专利摘要:
エネルギー供給装置が、建物の一部がそれによって覆われ、および、それが太陽エネルギーを吸収する役目をするエネルギーモジュール(300)を備え、そのエネルギーモジュール(300)が、電源線(33)に接続される、屋根瓦の形の複数のエネルギーパネル(1)を備える。本発明に従って少なくとも一つの金属パイプライン(4)が、建物の外側に設けられ、このパイプライン(4)が、電源線(33)を収容する役目をするケーブル通路(47)および少なくとも一つの流路(41、42)がその中に設けられ、流体熱輸送媒体(45)がそれを通して搬送されることができ、熱エネルギーがそれによってエネルギーパネル(1)から熱エネルギーシンク(400)まで伝達されることができる、パイプライン(4)に機械的にかつ熱的に接続されるエネルギーパネル(1)を具備する。
公开号:JP2011512464A
申请号:JP2010546355
申请日:2009-02-15
公开日:2011-04-21
发明作者:ビエリ,マーティン
申请人:パノトゥロン エージー;
IPC主号:E04D13-18
专利说明:

[0001] 本発明は、屋根瓦の形状の複数のエネルギーパネルを備えたエネルギー供給装置に、更に、屋根瓦の形状のエネルギーパネルに関する。]
背景技術

[0002] エネルギーパネルは、エネルギーパネル内で熱エネルギーにおよび/または一つ以上の消費者負荷に伝えられる電気エネルギーに変換されるエネルギーを吸収する役目をする。エネルギー供給装置は、互いに結合される一つ以上のエネルギーパネルから成る。]
[0003] エネルギーパネルを備えた装置は、例えば(特許文献1)から公知である。このパネルにおいて、互いに平行して配置され、それに対して垂直に延伸するより小さいパイプによって互いに接続される、2つのより大きいサイズのパイプを備えるパイプ構造体を用いて熱エネルギーが取り除かれる。より小さいパイプが、直接エネルギーパネル上に位置して、パイプ構造体経由で引き出された熱エネルギーを運び去る。この種の装置は、しかしながら屋根構造体に適していない。]
[0004] 一般的なエネルギーパネルが、他方(特許文献2)から公知である。このエネルギーパネルは、屋根瓦または外壁形成部材の形状の本体、その各々が太陽光線にさらされる瓦または壁形成部材の外部表面上に配置される、複数の太陽電池、を備え、それによって、前記エネルギーパネルがさらに熱運搬媒体のための経路を備える。前記経路は、太陽電池がその上に配置される瓦または壁形成部材の領域より下に配設される。エネルギーパネルの本体は、粒子形状、無機、顆粒状または繊維性材料および熱伝導金属の複合材料から製造される。]
[0005] (特許文献2)から公知のエネルギーパネルは、その原理が十分に確立されており、更に、このエネルギーパネルに基づく装置およびシステムはさまざまな欠点を有する。エネルギーパネルへの太陽電池およびエネルギー輸送媒体のための経路の組込みは、対応して高い製造資源が必要となるエネルギーパネルの比較的複雑な構造体に結びつく。熱媒体経路、通路またはパイプラインが、エネルギーパネル内に埋め込まれなければならず、結合要素をその入出口開口部に設けられなければならず、それによって、複数のエネルギーパネルの経路が単一のパイプラインまたは単一の通路を形成するように一緒になることができ、それを通して熱輸送媒体が流れる。多数のこの種のエネルギーパネルが屋根を覆うのに用いられる限り、これはしたがって、大きな数の結合点に結びつき、それは、かなり長い動作持続期間および繰り返された駆動の後でさえ耐漏れ性のままでなければならない。さらに、比較的薄いパイプラインだけが用いられることができる点に留意する必要がある。これは、比較的高ライン抵抗および対応して高いライン圧力に結びつき、それは、結合点の品質に大きな要件を置く。例えば長年にわたる動作の後で、個々の結合点が故障すると、これはきわめて高い保守資源が必要になることに結びつく。一方では故障位置が探知される必要があり、および、他方、この欠陥は相当な労力によって除去されるはずである。さらに、パイプラインの小さな直径のために、互いに結合されるエネルギーパネルを通して、少量の熱媒体だけが流れることができ、それは最適熱伝導が保証されないことを意味する。]
[0006] 不十分な熱伝導は、熱エネルギーの不十分な産出にだけでなくエネルギーセルの非最適動作にも結びつき、それは、高温でより少ない電力を出力する。]
[0007] JP 2005 241021A
EP 0 335 261 B]
先行技術

[0008] FLACHKABELSYSTEMTECHNOFIL製品説明書、Woertz社、Muttenz、2004年5月]
発明が解決しようとする課題

[0009] 少なくとも一つのエネルギーパネルを備えた改良されたエネルギー供給装置を作り出して、更に改良されたエネルギーパネルを作り出すことが、したがって、本発明の目的である。]
[0010] 特に、太陽エネルギーを熱および電気エネルギーに効率的に変換する少なくとも一つのエネルギーパネルを備えた、エネルギー供給装置を作り出すことが、本発明の一目的である。]
[0011] より少ない労力でエネルギー供給装置およびエネルギーパネルの製造、据付けおよび保守を可能にすることが、更なる一目的である。]
[0012] 加えて、このエネルギー供給装置は新しくて有利な性能特徴を提供するであろう。特に、エネルギー供給装置の効果的な管理が最小の資源によって可能であろう。]
課題を解決するための手段

[0013] この目的は、それぞれ請求項1および8に示す特徴を有するエネルギー供給装置およびエネルギーパネルによって達成される。本発明の有利な実施態様が、更なる請求項内に示唆される。]
[0014] このエネルギー供給装置は、建物の一部がそれによって覆われ、かつ、太陽エネルギーを吸収する役目をするエネルギーモジュールを備える、屋根瓦として設けられる複数のエネルギーパネルを備える。前記エネルギーモジュールは、電源線に接続される。]
[0015] 本発明に従って、少なくとも一つの金属パイプラインが建物の外側に設けられ、その金属パイプラインは、パイプラインに機械的にかつ熱的に接続されるエネルギーパネルを支持する。電源線と、流体熱輸送媒体がそれを通して搬送されることができ、熱エネルギーがそれによってエネルギーパネルから熱エネルギーシンクまで伝達されることができる、少なくとも一つの流路とを収容する役目をするケーブル通路が、前記パイプライン内に配設される。]
[0016] 好ましくは水平に取り付けられて、好ましくはアルミニウム異形材である、熱輸送のために設けられるこのパイプラインが、屋根上の木摺または建物壁を置換して、例えばそれに対して垂直に延伸する小屋組みの垂木上に取り付けられる。パイプラインは、したがって、二つの機能を果たす。一方では、それは木製木摺と比較するとエネルギーパネルのより安定した取付けの役目をする。他方、それはエネルギーパネルから得られる熱エネルギーを吸収して、運び去る役目をする。従来の屋根木摺と比較すると結果として生じる追加的なコストは比較的小さく、かつエネルギーパネルの減少した生産原価によって補償されるより大きい。加えて、据え付けられたパイプラインシステムによって、最悪の気象状況にさえ耐えることができる極めて安定で信頼性が高い構造体が得られる。優れた熱伝導が、比較的大きな断面積のパイプラインによって実現される。]
[0017] また、特に有利であることは、本発明のパイプラインシステムによってエネルギーパネル、特にその中に設けられる電気モジュール、建物屋根または建物壁が冷却されることができることである。このために熱輸送媒体は、それがエネルギーパネルの領域内のパイプラインに到達する前に、冷却ゾーンで、例えば地面で低温に冷却されることができる。この処置は、建物の極めて効率的で費用効率が高い冷却を容易にし、通常高いエネルギー消費量を有する冷却ユニットが不必要であることを意味する。例えば夏には、ヒートポンプのダウンホール熱交換器が熱輸送媒体を循環させるのに用いられることができる。]
[0018] 本発明のエネルギー供給装置の特定の利点は、少なくとも部分的に金属から成る、金属パイプラインシステムおよびエネルギーパネルが放射線および電子スモッグの影響に対してそれぞれの建物の居住者を保護して、対応する実施態様において雷から守りさえすることができるということである。今日広く恐れられている高周波電波の放射は、したがって、都合よく避けられる。]
[0019] パイプラインへのエネルギーパネルの結合は、単純な処置によって実施されることができ、それによって、実際に無視してよい熱伝導抵抗になる。エネルギーパネルによって吸収される熱エネルギーは、したがって、パイプラインへ効率的に伝達されて、後者によって運び去られる。したがって、エネルギーパネルの十分な冷却もまた達成され、エネルギーセル、おそらく太陽電池が最適に動作することができて、最大電気エネルギーを出力することができることを意味する。]
[0020] 好ましい一実施態様において、パイプラインは、熱輸送媒体が1つの方向に搬送される少なくとも一つの第1の流路および熱輸送媒体が戻される少なくとも一つの第2の流路を備える。終端接続要素が、したがって、パイプラインの一端で設けられ、その終端接続要素を通して第1の流路から到達する熱輸送媒体が、第2の流路に搬送される。パイプラインの他端で、熱輸送媒体はしたがって、同じ点で出力されて、取り除かれることができる。パイプラインのこの実施態様において、パイプラインシステム全体が単純に計画されて構成されることができる。パイプライン内の両方向の熱輸送媒体の運搬はさらに、パイプラインの異なる点で生じる可能性がある温度の平均化に至る。]
[0021] パイプラインシステムを、互いに独立に動作させられ、各々それぞれの循環ポンプを備えた、セグメントに分割することは、有利であることができる。このセグメントは好ましくは、それらが太陽放射の個々のゾーンに割り当てられるというような方法で形成される。例えば、パイプラインシステムの第1のセグメントがダブルピッチ屋根の南側に、および第2のセグメントが住宅の西壁上に配設されることができる。前記セグメントの分離は、対応する接続線を不必要にして、すでにこのために単独で好都合である。しかしながら、最適太陽放射が各セグメントに利用できる時間で、それぞれのセグメントがそれぞれ動作させられることができる理由のために、分離はまた、好都合である。]
[0022] 水は、適切な熱輸送媒体である。しかしながら、本発明のエネルギー供給の有利な実施態様はまた、熱輸送のための優れた適合性を有する油の使用を可能にする。]
[0023] 熱損失を回避するために、パイプラインは好ましくは断熱層を設けられ、それは好ましくはパイプラインがエネルギーパネルに熱的にかつ機械的に結合される点でさえぎられるだけである。得られた熱エネルギーが輸送中に失われないことが、このようにして確実にされる。]
[0024] 外部パイプラインの使用はまた、それが軸平行方法で延伸するケーブル通路を備えることができる理由のために、特に有利である。前記ケーブル通路は、好ましくはパイプラインの本体に例えばあり継ぎ形状の凹部または溝の形状に組み込まれる。エネルギーパネルに面する、この十分に保護されているが、同時に、容易にアクセス可能なケーブル通路内に設けられるのが、それによってエネルギーモジュールによる電気エネルギー出力が伝達される、電源線であり、およびおそらく、データ供給線、特に、中央制御ユニットとエネルギーパネル内に分散化されるかまたはローカルに配置される制御ユニットとの間のデータ伝送の役目をする制御線である。ローカル制御ユニットは、また、エネルギーモジュールによって生成される電流を、集電装置または消費者負荷に、または中央にもしくはエネルギーパネル内にローカルに設けられる貯蔵要素に搬送するために中央制御ユニットによって制御される単純なスイッチユニットであることができる。]
[0025] ローカル制御ユニットは好ましくは、例えば電源線からのエネルギーパネルのデカップリングの後で、エネルギーモジュールが、生成されるエネルギーを消費し、かつ、同時に、エネルギーパネルの状態を示唆する、それぞれの発光ダイオードに接続されるような方法でスイッチによって切替えられることができるように設計される。エネルギーパネルは、したがって、ローカル制御ユニットによって制御される孤立された方法でまたは中央制御ユニットによって制御される組み合わせられた方法で動作させられることができ、それでエネルギーは、電源線に供給されず、その代わりにエネルギーパネル上に設けられる消費者負荷に供給される。スタッフは、したがって、安全面のリスクにさらされることなくエネルギーパネルが設置されるか取り外される際に、保守作業および目視検査を実施することができる。]
[0026] 前記線は、好ましくは必要な間隔で電気コネクタを備えているフラットケーブルの形であることができ、それによって、前記電気コネクタの各々がエネルギーパネルの接続線に更なるコネクタを用いて接続されることができる。]
[0027] 中央制御ユニット、更には、好ましくはエネルギーパネル上にローカルに配列されるエネルギー貯蔵要素、発光ダイオードおよび/またはセンサーに接続されるローカル制御ユニットの使用は、本発明のエネルギー供給システムと関連して多数の更なる有利な適用可能性に結びつく。センサーの使用によって、エネルギーパネルの状態および環境の状態を確認することが、可能である。中央制御ユニットに確認されるデータの伝送の後、後者(中央制御ユニット)は、システム全体および/またはエネルギー供給装置を最適に制御することができる。例えば、パイプラインシステムの個々のセグメントはスイッチをオンオフされることができる。]
[0028] 各エネルギーパネル内の少なくとも一つのエネルギー貯蔵要素の使用は、特に有利である。今日公知の蓄電池を使用して、得られたエネルギーがローカルに貯蔵され、必要かつ最適状態下になるまで出力されない。中央エネルギー貯蔵ユニットは、必要でないかもしれない。今日、公知の蓄電池、例えば、一般的に100Wh/kgのエネルギー密度および1000W/kの出力密度を有するリチウムイオン蓄電池を使用して、莫大な量のエネルギーが、したがって、ローカルに貯蔵され、かつ、必要な時に出力されることができる。ローカル制御ユニットの助けを借りてこれらの蓄電池は、例えばその完全な放電を防ぐために監視されて最適動作範囲内に保たれることができる。さらに、貯蔵された電気エネルギーは、損失を減少させるために好ましい形で、おそらくより高い値に変換されて出力されることができる。]
[0029] 中央制御ユニットによって与えられる制御命令を考慮して、ローカル制御ユニットはエネルギー伝達を最適化することができて、これが状況によって必要とされる場合、おそらくエネルギーに対する要求に応答してエネルギー供給を拒否することができる。ローカル制御ユニットは、したがって、エネルギーモジュールによって、エネルギーパネル内に設けられるローカルエネルギー貯蔵ユニットに向けた、または少なくとも一つの中央集電装置に向けた、電力出力を制御することができる。中央集電装置は、内部または外部ネットワークに交流を出力する、蓄電池またはエネルギー変換器であることができる。]
[0030] パイプラインに対する機械式および熱的結合が、結合装置によって実現され、その要素は、パイプラインと完全にまたは部分的に一体的であるかまたはエネルギーパネルの金属本体と一体的であるように、形成されるかまたは、さらに、別々の取付け部品として供給されることができる。]
[0031] パイプラインと平らに位置するフランジまたはクランプが適切な位置に変えられることができて、大きな圧接力でパイプラインと力固定方法で接続されることができるように、少なくとも一つの実質上または部分的に円形の断面を有するパイプラインが好ましくは使われる。結合要素がまた形状固定接続の役目をするのに使われることは特に有利である。例えば、選択可能な位置内に固定されることができる、互いに係合する歯付要素が使われることができる。]
[0032] 別々の結合継ぎ手が使われる限り、これは、特に、最大可能なコンタクト表面によって、一方ではパイプラインに、および、他方エネルギーパネルに、最適に適応されることができる。同時に、別々の結合継ぎ手を取り付けて、調整することは、容易に可能である。開口が、好ましくはエネルギーパネル内に設けられ、それを通して工具が導かれることができ、それを用いて結合装置が、しっかりと締められることができるかまたは解除されることができる。]
[0033] 好適な実施態様においてエネルギーモジュールの金属基板が、パイプラインに直接または堅いもしくは柔軟な帯金を用いて接続される。好ましくは接地されたパイプラインシステムへのエネルギーモジュールの金属基板の接続は、加えて、放射線および雷の影響に対する最適防護に結びつく。]
[0034] 一つ以上のエネルギーモジュールを備えている本発明のエネルギー供給装置用のエネルギーパネルは、単純な方法で製造されて組み立てられることができる。このエネルギーパネルは、エネルギーモジュールの収容の、および、パイプラインへの結合の準備が最適にできていることができる。エネルギーパネルの金属本体上の結合要素の大きいコンタクト表面または一体的な形成は、最適熱伝導を可能にすることを確実にする。]
[0035] エネルギー供給装置用に設けられたエネルギーパネルは、屋根瓦の形状で存在する。屋根瓦形状のエネルギーパネルを使用して、住宅の小屋組みは、したがって、従来の方法で美学的に設計されることができる。したがって、任意の所定の材料でできていることができる屋根瓦によって住宅に関する好みを無視する必要はない。加えて、しかしながら、屋根瓦が消費者負荷に電気および熱エネルギーの形でエネルギーを出力する利点が、ある。]
[0036] 屋根瓦の形のエネルギーパネルは、したがって、粘土または金属でできている瓦構造体を備え、その上側に、別々に配置されたエネルギーモジュール用の収容部が、設けられる。しかしながら、例えば粘土でできている瓦構造体およびそれに適しているエネルギーモジュールは最適化された製造プロセスで別々に製造されることができる。]
[0037] 瓦構造体または屋根瓦は、したがって瓦工場で、低コストで製造されることができる。屋根瓦はそれによって好ましくは、それがエネルギーパネルの有無にかかわらず取り付けられることができるように設計される。瓦工場は、したがって、単一の製品を製造することができて、本発明のエネルギー供給装置を据付けることを望む顧客に、同じく望まない人々にも、それを供給することができる。全ての従来の屋根瓦の要件は、したがって、製造される屋根瓦によって満たされる。単に、エネルギーモジュールが新しい屋根瓦に結合されることができる設計機能だけがある。]
[0038] エネルギーモジュールは、また最適効率で、専門工場で製造されることができる。エネルギーモジュールは、好ましくは異なる層から成り、そのベース層が、金属プレートの形の金属基板または金属本体によって形成され、それを通して熱エネルギーが、屋根瓦内の開口部を通して結合要素の助けを借りてまたはパイプラインの方へ更なるエネルギーパネルによって覆われる瓦の上縁部を介して運び去られる。例えば、金属基板は一体的にその上に形成され、かつパイプラインに接続される結合要素を備える。代わりとして、金属基板は帯金およびバックルまたはクランプのような取付けブラケット経由でパイプラインに接続されることができる。]
[0039] エネルギーパネルの金属本体は好ましくは冷却要素および結合装置に接続されるかまたは一体的に接続されることができ、それ(結合装置)は冷却要素によって吸収される熱エネルギーがパイプラインへ伝達されることができ、および、エネルギーパネルが同時に、安定しているように保たれるような方法で、パイプラインに接続されることができる。冷却要素は好ましくは、前記エネルギーモジュールが最適に冷却されるというような方法で、エネルギーモジュールに熱的に、かつおそらくまた、機械的に密接に結合される。エネルギーモジュールが好ましくは大きいコンタクト表面で冷却要素に対して位置して、コンタクト表面間の熱伝導抵抗が無視できるほど小さいようにそれに対してねじられる。更なる好適な実施態様においてかなりの熱エネルギーがその上に配置されるパイプラインに加熱された屋根瓦経由で伝達されることができるように、金属本体が瓦構造体に対して平らに位置する。]
[0040] 第1の主要な実施態様においてエネルギーパネルは、少なくとも一つの開口部を有する構造体を備え、その中に金属本体が、流延材料を用いて保持される。例えば、粘土瓦が製造され、それがエネルギーモジュールおよび金属本体を収容する役目をする少なくとも一つの開口部を備える。好ましい一実施態様において金属本体および少なくとも一つのエネルギーモジュールは、また、組み合わせられたモジュールとして前もって製造されて、および、粘土瓦に組み込まれる。]
[0041] 第2の主要な実施態様においてエネルギーパネルは、金属構造体を備え、それによって金属本体が、一体的に接続される。例えば、金属構造体がアルミニウムから製造され、その金属構造体の中にこの少なくとも一つのエネルギーモジュールが、挿入されることができる。さらに、金属構造体は結合装置用の大きい結合表面を、またはさらにその上に一体的に形成される結合要素を、備えていることができる。いずれの場合においても、結合要素は最適に、かつ、限られた資源で製造されることができる。]
[0042] 瓦の形状で存在する構造体は、例えば開口部を備え、その中に少なくとも一つのエネルギーモジュールが、流延材料または固定要素、例えばネジを用いて保持され、その助けを借りてエネルギーモジュールが、結合要素に接続される。]
[0043] 特に好適な実施態様において他方、屋根瓦が、開口部を有さず、電気線および熱結合要素が、パイプラインに屋根瓦を介して導かれる、ことを意味する。これは、エネルギーパネル、更には好ましくは粘土で作られる屋根瓦およびそれに対して適応されるが、別々に製造されるエネルギーモジュールによるエネルギーパネルのモジュール構造の特に簡単な据付けを容易にする。]
[0044] この好ましい実施態様において、保持要素、例えば案内溝が瓦構造体上に設けられる。エネルギーモジュールは、前記保持要素に挿入されることができて、挿入の後、好ましくは接続接点経由で、接続線に接続される。接続線は、しかしながら、好ましくはすでに、最適電気的接触が保証されるようにエネルギーモジュール上に設けられる。]
[0045] モジュール組立は、最小の生産原価および組立資源に対する最小の要件に結びつく。技術的な欠陥の場合には欠陥のあるエネルギーモジュールは、数秒以内に取り除かれることができて、新しいユニットによって交換されることができる。この構造体は、好ましくはエネルギーモジュールの除去の後でまたはフラップを用いて露出されることができ、およびエネルギーパネルが取り付けられるかまたは解放されることができる結合要素へのアクセスをもたらす、開口部を備える。]
[0046] エネルギーパネルがローカル制御ユニットおよび/またはローカル貯蔵ユニットを装備する限り、これらの要素を収容する適切なチャンバを備えていることができる。チャンバは、フラップによってまたは、特に有利には、保持要素に挿入されることができるエネルギーモジュールを通して、閉じられることができる。]
[0047] 別々に生産されたエネルギーモジュールによるエネルギーパネルのモジュール構造は、他方太陽電池、スイッチングトランジスタを備えた制御ユニットおよび発光ダイオードのような任意の電気的構成部品の有利な組込みを可能にする。エネルギーモジュールは好ましくは、SMD(表面実装設計)技術を使用して、製造される。電気的構成部品は好ましくは断熱金属基板(IMS(登録商標))上に取り付けられ、それが金属基板に対する最適熱除去を保証する。エネルギーパネルの据付けの後で露出されて明らかに視認できる発光ダイオードの組込みは、特に有利である。例えば、直列に配置される複数の発光ダイオードを備えた2つの平行したチェーンが設けられ、それはローカル制御ユニット、単純な実施態様において、オプトカプラまたはスイッチングトランジスタ経由で、任意選択でそれらを点検するかまたは生成されるエネルギーを吸収するために太陽電池に接続されることができる。エネルギーパネルがまだ据え付けられない、または、電源線が電圧のない限り、太陽電池は好ましくは前記発光ダイオードに接続される。発光ダイオードを備えたチェーンが取り除かれる限り、その機能は他のチェーンによって引き受けられる。]
図面の簡単な説明

[0048] 本発明は、図面を参照することで、後で更に詳細に説明され、そこにおいて、]
[0049] 金属本体2がその中に設けられ、パイプライン4に熱的にかつ機械的に結合される、エネルギーパネル1を備えた本発明のエネルギー供給システムを示す。
三次元図解での、図1のエネルギーパネル1の金属本体4を示し、それが、熱エネルギーを吸収する役目をする冷却要素21、パイプラインに接続されることができる結合要素22ならびに制御ユニット3およびエネルギー貯蔵要素38を収容する役目をするチャンバ23を備える。
更なる実施態様における図2の金属本体2を示し、そこにおいてエネルギーパネル1の構造体5がおそらく金属から一体的に製造される。
更なる実施態様における図2の金属本体2を示し、それが、結合継ぎ手271、272、273を用いて基本的に円形の断面を有するパイプライン4に接続される。
三次元図解での、図1のパイプライン4のセグメントを示し、それが、熱輸送媒体を搬送する役目をする2つの流路41、42および例えばフラットケーブルの形状の電源線33および制御線34を収容する軸方向に延伸するあり継ぎ手形状凹部47を備える。
図1に従うパイプライン4のセグメントを備えたパイプラインシステムの要素を示し、それが、取付用異形材81を使用して互いに機械的に接続されることができ、およびその流路41、42が、接続部品83、84、85を使用して1つにされることができるかまたは供給および排液ラインに接続されることができる。
ベース構造体400経由で互いに接続される2つのパイプ部品410、420を備えた異形材を有する好ましく設計されたパイプライン4を示し、そのパイプ部品410、420内に第1のまたは第2の流路41、42が導かれ、それによって、第1のパイプ部品410上にケーブル通路47を導く第1の異形材部品470が配置され、および第2のパイプ部品420上に担持板480が配置され、その頂側部上に、エネルギーパネル1が、平らに位置することができる。
第1の実施態様において各々パイプライン4に接続される2つのエネルギーパネル1を示す。
第2の実施態様においてパイプライン4に接続されるエネルギーパネル1を示す。
屋根上のパイプライン4に取り付けられる図5に従う複数のエネルギーパネル1を示す。
エネルギーモジュール300がその中に挿入されることができる図5に従うエネルギーパネル1を示す。
エネルギーモジュール300がその上に配置されることができる屋根瓦の構造体5を示す。
エネルギーモジュール300の取付け中の図12に従う屋根瓦の構造体5を示す。
屋根瓦5およびそれに接続されるエネルギーモジュール300によって形成されるエネルギーパネル1を示す。
分解図での図13のエネルギーモジュール300を示す。
接続線32を用いて電源線33および制御線34に電気的に接続されて、結合装置22を用いてパイプライン4に電気的にかつ熱的に接続される2つのエネルギーモジュール300を示す。
電源線33および制御線34の別々の案内の役目をする2つのケーブル通路47を備えた図7のパイプライン4の好ましい一実施態様を示す。
屋根に取り付けられて、エネルギーパネル1がその上に配置される屋根木摺を形成するパイプライン4を示す。
本発明のエネルギーパネル1がその上に据え付けられる建物の屋根レベル70を示す。
図1、8、9、11または14に従うエネルギーパネル1を備えた本発明のエネルギー供給装置のブロック配線図を示す。] 図1 図12 図13 図2 図5 図7
実施例

[0050] 図1は、熱輸送媒体45がそこに流れるパイプラインシステムのパイプライン4に熱的にかつ機械的に接続される、エネルギーパネル1を供えた本発明のエネルギー供給システムを示す。] 図1
[0051] エネルギーパネル1は、例えば粘土または金属から成っていて、開口部51を有する構造体5を備え、好ましくは太陽エネルギーを吸収する役目をする複数のエネルギーモジュール300および金属本体2が、その中に挿入される。金属本体2は、熱エネルギーを吸収する役目をする冷却要素21、パイプライン4への結合の役目をする結合装置22およびフラップ231を用いて閉じられることができるチャンバ23を備え、および、制御ユニット3および2つのエネルギー貯蔵ユニット38がその中に設けられる。チャンバ23内に設けられる制御ユニット3が、少なくとも一つのセンサー353に、および、少なくとも一つの信号エミッタ352、例えば発光ダイオードに線35経由で接続される。]
[0052] エネルギーパネル1のこの実施態様において、金属本体2、エネルギーモジュール300、および、おそらくまた、センサー351および信号エミッタ352が好ましくは良い熱伝導率を有する流延材料6を用いて対応する位置で構造体5の開口部51内に固定される。]
[0053] 本発明のエネルギーパネル1は、電気エネルギーおよび熱エネルギーの出力の役目をする。エネルギーモジュール300による電気エネルギー出力が、接続線31経由でローカル制御ユニット3に供給され、それから、電気エネルギーがローカル貯蔵ユニット38に、または電源線33経由で外部消費者負荷に、または電源線33の下流に取り付けられるエネルギー変換器3003に出力される。さらに、中央制御ユニット3000が設けられ、それがローカル制御ユニット3とデータバス34経由で通信する。中央制御ユニット3000およびローカル制御ユニット3によって制御されるエネルギー管理の他に、エネルギーパネル1が動作に入って来る前に、認証手順がまた、実施されることができる。中央制御ユニット3000が据え付けられたエネルギーパネル1を動作させることが認可されるかどうか、これによって確認されることができる。例えば、パスワードが制御ユニット3、3000の間で交換され、および、これらが互いに一致するかどうか調べられる。盗まれたエネルギーパネル1は、したがって、他の設置場所ではもはや使われることができず、ユーザに役立たない。この種の保護されたエネルギーパネル1の窃盗は、したがって価値がない。]
[0054] 電源線33および制御線34は、有利にはフラットケーブルとして実現されることができ、それは、パイプライン4内に設けられる凹部47内に特に都合よく導かれることができて、軸平行方法で延伸することができる。フラットケーブル33、34は、コネクタを備えていることができ、それに接続ケーブル32が接続されることができ、その接続ケーブル32が、チャンバ23内の開口部234を通して導かれて、ローカル制御ユニット3に接続される。(非特許文献1)内に示され記載されているような、フラットケーブルおよび接続装置が特に都合よく使われることができる。その中に開示される接続箱は、フラットケーブル33、34上に配置されることができて、ケーブル通路47内に位置するフラットケーブル33、34の心線にポインタネジを用いて接続されることができる。パイプラインに適合される接続箱が、好ましくは使われる。]
[0055] ローカル貯蔵ユニット38からの、およびそれへの、ならびに外部消費者負荷からの、およびそれへの、電流伝達は、ローカル制御ユニット3によって要求されるように制御されることができる。リチウムイオン蓄電池が貯蔵ユニット3として使われる限り、ローカル制御ユニット3はそれらが有利な仕事範囲の中で絶えず動作させられることを確実にする。得られた電気エネルギーはしたがって、ローカルに貯蔵されることができて、必要なときに、中央制御ユニット3000によって呼び出されることができ、それによって、蓄電池の最適動作が確実にされる。]
[0056] 本発明のエネルギー供給装置によって電気および/または熱エネルギーの伝達が中央およびローカル制御ユニット3、3000を使用して両方向に実現されることができる点に留意する必要がある。例えば、ローカルに設けられた電力貯蔵ユニット38は、公衆の供給ネットワークから取り出される電気エネルギーを用いて充電されることができる。たとえ不十分な太陽放射であるとしても、この設備はしたがって、据え付けられて、動作させられる。熱エネルギーのエネルギーパネル2への伝達によって後者は理想的な動作状態に置かれることができ、例えば、雪の層から解放される。]
[0057] エネルギーパネル1によって吸収される熱エネルギー1、またはエネルギーパネル1の構造体5によっておよびエネルギーモジュール300によって吸収される熱エネルギーは、ローカルヒートシンクとして働く金属本体2によって、特に前記金属本体2の冷却要素21によって吸収され、この冷却要素21は、エネルギーモジュール300および構造体5の表面に沿って平面方法でこの目的のために引き伸ばされる。好適な実施態様において、エネルギーモジュール300は金属本体2およびエネルギーモジュール300がユニットを形成するような方法で、冷却要素21にねじでとめられ、それが構造体5の開口部51内にモジュールとして挿入されることができて、その中に固定され、おそらく、ネジでとめられ、好ましくは、鋳造されることができる。]
[0058] 得られた熱エネルギーは、結合装置22経由で金属本体2の冷却要素21からパイプライン4まで出力される。前記パイプライン4は、2つの流路41、42を備え、熱輸送媒体45がパイプライン4内で前後に流れて、供給熱エネルギーを熱交換器400に搬送して、そこから循環ポンプ401を用いて回路にフィードバックされる。]
[0059] パイプライン4は、フランジ431の形状の取付け要素を備え、それは、小屋組みまたは建物壁の要素と接続されることができる。図1は、パイプライン4のフランジ431がネジ95を用いて木製垂木7にネジでとめられることを示す。多数の他の組立可能性が、また、考慮されることができ、取付け要素431が省略されることができてもよい。例えば、パイプライン4が円形の断面によって使われることができ、このパイプライン4が、ブラケットまたは固着要素によって保持される。] 図1
[0060] 図2は、三次元図解で図1のエネルギーパネル1の金属本体2を示し、それは、熱エネルギーの吸収の役目をする冷却要素21、パイプラインに接続されることができる結合要素22、および、その内的空間233が制御ユニット3および出力貯蔵要素38を収容する役目をするチャンバ23を備える。チャンバ23内に設けられる開口部234が、明らかに見られることができ、その開口部234を通して接続ケーブル32が、パイプライン4に送られることができる。冷却要素21は、冷却リブ211を備えており、それが熱エネルギーを吸収し、かつ、流延材料5内につなぎ留めるための役目をする。アーチ型の結合要素22がその端に保持リブ221を備え、それがパイプライン4内に設けられる対応する保持溝48に係合することができる。保持リブ221が保持溝48に係合するまで、結合要素22はしたがって、パイプライン4上へ押圧されることができる(図1を参照)。結合要素22を解除するために保持リブ221が、保持溝48から引き抜かれなければならない。代替実施態様が、図3および4内に示される。] 図1 図2 図3
[0061] 図3は、更なる実施態様における図2の金属本体2を示し、エネルギーパネル1の構造体5がおそらく金属、好ましくはアルミニウムから一体的に仕上げられて、おそらくコーティングされる。エネルギーモジュール300が、ネジ93およびナット94を用いて取り付けられ、2つの冷却リブ211の間で変位可能であるように保持されることが示される。アーチ型の結合要素22がパイプライン4の保持溝48内に保持リブ221によって片側だけが保持されることが更に示される。反対側で結合要素22およびパイプライン4が、フランジ要素29、49を備えており、それが、ナット92およびネジ91を用いてしっかりと締められることができ、そのネジ頭が、チャンバ23内に保持されて、したがって、容易に作動することができる。このようにして、最小の熱伝達抵抗を達成するためにパイプライン4に対してしっかりと結合要素22を押圧することが、可能である。] 図2 図3
[0062] 図1、2および3内に示されるパイプライン4が結合要素を備えている一方、図4は、実際的には円形の断面を備えた大いに簡略化されたパイプライン4を示す。それに対して固定されるクランプまたはバックル271、273は、その一つが、結合プレート272を備えており、したがって、要求されるように回転され、ナット92およびネジ91を使用して所望の位置に固定されることができ、そのネジ頭91が次にチャンバ23内に保持される。結合要素22は、この場合にマルチパート結合継ぎ手271、272、273から成る。金属本体2への結合は、金属本体2に対向して押圧される結合プレート272を用いて実現される。] 図1 図4
[0063] 図3および4内に示されるエネルギーパネル1の実施態様は、前記エネルギーパネル1が金属、特にアルミニウムから特に都合よく一体的に製造されることができることを示す。エネルギーモジュールの固定は、容易に可能である。内部冷却媒体通路の不在のために金属エネルギーパネル1は、極めて密に構成されることができる。構造体5および/または金属本体2は、エネルギーパネル1の最も単純な実施態様において同一である。] 図3
[0064] 図5は、三次元図解で、熱輸送媒体を導く役目をする2つの通路41、42、および、フラットケーブル33、34がその中に導かれる、軸方向に延伸するあり継ぎ形状凹部47を備えた図1のパイプライン4のセグメントを示す。] 図1 図5
[0065] 熱輸送媒体45の進路が、図式的に更に示され、それによって、前記熱輸送媒体45が前方側面から流路41の中に入って、流路42を再び出る。さらに、取付異形材81が示され、それは2本の隣接するパイプライン4の結合溝432に導入されることができて、ネジ812を用いてその中に固定されることができる。]
[0066] 図6は、図2に従うパイプライン4のセグメントを備えたパイプラインシステムの要素を示し、それは取付け異形材81を使用して互いに機械的に接続されることができ、および、その流路41、42が接続部品83、84、85を使用して、または供給および排液ラインによって接続されることができる。すでに図2を参照して提示されたように、パイプライン4は少なくとも一つの結合溝432を備えており、その中に取付異形材81が、横に変位可能で、かつ固定されるように保持されることができる。この点について、結合溝432は好ましくはT形状のまたはあり継ぎ形状の外形を備える。取付異形材81を固定するために前記取付異形材81は、ネジ穴811を備えており、その中に好ましくは前方側面にくぼみ先を備えているネジピンまたは、ネジ812が回転することができて、前記ネジピンがパイプラインの本体に力固定方法で接続される、および/または、くぼみ先が形状固定方法でその中に係合する、というような方法で、上部溝表面に対して押圧されることができる。好ましくはプラスチックでできている接続部品83、84、85が、流路41、42の接続のために準備される。前記接続部品83、84、85は、密封された終端を与えるために流路41、42に挿入されることができるパイプ部品を備える。2本のパイプライン4を接続する役目をする第1の接続部品83が、少なくとも2つの流路4、42の各々に対して、おそらくプレートを用いて互いに接続される互いに対応する1つのパイプ部品または2つのパイプ部品を備える。前記プレートは、好ましくはパイプライン4と同じ断面を有する。流路41、42の接続のために第2の接続部品84が設けられ、それが、互いに接続されて軸平行方法で位置を定められる2つのパイプ部品を備える。第2の接続部品84の挿入の後、パイプライン4の2つの流路41、42はしたがって、単一の連続流路を形成し、それはパイプラインの中に入って、同じ側で再び出る。第3の接続部品85が、入出力点で設けられる。パイプライン4に挿入される第2のおよび/または第3の接続部品84、85を保持するためにネジ穴821を備えている角度異形材82が設けられ、その角度異形材82が、結合溝432に導入されることができて、ネジ821を用いて固定されることができる。] 図2 図6
[0067] 図7は、ベース構造体400経由で互いに接続される2つのパイプ部品410、420を備えた異形材によって好ましく形成されたパイプライン4を示す。第1のおよび/または第2の流路41、42が、前記パイプ部品410、420内に導かれ、それによって、第1のパイプ部品410上にケーブル通路47を導く第1の異形材部品470が配置され、および、第2のパイプ部品420上に担持板480が配置され、および、その上側に対してエネルギーパネル1が、平面方法で置かれることができる。本実施態様において、パイプライン4は特に図14のエネルギーパネルの据付けの役目をする。屋根瓦の形状で存在するエネルギーパネル1が、担持板480に対して平らに位置し、および、それによって、エネルギーパネル1からパイプライン4まで熱エネルギーを伝達する。エネルギーモジュール300の金属基板301とパイプライン4との間の追加的な直接の電気および熱接続が、好ましくは結合要素22、例えば、瓦構造体5の通路591内に導かれる帯金を用いて達成される。据え付けられるべきエネルギーモジュール300が担持板480上に位置して、例えば瓦構造の下側に設けられる鼻要素54を用いて保持されるとはいえ、ケーブル案内通路47は、なお自由な状態のままであり、それで、電源線およびおそらく存在する制御線33、34へのエネルギーパネル1の電気的接続が、簡単に実施されることができる。] 図14 図7
[0068] 図7内に更に示されるのが、取付異形材8が、パイプライン4のベース構造体400内に設けられる結合溝432内に設けられ、その取付異形材8によってパイプライン4が保持されるか、または、隣接するパイプライン4が保持されることである。取付異形材8、例えば選択可能な長さの押出アルミニウム異形材が、小屋組みの梁に取付ネジ95によって接続される。取付異形材8の使用は、パイプラインシステムの単純で正確な組立を可能にする。最初のステップで、取付異形材8は正確に位置を定められて、取り付けられる。パイプライン4が、次いで取付異形材8内につるされる。] 図7
[0069] 図8は、第1の実施態様において各々パイプライン4に接続される2つのエネルギーパネルを示す。上部エネルギーパネル1内に、チャンバ23のフラップ231が開かれている。チャンバ23内に設けられるのが、2つのエネルギー貯蔵要素38および、パイプライン4内に導かれるフラットケーブル33、34に接続ケーブル32およびコネクタ39経由で接続される、ローカル制御ユニット3である。前記フラットケーブル33、34がパイプライン4内に設けられる凹部47から導かれて、金属本体2内に設けられるチャンバ23に導かれる場合、フラットケーブル33、34への電気結合が特に単純に生じることができる。凹部47およびチャンバ23内の開口部234は、当業者の方法で適応されることになっている。] 図8
[0070] 図8内に更に示されるのが、上部エネルギーパネル1が、チャンバ23がそこで完全に重なるというような方法で、下部のエネルギーパネル1に重なることである。エネルギーモジュール300だけが、したがって、上方から視認でき、その1つのエネルギーモジュールが、エネルギーパネル1の構造体5の開口部51の中の観察を可能にするために取り除かれている。エネルギーパネル1へのチャンバ23の組込みによって、したがって、エネルギーモジュールによって覆われることができる表面の何の損失もない。] 図8
[0071] 図9は、第2の実施態様におけるパイプライン4に接続されるエネルギーパネル1を示す。エネルギーパネル1の構造体5内の開口部51が自由な状態のままであるように、金属本体2が取り除かれている(図2を参照)ことが示される。この構造体が、隣接するエネルギーパネル1の縁部終端要素56/55に対応する、縁部終端要素55、56を横に備えることが示される。開口部51の下のチャンバ23の領域内に終端要素57が、更に設けられ、それが、2番目に上位のエネルギーパネル1によって重ねられて、ここから来る雨水がチャンバ23に浸透するのを防止する。] 図2 図9
[0072] 図10は、屋根上のパイプライン4上に取り付けられる図9に従う複数のエネルギーパネル1を示し、それによって、前記エネルギーパネル1の縁部終端要素55、56が互いに重なる。また、エネルギーパネル1の底の行の終端要素57は重なる。エネルギーパネル1の上部行の終端要素57には、隆起終端瓦100が重なる。] 図10 図9
[0073] 本発明のエネルギーパネル1の更なる有利な実施態様が、図11内に示される。本実施態様において、エネルギーモジュール300は、エネルギーモジュール300の完全な挿入の後、その前側端部要素321がチャンバ23に完全に重なって、それを閉じるというような方法で、保持要素58、例えば案内溝に導入されることができる。エネルギーモジュール300および/またはその端部要素331は、したがって、同時にチャンバ23の閉鎖スライドとしての役目をする。] 図11
[0074] ローカル制御ユニット3による電気的接触がエネルギーモジュール300の挿入の後で自動的に起こることができるために、すり板303、304がエネルギーモジュール300上に、および、チャンバ23内に設けられる。前記すり板303、304が、エネルギーモジュール300の端位置に互いに対して位置する。]
[0075] 図10のエネルギーパネル1のモジュラー構造は、技術的に、および、経済的に有利な解決策に結びつく。エネルギーパネル1のおよびしたがって、エネルギー供給システム全体の組立および保守が、最小の資源で可能である。例えば、エネルギーモジュール300の1つが故障する限り、これは対応する信号エミッタ、例えば発光ダイオード352によって示される。技師は、その後極めて少ない握りで欠陥のあるエネルギーモジュール300を取り除くことができて、新しいものとそれを交換することができる。] 図10
[0076] 図12は、エネルギーモジュール300がその上に配置されることができる屋根瓦の構造体5を示す。屋根瓦は従来の屋根瓦の特徴を有し、それによって屋根がこの種の屋根瓦5によって覆われることができる。この構造体が縁部終端要素55、56を横に備え、それが隣接するエネルギーパネル1の縁部終端要素56/55に対応することが示される。リブ531が屋根瓦5の下端の下側に設けられ、そのリブ531が屋根瓦5の上端部の上側上の凹部532内に係合することができることが更に示される。鼻要素54が、屋根瓦5の上端部で下側に更に設けられ、その鼻要素54が、屋根木摺内に係合することができる。例えば、図18に示すように、屋根瓦5の鼻要素54は図7のパイプラインの担持板の上に係合する。図12の屋根瓦が、したがって、従来の屋根瓦の置換えとして使われることができる。] 図12 図18 図7
[0077] 瓦構造体5は、加えて、エネルギーモジュール300用の凹部50を備える。凹部50は2つのガイドストリップ58によって横に区切られて、上側に保持リブ39を備え、それがエネルギーモジュール300の金属本体301を保持する役目をする。さらに、ケーブル通路591が設けられ、それを通してエネルギーモジュール300の接続ケーブル32およびおそらく結合要素22が、上方へ導かれることができる。]
[0078] 図13は、その上端部に開口部3012を備えた金属フレーム3011が設けられ、その開口部3012内に保持リブ59が導かれる、金属基板301を備えるエネルギーモジュール300の組立中の図12の屋根瓦5を示す。下側で、金属基板301は、屋根瓦5の下端を係合することができる、下方へ曲がった舌部を備える。電気的構成部品を備えた層302が、金属基板301上に設けられる。ローカル制御ユニット3、直列に接続される太陽電池333、更にはエネルギーパネル1の状態が検出されることができる光ダイオード352が、示される。発光ダイオード532が、エネルギーパネル1の下端に好ましくは設けられ、それは、据付けの後で自由な状態のままである。] 図12 図13
[0079] 図14は、屋根瓦5によって形成されるエネルギーパネル1およびそれに対して接続されるエネルギーモジュール300を示す。瓦構造体5およびエネルギーモジュール300が互いに最適に適合していることが示される。エネルギーパネル1の完結した製作の後でさえ、それが従来の屋根瓦の置換えとして使われることができる。] 図14
[0080] 図15は、分解図で図13のエネルギーモジュール300を示す。金属基板301がすでに瓦構造体5への接続の準備ができていることが示される。導体経路が、絶縁層上に設けられ、その導体経路によって太陽電池333および発光ダイオード352が、電気的に接続される。さらに、エネルギーモジュール300が好ましくはすべらない保護層305によって覆われる。] 図13 図15
[0081] 図16は図13に従う2つのエネルギーモジュール300を示し、それは接続線32およびそれぞれのコネクタ39を用いて、フラットケーブル内に好ましくは一体化される、電源線33および制御線34に電気的に接続されることができる。言及されたように、
から公知の接続要素がコネクタ39として使われることができ、その接続要素が接続箱390に挿入される。電気的接触は例えば、金属ネジがフラットケーブル33、34の心線の中に回転されるように形成される。] 図13 図16
[0082] さらに、金属でできている帯状結合要素22が示され、一方ではエネルギーモジュール300の金属基板301に、および他方パイプライン4に、結合される。金属基板301に一体的に形成される結合要素22を使用することが、可能である。さらに、クランプ、バックル、ブラケットおよびフランジ要素、接点板およびネジのような更なる取付手段が、両方の端部で結合要素22を取り付けるために使われることができる。結合要素22の取り付けが、エネルギーパネル1の金属本体301と好ましくは接地されたパイプライン1との間の熱的なだけでなく、電気的接続にも結びつき、それで良い熱的な接続だけでなく、また、放射線および雷に対する防護もまた、確実にされる。]
[0083] 図17は、電源線33および制御線34の別々の案内の役に立つ2つのケーブル通路47を備えた、図7のパイプライン4の好ましい一実施態様を示す。例えば、バスシステムが実現されるべき場合、別々のケーブル通路が有利であることができる。また、連結要素83および84が示され、それを用いて2つの流路41および42が、互いに接続される。] 図17 図7
[0084] 図18は、屋根上に取り付けられる図7に従うパイプライン4を示し、そのパイプライン4が、屋根木摺を形成し、その上にエネルギーパネル1が配置される。エネルギーパネル1の瓦構造体5が担持板480に対して平坦な下側500で平らに位置して、鼻要素54によってそれらの上で係合することが示される。電源線33および制御線34がその中に配置される、ケーブル通路47が、他方、支えられたエネルギーパネル1の上に配置される。結果として、前記線33、34とエネルギーパネル1との間の電気的接続が、据付け中に問題なしで実施されることができる。ケーブル通路47は、更なるエネルギーパネル1によってその後覆われるだけである。] 図18 図7
[0085] 図19は、本発明のエネルギーパネル1がその上に据え付けられる、建物の屋根レベル70を示す。屋根梁7に接続されるパイプライン4が屋根木摺を形成し、その上にエネルギーパネル1が上で記載されている方法で配置される、のが明らかに見られることができる。] 図19
[0086] 図7と関連して言及されたように、好ましくは第1に、取付異形材8が屋根梁7に接続される。全体の小屋組みの上に延在する個々のセグメントまたは異形材が、それによって使われることができる。その後、パイプライン4が取付異形材7内につるされる。] 図7
[0087] 図20は、図1、8、9、11または14に従うエネルギーパネル1を備えた本発明のエネルギー供給装置のブロック配線図を示す。図面の上半分内に示されるのが、好ましくはインターネットまたは移動無線ネットワークPLMNに接続される中央制御ユニット3000が、ネットワークモジュール3001およびデータ線34経由でローカル制御ユニット3に接続されることである。中央制御ユニット3000、例えばパーソナルコンピュータが、したがってまた、移動無線ネットワークまたはインターネット経由で制御されることができる。例えば、気象データが中央制御ユニット3000に伝達され、それを参照することでローカルエネルギー供給システムまたはエネルギー供給装置のエネルギー管理が、制御される。さらに、得られたエネルギーが最良の状況の下で公衆網に出力されることができる時間によるスケジュールが中央制御ユニット3000に通知されることができる。複数のローカルエネルギー供給システムが、例えばまた、上位制御ユニット3000Mによって調整されることができ、それが公衆網のオペレータと関連しており、かつ、それと電気エネルギーの供給に対する最適条件について交渉することができる。全てのローカルエネルギー供給システムに対する管理は、この場合に上位制御ユニット3000Mによって引き受けられることができる。ローカルエネルギー供給システムのオペレータは、対応する支出の負担を取り除かれる。公衆網へのエネルギー出力の量が、ローカルに測定され、中央制御ユニット3000に報告され、それによって課金される。] 図1 図20
[0088] 図20は、更に、熱輸送媒体が切換えスイッチ78経由で、また冷却された領域、例えば地面領域77またはヒートポンプのダウンホール熱交換器を介して搬送されることができることを示す。夏には、建物の屋根はしたがって、冷却された熱輸送媒体を用いて冷却されることができ、その結果、更なる冷却装置は不必要である。] 図20
[0089] ローカル制御ユニット3は、それらの部分に対して、接続線31経由でエネルギーモジュール300に、接続線37経由でローカル制御ユニット38に、および、接続線32およびコネクタ39経由で電源線33に、接続される。電源線33は一方では任意選択で設けられた中央蓄電池3038に、および、他方任意選択で設けられたエネルギー変換器3002に接続され、それは外部または内部交流ネットワーク3003、3005および対応する接続箱3004に交流を出力することができる。電源線33およびデータ線および/または制御線34がフラットケーブルによって実現されることができることが、図式的に示される。さらに、熱輸送媒体45用のパイプラインシステムを用いて実現される回路が、図式的に示される。パイプラインシステムの要素が何のエネルギー損失も輸送経路上に生じないように、断熱材料48を好ましくは備えていることが更に示される。]
[0090] 本発明の好ましい実施態様が、個々の実施態様内に記載されている。その特徴は、しかしながら原則として互いに組み合わせられることができる。]
[0091] 1エネルギーパネルパイプライン
2 金属本体 エネルギーパネル
3制御ユニット貯蔵ユニット
4 パイプライン 金属本体
5構造体屋根瓦
6流延材料
7垂木屋根梁取付異形材
8 取付異形材
21冷却要素
22結合装置
23チャンバ
29、49フランジ要素
31接続線
32接続ケーブル
33電源線フラットケーブル
34データバス制御線フラットケーブル
35 線
37 接続線
38 貯蔵ユニットローカル制御ユニット
39コネクタ保持リブ
41、42流路
45熱輸送媒体
47 凹部ケーブル通路
48保持溝断熱材料
50 凹部
51 開口部
54鼻要素
55、56 縁部終端要素
57 終端要素
58保持要素ガイドストリップ
59 保持リブ
70屋根レベル
77地面領域
78切換えスイッチ
81 取付異形材
82 角度異形材
83、84、85接続部品連結要素
91ネジ
92ナット
93 ネジ
94 ナット
95 ネジ
100隆起終端瓦
211冷却リブ
221 保持リブ
231フラップ
233 内的空間
234 開口部
271、273クランプまたはバックル結合継ぎ手
272結合プレート結合継ぎ手
300エネルギーモジュール
301金属基板
302 層
303、304すり板
305 保護層
321 前側端部要素
331端部要素
333太陽電池
351センサー
352信号エミッタ発光ダイオード
353 センサー
390接続箱
400熱交換器ベース構造体
401循環ポンプ
410、420パイプ部品
431フランジ
432結合溝
470 第1の外形部品
480担持板
500平坦な下側
531リブ
532 凹部 発光ダイオード
591通路
811ネジ穴
812 ネジ
821 ネジ穴 ネジ
3000中央制御ユニット
3000M上位制御ユニット
3001ネットワークモジュール
3002エネルギー変換器
3003 エネルギー変換器
3003、3005 外部または内部交流ネットワーク
3004 接続箱
3011金属枠
3012 開口部
3038 中央蓄電池
PLMN 移動無線ネットワーク]
权利要求:

請求項1
屋根瓦として設けられる複数のエネルギーパネル(1)を備え、そのエネルギーパネル(1)が、建物の一部を覆い、かつ、各々が太陽エネルギーを吸収する役目をし、かつ電源線(33)に接続されるエネルギーモジュール(300)を備える、エネルギー供給装置であって、少なくとも一つの金属パイプライン(4)が前記建物の外側に設けられ、その金属パイプライン(4)が、前記パイプライン(4)に機械的にかつ熱的に接続される前記エネルギーパネル(1)を支持し、それ(前記パイプライン)が、前記電源線(33)を収容する役目をするケーブル通路(47)と、流体熱輸送媒体(45)がそれを通して搬送されることができ、熱エネルギーが前記エネルギーパネル(1)から熱エネルギーシンク(400)までそれによって伝達されることができる、少なくとも一つの流路(41、42)とを備える、ことを特徴とするエネルギー供給装置。
請求項2
請求項1に記載のエネルギー供給装置であって、互いに平行して前記建物の小屋組み(70)上に取り付けられるアルミニウムから製造される複数のパイプライン(4)が、前記屋根瓦(1)を支持する役目をする屋根木摺を形成すること、および、前記パイプライン(4)が、前記熱輸送媒体(45)がそこにおいて一方向へ導かれる第1の流路(41)および前記熱輸送媒体(45)がそこにおいて戻される第2の流路(42)を備えること、を特徴とするエネルギー供給装置。
請求項3
請求項1または2に記載のエネルギー供給装置であって、各エネルギーパネル(1)が、前記ケーブル通路(47)内に導かれるフラットケーブルに接続されることができ、そのフラットケーブルが、前記電源線(33)および/または制御線(34)を含む、コネクタ(39)を有する前記エネルギーモジュール(300)に接続される接続ケーブル(32)を備え、前記個々のエネルギーモジュール(300)が、前記電源線(33)によって好ましくは互いに平行に接続される、ことを特徴とするエネルギー供給装置。
請求項4
請求項1、2または3に記載のエネルギー供給装置であって、前記パイプライン(4)が、ベース構造体(400)経由で互いに接続される2つのパイプ部品(410、420)を有する異形材を備え、そのパイプ部品(410、420)内に前記第1および第2の流路(41、42)が、それぞれ導かれ、それによって、前記第1のパイプ部品(410)上に前記ケーブル通路(47)を形成する第1の異形材部品(470)が配置され、および、前記第2のパイプ部品(420)上に担持板(480)が配置され、その上側に対して、前記エネルギーパネル(1)が平らに置かれる、ことを特徴とするエネルギー供給装置。
請求項5
請求項1〜4の1つに記載のエネルギー供給装置であって、結合装置(22)が設けられ、それが一方では前記エネルギーパネル(1)の金属本体(2、301)に、および、他方前記パイプライン(4)に接続され、それによって、熱的および/または機械式接続が形成される、ことを特徴とするエネルギー供給装置。
請求項6
請求項1〜5の1つに記載のエネルギー供給装置であって、前記エネルギーパネル(1)のうちの少なくとも1つが、ローカル制御ユニット(3)を備えており、それが中央制御ユニット(3000)に制御線(34)経由で接続され、および、それが、前記エネルギーパネル(1)、電力貯蔵ユニット(38)または発光ダイオード(352)内に設けられる少なくとも一つのローカル集電装置に、または少なくとも一つの中央集電装置(3003;3005;3038)に、前記エネルギーモジュール(30)によって前記電流出力を制御するように適合される、ことを特徴とするエネルギー供給装置。
請求項7
請求項1〜6の1つに記載のエネルギー供給装置であって、前記パイプライン(4)が、結合溝(432)をその下側に設けられ、取付異形材(8、81、82)が固定的にまたは置換可能にその中に保持され、それによって前記パイプライン(4)が互いにおよび/または前記小屋組み(70)に接続される、ことを特徴とするエネルギー供給装置。
請求項8
太陽エネルギーを吸収する役目をするエネルギーモジュール(300)を備え、そのエネルギーモジュール(300)が、電源線(33)に接続線(32)経由で接続されることができる、特に請求項1−7の1つに記載のエネルギー供給装置のための、屋根瓦の形状のエネルギーパネル(1)であって、前記屋根瓦の形状の粘土または金属でできている瓦構造体(5)が設けられ、その上側に前記エネルギーモジュール(300)のための収容部(50)が設けられ、そのエネルギーモジュール(300)が、金属プレートの形の金属本体(301)を備え、それが前記瓦構造体(5)に着脱自在に接続され、および、その上に太陽電池(333)が配置される、ことを特徴とするエネルギーパネル(1)。
請求項9
請求項8に記載のエネルギーパネル(1)であって、前記瓦構造体(5)が、形状固定方法で前記エネルギーモジュール(300)を保持する、少なくとも一つの保持要素(58、59)を備えること、および/または、前記瓦構造体(5)が、前記接続線(32)がその中に配置されるケーブル通路(591)を備えること、を特徴とするエネルギーパネル(1)。
請求項10
請求項8または9に記載のエネルギーパネル(1)であって、前記瓦構造体(5)が、底面に平坦なゾーン(500)を備え、それが、前記パイプライン(4)のプレート状キャリヤ要素(480)に対応する、ことを特徴とするエネルギーパネル(1)。
請求項11
請求項9または10に記載のエネルギーパネル(1)であって、前記金属本体(301)が、上端部に開口部(3012)を有するフレーム(3011)を備え、その中に前記保持要素(59)の1つが係合すること、および/または、前記金属本体(301)が、下端に好ましくは屈曲可能な舌部要素(3013)を備え、それが、前記瓦構造体(5)の下端のまわりに係合すること、を特徴とするエネルギーパネル(1)。
請求項12
請求項8〜11の1つに記載のエネルギーパネル(1)であって、前記エネルギーモジュール(300)が、ローカルエネルギー貯蔵ユニット(38)のような、少なくとも一つのローカル集電装置と、および/または消費者負荷および/または信号エミッタとして機能する少なくとも一つの(352)を備える、ことを特徴とするエネルギーパネル(1)。
請求項13
請求項8〜12の1つに記載のエネルギーパネル(1)であって、前記エネルギーモジュール(300)が少なくとも一つのローカル制御ユニット(3)を備え、それが制御線(34)経由で中央制御ユニット(3000)に接続されることができ、かつ一方では前記ローカル集電装置(38、352)の方へまたは少なくとも一つの中央集電装置(3003;3005;3038)の方へ前記エネルギーモジュール(300)によって前記電流出力を制御するように適合される、ことを特徴とするエネルギーパネル(1)。
請求項14
請求項8〜13の1つに記載のエネルギーパネル(1)であって、前記エネルギーモジュール(300)が、前記金属本体(3010)を基板層として備えた、積層体として構造化され、その(基板層)上に、透明保護層(305)によって覆われる機能層(302)が配置され、その機能層(302)上に、前記ローカル制御ユニット(3)、更には太陽電池(333)およびおそらく更なるエネルギーモジュール(1)によって覆われない前記発光ダイオード(352)が、配置される、ことを特徴とするエネルギーパネル(1)。
請求項15
請求項8〜14の1つに記載のエネルギーパネル(1)であって、前記エネルギーモジュール(300)が前記電源線(33)からの前記エネルギーパネル(1)の切断の後、生成される前記エネルギーを消費して、かつ同時に前記エネルギーパネル(1)の状態を示唆する前記発光ダイオード(352)に接続されるというような方法で、前記ローカル制御ユニット(3)が設計されるかまたは接続可能である、ことを特徴とするエネルギーパネル(1)。
請求項16
請求項8〜15の1つに記載のエネルギーパネル用の特に粘土でできている屋根瓦(5)。
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