![]() 3glteにおけるrat間ハンドオーバのための方法、ユーザ装置及び通信システム
专利摘要:
本発明は、第1の無線アクセス技術を利用する第1のネットワーク及び第2の無線アクセス技術を利用する第2のネットワークを備える通信システムにおけるRAT間ハンドオーバを可能にするための方法を提供する。ユーザ装置が第1のネットワークから第2のネットワークの中に移動してハンドオーバが行われるべきときに、第2のネットワークによって送信されたハンドオーバ確認(HOcfm)に応答して、非IPパケット形式であって第1のネットワーク又はユーザ装置にバッファされているプロトコルデータ単位(PDU)を処理してIPパケットにし、PDUが第1のネットワークにバッファされている場合は、処理されたIPパケットを第1のネットワークから第2のネットワークに転送し、ユーザ装置が第2のネットワークに切り替えられた後に、処理されたIPパケットを再送信する。本発明の方法に合致するユーザ装置及び通信システムも提供される。 公开号:JP2011512761A 申请号:JP2010547019 申请日:2008-02-21 公开日:2011-04-21 发明作者:ヤン,タオ 申请人:アルカテル−ルーセント; IPC主号:H04W36-14
专利说明:
[0001] 本発明は電気通信の分野に関し、より具体的には3GLTEにおけるIPパケット転送に基づく無線アクセス技術間(RAT間)ハンドオーバに関する。] 背景技術 [0002] 世界中で長年第3世代(3G)モバイルサービスが導入されてきた。次の10年の間又はそれ以上に3G技術の将来の競争力を維持するために、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)はプロジェクトLTE(ロングタームエボリューション)/SAE(システムアーキテクチャエボリューション)を開始した。この進化のための主な目的はオペレータ及びユーザの増大する要求に対してより良いサポートを提供するために、データ伝送速度の向上、スペクトル効率の改善、及びカバレッジの改善に関する。具体的には、SAEはネットワークを簡略化し統合を提供するためにトータルシステムアーキテクチャの進化に関し、一方、LTEは一般に無線アクセス技術及びアクセスネットワークアーキテクチャに関する。] [0003] LTE/SAEは進化ノードB(eNodeB)及びアクセスゲートウェイ(aGW)を使用する。この構成は、より簡単なモバイルネットワークを作成するために、同等の3GネットワークアーキテクチャからUMTS地上無線アクセスネットワーク(UTRAN)の無線ネットワークコントローラ(RNC)及びコアネットワークのサービング汎用パケット無線サービスサポートノード(SGSN)を除去する。LTE/SAEはまた、WCDMA及びWiMAXなど他の関連無線技術とのフル相互動作を可能にするためのエンティティを含む。] [0004] 例として、レガシ3Gネットワークは、ユニバーサル移動電気通信システム(UMTS)に基づく方式、規格、及びシステムを利用すると考えられる。図1及び図2はそれぞれUMTS及び進化UMTS(e−UMTS)を示す。図1に示されているように、レガシUMTSネットワーク100は通常、3つの領域、即ちコアネットワーク(CN)、UTRAN、及びユーザ装置(UE)からなる。コアネットワークはネットワークの制御センタであるSGSNを含む。UTRANは、一方では、「Uu」インターフェース(又は無線インターフェース)と呼ばれるインターフェースを介してモバイル端末UEと通信し、他方では、「Iu」インターフェースと呼ばれるインターフェースを介してCNと通信する。UTRANにおいて、ノードBは「Iub」インターフェースと呼ばれるインターフェースを介して基地局コントローラRNCと通信する。] 図1 図2 [0005] 図2に示されているように、RNCは、ネットワークを簡略化し待ち時間を低減するためにキャンセルされる。e−UTRANは主に進化ノードBを含み、RACの機能はeNodeB及びアクセスゲートウェイ(aGW)に分散される。レガシネットワークにおけるSGSNの機能は、MME/SAE(モビリティ管理エンティティ/システムアーキテクチャエボリューション)ゲートウェイであるaGWに含まれる。各eNodeBは、ある形式のメッシュ接続又は部分的メッシュ接続を使ってアクセスゲートウェイ(複数可)に接続される。1つのeNodeBは複数のaGWに接続されることが可能であり、逆も同じである。e−NodeB間のインターフェースはX2(図示せず)と呼ばれ、e−NodeBとCN(又はアクセスゲートウェイ)との間のインターフェースはS1と呼ばれる。簡単にするために、1つのaGW及び1つのeNodeBのみが図示されている。] 図2 [0006] e−UTRANのアーキテクチャとUTRANのアーキテクチャは大きく異なり、LTEとレガシ3Gとの間のRAT間ハンドオーバをどのように処理するかが課題になってきている。現在の段階では、RAT間ハンドオーバのためのプロトコルデータ単位(PDU)ベースの転送手法がいくつかの会社によって議論されている。いわゆる利点の1つは、レガシシステムへのいかなる影響もないであろうということである。レガシ3Gシステムでは、ダウンリンクユーザプレーンデータは、RLC PDU(無線リンク制御−−プロトコルデータ単位)の形式としてバッファされる。一方、アップリンクユーザプレーンデータでは、RLC PDUはRLC層にバッファされる。RLC PDUは、シーケンス番号、可能な場合はパディング、暗号化情報、及び3Gパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)処理情報を含んでよい。一方、LTEシステムでは、ユーザプレーンデータは、IPパケット、PDCP PDU、RLC PDUなどの形式としてバッファされることが可能である。他のポイントは、レガシシステム及びLTEシステムは、それぞれ異なるユーザプレーンプロセス手順を有することができることである。例えば、3Gシステムにおけるロバストヘッダ圧縮(ROCH)は、LTEシステムにおけるものとは異なる可能性がある。LTEにおける暗号化はレガシ3Gシステムのものとは異なる可能性がある。] [0007] PDUレベル転送によれば、RLC PDUは3GからLTEへのハンドオーバシナリオでLTEシステムに転送されるが、それぞれ異なるシステムにおいては前述のように手順がそれぞれ異なるため、これらの転送されたRLC PDUはLTEシステムにおいて処理されることが不可能であり、逆も同じである。従って、レガシ3GシステムとLTEシステムの間のRAT間ハンドオーバのためのハンドオーバ手法を提案する必要がある。] 課題を解決するための手段 [0008] 本発明は、IPパケット形式に変わり、ターゲットネットワークに転送されるバッファされているデータペイロードを提供する。ターゲットネットワークは、好ましくは、ユーザ装置がターゲットネットワークに切り替えられた後にIPパケットを再送信する。] [0009] RAT間ハンドオーバのためのこのIPパケット転送手法の目的は以下の通りである。 −コンテキスト転送は必要がない。例えば、これらのIPパケットはROHCプロセスの前にあり、従ってROCHコンテキストは転送される必要がない。 −パケットロスを回避する。ソースシステムにおいて障害のあったパケットは、ターゲットシステムにおいて再送信される機会を有する。 − Uuインターフェースにおける重複送信を最少化する。 ソースシステムにおいて障害のあったパケットのみが転送され、再送信されることになる。] [0010] 本発明の一態様によれば、ユーザ装置が第1のネットワークから第2のネットワークに移動してハンドオーバが行われるべきときに、通信システムにおける無線アクセス技術間ハンドオーバを可能にするための方法であって、通信システムは、第1の無線アクセス技術を利用する第1のネットワーク及び第2の無線アクセス技術を利用する第2のネットワークを備える方法が提供される。本方法は、第2のネットワークによって送信されたハンドオーバ確認(HOcfm)に応答して、非IPパケット形式であって第1のネットワーク又はユーザ装置にバッファされているプロトコルデータ単位(PDU)を処理してIPパケットにするステップ、PDUが第1のネットワークにバッファされている場合は、処理されたIPパケットを第1のネットワークから第2のネットワークに転送するステップ、及び、ユーザ装置が第2のネットワークに切り替えられた後に、処理されたIPパケットを再送信するステップを備える。] [0011] 本発明の他の態様によれば、ユーザ装置が提供される。ユーザ装置は、第1の無線アクセス技術を利用する第1のネットワークと通信するように、又は第2の無線アクセス技術を利用する第2のネットワークと通信するように適応される。ユーザ装置が第1のネットワークから第2のネットワークに移動してハンドオーバが行われるべきときに、ユーザ装置は、第2のネットワークによって送信されたハンドオーバ確認に応答して、非IPパケット形式であってユーザ装置にバッファされているプロトコルデータ単位(PDU)を処理してIPパケットにするための処理手段、及び、ユーザ装置が第2のネットワークに切り替えられた後に、処理されたIPパケットを再送信するための再送信手段を備える。] [0012] さらに、本発明による通信システムが提供される。通信システムは、第1の無線アクセス技術を利用する第1のネットワーク及び第2の無線アクセス技術を利用する第2のネットワークを備える。ユーザ装置が第1のネットワークから第2のネットワークに移動してハンドオーバが行われるべきときに、第1のネットワークは、第2のネットワークによって送信されたハンドオーバ確認に応答して、非IP形式であって第1のネットワークにバッファされているPDUを処理してIPパケットにするための処理手段、及び処理されたIPパケットを第1のネットワークから第2のネットワークに転送するための転送手段を備える。第2のネットワークは、ユーザ装置が第2のネットワークに切り替えられた後に、処理されたIPパケットを再送信するための再送信手段を備える。] [0013] 本発明の特徴、利点及び目的は、添付の図面と併せて読まれれば、本発明の詳細な実施形態の以下の説明からより良く理解されると思われる。] 図面の簡単な説明 [0014] レガシ3Gシステムを表すUMTSのアーキテクチャを示す図である。 LTE/SAEシステムを表す進化UMTS(e−UMTS)のアーキテクチャを示す図である。 本発明の一実施形態によるIP転送に基づくRAT間ハンドオーバのための方法を実施するための通信システムの概略図である。 本発明の実施形態によるIP転送に基づくRAT間ハンドオーバのための方法の流れ図である。 本発明の他の実施形態によるIP転送に基づくRAT間ハンドオーバのための方法を実施するための通信システムの概略図である。 本発明の実施形態によるIP転送に基づくRAT間ハンドオーバのための方法の流れ図である。 本発明による通信システムにおいて使用される処理手段の一実施形態を例示する図である。 ユーザ装置の一実施形態を例示する図である。] 実施例 [0015] 次に、本発明の様々な実施形態が添付の図面と併せて詳細に説明される。] [0016] 前述のように、図1及び図2はUMTS及び進化UMTS(e−UMTS)の概略ブロック図である。] 図1 図2 [0017] 次に、本発明の一実施形態が図3及び図4に関連して説明される。図3は、本発明のIP転送に基づくRAT間ハンドオーバのための方法を実施するためのアーキテクチャの概略図を示す。図3では、矢印付きの破線は、制御情報即ちこの場合はハンドオーバ確認の経路であり、矢印付きの実線は、ユーザプレーンデータ即ち処理されたIPパケットの経路である。] 図3 図4 [0018] 図4は、本発明のIP転送に基づくRAT間ハンドオーバのための方法の流れ図を示す。UMTS及び進化UMTSは両方とも様々な機能を実行する様々なネットワーク要素を有することは当業者には明らかなはずであり、図には本発明に関連する要素のみが例示されている。] 図4 [0019] この実施形態では、レガシ3GシステムからLTEシステムへのRAT間ハンドオーバが行われる。図3内のレガシシステムでは、RNC301は処理手段311を備え、SGSN302は転送手段312を備える。再送信手段313は例えばeNodeB内にある。この図における機能ブロックの相対位置は単に代表的なものであり、本発明はこの構造によって制限されないことに留意されたい。例えば、処理手段311及び転送手段312は1つの機能ブロックに結合されてもよい。UE305は、UMTS地上無線アクセス技術(UTRA)を利用するUTRANと通信する。UE305は、UTRAN、e−UTRAN、必要な場合はGSMなどのマルチRAT機能を備えることに留意されたい。S1はeNodeBとMME/SAEゲートウェイ(GW303)との間のインターフェースであり、S1−Cは制御プレーン上のS1インターフェースであり、S1−Uはユーザプレーン上のS1インターフェースである。UE305がeUTRAを利用するeUTRANの中に移動するときにはRAT間ハンドオーバが行われるべきである。これは、当業者には知られているので、さらに詳細に説明する必要はない。図4は、ダウンリンクデータ処理に関するUTRANからeUTRANへのハンドオーバの流れ図を示す。] 図3 図4 [0020] ダウンリンク(ノードBがUEにデータを送信する)データ処理では、図3及び4に示されているように: UEによって確認応答されていないAM RLCPDU及び前にUEに送信されなかったAM/UM/TM RLC PDUは、3GレガシシステムのRNC301にバッファされる。無線リンク制御(RLC)層内のPDUはRLC PDUと呼ばれることは良く知られている。AM、UM、TMは、3種類のRLCモードであり、この場合、AMは確認応答モード、UMは非確認応答モード、TMは透過モードである。RLC PDUは、シーケンス番号、可能な場合はパディング、暗号化情報、及び3Gパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)処理情報を含んでよく、この場合、PDCPは、上位層のプロトコル特性を下にある無線インターフェースプロトコルの特性上にマッピングするためにUMTS3Gネットワークにおいて使用され、上位層のプロトコルにプロトコルの透過性を提供する。PDCPはまた、プロトコル制御情報圧縮を提供する。] 図3 [0021] e−NodeB304は、ハンドオーバ確認(HOcfm)メッセージをインターフェースS1−C(S1−制御プレーン)を介してMME/SAEGW303に送信し、MME/SAE GW303は、次いで、HOcfmをインターフェースS3を介してSGSN302に転送し、SGSN302はHOcfmをIu−C(Iu−制御プレーン)を介して3G RNC301に転送し、ハンドオーバ確認の経路は図3内の矢印付きの破線によって示されており、この手順は図4のステップ401に示されている。ハンドオーバ確認に応答して、RNC301内の処理手段311は、ステップ402において、バッファされているRLCPDUを処理する。例えば、手段311は、これらのRLC PDUがステータスレポート及び他の情報に基づいて元のIPパケットに戻されることが可能であるように、PDUのシーケンス番号を抽出し、PDUがパディングを有する場合はPDUのパディングをキャンセルし、PDUが暗号化されている場合はPDUを復号し、PDUが圧縮されている場合はPDUを解凍する。その後、RNC301は、それらのIPパケットをインターフェースIu−Uを介してSGSN302に転送し、これらのIPパケットが転送IPパケットであることを示し、SGSN302はステップ403においてこれらのIPパケットをS4インターフェースを介してLTEシステムのMME/SAE GW303に転送し、IPパケット転送の経路は図3内の矢印付きの実線によって例示されている。次いでステップ404において、LTEシステム即ちe−UMTS内の再送信手段313は、データロスを回避するために、UMTSシステム即ちレガシ3Gから受信された全てのIPパケットを再送信する。UE側においては、UEは、データロスを回避するために、受信されたRLCサービスデータユニット(RLCSDU)を上位層に配送する。] 図3 図4 [0022] アップリンク(UEがノードBにデータを送信する)データ処理では: RNC301は、データロスを回避するために、受信されたRLCSDUを上位層に配送する。UE側においては、UEは、ソース3G RNCによって確認応答されていない全てのバッファされているAM RLCPDUを処理してIPパケットに変えるべきである。さらに、UEは、前に送信されなかった全てのバッファされているAM/UM/TM RLC PDUを処理してそれらをIPパケットに変えるべきである。UMTSシステム即ちLTEシステムに切り替えた後に、UEは、データロスを回避するために、LTEシステム内の全てのバッファされているIPパケットを再送信する。] [0023] 上記説明によれば、ダウンリンクデータ処理では、PDUはUMTSシステムにバッファされているので、処理ステップ及び転送ステップはレガシ3G(UMTS)システムにおいて行われ、再送信ステップはターゲットシステム即ちe−UMTSシステムによって実行されることが分かる。アップリンクデータ処理では、PDUはユーザ装置にバッファされているので、転送ステップは必要がない。UEは、HOcfmに応答して、バッファされているPDUを処理してIPパケットにし、e−UMTSシステムに切り替えられた後に、処理されたIPパケットをUE自体で再送信する。] [0024] 次に、本発明の他の実施形態が図5及び図6を参照しながら説明される。] 図5 図6 [0025] 図5及び図6はそれぞれ、LTEシステムからレガシ3GシステムへのRAT間ハンドオーバの場合の本発明のIP転送に基づくRAT間ハンドオーバのためのアーキテクチャの概略図及び方法の流れ図を示す。図5では、矢印付きの破線は制御情報即ちこの場合はハンドオーバ確認の経路であり、矢印付きの実線はユーザプレーンデータ即ち処理されたIPパケットの経路である。] 図5 図6 [0026] この場合には、RNC301によって送信されたHOcfmメッセージは、SGSN302、MME、SAEGW303を通り、eNodeBに到達する。HOcfmはIu−C、S3及びS1−Cのインターフェースを通り、これは図5から明瞭に分かる。] 図5 [0027] ダウンリンクデータ処理では、主なステップが図6に例示されている。] 図6 [0028] 現在まで、データペイロードがLTEシステムにどのようにバッファされるかは依然として未解決なため。バッファされているデータは、IPパケットでも非IPパケットでもよい。従って、処理手順はIPパケット及び非IPパケットごとに異なる。バッファされているデータペイロードがIPパケット形式であってLTE(e−UMTS)システムにある場合は、バッファされているデータをIPパケットに変える手順は必要がない。これらのIPパケットは、現在のステータスレポート、HARQフィードバック及び他の情報に基づいてUEによって確認応答されていないIPパケット、及び前にUEに送信されなかったIPパケットを含む。eNodeBは、ステップ603に示されているようにこれらのIPパケットをS1−Uを経由しMME/SAEGW303を介してターゲットシステムに転送する。現在のステータスレポート、HARQフィードバック及び他の情報に基づいてUEによって確認応答されていないデータペイロード、並びに/或いは前にUEに送信されなかったデータペイロードなどのデータペイロードがLTEシステムに非IPパケット形式でバッファされている場合は、e−NodeB304は、最初に、図6内のステップ602に示されているように、バッファされているデータペイロードをIPパケット形式に変える。例えば、eNodeB304内の手段311は、これらの非IPパケットが元のIPパケットに戻されることが可能であるように、PDUのシーケンス番号を抽出し、PDUがパディングを有する場合はPDUのパディングをキャンセルし、PDUが暗号化されている場合はPDUを復号し、PDUが圧縮されている場合はPDUを解凍する。その後、eNodeB304は次いでそれらのIPパケットをMME/SAE GW303を介してターゲットシステムに転送し、これはステップ603に示されている。ターゲットシステム即ちUMTSシステムは、ステップ604において、データロスを回避するためにe−UMTSシステムから受信された全てのIPパケットを再送信し、これはRNC301内に配置されている再送信手段313によって実行されることが可能であるはずである。UEは、受信されたRLCSDUを上位層に配送し、RLC SDUに再アセンブルされることが不可能な全ての受信されたRLC PDUを廃棄する。] 図6 [0029] アップリンクデータ処理では: eNodeB304は全ての受信されたIPパケットをLTEユーザプレーンエンティティに配送する。一方、RLCSDUに再アセンブルされることが不可能なRLCPDUは廃棄される。] [0030] UE側では: データペイロードがIPパケット形式でバッファされている場合は、バッファされているデータをIPパケットに変える手順は必要がない。UEはIPパケットを直接ターゲットシステムに転送する。切り替え後に、UEはそれらを再送信するべきである。そうでなければ、データペイロードが他の形式でバッファされている場合は、UEは、前述のステップのように、依然としてバッファされているデータペイロードをIPパケット形式に変えるべきであり、次いで、切り替え後に、処理されたIPパケットをターゲットシステム(UMTSシステム)にUE自体で再送信する。] [0031] IPパケット転送に基づくレガシ3GシステムとLTEシステムとの間のRAT間ハンドオーバ機構が2つのシナリオに関連して説明されてきた。IP転送に基づくこのRAT間ハンドオーバ機構では、ソースシステムにおけるパケット障害はターゲットシステムに再送信されることが可能であり、これはデータロスを最小化することになり、UEの経験を改善するのに役立つ。ソースシステムにおいて確認応答されていないパケットのみがターゲットシステムに再送信され、従って、Uuインターフェースにおける重複送信が最小化され、これはターゲットシステムにおける無線リソースの浪費を回避するのに寄与する。さらに、この転送は、ROCHプロセスの前にバッファされているIPパケットに基づいている。従ってROCHコンテキストはターゲットシステムに転送される必要がなく、従って状態転送は必要がない。] [0032] 図7は、本発明による通信システムにおいて使用される処理手段の一実施形態を例示する。図から分かるように、処理手段311は、入力モジュール、処理モジュール及び出力モジュールを含む。入力モジュールの役割はソースネットワークにバッファされているPDU及びターゲットネットワークによって送信されたHOcfmを受信することである。HOcfmの受信に応答して、処理モジュールはバッファされているPDUをIPパケットに変える。前述のように、この手順は、PDUの特定の構造に応じて、PDUのシーケンス番号を抽出するステップ、PDUがパディングを有する場合はPDUのパディングをキャンセルするステップ、PDUが暗号化されている場合はPDUを復号するステップ、PDUが圧縮されている場合はPDUを解凍するステップを備える。出力モジュールは、処理されたIPパケットを転送手段に配送する。出力モジュールは転送手段と結合されることが可能であるはずであることは当業者には明らかである。] 図7 [0033] 図8はユーザ装置305の一実施形態を例示する。UE305は、レガシ3GシステムにおけるUTRA、LTEシステムにおけるe−UTRA、及び必要がある場合は他の無線アクセス技術など、マルチRAT機能を備える。さらに、UE305は、バッファされているPDUを処理してIPパケットにするための手段311を備える。処理手段311は、ハンドオーバ確認メッセージ(HOcfm)及びバッファされているPDUを受信するための入力モジュール、バッファされているPDUをIPパケットに変えるための処理モジュール、並びに処理されたIPパケットを再送信手段313に出力するための出力モジュールをさらに備える。手段313の主な機能は、ソースネットワークからターゲットネットワークに切り替えられるときに、処理されたIPパケットをターゲットシステムに再送信することである。] 図8 [0034] IP転送に基づくRAT間ハンドオーバを可能にするための方法、ユーザ装置、及び通信システムの例示的実施形態が上記で詳細に説明されているが、上記の諸実施形態は網羅的ではなく、当業者は本発明の趣旨及び範囲内で多くの変更及び修正を行うことができる。従って、本発明はそれらの実施形態に限定されず、本発明の範囲は添付の特許請求の範囲によってのみ定義される。]
权利要求:
請求項1 第1の無線アクセス技術を利用する第1のネットワーク及び第2の無線アクセス技術を利用する第2のネットワークを備える通信システムにおける無線アクセス技術間ハンドオーバを可能にするための方法であって、ユーザ装置が前記第1のネットワークから前記第2のネットワークの中に移動してハンドオーバが行われるべきときに、前記第2のネットワークによって送信されたハンドオーバ確認(HOcfm)に応答して、非IPパケット形式であって前記第1のネットワーク又は前記ユーザ装置にバッファされているプロトコルデータ単位(PDU)を処理してIPパケットにするステップ、前記PDUが前記第1のネットワークにバッファされている場合は、前記処理されたIPパケットを前記第1のネットワークから前記第2のネットワークに転送するステップ、及び前記ユーザ装置が前記第2のネットワークに切り替えられた後に、前記処理されたIPパケットを再送信するステップを備える方法。 請求項2 請求項1記載の方法において、前記PDUが前記第1のネットワークにバッファされている場合は、前記処理するステップ及び前記転送するステップが前記第1のネットワークによって実施され、前記再送信するステップが前記第2のネットワークによって実施される、方法。 請求項3 請求項1記載の方法において、前記PDUが前記ユーザ装置にバッファされている場合は、前記処理するステップ及び前記再送信するステップが前記ユーザ装置によって実施される、方法。 請求項4 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の方法において、前記処理するステップが、前記PDUの前記シーケンス番号を抽出するステップ、前記PDUがパディングを有する場合は前記PDUのパディングをキャンセルするステップ、前記PDUが暗号化されている場合は前記PDUを復号するステップ、及び前記PDUが圧縮されている場合は前記PDUを解凍するステップを備える方法。 請求項5 請求項1記載の方法において、前記第1の無線アクセス技術及び前記第2の無線アクセス技術の一方がUMTS地上無線アクセス技術(UTRA)であり、他方が進化UMTS地上無線アクセス技術(eUTRA)である、方法。 請求項6 第1の無線アクセス技術を利用する第1のネットワークと通信するように、又は第2の無線アクセス技術を利用する第2のネットワークと通信するように適応されるユーザ装置であって、前記ユーザ装置が前記第1のネットワークから前記第2のネットワークの中に移動してハンドオーバが行われるべきときに、前記第2のネットワークによって送信されたハンドオーバ確認(HOcfm)に応答して、非IPパケット形式であって前記ユーザ装置にバッファされているプロトコルデータ単位(PDU)を処理してIPパケットにするための処理手段、及び前記ユーザ装置が前記第2のネットワークに切り替えられた後に、前記処理されたIPパケットを再送信するための再送信手段を備えたユーザ装置。 請求項7 請求項6記載のユーザ装置において、前記処理手段が、ハンドオーバ確認メッセージ(HOcfm)及び前記バッファされているPDUを受信するための入力モジュール、前記バッファされているPDUをIPパケットに変えるための処理モジュール、並びに前記処理されたIPパケットを前記再送信手段に出力するための出力モジュールをさらに備えるユーザ装置。 請求項8 請求項7記載のユーザ装置において、前記処理モジュールが、前記PDUの前記シーケンス番号を抽出し、前記PDUがパディングを有する場合は前記PDUのパディングをキャンセルし、前記PDUが暗号化されている場合は前記PDUを復号し、前記PDUが圧縮されている場合は前記PDUを解凍するように適応されたユーザ装置。 請求項9 請求項6記載のユーザ装置において、前記第1の無線アクセス技術及び前記第2の無線アクセス技術の一方がUMTS地上無線アクセス技術(UTRA)であり、他方が進化UMTS地上無線アクセス技術(eUTRA)であるユーザ装置。 請求項10 第1の無線アクセス技術を利用する第1のネットワーク及び第2の無線アクセス技術を利用する第2のネットワークを備える通信システムであって、ユーザ装置が前記第1のネットワークから前記第2のネットワークの中に移動してハンドオーバが行われるべきときに、前記第1のネットワークは、前記第2のネットワークによって送信されたハンドオーバ確認(HOcfm)に応答して、非IPパケット形式であって前記第1のネットワークにバッファされているプロトコルデータ単位(PDU)を処理してIPパケットにする処理手段、及び前記処理されたIPパケットを前記第1のネットワークから前記第2のネットワークに転送するための転送手段を備えること、及び前記第2のネットワークは、前記ユーザ装置が前記第2のネットワークに切り替えられた後に、前記処理されたIPパケットを再送信するための再送信手段を備えることを特徴とする通信システム。 請求項11 請求項10記載の通信システムにおいて、前記処理手段が、ハンドオーバ確認メッセージ(HOcfm)及びバッファされているPDUを受信するための入力モジュール、前記バッファされているPDUをIPパケットに変えるための処理モジュール、及び前記処理されたIPパケットを前記転送手段に出力するための出力モジュールをさらに備える通信システム。 請求項12 請求項11記載の通信システムにおいて、前記処理モジュールが、前記PDUの前記シーケンス番号を抽出し、前記PDUがパディングを有する場合は前記PDUの前記パディングをキャンセルし、前記PDUが暗号化されている場合は前記PDUを復号し、前記PDUが圧縮されている場合は前記PDUを解凍するように適応された通信システム。 請求項13 請求項10記載の通信システムにおいて、前記第1の無線アクセス技術及び前記第2の無線アクセス技術の一方がUMTS地上無線アクセス技術(UTRA)であり、他方が進化UMTS地上無線アクセス技術(eUTRA)である通信システム。
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引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
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