专利摘要:
一組の部品が、飲料作成デバイス1と、フィルタ状の容器を有し、一定量の飲料抽出物を収容する少なくとも1個のパッドを受け入れ且つ支持するのに適している、少なくとも1つのパッドホルダと、一定量の飲料抽出物をバラバラな形態で受け入れ且つ収容するためのスペース23をもつ少なくとも1つの抽出ユニット21と、を有する。好都合にも、少なくとも1つの抽出ユニット21のスペース23は、当該抽出ユニット21が、少なくとも1個のパッド及びパッドホルダを用いて得られるよりも、かなり多量の飲料を作るプロセスで使われることを可能にするために、十分に大きい。この態様で、別の飲料作成デバイス1を使用する必要もなく、多種多様な量の飲料の作成が可能になることが実現され、可能な量の範囲は、1杯のカップからジョッキ全体までいろいろある。
公开号:JP2011512981A
申请号:JP2010549239
申请日:2009-03-04
公开日:2011-04-28
发明作者:クラース コーエイカー;マルテイン ドウヴェス;デル;カムプ;ヒェルトゥルーデ;アール ファン
申请人:コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ;
IPC主号:A47J31-34
专利说明:

[0001] 本発明は、飲料抽出部を通して液体を導くことによって飲料を作るプロセスで使われるのに適する一組の部品に関し、当該一組の部品は、
− 一定量の飲料抽出物を保持するためのデバイスを少なくとも部分的に受け入れ且つ収容するための抽出スペースをもつ飲料作成デバイス、及び、当該飲料作成デバイスを通して液体を導き且つ圧送するための単一のシステムと、
− 一定量の飲料抽出物を保持するための複数のデバイス、特に、比較的浅いスペースをもつ少なくとも1つのパッドホルダであって、フィルタ状の容器を有し、一定量の飲料抽出物を収容している、少なくとも1つのパッドを受け入れ、これを支持し、飲料作成デバイスの抽出スペースに配置されるのに適するパッドホルダと、を有する。]
背景技術

[0002] 抽出スペースと、飲料作成デバイスを通して液体を導き且つ圧送するシステムと、更に少なくとも1つのパッドのホルダと、をもつ飲料作成デバイスを有する、飲料抽出部を通して液体を導くことにより飲料を作るプロセスで使われるのに適している部品のセットが知られている。例えば、国際特許公開公報WO 2005/053485は、コーヒーなどの飲料を作るためのデバイスを開示しており、当該デバイスは、抽出されるべき飲料の物質(原料)を収容する1つ以上の(例えばティ-バッグのような)パッドを内蔵するための抽出チャンバと、当該抽出チャンバを閉じるために降ろされることができ、当該抽出チャンバを開くために持ち上げられることができる蓋と、を有する。更にまた、国際特許公開公報WO 2005/053485は、種々異なる着脱可能な部品の使用を開示しており、着脱可能な部品の各々は、飲料作成デバイスの抽出チャンバの下壁を形成するのに役立っている。着脱可能な部品のうちの1つは、抽出されるべき物質を含む1つのパッドを収容し、支持するように設計されており、着脱可能な部品の別のものは、斯様なパッドのうちの2つを収容し、支持するように設計されている。]
発明が解決しようとする課題

[0003] 国際特許公開公報WO 2005/053485から公知の飲料作成デバイスは、比較的少量の飲料を作るために使われることを意図しているに過ぎない。1つのパッドを含んでいる着脱可能な部品が使われた場合、1個のカップを満たすのに適する量が得られ、2つのパッドを収容するための着脱可能な部品が使われた場合、2個のカップ、又は1個の大きなマグを満たすのに適する量が得られる。この事実に基づくと、大量の飲料を作ることが必要な場合、例えば、誕生会の場合、ユーザは、別のタイプの飲料作成デバイスの使用を好む。さもなければ、カップの必要量を満たすために、多くの時間を飲料作成デバイスと共に過ごすことが必要である。これ故、ユーザは、2台の飲料作成デバイスを所有することを決心してもよいが、しかし、この場合、台所の追加スペースの占有という欠点を我慢することを必要とする。代替的には、ユーザは、1台の飲料作成デバイスのみを所有することを決心してもよい。一方、ユーザが、国際特許公開公報WO 2005/053485から公知のデバイスをもつことを選択した場合、2個のカップを満たすための量よりも多い飲料の量の必要があるときに、問題が起きる。他方、ユーザが、別のデバイス、例えば従来の滴下フィルタのコーヒー機器をもつことを選択した場合、1杯又は2杯の飲料のカップを作るのが必要な場合に、国際特許公開公報WO 2005/053485から公知であるデバイスを使用する長所が、取り逃がされる。]
[0004] 概して、従来技術によれば、ある飲料作成デバイスにおいては、飲料作成プロセス用のパッドを比較的少量の飲料を得るために使用するという便利さの連携をもつことのみが可能であり、又は、ちょうど2杯分のカップの量よりもかなり多い量の可能性がある飲料抽出物を、所望する量を得るためのパッドを単に使用するよりも、より面倒な態様で提供するという不便さの連携をもつことのみが可能である。いずれにせよ、欠点があることは、明白である。]
課題を解決するための手段

[0005] 本発明の目的は、上記の問題、即ち、処理パッド(の容量)に適した飲料作成デバイスが、1回の作動サイクルの間、比較的多量の飲料を作ることができないという事実に存在する問題を解決することである。この目的は、冒頭のパラグラフで述べた一組の部品、即ち、抽出スペースと、飲料作成デバイスを通して液体を導き且つ圧送するための単一のシステムと、比較的浅いスペースをもつパッドホルダと、をもつ飲料作成デバイスを有する一組の部品を提供することによって達成され、当該部品のセットは、一定量の飲料抽出物を、バラバラな形態で受け入れ且つ収容するのに適するスペースをもつ、少なくとも1つの抽出ユニットを更に有し、当該抽出ユニットは、少なくとも一つのフィルタエレメントを有し、当該抽出ユニットの少なくとも一部が、飲料作成デバイスの抽出スペース内に配置されるのに適しており、少なくとも1つの抽出ユニットのスペースは、少なくとも1つのパッドホルダのスペースよりも大きい。]
[0006] 本発明によれば、飲料を作るプロセスを実行するために、飲料作成デバイスは、一定量の飲料抽出物を保持するために、2つの異なるタイプのデバイスのうちの1つと組み合わせて使用される。一定量の飲料抽出物を保持するためのデバイスの1つのタイプが、パッドホルダ、即ち、比較的浅い空間を持っているデバイスであり、当該パッドホルダは、フィルタ状の容器を有し、一定量の飲料抽出物を収容している少なくとも1つのパッドを受け入れ且つ支持するのに適しており、飲料作成デバイスの抽出スペース内に配置されるのに適している。パッドホルダは、比較的少量の飲料を、少なくとも1つのパッドのみを用いて作ることが所望される場合に使用されるのに、通常適している。一定量の飲料抽出物を保持するための、別のデバイスのタイプは、抽出ユニット、である。即ち、一定量の飲料抽出物を、バラバラな形態で受け入れ且つ収容するためのスペースをもち、少なくとも1つのフィルタエレメントを有する、デバイスであり、飲料作成デバイスの抽出スペース内に少なくとも部分的に配置されるのに適している。抽出ユニットは、比較的大量の飲料を、飲料抽出物をバラバラな形態で使用することによって作ることが所望される場合に使用されるのに通常適している。]
[0007] 間違いがないよう、フィルタエレメントは、液体を通すが粒子をブロックすることができる、普通に知られたエレメントであることに留意されたい。フィルタエレメントは、濾紙を有してもよいが、又は、より耐久性があるタイプのフィルタエレメント、例えばプラスチック又は金属から製造された、多くの小さい空孔を具備するフィルタエレメントでもよく、斯様な空孔の形状及びパターンは、自由に選択されてよい。概して、フィルタエレメントの設計においては、フィルタエレメントによってブロックされる粒子のサイズに関する要件の他に、液体の流れの最大許容圧力降下に関する要件が考慮されることを必要とする。]
[0008] 抽出ユニットが少なくとも1つのフィルタエレメントをもつという事実からみて、即ち、飲料抽出物を囲む容器なしで、抽出ユニット内において、当該抽出ユニットが、一定量の飲料抽出物を封入している幾つかのタイプのフィルタ状の容器又は可溶性の容器を有する1つ以上のアイテムで充填されることも可能であるという事実も、原理的には変えずに、飲料抽出物をバラバラな形態で用いることが可能である。]
[0009] 飲料を作るためのデバイスにおいて、一定量の飲料抽出物を保持するための様々なデバイスを使用する可能性が、米国特許公開公報US 2004/0107841から公知であることに留意されたい。とりわけ、米国特許公開公報US 2004/0107841は、コーヒー・カートリッジ又はコーヒー・パッドが、フィルタのバスケット、又は、粉末状の挽いたコーヒー豆を受け入れるための恒久的又は使い捨て可能なフィルタによって置き換えられることができることを教示している。更にまた、国際特許公開公報WO 2005/099534は、様々な抽出デバイスが、クラムシェルタイプのパッドホルダ、及びエスプレッソタイプの飲料ホルダを含んでもよいことを開示している。米国特許公開公報US 2005/0034605は、クラムシェルタイプのパッドホルダの使用を開示しており、下部にフィルタをもつ柄杓状のものが、パッドホルダに挿入されている。既知のケースの何れにおいても、しかしながら、変化に富んだ量の飲料を抽出することは不可能である。従来技術によれば、抽出スペースの外形寸法に起因して、抽出される飲料の量に関する限界があるのは当然のことと思われる。本発明は、様々な量の飲料が、一定量の飲料抽出物を保持するための種々異なるデバイスを用いて、全く同一の飲料作成デバイスにて作られることができるとの知見に基づいており、1つ以上のデバイスのスペースの外形寸法は、外観上固定された抽出スペースの外形寸法よりもかなり大きいことさえあり得、及び、以下に更に説明されるであろう、様々な量の飲料を作るための実際の態様が提供されていることが、本発明の重要な業績である。]
[0010] 好ましくは、少なくとも1つのパッドホルダ及び少なくとも1つの抽出ユニットの両方が、飲料作成デバイスの、例えば、ヒンジ動作をする蓋でもよい閉包手段によって覆われるのに適している。本発明による部品のセットが使用された場合、ユーザが飲料作成デバイスの機能性を、所望の作られるべき量の飲料へと適応させることは、一定量の飲料抽出物を保持するのに適するデバイスが使用され、適切に充填されることに注意を払って行われるので、非常に容易である。更にまた、パッドを処理するよう適応(設計)された既知の飲料作成デバイスよりも複雑な飲料作成デバイスである必要はなく、
飲料作成デバイスは、水などの液体を、当該飲料作成デバイスを通して導き且つ圧送するために、複数のシステムをもつ必要がない。これ故、単一の飲料作成デバイスと、当該飲料作成デバイスと共に使われる少なくとも1つのパッドホルダと、飲料作成デバイスと共に使われることができる少なくとも1つの抽出ユニットと、を有する一組の部品をもつことが可能な点が、本発明の業績であり、これらを用いて、パッドホルダ及び抽出ユニットのどれが使用されるかによって、様々な量の飲料、比較的少量及び比較的多量の飲料の両方が作られる。本発明の別の好都合な態様は、比較的少量の飲料を作るためのパッドを使用するという、便利な可能性が維持されているという事実である。]
[0011] 本発明によれば、少なくとも1つの抽出ユニットのスペースは、少なくとも1つのパッドホルダのスペースよりも大きく、この結果、当該抽出ユニットを比較的多量の飲料を作るために使うことが可能であり、実際、抽出ユニットの外形寸法が、抽出ユニット全体を飲料作成デバイスの抽出スペース内に配置することが不可能な場合さえもある。飲料作成デバイスの閉包手段が、ヒンジ動作が可能に構成された蓋を有する場合、抽出ユニットは、飲料作成デバイスの抽出スペースの開かれた側を閉じるための位置よりも、別のヒンジ動作をする位置にある蓋によって覆われるのに適するよう、形づくられ、必要な大きさにされる。実際、この抽出ユニットが使われる場合、飲料作成デバイスの抽出スペースは拡大され、この結果、より多量の水などの液体を、より多量の飲料を作るために使うことが可能である。]
[0012] 好都合にも、2つのフィルタエレメントが、少なくとも1つの抽出ユニットと組み合わせて使われている。即ち、1つのフィルタエレメントは、抽出ユニットの、飲料を作るプロセスの間に液体が入れられるべき側に配置され、別のフィルタエレメントは、抽出ユニットの、新たに作られた飲料が出されるべき側に配置される。1つのフィルタエレメントが、飲料作成デバイスの、例えば、当該飲料作成デバイスの閉包手段内に配置されることも可能であるので、両方のフィルタエレメントが抽出ユニットの一部であることは必要ではない。この可能性の長所は、ユーザが飲料抽出物を抽出ユニットに、開かれた側を通じて充填することができるという点であり、抽出ユニットが飲料作成デバイス内に置かれるとすぐに、この開かれた側は閉じられ、閉包手段は、抽出ユニットを覆うための位置に置かれる。これ故、ユーザが抽出ユニットを手動で閉じるように気をつける必要がない。フィルタエレメントに関しては、これらのエレメントが、便利な洗浄のために、着脱可能に配置されることができる点に、更に留意されたい。]
[0013] 飲料作成デバイスは、液体を、当該飲料作成デバイスを通して導き且つ圧送するようシステムの動作を制御するための手段と、一定量の飲料抽出物を保持するデバイスのタイプを、斯様なデバイスが飲料作成デバイスに置かれた場合に検出するための手段、即ち、パッドホルダ又は抽出ユニットが飲料作成デバイスに置かれたかどうか検出するための手段と、を備えており、当該検出手段は、一定量の飲料抽出物を保持するためのデバイスのタイプに関する情報を、制御手段へと送信するよう適応されている。この場合、飲料作成デバイスを通して導かれ且つ圧送されるべき液体の量の適切な値、及び液体の流量、液体と飲料抽出物の接触時間、及び/又は抽出圧力など、複数の他のパラメータが、自動的な態様で決定される。しかしながら、飲料作成デバイスがユーザによって操作される少なくとも1つの追加のエレメントを具備することも可能であり、この結果、一定量の飲料抽出物を保持するデバイスのタイプに関する情報が、手動的な態様で入力される。]
[0014] 本発明による部品のセットは、一定量の飲料抽出物を保持するための少なくとも1つのタイプのデバイスを2つ有してもよく、この場合、飲料作成デバイスは、ユーザによって操作される、2つの異なるエレメントを備え、1つのエレメントが、第1の信号を制御手段へ供給するためのシステムに配置され、別のエレメントは、第2の信号を制御手段へ供給するためのシステムに配置され、第1の信号は、飲料を作るプロセスで用いられる液体の第1の量と関連し、第2の信号は、飲料を作るプロセスで用いられる液体の第2の量と関連し、第1の量及び第2の量は異なる量である。例えば、部品のセットは、2つのパッドホルダ、及び2つの抽出ユニットを有し、1つのパッドホルダは、1回の作動サイクルの間、カップ1杯の飲料を作るプロセスで使われるのに適しており、別のパッドホルダは、1回の作動サイクルの間、カップ2杯の飲料を作るプロセスで使われるのに適しており、1つの抽出ユニットは、1回の作動サイクルの間、カップ6杯乃至8杯の飲料を作るプロセスで使われるのに適しており、別の抽出ユニットは、1回の作動サイクルの間、カップ14杯乃至16杯の飲料を作るプロセスで使われるのに適している。斯様な場合、飲料を作るプロセスで、第1の液体量又は第2の液体量が使われることを必要とするかどうかを決定するために、2つのエレメントをもつことは都合がよい。量についての他の関係が、本発明の範囲内で同様に考えられるものの、1つの量は、別の量の2倍の大きさでもよい。]
[0015] 飲料作成デバイスが、飲料を作るプロセスで使われる液体を収容するためのタンクを具備することに留意されたい。パッドホルダ又は抽出ユニットと共に使われる液体の量の間には、大きな違いがある可能性があるとの事実からみて、本発明による部品のセットは、液体を収容するための2つのタンクを更に有することができ、飲料作成デバイスは、種々異なるサイズのタンクのうちの1つを受け入れるためのエリアをもつ。]
[0016] 本発明は、上記の部品のセットの他に、説明された抽出ユニット、即ち、飲料作成デバイスの抽出スペースに、少なくとも部分的に配置されるのに適している抽出ユニットにも関し、当該ユニットは、一定量の飲料抽出物を、バラバラな形態で受け入れ且つ収容するのに適したスペースをもち、少なくとも1つのフィルタエレメントを有し、飲料作成デバイスの閉包手段、即ち、飲料作成デバイスの抽出スペースの開かれた側を閉じるための手段によって覆われるのに適しており、飲料作成デバイスの閉包手段の一部との係合に適した手段を更に有し、この結果、抽出ユニットの側が、これらの閉包手段によって閉じられ、封止される。]
[0017] 更にまた、飲料作成デバイスは、一定量の飲料抽出物を保持するためのデバイスを少なくとも部分的に受け入れ且つ収容するための抽出スペースと、飲料作成デバイスを通して液体を導き且つ圧送するための単一のシステムと、飲料作成デバイスを通して液体を導き且つ圧送するためのシステムの動作を制御するための手段と、一定量の飲料抽出物を保持するデバイスのタイプを、斯様なデバイスが飲料作成デバイスに置かれた場合、検出するための手段と、をもち、当該検出手段は、一定量の飲料抽出物を保持するデバイスのタイプに関する情報を、制御手段に送信するよう適応されている。この態様にて、飲料作成デバイスを作動させるのに適するプロセスが自動的に選択され、飲料作成デバイスのユーザが、一定量の飲料抽出物を保持するためのデバイスのタイプに関する入力をする必要がなく、この結果、失敗が回避されることができる。]
[0018] 飲料作成デバイスは、飲料作成デバイスを通して液体を導き且つ圧送するためのシステムの動作を制御するための手段によって制御可能であって、開かれた位置にある場合、飲料作成デバイスの抽出スペースに空気を入れるよう適応された、バルブ手段を更に有する。上述のようなバルブ手段をもつ飲料作成デバイスでは、飲料作成デバイスの抽出スペースを支配している圧力と、環境圧力との差を除去することが可能であり、このことは、飲料を作るプロセスが起こったあと、飲料作成デバイスの抽出スペースを開くのを容易にすることを含む、多くの好都合な効果をもつ。]
[0019] 本発明の上記の態様及び他の態様が、本発明による一組の部品についての以下の説明を参照して解明され、及び以下の説明から明らかになることであろう。この部品のセットは、飲料抽出部を通じて液体を導くことによって飲料を作るプロセスで使われるのに適している。]
[0020] 本発明は、ここで、図を参照してより詳細に説明されよう。等しい部品又は類似する部品は、同一の引用記号にて示されている。]
図面の簡単な説明

[0021] 飲料作成デバイスの上部、及び同デバイス内に位置するパッドホルダの正面図である。
デバイスの蓋が開いた位置にある、図1で示す飲料作成デバイス及び同デバイス内に配置されたパッドホルダの断面図である。
デバイスの蓋が閉じた位置にある、図1で示す飲料作成デバイス及び同デバイス内に配置されたパッドホルダの断面図である。
飲料作成デバイスと共に用いられる抽出ユニットの第1の実施例の斜視図である。
図4に示す抽出ユニットの斜視断面図である。
第1の実施例の抽出ユニット及び飲料作成デバイスの上部の斜視図であり、抽出ユニットが、当該飲料作成デバイスに置かれている。
図6に示す抽出ユニット及び飲料作成デバイスの上部の斜視断面図である。
飲料作成デバイスと共に用いられる抽出ユニットの第2の実施例の斜視図である。
図8に示す抽出ユニットの斜視断面図である。
第2の実施例の抽出ユニット及び飲料作成デバイスの上部の斜視図であり、抽出ユニットは飲料作成デバイスに置かれており、当該デバイスの蓋は開かれた位置にある。
フィルタエレメントと、デバイスに配置されたパッドホルダとを有する飲料作成デバイスの上部の正面図である。]
実施例

[0022] 図1乃至図3は、ベース部2及びヒンジ動作部3を有する飲料作成デバイス1の上部を示し、ヒンジ動作部3は、ヒンジ動作の様式でベース部2に接続しており、
ヒンジ動作部3は、ベース部2の上部側を閉じるための位置と, ベース部2の上部側を開いたままにするための位置との間で移動可能である。特に、ヒンジ動作部3は、軸4の回りにヒンジ動作が可能である。図1及び2が開かれた位置にあるヒンジ動作部3を示し、図3が閉じた位置にあるヒンジ動作部3を示すことに留意されたい。]
[0023] 図示された飲料作成デバイス1は、特にコーヒーを作るのに適しており、これ故、これ以降、コーヒーメーカ1と呼ばれ、作られた飲料とは、コーヒーを意味し、プロセスで用いられる抽出物とは、挽いたコーヒー豆を意味し、プロセスで用いられる液体とは、水を意味することであろう。図示された飲料作成デバイス1は、例えば、お茶など他のタイプの飲料を作ることにも適しているという事実を変えることはない。更に、本発明が、コーヒーを作ることに特に適してはいない飲料作成デバイスを含む、様々なタイプの飲料作成デバイスに適用できるという事実を変えることはない。]
[0024] コーヒーメーカ1のベース部2内部には、抽出スペース5がある。概して、この抽出スペース5は、一定量の挽いたコーヒー豆を収容するのに役に立ち、後述するように、斯様な一定量を収容、維持するための追加のデバイスが用いられる。コーヒーを作るプロセスが実行されるとき、熱水が、抽出スペース5の中を流されるために作られ、この結果、コーヒーが、熱水と、抽出スペース5の内部にある一定量の挽いたコーヒー豆との相互干渉に基づいて得られる。ヒンジ動作部3が閉じた位置にある場合、抽出スペース5の上部側を封止するために、好ましくは可撓性の材料で作られた封止リング6が、ヒンジ動作部3の下部側に配置される。更にまた、ヒンジ動作部3の閉じた位置にある抽出スペース5へ水を供給するための空孔7が、ヒンジ動作部3の下部側に配置されている。]
[0025] コーヒーメーカ1は、コーヒーを作るプロセスで使われる水を収容するための水タンクと、水を、コーヒーメーカ1を通して導くためのシステムと、水を加圧するためのポンプと、水を加熱するためのボイラ又は流体内ヒーターと、を更に有する。コーヒーメーカ1のこれらの構成要素は従来からの構成要素であり、本発明は、これらの構成要素の設計の補正、及びこれらの構成要素が動作可能である態様の補正を必要とすることはない。更にまた、これらの構成要素は、図1乃至図3に示されていない。]
[0026] 本発明によれば、コーヒーメーカ1は、コーヒー・パッド、即ちフィルタ状の容器を有し、一定量の挽かれたコーヒー豆を収容するパッドと、コーヒーメーカ1のユーザの選択に応じて、バラバラな形態で挽かれたコーヒー豆と、の両方を処理するのに適している。図2及び図3では、1個のコーヒー・パッド8、及び当該コーヒー・パッド8を抽出スペース5内の定位置に保つために用いられるパッドホルダ9の断面図が示されている。コーヒー・パッド8を受け入れ且つ収容するために、パッドホルダ9は浅い空間10をもつ。更にまた、パッドホルダ9は、ユーザによる取扱いを容易にするためのハンドル11を有し、この結果、ユーザは、クリーニング目的及び/又はパッドの置換目的のために、パッドホルダ9を抽出スペース5から取り除くことが容易であり、更にパッドホルダ9をベース部2の定位置に置くことも容易である。図示されたコーヒーメーカ1が一度に2個のコーヒー・パッド8を処理するために用いられてもよいこと、及び、2個のコーヒー・パッド8のスタックを受け入れ且つ収容するよう適応された、より大きなスペースをもつ別のパッドホルダ(図示せず)が、コーヒーメーカ1で使われるのに適している一組のデバイスに属していることに留意されたい。]
[0027] 図示された例では、パッドホルダ9は、抽出スペース5の上部側にある支持リング12に載置されるよう設計されている。更にまた、図示された例では、パッドホルダ9は、金属部13、及び当該金属部13に取り付けられた、中央にアウトレット開口部15をもつプラスチック部14を有する。プラスチック部14の上部側には、コーヒー・パッド8を支持するため、及びスペースを作るための多くの隆起部16を具備しており、この結果、新たに淹れられるコーヒーは、隆起部16の間をアウトレット開口部15の方へと、自身の態様で導かれる。]
[0028] パッドホルダ9及びコーヒー・パッド8がコーヒーメーカ1のベース部2の定位置に置かれ、ヒンジ動作部3が閉じた位置に置かれた場合、ヒンジ動作部3の下部側にある空孔7と、パッドホルダ9にあるアウトレット開口部15とを除いて、抽出スペース5が閉じられる。コーヒーメーカ1が活性化されると、水が加熱、及び加圧され、空孔7を通して抽出スペース5に供給される。水はコーヒー・パッド8を通過し、結果としてコーヒーが作られ、作られたコーヒーはアウトレット開口部15を通して抽出スペース5を出る。新たに淹れられたコーヒーは、コーヒーが集められるチャンバ17に出され、この後、出口チューブ18を通してコーヒーメーカ1を去る。加圧された水が抽出スペース5に供給されるとき、コーヒーメーカ1のヒンジ動作部3を閉じた位置に保つために、ヒンジ動作部3は、ベース部2の端20を係合するよう適応されたラッチ19を具備している。]
[0029] 1個又は2個のコーヒー・パッド8に基づいてコーヒーを作ることによって、比較的少量の、即ち、1杯若しくは2杯のカップ、又はより大きなマグを満たすのに適した量のコーヒーが得られる。コーヒーメーカ1が、所望された場合に、より多量のコーヒーを作ることを可能にするために、パッドホルダ9とは別の追加デバイス、即ち、図4乃至図10で示されるような抽出ユニット21、同22が提供され、抽出ユニット21の第1の実施例が図4乃至図7に示され、これ以降、第1の抽出ユニット21と呼ばれ、抽出ユニット22の第2の実施例が図8乃至図10に示され、これ以降、第2の抽出ユニット22と呼ばれることであろう。]
[0030] 第1の抽出ユニット21は、バラバラな形態に挽かれた一定量のコーヒー豆を受け入れ且つ収容するためのスペース23を有し、当該スペース23は、コーヒー・パッド8を受け入れ且つ収容するためのパッドホルダ9にある浅い空間10よりもかなり大きい。第1の抽出ユニット21のスペース23は非常に大きいので、当該ユニット21全体がコーヒーメーカ1の抽出スペース5に嵌ることは不可能である。しかしながら、第1の抽出ユニット21をコーヒーメーカ1と共に使用することが、依然として可能である。何故ならば、第1の抽出ユニット21の下部が抽出スペース5に嵌るよう適応されており、及び、図6及び図7に明らかに示されているように、ヒンジ動作部3が開いている位置に付随する方向にある場合、第1の抽出ユニット21の上部は、ベース部2の上部側とヒンジ動作部3の下部側との間にあるスペースに嵌るよう適応されているからである。よって、図6に示す側面図では、第1の抽出ユニット21は、ヒンジ動作部3が、ヒンジ動作が可能な軸4へ向かってテーパーがついているような形状をもっている。]
[0031] 第1の抽出ユニット21は、上部側に、ヒンジ動作部3のラッチ19との係合に適している接続エレメント24を有し、この結果、上部側がヒンジ動作部3によって閉じること、及び封止されることができる。更にまた、第1の抽出ユニット21の上部側の形状は、封止リング6が封止機能を、パッドホルダ9と同じ態様で実行するよう、ヒンジ動作部3の封止リング6を受け入れるよう適応されている。これ故、圧力下でコーヒーを作るプロセスを実行することが可能であり、この結果、第1の抽出ユニット21のサイズは許容範囲の中に保たれ、及び、水の全量を作る(加熱する)時間は、加圧しない条件におけるよりも短い。]
[0032] 図示された第1の抽出ユニット21は、2個のフィルタエレメント25、同26、を有し、
1個のフィルタエレメント25が、第1の抽出ユニット21の機能する方向の上部側に配置され、別のフィルタエレメント26は、第1の抽出ユニット21の機能する方向の下部側に配置されている。フィルタエレメント25、同26の各々は、大変小さな空孔(図示せず)を具備しており、殆ど又は全てのコーヒーの粒子がこれらの空孔を通過することができないが、一方、当該空孔は、水及びコーヒーを通すには、十分に大きい。この態様で、上部フィルタエレメント25は、熱水供給に関与する構成要素の、コーヒーの粒子による汚染を防止することに役立ち、下部フィルタエレメント26は、コーヒーの粒子が、コーヒーメーカ1からのコーヒーを受け取るためのレセプタクル中に最後に行くことを防止するのに役立つ。]
[0033] 第1の抽出ユニット21と、一定量の挽いたコーヒー豆とが使われる場合、パッドホルダ9と、コーヒー・パッド8とが用いられるよりも、かなり多量のコーヒーを作ることが可能である。例えば、第1の抽出ユニット21が、1つの動作サイクルの間に、14杯乃至16杯のカップに近い量のコーヒーを得るために用いられることができる。これ故、第1の抽出ユニット21が、ジョッキを満たすために使用されることができる。]
[0034] 第1の抽出ユニット21にあるフィルタエレメント25、同26のうちの少なくとも1つは、ユニット21のスペース23を空にし、及び満たすことを可能にするために、着脱自在に配置される。フィルタエレメント25、同26のうちの少なくとも1つが着脱可能に配置されることは、ユニット21の洗浄を容易にする可能性もある。]
[0035] 第1の抽出ユニット21が用いられた場合、かなり多量の熱水が供給されることを必要とする。この目的のために、少量の水のみが必要とされる場合、即ち、パッドホルダ9が用いられる場合に使われるのに適している水タンクよりも大きな水タンクをもつことが望まれる。]
[0036] 図8乃至図10に示される第2の抽出ユニット22は、これまでに説明したような第1の抽出ユニット21と同等である。しかしながら、2つの抽出ユニット21、同22の間の重要な違いは、第2の抽出ユニット22のスペース23が、第1の抽出ユニット21のスペース23よりも小さいという事実にある。特に、第2の抽出ユニット22のスペース23は、ユニット22全体がコーヒーメーカ1の抽出スペース5内に置かれるのに十分な程小さく、ヒンジ動作部3が、パッドホルダ9を備えたベース部2を、第2の抽出ユニット22と共に閉じるための位置の向きと同じ向きに閉じることが可能である。例えば、第2の抽出ユニット22は、1つの動作サイクルの間に、6杯乃至8杯のカップに近い量のコーヒーを得るために使用されることができる。]
[0037] 図示された第2の抽出ユニット22は、コーヒーメーカ1の出口チューブ18とコーヒー収集チャンバ17とを置き換えるよう機能する、出口チューブ28をもった出口セクシヨン27を有する。コーヒージョッキがコーヒーメーカ1のベース部2のそばに配置されるのに十分な余地があるように、出口チューブ18はまっすぐな形状をもっている。]
[0038] フィルタエレメント25、同26が抽出ユニット21、同22に組み込まれていることは必要ではない。例えば、図11に示すように、コーヒーメーカ1のヒンジ動作部3の下部側に配置されたフィルタエレメント25をもつことが可能である。この場合、コーヒーメーカ1が作動されるときに、熱水はパッドホルダ9のスペース10か、又は抽出ユニット21、同22のスペース23に、フィルタエレメント25の複数の小さな空孔29を通じて供給される。]
[0039] ユーザが、コーヒーメーカ1と、1個のコーヒー・パッド8を収容、保持するためのパッドホルダ9と、2個のコーヒー・パッド8を収容、保持するためのパッドホルダ9と、バラバラな形態に挽かれた一定量のコーヒー豆を収容するための比較的大きなスペース23をもつ抽出ユニット21、同22と、を彼/彼女の自由でもっている場合、ユーザは作られるコーヒーの量を、1杯のカップから完全なジョッキまで異なって自由に選んでよく、全く同一のコーヒーメーカ1を使用することが可能である。これは、本発明の重要な業績である。]
[0040] 実際的な実施例において、コーヒーメーカ1は、動作を制御するためのマイクロコントローラ(図示せず)又は同類のものを有してもよい。ユーザが、作らねばならないコーヒーの量に関して、適切な入力をマイクロコントローラに提供することを可能にするために、2つのボタンをもつこと自体は公知である。ユーザの選択に応じて、2個のパッドホルダ9のうちの1つ、及び2つの抽出ユニット21、同22のうちの1つと共に使われるのに適した、図示され、これまで説明されたコーヒーメーカ1は、4つのボタンをもつことが可能なものの、より多くのボタンを持つ必要はなく、各々のボタンは、前記デバイス9、同21、同22のうちの1つの使用に関連している。第一に、第3のボタンをもつことが可能であり、当該ボタンは、一方ではパッドホルダ9の、他方では抽出ユニット21、同22の選択を決定する。斯様な場合には、ユーザが、作られるべきコーヒーの正しい量を設定するために、2つのボタンを押すことが必要である。第二に、デバイス9、同21、同22のどのタイプが、所与の時刻にコーヒーメーカ1のベース部2に置かれたかを自動的に検出するための検出手段をもつことが可能である。斯様な場合、ユーザは、より多量のコーヒーと、より少量のコーヒーとの間を選ぶために、ボタンを押すことのみを必要とする。]
[0041] 本発明の範囲内で、コーヒーメーカ1は、ユーザが当該コーヒーメーカ1の動作を制御するための手段へと入力を提供することを可能にする、何らかの適切なタイプの手段を有する。特に、コーヒーの味を決定する重要な要因なので、ユーザに接触(抽出)時間を設定する可能性を提供することが望ましい。]
[0042] コーヒーメーカ1は、一定量の熱水が通過し、水の流れが終了したときに、空気を抽出スペース5に入れるために、制御可能なバルブ又は同等のもの(図示せず)を有する。この時点で空気を入れることは、抽出スペース5内を支配している圧力を通常の(環境の)レベルにするのを援助し、結果として、空気を入れないと、ユーザがヒンジ動作部3を開いた位置にするまで、抽出スペース5に残ったままでいるコーヒーの最後の分量が、抽出ユニット5を出てゆくことができる。更にまた、抽出スペース5内を支配している圧力が、周囲の圧力に大体等しくされた場合、ヒンジ動作部3の内部側と外側の小さな圧力差はこの場合、無いか、あっても小さいので、ユーザが実際にヒンジ動作部3を開いた位置にすることが、非常に容易である。]
[0043] 本発明の範囲は、前記された例に限定されることはなく、当該例の複数の訂正及び修正が、添付の請求項の範囲に記載の本発明の範囲から逸脱することなく考えられることが、当業者には明らかであろう。本発明が、図及び説明で詳細に例示され、記述された一方、斯様な図例及び説明は、図示のため又は典型例であるに過ぎないと考えられ、拘束するものではない。本発明は、開示された実施例に限定されることはない。]
[0044] 開示された実施例に対する複数のバリエーションが、図、説明、及び添付の請求項の範囲の学習から、請求された本発明を実施する際の当業者によって理解され、遂行されることができる。請求項において単語「有する」が他のステップ又は要素を除外することはなく、及び不定冠詞「a」又は「an」が複数を除外することはない。特定の手段が相互に異なる従属請求項において列挙されているという単なる事実は、これらの手段の組合せが有効に使われることができないことを示してはいない。請求項中のいかなる引用符号も、本発明の範囲を限定するものとして解釈されてはならない。]
[0045] これまでの説明で、一組の部品が開示され、当該部品は、飲料作成デバイス1と、フィルタ状の容器を有し、一定量の飲料抽出物を含む、少なくとも1つのパッド8を受け入れ且つ支持するのに適していて、比較的浅いスペース10をもつ少なくとも1つのパッドホルダ9と、一定量の飲料抽出物をバラバラな形態で受け入れ且つ収容するためのスペース23をもつ少なくとも1つの抽出ユニット21、同22と、を有する。好都合にも、少なくとも1つの抽出ユニット21、同22のスペース23は、抽出ユニット21、同22が、少なくとも1個のパッド8及びパッドホルダ9を用いて得られるよりも、かなり多量の飲料を作るプロセスで使われることを可能にするために、十分に大きい。この態様で、別の飲料作成デバイス1を使用する必要もなく、多種多様な量の飲料の作成が可能になることが実現され、考えられる量の範囲は、1杯のカップからジョッキ全体までいろいろある。更にまた、飲料作成デバイス1が、飲料作成デバイス1を通して液体を導き且つ圧送するために、複数のシステムをもつことは必要ではない。また、飲料作成デバイス1が冷たい飲料又は熱い飲料を作るのに適するときに、冷却又は加熱機能を実行するための追加手段をもつことを必要としない。]
[0046] 本発明の態様によれば、飲料抽出部を通して液体を導くことによって飲料を作るプロセスで使われるのに適する、一組の部品が提供され、当該一組の部品は、
− 一定量の飲料抽出物を保つためのデバイス9、同21、同22を少なくとも部分的に受け入れ且つ収容するための抽出スペース5をもつ飲料作成デバイス1であって、当該飲料作成デバイス1を通して液体を導き且つ圧送するためのシステムをもつ飲料作成デバイス1と、
− 一定量の飲料抽出物を保持するための複数のデバイス9、同21、同22と、を有し、デバイス9、同21、同22の各々は、飲料作成デバイス1の抽出スペース5に少なくとも部分的に配置されるのに適しており、デバイス9、同21、同22のうちの少なくとも1つは、デバイスの一部のみが抽出スペース5に嵌る大きさである点に留意されたい。]
[0047] デバイス9、同21、同22の各々は、一定量の飲料抽出物を受け入れ且つ収容するためのスペース10、同23をもち、特に、比較的大きなデバイス21のスペース23は、抽出スペース5よりも大きい可能性がある。]
[0048] 好ましくは、飲料作成デバイス1が、抽出スペース5の開かれた側を閉じるためのヒンジ動作をするよう構成された蓋3のような閉包手段を有する場合、デバイス9、同21、同22の全てが蓋3によって覆われることが適切であり、比較的大きなデバイス21は、抽出スペース5の開かれた側を閉じるための位置よりも別のヒンジ動作する位置にある蓋3によって覆われるのに適している。]
[0049] 比較的大きなデバイス21は、液体が通過する間に、飲料抽出物を保持するよう適応された少なくとも1個のフィルタエレメント25、26を含む。比較的大きなデバイス21が単一のフィルタエレメント26をもつ構成部、及び、別のフィルタエレメント25が、飲料作成デバイス1の閉包手段3に配置されている構成部が、本発明の範囲内で可能である。]
权利要求:

請求項1
一定量の飲料抽出物を保持するためのデバイスを少なくとも部分的に受け入れ且つ収容するための抽出スペースをもつ飲料作成デバイスであって、当該飲料作成デバイスを通して液体を導き且つ圧送するための単一のシステムを有する飲料作成デバイスと、一定量の飲料抽出物を保持するための複数のデバイスであって、特には、比較的浅いスペースをもち、フィルタ状の容器を有すると共に一定量の飲料抽出物を収容する少なくとも1つのパッドを受け入れ且つ支持するのに適し、且つ、前記飲料作成デバイスの前記抽出スペース内に配置されるのに適した少なくとも1つのパッドホルダ、並びに一定量の飲料抽出物をバラバラな形態で受け入れ且つ収容するのに適するスペースをもつ少なくとも1つの抽出ユニットである複数のデバイスと、を有する、飲料抽出部を通して液体を導くことによって飲料を作るプロセスで使われるのに適する部品のセットであって、前記抽出ユニットが、少なくとも1つのフィルタエレメントを有し、前記少なくとも抽出ユニットの一部が、前記飲料作成デバイスの前記抽出スペースに配置されるのに適しており、前記少なくとも1つの抽出ユニットの前記スペースが、少なくとも1つの前記パッドホルダの前記スペースよりも大きいことを特徴とする、部品のセット。
請求項2
前記飲料作成デバイスの前記抽出スペースは、開かれた側よりアクセス可能であり、前記抽出スペースの開かれた側を閉じるための位置を呈することができる閉包手段が設けられ、前記少なくとも1つのパッドホルダ及び前記少なくとも1つの抽出ユニットの両方が、前記飲料作成デバイスの前記閉包手段によって覆われるのに適している、請求項1に記載の部品のセット。
請求項3
前記飲料作成デバイスの前記閉包手段が、ヒンジ動作をする蓋を有する、請求項2に記載の部品のセット。
請求項4
前記少なくとも一つの抽出ユニットは、当該抽出ユニットの一部のみが前記飲料作成デバイスの前記抽出スペースに嵌るくらい大きく、当該抽出ユニットは、前記飲料作成デバイスの前記抽出スペースの開かれた側を閉じるための位置とは別のヒンジ動作位置で、当該飲料作成デバイスの前記蓋によって覆われるのに適した、請求項3に記載の部品のセット。
請求項5
前記少なくとも1つの抽出ユニットが、単一のフィルタエレメントを有し、別のフィルタエレメントが、前記飲料作成デバイスの前記閉包手段内に配置される、請求項2に記載の部品のセット。
請求項6
前記飲料作成デバイスが、当該飲料作成デバイスを通して液体を導き且つ圧送するための前記システムの動作を制御するための手段と、一定量の飲料抽出物を保持するためのデバイスのタイプを、斯様なデバイスが前記飲料作成デバイスに置かれた場合に検出するための手段、即ち、パッドホルダ又は抽出ユニットが前記飲料作成デバイスに置かれたかどうか検出するための手段と、を備えていて、当該検出手段が、一定量の飲料抽出物を保持するためのデバイスのタイプに関する情報を、前記制御手段へと送信する、請求項1に記載の部品のセット。
請求項7
一定量の飲料抽出物を保持するための少なくとも1つのタイプのデバイスを2つ有し、前記飲料作成デバイスは、ユーザによって操作される2つの異なるエレメントを備えていて、一方のエレメントが、第1の信号を前記制御手段に供給するためのシステムに配置され、他方のエレメントは、第2の信号を前記制御手段に供給するためのシステムに配置され、前記第1の信号は、飲料を作っているプロセスで用いられる液体の第1の量に関連し、前記第2の信号は、飲料を作っているプロセスで用いられる液体の第2の量に関連し、前記第1の量及び前記第2の量は、異なる量である、請求項6に記載の部品のセット。
請求項8
前記飲料作成デバイスが、当該飲料作成デバイスを通して液体を導き且つ圧送するための前記システムの動作を制御するための手段と、当該手段によって制御可能であり、開かれた位置にある場合、前記飲料作成デバイスの前記抽出スペースに空気を入れるバルブ手段と、を備えている、請求項1に記載の部品のセット。
請求項9
飲料を作るプロセスで用いられるべき液体を収容するための2つのタンクを更に有し、前記飲料作成デバイスは前記タンクのうちの1つを受け入れるためのエリアをもち、当該タンクは種々異なるサイズである、請求項1に記載の部品のセット。
請求項10
飲料作成デバイスの抽出スペースに少なくとも部分的に配置されるのに適した抽出ユニットであって、一定量の飲料抽出物をバラバラな形態で受け入れ且つ収容するのに適するスペースをもち、少なくとも1つのフィルタエレメントを有し、前記飲料作成デバイスの閉包手段、即ち当該飲料作成デバイスの前記抽出スペースの開かれた側を閉じるための手段によって覆われるのに適しており、前記飲料作成デバイスの前記閉包手段の一部との係合に適している手段を更に有する、抽出ユニット。
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