专利摘要:
特定の冷却剤を含むローション組成物を含む吸収性物品。一実施形態において、この冷却剤は特定のN−置換p−メンタンカルボキサミド物質を含む。別の実施形態において、この冷却剤は、101.3kPa(760Torr)で少なくとも71kJ/molの蒸発エンタルピーを有する冷却物質を含む冷却剤を含む。特定の冷却剤を含む吸収性物品は、吸収性物品の着用者の皮膚に清涼感をもたらす。
公开号:JP2011513236A
申请号:JP2010547833
申请日:2009-02-23
公开日:2011-04-28
发明作者:ジョージ、エンデル、デックナー;ジョン、クリスチャン、ホート;ラファエル、ウォレン
申请人:ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー;
IPC主号:A61K8-42
专利说明:

[0001] 本発明は、冷却剤を含むローション組成物を含む女性用吸収性物品に関する。]
背景技術

[0002] ローション付きトップシートを有するおむつ、トレーニングパンツ及び生理用品のような使い捨て吸収性物品は既知である。様々な種類のローション類は、おむつかぶれの予防又は治療等の、様々な皮膚効果をもたらすことも知られている。これらのローションは例えば、吸収性物品のトップシートに適用することができ、使用中に着用者の皮膚に移動可能である。]
[0003] 生理用品などの使い捨て吸収性物品の特定の着用者は、流体吸収効果に加えて感覚効果を提供することが可能な製品を好む。一部の着用者が望む感覚効果は、着用者にフレッシュな感覚を運ぶことができる清涼感である。したがって、生理等の吸収性物品を開発する要望が存在している。]
[0004] メンチルラクテート又はN−エチルp−メンタンカルボキサミド(「WS−3」としても知られる)等の従来の冷却剤を、生理用品などの吸収性物品に組み込む試みがこれまでなされてきた。例えば、米国特許出願第2004/00826654 A1号及び同第2004/0081680 A1号を参照のこと。その揮発特性に起因して、通常これら物質は、皮膚又は粘膜組織の中の感覚器受容体に直接達することができる製品の中に定置される。これは、標的組織との直接接触を通じて達成される(即ち、リンス、鼻腔用スプレー、マッサージオイル)。吸収性物品との関連においては、これら物質は、通常は製品のコアの中に詰め込まれる。それでもなお、これら従来の冷却剤は依然として揮発性が高く、その結果、吸収性物品の中のこのような物質を、出荷及び保管の際に、特に出荷及び保管の間に高温に曝されたときに安定した状態に保つのは困難であり得る。最近になって、揮発性の低いその他の冷却剤が確認された。しかしながら、これは、表皮の冷却受容体への送達の問題を引き起こす。更に、これら冷却剤のいくつかは、冷却剤の臭気に関連する精神的側面が原因で、着用者にとって受け入れ難い可能性がある。]
先行技術

[0005] 米国特許出願第2004/00826654 A1号
米国特許出願第2004/0081680 A1号]
発明が解決しようとする課題

[0006] 着用者に清涼感などの感覚効果を提供することができ、吸収性物品製品の出荷及び保管の際の安定性の問題を引き起こすことなく、かつ、着用者の皮膚に送達させることが可能な、吸収性物品製品の開発への要望が依然として存在する。]
課題を解決するための手段

[0007] 本発明は、特定の冷却剤と担体とを含むローション組成物を含む吸収性物品に関する。一実施形態において、吸収性物品は、トップシートと、バックシートと、トップシートとバックシートとの間に配置される吸収性コアと、吸収性物品の1つ以上の層の上に配置されるローション組成物と、を含み、ローション組成物が、担体と、次式:



[式中、mは0又は1であり、Y及びZは、H、OH、C1〜C4の直鎖又は分岐のアルキル基、及びC1〜C4の直鎖又は分岐のアルコキシから独立して選択され;Xは(CH2)n−−R(式中、nは0又は1であり、Rは非結合電子を有する基である)である、但し:
(a)Y及びZがHの場合、Xの4位はF、OH、MeO、又はNO2ではなく、2又は6位はOHではない;
(b)Y又はZがHの場合、X、Y、及びZは次のようになる:
(i)3及び4位の基は共にOMeではない;
(ii)4及び5位の基は共にOMeではない;
(iii)4位の基がOHの場合、3及び5位の基はOMeではない;
(iv)4位の基がメチルの場合、3及び5位の基はOHではない。]を有するN−置換p−メンタンカルボキサミド物質を含む冷却剤と、を含む。]
[0008] 別の実施形態において、吸収性物品は、トップシートと、バックシートと、トップシートとバックシートとの間に配置される吸収性コアと、吸収性物品の1つ以上の層の上に配置されるローション組成物と、を含み、このローション組成物は、101.3kPa(760Torr)で少なくとも71kJ/molの蒸発エンタルピーを有する冷却剤を含む。冷却剤は、実質的に無臭(例えば、知覚可能な臭気を有さない、又は弱い若しくはかすかな知覚可能な臭気のみを有する)であるのが好ましい。]
[0009] このような冷却剤を含む本発明の吸収性物品は、吸収性物品の着用者の皮膚に有益な清涼感をもたらす。]
図面の簡単な説明

[0010] トップシートと、バックシートと、ローション組成物が適用された吸収性コアと、を含む吸収性物品の平面図。]
[0011] 本明細書で使用するとき、用語「吸収性物品」とは、身体滲出物、主に経血を吸収して収容する装置を指す。用語「使い捨て」は、本明細書において、一回の使用後、洗濯する、ないしは別の方法で吸収性物品として修復する又は再利用することを意図しない、吸収性物品を記載するために使用される。吸収性物品の例には、衛生ナプキン、ティライナー、陰唇間装置、痔用パッド等などの女性用衛生衣類が挙げられる。]
[0012] 本明細書の吸収性物品は、本明細書に記載の冷却剤などの、五感で知覚される物質を検知し、それに反応することができ、典型的には成人である消費者によって使用される。]
[0013] 使い捨て吸収性物品、及びそれらのトップシート、バックシート、吸収性コアを包含する構成要素、並びにこれら構成要素のあらゆる個々の層は、身体面と衣類面とを有する。本明細書で使用するとき、「身体面」とは、着用者の身体に向けて又は身体に隣接して着用されることが意図された物品又は構成要素の表面を意味し、「衣類面」はその反対側であり、使い捨て吸収性物品が着用されたときに、着用者の下着に向けて又は下着に隣接して着用されることが意図される。]
[0014] 図1は、生理用品10を示しており、生理用品10は、トップシート14を備えている身体接触面12と、このトップシート14に接合する液体不透過性バックシート16と、吸収性コア18と、を有する衛生ナプキン又はパンティーライナーであることができる。衛生ナプキン10は長手方向軸Lを有しており、ナプキンで一般的に見られる追加的特徴(当該技術分野において既知の「ウィング」又は「フラップ」(図示せず)など)、及び/又は吸収性コア18への流体輸送を促進するための流体獲得層を備えていてよい。同様に、生理用ナプキンのトップシートは当該技術分野において既知の様々な任意の特徴を有することができる。例えば、トップシート14はその中にエンボス加工された流体の流れを導くための通路を有することができ、流体獲得を補助するためにそこを通る開口を有し得る。本発明の生理用品10のトップシート14は、トップシート上に配置されるローション組成物22を有する。] 図1
[0015] トップシートは、着用者の皮膚及び毛髪に適合し、ソフトな感触であり、かつ刺激がないのが好ましい。更にトップシートは、液体透過性であり、液体(例えば、経血及び/又は尿)がその厚みを通して容易に浸透可能なものである。好適なトップシートは、織布材料及び不織布材料(例えば、繊維の不織布ウェブ);孔あき成形熱可塑性フィルム、孔あきプラスチックフィルム、及びハイドロフォーミングされた熱可塑性フィルム等の高分子材料;多孔質発泡体;網状発泡体;網状熱可塑性フィルム;並びに熱可塑性スクリム等の広範囲の材料から製造されてよい。好適な織布材料及び不織布材料は、天然繊維(例えば、木材繊維若しくは綿繊維)、合成繊維(例えば、ポリエステル繊維、ポリプロピレン繊維、若しくはポリエチレン繊維などの高分子繊維)、又は天然繊維と合成繊維との組み合わせからなることができる。トップシートが、不織布ウェブを含む場合、ウェブは、多くの既知の手法により製造されてよい。例えば、ウェブは、スパンボンドされるか、毛羽立てられるか、湿式載置されるか、メルトブローンされるか、水流交絡されるか、上記の組み合わせなどを施されてもよい。]
[0016] バックシートは、液体(例えば、経血及び/又は尿)に不透過性であり、好ましくは薄いプラスチックフィルムから製造されるが、その他の可撓性の液体不透過性材料を使用することもできる。本明細書で使用するとき、用語「可撓性」は、順応性があり、人間の体の一般的な形状及び輪郭に容易に適合する材料を意味する。バックシートは、吸収性コアに吸収、保持された排泄物によってベッドシーツ、パンツ、パジャマ及び下着といった吸収性用品に接触する用品が汚れることを防止するものである。したがって、バックシートは、織布又は不織布材料、高分子フィルム、例えばポリエチレン若しくはポリプロピレンの熱可塑性フィルム、又は複合材料、例えばフィルムコーティングされた不織布材料を含んでもよい。]
[0017] バックシート及びトップシートは、それぞれ、吸収性コアの衣類面及び身体面に隣接して位置付けられる。吸収性コアは、当該技術分野において周知のもの等、取り付け手段(図1に図示せず)として知られるあらゆる方法で、トップシート、バックシート、又はその両方と接合され得る。しかしながら、本発明の実施形態は、吸収性コア全体の部分が、トップシート、バックシート、又はその両方に取り付けられていない場合も想定する。] 図1
[0018] 一実施形態において、生理用品10のトップシートは疎水性材料で製造される。したがって、トップシートが不織布の場合、構成繊維は好ましくは疎水性である。繊維のポリマーから形成されるフィルムシートが60°を超える、より好ましくは75°、及び更により好ましくは約90°を超える、水との接触角を示す場合には、繊維は疎水性であると考えられる。疎水性の尺度としての接触角は当該技術分野において周知であり、接触角を測定する方法も同様に周知である。周知のように、約90°を超える接触角は疎水性と考えられ、90°未満の接触角は親水性と考えられる。しかしながら本明細書で使用するとき、60°以上の接触角は疎水性と考える。]
[0019] 別の実施形態において、生理用品10のトップシートは親水性材料で製造される。]
[0020] 本発明のローション組成物は、担体と、特定の冷却剤とを含む。一実施形態において、冷却剤は、次式で表わされるN−置換p−メンタンカルボキサミドを含む:



[式中、mは0又は1であり、Y及びZは、H、OH、C1〜C4の直鎖又は分岐のアルキル基、及びC1〜C4の直鎖又は分岐のアルコキシから独立して選択され;Xは(CH2)n−−R(式中、nは0又は1であり、Rは非結合電子を有する基である)である、但し:
(a)Y及びZがHの場合、Xの4位はF、OH、MeO、又はNO2ではなく、2又は6位はOHではない;
(b)Y又はZがHの場合、X、Y、及びZは次のようになる:
(i)3及び4位の基は共にOMeではない;
(ii)4及び5位の基は共にOMeではない;
(iii)4位の基がOHの場合、3及び5位の基はOMeではない;
(iv)4位の基がメチルの場合、3及び5位の基はOHではない。]を有するN−置換p−メンタンカルボキサミド物質を含む冷却剤と、を含む。]
[0021] 一実施形態では、Xは4位にある。特定の実施形態では、Y及びZはH、OH、Me、又はOMeである。特定の実施形態では、Y及びZは独立して選択される。]
[0022] 非結合電子を有する有用な基は、ハロゲン、OH、OMe、NO2、CN、Ac、SO2NH2、CHO、CO2H、及びC1〜C4のアルキルカルボン酸塩、例えばCO2Etである。非結合電子を有する他のC1〜C4のアルキルカルボン酸塩が有用であり得る。]
[0023] 上記式の化合物は3つのキラル中心を有し、8位立体異性体を発生させる。全ての可能な立体異性体は、上記式で表わされる化合物の範囲に含まれる。]
[0024] 冷却化合物は、アリールアルキルアミン誘導体を適切な酸塩化物又は塩化カルボニルと反応させて調製され得る。塩化カルボニルは、1−メントール((1R,2S,5R)−2−イソプロピル−5−メチルシクロヘキサノール)から調製され得る。]
[0025] 好適なN−置換p−メンタンカルボキサミド冷却剤の非限定的な例には、N−(4−シアノメチルフェニル)p−メンタンカルボキサミド、N−(4−スルファモイルフェニル)p−メンタンカルボキサミド、N−(4−シアノフェニル)p−メンタンカルボキサミド、N−(4−アセチルフェニル)p−メンタンカルボキサミド、N−(4−ヒドロキシメチルフェニル)p−メンタンカルボキサミド、N−(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)p−メンタンカルボキサミド、又はこれらの混合物が挙げられる。好ましいN−置換p−メンタンカルボキサミド冷却剤は、ジボダン(Givaudan)から商品名「エバークール(EVERCOOL)180」で市販のN−(4−シアノメチルフェニル)p−メンタンカルボキサミドである。]
[0026] 上で列挙した式に従った特定のN−置換p−メンタンカルボキサミド冷却剤は、先の段落で列挙したもののようなその他のより従来型の冷却剤よりも低い揮発性を有する傾向がある。揮発性の低い冷却剤は、本発明の吸収性物品に組み込むのに特に有用である。このような低揮発性の冷却剤は、吸収性物品が高温に曝される可能性がある製品の出荷及び保管の際に、最終製品中でより安定していると考えられる。より従来型であり、より高揮発性の冷却剤は、周囲環境への露出を避けるために吸収性物品を密封するなど、安定性を高める工程を取らない限り、このような集荷及び保管環境において不安定である傾向がある。しかしながら、このような包装はコストを著しく増加させ、その結果消費者が手軽に使えない、例えば、開封するのがより困難であり、捨てるのが困難である製品となる。あるいは、より従来型の冷却剤は、冷却剤の揮発に起因する集荷及び保管中の冷却剤の損失量を埋め合わせるために、はるかに高い濃度で吸収性物品の中で使用されなければならず、結果としてコスト高となる。]
[0027] 一実施形態において、本明細書において使用される特定の冷却剤は、101.3kPa(760Torr)で少なくとも71kJ/mol、若しくは101.3kPa(760Torr)で少なくとも73kJ/mol、又は101.3kPa(760Torr)で少なくとも75kJ/molの蒸発エンタルピーを有する。蒸発エンタルピーは、例えば、ソラリス(Solaris)(著作権1994〜2008 ACD/Labs)用のアドバンスト・ケミストリー・デベロップメント(Advanced Chemistry Development)(ACD/Labs)ソフト、バージョン9.04を使用して決定される計算値である。例えば、N−(4−シアノメチルフェニル)−p−メンタンカルボキサミドの蒸発エンタルピーは、101.3kPa(760Torr)で約75.8kJ/molであり、3−(l−メトキシ)−2−メチルプロパン−1,2−ジオール(TPG−1)の蒸発エンタルピーは、101.3kPa(760Torr)で約71.6kJ/molであり、1−(2−ヒドロキシフェニル)−4−(3−ニトロフェニル)−3,6−ジヒドロピリミジン−2−オン(ICILIN又はAG−3−5)の蒸発エンタルピーは、101.3kPa(760Torr)で約91.9kJ/molである。]
[0028] 上で列挙された、特定のN−置換p−メンタンカルボキサミド等の特定の冷却物質は、単独で、互いに組み合わされて、及び/又は当該技術分野において既知のより従来型の冷却物質、例えば、メントール、メントン、イソプレゴール、N−エチルp−メンタンカルボキサミド(WS−3)、N,2,3−トリメチル−2−イソプロピルブタンアミド(WS−23)、メンチルラクテート(フレスコラート(Frescolat)(登録商標)ML)、メントングリセリンアセタール(Frescolat(登録商標)MGA)、モノ−メンチルサクシネート(Physcool(登録商標))、モノ−メンチルグルタレート、O−メンチルグリセリン(クールアクト(CoolAct)(登録商標)10)、メンチル−N,N−コハク酸ジメチル、又は2−sec−ブチルシクロヘキサノン(フレスコメント(Freskomenthe)(登録商標))、と組み合わされて使用され得る。このような従来型冷却物質は、101.3kPa(760Torr)で71kJ/mol未満、好ましくは100kPa(760Torr)で65kJ/mol未満の蒸発エンタルピーを有する傾向がある。例えば、N−エチルp−メンタンカルボキサミド(WS−3)、N,2,3−トリメチル−2−イソプロピルブタンアミド(WS−23)、メントール、メンチルラクテート、エチル3−(p−メンタン−3−カルボキサミド)アセテート(WS−5)、メントングリセリンアセタール、メトキシプロパン−1,2−ジオール、イソプレゴール、p−メンタン−3,8−ジオール、N,N−ジメチルメンチルコハク酸アミド,(3S,3aR,3bR,4S,7R,7aR)−オクタヒドロ−3,7−ジメチル−4−(1−メチルエチル)−1H−シクロペンタ[1,3]シクロプロパ[1,2]ベンゼン−3−オル(クベボール(Cubebol)(登録商標))、及びメンチルPCA、は、101.3kPa(760Torr)で約58.4kJ/mol、101.3kPa(760Torr)で約47kJ/mol、101.3kPa(760Torr)で約52.5kJ/mol、101.3kPa(760Torr)で約63.1kJ/mol、101.3kPa(760Torr)で約64kJ/mol、101.3kPa(760Torr)で約65.5kJ/mol、101.3kPa(760Torr)で約70.5kJ/mol、101.3kPa(760Torr)で約50.4kJ/mol、101.3kPa(760Torr)で約58.7kJ/mol、101.3kPa(760Torr)で約63.4kJ/mol、101.3kPa(760Torr)で約60.2kJ/mol、及び101.3kPa(760Torr)で約66.1kJ/mol、の蒸発エンタルピー値をそれぞれ有する。]
[0029] N−置換p−メンタンカルボキサミド冷却剤などの本明細書における特定の冷却剤は、ローション組成物の約0.0001重量%〜約10.0重量%、約0.0001重量%〜約3.0重量%、約0.001重量%〜約1.0重量%、又は約0.01重量%〜約1.0重量%の範囲の濃度で、以下に記載される担体に混合することができる。この冷却剤はまた、油希釈剤のプレミックス中で調製することができる。それでもなお、有効成分の終末濃度は上記の範囲内となる。]
[0030] 本発明のローション組成物は、担体を更に含む。担体は、本発明の冷却剤を、吸収性物品の着用者の皮膚に送達するのを助ける。担体を、個々の担体として、又は担体成分の組み合わせとして、組成物中に含むことができる。担体は液体、固体、若しくは半固体担体物質又はこれらの物質の組み合わせであることができ、得られる担体系のために選択された加工温度及び本明細書のローション組成物を配合する際に担体と冷却剤を組み合わせるための加工温度において、好ましくは、均一な混合物又は溶液を形成する。担体系の処理温度は、典型的には約60℃〜約90℃、より典型的には約70℃〜約85℃、更により典型的には約65℃〜約80℃の範囲である。]
[0031] 本発明のローション組成物はローション組成物の約60重量%〜約99.9重量%、好ましくは約70重量%〜約98重量%、より好ましくは約80重量%〜約97重量%の範囲の担体総濃度で、担体を含むことができる。好適な担体化合物としては、約4〜約32個の炭素原子を有する石油系炭化水素、約12〜約24個の炭素原子を有する脂肪族アルコール、ポリシロキサン化合物、脂肪酸エステル、アルキルエトキシレート、約1〜約6個の炭素原子を有する低級アルコール、低分子量グリコール及びポリオール、約12〜約28個の炭素原子をその脂肪鎖中に有する脂肪族アルコールエーテル、ラノリン及びその誘導体、アセトグリセリド及びC12〜C28脂肪酸のエトキシル化グリセリドを含むグリセリド及びその誘導体、並びにこれらの混合物が挙げられる。別の方法として又は組み合わせて、担体は、ジメチコン(1E−6−1000m2/s(1cSt)〜100mL/s(100,000,000センチストークス))、シクロメチコン、アルキル化シリコーン(ヘアコンディショニング剤)、シリコーンゴム、シリコーンゲル、シリコーンワックス、シリコーンコポリマー(ビニルジメチコンポリマー、フェニルビニルジメチコンポリマー、アルキル化シリコーンポリマー、ポリエチレンオキシド/シリコーンコポリマー、ポリエチレンオキシド/アルキルシリコーンコポリマー)、及びこれらの混合物などのポリシロキサン化合物の非限定的な例から構成されてもよい。]
[0032] 約4個〜約32個の炭素原子を有する好適な石油系炭化水素の非限定的な例としては、鉱油、ワセリン、イソパラフィン、様々なその他の分枝鎖炭化水素及びこれらの組み合わせが挙げられる。鉱油は「流動ワセリン」としても既知であり、通常は約16〜約20個の炭素原子を有する炭化水素のそれほど粘稠ではない混合物を指す。またワセリンは、「ミネラルワックス」、「石油ゼリー」、及び「ミネラルゼリー」としても既知であり、普通は約16〜約32個の炭素原子を有する炭化水素のより粘稠な混合物を指す。ワセリンの市販例としては、プロトペット(Protopet)(登録商標)1Sとして販売されているワセリンが挙げられ、これはコネチカット州グリニッチ(Greenwich)所在のウィトコ・コーポレーション(Witco Corporation)より入手可能である。]
[0033] 本明細書において好適なその他の担体には、特に植物又は動物起源の、天然油又は天然油脂などの油又は油脂、あるいは天然油又は油脂誘導体、を挙げることができる。非限定的な例には、アボカド油、アプリコット油、アプリコットカーネル油、ババス油、ルリヂサ油、ルリヂサ種子油、キンセンカ油、ツバキ油、キャノーラ油、ニンジン油、カシューナッツ油、ヒマシ油、カモミール油、サクランボの種子油、チーア油、ココナッツ油、タラ肝油、コーン油、トウモロコシ胚芽油、綿実油、ユーカリ油、月見草油、グレープシード油、ヘーゼルナッツ油、ホホバ油、杜松油、核油、亜麻仁油、マカデミアナッツ油、メドウフォーム種子油、メンハーデン油、ミンク油、ワサビノキ油、モルティエレラ油、オリーブ油、パーム油、パーム核油、ピーナッツオイル、杏仁油、菜種油、ローズヒップ油、ベニバナ油、サンダルウッド油、ゴマ油、大豆油、ひまわり油、ひまわり種子油、甘扁桃油、トールオイル、ティーツリー油、カブ種子油、くるみ油、小麦胚種油、ザドアリー油、又はこれらの硬化誘導体を挙げることができる。植物源の硬化油又は油脂には、例えば、硬化ヒマシ油、ピーナッツオイル、大豆油、カブ種子油、綿実油、ひまわり油、パーム油、核油、亜麻仁油、コーン油、オリーブ油、ごま油、カカオバター、シアバター、及びココナッツ油を挙げることができる。]
[0034] 油脂及び油のその他の非限定的な例には、バター、C12〜C18酸トリグリセリド、ツバキ油、カプリル酸/カプリン酸/ラウリン酸トリグリセリド、カプリル酸/カプリン酸/リノール酸トリグリセリド、カプリル酸/カプリン酸/ステアリン酸トリグリセリド、カプリル酸/カプリン酸トリグリセリド、カカオバター、C10〜C18トリグリセリド、卵オイル、エポキシ化大豆油、グリセリルトリアセチルヒドロキシステアレート、グリセリルトリアセチルリシノレエート、グリコスフィンゴリピド、ヒト胎盤脂質、ハイブリッドベニバナ油、ハイブリッドヒマワリ種子油、水素添加ヒマシ油、水素添加ヒマシ油ラウレート、水素添加ココナッツ油、水素添加綿実油、水素添加C12〜C18トリグリセリド、水素添加魚油、水素添加ラード、水素添加メンハーデン油、水素添加ミンク油、水素添加オレンジ・ラフィー油、水素添加パーム核油、水素添加パーム油、水素添加ピーナッツオイル、水素添加サメ肝油、水素添加大豆油、水素添加獣脂、水素添加植物油、ラノリン及びラノリン誘導体、ラノリンアルコール、ラード、ラウリン酸/パルミチン酸/オレイントリグリセリド、レスケレラ油、マレイン酸変性大豆油、メドウフォーム油、ニーツフット油、オレイン酸/リノール酸トリグリセリド、オレイン酸/パルミチン酸/ラウリン酸/ミリスチン酸/リノール酸トリグリセリド、オレオステアリン、オリーブハスク油、大網脂質、オレンジ・ラフィー油、ペンガワー・ジャンビオイル、ペンタデスマバター、リン脂質、ピスタチオナット油、胎盤脂質、菜種油、ぬか油、サメの肝油、シアバター、スフィンゴ脂質、獣脂、トリベヘニン、トリカプリン、トリカプリリン、トリヘプタノイン、トリヒドロキシメトキシステアリン、トリヒドロキシステアリン、トリイソノナノイン、トリイソステアリン、トリラウリン、トリリノレイン、トリリノレニン、トリミリスチン、トリオクタノイン、トリオレイン、トリパルミチン、トリセバシン、トリステアリン、トリウンデカノイン、植物油、ふすま脂質等、並びにこれらの混合物が挙げられる。]
[0035] その他の好適な担体には、飽和又は不飽和、直鎖状又は分岐鎖状、置換又は非置換の脂肪酸又は脂肪酸混合物から誘導されるもののような、モノ−又はジ−グリセリドが挙げられる。モノ−又はジグリセリドの例には、モノ−又はジ−C12〜24脂肪酸グリセリド、特にモノ−又はジ−C16〜20脂肪酸グリセリド、例えば、モノステアリン酸グリセリン、ジステアリン酸グリセリルが挙げられる。]
[0036] 担体はまた、直鎖状のC6〜C22−脂肪酸と分枝状アルコールとのエステルを含むことができる。]
[0037] 本発明の担体はまた、ステロール、フィトステロール、及びステロール誘導体を含むことができる。本発明のローション組成物で使用可能なステロール及びステロール誘導体としては、17位にテールを有し、極性基を有さないβ−ステロール、例えば、コレステロール、シトステロール、スチグマステロール及びエルゴステロールなど、及びC10〜C30コレステロール/ラノステロールエステル、コレカルシフェロール、コレステリルヒドロキシステアレート、コレステリルイソステアレート、コレステリルステアレート、7−デヒドロコレステロール、ジヒドロコレステロール、ジヒドロコレステリルオクチルデカノエート、ジヒドロラノステロール、ジヒドロラノステリルオクチルデカノエート、エルゴカルシフェロール、トール油ステロール、大豆ステロールアセテート、ラナステロール、大豆ステロール、アボカドステロール、「アボカジン(AVOCADIN)」(クローダ社(Croda Ltd)(ニュージャージー州パーシッパニー)の商標名)、ステロールエステル及び類似化合物、並びにこれらの混合物を挙げることができるが、これらに限定されない。フィトステロールの市販品の例は、オハイオ州シンシナティのコグニス・コーポレーション(Cognis Corporation)のGENEROL 122 NPRL精製大豆ステロールである。]
[0038] 約12〜約24個の炭素原子を有する好適な脂肪族アルコールの非限定例としては、飽和非置換の一価アルコール又はこれらの組み合わせが挙げられ、その融点は約110℃未満の、好ましくは約45℃〜約110℃である。本発明のローション組成物に用いる脂肪族アルコール担体の具体例としては、セチルアルコール、ステアリルアルコール、セテアリルアルコール、ベヘニルアルコール、アラキジルアルコール、リグノセリル(lignocaryl)アルコール及びこれらの組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。市販のセテアリルアルコールの例はステノール(Stenol)1822であり、ベヘニルアルコールはラネッテ(Lanette)22であり、これらは両方オハイオ州シンシナティ(Cincinnati)所在のコグニス・コーポレーション(Cognis Corporation)より入手可能である。]
[0039] 好適な脂肪酸エステルの非限定的な例としては、C12〜C28脂肪酸及び短鎖(C1〜C8、好ましくはC1〜C3)一価アルコールの混合物、好ましくはC16〜C24飽和脂肪酸及び短鎖(C1〜C8、好ましくはC1〜C3)一価アルコールの混合物由来の脂肪酸エステルが挙げられる。好適な脂肪酸エステルはまた、より長鎖の脂肪族アルコール(C12〜C28、好ましくはC12〜C16)及び乳酸のような、より短鎖の脂肪酸のエステル由来であることができ、その具体例としては、ラウリルラクテート及びセチルラクテートが挙げられる。好適な脂肪酸エステルの代表例には、メチルパルミテート、メチルステアレート、イソプロピルラウレート、イソプロピルミリステート、イソプロピルパルミテート、エチルヘキシルパルミテート、ステアリルステアレート、パルミチルステアレート、ステアリルベヘネート、セチルステアレート、セチルベヘネート、セチルパルミテート、セテアリルベヘネート、ベヘニルベヘネート、ステアリルヘプタノエート、ステアリルオクタノエート、ミリスチルミリステート、ミリスチルイソステアレート、ミリスチルオレエート、セチルイソステアレート、セチルオレエート、ステアリルイソステアレート、ステアリルオレエート、イソステアリルミリステート、イソステアリルパルミテート、イソステアリルステアレート、イソステアリルイソステアレート、イソステアリルオレエート、イソステアリルベヘネート、イソステアリルオレエート、オレイルミリステート、オレイルパルミテート、オレイルステアレート、オレイルイソステアレート、オレイルオレエート、オレイルベヘネート、オレイルエルケート、ベヘニルイソステアレート、ベヘニルオレエート、エルシルイソステアレート、及びこれらの混合物が挙げられる。]
[0040] 好適なアルキルエトキシレートの非限定的な例としては、約2〜約30の平均エトキシ化度を有するC12〜C22の脂肪族アルコールエトキシレートが挙げられる。約1〜約6個の炭素原子を有する好適な低級アルコールの非限定的な例としては、エタノール、イソプロパノール、ブタンジオール、1,2,4−ブタントリオール、1,2ヘキサンジオール、エーテルプロパノール及びこれらの混合物が挙げられる。好適な低分子量グリコール及びポリオールの非限定的な例としては、エチレングリコール、ポリエチレングリコール(例えば、分子量200〜600g/モル)、ブチレングリコール、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコール及びこれらの混合物が挙げられる。好適な炭化水素、ポリシロキサン化合物、及び脂肪族アルコールエトキシレートを包含するキャリア成分のより詳細な記載は、1997年7月1日にロー(Roe)らに発行された、「ローションを適用したトップシートを有するおむつ(Diaper Having A Lotioned Topsheet)」という題名の米国特許第5,643,588号に見ることができる。]
[0041] 好適な担体はワックスを更に包含する。本明細書で使用するとき、用語「ワックス」とは、ワックス状の構成成分を有し、融点が周囲温度よりも高い、特に25℃よりも高い油溶性物質を指す。ワックスは固体から半固体(クリーム状)の稠度を有し、結晶性であってもなくてもよく、液化点よりも少し高い温度では比較的低い粘度を有する物質である。ローション組成物に組み込むことができる好適なワックスには、天然又は合成であってもよい、動物、植物、鉱物、又はシリコーン系ワックス、及びこれらの混合物が挙げられる。ワックスには:ヤマモモワックス等の植物源の天然ワックス、蜜蝋、カンデリラろう、カルナウバ、セレシン、パーゼリン、シアバター、ココアバター、日本ろう、ホホバワックス、ラノリンろう、アフリカハネガヤワックス、コルク蝋、ガールマ蝋、ライスシュート蝋、オーリクリーロウ、ミンクワックス、モンタンワックス、コメヌカワックス、オオムギ麦芽外殻ワックス、鯨ろう、ステリルジメチコン、ヒマワリワックス、セレシンワックス、サトウキビ蝋、カルナウバワックス、カンデリラろう、果実由来ワックス、例えば、オレンジワックス、レモンワックス、グレープフルーツワックス及びヤマモモワックス等;及び蜜蝋等の動物起源のワックス、ウールワックス、熊脂、セラックワックス等;を挙げることができるが、これらに限定されない。天然ワックスは、セレシン及びオゾケライトワックス等のミネラルワックスを更に含む。合成ワックスは、以上で述べた特定の担体物質等の石油系ワックス、例えば、パラフィン、ワセリン、ペトロラタム、ミクロワックス、及びマイクロクリスタリンワックスを含む。更に好適な合成ワックスは、ポリアルキレン及びポリエチレングリコールワックス、例えば、ポリエチレンワックス;塩素化ナフタレンに基づくワックス、例えば、「ハロワックス(Halowax)」、合成炭化水素ワックス等;PEG−6蜜蝋、PEG−8蜜蝋、C30アルキルジメチコン、合成蜜蝋、合成カンデリラろう、合成カルナバワックス、合成日本ろう、合成ホホバワックス、モタン酸ワックス、モタンワックス、オーリクリーロウ、レゾワックス、これらの混合物である。更に好適なワックスは、化学修飾したワックスであり、特に、例えば、水素添加綿実油、水素添加ホホバ油、水素添加ホホバワックス、水素添加マイクロクリスタリンワックス、水素添加コメヌカワックス、モンタンエステルワックス、サゾールワックス、ホホバエステル等のような、硬化又は水素添加ワックスである。]
[0042] その他のワックス構成要素は、特定の油脂(モノ−、ジ−及びトリグリセリド及び脂肪酸アルキルエステルなど)、脂肪族アルコール、脂肪酸、例えば、置換脂肪酸(特に、ヒドロキシ置換脂肪酸、例えば、12−ヒドロキシステアリン酸)、ジアルキル(エン)エーテル、ジアルキル(エン)カーボネート、ジカルボン酸(特に、ジカルボン酸のC16〜C40−ジアルキルエステル、例えば、C16〜C40−アルキルステアレート、C18〜C38−アルキルヒドロキシステアリルステアレート又はC20〜C40−アルキルエルケート)、及びヒドロキシ脂肪族アルコールであることができる。更なるワックス構成要素は、芳香族カルボン酸、トリカルボン酸の群から、又は長鎖ヒドロキシ炭酸のラクチドの群から選択される。ミリスチルラクテートは好適な担体である。使用することができる更なるワックス構成要素は、C30〜C50アルキル蜜ろう;トリ−C16〜C40−クエン酸アルキル、例えばクエン酸トリステアリル、クエン酸トリイソステアリル、クエン酸トリラウリル;エチレングリコールジ脂肪酸エステル、特に、エチレングリコールジ−C12〜C30−脂肪酸エステル、例えば、エチレングリコールジパルミテート、エチレングリコールジステアレート、及びエチレングリコールジ(12−ヒドロキシステアレート)である。]
[0043] その他の好適な担体は、以上で述べた物質のいくつかを含む、固化剤として作用する物質を含む。本発明のローション組成物において好適な固化剤は、組成物が室温で固体であり、少なくとも32℃の融点を有するように、組成物を固化するのを助ける働きをすることができる。固化剤はまた、着用者の皮膚への接着による移動を改善する粘着度を組成物に提供することができる。選択される固化剤に応じて、固化剤はまた、組成物が着用者の皮膚の上に実際に擦れて取れるのではなく、組成物が破砕する又は薄片になってはげるように、移動の状態を変更させることができ、この破砕する又は薄片になってはげることは、皮膚への改善された移動をもたらすことができる。固化剤は、更に、皮膚軟化剤、閉塞剤、保湿剤、バリアエンハンサ、粘度エンハンサ、及びこれらの組合せとして機能することができる。固化剤は、アルキルシロキサン、ポリマー、35℃以上の融点を有する水素添加植物油、35℃以上の融点を有する脂肪酸エステル、ヒドロキシステアリン酸アルキル、分岐エステル、アルコキシル化アルコール、及びアルコキシル化カルボン酸から選択され得る。更に、固化剤は、動物ワックス、植物ワックス、ミネラルワックス、及びアルキルシリコーンから選択され得る。好適な固化剤の例には、アルキルシリコーン、アルキルトリメチルシラン、蜜蝋、ベヘニルベヘネート、安息香酸ベヘニル、C24〜C28アルキルジメチコン、C30アルキルジメチコン、セチルメチコン、ステアリルメチコン、セチルジメチコン、ステアリルジメチコン、セロチルジメチコン(cerotyl dimethicone)、カンデリラろう、カルナウバ、合成カルナウバ、PEG−12カルナウバ、ケラシン、水素添加マイクロクリスタリンワックス、ホホバワックス、マイクロクリスタリンワックス、ラノリンろう、オゾケライト、パラフィン、合成パラフィン、セチルエステル、ベヘニルベヘネート、C20〜C40アルキルベヘネート、C2〜C5ラクテート、セチルパルミテート、ステアリルパルミテート、イソステアリルベヘネート(isosteryl behenate)、ラウリルベヘネート、ステアリルベンゾエート、ベヘニルイソステアレート、セチルミリステート、セチルオクタノエート、セチルオレエート、セチルリシノレエート、セチルステアレート、デシルオレエート、フマル酸ジアルキル(C2〜C5)、フマル酸ジベヘニル、ミリスチルラクテート、ミリスチルリグノセレート、ミリスチルミリステート、ミリスチルステアレート、ラウリルステアレート、オクチルドデシルステアレート(octyidodecyl stearate);ステアリン酸オクチルドデシルステアロリル(octyidodecyl stearoyl stearate)、オレイルアラキダート、オレイルステアレート、トリデシルベヘネート、トリデシルステアレート、リデシルステアロイルステアレート、ペンタエリトリチルテトラベヘネート(pentaerythrityl tetrabehenate)、水添ロジン酸ペンタエリトリチル(penteerythrityl)、ジステアリン酸ペンタエリトリチル、ペンタエリトリチルテトラアベイト(pentaerythrityltetraabeite)、ペンタエリトリチルテトラココエート(penteerythrityl tetracocoate)、テトラパーアルゴン酸ペンタエリトリチル(penteerythrityl tetraperlargonate)、テトラステアリン酸ペンタエリトリチル(pentserythrityl tetrastearate,)、エチレン酢酸ビニール、ポリエチレン、水素添加綿実油、水素添加植物油、水素添加スクアレン、水素添加ココナッツ油、水素添加ホホバ油、水素添加ヤシ油、水素添加パーム核油、水素添加オリーブ油、ポリアミド、ステアリン酸金属塩及びその他の金属せっけん、C30〜C60脂肪族アルコール、C20+脂肪酸アミド、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリブタン、ポリブチレンテレフタレート、ポリジペンテン(polydipentane)、ポリプロピレン、ステアリン酸亜鉛、ドデシルラウレート、ステアリルパルミテート、ヘキサデカン酸オクタデシル(octadecyl hexedecanoate)、オクタデシルパルミテート、ステアリルベヘネート、ドコシルオクタノエート(docosyl octanoate)、テトラデシル−オクタデカニルベヘネート、ヘキサデシル−コサニルヘキサコサネート、セラックワックス、モンタン酸グリコール、フッ素化ワックス(fluoranated waxes)、C20〜C40アルキルヒドロキシステアリルステアレート、及びこのような化合物の混合物が挙げられるが、これらに限定されない。]
[0044] 本発明の吸収性物品は、任意に、吸収性物品によってもたらされる冷却効果又は清涼感を強調する印を更に含むことができる。このような印は、緑、青、又はこれらの組合せなどの色を含む、図形、模様等を含むことができる。緑、青、又はこれらの組合せなどの色は、吸収性物品がもたらす冷却効果又は清涼感を、消費者に視覚的に伝達する傾向がある。吸収性物品の構成要素(例えば吸収性物品のトップシート又はバックシート)に印刷される又は含浸される印などのそうした印は、吸収性物品の包装に組み込まれることができ、又は吸収性物品そのものに組み込まれることができる。]
[0045] 本発明の吸収性物品は、任意に、吸収性物品によってもたらされる冷却効果又は清涼感を暗示するのを助ける精油物質を更に含むことができる。このような精油物質は、ローション組成物とは別に吸収性物品の中に組み込まれることができ、又はローション組成物の一部をなすことができる。好適な精油物質の非限定的な例には、セキショウ、ローマカミツレ、タラゴン、バジル、ベルガモット、ウッドランドカラミント、ヒメウイキョウ、シーダー材、カミツレ、シネオール、シナモン、桂皮、ダイダイ、クローブ、サイプレス、ディル、ユーカリ、オイゲノール、フランキンセンス、ガランゴル、ゼラニウム、ジンジャー、ハイビスカス、ホップ、ジャスミン、ジュニパー、ゲッケイジュ、ラベンダー、レモンバーム、レモングラス、レモン、リモネン、リナロール、酢酸リナリル、リッピアアルバ、マジョラム、メリッサ、ミルラ、ネロリ、ナツメグ、パシフローラ、パチョリ、ペパーミント、ピネン、ローズ、ローズウッド、ローズマリー、セージ、ビャクダン、スペアミン、スイートフェンネル、スイートオレンジ、タイム、バレリアン、イランイラン、ハイビスカス、又はこれらの混合物が挙げられる。覚醒に関連する好ましい精油には、サイプレス、ハイビスカス、ジュニパー、シネオール、シトラス、スイートオレンジ、及びローズマリーが挙げられる。調和効果に関連する好ましい油には、ラベンダー、ネロリ、及びイランイランが挙げられる。]
[0046] 上述のような本明細書の特定の精油は、ローション組成物の約0.0001重量%〜約10.0重量%、約0.0001重量%〜約3.0重量%、約0.0001重量%〜約0.1重量%、約0.001重量%〜約1重量%、又は約0.01重量%〜約1.0重量%の範囲の濃度で担体に混合され得る。精油はまた、油希釈剤のプレミックス中で調製することができる。それでもなお、有効成分の終末濃度は上記の範囲内となる。]
[0047] 本発明の冷却剤、ローション組成物のその他の成分、又はローション組成物そのものを、様々な好適な封入材料の中に封入することができる。好適な封入材料の非限定的な例が、米国特許第7,186,680号のコラム25、23行目〜コラム28、52行目に「香料担体物質(Perfume Carrier Materials)」として詳細に記載されている。]
[0048] 衛生ナプキン用トップシートの外表面に適用されると、本発明のローション組成物は、通常の接触、着用者の動き、及び/又は体温によって着用者の皮膚に移動して、着用者の皮膚に清涼感をもたらすことができる。]
[0049] 本発明の衛生ナプキン用トップシートは、有効量のローション組成物を有する。本明細書で使用するとき、用語「ローション組成物の有効量」は、衛生ナプキン用トップシートに適用されると着用者の皮膚に冷却効果又は清涼感をもたらすのに有効な、特定のローション組成物の量を指す。ローション組成物の有効量は、大抵の場合、用いられる特定のローション組成物によって左右される。]
[0050] 本発明によるローション付き吸収性物品を調製する際、ローション組成物をトップシートの外表面(即ち、身体に向いた表面)に適用することができるが、トップシートの内表面、又は吸収性物品の任意の他の構成要素に適用することも可能である。ローション組成物を均一に分配する様々な適用方法のいずれかを用いることができる。好適な方法としては、噴霧、印刷(例えば、フレキソ印刷)、コーティング(例えば、グラビアコーティング)、押出成形、又は、例えば、カレンダーロールのような回転表面上にローション組成物を噴霧し、次いでトップシートの外表面に組成物を移動させる等の、これらの適用技術の組み合わせが挙げられる。]
[0051] ローション組成物をトップシート、又は他の構成要素に適用するやり方は、トップシートがローション組成物で飽和状態に達しないようなやり方である。トップシートがローション組成で飽和状態に達する場合、ローションがトップシート開口部を遮断して、トップシートが流体をその下にある吸収性コアに透過させる能力を減少させる可能性が大きい。また、トップシートの飽和は、ローションの治療的及び/又は保護的な有用性を得るために必要ではない。特に好適な適用方法は、主にトップシートの外表面にローション組成物を適用することである。]
[0052] トップシートに適用されるローションの最低水準は、着用者の皮膚に冷却効果又は清涼感をもたらすのに有効な量である。ローション組成物は、好ましくは、本発明のトップシートに、約0.015mg/cm2〜約11.6mg/cm2(0.1mg/in2〜約75mg/in2)(コーティングされるトップシート1平方インチ当たりのローションのmg)、好ましくは約0.077mg/cm2〜約9.3mg/cm2(0.5mg/in2〜約60mg/in2)、及びより好ましくは約0.15mg/cm2〜約9.3mg/cm2(1mg/in2〜約60mg/in2)の範囲の量で適用される。このような比較的低い水準のローション組成物は、所望の冷却効果を付与するが、トップシートの吸収及び/又は湿潤特性を飽和させないために適当である。]
[0053] ローション組成物は、トップシートの表面全体又はその一部分に適用されてもよい。ローション組成物は、使い捨て吸収性物品の長手方向中心線と整列させて、及び長手方向中心線を中心として適用され得る。ローション組成物は、均一な又は不均一な幅を有する複数のストライプで適用され得る。あるいは、ローションは、長手方向中心線の並置と整列させて、及び並置を中心として適用され得る。]
[0054] ローション組成物はまた、衛生ナプキン用トップシートの外表面に不均一に適用され得る。「不均一」とは、ローション組成物の量、分配の模様等が、トップシート表面全体にわたって変化し得ることを意味する。例えば、トップシートの処理表面のある部分は、その上にローション組成物を含まない表面部分を含めて、多い又は少ない量のローション組成物を有することができる。例えば、ローション組成物をトップシートの1つの領域に、矩形及び/又は円形、及び/又は多数のドットの形状で適用することができる。]
[0055] ローション組成物は、組み立て中に、トップシート又はその他の構成要素の任意の場所に適用され得る。例えば、ローション組成物は、包装される前に、最終吸収性製品のトップシートに適用され得る。ローション組成物はまた、トップシートが他の原材料と組み合わされて最終使い捨て吸収性製品を形成する前に、トップシートに適用され得る。]
[0056] ローション組成物は、典型的にはそれらの溶融物から吸収性物品のトップシートに適用される。ローション組成物は、典型的には、周囲温度を著しく上回って融解するので、通常は加熱されたコーティングとして適用される。典型的には、ローション組成物は、適用される前に、約35℃〜約100℃、好ましくは40℃〜約90℃の範囲の温度まで加熱される。融解したローション組成物が適用された時点で、このローション組成物を冷却及び固化させて、トップシート又は他の構成要素の表面上に固化したコーティング又は被膜を形成する。好ましくは、適用プロセスは、ローションの冷却/配置を補助するように設計される。]
[0057] 本発明のローション組成物は当該技術分野において既知であるか、米国特許第5,968,025号に記載されているような、印刷方法又は連続噴霧又は押出成形により適用することができる。]
[0058] 吸収性物品の長手方向軸に平行な複数のストライプ状にローションを適用するのが好ましくあり得る。このことは、外陰部のより広範囲へのローションの移動、及び吸収性物品の流体処理の改善、の両方を可能とする。]
[0059] 別の実施形態では、吸収性物品のトップシートに提供される代わりに(又はこれに加えて)、(例えば、米国特許第5,569,230号及び同第6,911,022号に詳細に記載されているように)吸収性物品に同梱されている拭き取り物品にローション組成物を適用することができる。別の実施形態では、ローション組成物は、手で吸収性物品又は皮膚に適用することができるクリーム製品の形態の独立型製品として提供され得る。別の実施形態では、ローション組成物は、吸収性物品の着用者によって吸収性物品又は皮膚に噴霧することができる噴霧製品の形態の独立型製品として提供され得る。]
[0060] 以下は本発明の非限定的な例である。]
[0061] 実施例I:下記の表1に例示した組成物は、本発明ローション組成物の担体系の代表例である。担体系は一般に、重量で、ワセリンとベヘニルアルコールのような脂肪族アルコールとを組み合わせ、次いで低速プロペラミキサーを用いて攪拌しながら混合物を約80℃の温度に加熱することにより調製する。次に、粘性剤又は増粘剤を、存在する場合は混合物に添加し、前記成分を最終キャリアシステムへと剪断混合する。好適な粘性剤又は増粘剤としては、ベヘネス−10、燻蒸シリカ、ベントナイト、及びステアレス−2が挙げられ、その際粘性剤又は増粘剤は単独で又は組み合わせて用いる。これらの成分をイカウルトラツラックスシェアミキサー(IKA Ultra Turrax Shear Mixer)で11,000回転/分(rpm)で剪断混合することができる。]
[0062] あるいは、存在する場合、ワセリン、脂肪族アルコール、及び/又は粘性剤又は増粘剤を組み合わせ、撹拌しながら80℃に加熱して前記成分を融解させ、次いで5,000rpmで動作するトクシュキカTKロボミクス(Tokusyu Kika TK Robo Mics)のような高速ブレードミキサーを用いて混合して最終担体系にすることができる。



重量%−重量パーセント
1−ワセリン、ウィトコ社(Witco Corporation)よりプロトペット(Protopet)(登録商標)1Sとして入手可能
2−ベヘニルアルコール、コグニス・コ−ポレーション(Cognis Corporation)よりラネット(Lanette)22として入手可能
3−セテアリルアルコール、コグニス社(Cognis Corporation)よりステノール(Stenol)1822として入手可能
4−ベヘネス−10、コグニス・コーポレーション(Cognis Corporation)よりマージタール(Mergital)(登録商標)B10として入手可能
5−燻蒸シリカ、キャボット社(Cabot Corporation)よりキャブオーシル(Cabosil)(登録商標)TS−720として入手可能
6−プロピレングリコールMn3,500、シグマ・アルドリッチ社(Sigma Aldrich)製、番号202355]
[0063] 実施例II〜XV:下記の表2に説明されている次の実施例II〜XVは、表1に識別されている担体が含まれている本発明のローション組成物の代表例である。ローション組成物は、存在する場合、酸化亜鉛皮膚治療剤のプレミックス溶液を配合し、酸化亜鉛プレミックスを冷却剤及び他の皮膚治療剤並びにパンテノール及びグリセリンのようないずれかの任意成分に添加することにより、又はヘキサミジン及びナイアシンアミド皮膚治療剤の皮膚治療溶液といずれかの任意成分とを配合することにより調製される。皮膚治療溶液は次に、表1に記載されるもののような担体に添加されるが、その際皮膚治療溶液及び担体は、攪拌しながら約80℃の温度に加熱される。すべての成分はローション組成物の重量に基づいて包含される。これらローション組成物は着用者の皮膚に清涼感を提供する。






6−酸化亜鉛プレミックス、コボ・インコーポレーション(Kobo Incorporation)より入手可能なウルトラファイン(ULTRAFINE)350酸化亜鉛、ユニケマ・インコーポレーション(Uniqema Incorporation)より入手可能なアーレセル(Arlecel(登録商標))P100、及びイケダ・インコーポレーション(Ikeda Incorporation)より入手可能なサラコス(Salacos(登録商標))99の酸化亜鉛の混合物が70%含まれている
7−ヘキサミジン、ヘキサミジンジイセチオネートとしてラボラトリーズ・セロロバイロジクーズ(Laboratories Serolobilogiques)よりエラスタブ(ELASTAB)HP100の商品名により入手可能
8−パンテノール、ロシュ・ビタミンズ・インコーポレーション(Roche Vitamins Incorporation)よりD−パンテノールとして入手可能
9−グリセリン、プロクター・アンド・ギャンブル・カンパニー(Procter & Gamble Company)よりグリセリン(Glycerine)、USPコーシャ(USP Kosher(登録商標))として入手可能
10−ナイアシンアミド、EmインダストリーズHHN(Em Industries HHN)より入手可能
11−酸性化ナイアシンアミド、ナイアシンアミドとステアリン酸の反応により製造させる
12−カモミール、ドラゴコ(Dragoco)よりフィトコンセントロール(Phytoconcentrol)カモミールとして入手可能
13−シルクプロテインクロシルク(CROSILK)(登録商標)、ニュージャージー州パシパニー(Parsippany)のクローダ社(Croda、Inc.)より入手
14−エバークール(EVERCOOL)180は、オハイオ州シンシナティ(Cincinnati)のジボダン(Givaudan)から入手可能な、スペアミント又はペパーミント等の香味油中のN−(4−シアノメチルフェニル)−ρ−メンタンカルボキサミド7.5%溶液である。]
[0064] 実施例IIのローション組成物は続いて、プロクター・アンド・ギャンブル・カンパニー(Procter & Gamble Company)により製造される、オールウェイズ・ウィング・レギュラー・ロング(Wing Regular Long)のような生理用ナプキン製品のドライ・ウィーブ(DRI−WEAVE)トップシートの着用者接触面全体に適用される。安全かつ有効な量のローション組成物を皮膚上に送達するために、約0.4mg/cm2(2.6mg/インチ2)のローション組成物が、約90℃のヘッド作動温度を有するメルテックス(Meltex)EP45ホットメルト塗布器を用いてトップシートに適用される。]
[0065] 実施例IIIのローション組成物は続いて、プロクター・アンド・ギャンブル・カンパニー(Procter & Gamble Company)により製造される、エンバイブ・ミニフォーム(Envive Miniform)のような生理用ナプキン製品のドライ・ウィーブ(DRI−WEAVE)トップシートの着用者接触面全体に、組成物を噴霧することにより適用される。安全かつ有効な量のローション組成物を皮膚上に送達するために、約4.0mg/cm2(25.8mg/インチ2)のローション組成物がトップシートに、約90℃のヘッド作動温度及び約16キロパスカル(KPa)の噴霧圧力を有する、ホットメルト空気圧式ダイナテク(Dynatec)E84B1758噴霧ヘッドを用いて適用される。]
[0066] 実施例IVのローション組成物は続いて、生理用ナプキン製品の疎水性スパンボンドバイコンポーネントポリエチレン/ポリプロピレントップシート(ワシントン州ワショーガル(Washougal、WA)のBBA)の着用者接触面上に、組成物のストライプ模様の配置をスロットコーティング(ノードセン(Nordsen)EP 11−12−02)することにより適用される。安全かつ有効な量のローション組成物を皮膚上に送達するために、ローション組成物はトップシートにストライプ模様配置に適用され、このストライプ模様配置は、各々が40ミリメートル(mm)幅×200mm長さである少なくとも2本のストライプを含み、並びにその上に適用された約0.8mg/cm2(5.2mg/インチ2)の組成物を有する。]
[0067] 実施例Vのローション組成物は続いて、プロクター・アンド・ギャンブル・カンパニー(Procter & Gamble Company)により製造される、オールデイズ・レギュラー(Alldays Regular)のようなパンティーライナー製品のドライ・ウィーブ(DRI−WEAVE)トップシートの着用者接触面上に、組成物のストライプ模様配置を噴霧することにより適用される。安全かつ有効な量のローション組成物を皮膚上に送達するために、ローション組成物はトップシートにストライプ模様配置に適用され、このストライプ模様配置は、各々が40ミリメートル(mm)幅×200mm長さである少なくとも2本のストライプを含み、並びにその上に適用された約0.6mg/cm2(3.9mg/インチ2)の組成物を有する。ローション組成物は、約90℃のヘッド作動温度及び約16キロパスカル(KPa)の噴霧圧力を有する、ホットメルト空気圧式ダイナテク(Dynatec)E84B1758噴霧ヘッドを用いてトップシートに適用する。]
[0068] 実施例VIのローション組成物は続いて、プロクター・アンド・ギャンブル・カンパニー(Procter & Gamble Company)により製造されているオールデイズ・レギュラー(Alldays Regular)のようなパンティーライナー製品のドライ・ウィーブ(DRI−WEAVE)トップシートの着用者接触面全体に適用する。安全かつ有効な量のローション組成物を皮膚上に送達するために、約0.2mg/cm2(1.3mg/インチ2)のローション組成物が、約90℃のヘッド作動温度を有するメルテックス(融解ex)EP45ホットメルト塗布器を用いてトップシートに適用される。]
[0069] 実施例VIIのローション組成物は続いて、プロクター・アンド・ギャンブル・カンパニー(Procter & Gamble Company)により製造されているエンバイブ・ミニフォーム(Envive Miniform)のような生理用ナプキン製品のドライ・ウィーブ(DRI−WEAVE)トップシートの着用者接触面全体に組成物を噴霧することにより適用される。安全かつ有効な量のローション組成物を皮膚上に送達するために、約1.0mg/cm2(6.5mg/インチ2)のローション組成物がトップシートに、約90℃のヘッド作動温度及び約1.0キロパスカル(KPa)の噴霧圧力を有する、ホットメルト空気圧式ダイナテク(Dynatec)E84B1758噴霧ヘッドを用いて適用される。]
[0070] 実施例VIIIのローション組成物は続いて、プロクター・アンド・ギャンブル・カンパニー(Procter & Gamble Company)により製造されているオールデイズ・レギュラー(Alldays Regular)のようなパンティーライナー製品のドライ・ウィーブ(DRI−WEAVE)トップシートの着用者接触面全体に適用される。安全かつ有効な量のローション組成物を皮膚上に送達するために、約0.4mg/cm2(2.6mg/インチ2)のローション組成物が、約90℃のヘッド作動温度を有するメルテックス(Meltex)EP45ホットメルト塗布器を用いてトップシートに適用される。]
[0071] 実施例IXのローション組成物は続いて、生理用ナプキン製品の疎水性スパンボンドバイコンポーネントポリエチレン/ポリプロピレントップシート(ワシントン州ワショーガルのBBA)の着用者接触面上に、組成物のストライプ模様配置をスロットコーティング(ノードセン(Nordsen)EP11−12−02)することにより適用する。安全かつ有効な量のローション組成物を皮膚上に送達するために、約3.0mg/cm2(19.5mg/インチ2)のローション組成物がトップシートに適用される。]
[0072] 実施例Xのローション組成物は続いて、プロクター・アンド・ギャンブル・カンパニー(Procter& Gamble Company)により製造されているエンバイブ・ミニフォーム(Envive Miniform)のような生理用ナプキン製品のドライ・ウィーブ(DRI−WEAVE)トップシートの着用者接触面全体に組成物を噴霧することにより適用される。安全かつ有効な量のローション組成物を皮膚上に送達するために、約1.0mg/cm2(6.5mg/インチ2)のローション組成物がトップシートに、約90℃のヘッド作動温度及び約1.0キロパスカル(KPa)の噴霧圧力を有する、ホットメルト空気圧式ダイナテク(Dynatec)E84B1758噴霧ヘッドを用いて適用される。]
[0073] 実施例XIのローション組成物は続いて、プロクター・アンド・ギャンブル・カンパニー(Procter & Gamble Company)により製造される、ナチュレラ(Naturella)のような生理用ナプキン製品の疎水性スパンボンドバイコンポーネントポリエチレン/ポリプロピレントップシート(ワシントン州ワショーガル(Washougal、WA)のBBA)上に、組成物を噴霧することにより適用される。安全かつ有効な量のローション組成物を皮膚上に送達するために、約1.0mg/cm2(6.5mg/インチ2)のローション組成物がトップシートに、約90℃のヘッド作動温度及び約1.0キロパスカル(KPa)の噴霧圧力を有する、ホットメルト空気圧式ダイナテク(Dynatec)E84B1758噴霧ヘッドを用いて適用される。]
[0074] 実施例XIIのローション組成物は続いて、プロクター・アンド・ギャンブル・カンパニー(Procter &Gamble Company)により製造される、ナチュレラ(Naturella)のような生理用ナプキン製品の疎水性スパンボンドバイコンポーネントポリエチレン/ポリプロピレントップシート(ワシントン州ワショーガル(Washougal、WA)のBBA上に、組成物を噴霧することにより適用される。安全かつ有効な量のローション組成物を皮膚上に送達するために、ローション組成物はトップシートにストライプ模様配置に適用され、このストライプ模様配置は、各々が40ミリメートル(mm)幅×100mm長さである少なくとも2本のストライプを含み、並びにその上に適用された約1.2mg/cm2(7.8mg/インチ2)の組成物を有する。ローション組成物は、約90℃のヘッド作動温度及び約16キロパスカル(KPa)の噴霧圧力を有する、ホットメルト空気圧式ダイナテク(Dynatec)E84B1758噴霧ヘッドを用いてトップシートに適用する。]
[0075] 実施例XIIIのローション組成物は続いて、生理用ナプキン製品の疎水性スパンボンドバイコンポーネントポリエチレン/ポリプロピレントップシート(ワシントン州ワショーガル(Washougal、WA)のBBA)の着用者接触面上に、組成物のストライプ模様の配置をスロットコーティング(ノードセン(Nordsen)EP 11−12−02)することにより適用される。安全かつ有効量のローション組成物を皮膚上に送達するために、ローション組成物はトップシートにストライプ模様配置に適用され、このストライプ模様配置は、各々が5ミリメートル(mm)幅×150mm長さである少なくとも4本のストライプを含み、並びにその上に適用された約0.8mg/cm2(5.2mg/インチ2)の組成物を有する。]
[0076] 実施例XIVのローション組成物は続いて、生理用ナプキン製品の疎水性スパンボンドバイコンポーネントポリエチレン/ポリプロピレントップシート(ワシントン州ワショーガル(Washougal、WA)のBBA)の着用者接触面上に、組成物のストライプ模様の配置をスロットコーティング(ノードセン(Nordsen)EP 11−12−02)することにより適用される。安全かつ有効な量のローション組成物を皮膚上に送達するために、ローション組成物はトップシートにストライプ模様配置に適用され、このストライプ模様配置は、各々が15ミリメートル(mm)幅×150mm長さである少なくとも15本のストライプを含み、並びにその上に適用された約0.4mg/cm2(2.6mg/インチ2)の組成物を有する。]
[0077] 実施例XVのローション組成物は続いて、生理用ナプキン製品の疎水性スパンボンドバイコンポーネントポリエチレン/ポリプロピレントップシート(ワシントン州ワショーガル(Washougal、WA)のBBA)上に、組成物を噴霧することにより適用される安全かつ有効な量のローション組成物を皮膚上に送達するために、ローション組成物はトップシートにストライプ模様配置に適用され、このストライプ模様配置は、各々が20ミリメートル(mm)幅×120mm長さである少なくとも2本のストライプを含み、その上に適用された約1.2mg/cm2(7.8mg/インチ2)の組成物を有する。ローション組成物は、約90℃のヘッド作動温度及び約16キロパスカル(KPa)の噴霧圧力を有する、ホットメルト空気圧式ダイナテク(Dynatec)E84B1758噴霧ヘッドを用いてトップシートに適用する。]
[0078] 本明細書に開示されている寸法及び値は、列挙した正確な数値に厳しく制限されるものとして理解すべきではない。それよりむしろ、特に指定されない限り、各こうした寸法は、列挙された値とその値周辺の機能的に同等の範囲の両方を意味することを意図する。例えば、「40mm」として開示される寸法は、「約40mm」を意味するものとする。]
[0079] 任意の相互参照又は関連特許若しくは関連出願を包含する本明細書に引用される全ての文献は、明確に除外ないしは別の方法で限定されない限り、本明細書中に参照により全てが組み込まれる。いずれの文献の引用もこうした文献が本明細書中で開示又は権利請求される任意の発明に対する先行技術であることを容認するものではなく、また、こうした文献が、単独で、あるいは他のあらゆる参照文献との組合せにおいて、こうした発明のいずれかを参照、教示、示唆又は開示していることを容認するものでもない。更には、本文書における用語のいずれかの意味又は定義が、援用文献における同一の用語のいずれかの意味又は定義と相反する限りにおいて、本文書においてその用語に与えられた意味又は定義を優先するものとする。]
実施例

[0080] 本発明の特定の諸実施形態を図示し、記載したが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく他の様々な変更及び修正を実施できることが当業者には自明である。したがって、本発明の範囲内にあるそのような全ての変更及び修正を添付の特許請求の範囲で扱うものとする。]
权利要求:

請求項1
吸収性物品であって、トップシートと、バックシートと、前記トップシートと前記バックシートとの間に配置される吸収性コアと、前記吸収性物品の1つ以上の層の上に配置されるローション組成物と、を含み、前記ローション組成物が、担体と、次式:[式中、mは0又は1であり、Y及びZは、H、OH、C1〜C4の直鎖又は分岐のアルキル基、及びC1〜C4の直鎖又は分岐のアルコキシからなる群から独立して選択され;Xは(CH2)n−−R(式中、nは0又は1であり、Rは非結合電子を有する基である)である、但し:(a)Y及びZがHの場合、Xの4位はF、OH、MeO、又はNO2ではなく、2又は6位はOHではない;(b)Y又はZがHの場合、X、Y、及びZは次のようになる:(i)3及び4位の基は共にOMeではない;(ii)4及び5位の基は共にOMeではない;(iii)4位の基がOHの場合、3及び5位の基はOMeではない;(iv)4位の基がメチルの場合、3及び5位の基はOHではない。]を有するN−置換p−メンタンカルボキサミド物質を含む冷却剤と、を含む、吸収性物品。
請求項2
前記N−置換p−メンタンカルボキサミド物質が、N−(4−シアノメチルフェニル)p−メンタンカルボキサミド、N−(4−スルファモイルフェニル)p−メンタンカルボキサミド、N−(4−シアノフェニル)p−メンタンカルボキサミド、N−(4−アセチルフェニル)p−メンタンカルボキサミド、N−(4−ヒドロキシメチルフェニル)p−メンタンカルボキサミド、N−(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)p−メンタンカルボキサミド、及びこれらの混合物からなる群から選択される、請求項1に記載の吸収性物品。
請求項3
前記N−置換p−メンタンカルボキサミド物質が、N−(4−シアノメチルフェニル)−p−メンタンカルボキサミドである、請求項1又は2に記載の吸収性物品。
請求項4
前記N−置換p−メンタンカルボキサミド物質が、101.3kPa(760Torr)で少なくとも71kJ/molの蒸発エンタルピーを有する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の吸収性物品。
請求項5
吸収性物品であって、トップシートと、バックシートと、前記トップシートと前記バックシートとの間に配置される吸収性コアと、前記吸収性物品の1つ以上の層の上に配置されるローション組成物と、を含み、前記ローション組成物が、担体と、101.3kPa(760Torr)で少なくとも71kJ/molの蒸発エンタルピーを有する冷却物質を含む冷却剤と、を含む、吸収性物品。
請求項6
前記冷却剤が、メントール、メントン、イソプレゴール、N−エチルp−メンタンカルボキサミド、N,2,3−トリメチル−2−イソプロピルブタンアミド、メンチルラクテート、メントングリセリンアセタール、モノ−メンチルサクシネート、モノ−メンチルグルタレート、O−メンチルグリセリン、メンチル−N,N−コハク酸ジメチル、2−sec−ブチルシクロヘキサノン、及びこれらの混合物からなる群から選択される冷却物質を更に含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の吸収性物品。
請求項7
前記冷却剤が、101.3kPa(760Torr)で71kJ/mol未満の蒸発エンタルピーを有する冷却物質を更に含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の吸収性物品。
請求項8
前記吸収性物品が、緑、青、及びこれらの混合からなる群から選択される色を含む印を更に含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載の吸収性物品。
請求項9
前記ローション組成物が、セキショウ、ローマカミツレ、タラゴン、バジル、ベルガモット、ウッドランドカラミント、ヒメウイキョウ、シーダー材、カミツレ、シナモン、桂皮、ダイダイ、クローブ、サイプレス、ディル、ユーカリ、フランキンセンス、ガランゴル、ゼラニウム、ジンジャー、ホップ、ジャスミン、ゲッケイジュ、ラベンダー、レモンバーム、レモングラス、レモン、リモネン、リナロール、酢酸リナリル、リッピアアルバ、マジョラム、メリッサ、ミルラ、ネロリ、ナツメグ、パシフローラ、パチョリ、ペパーミント、ピネン、ローズ、ローズウッド、ローズマリー、セージ、ビャクダン、スペアミン、スイートフェンネル、スイートオレンジ、タイム、バレリアン、イランイラン、及びこれらの混合物からなる群から選択される精油を更に含む、請求項1〜8のいずれか一項に記載の吸収性物品。
請求項10
前記担体が、約4〜約32個の炭素原子を有する石油系炭化水素、約12〜約24個の炭素原子を有する脂肪族アルコール、ポリシロキサン化合物、脂肪酸エステル、アルキルエトキシレート、約1〜約6個の炭素原子を有する低級アルコール、低分子量グリコール及びポリオール、約12〜約28個の炭素原子をその脂肪鎖中に有する脂肪族アルコールエーテル、ラノリン、ラノリン誘導体、アセトグリセリド及びC12〜C28脂肪酸のエトキシル化グリセリドを含むグリセリド及びその誘導体、並びにそれらの混合物、からなる群から選択される、請求項1〜9のいずれか一項に記載の吸収性物品。
請求項11
前記担体が、ワセリンを含む、請求項1〜10のいずれか一項に記載の吸収性物品。
請求項12
前記冷却剤が、実質的に無臭である、請求項1〜11のいずれか一項に記載の吸収性物品。
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