![]() Cqiモード選択のためのhs−scch命令
专利摘要:
ネットワークノード(28)が、無線インタフェース(32)を通じて無線端末(30)と通信する。ネットワークノード(28)も無線端末(30)も、マルチ入力マルチ出力(MIMO)能力を有する。ネットワークノード(28)から無線端末(30)への高速ダウンリンク共用チャネルの制御シグナリングに含めるMIMO関連命令(90)が生成される。MIMO関連命令(90)は、無線端末(30)のMIMO能力に照らして、無線端末(30)と基地局(28)との間のチャネル品質表示(CQI)通信を変更するように構成される。方法は、命令に従って、無線端末(30)から基地局(28)へのチャネル品質表示(CQI)レポート(92)の提供をさらに備える。 公开号:JP2011512719A 申请号:JP2010544272 申请日:2009-01-23 公开日:2011-04-21 发明作者:ボー イェランソン,;ディルク ゲルステンベルガー,;ヨハン ベルグマン, 申请人:テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル); IPC主号:H04W24-10
专利说明:
[0001] 本発明は、電気通信に関し、特に、無線端末が単一アンテナモードで動作すべきか、それとも複数アンテナ(例えば、多入力多出力(MIMO))モードで動作すべきかにかかわる無線通信に関するものである。] 背景技術 [0002] 典型的なセルラ無線システムでは、無線端末(移動機および/またはユーザ装置ユニット(UE)としても知られている)が、無線アクセスネットワーク(RAN)を介して1つ以上のコアネットワークと通信する。無線端末は、移動電話機(「セルラ」電話機)および無線能力を有するラップトップコンピュータ(例えば、移動端末)などの、移動機またはユーザ装置ユニット(UE)でもよく、それ故、例えばポータブル、ポケット、ハンドヘルド、コンピュータ内蔵、または車載の、無線アクセスネットワークと音声および/またはデータを通信する移動デバイスでもよい。] [0003] 無線アクセスネットワーク(RAN)は、セルエリアに分割された地理的エリアをカバーし、各セルエリアは、例えば無線基地局(RBS)などの基地局からサービスを提供されている。基地局は、ネットワークによっては、「ノードB」または「Bノード」とも呼ばれる。セルは、基地局サイトの無線基地局装置が無線カバレッジを提供する地理的エリアである。各セルは、セルの中でブロードキャストされる、ローカル無線エリア内のアイデンティティで識別される。基地局は、基地局の範囲内のユーザ装置ユニット(UE)と、無線周波数で動作するエアインタフェースを通じて通信する。] [0004] 無線アクセスネットワークの一部のモデル(version)では、通常いくつかの基地局が、無線ネットワーク制御装置(RNC)に(例えば、地上通信線またはマイクロ波で)接続されている。無線ネットワーク制御装置は、ときには基地局制御装置(BSC)とも呼ばれ、それに接続された複数の基地局の種々の動作を管理調整する。無線ネットワーク制御装置は、通常1つ以上のコアネットワークに接続されている。] [0005] UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)は、GSM(Global System for Mobile Communications)から進化した第3世代移動通信システムであり、広帯域符号分割多元接続(WCDMA)技術に基づく、改善した移動通信サービスを提供することを意図している。UTRANは、UMTS地上無線アクセスネットワーク(UMTS Terrestrial Radio Access Network)の短縮形であり、UMTS無線アクセスネットワークを構成するノードBおよび無線ネットワーク制御装置の総称である。それ故、UTRANは、本質的に、ユーザ装置ユニット(UE)に対して広帯域符号分割多元接続を使用する無線アクセスネットワークである。] [0006] 第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)として知られるフォーラムにおいて、通信サプライヤが、第3世代ネットワーク、特にUTRANに関する標準を提案かつ合意し、データレートおよび無線容量の向上に向けて研究している。第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)は、UTRANおよびGSMベースの無線アクセスネットワーク技術のさらなる進化に取り組んでいる。フォーラムの作業の一成果は、ダウンリンク用の高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)であり、3GPPのWCDMA仕様リリース5で採用されている。高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)に続いて、3GPPのWCDMA仕様リリース6において、アップリンクに拡張個別チャネル(E−DCH)を有する高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)が採用された。] [0007] 高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)では、例えば無線リソース調整管理業務の一部を無線ネットワーク制御装置(RNC)から基地局(RBS)に移行することによって、より速いデータ速度を達成している。それらの業務には、共用チャネル送信、高次変調、リンクアダプテーション、無線チャネル依存スケジューリング、およびソフト合成ハイブリッドARQの1つ以上を含む。] [0008] 移行した業務の1番目、すなわち共用チャネル送信に合わせて、HSDPAは、エアインタフェースを通じた移動端末への多重時間間隔(送信時間間隔(TTI)と呼ばれる)での高速ダウンリンク共用チャネル(HS−DSCH)送信のために、ユーザ情報を多重化する。HS−DSCH送信を可能にするために、HSDPAとともに3つの新しい物理チャネルが採用された。これら3つの中の高速共用制御チャネル(HS−SCCH)は、HSDPAデータが移動デバイスにいつスケジュールされているか、それをどのように受信し、どのように復号したらよいかを(例えば、HS−SCCHは、無線端末が正しい時間に正しいコードを使用してHS−DSCHをリッスンするのを可能にするタイミングおよびコーディング情報を提供する)、移動デバイスに通知するダウンリンク制御チャネルである。高速個別物理制御チャネル(HS−DPCCH)は、移動デバイスがダウンリンクチャネル品質報告および再送信要求のために使用するアップリンク制御チャネルである。高速物理ダウンリンク共用チャネル(HS−PDSCH)は、HS−DSCHユーザデータを伝えるダウンリンク物理チャネルである。各送信に対して、いくつかのHS−PDSCHが移動デバイスに割り当てられる。各HS−PDSCHは、異なる直交可変拡散ファクタ(OVSF)チャネル化コードを有する。] [0009] 多入力多出力(MIMO)伝送スキームが、スペクトラム効率を向上するために利用されてもよい。MIMOスキームでは、送信部も受信部も複数のアンテナを装備しており、複数の変調および事前符号化信号を同じ「タイム・コードリソース」で伝送し得ると想定している。] [0010] 進化型HSPA(HSPAエボリューションとしても知られている)は、3GPPリリース7に規定された無線ブロードバンド規格である。HSPA+は、MIMO技術および高次変調を用いて、ダウンリンクで最高28Mbit/sおよびアップリンクで最高11Mbit/sまでのHSPAデータレートを提供する。HSPA+は、ノードBの2つの送信アンテナから無線端末の2つの受信アンテナへの直交(パラレル)データストリームの送信に使用する2×2ダウンリンクMIMOをサポートする。受信部および送信部において2つのアンテナならびに追加の信号処理を使用して、MIMOは、追加のノードB電力または帯域幅を使用することなしに、システム容量を増加し、ユーザデータレートを2倍にし得る。] [0011] 前述のことが明らかにする事実は、無線端末によっては、MIMOモード(例えば基地局からの2つ以上のストリーム/チャネルの伝送などがかかわる)でも、非MIMOモード(基地局からの1つのストリーム/チャネルの伝送がかかわる)でも動作し得ることである。] [0012] 高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)におけるMIMOモード動作の1つの欠点は、関連する制御シグナリングに持ち込まれる余分のオーバヘッドである。例えば、MIMOダウンリンク(DL)制御チャネルすなわち高速共用制御チャネル(HS−SCCH)は、非MIMOのHS−SCCHより2デシベル(2dB)大きい送信電力を必要とすることがある。余分の2デシベル程度の電力の要求は、MIMOモードのユーザにより多くの情報が送信される必要があることから、例えば最大2トランスポートブロックまでのプリコーダ重みおよび変調情報が伝達されなければならないなどから生じる。同様にMIMOモードでは、MIMOユーザに対するアップリンク(UL)オーバヘッドが増加する。2つのストリームに対するチャネル品質インジケータ(CQI)およびハイブリッド自動再送要求(HARQ)のACK/NACK情報が、基地局にフィードバックされなければならないからである。] [0013] 上述のような理由から、二重ストリーム伝送(例えば、無線端末による複数のアンテナの使用)の実現性または必要性が十分に高いときだけ、無線端末をMIMOモードで動作させるのが望ましい。例えば無線端末が、しばらくの間1つのストリームだけをサポートし得ると報告した場合、MIMO伝送に必要なオーバヘッドに見合う性能向上効果を生じないので、そのように報告した無線端末に対してMIMOモード伝送を止めるのが望ましい。他方、非MIMOモードで動作しているMIMO対応無線端末に関しては、状態がMIMO伝送に有利である場合に、現在のところ、その無線端末をMIMOモードに切り替える良いやり方がない。] [0014] 無線ネットワーク制御装置(RNC)が、無線端末をMIMOモードと非MIMOモードとの間で切り替える決定をする。無線端末が動作すべきモードが高位レイヤを通じて無線端末に送信され、その結果、モード切り替えが非常にゆっくり行われる。残念なことに、従来の実践では、無線ネットワーク制御装置(RNC)は、各端末がどんな品質に遭遇しているかを知らない。] [0015] 無線端末は、種々の測定を行い、特定のチャネル品質インジケータ(CQI)レポートを基地局に報告する。無線端末から基地局が受信したチャネル品質インジケータ(CQI)レポートは、基地局スケジューラが使用して、無線端末への現在の送信を実際のチャネル状態に適合させてもよい。参照によって本願明細書に引用したものとするWCDMA仕様の現行バージョン(リリース7)では、異なる動作モードをサポートするために、いくつかの異なるバージョンのCQIが存在する。例えば、「通常」のCQIが、多入力多出力(MIMO)モードに設定されていない無線端末に対して使用されるのに対して、タイプAまたはタイプBのCQIレポートが、MIMOモードで動作しているMIMO対応UE端末、すなわち複数のアンテナを使用して複数の伝送ストリームを受信できるUE端末に対して使用される。] [0016] 通常のCQIは、5ビットから成り、無線端末における10%ブロック誤り率(BLER)に相当する受信信号対雑音比(SNR)を表示する役割をする。MIMO対応無線端末に関しては、タイプAおよびタイプBのCQIは、量子化信号対雑音比(SNR)値に加えて、好ましいプリコーダ重みも含む。MIMO対応無線端末がMIMOモードに設定されていないときは、通常のCQIレポートが使用される。] [0017] 上述のように、状態がMIMO伝送に有利である場合に、その時点で非MIMOモードのMIMO対応無線端末をMIMOモードに切り替える良いやり方が現在のところない。1つのやり方は、その無線端末の非MIMO CQIをモニタし、十分に高いSNRが報告されたとき、その無線端末でMIMOモードを開始させることかもしれない。しかし、このやり方の問題は、通常のCQIがアンテナ関連の情報を少しも持たないことである。その結果として、CQIで報告されたSNRが高かったとしても、2つのチャネルに十分な相関がある場合、MIMO伝送には適切でないであろう。] 発明が解決しようとする課題 [0018] その態様の中の一態様に基づく本明細書に開示の技術は、無線インタフェースを通じて無線端末と通信する基地局を備える通信ネットワークで用いる方法に関する。基地局も無線端末も、多入力多出力(MIMO)能力を有する。方法は、基地局から無線端末への高速ダウンリンク共用チャネルの制御シグナリングに含めるMIMO関連命令を生成する工程を備え、MIMO関連命令は、無線端末のMIMO能力に照らして、無線端末と基地局との間のチャネル品質表示(CQI)通信を変更するように構成される。方法は、命令に従って、無線端末から基地局へチャネル品質表示(CQI)レポートを提供する工程をさらに備える。] [0019] いくつかの実施形態例では、方法は、そのMIMO関連命令を、無線端末がMIMOモードで動作していないとき、無線端末にMIMOチャネル品質表示(CQI)の提供を要求するように構成する工程をさらに備える。命令に応えて、無線端末は、自端末がMIMOモードで動作していないとき、MIMOチャネル品質表示(CQI)を提供する。] [0020] 一実施形態例では、方法は、そのMIMO関連命令を、無線端末がMIMOモードで動作していないとき、無線端末にMIMOタイプAまたはMIMOタイプBのチャネル品質表示(CQI)の提供を要求するように構成する工程をさらに備える。命令に応えて、無線端末は、自端末がMIMOモードで動作していないとき、MIMOタイプAまたはMIMOタイプBのチャネル品質表示(CQI)を提供する。] [0021] 一実施形態例では、方法は、そのMIMO関連命令を、無線端末がMIMOモードで動作していないとき、無線端末に単一のMIMOチャネル品質表示(CQI)の提供を要求するように構成する工程をさらに備える。命令に応えて、無線端末は、自端末がMIMOモードで動作していないとき、単一のMIMOチャネル品質表示(CQI)を提供する。] [0022] 一実施形態例では、方法は、そのMIMO関連命令を、無線端末がMIMOモードで動作していないとき、以前無線端末がMIMOモードで動作していたときに提供したのと同じパターンのMIMOタイプAとMIMOタイプBのチャネル品質表示(CQI)の提供を無線端末に要求するように構成する工程をさらに備える。命令に応えて、無線端末は、以前自端末がMIMOモードで動作していたときに提供したのと同じパターンのMIMOタイプAとMIMOタイプBのチャネル品質表示(CQI)を提供する。] [0023] 一実施形態例では、方法は、そのMIMO関連命令を、無線端末がMIMOモードで動作していないとき、あるパターンのMIMOタイプAとMIMOタイプBのチャネル品質表示(CQI)を指示するように構成する工程を備える。それに応えて、無線端末は、命令に従って自端末から移動機へ、そのパターンのMIMOタイプAとMIMOタイプBのチャネル品質表示(CQI)を提供する。] [0024] 一実施例では、指示されたパターンのMIMOタイプAとMIMOタイプBのチャネル品質表示(CQI)が、以前無線端末がMIMOモードで動作していたときに提供した前のパターンのMIMOタイプAとMIMOタイプBのチャネル品質表示(CQI)とは異なる。] [0025] 一実施形態例では、方法は、そのMIMO関連命令を、無線端末がMIMOモードで動作していないとき、無線端末に非MIMOチャネル品質表示(CQI)のMIMOチャネル品質表示(CQI)での置換を要求するように構成する工程をさらに備える。命令に従って、無線端末は、自端末がMIMOモードで動作していないとき、非MIMOチャネル品質表示(CQI)をMIMOチャネル品質表示(CQI)で置換する。] [0026] 別の実施形態例では、方法は、そのMIMO関連命令で、無線端末がMIMOチャネル品質表示(CQI)を測定するときに使用すべき測定電力オフセット値を指定する工程をさらに備える。方法は、命令に従って、その測定電力オフセット値を使用してMIMOチャネル品質表示(CQI)を測定し、それを無線端末から送信する工程をさらに備える。] [0027] その態様の中の別の態様では、本明細書に開示の技術が、無線インタフェースを通じて多入力多出力(MIMO)能力を有する無線端末と通信する基地局に関する。基地局は、トランシーバ、高速ダウンリンク共用チャネル制御装置、および制御信号生成部を備える。トランシーバは、無線インタフェースを通じて無線端末に、必要に応じてMIMO伝送または非MIMO伝送を提供するように構成される。高速ダウンリンク共用チャネル制御装置は、高速ダウンリンク共用チャネルの無線インタフェースを通じたユーザデータおよび制御シグナリングの送信をスケジュールするように構成される。制御信号生成部は、高速ダウンリンク共用チャネルの制御シグナリングに含めるMIMO関連命令を生成するように構成される。MIMO関連命令は、無線端末のMIMO能力に照らして、無線端末と基地局との間のチャネル品質表示(CQI)通信を変更するように構成される。] [0028] 基地局のいくつかの実施形態例では、MIMO関連命令は、無線端末がMIMOモードで動作していないとき、無線端末にMIMOチャネル品質表示(CQI)の提供を要求するように構成される。] [0029] 一実施形態例では、基地局がアップリンク信号プロセッサをさらに備え、このプロセッサは、MIMO関連命令に対する確認応答受信後、受信したチャネル品質表示(CQI)がMIMOチャネル品質表示(CQI)であるか否かを判定する必要なしに、無線端末から受信したチャネル品質表示(CQI)をMIMOチャネル品質表示(CQI)として自動的に処理する。] [0030] 一実施形態例では、MIMO関連命令は、無線端末がMIMOモードで動作していないとき、無線端末にMIMOタイプAまたはMIMOタイプBのチャネル品質表示(CQI)の提供を要求するように、制御信号生成部によって構成される。] [0031] 一実施形態例では、MIMO関連命令は、無線端末がMIMOモードで動作していないとき、無線端末に単一のMIMOチャネル品質表示(CQI)の提供を要求するように、制御信号生成部によって構成される。] [0032] 一実施形態例では、MIMO関連命令は、無線端末がMIMOモードで動作していないとき、無線端末に以前無線端末がMIMOモードで動作していたときに提供したのと同じパターンのMIMOタイプAとMIMOタイプBのチャネル品質表示(CQI)の提供を要求するように、制御信号生成部によって構成される。] [0033] 一実施形態例では、MIMO関連命令は、無線端末がMIMOモードで動作していないとき、あるパターンのMIMOタイプAとMIMOタイプBのチャネル品質表示(CQI)を指示するように、制御信号生成部によって構成される。一実施形態例では、指示されたパターンのMIMOタイプAとMIMOタイプBのチャネル品質表示(CQI)は、以前無線端末がMIMOモードで動作していたときに提供した前のパターンのMIMOタイプAとMIMOタイプBのチャネル品質表示(CQI)とは異なる。] [0034] 一実施形態例では、MIMO関連命令は、無線端末がMIMOモードで動作していないとき、無線端末に非MIMOチャネル品質表示(CQI)のMIMOチャネル品質表示(CQI)での置換を要求するように、制御信号生成部によって構成される。] [0035] 一実施形態例では、MIMO関連命令は、無線端末がMIMOチャネル品質表示(CQI)を測定するときに使用すべき測定電力オフセット値を指定するように、制御信号生成部によって構成される。] [0036] 一実施形態例では、方法は、無線端末が基地局にMIMO関連命令の確認応答を送信する工程をさらに備える。その後、基地局は、受信したチャネル品質表示(CQI)がMIMOチャネル品質表示(CQI)であるか否かを判定する必要なしに、無線端末から受信したチャネル品質表示(CQI)をMIMOチャネル品質表示(CQI)として自動的に処理する。] [0037] その態様の中の別の態様では、本明細書で開示される技術が、無線インタフェースを通じて基地局と通信する無線端末に関する。無線端末は、トランシーバ、高速ダウンリンク共用チャネル制御装置、およびチャネル品質表示(CQI)報告部を備える。トランシーバは、無線インタフェースを通じた基地局へのMIMO伝送かまたは非MIMO伝送を必要に応じて提供するように構成される。高速ダウンリンク共用チャネル制御装置は、高速ダウンリンク共用チャネルの制御シグナリングに含まれるMIMO関連命令を、無線端末のMIMO能力に照らして、無線端末と基地局との間のチャネル品質表示(CQI)通信の変更を要求していると解釈するように構成される。チャネル品質表示(CQI)報告部は、MIMO関連命令に従って、MIMOチャネル品質表示(CQI)を報告するように構成される。] [0038] いくつかの実施形態例では、無線端末の高速ダウンリンク共用チャネル制御装置は、MIMO関連命令を、無線端末がMIMOモードで動作していないとき、無線端末にMIMOチャネル品質表示(CQI)の提供を要求していると解釈するように構成される。チャネル品質表示(CQI)報告部は、それに応じて、無線端末がMIMOモードで動作していないとき、MIMOチャネル品質表示(CQI)を提供するように構成される。] [0039] 一実施例では、無線端末の高速ダウンリンク共用チャネル制御装置は、無線端末でのMIMO関連命令の受信時に、基地局が受信するチャネル品質表示(CQI)がMIMOチャネル品質表示(CQI)であるか否かを判定する必要なしに、無線端末から受信したチャネル品質表示(CQI)をMIMOチャネル品質表示(CQI)として自動的に処理可能にするように構成された肯定応答信号を基地局に提供するようにさらに構成される。] [0040] 一実施形態例では、無線端末の高速ダウンリンク共用チャネル制御装置は、MIMO関連命令を、無線端末がMIMOモードで動作していないとき、無線端末に単一のMIMOチャネル品質表示(CQI)の提供を要求していると解釈するように構成される。チャネル品質表示(CQI)報告部は、それに応じて、無線端末がMIMOモードで動作していないとき、単一のMIMOチャネル品質表示(CQI)を提供するように構成される。] [0041] 一実施形態例では、無線端末の高速ダウンリンク共用チャネル制御装置は、MIMO関連命令を、無線端末がMIMOモードで動作していないとき、無線端末に以前無線端末がMIMOモードで動作していたときに提供したのと同じパターンのMIMOタイプAとMIMOタイプBのチャネル品質表示(CQI)の提供を要求していると解釈するように構成される。チャネル品質表示(CQI)報告部は、それに応じて、無線端末がMIMOモードで動作していないとき、同じパターンのMIMOタイプAとMIMOタイプBのチャネル品質表示(CQI)を提供するように構成される。] [0042] 一実施形態例では、無線端末の高速ダウンリンク共用チャネル制御装置は、MIMO関連命令を、無線端末がMIMOモードで動作していないとき、無線端末に指示されたパターンのMIMOタイプAとMIMOタイプBのチャネル品質表示(CQI)の提供を要求していると解釈するように構成される。チャネル品質表示(CQI)報告部は、それに応じて、無線端末がMIMOモードで動作していないとき、指示されたパターンのMIMOタイプAとMIMOタイプBのチャネル品質表示(CQI)を提供するように構成される。] [0043] 一実施例では、指示されたパターンのMIMOタイプAとMIMOタイプBのチャネル品質表示(CQI)は、以前無線端末がMIMOモードで動作していたときに提供した前のパターンのMIMOタイプAとMIMOタイプBのチャネル品質表示(CQI)とは異なる。] [0044] 一実施形態例では、無線端末の高速ダウンリンク共用チャネル制御装置は、MIMO関連命令を、無線端末がMIMOモードで動作していないとき、無線端末に非MIMOチャネル品質表示(CQI)のMIMOチャネル品質表示(CQI)での置換を要求していると解釈するように構成される。チャネル品質表示(CQI)報告部は、それに応じて、無線端末がMIMOモードで動作していないとき、非MIMOチャネル品質表示(CQI)をMIMOチャネル品質表示(CQI)で置換するように構成される。] [0045] 一実施形態例では、無線端末の高速ダウンリンク共用チャネル制御装置は、MIMO関連命令を、無線端末がMIMOチャネル品質表示(CQI)を測定するときに使用すべき測定電力オフセット値を有すると解釈するように構成される。チャネル品質表示(CQI)報告部は、それに応じて、無線端末がMIMOチャネル品質表示(CQI)を測定するときに使用すべき測定電力オフセット値を使用するように構成される。] [0046] 本明細書に記載の実施形態を含む実施形態は、少なくとも1つの利点として、状態がMIMO伝送に有利である場合、現在非MIMOモードのMIMO対応無線端末をMIMOモードに切り替える決定をするために適切な情報を供給する。] [0047] 前述および他の本発明の目的、特徴および利点は、参照文字が種々の図面のすべてにおいて同じ要素を指す添付の図面に示す、好ましい実施形態についての以下のより詳細な説明から明らかになるであろう。図は、必ずしも一定の率で拡大縮小されておらず、代わりに本発明の原理を明らかにする強調が行われている。] 図面の簡単な説明 [0048] CQI通信を変更するMIMO関連命令生成部を備える一実施形態例の基地局を備える、一例である無線アクセスネットワークの少なくとも一部のブロック図である。 MIMO関連命令がかかわる一般的方法に関連して実行される、基本的または典型的な動作例またはステップ例を示すフローチャートである。 図2の基本的または典型的な動作例またはステップ例を示すブロック図である。 MIMO関連命令が、無線端末がMIMOモードで動作していないとき、無線端末にMIMOチャネル品質表示(CQI)を提供するように要求する種々の実施モードおよび実施形態に関連して実行される、基本的または典型的な動作例またはステップ例を示すフローチャートである。 図4の第1の実施例に関連して実行される基本的または典型的な動作例またはステップ例を示すフローチャートである。 第1の実施例に対する適切な命令の一フォーマット例の図である。 図4の第2の実施例に関連して実行される基本的または典型的な動作例またはステップ例を示すフローチャートである。 第2の実施例に対する適切な命令の一フォーマット例の図である。 図4の第3の実施例に関連して実行される基本的または典型的な動作例またはステップ例を示すフローチャートである。 第3の実施例に対する適切な命令の一フォーマット例の図である。 図4の第4の実施例に関連して実行される基本的または典型的な動作例またはステップ例を示すフローチャートである。 第4の実施例に対する適切な命令の一フォーマット例の図である。 図4の第5の実施例に関連して実行される基本的または典型的な動作例またはステップ例を示すフローチャートである。 第5の実施例に対する適切な命令の一フォーマット例の図である。 図4の第6の実施例に関連して実行される基本的または典型的な動作例またはステップ例を示すフローチャートである。 第6の実施例に対する適切な命令の一フォーマット例の図である。 図4の第7の実施例に関連して実行される基本的または典型的な動作例またはステップ例を示すフローチャートである。 第7の実施例に対する適切な命令の一フォーマット例の図である。 図4の第8の実施例に関連して実行される基本的または典型的な動作例またはステップ例を示すフローチャートである。 第7の実施例に対する適切な命令の一フォーマット例の図である。 図4の第9の実施例に関連して実行される基本的または典型的な動作例またはステップ例を示すフローチャートである。 第8の実施例に対する適切な命令の一フォーマット例の図である。 CQI通信を変更するMIMO関連命令生成部を備える一実施形態例の基地局を備え、命令に対する確認応答が無線端末から提供される、一例である無線アクセスネットワークの少なくとも一部のブロック図である。 図2の基本的または典型的な動作例またはステップ例を、無線端末から基地局に送信される確認応答メッセージによって強化して示すブロック図である。] 図2 図4 実施例 [0049] 本願は、2008年1月24日に出願された「CQIモード選択のためのHS−SCCH命令(HS-SCCH ORDERS FOR CQI MODE SELECTION)」と題する米国仮特許出願第61/023,346号の優先権を主張するとともに、その内容全体を参照によって本願明細書に引用したものとする。] [0050] 以下の記述では、本発明の完全な理解を提供する手段として、限定でなく説明のために、特定のアーキテクチャ、インタフェース、技法等のような具体的な詳細を記載する。しかし、本発明がこれらの具体的な詳細から離れた他の実施形態で実践されてもよいことは、当業者には明らかであろう。すなわち、当業者は、本明細書に明示的に記述も図示もされていないが、本発明の原理を具体化し、その精神および範囲内に含まれる種々のアレンジメントを考案できるであろう。場合によっては、周知のデバイス、回路および方法の詳細記述は、不要な詳細で本発明の記述を不明瞭にしないように省略している。本発明の原理、態様および実施形態、ならびにこれらの具体的な例を挙げる本明細書のすべての記述は、これらの構造上と機能上の両方の均等物を包含することを意図している。さらに、そのような均等物は、現在公知の均等物と、将来開発される均等物すなわち構造にかかわらず同じ機能を実行するあらゆる開発要素との、両方を含むことを意図している。] [0051] 従って、例えば本明細書のブロック図が、本技術の原理を具体化する実例となる回路の概念図を表してもよいことを、当業者は理解するであろう。同様に、フローチャート、状態遷移図、疑似コード、および同種のものが種々のプロセスを表し、これらの種々のプロセスが、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体に実質的に表され、コンピュータまたはプロセッサが明示的に図示されているか否かにかかわらず、そのようなコンピュータまたはプロセッサによって実行されてもよいことも理解されるであろう。] [0052] 「プロセッサ」または「制御装置」と名付けられたかまたは記述された機能ブロックを含む種々の要素の機能は、専用ハードウェアの使用によって、および適切なソフトウェアと連携したソフトウェア実行能力のあるハードウェアの使用によって提供されてもよい。プロセッサによって提供されるとき、機能は、単一の専用プロセッサによって、単一の共用プロセッサによって、または一部が共用もしくは分散されてもよい複数の個別プロセッサによって提供されてもよい。さらに、「プロセッサ」または「制御装置」という用語の明示的使用は、ソフトウェア実行能力のあるハードウェアをもっぱら指すと解釈されるべきでなく、デジタル信号プロセッサ(DSP)ハードウェア、ソフトウェア格納用のリードオンリメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、および不揮発性記憶装置を含んでもよいが、これらに限定されない。] [0053] 図1は、無線アクセスネットワーク(RAN)の少なくとも一部を示し、特に、エアインタフェース32越しに無線端末30と通信する一例であるネットワークノード28を示す。いくつかの実施形態例では、ネットワークノードが基地局であることから、本明細書では基地局28に言及する。基地局は、当技術分野では時には、無線基地局、ノードB、B−node、またはeNodeB(これらのすべては、本明細書では交換可能に使用される)とも呼ばれることも、当業者は理解するであろう。] 図1 [0054] 基地局28と無線端末30との間のエアインタフェース32越しの制御データおよびユーザデータの伝送のために、いくつかの異なるタイプのチャネルが存在してもよい。例えば、順方向または下り方向には、いくつかのタイプのブロードキャストチャネル、1つ以上の制御チャネル、1つ以上の共通トラヒックチャネル(CCH)、1つの共通パイロットチャネル(CPICH)、個別トラヒックチャネル(DPCH)、および高速ダウンリンク共用チャネル(HS−DSCH)がある。ダウンリンク個別物理チャネル(DPCH)は、個別物理データチャネル(DPDCH)も個別物理制御チャネル(DPCCH)も伝える。図1は、単純化した形態で、高速物理ダウンリンク共用チャネル(HS−PDSCH)、高速共用制御チャネル(HS−SCCH)、および高速アップリンク個別物理制御チャネル(HS−DPCCH)を示し、これらのすべては、高速ダウンリンク共用チャネル(HS−DSCH)を構成する。] 図1 [0055] 図1は、基地局28が、他のエンティティおよび機能もあるが、1つ以上のトランシーバ38および高速ダウンリンク共用チャネル制御装置40を備えることも示す。基地局28は、1つ以上の無線端末にエアインタフェース32越しにMIMO伝送ができる。基地局28のMIMO能力に照らして、トランシーバ38は、複数のアンテナ421〜42nに接続されている。] 図1 [0056] 高速ダウンリンク共用チャネル制御装置40は、例えば、ダウンリンクユーザデータハンドラ44、制御信号生成部46、アップリンク信号プロセッサ48、およびMIMO ON/OFFスイッチ49を備える。ダウンリンクユーザデータハンドラ44は、例えばHS−PDSCHなどのダウンリンク共用チャネルでエアインタフェース32を越える伝送のために、ユーザデータを準備およびフォーマットする働きをする。制御信号生成部46は、例えばHS−SCCHなどのチャネルでエアインタフェース32を越えるダウンリンクシグナリングを生成およびフォーマットする。アップリンク信号プロセッサ48は、高速個別物理制御チャネル(HS−DPCCH)などのアップリンクシグナリングチャネルで、エアインタフェース32越しにアップリンクで受信した信号を受理および処理する。MIMO ON/OFFスイッチ49は、HSPDAに関与する各個別の無線端末に関して、MIMOモードから非MIMOモードに切り替えるかどうか、あるいは逆に(例えば、非MIMOモードからMIMOモードに)切り替えるかどうかを決定する。] [0057] 通常は、高速ダウンリンク共用チャネル制御装置40は、無線アクセスネットワーク(RAN)の基地局に配置されるか、または基地局を備える。「ネットワークノード」という用語は、本明細書では高速ダウンリンク共用チャネル制御装置40の機能が別の無線アクセスネットワークノードまたはエンティティに設置されてもよいという範囲で用いられる。] [0058] 当業者が理解するように、特定の「命令」が、ダウンリンクシグナリングチャネル(例えば、HS−SCCH)で無線端末30に伝達または通達される。これまでこのようなHS−SCCH命令は、不連続受信(DRX)の起動または停止、不連続送信(DTX)の起動または停止、HS−SCCH削減動作(HS-SCCH-less operation)の起動を伝達している。例えば、その内容全体を参照によって本願明細書に引用したものとする”3GPP TS 25.212 V8.3.0 (20010-09), 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network; Multiplexing and channel coding (FDD)(Release 8)”(文献1)、特にそのセクション4.6Cを参照されたい。制御信号生成部46は、そのような従来の命令を生成できる。さらに、本明細書に開示の技術に従って、制御信号生成部46は、MIMO関連命令生成部50も備える。本明細書で説明するように、MIMO関連命令生成部50は、MIMO対応端末に対するチャネル品質表示(CQI)の要求/生成に関連する命令をさらに生成し、このようにしてMIMO対応端末とのCQI通信を変更する働きをする。] [0059] 図1に示されている一例である無線端末30は、1つ以上のトランシーバ68および端末高速ダウンリンク共用チャネル制御装置70を備える。図1の無線端末30は、MIMO対応端末であり、このようなことから、トランシーバ68は、複数のアンテナ721〜72jを備えるかまたはそれらに接続されている。] 図1 [0060] 端末高速ダウンリンク共用チャネル制御装置70は、例えば、ダウンリンクユーザデータハンドラ74、ダウンリンク制御信号プロセッサ76、およびアップリンク信号生成部78を備える。ダウンリンクユーザデータハンドラ74は、ダウンリンク共用チャネル(例えば、HS−PDSCH)で基地局28からエアインタフェース32越しに受信したユーザデータを処理およびデフォーマットする働きをする。制御信号プロセッサ76は、ダウンリンクシグナリングチャネル(例えば、HS−SCCH)で基地局28からエアインタフェース32越しに受信した(HS−SCCH命令を含む)ダウンリンクシグナリングを受理、解釈および処理する。アップリンク信号生成部78は、高速個別物理制御チャネル(HS−DPCCH)などのアップリンクシグナリングチャネルで送信用の信号を生成する。このようなアップリンク制御チャネルは、無線端末が、ダウンリンクチャネル品質報告および再送要求のために使用してもよい。この目的のために、アップリンク信号生成部78は、CQI測定報告部80を備えるように図1に示されている。] 図1 [0061] 図2および図3は、本明細書に開示の技術の一般的方法に関連して実行される、基本的または典型的な動作例またはステップ例を示す。基本的方法の動作2−1は、基地局28から無線端末30への高速ダウンリンク共用チャネルの制御信号に含めるMIMO関連命令90(図3参照)を生成する工程を備える。MIMO関連命令90は、例えば図1のMIMO関連命令生成部50によって生成されてもよい。MIMO関連命令90は、好ましくは高速共用制御チャネル(HS−SCCH)に含められる。MIMO関連命令90は、無線端末のMIMO能力に照らして、無線端末と基地局との間のチャネル品質表示(CQI)通信を変更するように構成される。このように、CQI通信を変更するMIMO関連命令90は、(上述のように)信号不連続受信(DRX)の起動または停止、不連続送信(DTX)の起動または停止、ならびにHS−SCCH削減動作の起動を伝える機能として働いている従来のHS−SCCH命令とは異なっている。MIMO関連命令がどのようにチャネル品質表示(CQI)通信を変更するかの種々の実施形態について、以下でさらに説明する。] 図1 図2 図3 [0062] 基本的方法の動作2−2は、命令90に従って、無線端末30から基地局にチャネル品質表示(CQI)レポート92(図3参照)を提供する工程を備える。チャネル品質表示(CQI)レポート92は、例えば図1に示されるCQI測定報告部80によって生成されてもよく、アップリンクシグナリングチャネル例えばHS−DPCCHチャネルに含められてもよい。] 図1 図3 [0063] 動作2−2で生成され提供されたようなチャネル品質表示(CQI)レポート92の受信時、基地局28は、高速ダウンリンク共用チャネル(HS−DSCH)に関して、高速ダウンリンク共用チャネルの送信動作の調整または変更(例えば、電力調節、コードワード割り当て、または他のスケジューリング調節)が必要かどうかを判定してもよい。さらに、チャネル品質表示(CQI)レポートの受信時、基地局28(例えば、MIMO ON/OFFスイッチ49)は、MIMOモードから非MIMOモードへ、またはその逆に変更することが望ましいかどうかを判定してもよい。] [0064] いくつかの例である実施形態および実施モードでは、本明細書に開示の技術が、HS−SCCHで伝達されるMIMO関連命令を、無線端末がMIMOモードで動作していないとき、無線端末にMIMOチャネル品質表示(CQI)の提供を要求するように構成する工程を備える。無線端末30は、無線端末30のMIMO動作を反映する特別のチャネル品質表示(CQI)レポート(例えば、タイプAまたはタイプBのCQIレポート)を通常提供するのに対して、無線端末30が非MIMOモードで動作するとき、普通は通常のCQIレポートだけを提供する。前述のように、「通常」のCQIは、5ビットから成り、無線端末における10%のブロック誤り率(BLER)に相当する受信信号対雑音比(SNR)を表示する役割をする。] [0065] このように、図4は、一例である実施形態および実施モードを示し、それでは動作4−1が、基地局28から無線端末30への高速ダウンリンク共用チャネルの制御シグナリングに含めるMIMO関連命令を生成する工程と、そのMIMO関連命令を、無線端末がMIMOモードで動作していないとき、無線端末にMIMOチャネル品質表示(CQI)の提供を要求するように構成する工程とを備える。図4の動作4−2は、無線端末30が、命令に応えて、自端末がMIMOモードで動作していないとき、MIMOチャネル品質表示(CQI)を提供する工程を備える。] 図4 [0066] (無線端末がMIMOモードで動作していないとき)無線端末に特定のMIMOチャネル品質表示(CQI)を提供するように要求する本明細書に記載の動作は、無線端末がMIMOモードで動作していないとき、無線端末に非MIMOチャネル品質表示(CQI)をMIMOチャネル品質表示(CQI)で置換するように要求する工程を備えてもよいことが理解されるべきである。あるいは、少なくともいくつかの実施では、特に要求されたMIMOチャネル品質表示(CQI)が、無線端末がMIMOモードで動作していないときに提供される「通常」のチャネル品質表示(CQI)に加えられてもよい。] [0067] 図5Aおよび図5Bは、図4の実施形態および実施モードの第1の実施例を示す。図5Aは、実施の典型的なステップの動作例を示し、図5Bは、高速共用制御チャネル(HS−SCCH)に含めるのに適切な命令の一フォーマット例を示す。] 図4 図5A 図5B [0068] 図5Aの動作5−1は、MIMO関連命令を生成する工程と、そのMIMO関連命令を、無線端末がMIMOモードで動作していないとき、無線端末にMIMOタイプAもしくはMIMOタイプBのチャネル品質表示(CQI)または「通常」のCQIの提供を要求するように構成する工程とを備える。図5Aの動作5−2は、無線端末が、動作5−1の命令に応えて、自端末がMIMOモードで動作していないとき、MIMOタイプAもしくはMIMOタイプBのチャネル品質表示(CQI)または「通常」のCQIを提供する工程を備える。] 図5A [0069] 高速共用制御チャネル(HS−SCCH)に含まれる従来の命令は、典型的に3つのフィールドを有し、それらは、命令タイプを示す第1のフィールド(F1)(例えば、「命令タイプ」フィールド)、命令を指定する第2のフィールド(F2)(例えば、「命令」フィールド)、および命令が宛てられるかまたは適用される無線端末のアイデンティティを指定する第3のフィールド(F3)(例えば、「UEアイデンティティ」フィールド)である。普通は、第1のフィールド(F1)は3ビット長であり、第2のフィールド(F2)も3ビット長であり、第3のフィールド(F3)は16ビット長である。これについてもやはり、例えば、その内容全体を参照によって本願明細書に引用したものとする文献1、特にそのセクション4.6Cを参照されたい。] [0070] 図5Bは、文献1のセクション4.6Cに記載されているのと実質的に同じフィールドパターンを有する動作5−1の命令の実施における、動作5−1のMIMO関連命令の一フォーマット例を示す。動作5−1のMIMO関連命令のフィールドF1は、従来の命令タイプ値とは異なる(例えば、従来の動作の不連続受信(DRX)の起動または停止、不連続送信(DTX)の起動または停止、ならびにHS−SCCH削減動作の起動を意味するだろう命令タイプ値とは異なる)値を有する。特に、動作5−1のMIMO関連命令のフィールドF1は、命令の目的が、MIMO対応無線端末がMIMOモードで動作していないときに特定のMIMO CQIタイプの要求を意味する値を有する。事前設定することによって、動作5−1のMIMO関連命令が、無線端末から提供されるただ1つ(「単一」または「単独」)それとも複数(例えば、一連続)のCQIレポートに適用されるかを、基地局も無線端末も理解し得る。] 図5B [0071] 動作5−1のMIMO関連命令のフィールドF2は、どの特定のMIMO CQIタイプを要求しているかを指定する値を有する。言い換えると、MIMOタイプAチャネル品質表示(CQI)、MIMOタイプBチャネル品質表示(CQI)、または「通常」のチャネル品質表示(CQI)のどれかを示す値が、動作5−1のMIMO関連命令のフィールドF2に含まれている。動作5−1のMIMO関連命令のフィールドF3は、可能性のある複数の無線端末の中のどの特定の無線端末に宛てられているか(例えば、HS−SCCH MIMO関連CQI命令がどの無線端末に適用されるか)を指定する。] [0072] 従って、図5Aおよび図5Bに示される一実施例では、無線アクセスネットワーク(RAN)と無線端末30との無線通信はWCDMAに基づき、無線端末にデータを伝送するためにHS−DSCHが使用される。チャネル品質レポートはチャネル品質インジケータ(CQI)を有し、無線制御チャネルはHS−SCCHであり、メッセージは既存の制御メッセージである。既存の制御メッセージは、HS−SCCH命令であり、HS−SCCH命令は、CQIレポートを指示する第1のフィールド(F1)と、CQIが「通常」、タイプA、それともタイプBであるべきかを指示する第2のフィールド(F2)とを有する。] 図5A 図5B [0073] 図6Aおよび図6Bは、図4の実施形態および実施モードの第2の実施例を示す。前の図と同様に、図6Aは、実施の典型的なステップの動作例を示し、図6Bは、高速共用制御チャネル(HS−SCCH)に含めるのに適切な命令の一フォーマット例を示す。] 図4 図6A 図6B [0074] 図6Aの動作6−1は、MIMO関連命令を生成する工程と、そのMIMO関連命令を、無線端末がMIMOモードで動作していないとき、単一(すなわち、1つだけ)のMIMOチャネル品質表示(CQI)の提供を要求するように構成する工程とを備える。図6Aの動作6−2は、無線端末が、動作6−1の命令に応えて、自端末がMIMOモードで動作していないとき、単一のMIMOチャネル品質表示(CQI)を提供する工程を備える。] 図6A [0075] 図6Bは、動作6−1のMIMO関連命令の一フォーマット例で、かつ動作6−1の命令が文献1のセクション4.6Cに記載されているのと実質的に同じフィールドパターンを有する一実施におけるMIMO関連命令の一フォーマット例を示す。動作6−1のMIMO関連命令のフィールドF1は、従来の命令タイプ値とは異なる値を有する。特に、動作6−1のMIMO関連命令のフィールドF1は、命令の目的が、MIMO対応無線端末がMIMOモードで動作していないとき、単一のMIMOチャネル品質表示(CQI)の要求を意味する値を有する。動作6−1のMIMO関連命令のフィールドF2は、どの特定のMIMO CQIタイプを要求しているかを指定する値を有する。言い換えると、MIMOタイプAチャネル品質表示(CQI)、MIMOタイプBチャネル品質表示(CQI)、または「通常」のチャネル品質表示(CQI)のどれかを示す値が、動作6−1のMIMO関連命令のフィールドF2に含まれている。動作6−1のMIMO関連命令のフィールドF3は、可能性のある複数の無線端末の中のどの特定の無線端末に宛てられているか(例えば、HS−SCCH MIMO関連CQI命令がどの無線端末に適用されるか)を指定する。] 図6B [0076] 図7Aおよび図7Bは、図4の実施形態および実施モードの第3の実施例を示す。前の図と同様に、図7Aは、実施の典型的なステップの動作例を示し、図7Bは、高速共用制御チャネル(HS−SCCH)に含めるのに適切な命令の一フォーマット例を示す。] 図4 図7A 図7B [0077] 図7Aおよび図7Bの実施の目的は、現在または以前起こったパターンのタイプAとタイプBのMIMOチャネル品質表示(CQI)を延長することである。] 図7A 図7B [0078] 図7Aの動作7−1は、MIMO関連命令を生成する工程と、そのMIMO関連命令を、無線端末がMIMOモードで動作していないとき、以前無線端末がMIMOモードで動作していた時に提供したのと同じパターンのMIMOタイプAとMIMOタイプBのチャネル品質表示(CQI)の提供を無線端末に要求するように構成する工程とを備える。図7Aの動作7−2は、無線端末が、動作7−1の命令に応えて、以前無線端末がMIMOモードで動作していた時に提供したのと同じパターンのMIMOタイプAとMIMOタイプBのチャネル品質表示(CQI)を提供する工程を備える。] 図7A [0079] 図7Bは、動作7−1のMIMO関連命令の一フォーマット例で、かつ動作7−1の命令が文献1のセクション4.6Cに記載されているのと実質的に同じフィールドパターンを有する一実施におけるMIMO関連命令の一フォーマット例を示す。動作7−1のMIMO関連命令のフィールドF1は、従来の命令タイプ値とは異なる値を有する。特に、動作7−1のMIMO関連命令のフィールドF1は、命令の目的が、無線端末がMIMOモードで動作していないとき、以前無線端末がMIMOモードで動作していた時に提供したのと同じパターンのMIMOタイプAとMIMOタイプBのチャネル品質表示(CQI)の提供を無線端末に要求することを意味する値を有する。前のMIMO CQIパターンを無線端末がまだ覚えていることを考慮すると、動作7−1のMIMO関連命令のフィールドF2は必ずしも利用される必要はなく、それ故、図7Bでは「オプション」または「空白」で示されている。あるいは、前のパターンを示す値がフィールドF2に含まれてもよい。動作7−1のMIMO関連命令のフィールドF3は、可能性のある複数の無線端末の中のどの特定の無線端末に宛てられているか(例えば、HS−SCCH MIMO関連CQI命令がどの無線端末に適用されるか)を指定する。] 図7B [0080] 図8Aおよび図8Bは、図4の実施形態および実施モードの第4の実施例を示す。前の図と同様に、図8Aは、実施の典型的なステップの動作例を示し、図8Bは、高速共用制御チャネル(HS−SCCH)に含めるのに適切な命令の一フォーマット例を示す。] 図4 図8A 図8B [0081] 図8Aの動作8−1は、MIMO関連命令を生成する工程と、そのMIMO関連命令を、無線端末がMIMOモードで動作していないときに、MIMOタイプAとMIMOタイプBのチャネル品質表示(CQI)のパターンを指示するように構成する工程とを備える。動作8−1で指示するパターンは、MIMOタイプAとMIMOタイプBのチャネル品質表示(CQI)の新しいパターン、例えば以前無線端末がMIMOモードで動作していた時に提供されなかったパターンでもよい。図8Aの動作8−2は、無線端末が、動作8−1の命令に応えて、動作8−1で要求されたパターンのMIMOタイプAとMIMOタイプBのチャネル品質表示(CQI)を提供する工程を備える。] 図8A [0082] 図8Bは、動作8−1のMIMO関連命令の一フォーマット例で、かつ動作8−1の命令が文献1のセクション4.6Cに記載されているのと実質的に同じフィールドパターンを有する一実施におけるMIMO関連命令の一フォーマット例を示す。動作8−1のMIMO関連命令のフィールドF1は、従来の命令タイプ値とは異なる値を有する。特に、動作8−1のMIMO関連命令のフィールドF1は、命令の目的が、無線端末がMIMOモードで動作していないときに、特定のパターンのMIMOタイプAとMIMOタイプBのチャネル品質表示(CQI)の提供を無線端末に要求することを意味する値を有する。動作8−1のMIMO関連命令のフィールドF2は、現在要求している特定のパターンのCQIを指定する。動作8−1のMIMO関連命令のフィールドF3は、可能性のある複数の無線端末の中のどの特定の無線端末に宛てられているか(例えば、HS−SCCH MIMO関連CQI命令がどの無線端末に適用されるか)を指定する。] 図8B [0083] このように、図8Aおよび図8Bの実施は、HS−SCCH命令を使用して、報告サイクルの変更、すなわちNおよびMの変更を可能にする。言い換えると、前の実施から理解されるように、N/Mの比は変更され得る。] 図8A 図8B [0084] 図9Aおよび図9Bは、図4の実施形態および実施モードの第5の実施例を示す。前の図と同様に、図9Aは、実施の典型的なステップの動作例を示し、図9Bは、高速共用制御チャネル(HS−SCCH)に含めるのに適切な命令の一フォーマット例を示す。] 図4 図9A 図9B [0085] 図9Aおよび図9Bの実施の目的は、MIMO対応無線端末がそのMIMOモードの動作で送信すべき、タイプAとタイプBのCQIレポート間の比を設定することである。例えば、ネットワークは、無線端末が報告するM個のCQIの中からN個ごとにタイプBにすべきと無線端末に指示してもよい。例えば、この比N:Mを1/4に設定することは、4つのCQIレポートの中の1つはタイプBであり、残りはタイプAであることを意味する。本明細書に開示され、かつ図9Aおよび図9Bに示される技術は、MIMOモードで動作していないMIMO対応無線端末が、ある割合でMIMO CQIを報告するように命令を受け、その割合で報告することを可能にする。例えば、1/4の設定割合は、無線端末からの4つのCQIレポートの中の1つがMIMO CQIであるべきことを意味する。] 図9A 図9B [0086] 図9Aの動作9−1は、MIMO関連命令を生成する工程と、そのMIMO関連命令を、特定または指示の割合のMIMOタイプAとMIMOタイプBのチャネル品質表示(CQI)の提供を無線端末に要求するように構成する工程とを備える。図9Aの動作9−2は、無線端末が、動作9−1の命令に応えて、指示された割合のMIMOタイプAとMIMOタイプBのチャネル品質表示(CQI)を提供する工程を備える。] 図9A [0087] 図9Bは、動作9−1のMIMO関連命令の一フォーマット例で、かつ動作9−1の命令が文献1のセクション4.6Cに記載されているのと実質的に同じフィールドパターンを有する一実施におけるMIMO関連命令の一フォーマット例を示す。動作9−1のMIMO関連命令のフィールドF1は、従来の命令タイプ値とは異なる値を有する。特に、動作9−1のMIMO関連命令のフィールドF1は、命令の目的が、無線端末がMIMOモードで動作していないときに、指示の割合のMIMOタイプAとMIMOタイプBのチャネル品質表示(CQI)の提供を無線端末に要求することを意味する値を有する。動作9−1のMIMO関連命令のフィールドF2は、指示の割合を示す値を有する。動作9−1のMIMO関連命令のフィールドF3は、可能性のある複数の無線端末の中のどの特定の無線端末に宛てられているか(例えば、HS−SCCH MIMO関連CQI命令がどの無線端末に適用されるか)を指定する。] 図9B [0088] 図10Aおよび図10Bは、図4の実施形態および実施モードの第6の実施例を示す。前の図と同様に、図10Aは、実施の典型的なステップの動作例を示し、図10Bは、高速共用制御チャネル(HS−SCCH)に含めるのに適切な命令の一フォーマット例を示す。] 図10A 図10B 図4 [0089] 図10Aおよび図10Bの実施の目的は、無線端末がMIMOモードに設定されていないときに、「通常」のチャネル品質表示(CQI)レポートとMIMOチャネル品質表示(CQI)レポートとの混合レポートを要求することである。前に示しているように、「通常」のCQIは、MIMO(Multiple-Input-Multiple-Output)モードに設定されていない無線端末に対して使用される。例えば、ネットワークは、無線端末が報告するK個のCQIごとに、その中のJ個のCQIを「通常」のタイプのチャネル品質表示(CQI)にすべき一方で、報告の残りをMIMOチャネル品質表示(CQI)レポートにすべきと無線端末に指示してもよい。残り(K−J個)のMIMOチャネルレポートをAタイプにべきか、それともBタイプにすべきかについても、同様に指定してもよい、あるいは、AタイプとBタイプのCQIの組み合わせ、および(所望の場合)AタイプのBタイプに対するMIMOチャネルレポートの比が、残り(K−J個)のMIMOチャネルレポートを構成するために使用されてもよい。] 図10A 図10B [0090] 図10Aの動作10−1は、MIMO関連命令を生成する工程と、そのMIMO関連命令を、通常のチャネル品質表示(CQI)とMIMOチャネル品質表示(CQI)の混合チャネル品質表示(CQI)を要求するように構成する工程とを備える。図10Aの動作10−2は、無線端末が、動作10−1の命令に応えて、要求された通常のチャネル品質表示(CQI)とMIMOチャネル品質表示(CQI)の混合チャネル品質表示(CQI)を提供する工程を備える。] 図10A [0091] 図10Bは、動作10−1のMIMO関連命令の一フォーマット例で、かつ動作10−1の命令が文献1のセクション4.6Cに記載されているのと実質的に同じフィールドパターンを有する一実施におけるMIMO関連命令の一フォーマット例を示す。動作10−1のMIMO関連命令のフィールドF1は、従来の命令タイプ値とは異なる値を有する。特に、動作9−1のMIMO関連命令のフィールドF1は、命令の目的が、無線端末がMIMOモードで動作していないときに、通常のチャネル品質表示(CQI)とMIMOチャネル品質表示(CQI)の混合チャネル品質表示(CQI)の提供を無線端末に要求することを意味する値を有する。動作10−1のMIMO関連命令のフィールドF2は、混合チャネル品質表示(CQI)、例えば無線端末が報告するK個のCQIごとに、その中のJ個を「通常」のタイプのチャネル品質表示(CQI)にすべきなのに対して、報告の残りはMIMOチャネル品質表示(CQI)レポートにすべきと指定する値をさらに定め得るパラメータを有してもよい。オプションで、動作10−1のMIMO関連命令のフィールドF2は、MIMOチャネル品質表示(CQI)レポートがタイプAかそれともタイプBかそれとも両方の組み合わせか(そうである場合、例えばタイプAのタイプBに対するなどの比)も指定してもよい。動作10−1のMIMO関連命令のフィールドF3は、可能性のある複数の無線端末の中のどの特定の無線端末に宛てられているか(例えば、HS−SCCHMIMO関連CQI命令がどの無線端末に適用されるか)を指定する。] 図10B [0092] 図11Aおよび図11Bは、図4の実施形態および実施モードの第7の実施例を示す。前の図と同様に、図11Aは、実施の典型的なステップの動作例を示し、図11Bは、高速共用制御チャネル(HS−SCCH)に含めるのに適切な命令の一フォーマット例を示す。] 図11A 図11B 図4 [0093] 図11Aの動作11−1は、MIMO関連命令を生成する工程と、そのMIMO関連命令を、無線端末が特定のタイプのMIMO関連CQIレポート(または逆に非MIMO関連CQIレポート)を送信する頻度または時間周期を指定するように構成する工程とを備える。例えば、無線端末がタイプAのMIMO関連CQIレポートまたはタイプBのMIMO関連CQIレポートを送信する頻度または時間周期が設定されてもよい。図11Aの動作11−2は、無線端末が、動作11−1の命令に応えて、要求された頻度または時間周期で要求されたタイプのMIMO関連CQIレポートを提供する工程を備える。] 図11A [0094] 図11Bは、動作11−1のMIMO関連命令の一フォーマット例で、かつ動作11−1の命令が文献1のセクション4.6Cに記載されているのと実質的に同じフィールドパターンを有する一実施におけるMIMO関連命令の一フォーマット例を示す。動作11−1のMIMO関連命令のフィールドF1は、従来の命令タイプ値とは異なる値を有する。特に、動作9−1のMIMO関連命令のフィールドF1は、無線端末が特定のタイプのMIMO関連CQIレポートを送信する頻度または時間周期を指定する値を有する。動作11−1のMIMO関連命令のフィールドF2は、MIMO関連CQIレポートが要求される特定の頻度または時間周期を指定する。動作11−1のMIMO関連命令のフィールドF3は、可能性のある複数の無線端末の中のどの特定の無線端末に宛てられているか(例えば、HS−SCCH MIMO関連CQI命令がどの無線端末に適用されるか)を指定する。] 図11B [0095] 図12Aおよび図12Bは、図4の実施形態および実施モードの第8の実施例を示す。前の図と同様に、図12Aは、実施の典型的なステップの動作例を示し、図12Bは、高速共用制御チャネル(HS−SCCH)に含めるのに適切な命令の一フォーマット例を示す。] 図12A 図12B 図4 [0096] 測定電力オフセット(Γ)として知られるパラメータが、典型的に、共通パイロットチャネル(CPICH)とHS−DSCHチャネルの電力レベルの差を表す。無線端末は、この測定電力オフセット(Γ)値をHS−DSCHを送信するときの電力レベルであると想定するので、このパラメータをそのHSDPACQI測定アルゴリズムで使用する。例えば、その内容を参照によって本願明細書に引用したものとする”3GPP TS 25.214 V7, Physical layer procedures (FDD)”(文献2)に記載されているように、通常、測定電力オフセットは、高位レイヤシグナリングで設定される。この意味することは、高位レイヤシグナリングは一般にかなり遅いので、同じ電力オフセットがかなり長い時間にわたって使用されることである。非MIMO無線端末に関しては、ネットワークが報告されたCQI値をHS−DSCHの実際の電力レベルに応じたオフセットに従って調整し得るので、これは大きな問題ではない。しかし、MIMOモード無線端末に関しては、CQIに影響を及ぼす干渉が、割り当てられたコードおよび電力リソースに依存するので、そのような調整は普通可能ではない。このように、測定電力オフセット(Γ)が実際の電力を表さない場合、MIMOモード無線端末がCQIレポートで返信するMIMO CQIは、チャネルの本当の品質を反映しないであろう。] [0097] 図12Aの動作12−1は、無線端末がMIMOチャネル品質表示(CQI)を測定するときに使用すべき測定電力オフセット値を(MIMO関連命令で)指定する工程を備える。図12Aの動作12−2は、無線端末が、命令に従って、その測定電力オフセット値を使用してMIMOチャネル品質表示(CQI)を測定し、それを無線端末から送信する工程を備える。] 図12A [0098] 図12Bは、動作12−1のMIMO関連命令の一フォーマット例で、かつ動作12−1の命令が文献1のセクション4.6Cに記載されているのと実質的に同じフィールドパターンを有する一実施におけるMIMO関連命令の一フォーマット例を示す。動作12−1のMIMO関連命令のフィールドF1は、従来の命令タイプ値とは異なる値を有する。特に、動作12−1のMIMO関連命令のフィールドF1は、命令の目的が、無線端末がMIMOチャネル品質表示(CQI)を測定するときに使用すべき測定電力オフセット値を指定または変更することを意味する値を有する。動作12−1のMIMO関連命令のフィールドF2は、動作12−1の命令の結果として無線端末が使用する測定電力オフセットの特定の値を指定する。動作12−1のMIMO関連命令のフィールドF3は、可能性のある複数の無線端末の中のどの特定の無線端末に宛てられているか(例えば、HS−SCCHMIMO関連CQI命令がどの無線端末に適用されるか)を指定する。] 図12B [0099] このように、図12Aおよび図12Bの非限定の実施形態例では、測定電力オフセット(Γ)がHS−SCCH命令を用いて変更される。HS−SCCH命令による測定電力オフセット(Γ)の変更は、一般に、別のやり方の高位レイヤシグナリングで行われるだろう測定電力オフセットの変更より速く終了する。この結果として、少なくともいくつかの場合には、無線端末がそのCQIの中で利用する測定電力オフセット(Γ)が実際の電力をより良く表し、MIMOモード無線端末からCQIレポートの中で返信されるMIMO CQIがチャネルの本当の品質をより良く反映する結果になるだろう。このように、HS−SCCH命令を用いた測定電力オフセットΓの変更は、MIMOユーザからのより正確なCQIレポートという形態で、ネットワークに便益を提供し得る。] 図12A 図12B [0100] 図13Aおよび図13Bは、図4の実施形態および実施モードの第9の実施例を示す。前の図と同様に、図13は、実施の典型的なステップの動作例を示し、図13Bは、高速共用制御チャネル(HS−SCCH)に含めるのに適切な命令の一フォーマット例を示す。] 図13A 図13B 図4 [0101] 図13Aの動作13−1は、無線端末がMIMOチャネル品質表示(CQI)を測定するときに使用すべき測定電力オフセット変更値を(MIMO関連命令で)指定する工程を備える。図12Aおよび図12Bの実施形態の測定電力オフセット値は、絶対値(これは測定電力オフセット値の前の値に依存しない)でもよい。対照的に、測定電力オフセット変更値は、前の値または他の値(例えば、高位レイヤを通じて以前伝達された測定電力オフセット値)に対して、測定電力オフセット値をどのように調節または変更するかを反映する値を有する。言い換えると、測定電力オフセット変更値は、以前使用または伝達された測定電力オフセット値に対する変更の大きさを反映する「差分」である。] 図12A 図12B 図13A [0102] 図13Aの動作13−2は、無線端末が、動作13−1の命令に従って、その測定電力オフセット値を使用してMIMOチャネル品質表示(CQI)を測定し、それを無線端末から送信する工程を備える。MIMOチャネル品質表示(CQI)の測定において、無線端末は、測定電力オフセット変更値を用いて、以前使用または以前伝達された測定電力オフセット値を調節し、それによって、MIMOチャネル品質表示(CQI)の測定で使用される新しい測定電力オフセット値を推定する。] 図13A [0103] 図13Bは、動作13−1のMIMO関連命令の一フォーマット例で、かつ動作13−1の命令が文献1のセクション4.6Cに記載されているのと実質的に同じフィールドパターンを有する一実施におけるMIMO関連命令の一フォーマット例を示す。動作12−1のMIMO関連命令のフィールドF1は、従来の命令タイプ値とは異なる値を有する。特に、動作13−1のMIMO関連命令のフィールドF1は、命令の目的が、無線端末がMIMOチャネル品質表示(CQI)を測定するときに使用すべき測定電力オフセット変更値を指定または変更することを意味する値を有する。動作13−1のMIMO関連命令のフィールドF2は、動作13−1の命令の結果として無線端末が使用する測定電力オフセット変更の特定の値を指定する。動作13−1のMIMO関連命令のフィールドF3は、可能性のある複数の無線端末の中のどの特定の無線端末に宛てられているか(例えば、HS−SCCHMIMO関連CQI命令がどの無線端末に適用されるか)を指定する。] 図13B [0104] 図15は、無線アクセスネットワーク(RAN)の少なくとも一部を示す点で図1に似ており、この場合もやはり、エアインタフェース32越しに無線端末30’と通信する一例である基地局28’を詳しく示す。基地局28’は、本質的に図1の基地局28と似ているが、その信号プロセッサ48の中に命令確認応答チェッカ94およびCQIレポート分析部96の両方をさらに有する。同様に、無線端末30’は、本質的に図1の無線端末30と似ているが、ダウンリンク信号チャネルの中に含まれた命令が確認応答されているかどうかを判定する働きをする命令確認応答部98をさらに有する。] 図1 図15 [0105] 図15の実施形態は、高速ダウンリンクシグナリングチャネル(例えば、HS−SCCH)に含まれる、CQIに影響を与えるMIMO関連命令に対する確認応答を無線端末30’から提供することによって誤りを減少または回避するのに役立つ。例えば、無線端末30’がMIMO CQIに関するHS−SCCH命令90を受信すると、無線端末30’は、図15のメッセージ100によって示されている確認応答メッセージ(例えば、“ACK”)で応答する。基地局28’は、このACKメッセージ100を受信すると、無線端末30’が命令を正しく受信し、次に報告されるCQIがタイプAかまたはタイプBのMIMO CQIだろうことを知る。この確認応答なしでは、システムは、どのタイプのCQIが送信されるか、すなわち通常タイプのCQIかそれともMIMOタイプのCQIかを判定する必要がある。] 図15 [0106] このように、図14および図15の一例である実施形態および実施モードでは、方法は、無線端末が基地局にMIMO関連命令の確認応答を送信する工程をさらに備える。特に、アップリンク信号生成部78の命令確認応答部98は、アップリンク制御信号例えばHS−DPCCHの中にMIMO関連命令の確認応答を含める。基地局28’において、MIMO関連命令の確認応答を含むアップリンク制御信号は、まず基地局アップリンク信号プロセッサ48のCQI確認応答チェッカ94で処理され、このCQI確認応答チェッカ94は、アップリンク制御信号がMIMO関連命令の予想される肯定応答を実際に含むかどうかを確認する。含んでいる場合、無線端末30’からアップリンク制御チャネルで受信する以降のCQIレポートは、予想のMIMOタイプCQIレポートとして取り扱われてもよい。言い換えると、無線端末30がMIMO関連命令を受信したと肯定応答する場合、無線端末28は、無線端末30が予想されるCQIフォーマットを使用すると想定してもよく、それ故、基地局28は、無線端末30がどのCQIフォーマットを使用しているかを検出しようとする必要がない。好ましくは、基地局28は、無線端末30から確認応答を実際に受信する場合、(確認応答が無線端末30から基地局28への途中で紛失する確率があるので)CQIフォーマット検出だけをスキップすべきである。] 図14 図15 [0107] 図14および図15に関連して記述する命令確認応答の態様は、前の実施形態例えば前の図の実施形態および実施モード、あるいは本明細書に包含される他の実施形態または実施モードの1つ以上のどれに関連して利用されてもよい。] 図14 図15 [0108] 連続パケット接続性(CPC)の状況では、従来のHS−SCCH命令は、WCDMAにおける不連続受信(DRX)および/または不連続送信(DTX)の起動(停止)に関して定められている。本明細書に開示の技術の命令生成部50は、HS−SCCH命令を、MIMO対応無線端末に基地局と無線端末との間のCQI通信を変更するように指示するためにも有利に用いる、例えば一例である実施形態および実施においては、その無線端末がMIMOモードで動作するように現在設定されていない場合でさえ、MIMOタイプ(例えば、タイプAまたはタイプB)チャネル品質表示(CQI)レポートを送信させるために用いる。] [0109] いくつかの例である実施形態および実施モードでは、無線端末がHS−SCCHメッセージの第1の部分に所定のビットシーケンスまたは同種のものを検出すると、無線端末は、HS−SCCHメッセージの第2の部分を(HARQ関連情報などのデータ送信のための情報でなく)CQIレポート情報として解釈する。HS−SCCH制御チャネルの第2の部分は、無線端末が「通常」のチャネル品質表示(CQI)レポートをMIMOチャネル品質表示(CQI)レポートで置換すべきと指示するビットシーケンスを有し得る。多くの予備の組み合わせがHS−SCCHの第2の部分で提供されるので、タイプAまたはタイプBのCQIレポートを表すビットシーケンスが、1つ以上のそれらの予備の組み合わせに対して規定され、それらに含められてもよい。] [0110] 本明細書に記載の技術は、システム性能を向上するMIMOCQI報告を、無線端末においていつ作動させるのが適切かつ望ましいかを検出して、アップリンク(UL)およびダウンリンク(DL)のオーバヘッドシグナリングを節減する優れたやり方を提供する。無線端末にMIMO CQIを送信するように命令するこの能力なしでは、システムは、無線端末をMIMOモードと非MIMOモードとの間で「むやみ」に切り替えるしかない。そのようなむやみな切り替えは、無線端末がMIMOモードだがTTI当たり1トランスポートブロックだけ(単一ストリーム)を受信する場合、不要なオーバヘッドを生じる。他方、無線端末が実際に二重ストリームを受信し得るときにMIMOモードに切り替えない場合、MIMOの利点が失われる。] [0111] 上述の実施形態例の追加の利点は、割合N/Mが高位レイヤシグナリングで設定されるので、タイプAとタイプBのCQIレポート間の報告割合を環境に応じて変更し得ることである。しかしながら、割合はその時の無線状態に依存するので、ネットワークが特定の瞬間の「最適」の割合を決定するのは難しいことがある。また、ネットワークからのシグナリングは、急速に変化する無線チャネル状態に追随するには速さが不十分なことがある。HS−SCCH命令を用いる測定電力オフセットΓの変更は、高位レイヤシグナリングで測定電力オフセットΓを変更するよりはるかに速い。そうするのは、測定電力オフセットΓが迅速に変更され得る場合、より正確なCQIレポートが送信され得るからである。] [0112] 一実施例では、RANとUEとの間の無線通信がWCDMAに基づいており、HS−DSCHがUEにデータを送信するために使用され、チャネル品質レポートがチャネル品質インジケータ(CQI)を含み、無線制御チャネルがHS−SCCHであり、メッセージが既存の制御メッセージである。既存の制御メッセージは、HS−SCCH命令であり、このHS−SCCH命令は、CQIレポートを指示する第1のフィールドと、CQIを通常かそれともタイプAかそれともタイプBにすべきかを指示する第2のフィールド有する。] [0113] 図1および他の図にそのようには図示されていないが、無線アクセスネットワーク(RAN)が、他の基地局と、それぞれの管轄下にある1つ以上の基地局を制御する1つ以上の無線ネットワーク制御装置(RNC)ノードとを備えてもよいことが理解されるであろう。また、無線アクセスネットワークは、通常1つ以上の図示されていない外部(例えば、コア)ネットワークに接続されている。外部ネットワークは、例えば、公衆交換電話網(PSTN)および/またはサービス総合デジタル網(ISDN)などのコネクション型ネットワーク、および/または(例えば)インターネットなどのコネクションレス型外部コアネットワークを備えてもよい。1つ以上の外部ネットワークは、例えば移動通信交換局(MSC)ノードおよびGGSN(Gateway GPRS(General Packet Radio Service) Support Node)とともに働くSGSN(Serving GPRS Support Node)などの図示されていないサービングノードを有する。] 図1 [0114] 本明細書に図示および記述する基地局および無線端末の実施形態例は、他の多くの構成要素、ユニットおよび/または機能性を有してもよく、通常は有することもさらに理解されるであろう。本明細書に開示の技術に関連する情報の提供に役立つものだけを、具体的に記述および/または図示している。] [0115] 無線端末30は、例えば移動端末、移動機もしくはMS、ユーザ装置ユニット、ハンドセット、または遠隔ユニットなどの異なる名前で知られてもよい。各無線端末は、移動電話機、移動ラップトップコンピュータ、ページャ、携帯情報端末もしくは他の類似の移動デバイス、SIP電話機、マイクロソフト社のネットミーティング、プッシュ・ツー・トーク・クライアント等のようなリアルタイムアプリケーションを備える固定コンピュータおよびラップトップコンピュータなどの無数のデバイスまたは機器のどれでもよい。好ましくは、少なくとも無線アクセスネットワーク(RAN)のUTRAN実施に関しては、無線アクセスは、個別の無線チャネルがCDMA拡散符号を用いて割り当てられる広帯域符号分割多元接続(WCDMA)に基づく。もちろん、他のアクセス方法が利用されてもよい。] [0116] 高速ダウンリンク共用チャネル制御装置40および/またはダウンリンクユーザデータハンドラ44、制御信号生成部46、アップリンク信号プロセッサ48、MIMO ON/OFFスイッチ49およびMIMO関連命令生成部50などのその構成機能または構成ユニットの1つ以上は、制御装置およびプロセッサという用語が本明細書では拡張的に説明されているので、制御装置またはプロセッサで実現されてもよい。同様に、端末の高速ダウンリンク共用チャネル制御装置70および/またはダウンリンクユーザデータハンドラ74、ダウンリンク制御信号プロセッサ76、およびアップリンク信号生成部78などのその構成機能または構成ユニットの1つ以上は、制御装置およびプロセッサという用語が本明細書では拡張的に説明されているので、制御装置またはプロセッサで実現されてもよい。] [0117] これまでの説明は多くの特定性を有するが、これらは、本発明の範囲を限定すると解釈されるべきでなく、現在好ましい実施形態のいくつかの例証を提供しているにすぎないと解釈されるべきである。本発明の範囲は、当業者には明らかになるかもしれない他の実施形態を完全に包含し、不当に限定されるものではない。単数形での要素への言及は、明示的にそのように述べられていない限り「唯一」を意味する意図はなく、むしろ「1つ以上」を意味する意図である。当業者に公知の上述の好ましい実施形態の要素のすべての構造上、化学上および機能上の均等物は、本明細書に明示的に引用される。さらに、デバイスまたは方法が、本明細書に包含される本発明が解決を目指しているありとあらゆる課題に取り組む必要はない。]
权利要求:
請求項1 多入力多出力(MIMO)能力を有し無線インタフェース(32)を介して無線端末(30)と通信するネットワーク・ノードであって、該ネットワーク・ノード(28)は、高速ダウンリンク共用チャネルの制御シグナリングに含めるMIMO関連命令(90)を生成するように構成され、該MIMO関連命令(90)は、前記無線端末(30)のMIMO能力を考慮して該無線端末(30)と前記ネットワーク・ノード(28)との間のチャネル品質表示(CQI)通信を修正するように構成されることを特徴とするネットワーク・ノード。 請求項2 前記無線インタフェース(32)を介して前記無線端末(30)にMIMO送信または非MIMO送信を必要に応じて提供するように構成されるトランシーバ(38)と、高速ダウンリンク共用チャネルの前記無線インタフェース(32)を介したユーザデータおよび制御シグナリングの送信をスケジュールするように構成される高速ダウンリンク共用チャネル制御装置(40)と、前記制御シグナリングに含める前記MIMO関連命令(90)を生成するように構成される制御信号生成部(50)と、を更に含むことを特徴とする請求項1に記載のネットワーク・ノード。 請求項3 前記MIMO関連命令(90)は、前記無線端末(30)がMIMOモードで動作していないとき、該無線端末(30)にMIMOチャネル品質表示(CQI)の提供を要求するように構成されることを特徴とする請求項1又は2に記載のネットワーク・ノード。 請求項4 前記MIMO関連命令(90)は、前記無線端末(30)がMIMOモードで動作していないとき、該無線端末(30)にMIMOタイプAまたはMIMOタイプBのチャネル品質表示(CQI)の提供を要求するように構成されることを特徴とする請求項3に記載のネットワーク・ノード。 請求項5 前記MIMO関連命令(90)は、前記無線端末(30)がMIMOモードで動作していないとき、該無線端末(30)に単一のMIMOチャネル品質表示(CQI)の提供を要求するように構成されることを特徴とする請求項3に記載のネットワーク・ノード。 請求項6 前記MIMO関連命令(90)は、前記無線端末(30)がMIMOモードで動作していないとき、該無線端末(30)に該無線端末が以前にMIMOモードで動作していたときに提供したパターンと同一の、複数のMIMOタイプA及びMIMOタイプBのチャネル品質表示(CQI)のパターンの提供を要求するように構成されることを特徴とする請求項3に記載のネットワーク・ノード。 請求項7 前記MIMO関連命令(90)は、前記無線端末(30)がMIMOモードで動作していないとき、該無線端末(30)に複数のMIMOタイプA及びMIMOタイプBのチャネル品質表示の特定の比の提供を要求するように構成されることを特徴とする請求項3に記載のネットワーク・ノード。 請求項8 前記MIMO関連命令(90)は、前記無線端末(30)がMIMOモードで動作していないとき、複数のMIMOタイプA及びMIMOタイプBのチャネル品質表示(CQI)のパターンを規定するように構成されることを特徴とする請求項3に記載のネットワーク・ノード。 請求項9 前記MIMO関連命令(90)は、前記無線端末(30)がMIMOモードで動作していないとき、該無線端末(30)に複数の通常チャネル品質表示及び複数のMIMOチャネル品質表示の混合の提供を要求するように構成されることを特徴とする請求項3に記載のネットワーク・ノード。 請求項10 前記MIMO関連命令(90)は、前記無線端末(30)がMIMOモードで動作していないとき、該無線端末(30)に非MIMOチャネル品質表示(CQI)のMIMOチャネル品質表示(CQI)での置換を要求するように構成されることを特徴とする請求項3に記載のネットワーク・ノード。 請求項11 前記MIMO関連命令(90)は、MIMOチャネル品質表示(CQI)を決定するときに前記無線端末(30)により使用される測定電力オフセット値を指定することを特徴とする請求項1又は2に記載のネットワーク・ノード。 請求項12 前記MIMO関連命令(90)は、(1)以前の測定電力オフセット値を置換する新規の測定電力オフセット値(2)高位レイヤでシグナリングされた測定電力オフセット変更の修正に使用される測定電力オフセット変更値の一方を指定することを特徴とする請求項11に記載のネットワーク・ノード。 請求項13 無線インタフェース(32)を介してネットワーク・ノード(28)と通信する無線端末であって、該無線端末は、高速ダウンリンク共用チャネルの制御シグナリングに含まれるMIMO関連命令(90)を、前記無線端末(30)のMIMO能力を考慮して該無線端末(30)と前記ネットワーク・ノード(28)との間のチャネル品質表示(CQI)通信の修正を要求していると解釈するように構成され、前記MIMO関連命令(90)に従って、MIMOチャネル品質表示(CQI)を報告するように構成されることを特徴とする無線端末。 請求項14 前記無線インタフェース(32)を介した前記ネットワーク・ノード(28)からのMIMO受信または非MIMO受信を必要に応じて提供するように構成されるトランシーバ(68)と、高速ダウンリンク共用チャネルの制御シグナリングに含まれる前記MIMO関連命令(90)を解釈するように構成される高速ダウンリンク共用チャネル制御装置(70)と、前記MIMO関連命令(90)に従って、前記MIMOチャネル品質表示(CQI)を報告するように構成されるチャネル品質表示(CQI)報告部(80)と、を更に含むことを特徴とする請求項13に記載の無線端末。 請求項15 前記無線端末(30)の前記高速ダウンリンク共用チャネル制御装置(70)は、前記無線端末(30)がMIMOモードで動作していないとき、前記MIMO関連命令(90)を、該無線端末(30)にMIMOチャネル品質表示(CQI)の提供を要求していると解釈するように構成され、前記チャネル品質表示(CQI)報告部は、前記無線端末(30)がMIMOモードで動作していないとき、それに応じて、MIMOチャネル品質表示(CQI)を提供するように構成されることを特徴とする請求項13に記載の無線端末。 請求項16 前記無線端末(30)の前記高速ダウンリンク共用チャネル制御装置(70)は、前記無線端末(30)で前記MIMO関連命令(90)が受信されたとき、前記無線端末(30)がチャネル品質表示(CQI)にどのCQIフォーマットを使用しているかを検出することなく前記無線端末(30)から受信した前記チャネル品質表示(CQI)を前記ネットワーク・ノード(28)が自動的に処理可能にするように構成される肯定応答信号を前記ネットワーク・ノード(28)に提供するように更に構成されることを特徴とする請求項15に記載の無線端末。 請求項17 前記無線端末の前記高速ダウンリンク共用チャネル制御装置(70)は、前記無線端末(30)がMIMOモードで動作していないとき、前記MIMO関連命令(90)を、該無線端末(30)にMIMOタイプAまたはMIMOタイプBのチャネル品質表示(CQI)の提供を要求していると解釈するように構成され、前記チャネル品質表示(CQI)報告部は、前記無線端末(30)がMIMOモードで動作していないとき、それに応じて、MIMOタイプAまたはMIMOタイプBの何れかのチャネル品質表示(CQI)を提供するように構成されることを特徴とする請求項15に記載の無線端末。 請求項18 前記無線端末の前記高速ダウンリンク共用チャネル制御装置(70)は、前記無線端末(30)がMIMOモードで動作していないとき、前記MIMO関連命令(90)を、該無線端末(30)に単一のMIMOチャネル品質表示(CQI)の提供を要求していると解釈するように構成され、前記チャネル品質表示(CQI)報告部は、前記無線端末(30)がMIMOモードで動作していないとき、それに応じて、単一のMIMOチャネル品質表示(CQI)を提供するように構成されることを特徴とする請求項15に記載の無線端末。 請求項19 前記無線端末の前記高速ダウンリンク共用チャネル制御装置(70)は、前記無線端末(30)がMIMOモードで動作していないとき、前記MIMO関連命令(90)を、該無線端末(30)に該無線端末が以前にMIMOモードで動作していたときに提供したパターンと同一の、複数のMIMOタイプA及びMIMOタイプBのチャネル品質表示(CQI)のパターンの提供を要求していると解釈するように構成され、前記チャネル品質表示(CQI)報告部は、前記無線端末(30)がMIMOモードで動作していないとき、それに応じて、複数のMIMOタイプA及びMIMOタイプBのチャネル品質表示(CQI)の同一のパターンを提供するように構成されることを特徴とする請求項15に記載の無線端末。 請求項20 前記無線端末の前記高速ダウンリンク共用チャネル制御装置(70)は、前記無線端末(30)がMIMOモードで動作していないとき、前記MIMO関連命令(90)を、該無線端末(30)に複数のMIMOタイプA及びMIMOタイプBのチャネル品質表示の特定の比の提供を要求していると解釈するように構成されることを特徴とする請求項15に記載の無線端末。 請求項21 前記無線端末の前記高速ダウンリンク共用チャネル制御装置(70)は、前記無線端末(30)がMIMOモードで動作していないとき、前記MIMO関連命令(90)を、該無線端末(30)に複数のMIMOタイプA及びMIMOタイプBのチャネル品質表示(CQI)の規定のパターンの提供を要求していると解釈するように構成され、前記チャネル品質表示(CQI)報告部は、前記無線端末(30)がMIMOモードで動作していないとき、それに応じて、複数のMIMOタイプA及びMIMOタイプBのチャネル品質表示(CQI)の規定のパターンを提供するように構成されることを特徴とする請求項15に記載の無線端末。 請求項22 前記無線端末の前記高速ダウンリンク共用チャネル制御装置(70)は、前記無線端末(30)がMIMOモードで動作していないとき、前記MIMO関連命令(90)を、該無線端末(30)に複数の通常チャネル品質表示及び複数のMIMOチャネル品質表示の混合の提供を要求していると解釈するように構成されることを特徴とする請求項15に記載の無線端末。 請求項23 前記無線端末の前記高速ダウンリンク共用チャネル制御装置(70)は、前記無線端末(30)がMIMOモードで動作していないとき、前記MIMO関連命令(90)を、該無線端末(30)に非MIMOチャネル品質表示(CQI)のMIMOチャネル品質表示(CQI)での置換を要求していると解釈するように構成され、前記チャネル品質表示(CQI)報告部は、前記無線端末(30)がMIMOモードで動作していないとき、それに応じて、非MIMOチャネル品質表示(CQI)をMIMOチャネル品質表示(CQI)で置換するように構成されることを特徴とする請求項15に記載の無線端末。 請求項24 前記無線端末の前記高速ダウンリンク共用チャネル制御装置(70)は、前記MIMO関連命令(90)を、MIMOチャネル品質表示(CQI)を決定するときに前記無線端末(30)により使用される測定電力オフセット値の包含を要求していると解釈するように構成され、前記チャネル品質表示(CQI)報告部は、それに応じて、MIMOチャネル品質表示(CQI)を決定するときに前記無線端末(30)により使用される前記測定電力オフセット値を使用するように構成されることを特徴とする請求項14に記載の無線端末。 請求項25 前記無線端末の前記高速ダウンリンク共用チャネル制御装置(70)は、前記MIMO関連命令(90)を、(1)以前の測定電力オフセット値を置換する新規の測定電力オフセット値(2)高位レイヤでシグナリングされた測定電力オフセット変更の修正に使用される測定電力オフセット変更値の一方を指定していると解釈するように構成されることを特徴とする請求項24に記載の無線端末。 請求項26 無線インタフェース(32)を介して無線端末と通信するネットワーク・ノード(28)を含む通信ネットワークで使用される方法であって、該ネットワーク・ノード(28)および該無線端末(30)の双方は、多入力多出力(MIMO)能力を有し、該方法は、前記ネットワーク・ノード(28)から前記無線端末(30)への高速ダウンリンク共用チャネルの制御シグナリングに含めるMIMO関連命令(90)を生成するステップであって、該MIMO関連命令(90)は、前記無線端末(30)のMIMO能力を考慮して該無線端末(30)と前記ネットワーク・ノード(28)との間のチャネル品質表示(CQI)通信を修正するように構成される、生成するステップと、前記命令に従って、前記無線端末(30)から前記ネットワーク・ノード(28)へチャネル品質表示(CQI)レポートを提供するステップと、を含むことを特徴とする方法。 請求項27 無線インタフェース(32)を介して無線端末と通信するネットワーク・ノード(28)を動作させる方法であって、該ネットワーク・ノード(28)および該無線端末(30)の双方は、多入力多出力(MIMO)能力を有し、該方法は、前記ネットワーク・ノード(28)から前記無線端末(30)への高速ダウンリンク共用チャネルの制御シグナリングに含めるMIMO関連命令(90)を生成するステップであって、該MIMO関連命令(90)は、前記無線端末(30)のMIMO能力を考慮して該無線端末(30)と前記ネットワーク・ノード(28)との間のチャネル品質表示(CQI)通信を修正するように構成される、生成するステップと、前記MIMO関連命令(90)を前記無線インタフェース(32)を介して前記無線端末に送信するステップと、を含むことを特徴とする方法。 請求項28 無線インタフェース(32)を介してネットワーク・ノード(28)と通信する無線端末(32)を動作させる方法であって、該ネットワーク・ノード(28)および該無線端末(30)の双方は、多入力多出力(MIMO)能力を有し、該方法は、前記ネットワーク・ノード(28)からの高速ダウンリンク共用チャネルの制御シグナリングに含まれるMIMO関連命令(90)を受信し、該MIMO関連命令(90)を、前記無線端末(30)のMIMO能力を考慮して該無線端末(30)と前記ネットワーク・ノード(28)との間のチャネル品質表示(CQI)通信を修正するように構成されていると解釈するステップと、前記命令に従って、前記無線端末(30)から前記ネットワーク・ノード(28)へチャネル品質表示(CQI)レポートを提供するステップと、を含むことを特徴とする方法。 請求項29 前記MIMO関連命令(90)は、前記無線端末(30)がMIMOモードで動作していないとき、該無線端末(30)にMIMOチャネル品質表示(CQI)の提供を要求することを特徴とする請求項26乃至28の何れか一項に記載の方法。 請求項30 前記無線端末(30)が、前記MIMO関連命令(90)に対する肯定応答信号を前記ネットワーク・ノード(28)に送信するステップと、前記ネットワーク・ノード(28)が、前記無線端末(30)がチャネル品質表示(CQI)にどのCQIフォーマットを使用しているかを検出することなく前記無線端末(30)から受信した前記チャネル品質表示(CQI)を自動的に処理するステップと、を更に含むことを特徴とする請求項29に記載の方法。 請求項31 前記MIMO関連命令(90)は、前記無線端末(30)がMIMOモードで動作していないとき、該無線端末(30)にMIMOタイプAまたはMIMOタイプBのチャネル品質表示(CQI)の提供を要求するように構成されることを特徴とする請求項29に記載の方法。 請求項32 前記MIMO関連命令(90)は、前記無線端末(30)がMIMOモードで動作していないとき、該無線端末(30)に単一のMIMOチャネル品質表示(CQI)の提供を要求するように構成されることを特徴とする請求項29に記載の方法。 請求項33 前記MIMO関連命令(90)は、前記無線端末(30)がMIMOモードで動作していないとき、該無線端末(30)に該無線端末が以前にMIMOモードで動作していたときに提供したパターンと同一の、複数のMIMOタイプA及びMIMOタイプBのチャネル品質表示(CQI)のパターンの提供を要求するように構成されることを特徴とする請求項29に記載の方法。 請求項34 前記MIMO関連命令(90)は、前記無線端末(30)がMIMOモードで動作していないとき、該無線端末(30)に複数のMIMOタイプA及びMIMOタイプBのチャネル品質表示の特定の比の提供を要求するように構成されることを特徴とする請求項29に記載の方法。 請求項35 前記MIMO関連命令(90)は、前記無線端末(30)がMIMOモードで動作していないとき、複数のMIMOタイプA及びMIMOタイプBのチャネル品質表示(CQI)のパターンを規定するように構成されることを特徴とする請求項29に記載の方法。 請求項36 前記MIMO関連命令(90)は、前記無線端末(30)がMIMOモードで動作していないとき、該無線端末(30)に複数の通常チャネル品質表示及び複数のMIMOチャネル品質表示の混合の提供を要求するように構成されることを特徴とする請求項29に記載の方法。 請求項37 前記MIMO関連命令(90)は、前記無線端末(30)がMIMOモードで動作していないとき、該無線端末(30)に非MIMOチャネル品質表示(CQI)のMIMOチャネル品質表示(CQI)での置換を要求するように構成されることを特徴とする請求項29に記載の方法。 請求項38 前記MIMO関連命令(90)は、MIMOチャネル品質表示(CQI)を決定するときに前記無線端末(30)により使用される測定電力オフセット値を指定するように構成されることを特徴とする請求項26乃至28の何れか一項に記載の方法。 請求項39 前記MIMO関連命令(90)は、(1)以前の測定電力オフセット値を置換する新規の測定電力オフセット値(2)高位レイヤでシグナリングされた測定電力オフセット変更の修正に使用される測定電力オフセット変更値の一方を指定するように構成されることを特徴とする請求項38に記載の方法。
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