![]() 注入される液体を調合するために穿孔されるボトルのための接続装置
专利摘要:
薬剤が入った穿孔可能ボトル(2)にシリンジを接続するための接続装置(1)であって、前記穿孔可能ボトルに接続するための基部(100)を備え、該接続基部は、空気が前記穿孔可能ボトルを出入りすることを可能にする空気循環手段(101,105,108,109)を備え、該空気循環手段は、空気ろ過手段(109)を備える。 公开号:JP2011513013A 申请号:JP2010550196 申请日:2009-03-11 公开日:2011-04-28 发明作者:ジャン−リュック・カレ;ジャン−ルイ・クスガル;ピエリック・ギヨマルク;ローラン・バール 申请人:ヴィゴンVygon; IPC主号:A61J3-00
专利说明:
[0001] 本発明は、患者に点滴される液体製剤用の薬剤を入れる穿孔可能ボトルにシリンジを接続するための接続装置に関する。] 背景技術 [0002] 腫瘍学では、癌性腫瘍を治療するために、非常に侵攻性の強い液体を注入する必要がある。かかる液体の製剤は、溶液の状態において、介護人に危険を及ぼし得る。多くの場合において、投与されなければならない薬剤は、真空ボトル(所謂バイアル瓶)において粉末の形をとる。このボトルは、エラストマー膜を備えたストッパによりシールされる。] [0003] 上記の真空ボトルに入った薬剤を、注入される液体と混合するために、第1に、シリンジを用いてこの液体内で粉末の薬剤を希釈する必要がある。このために、シリンジは、針を備えている。このシリンジには、生理食塩水(蒸留水および塩化ナトリウム)などの、注入液体が入っている。前記エラストマー膜のボトルストッパには前記針が貫通し、この結果、真空であったボトルに空気が突然入り込む。この突然入り込む空気は、前記粉末の薬剤と混ざり合い、薬剤を連れながら一部戻り出ることが起こり得るため、製剤に関与する介護人にとって危険である。シリンジの針がエラストマー膜ストッパを貫いてセットされると、製剤に関与する介護人は、シリンジを用いて、注入液体をボトル内へ押し込み、これにより、まだ希釈されていない薬剤の粒子とともに、空気が外へ出る可能性が再び生じる。その後、ボトルが振られて、シリンジを用いて混合物がエラストマー膜ストッパを通して吸引される。実際には、薬剤を液体によく混合させるために、希釈された薬剤を加えた注入液体混合物は、シリンジが付いたボトルの外側および内側へ数回続けて注入されたり吸引されたりする。その度に、空気がボトルを出入りし、これに伴い、一方では製剤に関与する介護人に、他方では調合された混合物に、汚染リスクが生じる。] [0004] 最後に、ボトルから針が取り出される。そのとき、針が接続されたシリンジから針を摘むことなく取り外して、上記のように調合された混合物と製剤に関与する介護人とが直接接触することを避ける必要がある。その後、充満されたシリンジは、患者の近くで、シリンジに接続されるか又は患者に直接接続される点滴袋に接続される。] [0005] 本発明の1つの目的は、粉末状の薬剤が入った穿孔可能ボトルと、注入される液体が入ったシリンジとの間に位置付けられ、前記注入される液体と前記穿孔可能ボトル内に入った前記薬剤との混合物の調合中に使用しやすく維持されながら固定される接続装置を提供することである。] [0006] この目的を達成するために、本発明では、薬剤が入った穿孔可能ボトルにシリンジを接続するようにした接続装置が提供され、該接続装置は、前記穿孔可能ボトルに接続するための基部を備え、該接続基部には、前記穿孔可能ボトルに対する空気の出入りを許容するとともに空気ろ過手段を備えた空気循環手段が設けられている。] [0007] したがって、前記空気ろ過手段を備えた空気循環手段を使用することで、前記ボトルと外部との間の空気循環は、一方で空気が前記ボトルから出るときに、まだ希釈されていない薬剤の粒子を保持し、他方で空気が前記ボトルに入るときに、前記ボトルに入る外気内に含まれる不純物を保持する前記ろ過手段を通るため、改善される。これにより、前記混合物の取扱い及び調合を安全に行うことが可能になる。] [0008] 好適には、随意的であるが、前記接続装置は次の特徴、すなわち、 前記装置が空洞の穿孔針を有すること、 前記空気循環手段は、先端部が前記穿孔可能ボトル内に延びる小管を有すること、 前記空洞穿孔針が前記小管内に機能的な遊びをもってスライド可能に取り付けられていること、 前記空洞穿孔針が前記接続基部の基端部で前記接続基部内にシール可能かつスライド可能に取り付けられていること、 前記空気循環手段は外部に現れるオリフィスを有すること、 前記現れるオリフィスは前記ろ過手段により閉じられていること、 前記ろ過手段は、約2μmと約5μmとの間の値付近の大きさを有する粒子のためのフィルタを有すること、 前記接続基部は、先端部において、前記穿孔可能ボトル上への前記接続装置の留めることによる取付けを可能にするクリッピングストッパを有すること、 前記クリッピングストッパは、ボールカップリングによって前記接続基部上に取り付けられていること、 前記空洞穿孔針は、先端部において、前記小管内に前記針を保持するための手段を有すること、 前記保持手段は、前記空洞穿孔針の潰れにより生じた変形部を有すること、 前記装置は前記シリンジの上に第2の接続基部を有すること、 前記第2の接続基部は、前記シリンジにより前記穿孔可能ボトルから吸引される液体をろ過するための手段を有すること、 前記第2の接続基部は、基端部において、前記シリンジに直接かつ確実に接続可能な膜コネクタを有すること、及び、 前記第2の接続基部は、先端部において、前記空洞穿孔針の基端部上にシール可能に取り付けられていること、の少なくとも1つを有する。] [0009] 本発明の他の特徴および利点を、好適な一実施形態についての以下の説明において明らかにする。] 図面の簡単な説明 [0010] 穿孔可能ボトルの上に取り付けられた本発明に係る接続装置を示す側面図。 図1の装置のII−II線断面図。 図2の接続装置の符号IIIで示す部分の拡大詳細図。 図1の接続装置の先端接続基部を示す側面図。 図4の接続基部を示すV−V線断面図。 図1の接続装置を示すクリッピングストッパ斜視図。 図6のクリッピングストッパを示す側面図。 図7のクリッピングストッパを示すVIII−VIII線断面図。 図1の接続装置の基端接続基部を示す斜視図。 図9の接続基部を示す側面図。 図10の接続基部を示すXI−XI線断面図。 低い使用位置においてボトルの上に取り付けられた図1の本発明に係る接続装置を示す側面図。 図12に示されるように使用された接続装置を示すXIII−XIII線断面図。 ボトルに対して傾斜した図12の接続装置を示す断面図。 穿孔可能ボトルの上に配置される前の図1の本発明に係る装置の保管および輸送を可能にする部品を示す斜視図。] 図1 図10 図12 図2 図4 図6 図7 図9 実施例 [0011] 図1及び図2を参照しながら、本発明に係る接続装置の主要な要素について説明する。該接続装置(1)は、該接続装置(1)の先端において、バイアルとも呼ばれる穿孔可能ボトル(2)の上に取り付けられ、該接続装置(1)の基端においてシリンジ(図示せず。)に取り付けられるようになっている。該接続装置(1)は、先端から基端に向かって、穿孔可能ボトル(2)の上に前記接続装置をセットして保持するクリッピングストッパ(10)と、内部で空洞の穿孔針がスライドする第1(「先端」ともいう。)の接続基部とを有し、前記穿孔針の基端部には第2(「基端」ともいう。)の接続基部が取り付けられ、該第2接続基部上にろ過手段(60)が設けられている。該ろ過手段(60)は、穿孔可能ボトル(2)内に入った薬剤と混ぜ合わされることを目的とした注入液が入ったシリンジに、直接接続可能である。随意的に、前記シリンジと前記ろ過手段との間には、膜コネクタ(3)が位置付けられる。かかる膜コネクタ(3)は、前記接続装置上における前記シリンジへの直接かつ確実な接続を可能にする。かかる膜コネクタは、欧州特許第0 544 581号公報に詳細に記載されており、該明細書を参照することで更なる情報を得ることができる。本発明に係る接続装置(1)はまた、空洞の穿孔針(30)を取り囲み、先端部において先端接続基部(100)の上に固定され、基端部において基端接続基部(50)に固定された変形可能な膜(40)を有する。最後に、本発明に係る接続装置(1)は、前記2つの接続基部(50)(100)が相互に離間した状態を維持可能にする保管および輸送用機器(20)を有する。もう一つの態様として、保管および輸送用機器は、前記先端接続基部(100)上の所定位置におけるクリッピングストッパ(10)の取付状態を維持可能にする延長部を有する。] 図1 図2 [0012] 図2〜図5を参照しながら、第1の(以下、「先端」という。)接続基部(100)について詳細に説明する。先端接続基部(100)はボディ部(104)を有し、本実施形態において該ボディ部(104)は、金型から得られる一体成型品である。先端接続基部(100)のボディ部(104)は、基端部(114)から先端部(107)まで延びる管状の縦長チャンバ(105)を有し、該縦長チャンバは、先端部(107)において管路(103)により延伸が途切れている。縦長チャンバ(105)は、本実施形態において、テーパ状であり、回転可能である。ボディ部(104)は、縦長チャンバ(105)の主軸に対して略垂直なオリフィス(108)を有する。該オリフィス(108)は、一方において縦長チャンバ(105)内に現れ、他方において先端接続基部(100)を構成するボディ部(104)の外側に現れる。先端接続基部(100)の基端部(114)において、縦長チャンバ(105)は、接続装置(1)の空洞穿孔針(30)がスライドしながら通過するガスケット(120)を受けるための環状溝(106)を有する。管路(103)では、先端接続基部(100)は、管路(103)内に導入されて、導入された位置においてシール可能に固定される小管(102)を有し、該小管は、一方で縦長チャンバ(105)内に僅かに突き出るようになっており、他方で先端接続基部(100)の先端部(107)を越えて延出するようになっている。空洞穿孔針(30)は、小管(102)の主軸に沿って機能的な遊び(101)をもってスライド可能なように小管(102)内に略同軸上に受けられる。] 図2 図3 図4 図5 [0013] 縦長チャンバ(105)内に現れるオリフィス(108)はろ過手段(109)により閉じられる。該ろ過手段(109)は、方向に関わらず該ろ過手段(109)を空気が通過するときに、空気中に浮遊するあらゆる粒子を保持可能にする粒子フィルタを有する。例えば、該粒子フィルタは、約0.2μmの多孔性を有し、言い換えれば、該フィルタは、0.2μmよりも大きな直径を有する全ての粒子を保持する。] [0014] 先端接続基部(100)のボディ部(104)は、外周において、基端方向においてオリフィス(108)に隣接し該オリフィスの上に位置付けられた溝(110)を有する。この溝(110)は、後述する保管および輸送用機器(20)と協働するようになっている。] [0015] 先端接続基部(100)は、この溝(110)とボディ部(104)の基端部(104)との間に位置付けられた一連の波状部(113)を、前記ボディ部(104)の外周上に有する。図2に示されるように、この一連の波状部(113)は、本発明に係る接続装置(1)の変形可能な膜(40)の一端を受けるようになっている。変形可能な膜(40)の前記一端を所定位置に維持するために、グリッピングカバー(34)が、先端接続基部(100)のボディ部(104)の一連の波状部(113)に対向する前記膜の前記端部を取り囲む。] 図2 [0016] 先端部(107)において、先端接続基部(100)は、テーパ状の回転型端部(116)の基端側を覆う溝(115)を有する。前記回転型テーパ状端部(116)と前記溝(115)とは、後述するクリッピングストッパ(10)と共に、ボールカップリングを受けて形成するようになっている。] [0017] 図6〜図8を参照しながら、クリッピングストッパ(10)について説明する。後半部は概略、回転型の円筒形状である。クリッピングストッパ(10)は、該クリッピングストッパ(10)の回転軸に略垂直な略平面的底部(17)を有する。該底部(17)は、その中央部において、テーパ状の注入口形状(18)とカウンタボア部(19)とを有する貫通した開口部(11)を備える。該貫通オリフィス(11)は、溝(115)、及び、先端接続基部(100)の先端部(107)の前記テーパ状端部(116)と協働するようになっており、カウンタボア部(19)は前記溝(115)内に受けられる。かかる貫通オリフィス(11)の形状が、先端接続基部(100)の先端部(107)の形状に関連していることにより、穿孔可能ボトル(2)の上に本発明に係る前記接続装置がセットされている間にクリッピングストッパ(10)と先端接続基部(100)とが分離することを防止しながら、先端接続基部(100)上におけるクリッピングストッパ(10)のボールカップリングを備えた部材を受け入れる。クリッピングストッパ(10)は、外周に一様に分配され、前記クリッピングストッパ(10)の底部(17)の径方向外側の表面からクリッピングストッパ(10)の回転軸に略平行に突出する一連のツメ(12)を有する。各ツメ(12)は、クリッピングストッパ(10)の回転軸に略平行な第1の部分(15)と、クリッピングストッパ(10)の回転軸に関して中心に向かう波状部(14)と、テーパ状に拡がる部分と、を有する。各ツメ(12)はまた、穿孔可能ボトル(2)の首部にクリッピングストッパ(10)がセットされ得るように弾性的に変形可能である。穿孔可能ボトル(2)上にセットされると、クリッピングストッパ(10)は、ツメ(12)の前記一部分(15)において穿孔可能ボトル(2)の首部により封止状態を維持し、これにより、図1,2及び12〜14に示すように、波状部(14)は、前記一部分(13)の端部が穿孔可能ボトル(2)の外側壁部に接触する位置に前記首部を保持する。] 図1 図6 図7 図8 [0018] 図9〜図11を参照しながら、第2の(以下、「基端」という。)接続基部(50)について詳細に説明する。該基端接続基部(50)は、概略円筒形の回転型形状を有する。先端接続基部(100)と同様、基端接続基部(50)は、本実施形態において、金型から得られる一体成型品である。基端接続基部(50)は、略円筒の回転型形状を有する管状チャンバ(56)内に現れるように管路(57)が配置された先端部(51)を含む。基端接続基部(50)の中央部は一連の波状部(113)を有し、該波状部の役割は、上述した先端接続基部(100)の一連の波状部(113)と同様である。該一連の波状部(53)は、本発明に係る接続装置(1)の変形可能な膜(40)の他端部を、前述のグリッピングカバー(34)と同様のグリッピングカバー(35)と相まって所定位置に維持することが可能である。一連の波状部(53)に隣接して、基端接続基部(50)は、該基端接続基部(50)の外周上に溝(52)を有する。この溝(52)は、前記接続基部(100)の溝(110)と同じ機能を有し、本発明に係る接続装置(1)の保管および輸送用機器(20)と協働するようになっている。最後に、基端部において、前記接続基部(50)は、チャンバ(56)を延長し、ルアー又はルアーロック規格により実現される雌コネクタ(54)を一方で有し、雌コネクタ(54)の周囲に拡がる2つの花弁部(55)からなるシェルを他方で有する。各花弁部(55)は、基端接続基部(50)の主軸の方向から見て略半円形である。] 図10 図11 図9 [0019] 雌コネクタ(54)がルアー又はルアーロック規格に適合することを考慮すると、該雌コネクタは、ルアー又はルアーロック規格に適合する雄チップを有するシリンジを直接受けることができ、このとき、花弁部(55)は、前記シリンジの前記ボディ部の基部を受ける。異なる図面に示される別の実施形態において、雌コネクタ(54)は、図2を参照しながら説明するろ過機器(60)を受ける。] 図2 [0020] ろ過機器(60)は、ルアー又はルアーロック規格に適合する雄コネクタ(66)と、管路(64)とを含む下流要素を有する。ろ過機器(60)は、ルアー又はルアーロック規格に適合する雌コネクタ(65)を含む上流要素(61)を有する。上流要素(61)は、下流要素(62)の上に位置付けられ、これにより、ろ過機器(60)を通過する注入液体内を浮遊する粒子を保持可能にする粒子フィルタを受けることができるチャンバ(63)が形成されている。例えば、前記粒子フィルタは、約2μmと約5μmとの間の値よりも大きな直径を有する浮遊状態の粒子が、注入液体内へ通過することを許容しない。例えば、図2に示すように、ルアー又はルアーロックの雌コネクタ(65)は、前記シリンジのルアー又はルアーロックの雄チップ、或いは膜コネクタ(3)を直接受けるようになっている。] 図2 [0021] 第2の(「基端」ともいう。)接続基部(50)は、空洞穿孔針(30)が基端接続基部(50)のチャンバ(56)内に僅かに突き出るように、空洞穿孔針(30)の基端部(33)に取り付けられている。針(30)への基端接続基部(50)の取付けは、管路(57)の高さにおいてシール可能になされる。] [0022] 再び図3を参照すると、空洞穿孔針(30)は、先端部(31)において、保持手段(32)が被された先端面取り部を有し、該先端面取り部の直径は、空洞穿孔針(30)がスライド可能に取り付けられた小管(102)の内径よりも僅かに大きい。これにより、前記針が前記小管から完全に離れることを防止できる。例えば、保持手段(32)は、空洞穿孔針(30)が潰れることにより形成された僅かな変形を含む。] 図3 [0023] 図15を参照しながら、前述の保管および輸送用機器(20)について説明する。この機器は、空洞で且つ片側に開放した略円筒状の回転型ボディ(24)を有する。該ボディ(24)は、前記開口部に対向する側面から突出し且つ互いに対向し且つ前記ボディ(24)に対して接線方向に沿った操作用ツメ(21)を有する。前記ボディ(24)の一端部は、基端接続基部(50)の溝(52)と協働するクリップ(23)を、他端部は、先端接続基部(100)の溝(110)と協働するクリップ(22)をそれぞれ有する。あるいは、保管および輸送用機器(20)は、クリップ(22)を含む端部からボディ(24)の回転軸に略平行に突き出る突出部を有する。この突出部は、クリッピングストッパ(10)と先端接続基部(100)との間に介在するボールカップリングを無効にするためにクリッピングストッパ(10)に接触するようになっている。] 図15 [0024] 図1,2及び12〜14を参照しながら、本発明に係る接続装置(1)の使用および操作について説明する。] 図1 [0025] 図1及び図2に示すように、保管の際、接続装置(1)には、保管および輸送用機器(20)が装着されている。製剤に関与する介護人は、保管および輸送用機器(20)のツメ(21)を用いて接続装置(1)を掴む。続いて、薬剤が入った穿孔可能ボトルの首部の上にクリッピングストッパ(10)を留め、この結果、一方では、前記ボトルを本発明に係る接続装置(1)と一体化し、他方では、先ずは空洞穿孔針(30)の傾斜した先端部(31)によって、続いて小管(102)の先端部によって、前記穿孔可能ボトルの首部を閉じる膜の穿孔を起こさせる。そのとき、前記穿孔可能ボトル内に空気が入り込む。この流入空気は、前記現れる開口部(108)のろ過手段(109)、続いて縦長チャンバ(105)を通過し、最終的には、前記小管と前記空洞穿孔針(30)との間の機能的な遊び部(101)の中に流入する。したがって、薬剤または汚染粒子は、空気により前記ボトルの外側へ又は前記ボトルの内側へ押し込まれると、一方ではガスケット(120)により、他方ではろ過手段(109)により塞がれる。空気と粒子とが空洞穿孔針(30)を通って前記ボトルに入り得ることには注意しなければならないが、一方で、この流れは、膜コネクタ(3)が存在すれば該膜コネクタにより塞がれ、他方で、いずにしても、前記粒子は、ろ過機器(60)のチャンバ(63)内にセットされた前記粒子フィルタによって塞がれる。] 図1 図2 [0026] ボトル(2)が穿孔されると、製剤に関与する介護人は、注入液体(例えば、生理食塩水)が満たされたシリンジを、膜コネクタ(3)が存在すれば該膜コネクタ(3)に、存在しなければ、ろ過機器(60)のルアー又はルアーロックの雌コネクタ(65)に直接接続する。続いて、注入液体は、穿孔可能ボトル(2)内に注入され、前記ボトルに入った空気を外へ押し出し、空気は、先端接続基部(100)の貫通オリフィス(108)のろ過手段(109)を通ることによってのみ排出され得る。この空気に粒子が含まれていれば、一方でガスケット(120)により、他方でろ過手段(109)により塞がれる。続いて、製剤に関与する介護人は、ボトル(2)内に入った薬剤を、注入された注入液体で十分に希釈するために、前記ボトルを振る。続いて、前記介護人は、クリップ(23)(22)を形成する端部を開くように2つのツメ(21)を相互に向かって押し、これにより、該ツメが基端接続基部(50)の溝(52)と、先端接続基部(100)の溝(110)とから取り除かれることによって、保管および輸送用機器(20)を取り外す。保管および輸送用機器(20)が取り外されると、介護人は、例えば接続基部(50)を押し込むことで前記針(30)を接続基部(100)内でスライドさせることにより、前記ボトルの底部に前記空洞穿孔針を挿入することができる。空洞穿孔針(30)が前記ボトルの底部に達すると、前記介護人は、上述のように生成された混合物を前記シリンジで吸引し、該混合物を十分に均質化するために前記ボトル内に数回再注入することができる。これらの操作中、空気は、必然的にろ過手段(109)を通過しながら、ボトル(2)を空気が出入りする。さらに、注入液体は、前記シリンジ内に再吸引されるとき、ろ過機器(60)を通してろ過され、これにより、まだ希釈されていない薬剤の粒子が前記シリンジに入り込むことを防止できる。] [0027] 前記注入液体と前記薬剤との混合物が用意されると、製剤に関与する介護人は、前記シリンジへの該混合物の最後の吸引を行う。しばしば非常に高価となる製剤を穿孔可能ボトル(2)内に残すことを避けるために、図14に示すように、前記介護人は、前記穿孔可能ボトル(2)の下側で且つ内側の端部に空洞穿孔針(30)の先端面取り部(31)を届かせるように、穿孔可能ボトル(2)を傾けて、本発明に係る接続装置(1)をクリッピングストッパ(10)と先端接続基部(100)の先端部との接続部において旋回させることができる。全ての混合物が前記シリンジにより吸引されると、空の穿孔可能ボトル(2)と本発明に係る接続装置とからなる部材は、接続装置(1)から前記ボトルが外されることなく、そのまま廃棄される。空洞穿孔針(30)は、該空洞穿孔針(30)の先端部(31)で保持手段(32)の圧力により前記ボトルから出ることができない。したがって、製剤に関与する介護人は、偶発的に前記空洞穿孔針(30)が刺さることから保護される。] 図14 [0028] 前記針が決して触れられなければ、前記混合物による介護人の汚染、又は介護人による前記混合物の汚染が起こらないことに注目すべきである。さらに、膜コネクタ(3)の膜は、前記シリンジのあらゆる接続前に容易に清掃できる。] [0029] 勿論、本発明の範囲を逸脱しない限り、本発明にいくらかの変更を加えることは可能である。] [0030] 1:接続装置、2:穿孔可能ボトル、3:膜コネクタ、30:穿孔針、50:第2の接続基部、60:ろ過するための手段、100:接続基部、102:小管、109:空気ろ過手段。]
权利要求:
請求項1 薬剤が入った穿孔可能ボトル(2)にシリンジを接続するための接続装置(1)であって、空洞の穿孔針(30)と、前記穿孔可能ボトルに接続するための基部(100)とを備え、該接続基部は、前記穿孔可能ボトルを空気が出入りできるようにするための空気循環手段(101,105,108,109)を備え、該空気循環手段は、空気ろ過手段(109)と小管(102)とを備え、該小管は、該小管の先端部において前記穿孔可能ボトル内へ延出し、前記空洞穿孔針は、前記小管内に機能的な遊びをもってスライド可能に取り付けられていることを特徴とする接続装置。 請求項2 前記空洞穿孔針は、前記接続基部の基端部(114)において該接続基部(100)内にシール可能かつスライド可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の接続装置。 請求項3 前記空気循環手段は、外側に現れるオリフィス(108)を有することを特徴とする請求項1または2のいずれか1項に記載の接続装置。 請求項4 前記現れるオリフィスは、前記ろ過手段により閉じられていることを特徴とする請求項3に記載の接続装置。 請求項5 前記ろ過手段は、約2μmと約5μmとの間の値付近の大きさを有する粒子のためのフィルタを有することを特徴とする請求項4に記載の接続装置。 請求項6 前記接続基部は、先端部(107)において、前記穿孔可能ボトル上への前記接続装置の留めることによる取付けを可能にするクリッピングストッパ(10)を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の接続装置。 請求項7 前記クリッピングストッパは、ボールカップリングによって前記接続基部上に取り付けられていることを特徴とする請求項6に記載の接続装置。 請求項8 前記空洞穿孔針は、先端部(31)において、前記小管内に前記針を保持するための手段(32)を有することを特徴とする請求項1に記載の接続装置。 請求項9 前記保持手段は、前記空洞穿孔針の潰れにより生じた変形部を有することを特徴とする請求項8に記載の接続装置。 請求項10 前記シリンジの上に第2の接続基部(50)を有することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の接続装置。 請求項11 前記第2の接続基部は、前記シリンジにより前記穿孔可能ボトルから吸引される液体をろ過するための手段(60)を有することを特徴とする請求項10に記載の接続装置。 請求項12 前記第2の接続基部は、基端部において、前記シリンジに直接かつ確実に接続可能な膜コネクタ(3)を有することを特徴とする請求項10または11のいずれか1項に記載の接続装置。 請求項13 前記第2の接続基部(50)は、先端部(51)において、前記空洞穿孔針の基端部(33)上にシール可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1または10〜12のいずれか1項に記載の接続装置。
类似技术:
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公开号 | 公开日 FR2928539A1|2009-09-18| PT2262464E|2012-12-20| CA2717508A1|2009-09-17| DK2262464T3|2013-01-21| KR20100129317A|2010-12-08| ES2395486T3|2013-02-13| FR2928539B1|2012-02-24| EP2262464B1|2012-10-10| EP2262464A1|2010-12-22| US20110004183A1|2011-01-06| WO2009112535A1|2009-09-17|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
2011-08-31| A621| Written request for application examination|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110830 | 2012-12-07| A761| Written withdrawal of application|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20121206 |
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