![]() 神経保護効果を有するピルベート誘導体、これの製造方法及びこれを含む薬学的組成物
专利摘要:
本発明は、下記化学式1で表される神経保護効果に卓越な効果を示す新規な物質であって、ピルベート(pyruvate)誘導体とこれの薬学的に許容可能な塩及びこれを有効成分として含有する脳疾患の治療及び予防用薬学的組成物に関する。[化学式1] 前記化学式1において、A、B、R1、R2、R3、R4及びR5は、それぞれ発明の詳細な説明に記載の定義と同一である。 公开号:JP2011513300A 申请号:JP2010548623 申请日:2009-02-27 公开日:2011-04-28 发明作者:ヒュン;ジ キム;ヨン;ギュン シン;スン;ファ ヨン;ヤ;キョン リー 申请人:エス.エイチ.ファーマ.,エルティーディーS.H.Pharma.,Ltd; IPC主号:C07C69-716
专利说明:
[0001] 本発明は、脳神経保護(neuroprotection)のための新規な化合物に関し、より詳細には、新規なピルベート誘導体に関し、脳虚血後の脳組織梗塞の抑制、並びに運動能力及び神経学的損傷の改善効果を極大化することができる薬剤及び方法に関する。] 背景技術 [0002] 脳卒中(Stroke)は、単一疾患としては韓国人の死亡原因第1位の主要脳血管系疾患である。脳虚血後、脳神経細胞が損傷を受ける過程は、中枢神経系の重要な興奮性アミノ酸(excitatory amino acid)神経伝達物質の過度なる分泌によるグルタメート受容体(NMDAまたは非−NMDA受容体)の持続的な興奮により、細胞内外のカルシウムの正常的な動的平衡が破壊されて神経毒性が起こり、再灌流過程で過剰生成される酸化窒素(NO)と遊離酸素基(O2−)などの活性酸素種による細胞損傷及びミトコンドリアから起こる様々な過程を含む。] [0003] 脳神経系で虚血−再灌流が進行されると、興奮毒性による急性神経細胞の死滅過程に続いて、数時間乃至数日にかけて徐々に進行される遅延性損傷が生じる。遅延性神経細胞死は、時間の経過から新しい遺伝子の発現を伴い、神経炎症反応とその結果で進行される第2次的な脳組織損傷過程である。この場合、早いうちに適切な治療をすれば、非可逆的細胞損傷を減らすことが可能である(choi et al., 1992; Lipton et al., 1998)。] [0004] 現在臨床で使用されている脳卒中治療剤としては、組織プラスミノゲン活性剤(tissue plasminogen activator:以下、‘tPA')とウロキナーゼ(urokinase)などの血栓溶解剤、血小板抑制剤、脳血管拡張剤、カルシウムイオンチャンネルI抑制剤などの多様な機序を有したものがあるが(Sandercock et al., 1992)、発病後3時間以内に投与しなければならず、また非特異的出血、ピブリノゲン溶解などの副作用を伴うと報告された(Scheinberg et al., 1994)。] [0005] 脳卒中のように多様な機序で進行される場合は、一種以上の薬材を共に投与する組み合わせ投与の(combination therapy)必要性が高く、これと同時に、発病後一定な時間が経過した後処置した場合に効果が期待できる後処置薬材発掘の重要性が非常に大きい。] [0006] ピルベート(pyruvate)は、細胞の解糖作用(glycolysis)の最後の段階でピルベートキナーゼ(pyruvate kinase)により主に形成されて、アラニン(alanine)のアミン基転移過程などの他の代謝過程を通じても形成される。最近、ピルベートが細胞内の代謝中間生成物としての役割をするだけではなく、抗酸化作用と遊離基除去機能を行うことが報告された。現在まで報告されたピルベートの作用機序は、(1)TCA回路の中間産物及び代謝物質(metabolic substance)としての役割、(2)CH3CCOOO-+ H2O2 → CH3COO- + H2O + CO2の過程による過酸化水素の除去(Holleman, 1904)、(3)活性酸素種の一つである水酸化ラジカル(hydroxyl radical, 以下‘OH’)除去(Dobsak et al., 1999)、及び(4)ピルベート自体のイノトロピック(inotropic)機能と筋小胞体(sarcoplasmic reticular)ATPase活性化機能などである。また、鉄−媒介の酸化的損傷が脊髄打撲損傷(SCI、spinal cord contusion injury)で現れる病理学において重要な役割をすると知られている。これは、徐々に二次損傷を誘発して、運動機能回復を非常に損傷させる(Rathore et al., 2008)。また、さらに多い証拠が、酸化性ストレスがアルツハイマー病(AD)、パーキンソン病(PD)及びルゲリック病(ALS)のような退行性神経疾患と関連があることを示している。] [0007] このようなピルベートの細胞保護機能は、多様な組織疾病状態で研究されたが、塩化ピルベートを静脈注射で投与し、過酸化水素により誘導された急性腎臓疾患で最初に保護効果を確認した(Salahudeen et al, 1991)以来、心筋、腸、肝などで虚血関連ストレスにおけるピルベートの保護効果を示す研究が報告されて(Maus et al., 1999; Lee et al., 2001)、ガラクトース(galactose)、または糖尿による白内障(cataract)、及び大脳虚血と内出血などの動物モデルにおける保護効果も報告された。] [0008] しかしながら、ピルベートの治療剤としての可能性は、ピルベートが水溶液上で(1)非常に低い溶解度と非常に高い不安定性を示す点(von Korff, 1964)と、(2)水溶液上でパラピルベート(parapyruvate)に転換され、最終的にTCA回路(TCA cycle)の強力な阻害剤となってしまう点(Montgomery and Webb, 1956)により、実用化に深刻な限界を有している。] [0009] ピルベートの上記のような限界により、多様なピルベート類似体(pyruvate derivatives)が研究されたが、その中、エチルピルベート(ethyl pyruvate、以下‘EP’ともいう)は、以下のような長所を有しており、ピルベートの強力且つ効率的な代替物質とされる可能性が大きい:第一、エステル類似体であるため、脂肪親和性が高く細胞透過度が著しく高く、第二、塩水(saline)や水には溶解度が低いが、カルシウム溶液(リンガー(Ringer)溶液)で溶解度が著しく増加して(Sims et al., 2001)、第三、カルシウム溶液(リンガー溶液)で二量体(dimer)になりつつ、エノレートアニオン(anionic enolate)を形成して安定化し、ピルベートの前駆体役割をすることができるだけではなく、第四、エチルピルベートは、食品添加剤として許可されているだけ、安全性の高い物質であるという点などである。] [0010] 本研究者は、脳卒中動物モデルで行った先行研究結果(Yu et al., 2005, Stroke)において、エチルピルベートが脳卒中で卓越な神経系保護効果を示し、脳卒中治療剤としての可能性が高いことを提示して、このような結果で、最近大韓民国特許を獲得した(登録番号10−0686652)。] [0011] 即ち、エチルピルベートを虚血−再灌流後12時間内に腹腔投与すると、梗塞の大きさを50%以下に減らすことができ、24時間後に処置した場合も、梗塞の大きさを20%程度減らすことができた(Yu et al., 2005)。このような梗塞抑制効果が運動機能回復と併行することを、ローターロッドを通じて確認した(Yu et al., 2005)。この過程で小膠細胞の活性抑制、炎症促進性サイトカインの発現抑制などのエチルピルベートの抗炎症効果を観察して、第1次培養細胞を使用してエチルピルベートの抗酸化機能を確認した(Kim et al., 2005)。] [0012] エチルピルベートが卓越な神経系保護効果を示す中、特に、後処置効果は、現在まで報告されたいかなる候補物質より優れて、エチルピルベートは、細胞内に存在している天然物質であって、食品の添加剤として使用が許可されている安全な物質であるという長所がある。このようなエチルピルベートの高い細胞透過度と安全性に基づいた多様な機能は、脳卒中のような複合的な機序で進行される疾病に最も効果的に適用できると思われる。] [0013] 一方、アスピリンは、心血管疾患の治療と予防に効果を奏すると照明された薬物の一つであって、このような機能が報告された薬物としては、アスピリンの他に、スタチン(statin)、抗高血圧剤(angiotensin-converting enzyme inhibitor)、高血圧治療剤(β-adrenergic blocker)がある。] [0014] アスピリンは、非可逆的な血小板凝集抑制機能を通じて血管遮蔽を抑制する。即ち、血小板凝集の強力な誘導剤であると同時に血管収縮剤であるトロンボキサンA2(thromboxane A2、以下、‘TXA2’)の形成に必須酵素であるシクロオキシゲナーゼ−1(cyclooxygenase-1、以下、‘COX-1’)とシクロオキシゲナーゼ−2(cyclooxygenase-2、以下、‘COX-2’)を非可逆的にアセチル基で置換させることにより、血小板凝集を抑制して(Vane, 1971)、その結果、虚血状態の脳神経系で塞栓(emboli)の大きさを減らし、血管収縮を抑制する。NF−kB抑制による抗炎症効果、または抗酸化作用などによる神経系保護作用も報告されており、細胞内のATP損失を遅延させ、低酸素症(hypoxia)による損傷を抑制すると知られている。この際、TXA2の抑制のためには、低い容量(≧30mg/日)のアスピリンで十分であるが、抗炎症または抗酸化作用などによる神経系保護作用を効果的に行うためには、相対的に高い容量(3〜6g/日)が必要である。] [0015] アスピリンの服用量による心血管系疾患関連効能に関するメタ分析(meta-analysis)結果を見ると、75〜325mgのアスピリンを毎日服用すれば、長期的に心血管疾患の治療と予防に効果があると報告された(Hennekens et al., 2006)。] [0016] アスピリンと類似した構造を有するトリフルサル(triflusal)とその代謝物質であるHTB(2-hydroxy-4-trifluoromethyl benzoic acid)は、血小板のアラキドン酸代謝を抑制して、血小板抗凝集性質を示し、抗血小板薬剤として使用される。トリフルサルは、狭心症を有している患者の心筋梗塞発病率を低めて、末梢動脈患者が感じる痛みを緩和させる。また、脳卒中、虚血性心臓疾患、血管怪死の発病率を低める。] [0017] また、本研究者は、アスピリンと類似した構造を有した5−アミノサリチル酸の多様な誘導体を合成した。このような化合物が脳保護効果に優れた効果を示すことを、実験を通じて確認して、大韓民国特許を獲得した(登録番号10−0639551、登録番号10−0751888)。] [0018] 下記構造のフルオキセチン(fluoxetine)の場合、フルオキセチンの塩酸塩であって、イーライリリー製薬会社により開発され(米国特許第4,018,895号)、1987年FDA(Food and Drug Administration:米国食品医薬局)から承認をもらった以後、全世界的に最もよく使用される抗鬱剤である。] [0019] フルオキセチンは、脳において人間の感情を調節する神経伝達物質であるセロトニン(serotonin)を増加させる作用を有し、既存の抗鬱剤から発生する不眠症、体重増加、視力障害、心臓不整脈、口腔乾燥症、便秘などの抗コリン性副作用を著しく減少させて、一日一回だけ服用する簡便性が長所である。飲食の摂取に関係なく服用でき、大部分の医薬品と併用投与できることも長所である。鬱病の治療の他に、強迫性障害、過食症、対人恐怖症、盗癖、天災地変後によく現れる外傷後ストレス症候群、発作的な症状を示すパニック障害などにも効果があって、安全性の高い物質である] [0020] 神経細胞に有害な活性酸素群や酸化窒素の生成は、様々な神経細胞の死滅を誘発するが、これは、局部性及び虚血性脳卒中(Yrjet et al.; 1998, 1999, Arvin et al.; 2001)のような多くの神経系疾患と外傷性頭部損傷(Sanches Meijia et al.; 2001)に関連すると報告されており、フルオキセチンは、多様な脳神経保護効果(neuroprotection)を示すという研究結果が報告されている。] [0021] 上記に示した多様な抗酸化物質と抗炎症物質を、ピルベートと体内の代謝(metabolism)により結合が切れる多様な化学的結合により結合させることにより、脳梗塞阻害効果を高めて、水に対する高い溶解度による人体透過率を高めることができる。] 発明が解決しようとする課題 [0022] 本発明者らは、脳卒中後、神経系損傷の多様な機序で相対的優位を示す薬剤の化学的結合を通じて、水に対する溶解度を高めて、血液脳関門(Blood Brain Barrier BBB)透過率を高めて、薬物の脳への伝達を容易にして、体内に投入された薬物が代謝(metabolism)により体内で二つの薬物に分解されて、分解された薬物が相互補完的効果を示し、血液脳虚血後の脳組織梗塞形成を抑制し、運動能力及び神経学的損傷を改善する効果を極大化できる方案を模索した。その結果、本発明者らにより合成された新規なピルベート誘導体を使用する場合、小膠細胞の活性、炎症反応を起こすサイトカインの活性を抑制し、脳組織の損傷を抑制して、予防または治療することができることを見い出し、本発明を完成した。] [0023] したがって、本発明の目的は、新規なピルベート誘導体を提供することであり、また前記新規なピルベート誘導体またはこれの薬学的に許容される塩を有効成分として含む脳疾患の予防及び治療のための薬学的組成物を提供することである。] 課題を解決するための手段 [0024] 以下、本発明を詳細に説明する。] [0025] 本発明は、下記化学式1で表される神経保護効果に卓越な効果を示す新規な物質としてピルベート(pyruvate)誘導体と、これの薬学的に許容可能な塩に関する。また、本発明は、下記化学式1のピルベート誘導体を有効成分として含有して、小膠細胞の活性、炎症反応を起こすサイトカインの活性を抑制し、脳組織の損傷を抑制する、脳疾患の治療及び予防用薬学的組成物に関する。] [0026] [化学式1] (式中、Aは、O、S、NR11またはカルボニルであり、 Bは、化学結合であるか、(C1〜C5)アルキレンであり、前記アルキレンの炭素原子は、O、SまたはNR12で一つ以上置換可能であって、前記アルキレンは、ハロゲン、(C1〜C10)アルキル、ハロ(C1〜C10)アルキル、(C1〜C10)アルコキシ、(C3〜C7)シクロアルキル、ニトロ、アミノ、モノまたはジ(C1〜C10)アルキルアミノ、モノまたはジ(C6〜C20)アリールアミノ、(C6〜C20)アリールまたはシアノから選択される一つ以上でさらに置換可能であって、 R1乃至R5は、それぞれ独立して、水素、(C1〜C10)アルキル、(C1〜C10)アルコキシ、(C3〜C7)シクロアルキル、(C1〜C10)アルコキシカルボニル、(C6〜C20)アリールオキシカルボニル、(C1〜C10)アルキルカルボニル、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、カルボキシル、2−オキソプロパノイルオキシ、ヒドロキシ、モノまたはジ(C1〜C10)アルキルアミノ、モノまたはジ(C6〜C20)アリールアミノまたは であり、 R11及びR12は、それぞれ独立して、水素、(C1〜C10)アルキルまたは(C6〜C20)アリールであって、 Dは、化学結合であるか、O、NR31またはSであり、 R21は、水素、(C1〜C10)アルキルまたは(C6〜C20)アリールであり、 R22乃至R26は、それぞれ独立して、水素、(C1〜C10)アルキル、(C1〜C10)アルコキシ、(C3〜C7)シクロアルキル、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、モノまたはジ(C1〜C10)アルキルアミノ、またはモノまたはジ(C6〜C20)アリールアミノであり、 R31は、水素、(C1〜C10)アルキルまたは(C6〜C20)アリールであり、 前記R1乃至R5、R11、R12、R21、R22乃至R26及びR31のアルキル、アルコキシ及びアリールは、ハロゲン、(C1〜C10)アルキル、ハロ(C1〜C10)アルキル、(C1〜C10)アルコキシ、シアノ、ニトロ、アミノ、ヒドロキシ、モノまたはジ(C1〜C10)アルキルアミノ、またはモノまたはジ(C6〜C20)アリールアミノから選択される一つ以上がさらに置換可能であって、 mは、1乃至5の整数であり、 但し、R1乃至R5は、同時に水素であることはない。)] [0027] 本発明による上記化学式1のピルベート誘導体は、下記化学式2乃至4の化合物で例示できる。] [0028] [化学式2] (式中、Aは、O、S、NR11またはカルボニルであり、 R11は、水素、(C1〜C10)アルキルまたは(C6〜C20)アリールであり、 R101は、水素、(C1〜C10)アルキルまたは(C6〜C20)アリールであって、 R102乃至R105は、それぞれ独立して、水素、(C1〜C10)アルキル、ハロ(C1〜C10)アルキル、ヒドロキシ(C1〜C10)アルキル、(C1〜C10)アルコキシ、(C3〜C7)シクロアルキル、(C1〜C10)アルコキシカルボニル、(C6〜C20)アリールオキシカルボニル、(C1〜C10)アルキルカルボニル、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、カルボキシル、2−オキソプロパノイルオキシ、ヒドロキシ、モノまたはジ(C1〜C10)アルキルアミノ、モノまたはジ(C6〜C20)アリールアミノまたは であり、 Dは、化学結合であるか、O、NR31またはSであり、 R21は、水素、(C1〜C10)アルキルまたは(C6〜C20)アリールであり、 R22乃至R26は、それぞれ独立して、水素、(C1〜C10)アルキル、ハロ(C1〜C10)アルキル、(C1〜C10)アルコキシ、(C3〜C7)シクロアルキル、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、モノまたはジ(C1〜C10)アルキルアミノ、またはモノまたはジ(C6〜C20)アリールアミノであり、 R31は、水素、(C1〜C10)アルキルまたは(C6〜C20)アリールであり、 mは、1乃至5の整数である。)] [0029] [化学式3] (式中、Aは、O、S、NR11であり、 Eは、O、NR12またはSであって、 R11及びR12は、それぞれ独立して、水素、(C1〜C10)アルキルまたは(C6〜C20)アリールであり、 R201は、水素、ハロゲン、(C1〜C10)アルキル、ハロ(C1〜C10)アルキル、(C1〜C10)アルコキシ、(C3〜C7)シクロアルキル、ニトロ、アミノ、(C6〜C20)アリール、モノまたはジ(C1〜C10)アルキルアミノ、モノまたはジ(C6〜C20)アリールアミノ、またはシアノであって、 R202乃至R206は、それぞれ独立して、水素、(C1〜C10)アルキル、ハロ(C1〜C10)アルキル、ヒドロキシ(C1〜C10)アルキル、(C1〜C10)アルコキシ、(C3〜C7)シクロアルキル、(C1〜C10)アルコキシカルボニル、(C6〜C20)アリールオキシカルボニル、(C1〜C10)アルキルカルボニル、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、カルボキシル、2−オキソプロパノイルオキシ、ヒドロキシ、モノまたはジ(C1〜C10)アルキルアミノ、モノまたはジ(C6〜C20)アリールアミノまたは であり、 Dは、化学結合であるか、O、NR31またはSであり、 R21は、水素、(C1〜C10)アルキルまたは(C6〜C20)アリールであり、 R22乃至R26は、それぞれ独立して、水素、(C1〜C10)アルキル、ハロ(C1〜C10)アルキル、(C1〜C10)アルコキシ、(C3〜C7)シクロアルキル、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、モノまたはジ(C1〜C10)アルキルアミノ、またはモノまたはジ(C6〜C20)アリールアミノであり、 R31は、水素、(C1〜C10)アルキルまたは(C6〜C20)アリールであり、 aは、1乃至3の整数であって、 mは、1乃至5の整数である。)] [0030] [化学式4] (式中、Eは、OまたはSであり、 R12は、水素、(C1〜C10)アルキルまたは(C6〜C20)アリールであり、 R301乃至R305は、それぞれ独立して、水素、(C1〜C10)アルキル、ハロ(C1〜C10)アルキル、ヒドロキシ(C1〜C10)アルキル、(C1〜C10)アルコキシ、(C3〜C7)シクロアルキル、(C1〜C10)アルコキシカルボニル、(C6〜C20)アリールオキシカルボニル、(C1〜C10)アルキルカルボニル、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、カルボキシル、2−オキソプロパノイルオキシ、ヒドロキシ、モノまたはジ(C1〜C10)アルキルアミノ、モノまたはジ(C6〜C20)アリールアミノまたは であり、 Dは、化学結合であるか、O、NR31またはSであり、 R21は、水素、(C1〜C10)アルキルまたは(C6〜C20)アリールであり、 R22乃至R26は、それぞれ独立して、水素、(C1〜C10)アルキル、ハロ(C1〜C10)アルキル、(C1〜C10)アルコキシ、(C3〜C7)シクロアルキル、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、モノまたはジ(C1〜C10)アルキルアミノ、またはモノまたはジ(C6〜C20)アリールアミノであり、 R31は、水素、(C1〜C10)アルキルまたは(C6〜C20)アリールであり、 bは、0または1であって、 mは、1乃至5の整数である。)] [0031] 前記化学式2において、Aは、Oであり、R101は、それぞれ独立して、水素、メチルまたはフェニルであって、R102乃至R105は、それぞれ独立して、水素、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、n−ブチル、i−ブチル、t−ブチル、n−ペンチル、i−ペンチル、n−ヘキシル、n−ヘプチル、n−オクチル、エチルヘキシル、トリフルオロメチル、ヒドロキシメチル、ヒドロキシエチル、メトキシ、エトキシ、メトキシカルボニル、フェノキシカルボニル、エチルカルボニル、クロロ、フルオロ、シアノ、ニトロ、アミノ、カルボキシル、2−オキソプロパノイルオキシ、ヒドロキシまたは であり、Dは、化学結合であるか、Oであり、R21は、水素、メチルまたはフェニルであって、R22乃至R26は、それぞれ独立して、水素、メチル、トリフルオロメチル、メトキシ、クロロまたはフルオロであり、mは、1乃至5の整数であることを特徴とする。] [0032] 前記化学式3において、Aは、NR11またはOであり、Eは、Oであって、R11は、水素、メチルまたはフェニルであり、R201は、水素、メチルまたはフェニルであって、R202乃至R206は、それぞれ独立して、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、n−ブチル、i−ブチル、t−ブチル、n−ペンチル、i−ペンチル、n−ヘキシル、n−ヘプチル、n−オクチル、エチルヘキシル、トリフルオロメチル、ヒドロキシメチル、ヒドロキシエチル、メトキシ、エトキシ、メトキシカルボニル、フェノキシカルボニル、エチルカルボニル、クロロ、フルオロ、シアノ、ニトロ、アミノ、カルボキシル、2−オキソプロパノイルオキシ、ヒドロキシまたは であり、Dは、化学結合であるか、OまたはSであり、R21は、水素、メチルまたはフェニルであって、R22乃至R26は、それぞれ独立して、水素、メチル、トリフルオロメチル、メトキシ、クロロまたはフルオロであり、aは、1または2の整数であって、mは、1乃至5の整数であることを特徴とする。] [0033] 前記化学式4において、Eは、Oであり、R12は、水素、メチルまたはフェニルであって、R301乃至R305は、それぞれ独立して、水素、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、n−ブチル、i−ブチル、t−ブチル、n−ペンチル、i−ペンチル、n−ヘキシル、n−ヘプチル、n−オクチル、エチルヘキシル、トリフルオロメチル、ヒドロキシメチル、ヒドロキシエチル、メトキシ、エトキシ、メトキシカルボニル、フェノキシカルボニル、エチルカルボニル、クロロ、フルオロ、シアノ、ニトロ、アミノ、カルボキシル、2−オキソプロパノイルオキシ、ヒドロキシまたは であり、Dは、化学結合であるか、OまたはSであり、R21は、水素、メチルまたはフェニルであって、R22乃至R26は、それぞれ独立して、水素、メチル、トリフルオロメチル、メトキシ、クロロまたはフルオロであり、bは、0または1の整数であって、mは、1乃至5の整数であることを特徴とする。] [0034] 本発明によるピルベート誘導体は、具体的には下記の化合物で例示できるが、下記の化合物が本発明を限定するものではない。 2−(2−オキソプロパノイルオキシ)安息香酸 2−(2−オキソプロパノイルオキシ)−5−(4−(トリフルオロメチル)フェネチルアミノ)安息香酸 2−(2−オキソプロパノイルオキシ)−4−(トリフルオロメチル)安息香酸 2−(2−オキソプロパノイルオキシ)−5−(2,3,5,6−テトラフルオロ−4−(トリフルオロメチル)ベンジルアミノ)安息香酸 5−(2−(4−クロロフェノキシ)エチルアミノ)2−(2−オキソプロパノイルオキシ)安息香酸 5−(2−(2,4−ジクロロフェノキシ)エチルアミノ)−(2−(2−オキソプロパノイルオキシ)安息香酸 5−(2−(4−メトキシフェノキシ)エチルアミノ)−2−(2−オキソプロパノイルオキシ)安息香酸 2−(2−オキソプロパノイル)−5−(2−(p−トリルオキシ)エチルアミノ)安息香酸 5−(2−(4−フルオロフェノキシ)エチルアミノ)−2−(2−オキソプロパノイルオキシ)安息香酸 5−(3−(4−フルオロフェノキシ)プロピルアミノ)−2−(2−オキソプロパノイルオキシ)安息香酸 4−クロロ−2−(2−オキソプロパノイルオキシ)安息香酸 4−メトキシ−2−(2−オキソプロパノイルオキシ)安息香酸 4−ヒドロキシ−2−(2−オキソプロパノイルオキシ)安息香酸 4−ヒドロキシ−2,6−ビス(2−オキソプロパノイルオキシ)安息香酸 2,4,6−トリス(2−オキソプロパノイルオキシ)安息香酸 2,4−ビス(2−オキソプロパノイルオキシ)安息香酸 N−メチル−2−オキソ−N−(3−(4−(トリフルオロメチル)−フェノキシ)プロピル)プロパンアミド 2−オキソ−N−(3−フェニル−3−(4−(トリフルオロメチル)フェノキシ)プロピル)プロパンアミド 2−(2,3−ジオキソブタンアミド)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸 2−(ヒドロキシメチル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル2−オキソプロパノエート] [0035] 本発明によるピルベート誘導体は、下記反応式1に示されたように、エチルピルベートを出発物質として、2−オキソプロパノイルクロライドを合成した後、多様なベンゼン誘導体と反応して化学式1のピルベート誘導体を製造することができて、下記の製造方法が本発明による化学式1のピルベート誘導体を製造する方法を限定するものではなく、下記の製造方法の変形は、当業者に自明である。 [反応式1] (前記反応式1において、A、B、R1、R2、R3、R4及びR5は、上記化学式1に記載の定義と同一である。)] [0036] また、本発明による化学式1のピルベート誘導体は、疾患モデル動物実験で小膠細胞の活性、炎症反応を起こすサイトカインの活性を抑制し、脳組織の損傷を抑制して、神経を保護し、水に対する溶解度が非常に高いことを確認した。] [0037] 本発明による化学式1のピルベート誘導体は、脳卒中、虚血性脳疾患、中風、痴呆、アルツハイマー病、パーキンソン病、ハンチントン病、テンカン、ピック(Pick)病、クロイツフェルト・ヤコブ病(Creutzfeld-jakob)病、脊髄損傷(spinal cord injury)、ルゲリック病(筋萎縮性側索硬化症;Amyotrophic lateral sclerosis)、網膜虚血(retinal ischemia)または記憶力減退などの脳疾患の予防及び治療のための薬学的組成物の有効成分として適しており、前記医薬に使用するに適した塩は、有機酸及び無機酸を含むことができて、前記塩化合物の溶媒化物及び水和物も本発明に含まれる。薬学的に許容される酸付加塩は、塩酸、硝酸、リン酸、硫酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、亜硝酸または亜リン酸のような無機酸類と、脂肪族モノ及びジカルボキシレート、フェニル−置換されたアルカノエート、ヒドロキシアルカノエート及びアルカンジオエート、芳香族酸類、脂肪族及び芳香族スルホン酸類のような無毒性有機酸から得られる。このような薬学的に無毒の塩類としては、サルフェート、ピロサルフェート、バイサルフェート、サルファイト、バイサルファイト、ニトレート、ホスフェート、モノハイドロゲンホスフェート、ジハイドロゲンホスフェート、メタホスフェート、ピロホスフェートクロライド、ブロマイド、ヨーダイド、フルオライド、アセテート、プロピオネート、デカノエート、カプリレート、アクリレート、ホーメート、イソブチレート、カプレート、ヘプタノエート、プロピオレート、オキサレート、マロネート、スクシネート、スベレート、セバケート、フマレート、マレート、ブチン−1,4−ジオエート、ヘキサン−1,6−ジオエート、ベンゾエート、クロロベンゾエート、メチルベンゾエート、ジニトロベンゾエート、ヒドロキシベンゾエート、メトキシベンゾエート、フタレート、テレフタレート、ベンゼンスルホネート、トルエンスルホネート、クロロベンゼンスルホネート、キシレンスルホネート、フェニルアセテート、フェニルプロピオネート、フェニルブチレート、シトレート、ラクテート、β−ヒドロキシブチレート、グリコレート、マレート、タルトレート、メタンスルホネート、プロパンスルホネート、ナフタレン−1−スルホネート、ナフタレン−2−スルホネートまたはマンデレートが挙げられて、具体的には、塩酸塩が例示できる。] [0038] 本発明による治療学的効果を達成するために使用される化学式1のピルベート誘導体またはこれの薬学的に許容される塩の量は、特定化合物、投与方法、治療する対象及び治療する疾患によって異なるが、本発明の化学式1の化合物及びこれの薬学的に許容される塩基準に通常1mg/kg乃至100mg/kg程度であり、一日一回乃至数回に分けて投与でき、投与量は、患者の体重、年齢、性別、健康状態、食餌、投与時間、投与方法、排泄率及び疾患の重症度などによって多様に調節でき、投与方法は、錠剤、カプセル、粉末形態及び溶液の形態で、経口または非経口(例えば、静脈投与など)で投与できる。] [0039] 本発明による薬学的組成物の経口投与の場合、既存の全ての多様な形態で製造可能であり、例えば、錠剤、粉末剤、乾燥シロップ、噛んで食べる錠剤、顆粒剤、チューイン錠、カプセル剤、軟質カプセル剤、丸剤、ドリンク剤、舌下錠などの様々な形態で存在できる。] [0040] 本発明による錠剤は、有効量で生体利用性がある任意の形態または方式、即ち、経口経路で患者に投与でき、治療しようとする疾病状態の特性、疾病の段階、及びその他の関連事情によって、適した投与形態または方式を容易に選択することができて、本発明による組成物が錠剤である場合、一つ以上の薬学的に許容される賦形剤を含むことができて、このような賦形剤の比率及び性質は、選択された錠剤の溶解度及び化学的特性、選択された投与経路及び標準薬剤実務により決定される。] [0041] 本発明による組成物は、化学式1の化合物及びこれの薬学的に許容される塩の他に、薬学的に許容される賦形剤、及び任意の一つ以上の治療学的成分を含むことができる。賦形剤物質は、活性成分のvehicleまたは代替として機能できる固形または半固形物質であって、適した賦形剤は、当分野に広く公知されている。賦形剤物質は、意図した投与形態と関連して選択することができ、具体的には、錠剤、粉末剤、噛んで食べる錠剤、顆粒剤、チューイン錠、カプセル剤、軟質カプセル剤、丸剤、舌下錠またはシロップ形態の場合、治療学的活性薬物成分は、ラクトースまたは澱粉のような任意の場合、非毒性の薬学的に許容される非活性賦形剤と配合できる。任意に、本発明の薬学的錠剤は、非晶質セルロース、ガムトラガーカントまたはゼラチンのような結合剤、アルギン酸のような崩解剤、マグネシウムステアレートのような潤滑剤、コロイド性シリコンジオキシドのような滑動剤(glidant)、スクロースまたはサッカリンのような甘味剤、ペパーミントまたはメチルサリチル酸塩のような着色剤または着香剤をさらに含有することができる。] [0042] 投与が容易であるため、錠剤は最も有利な経口用単位剤形とされて、必要に応じて錠剤は、標準水性または非水性技術に、糖、シェラック(shellac)またはその他の腸用コーティング剤でコーティングすることができる。] 発明の効果 [0043] 本発明の新規なピルベート誘導体は、骨格内にピルベート部分と5−アミノサリチル酸誘導体、フルオキセチンなどの多様な抗酸化剤を全て含んでおり、脳疾患の予防及び治療のための薬学的組成物の有効成分として含有できる。また、脳疾患の予防及び治療のための薬学的組成物に有効成分として含有されるピルベート誘導体は、水に対する溶解度が非常に高く、また細胞内流入が増加されて、小膠細胞の活性、炎症反応を起こすサイトカインの活性を抑制し、脳組織の損傷を抑制する効果があって、さらに、運動能力及び神経学的損傷を改善する効果が、それぞれの物質を投与するか併用投与した場合に比べ、著しく増加する長所がある。従来処方されていた薬剤は、脳組織の損傷抑制と運動能力及び神経学的損傷の発生後6時間後に神経保護効果がなく、非特異的出血、ピブリノゲン溶解などの副作用を示すが、ピルベート部分と5−アミノサリチル酸誘導体、フルオキセチンなどの抗酸化剤を骨格内に含んでいる本発明の新規なピルベート誘導体を投与することにより、6時間、12時間後にも高い神経保護効果を示し、水に対する高い溶解度のため、投与の容易性が高いという長所がある。] 発明を実施するための最良の形態 [0044] 以下、本発明を実施例により具体的に説明するが、これは、本発明の理解を助けるためのもので、本発明の範囲を限定するものではない。] [0045] 2−(2−オキソプロパノイルオキシ)−5−(2,3,5,6−テトラフルオロ−4−(トリフルオロメチル)ベンジルアミノ)安息香酸の製造 2−ヒドロキシ−5−(2,3,5,6−テトラフルオロ−4−(トリフルオロメチル)ベンジルアミノ)安息香酸(1.00g, 2.60mmol)を窒素雰囲気でN,N−ジメチルホルムアミド(15.0mL)を使用して溶かした。溶液に炭酸カリウム(4.80g, 13.33mmol)を入れて30分間攪拌した後、反応溶液を0℃に冷却した。反応溶液にピルボイルクロライド(1.22g, 14.40mmol)を入れて徐々に常温に昇温した後、攪拌した。4時間後、炭酸カリウムをろ過して減圧濃縮し、反応溶媒を除去した後、生成されたオイルにエチルアセテートを入れながら攪拌した。ここで生成される固体をろ過後、減圧乾燥し、2−(2−オキソプロパノイルオキシ)−5−(2,3,5,6−テトラフルオロ−4−(トリフルオロメチル)ベンジルアミノ)安息香酸(0.74g, 63.2%)を得た。 融点: 128℃白色固体;1H NMR(DMSO-d6) δ 6.907 (m, 3H), 6.270 (t, 1H), 4.416 (s, 2H), 2.496 (d, 2H), 1.659 (s, 3H); 13C NMR (DMSO-d6) δ 168.268, 162.302, 148.474, 146.040, 144.376, 143.643, 142.308, 414.686, 123.538, 120.148, 117.167, 115.643, 108.886, 104.009, 35.898, 23.513] [0046] N−メチル−2−オキソ−N−(3−フェニル−3−(4−(トリフルオロメチル)フェノキシ)プロピル)プロパンアミドの製造 フルオキセチン塩酸塩(5.0g, 14.00mmol)を窒素雰囲気でN,N−ジメチルホルムアミド(50.0mL)を使用して溶かした。溶液にトリエチルアミン(7.31g, 72.02mmol)を入れて30分間攪拌した後、反応溶液を0℃に冷却した。反応溶液にピルボイルクロライド(3.85g, 0.036mmol)を入れて、徐々に常温に昇温した後、攪拌した。4時間後、炭酸カリウムをろ過して減圧濃縮し、反応溶媒を除去した後、生成されたオイルにエチルアセテートと蒸留水を入れて有機溶液層を洗浄し、塩水で2回洗浄した。無水硫酸ナトリウムを使用して有機層を乾燥した後、減圧蒸留してエチルアセテートを除去した後、減圧乾燥し、N−メチル−2−オキソ−N−(3−フェニル−3−(4−(トリフルオロフェニル)フェノキシ)プロピル)プロパンアミド(4.74g, 86.40%)を得た。 透明オイル;1H NMR(CDCl3) δ 7.303(d, 2H), 7.147(m, 5H), 6.767(t, 2H), 5.104(m, 1H), 3.500(m, 1H), 3.391(m, 1H), 2.880(d, 2H), 2.245(d, 3H), 2.167(m, 2H); 13C NMR (CDCl3) δ 198.170, 166.332, 159.825, 139.636, 128.700, 127.911, 126.531, 125.401, 122.906, 115.489, 46.596, 44.609, 37.366, 35.607, 32.702, 29.3638, 27.530] [0047] 2−オキソ−N−(3−フェニル−3−(4−(トリフルオロメチル)フェノキシ)プロピル)プロパンアミドの製造 ノルフルオキセチン(2.06g, 7.00mmol)を窒素雰囲気でN,N−ジメチルホルムアミド(65.0mL)を使用して溶かした。溶液に炭酸カリウム(2.23g, 21.00mmol)を入れて30分間攪拌した後、反応溶液を0℃に冷却した。反応溶液にピルボイルクロライド(1.45g, 10.05 mmol)を入れて、徐々に常温に昇温した後、攪拌した。4時間後、炭酸カリウムをろ過して減圧濃縮し、反応溶媒を除去した後、生成されたオイルにエチルアセテートと蒸留水を入れて有機溶液層を洗浄し、塩水で2回洗浄した。無水硫酸ナトリウムを使用して有機層を乾燥した後、減圧蒸留してエチルアセテートを除去した後、減圧乾燥し、2−オキソ−N−(3−フェニル−3−(4−(トリフルオロメチル)フェノキシ)プロピル)プロパンアミド(1.51 g, 59.80%)を得た。 透明オイル;1H NMR(CDCl3) δ 7.303(d, 2H), 3.914(m, 1H), 3.312(m, 1H), 2.998(m, 3H), 2.482(m, 3H), 2.236(s, 1H); 13C NMR (CDCl3) δ 198.170, 166.332, 159.825, 139.636, 128.700, 127.911, 126.531, 125.401, 122.906, 115.489, 46.596, 44.609, 37.366, 35.607, 32.702, 29.3638, 27.530] [0048] 2−(2−オキソプロパノイルオキシ)−4−(トリフルオロメチル)安息香酸の製造 2−ヒドロキシ−4−トリフルオロメチル安息香酸(1.00g, 4.85mmol)とピルボイルクロライド(1.55g, 14.5mmol)、炭酸カリウム(2.00g, 14.6mmol)を使用して、実施例1と同様な方法で実験し、2−(2−オキソプロパノイルオキシ)−4−(トリフルオロメチル)安息香酸を得た。 融点:163 ℃白色固体;1H NMR(CD3OD) δ 7.956~7.935 (d, 1H), 7.323~7.316 (s, 2H), 1.805~1.789 (s, 3H); 13C NMR (CD3OD) δ 172.602, 162.690, 158.655, 138.822, 138.625, 131.414, 120.159, 120.121, 119.188, 115.768, 115.730, 106.265, 23.933] [0049] 3−カルボキシ−4−(2−オキソプロパノイルオキシ)−N−(4−(トリフルオロメチル)フェニルエチル)ベンズアミニウムクロライドの製造 窒素大気下で、5−(t−ブトキシカルボニル(4−(トリフルオロメチル)フェニルエチル)アミノ)−2−ヒドロキシ安息香酸(600mg, 1.41mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(10.0mL)に溶解させた。炭酸カリウム(584mg、4.23mmol)を加えて、30分間攪拌した後、0℃に冷却させた。ピルボイルクロライド(225mg, 2.11mmol)を添加した後、前記反応溶液を攪拌しながら常温に徐々に加温させた。4時間攪拌後、、炭酸カリウムをフィルターして除去し、反応溶液を減圧下で濃縮して除去した。生成されたオイルにエチルアセテートを加えて攪拌して得られた固体をフィルターして、減圧下で乾燥し、5−(t−ブトキシカルボニル(4−(トリフルオロメチル)フェニルエチル)アミノ)−2−(2−オキソプロパノイルオキシ)安息香酸を収得した。前記収得された5−(t−ブトキシカルボニル(4−(トリフルオロメチル)フェニルエチル)アミノ)−2−(2−オキソプロパノイルオキシ)安息香酸を1,4−ジオキサン4N塩酸で4時間攪拌した後、ヘキサン50mLを入れて、生成された固体をろ過し、3−カルボキシ−4−(2−オキソプロパノイルオキシ)−N−(4−(トリフルオロメチル)フェニルエチル)ベンズアミニウムクロライド(280mg, 40.1%)を得た。 融点:127 ℃白色固体;1H NMRδ 7.93 (s, 1H), 7.82 (s, 1H), 7.55 (d, 2H) 7.38 (d, 2H), 7.11 (d, 1H), 3.50 (t, 2H), 3.30 (t, 2H), 1.93 (s, 3H)] [0050] 4−クロロ−2−(2−オキソプロパノイルオキシ)安息香酸の製造 4−クロロ−2−ヒドロキシ安息香酸(1.00g, 6.23mmol)を、アセトン(30.0mL)を使用して溶かした。溶液に炭酸カリウム(1.72g, 12.5mmol)を入れて1時間攪拌した後、反応溶液を0℃に冷却した。反応溶液にピルボイルクロライド(1.33g, 12.5mmol)を入れて徐々に常温に昇温した後、攪拌した。10分後1N HClを入れてpH4に滴定した後、エチルアセテートを利用して抽出した。有機層を集めて塩水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムを利用して水分除去後、減圧ろ過して、減圧蒸留した。カラムクロマトグラフィーを通じて白色固体4−クロロ−2−(2−オキソプロパノイルオキシ)安息香酸(1.06g, 70.1%)を得た。 白色固体;1H NMR(CD3OD) δ 7.797 (d, 1H), 7.126 (m, 2H), 1.831 (s, 3H)] [0051] 4−メトキシ−2−(2−オキソプロパノイルオキシ)安息香酸の製造 2−ヒドロキシ−4−メトキシ安息香酸(1.00g, 5.95mmol)を、アセトン(30.0mL)を使用して溶かした。溶液に炭酸カリウム(1.65g, 11.9mmol)を入れて1時間攪拌した後、反応溶液を0℃に冷却した。反応溶液にピルボイルクロライド(1.27g, 11.9mmol)を入れて徐々に常温に昇温した後、攪拌した。30分後1N HClを入れてpH3に滴定した後、エチルアセテートを利用して抽出した。有機層を集めて塩水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムを利用して水分除去後、減圧ろ過して、減圧蒸留した。カラムクロマトグラフィーを通じて白色固体4−メトキシ−2−(2−オキソプロパノイルオキシ)安息香酸(450mg, 31.8%)を得た。 白色固体;1H NMR(CD3OD) δ 7.601 (d, 1H), 6.586 (d, 1H), 6.558 (s, 1H), 1.734 (s, 3H)] [0052] 4−ヒドロキシ−2−(2−オキソプロパノイルオキシ)安息香酸の製造 2,4−ジヒドロキシ安息香酸(1.00g, 6.49mmol)を、アセトン(30.0mL)を使用して溶かした。溶液に炭酸カリウム(3.59g, 25.9mmol)を入れて1時間攪拌した後、反応溶液を0℃に冷却した。反応溶液にピルボイルクロライド(2.77g, 25.9mmol)を入れて徐々に常温に昇温した後、攪拌した。1時間後1N HClを入れてpH3に滴定した後、エチルアセテートを利用して抽出した。有機層を集めて塩水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムを利用して水分除去後、減圧ろ過して、減圧蒸留した。カラムクロマトグラフィーを通じて白色固体4−ヒドロキシ−2−(2−オキソプロパノイルオキシ)安息香酸 (730mg, 50.2%)を得た。 白色固体;1H NMR(CD3OD) δ 7.697 (d, 1H), 6.611 (d, 1H), 6.425 (s, 1H), 1.852 (s, 3H)] [0053] 4−ヒドロキシー2,6−ビス(2−オキソプロパノイルオキシ)安息香酸の製造 2,4,6−トリヒドロキシ安息香酸(500mg, 2.89mmol)を、ジクロロメタン(20.0ml)とピリジン(1.71ml)を使用して溶かした。反応溶液を0℃に冷却した後、ピルボイルクロライド(1.21g, 11.4mmol)を入れて徐々に常温に昇温した後、攪拌した。12時間後1N HClを入れてpH3に滴定した後、エチルアセテートを利用して抽出した。有機層を集めて塩水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムを利用して水分除去後、減圧ろ過して、減圧蒸留した。カラムクロマトグラフィーを通じて白色固体4−ヒドロキシー2,6−ビス(2−オキソプロパノイルオキシ)安息香酸(612mg, 68.3%)を得た。 白色固体;1H NMR(CD3OD) δ 5.994 (s, 1H), 5.943 (s, 1H), 1.794 (s, 6H)] [0054] 2,4,6−トリス(2−オキソプロパノイルオキシ)安息香酸の製造 2,4,6−トリヒドロキシ安息香酸(500 mg, 2.89 mmol)を、ジクロロメタン(20.0ml)とピリジン(3.42ml)を使用して溶かした。反応溶液を0℃に冷却した後、ピルボイルクロライド(2.42g, 22.8mmol)を入れて徐々に常温に昇温した後、攪拌した。12時間後1N HClを入れてpH3に滴定した後、エチルアセテートを利用して抽出した。有機層を集めて塩水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムを利用して水分除去後、減圧ろ過して、減圧蒸留した。カラムクロマトグラフィーを通じて白色固体2,4,6−トリス(2−オキソプロパノイルオキシ)安息香酸(633mg, 57.6%)を得た。 白色固体;1H NMR(CD3OD) δ 5.981 (s, 1H), 5.975 (s, 1H), 1.833 (s, 9H)] [0055] 2,4−ビス(2−オキソプロパノイルオキシ)安息香酸の製造 2,4−ジヒドロキシ安息香酸(1.00g, 6.29mmol)を、ジクロロメタン(20.0ml)とピリジン(4.01ml)を使用して溶かした。反応溶液を0℃に冷却した後、ピルボイルクロライド(3.11g, 29.2mmol)を入れて徐々に常温に昇温した後、攪拌した。12時間後1N HClを入れてpH3に滴定した後、エチルアセテートを利用して抽出した。有機層を集めて塩水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムを利用して水分除去後、減圧ろ過して、減圧蒸留した。カラムクロマトグラフィーを通じて白色固体2,4−ビス(2−オキソプロパノイルオキシ)安息香酸(812mg, 43.6%)を得た。 白色固体;1H NMR(CD3OD) δ 7.892 (d, 1H), 7.079 (s, 1H), 7.040 ( d, 1H), 1.785 (s, 6H)] [0056] 2−(ヒドロキシメチル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル2−オキソプロパノエートの製造 前記実施例4で製造された2−(2−オキソプロパノイルオキシ)−4−(トリフルオロメチル)安息香酸(1.50g, 5.43mmol)を、テトラヒドロフラン(20.0mL)を使用して溶かした。溶液にボロン・ジメチルサルファイト(5.43ml, 10.9mmol)を10分間滴下して、3時間還流させた後、反応溶液を常温に冷却した。反応溶液に1N HClを入れてpH4に滴定した後、エチルアセテートを利用して抽出した。有機層を集めて塩水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムを利用して水分除去後、減圧ろ過して、減圧蒸留した。カラムクロマトグラフィーを通じて白色固体2−(ヒドロキシメチル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル2−オキソプロパノエート(831 mg, 58.4 %)を得た。 白色固体;1H NMR(CDCl3) δ 10.518 (s, 1H), 8.030 (d, 1H), 7.238 (s, 1H), 7.141 (d, 1H), 2.249 (s, 3H)] [0057] 2−(2−オキソプロパノイルオキシ)安息香酸、2−(2−オキソプロパノイルオキシ)−5−(2,3,5,6−テトラフルオロ−4−(トリフルオロメチル)ベンジルアミノ)安息香酸、N−メチル−2−オキソ−N−(3−フェニル−3−(4−(トリフルオロメチル)フェノキシ)プロピル)プロパンアミド、2−オキソ−N−(3−フェニル−3−(4−(トリフルオロメチル)フェノキシ)プロピル)プロパンアミド及び2−(2−オキソプロパノイルオキシ)−4−(トリフルオロメチル)安息香酸のそれぞれの脳梗塞抑制効果の評価 脳卒中動物モデルを使用して、2−(2−オキソプロパノイルオキシ)安息香酸及び実施例1で合成された2−(2−オキソプロパノイルオキシ)−5−(2,3,5,6−テトラフルオロ−4−(トリフルオロメチル)ベンジルアミノ)安息香酸、実施例2で合成されたN−メチル−2−オキソ−N−(3−フェニル−3−(4−(トリフルオロメチル)フェノキシ)プロピル)プロパンアミド、実施例3で合成された2−オキソ−N−(3−フェニル−3−(4−(トリフルオロメチル)フェノキシ)プロピル)プロパンアミド及び実施例4で合成された2−(2−オキソプロパノイルオキシ)−4−(トリフルオロメチル)安息香酸のそれぞれの神経保護効果を調べるために、ロンガ(Longa)方法(1989)によるラット局所虚血モデルを使用した。ナイロン縫合糸(suture)を使用して、中大脳動脈(middle cerebral artery, MCA)を1時間結さつし、脳卒中(middle cerebral artery occlusion, MCAO)動物モデルを製作した。脳虚血の起こった脳で本発明によるピルベート誘導体が効果があるかどうかを調べるために、ラットを、再灌流後に首を切って、全体の脳は、金属性脳鋳型を使用し、2mm切片の冠状に切った。切片は、直ぐに1%TTC(2,3,5-tryphenyl tetrazolium chloride)に浸して染色した。37℃で15分間4%パラホルムアルデヒド(paraformaldehyde)溶液に保管された各セクションの脳虚血部位は、Quantity Oneプログラム(Bio-Rad, Hercules, CA, USA)を利用して測定、分析した。] [0058] (1)2−(2−オキソプロパノイルオキシ)安息香酸の時間別、濃度別、脳切片における虚血部位の測定 1時間局所虚血動物モデル(MCAO)に2−(2−オキソプロパノイルオキシ)安息香酸を1、5及び10mg/kg濃度で30分前に静脈投与した場合、それぞれ42.0%、90.2%及び89.5%の脳梗塞抑制効果を示し、1mg/kg、5mg/kg、10mg/kgの濃度を基準に後処置実験を進行した。再灌流6時間、12時間後に静脈投与方法で投与した場合、1mg/kgでは、脳梗塞の体積に変化がなく、5mg/kgでは、6時間後処置の場合、脳梗塞の体積を対照区動物の47.5%に減少させて、12時間の場合、脳梗塞の体積を対照区動物の57.4%に減少させた(図2)。10mg/kgの2−(2−オキソプロパノイルオキシ)安息香酸を局所虚血動物モデル(MCAO)に再灌流6時間に静脈投与した場合、脳梗塞形成を確認した結果、白色を帯びる梗塞部位が対照区動物の26.6%に減少されて(図1)、再灌流12時間後に静脈投与した場合、脳梗塞の体積が対照区動物の64.3%に減少された(図2)。] 図1 図2 [0059] (2) 2−(2−オキソプロパノイルオキシ)−5−(2,3,5,6−テトラフルオロ−4−(トリフルオロメチル)ベンジルアミノ)安息香酸の時間別、濃度別、脳切片における虚血部位の測定 1時間局所虚血動物モデル(MCAO)に2−(2−オキソプロパノイルオキシ)−5−(2,3,5,6−テトラフルオロ−4−(トリフルオロメチル)ベンジルアミノ)安息香酸を1、5及び10mg/kg濃度で30分前に静脈投与した場合、それぞれ20.2%、90.9%、88.4%の脳梗塞抑制効果を示し、1mg/kg、5mg/kg、10mg/kgの濃度を基準に後処置実験を進行した。再灌流6時間、12時間後に静脈投与方法で投与した場合、1mg/kgでは、脳梗塞の体積に変化がなく、5mg/kgでは、6時間後処置の場合、脳梗塞の体積を対照区動物の24.5%に減少させて、12時間の場合、脳梗塞の体積を対照区動物の56.8%に減少させた(図4)。10mg/kgの2−(2−オキソプロパノイルオキシ)−5−(2,3,5,6−テトラフルオロ−4−(トリフルオロメチル)ベンジルアミノ)安息香酸を局所虚血動物モデル(MCAO)に再灌流6時間に静脈投与した場合、脳梗塞形成を確認した結果、白色を帯びる梗塞部位が対照区動物の33.3%に減少されて(図3)、再灌流12時間後に静脈投与した場合、脳梗塞の体積が対照区動物の62.4%に減少された(図4)。] 図3 図4 [0060] (3)N−メチル−2−オキソ−N−(3−フェニル−3−(4−(トリフルオロメチル)フェノキシ)プロピル)プロパンアミド及び2−オキソ−N−(3−フェニル−3−(4−(トリフルオロメチル)フェノキシ)プロピル)プロパンアミドの投与後、脳切片における虚血部位の測定 局所虚血動物モデル(MCAO)にN−メチル−2−オキソ−N−(3−フェニル−3−(4−(トリフルオロメチル)フェノキシ)プロピル)プロパンアミド及び2−オキソ−N−(3−フェニル−3−(4−(トリフルオロメチル)フェノキシ)プロピル)プロパンアミドを、それぞれ再灌流6時間に静脈投与した場合、白色を帯びる脳梗塞の体積を、対照区動物に比べ、16.0%及び58.8%にそれぞれ減少させた(図5、6及び7)] 図5 [0061] (4)2−(2−オキソプロパノイルオキシ)−4−(トリフルオロメチル)安息香酸の投与後、脳切片における虚血部位の測定 1時間局所虚血動物モデル(MCAO)に2−(2−オキソプロパノイルオキシ)−4−(トリフルオロメチル)安息香酸を5mg/kg濃度で静脈投与した場合、対照区動物に比べ、71.3%の脳梗塞抑制効果を示した(図8及び図9)。] 図8 図9 図面の簡単な説明 [0062] MCAO後、2−(2−オキソプロパノイルオキシ)安息香酸を6時間及び12時間後に投与して、TTC染色で脳切片の虚血を観察した写真である。 2−(2−オキソプロパノイルオキシ)安息香酸の投与濃度及び投与時間による脳切片の全体虚血の容量を示したグラフである。 MCAO後、実施例1で製造された2−(オキソプロパノイルオキシ)−5−(2,3,5,6−テトラフルオロ−4−(トリフルオロメチル)ベンジルアミノ)安息香酸を6時間及び12時間後に投与して、TTC染色で脳切片の虚血を観察した写真である。 実施例1で製造された2−(2−オキソプロパノイルオキシ)−5−(2,3,5,6−テトラフルオロ−4−(トリフルオロメチル)ベンジルアミノ)安息香酸の 投与濃度及び投与時間による脳切片の全体虚血の容量を示したグラフである。 MCAO後、実施例2で製造されたN−メチル−2−オキソ−N−(3−フェニル−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ)プロピル)プロパンアミドを6時間後に投与して、TTC染色で脳切片の虚血を観察した写真である。 MCAO後、実施例3で製造された2−オキソ−N−(3−フェニル−3−(4−(トリフルオロメチル)フェノキシ)プロピル)プロパンアミドを6時間後に投与して、TTC染色で脳切片の虚血を観察した写真である。 N−メチル−2−オキソ−N−(3−フェニル−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ)プロピル)プロパンアミド(実施例2)及び2−オキソ−N−(3−フェニル−3−(4−(トリフルオロメチル)フェノキシ)プロピル)プロパンアミド(実施例3)をそれぞれ投与後、脳切片の全体虚血の容量を示したグラフである。 MACO後、実施例4で製造された2−(2−オキソプロパノイルオキシ)−4−(トリフルオロメチル)安息香酸を6時間後投与して、TTC染色で脳切片の虚血を観察した写真である。 実施例4で製造された2−(2−オキソプロパノイルオキシ)−4−(トリフルオロメチル)安息香酸の投与後、脳切片の全体虚血の容量を示したグラフである。]
权利要求:
請求項1 下記化学式1で表されるピルベート誘導体またはこれの薬学的に許容される塩。[化学式1](式中、Aは、O、S、NR11またはカルボニルであり、Bは、化学結合であるか、(C1〜C5)アルキレンであり、前記アルキレンの炭素原子は、O、SまたはNR12で一つ以上置換可能であって、前記アルキレンは、ハロゲン、(C1〜C10)アルキル、ハロ(C1〜C10)アルキル、(C1〜C10)アルコキシ、(C3〜C7)シクロアルキル、ニトロ、アミノ、モノまたはジ(C1〜C10)アルキルアミノ、モノまたはジ(C6〜C20)アリールアミノ、(C6〜C20)アリールまたはシアノから選択される一つ以上でさらに置換可能であって、R1乃至R5は、それぞれ独立して、水素、(C1〜C10)アルキル、(C1〜C10)アルコキシ、(C3〜C7)シクロアルキル、(C1〜C10)アルコキシカルボニル、(C6〜C20)アリールオキシカルボニル、(C1〜C10)アルキルカルボニル、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、カルボキシル、2−オキソプロパノイルオキシ、ヒドロキシ、モノまたはジ(C1〜C10)アルキルアミノ、モノまたはジ(C6〜C20)アリールアミノまたはであり、R11及びR12は、それぞれ独立して、水素、(C1〜C10)アルキルまたは(C6〜C20)アリールであって、Dは、化学結合であるか、O、NR31またはSであり、R21は、水素、(C1〜C10)アルキルまたは(C6〜C20)アリールであり、R22乃至R26は、それぞれ独立して、水素、(C1〜C10)アルキル、(C1〜C10)アルコキシ、(C3〜C7)シクロアルキル、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、モノまたはジ(C1〜C10)アルキルアミノ、またはモノまたはジ(C6〜C20)アリールアミノであり、R31は、水素、(C1〜C10)アルキルまたは(C6〜C20)アリールであり、前記R1乃至R5、R11、R12、R21、R22乃至R26及びR31のアルキル、アルコキシ及びアリールは、ハロゲン、(C1〜C10)アルキル、ハロ(C1〜C10)アルキル、(C1〜C10)アルコキシ、シアノ、ニトロ、アミノ、ヒドロキシ、モノまたはジ(C1〜C10)アルキルアミノ、またはモノまたはジ(C6〜C20)アリールアミノから選択される一つ以上がさらに置換可能であって、mは、1乃至5の整数であり、但し、R1乃至R5は、同時に水素であることはない。) 請求項2 下記化学式2で表されることを特徴とする、請求項1に記載のピルベート誘導体またはこれの薬学的に許容される塩。[化学式2](式中、Aは、O、S、NR11またはカルボニルであり、R11は、水素、(C1〜C10)アルキルまたは(C6〜C20)アリールであり、R101は、水素、(C1〜C10)アルキルまたは(C6〜C20)アリールであって、R102乃至R105は、それぞれ独立して、水素、(C1〜C10)アルキル、ハロ(C1〜C10)アルキル、ヒドロキシ(C1〜C10)アルキル、(C1〜C10)アルコキシ、(C3〜C7)シクロアルキル、(C1〜C10)アルコキシカルボニル、(C6〜C20)アリールオキシカルボニル、(C1〜C10)アルキルカルボニル、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、カルボキシル、2−オキソプロパノイルオキシ、ヒドロキシ、モノまたはジ(C1〜C10)アルキルアミノ、モノまたはジ(C6〜C20)アリールアミノまたはであり、Dは、化学結合であるか、O、NR31またはSであり、R21は、水素、(C1〜C10)アルキルまたは(C6〜C20)アリールであり、R22乃至R26は、それぞれ独立して、水素、(C1〜C10)アルキル、ハロ(C1〜C10)アルキル、(C1〜C10)アルコキシ、(C3〜C7)シクロアルキル、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、モノまたはジ(C1〜C10)アルキルアミノ、またはモノまたはジ(C6〜C20)アリールアミノであり、R31は、水素、(C1〜C10)アルキルまたは(C6〜C20)アリールであり、mは、1乃至5の整数である。) 請求項3 下記化学式3で表されることを特徴とする、請求項1に記載のピルベート誘導体またはこれの薬学的に許容される塩。[化学式3](式中、Aは、O、S、NR11であり、Eは、O、NR12またはSであって、R11及びR12は、それぞれ独立して、水素、(C1〜C10)アルキルまたは(C6〜C20)アリールであり、R201は、水素、ハロゲン、(C1〜C10)アルキル、ハロ(C1〜C10)アルキル、(C1〜C10)アルコキシ、(C3〜C7)シクロアルキル、ニトロ、アミノ、(C6〜C20)アリール、モノまたはジ(C1〜C10)アルキルアミノ、モノまたはジ(C6〜C20)アリールアミノ、またはシアノであって、R202乃至R206は、それぞれ独立して、水素、(C1〜C10)アルキル、ハロ(C1〜C10)アルキル、ヒドロキシ(C1〜C10)アルキル、(C1〜C10)アルコキシ、(C3〜C7)シクロアルキル、(C1〜C10)アルコキシカルボニル、(C6〜C20)アリールオキシカルボニル、(C1〜C10)アルキルカルボニル、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、カルボキシル、2−オキソプロパノイルオキシ、ヒドロキシ、モノまたはジ(C1〜C10)アルキルアミノ、モノまたはジ(C6〜C20)アリールアミノまたはであり、Dは、化学結合であるか、O、NR31またはSであり、R21は、水素、(C1〜C10)アルキルまたは(C6〜C20)アリールであり、R22乃至R26は、それぞれ独立して、水素、(C1〜C10)アルキル、ハロ(C1〜C10)アルキル、(C1〜C10)アルコキシ、(C3〜C7)シクロアルキル、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、モノまたはジ(C1〜C10)アルキルアミノ、またはモノまたはジ(C6〜C20)アリールアミノであり、R31は、水素、(C1〜C10)アルキルまたは(C6〜C20)アリールであり、aは、1乃至3の整数であって、mは、1乃至5の整数である。) 請求項4 下記化学式4で表されることを特徴とする、請求項1に記載のピルベート誘導体またはこれの薬学的に許容される塩。[化学式4](式中、Eは、OまたはSであり、R12は、水素、(C1〜C10)アルキルまたは(C6〜C20)アリールであり、R301乃至R305は、それぞれ独立して、水素、(C1〜C10)アルキル、ハロ(C1〜C10)アルキル、ヒドロキシ(C1〜C10)アルキル、(C1〜C10)アルコキシ、(C3〜C7)シクロアルキル、(C1〜C10)アルコキシカルボニル、(C6〜C20)アリールオキシカルボニル、(C1〜C10)アルキルカルボニル、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、カルボキシル、2−オキソプロパノイルオキシ、ヒドロキシ、モノまたはジ(C1〜C10)アルキルアミノ、モノまたはジ(C6〜C20)アリールアミノまたはであり、Dは、化学結合であるか、O、NR31またはSであり、R21は、水素、(C1〜C10)アルキルまたは(C6〜C20)アリールであり、R22乃至R26は、それぞれ独立して、水素、(C1〜C10)アルキル、ハロ(C1〜C10)アルキル、(C1〜C10)アルコキシ、(C3〜C7)シクロアルキル、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、モノまたはジ(C1〜C10)アルキルアミノ、またはモノまたはジ(C6〜C20)アリールアミノであり、R31は、水素、(C1〜C10)アルキルまたは(C6〜C20)アリールであり、bは、0または1であって、mは、1乃至5の整数である。) 請求項5 Aは、Oであり、R101は、それぞれ独立して、水素、メチルまたはフェニルであって、R102乃至R105は、それぞれ独立して、水素、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、n−ブチル、i−ブチル、t−ブチル、n−ペンチル、i−ペンチル、n−ヘキシル、n−ヘプチル、n−オクチル、エチルヘキシル、トリフルオロメチル、ヒドロキシメチル、ヒドロキシエチル、メトキシ、エトキシ、メトキシカルボニル、フェノキシカルボニル、エチルカルボニル、クロロ、フルオロ、シアノ、ニトロ、アミノ、カルボキシル、2−オキソプロパノイルオキシ、ヒドロキシまたはであり、Dは、化学結合であるか、Oであり、R21は、水素、メチルまたはフェニルであって、R22乃至R26は、それぞれ独立して、水素、メチル、トリフルオロメチル、メトキシ、クロロまたはフルオロであり、mは、1乃至5の整数であることを特徴とする、請求項2に記載のピルベート誘導体またはこれの薬学的に許容される塩。 請求項6 Aは、NR11またはOであり、Eは、Oであって、R11は、水素、メチルまたはフェニルであり、R201は、水素、メチルまたはフェニルであって、R202乃至R206は、それぞれ独立して、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、n−ブチル、i−ブチル、t−ブチル、n−ペンチル、i−ペンチル、n−ヘキシル、n−ヘプチル、n−オクチル、エチルヘキシル、トリフルオロメチル、ヒドロキシメチル、ヒドロキシエチル、メトキシ、エトキシ、メトキシカルボニル、フェノキシカルボニル、エチルカルボニル、クロロ、フルオロ、シアノ、ニトロ、アミノ、カルボキシル、2−オキソプロパノイルオキシ、ヒドロキシまたはであり、Dは、化学結合であるか、OまたはSであり、R21は、水素、メチルまたはフェニルであって、R22乃至R26は、それぞれ独立して、水素、メチル、トリフルオロメチル、メトキシ、クロロまたはフルオロであり、aは、1または2の整数であって、mは、1乃至5の整数であることを特徴とする、請求項3に記載のピルベート誘導体またはこれの薬学的に許容される塩。 請求項7 Eは、Oであり、R12は、水素、メチルまたはフェニルであって、R301乃至R305は、それぞれ独立して、水素、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、n−ブチル、i−ブチル、t−ブチル、n−ペンチル、i−ペンチル、n−ヘキシル、n−ヘプチル、n−オクチル、エチルヘキシル、トリフルオロメチル、ヒドロキシメチル、ヒドロキシエチル、メトキシ、エトキシ、メトキシカルボニル、フェノキシカルボニル、エチルカルボニル、クロロ、フルオロ、シアノ、ニトロ、アミノ、カルボキシル、2−オキソプロパノイルオキシ、ヒドロキシまたはであり、Dは、化学結合であるか、OまたはSであり、R21は、水素、メチルまたはフェニルであって、R22乃至R26は、それぞれ独立して、水素、メチル、トリフルオロメチル、メトキシ、クロロまたはフルオロであり、bは、0または1の整数であって、mは、1乃至5の整数であることを特徴とする、請求項4に記載のピルベート誘導体またはこれの薬学的に許容される塩。 請求項8 下記化合物から選択されることを特徴とする、請求項5に記載のピルベート誘導体またはこれの薬学的に許容される塩。2−(2−オキソプロパノイルオキシ)安息香酸2−(2−オキソプロパノイルオキシ)−5−(4−(トリフルオロメチル)フェネチルアミノ)安息香酸2−(2−オキソプロパノイルオキシ)−4−(トリフルオロメチル)安息香酸 2−(2−オキソプロパノイルオキシ)−5−(2,3,5,6−テトラフルオロ−4−(トリフルオロメチル)ベンジルアミノ)安息香酸5−(2−(4−クロロフェノキシ)エチルアミノ)2−(2−オキソプロパノイルオキシ)安息香酸5−(2−(2,4−ジクロロフェノキシ)エチルアミノ)−(2−(2−オキソプロパノイルオキシ)安息香酸5−(2−(4−メトキシフェノキシ)エチルアミノ)−2−(2−オキソプロパノイルオキシ)安息香酸2−(2−オキソプロパノイル)−5−(2−(p−トリルオキシ)エチルアミノ)安息香酸5−(2−(4−フルオロフェノキシ)エチルアミノ)−2−(2−オキソプロパノイルオキシ)安息香酸5−(3−(4−フルオロフェノキシ)プロピルアミノ)−2−(2−オキソプロパノイルオキシ)安息香酸4−クロロ−2−(2−オキソプロパノイルオキシ)安息香酸4−メトキシ−2−(2−オキソプロパノイルオキシ)安息香酸4−ヒドロキシ−2−(2−オキソプロパノイルオキシ)安息香酸4−ヒドロキシ−2,6−ビス(2−オキソプロパノイルオキシ)安息香酸2,4,6−トリス(2−オキソプロパノイルオキシ)安息香酸2,4−ビス(2−オキソプロパノイルオキシ)安息香酸 請求項9 下記化合物から選択されることを特徴とする、請求項6に記載のピルベート誘導体またはこれの薬学的に許容される塩。N−メチル−2−オキソ−N−(3−フェニル−3−(4−(トリフルオロメチル)−フェノキシ)プロピル)プロパンアミド2−オキソ−N−(3−フェニル−3−(4−(トリフルオロメチル)フェノキシ)プロピル)プロパンアミド 請求項10 下記化合物から選択されることを特徴とする、請求項7に記載のピルベート誘導体またはこれの薬学的に許容される塩。2−(2,3−ジオキソブタンアミド)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸 請求項11 下記化合物であることを特徴とする、請求項1に記載のピルベート誘導体またはこれの薬学的に許容される塩。2−(ヒドロキシメチル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル2−オキソプロパノエート 請求項12 請求項1乃至11のいずれかに記載のピルベート誘導体またはこれの薬学的に許容される塩を有効成分として含有する脳疾患の予防及び治療のための薬学的組成物。 請求項13 脳疾患は、脳卒中、虚血性脳疾患、中風、痴呆、アルツハイマー病、パーキンソン病、ハンチントン病、テンカン、ピック(Pick)病、クロイツフェルト・ヤコブ病(Creutzfeld-jakob)病、脊髄損傷(spinal cord injury)、ルゲリック病(筋萎縮性側索硬化症;Amyotrophic lateral sclerosis)、網膜虚血(retinal ischemia)または記憶力減退であることを特徴とする、請求項12に記載の薬学的組成物。
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