ13から第2の洗浄液リザーバ12への洗浄液の逆流をそれぞれ防ぐ。第1の弁15は、せん断弁または電磁弁を好ましくは含み、より好ましくはせん断弁を含む。運転中において、第1の洗浄液リザーバ4からの洗浄液を用いる、上記で述べられるような1回以上の流体−ガス洗浄周期(liquid−gas wash cycle)に、第2の洗浄液リザーバ12からの洗浄液を用いる1回以上の流体−ガス洗浄周期が続き得る。その正味の効果は、流体処理用プローブ1の中の第1の洗浄液の存在が後のサンプル移送への不必要な効果を有し得る場合に、そのような存在を最小化することである。] 図2 [0039] 次に図3を参照すると、プローブ清浄化装置の別の代替の実施形態もまた、第2の洗浄液リザーバ12を含み、洗浄液リザーバ12は、第1の洗浄液リザーバ4の中の洗浄液とは異なる洗浄液を含む。しかし、この構成においては、第2の洗浄液リザーバ12は第3の弁11に結合される。第3の弁11は、第2のポンプ13に結合され、第3のプローブライン10を介してコネクタ9にもまた結合される。第3の弁11は、図1における第1の弁3のような2つの選択可能な位置を有し得るか、あるいは、第3の弁11は、図2における第1の弁15のような3つの選択可能な位置を有し得る。運転中において、この代替の構成は、図2に示される一構成に類似する。第1の洗浄液リザーバ4からの洗浄液を用いる、上記で述べられるような1回以上の流体−ガス洗浄周期は、第2の洗浄液リザーバ12からの洗浄液を用いる1回以上の流体−ガス洗浄周期に続かれ得る。上記で説明した通り、ここでの目的は、流体処理用プローブ1の中の第1の洗浄液の存在が後のサンプル移送への不必要な効果を有し得る場合に、そのような存在を最小化することである。] 図1 図2 図3 [0040] しかし、図2および図3に示される二重の洗浄液の構成が、例示目的だけのためであり、本明細書内に開示される発明の範囲を限定することが意図されていないことは理解される。洗浄液の2つ以上の供給源をさらなる代替の構成が含むことは本発明内でまた予期されていることを、当業者は容易に認識し得る。市販されている弁、ポンプおよびコネクタを用いると、8つまでの異なる洗浄液リザーバを含む、本発明に従った清浄化装置を組み立て得る。本明細書中の他のところで説明される通り、ポンプの数は、用いられる異なる洗浄液リザーバの数と等しいことが好ましいが、ポンプの数はまた、洗浄液リザーバの数よりも多くまたは少なくあり得る。] 図2 図3 [0041] 本発明は、次の実施例に関してさらに述べられる。しかし、本発明がそのような実施例に限定されないことは理解されたい。次の実施例は、特許請求の範囲のいずれの請求項の範囲をも限定することは意図されていないが、一部の実施形態の例示となることはむしろ意図される。例示される方法についての、当業者が想到するいかなる変形も、1つ以上の本発明の範囲内に入ることは意図される。] [0042] (実施例1:空気支援洗浄手順(Air−Assisted Wash Protocol)の例) 表1は、本発明内で予期される空気支援洗浄手順の例の概要を示す。この特定の実施形態において、水溶性の洗浄緩衝液(Beckman#A16793)および圧縮空気が用いられる。第1の弁はせん断弁であり、第2の弁は電磁弁(SMC#LVM13R−5A−2)であり、ポンプはシリンジポンプ(Hamilton#PSD4)である。プローブがサンプルを吸引および分配する前に、シリンジポンプは、洗浄緩衝液リザーバから洗浄緩衝液のうちの2.50mlを取り出すように電源投入される。プローブが分配し終えたとき、そのプローブは、洗浄緩衝液と残留の持越し物質とで既に満たされている。] [0043] 時間0.0秒において、圧縮空気の0.9秒のパルスが、洗浄緩衝液と残留の持越し物質とを排出するのに用いられ、その後1.7秒間、シリンジポンプがプローブの中に1.25ml(プローブの容量のうちの50%)を分配する。プローブの内部の表面は、次いで1.3秒間、洗浄緩衝液の中に浸され、圧縮空気の1.0秒のパルスが、プローブから洗浄緩衝液を再度排出する。時間4.9秒において、別の1.25mlの洗浄緩衝液をシリンジポンプがプローブの中に分配し、プローブの内部の表面は、0.6秒間、洗浄緩衝液の中に浸される。最後に、圧縮空気の1.0秒の3番目のパルスが、洗浄緩衝液をプローブから排出する。圧縮空気の最後のパルスの次に、全ての空気ポケットをプローブから実質的に排除しようとして、シリンジポンプが2.50mlの洗浄緩衝液をそのリザーバから吸引し、その全ての2.50mlの洗浄緩衝液をプローブの中に分配する。] [0044] (実施例2:選択された生化学的定量法における空気支援洗浄の性能) 表2は、実施例1に述べられる空気支援洗浄方法によって生成される洗浄時間(秒単位)、洗浄緩衝液の量(ミリリットル単位)、および結果として生じる持越し(ppm単位)を4つの異なる診断検査において実証する。BhCGは、総ベータヒト絨毛膜ゴナドトロピン(total beta−human chorinonic gonadotropin)試験(Access Total βhCG,Beckman Coulter #33500)に関し、AFPは、アルファフェトプロテイン試験(AFP 300 Test Kit,Beckman Coulter #33211)に関し、PSAは、総前立腺特異抗原(total prostate specific antigen)試験(Access Hybritech PSA,Beckman Coulter #37200)に関し、遊離型PSA(free PSA)は、遊離型前立腺特異抗原(free prostate specific antigen)試験(Access Hybritech Free PSA,Beckman Coulter #37210)に関する。] [0045] (実施例3:空気支援洗浄手順と代替の洗浄手順との比較) 表3は、BhCG診断検査(Access Total βhCG,Beckman Coulter #33500)において、実施例1に述べられる空気支援洗浄方法と2つの代替の洗浄手順とによって生成される洗浄時間、洗浄緩衝液の量、および結果として生じる持越しの比較を示す。] [0046] アクティブウオッシュ(Active Wash)手順において、洗浄液で満たされたプローブは、洗浄セルの中に下ろされ、洗浄セルはまた、洗浄液で満たされた。洗浄セルは次いで、所与の期間、揺動運動(rocking motion)のために機能させられ、それにより、洗浄セルの側壁をプローブに接触させ、こうしてプローブの内部および外部の表面からの残留の持越し物質の分離をもたらした。一旦揺動運動が止まると、プローブの内部から洗浄流体を排出するようにポンプが用いられる。スーパーウオッシュ(Superwash)手順において、同様の基本ステップが継続されるが、さらなる12秒が、持越しをさらに低減させるための洗浄に追加された。] 実施例 [0047] 表3が示す通り、空気支援洗浄手順が、完了するのに最小の合計時間を要し、その結果、最低の持越しとなった。スーパーウオッシュ手順の結果として生じた持越しは、空気支援洗浄手順によって生じた持越しに対して比較に値するが、スーパーウオッシュは完了するのに空気支援洗浄のほぼ4倍の時間を要した(30.8対8.2秒)]
权利要求:
請求項1 流体処理用プローブを清浄化する装置であって、該装置は、内部の表面、外部の表面、上端および下端を有する流体処理用プローブと、該プローブの該上端に結合される第1のプローブラインと、該第1のプローブラインに結合される洗浄液リザーバと、該洗浄液リザーバから洗浄液を取り出し、かつ、該プローブに該洗浄液を注入するために、該プローブと該リザーバとの間の中間点において該第1のプローブラインに結合されるポンプと、該ポンプに結合される第1の弁であって、該リザーバから該ポンプへの該洗浄液の流動を可能にする第1の選択可能な位置を有し、該ポンプから該リザーバへの該洗浄液の逆流を防ぎ、かつ、該ポンプから該プローブへの該洗浄液の流動を可能にするための第2の選択可能な位置を有する第1の弁と、該プローブと該第1の弁との間の中間点におけるコネクタにおいて該第1のプローブラインに結合される第2のプローブラインと、該第2のプローブラインに結合される圧縮ガス供給と、該コネクタと該圧縮ガス供給との間の中間点において該第2のプローブラインに結合される第2の弁であって、該圧縮ガス供給から該プローブへのガスの流動を可能にする開放位置を有し、該圧縮ガス供給から該プローブへのガスの流動を防ぐ閉鎖位置を有する第2の弁と、所望の時間間隔において、該第1の弁および該第2の弁ならびに該ポンプを作動させるコントローラとを含む、装置。 請求項2 前記第1の弁はせん断弁を含む、請求項1に記載の装置。 請求項3 前記第1の弁は電磁弁を含む、請求項1に記載の装置。 請求項4 前記第2の弁は電磁弁を含む、請求項1に記載の装置。 請求項5 前記ポンプはシリンジポンプを含む、請求項1に記載の装置。 請求項6 前記ポンプは蠕動ポンプを含む、請求項1に記載の装置。 請求項7 前記コネクタは、3方向コネクタまたは4方向コネクタを含む、請求項1に記載の装置。 請求項8 前記ポンプは、前記プローブに洗浄液を繰り返し分配するために、前記リザーバからの1回の吸引から十分な洗浄液を保持する、請求項1に記載の装置。 請求項9 第3のプローブラインによって前記第1の弁に接続され第2の洗浄液を含む第2の洗浄液リザーバと、該第1の弁に接続される第2のポンプとをさらに含み、該第1の弁は、該第2の洗浄液リザーバから該第2のポンプへの洗浄液の流動を可能にする第3の選択可能な位置と、該第2のポンプから該第2のリザーバへの該第2の洗浄液の逆流を防ぎ、かつ、該第2のポンプから前記プローブへの該第2の洗浄液の流動を可能にするための第4の選択可能な位置とを有する、請求項1に記載の装置。 請求項10 前記第2の洗浄液は、請求項1に記載のリザーバの中の洗浄液とは異なる、請求項9に記載の装置。 請求項11 前記第2の洗浄液は水である、請求項10に記載の装置。 請求項12 流体処理用プローブを清浄化する方法であって、該方法は、(a)第1の洗浄液を該プローブの中に注入するステップと、(b)残留の持越し物質が剥離または溶解されるまで、該第1の洗浄液を該プローブの中に保持するステップと、(c)該プローブを通して圧縮ガスを押し流すことにより、該第1の洗浄液を該プローブから排出するステップと、(d)該プローブの中への第2の洗浄液の注入によって、全ての該ガスを該プローブから実質的に一掃するステップとを含む、方法。 請求項13 前記第1の洗浄液は、約0.1秒から約10秒、該プローブの中に保持される、請求項12に記載の方法。 請求項14 前記第1の洗浄液は、約2秒間、該プローブの中に保持される、請求項12に記載の方法。 請求項15 前記第1の洗浄液または前記第2の洗浄液の量は、約0.1mLから約10mLまでに及ぶ、請求項12に記載の方法。 請求項16 前記第1の洗浄液または前記第2の洗浄液の量は、約0.5mLから約2mLまでに及ぶ、請求項12に記載の方法。 請求項17 前記圧縮ガスは、少なくとも0.9秒間、前記プローブに通される、請求項12に記載の方法。 請求項18 前記圧縮ガスは、約0.9秒〜約1秒の間、前記プローブに通される、請求項12に記載の方法。 請求項19 前記第1および第2の洗浄液は同じである、請求項12に記載の方法。 請求項20 前記洗浄液のうちの1つは水である、請求項12に記載の方法。 請求項21 ステップ(a)から(d)までが、少なくとも1回繰り返される、請求項12に記載の方法。 請求項22 前記洗浄液のうちの1つは水である、請求項21に記載の方法。
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同族专利:
公开号 | 公开日 MX2010008599A|2010-08-31| BRPI0908280A2|2018-05-29| US20090217951A1|2009-09-03| WO2009111343A1|2009-09-11| AU2009222111A1|2009-09-11| CN101960315A|2011-01-26| EP2245468B1|2012-12-12| US8118042B2|2012-02-21| EP2245468A1|2010-11-03|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
2012-05-01| A300| Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20120501 |
优先权:
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