![]() 逆止弁および逆止弁を有するピストンポンプ
专利摘要:
ポンプとポンプハウジングとの間を流体が逃げることを考慮したピストンポンプを提供する。逆止弁10は、阻止エレメント22を備えており、流体30は、阻止エレメント22が開放位置にあるときに流れ方向Sに第1圧力室14から第2圧力室16に流れることができる。弁座18は、流れ方向Sに対して15°よりも大きくかつ80°よりも小さい角度αに向けられている傾斜面として構成されており、阻止エレメント22は、阻止位置で傾斜面に当接し、開放位置では第1圧力P1と第2圧力P2との差があるため接続から解放するために傾斜面から持ち上がる弾性変形可能な材料製の平坦な阻止ローブ24を備えている 公开号:JP2011512490A 申请号:JP2010542573 申请日:2009-01-14 公开日:2011-04-21 发明作者:エンゲル,マルクス;ボルスト,ペーター 申请人:プレットル,ロルフ; IPC主号:F16K15-16
专利说明:
[0001] 本発明は、流体の第1圧力が存在する第1圧力室と、第2圧力が存在する第2圧力室との間に配置されており、弁座が形成されている弁ハウジングを備え、第2圧力が第1圧力より大きくなったときに第1弁室と第2弁室との間の接続を阻止するために、阻止位置で弁座の領域の弁口を閉じるように設計され、かつ第1圧力が第2圧力より大きくなったときに第1弁室と第2弁室との間の接続を解放して、流体が開放位置で第1圧力室から第2圧力室への流れ方向に流れることのできるようにするために、開放位置で弁口を解放するように設計されている阻止エレメントを備えている逆止弁に関係する。] [0002] 本発明はさらに、ポンプハウジングと、その中に移動可能に取り付けられてポンプハウジングとともに圧力室を形成するピストンとを備えており、ポンプの吸い込みコネクタが第1逆止弁を介して圧力室に接続されているとともに、圧力室が第2逆止弁を介してポンプの圧力コネクタに接続されている流体ポンプに関係する。] 背景技術 [0003] このような逆止弁は一般に周知である。逆止弁は一般に流体の流れの方向を判別するために使われ、2つの流れ方向の一方の流体の移動を自動的に阻止する方向制御弁である。 いわゆるボール逆止弁、具体的には、阻止エレメントがボールによって形成されており、ばねによって弁座まで押されるものは周知である。 代替実施形態では、弁座は流れ方向に垂直に配置されて、フラップで閉じる。この場合、フラップは上部領域に懸架でき、具体的には、そのためその自重により自動的に阻止位置に自動的に達する。] [0004] 該逆止弁に伴う欠点は、一方では、大量の部品数である。他方では、特にフラップを備えている逆止弁では、開放位置の流体の流れは、当初流れ方向にほぼ垂直に整合されているフラップにより妨げられる。これにより効率が相対的に低下する。さらに、阻止位置から開放位置へ、および開放位置から阻止位置へすばやく切り換えるときに達成される頻度は比較的低い。] 発明が解決しようとする課題 [0005] ピストンポンプとは流体を搬送するポンプで、第1ストロークで、搬送する流体をピストンによって吸入弁に吸い込む。その後、第2ストロークで、流体は吐出弁から吐き出される。このようなポンプも容量型ポンプと呼んでもよい。 到達し得る圧力が高いため、流体がポンプとポンプハウジングとの間を逃げることは除外されない。これは閉鎖回路では望ましくないであろう。また、流体が静止状態のときに結晶化するまたは凝集塊を形成しやすい場合も望ましくないであろう。これは、たとえば、尿素を圧送する流体ポンプを使用するときに当てはまる。該ポンプはディーゼルエンジンで作動する車両の排気ガスを浄化するシステム(いわゆるDNOXシステム)で使用するような尿素噴射システムで使用されている。] [0006] 上記背景に鑑み、本発明の目的は改良した逆止弁および改良したピストンポンプを提供することである。] 課題を解決するための手段 [0007] 上記目的は導入部で述べた逆止弁の本発明の第1の局面により達成され、該第1の局面において、弁座は流れ方向に対して15°より大きくかつ80°より小さい角度に向けられている傾斜面として構成されており、阻止エレメントは弾性変形可能な材料から製作して、阻止位置では傾斜面に当接し、開放位置では、第1圧力と第2圧力との差により、接続を解放するために傾斜面から持ち上がる平坦な阻止ローブを備えている。] [0008] 本発明は、弾性変形可能な材料製の阻止ローブが当接する傾斜弁座を備えている逆止弁と簡単に言ってもよい。 弁座を傾斜面として構成するという方策により、流体は開放位置で妨げられずに流れ、および/または流動技術の観点からいうと、第2圧力室に流れやすくなるであろう。阻止位置から開放位置への移り変わりの際には、流体が、平坦な阻止ローブを弁座から押しやって、こうして偏向させられた阻止ローブに沿って第2圧力室に流れるであろうが、たとえば従来のフラップ式逆止弁の場合のように、流体はそれによって流れ方向に対して著しく偏向することはない。さらに、本発明による逆止弁には部品がほとんど必要ない。好ましくは、弁は弁ハウジングと阻止エレメントとのみからなる。] [0009] 弁口は、阻止エレメントにより一緒に閉じられる複数の個別の口を有してもよい。好ましくは、弁口は半径方向に同じように整合するように互いに配置して、個別の口からの流体が同じ「高さ」で阻止ローブに届くように配置されている。 弾性変形可能な材料から作る阻止ローブの設計により、阻止ローブは本来備わる弾性力のために阻止位置でプレテンションされていることが実現できるであろう。その結果、阻止位置も大略的に確実に達成されるであろう。] [0010] 本発明による逆止弁の機能は、進化により流動技術の観点からも最適化されている魚のエラの機能に類似している。逆止弁が相対的に高い作動周波数であっても、ここでは震え動作をする傾向はない。 そのため、上記の目的は本発明の第1の局面により完璧に達成される。 本発明による逆止弁は、比較的高い作動限界、たとえば60Hzまたは70Hzまでの作動周波数に適している。] [0011] 傾斜面の角度が30°より大きければ特に有利である。 結果として、弁は流動技術の観点からさらに一層最適化されているといえよう。 傾斜面の角度が60°未満の好適な場合にも同じことが当てはまる。 別の好適な実施形態によると、阻止エレメントは、流れ方向に見て、傾斜面の後領域で弁ハウジングに固定されている。] [0012] このように、阻止ローブは締着領域に対して前に傾斜して、すなわちすでにほぼ流れ方向に一致していることが確保されている。 弁座が、対向する方向に傾斜し、縦断面がV字形を形成する2つの傾斜面を有しており、阻止ローブが各傾斜面に関連していれば、これも有利である。 結果として、構造的な空間が比較的少量ですむため、高い流通量が得られるであろう。その結果、弁は平行な2個の逆止弁を有する。このように、発生する半径方向の力も互いに補償されるであろう。そのため、この構成は逆止弁が流れ方向に可動であるシステムの一部である、たとえばピストン上に配置されているときにも好適に適する。] [0013] したがって、2つの阻止ローブがまとめて一体的に接続されていれば特に有利である。 結果として、部品の数を少なくしておけよう。 全体として、阻止エレメントは締着部を有し、それにより阻止エレメントを弁ハウジングに締着しても有利である。 このような弁ハウジングへの締着はねじ、接着または他の締着の種類によって行ってもよい。] [0014] しかし、弁ハウジングが流れ方向を横断して整合されている締着用凹部を有しており、阻止エレメントを弁ハウジングに対して流れ方向に確実に固定するために、締着部を締着用凹部に差し込めば、特に有利である。 このように、阻止エレメントは別のコンポーネントまたは材料を使用せずに、弁ハウジングに締着してもよい。したがって、阻止エレメントが流れ方向を横断して延びているビーズを有し、それを横断方向に延びている弁ハウジングの対応する凹部に差し込んで、確実な軸方向の接続を得ることが考えられる。] [0015] しかし、締着部が弁ハウジングの環状締着用凹部に差し込む環状部を備えていれば特に有利である。 この実施形態では、別の手段を使用せずに、阻止エレメントを弁ハウジングに半径方向にも固定できれば特に有利である。これは、弁をピストンのような可動エレメントに配置する場合に特に有利であろう。] [0016] これに関連して、環状部を少なくとも1つの長手方向ウェブ部を介して阻止ローブに接続すればさらに有利である。 こうすれば、長手方向ウェブ部が環状部および阻止ローブ(または2つの阻止ローブ)をまとめて接続する阻止エレメントの単体構造の設計が可能である。 長手方向ウェブ部を、長手方向に整合されている弁ハウジングの凹部に配置しているのも有利である。] [0017] 結果として、阻止エレメントの締着部は、たとえば、締着部を円筒形の輪郭に対して半径方向外側に張り出さないで、弁ハウジングの円筒形の輪郭に組み入れてもよい。そのため、特にこの設計は逆止弁を可動エレメント上で使用するのに適している。 したがって、2つの阻止ローブを横ウェブ上で互いに接続して(たとえばV字形)、それぞれその両端を長手方向ウェブ部を介して環状部と接続すれば、特に有利である。] [0018] この実施形態は阻止ローブと環状部との間の接続を軸方向に安定させることができる。 全体として、弁ハウジングが、弁口に接続されている少なくとも1つの長手方向流路を有する円筒部を有し、弁座を円筒部の前面、具体的には流れ方向に見て前側に構成するとさらに好ましい。 この実施形態は、一方では、単純なハウジング構造を可能にする。このように、第2圧力室は、たとえば、円筒部と第2ハウジング部とによって形成してもよい。長手方向流路がこうして第1圧力室の一部を形成すると好ましい。その上、この場合、逆止弁を円筒形ピストンに、すなわちその前面上に単純に組み入れられれば有利である。] [0019] 本発明の第2の態様によると、上記目的は冒頭で述べた流体ポンプによって達成され、吸い込みコネクタが補償室に接続されており、そこにピストンとポンプハウジングとの間を逃げる流体が流入する。 結果として、ピストンとポンプハウジングとの間を逃げる流体は初めに補償室に流入し、それから吸い込みコネクタを介した次の吸い込みストロークでは、吸い込みコネクタから圧力室へと再び正規の流体路に戻ることが実現される。その結果、初めに補償室に収容された流体はこの補償室に留まるのではなく、すぐに再び循環する。] [0020] このように、本発明による流体ポンプは、特に、静止状態のときに結晶化または凝集塊を形成しやすい流体に適している。したがって、具体的には、本発明による流体ポンプは尿素ポンプとして、たとえば、ディーゼルエンジンの排気ガスを浄化する尿素噴射システムに適している。 そのため、上記目的は本発明の第2の態様によっても完璧に達成される。] [0021] そのため、好適な実施形態によると、ピストンのピストンロッドはポンプハウジングからピストンロッドの開口を通って補償室の領域に案内される。 全体として、これによりポンプハウジング内の補償室のコンパクトな構造および単純な一体化が可能となる。さらに、補償室はこのように特に単純な構造となるようにピストンロッドと同軸上に配置してもよい。] [0022] そのため、ピストンの外面を弾性シーリング装置によってピストンロッドの開口に対して封止すると特に好ましい。 結果として、補償室に進入する流体はポンプハウジングから逃げないことが確保されるであろう。すなわち、結果として、ピストンとポンプハウジングとの間を逃げる流体が再び吸い込みコネクタに戻る閉鎖回路が得られるであろう。] [0023] シーリング装置が膜部を有すると特に有利である。 このような膜部は全体を弾力構造にしてもよく、この弾力のおかげでポンプのポンプ作用を助ける、および/またはそれ自体のポンプ作用を起こすことができよう。このように、シーリング装置はピストンの軸方向の動きに合わせて駆動されるので、その結果補償室の容積の変化が生じるであろう。] [0024] これは、特に、流体としてガス状流体を使用するとき有利であろう。 さらに、膜部がピストンの外周と補償室の内周面との間に半径方向に延びている場合、ポンプ作用は特に有利な形態で達成されるであろう。これはさらにフレキシブルなシーリング装置の単純な構造を可能にする。 別の実施形態によると、フレキシブルなシーリング装置はピストンロッドの周りに延びているベローズ部を有する。] [0025] このようなベローズ部は、ピストンの軸方向の動き、つまり軸方向の動きを吸収できよう。加えて、シーリング装置のシールは、軸方向の整合のために、ピストンロッドの開口に対して構造的に単純に実装することができよう。 一般に、ベローズ部の使用は、たとえば液体(特に尿素)のように、流体が圧縮できない、またはわずかしか圧縮できない場合に好ましい。この場合、軸方向に整合したベローズの輪郭により、補償室の容積はピストンの軸方向の動きに合わせて少しだけ変化することが実現できるであろう。これに関連して、低圧縮性の流体がシーリング装置にかなりの負荷をかけるおそれがあるため、補償室を介した追加および/または個別のポンプ作用は望ましくないであろう。] [0026] そのため、ベローズ部が円筒形の中立(中間)輪郭を有し、その外周が補償室まで延びているピストン部の外周に対応していれば特に有利である。 円筒形の中立輪郭のおかげで、補償室の容積はピストンの動きに合わせてまったくまたはわずかしか変化しないことが実現できるであろう。そのため、特に低圧縮性の流体を使用する場合、シーリング装置にはわずかな程度しか負荷がかからないことが実現できるであろう。] [0027] 別の好適な実施形態によると、ピストンは環状シーリングエレメントによってポンプハウジングに対して封止され、環状シーリングエレメントは圧力側に向かって開いている軸方向の環状凹部を有し、それを介して加圧流体が環状シーリングリップを半径方向内側に押してもよい。 この実施形態は、補償室の実施形態とは独立して、これだけで発明と考えられる。] [0028] これに関連して、ピストンとポンプハウジングとの間の単純な構造手段によってシーリング作用を高めると有利である。さらに、この方策によって、シーリングリップ(可動ピストンに対して半径方向内側に押し当てられるであろう)の半径方向内側の磨耗が流体ポンプの耐用期間を通して補償されることが実現できるであろう。 全体として、ポンプハウジングが、ピストンが移動可能に取り付けられているメインハウジングと、圧力側のカバーと、吸い込み側のカバーとを有し、両カバーが、軸方向に対向する両端でメインハウジングに接続されているとさらに有利である。] [0029] このように、ポンプハウジングは構造的に単純かつ小型になるように製造できよう。加えて、軸方向に対向するカバーは、一方では圧力室の、他方では補償室の構成に加えて別の機能を有していてもよい。なお一層単純な組立体となる。 したがって、第2逆止弁を圧力側のカバーに固定すると特に有利である。 このように、第2逆止弁は圧力側のカバーに予め組み付けられていてもよいため、単純な組立体となる。] [0030] さらに、メインハウジングが、吸い込み側のカバーによって閉鎖されている軸方向の凹部を有すると有利である。 軸方向の凹部は、このように、以下で開示するようなさまざまな機能を実施するために使用してもよい。 それゆえ、軸方向の凹部が補償室を収容すると特に有利である。] [0031] 結果として、補償室は構造的に単純に製造できよう。 さらに、環状インサートを軸方向の凹部に収容すると有利である。 このような環状インサートはさまざまな機能、特に軸方向の凹部の軸方向に対向する両端でシーリング作用を果たしてもよい。 したがって、環状インサートが、ポンプハウジングに対して軸方向にピストンを封止する環状シーリングエレメントを、軸方向の凹部の底部に固定すると特に有利である。] [0032] このように、環状シーリングエレメントは、ポンプハウジングに構造的に単純な形態で取り付けおよび固定されていてもよい。 環状インサートが吸い込み側のカバーによって軸方向の凹部に固定されている場合も有利である。 たとえば、環状シーリングエレメントに作用する軸方向の力は、環状インサートを介して吸い込み側のカバーで吸収してもよい。] [0033] シーリング装置が環状インサートと吸い込み側のカバーとの間に固定されていると一層好ましい。 これは第一にポンプハウジングのシールを可能にする。第二に、シーリング装置は、ピストンロッドの開口に対してピストンを封止するために設けられている弾性シーリング装置の一部でもよく、この場合、ピストンロッドの開口は吸い込み側のカバーに構成されていると好ましい。] [0034] 結果として、部品の数は一層低減されるであろう。 別の好適な実施形態によると、第1逆止弁はピストンに固定されている。 結果として、流体ポンプの構造全体を単純化できよう。逆止弁はこのように好ましくはピストンの前面に配置してもよい。これは吸い込み側の前面であってもよいが、圧力側の前面であることが好ましい。] [0035] 別の好適な実施形態によると、第3逆止弁は吸い込みコネクタ付近に配置されている。 結果として、流体が補償室から流体容器の方向に逆流できないことが実現できるであろう。その結果、流体ポンプの効率は一層高まるであろう。 全体として、第1および/または第2および/または第3の逆止弁を本発明の第1の特徴に従う逆止弁として構成する場合も有利である。] [0036] 流体ポンプの別の有利な実施形態は、ピストンロッドの開口を加圧ガス消費部材に接続することである。 補償室からフレキシブルなシーリング装置によって分離され、ピストンロッドの開口に接続されている容積は、ピストンの軸方向の動きに合わせて変化する。その結果、ピストンの動きの副次的な効果として、ピストンロッドの開口から空気が排出されるであろう。] [0037] この空気は、たとえば空気などの加圧ガスの消費部材に供給してもよい。 そのため、ピストンロッドの開口をガス供給通路に接続し、ガス供給通路がポンプハウジングから突き出しているピストンロッドの少なくとも一部を囲んでいると特に有利である。 そのため、発生する摩擦効果を最小限にするようにエアサスペンションの方式でピストンロッドを案内してもよい。] [0038] エアサスペンションは、このように、前述の意味で「ガス消費部材」となる。 一般に、追加で少なくとも1個、好ましくは2個の逆止弁を使用することによって、ピストンロッドの開口に接続されている容積に対する前記ポンプ作用を、新鮮ガス(新鮮空気)を連続的に吸い込んでから、(エアサスペンションまたは別の消費部材がガスを利用した後で)前記ガスを異なる位置に排気するために利用することも考えられる。] [0039] 流体ポンプは、加えて、全体として、実質的にまたはまったく金属を使用せずに構成してもよい。ポンプハウジングはプラスチックから構成してもよい。環状インサートおよび環状シーリングエレメントにも同じことが当てはまる。 また、ピストンはプラスチックから構成してもよく、逆止弁の各々に関連する阻止エレメントも弾性プラスチック材料から構成してもよい。] [0040] 当然のことながら、前述の特徴および以下詳細に説明する特徴は、提供されるそれぞれの組み合わせだけでなく、他の組み合わせまたは個別でも本発明の範囲を逸脱することなく使用してもよい。 本発明の例示的な実施形態を図面に示すとともに、以下において詳しく説明する。] 図面の簡単な説明 [0041] 本発明による逆止弁の第1実施形態を切断した阻止位置の縦断面模式図を示す。 図1の逆止弁の開放位置を示す。 本発明の逆止弁の別の実施形態の模式的縦断面を示す。 本発明による逆止弁の別の実施形態の縦断面図を示す。 図4のV−V線に沿って切断した断面図を示す。 図4の逆止弁の内部の側面図を示す。 図4の逆止弁の部分を図6の位置に対して90°回転させた位置にした別の側面図を示す。 図4ないし図7の逆止弁で使用する阻止エレメントを斜視図で示す。 図4ないし図7の逆止弁で使用する弁ハウジングの一部のハウジングを斜視図で示す。 本発明のある実施形態による流体ポンプを切断した縦断面図を示す。 図10の流体ポンプのピストンを切断した縦断面図を示す。 図10の流体ポンプの環状エレメントを切断した縦断面図を示す。 図10の流体ポンプのシーリング装置を切断した縦断面図を示す。 本発明による流体ポンプの機能の作動ストロークの開始位置の模式図を示す。 作動ストローク中の図14に対応する図を示す。 作動ストロークの終端の図14に対応する図を示す。 吸い込みストローク中の図14に対応する図を示す。 本発明による流体ポンプの代替シーリング装置の模式図を示す。 本発明による流体ポンプのさらに別の代替シーリング装置の模式図を示す。 ピストンロッド部のエアサスペンション用に、図10の流体ポンプの吸い込み側端部に装着されているエアポンプ装置の模式図を示す。] 図1 図10 図14 図4 図6 図7 実施例 [0042] 図1では、本発明による逆止弁の第1実施形態を10で示している。逆止弁10は弁ハウジング12を有している。弁ハウジングは流体が第1流体圧力P1を有する第1圧力室14と、流体が第2圧力P2を有する第2圧力室16とを隔てている。 弁ハウジング12の内部には弁室が形成されており、第2圧力室16に接続されている。] 図1 [0043] 逆止弁は、流体を第1圧力室14から第2圧力室16に通す流れ方向Sを設定する。流れ方向Sは逆止弁10の長手延長方向に平行である。 第1圧力室14に面する弁室の片側は、弁座18として構成されている。このように、弁座18は傾斜面として形成されており、流れ方向Sに対して15°より大きくかつ80°より小さい、特に30°より大きくかつ60°より小さい角度を囲んでおり、ここでは45°である。] [0044] 弁座18には弁口19が形成されており、前記弁口は弁ハウジング12の長手方向流路20を介して第1圧力室14に接続されている。弁口19は個別の弁口でもよく、または複数の個々別々の口から構成してもよく、第1圧力室14に接続されている。 弁座18の傾斜面は図1に図示するように平面として構成してもよい。ただし、傾斜面は、たとえば縦断面および/または横断面に凹面または凸面として成形される膨らみ面として構成してもよい。] 図1 [0045] さらに、逆止弁10の阻止エレメント22が弁室内に配置されている。阻止エレメント22は弾性変形可能な材料、特にプラスチック材から製造され、阻止ローブ24を有する。阻止ローブ24はその形状が弁座18に適合しており、つまり、この場合では平板状のローブとして構成されている(が、膨らみ状のローブでもよい)。 阻止エレメント22は、阻止ローブ24と一体的に構成されている締着部26をさらに備えている。締着部26は流れ方向Sに見て弁座18の後領域で弁ハウジング12に固定されている。この目的に使用される締着手段28を図1に模式的に示している。締着手段は、たとえば、一または複数のねじ、リベットまたは同様な他のものによって形成してもよい。ただし、締着手段28は接着で形成してもよい。あるいは、二成分法で締着部26を弁ハウジング12と一体的に形成することも可能である。] 図1 [0046] 阻止エレメント22は、前述したように、弾性材料から形成され、阻止ローブ24が弛緩位置で(つまり弾性変形しておらず)弁座18に当接するように、締着部26を介して弁ハウジング12に装着されている。あるいは、阻止エレメントは、阻止ローブ24に、流れ方向Sの逆方向に、特定のプレテンションを与えて弁座18に当接するように構成することも可能である。] [0047] 図1では、逆止弁10は阻止位置で示されており、第2圧力P2が第1圧力P1よりも大きい。そのため、阻止ローブ24は弁座18に対して押圧されている。その結果、弁口19は閉じている。 当然のことながら、上記圧力の考察において、阻止エレメント22が流れ方向Sとは逆に加える内在的な圧力も任意に考慮してもよい。] 図1 [0048] 図2では、逆止弁10は開放位置で示されている。これに関連して、第1圧力P1は第2圧力P2よりも大きい(ここでも、阻止ローブ24の潜在的なプレテンション力を含めてもよい)。圧力P1の方が大きいため、第1圧力室14にある流体が阻止ローブ24を弁座18から押しやって、32で模式的に示すように、前記弁座を偏向させる。その結果、二重矢印で示す流体30は、第1流体室14から第2流体室16へと流れるであろう。同時に、流体30は阻止ローブ24の第1圧力室14に面する側に正面からではなく、斜めに達するので、流動技術の観点からは、第1流体室14から第2流体室16に有利に進むであろう。具体的には、撹乱および流動技術に関する他の不利な現象がほんのわずかしか起こらない。すなわち、流れは、魚のエラと同様に、阻止ローブ24に対して斜めにおよび/または側方に移動する。] 図2 [0049] 全体として、阻止エレメントの震え動作を起こさずに、逆止弁により高い作動周波数、たとえば50Hzより大きい周波数が達成されるであろう。阻止ローブ24の形状も、吸い込みストロークを導入するための圧力逆転により、阻止ローブが弁座18とは反対の方向に戻されるように選択してもよい(たとえば、図2に模式的に示すように阻止ローブの前端の適切な成形により)。] 図2 [0050] 本発明による逆止弁のさらに別の代替実施形態をこれ以降説明する。前記実施形態は一般的な構造および一般的な作用態様に関して、前述した図1および図2の逆止弁に対応している。これ以降、相違点のみを説明する。 図3は逆止弁の代替実施例を示しており、たとえば、ねじ係合44または同様な他のもので連結している第1部分ハウジング40と第2部分ハウジング42とを有する弁ハウジング12を備えている。] 図1 図2 図3 [0051] さらに、図3の逆止弁10は阻止エレメント22を備え、阻止エレメント22は2つの阻止ローブ24A,24Bを有し、好ましくは一体的に連結されている。阻止ローブ24A,24Bは第1部分ハウジング40の対応する弁座18A,18Bに当接しており、反対方向に流れ方向Sに対して傾斜している。したがって、弁座18A,18Bおよび/または阻止ローブ24A,24BはV字形に配置されて、好ましくは40°より大きくかつ150°より小さい角度βを囲んでいる。] 図3 [0052] 個別の長手方向流路20は弁座18A,18Bそれぞれに関連しており、長手方向流路20はそれぞれ第1圧力室14に接続されている。図3では、2つの長手方向流路20、つまり、各阻止ローブ24につき1つの長手方向流路20が示されている。しかし、各阻止ローブ24に対して複数の長手方向流路20(および対応する弁口)を設けてもよい。 さらに、2つの阻止ローブ24A,24Bは互いに一体的に、つまり横ウェブ48を介して接続されている。図示する実施形態では、横ウェブ48は長手方向断面がビーズ(玉)状の構成であり、横断方向(図の平面に垂直)に第1部分ハウジング40の締着用凹部50に差し込まれている。そのため、阻止エレメント22は、これ以上の締着手段がなくても、第1部分ハウジング40に流れ方向Sに確実に接続されるであろう。] 図3 [0053] この実施形態では、第2圧力室16に接続されている弁室は、第1部分ハウジング40と第2部分ハウジング42との間に形成されている。このように、第2弁ハウジング42は流れ方向に第2圧力室16に向かって先細る円錐面52を有してもよい。そのため、開位置での流体30の流れは、流動技術の観点からさらに一層最適化されるであろう。 図4は本発明による逆止弁の別の実施形態を示しており、構造と機能に関して大略的に図3の逆止弁に対応している。] 図3 図4 [0054] 第1部分ハウジング40は阻止エレメント22を固定する円筒部53を有することが分かるであろう。さらに、第1部分ハウジング40および第2部分ハウジング42は、シール54を介して連結されている。 さらに、図4の逆止弁は図3のものとは締着部26の構成の種類が異なる。図3の実施形態では、締着部はビーズ形の横ウェブで形成されているのに対し、図4の実施形態では、環状部56を備えている締着部26が提供されている。環状部56が、円筒部53の外側輪郭線から半径方向に突出しないように、環状部56は円筒部53を取り囲んでいる環状締着用凹部50に収容してもよい。環状部56は長手方向ウェブ部を介して一体的に接続されている阻止ローブ24A,24Bに接続されており、これを以下に説明する。] 図3 図4 [0055] 図5では、第1部分ハウジング40に4本の長手方向流路20が形成されており、2つの長手方向流路がそれぞれ1つの阻止ローブ24A,24Bに関連していることが分かるであろう。 図6では、環状部56は半径方向に対向する側面それぞれが長手方向ウェブ部58を介して横ウェブ48の各一端に接続されており、これが阻止ローブ24A,24Bを連結していることが分かるであろう。好ましくは長手方向ウェブ部58を第1部分ハウジング40に収容して、円筒部53の外側輪郭線から突出しないようにする。] 図5 図6 [0056] このために、図7の63で示すように、第1部分ハウジング40の外周面に半径方向の凹部が設けられている。 図8および図9では、前述した機能を表すために、阻止エレメント22および第1部分ハウジング40をそれぞれ個別に示している。図9では、第1部分ハウジングの後端部に、円筒部53に対して半径方向に張り出しているフランジ部64を有しており、図4で分かるように、それによって第1部分ハウジング40が第2部分ハウジング42に接続されてそれに対して封止(シール)されることも見て取れる。] 図4 図7 図8 図9 [0057] 前述した逆止弁の実施形態はすべて、どのような応用においても固定された動かせない逆止弁として使用してもよい。流体として液状材料およびガス状材料の両方を考えてもよい。しかし、第1部分ハウジング40は円筒形であるため、第1部分ハウジング40は、第2固定ハウジングに対して封止されているピストン、すなわち、可動エレメントとして構成してもよい。この実施形態では、本発明による逆止弁は、特に、ピストンポンプで使用してもよい。] [0058] 本発明によるピストンポンプの好適な実施形態を図10の70で表す。 流体ポンプ70として構成されているピストンポンプはポンプハウジング72を有している。ポンプハウジング72は、圧力側のメインハウジング74およびカバー76と、吸い込み側にカバー78とを含んでおり、カバーはメインハウジング74に軸方向に対向する両端に装着されている。ポンプハウジング72の長手(縦)軸を80で示している。] 図10 [0059] ハウジング部品74,76,78を接続するために、連続接続ボルト82が設けられており、ハウジング部品74,76,78は対応するナット84で軸方向に互いに軸方向に固定されている。図示するケースでは、ポンプハウジング72は4個の接続ボルト82と、図10では2個しか図示されていない対応するナット84とを有している。 吸い込み側のカバー78の領域に、メインハウジング74は軸方向の凹部86を有している。軸方向の凹部86はピストンガイド88を介して連続的にメインハウジング74の対向する端部に接続されている。ピストンガイド88で、ピストン90は長手方向に移動可能に案内される。] 図10 [0060] ピストン90は吸い込み側に向かって開いている長手方向流路92を有している。吸い込み側からこの開放端部にピストンロッド94が差し込まれ、前記ピストンロッドは適切なシール(図示せず)を介してピストン90に接続されている。吸い込み側のカバー78では、開口96が形成されており、この開口96を介して、ピストンロッド94がポンプハウジング72から延びている。アクチュエータを98で模式的に示しているが、これによってピストンロッド94は長手方向に往復運動するであろう。] [0061] 環状シーリングエレメント100が軸方向の凹部86に差し込まれている。前記環状シーリングエレメントは軸方向の凹部86の底部に当接、つまり、圧力側に向かって押されている。このように環状シーリングエレメント100はピストン90を囲んで、ポンプハウジング72に対するピストン90のシール性を確保している。軸方向の凹部86には環状インサート102がさらに差し込まれており、前記環状インサートは軸方向の凹部86の内周に当接するとともに、吸い込み側のカバー78から軸方向に環状シーリングエレメント100まで延びている。その結果、環状シーリングエレメント100は、軸方向の凹部86の底部と圧力側の環状インサート102の端部との間に軸方向に固定されている。環状インサート102は、詳しくは表していないシールによって、メインハウジング74に対して封止されている。] [0062] メインハウジング74に吸い込みコネクタ104が形成されており、つまり、そのほぼ中央にある。ここでは、吸い込みコネクタ104は半径方向に整合されて、軸方向の凹部86に開いている。環状インサート102には、吸い込みコネクタ104を環状インサート102の内部に接続する横流路が形成されている。さらに、ピストン90には、環状インサート102の内側を長手方向流路92に接続できる少なくとも1つの横凹部が形成されている。ここでは、長手方向流路92は、開示する横流路のような適切な手段を介して、吸い込みコネクタ104に接続されている。] [0063] 圧力側のピストン90の端部には、第1逆止弁106が形成されている。逆止弁は、流体が圧力側の方向に流れることは可能であるが、戻るように流れることは不可能であるように設計されている。このように、第1逆止弁106は図1ないし図9の逆止弁のうちのいずれかとして構成してもよい。この場合、ピストン90は弁ハウジング12および/または第1部分ハウジング40を形成する。] 図1 図9 [0064] 圧力室108はピストン90の圧力側の端部と圧力側のカバー76との間に形成されている。 圧力側のカバー76には、圧力接続部で開いている連続流路が形成されている。圧力接続部112と圧力室108との間には、第2逆止弁110が配置されている。これは圧力側のカバー76に固定されているのが好ましい。第2逆止弁110は、図1ないし図9のいずれかによる逆止弁として構成してもよく、圧力室108から圧力接続部112への流れが可能ではあるが流体の逆流は防止されるように配置されている。] 図1 図9 [0065] さらに、吸い込みコネクタ104の領域に、これも入口から吸い込みコネクタ104に向かい、その結果長手方向流路92に向かう流れを可能にするが、戻る方向の流れを防止する第3逆止弁111を形成してもよい。第3逆止弁111は効率を向上させるために任意で設けられているが、必ずしも機能に必要なものではない。 軸方向の凹部86、より具体的には環状インサート102内部には、補償室114も設けられている。補償室114は作動ストローク中に圧力室108からピストン90と環状シーリングエレメント100との間に逆流する流体を受け入れる役割を果たす(環状シーリングエレメント100のシーリング作用は必ずしも常に100%ではないため、および/または圧力室108内部の圧力が相対的に高いため)。この逃れた流体はさらに環状インサート102の横流路および長手方向流路を介して補償室114に押しやられる。補償室114はさらに環状インサート102の長手方向流路および横流路を介して吸い込みコネクタ104に接続されている。したがって、作動ストローク中、その後の吸い込みストローク中に補償室114に進入する流体は、補償室114から吸い込まれて正規の流路(長手方向流路92を介して圧力室108へ)に送られるであろう。] [0066] 開口96を封止するために、ピストンの外側および/またはピストン全体を開口96に対して封止する弾性シーリング装置115が設けられている。そのため、補償室114に進入する流体は開口96を介して外部に進むことが防止される。このように、シーリング装置115はポンプハウジング72に対するピストン90の動きを吸収するように設計されている。ここでは、弾性シーリング装置115は、ピストンロッド94と同軸上に配置されているベローズ(蛇腹)部116を有している。ベローズ部116の一端はピストン90の後端部に接続されている。他端部は吸い込み側のカバー78の軸方向内側面に固定されており、ベローズ部116の内部はポンプハウジング72の外側に接続されている(開口96を介して)。] [0067] ここでは、ベローズ部116は円筒形の中立輪郭118を有しており、ベローズの輪郭の外側半波形がそれぞれ円筒形の中立(中間)輪郭118の外側に延びており、ベローズの輪郭の内側半波形が円筒形の中立輪郭118の内側に延びている。 この場合、円筒形の中立輪郭118の周面はピストン90の外周に合わせてあり、補償室114の容積はピストン90の軸方向の動きに伴って変化することはないか、またはごくわずかしか変化しない。したがって、特に液状流体(たとえば尿素など)を使用する場合、補償室114を介してベローズ部116および/またはシーリング装置115に実質的な力がかからない。したがって、シーリング装置115は。装置が容積の変化により損傷するか、またはその他悪影響を受けるおそれがないように、非常に柔軟に構成してもよい。] [0068] 図11ないし図13には、流体ポンプ70の個々の部品が示されている。このように図11にはピストン90が示されており、前記ピストンは前端部に(図4の逆止弁の実施形態の弁座に対応する)弁座18A,18Bを備えていることが分かるであろう。さらに、長手方向流路92は図1ないし図9の逆止弁の長手方向流路20に実質的に対応する。図11では、長手方向流路92と吸い込みコネクタ104とを接続している横流路を、122でさらに示している。吸い込み側のピストン90の端部には、フランジ部124も形成されている。前記フランジ部は第一にポンプハウジング72に対して(および/または環状インサート102に対して)ピストン90のストッパとしての役割を果たしてもよい。第二に、フランジ部124は圧力側で、つまりフランジ部124とピストンロッド94の対応するフランジ部との間に、ベローズ部116の一端を固定する役割を果たす。] 図1 図11 図13 図4 図9 [0069] 図12には、環状シーリングエレメント100が示されている。環状シーリングエレメント100は、図12には示していないピストンの外周に、吸い込み側から圧力側に延びている環状シーリングリップ128が当たるように、圧力側に向かう軸方向の環状凹部126を有している。 圧力室108では高い圧力が存在することを考えると、ピストン90とピストンガイド88との間の流体は吸い込み側に押しやられるので、前記圧力は、半径方向の力Fを環状シーリングリップ128にかける結果となる。そのため、半径方向の力Fは環状シーリングリップ128を半径方向にピストン90の外周に押し付ける。] 図12 [0070] この環状シーリングエレメント100の構成により、第一に、効率的なシーリング効果が実現できるであろう。第二に、耐用年数にわたって発生するシーリングリップ128の内周面の磨耗も補償されるであろう。 図13には、弾性シーリング装置115をベローズ部116とともに示している。 ここでは、環状インサート102の吸い込み側の端部と吸い込み側のカバー78の内側との間に組み立てた状態で固定されているシーリングフランジ120が分かるであろう。さらに、図13では、シーリング装置115の軸方向に対向する追加シーリングフランジ132が分かるであろう。この追加シーリングフランジ132は、補償室114の適切なシーリングを確保するために、ピストン90のフランジ部124とピストンロッド94の対応するフランジ部との間に固定されている。] 図13 [0071] 図14ないし図17には、本発明による流体ポンプ70の作動態様を示しており、構造および作動態様は図10の流体ポンプ70に略対応する。 図14のこの接続では、ピストン90の終端位置が示されており、作動ストロークの開始時点で採用される。そのため、このピストン位置K1は軸方向で中立位置Nの後方に位置する。この位置で、シーリング装置115は軸方向に最大限圧縮される。] 図10 図14 図17 [0072] 図15には、ピストンが圧力側に向かって移動する場合を示している(ピストン位置K2)。これに関連して、圧力室108では圧力コネクタ112にかかる流体圧力よりも大きい圧力が生じるため、流体は第2逆止弁110を介して圧力コネクタ112に排出される。 図16には、作動ストロークの終端位置を示しており(ピストン位置K3)、流体30は圧力室108から第2逆止弁110を介して圧力側に向かって可能な限り排出されている。各事例で示されている×印は流体ポンプ70の他の位置に比べて高い圧力が存在していることを表している。図16では、弾性シーリング装置115は最大限引き伸ばされている。] 図15 図16 [0073] 図17はその後の吸い込みストローク中の流体ポンプ70を示している。これに関連して、ピストン70は軸方向に後退する(ピストン位置K4)。同時に、第2逆止弁110が閉じて、圧力室108では真空が生じる(三角印で示している)。そのため、第1逆止弁106は開き、それに対応して吸い込みコネクタ104でも真空が存在するため、図17に二重矢印で示しているように、流体30は吸い込みコネクタ104および長手方向流路92を介して圧力室108に流れる。] 図17 [0074] その結果、圧力室108は再び充満するので、再び図14の状態になり、新たな作動ストロークを開始できる。 作動ストローク中および吸い込みストローク中、補償室114の容積は少なくともほぼ一定に保たれるため、弾性シーリング装置115には実質的な力がかからない。 図18は弾性シーリング装置115の代替実施形態、すなわち膜部134の形態を示しており、これはピストン90の外周から補償室114の内周面まで延びている。] 図14 図18 [0075] この実施形態では、補償室114の容積はピストン90の動きに伴って変化する。その結果、補償室114はポンプ室として機能する。薄膜部134は対応する方法で設計できる。好ましくは、この実施形態はガス状流体を使用する場合に採用する。 図19はシーリング装置115のさらに別の代替実施形態を示しており、ベローズ部116と膜部134とを有する。] 図19 [0076] この実施形態では、ガス状または液状流体の使用が考えられる。膜部134に高い圧力が生じる場合、前記膜部を補償室114の内面(たとえば、吸い込み側のカバー78の内側にある)に施してもよい。その結果、膜部の負荷は制限されるであろう。 結果として、シーリング装置115に過度な応力がかかることなく、補償室114を介して特定のポンプ作用が生じるであろう。] [0077] 図20は、流体ポンプ70の吸い込み側の軸方向後端部に装着されているエアポンプ装置140を示している。 エアポンプ装置140は、弾性シーリング装置115の空気室142、つまりベローズ部116の内側にある室に接続されている。エアポンプ接続部140は、ポンプハウジング72から突き出しているピストンロッドの少なくとも一部を囲んでいる空気軸受流路144を有し、空気によって前記ピストンロッド部分を支承するように設計されている。分かりやすくするために、ピストンロッド94を作動させる作動機構は図示していない。] 図20 [0078] 空気軸受流路144はシール146を介してポンプハウジング72の外側に対して封止されている。 さらに、エアポンプ装置140は、空気軸受流路144の吸い込み側に関連する第1逆止弁148と、空気軸受流路144の圧力側に関連する第2逆止弁150とを有することが好ましい。] [0079] 第1逆止弁148は、たとえば、ポンプハウジング72に組み込んで、吸い込みコネクタを開口96に接続してもよい。第2逆止弁150は空気軸受流路144の1つの排気端および排気口に接続してもよい。 ピストンの動きに伴い、空気室142の容積は変化する。その結果、空気軸受流路144の内側の圧力も変化し、このことから一方のストロークで第1逆止弁148を介して空気が吸い込まれ、反対ストロークで第2逆止弁150を介して空気が排出されることになる。] [0080] 空気軸受流路144に進入する空気(または別の気体)がピストンロッド94の部分を完全に囲むことを達成するために、ピストンロッド94の部分の外周に給気溝192を設けてもよく、前記空気案内溝は、たとえばライフル銃の銃身の様式で構成する。]
权利要求:
請求項1 流体(30)の第1圧力(P1)が存在する第1圧力室(14)と、第2圧力(P2)が存在する第2圧力室(16)との間に配置されており、弁座(18)が形成されている弁ハウジング(12)を備え、前記第2圧力(P2)が前記第1圧力(P1)よりも大きいときに、前記第1弁室と前記第2弁室(14,16)との間の接続を阻止するために、阻止位置で前記弁座(18)の領域の弁口(19)を閉じるように設計され、前記第1圧力(P1)が前記第2圧力(P2)よりも大きいときに、前記第1弁室と前記第2弁室(14,16)との間の接続を解放するために、開放位置で前記弁口(19)を解放するように設計されている阻止エレメント(22)を備え、前記開放位置にあるとき前記流体(30)が前記第1圧力室(14)から前記第2圧力室(16)に流れ方向(S)に流れることのできる逆止弁(10)であって、前記弁座(18)は、前記流れ方向(S)に対して15°より大きくかつ80°より小さい角度(α)に向けられている傾斜面として構成されており、前記阻止エレメント(22)は、前記阻止位置で、前記傾斜面に当接し、前記開放位置では、前記第1圧力(P1)と前記第2圧力(P2)との差のために、前記傾斜面から持ち上がって前記接続を解放する弾性変形可能な材料製の平坦な阻止ローブ(24)を備えていることを特徴とする逆止弁。 請求項2 前記角度(α)が30°より大きいことを特徴とする、請求項1に記載の逆止弁。 請求項3 前記角度(α)が60°より小さいことを特徴とする、請求項1または2に記載の逆止弁。 請求項4 前記阻止エレメント(22)は、前記流れ方向(S)に見て前記傾斜面の後領域で前記弁ハウジング(12)に固定されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の逆止弁。 請求項5 前記弁座(18)は、対向する方向に傾斜し、縦断面がV字形を形成する2つの傾斜面を有しており、阻止ローブ(24A,24B)が、各傾斜面に関連していることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の逆止弁。 請求項6 前記2つの阻止ローブ(24A,24B)は、一体的に連結していることを特徴とする、請求項5に記載の逆止弁。 請求項7 前記阻止エレメント(22)は、締着部(26)を有しており、それによって、前記阻止エレメント(22)は、前記弁ハウジング(12)に締着されていることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の逆止弁。 請求項8 前記弁ハウジング(12)は、前記流れ方向(S)を横断するように向けられている締着用凹部(50)を有しており、前記阻止エレメント(22)を前記流れ方向(S)において前記弁ハウジング(12)に確実に固定するために、前記締着部(26)が前記締着用凹部(50)に差し込まれていることを特徴とする、請求項7に記載の逆止弁。 請求項9 前記締着部(26)は、前記弁ハウジング(12)の環状締着用凹部(50)に差し込まれている環状部(56)を備えていることを特徴とする、請求項7または8に記載の逆止弁。 請求項10 前記環状部(56)は、少なくとも1つの長手方向ウェブ部(58)を介して前記阻止ローブ(22)に接続されていることを特徴とする、請求項9に記載の逆止弁。 請求項11 前記長手方向ウェブ部(58)は、前記弁ハウジング(12)の長手方向に向けられている凹部(63)内に配置されていることを特徴とする、請求項10に記載の逆止弁。 請求項12 2つの前記阻止ローブ(24A,24B)が、横ウェブ(48)で連結されており、その両端部(62)は、それぞれ長手方向ウェブ部(58)を介して前記環状部(56)に接続されていることを特徴とする、請求項9〜11のいずれか1項に記載の逆止弁。 請求項13 前記弁ハウジング(12)は、前記弁口(19)に接続されている少なくとも1つの長手方向流路(20)を有する円筒形部(53)を有しており、前記弁座(18)は、前記流れ方向(S)に見て前記円筒部(53)の前面上に構成されていることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか1項に記載の逆止弁。 請求項14 ポンプハウジング(72)と、その中に移動可能に取り付けられているピストン(90)とを備えている流体ポンプ(70)であって、前記ピストンは、前記ポンプハウジング(72)とともに圧力室(108)を形成し、前記ポンプ(70)の吸い込みコネクタ(104)が、第1逆止弁(106)を介して前記圧力室(108)に接続されており、前記圧力室(108)は、第2逆止弁(110)を介して前記ポンプ(70)の圧力コネクタ(112)に接続されている流体ポンプ(70)であって、前記吸い込みコネクタ(104)は、前記ピストン(90)と前記ポンプハウジング(72)との間を逃げる流体(30)が流入する補償室(114)に接続されていることを特徴とする流体ポンプ。 請求項15 前記ピストン(90)のピストンロッド(94)は、前記ポンプハウジング(72)からピストンロッドの開口(96)を通って前記補償室(114)の領域に案内されていることを特徴とする、請求項14に記載の流体ポンプ。 請求項16 前記ピストン(90)の外面は、フレキシブルなシーリング装置(115)によって前記ピストンロッドの開口(96)に対して封止されていることを特徴とする、請求項15に記載の流体ポンプ。 請求項17 前記シーリング装置(115)は、膜部(134)を有していることを特徴とする、請求項16に記載の流体ポンプ。 請求項18 前記膜部(134)は、前記ピストン(90)の外周と前記補償室(114)の内周面との間に半径方向に延びていることを特徴とする、請求項17に記載の流体ポンプ。 請求項19 前記シーリング装置(115)は、前記ピストンロッド(94)の周りに延びているベローズ部(116)を有していることを特徴とする、請求項16〜18のいずれか1項に記載の流体ポンプ。 請求項20 前記ベローズ部(116)は、円筒形の中立輪郭(118)を有しており、その周面は、前記補償室(114)まで延びているピストン部の外周に対応していることを特徴とする、請求項19に記載の流体ポンプ。 請求項21 前記ピストン(90)は、環状シーリングエレメント(100)によって前記ポンプハウジング(72)に対して封止されており、前記環状シーリングエレメント(100)は、前記圧力側に向かって開いている軸方向環状凹部(126)を有しており、それを介して前記加圧流体(30)は環状シーリングリップ(118)を半径方向内側に押圧できることを特徴とする、請求項14〜20のいずれか1項に記載の、または請求項14の前段部に記載の流体ポンプ。 請求項22 前記ポンプハウジング(72)は、前記ピストン(90)が移動可能に取り付けられているメインハウジング(74)と、前記圧力側のカバー(76)と、前記吸い込み側のカバー(78)とを有しており、前記カバー(76,78)は、前記メインハウジング(74)の軸方向に対向する両端部に接続されていることを特徴とする、請求項14〜21のいずれか1項に記載の流体ポンプ。 請求項23 前記第2逆止弁(110)は、前記圧力側の前記カバー(76)に固定されていることを特徴とする、請求項22に記載の流体ポンプ。 請求項24 前記メインハウジング(74)は、前記吸い込み側の前記カバー(78)によって閉じられている軸方向の凹部(86)を有していることを特徴とする、請求項22または23に記載の流体ポンプ。 請求項25 前記軸方向の凹部(86)は、前記補償室(114)を収容していることを特徴とする、請求項24に記載の流体ポンプ。 請求項26 前記軸方向の凹部(86)に、環状インサート(102)が収容されていることを特徴とする、請求項24または25に記載の流体ポンプ。 請求項27 前記環状インサート(102)は、前記ポンプハウジング(72)に対して軸方向に前記ピストン(90)を封止する環状シーリングエレメント(100)を、前記軸方向の凹部(86)の底部に固定していることを特徴とする、請求項26に記載の流体ポンプ。 請求項28 前記環状インサート(106)は、前記吸い込み側の前記カバー(78)によって前記軸方向の凹部(86)内に固定されていることを特徴とする、請求項26または27に記載の流体ポンプ。 請求項29 前記環状インサート(102)と前記吸い込み側の前記カバー(78)との間に、シーリング装置(120)が固定されていることを特徴とする、請求項26〜28のいずれか1項に記載の流体ポンプ。 請求項30 前記第1逆止弁(106)は、前記ピストン(90)に固定されていることを特徴とする、請求項14〜29のいずれか1項に記載の流体ポンプ。 請求項31 前記吸い込みコネクタ(104)の領域に、第3逆止弁(111)が配置されていることを特徴とする、請求項14〜30のいずれか1項に記載の流体ポンプ。 請求項32 前記第1および/または前記第2および/または前記第3逆止弁(106,110,111)は、請求項1〜13のいずれか1項に記載の逆止弁(10)として構成されていることを特徴とする、請求項14〜31のいずれか1項に記載の流体ポンプ。 請求項33 前記ピストンロッドの開口(96)は、加圧ガス消費部材に接続されていることを特徴とする、請求項16〜32のいずれか1項に記載の流体ポンプ。 請求項34 前記ピストンロッドの開口(96)は、ガス供給通路に接続されており、前記ガス供給通路は、前記ポンプハウジング(72)から突き出している前記ピストンロッド(94)の少なくとも一部を囲んでいることを特徴とする、請求項33に記載の流体ポンプ。
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