![]() 生死にかかわる状況にある人を移動させる装置及びその使用方法
专利摘要:
装置は、2つのテーパー端部3よりも太い中央部分2が設けられた、細長くて柔らかい可撓性の本体1を、備えている。事故犠牲者の首の回りに、上記中央部分2を通し、テーパー端部3を、襟首の向こうで交差させ、脇下を前から後ろへと通すことにより、上記端部が、事故犠牲者の後方で突き出るようにし、救助者が、事故犠牲者の首を固定したまま、事故犠牲者を移動させるために引っ張ることが出来る。 公开号:JP2011513015A 申请号:JP2010550221 申请日:2008-05-22 公开日:2011-04-28 发明作者:フランシスコ・ハビエル・ヒル・ビスエテ 申请人:フランシスコ・ハビエル・ヒル・ビスエテFrancisco Javier GIL VIZUETE; IPC主号:A62B1-16
专利说明:
[0001] 本発明は、本明細書の発明の名称に記載されるように、生死にかかわる状況にある人を移動させる装置及びその使用方法、に関するものである。本発明の実質的な目的は、最大限の固定を実現するのを目標に、事故犠牲者を安全に移動させることを可能とし、且つ、事故犠牲者が既に負っている傷を悪化させない、装置及び方法を、提供することである。犠牲者は、救助の間、損傷の恐れを回避するために事故犠牲者の首を固定する、という方法で、例えば、自動車の内部から、適切に看護できるような場所へ、移動される。本装置及び方法は、救助者に対して、より多くの快適さを提供しており、それは、救助作業中に損傷するような救助の危険性を、非常に減少させるものである。] 背景技術 [0002] スペインのヘルスシステムが、あらゆる種類の事故において採用される健康医療処置を確立して以来、種々の救助方法が使用されているが、それらは、フィジカル・インテグリティ(physical integrity)、及び、救助を行う救助者間での感染の危険性、に関する基本的権利を、侵害するものである。] [0003] 道路交通事故が起こった場合や、事故の状況及び事故犠牲者の緊急又は救急な状況に依って、対応救助方法は、事故犠牲者及び救助者の両者にとって、危険性及び脅威が最小限でなくてはならない。事故犠牲者が残っている車が出火したり峡谷に落下したりする危険性のある道路交通事故や、状況を制御するのが困難であるような他の事態に、人が巻き込まれた場合、事故犠牲者を救助するための「ルーテックスマヌーバー(Reutex manoeuvre)」と呼ばれる方法が、公知であり、利用されている。] [0004] 上記ルーテックスマヌーバーは、完全に手作業であり、救助者と事故犠牲者との間の完全接触を含んでおり、それは、感染の可能性等の不都合をもたらす。] [0005] ルーテックスマヌーバーの適用法は、以下の通りである。] [0006] 患者が自動車の内部にいる場合、最初にすべき事は、患者が自動車のペダルの間で身動きがとれなくならないように、その足を自由にすることである。次に、救助者は、自分の右腕で、患者の左腕を取る。救助者の右腕は患者の右脇下を通り、救助者は、その右手で、犠牲者の手首を固く掴む。そして、救助者は、左腕を犠牲者の左脇下に通し、犠牲者の顎を堅固に保持する。救助者は、頸部制御を出来る限り確実にするために、犠牲者の血、汗、及び息から防御すること無く、犠牲者との直接的な接触を維持して、犠牲者の顎を自分の顔の隣に置く。その後、救助者は、自分の肩に犠牲者の体重を載せ、犠牲者を持ち上げ、また、犠牲者を車の座席から移動させたら、犠牲者を、車から安全な距離まで引っぱり、移動させる。] [0007] 事故犠牲者を救助する従来の上記方法には、事故犠牲者の不十分な頸部固定に関する不利点、救助者へのかなりの不快感、及び、疾患からの感染の危険性がある。] 発明が解決しようとする課題 [0008] 本発明によって提供される装置及び方法のような、生死にかかわる状況にある人を救助する装置及びそれに対応する方法は、従来において知られていない。] [0009] 本目的を実現し、上記に示されるような不都合を回避するために、本発明は、生死にかかわる状況にある人を移動させる装置及びその使用方法であり、救助者が、事故犠牲を支持し且つ移動させることを、可能にする。] 課題を解決するための手段 [0010] 本発明では、上記装置は、新規の態様において、2つのテーパー端部より太い中央部分を備えた、細長くて柔らかい可撓性の本体を、備えている。] [0011] 本発明の好ましい実施形態では、上記記載の装置の本体は、非常に変形可能なプラスチックカバーによって全体が覆われている、高い耐久性及び順応性を有する、気泡ゴムベースで、構成されている。] [0012] 一方、装置の上記テーパー端部は、掴むのを容易にするために、ハンドルを備えても良い。] [0013] 上記記載の装置は、その好ましい設計において、長さが2.7mであり、中央の太さが30cmである。] [0014] 上記記載の装置の使用方法は、救助者が、自動車の内部又は他の場所から事故犠牲者を支持し且つ移動させ、適切に看護できる場所へ事故犠牲者を連れて行くことを、有している。] [0015] 革新的に、本発明による方法では、2つのテーパー端部より太い中央部分を備えた、細長くて柔らかい可撓性の本体を、用いて、救助者は、以下のように処置する。 (a)救助者は、事故犠牲者の足が、自動車のペダルや、他のフック装置又は連結装置から、解放されているかどうかを、チェックする。 (b)救助者は、上記本体が首の正面部分に最初に配置されるように、事故犠牲者の首の回りに、装置の本体の中央部分を通し、そして、2つのテーパー端部を、犠牲者の襟首の向こうで交差させ、2つの端部を犠牲者の胸へ持って行く。 (c)救助者は、2つのテーパー端部を、犠牲者の両脇下を前から後ろへと通して、2つのテーパー端部が、事故犠牲者の後方で突き出るようにし、一方で、装置の細長い本体の中央部分は、犠牲者の首を囲み且つ固定する。 (d)救助者は、事故犠牲者を看護可能な場所へと移動できるように、事故犠牲者の後方に突き出ているテーパー端部を引っ張り、対応処置の間、犠牲者の体重の大部分が犠牲者の脇下にかかり、同時に、その首が固定される。この作業において、装置と患者の後頭部との間の交差する部分において摩擦が発生するので、患者の絞殺は、防止され、患者の全体重は、その脇下にかかる。] [0016] 上記記載の装置の構造、及び、対応する方法の工程を用いて、本発明は、救助者と犠牲者の体との間の接触無しに事故犠牲者を救助することを容易にし、それにより、疾患による感染を困難にする、という利点を、有している。更に、装置及びその正しい使用は、事故犠牲者の首の殆ど完全な固定を保証する。一方で、犠牲者又は事故犠牲者は、装置の端部を引くことによって、大きな努力無しに、安全な場所へ移動できる。本発明の装置の他の利点は、装置が、場所をとらず、洗浄するのが容易であり、且つ、その使用法がかなり簡潔である、ことである。更に、プラスチックカバーを備えた装置の実施形態は、血又は他の汚物で汚れている場合に、その洗浄を容易にする。] 図面の簡単な説明 [0017] 生死にかかわる状況にある人を移動させるための、本発明の好ましい実施形態の装置の斜視図である 図1で示される装置の使用方法の適用における異なる工程を、概略的に示しており、事故犠牲者を上記装置を用いてどのようにして自動車から救出するかを示している。 図1で示される装置の使用方法の適用における異なる工程を、概略的に示しており、事故犠牲者を上記装置を用いてどのようにして自動車から救出するかを示している。 図1で示される装置の使用方法の適用における異なる工程を、概略的に示しており、事故犠牲者を上記装置を用いてどのようにして自動車から救出するかを示している。 図1で示される装置の使用方法の適用における異なる工程を、概略的に示しており、事故犠牲者を上記装置を用いてどのようにして自動車から救出するかを示している。 図1で示される装置の使用方法の適用における異なる工程を、概略的に示しており、事故犠牲者を上記装置を用いてどのようにして自動車から救出するかを示している。] 図1 実施例 [0018] この記載をより明瞭に理解できるようにし、且つ、その不可欠な部分を構成できるようにするために、本発明の目的を完全ではないが図示する図面が、以下に添付されている。] [0019] 本発明の実施形態は、図に付与された符号を参照することによって、以下に記載されている。] [0020] 本発明の好ましい実施形態では、装置は、図1に示されるように、細長くて柔らかい可撓性の本体1を備えており、本体1は、2つのテーパー端部3よりも太い中央部分2を、備えている。] 図1 [0021] 本発明の実施形態では、本体1は、非常に変形可能なプラスチックカバーによって全体が覆われている、高い耐久性及び順応性を有する、気泡ゴムベースで、構成されている。] [0022] 他の実施形態では、掴むのを容易にするために、テーパー端部3に、ハンドルが設けられている。] [0023] 本発明のこの実施形態に示されている実施形態では、本体1は、長さ2.7m、中央の太さ30cmを、有している。] [0024] 図1に示される装置の使用方法は、図2〜6に示されている。救助者5は、自動車6の内部又は他の場所から、事故犠牲者4を支持し且つ移動させ、事故犠牲者を、適切に看護できる場所へ移動させる。] 図1 図2 図3 図4 図5 図6 [0025] 本発明の実施形態に示される方法において、本発明の装置は、以下のやり方で使用される。 最初に、事故犠牲者4の足が、自動車6のペダルや、他のフック装置又は連結装置から、解放されているかどうかを、チェックする。 図2に示されるように、本体1が首の正面部分に最初に配置されるように、装置の本体1の中央部分2は、事故犠牲者4の首の回りに通され、そして、図3に見られるように、2つのテーパー端部3は、犠牲者4の襟首の向こうで交差され、2つの端部3を犠牲者4の胸へ持って行く。 図4に見られるように、2つのテーパー端部3が犠牲者4の後方で突き出るように、2つのテーパー端部3は、犠牲者4の2つの脇下を前から後ろへとそれぞれ通され、一方で、装置の細長い本体1の中央部分2は、犠牲者4の首を囲み且つ固定する。 図5及び6に示されるように、犠牲者が適切に看護できる場所へと移動されるまで、犠牲者4の後方から突き出ているテーパー端部3を引っ張り、それにより、対応処置の間、犠牲者4の体重の大部分が犠牲者の脇下にかかり、同時に、その首が固定されたままとなる。この作業において、装置と患者の後頭部との間の交差する部分において摩擦が発生するので、患者の絞殺は防止され、それにより、患者の殆どの体重は、その脇下にかかる。] 図2 図3 図4 図5
权利要求:
請求項1 生死にかかわる状況にある人を移動させる装置であって、救助者(5)が、事故犠牲者(4)を支持し且つ移動させることができるものであり、装置は、2つのテーパー端部(3)よりも太い中央部分(2)が設けられた、細長くて柔らかい可撓性の本体(1)を、備えている、ことを特徴とする、装置。 請求項2 上記本体(1)が、非常に変形可能なプラスチックカバーによって全体が覆われている、高い耐久性及び順応性を有する、気泡ゴムベースである、請求項1に記載の装置。 請求項3 上記テーパー端部(3)が、掴むのを容易にするために、ハンドルを備えている、請求項1に記載の装置。 請求項4 上記本体が、長さ2.7m、中央の太さ30cm、である、上記請求項の内のいずれか1つに記載の装置。 請求項5 救助者(5)が、自動車(6)の内部又は他の場所から事故犠牲者(4)を支持し且つ移動させ、適切に看護できる場所へ事故犠牲者を連れて行くことができるようにするための、上記装置の使用方法であって、2つのテーパー端部(3)より太い中央部分(2)を備えた、細長くて柔らかい可撓性の本体(1)を用いて、救助者(5)が、以下のように処置する、ことを特徴とする、方法。(a)事故犠牲者(4)の足が、自動車(6)のペダルや、他のフック装置又は連結装置から、解放されているかどうかを、チェックし、(b)上記本体(1)が首の正面部分に最初に配置されるように、事故犠牲者(4)の首の回りに、装置の本体(1)の中央部分(2)を通し、そして、2つのテーパー端部(3)を、事故犠牲者(4)の襟首の向こうで交差させ、2つの端部(3)を事故犠牲者(4)の胸へと持って行き、(c)2つのテーパー端部(3)を、事故犠牲者(4)の両脇下を前から後ろへと通して、2つのテーパー端部(3)が、事故犠牲者(4)の後方で突き出るようにし、一方で、装置の中央部分(2)は、事故犠牲者(4)の首を囲み且つ固定し、(d)事故犠牲者が看護可能な場所へと移動されるまで、事故犠牲者(4)の後方に突き出ているテーパー端部(3)を引っ張り、対応処置の間、事故犠牲者(4)の体重の大部分が犠牲者の脇下にかかり、同時に、その首が固定されたままとなる。
类似技术:
公开号 | 公开日 | 专利标题 JP5425625B2|2014-02-26|救助及び運搬装置 US3737923A|1973-06-12|Cervical stabilization device EP1068880B1|2005-06-15|Harnais d'encordement à longe d'accrochage déportée PH12016502565A1|2017-04-17|Smart mask for health care service US6817032B2|2004-11-16|Garment for preventing muscle strain US3469268A|1969-09-30|Fracture board US4732144A|1988-03-22|Multi-section emergency transport neck immobilizer US20060137097A1|2006-06-29|Rescue device US7647648B2|2010-01-19|Advanced isolation gown US7318810B1|2008-01-15|Benson birthing rope for aiding childbirth US8850613B2|2014-10-07|Protective contact sports pads with release mechanism US5626150A|1997-05-06|Extrication vacboard US8793827B1|2014-08-05|Field stretcher CN206026984U|2017-03-22|一种全方位的骨科康复训练装置 US8677530B2|2014-03-25|Rescue stretcher with securement straps FR2614526A1|1988-11-04|Dispositif de transport de sauvetage US5016649A|1991-05-21|Protective mask AU2009329342B2|2014-11-27|Spinal immobilisation US20100299830A1|2010-12-02|Patient assistance device US8262596B2|2012-09-11|Cervical collar US3508543A|1970-04-28|Mouth-to-mouth and nose resuscitation device EP0461518A1|1991-12-18|Ventilpflaster zur Notfallbehandlung offener Thoraxverletzungen US20170224566A1|2017-08-10|Shower fall prevention device US4194501A|1980-03-25|First aid splint for cervical spine injuries US20150228205A1|2015-08-13|Covering for resuscitation and a method for manufacturing thereof
同族专利:
公开号 | 公开日 CA2718461A1|2009-09-17| DE202008018530U1|2015-04-08| US20110037285A1|2011-02-17| SI2263633T1|2016-01-29| WO2009112599A1|2009-09-17| US8919843B2|2014-12-30| BRPI0822437B1|2020-03-24| ES2331041A1|2009-12-18| CA2718461C|2015-10-20| HUE026081T2|2016-05-30| RU2010138988A|2012-04-20| CY1117173T1|2017-04-05| EP2263633B1|2015-10-14| JP5205475B2|2013-06-05| BRPI0822437A2|2019-08-27| PL2263633T3|2016-04-29| ES2552354T3|2015-11-27| ES2331041B1|2010-10-01| RU2483702C2|2013-06-10| CN102026607A|2011-04-20| HRP20151180T1|2016-01-15| EP2263633A1|2010-12-22| DK2263633T3|2015-12-14| CN102026607B|2014-02-12| EP2263633A4|2015-02-25| MX2010009937A|2010-12-06|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
2011-05-18| A621| Written request for application examination|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110517 | 2012-09-06| A977| Report on retrieval|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120906 | 2012-09-19| A131| Notification of reasons for refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120918 | 2012-12-19| A601| Written request for extension of time|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20121218 | 2012-12-27| A602| Written permission of extension of time|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20121226 | 2013-01-18| TRDD| Decision of grant or rejection written| 2013-01-23| A01| Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130122 | 2013-02-21| A61| First payment of annual fees (during grant procedure)|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130218 | 2013-02-22| R150| Certificate of patent or registration of utility model|Ref document number: 5205475 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 | 2013-02-25| FPAY| Renewal fee payment (event date is renewal date of database)|Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160222 Year of fee payment: 3 | 2016-02-09| R250| Receipt of annual fees|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 | 2017-02-14| R250| Receipt of annual fees|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 | 2018-01-16| R250| Receipt of annual fees|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 | 2019-02-26| R250| Receipt of annual fees|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 | 2020-02-20| R250| Receipt of annual fees|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 | 2021-02-19| R250| Receipt of annual fees|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
优先权:
[返回顶部]
申请号 | 申请日 | 专利标题 相关专利
Sulfonates, polymers, resist compositions and patterning process
Washing machine
Washing machine
Device for fixture finishing and tension adjusting of membrane
Structure for Equipping Band in a Plane Cathode Ray Tube
Process for preparation of 7 alpha-carboxyl 9, 11-epoxy steroids and intermediates useful therein an
国家/地区
|