专利摘要:
供給周囲空気流を顕エネルギー回収デバイスにおいて冷却するかまたは供給周囲空気流をエンタルピーエネルギー回収デバイスにおいて冷却及び除湿する、囲われた場所で用いるための、周囲空気を調節するための方法及び装置が開示される。そのようにして冷却された空気は次いでその温度及び湿度を低めるために冷媒冷却システムの冷却コイルによって冷却される。そのようにして冷却及び除湿された空気は次いで、供給空気中の含水量を低めて供給空気の温度を高める条件の下で、回転式乾燥剤ホイールの一セグメントまたは異なるタイプの乾燥剤除湿デバイスを通過させられる。供給空気は次いで乾燥剤ホイールから囲われた場所に送られる。乾燥剤ホイールは空間からの排気によって与えられる別の再生空気流を加熱することによって再生され、再生空気流温度を高めるためには冷媒システムの凝縮コイルが用いられる。そのようにして加熱された再生空気流は次いで回転式乾燥剤ホイールを再生するためにホイールの別のセグメントを通過させられて、大気に排出される。
公开号:JP2011512507A
申请号:JP2010546907
申请日:2009-02-13
公开日:2011-04-21
发明作者:テイジ,ピーター;ヘイズ,マイケル
申请人:マンターズ コーポレイションMunters Corporation;
IPC主号:F24F3-14
专利说明:

[0001] 本出願は2008年2月14日に出願された米国仮特許出願第61/028693号の恩典を特許請求する。上記出願の明細書はその全体が本明細書に参照として含まれる。]
技術分野

[0002] 本発明は空調/除湿装置に関し、さらに詳しくは、乾燥剤除湿技術を用いる空調の方法及び装置に関する。]
背景技術

[0003] 従来の冷却コイルベース空調システムでは効率的な除湿手段が得られないことは周知である。そのようなシステムでは除湿を行うために冷却がなされなければならないから、多くの場合、冷却が必要以上になされ、所望の囲われた場所または空間が冷却され過ぎることになる。冷却されるべき空間に与えられる冷却が不十分であれば、除湿が必要に満たなくなるであろう。この問題を克服するため、除湿冷却コイルの下流で再加熱コイルが用いられている。これにより、必要に応じて、冷却コイルが除湿し、次いで再加熱コイルが供給空気温度を高めて、過剰に冷却された空気の囲われた場所への供給を回避することが可能になる。この方法は、空気温度を低めるためにエネルギーが使われ、次いで逆に温度を高めるためにさらに多くのエネルギーが使われるから、効率が低い。]
[0004] そのような低効率により、ASHRAE(米国空調冷房暖房工業界)規格62-1989では、熱がその場から回収されない限り空調システムにおける再加熱装置の使用が禁じられている。ASHRAE規格62-1989ではさらに、空間に引き入れられている外部空気の調節に用いられるエネルギー量を最小限に抑えるため、空気を大量に流すシステムは何らかの形態の排気エネルギー回収を用いなければならないことが求められている。]
[0005] エネルギー回収前処理を冷却コイル除湿及びその場回収再加熱と組み合わせる、市販システムが多く開発されている。そのようなシステムの1つが図1に示され、図1にはパッケージされたDX冷却/コンデンサ再加熱システムを含む再加熱換気装置が示されている。エネルギー回収換気装置は一般に、2つの空気流の間で熱及び顕エネルギーのいずれをも移送する既知の構成のエンタルピーホイールを備える。エンタルピーホイールは普通、出の温度及び湿度(エネルギー)を入りの周囲空気に移すために用いられる。そのようなエネルギー交換機は一般に、エネルギー転送に役立つ表面積を大きくするために、多孔質材料でつくられる。ヒートパイプのような、別の形態のエネルギー移送システムも用いることができる。] 図1
[0006] 図1に示されるシステムにおいては、新鮮なまたは戸外からの供給空気(周囲空気)にエネルギー回収デバイス(この場合はエンタルピーホイール)の一セグメントを通過させて、供給空気の湿度及び温度を低める。次いで、供給空気に従来の冷却システムのエバポレータ/冷却コイルを通過させて、湿度及び温度をさらに低める。次いで、除湿及び冷却された空気に冷却システムのコンデンサコイルを通過させて、供給空気の温度を高める。このようにして除湿され、暖められた空気は次いでダクトシステムを通して所望の空間に直接に供給される。] 図1
[0007] 図1のシステムにおいて、排気はファンまたはブロワー(図示せず)によって空間から引き出され、エンタルピーホイール回収デバイスの別のセグメントを通過する。この結果、排気流の温度及び湿度が高められ、次いで排気は大気に放出される。このタイプの従来技術デバイスは供給空気内の水分の低減に有効であり、回収エネルギーを利用するが、所望の除湿性能を得るにはかなりの冷却が必要である。この除湿を得るために空気を冷却するに利用されるエネルギーの内のかなりが空間の過剰冷却を防ぐために加熱コイルを通して戻される。] 図1
[0008] 図2は図1のシステムの乾湿計図であり、システムのそれぞれのコンポーネントの供給空気への効果の乾湿計解析を与える。] 図1 図2
[0009] この説明例のシステムにおいて、周囲空気または外気(OA)の絶対湿度は約100g/ポンド(0.220g/g)であり、温度は約94°F(34.4℃)である。エネルギー回収ホイール(Eホイール)を出た後の空気の絶対湿度は約80g/ポンド(0.176g/g)、温度は約83°F(28.3℃)であり、エバポレータコイル通過後の空気の絶対湿度は約59g/ポンド(0.130g/g)、温度は約53°F(11.7℃)であって、コンデンサコイルを出た後の空気の絶対湿度は同じく約59g/ポンド(0.130g/g)、温度は約72°F(22.2℃)である。]
[0010] コンデンサ再生空調システムの別の形態が図3に、また特許文献1の図7にも示される。このシステムは、乾燥剤ホイールに入る前に周囲空気/外気を冷却及び除湿するためにDX冷却コイルを用いる。空気は次いで乾燥剤ホイールによってさらに除湿されて加熱されてから、空間に供給される。別の周囲空気流が再生空気流として用いられ、初めにDX冷却サイクルからのコンデンサ熱を利用して加熱され、そのようにして加熱された空気流が次いで乾燥剤ホイールから水分を追い出すために用いられる。再生空気流は水分を集めて大気に放出する。供給空気に除湿/加熱サイクルを与えるために別の熱源を利用して乾燥剤ホイールを再生する、別の乾燥剤除湿システムが多く市販されている、そのようなシステムの大多数では、乾燥剤を再生するために高再生温度が必要である。] 図3 図7
[0011] 図4は図3のシステムについての乾湿計図を示し、システムコンポーネントの供給空気系への効果を示す。図からわかるように、エバポレータコイルに供給される外気の温度は
約93°F(33.9℃)であり、絶対湿度は約100g/ポンド(0.220g/g)である。エバポレータコイルを出た後の空気の温度は約62°F(16.7℃)であり、絶対湿度は約78g/ポンド(0.172g/g)である。乾燥剤ホイールを出る際の空気の温度は約72°F(22.2℃)であり、絶対湿度は約58g/ポンド(0.128g/g)である。] 図3 図4
[0012] 図5は、この場合は供給空気のエンタルピー回収前処理によるコンデンサ再生乾燥剤システムを用いる、別の従来技術の空調システムを示す。図からわかるように、新鮮な戸外の供給周囲空気にエンタルピー回収デバイスの一区画を通過させて、除湿及び冷却し、次いで従来のDX冷却システムの冷却コイルを通過させて湿度及び温度をさらに低める。次いで、そのようにして冷却/乾燥させた供給空気流に、空気が除湿され、乾燥されて、その後ダクトシステムによって空間に供給される、乾燥剤デバイスを通過させる。排気はファンまたはブロワー(図示せず)によって空間から引き出され、排気が加熱及び加湿され、次いで大気に放出される、エンタルピー回収デバイスの別の区画を通過させられる。このシステムでは、周囲からの別の空気流が冷却システムのコンデンサコイルを利用して加熱され、次いで再生空気流として用いられる。再生空気流は乾燥剤デバイスの別の区画を通過させられて、冷却及び加湿され、次いで大気に放出される。] 図5
[0013] 図6は図5のシステムの乾湿計図を示し、それぞれのシステムコンポーネントの供給空気への効果を示す。図からわかるように、供給外気は、初め、絶対湿度が100g/ポンド(0.220g/g)であり、温度が約93°F(33.9℃)である。エンタルピーホイール通過後の供給空気の絶対湿度は約84g/ポンド(0.185g/g)であり、温度は約84°F(28.9℃)である。エバポレータコイル通過後の供給空気の絶対湿度は約78g/ポンド(0.172g/g)であり、温度は約62°F(16.7℃)である。乾燥剤ホイール通過後、空間に供給されるときの、供給空気の絶対湿度は約58g/ポンド(0.128g/g)であり、温度は約72°F(22.2℃)である。] 図5 図6
先行技術

[0014] 米国特許第6557365B2号明細書]
課題を解決するための手段

[0015] 上述したような従来の空調システム及びプロセスに比較して、本発明は新鮮なまたは戸外の空気の、空間の温度で及び空間の湿度以下でその空気を供給するための、処理において重要な利点を有する。最も重要な利点は低エネルギー消費である。さらに詳しくは、本発明は所要エネルギー入力を、利用可能な他の手法に比較して30〜75%低減する。]
[0016] 本発明の別の重要な利点は他のいくつかの手法より低い供給空気湿度状態(露点またはg/ポンド(絶対湿度))を提供できる能力である。さらに詳しくは、コイルベース除湿機システムには、より低い湿度状態を与えるためにより低いコイル温度を与えることから、エバポレータコイル上の氷結の問題がある。本発明は、他方で、冷却コイルの後に乾燥剤ベース除湿サイクルを利用することによってより低い供給空気湿度状態を与えることができる能力を提供する。]
[0017] 本発明の目的は、戸外のまたは新鮮な供給周囲大気を処理して、その空気を除湿及び冷却して戸外周囲条件から所望の空間空気条件にすることである。ASHRAEは、建物についての空気の快適条件を、73°F(22.8℃)と78°F(25.6℃)の間の温度及び約50%の相対湿度または55g/ポンド〜71g/ポンド(0.121g/g〜0.157g/g)の絶対湿度と定めている。詳しくは、本発明は、周囲空気条件が、温度が60°F(15.6℃)から105°F(40.6℃)ないしそれ以上で、水分含有量が70〜180g/ポンド(0.154〜0.397g/g)の範囲の、米国南東部及び世界の他の高温多湿気候において高温多湿の空気を処理して、一般には温度が約70°F(21.1℃)〜85°F(29.4℃)で水分レベルが約45〜約71g/ポンド(0.099〜0.156g/g)の範囲の、空間温度に及び空間湿度以下に処理された空気を送るに特に適している。設計空間条件が規定されたASHRAE条件とは異なる場合、ASHRAE推奨条件より若干低いかまたは高い範囲も本発明によって達成することができる。]
[0018] 本発明の別の目的は、現在利用できるほとんどの処理システムより低いエネルギー入力で極めて効率の良い、戸外の新鮮な、周囲空気のそのような処理を提供することである。]
[0019] 本発明のまた別の目的は、新鮮なまたは戸外の供給空気及び/または建物自体の冷却/除湿負荷の変動に対応し、上回るような、可変冷却/除湿容量を備えることができるシステムを提供することである。]
[0020] 本発明のさらなる目的は、空間温度条件まで空気を加熱するために必要な加熱入力を低めるため、寒冷気候期中はエネルギー回収デバイスの使用によって戸外のまたは新鮮な供給空気への加熱を提供することである。さらに詳しくは、本システムは排気を利用して、加熱デバイスによる加熱の前に、供給空気の温度及び/または湿度を実質的に高めるために、エネルギー回収熱交換機によって新鮮なまたは戸外の供給空気に熱が移送される。したがって、−10°F(−23.3℃)のような温度が、ほぼ50°F(10.0℃)ないし、必要に応じて、さらに高い温度まで加熱されるであろう。]
[0021] 本発明の一態様にしたがえば、空調システムは排気流にエンタルピーホイールのようなエネルギー回収デバイスを通過させることによって排気流からエネルギーを回収するための手段を備える。新鮮な、戸外の、供給周囲空気がエネルギー回収デバイスの他方の「側」を通過させられる。エネルギー回収デバイスは、空気にデバイスを横切らせずに、一方の空気から他方の空気にエネルギーを移す。これによって温度を低めることが可能になり、いくつかのデバイスでは、周囲条件が空間条件より暖かく多湿である場合に供給空気の湿度を低めることが可能になる。また、温度を高めることも可能になり、いくつかのデバイスでは、周囲条件が空間条件より寒く乾燥している場合に供給空気の湿度を高めることも可能になる。]
[0022] 本発明の別の態様にしたがえば、本発明のシステムは、供給空気の温度及び湿度を低めてから供給空気が必要とされている空間に空気を供給するために冷却コイルを利用する。冷却システムからの再生熱を利用する乾燥剤除湿デバイスが、供給空気の温度を高めながら、さらなる除湿を与える。所望であれば、より低温の供給空気を提供し、建物内部の顕負荷を上回るように、冷却が必要に応じて追加される。]
[0023] 本発明にしたがうシステムは乾燥剤除湿サイクルのための再生空気源を提供するためにエネルギー回収デバイスを通過した排気を利用することもできる。排気の温度を高め、次いで排気に乾燥剤デバイスの別のセグメントを通過させて乾燥剤デバイスを再生するために、従来の冷却システムの冷却コイルが利用される。排気流はこの再生プロセス中に冷却及び加湿され、冷却システムから放出される熱をさらに受け取るために別のコンデンサコイルを排気流に通過させることが可能になる。冷却システム効率を向上させるため及び/またはコンデンサの熱放出容量を高めるため、第2のコンデンサコイルの前に蒸発冷却デバイスを追加して、第2のコンデンサコイルに入る排気の温度を低めることができる。]
[0024] 本発明の上記及びその他の目的、特徴及び利点は、添付図面とともに読まれるべきである、本発明の例示的実施形態の以下の詳細な説明で明らかになるであろう。]
図面の簡単な説明

[0025] 図1は、DX冷却及びコンデンサ再加熱システムを用いる、従来技術のエネルギー回収空調または換気装置の略図である。
図2は、図1に示されるシステムの、供給空気流へのシステムコンポーネントの効果を説明する乾湿計図である。
図3は従来技術のコンデンサ再生型乾燥剤システムの略図である。
図4は、図3に示されるシステムの、供給空気流へのシステムコンポーネントの効果を説明する乾湿計図である。
図5は、エンタルピーエネルギー再生前処理システムを用いる、従来技術のコンデンサ再生型乾燥剤システムの略図である。
図6は図5に示される供給空気流へのシステムコンポーネントの効果を説明する乾湿計図である。
図7は本発明にしたがう空調システムの略図である。
図8は、図7に示されるシステムにおける、供給空気流へのコンポーネントの効果を示す乾湿計図である。
図9は、図7に示されるシステムにおける、排気流へのコンポーネントの効果を示す乾湿計図である。
図10は本発明の第2の実施形態の略図である。
図11は、図10に示されるシステムにおける、排気流へのコンポーネントの効果を示す乾湿計図である。
図12は本発明の第3の実施形態の略図である。
図13は本発明の第4の実施形態の略図である。
図14は本発明の第5の実施形態の略図である。
図15は本発明の第6の実施形態の略図である。
図16は本発明の第7の実施形態の略図である。
図17は本発明の第8の実施形態の略図である。] 図1 図10 図11 図12 図13 図14 図15 図16 図2 図3
実施例

[0026] ここで図面を詳細に参照する。初めに図7を参照すれば、本発明の一実施形態にしたがう、部屋、囲われた場所または空間14での使用のために、周囲空気流12が処理されて所望の温度/湿度条件にされる、空調システム10が示される。図示される実施形態において、本システムは、上述したように、戸外の周囲空気が高い温度及び高い含水量または絶対湿度を有する地域で用いられる。図7は略図であり、説明される空気流は、図示されていない、適切な配管に入れられて適切なファンによって流されることが、当業者には当然であろう。] 図7
[0027] 図7に見られるように、新鮮な、戸外の、供給周囲空気12は初めにエネルギー回収デバイス16の一区画13を通過させられる。空気は、エネルギー回収デバイス16を通過しながら、冷却及び除湿される。上述したように、このデバイスは、供給空気流12と空間14から引き入れられる排気流18の間で熱を交換するための、従来の回転式エンタルピーホイールまたは、ヒートパイプのような、その他の形態の熱交換機とすることができる。ヒートパイプカ゛用いられる場合、大気は冷却されるが除湿はされないであろう。] 図7
[0028] 冷却及び除湿された供給空気流は次いで、温度及び湿度をさらに低めるために、コンプレッサ23を有する従来のDX冷却ユニット22の冷却コイルまたはエバポレータコイル20を通過させられる。供給空気は次いで、温度を高めながら湿度をさらに低めるために、従来のシリカ被覆回転式波形乾燥剤ホイールのような、乾燥剤デバイス26の一セグメントを通過する。この時点において、供給空気の温度は空間14における所望の温度であるかまたはそれに近く、湿度は空間14における所望の湿度以下である。]
[0029] 乾燥剤ホイールを出る際の供給空気の絶対湿度が空間14における所望の絶対湿度より低い場合、供給空気は、内部潜負荷を上回る、空間への除湿容量を与えるであろう。供給空気はこの時点において空間に直接に供給することができ、あるいは、必要に応じて、空間に冷却効果を与え、内部顕負荷を上回るように、乾燥剤ホイールと空間14の間で冷却コイルまたはエバポレータコイル28を用いてさらに冷却することができる。]
[0030] 排気流18はファンまたはブロワー(図示せず)によって空間14から引き出され、次いでエネルギー回収デバイス16の別の区画30を通過させられる。排気は区画30を通過しながら区画13で吸収された熱によって加熱され、加湿されてから、温度を高めるために冷却システム22のコンデンサコイル32を通過させられる。コンデンサ32を出る排気は入ったときより高温にあり、次いで、乾燥剤デバイスの別の区画34を排気に通過させることによってホイール26の乾燥剤を再生するために利用される。排気流はこの再生プロセス中に冷却及び加湿される。今では冷えている排気は次いでシステム22の第2のコンデンサコイル36を通過して冷却システムからさらに多くの熱を回収し、次いで大気に放出される。]
[0031] 当業者には理解されるであろうように、本発明のシステムは排気流を利用して、供給周囲空気流から熱を回収し、乾燥剤ホイールを再生する。排気流は、コンデンサ32及び/または36によって冷却システムから熱を回収または吸収するためにも用いられる。排気流のこの熱放出能力は乾燥剤再生プロセスにおける蒸発冷却効果によって高められる。この排気/再生空気流18の体積は適切な制御を用い、所望に応じて、供給空気流の体積以下に小さくすることができる。これは、賢明な空調設計では建物内に正の空気圧が必要とされることが周知であるから、重要な態様である。正の空気圧を得るためには、新鮮なまたは戸外の供給空気の量が排気量以上でなければならない。]
[0032] 図8は図7に示される本発明のコンポーネントの供給空気流12への効果を示す乾湿計図である。図からわかるように、本発明では乾燥剤ホイール26を出た後に供給空気流を処理するための追加の冷却コイル28を含めることができるが、効果は図5の従来技術のデバイスで達成される効果と同様である。しかし図5のシステムとは異なり、図5のシステムの排気流内で無駄にされる熱が本発明では再捕捉される。したがって、空間14を出てエンタルピーホイール16のセグメント30に入る排気流の温度は約72°F(22.2℃)、絶対湿度は約64g/ポンド(0.141g/g)であり、エンタルピーホイールを出る際の温度は約83°F(28.3℃)、絶対湿度は約80g/ポンド(0.176g/g)である。排気流はコンデンサコイル32を通過しながらコイルから放出される熱を吸収し、よって排気流がコイルを出て乾燥剤ホイールの再生セグメント34に入るときの、排気流の温度は約108°F(42.2℃)、絶対湿度は約80g/ポンド(0.176g/g)である。乾燥剤ホイールのセグメント34を通過した後でコンデンサコイル36に入る前の排気流の温度は約80°F(26.2℃)、絶対湿度は約122g/ポンド(0.269g/g)である。コイル36を通過するときに排気流はコイル36で放出される熱を吸収し、大気に放出される前に排気流の温度は約108°F(42.2℃)までないしさらに高くなる。] 図5 図7 図8
[0033] 図10は図7に示される本発明の別の実施形態を示し、同じ参照数字が同様の要素を識別するために用いられている。この実施形態においては、蒸発冷却デバイス38が排気流の乾燥剤ホイール26と第2のコンデンサコイル36の間に付加されている。蒸発冷却デバイスは、例えば供給水がそれを通って空気流に直交するかまたは対向して流れて空気流を冷却する既知の構成の交差波形シート材料を用いる、従来の構成の蒸発冷却デバイスとすることができる。この排気流の追加の蒸発冷却は排気流の温度をさらに低める。そのような低温の排気流はコンデンサコイル36に入ったときにさらに大きい熱放出容量を有し、したがってコンデンサ温度をさらに低くして効率をさらに高めることができ、冷却水頭圧を低めることができる。] 図10 図7
[0034] 図11は、図10に示されるような本発明の効果を示す乾湿計図である。乾燥ホイール26と第2のコンデンサ36の間に付加された蒸発冷却デバイスの使用の結果、排気流の温度はさらに約77°F(25.0℃)まで低められ、絶対湿度は約130g/ポンド(0.287g/g)に高められて、第2のコンデンサに入る際に追加の冷却及びさらに低い温度を与える。] 図10 図11
[0035] 本発明は従来技術に優る重要な利点を提供する。排気、再生及びコンデンサ熱放出に対する単一空気流の使用によって、これらの3つの課題を達成するに(様々な空気流を流すに)必要なファン馬力がかなり低くなる。システムは様々な熱交換機に対応するために高められた総静圧を必要とするが、総空気流量は実質的に低減される。ファンパワーは静圧の二乗及び空気流量の三乗に比例するから、所要ファンパワーの低減には空気流量の低減が一層重要である。]
[0036] さらに、単一空気流を使用してこれらの機能を提供することにより、再生プロセスのために乾燥剤ホイールに与えられる湿度レベルも低められる。建物排気は空間から空間湿度でとられる。排気は次いでエネルギー回収デバイスを経る。このデバイスは(顕熱回収デバイスを用いた場合)排気の湿度を高めないか、あるいは、エンタルピー回収デバイスの効率に基づき、戸外条件と屋内条件の間の比にある程度したがって湿度を高める。いずれの場合も、エネルギー再生デバイスを出て乾燥剤ホイールに入るときの湿度は戸外条件より低い。排気の温度は湿度にかかわらず同じ温度にある。温度は、温度交換が湿度レベルに無関係であり、付加コンデンサの熱がやはり湿度に無関係である、排気回収プロセスによって決定される。乾燥剤ホイールは相対湿度交換機としてはたらくから、温度が決定されている空気流中の含水量が低くなるほど、相対湿度は低くなる。したがって、空気中の含水量が低くなれば、強化された再生により、乾燥剤デバイスの容量は高くなる。]
[0037] 従来技術に優る本発明の別の利点は冷却サイクルコンデンサ熱放出容量及び温度に関する。コンデンサの熱は大気に放出されなければならない。本発明の排気流の温度は周囲温度より低い。含水量の関係と全く同様に、排気は空間からとられてエネルギー回収デバイスを経る。排気の温度は空間温度と戸外温度の間の差の何分の1か高められる。エネルギー回収デバイスを出ていく排気の温度は周囲温度よりある程度低い。これにより2つの利点が得られる。第1に、コンデンサコイルから空気流への熱の放出に必要な空気流量が、空気流の温度が低くなり、コンデンサに入る冷媒温度とコンデンサに入る空気温度の間の差が大きくなることから、低減される。所要空気流量の低減により、所要ファン馬力も低められる。これは上で論じた所要空気流量の低減にある程度含まれる。さらに、コンデンサに入る空気温度が低くなるほど、コンデンサを出る冷却温度を低くすることができ、水頭圧が低くなる。水頭圧が低くなるから、冷媒の圧量を高めるためにコンプレッサがしなければならない仕事の量が低減され、所要電力を低めてコンプレッサを稼働させることが可能になる。]
[0038] 本技術のまた別の強化は、第2のコンデンサにおいてさらに多くの熱を放出するための排気流の能力及び効率である。乾燥剤ホイールの蒸発冷却効果が温度を逆に低めて、同じ空気流によるさらに多くの熱放出の実行を可能にする温度にする。これはやはり総空気流量を低減し、ファン馬力を減じさせる。この第2のコンデンサの前への蒸発冷却デバイスの付加により温度がさらに低められ、第1のコンデンサについて上で論じたように、第2のコンデンサに対して同じ効率が得られる。これはより多くの熱を放出できる能力を第2のコンデンサに与えて、空気流量を少なくし、ファンパワーを節約する。これはまた冷媒回路の温度も低め、水頭圧も低めて、コンプレッサパワーを低減する。]
[0039] 上記に加えて、乾燥剤デバイス26として乾燥剤ホイールが用いられる場合、供給空気流の温度及び湿度を制御するために加熱及び除湿を高めるかまたは低めるようにホイールの回転速度を制御することができるから、さらに高い効率を達成することができる。]
[0040] 図12〜14は図10に示されるような本発明の別の実施形態を示し、やはり同じ参照数字が対応する要素に対して用いられている。それぞれの実施形態において、1つないしさらに多くの空気流バイパスが、空気流の内の1つの一部にまたはいずれの一部にも乾燥剤ホイールを迂回させて選択的にバイパスさせるために、従来の配管、バッフル及びコントローラを用いて設けられる。] 図10 図12 図13 図14
[0041] 図12は乾燥剤ホイール26の除湿区画を迂回させて供給空気流の一部を導くためのバイパス42の使用を示す。] 図12
[0042] 図13は乾燥剤ホイールの再生区画34を迂回させて排気流の一部をバイパスさせる、バイパス44をともなうバイパス42の使用を示す。] 図13
[0043] 図14は単に乾燥剤ホイールの再生区画34における単一バイパス44の使用を示す。] 図14
[0044] 乾燥剤ホイールを迂回する1つないしさらに多くのそのようなバイパスを設けることにより、いくつかの利点が可能になる。供給側または再生側でバイパスを調整することで、供給空気流への乾燥剤の効果の容量調整が得られる。さらに、除湿が必要ではない期間中の乾燥剤ホイールの圧力降下を回避することができ、所要ファンパワーの低減及びさらに効率の高い稼働が可能になる。ユニット設計に一層高いフレキシビリティも可能になり、乾燥剤ホイールが受容できるよりも多くの空気をユニットが供給できる能力が得られる。このフレキシビリティにより、特定のユニット性能要件を満たすための装置コストを低めることができる。]
[0045] 図15は図10に示されるような本発明の別の実施形態であり、やはり同じ参照数字で同様の要素が識別されている。] 図10 図15
[0046] この実施形態においては、エバポレータコイル20からの凝縮水がサンプ50,等で回収され、ポンプ52によって蒸発冷却機に供給される。所要蒸発冷却に対する凝縮水の回収により、補給水を必要とせずに効率を高めることが可能になる。これも、一層低い用水費及び一層低い設置費を達成するであろう。]
[0047] 図16は図7に関して上述したような本発明のまた別の変形である。この実施形態において、乾燥剤ホイールに対する配管の構成は、供給周囲空気流が排気/再生空気流の流れに、図7に示される同じ方向ではなく、対向する方向に乾燥剤ホイールを流過するように、再構成されている。この対向流構成により、一層高い効率に対して一層高い乾燥剤性能が得られる。この構成の物理的レイアウトは他の実施形態よりも建造が困難であり、おそらく一層多くの費用が必要であろう。他の図面に示された、先に示された他の実施形態の全てもこの実施形態に付加して、本発明の多くの選択肢及び変形を提供できる。] 図16 図7
[0048] 添付図面を参照して本発明の例示的な実施形態を本明細書で説明したが、本発明がそれらの精確な実施形態に限定されず、本発明の範囲または精神を逸脱せずに、そのような実施形態に様々な変更及び改変が当業者によって実施され得ることは当然である。]
[0049] 10 空調システム
12供給周囲空気流
14 空間
16エネルギー回収デバイス
18排気流
20,28冷却コイル
22 DX冷却ユニット
23コンプレッサ
26乾燥剤デバイス(乾燥剤ホイール)
32,36 コンデンサコイル]
权利要求:

請求項1
囲われた場所に調節された空気を供給するための方法において、(a)周囲空気流を、(i)供給周囲空気流を第1の低められた温度まで冷却する工程、(ii)温度を第2の低められた温度まで低めるために前記冷却された供給周囲空気流に冷却システム冷却コイルを通過させる工程、(iii) そのようにして冷却された前記供給周囲空気流を乾燥剤除湿デバイスにおいて除湿する工程、及び(iv)そのように冷却及び乾燥された前記空気を囲われた場所に送る工程、によって調節する工程、及び(b)囲われた場所からの排気流を、(i)前記排気流の温度を高める工程、(ii)前記排気流の温度を高め、前記排気流の相対湿度を低めるために、前記高められた温度にある前記排気流に前記冷却システムのコンデンサコイルを通過させる工程、(iii) 次いで、前記乾燥剤除湿デバイスを再生し、前記排気流の温度を低めて含水量を高めるために、前記加熱された排気流に前記乾燥剤除湿デバイスの再生領域を通過させる工程、(iv)次いで、前記排気流の温度をさらに高めるために、前記乾燥剤除湿デバイスからの前記排気流に第2のコンデンサコイルを通過させる工程、及び(v)次いで、前記排気流を大気に排出する工程、により、調節及び使用する工程、を含むことを特徴とする方法。
請求項2
周囲空気流を調節する前記工程が、前記周囲空気流を前記第1の低められた温度まで冷却しながら前記周囲空気流の含水量を低める工程を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
請求項3
周囲空気流を調節する前記工程が、前記周囲空気流に前記冷却システム冷却コイルを通過させながら前記周囲空気流の含水量を低める工程を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
請求項4
排気流を調節する前記工程が、前記排気流に冷却システムのコンデンサコイルを通過させる前に、前記排気流の温度を高めながら前記排気流の含水量を低める工程を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
請求項5
前記乾燥剤除湿デバイスと前記第2のコンデンサコイルの間で前記排気流に蒸発冷却をさらに施す工程を含むことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の方法。
請求項6
乾燥剤ホイール除湿デバイスを用いる工程及び前記空気流への乾燥剤効果を調整して容量制御を与えるために前記乾燥剤ホイールデバイスの回転速度を選択的に変える工程を含むことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の方法。
請求項7
前記供給空気流への乾燥剤効果を調整するために前記供給空気流の一部に前記乾燥剤デバイスを迂回させて選択的にバイパスさせる工程を含むことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の方法。
請求項8
前記排気流への乾燥剤効果を調整するために前記排気流の一部に前記乾燥剤デバイスを迂回させて選択的にバイパスさせる工程を含むことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の方法。
請求項9
前記供給空気流及び前記排気流のそれぞれへの乾燥剤効果を調整するために前記供給空気流及び前記排気流のそれぞれの一部に前記乾燥剤デバイスを迂回させて選択的にバイパスさせる工程を含むことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の方法。
請求項10
冷却コイルからの凝縮水を回収し、蒸発冷却効果を可能にするために前記凝縮水を前記蒸発冷却デバイスにポンプで送る工程を含むことを特徴とする請求項5に記載の方法。
請求項11
前記囲われた場所への冷却能力を与えるため、前記供給空気流が前記乾燥剤除湿デバイスを通過した後に前記供給空気流にさらに冷却を施す工程を含むことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の方法。
請求項12
前記周囲空気流と前記排気流に前記乾燥剤デバイスを互いに対向する方向に通過させる工程を含むことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の方法。
請求項13
囲われた場所に調節された空気を供給するための方法において、(a)周囲空気流を、(i)供給周囲空気流の温度及び含水量を低めるためにエネルギー回収デバイスにおいて前記供給周囲空気流を冷却する工程、(ii)前記周囲空気流の温度及び含水量をあらかじめ定められた条件までさらに低めるために前記冷却及び乾燥された周囲空気に冷却システム冷却コイルを通過させる工程、(iii) 次いで、前記空気の温度を高め、前記空気の含水量を低めるために、前記空気に乾燥剤除湿デバイスの一セグメントを通過させる工程、及び(iv)次いで、そのように処理された前記周囲空気を前記囲われた場所に送る工程、によって調節する工程、及び(b)囲われた場所からの排気流を、(i)前記排気流の温度及び含水量を高めるために前記排気流に前記エネルギー回収デバイスを通過させる工程、(ii)次いで、前記排気流の相対湿度を低めながら前記排気流の温度を高めるために、前記排気流に前記冷却システムのコンデンサコイルを通過させる工程、(iii) 次いで、前記乾燥剤除湿デバイスを再生し、前記排気流の温度を低めて含水量を高めるために、そのように加熱された前記排気流に前記乾燥剤除湿デバイスの別のセグメントを通過させる工程、(iv)次いで、前記排気流の温度をさらに高めるために、前記排気流に第2のコンデンサコイルを通過させる工程、及び(v)次いで、前記排気流を大気に排出する工程、により、調節及び使用する工程、を含むことを特徴とする方法。
請求項14
前記乾燥剤除湿デバイスと前記第2のコンデンサコイルの間で前記排気流に蒸発冷却をさらに施す工程を含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
請求項15
乾燥剤ホイール除湿デバイスを用いる工程及び前記空気流への乾燥剤効果を調整して容量制御を与えるために前記乾燥剤ホイールデバイスの回転速度を選択的に変える工程を含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
請求項16
前記供給空気流への乾燥剤効果を調整するために前記供給空気流の一部に前記乾燥剤デバイスを迂回させて選択的にバイパスさせる工程を含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
請求項17
前記排気流への乾燥剤効果を調整するために前記排気流の一部に前記乾燥剤デバイスを迂回させて選択的にバイパスさせる工程を含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
請求項18
前記供給空気流及び前記排気流のそれぞれへの乾燥剤効果を調整するために前記供給空気流及び前記排気流のそれぞれの一部に前記乾燥剤デバイスを迂回させて選択的にバイパスさせる工程を含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
請求項19
冷却コイルからの凝縮水を回収し、蒸発冷却効果を可能にするために前記凝縮水を前記蒸発冷却デバイスにポンプで送る工程を含むことを特徴とする請求項14に記載の方法。
請求項20
前記囲われた場所への冷却能力を与えるため、前記供給空気流が前記乾燥剤除湿デバイスを通過した後に前記供給空気流にさらに冷却を施す工程を含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
請求項21
前記周囲空気流と前記排気流に前記乾燥剤デバイスを互いに対向する方向に通過させる工程を含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
請求項22
囲われた場所に調節された空気を供給するための方法において、(a)温度が約60°F(15.6℃)〜105°F(40.6℃)の範囲にあって含水量が70〜180g/ポンド(0.154〜0.397g/g)の周囲空気を、(i)前記周囲空気流の温度及び含水量を低めるために前記周囲空気流をエネルギー回収デバイスに供給する工程、(ii)前記周囲空気の温度及び含水量をあらかじめ定められた条件までさらに低めるために前記冷却及び乾燥された周囲空気に冷却システム冷却コイルを通過させる工程、(iii) 次いで、前記空気の温度を約70°F(21.1℃)〜85°F(39.4℃)のあらかじめ定められた温度範囲まで高め、前記空気の含水量を約45〜65g/ポンド(0.099〜0.143g/g)まで低めるために、前記空気に乾燥剤除湿デバイスの一セグメントを通過させる工程、及び(iv)次いで、そのように処理された前記空気を前記囲われた場所に送る工程、によって調節する工程、及び(b)囲われた場所からの排気流を、(i)前記囲われた場所から空気を排出する工程、(ii)前記排気流の温度及び含水量を高めるために前記排気流に前記エネルギー回収デバイスを通過させる工程、(iii) 前記排気流の相対湿度を低めながら前記排気流の温度を高めるために、前記排気流に前記冷却システムのコンデンサコイルを通過させる工程、(iv)次いで、前記乾燥剤デバイスを冷却し、前記排気流の温度を低めて含水量を高めるために、そのように加熱された前記排気流に前記乾燥剤除湿デバイスの別のセグメントを通過させる工程、(v)次いで、前記排気流の温度をさらに高めるために、前記排気流に第2のコンデンサコイルを通過させる工程、及び(vi)次いで、前記排気流を大気に排出する工程、により、調節及び使用する工程、を含むことを特徴とする方法。
請求項23
前記乾燥剤デバイスと前記第2のコンデンサコイルの間で前記排気流に蒸発冷却をさらに施す工程を含むことを特徴とする請求項22に記載の方法。
請求項24
乾燥剤ホイール除湿デバイスを用いる工程及び前記空気流への乾燥剤効果を調整して容量制御を与えるために前記乾燥剤デバイスの回転速度を選択的に変える工程を含むことを特徴とする請求項22に記載の方法。
請求項25
前記供給空気流への乾燥剤効果を調整するために前記供給空気流の一部に前記乾燥剤デバイスを迂回させて選択的にバイパスさせる工程を含むことを特徴とする請求項22に記載の方法。
請求項26
前記排気流への乾燥剤効果を調整するために前記排気流の一部に前記乾燥剤デバイスを迂回させて選択的にバイパスさせる工程を含むことを特徴とする請求項22に記載の方法。
請求項27
前記供給空気流及び前記排気流のそれぞれへの乾燥剤効果を調整するために前記供給空気流及び前記排気流のそれぞれの一部に前記乾燥剤デバイスを迂回させて選択的にバイパスさせる工程を含むことを特徴とする請求項22に記載の方法。
請求項28
冷却コイルからの凝縮水を回収し、蒸発冷却効果を可能にするために前記凝縮水を前記蒸発冷却デバイスにポンプで送る工程を含むことを特徴とする請求項23に記載の方法。
請求項29
前記囲われた場所への冷却能力を与えるため、前記供給空気流が前記乾燥剤除湿デバイスを通過した後に前記供給空気流にさらに冷却を施す工程を含むことを特徴とする請求項22に記載の方法。
請求項30
前記周囲空気流と前記排気流に前記乾燥剤デバイスを互いに対向する方向に通過させる工程を含むことを特徴とする請求項22に記載の方法。
請求項31
囲われた場所に調節された空気を供給するための装置において、供給周囲大気流を第1の低められた温度まで冷却するために前記供給周囲空気流から熱エネルギーを回収するための手段、前記供給周囲空気流の温度を第2の低められた温度まで低めるために前記熱エネルギー回収手段からの前記供給周囲空気流を受け取るためのエバポレータコイルを備える冷却システム、前記エバポレータコイルからの前記冷却された供給周囲空気流を除湿するための乾燥剤手段、及びそのようにして冷却及び乾燥された前記空気を囲われた場所に送るための手段、を備え、供給周囲空気流から熱エネルギーを回収するための前記手段が、囲われた場所からの排気流を受取り、前記排気流の温度を高めるように適合され、前記冷却システムが、前記熱エネルギー回収手段からの前記排気流を受取り、前記排気流の温度を高め、前記排気流の相対湿度を低めるためのコンデンサコイルを備え、前記乾燥剤除湿手段が、前記乾燥剤手段を再生し、前記排気流の温度を低めて含水量を高めるために、前記コンデンサコイルからの排気を受け取るための再生領域を有し、前記冷却システムが、前記排気流の温度をさらに高めるために、前記乾燥剤除湿手段からの前記排気流を受け取るための第2のコンデンサコイルを備える、ことを特徴とする装置。
請求項32
熱エネルギーを回収するための前記手段が前記周囲空気流を前記第1の低められた温度まで冷却しながら前記周囲空気の含水量を低めることを特徴とする請求項31に記載の装置。
請求項33
前記冷却システムの前記エバポレータコイルが前記供給周囲空気流内の水分を凝縮させて前記周囲空気流な含水量を低めることを特徴とする請求項31に記載の装置。
請求項34
熱エネルギーを回収するための前記手段が前記排気流の温度を高めながら前記排気流の含水量を低めることを特徴とする請求項31に記載の装置。
請求項35
前記乾燥剤除湿手段と前記第2のコンデンサコイルの間に前記排気流の蒸発冷却手段を備えることを特徴とする請求項31から34に記載の装置。
請求項36
前記乾燥剤除湿手段が乾燥剤ホイール除湿デバイスであることを特徴とする請求項31から34に記載の装置。
請求項37
前記空気流への乾燥剤効果を調整して容量制御を与えるために前記乾燥剤ホイールデバイスの回転速度を選択的に変えるための手段を備えることを特徴とする請求項36に記載の装置。
請求項38
前記供給空気流への乾燥剤効果を調整するために前記供給空気流の一部に前記乾燥剤デバイスを迂回させて選択的にバイパスさせるための手段を備えることを特徴とする請求項31から34に記載の装置。
請求項39
前記排気流への乾燥剤効果を調整するために前記排気流の一部に前記乾燥剤デバイスを迂回させて選択的にバイパスさせる手段を備えることを特徴とする請求項31から34に記載の装置。
請求項40
前記供給空気流及び前記排気流のそれぞれへの乾燥剤効果を調整するために前記供給空気流及び前記排気流のそれぞれの一部に前記乾燥剤デバイスを迂回させて選択的にバイパスさせる手段を備えることを特徴とする請求項31から34に記載の装置。
請求項41
冷却コイルからの凝縮水を回収し、蒸発冷却効果を可能にするために前記凝縮水を前記蒸発冷却デバイスにポンプで送るための手段を備えることを特徴とする請求項35に記載の装置。
請求項42
前記囲われた場所への冷却能力を与えるため、前記供給空気流が前記乾燥剤除湿デバイスを通過した後に前記供給空気流にさらに冷却を施すための手段を備えることを特徴とする請求項31から34に記載の方法。
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