专利摘要:
本発明は、JAK及びSYKを阻害し、自己免疫及び炎症性疾患の処置に有用である、式I[式中変数Q1、R及びXは、明細書に記載のとおりである]の新規なピロロピラジン誘導体の使用に関する。
公开号:JP2011513261A
申请号:JP2010548068
申请日:2009-02-16
公开日:2011-04-28
发明作者:エルワーシー,トッド・リチャード;オーエンズ,ティモシー・ディー;コンドル,ラマ・ケィ;ジャハーンギア,アラム;スミス,ディビッド・バーナード;ソス,マイケル;デュ・ボイス,デイジー・ジョー;ハーマン,ヨハネス・コーネリアス;パク,チェヒョン;バンベルク,ジョー・ティモシー;ヘンドリックス,ロバート・ザン;ヤン,ハンビィアオ;レモアヌ,レミー;ロウ,イェン
申请人:エフ.ホフマン−ラ ロシュ アーゲーF. Hoffmann−La Roche Aktiengesellschaft;
IPC主号:C07D487-04
专利说明:

[0001] 本発明は、JAK及びSYKの阻害剤であり、JAK3を選択的に阻害し、自己免疫性及び炎症性疾患の処置に有用である、新規なピロロピラジン誘導体の使用に関する。]
[0002] プロテインキナーゼは、ヒト酵素の最も大きいファミリーの1つを構成し、タンパク質にリン酸基を付加することによって多種多様なシグナル伝達プロセスを調節する;特にチロシンキナーゼは、チロシン残基のアルコール部分のタンパク質をリン酸化する。チロシンキナーゼファミリーには、細胞増殖、移動、及び分化を制御するメンバーが含まれる。癌、自己免疫及び炎症性疾患を含むさまざまなヒトの疾患において、異常なキナーゼ活性が関与しているとされてきた。プロテインキナーゼは細胞シグナリングの主要な制御因子の1つであるため、細胞機能をキナーゼ活性の小分子阻害剤で調節する手段を提供し、このため、有効な薬物設計の標的となる。キナーゼ介在疾患プロセスの処置に加えて、キナーゼ活性の選択的及び効果的な阻害剤は、細胞シグナル伝達プロセスの調査及び治療対象の他の細胞標的の同定にも有用である。]
[0003] JAK(JAnusキナーゼ)は、JAK1、JAK2、JAK3及びTYK2を含む細胞質タンパク質チロシンキナーゼのファミリーである。各々のJAKは、別々のサイトカイン受容体の細胞質内部分と優先的に会合する(Annu. Rev. Immunol. 16 (1998), pp. 293-322)。JAKはリガンドの結合に続いて活性化され、それ自体は固有のキナーゼ活性を持たないサイトカイン受容体をリン酸化することによりシグナル伝達を開始する。このリン酸化により、受容体上にSTAT(シグナル伝達性転写因子(signal transducer and activator of transcription))タンパク質として知られる他の分子のためのドッキング部位が作成され、リン酸化されたJAKは、さまざまなSTATタンパク質を結合する。STATタンパク質、すなわちSTATは、チロシン残基のリン酸化により活性化されるDNA結合タンパク質であり、シグナル伝達分子としても転写因子としても機能し、最終的には、サイトカイン応答遺伝子のプロモーターに存在する特定のDNA配列に結合する(Leonard et al., (2000), J. Allergy Clin. Immunol. 105:877-888)。]
[0004] JAK/STATのシグナル伝達が、多くの異常な免疫応答、例えば、アレルギー、喘息、自己免疫疾患、例えば、移植片(同種移植片)拒絶、リウマチ様関節炎、筋萎縮性側索硬化症及び多発性硬化症などの媒介、同様にまた、固形悪性腫瘍及び血液学的悪性腫瘍、例えば、白血病及びリンパ腫などにおいて関与しているとされてきた。]
[0005] このように、JAK及びSTATは、複数の強力に絡み合うシグナル伝達経路の構成要素であり(Oncogene 19 (2000), pp. 5662-5679)、このことは、JAK−STAT経路の他方のシグナル伝達経路に干渉することなく、一方の要素を特異的に標的化することの難しさを示している。]
[0006] JAK3を含むJAKキナーゼは、最も多く見られる形態の小児がんである急性リンパ性白血病を有する小児由来の原発性白血病細胞において多量に発現されており、研究では、ある種の細胞におけるSTAT活性化をアポトーシス調節シグナルと関連付けている(Demoulin et al., (1996), Mol. Cell. Biol. 16:4710-6; Jurlander et al., (1997), Blood. 89:4146-52; Kaneko et al., (1997), Clin. Exp. Immun. 109:185-193; andNakamura et al.,(1996), J. Biol. Chem. 271: 19483-8)。それらはリンパ球の分化、機能及び生存に重要であることも公知である。JAK3はとりわけ、リンパ球、マクロファージ及び肥満細胞の機能に欠くことのできない役割を果たしている。このJAKキナーゼの重要性を考えると、JAK3に選択的なものを含むJAK経路を調節する化合物は、リンパ球、マクロファージ又はマスト細胞の機能が関与する疾患又は状態を処置するのに有用でありうる(Kudlacz et al., (2004) Am. J. Transplant 4:51-57; Changelian (2003) Science 302:875-878)。JAK経路の標的化又はJAKキナーゼ、とりわけJAK3の調節が治療的に有用であると考えられる状態には、白血病、リンパ腫、移植拒絶反応(例えば、膵島移植拒絶反応)、骨髄移植の適用(例えば、移植片対宿主病)、自己免疫疾患(例えば、糖尿病)及び炎症(例えば、喘息、アレルギー反応)が含まれる。JAK3の阻害のため有益になりうる条件を以下により詳細に論じる。]
[0007] しかしながら、JAK1、JAK2及びTyk2が比較的に遍在的に発現するのとは対照的に、JAK3は、より限定的で制御された発現を有する。JAK(JAK1、JAK2、Tyk2)の中には、さまざまなサイトカイン受容体に使用されるものがあるが、JAK3は、その受容体中にγcを含有するサイトカインにのみ使用される。したがって、JAK3は、その受容体が共通のガンマ鎖を使用することがこれまでに示されたサイトカイン;IL−2、IL−4、IL−7、IL−9、IL−15及びIL−21に対するサイトカインシグナル伝達において役割を果たす。JAK1は、とりわけ、サイトカインIL−2、IL−4、IL−7、IL−9及びIL−21に対する受容体と相互作用するのに対し、JAK2は、とりわけ、IL−9及びTNF−アルファに対する受容体と相互に作用する。ある種のサイトカインがそれらの受容体に結合したとき(例えば、IL−2、IL−4、IL−7、IL−9、IL−15及びIL−21)、受容体のオリゴマー化が生じ、その結果、会合したJAKキナーゼの細胞質テールが近くに接近し、JAKキナーゼ上のチロシン残基のリン酸化反応を促進する。このリン酸化反応により、JAKキナーゼの活性化がもたらされる。]
[0008] 動物での研究によって、JAK3はB−及びT−リンパ球の成熟において重要な役割を果たすだけでなく、T細胞の機能を維持するために構成的に必要とされることが示唆されている。この新規機構による免疫活性の調節が、移植拒絶反応及び自己免疫疾患のようなT細胞増殖性障害の処置に有用であることを示しうる。]
[0009] JAK3はとりわけ、さまざまな生物学的プロセスに関与しているとされてきた。例えば、IL−4及びIL−9によって誘導されるマウス肥満細胞の増殖及び生存は、JAK3シグナル伝達及びガンマ鎖シグナル伝達に依存することが明らかにされている(Suzuki et al., (2000), Blood 96:2172-2180)。JAK3はまた、IgE受容体媒介性の肥満細胞脱顆粒応答において重大な役割を果たしており(Malaviya et al., (1999), Biochem. Biophys. Res. Commun. 257:807-813)、JAK3キナーゼの阻害は、アナフィラキシーを含むI型過敏反応を阻止することが明らかにされている(Malaviya et al., (1999), J. Biol. Chem. 274:27028-27038)。JAK3阻害はまた、同種移植片拒絶反応の免疫抑制をもたらすことが明らかにされている(Kirken, (2001), Transpl. Proc. 33:3268-3270)。JAK3キナーゼはまた、関節リウマチの初期及び後期(Muller-Ladner et al., (2000), J. Immunal. 164:3894-3901)、家族性筋萎縮性側索硬化症(Trieu et al., (2000), Biochem Biophys. Res. Commun. 267:22-25)、白血病(Sudbeck et al., (1999), Clin. Cancer Res. 5:1569-1582)、T細胞リンパ腫の一形態である菌状息肉腫(Nielsen et al., (1997), Prac. Natl. Acad. Sci. USA 94:6764-6769)、ならびに異常な細胞成長(Yu et al., (1997), J. Immunol. 159:5206-5210; Catlett-Falcone et al., (1999), Immunity 10:105-115)に関わる機構に関与しているとされてきた。]
[0010] JAK3阻害剤は、臓器移植、異種移植、ループス、多発性硬化症、リウマチ性関節炎、乾癬、1型糖尿病及び糖尿病からの合併症、癌、喘息、アトピー性皮膚炎、自己免疫甲状腺障害、潰瘍性大腸炎、クローン病、アルツハイマー病、白血病及び免疫抑制が望ましいであろう他の適応症のための免疫抑制剤として有用な治療である。]
[0011] その機能的重要性は未だ明らかにされてはいないものの、JAK3の非造血系での発現も報告されている(J. Immunol. 168 (2002), pp. 2475-2482)。SCID(重症複合免疫不全症)のための骨髄移植は治効があるので(Blood 103 (2004), pp. 2009-2018)、JAK3が、他の組織又は臓器において必須の非冗長機能を有しているとは考えにくい。ゆえに、免疫抑制薬の他の標的とは対照的に、JAK3の限定分布は、魅力がある。免疫系に限定して発現している分子標的上で作用する薬剤は、最大限の効力:毒性比を発揮する可能性がある。したがってJAK3を標的にすることにより、理論上、必要な箇所(すなわち、免疫応答に能動的に関与している細胞上)での免疫抑制が、これらの細胞集団の外にはなんらの影響ももたらすことなく、可能である。さまざまなSTAT-/-系における欠損した免疫応答についての記載はあるが、(J. Investig. Med. 44 (1996), pp. 304-311; Curr. Opin. Cell Biol. 9 (1997), pp. 233-239)、STATの偏在分布、及びこれらの分子が小分子阻害剤の標的になる酵素活性を欠くという事実により、これらは免疫抑制の主要な標的に選択されずにきた。]
[0012] SYK(脾臓チロシンキナーゼ)は、BCRシグナル伝達によるB−細胞活性化に必須である非受容体型チロシンキナーゼである。SYKは、リン酸化されたBCRに結合すると活性化して、BCRの活性化に続いて早期のシグナル伝達事象を開始する。SYKを欠くマウスは、B細胞発生(Cheng et al. Nature 378:303, 1995; Turner et al. Nature 378:298, 1995)において早期のブロッキングを示す。したがって、細胞におけるSYK酵素活性の阻害は、自己抗体産生機序に対するその作用による自己免疫疾患の1つの処置として提案される。]
[0013] BCRシグナル伝達及びB細胞活性化におけるSYKの役割に加えて、FcεRI媒介肥満細胞脱顆粒及び好酸球活性化においても主要な役割を果たす。このため、SYKは、喘息を含むアレルギー性障害に関与するとされている(Wong et al. Expert Opin Investig Drugs 13:743, 2004によるレヴュー)。SYKは、FcεRIのリン酸化されたガンマ鎖に、そのSH2ドメインを介して結合し、下流シグナル伝達に不可欠である(Taylor et al. Mol. Cell. Biol. 15:4149, 1995)。SYK欠損肥満細胞は、不完全な脱顆粒や、アラキドン酸及びサイトカインの分泌を示す(Costello et al. Oncogene 13:2595, 1996)。これは、肥満細胞においてSYK活性を阻害する薬剤に関しても示された(Yamamoto et al. J Pharmacol Exp Ther 306:1174, 2003)。SYKアンチセンス・オリゴヌクレオチドでの処置は、喘息の動物モデルにおいて、抗原誘発好酸球及び好中球浸潤を阻害する(Stenton et al. J Immunol 169:1028, 2002)。SYK欠損好酸球はまた、FcεR刺激に反応して活性障害を示す(Lach−トリfilieffe et al. Blood 96:2506, 2000)。したがって、SYKの小分子阻害剤は、喘息を含むアレルギー誘発性炎症性疾患の処置に有用であろう。]
[0014] JAK及び/又はSYK経路の調節を含む処置により恩恵を受けると予想される数々の状態を鑑みると、JAK及び/又はSYK経路を調節する新規な化合物及びこれらの化合物を使用する方法が、さまざまな患者に対し、かなりの治療的有用性を提供することは容易に明らかである。本明細書は、数々の状態の処置(JAK及び/又はSYK経路を標的にする、すなわちJAK又はSYKキナーゼ、特にJAK3を阻害する)に使用し、自己免疫及び炎症性疾患の処置のために治療上有用である新規なピロロピラジン誘導体を提供する。]
[0015] 本明細書において提供する新規なピロロピラジン誘導体は、JAK3を選択的に阻害し、自己免疫及び炎症性疾患の処置に有用である。本発明の化合物は、JAK及び/又はSYK経路を調節し、自己免疫及び炎症性疾患の処置に有用な新規なピロロピラジン誘導体であり、好適な化合物は、JAK3を選択的に阻害する。例えば、本発明の化合物は、JAK3及びSYKを阻害しうるが、好適な化合物は、JAKキナーゼの中でJAK3に対して選択的であり、自己免疫及び炎症性疾患の処置に有用な新規なピロロピラジン誘導体である。さらに、本発明の化合物は、JAK3及びJAK2を阻害しうるが、好適な化合物は、JAKキナーゼの中でJAK3に対して選択的であり、自己免疫及び炎症性疾患の処置に有用な新規なピロロピラジン誘導体である。同様に、本発明の化合物は、JAK3及びJAK1を阻害しうるが、好適な化合物は、JAKキナーゼの中でJAK3に対して選択的であり、自己免疫及び炎症性疾患の処置に有用な新規なピロロピラジン誘導体である。]
[0016] 本出願は、式I:]
[0017] [式中、
Rは、R1、R2、R3、又はR4であり;
R1は、低級アルキル、低級アルコキシ、フェニル、ベンジル、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はシクロアルキルアルキレンであり、1つ以上のR1aで場合により置換されており;
R1aは、R1b又はR1cであり;
各R1bは、独立してハロゲン、オキソ、ヒドロキシ、又は−CNであり;
各R1cは、独立して−C(=O)O(R1f)、−C(=O)(R1e)、−C(=O)CH2(R1e)、−S(R1f)、−S(O)2(R1f)、−N(R1f)S(O)2(R1f)、−S(=O)(R1f)、低級アルキル、低級アルコキシ、アミノ、アミド、低級ハロアルキル、フェニル、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、シクロアルキルオキシ、又はヘテロシクロアルキルオキシであり、1つ以上のR1dで場合により置換されており;
各R1dは、独立して、ハロゲン、ヒドロキシ、低級アルキル、低級アルコキシ、低級ヒドロキシアルキル、アミノ、アミド、シアノ、又は低級ハロアルキルであり;
各R1eは、独立して、H、低級アルキル、低級アルコキシ、−CN、低級ハロアルキル、フェニル、ヘテロアリール、シクロアルキル、又はヘテロシクロアルキルであり;
各R1fは、独立して、H、低級アルキル、低級ハロアルキル、低級アルケニル、フェニル、ヘテロアリール、シクロアルキル、又はヘテロシクロアルキルであり;
R2は、N(R2a)2であり;
各R2aは、独立して、H又はR2bであり;
各R2bは、独立して、低級アルキル、低級アルコキシ、フェニル、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はヘテロシクロアルキルアルキレンであり、1つ以上のR2cで場合により置換されており;
R2cは、R2d又はR2eであり;
各R2dは、独立して、ハロゲン、オキソ、又はヒドロキシであり;
各R2eは、独立して、−N(R2g)2、−C(=O)(R2g)、−C(=O)O(R2g)、−C(=O)N(R2g)2、−N(R2g)C(=O)(R2g)、−S(=O)2(R2g)、−S(O)2N(R2g)2、低級アルキル、低級アルコキシ、低級ハロアルキル、フェニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、シクロアルキル、又はヘテロシクロアルキルであり、1つ以上のR2fで場合により置換されており;
各R2fは、独立して、H、ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、低級ハロアルキルであり;
各R2gは、独立して、H、低級アルキル、低級アルコキシ、低級ハロアルキル、又はフェニルであり;
R3は、−C(=O)R3aであり;
R3aは、低級アルキル、低級アルコキシ、フェニル、又はN(R3b)2であり;
各R3bは、独立して、H又は低級アルキルであり;
R4は、−O(R4a)であり;
R4aは、H又はR4bであり;
R4bは、低級アルキル、フェニル、ベンジル、低級ハロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールであり、1つ以上のR4cで場合により置換されており;
各R4cは、独立して、ハロゲン、ヒドロキシ、低級アルキル、低級ハロアルキル、又は低級アルコキシであり;
Q1は、フェニル又はインドリルであり、1つ以上のQ1aで場合により置換されており;
各Q1aは、独立して、Q1b又はQ1cであり;
各Q1bは、独立して、ハロゲン、ヒドロキシ、−CN、−S(Q1e)、−S(O)2(Q1e)、又は−S(=O)(Q1e)であり;
各Q1cは、独立して、Q1d又はQ1eであり;
各Q1dは、独立して、−O(Q1e)、−S(=O)2(Q1e)、−C(=O)N(Q1e)2、−S(=O)(Q1e)、−N(Q1e)S(=O)2(Q1e)、−C(=O)(Q1e)、−C(=O)O(Q1e)、−N(Q1e)2、−N(Q1e)C(=O)(Q1e)、−N(Q1e)C(=O)O(Q1e)、−Si(Q1e)3、又は−N(Q1e)C(=O)N(Q1e)2であり;
各Q1eは、独立して、H又はQ1e’であり;
各Q1e’は、独立して、低級アルキル、アミノ、低級アルケニル、フェニル、ベンジル、低級ハロアルキル、低級チオアルキル、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキレン、又はヘテロアリールであり、1つ以上のQ1fで場合により置換されており;
各Q1fは、独立して、Q1g又はQ1hであり;
各Q1gは、独立して、ハロゲン、ヒドロキシ、オキソ、−(C(Q1h)2)mS(O)2(Q1h)、−(C(Q1h)2)mN(Q1h)(C(Q1h)2)mS(O)2(Q1h)、−(C(Q1h)2)mN(Q1h)2、−(C(Q1h)2)mC(=O)(Q1h)、又は−N(Q1h)C(=O)(Q1h)であり;
各mは、独立して、0、1、又は2であり;
各Q1hは、独立して、Q1i又はQ1jであり;
各Q1iは、独立して、H又はヒドロキシであり;
各Q1jは、独立して、低級アルキル、低級ハロアルキル、低級アルコキシ、低級チオアルキル、シアノ、アミノ、フェニル、ベンジル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はヘテロアリールであり、1つ以上のQ1kで場合により置換されており;
各Q1kは、独立して、ハロゲン、ヒドロキシ、低級アルキル、低級ハロアルキル、低級ヒドロキシアルキル、アミノ、低級チオアルキル、低級アルコキシ、又はシアノであり;
Xは、X1又はX2であり;
X1は、H、ハロゲン、又はヒドロキシであり;
X2は、低級アルキル、低級アルコキシ、低級ハロアルキル、フェニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はヘテロアリールであり、1つ以上のX2’で場合により置換されており;
各X2’は、独立して、ヒドロキシ、ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、低級ハロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はヘテロアリールである]
の化合物又は薬学的に許容されうるその塩を提供する。]
[0018] 上記態様の1つの変形において、Xは、Hである。]
[0019] 上記態様の1つの変形において、Rは、本明細書で定義されるとおりのR1である。]
[0020] 上記態様の1つの変形において、R1は、低級アルキルである。]
[0021] 上記態様の1つの変形において、R1は、本明細書で定義されるとおりの1つ以上のR1aで場合により置換されている低級アルキルである。]
[0022] 上記態様の1つの変形において、R1は、tert-ブチルである。]
[0023] 上記態様のもう1つの変形において、R1は、tert-ブチルであり、Q1aはQ1cであり、Q1cはQ1eであり、Q1eはQ1e’であり、Q1e’はピロリジンである。]
[0024] 上記態様のもう1つの変形において、R1は、−CHC(CH3)3である。]
[0025] 上記態様のもう1つの変形において、R1は、イソ−ブチルである。]
[0026] 上記態様のもう1つの変形において、R1は、イソ−プロピルである。]
[0027] 式Iの化合物の1つの態様において、R1は、シクロアルキルである。]
[0028] 式Iの化合物の1つの態様において、R1は、ヘテロシクロアルキルである。]
[0029] 式Iの化合物の1つの態様において、R1は、ベンジルである。]
[0030] 式Iの化合物の1つの態様において、R1は、フェニルである。]
[0031] 式Iの化合物の1つの態様において、Rは、本明細書で定義されるとおりのR2である。]
[0032] 式Iの化合物の1つの態様において、Rは、R2であり、R2は、NH(R2a)であり、ここでR2aは、本明細書で定義されるとおりである。]
[0033] 上記態様の1つの変形において、R2aは、本明細書で定義されるとおりのR2bである。]
[0034] 上記態様の1つの変形において、R2bは、低級アルキルである。]
[0035] 上記態様の1つの変形において、R2bは、イソ−プロピルである。]
[0036] 式Iの化合物の1つの態様において、R2bは、ヘテロシクロアルキルである。]
[0037] 式Iの化合物の1つの態様において、R2bは、シクロアルキルである。]
[0038] 式Iの化合物の1つの態様において、R2bは、ヘテロシクロアルキルアルキレンである。]
[0039] 上記態様の1つの変形において、R2bは、ピロリジンである。]
[0040] 上記態様の1つの変形において、R2bは、ピロリジニルメチレンである。]
[0041] 上記態様の1つの変形において、Q1aは、本明細書で定義されるとおりのQ1cである。]
[0042] 上記態様のもう1つの変形において、Q1aはQ1cであり、Q1cはQ1eであり、Q1eはQ1e’であり、Q1e’はヘテロシクロアルキルである。]
[0043] 上記態様のもう1つ別の変形において、QはQ1であり、Q1aはQ1cであり、Q1cはQ1eであり、Q1eはQ1e’であり、Q1e’はピロリジンである。]
[0044] 上記態様のもう1つ別の変形において、QはQ1であり、Q1aはQ1cであり、Q1cはQ1dであり、Q1dは−O(Q1e)であり、Q1eはQ1e’であり、Q1e’は低級アルキルである。]
[0045] 上記態様のもう1つ別の変形において、QはQ1であり、Q1aはQ1cであり、Q1cはQ1dであり、Q1dは−O(Q1e)であり、Q1eはQ1e’であり、Q1e’はメチルである。]
[0046] 式Iの化合物の1つの態様において、Q1aは、本明細書で定義されるとおりのQ1bである。]
[0047] 上記態様の1つの変形において、Q1bは、ハロゲンである。]
[0048] 上記態様のもう1つの変形において、Q1bは、ヒドロキシである。]
[0049] 式Iの化合物の1つの態様において、Q1aは、本明細書で定義されるとおりのQ1cである。]
[0050] 上記態様の1つの変形において、Q1cはQ1dであり、Q1dは−O(Q1e)であり、Q1eはQ1e’であり、Q1e’は、本明細書で定義されるとおりの1つ以上のQ1fで場合により置換されている低級アルキルである。]
[0051] 上記態様の1つの変形において、Q1e’は、本明細書で定義されるとおりの1つ以上のQ1fで場合により置換されているメチルである。]
[0052] 上記態様のもう1つの変形において、Q1fは、Q1hであり、Q1hは、ヘテロシクロアルキルである。]
[0053] 上記態様の1つの変形において、Q1hは、モルホリンである。]
[0054] 式Iの化合物の1つの態様において、Q1aはQ1cであり、Q1cはQ1eであり、Q1eはQ1e’であり、Q1e’は、本明細書で定義されるとおりの1つ以上のQ1fで場合により置換されているヘテロシクロアルキルである。]
[0055] 上記態様の1つの変形において、Q1e’は、本明細書で定義されるとおりの1つ以上のQ1fで場合により置換されているピロリジンである。]
[0056] 上記態様のもう1つの変形において、Q1e’は、本明細書で定義されるとおりの1つ以上のQ1fで場合により置換されているピペラジンである。]
[0057] 上記態様のもう1つ別の変形において、Q1e’は、本明細書で定義されるとおりの1つ以上のQ1fで場合により置換されているピペリジンである。]
[0058] 上記態様のもう1つ別の変形において、Q1e’は、本明細書で定義されるとおりの1つ以上のQ1fで場合により置換されているモルホリンである。]
[0059] 上記態様のもう1つ別の変形において、Q1e’は、本明細書で定義されるとおりの1つ以上のQ1fで場合により置換されているピロリジノンである。]
[0060] 式Iの化合物の1つの態様において、Q1aはQ1cであり、Q1cはQ1dであり、Q1dは−C(=O)(Q1e)であり、Q1eはQ1e’であり、Q1e’は、本明細書で定義されるとおりの1つ以上のQ1fで場合により置換されているヘテロシクロアルキルである。]
[0061] 式Iのある態様において、対象の化合物は、より具体的には、式II:]
[0062] [式中:
R及びQ1は、本明細書で定義されるとおりである]
の化合物又は薬学的に許容されうるその塩である。]
[0063] 式Iのある態様において、対象の化合物は、より具体的には、式II’:]
[0064] [式中:
R1は、低級アルキル、低級アルコキシ、フェニル、ベンジル、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はシクロアルキルアルキレンであり、1つ以上のR1aで場合により置換されており;
R1aは、R1b又はR1cであり;
各R1bは、独立して、ハロゲン、オキソ、ヒドロキシ、又は−CNであり;
各R1cは、独立して、−C(=O)O(R1f)、−C(=O)(R1e)、−C(=O)CH2(R1e)、−S(R1f)、−S(O)2(R1f)、−N(R1f)S(O)2(R1f)、−S(=O)(R1f)、低級アルキル、低級アルコキシ、アミノ、アミド、低級ハロアルキル、フェニル、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、シクロアルキルオキシ、又はヘテロシクロアルキルオキシであり、1つ以上のR1dで場合により置換されており;
各R1dは、独立して、ハロゲン、ヒドロキシ、低級アルキル、低級アルコキシ、低級ヒドロキシアルキル、アミノ、アミド、シアノ、又は低級ハロアルキルであり;
各R1eは、独立して、H、低級アルキル、低級アルコキシ、−CN、低級ハロアルキル、フェニル、ヘテロアリール、シクロアルキル、又はヘテロシクロアルキルであり;
各R1fは、独立して、H、低級アルキル、低級ハロアルキル、低級アルケニル、フェニル、ヘテロアリール、シクロアルキル、又はヘテロシクロアルキルであり;
Q1は、本明細書で定義されるとおりである];
の化合物又は薬学的に許容されうるその塩である。]
[0065] 式II’のある態様において、R1は、低級アルキル、好ましくはtert-ブチルであり、本明細書で定義されるとおりの1つ以上のR1aで場合により置換されている。]
[0066] 式II’のある態様において、R1は、シクロアルキルであり、本明細書で定義されるとおりの1つ以上のR1aで場合により置換されている。]
[0067] 式Iのある態様において、対象の化合物は、より具体的には、式III:]
[0068] [式中、R2bは、独立して、低級アルキル、低級アルコキシ、フェニル、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はヘテロシクロアルキルアルキレンであり、1つ以上のR2cで場合により置換されており;
R2cは、R2d又はR2eであり;
各R2dは、独立して、ハロゲン、オキソ、又はヒドロキシであり;
各R2eは、独立して、−N(R2g)2、−C(=O)(R2g)、−C(=O)O(R2g)、−C(=O)N(R2g)2、−N(R2g)C(=O)(R2g)、−S(=O)2(R2g)、−S(O)2N(R2g)2、低級アルキル、低級アルコキシ、低級ハロアルキル、フェニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、シクロアルキル、又はヘテロシクロアルキルであり、1つ以上のR2fで場合により置換されており;
各R2fは、独立して、H、ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、低級ハロアルキルであり;
各R2gは、独立して、H、低級アルキル、低級アルコキシ、低級ハロアルキル、又はフェニルであり;
Q1は、本明細書で定義されるとおりである]
の化合物又は薬学的に許容されうるその塩である。]
[0069] 式IIIのある態様において、R2bは、本明細書で定義されるとおりの1つ以上のR2cで場合により置換されている低級アルキルである。]
[0070] 式IIIのある態様において、R2bは、本明細書で定義されるとおりの1つ以上のR2dで場合により置換されている低級アルキルである。好ましくはR2dは、ヒドロキシである。]
[0071] 式I、II、II’又はIIIのいずれかのある態様において、Q1は、本明細書で定義されるとおりの1つ以上のQ1aで場合により置換されているフェニルである。]
[0072] 式I、II、II’又はIIIのいずれかのある態様において、Q1は、独立して1つ以上の低級アルキル、アミノ、低級アルケニル、フェニル、ベンジル、低級ハロアルキル、低級チオアルキル、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキレン、又はヘテロアリール(本明細書で定義されるとおりの1つ以上のQ1fで場合により置換されている)で場合により置換されているフェニルである。]
[0073] 式I、II、II’又はIIIのいずれかのある態様において、Q1は、1つ以上の低級アルキル(本明細書で定義されるとおりの1つ以上のQ1fで場合により置換されている)で場合により置換されているフェニルである。]
[0074] 式I、II、II’又はIIIのいずれかのある態様において、Q1は、1つ以上のヘテロシクロアルキル(本明細書で定義されるとおりの1つ以上のQ1fで場合により置換されている)で場合により置換されているフェニルである。]
[0075] 式I、II、II’又はIIIのいずれかのある態様において、Q1は、1つ以上のピロリジン、ピペラジン、ピペリジン、モルホリン又はピロリジノン(これらは、本明細書で定義されるとおりの1つ以上のQ1fで場合により置換されている)で場合により置換されているフェニルである。]
[0076] 式I、II、II’又はIIIのいずれかのある態様において、Q1は、1つ以上のQ1e、−O(Q1e)又は−C(=O)(Q1e)(これらは、本明細書で定義されるとおりの1つ以上のQ1fで場合により置換されている)で場合により置換されているフェニルである。]
[0077] 式IIIのある態様において、R2bは、本明細書で定義されるとおりの1つ以上のR2cで場合により置換されている低級アルキルであり、Q1は、本明細書で定義されるとおりの1つ以上のQ1aで場合により置換されているフェニルである。]
[0078] 式II’のある態様において、R1は、低級アルキル、好ましくはtert-ブチルであり、本明細書で定義されるとおりの1つ以上のR1aで場合により置換されており、Q1は、本明細書で定義されるとおりの1つ以上のQ1aで場合により置換されているフェニルである。]
[0079] 式IIIのある態様において、R2bは、本明細書で定義されるとおりの1つ以上のR2cで場合により置換されている低級アルキルであり、Q1は、本明細書で定義されるとおりの1つ以上のQ1aで場合により置換されているフェニルである。]
[0080] 式II’のある態様において、R1は、本明細書で定義されるとおりの1つ以上のR1aで場合により置換されている、低級アルキル、好ましくはtert-ブチルであり、Q1は、1つ以上の低級アルキル(本明細書で定義されるとおりの1つ以上のQ1fで場合により置換されている)で場合により置換されているフェニルである。]
[0081] 式II’のある態様において、R1は、低級アルキル、好ましくはtert-ブチルであり、本明細書で定義されるとおりの1つ以上のR1aで場合により置換されており、Q1は、1つ以上のヘテロシクロアルキル(本明細書で定義されるとおりの1つ以上のQ1fで場合により置換されている)で場合によりで置換されているフェニルである。]
[0082] 1つの側面において、本出願は、治療上有効な量の式Iの化合物をそれを必要とする患者に対して投与することを含む、炎症性及び/又は自己免疫性状態を処置するための方法を提供する。]
[0083] 上記方法の1つの変型において、上記方法は、化学療法薬若しくは抗増殖剤、抗炎症剤、免疫調節剤若しくは免疫抑制剤、神経栄養因子、心臓血管疾患を処置するための薬剤、糖尿病を処置するための薬剤、又は免疫不全障害を処置するための薬剤から選択される追加の治療薬を投与することをさらに含む。]
[0084] 1つの側面において、本出願は、治療上有効な量の式I(式中、Rは、R1である)の化合物を、それを必要とする患者に対して投与することを含む、炎症性状態を処置するための方法を提供する。]
[0085] 1つの側面において、本出願は、治療上有効な量の式Iの化合物をそれを必要とする患者に対して投与することを含む、T細胞増殖性障害を阻害するための方法を提供する。]
[0086] 1つの側面において、本出願は、治療上有効な量の式I(式中、Rは、R2である)の化合物をそれを必要とする患者に対して投与することを含む、T細胞増殖性障害を阻害するための方法を提供する。]
[0087] 上記方法の1つの変型において、増殖性障害は、癌である。]
[0088] 1つの側面において、本出願は、治療上有効な量の式Iの化合物をそれを必要とする患者に対して投与することを含む、B細胞増殖性障害を処置するための方法を提供する。]
[0089] 1つの側面において、本出願は、治療上有効な量の式Iの化合物をそれを必要とする患者に対して投与することを含む、ループス、多発性硬化症、リウマチ性関節炎、乾癬、1型糖尿病、臓器移植による合併症、異種移植、糖尿病、癌、喘息、アトピー性皮膚炎、自己免疫性甲状腺障害、潰瘍性大腸炎、クローン病、アルツハイマー病、及び白血病を包含する免疫障害を処置するための方法を提供する。]
[0090] 1つの側面において、本出願は、治療上有効な量の式Iの化合物をそれを必要とする患者に対して投与することを含む、血管付移植又は非血管付移植の、急性の同種移植片又は異種移植片拒絶反応及び慢性の同種移植片又は異種移植片拒絶反応を包含する、あらゆる形態の臓器拒絶反応を予防又は治療するための方法を提供する。]
[0091] 1つの側面において、本出願は、それを必要とする患者に対して式Iの化合物を投与することを含む、血管付移植又は非血管付移植の、急性の同種移植片又は異種移植片拒絶反応及び慢性の同種移植片又は異種移植片拒絶反応を包含する、あらゆる形態の臓器拒絶反応を予防又は治療するための方法を提供する。]
[0092] 1つの側面において、本出願は、式Iの化合物を投与することを含むJAK3活性を阻害する方法であって、その化合物がJAK3活性のインビトロ生化学アッセイにおいて50mM以下のIC50を示す方法を提供する。]
[0093] 上記方法の1つの変型において、その化合物はJAK3活性のインビトロの生化学アッセイにおいて100nM以下のIC50を示す。]
[0094] 上記方法の1つの変型において、その化合物はJAK3活性のインビトロの生化学アッセイにおいて10nM以下のIC50を示す。]
[0095] 1つの側面において、本出願は、式Iの化合物を投与することを含む、SYK活性を阻害する方法であって、その化合物がSYK活性のインビトロの生化学アッセイにおいて50mM以下のIC50を示す方法を提供する。]
[0096] 上記方法の1つの変型において、その化合物はSYK活性のインビトロの生化学アッセイにおいて、100nM以下のIC50を示す。]
[0097] 上記方法の1つの変型において、その化合物はSYK活性のインビトロの生化学アッセイにおいて10nM以下のIC50を示す。]
[0098] 1つの側面において、本出願は、抗炎症性化合物を治療上有効な量の式Iの化合物と組み合わせて、それを必要とする患者に対して同時投与することを含む、炎症性状態を処置する方法を提供する。]
[0099] 1つの側面において、本出願は、治療上有効な量の抗炎症性化合物を式Iの化合物と組み合わせて、それを必要とする患者に対して同時投与することを含む、炎症性状態を処置する方法を提供する。]
[0100] 1つの側面において、本出願は、免疫抑制化合物を治療上有効な量の式Iの化合物と組み合わせて、それを必要とする患者に対して同時投与することを含む、免疫障害を処置する方法を提供する。]
[0101] 1つの側面において、本出願は、治療上有効な量の免疫抑制化合物を式Iの化合物と組み合わせて、それを必要とする患者に対して同時投与することを含む、免疫障害を処置する方法を提供する。]
[0102] 本出願は、少なくとも1つの薬学的に許容されうる担体、賦形剤又は希釈剤を混合した、式Iの化合物を含む医薬組成物を提供する。]
[0103] 1つの変型において、上記医薬組成物は、化学療法又は抗増殖性薬剤、抗炎症剤、免疫調節又は免疫抑制剤、神経栄養因子、心臓血管疾患の処置のための薬剤、糖尿病の処置のための薬剤、及び免疫不全症障害の処置のための薬剤から選択される追加の治療薬をさらに含む。]
[0104] 1つの側面において、本出願は、炎症性障害の処置のための薬剤の製造における式I、II、II’又はIIIの化合物の使用を提供する。]
[0105] 1つの側面において、本出願は、炎症性障害の処置のための薬剤の製造における、式Iの化合物の使用を提供する。]
[0106] 1つの側面において、本出願は、自己免疫障害の処置のための薬剤の製造における式I、II、II’又はIIIの化合物の使用を提供する。]
[0107] 1つの側面において、本出願は、自己免疫障害の処置のための薬剤の製造における式Iの化合物の使用を提供する。]
[0108] 1つの側面において、本出願は、自己免疫障害又は炎症性障害の処置における使用のための、式I、II、II’又はIIIの化合物を提供する。]
[0109] 本出願は、式IV:]
[0110] [式中:
Rは、R1、R2、R3、又はR4であり;
R1は、低級アルキル、低級アルコキシ、フェニル、ベンジル、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はシクロアルキルアルキルであり、1つ以上のR1aで場合により置換されており;
R1aは、R1b又はR1cであり;
R1bは、ハロゲン、オキソ、ヒドロキシ、又は−CNであり;
R1cは、−C(=O)O(R1f)、−C(=O)CH2(R1e)、−S(R1f)、−S(O)2(R1f)、又は−S(=O)(R1f)、低級アルキル、低級アルコキシ、アミノ、アミド、低級ハロアルキル、フェニル、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、シクロアルキルオキシ、又はヘテロシクロアルキルオキシであり、1つ以上のR1dで場合により置換されており;
R1dは、H、ハロゲン、ヒドロキシ、低級アルキル、低級アルコキシ、又は低級ハロアルキルであり;
R1eは、H、低級アルキル、低級アルコキシ、−CN、低級ハロアルキル、フェニル、ヘテロアリール、シクロアルキル、又はヘテロシクロアルキルであり;
R1fは、H、低級アルキル、低級ハロアルキル、フェニル、ヘテロアリール、シクロアルキル、又はヘテロシクロアルキルであり;
R2は、N(R2a)2であり;
各R2aは、独立して、H又はR2bであり;
各R2bは、独立して、低級アルキル、フェニル、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はヘテロシクロアルキルアルキレンであり、1つ以上のR2cで場合により置換されており;
R2cは、R2d又はR2eであり;
R2dは、ハロゲン、オキソ、又はヒドロキシであり;
R2eは、−N(R2g)2、−C(=O)(R2g)、−C(=O)O(R2g)、−C(=O)N(R2g)2、−N(R2g)C(=O)(R2g)、−S(=O)2(R2g)、−S(O)2N(R2g)2、低級アルキル、低級アルコキシ、低級ハロアルキル、フェニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、シクロアルキル、又は、ヘテロシクロアルキルであり、1つ以上のR2fで場合により置換されており;
各R2fは、独立して、H、ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、低級ハロアルキルであり;
各R2gは、独立して、H、低級アルキル、低級アルコキシ、低級ハロアルキル、又はフェニルであり;
R3は、−C(=O)R3aであり;
R3aは、低級アルキル、低級アルコキシ、フェニル、又はN(R3b)2であり;
各R3bは、独立して、H又は低級アルキルであり;
R4は、−O(R4a)であり;
R4aは、H又はR4bであり;
R4bは、低級アルキル、フェニル、ベンジル、低級ハロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールであり、1つ以上のR4cで場合により置換されており;
R4cは、ハロゲン、ヒドロキシ、低級アルキル、低級ハロアルキル、又は低級アルコキシであり;
Qは、Q1、Q2、Q3、又はQ4であり;
Q1は、1つ以上のQ1aで場合により置換されているフェニルであり;
Q1aは、Q1b又はQ1cであり;
Q1bは、ハロゲン、ヒドロキシ、−CN、−S(Q1e)、−S(O)2(Q1e)、又は−S(=O)(Q1e)であり;
Q1cは、Q1d又はQ1eであるか;
あるいは、2つのQ1aが一緒になって二環式環系を形成し、1つ以上のQ1b又はQ1cで場合により置換されており;
Q1dは、−O(Q1e)、−S(=O)2(Q1e)、−C(=O)N(Q1e)2、−S(=O)2(Q1e)、−C(=O)(Q1e)、−C(=O)O(Q1e)、−N(Q1e)2;−N(Q1e)C(=O)(Q1e)、−N(Q1e)C(=O)O(Q1e)、又は−N(Q1e)C(=O)N(Q1e)2であり;
各Q1eは、独立して、H又はQ1e’であり;
各Q1e’は、独立して、低級アルキル、フェニル、ベンジル、低級ハロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はヘテロアリールであり、1つ以上のQ1fで場合により置換されており;
Q1fは、Q1g又はQ1hであり;
Q1gは、ハロゲン、ヒドロキシ、オキソ、又は−C(=O)(Q1h)であり;
Q1hは、低級アルキル、低級ハロアルキル、低級アルコキシ、フェニル、ベンジル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はヘテロアリールであり、1つ以上のQ1iで場合により置換されており;
Q1iは、ハロゲン、ヒドロキシ、低級アルキル、低級ハロアルキル、又は低級アルコキシであり;
Q2は、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクロアルキル、又はヘテロアリールであり、1つ以上のQ2aで場合により置換されており;
Q2aは、Q2b又はQ2cであり;
Q2bは、ハロゲン、オキソ、ヒドロキシ、−CN、−SCH3、−S(O)2CH3、又は−S(=O)CH3であり;
Q2cは、Q2d又はQ2eであるか;
あるいは2つのQ2aが一緒になって二環式環系を形成し、1つ以上のQ2b又はQ2cで場合により置換されており;
Q2dは、−O(Q2e)、−S(=O)2(Q2e)、−C(=O)N(Q2e)2、−S(O)2(Q2e)、−C(=O)(Q2e)、−C(=O)O(Q2e)、−N(Q2e)2;−N(Q2e)C(=O)(Q2e)、−N(Q2e)C(=O)O(Q2e)、又は−N(Q2e)C(=O)N(Q2e)2であり;
各Q2eは、独立して、H又はQ2e’であり;
各Q2e’は、独立して、低級アルキル、フェニル、ベンジル、低級ハロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はヘテロアリールであり、1つ以上のQ2fで場合により置換されており;
Q2fは、Q2g又はQ2hであり;
Q2gは、ハロゲン、ヒドロキシ、オキソ、又は−C(=O)(Q2h)であり;
Q2hは、低級アルキル、低級ハロアルキル、低級アルコキシ、フェニル、ベンジル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はヘテロアリールであり、1つ以上のQ2iで場合により置換されており;
Q2iは、ハロゲン、ヒドロキシ、低級アルキル、低級ハロアルキル、又は低級アルコキシであり;
Q3は、−O−Q3a、−S−Q3a、−C(=O)(Q3a)、−S(=O)(Q3a)、−S(=O)2(Q3a)、−N(Q3a)2、−NHC(=O)(Q3a)、−C(=O)N(Q3a)2、又は−NHC(=O)N(Q3a)2であり;
各Q3aは、独立して、Q3b又はQ3cであり;
Q3bは、Hであり;
Q3cは、低級アルキル、低級ハロアルキル、フェニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はヘテロアリールであり、1つ以上のQ3dで場合により置換されており;
Q3dは、ハロゲン、ヒドロキシル、低級アルキル、低級アルコキシ、又は低級ハロアルキルであり;
Q4は、Q4a又はQ4bであり;
Q4aは、H又はハロゲンであり;
Q4bは、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、又は低級ハロアルキルであり;
但し、RがR4であり、R4が−O(R4a)であり、R4aがHであり、Q4がQ4aである場合、Q4aはHではない]
の化合物又は薬学的に許容されうるその塩を提供する。]
[0111] 発明の詳細な説明
本明細書において、語句「1つ(“a”)」又は「1つ(“an”)」の存在物は、1つ以上のその存在物を指す;例えば、化合物は、1つ以上の化合物又は少なくとも1つの化合物を指す。であるから、用語「1つ(“a”)」(又は「1つ(“an”)」)、「1つ以上」、及び「少なくとも1つ」は、本明細書では、同じ意味で使われうる。]
[0112] 語句「本明細書で上に定義されるとおりである」は、発明の概要又は最も広い定義の請求項で規定する各基の最も広い定義を指す。以下に示す他の実施態様すべてにおいて、各実施態様に存在しうる置換基で、明記されないものは、発明の概要に規定する最も広い定義を保有する。]
[0113] 本明細書で使用されるとおり、請求項における移行句であるか本文であるかを問わず、用語「含む (comprise(s))」及び「含む (comprising)」は、オープンエンドの意味を有すると解釈されるべきである。すなわち、これらの用語は、語句「少なくとも〜を有する(at least)」又は「少なくとも〜を含む(including at least)」と同意語として解釈されるべきである。方法に関連して使用する場合、用語「含む (comprising)」は、方法が少なくとも記載された工程を含が、さらなる工程を含みうることを意味する。化合物又は組成物に関連して使用する場合、用語「含む (comprising)」は、化合物又は組成物が、少なくとも記載された特徴又は成分を有するが、さらなる特徴又は成分も含みうることを意味する。]
[0114] 本明細書において使用する用語「又は」は、別段具体的に示さない限り、「及び/又は」の「包括的」意味で使用され、「いずれか/又は」の「排他的」意味では使用されない。]
[0115] 用語「独立して」は、本明細書において、同一の化合物内で、同じ又は異なる定義を有する可変物の存在又は不在に関わらず、可変物が、任意の1つの場合に適用されることを示すために使用される。したがって、R”が2回出現し、それが「独立して炭素又は窒素」と定義される化合物においては、両方のR”が炭素であることも、両方のR”が窒素であることも、又は一方のR”が炭素であり、他方が窒素であることもありうる。]
[0116] 本発明で用いる又はクレームされている化合物を図示し記載する任意の部分又は式において、いずれかの可変物(例えば、R、R’、又はQ)が1回より多く出現する場合、各出現についてのその定義は、全ての他の出現におけるその定義から独立している。また、置換基及び/又は可変物の組み合わせは、当該化合物が安定な化合物になる場合にのみ許容しうる。]
[0117] 結合の終端部の記号「*」又は結合を貫いて延伸する「------」は、各々、官能基又は他の化学部分の、それがその一部である分子の残りとの結合点を指す。したがって、例えば:]
[0118] ]
[0119] 環系中に引かれる結合(明確な頂点で連結されたものと対照をなす)は、結合が任意の適切な環原子に結合されうることを示す。]
[0120] 本明細書において使用される用語「場合による」又は「場合により」は、続いて記載される事象又は状況が起こってもよいが起こる必要もなく、その説明は、その事象又は状況が起こる場合と起こらない場合とを含むことを意味する。例えば「場合により置換されている」は、場合により置換される部分が、水素又は置換基を組み込みうることを意味する。]
[0121] 本明細書において使用される語句「一緒になって二環式環系を形成する」は、結合して二環式環系を形成することを意味し、ここで、各環は、4〜7個の炭素原子、又は4〜7個の炭素及びヘテロ原子のいずれかからなりえて、かつ飽和又は不飽和でありうる。]
[0122] 用語「約」は本明細書において、おおよそ、見当、概略、又は近くを意味するために使用される。用語「約」が数値範囲との組み合わせで使用される場合、それは記載される数値の上及び下に境界を拡張することによってその範囲に変更を加える。一般に、用語「約」は本明細書において、数値を、記載される値の上及び下に20%の変動で変更するように使用される。]
[0123] 本明細書における定義を組み合わせて、化学的に妥当な組み合わせ、例えば、「ヘテロアルキルアリール」、「ハロアルキルヘテロアリール」、「アリールアルキルヘテロシクリル」、「アルキルカルボニル」、「アルコキシアルキル」、「シクロアルキルアルキル」等を形成しうる。用語「アルキル」が、「フェニルアルキル」や「ヒドロキシアルキル」におけるように、他の用語に続く接尾語として使用される場合、これは、上に定義のとおりのアルキル基が他の具体的に名前を挙げた基から選択される1〜2個の置換基で置換されていることを指すことを意図している。このため、例えば、「フェニルアルキル」は、1〜2個のフェニル置換基を有するアルキル基を指し、このため、ベンジル、フェニルエチル、及びビフェニルを包含する。「アルキルアミノアルキル」は、1〜2個のアルキルアミノ置換基を有するアルキル基である。「ヒドロキシアルキル」は、2−ヒドロキシエチル、2−ヒドロキシプロピル、1−(ヒドロキシメチル)−2−メチルプロピル、2−ヒドロキブチル、2,3−ジヒドロキブチル、2−(ヒドロキシメチル)、3−ヒドロキシプロピル等を包含する。したがって、本明細書において、用語「ヒドロキシアルキル」は、以下に規定するヘテロアルキル基のサブセットを定義するのに用いられる。用語−(アラ)アルキルは、置換されていないアルキル又はアラルキル基のいずれかを指す。用語(ヘテロ)アリール又は(ヘタ)アリールは、アリール又はヘテロアリール基のいずれかを指す。]
[0124] 式Iの化合物は、互変異性を示しうる。互変異性の化合物は、2つ以上の相互交換化学種として存在しうる。プロトトロピー互変異性体は、二つの原子間での共有結合した水素原子の移動により生じる。互変異性体は、一般に、平衡状態で存在し、個々の互変異性体を単離する試みは、通常、化学的及び物理的特性が化合物の混合物と一致する混合物を生成する。平衡の位置は、分子内の化学的特徴に依存している。例えば、多数の脂肪族アルデヒド及びケトンにおいて、例えばアセトアルデヒドでは、ケト型が優位であり、一方、フェノールでは、エノール型が優位である。一般的なプロトトロピー互変異性体は、ケト/エノール(−C(=O)−CH−⇔−C(OH)=CH−)、アミド/イミド酸(−C(=O)−NH−⇔−C(−OH)=N−)及びアミジン(−C(=NR)−NH−⇔−C(−NHR)=N−)互変異性体を含む。後者の二つは、ヘテロアリール及び複素環式環において特に一般的であり、本発明は化合物の全互変異性体型を包含する。]
[0125] そうでないと明示しない限り、本明細書で用いられる技術及び科学用語は、本発明が属する分野の当業者が通常理解する意味を有する。当業者に既知のさまざまな方法論及び材料が本明細書において参照される。薬理学の一般原則が記載されている標準的な参照文献には、Goodman and Gilman's The Pharmacological Basis of Therapeutics, 10th Ed., McGraw Hill Companies Inc., New York (2001)が挙げられる。当業者に既知の任意の適切な材料及び/又は方法を本発明の実施に利用することができるが、好適な材料及び方法を記載する。以下の記載及び実施例で言及する材料、試薬等は、特に記載のない限り、商業的供給源から入手することができる。]
[0126] 本明細書における用語「アシル」は、式−C(=O)R(式中、Rは、水素又は本明細書で定義される低級アルキルである)の基を表す。本明細書における用語「アルキルカルボニル」は、式C(=O)R(式中、Rは、本明細書で定義されるアルキルである)の基を表す。用語C1−6アシルは、6個の炭素原子を含む基−C(=O)Rを指す。本明細書における用語「アリールカルボニル」は、式C(=O)R(式中、Rは、アリール基)の基を意味する。;本明細書における用語「ベンゾイル」は、式中、Rが、フェニルである「アリールカルボニル」基である。]
[0127] 本明細書における用語「アルキル」は、1〜10個の炭素原子を含む非分岐鎖又は分岐鎖の飽和一価の炭化水素残基を表す。用語「低級アルキル」は、1〜6個の炭素原子を含有する、直鎖又は分岐鎖の炭化水素残基を表す。本明細書における「C1−10アルキル」は、1〜10個の炭素からなるアルキルを指す。アルキル基の例は、メチル、エチル、プロピル、i−プロピル、n−ブチル、i−ブチル、t−ブチル又はペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、ヘキシル、ヘプチル、及びオクチルなどの低級アルキル基を含むがこれらに限定されない。]
[0128] 用語「アルキル」が、「フェニルアルキル」又は「ヒドロキシアルキル」におけるように、他の用語に続く接尾語として使用される場合、これは、他の具体的に名前を挙げた基から選択される1〜2つの置換基で置換されている、上に定義されたようなアルキル基を指すことを意図する。このため、例えば、「フェニルアルキル」は、基R’R”−(式中、R’は、フェニル基であり、R”は、本明細書で定義されるとおりのアルキレン基である)を表し、フェニルアルキル部分の結合点が、アルキレン基上であることが理解される。アリールアルキル基の例は、ベンジル、フェニルエチル、3−フェニルプロピルを含むがこれらに限定されない。用語「アリールアルキル」、「アリールアルキル」、又は「アラルキル」は、R’がアリール基であることを除いて、同様に解釈される。用語「ヘテロアリールアルキル」又は「ヘテロアリールアルキル」は、R’が場合によりアリールであるか、又はヘテロアリール基であることを除いて同様に解釈される。]
[0129] 本明細書における用語「ハロアルキル」は、1、2、3個又はそれ以上の水素原子がハロゲンで置換されている、上記定義のとおりの非分岐又は分岐鎖のアルキル基を表す。用語「低級ハロアルキル」は、1、2、3個又はそれ以上の水素原子がハロゲンで置換されている、1〜6個の炭素原子を含有する直鎖又は分岐鎖の炭化水素残基を表す。例として、1−フルオロメチル、1−クロロメチル、1−ブロモメチル、1−ヨードメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、トリクロロメチル、トリブロモメチル、トリヨードメチル、1−フルオロエチル、1−クロロエチル、1−ブロモエチル、1−ヨードエチル、2−フルオロエチル、2−クロロエチル、2−ブロモエチル、2−ヨードエチル、2,2−ジクロロエチル、3−ブロモプロピル又は2,2,2−トリフルオロエチルが挙げられる。]
[0130] 本明細書における用語「アルキレン」は、他に指定のない限り、1〜10個の炭素原子の直鎖の飽和二価炭化水素基(例えば、(CH2)n)又は2〜10個の炭素原子の分岐鎖の飽和二価炭化水素基(例えば、−CHMe−又は−CH2CH(i−Pr)CH2−)を表す。メチレンの場合を除いて、アルキレン基のオープン原子価は、同じ原子には結合していない。アルキレン基の例は、メチレン、エチレン、プロピレン、2−メチル−プロピレン、1,1−ジメチル−エチレン、ブチレン、2−エチルブチレンを含むがこれらに限定されない。]
[0131] 本明細書における用語「アルコキシ」は、−O−アルキル基(式中、アルキルは、上記定義のとおりである)、例えば、メトキシ、エトキシ、n−プロピルオキシ、i−プロピルオキシ、n−ブチルオキシ、i−ブチルオキシ、t−ブチルオキシ、ペンチルオキシ、ヘキシルオキシを意味し、それらの異性体を包含する。本明細書における「低級アルコキシ」は、前記定義のとおりの「低級アルキル」基を有するアルコキシ基を表す。本明細書における「C1−10アルコキシ」は、−O−アルキル(式中、アルキルは、C1−10である)を指す。]
[0132] 本明細書における用語「ヒドロキシアルキル」は、異なる炭素原子上の1〜3個の水素原子がヒドロキシル基で置き換えられている、本明細書で定義のとおりのアルキル基を表す。]
[0133] 本明細書における用語「シクロアルキル」は、3〜8個の炭素原子を含有する飽和炭素環、すなわち、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル又はシクロオクチルを指す。本明細書における「C3−7シクロアルキル」は、炭素環中で3〜7個の炭素からなるシクロアルキルを指す。]
[0134] 本明細書における用語「ハロゲン」又は「ハロ」は、フッ素、塩素、臭素、又はヨウ素を意味する。]
[0135] 本明細書における用語「ヘテロアリール」又は「ヘテロ芳香族」は、一環につき4〜8個の原子を含有する少なくとも1つの芳香族環を有し、1つ以上のN、O、又はSのヘテロ原子を取り込んでおり、残りの環原子が炭素である、5〜18環原子の単環式、二環式、又は三環式の基を意味し、ヘテロアリール基の結合点が、芳香族環上であると理解される。当業者に周知であるように、ヘテロアリール環は、すべてが炭素であるその同等物に比べて、芳香族的性質が少ない。このように、本発明の目的では、ヘテロアリール基は、ある程度の芳香族的性質を有していれば十分である。ヘテロアリール部分の例として、5〜6個の環原子及び1〜3個のヘテロ原子を有する単環の芳香族複素環が挙げられ、非限定的に、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、ピロリル、ピラゾリル、イミダゾリル、オキサゾール、イソオキサゾール、チアゾール、イソチアゾール、トリアゾリン、チアジアゾール及びオキサジアキソリンが挙げられ、これらは、ヒドロキシ、シアノ、アルキル、アルコキシ、チオ、低級ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロ、ハロアルキル、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロゲン、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アミノアルキル、アルキルアミノアルキル、及びジアルキルアミノアルキル、ニトロ、アルコキシカルボニル及びカルバモイル、アルキルカルバモイル、ジアルキルカルバモイル、アリールカルバモイル、アルキルカルボニルアミノ及びアリールカルボニルアミノから選択される1つ以上、好ましくは1つ又は2つの置換基で場合により置換されうる。二環部分の例には、キノリニル、イソキノリニル、ベンゾフリル、ベンゾチオフェニル、ベンゾオキサゾール、ベンゾイソオキサゾール、ベンゾチアゾール及びベンゾイソチアゾールが挙げられるが、これらに限定されない。]
[0136] 本明細書における用語「ヘテロシクロアルキル」又は「ヘテロシクリル」は、1つ以上の環炭素原子及び1つ以上の環ヘテロ原子(N、O又はS(=O)0−2から選択される)を取り込む、一環につき3〜8個の原子の、1つ以上の環、好ましくは、1〜2つ又は3つの環からなる一価の飽和環状の基を表し、結合点が、炭素原子又はヘテロ原子のいずれかを介しえて、またそれらが、他に指定のない限り、ヒドロキシ、オキソ、シアノ、低級アルキル、低級アルコキシ、低級ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロ、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、ニトロ、アルコキシカルボニル、アミノ、アルキルアミノ、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アルキルアミノスルホニル、アリールアミノスルホニル、アルキルスルホニルアミノ、アリールスルホニルアミノ、アルキルアミノカルボニル、アリールアミノカルボニル、アルキルカルボニルアミノ、アリールカルボニルアミノから選択される、1つ又はそれ以上、好ましくは1〜2つ又は3つの置換基で場合により独立して置換されうる。ヘテロシクリル基の例には、アゼチジニル、ピロリジニル、ヘキサヒドロアゼピニル、オキセタニル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロチオフェニル、オキサゾリジニル、チアゾリジニル、イソオキサゾリジニル、モルホリニル、ピペラジニル、ピペリジニル、テトラヒドロピラニル、チオモルホリニル、キヌクリジニル及びイミダゾリニルが挙げられるが、これらに限定されない。]
[0137] 語句「臓器拒絶反応」は、血管付及び/又は非血管付(例えば、骨髄、膵島細胞)移植の場合における、急性の同種移植片又は異種移植片拒絶反応及び慢性の同種移植片又は異種移植片拒絶反応を包含する。]
[0138] よく使用される略語には、以下のものが挙げられる:アセチル(Ac)、アゾ−ビス−イソブチリルニトリル(AIBN)、気圧(Atm)、9−ボラビシクロ[3.3.1]ノナン(9−BBN又はBBN)、tert-ブトキシカルボニル(Boc)、ジ−tert-ブチルピロカルボナート又はboc無水物(BOC2O)、ベンジル(Bn)、ブチル(Bu)、化学情報検索登録番号(CASRN)、ベンジルオキシカルボニル(CBZ又はZ)、カルボニルジイミダゾール(CDI)、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(DABCO)、ジエチルアミノ硫黄三フッ化物(DAST)、ジベンジリデンアセトン(dba)、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナ−5−エン(DBN)、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(DBU)、N,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)、1,2−ジクロロエタン(DCE)、ジクロロメタン(DCM)、ジエチルアゾジカルボキシラート(DEAD)、ジ−イソ−プロピルアゾジカルボキシラート(DIAD)、ジ−イソ−ブチルアルミニウム水素化物(DIBAL又はDIBAL−H)、ジ−イソ−プロピルエチルアミン(DIPEA)、N,N−ジメチルアセトアミド(DMA)、4−N,N−ジメチルアミノピリジン(DMAP)、N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)、ジメチルスルホキシド(DMSO)、1,1’−ビス−(ジフェニルホスフィノ)エタン(dppe)、1,1’−ビス−(ジフェニルホスフィノ)フェロセン(dppf)、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩(EDCI)、エチル(Et)、エチルアセタート(EtOAc)、エタノール(EtOH)、2−エトキシ−2H−キノリン−1−カルボン酸エチルエステル(EEDQ)、ジエチルエーテル(Et2O)、O−(7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’N’−ヘキサフルオロリン酸テトラメチルウロニウム酢酸(HATU)、酢酸(HOAc)、1−N−ヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBt)、高圧液体クロマトグラフィー(HPLC)、イソ−プロパノール(IPA)、リチウムヘキサメチルジシラザン(LiHMDS)、メタノール(MeOH)、融点(mp)、MeSO2−(メシル又はMs)、メチル(Me)、アセトニトリル(MeCN)、m−クロロ過安息香酸(MCPBA)、マススペクトル(ms)、メチル t−ブチルエーテル(MTBE)、N−ブロモスクシンイミド(NBS)、N−カルボキシ無水物(NCA)、N−クロロスクシンイミド(NCS)、N−メチルモルホリン(NMM)、N−メチルピロリドン(NMP)、クロロクロム酸ピリジニウム(PCC)、二クロム酸ピリジニウム(PDC)、フェニル(Ph)、プロピル(Pr)、イソ−プロピル(i−Pr)、ポンド/平方インチ(psi)、ピリジン(pyr)、室温(rt又はRT)、tert-ブチルジメチルシリル又はt−BuMe2Si(TBDMS)、トリエチルアミン(TEA又はEt3N)、2,2,6,6−テトラメチルピペリジン1−オキシル(TEMPO)、トリフラート又はCF3SO2−(Tf)、トリフルオロ酢酸(TFA)、1,1’−ビス−2,2,6,6−テトラメチルヘプタン−2、6−ジオン(TMHD)、O−ベンゾトリアゾール−1−イル−N,N,N’,N’−テトラフルオロホウ酸テトラメチルウロニウム(TBTU)、薄層クロマトグラフィー(TLC)、テトラヒドロフラン(THF)、トリメチルシリル又はMe3Si(TMS)、p−トルエンスルホン酸一水和物(TsOH又はpTsOH)、4−Me−C6H4SO2−又はトシル(Ts)、N−ウレタン−N−カルボキシ無水物(UNCA)。接頭辞のノルマル(n)、イソ(i-)、第二級(sec-)、第三級(tert-)及びネオ(neo)を含む従来の命名法は、アルキル部分と共に使用される場合、それらの通常の意味を有する。(J. Rigaudy and D. P. Klesney, Nomenclature in Organic Chemistry, IUPAC 1979 Pergamon Press, Oxford.)。]
[0139] 化合物及び調製
本発明及び本発明の範囲に包含される代表的な化合物の例を以下の表に示す。これらの以下の実施例及び調製は、当業者に本発明をより明瞭に理解させ実施させるために示している。それらは、本発明の範囲を限定するものではなく、単にその例示及び代表とみなすべきである。]
[0140] 一般に、本願に用いた命名法は、IUPAC体系的命名法の実施のためのAUTONOM(商標)v.4.0, Beilstein Instituteコンピューターシステムに基づいている。図示した構造とその構造に与えた名前に不一致がある場合には、図示した構造をより重視するべきである。加えて、構造又は構造の一部の立体化学が、例えば、太線又は点線などで示されていない場合、その構造又は構造の一部は、そのすべての立体異性体を含むものと解釈されるべきである。]
[0141] 表Iは、式Iに係わる例示の化合物を示す。]
[0142] ]
[0143] 本発明の化合物は、多種多様な経口投与剤形及び担体中に処方することができる。経口投与は、錠剤、コーティング錠、糖衣錠、硬及び軟ゼラチンカプセル剤、液剤、乳剤、シロップ剤、又は懸濁剤の剤形にすることができる。本発明の化合物は、他の投与経路の中でも、連続(静脈点滴)、局所、非経口、筋肉内、静脈内、皮下、経皮(浸透促進剤を包含してもよい)、バッカル、鼻内、吸入及び坐剤投与を包含する、他の投与経路により投与されるとき有効である。好ましい投与の方法は、一般に、病気の程度及び活性成分に対する患者の反応により調整することができる、便利な1日用量の用法を利用した経口投与である。]
[0144] 本発明の化合物、更にはその薬学的に使用しうる塩は、1種以上の従来の賦形剤、担体、又は希釈剤と一緒に、医薬組成物及び単位用量の形にしてもよい。この医薬組成物及び単位用量剤形は、追加の活性化合物又は成分を伴うか又は伴わない、従来の割合の従来の成分からなってよく、そして単位用量剤形は、利用すべき意図される1日用量範囲に見合う、任意の適切な有効量の活性成分を含有してよい。本医薬組成物は、経口使用には、錠剤若しくは充填カプセル剤のような固体、半固体、粉末、徐放処方として、又は液剤、懸濁剤、乳剤、エリキシル剤、若しくは充填カプセル剤のような液体として;あるいは直腸内又は膣内投与には坐剤の剤形で;あるいは非経口使用には無菌注射液の剤形で利用してもよい。典型的な調剤は、約5%〜約95%の活性化合物(w/w)を含有するだろう。用語「調剤」又は「投与剤形」は、活性化合物の固体及び液体処方の両方を包含するものであり、当業者であれば、活性成分が、標的臓器又は組織に応じて、そして所望の用量及び薬物動態パラメーターに応じて、様々な調剤中で存在できることを理解するだろう。]
[0145] 本願明細書で使用する場合、用語「賦形剤」は、医薬組成物を調製するために使用される化合物を示し、通常安全で毒性がなく、生物学的にも、その他の点でも問題なく、かつ動物薬及びヒトの医薬として許容しうる賦形剤を含む。本発明の化合物は単独で投与されてもよいが、通常、目的の投与経路及び標準的製薬実務に関して選択された一以上の適切な製薬学的賦形剤、希釈剤又は担体と混合して投与される。]
[0146] 「薬学的に許容されうる」は、通常安全で毒性がなく、生物学的にも、その他の点でも問題なく、かつ動物薬及びヒトの医薬として許容しうる医薬組成物の調製に有用であることを意味する。]
[0147] 活性成分の「薬学的に許容されうる塩」形態もまた、初期には、非塩の形態にはない望ましい薬物動態特性を活性成分に与え、さらに、体内におけるその治療活性の点においても、活性成分の薬力学に良い影響を与えうる。化合物の「薬学的に許容されうる塩」という語句は、薬学的に許容され、かつ親化合物の望ましい薬理活性を有する塩を意味する。そのような塩としては、(1)無機酸(例えば、塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸、リン酸など)で形成された酸付加塩;有機酸(例えば、酢酸、プロピオン酸、ヘキサン酸、シクロペンタンプロピオン酸、グリコール酸、ピルビン酸、乳酸、マロン酸、コハク酸、リンゴ酸、マレイン酸、フマル酸、酒石酸、クエン酸、安息香酸、3−(4−ヒドロキシベンゾイル)安息香酸、桂皮酸、マンデル酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、1,2−エタンジスルホン酸、2−ヒドロキシエタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、4−クロロベンゼンスルホン酸、2−ナフタレンスルホン酸、4−トルエンスルホン酸、ショウノウスルホン酸、4−メチルビシクロ[2.2.2]−オクタ−2−エン−1−カルボン酸、グルコヘプトン酸、3−フェニルプロピオン酸、トリメチル酢酸、tert−ブチル酢酸、ラウリル硫酸、グルコン酸、グルタミン酸、ヒドロキシナフトエ酸、サリチル酸、ステアリン酸、ムコン酸など)で形成された酸付加塩;あるいは(2)親化合物に存在する酸性プロトンが、金属イオン(例えば、アルカリ金属イオン、アルカリ土類金属イオン、又はアルミニウムイオン)に置き換えられた場合、又は有機塩基(例えば、エタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、トロメタミン、N−メチルグルカミンなど)と配位した場合に形成される塩が挙げられる。]
[0148] 固形製剤としては、散剤、錠剤、ピル、カプセル、カシェ、坐剤、及び分散性顆粒が挙げられる。固体担体は、希釈剤、香料添加剤、可溶化剤、滑沢剤、懸濁剤、結合剤、防腐剤、錠剤崩壊剤、又は封入材としても作用しうる物質1種以上であってもよい。散剤では、担体が、一般に、微粉化された活性成分との混合物の微粉化された固体である。錠剤では、活性成分は、一般に、必要な結合能を有する担体と適切な割合で混合され、所望の形状及び寸法に圧縮されている。適切な担体としては、炭酸マグネシウム、ステアリン酸マグネシウム、タルク、砂糖、ラクトース、ペクチン、デキストリン、デンプン、ゼラチン、トラガカント、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、低融点ワックス、ココアバターなどが含まれるが、これらに限定されない。固形製剤は、活性成分に加え、着色剤、香料、安定化剤、緩衝液、人工及び天然甘味料、分散剤、増粘剤、可溶化剤などを含んでいてもよい。]
[0149] 経口投与に適した液体配合剤としては、乳剤、シロップ剤、エリキシル剤、水性液剤、水性懸濁剤などの液体配合剤が挙げられる。これらには、使用前に短時間で液状製剤に変換させる固形製剤が含まれる。乳剤は、溶液(例えばポリプロピレングリコール水溶液中)中で調製されてもよく、又は乳化剤(例えば、レシチン、モノオレイン酸ソルビタン、又はアカシア)を含んでいてもよい。水性液剤は、活性成分を水に溶解させて、適切な着色剤、香料、安定化剤、及び増粘剤を添加することにより調製することができる。水性懸濁剤は、微粉化した活性成分を粘性材料(例えば、天然又は合成ゴム、樹脂、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム及び他の公知の懸濁剤)と共に水に分散させることにより調製することができる。]
[0150] 本発明の化合物は、非経口投与(例えば、注射、例としてはボーラス注射(bolus injection)又は持続注入による)用に製剤化することができ、アンプル、充填済注射器(pre-filled syringes)、防腐剤を加えた小容量注入容器又は多用量容器中に単位投薬形態で存在することができる。組成物は、油性又は水性ビヒクル中の懸濁剤、液剤又は乳剤、例えばポリエチレングリコール水溶液における液剤のような形態をとることができる。油性又は非水性担体、希釈剤、溶媒又はビヒクルの例としては、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、植物油(例えば、オリーブ油)及び注射用有機エステル類(例えば、エチルオレアート)が挙げられ、防腐剤、湿潤剤、乳化剤若しくは懸濁剤、安定剤及び/又は分散剤のような配合剤を含有してよい。あるいはまた、活性成分は、滅菌固体の無菌分離によるか、又は適切なビヒクル、例えば滅菌した発熱物質を含まない水で使用前に構成されるための溶液から凍結乾燥することにより得られる粉末形態であってよい。]
[0151] 本発明の化合物を、軟膏剤、クリーム剤若しくはローション剤として又は経皮パッチ剤として表皮に局所投与するために製剤化することができる。例えば、軟膏剤及びクリーム剤を、適切な増粘剤及び/又はゲル化剤を加え、水性又は油性基剤を用いて製剤化することができる。ローション剤を、水性又は油性基剤を用いて製剤化することができ、また一般的に、1種以上の乳化剤、安定剤、分散剤、懸濁剤、増粘剤又は着色剤も含有する。口腔内の局所投与に適切な製剤には、風味付けした基剤、通常、スクロース及びアカシア又はトラガカント中に活性剤を含むロゼンジ;ゼラチン及びグリセリン又はスクロース及びアカシアのような不活性基剤中に活性成分を含むパステル剤;ならびに適切な液体担体中に活性成分を含む洗口剤が含まれる。]
[0152] 本発明の化合物は坐剤として投与するために製剤化することができる。脂肪酸グリセリド又はココアバターの混合物のような低融点ロウを、最初に溶融して、活性成分を例えば撹拌により均質に分散する。次に均質溶融混合物を、都合のよい大きさの成形型に注ぎ、冷却させ、凝固させる。]
[0153] 本発明の化合物は膣内投与用に製剤化することができる。活性成分に加えて、そのような担体を含有するペッサリー、タンポン、クリーム、ゲル、ペースト、フォーム又はスプレーが適切であることは、当該技術で既知である。]
[0154] 本発明の化合物は鼻腔内投与用に製剤化することができる。液剤又は懸濁剤を、従来の方法、例えば、滴瓶、ピペット又はスプレーを用いて直接鼻腔に適用する。製剤は単回投与又は多回投与形態で提供することができる。後者の滴瓶又はピペットの場合、液剤又は懸濁剤の適切で所定の容量を患者が投与することで、それを達成することができる。スプレーの場合、例えば計量噴霧スプレーポンプを用いて達成することができる。]
[0155] 本発明の化合物は、特に、鼻内投与を含む、気道へのエアゾール投与用に製剤化することができる。化合物は、一般的に、例えばほぼ5μ以下程度の小さい粒径を有する。そのような粒径は、当該技術で既知の方法、例えば微粉砕によりうることができる。活性成分は、クロロフルオロカーボン(CFC)、例えばジクロロジフルオロメタン、トリクロロフルオロメタン若しくはジクロロテトラフルオロエタン、又は二酸化炭素、あるいは他の適切なガスのような適切な噴射剤を用いた加圧パックで提供される。エアゾールは、また、レシチンのような界面活性剤を都合よく含有することができる。薬剤の用量は、計量弁により制御されうる。あるいはまた、活性成分は、乾燥粉末の形態で、例えば、乳糖、デンプン、デンプン誘導体、例えばヒドロキシプロピルメチルセルロース及びポリビニルピロリジン(PVP)のような適切な粉末基剤中の化合物の粉末混合物で提供されうる。粉末担体は、鼻腔内でゲルを形成する。粉末組成物は、例えばゼラチンのカプセル又はカートリッジ、又はブリスターパックのような単位用量形態で存在してよく、そこから粉末剤が吸入器により投与される。]
[0156] 所望であれば、製剤は、活性成分の持続的又は制御的放出投与に適合するように、腸溶剤皮を用いて調製できる。例えば本発明の化合物は、経皮又は皮下薬剤送達装置中に配合できる。これらの送達系は、化合物の持続放出が必要であり、患者の処置レジメンに対するコンプライアンスが重要である場合に有利である。経皮送達系における化合物は、多くの場合、皮膚付着固体支持体に結合されている。目的の化合物は、また、浸透向上剤、例えばアゾン(1−ドデシルアザ−シクロヘプタン−2−オン)と組み合わせることができる。持続的放出送達系は、手術又は注入により皮下層に皮下的に挿入される。皮下インプラントは、脂質可溶膜、例えばシリコーンゴム又は生物分解性ポリマー、例えばポリ乳酸で化合物を包み込んでいる。]
[0157] 医薬担体、希釈剤、及び賦形剤を含む適切な配合剤は、Remington: The Science and Practice of Pharmacy 1995, edited by E. W. Martin, Mack Publishing Company, 19th edition, Easton, Pennsylvaniaに記載されている。熟練の配合専門家は、本発明の組成物を不安定にせず、そして治療活性を低下させずに、明細書の教示内で配合剤を改良して、個々の投与経路用の多数の配合剤を提供することができるであろう。]
[0158] 本発明の化合物を改良して、より水溶性にしたり又は他の担体への溶解度を高めたりすることは、例えば、当該技術に十分含まれる小さな改良(塩の配合、エステル化)によってより容易に成しうる。患者の最大の有益効果のために本発明の化合物の薬物動態を管理することを目的に、個々の化合物の投与経路及び投与レジメンを改良することも、当業者は十分に行える。]
[0159] 本明細書における用語「治療上有効な量」は、患者の疾患の症状を軽減するのに必要な量を意味する。用量を、各症例の各要件に適応させる。その投与量は、多数の因子、例えば処置される疾患の重症度、患者の年齢及び一般的健康条件、患者に処置している他の医薬、投与の経路及び形態、ならびに関与する医療従事者の選択及び経験に応じて広い限界内で変動してもよい。経口投与では、1日あたり約0.01〜約100mg/kg体重の日用量が、単独療法及び/又は併用療法で適切である。好ましい日用量は、1日あたり約0.1〜約500mg/kg体重、より好ましくは約0.1〜約100mg/kg体重、最も好ましくは1.0〜約10mg/kg体重である。つまり70kgのヒトに投与する場合、投与範囲は、1日あたり約7mg〜0.7gになる。日用量を、単回投与又は分割投与(代表的には1日あたり1〜5回)で投与してもよい。一般に処置は、化合物の最適用量よりも少ない、より少なめの投与量で開始する。その後、各患者の最適効果に達するまで、投与量を少量ずつ増加させる。本明細書に記載した疾患を処置する当業者は、過度の実験を行わなくても、個人の知識、経験、及び本願の開示を頼りに、所定の疾患及び患者のために本発明の化合物の治療上有効な量を確定することができる。]
[0160] 該医薬製剤は、好ましくは単位用量形態である。そのような形態では、該製剤は、適量の活性成分を含む単位用量に分割されている。単位用量形態は、個別の量の製剤を含む包装製剤、例えば包装錠、カプセル剤、及びバイアル又はアンプル中の粉末であってもよい。同じく、単位用量形態は、そのカプセル、錠剤、カシェ、若しくはロゼンジそのものであってもよく、又はこれらのいずれかの適切な数の包装形態であってもよい。]
[0161] 以下の実施例は、本発明の範囲内での化合物の調製及び生物学的評価を例示する。これらの例及びそれに続く調製物は、当業者が本発明をより明瞭に理解し実施できるように提供される。これらは、本発明の範囲を制限するものとして理解されてはならず、単に例示であり、その代表に過ぎないとみなすべきである。]
[0162] 実施例
実施例1]
[0163] ]
[0164] 2−ブロモ−6−メチル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸エチルエステル
無水N−メチルピロリジン20mLを入れたフラスコに、60% NaH(840mg、21mmol)を0℃で加えた。15分間撹拌した後、アセト酢酸エチル(2.73g、10.8mmol)をゆっくりと加えた。更に20分間撹拌した後、3,5−ジブロモ−ピラジン−2−イルアミン(5.04g、20mmol)を加えた。次に反応容器を氷浴から取り出し、140℃に3日間加熱した。暗色の混合物を室温に冷まし、ジエチルエーテル及び水で希釈した。混合物を濾過し、次に分配した。有機層を水で次にブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して暗赤色の油状物を得た。これをシリカゲルクロマトグラフィー(4:1ヘキサン類:EtOAc)により精製して、2−ブロモ−6−メチル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸エチルエステル290mgを得た。]
[0165] 実施例2]
[0166] ]
[0167] 6−メチル−2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸エチルエステル
2−ブロモ−6−メチル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸エチルエステル(360mg、1.26mmol)、3,4,5−トリメトキシフェニルボロン酸(320mg、1.51mMol)、Pd(dppf)Cl2(31mg、0.038mmol)を入れたフラスコに、K2CO3(520mg、3.75mmol)を加えた。混合物を100℃に一晩加熱した。反応混合物を冷まし、EtOAcで希釈し、セライト(celite)で濾過した。溶液を水及びブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。フラッシュクロマトグラフィーにより、6−メチル−2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸エチルエステル105mgを得た。]
[0168] 実施例3]
[0169] ]
[0170] 6−メチル−2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5−(2−トリメチルシラニル−エトキシメチル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸エチルエステル
DMF3ml中の6−メチル−2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸エチルエステル(108mg)の溶液に、60% NaHを加えた。15分間撹拌した後、(2−クロロメトキシ−エチル)−トリメチル−シラン(108mg)を加え、混合物を室温で14時間撹拌した。混合物を水とジエチルエーテルに分配した。有機相を濃縮し、フラッシュクロマトグラフィー(9:1ヘキサン類:酢酸エチル)により精製した。6−メチル−2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5−(2−トリメチルシラニル−エトキシメチル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸エチルエステル110mgを得た。]
[0171] 実施例4]
[0172] ]
[0173] 6−メチル−2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5−(2−トリメチルシラニル−エトキシメチル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸
THF 1.0mL中の6−メチル−2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5−(2−トリメチルシラニル−エトキシメチル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸エチルエステル(110mg、0.22mmol)の溶液に、5.0MNaOH水溶液500μLを加えた。60℃に3日間加熱した。THFで希釈し、1.0M HClで酸性にし、塩化メチレンに分配した。有機相をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。次の工程ために十分に純粋な6−メチル−2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5−(2−トリメチルシラニル−エトキシメチル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸107mgを回収した。]
[0174] 実施例5]
[0175] ]
[0176] 6−メチル−2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5−(2−トリメチルシラニル−エトキシメチル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸tert−ブチルアミド
DMF1.5mL中の6−メチル−2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5−(2−トリメチルシラニル−エトキシメチル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(95mg)の溶液に、PyBOP(128mg)を、続いてtert−ブチルアミン(70mg)を加えた。2時間撹拌した後、混合物を水とジエチルエーテルに分配した。有機相をブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(4:1ヘキサン類:酢酸エチル)により、6−メチル−2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5−(2−トリメチルシラニル−エトキシメチル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸tert−ブチルアミド70mgを得た。]
[0177] 実施例6]
[0178] ]
[0179] 6−メチル−2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸tert−ブチルアミド
THF 0.5mL中の6−メチル−2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5−(2−トリメチルシラニル−エトキシメチル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸tert−ブチルアミド(64mg)の溶液に、THF中の1.0M TBAF400μLを加えた。混合物を60℃に14時間加熱した。ジエチルエーテル及び水で希釈し、分配した。有機相をブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。フラッシュ精製(95:5塩化メチレン:メタノール)により、6−メチル−2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸tert−ブチルアミド12mgを黄色の固体として得た。]
[0180] 実施例7]
[0181] ]
[0182] 1−(3−ブロモ−フェニル)−ピロリジン−2−オン
Cs2CO3(4.74g)、銅(I)ブロミド(99mg)、及びエチル−2−シクロヘキサノン−カルボキシラート(248mg)を入れたフラスコに、DMSO 3mLをアルゴン雰囲気下で加えた。1−ブロモ−3−ヨードベンゼン(2.0g)を、続いて、DMSO 3mL中の2−ピロリジノン(715mg)の溶液を加えた。反応混合物を、室温で16時間撹拌し、次に90℃に24時間加熱した。混合物を、セライトで濾過し、濃縮し、フラッシュクロマトグラフィー(65:35ヘキサン類:酢酸エチル)により精製して、1−(3−ブロモ−フェニル)−ピロリジン−2−オン983mgを褐色の固体として得た。]
[0183] 実施例8]
[0184] ]
[0185] 1−[3−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−フェニル]−ピロリジン−2−オン
1−(3−ブロモ−フェニル)−ピロリジン−2−オン(713mg)、ビス(ピナコラト)ジボロン(1.51g)、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)錯体(121mg)及び酢酸カリウム(874mg)を入れたフラスコに、DMSO 10mLを加え、得られた混合物を90℃で16時間撹拌した。反応混合物を冷まし、セライトで濾過した。次に混合物を水とジクロロメタンに分配し、有機相をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(ヘキサン類中の0〜100%酢酸エチル)による精製により、1−[3−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−フェニル]−ピロリジン−2−オン286mgを得た。続く工程は、標準的な鈴木カップリング、ヨウ素化、及びアミノカルボニル化を含む。]
[0186] 3,3−ジメチル−1−[3−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−フェニル]−ピロリジンを、これらの実施例に記載されている一般手順にしたがって調製した。]
[0187] 実施例9]
[0188] ]
[0189] フラスコに、ヨウ化アリール(1.0当量)、パラジウムアセタート(0.1当量)、炭酸カリウム(2.0当量)及び4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)−9,9−ジメチルキサンテン(0.1当量)を入れ、トルエン(濃度=0.2M)を加えた。混合物を70℃に加熱し、次に一酸化炭素を、混合物に2〜3分間ゆっくりと泡立て入れた。次に一酸化炭素雰囲気を保持しながら、アミン(4.0当量)を滴下様式でゆっくりと加えた。70℃で2時間後、混合物をセライトで濾過し、濃縮した。クロマトグラフィー(塩化メチレン:MeOH)により所望のアミドを得た。]
[0190] 2−(3−クロロ−5−フルオロ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸イソプロピルアミドを、ヨウ化アリールを2−(3−クロロ−5−フルオロ−フェニル)−7−ヨード−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジンと、ならびにアミンをイソプロピルアミンと代えることにより調製した:泡状物;MS m/z 333(M+H)。]
[0191] 実施例10]
[0192] ]
[0193] ジメチルホルムアミド20mL中の2−クロロ−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(0.62g、4mmol)の溶液をアルゴン雰囲気下、水酸化カリウム(0.47g、8.4mmol、粉砕されている)で0℃にて処理し、ヨウ素(1.03g、4mmol)を少量ずつ加えた。混合物を周囲温度に温め、その温度で10分間撹拌した。次に混合物を酢酸エチルで希釈し、飽和重亜硫酸ナトリウム水溶液で洗浄した。水層を酢酸エチルで4回洗浄し、次に合わせた有機層を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮して、次の実施例に続けた。]
[0194] 実施例11]
[0195] ]
[0196] 2−クロロ−7−ヨード−5−トリイソプロピルシラニル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン
テトラヒドロフラン30mL中の、先の工程からの2−クロロ−7−ヨード−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジンの溶液を、アルゴン雰囲気下で0℃にて撹拌しながら、リチウムヘキサメチルジシリルアジド(6mL、ヘキサン類中の1M、6mmol)、続いて塩化トリイソプロピルシリル(1.1mL、5.2mmol)で処理した。0℃で30分間後、溶液を周囲温度に温め、ヘキサン類中の20%酢酸エチルで希釈し、次に水で2回、ブラインで1回洗浄した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥させた後、濾過し、続いて溶媒を除去し、得られた残留物を、ヘキサン類中の2.5% 酢酸エチルを使用するフラッシュクロマトグラフィーに付して、2−クロロ−7−ヨード−5−トリイソプロピルシラニル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(1.68g、2工程を経て95%)を得た。]
[0197] 実施例12]
[0198] ]
[0199] 1−(2−クロロ−5−トリイソプロピルシラニル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル)−2,2−ジメチル−プロパン−1−オール
2−クロロ−7−ヨード−5−トリイソプロピルシラニル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(0.56g、1.28mmol)を、乾燥テトラヒドロフラン10mLに溶解し、アルゴン下で−78℃に冷却しながら撹拌した。塩化リチウムを含むイソプロピルマグネシウムクロリドの溶液(3mL、1M、3mmol)を、シリンジを介して加えた。10分間後、無溶媒のピブアルデヒド(0.325mL、3mmol、蒸留されている)を一度に加えた。−78℃で1時間後、反応物を、飽和塩化アンモニウム水溶液を加えることによりクエンチし、次に酢酸エチルで希釈し、周囲温度に温まるにまかせた。次に有機層を飽和重炭酸ナトリウム水溶液及びブラインで連続的に洗浄した。硫酸マグネシウムで乾燥させた後、溶液を濾過し、溶媒を除去し、次の工程に直接使用した。]
[0200] 実施例13]
[0201] ]
[0202] 1−(2−クロロ−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル)−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン
先の実施例からの残留物を、塩化メチレン30mLに溶解し、デス−マーチンペルヨージナン(0.76g)で処理した。10分間後、反応物を酢酸エチルで希釈し、飽和重亜硫酸ナトリウム水溶液、飽和重炭酸ナトリウム水溶液及びブラインで連続的に洗浄した。硫酸マグネシウムで乾燥させた後、濾過し、溶媒を除去し、残留物をテトラヒドロフラン30mLに取り、1M水酸化ナトリウム及び飽和重炭酸ナトリウム水溶液のそれぞれ10滴で処理した。混合物を2時間撹拌し、次に酢酸エチルで希釈し、飽和重炭酸ナトリウム水溶液で2回、ならびにブラインで1回洗浄した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。次にヘキサン類中の20% 酢酸エチルを使用するフラッシュクロマトグラフィーにより、所望の1−(2−クロロ−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル)−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン(0.18g、本シークエンスに関して59%)を得た。物質は固体、融点209〜210℃である。]
[0203] 実施例14]
[0204] ]
[0205] 1−[2−(3−ジメチルアミノ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン
撹拌子を含有するマイクロ波バイアルに、3−ピバロイル−5−クロロピロロピラジン(69mg)、3−ジメチルアミノフェニルボロン酸(73mg)、炭酸カリウム(164mg)及び1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)ジクロリドジクロロメタン錯体(1:1)(20mg)を入れた。次に固体にジオキサン(4mL)及び水(1mL)を加えた。アルゴンを撹拌した溶液にしばらく泡立て入れ、マイクロ波バイアルにしっかりと蓋をした。次に全ての内容物をマイクロ波中で150℃にて40分間加熱した。完了時、反応物を酢酸エチルで希釈し、飽和重炭酸ナトリウム及びブラインで洗浄した。乾燥させ、溶媒を除去した後、残留物を、ヘキサン類中の10% 酢酸エチルからヘキサン類中の30% 酢酸エチルの勾配を使用するクロマトグラフィーに付した。画分を含有する生成物を、熱ジクロロメタン及びヘキサン類を使用して再結晶化した後、生成物36mgを得た(融点223.2〜228.4℃)。]
[0206] 実施例15]
[0207] ]
[0208] 2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(3−ヒドロキシ−2,2−ジメチル−プロピル)−アミド
DMF(1mL)中の7−ヨード−2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(100mg、0.24mmol)、4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)−9,9−ジメチルキサンテン(キサントホス)(14mg、0.02mmol)、Pd(OAc)2(5.5mg、0.02mmol)及びK2CO3(88mg、0.64mmol)の混合物を、COを反応混合物に泡立て入れている時に、60℃に加熱した。別の反応フラスコで、DMF(1mL)中の7−ヨード−2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(100mg、0.24mmol)及びPd(OAc)2(5.5mg、0.02mmol)の混合物を、COを反応混合物に泡立て入れている時に、60℃に加熱した。それぞれの反応フラスコに関して、DMF(1mL)中の3−アミノ−2,2−ジメチル−プロパン−1−オール(50mg、0.49mmol)の溶液を得られた溶液にゆっくりと加え、次にそれをCO雰囲気下で60℃にて2時間撹拌した。それぞれの反応フラスコに関して、DMF(0.5mL)中の3−アミノ−2,2−ジメチル−プロパン−1−オール(75mg、0.74mmol)の更なる溶液を、反応混合物に加え、次にそれをCO雰囲気下で60℃にて1.5時間、75℃にて3時間、室温にて3日間撹拌した。両方の反応混合物を合わせ、飽和NH4Cl及びCH2Cl2に分配した。水層をCH2Cl2で抽出し、合わせた有機相を水で洗浄し、乾燥(Na2SO4)させ、濃縮して、褐色の油状物400mgを得た。粗生成物を、溶離剤としてCH2Cl2中の0〜10% MeOH(5% 濃NH4OH水溶液で塩基性化した)を使用するフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、粗生成物160mgを得て、それを85:14.25:0.75 CH2Cl2:MeOH:濃NH4OH水溶液を溶離剤として使用する分取薄層クロマトグラフィーにより更に精製して、油状の固体30mgを得た。この残留物をMeOH及びCH2Cl2で処理し、得られた固体(次にEt2Oで洗浄した)を回収することにより、2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(3−ヒドロキシ−2,2−ジメチル−プロピル)−アミド26mg(13%)を淡黄色の固体として得た。融点224〜225℃、M+H 415。]
[0209] 実施例16]
[0210] ]
[0211] 2−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−7−ヨード−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジンを、2−ブロモ−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン及び3,4−ジメトキシフェニルボロン酸から出発して調製した。THF(20mL)中の2−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−7−ヨード−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(821mg、2.1mmol)の0℃溶液に、NaH(鉱油中55%分散、168mg、3.85mmol)を少量ずつ加え、得られた混合物を15分間撹拌し、TsCl(736mg、3.85mmol)で処理し、室温で一晩撹拌し、水及びEtOAcに注いだ。黄色の固体が沈殿し、不均質な二相性の混合物を濾過して、2−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−7−ヨード−5−(トルエン−4−スルホニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン680mg(39%)を黄色の固体として得た。]
[0212] ]
[0213] 2−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−5−(トルエン−4−スルホニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボニトリル
ジオキサン(7mL)中の2−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−7−ヨード−5−(トルエン−4−スルホニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(380mg、0.71mmol)、CuCN(256、2.8mmol)、ビス(ジベンジリデンアセトン)パラジウム(0)[Pd2(dba)3](26mg、0.03mmol)、及び1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン(63mg、0.11mmol)の混合物を、90℃で一晩撹拌した。更なるCuCN(50、0.56mmol)、Pd2(dba)3(6mg、0.01mmol)、及び1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン(15mg、0.03mmol)を反応混合物に加え、次にそれを90℃で4時間撹拌し、水とEtOAcに分配した。水層をEtOAcで抽出し、合わせた有機相を濃縮した。残留物を、シリカゲル40g及び溶離剤としてヘキサン類中の0〜70% EtOAcを使用するフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、2−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−5−(トルエン−4−スルホニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボニトリル60mg(20%)を白色の固体として、50mg(16%)を黄色の固体として得た。融点233〜234℃、M+H 435。]
[0214] 実施例17]
[0215] ]
[0216] 2−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボニトリル
MeOH(2mL)中の2−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−5−(トルエン−4−スルホニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボニトリル(90mg、0.2mmol)及び3M NaOH(0.2mL、0.6mmol)の溶液を、50℃で30分間撹拌し、室温に放冷し、1N HClとEtOAcに分配した。水層をEtOAcで抽出し、合わせた有機相を乾燥(Na2SO4)させ、濃縮して、淡黄色の固体90mgを得た。粗生成物を、シリカゲル4g及び溶離剤としてCH2Cl2中のMeOH(5% 濃NH4OH水溶液で塩基性化した)の勾配を使用するフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、黄褐色の固体40mgを得て、それをMeOHで、続いてCH2Cl2とEt2Oの混合物で洗浄して、2−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボニトリルを明黄褐色の固体として得た。融点284〜285℃、M+H 281。]
[0217] 実施例18]
[0218] ]
[0219] 2−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸アミド
NaOMeの0.2M溶液を、MeOH(18mL)中のNa(80mg)から調製した。2−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボニトリル(40mg、0.14mmol)、NaOMe(MeOH中の0.2M、0.5mL、0.1mmol)、及び3M NaOH(0.3mL、1mmol)の混合物を、150℃で30分間マイクロ波処理し、NaOH(90mg、2.3mmol)で処理し、150℃で更に45分間マイクロ波処理し、飽和NH4ClとEtOAcに分配した。水層をEtOAcで抽出し、合わせた有機相を乾燥(Na2SO4)させ、濃縮して、淡黄色の固体36mgを得た。粗生成物を、CH2Cl2及びEt2Oで洗浄して、2−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸アミド25mg(60%)を淡黄色の固体として得た。融点290〜292.4℃、M+H 299。]
[0220] 実施例19]
[0221] ]
[0222] 2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸
THF(5.6mL)中の7−ヨード−5−トリイソプロピルシラニル−2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(1.28g、2.25mmol)の−78℃の溶液に、iPrMgCl・LiCl(THF中の1M、5.6mL、5.6mmol)を滴下した。溶液を10分間撹拌し、CO2を溶液に5分間泡立て入れた。溶液を約10℃に4時間かけてゆっくりと温まるにまかせ、10%クエン酸水溶液で処理し、固体及びゼラチン質の物質の沈殿が生じた。不均質な混合物を10%飽和クエン酸水溶液とEtOAcに分配した。水層をEtOAcで抽出した。抽出の間にゼラチン質の物質の大部分は消散したが、固体の多くは合わせた有機相中にまだ存在した。合わせた有機相の濾過により、2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸750mg(105%)を黄色の粉末として得た。融点237.8〜238.4℃、M+H 330。]
[0223] 2−[3−(3,3−ジメチル−ピロリジン−1−イル)−フェニル]−5−H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸を、これらの実施例に記載されている一般手順にしたがって調製した。]
[0224] 実施例20]
[0225] ]
[0226] 2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸イソブチル−アミド
DMF及びCH2Cl2中の2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(70mg、0.2mmol)、イソブチルアミン(44μL、0.42mmol)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物(56mg、0.41mmol)、及びN−(3−ジメチルアミノプロピル)−N’−エチルカルボジイミド塩酸塩(84mg、0.44mmol)の混合物を、70℃で一晩撹拌し、飽和NH4ClとCH2Cl2に分配した。水層をCH2Cl2で抽出し、合わせた有機相を水で洗浄し、乾燥(Na2SO4)させ、濃縮した。残留物を、溶離剤として90:9.5:0.5 CH2Cl2:MeOH:濃NH4OH水溶液を使用する分取薄層クロマトグラフィーにより精製して、2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸イソブチル−アミド42mg(50%)を淡黄色の粉末として得た。M+H 403。]
[0227] 2−[3−(3,3−ジメチル−ピロリジン−1−イル)−フェニル]−5−H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(3−ヒドロキシ−2,2−ジメチル−プロピル)−アミド、(M+H)+=422を、これらの実施例に記載されている一般手順にしたがって、トリエチルアミン2当量を添加して調製した。]
[0228] この一般手順を使用して調製した他の化合物(2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸及び適切なアミンから出発して調製した):
2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(2,3−ジヒドロキシ−プロピル)−アミド;
2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(テトラヒドロ−フラン−3−イル)−アミド;
2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(2−メトキシ−エチル)−アミド;
2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(2,2−ジメチル−プロピル)−アミド;
2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(3−メトキシ−プロピル)−アミド。]
[0229] 実施例21
この一般手順を使用して調製した他の化合物(2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸及び適切なアミンから出発し、これらの実施例に記載されているように一般手順にしたがって調製したが、但し、トリエチルアミンを加えた):
2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(1,1−ジオキソ−テトラヒドロ−1λ6−チオフェン−3−イル)−アミド;
2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(2−メタンスルホニル−エチル)−アミド;
2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(2−スルファモイル−エチル)−アミド;
2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(2−メトキシ−2−メチル−プロピル)−アミド。]
[0230] 実施例22
2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(2−ヒドロキシ−プロピル)−アミドを、2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸及び1−アミノ−プロパン−2−オールから出発し、これらの実施例に記載されている一般手順にしたがって、但し、溶媒としてDMFを用いて調製した。融点201.9〜202.6℃、M+H 387。]
[0231] 実施例23
2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(テトラヒドロ−ピラン−3−イル)−アミドを、2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸及びテトラヒドロ−ピラン−3−イルアミン塩酸塩から出発し、これらの実施例に記載されている一般手順にしたがって調製したが、但し、トリエチルアミン及びDMAPを加えた。融点191〜192℃、M+H 413。]
[0232] 実施例24
2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(2−メトキシ−プロピル)−アミドを、2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸及び2−メトキシ−プロピルアミン塩酸塩から出発し、これらの実施例に記載されている一般手順にしたがって調製したが、但し、N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N’−エチルカルボジイミド塩酸塩の代わりに1−[3−(ジメチルアミノ)プロピル]−3−エチルカルボジイミドメチオジドを用いて、ならびにトリエチルアミンを用いて調製した。融点199〜200℃、M+H 401。]
[0233] 実施例25]
[0234] ]
[0235] 2−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(1−メチル−ピロリジン−3−イル)−アミド
MeOH(0.5mL)中の2−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸ピロリジン−3−イルアミド塩酸塩(12mg、0.03mmol)の混合物に、NaBH3CN(15mg、0.23mmol)を加えた。MeOH(1mL)中のHOAc(1滴)の溶液を調製し、pHが約4になるように反応混合物にこの溶液2滴を加えた。CH2O水溶液(37%、25μL、0.34mmol)を反応混合物に加え、次にそれを室温で2時間撹拌し、飽和Na2CO3とCH2Cl2に分配した。水層をCH2Cl2で抽出し、合わせた有機相を乾燥(Na2SO4)させ、濃縮して、淡黄色の固体を得た。粗生成物をEt2Oで洗浄して、2−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(1−メチル−ピロリジン−3−イル)−アミド11mg(100%)を黄色の粉末として得た。融点193〜194℃、M+H 382。]
[0236] 実施例26]
[0237] ]
[0238] 2−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(1−アセチル−ピロリジン−3−イル)−アミド
DMF(0.1mL)及びCH2Cl2(0.1mL)中の2−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸ピロリジン−3−イルアミド塩酸塩(8mg、0.02mmol)の混合物に、トリエチルアミン(3.2μL、0.02mmol)及び無水酢酸(1.5μL、0.02mmol)を順次加えた。反応混合物を撹拌し、更なるトリエチルアミン(10μL、0.07mmol)及び無水酢酸(1.5μL、0.02mmol)で処理し、飽和NH4ClとCH2Cl2に分配した。水層をCH2Cl2で抽出し、合わせた有機相を飽和NaHCO3で洗浄し、乾燥(Na2SO4)させ、濃縮した。残留物を、MeOH:飽和Na2CO3の1:1溶液で一晩処理した。反応物を飽和NH4ClとCH2Cl2に分配した。水層をCH2Cl2で抽出し、合わせた有機相を飽和NaHCO3で洗浄し、乾燥(Na2SO4)させ、濃縮して、油状物8mgを得て、それはMeOHでの処理時に沈殿した。固体を回収し、CH2Cl2及びEt2Oで洗浄して、2−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(1−アセチル−ピロリジン−3−イル)−アミド6mg(75%)をクリーム色の固体として得た。融点211〜212℃、M+H 410。]
[0239] 実施例27
(3,4−ジメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(1−アセチル−ピペリジン−4−イル)−アミドを、2−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸ピペリジン−4−イルアミドから出発し、先の実施例と同様の手順を使用して調製した。M+H 424。]
[0240] 実施例28]
[0241] ]
[0242] 2−[3−(3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸tert−ブチルアミド及び2−[3−(3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸((S)−2−メトキシ−1−メチル−エチル)−アミド
工程1.アルミナ上のフッ化カリウム(40%、25.5g、Sigma-Aldrich Co.)、Pd2(dba)3(297mg、0.3mmol)、及びrac−BINAP(405mg、0.65mmol)を、合わせ、SynLett 2005, 1275-1278にしたがって処理した。混合物がまだ温かいうちに、それをrac−2−メチルオキシメチルピロリジン(1.86g、16.2mmol)及び1,3−ジブロモベンゼン(4.0mL、32.2mmol)で処理し、得られた混合物を摂氏85度に3時間加熱した。冷ましている時、それをヘキサン類中の5〜20%酢酸エチルで溶離された所望の物質を用いるシリカゲルクロマトグラフィー(SGC)に付した。所望の物質(A、2.93g)は、推定構造と一致する分光学的特性を示した。]
[0243] 3−メトキシピロリジン塩酸塩(500mg、3.6mmol、Matrix Co.)、N,N−ジメチルアセトアミド(4mL)、K2CO3(1.26g、9.1mmol)、1,3−ジブロモベンゼン(1.1mL、9.1mmol)及びCu(I)Brジメチルスルフィド(148mg、0.72mmol)を、合わせ、Bioorg. Med. Chem. 2006, 14, 6807にしたがって処理した。混合物を摂氏120度に5時間加熱した。冷ましている時、それを水に注ぎ、ヘキサン:Et2Oの1:1混合物で抽出した。無水硫酸ナトリウムで保存する時、それをヘキサン類中の10〜20%酢酸エチルで溶離した所望の物質を用いるシリカゲルクロマトグラフィー(SGC)に付した。油状の物質(B、340mg)は、推定構造と一致する分光学的特性を示した。]
[0244] 工程2.ブロミド(B、450mg、1.8mmol)、KOAc(620mg、6.3mmol)、及びビス(ネオペンチルグリコラト)ジボロン(425mg、1.9mmol)をアルゴン下、1,4−ジオキサン(10mL)中で合わせた。混合物をパラジウム(dppf)クロリド(74mg、0.09mmol)ですぐに処理し、加熱還流した。暗色の溶液を3時間後に冷却し、5−ブロモピロロピラジン(C、360mg、1.8mmol)、炭酸セシウム(880mg、2.7mmol)、水(1mL)、及び[Ph3P]4Pd(0)(105mg、0.09mmol)で処理し、還流に戻した。44時間後、混合物を水と酢酸エチルに分配した。揮発物を除去し、残留物をSGCに付した。所望の物質(D、350mg)をヘキサン類中の40〜90% 酢酸エチルで溶離し、推定構造と一致する分光学的特性を示した。]
[0245] ]
[0246] 工程3.ピロロピラジンD(350mg、1.2mmol)を、N,N−ジメチルホルムアミド(5mL)に溶解し、摂氏0度に冷却した。粉末にした水酸化カリウム(170mg、3mmol)及びヨウ素(320mg、1.25mmol)を順次加え、30分後に褐色の溶液を摂氏0度で得た。溶液を水で処理し、10%チオ硫酸ナトリウム(水溶液)で脱色し、得られた沈殿物を濾過した。フィルターケーキを新鮮な水で洗浄し、減圧下で摂氏50度にて一晩保存した。褐色の粉末(E、240mg)は、推定構造と一致する分光学的特性を示した。]
[0247] 工程4. 3−ヨード基質(E、95mg、0.23mmol)を、キサントホス(13mg、0.023mmol、Strem Co.)及びトルエン(5mL)中のtert−ブチルアミン(0.04mL、0.4mmol)で処理し、一酸化炭素を、懸濁液に60〜90秒間泡立て入れた。パラジウムアセタート(5.1mg、0.023mmol)を加え、混合物をCO 1atm下で摂氏65度に加熱した。21時間後、混合物を冷まし、SGCに付した。所望のアミドI(11mg)を酢酸エチル中の0〜5%エタノールで溶離し、泡状物として得た: MW:393;ESMS m/z 394(M+1)。]
[0248] 所望のアミドIIを、工程4にしたがって、E(130mg、0.31mmol)を用いて、アミンをS−1−メトキシ−2−プロピルアミン(0.05mL、0.54mmol)に代えることにより調製した。それを泡状物(55mg)として得た: MW:409;ESMS m/z 410(M+1)。]
[0249] 2−[3−(4−メトキシ−ベンジルオキシ)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸イソプロピルアミドを、これらの実施例に記載されている一般手順にしたがって調製し、工程2で2−[3−(4−メトキシ−ベンジルオキシ)−フェニル]−4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロランを得て、工程4でtert−ブチルアミンを2−プロピルアミンに代えることにより得た:融点215〜216℃;MS m/z 417(M+1)。]
[0250] 2−[3−(2−メトキシメチル−ピロリジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸イソプロピルアミドを、これらの実施例に記載されている一般手順にしたがって調製し、工程2で2−メトキシメチル−1−[3−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−フェニル]−ピロリジンを得て、工程4でtert−ブチルアミンを2−プロピルアミンに代えることにより得た:融点187〜190℃;MS m/z 394(M+1)。]
[0251] 実施例29]
[0252] ]
[0253] 2−ブロモ−7−ヨード−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン。2−ブロモ−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(7.57mmol、1当量)1.5gを、N,N−ジメチルホルムアミド20mlに溶解した。次に粉砕した水酸化カリウムペレット(22.7mmol、3当量)1.27gを加え、混合物を10分間撹拌した。反応フラスコを氷浴中で冷却し、ヨウ素(7.57mmol、1当量)1.92gをいくつかに分けて1時間かけて加えた。30分間後、更なる反応が完了し、1Mチオ硫酸ナトリウム溶液約10ml、水及び酢酸エチルを加えた。層を分離し、水層を酢酸エチルで更に2回抽出した。合わせた酢酸エチル層を水及び飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、次に硫酸ナトリウムで乾燥させた。溶媒を濾過し、蒸発させた後、固体(97%)2.4gを得て、次の反応で直接使用した。]
[0254] 実施例30]
[0255] ]
[0256] 2−ブロモ−7−ヨード−5−トリイソプロピルシラニル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン。2−ブロモ−7−ヨード−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(7.4mmol、1当量)2.4gを、テトラヒドロフラン74mlに溶解した。反応フラスコを氷浴中で冷却し、リチウムビス(トリメチルシリル)アミド(1Mヘキサン類溶液、8mmol、1.08当量)8mlを滴下した。反応溶液を室温で20分間撹拌した。反応を氷浴中で冷却し、次に塩化トリイソプロピルシリル(7.94mmol、1.07当量)1.7mlをゆっくりと加えた。室温で1時間後、更なるリチウムビス(トリメチルシリル)アミド(0.4ml、0.4mmol、0.05当量)及び塩化トリイソプロピルシリル(0.2ml、0.9mmol、0.12当量)を加えた。1時間後、更なる反応が完了した。反応フラスコを氷浴中で冷却し、酢酸エチル、水及び重炭酸ナトリウム溶液を加えた。層を分離し、水層を酢酸エチルでもう一度抽出した。酢酸エチル層を飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。粗残留物を、シリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)により精製して、生成物(64%)2.3g及び出発物質(35%)0.84gを得た。]
[0257] 実施例31]
[0258] ]
[0259] 1−(2−ブロモ−5−トリイソプロピルシラニル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル)−2,2−ジメチル−プロパン−1−オール。2−ブロモ−7−ヨード−5−トリイソプロピルシラニル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(4.28mmol、1当量)2.05gを、乾燥テトラヒドロフラン60mlに溶解した。溶液をアルゴン下、乾燥氷/アセトン浴中で冷却した。ブチルリチウム(2.13Mヘキサン類溶液、4.07mmol、0.95当量)1.91mlを加えた。30秒後、トリメチルアセトアルデヒド(蒸留されている、10.71mmol、2.5当量)1.16mlをすぐに加えた。混合物を−78℃で30分間撹拌し、次に塩化アンモニウム溶液の添加によりクエンチし、次に室温に撹拌した。酢酸エチル及び水を反応混合物に加え、層を分離した。水層を酢酸エチルでもう一回抽出し、酢酸エチル層を飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。粗残留物を、シリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)により精製して、生成物(20%)0.39g及び生成物アセタール(27%)0.64gを得た。両方の化合物を次の反応に持ち越した。]
[0260] 実施例32]
[0261] ]
[0262] 1−(2−ブロモ−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル)−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン。1−(2−ブロモ−5−トリイソプロピルシラニル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル)−2,2−ジメチル−プロパン−1−オール(0.9mmol、1当量)0.4gを、テトラヒドロフラン9mlに溶解した。フッ化テトラブチルアンモニウム(1M THF溶液、1.8mmol、2当量)1.8mlを加え、反応物を室温で撹拌した。2時間後、反応が完了し、水、重炭酸ナトリウム溶液及び酢酸エチルを加え、層を分離し、水層を酢酸エチルで更に2回抽出した。酢酸エチル層を飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、蒸発させて、残留物とした。]
[0263] 出発化合物2.2mmolの脱保護からの残留物を、ジクロロメタン22mlに溶解した。デス−マーチンペルヨージナン(2.4mmol、1.1当量)1.02gを加え、混合物を室温で撹拌した。1時間後、反応物を、水、重炭酸ナトリウム溶液及び酢酸エチルを添加することにより処理した。層を分離し、水層を酢酸エチルでもう一度抽出した。酢酸エチル層を飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。粗残留物を、シリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)により精製して、生成物0.53g(85%)を得た。]
[0264] 実施例33]
[0265] ]
[0266] 2,2−ジメチル−1−[2−(3−ピロリジン−1−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−プロパン−1−オン。1−(2−ブロモ−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル)−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン(0.32mmol、1当量)90mgを、マイクロ波反応バイアル中で4:1 1,4−ジオキサン:水 3.2mlに溶解した。溶液をアルゴンガスの流れでパージした。3−(1−ピロリジノ)フェニルボロン酸(0.335mmol、1.05当量)84mg、1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−フェロセン)パラジウムジクロリド(1:1ジクロロメタン錯体、0.025mmol、0.08当量)21mgを、次に炭酸カリウム(0.78mmol、2.5当量)110mgを加えた。バイアルを密閉し、マイクロ波反応器中に置き、150Cで30分間運転させた。反応物を水、酢酸エチル及び重炭酸ナトリウム溶液の添加により処理した。層を分離し、水層を酢酸エチルでもう一回抽出した。酢酸エチル層を重炭酸ナトリウム溶液で洗浄し、次に硫酸ナトリウムで乾燥させた。濾過し、蒸発させた後、粗残留物を、シリカゲルクロマトグラフィー(メタノール/ジクロロメタン)により精製し、次にジクロロメタン/メタノール/ヘキサン類から再結晶化した。生成物46mg(55%)を得た。(融点262〜264.2C; MS:(M+H)+=349。]
[0267] 以下の化合物の合成に関して、上記の一般手順にしたがった:
4−アミノ−N−{6−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−1−メチル−1H−インドール−4−イル}−N−メチル−ベンゼンスルホンアミド: (M+H)+=517;融点=281〜282℃;
4−アミノ−N−{6−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−1H−インドール−4−イル}−N−メチル−ベンゼンスルホンアミド: (M+H)+=503;融点=272〜274℃;
2,2−ジメチル−1−[2−(3−メチル−1H−インダゾール−5−イル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−プロパン−1−オン: (M+H)+=334; 1H NMR(DMSO): δ 9.07 (s), 8.51 (s), 2.58 (s) ppm; 実施例35で調製されているようなSEM保護された出発物質のみを使用し、続いて下記のように脱保護した。
[2−(1H−インドール−5−イル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−(1−メチル−シクロヘキシル)−メタノン; (M+H)+=359; 1H NMR (DMSO): δ 8.95(s), 8.47 (s), 1.62 (s) ppm; これらの実施例に記載されている一般手順にしたがって調製されているようにSEM保護された出発物質のみ使用し、続いて下記のように脱保護した。]
[0268] 1−(2−フラン−3−イル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル)−2,2−ジメチル−プロパン−1−オンを、上記の一般手順にしたがって調製し、3−(1−ピロリジノ)フェニルボロン酸を3−フランボロン酸に代えることにより得た:融点256〜258℃; MS m/z 270(M+H)。]
[0269] 以下の化合物の合成に関して、上記の一般手順にしたがった:
1−[2−(3−tert−ブチル−5−メチル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン
(M+H)+=350;融点=234.9〜236.1℃
1−(2−ビフェニル−3−イル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル)−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン
(M+H)+=356; 融点=219.9〜221.1℃
1−[2−(3−tert−ブトキシメチル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン
(M+H)+=366; 融点=202.0〜203.0℃
1−[2−(3−イソプロピル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン
(M+H)+=322; 融点=197.0〜198.0℃
1−{2−[3−(3,5−ジメチル−イソオキサゾール−4−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン
(M+H)+=375;
2,2−ジメチル−1−(2−キノリン−5−イル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル)−プロパン−1−オン
(M+H)+=331; 融点=251.0〜252.0℃
1−[2−(3−ブロモ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン
(M+H)+=358;
1−(2−シクロペンタ−1−エニル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル)−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン
(M+H)+=270; 融点=252.0〜253.0℃
2,2−ジメチル−1−{2−[3−(2−メチル−2H−ピラゾール−3−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−プロパン−1−オン
(M+H)+=360;
1−[2−(3−クロロ−4−フルオロ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン
(M+H)+=332; 融点=233.0〜234.0℃
1−[2−(1H−インダゾール−4−イル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン
(M+H)+=320; 融点>300℃
2,2−ジメチル−1−[2−(2’−メチル−ビフェニル−3−イル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−プロパン−1−オン
(M+H)+=370
1−[2−(3−ヒドロキシメチル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン
(M+H)+=310; 融点=208.0〜210.0℃
1−[2−(1H−インダゾール−5−イル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン
(M+H)+=320; 融点=286.0〜287.0℃
1−[2−(3−アセチル−4−ヒドロキシ−フェニル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン
(この場合、鈴木反応の過程の間に、水によりクロメン−4−オンボロナートから炭素を除去することにより、生成物を形成した)
(M+H)+=338; 融点=237.9〜242.1℃
2,2−ジメチル−1−(2−キノリン−6−イル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル)−プロパン−1−オン
(M+H)+=331
2,2−ジメチル−1−[2−(3−トリメチルシラニル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−プロパン−1−オン
(M+H)+=352
1−(2−ビフェニル−4−イル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル)−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン
(M+H)+=356; 融点=275.0〜277.0℃
2,2−ジメチル−1−{2−[4−(5−メチル−[1,3,4]オキサジアゾール−2−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−プロパン−1−オン
(M+H)+=362;融点>300℃
2,2−ジメチル−1−[2−(4−トリメチルシラニル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−プロパン−1−オン
(M+H)+=352; 融点=233.0〜235.0℃
2,2−ジメチル−1−{2−[4−(2−ピペリジン−1−イル−エトキシ)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−プロパン−1−オン
(M+H)+=407; 融点=207.0〜208.0℃
3−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−N−エチル−ベンズアミド
(M+H)+=351; 融点=232.0〜233.0℃
2,2−ジメチル−1−[2−(1−メチル−1H−インダゾール−4−イル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−プロパン−1−オン
(M+H)+=334; 融点=255.0〜256.0℃]
[0270] これらの実施例に記載されている一般手順にしたがって、対応するブロモ化合物からボロン酸を合成した後、以下の化合物を調製した:
1−{2−[3−(3H−イミダゾール−4−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン
(M+H)+=346;融点=287.0〜288.0℃
2,2−ジメチル−1−[2−(3−オキサゾール−5−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−プロパン−1−オン
(M+H)+=347; 融点=259.0〜260.0℃
3−{3−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−フェニル}−3−オキソ−プロピオニトリル
この場合、5−(3−ブロモ−フェニル)−イソオキサゾールのイソオキサゾール環は、ボロン酸の形成の間に開環した。(M+H)+=347。
1−{2−[4−(1H−イミダゾール−4−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン
(M+H)+=346; 融点>300℃
1−{3−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−フェニル}−ピロリジン−2−オン
(M+H)+=363; 融点=260.0〜262.0℃]
[0271] ]
[0272] 1−(2−シクロペンチルオキシ−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル)−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン
ジクロロメタン1mL及びトリフルオロ酢酸1mL中の1−[2−シクロペンチルオキシ−5−(2−トリメチルシラニル−エトキシメチル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン(0.017g、0.041mmol)の溶液を、5時間撹拌し、次に濃縮して、黄色の油状物とした。シリカゲルクロマトグラフィー(0→40% EtOAc/ヘキサン類)により、白色の固体0.012gを得た。1H NMR分光法は、この中間体が所望の生成物のホルムアルデヒド付加物であることを示した。固体をエタノール1mLに溶解し、溶液を酢酸ナトリウム三水和物(0.064g、0.47mmol)で処理した。無色の混合物を5時間撹拌し、次に濃縮した。残留物を、酢酸エチル5mLと水5mLに分配した。有機層を水5mL及び飽和NaCl水溶液5mLで順次洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して、1−(2−シクロペンチルオキシ−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル)−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン0.007g(57%)に僅かに不純な白色の固体として得た。]
[0273] 実施例34]
[0274] ]
[0275] 2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン。2−ブロモ−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(7.57mmol、1当量)1.5g及び3,4,5−トリメトキシフェニルボロン酸(8.32mmol、1.1当量)1.76gを、4:1 1,4−ジオキサン:水 47mlに部分的に溶解した。混合物をアルゴンガスでパージした。1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−フェロセン)パラジウムジクロリド(1:1ジクロロメタン錯体、0.6mmol、0.08当量)0.49gを、次に炭酸カリウム(18.9mmol、2.5当量)2.6gを加えた。反応混合物を80Cで18時間撹拌した。反応物を酢酸エチルの添加により処理し、セライトを通して濾過し、次に水及び重炭酸ナトリウム溶液の濾液に加えた。層を分離し、水層を酢酸エチルで2回抽出した。酢酸エチル層を重炭酸ナトリウム溶液及び飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させた。濾過し、蒸発させた後、粗残留物を、シリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)により精製し、次に熱酢酸エチル/ヘキサンから再結晶化した。生成物1.75g(81%)を得た。]
[0276] 以下の化合物の合成に関して、これらの実施例に記載されている一般手順にしたがった:
1−[2−(1−ベンゼンスルホニル−1H−インドール−3−イル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン、融点=267.0〜268.0、(M+H)+=459;
2,2−ジメチル−1−{2−[4−(2−モルホリン−4−イル−エトキシ)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−プロパン−1−オン、融点=198.4〜202.7、(M+H)+=409;
2,2−ジメチル−1−{2−[3−(2−モルホリン−4−イル−エトキシ)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−プロパン−1−オン、融点=152.9〜154.7、(M+H)+=409、(ボロン酸エステルを、3−ヒドロキシフェニルボロン酸、ピナコールエステル、及びN−(2−ヒドロキシエチル)−モルホリンのMitsunobu反応により調製した);
4−{4−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−フェニル}−ピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル、融点=241〜247、(M+H)+=464;
4−{3−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−フェニル}−ピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル、融点 =215.2〜215.8、(M+H)+=464;
1−[2−(1H−インドール−3−イル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン、(M+H)+=319、(1−[2−(1−ベンゼンスルホニル−1H−インドール−3−イル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オンから、水酸化ナトリウム水溶液で処理することにより調製した);
2,2−ジメチル−1−[2−(4−ピペラジン−1−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−プロパン−1−オン、融点=234〜246、(M+H)+=364、(それぞれ、4−{4−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−フェニル}−ピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル又は4−{3−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−フェニル}−ピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステルから、HCl/ジオキサンで処理することにより調製した);
2,2−ジメチル−1−[2−(3−ピペラジン−1−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−プロパン−1−オン、融点=216〜222、(M+H)+=364、(それぞれ、4−{4−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−フェニル}−ピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル又は4−{3−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−フェニル}−ピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステルから、HCl/ジオキサンで処理することにより調製した);
2,2−ジメチル−1−[2−(4−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[1,4]オキサジン−7−イル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−プロパン−1−オン、融点=233.0〜234.0、(M+H)+=351、
1−{2−[2−(4−アセチル−ピペラジン−1−イル)−ピリジン−4−イル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン、融点=257.0〜260.0、(M+H)+=407;
1−{2−[4−(4−アセチル−ピペラジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン、融点=266.0〜267.0、(M+H)+=406、(それぞれ、4−{4−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−フェニル}−ピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル又は4−{3−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−フェニル}−ピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステルから、0℃で無水酢酸/DMFと反応させることにより調製した);
1−{2−[3−(4−アセチル−ピペラジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン、融点=238.0〜239.0、(M+H)+=406、(それぞれ、4−{4−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−フェニル}−ピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル又は4−{3−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−フェニル}−ピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステルから、0℃で無水酢酸/DMFと反応させることにより調製した);
1−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン、融点=188〜198、(M+H)+=288、(1−(2−ブロモ−5−トリイソプロピルシラニル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル)−2,2−ジメチル−プロパン−1−オールから単離した。)]
[0277] 実施例35]
[0278] ]
权利要求:

請求項1
式I:[式中、Rは、R1、R2、R3、又はR4であり;R1は、低級アルキル、低級アルコキシ、フェニル、ベンジル、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はシクロアルキルアルキレンであり、1つ以上のR1aで場合により置換されており;R1aは、R1b又はR1cであり;各R1bは、独立してハロゲン、オキソ、ヒドロキシ、又は−CNであり;各R1cは、独立して−C(=O)O(R1f)、−C(=O)(R1e)、−C(=O)CH2(R1e)、−S(R1f)、−S(O)2(R1f)、−N(R1f)S(O)2(R1f)、−S(=O)(R1f)、低級アルキル、低級アルコキシ、アミノ、アミド、低級ハロアルキル、フェニル、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、シクロアルキルオキシ、又はヘテロシクロアルキルオキシであり、1つ以上のR1dで場合により置換されており;各R1dは、独立して、ハロゲン、ヒドロキシ、低級アルキル、低級アルコキシ、低級ヒドロキシアルキル、アミノ、アミド、シアノ、又は低級ハロアルキルであり;各R1eは、独立して、H、低級アルキル、低級アルコキシ、−CN、低級ハロアルキル、フェニル、ヘテロアリール、シクロアルキル、又はヘテロシクロアルキルであり;各R1fは、独立して、H、低級アルキル、低級ハロアルキル、低級アルケニル、フェニル、ヘテロアリール、シクロアルキル、又はヘテロシクロアルキルであり;R2は、N(R2a)2であり;各R2aは、独立して、H又はR2bであり;各R2bは、独立して、低級アルキル、低級アルコキシ、フェニル、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はヘテロシクロアルキルアルキレンであり、1つ以上のR2cで場合により置換されており;R2cは、R2d又はR2eであり;各R2dは、独立して、ハロゲン、オキソ、又はヒドロキシであり;各R2eは、独立して、−N(R2g)2、−C(=O)(R2g)、−C(=O)O(R2g)、−C(=O)N(R2g)2、−N(R2g)C(=O)(R2g)、−S(=O)2(R2g)、−S(O)2N(R2g)2、低級アルキル、低級アルコキシ、低級ハロアルキル、フェニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、シクロアルキル、又はヘテロシクロアルキルであり、1つ以上のR2fで場合により置換されており;各R2fは、独立して、H、ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、低級ハロアルキルであり;各R2gは、独立して、H、低級アルキル、低級アルコキシ、低級ハロアルキル、又はフェニルであり;R3は、−C(=O)R3aであり;R3aは、低級アルキル、低級アルコキシ、フェニル、又はN(R3b)2であり;各R3bは、独立して、H又は低級アルキルであり;R4は、−O(R4a)であり;R4aは、H又はR4bであり;R4bは、低級アルキル、フェニル、ベンジル、低級ハロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールであり、1つ以上のR4cで場合により置換されており;各R4cは、独立して、ハロゲン、ヒドロキシ、低級アルキル、低級ハロアルキル、又は低級アルコキシであり;Q1は、フェニル又はインドリルであり、1つ以上のQ1aで場合により置換されており;各Q1aは、独立して、Q1b又はQ1cであり;各Q1bは、独立して、ハロゲン、ヒドロキシ、−CN、−S(Q1e)、−S(O)2(Q1e)、又は−S(=O)(Q1e)であり;各Q1cは、独立して、Q1d又はQ1eであり;各Q1dは、独立して、−O(Q1e)、−S(=O)2(Q1e)、−C(=O)N(Q1e)2、−S(=O)(Q1e)、−N(Q1e)S(=O)2(Q1e)、−C(=O)(Q1e)、−C(=O)O(Q1e)、−N(Q1e)2、−N(Q1e)C(=O)(Q1e)、−N(Q1e)C(=O)O(Q1e)、−Si(Q1e)3、又は−N(Q1e)C(=O)N(Q1e)2であり;各Q1eは、独立して、H又はQ1e’であり;各Q1e’は、独立して、低級アルキル、アミノ、低級アルケニル、フェニル、ベンジル、低級ハロアルキル、低級チオアルキル、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキレン、又はヘテロアリールであり、1つ以上のQ1fで場合により置換されており;各Q1fは、独立して、Q1g又はQ1hであり;各Q1gは、独立して、ハロゲン、ヒドロキシ、オキソ、−(C(Q1h)2)mS(O)2(Q1h)、−(C(Q1h)2)mN(Q1h)(C(Q1h)2)mS(O)2(Q1h)、−(C(Q1h)2)mN(Q1h)2、−(C(Q1h)2)mC(=O)(Q1h)、又は−N(Q1h)C(=O)(Q1h)であり;各mは、独立して、0、1、又は2であり;各Q1hは、独立して、Q1i又はQ1jであり;各Q1iは、独立して、H又はヒドロキシであり;各Q1jは、独立して、低級アルキル、低級ハロアルキル、低級アルコキシ、低級チオアルキル、シアノ、アミノ、フェニル、ベンジル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はヘテロアリールであり、1つ以上のQ1kで場合により置換されており;各Q1kは、独立して、ハロゲン、ヒドロキシ、低級アルキル、低級ハロアルキル、低級ヒドロキシアルキル、アミノ、低級チオアルキル、低級アルコキシ、又はシアノであり;Xは、X1又はX2であり;X1は、H、ハロゲン、又はヒドロキシであり;X2は、低級アルキル、低級アルコキシ、低級ハロアルキル、フェニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はヘテロアリールであり、1つ以上のX2’で場合により置換されており;各X2’は、独立して、ヒドロキシ、ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、低級ハロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はヘテロアリールである]の化合物又は薬学的に許容されうるその塩。
請求項2
XがHである、請求項1記載の化合物。
請求項3
RがR1であり、好ましくはR1が低級アルキルである、請求項2記載の化合物。
請求項4
RがR2であり、R2がNH(R2a)であり、R2aがR2bであり、好ましくはR2bが低級アルキルである、請求項2記載の化合物。
請求項5
Q1aがQ1bである、請求項1記載の化合物。
請求項6
Q1aがQ1cである、請求項1記載の化合物。
請求項7
次の群から選択される、式Iの化合物:フェニル−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−メタノン;3−メチル−1−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−ブタン−1−オン;1−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−エタノン;1−[2−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−3−メチル−ブタン−1−オン; 1−[2−(5−フルオロ−2−メトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−3−メチル−ブタン−1−オン; 3−メチル−1−[2−(3−ピロリジン−1−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−ブタン−1−オン; 4−[7−(3−メチル−ブチリル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−ベンズアミド;3−[7−(3−メチル−ブチリル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−ベンズアミド;N−メチル−3−[7−(3−メチル−ブチリル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−ベンズアミド;2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸イソプロピルアミド;1−[2−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−4−メチル−ペンタン−1−オン;2,2−ジメチル−1−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−プロパン−1−オン;N,N−ジメチル−3−[7−(3−メチル−ブチリル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−ベンズアミド;3−メチル−1−(2−フェニル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル)−ブタン−1−オン;2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(2−メトキシ−1−メチル−エチル)−アミド;2−メチル−1−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−プロパン−1−オン;2−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸イソプロピルアミド;2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−アミド;2−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸ピロリジン−3−イルアミド;2−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸シクロブチルアミド;2−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(2−メトキシ−1−メトキシメチル−エチル)−アミド;2−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸イソプロピル−メチル−アミド;2−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸 tert-ブチルアミド;2−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(2−メトキシ−1−メチル−エチル)−アミド;1−[2−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−3,3−ジメチル−ブタン−1−オン;2−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(2−ヒドロキシ−1−ヒドロキシメチル−エチル)−アミド;(2−{[2−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボニル]−アミノ}−2−メチル−プロピル)−カルバミン酸tert-ブチルエステル;2−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(2−ヒドロキシ−1−メチル−エチル)−アミド;2−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(2−アミノ−1,1−ジメチル−エチル)−アミド;2−(3−ピロリジン−1−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸 tert-ブチルアミド;2−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸((1S,2R)−2−カルバモイル−シクロペンチル)−アミド;2−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−アミド;2−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸ピペリジン−4−イルアミド;6−メチル−2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸 tert-ブチルアミド;1−[2−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;2−シクロヘキシル−1−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−エタノン;2−(3−メタンスルホニル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸イソプロピルアミド;2−(2−メトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸イソプロピルアミド;1−フェニル−2−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−エタン−1,2−ジオン;2,2−ジメチル−1−{2−[4−(2−モルホリン−4−イル−エトキシ)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−プロパン−1−オン;2,2−ジメチル−1−{2−[3−(2−モルホリン−4−イル−エトキシ)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−プロパン−1−オン;4−{4−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−フェニル}−ピペラジン−1−カルボン酸 tert-ブチルエステル;ピロリジン−3−イル−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−メタノン;トリフルオロ−酢酸を有する化合物;4−{3−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−フェニル}−ピペラジン−1−カルボン酸 tert-ブチルエステル;2,2−ジメチル−1−[2−(4−ピペラジン−1−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−プロパン−1−オン;2,2−ジメチル−1−[2−(3−ピペラジン−1−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−プロパン−1−オン;2−(3−メチルカルバモイル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸イソプロピルアミド;2−[3−(1−ヒドロキシ−1−メチル−エチル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸イソプロピルアミド;2−フェニル−1−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−エタノン;(1−メチル−シクロプロピル)−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−メタノン;2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(3−ヒドロキシ−2,2−ジメチル−プロピル)−アミド;(3−メチル−オキセタン−3−イル)−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−メタノン;(4−メチル−テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−メタノン;[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−(2,2,5−トリメチル−[1,3]ジオキサン−5−イル)−メタノン;3−ヒドロキシ−2−ヒドロキシメチル−2−メチル−1−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−プロパン−1−オン;2,2−ジエトキシ−1−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−プロパン−1−オン;2−(3−メトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸イソプロピルアミド;2−(5−クロロ−2−メトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸イソプロピルアミド;3,3−ジメチル−1−[2−(3−モルホリン−4−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−ブタン−1−オン;3,3−ジメチル−1−[2−(3−ピロリジン−1−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−ブタン−1−オン;2−[3−(ピロリジン−1−カルボニル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸イソプロピルアミド;2−(2−クロロ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸イソプロピルアミド;1−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−プロパン−1,2−ジオン;2,2−ジメチル−1−[2−(3−ピロリジン−1−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−プロパン−1−オン;3−メチル−3−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボニル]−ピペリジン−1−カルボン酸 tert-ブチルエステル;2−(2−トリフルオロメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸イソプロピルアミド;(3−メチル−ピペリジン−3−イル)−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−メタノン;2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸フェニルアミド;3−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−安息香酸tert-ブチルエステル;3−(7−イソプロピルカルバモイル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)−安息香酸 tert-ブチルエステル;3−{3−メチル−3−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボニル]−ピペリジン−1−イル}−3−オキソ−プロピオニトリル;2−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸アミド;2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(2−ヒドロキシ−プロピル)−アミド;2−(2,5−ジメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸イソプロピルアミド;3,3−ジメチル−1−[2−(3−モルホリン−4−イルメチル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−ブタン−1−オン;2−(3−メチルカルバモイル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(2−メトキシ−1−メチル−エチル)−アミド;2−(3−メチルカルバモイル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸((S)−2−メトキシ−1−メチル−エチル)−アミド;(4−メチル−テトラヒドロ−チオピラン−4−イル)−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−メタノン;2−(2,4−ジメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸イソプロピルアミド;(4−メチル−1,1−ジオキソ−ヘキサヒドロ−1λ6−チオピラン−4−イル)−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−メタノン;2−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(1−アセチル−ピロリジン−3−イル)−アミド;2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(2−メトキシ−プロピル)−アミド;2−({[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボニル]−アミノ}−メチル)−ピロリジン−1−カルボン酸 tert-ブチルエステル;2−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(1−アセチル−ピペリジン−4−イル)−アミド;2−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(1−メチル−ピロリジン−3−イル)−アミド;2−[3−(3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸 tert-ブチルアミド;2−[3−(3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸((S)−2−メトキシ−1−メチル−エチル)−アミド;2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(テトラヒドロ−ピラン−3−イル)−アミド;2−メチル−2−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボニル]−ピロリジン−1−カルボン酸 tert-ブチルエステル;(2−メチル−ピロリジン−2−イル)−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−メタノン;2−フェニル−1−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−プロパン−1−オン;2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(4−ヒドロキシ−シクロヘキシル)−アミド;2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(1,1−ジオキソ−テトラヒドロ−1λ6−チオフェン−3−イル)−アミド;2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(ピロリジン−2−イルメチル)−アミド;2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(1−アセチル−ピロリジン−2−イルメチル)−アミド;3−({[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボニル]−アミノ}−メチル)−ピロリジン−1−カルボン酸 tert-ブチルエステル;2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(ピロリジン−3−イルメチル)−アミド;2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(1−アセチル−ピロリジン−3−イルメチル)−アミド;1−{2−[4−(4−アセチル−ピペラジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(4−アセチル−ピペラジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;2−(3−ジメチルアミノ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸イソプロピルアミド;2−メチル−2−(テトラヒドロ−ピラン−2−イルオキシ)−1−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−プロパン−1−オン;3,3−ジメチル−1−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−ブタン−1−オン;2−[3−(2−オキソ−ピロリジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸 tert-ブチルアミド;2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(1−エチルカルバモイル−ピロリジン−3−イルメチル)−アミド;2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(ピペリジン−4−イルメチル)−アミド;2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(1−アセチル−ピペリジン−4−イルメチル)−アミド;2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸イソブチル−アミド;2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(2−メタンスルホニル−エチル)−アミド;2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(2−スルファモイル−エチル)−アミド2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(2,3−ジヒドロキシ−プロピル)−アミド2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(テトラヒドロ−フラン−3−イル)−アミド;1−{2−メチル−2−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボニル]−ピロリジン−1−イル}−エタノン;2,2−ジメチル−1−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−ブタン−1−オン;2,2−ジメチル−1−[2−(3−ピラゾール−1−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−プロパン−1−オン;2−(3−クロロ−5−フルオロ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸イソプロピルアミド;(1−メチル−シクロヘキシル)−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−メタノン;3,3,3−トリフルオロ−2−メチル−2−トリフルオロメチル−1−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−プロパン−1−オン;1−[2−(3−フルオロ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(2−メトキシ−エチル)−アミド;2,2−ジメチル−1−{2−[3−(5−メチル−[1,3,4]オキサジアゾール−2−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−プロパン−1−オン;2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(2,2−ジメチル−プロピル)−アミド;2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(2−メトキシ−2−メチル−プロピル)−アミド;2,2−ジメチル−1−[2−(4−ピロリジン−1−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−プロパン−1−オン;1−[2−(3−ジメチルアミノ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;2,2−ジメチル−1−{2−[3−(2H−ピラゾール−3−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−プロパン−1−オン;2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(3−メトキシ−プロピル)−アミド;1−[2−(4−メトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;3−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−N−メチル−ベンズアミド;1−[2−(3−メトキシメチル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;(1−メチル−シクロヘキシル)−[2−(3−ピロリジン−1−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−メタノン;1−[2−(4−メトキシメチル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−[2−(2−メトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−[2−(3−メトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;2,2−ジメチル−1−(2−フェニル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル)−プロパン−1−オン;N−シクロペンチル−3−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−ベンズアミド;2,2−ジメチル−1−[2−(3−ピペリジン−1−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−プロパン−1−オン;2,2−ジメチル−1−[2−(3−モルホリン−4−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−プロパン−1−オン;3−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−安息香酸;1−[2−(3−イソプロペニル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−[2−(3−ヒドロキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;(1−メチル−シクロペンチル)−[2−(3−ピロリジン−1−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−メタノン;4−メトキシ−1−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−ペンタン−1−オン;(1−メチル−シクロヘプチル)−[2−(3−ピロリジン−1−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−メタノン;1−[2−(3−エチルアミノ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−[2−(3−ジエチルアミノ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−[2−(3−アミノ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−[2−(3−メトキシ−5−チオモルホリン−4−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−{2−[3−メトキシ−5−(1−オキソ−1λ4−チオモルホリン−4−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(1,1−ジオキソ−1λ6−チオモルホリン−4−イル)−5−メトキシ−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−[2−(3−メトキシメトキシ−5−ピロリジン−1−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−[2−(3−イソプロポキシ−5−ピロリジン−1−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−[2−(3−エトキシ−5−ピロリジン−1−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−[2−(3−ヒドロキシ−5−ピロリジン−1−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;[2−(3−メトキシ−5−チオモルホリン−4−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−(1−メチル−シクロヘキシル)−メタノン;{2−[3−(1,1−ジオキソ−1λ6−チオモルホリン−4−イル)−5−メトキシ−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−(1−メチル−シクロヘキシル)−メタノン;{2−[3−メトキシ−5−(1−オキソ−1λ4−チオモルホリン−4−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−(1−メチル−シクロヘキシル)−メタノン;1−{2−[3−(2,3−ジヒドロキシ−プロポキシ)−5−(1,1−ジオキソ−1λ6−チオモルホリン−4−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(3−メタンスルホニル−プロポキシ)−5−ピロリジン−1−イル−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(2−ジメチルアミノ−エトキシ)−5−(1,1−ジオキソ−1λ6−チオモルホリン−4−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(1,1−ジオキソ−1λ6−チオモルホリン−4−イル)−5−(2−ヒドロキシ−1−メチル−エトキシ)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(2−メタンスルホニル−エトキシ)−5−ピロリジン−1−イル−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(1,1−ジオキソ−1λ6−チオモルホリン−4−イル)−5−(1−メチル−ピロリジン−3−イルオキシ)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(1,1−ジオキソ−1λ6−チオモルホリン−4−イル)−5−(1−メチル−ピペリジン−4−イルオキシ)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(1,1−ジオキソ−1λ6−チオモルホリン−4−イル)−5−(2−ヒドロキシ−1−ヒドロキシメチル−エトキシ)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(2−ジメチルアミノ−エトキシ)−5−(3,3−ジメチル−ピロリジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(2,3−ジヒドロキシ−プロポキシ)−5−(3,3−ジメチル−ピロリジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;2,2−ジメチル−1−{2−[3−(2−チア−7−アザ−スピロ[4.4]ノナ−7−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(2,2−ジオキソ−2λ6−チア−7−アザ−スピロ[4.4]ノナ−7−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;2,2−ジメチル−1−{2−[3−(2−オキソ−2λ4−チア−7−アザ−スピロ[4.4]ノナ−7−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−プロパン−1−オン;2,2−ジメチル−1−{2−[3−(3−トリフルオロメチル−5,6−ジヒドロ−8H−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−7−イルメチル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(5,6−ジヒドロ−8H−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−7−イルメチル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;2,2−ジメチル−1−{2−[4−(3−トリフルオロメチル−5,6−ジヒドロ−8H−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−7−イルメチル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−プロパン−1−オン;4−{3−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−フェニル}−1,5−ジメチル−ピペラジン−2−オン;[2−(3−シクロペンチルアミノ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−(1−メチル−シクロヘキシル)−メタノン;{2−[3−(シクロペンチル−メチル−アミノ)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−(1−メチル−シクロヘキシル)−メタノン;1−[2−(3−シクロペンチルアミノ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(2−ヒドロキシ−シクロペンチルアミノ)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;3−メチル−4−{3−[7−(1−メチル−シクロヘキサンカルボニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−フェニル}−ピペラジン−2−オン;1−(2−{3−[4−(2−ヒドロキシ−アセチル)−ピペラジン−1−イル]−フェニル}−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル)−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;2,2−ジメチル−1−{2−[3−(1−メチル−ピロリジン−3−イルアミノ)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−プロパン−1−オン;2,2−ジメチル−1−{2−[3−(テトラヒドロ−フラン−3−イルアミノ)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−プロパン−1−オン;1−(2−{4−[4−(2−ヒドロキシ−アセチル)−ピペラジン−1−イル]−フェニル}−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル)−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−(2−{4−[4−(2−ヒドロキシ−エチル)−ピペラジン−1−イル]−フェニル}−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル)−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−[2−(3−イソプロピルアミノ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(4−メタンスルホニル−ピペラジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−{2−[4−(4−メタンスルホニル−ピペラジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−(2−{3−[4−(2−ヒドロキシ−エチル)−ピペラジン−1−イル]−フェニル}−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル)−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−{2−[3−((1R,2S)−2−ヒドロキシ−シクロペンチルアミノ)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(1−メタンスルホニル−ピペリジン−4−イルアミノ)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;3−(4−{3−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−フェニル}−ピペラジン−1−イル)−3−オキソ−プロピオニトリル;2,2−ジメチル−3−オキソ−3−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−プロピオニトリル;2,2−ジメチル−3−オキソ−3−[2−(3−ピロリジン−1−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−プロピオニトリル;2,2−ジメチル−3−フェニル−1−[2−(3−ピロリジン−1−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−プロパン−1−オン;1−[2−(3−ピロリジン−1−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボニル]−シクロヘキサンカルボニトリル;2,2−ジメチル−3−オキソ−3−[2−(3−ピペラジン−1−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−プロピオニトリル;1−{2−[3−(5,6−ジヒドロ−8H−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−7−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;2,2−ジメチル−1−{2−[3−(3−トリフルオロメチル−5,6−ジヒドロ−8H−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−7−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−プロパン−1−オン;N−アリル−N−{2,2−ジメチル−3−オキソ−3−[2−(3−ピロリジン−1−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−プロピル}−ベンゼンスルホンアミド;2,2−ジメチル−3−フェニル−1−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−プロパン−1−オン;1−[6−ブロモ−2−(3−ピロリジン−1−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−[2,6−ビス−(3−ピロリジン−1−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−[6−クロロ−2−(3−ピロリジン−1−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;2,2−ジメチル−1−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−ペンタ−4−イン−1−オン;2,2−ジメチル−1−[2−(3−ピペラジン−1−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−プロパン−1−オン;2−{2−ベンゼンスルホニルアミノ−4−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−フェノキシ}−2−メチル−プロピオン酸エチルエステル;2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸イソブチル−アミド;2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(2−メタンスルホニル−エチル)−アミド;2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(2−スルファモイル−エチル)−アミド;2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(2,3−ジヒドロキシ−プロピル)−アミド;2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(テトラヒドロ−フラン−3−イル)−アミド;2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(2−メトキシ−エチル)−アミド;2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(2,2−ジメチル−プロピル)−アミド;2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(2−メトキシ−2−メチル−プロピル)−アミド;2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(3−メトキシ−プロピル)−アミド;1−[2−(4−メトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−[2−(2−メトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−[2−(3−メトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−[2−(4−メトキシ−3−ピロリジン−1−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−[2−(3−メトキシ−5−ピロリジン−1−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;2,2−ジメチル−1−[2−(4−メチルスルファニル−3−ピロリジン−1−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−プロパン−1−オン;1−[2−(4−メタンスルフィニル−3−ピロリジン−1−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(3−メタンスルホニル−ピロリジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(3,3−ジメチル−ピロリジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(3−メトキシ−アゼチジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;(4−メチル−ピペリジン−4−イル)−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−メタノン;2−(3−クロロ−5−フルオロ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸イソプロピルアミド;2−[3−(4−メトキシ−ベンジルオキシ)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸イソプロピルアミド;2−[3−(2−メトキシメチル−ピロリジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸イソプロピルアミド;1−{2−[3−(3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(4−メトキシ−ベンジルオキシ)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−[2−(3−ヨード−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(3−エチルアミノ−ピロリジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;((3aS,6aS)−1−メチル−オクタヒドロ−ペンタレン−1−イル)−[2−(3−ピロリジン−1−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−メタノン;1−{3−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−フェニル}−3−メチル−ピロリジン−3−カルボン酸メチルエステル;(1−{3−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−フェニル}−3−メチル−ピロリジン−3−イル)−カルバミン酸ベンジルエステル;1−{3−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−フェニル}−3−メチル−ピロリジン−3−カルボン酸メチルアミド;[2−(3−ヨード−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−(1−メチル−シクロヘキシル)−メタノン;((1S,2S)−1,2−ジメチル−シクロペンチル)−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−メタノン;1−{2−[3−(3−アミノ−3−メチル−ピロリジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;(1−{3−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−フェニル}−3−メチル−ピロリジン−3−イル)−カルバミン酸エチルエステル;(1−{3−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−フェニル}−4,4−ジメチル−ピロリジン−3−イル)−カルバミン酸エチルエステル;3−メチル−3−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボニル]−シクロペンタノン;1−{2−メチル−2−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボニル]−ピロリジン−1−イル}−エタノン;(1−メチル−シクロヘキシル)−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−メタノン;(1−メチル−シクロヘキシル)−[2−(3−ピロリジン−1−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−メタノン;3−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−安息香酸;(1−メチル−シクロペンチル)−[2−(3−ピロリジン−1−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−メタノン;4−メトキシ−1−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−ペンタン−1−オン;(1−メチル−シクロヘプチル)−[2−(3−ピロリジン−1−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−メタノン;2−メトキシ−2−メチル−1−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−プロパン−1−オン;2−メトキシ−1−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−エタノン;1−[2−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−[2−(3−エトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−[2−(3−イソブトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−[2−(3−イソプロポキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;2,2−ジメチル−1−[2−(3−プロポキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−プロパン−1−オン;アダマンタン−1−イル−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−メタノン;3−メトキシ−2,2−ジメチル−1−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−プロパン−1−オン;1−[2−(3−エチル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−[2−(3,5−ジメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(3−ヒドロキシ−プロピル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−[2−(3−アミノメチル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(2−ヒドロキシ−エチル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;3−ヒドロキシ−2,2−ジメチル−1−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−プロパン−1−オン;2,2−ジメチル−1−[2−(3−ピペリジン−1−イルメチル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−プロパン−1−オン;4−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−安息香酸;(1−メチル−シクロペンチル)−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−メタノン;(1−メチル−シクロヘキシル)−[2−(3−モルホリン−4−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−メタノン;4−{3−[7−(1−メチル−シクロヘキサンカルボニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−フェニル}−ピペラジン−1−カルボン酸 tert-ブチルエステル;(1−メチル−シクロヘキシル)−[2−(3−ピペラジン−1−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−メタノン;(1−メチル−シクロペンチル)−[2−(3−モルホリン−4−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−メタノン;1−[2−(2−フルオロ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−(4−{3−[7−(1−メチル−シクロヘキサンカルボニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−フェニル}−ピペラジン−1−イル)−エタノン;(1−メチル−シクロヘキシル)−{2−[3−(5−メチル−[1,3,4]オキサジアゾール−2−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−メタノン;{2−[3−(3−ヒドロキシ−プロピル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−(1−メチル−シクロヘキシル)−メタノン;4−{4−[7−(1−メチル−シクロヘキサンカルボニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−フェニル}−ピペラジン−1−カルボン酸 tert-ブチルエステル;[2−(3−メトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−(1−メチル−シクロヘキシル)−メタノン;(1−メチル−シクロヘキシル)−[2−(4−ピペラジン−1−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−メタノン;1−(4−{4−[7−(1−メチル−シクロヘキサンカルボニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−フェニル}−ピペラジン−1−イル)−エタノン;1−[2−(2−ヒドロキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;(4−ヒドロキシ−1−メチル−シクロヘキシル)−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−メタノン;[2−(4−ジメチルアミノ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−(1−メチル−シクロヘキシル)−メタノン;3−(4−{3−[7−(1−メチル−シクロヘキサンカルボニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−フェニル}−ピペラジン−1−イル)−3−オキソ−プロピオニトリル;4−(4−{3−[7−(1−メチル−シクロヘキサンカルボニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−フェニル}−ピペラジン−1−カルボニル)−ピペリジン−1−カルボン酸 tert-ブチルエステル;4−{3−[7−(1−メチル−シクロヘキサンカルボニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−フェニル}−ピペラジン−1−スルホニルカルバミン酸 tert-ブチルエステル{2−[3−(4−メタンスルホニル−ピペラジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−(1−メチル−シクロヘキシル)−メタノン;4−{3−[7−(1−メチル−シクロヘキサンカルボニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−フェニル}−ピペラジン−1−スルホン酸アミド;(1−メチル−シクロヘキシル)−(2−{3−[4−(ピペリジン−4−カルボニル)−ピペラジン−1−イル]−フェニル}−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル)−メタノン;(1−メチル−シクロヘキシル)−[2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−メタノン;[2−(4−ジエチルアミノ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−(1−メチル−シクロヘキシル)−メタノン;(1,3−ジメチル−シクロヘキシル)−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−メタノン;(1−メチル−シクロヘキシル)−[2−(4−モルホリン−4−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−メタノン;(1−メチル−シクロヘキシル)−{2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−メタノン;[2−(4−メチルアミノ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−(1−メチル−シクロヘキシル)−メタノン;(4−ヒドロキシ−1−メチル−シクロヘキシル)−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−メタノン;4−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−N−メチル−ベンゼンスルホンアミド;4−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−ベンゼンスルホンアミド;3−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−ベンゼンスルホンアミド;3−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−N−メチル−ベンゼンスルホンアミド;1−{2−[3−(2,8−ジアザ−スピロ[4.5]デカ−2−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(2,7−ジアザ−スピロ[4.4]ノナ−2−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(3−アミノメチル−ピロリジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(3,3−ジメチル−ピペラジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(2,7−ジアザ−スピロ[4.5]デカ−2−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(3−ジメチルアミノ−ピロリジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(2−ヒドロキシ−2−メチル−プロピルアミノ)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(4−アミノ−ピペリジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;2,2−ジメチル−1−{2−[3−(3−メチル−ピペラジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(4−アセチル−3,3−ジメチル−ピペラジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(3−アミノ−アゼチジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(3−クロロ−2−ヒドロキシ−プロピルアミノ)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(2,2−ジメチル−プロピルアミノ)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;2,2−ジメチル−1−[2−(3−ピロリジン−1−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−プロパン−1−オン;(1−メチル−シクロヘキシル)−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−メタノン;1−[2−(3−フルオロ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;(1−メチル−シクロヘキシル)−[2−(3−ピロリジン−1−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−メタノン;2,2−ジメチル−1−(2−フェニル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル)−プロパン−1−オン;2,2−ジメチル−1−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−ペンタ−4−エン−1−オン;2,2−ジメチル−1−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−ペンタン−1−オン;2,2−ジメチル−4−モルホリン−4−イル−1−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−ブタン−1−オン;4,4−ジメチル−5−オキソ−5−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−ペンタンニトリル;5,5−ジメチル−6−オキソ−6−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−ヘキサンニトリル;2,2−ジメチル−1−[2−(3−ピラゾール−1−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−プロパン−1−オン;2,2−ジメチル−1−{2−[3−(5−メチル−[1,3,4]オキサジアゾール−2−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−プロパン−1−オン;2,2−ジメチル−1−{2−[3−(2H−ピラゾール−3−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−プロパン−1−オン;3−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−N−メチル−ベンズアミド;1−[2−(3−メトキシメチル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−[2−(4−メトキシメチル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;N−シクロペンチル−3−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−ベンズアミド;3−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−安息香酸;1−[2−(3−イソプロペニル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−[2−(3−ヒドロキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−[2−(3−tert-ブチル−5−メチル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−(2−ビフェニル−3−イル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル)−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−[2−(3−tert-ブトキシメチル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−[2−(3−イソプロピル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(3,5−ジメチル−イソオキサゾール−4−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−[2−(3−ブロモ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;2,2−ジメチル−1−{2−[3−(2−メチル−2H−ピラゾール−3−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−プロパン−1−オン;1−[2−(3−クロロ−4−フルオロ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;2,2−ジメチル−1−[2−(2’−メチル−ビフェニル−3−イル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−プロパン−1−オン;1−[2−(3−ヒドロキシメチル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−[2−(3−シクロペンタ-1-エニル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−[2−(3−アセチル−4−ヒドロキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(3H−イミダゾール−4−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;2,2−ジメチル−1−[2−(3−オキサゾール−5−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−プロパン−1−オン;2,2−ジメチル−1−[2−(3−トリメチルシラニル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−プロパン−1−オン;3−{3−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−フェニル}−3−オキソ−プロピオニトリル;1−[2−(3−ヨード−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;2,2−ジメチル−1−{2−[3−(5−トリフルオロメチル−2H−ピラゾール−3−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−プロパン−1−オン;1−[2−(3−シクロヘキサ−1−エニル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;2,2−ジメチル−1−[2−(3−チオフェン−2−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−プロパン−1−オン;1−[2−(3−シクロペンチル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−(2−ビフェニル−4−イル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル)−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−[2−(3−イミダゾール−1−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;2,2−ジメチル−1−{2−[4−(5−メチル−[1,3,4]オキサジアゾール−2−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−プロパン−1−オン;2,2−ジメチル−1−[2−(4−トリメチルシラニル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−プロパン−1−オン;1−[2−(4−ヨード−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−{2−[4−(3,5−ジメチル−イソオキサゾール−4−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;2,2−ジメチル−1−{2−[4−(2−メチル−2H−ピラゾール−3−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−プロパン−1−オン;1−{2−[4−(3H−イミダゾール−4−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;2,2−ジメチル−1−{2−[4−(2−ピペリジン−1−イル−エトキシ)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(3,3−ジメチル−ピロリジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;3−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−N−エチル−ベンズアミド;1−{2−[3−((R)−3−ヒドロキシメチル−ピロリジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−{2−[3−((S)−3−ヒドロキシメチル−ピロリジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;(1−メチル−シクロヘキシル)−{2−[4−(2−ピペリジン−1−イル−エトキシ)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−メタノン;2,2−ジメチル−1−{2−[3−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(3,3−ジフルオロ−アゼチジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;2,2−ジメチル−1−{2−[3−(2−オキサ−6−アザ−スピロ[3.3]ヘプタ−6−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−プロパン−1−オン;1−{3−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−フェニル}−ピロリジン−2−オン;1−{3−[7−(1−メチル−シクロヘキサンカルボニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−フェニル}−ピロリジン−2−オン;(1−メチル−シクロヘキシル)−[2−(3−ピロール−1−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−メタノン;2−[3−(3,3−ジメチル−ピロリジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸イソプロピルアミド;1−{3−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−フェニル}−ピロリジン−3−カルボニトリル;1−{2−[3−(3−ジメチルアミノ−アゼチジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;2−[3−(3,3−ジメチル−ピロリジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(3−ヒドロキシ−2,2−ジメチル−プロピル)−アミド;1−{2−[3−(3,3−ジメチル−アゼチジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;2−[3−(3,3−ジメチル−ピロリジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸 tert-ブチルアミド;2−[3−(3,3−ジメチル−ピロリジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(2−メトキシ−プロピル)−アミド;2−[3−(3,3−ジメチル−ピロリジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(テトラヒドロ−ピラン−3−イル)−アミド;2−メチル−2−フェニル−1−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−プロパン−1−オン;1−[2−(3,5−ジ−ピロリジン−1−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;3−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−ベンゾニトリル;3−[7−(1−メチル−シクロヘキサンカルボニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−ベンズアルデヒド;(1−メチル−シクロヘキシル)−[2−(3−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−メタノン;1−{2−[3−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール−2−イルアミノ)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール−2−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;2,2−ジメチル−1−{2−[3−(1,4,5,6−テトラヒドロ−ピリミジン−2−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(5,5−ジメチル−1,4,5,6−テトラヒドロ−ピリミジン−2−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(4,4−ジメチル−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール−2−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;2,2−ジメチル−1−{2−[3−(1−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール−2−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−プロパン−1−オン;ピロリジン−1−イル−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−メタノン;(3,3−ジメチル−ピロリジン−1−イル)−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−メタノン;2,2−ジメチル−1−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−ブタン−1−オン;3,3,3−トリフルオロ−2−メチル−2−トリフルオロメチル−1−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−プロパン−1−オン;1−[2−(3−エチルアミノ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−[2−(3−ジエチルアミノ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−[2−(3−アミノ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;N−{3−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−フェニル}−アセトアミド;1−{2−[3−(3−ヒドロキシ−ピロリジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(1,1−ジオキソ−1λ6−チオモルホリン−4−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−[2−(3−アゼチジン−1−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;2,2−ジメチル−1−{2−[3−(1−オキソ−1λ4−チオモルホリン−4−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−プロパン−1−オン;2,2−ジメチル−1−[2−(3−ピロール−1−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(2−メタンスルホニル−エチルアミノ)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−{2−[(3aS,6aR)−3−(ヘキサヒドロ−ピロロ[3,4−c]ピロール−2−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−{2−[3−((S)−2−ヒドロキシメチル−ピロリジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−{2−[3−((R)−2−ヒドロキシメチル−ピロリジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;N−{3−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−フェニル}−メタンスルホンアミド;N−(4−{3−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−フェニルスルファモイル}−フェニル)−アセトアミド;4−アミノ−N−{3−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−フェニル}−ベンゼンスルホンアミド;N−{3−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−フェニル}−ベンゼンスルホンアミド;N−(4−{5−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−2−メチル−フェニルスルファモイル}−フェニル)−アセトアミド;4−アミノ−N−{5−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−2−メチル−フェニル}−ベンゼンスルホンアミド;1−{2−[3−(3−ヒドロキシ−3−メチル−ピロリジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(3−ヒドロキシ−3−メチル−ピロリジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;3−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−ベンズアルデヒド;2,2−ジメチル−1−[2−(3−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(4−ジメチルアミノ−ピペリジン−1−イルメチル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;2,2−ジメチル−1−{2−[3−(4−メチル−ピペラジン−1−イルメチル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−プロパン−1−オン;1−[2−(4−アミノメチル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;2,2−ジメチル−1−{2−[3−(4−メチルスルファニル−ピペリジン−1−イルメチル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(3−ヒドロキシ−ピロリジン−1−イルメチル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−{2−[3−((S)−2−ヒドロキシメチル−ピロリジン−1−イルメチル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−{2−[3−((R)−2−ヒドロキシメチル−ピロリジン−1−イルメチル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;(1−{3−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−ベンジル}−ピロリジン−3−イル)−カルバミン酸 tert-ブチルエステル;1−[2−(3−{[ビス−(2−ヒドロキシ−エチル)−アミノ]−メチル}−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−[2−(3−{[エチル−(4−ヒドロキシ−ブチル)−アミノ]−メチル}−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;(S)−1−{3−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−ベンジル}−ピロリジン−2−カルボン酸アミド;(R)−1−{3−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−ベンジル}−ピロリジン−2−カルボン酸アミド;1−{2−[3−(4−ヒドロキシメチル−ピペリジン−1−イルメチル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(3−ヒドロキシメチル−ピロリジン−1−イルメチル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(3−アミノ−ピロリジン−1−イルメチル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;2,2−ジメチル−1−{2−[3−(3−メチルアミノ−ピロリジン−1−イルメチル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(1H−イミダゾール−2−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(3−ベンジル−ピロリジン−1−イルメチル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;N−(1−{3−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−ベンジル}−ピロリジン−3−イル)−N−メチル−メタンスルホンアミド;N−(1−{3−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−ベンジル}−ピロリジン−3−イル)−メタンスルホンアミド;4−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−2−ピロリジン−1−イル−ベンゾニトリル;2,2−ジメチル−1−{2−[3−(3−メチル−ピロリジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(3−メトキシメチル−3−メチル−ピロリジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−{2−[(1S,5R)−3−(3−アザ−ビシクロ[3.1.0]ヘキサ−3−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;2,2−ジメチル−1−[2−(3−ピペリジン−1−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−プロパン−1−オン;2,2−ジメチル−1−[2−(3−モルホリン−4−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−プロパン−1−オン;1−{2−[3−((1S,5R,6R)−6−メタンスルホニルメチル−3−アザ−ビシクロ[3.1.0]ヘキサ−3−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;3−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−5−ピロリジン−1−イル−ベンゾニトリル;3−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−N−(2−メタンスルホニル−エチル)−5−ピロリジン−1−イル−ベンズアミド;3−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−5−ピロリジン−1−イル−ベンズアミド;3−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−N−(2−ヒドロキシ−エチル)−5−ピロリジン−1−イル−ベンズアミド;2,2−ジメチル−1−{2−[3−(4−メチル−ピペラジン−1−カルボニル)−5−ピロリジン−1−イル−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−プロパン−1−オン;1−{2−[(3aS,6aR)−3−(ヘキサヒドロ−シクロペンタ[c]ピロール−2−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;3−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−5−ピロリジン−1−イル−安息香酸;3−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−5−(3,3−ジメチル−ピロリジン−1−イル)−ベンズアミド;2,2−ジメチル−1−{2−[3−((1S,5R)−1−フェニル−3−アザ−ビシクロ[3.1.0]ヘキサ−3−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(3,3−ジエチル−ピロリジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;2,2−ジメチル−1−{2−[3−(4−メチル−ピペラジン−1−イルメチル)−5−ピロリジン−1−イル−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−プロパン−1−オン;1−{2−[3−((1S,5R,6R)−6−ヒドロキシメチル−3−アザ−ビシクロ[3.1.0]ヘキサ−3−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;{2−[3−((1S,5R,6R)−6−ヒドロキシメチル−3−アザ−ビシクロ[3.1.0]ヘキサ−3−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−(1−メチル−シクロヘキシル)−メタノン;1−{2−[3−((1R,5S,6R)−6−メトキシメチル−3−アザ−ビシクロ[3.1.0]ヘキサ−3−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;{2−[3−((1R,5S,6R)−6−ヒドロキシメチル−3−アザ−ビシクロ[3.1.0]ヘキサ−3−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−(1−メチル−シクロペンチル)−メタノン;1−{2−[3−(4−ヒドロキシ−ピペリジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(4−ヒドロキシ−4−メチル−ピペリジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(3−ヒドロキシメチル−3−メチル−ピロリジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;N−(1−{3−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−フェニル}−3−メチル−ピロリジン−3−イルメチル)−アセトアミド;N−(1−{3−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−フェニル}−3−メチル−ピロリジン−3−イルメチル)−メタンスルホンアミド;(1−{3−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−フェニル}−3−メチル−ピロリジン−3−イルメチル)−カルバミン酸メチルエステル;2,2−ジメチル−1−[2−(4−ピロリジン−1−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−プロパン−1−オン;1−[2−(3−ジメチルアミノ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;N−{3−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−ベンジル}−メタンスルホンアミド;N−{3−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−ベンジル}−C−フェニル−メタンスルホンアミド;シクロプロパンスルホン酸3−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−ベンジルアミド;N−{3−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−ベンジル}−ベンゼンスルホンアミド;N−{4−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−ベンジル}−C−フェニル−メタンスルホンアミド;シクロプロパンスルホン酸4−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−ベンジルアミド;プロパン−1−スルホン酸3−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−ベンジルアミド;1−{2−[3−(2−tert-ブチル−ピロリジン−1−イルメチル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−(2−{3−[(シクロヘキシル−メチル−アミノ)−メチル]−フェニル}−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル)−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(3−ジメチルアミノ−ピロリジン−1−イルメチル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;2,2−ジメチル−1−{2−[3−((S)−2−メチル−ピロリジン−1−イルメチル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(3−メトキシ−ピロリジン−1−イルメチル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−(2−{3−[(シクロプロピルメチル−プロピル−アミノ)−メチル]−フェニル}−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル)−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−{2−[3−((R)−2−メトキシメチル−ピロリジン−1−イルメチル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−(2−{3−[(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール−2−イルアミノ)−メチル]−フェニル}−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル)−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(3,3−ジメチル−ピロリジン−1−イルメチル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;3−(4−{3−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−ベンジル}−ピペラジン−1−イル)−3−オキソ−プロピオニトリル;2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(2−メトキシ−1−メチル−エチル)−アミド;2−フェニル−1−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−プロパン−1−オン;2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸;2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(1−アセチル−ピロリジン−3−イルメチル)−アミド;2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(1−エチルカルバモイル−ピロリジン−3−イルメチル)−アミド;2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(ピペリジン−4−イルメチル)−アミド;2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(1−アセチル−ピペリジン−4−イルメチル)−アミド;1−{2−[3−(3,3−ジメチル−ピロリジン−1−イル)−5−(1−メチル−ピペリジン−4−イルオキシ)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;2,2−ジメチル−1−{2−[(3aR,6aS)−3−(テトラヒドロ−チエノ[3,4−c]ピロール−5−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−プロパン−1−オン;1−{2−[3−((1S,2S)−2−ヒドロキシ−シクロペンチルアミノ)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−(2−{3−[(2−メタンスルホニル−エチルアミノ)−メチル]−5−ピロリジン−1−イル−フェニル}−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル)−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(3,3−ジメチル−アゼチジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(3−アミノメチル−3−メチル−ピロリジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−{2−[3−((3aR,6aS)−2,2−ジオキソ−ヘキサヒドロ−2λ6−チエノ[3,4−c]ピロール−5−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;2,2−ジメチル−1−{2−[3−((3aR,6aS)−2−オキソ−ヘキサヒドロ−2λ4−チエノ[3,4−c]ピロール−5−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−プロパン−1−オン;2−オキソ−2,3−ジヒドロ−ベンゾオキサゾール−6−スルホン酸{6−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−1H−インドール−4−イル}−アミド;2−メチル−2−フェニル−1−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(2−アミノ−1,1−ジメチル−エチルアミノ)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1H−インダゾール−5−スルホン酸{6−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−1H−インドール−4−イル}−アミド;(4−{3−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−フェニル}−ピペラジン−1−イル)−酢酸;4−アミノ−3−クロロ−N−{6−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−1H−インドール−4−イル}−ベンゼンスルホンアミド;1−{2−[3−(2−メトキシ−2−メチル−プロピルアミノ)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;2−[3−(3,3−ジメチル−ピロリジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸 tert-ブチルアミド;3,3−ジメチル−4−オキソ−4−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−ブチロニトリル;1−{2−[3−(3−ヒドロキシ−アゼチジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−[2−(3−メタンスルホニルメトキシ−5−ピロリジン−1−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;N−{6−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−1H−インドール−4−イル}−3−メトキシ−ベンゼンスルホンアミド;2−[3−(3,3−ジメチル−ピロリジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(2−メトキシ−プロピル)−アミド;(1−{3−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−フェニル}−4,4−ジメチル−ピロリジン−3−イル)−カルバミン酸エチルエステル;3−メチル−3−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボニル]−シクロペンタノン;2−[3−(3,3−ジメチル−ピロリジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(テトラヒドロ−ピラン−3−イル)−アミド;4−(4−ヒドロキシ−ピペリジン−1−イル)−2,2−ジメチル−1−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−ブタン−1−オン;4−[(2−ヒドロキシ−エチル)−メチル−アミノ]−2,2−ジメチル−1−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−ブタン−1−オン;2,2−ジメチル−1−{2−[3−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−プロパン−1−オン;3−アミノ−N−{6−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−1H−インドール−4−イル}−ベンゼンスルホンアミド;2−[3−(3,3−ジメチル−ピロリジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸((S)−2−ヒドロキシ−1,2−ジメチル−プロピル)−アミド;1−[2−(3−フルオロ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;(3−ヒドロキシ−1−メチル−シクロペンチル)−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−メタノン;4−アミノ−N−{6−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−1H−インドール−4−イル}−3−フルオロ−ベンゼンスルホンアミド;2−{4−メチル−4−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボニル]−ピペリジン−1−イル}−アセトアミド;1−{4−メチル−4−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボニル]−ピペリジン−1−イル}−エタノン;6−オキソ−1,6−ジヒドロ−ピリジン−3−スルホン酸{6−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−1H−インドール−4−イル}−アミド;4−アミノ−N−{6−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−1H−インドール−4−イル}−3−トリフルオロメチル−ベンゼンスルホンアミド;1−{2−[3−(3,3−ジメチル−ピロリジン−1−イル)−5−(3−メタンスルホニル−プロポキシ)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;N−{6−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル]−1H−インドール−4−イル}−4−ヒドロキシ−ベンゼンスルホンアミド;((1S,3S)−3−ヒドロキシ−1−メチル−シクロペンチル)−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−メタノン;1−{2−[3−(2−アザ−ビシクロ[2.1.1]ヘキサ−2−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;((1S,2R)−1,2−ジメチル−シクロペンチル)−[2−(3−ピロリジン−1−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−メタノン;1−{2−[3−(3,3−ジメチル−ピロリジン−1−イル)−5−(2−ヒドロキシ−プロポキシ)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール−2−イルアミノ)−5−(3,3−ジメチル−ピロリジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;2−[3−(3,3−ジメチル−ピロリジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸フェニルアミド;2−[3−(3,3−ジメチル−ピロリジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(2−ヒドロキシ−1,1−ジメチル−エチル)−アミド;2,2−ジメチル−1−[2−(3−メチルスルファニル−5−ピロリジン−1−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−プロパン−1−オン;1−[2−(3−メタンスルフィニル−5−ピロリジン−1−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;1−[2−(3−メタンスルホニル−5−ピロリジン−1−イル−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;2,2−ジメチル−1−{2−[3−(3−ピリジン−4−イル−ピロリジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−プロパン−1−オン;2,2−ジメチル−1−{2−[3−(3−ピリジン−2−イル−ピロリジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−プロパン−1−オン;1−{2−[3−(1,7−ジアザ−スピロ[4.4]ノナ−7−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;2,2−ジメチル−1−{2−[3−(3−ピリジン−3−イル−ピロリジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル}−プロパン−1−オン;{4−メチル−4−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボニル]−ピペリジン−1−イル}−アセトニトリル;2,2−ジメチル−3−メチルスルファニル−1−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−プロパン−1−オン;3−メタンスルフィニル−2,2−ジメチル−1−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−プロパン−1−オン;3−メタンスルホニル−2,2−ジメチル−1−[2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−プロパン−1−オン;2−[3−(2−ジメチルアミノ−エトキシ)−5−(3,3−ジメチル−ピロリジン−1−イル)−フェニル]−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−カルボン酸(3−ヒドロキシ−2,2−ジメチル−プロピル)−アミド;1−[2−(3−tert-ブチルアミノ−フェニル)−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン;及び1−(2−{3−[3−(2,3−ジヒドロキシ−プロピル)−3−メチル−ピロリジン−1−イル]−フェニル}−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−7−イル)−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン。
請求項8
式II:[式中:R及びQ1は、請求項1〜6のいずれか1項記載のとおりである]の化合物又は薬学的に許容されうるその塩。
請求項9
式II’:[式中:R1は、低級アルキル、低級アルコキシ、フェニル、ベンジル、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はシクロアルキルアルキレンであり、1つ以上のR1aで場合により置換されており;R1aは、R1b又はR1cであり;各R1bは、独立して、ハロゲン、オキソ、ヒドロキシ、又は−CNであり;各R1cは、独立して、−C(=O)O(R1f)、−C(=O)(R1e)、−C(=O)CH2(R1e)、−S(R1f)、−S(O)2(R1f)、−N(R1f)S(O)2(R1f)、−S(=O)(R1f)、低級アルキル、低級アルコキシ、アミノ、アミド、低級ハロアルキル、フェニル、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、シクロアルキルオキシ、又はヘテロシクロアルキルオキシであり、1つ以上のR1dで場合により置換されており;各R1dは、独立して、ハロゲン、ヒドロキシ、低級アルキル、低級アルコキシ、低級ヒドロキシアルキル、アミノ、アミド、シアノ、又は低級ハロアルキルであり;各R1eは、独立して、H、低級アルキル、低級アルコキシ、−CN、低級ハロアルキル、フェニル、ヘテロアリール、シクロアルキル、又はヘテロシクロアルキルであり;各R1fは、独立して、H、低級アルキル、低級ハロアルキル、低級アルケニル、フェニル、ヘテロアリール、シクロアルキル、又はヘテロシクロアルキルであり;Q1は、請求項1〜6のいずれか1項に定義されるとおりである]の化合物又は薬学的に許容されうるその塩
請求項10
式III:[式中、R2bは、独立して、低級アルキル、低級アルコキシ、フェニル、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、又はヘテロシクロアルキルアルキレンであり、1つ以上のR2cで場合により置換されており;R2cは、R2d又はR2eであり;各R2dは、独立して、ハロゲン、オキソ、又はヒドロキシであり;各R2eは、独立して、−N(R2g)2、−C(=O)(R2g)、−C(=O)O(R2g)、−C(=O)N(R2g)2、−N(R2g)C(=O)(R2g)、−S(=O)2(R2g)、−S(O)2N(R2g)2、低級アルキル、低級アルコキシ、低級ハロアルキル、フェニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、シクロアルキル、又はヘテロシクロアルキルであり、1つ以上のR2fで場合により置換されており;各R2fは、独立して、H、ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、低級ハロアルキルであり;各R2gは、独立して、H、低級アルキル、低級アルコキシ、低級ハロアルキル、又はフェニルであり;Q1は、請求項1〜6のいずれか1項に定義されるとおりである]の化合物又は薬学的に許容されうるその塩
請求項11
治療上有効な量の請求項1の化合物をそれを必要とする患者に対して投与することを含む、炎症性又は自己免疫性状態を処置するための方法。
請求項12
治療上有効な量の請求項1の化合物を、それを必要とする患者に対して投与することを含む、炎症性状態を処置するための方法。
請求項13
治療上有効な量の請求項1の化合物をそれを必要とする患者に対して投与することを含む、T細胞増殖性障害を阻害するための方法であって、好ましくは、増殖性障害が癌である方法。
請求項14
炎症性障害の処置のための薬剤の製造における請求項1の化合物の使用。
請求項15
自己免疫障害又は自己免疫障害の処置のための薬剤の製造における、請求項1〜10のいずれか1項記載の化合物の使用。
請求項16
炎症性障害又は自己免疫障害の処置において使用するための請求項1〜10のいずれか1項記載の化合物。
請求項17
上記記載の本発明。
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