![]() H−arq伝送のためのパケットデコード
专利摘要:
H−ARQによって送られたパケットの効果的なデコード技術が記載されている。H−ARQのためのパケットデコードは、パケットのためのパケットの開始(SOP)決定周辺のローカル検索に基づいて行われ得る。前記パケットのための前記SOP決定は、受信された伝送についてのトラフィック検出結果に基づいて行われる。少なくとも一つのSOP仮定は、前記SOP決定に基づいた前記パケットについて決定され得る。そして前記受信された伝送は、前記少なくとも一つのSOP仮定に基づいてデコードされ得る。スライディングSOPウィンドウは、前記パケットについてのSOP仮定のトラックを維持し得る。前記スライディングウィンドウは、最も早く受信された伝送において初期化され、検出されないパケットデータが検出されない、それに続く各受信された伝送の前方に移動され、検出されたトラフィックによって、前記最初の受信された伝送において維持され得る。 公开号:JP2011512773A 申请号:JP2010547700 申请日:2009-02-13 公开日:2011-04-21 发明作者:ジン、ウェイホン;チャウディア、ビナヤク;ツァイ、ミン−チャン 申请人:クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated; IPC主号:H04W28-04
专利说明:
[0001] 本開示は、概して通信、及び、より具体的にはワイヤレス通信システムにおいてデータをデコードするための技術に関する。] 背景技術 [0002] ワイヤレス通信システムにおいて、送信器は典型的に、データのための変調シンボルであるデータシンボルを生成するために、データのパケットを処理(例えば、エンコード及びシンボルマップ)する。送信器はさらに、変調された信号を生成するためにデータシンボルを処理し、この信号をワイヤレスチャネルを介して送信する。ワイヤレスチャネルは、チャネルの反応で送信された信号を歪ませ、さらに、ノイズ及び干渉で信号を弱める。受信器は、送信された信号を受信し、送信されたデータシンボルの推定値であるデータシンボル推定値を取得するために、受信された信号を処理する。受信器は、次に、デコードされたパケットを取得するため、データシンボル推定値を処理(例えば復調及びデコード)する。] [0003] システムは、データ伝送の信頼性を改善するためにハイブリッド自動再送要求(H−ARQ)伝送を用い得る。H−ARQで送信器は、パケットの1以上の伝送を一回の伝送で一度に送りうる。受信器は、送信器によって送信されたそれぞれの伝送を受信し、パケットを再生するため、受信した伝送の種々の組み合わせのデコードを試み得る。受信器は、パケットが正しくデコードされたとき、確認応答(ACK:acknowledgement)を送り、送信器は、ACKを受信すると、新しいパケットのために伝送を送り得る。] [0004] H−ARQ伝送のためのパケットデコードは、いくつかの理由でチャレンジングであり得る。まず、送信器は、不連続な方法においてパケットの伝送を送り、そのため、受信器は、パケットの伝送が、所定のフレーム内で受信されたか否かの確実性を知り得ない。第2に、送信器によって送信された伝送は、各パケットの最初の伝送(またはスタート)を示す情報を含み得ない。そこで受信器は、所定のパケットがいつ最初に送信されたかに応じた種々の推測に対応する様々な仮説につき、受信された伝送をデコードすることを試み得る。多くの仮説のためのデコードは、デコーダの複雑性を増加させ、及び/またはより多くのバッファを要求するだろう。] [0005] 従って、H−ARQのために効果的にデータをデコードする技術が必要である。] [0006] H−ARQによって送られたパケットの効果的なデコードのための技術が本明細書に記載されている。これらの技術は、効果的な方法において、遅延し、時間が変化するパケットのためのパケットの開始(SOP:start of packet)仮定のみならずパケットのための複数のSOP仮定を扱うことができ得る。] [0007] 一態様において、H−ARQのためのパケットデコードは、パケットのためのSOP決定周辺のローカル検索に基づいて実行される。複数の伝送は、例えば各フレームにつき一つの伝送でパケットについて複数のフレームにおいて受信され得る。トラフィック検出は、各受信された伝送がパケットデータを運ぶかパケットデータを運ばないかを決定することを実行し得る。開始しなければならないパケットにおいてフレームの決定であるSOP決定は、複数の受信された伝送についてのトラフィック検出結果に基づいて行われ得る。少なくとも一つのSOP仮定は、SOP決定に基づいて、パケットについて決定され得る。各SOP仮定は、パケットのSOPとなる、仮定された異なるフレームに関連し得る。例えば、一つのSOP仮定は、SOP決定に先立ったフレームを覆い、他のSOP仮定はSOP決定のためのフレームを覆い、そしてさらに他のSOP仮定は、SOP決定の後のフレームを覆い得る。複数の受信された伝送は、パケットについての少なくとも一つのSOP仮定に基づいてデコードされ得る。] [0008] 他の態様において、スライディングSOPウィンドウは、パケットについてのSOP仮定を記録するために用いられる。スライディングウィンドウは、例えば、パケットについての複数の受信された伝送についてのトラフィック検出結果に基づいて、スライディングウィンドウは、パケットについての少なくとも一つのSOP仮定を覆い、決定され得る。例えば、スライディングウィンドウは、最も早く受信された伝送において初期化され、パケットデータが検出されない、それに続く各受信された伝送の前方に移動され、検出されたトラフィックによって最初の受信された伝送において維持され得る。パケットデータが検出された最初の受信された伝送に先立った受信された伝送は、記憶され得る。パケットデータによって最初の受信された伝送が検出された時、デコードは開始される。複数の受信された伝送は、パケットについての少なくとも一つのSOP仮定に基づいてデコードされる。デコードの後の各フレームは開始され、フレームについての適応可能な全てのSOP仮定は決定され、デコードは、一度に一つのSOP仮定のために行われ得る。] [0009] さらに他の態様において、回転型バッファは、デコードのためのパケットいついての受信された伝送を記憶する。少なくとも一つのSOP仮定は、パケットのために決定され得る。複数のバッファのうちで少なくとも一つのバッファは、各SOP仮定につき1つのバッファでパケットについての少なくとも一つのSOP仮定に割り当てられる。複数のバッファは、連続的及び回転の方法で予め決められた順番でSOP仮定に割り当てられるために選択され得る。各バッファは、例えば、バッファが割り当てられるSOP仮定についての少なくとも一つの受信された伝送についての例えば対数尤度比(log-likelihood ratio :LLR)といった情報を記憶し得る。] [0010] 本開示の種々の態様及び特徴は、後述にさらに詳細に記載されている。] 図面の簡単な説明 [0011] 図1は、H−ARQ伝送を示している。 図2は、SOP検索無しのH−ARQのパケットデコードを示している。 図3は、グローバルSOP検索(global SOP search)を用いたH−ARQのパケットデコードを示している。 図4は、ローカルSOP検索(local SOP search)を用いたH−ARQのパケットデコードを示している。 図5Aは、3フレームのスラインディングSOPウィンドウによる、H−ARQのためのパケットデコードを示している。 図5Bは、5フレームのスライディングSOPウィンドウによる、H−ARQのためのパケットデコードを示している。 図6Aは、3フレームのスライディングSOPウィンドウのための3つの回転型バッファ(rotating buffers)を用いたH−ARQのパケットデコードを示している。 図6Bは、5フレームのスライディングSOPウィンドウのための5つの回転型バッファ(rotating buffers)を用いたH−ARQのパケットデコードを示している。 図7は、3バッファにおいて受信した伝送の記憶を示している。 図8は、H−ARQで送られたパケットをデコードする処理を示している。 図9は、H−ARQで送られたパケットをデコードする装置を示している。 図10は、回転型バッファを用いてパケットをデコードする処理を示している。 図11は、回転型バッファを用いてパケットをデコードする装置を示している。 図12は、基地局及び端末のブロックダイアグラムを示している。 図13は、受信(RX)データプロセッサ(receive (RX) data processor)のブロックダイアグラムを示している。 図14は、LLR計算及びデコードの状態ダイアグラムを示している。] 図1 図10 図11 図12 図13 図14 図2 図3 図4 図5A 実施例 [0012] 本明細書に記載の技術は、増分リダンダンシ(incremental redundancy:IR)伝送としても言及され得るH−ARQ伝送を用いる種々のシステムに用いられ得る。H−ARQでは、送信器は、受信器によってパケットが正しくデコードされるまで、または、伝送の最大の数が送られるまでパケットの1つまたはそれ以上の伝送を送る。H−ARQは、データ伝送の信頼性を改善し、チャネル条件の変化する場合のパケットのレート適応をサポートする。] [0013] 図1は、H−ARQ伝送を示している。送信器は、データ(パケット1)のパケットを処理(例えば、エンコード及びシンボルマップ)し、データシンボルを生成する。送信器は、フレームmにおいて、パケット1についての第1の伝送(Trans1)を送る。一般的に、フレームはあらゆる時間間隔の範囲にわたり、異なるシステムでは異なる期間であって良い。受信器は、第1の伝送を受信及び処理(例えば、復調及びデコード)し、パケット1が誤ってデコードされていると判定し、フレームm+q内で送信器に否定応答(negative acknowledgement:NAK)を送信する。送信器は、NAKを受信し、フレームm+Q内にパケット1のための第2の伝送(Trans2)を送る。各伝送は、パケットの異なる情報を含み得る。受信器は、第2の伝送を受信し、第1及び第2の伝送を処理し、パケット1が正しくデコードされていると判定し、フレームm+Q+q内にACKを送る。送信器はACKを受信し、パケット1の伝送を終結する。送信器は、次に、次のパケット(パケット2)を処理し、パケット2の伝送を同様の方法で送る。] 図1 [0014] 図1において、パケットの伝送はQフレーム毎に送られる。チャネル利用を改善するために、送信器は、インターレースの方法によって最大でQ個のパケットまで送信し得る。最初のインターレースは、フレームm、m+Q等で規定され、2番目のインターレースは、フレームm+1、m+Q+1、等で規定され、Q番目のインターレースはフレームm+Q−1、m+2Q−1、等で規定にされ得る。Q個のインターレースは、1フレームで互いにオフセットされ得る。送信器は、Q個のインターレース上で最大Q個のパケットを送信し得る。例えば、もしQ=2の場合、最初のインターレースは奇数番のフレームを含み、2番目のインターレースは、偶数番のフレームを含み得る。概して、H−ARQの再送遅延Q、及びACK/NAKの遅延qは、送信器及び受信器の両方に十分な処理時間を与えるように選択され得る。] 図1 [0015] 明確にするために、図1はNAK及びACKの伝送を示している。ACKベースのスキームでは、パケットが正しくデコードされている場合にACKは送られ、NAKは送られず、ACKが送信されないことによりNAKとみなされる。] 図1 [0016] H−ARQは、一体となって動作する送信器と受信器に対して、各パケットを正しくデコードするのにちょうど必要な時間だけチャンネルを占有させることにより、各通信チャネルを効率的に使用する。送信器は、パケットが正しくデコードされ、ACKが受信されるまで、一度にパケットの1伝送を送信する。受信器は、パケットにつき受信された全ての伝送を、このパケットについての追加の情報をもたらす各伝送と共に処理する。この、パケットのために受信された全ての伝送を処理する能力は、受信器がパケットの開始(SOP)を確認することができることを前提とする。] [0017] システムは、例えば無線リソースのスティッキーアサインメント(sticky assignment)のための不連続トラフィック伝送(DTTX)をサポートし得る。スティッキーアサインメントでは、シグナリングすることは、先に割り当てられた無線リソースはまだ割り当てられている、または使用中であるかを示すためのシグナリングは、明示的には送信されない。DTTXでは、送信器は、所定のフレームにおいてパケットのための伝送であるトラフィック伝送を送っても良いし送らなくても良い。送信器は、トラフィック伝送が無いフレームであるDTTXフレームにおいて、何も送らない、及び/またはシグナリングを送り得る。例えば、シグナリングは、DTTXフレームにおいて、スティッキーアサインメントを用いて、受信器のためにトラフィックチャネルを維持するために送られ得る。] [0018] 図2は、SOP検出無しでH−ARQのためのパケットデコードの例を示している。この例では、パケットについての全伝送のうちでどの伝送が送信されているのかを示す情報は、トラフィック伝送では送信されない。受信器は、各フレームにつきトラフィック検出を実行し、そのフレームにおいてトラフィック伝送が受信されたか否かを判定する。トラフィック検出は、消去検索、パケットデータ検索、DTX検索等として言及され得る。トラフィック検出は、トラフィック伝送が検出されない場合、「フェイル(fail)」表示を、またはトラフィック伝送が検出される場合、「パス(pass)」表示を提供し得る。しかしながら、フェイル/パス表示は、誤り得る。トラフィック伝送が送られ、しかし、トラフィック検出がフェイル表示を提供した時、検出失敗が起こる。トラフィック伝送が送られず、しかし、トラフィック検出がパス表示を提供した時、フォルスアラーム(false alarm)が起こる。] 図2 [0019] 図2において、トラフィック検出は、各フレームで正確になるように仮定され得る。受信器は、フレームF1でパケット1(Pkt1)の最初の伝送(T1)を受信し、単にこの伝送に基づいてパケット1を誤ってデコードする。受信器は、フレームF2でパケット1の2番目の伝送(T2)を受信し、第1及び第2の伝送に基づいてパケット1を正確にデコードする。受信器は、フレームF3でパケット2(Pkt2)の最初の伝送を受信し、第1の伝送にのみ基づいて、パケット2を誤ってデコードする。受信器は、フレームF4でパケット2の2番目の伝送を受信し、第1及び第2の伝送に基づいてパケット2を正確にデコードする。受信器は、フレームF5からF8のそれぞれにおいてパケット3(Pkt3)の伝送を受信し、フレームF5からF7のそれぞれにおいてパケット3を誤ってデコードし、フレームF8において、パケット3のために受信された4つの伝送に基づいて、パケット3を正確にデコードする。] 図2 [0020] 伝送はフレームF9、F10、及びF11において送られず、トラフィック検出は「フェイル」表示を提供し、受信器は、これらのどのフレームおいても、デコードすることを試みない。受信器は、フレームF12からF15のそれぞれにおいてパケット4(Pkt4)の伝送を受信し、フレームF12からF14のそれぞれにおいてパケット4を誤ってデコードし、フレームF15において、パケット4のために受信された4つの伝送に基づいて、パケット4を正確にデコードする。受信器は、フレームF16からF18のそれぞれにおいてパケット5(Pkt5)の伝送を受信し、フレームF16及びF17のそれぞれにおいてパケット5を誤ってデコードし、フレームF18において、パケット5のために受信された3つの伝送に基づいて、パケット5を正確にデコードする。伝送はフレームF19、及びF20において送られず、トラフィック検出は「フェイル」表示を提供し、受信器は、これらのどのフレームおいても、デコードすることを試みない。受信器は、フレームF21及びF22のそれぞれにおいてパケット6(Pkt6)の伝送を受信し、フレームF21において、パケット6を誤ってデコードし、フレームF22において、パケット6のために受信された2つの伝送に基づいて、パケット6を正確にデコードする。] [0021] 図2は、全体的に確実なトラフィック検出に基づいて各パケットのSOPを正確に判定することができる受信器において、理想的なシナリオを示している。このシナリオにおいて、受信器は、各パケットに対して正確なSOP決定を行うことができる。図2に示した例において、パケット1に対してのSOP決定はフレームF1であり、パケット2に対してのSOP決定はフレームF3であり、パケット3に対してのSOP決定はフレームF5等である。正確なSOP決定によって、受信器はできるだけ早く、また、パケットに対するSOP決定に基づく最小限のデコーディングの複雑性によって、各パケットを処理することができる。各フレームにおいて、受信器は、パケットのために受信された全ての伝送に基づいて、現行のパケットをデコードすることを試み得る。図2において、受信器は、23フレームにおいてトータルで17デコードの試みを行い、多くてもフレーム毎に1デコードの試みを行う。] 図2 [0022] トラフィック検出は、全体的に確実であり得ず、トラフィック検出においてエラーは生じ得る。その結果、パケットに対するSOP決定は、不正確であり得る。例えば、フォルスアラームは、何も送られていないときのトラフィック伝送の誤った検出から生じ得ることがあり、これは、SOP決定が誤ったフレームにおいてなされる、という結果となり得る。次に、不正確なSOP決定は、連続的なフレームそれぞれにおけるデコード失敗になり得る。潜在的なSOP決定エラーは、種々の方法において、後述するように、対応され得る。] [0023] 図3は、グローバルSOP検索でH−ARQのためのパケットをデコードする例を示している。グローバルSOP検索では、各フレームは、該フレームについてのトラフィック検出に関わらず、潜在的なSOPとして扱われる。よって、あるパケットは、1以上のSOP仮定(SOP hypotheses)に基づいてデコードされ得る。各SOP仮定は、パケットのSOPとして仮定された異なるフレームに関連する。各SOP仮定では、パケットが正しくデコードされるまで、各フレームにおいてデコードは試みられ、これは仮定されたSOPフレームによって開始される。図3において、伝送のシーケンスは、図2と同様である。] 図2 図3 [0024] フレームF0では、1つのSOP仮定についてのデコードが試みられ得る。このSOP仮定は、パケット1のSOPがフレームF0にあるということに対応する、第1のSOP仮定H11である。第1のSOP仮定についてのフレームF0で受信された伝送のデコードは失敗する。フレームF1において、2つのSOP仮定についてのデコードが試みられ得る。この2つのSOP仮定には、第1のSOP仮定と第2のSOP仮定H12とが含まれ、第2のSOP仮定H12は、パケット1のSOPがフレームF1にあるということに対応するSOP仮定である。第1のSOP仮定についてのフレームF0及びF1で受信された伝送のデコードは失敗し、第2のSOP仮定についてのフレームF1で受信された伝送のデコードもまた失敗する。フレームF2において、3つのSOP仮定についてのデコードが試みられ得る。この3つのSOP仮定には、第1、第2、及び第3のSOP仮定H13が含まれる。第3のSOP仮定H13は、パケット1のSOPがフレームF2にある、ということに対応するSOP仮定である。第1のSOP仮定についての、フレームF0、F1及びF2で受信された伝送のデコードは失敗し、第2のSOP仮定についての、フレームF1及びF2で受信された伝送のデコードは成功し、第3のSOP仮定についての、フレームF2で受信された伝送のデコードは失敗する。] [0025] フレームF3において、パケット2についての第1のSOP仮定H21についての、一つのデコードが試みられ得る。SOP仮定H21は、パケット2のSOPが、フレームF3にあるということに対応する。フレームF4において、二つのデコードが試みられ得る。一方のデコードは第1のSOP仮定についてのものであり(成功する)、他方のデコードは、パケット2についてのSOPがフレームF4にあるということに対応する第2のSOP仮定H22についてのものである(失敗する)。] [0026] パケット3について、フレームF5において、一つのデコードが試みられ得る。一つのデコードは、パケット3のSOPが、フレームF5にあるということに対応する第1のSOP仮定H31についてのものである。フレームF6において、二つのSOP仮定についてのデコードが試みられ得る。この二つのSOP仮定は、第1のSOP仮定、及びパケット3のSOPがフレームF6にあるということに対応する第2のSOP仮定H32である。フレームF7において、三つのSOP仮定についてのデコードが試みられ得る。三つのSOP仮定は、第1のSOP仮定、第2のSOP仮定、及びパケット3のSOP仮定がフレームF7にあるということに対応する第3のSOP仮定H33である。フレームF8において、四つのSOP仮定についてのデコードが試みられ得る。四つのSOP仮定は、第1のSOP仮定、第2のSOP仮定、第3のSOP仮定、及びパケット3のSOP仮定がフレームF8にあるということに対応する第4のSOP仮定H34である。] [0027] その後の各パケットのデコードは、同様の方法で処理し得る。パケット4について、パケット4のSOPがフレームF9〜フレームF15にあるということに関する7つのSOP仮定H41〜H47について、それぞれデコードが試みられ得る。各フレームにおけるデコード試みの数は、図3に示されている。この例において、最大6つの伝送は所定のパケットのために送られ得る。このようにして、フレームF15において、フレームF14で終結するであろう第1のSOP仮定H41のためにデコードは試みられない。] 図3 [0028] 図3に示した例では、23フレームにわたって、最大62つのデコード試みは行われ、フレーム毎に最大6つのデコード試みは行われ得る。例えば、フレームF12におけるパケット4の最初の伝送に先立って、フレームF9、F10及びF11において、トラフィック伝送が無いために多くのSOP仮定がある時、デコードの試みの数は、著しく増加し得る。グローバルSOP検索は、より高いデコード複雑性の費用の下に、全てのパケットがデコードされ、保障し得る。概して、H−ARQパケットデコードの信頼性を得つつ、SOP仮定の数を減らすことが望ましい。] 図3 [0029] 一態様において、H−ARQのためのパケットデコードは、パケットのSOP決定周辺のローカル検索に基づいて行われる。SOP決定がパケットの真のSOPに近い場合、デコード試みの数は、SOP決定周辺のローカル検索を実行することで減少される。] [0030] 図4は、ローカルSOP検索によってH−ARQのためにパケットをデコードする例を示している。図4に示された例において、真のSOPは、多くてもSOP決定から1フレーム離れていると仮定される。各パケットのため、最大3つのSOP仮定を覆っているSOPウィンドウは、SOP決定の中心に置かれ、SOPウィンドウ内のすべてのSOP仮定につきデコード試みは行われ得る。図4の伝送のシーケンスは、図2に示すものと同様である。] 図2 図4 [0031] パケット1のSOP決定は、トラフィック検出が「パス」表示を提供する第1のフレームであるフレームF1である。SOP決定の一つのフレーム内にあるF0、F1、及びF2の三つのSOP仮定についてのデコード試みが、パケット1のために行われ得る。パケット2のSOP決定はフレームF3である。F3及びF4(そして、パケット1を運ぶと知られているF2は無い)の二つのSOP仮定において、パケット2のためのデコード試みが行われ得る。パケット3のためのSOP決定はフレームF5である。F5及びF6(そして、パケット2を運ぶと知られているF4は無い)の二つのSOP仮定について、デコード試みがパケット3のために行われ得る。フレームF7及びF8は、パケット3のためのSOPウィンドウの外側であり、三つのフレームにおいて、SOP仮定のためのデコード試みは行われ得ない。パケット4のSOP決定は、三つのトラフィック伝送が無かった後、トラフィック検出が「パス」表示を提供する第1のフレームであるフレームF12である。F11,F12、及びF13の三つのSOP仮定のためのパケット4のためにデコード試みは行われ、パケット4のためのSOPウィンドウの外側であるF14及びF15のSOP仮定のためのデコード試みは行われ得ない。その後のそれぞれのパケットのためのデコードは同様の方法で処理し得る。] [0032] 図4に示す例では、23フレームにわたって、最大39つのデコード試みは行われ、3フレームのSOPウィンドウ内で最大3つのSOP仮定について、フレーム毎に最大3つのデコード試みは行われ得る。各フレームにおけるデコード試みの数は、フレームのための「デコードカウント」エントリーによって示される。デコード試みの総数は、23フレームにわたってデコードカウント値を蓄積することで取得され得る。他のサイズ(例えば、2、4、5またはそれ以上のフレーム)のSOPウィンドウは、おそらく、より高いデコード複雑性の下に用いられ得る。SOPウィンドウは、SOP決定の代わりに、他のフレームの中心に置かれても良い。] 図4 [0033] ローカルSOP検索は、真のSOPが、SOP決定に近く、またSOPウィンドウ内にある、ということを期待している。SOP決定が、誤った決定またはフォルスアラームに起因し得る真のSOPに十分に近くない場合、パケットデコードの性能は下がり得る。トラフィック検出の表示の履歴は、記憶され、起こり得るフォルスアラームを検出するために使用され得る。例えば、三つの連続したフレームにつき、トラフィック検出が「フェイル」、「パス」、及び「フェイル」表示(または「パス」、「フェイル」及び「フェイル」表示)を提供すれば、一つのフレームの伝送であると特定され得る。この一つのフレームの伝送は、デコードがエラーの場合、フォルスアラームとして表し得る。1デザインにおいて、フォルスアラームと関連付けられた全てのSOP仮定は排除され、これらのSOP仮定についてのデコード試みは行われない。他のデザインでは、フォルスアラームについてのSOP仮定は、各フレームにおいて最後にデコードされる。] [0034] 他の態様において、スライディングSOPウィンドウは、パケットのためのSOP仮定を記録するために用いられる。スライディングSOPウィンドウは、トラフィック検出が「パス」表示を提供し、及びパケットのためにSOP決定が行われるまで、各フレームにおいて、前方向に動かされ得る。スライディングSOPウィンドウによって覆われたフレームにおいて受信された伝送は、ウィンドウが前方向に動かされたとき、デコードのために準備される。しかしながら、SOP決定が行われるまで、デコードは遅らされ得る。スライディングSOPウィンドウの使用は、H−ARQについての信頼できるパケットデコードを提供しつつ、デコード複雑性を減らし得る。] [0035] 図5Aは、3フレームのスライディングSOPウィンドウによるH−ARQのためのパケットデコードの例を示している。図5Aの伝送のシーケンスは、図2と同様である。初めに、パケット1のためのスライディングSOPウィンドウをリセットするために、リセットコマンドが受信され得る。1デザインにおいて、あるパケットのためのスライディングSOPウィンドウは、当該パケットのSOP決定の中心に置かれ、このSOP決定の左にある1つのフレームが、別の正しくデコードされたパケットについてのフレームでない場合には、これを含み、SOP決定の右にある1つのフレームにおいてトラフィック伝送が受信される場合には、これを含み得る。] 図2 図5A [0036] パケット1については、フレームF0においてトラフィック検出は「フェイル」表示を提供し、パケット1のためのSOPウィンドウは、最初にこのフレームの中心に置かれる。フレームF0において受信された伝送は、デコードの代わりに、パケット1に関する第1のSOP仮定H11のために記憶され得る。受信された伝送はまた、バッファに記憶する前に処理され得る。処理は、受信された伝送におけるコードビットにつきLLRを計算すること、現行のパケットの先のフレーム(もしあれば)のLLRを、現行のフレームのLLRと結合すること、等を含み得る。フレームF1において、トラフィック検出は、「パス」表示を提供し、パケット1のためのSOP決定は、フレームF1であり、スライディングSOPウィンドウは1フレームずつ残りのフレームを移動する。フレームF0及びF1において受信された伝送は、第1のSOP仮定のために結合され、(誤って)デコードされ得る。フレームF1で受信された伝送はまた、パケット1についての第2のSOP仮定につき(誤って)デコードされ得る。フレームF1において受信された伝送は、パケット1に関する第2のSOP仮定H12のために(誤って)デコードされ得る。フレームF2において、SOPウィンドウの右側は、1フレームずつ残りのクレームを拡張する。フレームF0,F1、及びF2において受信された伝送は、第1のSOP仮定のために結合または(誤って)デコードされ得る。フレームF1及びF2において受信された伝送は、第2のSOP仮定のために結合及び(正しく)デコードされ得る。フレームF2において受信される伝送は、パケット1に関する第3のSOP仮定H13のため、(誤って)デコードされ得る。SOPウィンドウは、パケット1のための三つのSOP仮定を覆う。] [0037] パケット2については、フレームF3において、トラフィック検出は「パス」表示を提供し、パケット2のためのSOP決定はフレームF3であり、パケット2に関するSOPウィンドウは、フレームF3の中心に置かれる。フレームF2はパケット1を運ぶとして知られているため、SOPウィンドウの左側は拡張されない。フレームF3において、受信される伝送は、パケット2に関する第1のSOP仮定H21のために(誤って)デコードされ得る。フレームF4において、SOPウィンドウの右側は、1フレームずつ拡張される。フレームF3及びF4において受信される伝送は、第1のSOP仮定のために結合され、(正しく)デコードされ得る。そして、フレームF4において受信された伝送は、パケット2に関する第2のSOP仮定H22のために(誤って)デコードされ得る。SOPウィンドウは、パケット2のための二つのSOP仮定を覆う。] [0038] パケット3については、フレームF5においてトラフィック検出は、「パス」表示を提供し、パケット3のためのSOP決定はフレームF3であり、パケット3に関するSOPウィンドウはフレームF5の中心に置かれる。フレームF5において受信された伝送は、パケット3に関する第1のSOP仮定のために(誤って)デコードされ得る。フレームF6において、SOPウィンドウの右側は、パケット3の第2のSOP仮定H32を覆うため、1フレームずつ拡張される。デコードは、フレームF6、F7、及びF8それぞれにおいて、パケット3に関する二つのSOP仮定のために試みられ得る。] [0039] パケット4については、トラフィック検出は、フレームF9、F10、及びF11のそれぞれにおいて「フェイル」表示を提供し、フレームF12において「パス」表示が提供される。パケット4のためのSOP決定はフレームF12である。パケット4に関するスライディングSOPウィンドウは、フレームF10、F11、及びF12のそれぞれにおいて、1フレームずつ移動し、フレームF12において残り、フレームF13において1フレームずつ右側に拡張される。フレームF9、F10、F11、F12、及びF13において、受信された伝送は、各フレームにおいて、最大3つのSOP仮定について記憶され得る。特に、パケット4に関するSOPウィンドウは、フレームF9におけるSOP仮定H41、フレームF10におけるSOP仮定H41及びH42、フレームF11におけるSOP仮定H42及びH43、フレームF12におけるSOP仮定H43及びH44、及びフレームF13におけるSOP仮定H43、H44及びH45を覆う。デコードは、フレームF12において、二つのSOP仮定H43及びH44のため、フレームF13、F14及びF15のそれぞれにおいて、三つのSOP仮定H43、H44、及びH45のために試みられ得る。パケット5及び6のためのデコードは同様の方法で進み得る。] [0040] 図5Aに示した例では、23フレームにわたって、最大36つのデコード試みは行われ、最悪場合において、1フレームにつき最大3つのデコード試みは行われ得る。デコード試みの総数は、23フレームにわたってデコードカウント値を積み重ねることによって取得され得る。スライディングSOPウィンドウのためのデコード試みの数は、ローカルSOP検出のためのデコード試みの数よりも少なくなり得る。] 図5A [0041] 図5Bは、5フレームのスライディングSOPウィンドウによるH−ARQのためのパケットデコードの例を示している。図5Bの伝送のシーケンスは、図2のものと同様である。このデザインにおいて、各パケットのためのスライディングSOPウィンドウは、当該パケットのSOP決定の中心に置かれ、SOP決定の左に対して2フレーム、及び/または、SOP決定の右に対して最大2つのフレームを含み得る。] 図2 図5B [0042] パケット1については、フレームF1において、トラフィック検出は「パス」表示を提供し、SOP決定はフレームF1であり、フレームF1においてSOPウィンドウは、中心に配置され、F0、F1、及びF2に関する三つのSOP仮定を含む。パケット2のため、SOP決定は、フレームF3であり、SOPウィンドウは、フレームF3において中心に置かれ、F3及びF4に関する二つのSOP仮定を含む。パケット3のため、SOP決定はフレームF5であり、SOPウィンドウは、フレームF5において中心に置かれ、F5、F6、及びF7に関する三つのSOP仮定を含む。パケット4のため、SOPウィンドウは、最初にフレームF9において中心に置かれ、次に、フレームF10、F11、及びF12のそれぞれにおいて、1フレームずつ移動し、SOP決定が行われるフレームF12において残り、フレームF13及びF14をカバーするため、右側に拡張される。パケット5及び6のためのSOPウィンドウは、同様の方法で決定され得る。図5Bに示した例において、23フレームにわたる最大47つのデコード試みは行われ、最悪の場合において、1フレームにつき最大5つのデコード試みが行われ得る。] 図5B [0043] 図5A及び図5Bに示した例において、うまくパケット3をデコードした後、受信された伝送は、パケット4のためのSOP決定を予想して処理(しかし、デコードされる必要は無い)され得る。受信された伝送は、新しい伝送が到着し続ける時、最大K個のSOP仮定が記憶され得る。KはK=┌N/2┐として定義され得る。NはスライディングSOPウィンドウの幅であり、“┌ ┐”はシーリング演算子(ceiling operator)である。図5Aでは、N=3、K=2であり、3フレームのスライディングSOPウィンドウは、SOP決定に中心を置かれ、受信された伝送は、SOP決定が行われる前に、SOPウィンドウ内に最大2つのSOP仮定のために記憶され得る。図5Bでは、N=5、K=3であり、5フレームのスライディングSOPウィンドウは、SOP決定に中心を置かれ、受信された伝送は、SOP決定が行われる前に、SOPウィンドウ内に最大3つのSOP仮定のために記憶され得る。スライディングSOPウィンドウのサイズに関わらず、SOP決定がなされる前にスライディングSOPウィンドウからはずれた初期のSOP仮定(図5Aのパケット4についてのSOP仮定H41及びH42)は、これらのSOP仮定のデコードを試みることなく捨てられる。SOP決定が行われる時、SOPウィンドウはスライディングをストップし、成功するデコードが表されるまで、または伝送の最大数が過ぎるまで、デコードは、SOPウィンドウ内で全てのSOP仮定のために試みられ得る。] 図5A 図5B [0044] さらに他の態様において、回転型バッファ(rotating buffer)は、デコードのためのパケットの情報を記憶するために用いられる。あるパケットについての最大でN個のSOP仮定の情報を保持するため、N個のバッファが用いられ、SOP仮定ごとに1つのバッファが用いられる。ここで、Nは、SOPウィンドウ及び/または他の要素によって決定され得る。新しいSOP仮定が形成されるときはいつでも、N個のバッファの一つは、このSOP仮定のための情報を記憶するために割り当てられ得る。N個のバッファは、所定の順序において選択され、新しいSOP仮定に割り当てられ得る。] [0045] 図6Aは、3フレームスライディングSOPウィンドウのための3つの回転型バッファによるH−ARQのためのパケットデコードの例を示している。この例において、バッファ1、2および3は、新しいSOP仮定に対し、連続的及び循環的な方法において割り当てられる。図6Aの伝送のシーケンスは、図2のものと同様である。] 図2 図6A [0046] パケット1のため、第1のSOP仮定H11はフレームF0において表され、バッファ1に割り当てられ、第2のSOP仮定H12はフレームF1において表され、バッファ2に割り当てられ、第3のSOP仮定H13はフレームF2において表され、バッファ3に割り当てられる。各バッファは、後述するように、割り当てられたSOP仮定のための全ての受信された伝送のための情報を記憶する。パケット2のため、第1のSOP仮定H21はフレームF3において表され、バッファ1(フレームF3において、最も古く予め割り当てられたバッファである)に割り当てられ、第2のSOP仮定H22は、フレームF4において表され、バッファ2に割り当てられる。パケット3のため、第1のSOP仮定H31はバッファ3(フレームF5において、最も古く予め割り当てられたバッファである)に割り当てられ、第2のSOP仮定H32は、バッファ1に割り当てられる。パケット4のため、第1のSOP仮定H41はバッファ2(フレームF9において、最も古く予め割り当てられたバッファである)に割り当てられ、第2のSOP仮定H42は、バッファ3に割り当てられ、第3のSOP仮定H43は、バッファ1に割り当てられ、第4のSOP仮定H44は、バッファ2に割り当てられ、第5のSOP仮定H45は、バッファ3に割り当てられる。バッファは、同様の方法で、パケット5及び6のためのSOP仮定に割り当てられ得る。] [0047] 図7は、どのようにバッファ1,2及び3が、図6Aに示すパケット1につき、第1、第2、及び第3のSOP仮定のための情報をそれぞれ記憶し得るかの例を示している。伝送T1からスタートして1度に1つの伝送により、パケット1についての最大6つの伝送T1〜T6が送られ得る。二つの伝送T1及びT2は、フレームF1及びF2でそれぞれ送られ得る。3つの伝送R0、R1、及びR2は、フレームF0、F1、及びF2のそれぞれで受信され得る。バッファ1は、パケット1のSOPがフレームF0にあるという、正しくない仮定の下、三つの受信された伝送R0、R1、及びR2を記憶する。従って、R0,R1及びR2は、バッファ1内で間違った場所に記憶される。バッファ2は、パケット1のSOPがフレームF1にあるという正しい仮定の下、二つの受信された伝送R1及びR2を記憶する。従って、R1及びR2はバッファ2内で正しい場所に記憶される。バッファ3は、パケット1のSOPがフレームF2にあるという、正しくない仮定の下、受信された伝送R2を記憶する。従って、R2はバッファ3内で間違った場所に記憶される。バッファ1及び3内の情報は、エラーにおいてデコードされるのに対して、バッファ2内の情報は、正しくデコードされ得る。] 図6A 図7 [0048] 概して、受信された伝送は、バッファ内に直接記憶され得る、または、記憶する前に処理され得る。例えば、LLRは、バッファにおいて計算され、記憶され得る。異なる伝送のための情報は、バッファ(例えば、図7に示すような)の異なる場所に記憶され、及び/または、バッファ(図7に示していない)内の他の情報と結合され得る。] 図7 [0049] 図6Bは、5フレームスライディングSOPウィンドウのための5つの回転型バッファによるH−ARQのためのパケットデコードの例を示している。この例において、バッファ1〜5は、連続的に、及び新しいSOP仮定に対する循環の方法において、割り当てられる。図6Bの伝送のシーケンスは、図2のものと同様である。] 図2 図6B [0050] パケット1のため、F0の第1のSOP仮定はバッファ1に割り当てられ、F1の第2のSOP仮定はバッファ2に割り当てられ、そして、F2の第3のSOP仮定はバッファ3に割り当てられる。パケット2のため、F3の第1のSOP仮定はバッファ4に割り当てられ、F4の第2のSOP仮定はバッファ5に割り当てられる。パケット3のため、F5の第1のSOP仮定はバッファ1(フレームF5において、最も古く予め割り当てられたバッファである)に割り当てられ、F6の第2のSOP仮定はバッファ2に割り当てられ、そして、F7の第3のSOP仮定はバッファ3に割り当てられる。パケット4のため、F9の第1のSOP仮定はバッファ4(フレームF9において、最も古く予め割り当てられたバッファである)に割り当てられ、F10の第2のSOP仮定はバッファ5に割り当てられ、F11の第3のSOP仮定はバッファ1に割り当てられ、F12の第4のSOP仮定はバッファ2に割り当てられ、F13の第5のSOP仮定はバッファ3に割り当てられ、そして、F14の第6のSOP仮定はバッファ4に割り当てられる。バッファは、同様の方法で、パケット5及び6のためのSOP仮定に割り当てられ得る。] [0051] 図4〜6BはSOPウィンドウサイズのいくつかの例を示している。概して、SOPウィンドウのサイズは、トラフィック検出(例えば、より信頼性のあるトラフィック検出のためのより小さいSOPウィンドウ)の信頼性、パケットのための伝送の最大数、デコードの複雑性などのような種々の要素に基づいて選択され得る。] 図4 図5A 図5B 図6A 図6B [0052] 図8は、H−ARQによって送られたパケットのデコードのためのプロセス800を示している。複数の伝送が、パケットにつき複数のフレームで、例えば各フレームにつき一つの伝送で、受信され得る(ブロック812)。複数の受信された伝送は、パケットデータ(またはトラフィック)を有しない0個,1個、または複数の伝送、及びパケットデータを有する少なくとも一個の伝送、を含み得る。各受信された伝送がパケットデータを運ぶか、またはパケットデータを運ばないかが検出される(ブロック814)。] 図8 [0053] パケットのための少なくとも一つのSOP仮定を示すスライディングウィンドウは、例えば、複数の受信された伝送の検出結果に基づいて決定され得る(ブロック816)。例えば、スライディングウィンドウは、複数の受信された伝送のうちで、最も早く受信された伝送において初期化され、検出されたパケットデータがない状態で後に受信された各伝送につき前方向に動かされ、そして、検出されたパケットデータを有する第1の受信された伝送において維持され得る。各SOP仮定は、パケットのSOPとなるように仮定された異なるフレーム(または受信された伝送)に対応し得る。スライディングウィンドウは、(a)パケットにつき最大N個のSOP仮定、(b)検出されたパケットデータを有する最初の受信された伝送よりも前の、検出されたパケットデータの無い、最大L個の受信された伝送についての最大L個のSOP仮定、及び、(c)検出されたパケットデータを有する最初の受信された伝送の後の、最大R個の受信された伝送のための最大R個のSOP仮定、を含み、N、L、及びRは、適切な整数値であり得る。例えば、Nは3と等しくあり、L及びRのどちらかは1と等しくあり得る。] [0054] 複数の受信された伝送は、当該パケットの少なくとも一つのSOP仮定に基づいてデコードされる(ブロック818)。検出されたパケットデータを有する最初の受信された伝送よりも前に受信された伝送は、記憶され得る。デコードは、パケットデータを有する最初の受信された伝送が検出されたときに開始され得る。デコードが開始された後の各フレームにおいて、当該フレームに適応できる一つまたはそれ以上のSOP仮定が決定され、1度に1つのSOP仮定につき、デコードが行われ得る。各フレームにつき適用可能な1つまたはそれ以上のSOP仮定は、仮定されたSOPを有し、それはそのフレームにおいて、または前のフレームにある。各SOP仮定のためのデコードは、そのフレームまたはそれより前のフレームにおける、このSOP仮定のための受信された全ての伝送に基づき得る。] [0055] 図9は、H−ARQによって送られたパケットのデコードのための装置900を示している。装置900は、パケットにつき複数のフレームで、複数の伝送を、例えば各フレームに一つの伝送で受信する手段(モジュール912)と、各受信された伝送がパケットデータを運ぶか、またはパケットデータを運ばないかを検出する手段(モジュール914)と、パケットのための少なくとも一つのSOP仮定を示すスライディングウィンドウを、例えば、複数の受信された伝送の検出結果に基づいて決定する手段(モジュール916)と、そして、複数の受信された伝送を、当該パケットの少なくとも一つのSOP仮定に基づいてデコードする手段(モジュール918)とを含んでいる。モジュール912〜918はプロセッサ、電子デバイス、ハードウェアデバイス、電子部品、論理回路、メモリ、等、または、それらのいくつかの組み合わせを含み得る。] 図9 [0056] 図10は、H−ARQによって送られたパケットをデコードするため、回転型バッファを用いた処理1000を示している。パケットに関する少なくとも一つのSOP仮定は決定され得る(ブロック1012)。複数のバッファのうちの少なくとも一つのバッファは、パケットに関する少なくとも一つのSOP仮定に、各SOP仮定につき1バッファ、割り当てられ得る(ブロック1014)。複数のバッファは、予め決められた順序で、SOP仮定への割り当てのために、例えば連続的および巡回的な方法において、選択され得る。バッファの数は、パケットのための可能なSOP仮定の最大数と等しくなり得る。各SOP仮定のための少なくとも一つの受信された伝送は、SOP仮定に割り当てられたバッファにおいて記憶され得る(ブロック1016)。例えば、各バッファは、SOP仮定のための少なくとも一つの伝送のためにLLRを記憶し得る。第2のパケットに関するSOP仮定は、決定され得る(ブロック1018)。次のバッファは、第2のパケットに関するSOP仮定に割り当てられ得る(ブロック1020)。次のバッファは、先立ったパケット及び、複数のバッファ間に割り当てられた少なくとも一つのバッファの後のバッファであり得る。] 図10 [0057] 図11は、H−ARQによって送られたパケットをデコードするため、回転型バッファを用いた装置1100を示している。装置1100は、パケットに関する少なくとも一つのSOP仮定を決定する手段(モジュール1112)と、パケットに関する少なくとも一つのSOP仮定に、各SOP仮定につき1バッファとして、複数のバッファのうちの少なくとも一つのバッファを割り当てる手段(モジュール1114)と、SOP仮定に割り当てられたバッファにおいて、各SOP仮定のための少なくとも一つの受信された伝送を記憶する手段(モジュール1116)と、第2のパケットに関するSOP仮定を決定する手段(モジュール1118)と、少なくとも一つのバッファの後、及び複数のバッファ間にある次のバッファによって、第2のパケットに関するSOP仮定へ次のバッファを割り当てる手段(モジュール1120)と含んでいる。モジュール1112〜1120は、プロセッサ、電子デバイス、ハードウェアデバイス、電子部品、論理回路、メモリ、等、または、それらのいくつかの組み合わせを含み得る。] 図11 [0058] 図12は、基地局1200及び端末1250のデザインのブロックダイアグラムを示している。このデザインにおいて、基地局1200及び端末1250は、それぞれ一つのアンテナが備えられる。順方向リンク伝送のため、基地局1200において、データ伝送(TXデータ)及びシグナリングプロセッサ1210は、データソース1208からの一つまたはそれ以上の端末のためのデータのパケットを受信し、各パケットを処理(例えば、フォーマット、エンコード、インターリーブ、及びシンボルマップ(symbol maps))し、各パケットのためのデータ記号のセットを提供する。プロセッサ1210は、提供し得る。プロセッサ1210は、H−ARQによって送信され、与えられたパケットの各伝送のためのデータ記号の異なる部分集合を提供し得る。プロセッサ1210は、シグナリング(例えば、逆方向リンク上で受信されたH−ARQ伝送のためのACK/NAK)を受信し、シグナリングシンボルを生成する。モジュール(MOD)1212は、データシンボル、シグナリングシンボル、及びパイロットシンボル上でモジュレーション(例えば、OFDM、SC−FDM、CDMA等のため)を実行し、出力チップを提供する。送信器(TMTR)1214は、出力チップを調整(例えば、アナログに変換し、フィルタし、増幅し、アップコンバートする)し、アンテナ1216を介して送信された順方向リンク信号を生成する。] 図12 [0059] 端末1250において、アンテナ1252は、基地局1200、及び多分他の基地局から順方向リンク信号を受信する。レシーバ(RCVR)1254は、アンテナ1252からの受信信号を処理(例えば、増幅し、ダウンコンバートし(downconvert)、フィルタし、そしてデジタル化する)し、受信されたサンプルを提供する。復調器(DEMOD)1256は、受信されたサンプル上で復調(例えば、OFDM、SC−FDM、CDMA等のため)を実行し、受信された記号を提供する。データ受信(RXデータ)及びシグナリングプロセッサ1258は、受信された記号を処理(例えば、記号をデマップ(demap)し、デインターリーブ(deinterleave)し、そしてデコードする)し、端末1252のためにデコードされたデータをデータシンク1260提供し、リカバーされたシグナリングをコントローラ/プロセッサ1270に提供する。プロセッサ1270は、端末1250に対して順方向リンク上で送られた各パケットための一つかそれ以上のSOP仮定のためにデコードを実行し得る。] [0060] 逆方向リンク伝送のため、端末1250において、TXデータ及びシグナリングプロセッサ1264は、データソース1262からのデータのパケットを受信し、各パケットのためのデータ記号のセットを生成する。プロセッサ1210は、H−ARQによって送信され、与えられたパケットの各伝送のためのデータ記号の異なる部分集合提供し得る。プロセッサ1264は、例えば、順方向リンク上で受信されたH−ARQ伝送のためのACK/NAK基地局1200に送られるシグナリングのためのシグナリング記号を生成する。モジュール1266は、データ記号、シグナリング記号、及びパイロット信号上でモジュレーションを実行し、出力チップを提供する。送信器1268出力チップを調整し、アンテナ1252を介して伝送された逆方向リンク信号を生成する。] [0061] 基地局1200において、端末1250、及び他の端末からの逆方向リンク信号はアンテナ1216によって受信され、レシーバ1220によって調整され、デジタル化され、デモジュレータ1222にデモジュレートされ、端末1250及び他の端末によって送信されたパケットデータ及びシグナリングをリカバーするためにRXデータ及びシグナリングプロセッサ1224によって処理される。プロセッサ1224は、基地局1200に対して逆方向リンク上で送信された各パケットのための一つまたはそれ以上のSOP仮定のためのデコードを実行し得る。プロセッサ1224及び1258は、それぞれ、図8の処理800、図10の処理1000、及び/または、本明細書記載の技術のための他の処理が実施され得る。] 図10 図8 [0062] コントローラ/プロセッサ1230及び1270は、基地局1200及び端末1250においてそれぞれ命令を導く。プロセッサ1230及び1270は、それぞれ、図10の処理1000及び/または、本明細書記載の技術のための他の処理を実施し得る。メモリ132及び1272は、基地局1200及び端末1250のためのプログラムコード及びデータをそれぞれ記憶する。通信(Comm)ユニット1236は、基地局1200がバックホール(backhaul)を介して他のネットワークエントリによって通信することを許可する。スケジューラ1234は、端末が基地局1200によって、順方向及び逆方向リンクの伝送の変わりになることを予定する。] 図10 [0063] 図13は、図12のプロセッサ1224及び/またはプロセッサ1258の一部であり得るRXデータプロセッサ1300のデザインのブロックダイアグラムを示している。プロセッサ1300内で、各フレームにおいて受信された記号は、トラフィックでコーダ1310及び記号バッファ1320に提供される。トラフィックデコーダ1310は、フレームために受信された記号に基づいて各フレームにおいてトラフィック検出を実行し、「パス」または「フェイル」表示を提供する。SOP検出器1312は、トラフィック検出器1310及びパス/フェイル表示と、デコーダ1330からのデコード結果とを受信し、各パケットのためのSOP結果を提供する。デコード試みのためのデコード結果は、パケットが正しくデコードされた場合はcyclic redundancy check (CRC)パス、またはパケットが誤ってデコードされた場合はCRCフェイルによって与えられ得る。] 図12 図13 [0064] シンボルバッファ1320は、適当な時間において、受信されたシンボルを記憶し、これらの受信されたシンボルを提供する。LLR計算ユニット1322は、受信されたシンボル、及びフレームのために用いられたモジュレーションスキームに基づいた各フレームの受信された伝送においてコードビットのためにLLRを計算する。ユニット1322は、LLRコントロールユニット1332からのコントロール信号によってコントロールされ得る。入力バッファセレクタ1324は、ユニット1322からのLLRを受信し、これらのLLRを、LLRコントロールユニット1332からの選択信号に基づいてN個のバッファ1326a〜1326nの一つに提供する。各バッファ1326は、与えられた瞬間において、1つのパケットのための1つのSOP仮定のためにLLRを記憶する。各バッファ1326は、現行のパケットのために新しい伝送が受信されたときはいつでも、LLRを記憶、及び/または結合し得る。出力バッファセレクタ1328は、各デコード試みのためのN個のバッファ1326a〜1326nの一つからLLRを受信し、これらのLLRをデコーダ1330に提供する。デコーダコントロールユニット1334は、各デコード試みのためのN個のバッファ1326a〜1326nの一つを選択する選択信号を提供する。デコーダ1330は各デコード試みのためのセレクタ1328からLLRをデコードし、デコードが成功した場合のデコードされたパケットと同様に、デコード試みのためのデコードステータスも提供する。] [0065] LLRコントロールユニット1332は、リセット及びストップコマンド(例えば、コントローラ1230または1270から)及びデコーダ1330からデコード結果(例えば、CRC)を受信し、ユニット1322のためのコントロール信号、及びセレクタ1324のための選択信号を生成する。デコーダコントロールユニット1334は、SOP検出器1312からSOP結果(SOP)、及びデコーダ1330からデコード結果(CRC)を受信し、セレクタ1328のための選択信号、及びデコーダ1330のためのコントロール信号を生成する。] [0066] 図14は、図13のLLR計算ユニット1322及びデコーダ1330のために用いられ得る、状態ダイアグラム1400を示す。LLRオフ、及びデコーダオフ状態1410において、LLR計算及びデコードは、実行されない。LLRオン、及びデコーダオフ状態1420において、LLR計算は受信されたシンボルで実行され、デコードは実行されない。LLRオン、及びデコーダオン状態1430において、LLR計算は受信されたシンボルで実行され、デコードはLLRで実行される。状態1410は、起動、及び状態1420または1430の間、ストップコマンドを受信する状態において、入力され得る。状態1420は、状態1410中にリセットコマンドを受信して、また、状態1430中に、パケットのためのCRCパスを受信して入力され得る。状態1430は、パケットのためのSOP決定を形成して入力され得る。] 図13 図14 [0067] 表1は、図14に示したそれぞれのコマンドに対して実行され得るいくつかの命令例を記載している。] 図14 [0068] 図6Aは、伝送のシーケンス例のために表1のコマンドが生成され得る時の例を示している。リセットコマンドは、第1の受信された伝送に先立って発行され、スライディングSOPウィンドウは初期化され得る。SOPコマンドは、SOP決定が、例えば現行のフレームのためのトラフィック検出及び前のフレームのためのデコード結果に基づいたパケットのために行われるときはいつでも発行され得る。CRCコマンドは、パケットが正しくデコードされたときはいつでも発行され得る。データ伝送が終結または休止される際、ストップコマンドは発行され得る。] 図6A [0069] H−ARQのためのトラフィック検出及びパケットデコードは、メディアアクセスコントロール(MAC)レイヤー、及びフィジカル(PHY)レイヤーのような複数のレイヤーによって実行され得る。MACレイヤーは状態ダイアグラム1400を保持し、リセット、ストップ、SOP、及びCRCコマンドを生成し、PHYレイヤーにこれらのコマンドを発行し得る。PHYレイヤーは、MACレイヤーから受信されたコマンドに基づいて、LLR計算、及びパケットデコードを実行し得る。PHY層は、Nバッファのトラックを保持、新しいSOP仮定にバッファを割り当て、デコードのためにSOP仮定を選択、等をし得る。表1においてコマンドのセットは、MAC及びPHY層のデザイン及び/または命令を簡略化し得るMAC及びPHY層間にシンプルインタフェースを提供し、適応性のあるMACデザインのために許可し、MACに、少ないコマンドでPHY命令をコントロールすることを許可し得る。他のコマンドは、スライディングSOPウィンドウ及び/または回転型バッファによって、H−ARQのためのLLR計算及びパケットデコードをサポートし得る。] [0070] 本明細書記載の技術は、種々の利点を提供し得る。技術は、遅延し、時間が変化するSOP仮定のみならず複数のSOP仮定もまた効果的に対処でき得る。スライディングSOPウィンドウは、遅延したSOP仮定を対処でき得る。回転型バッファは、複数のSOP仮定を対処でき得る。シンプルインタフェースは、変化するSOP仮定を対処でき得る。技術は、信頼性のあるH−ARQパケットデコードのための適応性のあるMAC論理をサポートする間、複雑性を減少し得る。技術は、データのバッファ及びデコードを減少させるため、SOP仮定処理を能率的にすることができ得る。] [0071] 本明細書記載の技術は、種々の手段によって実行され得る。例えば、これらの技術は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、またはそれらの組み合わせで実施され得る。ハードウェアの実施のため、処理ユニットは、一つまたはそれ以上の特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号プロセッサデバイス(DSPD)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、電子デバイス、本明細書記載の機能を実行するようにデザインされた他の電子部品、コンピュータ、またはそれらの組み合わせ内で実施され得る技術を実施する。] [0072] ファームウェア及び/または、ソフトウェアの実施のため、技術は、本明細書記載の機能を実行するモジュール(例えば、手段、機能、等)で実施され得る。ファームウェア及び/または、ソフトウェアコードは、メモリ(例えば、図12に示す、メモリ1232または1272)内に記憶され、プロセッサ(例えば、プロセッサ1230または1270)によって実行され得る。メモリは、プロセッサ内、またはプロセッサの外部で実施され得る。] 図12 [0073] これまでの本開示の記載は、本開示を作るまたは使う当業者ができるように提供され得る。本開示の種々の変形例は、当業者にすぐに明白になり、本明細書で定義された一般的な原理は、本開示のスピリットや範囲から逸脱しない他の変化に適用され得る。従って、本開示は、本明細書に記載の例に限定されることは意図されず、開示された本明細書の原理及び新規性のある特徴に一致する広い範囲は認められる。]
权利要求:
請求項1 パケットについての複数の伝送を受信し、前記パケットについての少なくとも一つのパケットのスタート(SOP:start of packet)仮定を表示するスライディングウィンドウを決定し、前記パケットについての前記少なくとも一つのSOP仮定に基づいて複数の受信された伝送をデコードするように構成された、少なくとも一つのプロセッサと、前記少なくとも一つのプロセッサに結合されるメモリとを備える装置。 請求項2 前記複数の受信された伝送は、パケットデータ無しの少なくとも一つの伝送と、パケットデータを有する少なくとも一つの伝送とを備える請求項1の装置。 請求項3 前記少なくとも一つのプロセッサは、前記複数の受信された伝送がパケットデータを運ぶか運ばないかを検出し、前記複数の受信された伝送についての検出結果に基づいて前記スライディングウィンドウを決定するように構成される請求項1の装置。 請求項4 前記少なくとも一つのプロセッサは、前記複数の受信された伝送のうちで、パケットデータを有する最初に受信された伝送を決定し、パケットデータを有する前期最初の受信された伝送に前記スライディングウィンドウを中心に置くように構成される請求項1の装置。 請求項5 前記少なくとも一つのプロセッサは、前記複数の受信された伝送のうちで、指定された受信された伝送にスライディングウィンドウを中心に置くように構成される請求項1の装置。 請求項6 前記少なくとも一つのプロセッサは、前記複数の受信された伝送のうちで、最も早く受信された伝送で前記スライディングウィンドウを初期化し、パケットデータの検出されない、それに続く各受信された伝送の前方に前記スライディングウィンドウを移動し、パケットデータが検出された最初の受信された伝送において前記スライディングウィンドウを維持するように構成される請求項1の装置。 請求項7 前記少なくとも一つのプロセッサは、前記複数の受信された伝送のうちで、最も早く受信された伝送で前記スライディングウィンドウを初期化し、SOP決定が行われるまで、それに続く各受信された伝送の前方に前記スライディングウィンドウを移動し、SOP決定が行われた受信された伝送において、前記スライディングウィンドウを維持するように構成される請求項1の装置。 請求項8 前記複数の伝送は、各フレームにつき1伝送で、複数のフレームにおいて受信され、各SOP仮定は、パケットのSOPとなるように仮定された異なるフレームに関連する請求項1の装置。 請求項9 前記複数のフレームにおける各フレームにつき、前記少なくとも一つのプロセッサは、前記フレームに適用可能な一つまたはそれ以上のSOP仮定を決定し、前記一つまたはそれ以上のSOP仮定のうち、一度に一つのSOP仮定についてのデコードを行うように構成される請求項8の装置。 請求項10 前記複数のフレームにおける各フレームにつき、前記少なくとも一つのプロセッサは、前記フレームに適用可能な一つまたはそれ以上のSOP仮定を決定し、前記フレーム、または該フレームよりも早いフレームにおいて、前記SOP仮定につき受信された伝送に基づいて、各SOP仮定のためのデコードを行うように構成された請求項8の装置。 請求項11 前記メモリは、検出されたパケットデータを有する最初の受信された伝送に先立って受信された伝送を記憶するように構成され、前記少なくとも一つのプロセッサは、パケットデータを有する前記最初の受信された伝送が検出された時、デコードを開始するように構成された請求項1の装置。 請求項12 前記スライディングウィンドウは、検出されたパケットデータを有する最初の受信された伝送よりも前の、検出されたパケットデータを有しない、最大L個の受信された伝送のための最大L個のSOP仮定を含み、Lは整数値である請求項1の装置。 請求項13 前記スライディングウィンドウは、検出されたパケットデータを有する最初の受信された伝送の直前に受信された伝送が、正しくデコードされたほかのパケットのためのものであった場合、検出されたパケットデータを有する最初の受信された伝送の前のSOP仮定を含まない請求項1の装置。 請求項14 前記スライディングウィンドウは、検出されたパケットデータを有する最初の受信された伝送の後の最大R個の受信された伝送のための最大R個のSOP仮定を含み、Rは整数値である請求項1の装置。 請求項15 前記スライディングウィンドウは、前記パケットにつき最大3つのSOP仮定と、検出されたパケットデータを有する最初の受信された伝送よりも前の、パケットデータの検出されない最大1つの受信された伝送につき最大1つのSOP仮定を含む請求項1の装置。 請求項16 前記少なくとも一つのプロセッサは、先のSOP仮定を消去し、前記パケットのために新しいSOP仮定の形成を開始し、前記スライディングウィンドウが各受信された伝送を前方に移動することを許可し、またはこれらの組み合わせを行うリセットコマンドを生成するように構成される請求項1の装置。 請求項17 前記少なくとも一つのプロセッサは、現行のSOP仮定を消去するため、新しいSOP仮定の形成をストップするため、または両方のストップコマンドを生成するように構成される請求項1の装置。 請求項18 前記少なくとも一つのプロセッサは、現在の場所に前記スライディングウィンドウを維持し、前記パケットのために前記スライディングウィンドウ内でSOP仮定の形成を続け、前記スライディングウィンドウ内のSOP仮定のためにデコードを開始し、またはそれらの組み合わせを行うSOPコマンドを生成するように構成される請求項1の装置。 請求項19 前記パケットのデコードが成功した後、前記少なくとも一つのプロセッサは、前記パケットのための前記少なくとも一つのSOP仮定についてのデコードをストップし、前記少なくとも一つのSOP仮定を消去し、次のパケットのための新しいSOP仮定の形成を開始し、前記スライディングウィンドウを、引き続き受信される各伝送でスライドすることを許可し、またはそれらの組み合わせを行うコマンドを生成するように構成される請求項1記載の装置。 請求項20 パケットについての複数の伝送を受信することと、前記パケットについての少なくとも一つのパケットの開始(SOP)仮定を示すスライディングウィンドウを決定すること、前記パケットについての前記少なくとも一つのSOP仮定に基づいて、前記複数の受信された伝送をデコードすることとを含む方法。 請求項21 前記スライディングウィンドウを決定することは、前記複数の受信された伝送のうちで最も早く受信された伝送で前記スライディングウィンドウを初期化することと、パケットデータの検出されない、それに続く各受信された伝送の前方に前記スライディングウィンドウを移動することと、パケットデータが検出された最初の受信された伝送において前記スライディングウィンドウを維持することとを備える請求項20の方法。 請求項22 前記複数の伝送は複数のフレームにおいて受信され、前記複数のフレームの中の各フレームにつき前記デコードすることは、前記フレームのために適用可能な一つまたはそれ以上のSOP仮定を決定することと、前記一つまたはそれ以上のSOP仮定のうち、一度に一つのSOP仮定につきデコードを行うこととを含む請求項20の方法。 請求項23 検出されたパケットデータを有する最初の第1の受信された伝送に先立って受信された伝送を記憶することと、パケットデータを有する前記最初の受信された伝送が検出された時、デコードを開始することとをさらに備える請求項20の方法。 請求項24 パケットについての複数の伝送を受信する手段と、前記パケットについての少なくとも一つのパケットの開始(SOP)仮定を示すスライディングウィンドウを決定する手段と、前記パケットについての前記少なくとも一つのSOP仮定に基づいて前記複数の受信された伝送をデコードする手段とを備える装置。 請求項25 前記複数の受信された伝送のうちで最も早く受信された伝送で前記スライディングウィンドウが初期化される手段と、パケットデータの検出されない、それに続く各受信された伝送の前方に前記スライディングウィンドウを移動する手段と、検出されたパケットデータが検出される最初の受信された伝送において前記スライディングウィンドウを維持することとをさらに備える請求項24の装置。 請求項26 前記複数の伝送は、複数のフレームにおいて受信され、前記複数のフレームにおいて各フレームについて前記デコードする手段は、前記フレームに適用可能な一つまたはそれ以上のSOP仮定を決定することと、前記一つまたはそれ以上のSOP仮定のうち、一度に一つのSOP仮定についてのデコードを行うこととを含む請求項24の装置。 請求項27 検出されたパケットデータを有する最初の受信された伝送に先立って受信された伝送を記憶する手段と、パケットデータを有する前記最初の受信された伝送が検出された時、デコードを開始する手段とをさらに備える請求項24の装置。 請求項28 パケットについての複数の伝送を受信するための第1の命令セットと、前記パケットについての少なくとも一つのパケットの開始(SOP)仮定を表示するスライディングウィンドウを決定するための第2の命令セットと、前記パケットについての少なくとも一つのSOP仮定に基づいて、前記複数の受信された伝送をデコードするための第3の命令セットとを備える命令を記憶したプロセッサ読み取り可能なメディア。 請求項29 前記スライディングウィンドウをデコードするための前記第2の命令セットは、前記複数の受信された伝送のうちで最も早く受信された伝送で前記スライディングウィンドウを初期化するための第4の命令セットと、パケットデータの検出されない、それぞれに続く各受信された伝送の前方に前記スライディングウィンドウを移動するための第5の命令セットと、パケットデータが検出された最初の受信された伝送において前記スライディングウィンドウを維持するための第6の命令セットとを備えている請求項28のプロセッサ読み取り可能なメディア。 請求項30 パケットについての複数のフレームにおいて複数の伝送を受信し、前記パケットのSOPとして前記複数のフレームの一つを示す、前記パケットについてのパケットの開始(SOP)決定を行い、前記SOP決定に基づいて、前記パケットについての少なくとも一つのSOP仮定を決定し、前記パケットについての前記少なくとも一つのSOP仮定に基づいて、前記複数の受信された伝送をデコードするように構成された少なくとも一つのプロセッサと、前記少なくとも一つのプロセッサと結合されるメモリとを備える装置。 請求項31 前記少なくとも一つのプロセッサは、前記複数の受信された伝送がパケットデータを運ぶか運ばないかを検出し、前記複数の受信された伝送のうちでパケットデータが検出された最初の受信された伝送を識別し、前記SOP決定としてパケットデータが検出された前記最初の受信された伝送によってフレームを提供するように構成される請求項30の装置。 請求項32 前記少なくとも一つのSOP仮定は、前記SOP決定についての1つのSOP仮定と、前記SOP決定に先立った最大1つのフレームにつき最大1つのSOP仮定と、前記SOP決定の後の最大1つのフレームにつき最大1つのSOP仮定とを備える請求項30の装置。 請求項33 複数のバッファと、前記複数のバッファに結合され、パケットについての少なくとも一つのパケットの開始(SOP)を決定し、各SOP仮定につき1バッファで、各バッファは前記バッファが割り当てられた前記SOP仮定についての少なくとも一つの受信された伝送を記憶し、前記パケットについての前記少なくとも一つのSOP仮定に前記複数のバッファの少なくとも一つ割り当てるように構成された少なくとも一つのプロセッサとを備える装置。 請求項34 前記少なくとも一つのプロセッサは、予め決められた順序においてSOP仮定に割り当てられる前記複数のバッファを選択するように構成される請求項33の装置。 請求項35 前記少なくとも一つのプロセッサは、第2のパケットについてのSOP仮定を決定し、次のバッファを、前記第2のパケットについての前記SOP仮定に割り当てるように構成され、前記次のバッファは、前記複数のバッファうちで少なくとも一つのバッファの後である請求項33の装置。 請求項36 前記バッファの数は、前記パケットについての可能なSOP仮定の最大数と等しい請求項33の装置。 請求項37 各バッファは、前記バッファが割り当てられた前記SOP仮定についての前記少なくとも一つの受信された伝送についての対数尤度比(log-likelihood ratio :LLR)を記憶するように構成される請求項33の装置。 請求項38 パケットについての少なくとも一つのパケットの開始(SOP)を決定することと、各SOP仮定につき1バッファで、前記パケットについての前記少なくとも一つのSOP仮定に、複数のバッファの少なくとも一つを割り当てることと、前記SOP仮定に割り当てられたバッファにおいて、各SOP仮定についての少なくとも一つの受信された伝送を記憶することとを備える方法。 請求項39 予め決められた順序において、SOP仮定に割り当てられた前記複数のバッファを選択することをさらに備える請求項38の方法。 請求項40 パケットについての少なくとも一つのパケットの開始(SOP)仮定を決定する手段と、各SOP仮定につき1バッファで、前記パケットについての前記少なくとも一つのSOP仮定に、複数のバッファの少なくとも一つを割り当てる手段と、前記SOP仮定に割り当てられたバッファにおいて、各SOP仮定にひとつの少なくとも一つの受信された伝送を記憶する手段とを備える装置。
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