![]() 磁気センサのためのヒステリシスオフセット相殺
专利摘要:
提示されるのは、磁場を感知し、感知磁場に比例するAC信号電圧を生成するための磁気抵抗(MR)感知デバイスを含むセンサである。センサはまた、AC信号電圧からDCオフセットを除去するための、MR感知デバイスに結合された回路構成も含む。DCオフセットは、MR感知デバイスのヒステリシス特性に関連する可能性がある。DCオフセットを除去するために、回路構成は、平均DCオフセットを得、AC信号電圧から平均DCオフセットを引き算してセンサ出力信号を生成してもよい。 公开号:JP2011513730A 申请号:JP2010548758 申请日:2009-01-22 公开日:2011-04-28 发明作者:カミングス,ジョン;テイラー,ウィリアム・ピー;ハース,デヴィッド・ジェイ 申请人:アレグロ・マイクロシステムズ・インコーポレーテッド; IPC主号:G01R33-09
专利说明:
[0001] 本発明は一般に、磁場センサに関し、詳細には、磁気抵抗(MR)感知素子を利用する磁場センサに関する。] 背景技術 [0002] すべての磁性材料は、ヒステリシスを有する。ヒステリシス、特に磁気ヒステリシスは、材料に印加される磁場の履歴に依存する性質のことである。巨大磁気抵抗(GMR)センサなどの磁気抵抗(MR)センサは、磁性材料で作られるので、その応答は、ヒステリシス効果を示す。印加磁場に対する抵抗のプロットは、順方向(印加磁場を増加させるための)および逆方向(印加磁場を減少させるための)での抵抗の変化が同じでないので、ヒステリシスループを形成する。それ故に、ヒステリシスループは、抵抗が、印加磁場だけでなく、印加磁場が以前にどうであったかにもまた依存する。] 発明が解決しようとする課題 [0003] ヒステリシスから生じるエラーは、センサ出力内で直流(DC)オフセットの形を取る。GMRセンサなどのMRセンサは一般に、他の種類の磁場センサ、例えばホール効果センサよりも高い感度をもたらすけれども、それらは現在、それらのヒステリシス特性のために、高分解能センサ応用には使用されない。] 課題を解決するための手段 [0004] 一般に、一態様では、本発明は、センサを対象とする。センサは、磁場を感知し、感知磁場に比例するAC信号電圧を生成するための磁気抵抗(MR)感知デバイスを含む。センサはさらに、AC信号電圧を受信し、受信AC信号電圧からDCオフセットを除去するための、MR感知デバイスに結合された回路構成を含む。] [0005] 本発明の実施形態は、次の特徴の1つまたは複数を含んでもよい。DCオフセットは、MR感知デバイスのヒステリシス特性に関連する可能性がある。MR感知デバイスは、磁場を感知する感知素子を含んでもよく、その感知素子は、巨大磁気抵抗(GMR)素子、磁気トンネル接合(MTJ)素子、トンネル磁気抵抗(TMR)素子または異方性磁気抵抗(AMR)素子であってもよい。回路構成は、AC信号電圧を入力として受信し、平均DCオフセットを出力として提供するDCオフセット決定器を含んでもよい。回路構成はさらに、AC信号電圧から平均DCオフセットを引き算してセンサ出力信号を生成するデバイスを含んでもよい。DCオフセット決定器は、正ピーク値を生成するための正ピーク検出部分、負ピーク値を生成する負ピーク検出部分、正および負のピーク値の合計を生成する加算ブロック、ならびに合計を2で割って平均DCオフセットを生成する平均化回路を含んでもよい。正ピーク検出部分、負ピーク検出部分、加算ブロックおよび平均化回路は、デジタル領域で動作してもよい。正および負のピーク検出部分は、少なくとも1クロック周期の間DCオフセット決定器によるオフセット決定を遅らせるホールド回路を含んでもよい。] [0006] DCオフセット決定器は、所定数の周期の間提供される平均DCオフセットに基づいて周期平均DCオフセットを生成する周期平均化回路を含んでもよい。平均DCオフセットおよび周期平均DCオフセットからエラー信号を生成する検出器が、回路構成内に含まれてもよい。DCオフセット決定器は、AC信号電圧がDCオフセット除去後に非ゼロDC成分を含むように、平均DCオフセットを調整する回路構成を含んでもよい。] [0007] 別の態様では、本発明は、電流センサを対象とする。電流センサは、測定されるべき電流が印加される導体、および電流に比例するAC信号電圧を生成するために、電流が導体に印加されるとき導体内に作り出される磁場に応答するMR感知デバイスを含む。電流センサはさらに、AC信号電圧を受信し、受信AC信号電圧からDCオフセットを除去するために、MR感知デバイスに結合された回路構成を含む。] [0008] 別の態様では、本発明は、MR感知デバイスで磁場を感知するステップと、感知磁場に比例するAC信号電圧を生成するステップと、AC信号電圧からDCオフセットを除去するステップとを含む方法を対象とする。] [0009] 本発明の先の特徴、ならびに本発明それ自体は、図面の次の詳細な説明からより完全に理解されてもよい。] 図面の簡単な説明 [0010] 磁場センサおよびDCオフセット決定器を含むDCオフセット除去回路を備える例となるセンサを示す図である。 巨大磁気抵抗(GMR)感知デバイスを有する閉ループ電流センサとして実施される例となる磁場センサを示す図である。 例となるDCオフセット決定器を示す図である。 DCオフセットを持つ感知AC信号に対する波形例を示す図である。 出力エラーを生成するためのオフセット差検出器を含む例となる代替センサ実施形態を示す図である。 非ゼロDCオフセットのためのDCオフセット決定器の例となる代替実施形態を示す図である。 正ピーク検出の例となる代替実施形態を示す図である。 負ピーク検出の例となる代替実施形態を示す図である。] 実施例 [0011] 類似の参照数字は、類似の要素を表すために使用される。 図1を参照すると、DCオフセット除去回路14に結合された磁場センサ12を含むセンサ10が、示される。磁場センサ12は、感知磁場を、感知磁場に比例する、感知電圧Vs16として示されるAC信号電圧に変換する。DCオフセット除去回路14は、磁気センサ12によって測定された電圧Vs16を入力として受信し、DCオフセットについて調整されたAC信号電圧(出力電圧Vout18として示される)をセンサ出力に提供する。DCオフセット除去回路14は、磁場を感知することに関連するDCオフセット、特に磁場センサ12のヒステリシス特性に関連するDCオフセットを除去するのに役立つ。例えば、以下でより完全に述べられるように、磁場センサ12がある種の磁気抵抗(MR)感知デバイスを用いるとき、DCオフセットは、ヒステリシス誘起DCオフセットである。] 図1 [0012] 理想的なセンサ動作は、測定AC信号が、ゼロ点(0V DC)基準、または別法として、周知の非ゼロオフセット、すなわちユーザーによって所望されるものに基づく非ゼロ点基準の周りに中心があるものである。どんな望ましくないDCオフセットも、感知AC信号が、ゼロ点基準周りでまたは所望の非ゼロオフセットに対してもはや対称的でないように、振幅を変化させる(正かまたは負の方向へ)原因となる。その代わりに、それは、望ましくないDCオフセットに関して対称的である。したがって、そのような望ましくないDCオフセットをAC信号から除去することが望ましい。] [0013] 図1をなお参照すると、DCオフセット除去回路14は、AC信号内に存在する望ましくないDCオフセットの量を決定するDCオフセット決定器20を含む。決定器20によって決定されるような望ましくないDCオフセットは、単一クロック周期の間の平均DCオフセット22、または後で述べられるような単一クロック周期よりも長い間の平均DCオフセット22’(本明細書では周期平均DCオフセット22’としてもまた参照される)として示される平均DCオフセットの形を取る。DCオフセット除去回路14はさらに、感知AC信号電圧16から望ましくないDCオフセットを分離するために、ここでは増幅器24として示されるデバイスを含む。増幅器24は、入力として感知AC信号電圧16および平均DCオフセット22(または周期平均DCオフセット22’)を受信する。それは次いで、感知AC信号電圧16から平均DCオフセット22(または周期平均DCオフセット22’)を引き算して出力電圧Vout18をその出力に生成し、このようにして磁場を感知する結果として導入される望ましくないDCオフセットを効果的に除去する。MRセンサによって示されるヒステリシス効果をこのようにして相殺するまたは最小限にすることによって、非常に小さな信号でさえ、正確に測定することができる。] 図1 [0014] 一実施形態では、センサ10は、28a、28bおよび28cのラベルを付けられたピン、端子または導線28を有するセンサ集積化回路(IC)26で実施される。図示されるように、導線28aは、電源30に接続するためのVCCピンであり、導線28bは、外部応用デバイスがセンサ出力電圧Vout18を受信するまたは監視することを可能にするためのセンサ出力Voutピンであり、導線28cは、接地32に接続するための接地(GND)ピンである。減結合コンデンサ34は、電源30と接地32との間に接続される。電力は、VCCピン28aを通じてIC26に供給され、それは、電圧レギュレータ36に内部接続される。電圧レギュレータ36は、センサIC26のサブ回路に実質的に一定の電圧を供給する。磁場センサ12およびDCオフセット除去回路14などのサブ回路は、電圧レギュレータ30から電力を得る。ツェナーダイオード38は、たとえ電源側が接地に短絡されても電圧レギュレータを保護するために、電圧レギュレータ36の電源側と接地との間に提供される。GNDピン28cは、センサのサブ回路に対して接地接続を提供するために内部接続される。例えば制御およびクロック発生などの他の回路構成は、単純化の目的のために図から排除されている。] [0015] 図2を参照すると、例となる一実施形態では、磁場センサ12は、電流センサとして示される。電流センサ12は、導体40および磁気コア42を含む。導体40は、終端端子IP+とIP−との間に伝導経路を提供する。IC実装形態では、終端端子は、ICの追加I/Oピンとして現れてもよい。電流センサ12は、単純なAC電流測定の閉ループ電流センサとして描写される。それは、導体40の近くに置かれる感知デバイス44を含む。導体40を通って流れる印加電流は、磁場46を作り出し、それは、感知デバイス44によって感知され、比例電圧に変換される。電流センサ12はさらに、演算増幅器48を含み、それは、感知デバイス44ならびに増幅器48および感知デバイス44に結合されるバックバイアス回路50に結合される。] 図2 [0016] 例となる一実施形態では、図示されるように、感知デバイス44は、GMR感知デバイスである。GMR感知デバイス44は、磁場にさらされ、磁場を感知する(「感知素子」)少なくとも1つのGMR素子(すなわち、GMR型抵抗器または磁気抵抗器)を含んでもよい。GMR感知デバイス44は、感知素子として動作する1つの素子、または少なくとも1つの感知素子を含む多数のGMR素子を用いるように設計されてもよい。2つ以上のGMR素子が使用されるとき、それらは、フルブリッジ(ホイートストン)またはハーフブリッジ(電圧分割器)構成で配置されてもよい。磁場の存在下で、1つの抵抗が増加し、他方の抵抗が減少するように配置される2つの感知素子、例えば2つのスピンバルブ素子があってもよい。] [0017] 図2で例示される設計は、閉ループ電流センサの設計であるが、他の種類の電流センサ(例えば、他の種類の閉ループまたは開ループ設計)ならびに電流に加えて他のパラメータ(例えば、変位)も測定する磁場センサが、同様に考えられる。閉ループおよび開ループのセンサ構成の異なる例は、Stauthなどの名前で2007年8月21日に発行され、主題出願の譲受人、Allegro Microsystems、Inc.に譲渡された「Integrated Sensor(集積センサ)」という名称の米国特許第7,259,545号で述べられる。] 図2 [0018] また、感知デバイス44はGMR感知デバイスとして示されるけれども、感知デバイスは、ピン止めされないサンドイッチの反強磁性多層およびスピンバルブ構造を含むGMR、異方性磁気抵抗(AMR)、磁気トンネル接合(MTJ、またスピン依存トンネルもしくは「SDT」としても周知の)、およびトンネル磁気抵抗(TMR)を含むが、限定はされない、任意の種類のMR素子で作られてもよい。本明細書で提供されるDCオフセット除去機構はまた、チョッパー安定化および能動的プレート切り替えなどの周知のホール効果センサDCオフセット相殺または調整スキームの代わりにまたは追加してホール効果センサで用途を見いだしてもよい。] [0019] 感知デバイス44によって測定されるべき電流は、導体40の伝導経路に印加されることになる。動作中、伝導経路を通って流れる印加電流は、磁場を作り出し、それは、感知デバイスの1つまたは複数の感知(または能動的)素子によって感知される。感知磁場46は、感知デバイス44の任意の内部感知素子の抵抗を変える。差動増幅器48は、ここでは信号Vo1とVo2との間で利用できる差動電圧として示される(52aおよび52bとしてそれぞれ示される)、GMR感知デバイス44によって生成される電圧52を受信し、次に出力信号54によってバックバイアス回路50を駆動する。バックバイアス回路50は、整合バイポーラ接合トランジスタ対から成るプッシュプル出力段として実施されてもよい。バックバイアス回路50は次に、フィードバック信号56を生成する。フィードバック信号56は、感知デバイス44の内部補償電流ループ(図示されず)に印加され、それは、磁束勾配がゼロへ追いやられる原因となる。] [0020] 典型的には、図示されるような閉ループ配置では、感知デバイス44はまた、感知素子に近接近して位置決めされるフィードバックコイルも含む。感知デバイス44上のフィードバックコイルは、導体40内の電流によって作り出される磁場に対抗する磁場を作り出すために使用される。磁束をゼロにするのに必要とされる電流は、電流センサ出力であり、抵抗器58は、その電流を感知電圧Vs16に変換する。バックバイアス回路50は、フィードバックコイルとともに、感知素子をゼロ磁束点近くに維持する閉ループ制御を提供する。] [0021] 次に図3を参照すると、例となる一実施形態によるDCオフセット決定器20の詳細が、示される。この特定の実施形態は、AC信号電圧Vs16からすべてのまたは実質的にすべてのDCオフセットを除去するように動作する。一実装形態では、DCオフセット決定器20は、出力として平均DCオフセット22を提供してもよい。DCオフセット決定器20は、先に図1を参照して周期平均DCオフセット22’として参照される、2周期以上にわたって、すなわちNが1より大きいとして、所定数「N」の周期にわたって平均化される平均DCオフセットを生成するように実施されてもよい。DCオフセット22、22’の1つまたは両方は、DCオフセット決定器20の出力で利用できるようにされてもよい。] 図1 図3 [0022] 感知AC信号電圧Vs16は、2つの分離したピーク検出部分(DCオフセット決定器20の)、正ピーク検出部分60aおよび負ピーク検出部分60bに提供される。例示される実施形態では、ピーク検出は、デジタルピーク検出として実施される。正ピーク検出部分60aは、感知AC信号電圧Vsの正ピーク軌跡の値を検出し、保持し、出力62aに正符号付きピーク値を提供する。同様に、負ピーク検出部分60bは、感知AC信号電圧Vsの負ピーク軌跡の値を検出し、保持し、出力62bに符号付き負ピーク値を提供する。もし感知AC信号電圧VsにDCオフセット成分があるならば、それは、これらの出力に存在することになる。加算ブロック64は、出力62aおよび62bでの正および負の符号付きピーク値の合計を取るために使用され、デジタル合計値65をもたらす。] [0023] 図3をなお参照すると、より詳細には、正ピーク検出器60aを参照すると、アナログ電圧Vs16は、比較器66aに入力され、それの出力は、Vsの瞬時値を表す比較信号である。比較器66aは、入力信号Vsを受信するための非反転入力68aおよび参照信号を受信するための反転入力70aを有する。比較器66aは、出力72aをゲート74aに提供し、それの出力は、カウンタ78aへの入力76aとして提供される。クロック信号80aもまた、ゲート74aに提供されてカウンタ78aへの入力72aのタイムを計る。カウンタ78aは、Nビットのデジタル出力81aをデジタル/アナログ変換器(DAC)82aに提供し、それは次に、アナログ出力信号(カウンタ78a内に保存されるデジタル計数を表す電圧レベル)70aを比較器66aへの参照入力として提供する。また、Nビットのデジタルカウンタ出力は、正符号付きピーク値+VPmaxを保存する正ピークホールド(またはラッチ)ユニット86aへの入力84aとしても提供される。] 図3 [0024] 比較器66aは、入力68aとして現れる入力信号をDAC82aからのアナログ電圧70aと比較する。もし入力68aでの信号Vsのピーク振幅が、入力70a(DAC出力)に現れる信号のそれよりも大きいならば、比較器66aは、出力をゲート74aに提供し、ゲート74aがハイ信号をカウンタ78aに提供する原因となる。もしピーク振幅がより大きくないならば、ロー信号が、カウンタ78aに提供される。カウンタ78aの出力は、デジタル/アナログ変換器(DAC)82aに入力され、DACの出力は、Vsとの比較のために比較器66aに入力されるランプ状信号である。それ故に、比較信号72aは、VsがDAC82aの出力以上であるときハイ信号(論理1)であり、さもなければロー信号(論理0)である。] [0025] 負ピーク検出部分60bの構成は、正ピーク検出部分60aのそれを鏡のように映す。比較器66bは、信号Vsを受信するための反転入力68bおよび参照信号を受信するための非反転入力70bを有する。比較器66bは、出力72bをゲート74bに提供し、それの出力は、カウンタ78bへの入力76bとして提供される。クロック信号80bもまた、ゲート74bに提供されてカウンタ78bへの入力72bのタイムを計る。カウンタ78bは、Nビットのデジタル出力81bをデジタル/アナログ変換器(DAC)82bに提供し、それは次に、アナログ出力信号を比較器66bへの参照入力70bとして提供する。また、Nビットのデジタルカウンタ出力は、負符号付きピーク値−VPminを保存する負ピークホールド(またはラッチ)ユニット86bへの入力84bとしても提供される。] [0026] それ故に、各ピーク検出部分60a、60bでは、比較器66a、66bは、ゲート74a、74bを選択的に駆動し、それは次に、デジタル計数を含むカウンタ78a、78bを駆動する。カウンタ内の計数は、ゲートの条件およびカウンタ内の計数に応じて、所定量だけ選択的に増加または減少させられる。計数は、デジタル/アナログ変換器(DAC)82a、82bによって変換されて比較器参照信号70a、70bを提供する。正ピーク値(+VPmax)および負ピーク値(−VPmin)は、ゼロ点基準(または接地)に対して測定される。合計値65、すなわち正と負とのピーク値または振幅間の差は、各クロック周期に対して決定される。] [0027] 決定器20はまた、平均化回路88(「合計/2回路」88として図示される)も含み、それは、デジタル合計値65を取得し、その合計を2で割ってデジタル平均DCオフセット値90を生成する。もしDCオフセットが信号内に存在しないならば、値90は、ゼロであろう。それ故に、値90は、感知AC信号電圧Vs内に存在するDCオフセットの平均値に等しい。先に論じられたように、Nクロック周期にわたって平均化される平均DCオフセット値を生成することが、望ましいこともある。したがって、図で示されるように、DCオフセット決定器20はさらに、デジタル周期平均DCオフセット値94を生成するための周期平均化回路92を含んでもよい。さらに明確には、周期平均化回路92は、N周期の各々に対して平均DCオフセット値90を受信し、N値の平均を決定することになる。周期平均化回路92は、移動平均を維持する、またはN周期の値が受信されたときだけ周期平均DCオフセット94を決定するために値90を保存し、平均を取ってもよい。Nの選択は、設計上の選択の問題である。] [0028] いったんデジタル平均DCオフセット値90が決定されたら、それは、第3のDAC、DAC96によってアナログDCオフセット(すなわち、平均DCオフセット22)に変換される。平均DCオフセット22は、増幅器24(図1から)への電圧入力として提供される。もしデジタル周期平均化値94もまた提供されるならば、DAC98が、デジタル値をアナログ周期平均DCオフセット22’に変換するために用いられることになる。周期平均DCオフセット22’は次いで、周期当たりの平均DCオフセット22の代わりに増幅器24への電圧入力として提供されてもよい。両方のオフセット22、22’は、出力として提供されてもよく、1つは、増幅器24へ行き、他方(または両方)は、他の目的のために使用され、それの例は、図5を参照して述べられる。例示されるDCオフセット決定器20は、デジタル設計として実施されるけれども、アナログ実装が、それと置き換えられてもよい。] 図1 図5 [0029] 図4は、DCオフセット104を含む感知AC信号102に対するAC波形例100を示す。AC信号は、正弦波形状信号として例示される。DCオフセットを持つ正弦波形状信号は、ゼロ点基準に対して、+VPmaxおよび−VPminとしてそれぞれ示される、同じでない正および負のピーク値を有する。AC信号のサンプル106は、クロック周波数によって設定される所定のサンプリングレートでDCオフセット決定器20の各ピーク検出部分のカウンタ/DAC回路構成(図3から)によって取得される。小さな間隔のサンプルだけが図示されるけれども、感知AC信号102は、連続的にサンプリングされることが理解されよう。DCオフセット決定器20は、図3を参照して前に論じられたように、サンプルを使用してゼロ点基準に対するAC信号の正ピーク値(+VPmax)および負ピーク値(−VPmin)を各周期について測定し、それらのピーク値からDCオフセット104の値を決定する。簡単な例をあげると、もしAC信号102が、20Vピークピーク値を有し、DCオフセットシフト104が、+1Vであるならば、+VPmax値は、+11Vであり、−VPmin値は、−9Vであることになる。DCオフセット決定器20は、これらの値を加算して+2V振幅差を得ることになり、それは次いで、2で割られて+1VのDCオフセットを得て、増幅器24でAC信号から引き算されることになる(図1)。結果として生じるDCオフセットのない信号、すなわちVout18は、+10Vおよび−10Vの+VPmaxおよび−VPmin値をそれぞれ有することになる。] 図1 図3 図4 [0030] 図3を参照して前に論じられたように、周期平均化は、所定数Nのクロック周期にわたって出力を平均化するために使用されてもよい。そのような周期平均化は、Vs(したがって平均DCオフセット)内の電流スパイクまたは始動グリッチの影響を時間について滑らかにするために使用されてもよい。加えて、もしDCオフセット22および22’が、DCオフセット決定器20の出力として利用できるようにされるならば、基本的な平均DCオフセット出力22のかなりのシフトを時間について追跡するまたは検出することが可能なこともある。次に図5を参照すると、オフセット差検出を備える、ここではセンサ110として示されるセンサ10の代替実施形態が、示される。センサ110は、磁場センサ12がDCオフセット除去回路114に結合されるセンサICまたは回路112を含む。この実施形態では、DCオフセット決定器116として示されるDCオフセット決定器は、出力として平均DCオフセット値22および周期平均DCオフセット値22’の両方を提供する。これらの値の1つは、増幅器24に提供される。例示される例では、増幅器24への入力として提供されるのは、周期平均DCオフセット22’である。しかしながら、平均DCオフセット22が代わりに、増幅器24へのDCオフセット入力として使用されてもよいことが理解されよう。図5のセンサ110では、DCオフセット除去回路114は、オフセット差検出器118に結合される。オフセット差検出器118は、入力として平均DCオフセット22および周期平均DCオフセット22’を受信し、エラー出力信号120を生成する。エラー出力信号は、出力エラー端子28dとして図示される第4の出力端子に提供される。端子28dでの出力エラーは、異なる目的のための、例えば、高速故障応答を開始するための、センサ出力(Vout18)が正しくない可能性がある(その場合には、即時補正措置が取られるまたは取られないこともある)ことを単に示すための、または他の目的のための制御信号として外部デバイス(または複数デバイス)によって使用されてもよい。] 図3 図5 [0031] 前に述べられたように、周知の所望の非ゼロDCオフセットを除いてすべて(または実質的にすべて)を除去するようにDCオフセットの量を調整することは、望ましいこともある。結果として生じるVout18はそのために、DCオフセット除去後に所望の非ゼロDC成分を含むことになる。したがって、DCオフセット決定器20(図3から)は、周知の非ゼロDCオフセット、すなわちセンサ使用者によって所望されるものを可能にさせるように設計されてもよい。次に図6を参照すると、DCオフセット決定器130として示される代替DCオフセット決定器は、図3のDCオフセット決定器20と同じピーク検出器60a、60b、加算ブロック64、周期平均化回路94およびDAC98を含む。加えて、決定器130は、値90(合計/2回路88から)および使用者または応用によって所望される負符号付きDCオフセット134の合計を取る第2の加算ブロック132を含む。加算ブロック132は、平均DCオフセット90および所望の負符号付きDCオフセット134を加算して、新しい平均DCオフセット値を得る。そのような実施形態は、周知の非ゼロDCオフセットを可能にすることが望ましく、その上同時にセンサ使用中のヒステリシス効果を排除するまたは低減する場合に有用なこともある。加算ブロック132によって行われる第2の加算は、図で示されるようなデジタル領域でよりもむしろ回路のアナログ部分で、すなわち、アナログ出力22’および所望の負符号付きDCオフセットのアナログ等価物を加えることによって行われてもよいことが理解されよう。また、周期平均化回路94およびDAC98は、DAC96によって置き換えられてもよい。もし平均DCオフセット値だけが90に提供されるならば、加算ブロック132は、決定器回路のデジタル部分で値90および値134を加算してもよく、または別法として、加算ブロック132は、それが入力としてDCオフセット22および所望の負符号付きDCオフセット134のアナログ等価物を受信するように、DAC96の後に提供されてもよい。さらに別の可能な実装形態では、決定器130は、両方の出力22および22’を提供し(図3および5を参照して前に述べられたように)、非ゼロオフセット技術を両方の出力に応用してもよい(決定器130のデジタルかまたはアナログ部分で)。] 図3 図6 [0032] センサ内に組み込まれてもよい別の有用な特徴は、ピーク検出器でのホールド回路の追加を含む。この特徴の例は、図7Aおよび図7Bで例示される。最初に図3と併せて図7Aを参照すると、図7Aで正ピーク検出器140aとして示される、正ピーク検出器60aの代替実施形態は、ホールド回路142aを含む。ホールド回路142aは、比較器143aで実施され、それは、比較器66aの出力72aを第1の入力として、および先のクロック周期に対するVPmaxの値、VPmax−1を第2の入力144aとして受信する。比較器143aは、出力146aをゲート74aへの入力として提供する。もしVPmax−1が、現在のクロック周期のVPmaxよりも大きいならば、そのとき比較器143aは、ハイ信号(論理1)を出力することになる。図7Bは、負ピーク検出器140bとして示される負ピーク検出器についてであることを除いて、同じ回路構成を示す。それ故に、検出器140bは、比較器143bとして示されるホールド回路142bを含む。比較器143bは、比較器66bの出力72bを第1の入力として、および先のクロック周期に対するVPminの値、VPmin−1を第2の入力144bとして受信する。比較器143bは、出力146bをゲート74bへの入力として提供する。もしVPmin−1が、現在のクロック周期のVPminよりも大きいならば、そのとき比較器143bは、ハイ信号(論理1)を出力することになる。ホールド回路比較器143a、143bの両方の出力が論理1であるとき、それぞれのゲート74a、74bの出力は、論理1である。この結果は、Vs波形がVPmaxおよびVPminに対してそれぞれ最大および最小の場合を通ったこと、およびオフセット補正が、妥当であったであろうことを内部的に、外部的にまたは両方で示唆することになる。] 図3 図7A 図7B [0033] ホールド回路142a、142bは、DCオフセット決定およびその後の除去が少なくとも1クロック周期の間、すなわち、VPmaxおよびVPminの少なくとも1つの事例が観測されるまで遅延される原因となる。このホールド機構は、Vs16の初期追跡を妨げるので、それはまた、DCオフセット除去回路の初期応答時間も増加させる。別の可能な実装オプションは、比較器出力72a、72bをゲート74a、74bへの代わりにある外部ピンへ提供することであろう。このようにして、ホールド回路情報は、DCオフセット除去回路構成によるDCオフセット調整が妥当でない可能性があることをセンサ使用者に警告するために使用されてもよい。この後者のオプションは、DCオフセット決定が遅延なしに進むことを可能にすることになる。] [0034] 上で述べられたような、感知デバイスおよびDCオフセット除去を備えるセンサは、感知デバイスのヒステリシスの性質の結果としてセンサ出力信号内に導入されるDCオフセットに対してAC信号センサ入力およびDCオフセット除去を必要とする任意の応用で使用されてもよい。それは特に、例えばエネルギー(ワット時)計量などの、高感度を備える感知デバイスを必要とする弱い磁場または低電流応用で有用である。しかしながら、それらの比較的高感度のためにそのような応用にとって他の種類の感知デバイスよりもしばしば好ましい、GMRデバイスなどのMRデバイスは、ヒステリシス効果を受ける。それ故に、本明細書で述べられるそれらのようなセンサは特に、弱い磁場および/または小さな信号に著しく敏感であるセンサ入力、ならびにセンサ出力での精度を必要とする応用にとって有利である。] [0035] 本明細書で引用されるすべての参考文献は、ここにその全体が参照により本明細書に組み込まれる。 本発明の好ましい実施形態を述べたが、それらの概念を組み込む他の実施形態が、使用されてもよいことが当業者には明らかになるであろう。したがって、これらの実施形態は、開示される実施形態に限定されるべきではなく、むしろ添付の特許請求の範囲の精神および範囲によってだけ限定されるべきであると感じられる。]
权利要求:
請求項1 磁場を感知し、前記感知磁場に比例するAC信号電圧を生成するための磁気抵抗(MR)感知デバイスと、前記AC信号電圧を受信し、前記受信AC信号電圧からDCオフセットを除去するため、前記MR感知デバイスに結合された回路構成とを備えるセンサ。 請求項2 前記DCオフセットは、前記MR感知デバイスのヒステリシス特性に関連する、請求項1に記載のセンサ。 請求項3 前記回路構成は、前記AC信号電圧を入力として受信し、平均DCオフセットを出力として提供するDCオフセット決定器を含む、請求項1に記載のセンサ。 請求項4 前記回路構成はさらに、前記AC信号電圧から前記平均DCオフセットを引き算してセンサ出力信号を生成するデバイスを含む、請求項3に記載のセンサ。 請求項5 前記DCオフセット決定器は、正ピーク値を生成するための正ピーク検出部分、負ピーク値を生成するための負ピーク検出部分、前記正ピーク値および前記負ピーク値の合計を生成する加算ブロック、ならびに前記合計を2で割って前記平均DCオフセットを生成する平均化回路を含む、請求項3に記載のセンサ。 請求項6 前記正ピーク検出部分、前記負ピーク検出部分、前記加算ブロックおよび前記平均化回路は、デジタル領域で動作する、請求項5に記載のセンサ。 請求項7 前記正および負のピーク検出部分の各々は、少なくとも1クロック周期の間前記DCオフセット決定器によるオフセット決定を遅らせるホールド回路を含む、請求項5に記載のセンサ。 請求項8 前記DCオフセット決定器はさらに、所定数のクロック周期の間提供される前記平均DCオフセットに基づいて周期平均DCオフセットを生成する周期平均化回路を含む、請求項3に記載のセンサ。 請求項9 前記回路構成はさらに、前記平均DCオフセットおよび前記周期平均DCオフセットを受信し、そこからエラー信号を生成する検出器を含む、請求項8に記載のセンサ。 請求項10 前記DCオフセット決定器はさらに、前記AC信号電圧が前記DCオフセット除去後に非ゼロDC成分を含むように、前記平均DCオフセットを調整する回路構成を含む、請求項3に記載のセンサ。 請求項11 前記MR感知デバイスは、前記磁場を感知する感知素子を備え、前記感知素子は、巨大磁気抵抗(GMR)素子、磁気トンネル接合(MTJ)素子、トンネル磁気抵抗(TMR)素子または異方性磁気抵抗(AMR)素子の中から選択される1つである、請求項1に記載のセンサ。 請求項12 測定されるべき電流が印加される導体と、前記電流に比例するAC信号電圧を生成するための、電流が前記導体に印加されるとき前記導体内に作り出される磁場に応答するMR感知デバイスと、前記AC信号電圧を受信し、前記受信AC信号電圧からDCオフセットを除去するため、前記MR感知デバイスに結合された回路構成とを備える電流センサ。 請求項13 前記DCオフセットは、前記MR感知デバイスのヒステリシス特性に関連する、請求項12に記載の電流センサ。 請求項14 前記回路構成は、前記AC信号電圧を入力として受信し、平均DCオフセットを出力として生成するDCオフセット決定器を含む、請求項12に記載の電流センサ。 請求項15 前記回路構成はさらに、前記AC信号電圧から前記平均DCオフセットを引き算してセンサ出力信号を生成するデバイスを含む、請求項14に記載の電流センサ。 請求項16 前記DCオフセット決定器は、正ピーク値を生成するための正ピーク検出部分、負ピーク値を生成するための負ピーク検出部分、前記正ピーク値および前記負ピーク値の合計を生成するための加算ブロック、ならびに前記合計を2で割って前記平均DCオフセットを生成するための平均化回路を含む、請求項14に記載の電流センサ。 請求項17 前記MR感知デバイスは、前記磁場を感知するための少なくとも1つのGMR素子を備える、請求項12に記載の電流センサ。 請求項18 前記MR感知デバイスは、前記磁場を感知するための少なくとも1つのMTJ素子を備える、請求項12に記載の電流センサ。 請求項19 前記MR感知デバイスは、閉ループMR感知デバイスを備える、請求項12に記載の電流センサ。 請求項20 MR感知デバイスで磁場を感知し、前記感知磁場に比例するAC信号電圧を生成するステップと、前記AC信号電圧からDCオフセットを除去するステップとを含む方法。 請求項21 除去するステップは、前記AC信号電圧から平均DCオフセットを決定するステップと、前記AC信号電圧から前記平均DCオフセットを引き算するステップとを含む、請求項20に記載の方法。 請求項22 決定するステップは、前記AC信号電圧に対する正ピーク値および負ピーク値を、所与の周期について決定するステップと、前記正ピーク値および前記負ピーク値を使用して前記平均DCオフセットを生成するステップとを含む、請求項21に記載の方法。 請求項23 前記MR感知デバイスは、感知素子を備え、前記感知素子は、GMR素子、MTJ素子、TMR素子またはAMR素子の中から選択される1つである、請求項20に記載の方法。 請求項24 前記DCオフセットは、前記感知素子のヒステリシス特性に関連する、請求項23に記載の方法。 請求項25 磁場を感知し、前記感知磁場に比例するAC信号電圧を生成するための感知デバイスと、前記AC信号電圧に対する平均DCオフセットを決定するための、前記感知デバイスに結合された第1の回路構成と、前記AC信号電圧から前記平均DCオフセットの少なくとも一部分を除去するための、前記第1の回路構成に結合された第2の回路構成とを備えるセンサ。
类似技术:
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引用文献:
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