专利摘要:
ドラム上にウェブ末端を接着する。ドラム上にウェブ末端を接着するための方法及び装置において、ウェブ末端は、ポープローラと第2ドラムとの間を通過し、第1ドラム上に巻き付けられ、そして塗布された接着剤を有する。
公开号:JP2011512311A
申请号:JP2010547270
申请日:2009-02-19
公开日:2011-04-21
发明作者:キャスパー,ローマン;コワレフスキ,ウォルフガング
申请人:パプリマ インダストリーズ インク.;
IPC主号:B65H19-28
专利说明:

[0001] 本発明は、ドラム上にウェブ末端を固定する装置及び方法に関する。本発明は、特に、ドラム交換の際に遊離したウェブ末端を固定する方法及び装置に関する。]
背景技術

[0002] 製紙業界では、紙ウェブはドラム上に巻き取られ、その状態で保存される。ここで、特にドラム交換の際にウェブ末端が自由に動くことができるため、その結果、ウェブ末端が破れたり、場合によっては損傷を引き起こすという問題が生ずる。例えば、ウェブ末端が、異なったドラム上の異なった紙ウェブと共に意図せず巻き取られ、そのため不良品が生成し得る。]
[0003] ドイツ特許公報100 85 234 T1において、巻き枠交換の方法及び装置が記述されている。この中で、ボビン芯上に巻き取られる紙ウェブは、1周を形成するために、少なくとも巻き取りシリンダーの回転力及び亀裂の負荷により動かされ、ここで、巻き枠交換に関連して、新しいボビン芯は、置換装置と共に巻き取りシリンダーと巻き取りシリンダー上で挟み込み接触を持つ。]
発明が解決しようとする課題

[0004] 本発明の目的は、ウェブ末端が緩むのを防ぐ装置及び方法を提供することである。]
課題を解決するための手段

[0005] この目的は、第1ドラム(11)から第2ドラム(12)への交換の際に、第1ドラム(11)上に紙ウェブのウェブ末端(23)を固定する方法により達成される。ここで、ウェブ末端(23)は、ポープローラ(10)と第2ドラム(12)の間を通過し、塗布された接着剤(2)を有し、そして第1ドラム(11)上に巻き取られる。]
[0006] 接着剤の塗布は、好ましくは、分離後における紙ウェブの内在引張応力の放出及び紙ウェブの最上層の側方への移動を防ぐ。]
[0007] ウェブ末端は、好ましくは、織物ウェブ、厚紙ウェブ、又はプラスティックウェブの末端であり、特に好ましくは、紙ウェブの末端である。]
[0008] 接着剤は、紙ウェブを一緒に接着するのに適した製品である。好ましくは、接着剤は、修飾デンプンを含む。好ましくは、接着剤は、溶解機の中で再度溶解させ得る。好ましくは、接着剤は、水溶性である。好ましくは、接着剤は、速く、素早く、そして長期記憶効果を持って紙ウェブを互いに接着するのに適している。]
[0009] 好ましくは、接着剤は、ポープローラと第2ドラムとの間の挟み込み部を通過したウェブ末端領域に塗布される。これにより、接着剤がポープローラに貼り付かないように、接着剤が塗布される。]
[0010] 好ましくは、接着剤は、ポープローラの下向きに回転している領域に位置するウェブ末端領域に塗布される。これにより、ウェブ末端が第2ドラム上に張り付くまでウェブ末端が短い距離を移動するように、接着剤がウェブ末端へ塗布される。これは可能な汚染を最小化する。]
[0011] 好ましくは、接着剤(2)は、1度から30度の被着角でウェブ末端(23)領域へ塗布される。]
[0012] 接着剤(2)の動く方向が、ウェブ末端(23)の動く方向と同一の場合、被着角はゼロに等しい。]
[0013] 1度から30度の被着角は、第2ドラム(12)が接着剤で濡れることから特によく保護されるという利点を有する。]
[0014] 好ましくは、接着剤(2)は、150度から179度の被着角でウェブ末端(23)領域へ塗布される。]
[0015] 好ましくは、接着剤(2)は、80度から100度の被着角でウェブ末端(23)領域へ塗布される。これにより、接着剤は、特定の領域へ特に正確に塗布され得る。]
[0016] 好ましくは、接着剤(2)は、ポープローラ(10)と第2ドラム(12)との間の挟み込み部から、ポープローラ(10)の外周の2/360から90/360の距離を隔てた、ウェブ末端(23)領域に塗布される。これにより、特に大きくかつ安定な接着表面が結果として生ずる。]
[0017] 好ましくは、接着剤(2)は、ポープローラ(10)と第2ドラム(12)との間の挟み込み部から、ポープローラ(10)の外周の2/360から20/360の距離を隔てた、ウェブ末端(23)領域に塗布される。それ故、接着剤は、ウェブ末端の最外縁に塗布され得る。ウェブ末端の小さい部分が、接着表面に利用される。]
[0018] 好ましくは、接着剤(2)は、ポープローラ(10)と第2ドラム(12)との間の挟み込み部から、ポープローラ(10)の外周の70/360から90/360の距離を隔てた、ウェブ末端(23)領域に塗布される。これにより、第1ドラム(11)の外側に接着剤が達する危険は減少する。]
[0019] 好ましくは、接着剤(2)は、ポープローラ(10)と第2ドラム(12)との間の挟み込み部から、ポープローラ(10)の外周の30/360から50/360の距離を隔てた、ウェブ末端(23)領域に塗布される。これにより、ウェブの利用と第1ドラム(11)の外側に接着剤が達する危険の低減との間で妥協が成立する。]
[0020] 好ましくは、接着剤は、第1及び第2ドラムの間及び/又は第1ドラム上に位置するウェブ末端領域に塗布される。これにより、接着剤塗布機を多くの異なった領域に位置づけることが可能となり、全体スペースの利用に関して、多くの自由度が結果として生じる。]
[0021] 好ましくは、ウェブ末端は、ウェブ切断手段により生成され、ウェブの切断は、第1分離マーク及び第2分離マークの導入を含む。ここで、第1分離マークは、中央領域からウェブの第1外縁へと伸び、そして第2分離マークは、中央領域からウェブの第2外縁へと伸びる。これにより、引張応力に小さな違いが起こるように、ウェブを切断することが可能となる。]
[0022] 好ましくは、ウェブの切断は、接着剤の塗布と同調する。好ましくは、ウェブの切断は、接着剤の塗布と時間同調する。これにより、必要な時だけ接着剤を塗布することが可能となる。ウェブ末端にだけ接着剤を塗布することが可能となる。好ましくは、ウェブの切断は、接着剤の塗布と空間的に同調する。これにより、必要とされる点へと正確に接着剤を塗布することが可能となる。]
[0023] 好ましくは、接着剤は、外縁及び/又は内縁及び/又は分離フロントに沿って塗布される。特に好ましくは、接着剤は、外縁及び/又は内縁及び/又は分離フロントに沿って、そしてこれらから距離を置いて塗布される。分離フロントは、好ましくは、直線分離端、特に好ましくは、曲線分離端を含む。]
[0024] また、この目的は、第1ドラム、第2ドラム、ポープローラ、及び少なくとも一つの接着剤塗布機を含む装置によっても達成される。ここで、第2ドラム及びポープローラが挟み込み部を形成し、接着剤塗布機がポープローラ及び第2ドラムのフィード方向で挟み込み部の後ろに位置する。これにより、単純な方法で接着剤を塗布することが可能となる。]
[0025] 接着剤塗布機は、紙ウェブに接着剤を塗布するのに適した装置である。好ましくは、塗布機は、機械式、特に好ましくは圧縮空気式、装置を含む。好ましくは、塗布機は、注入又はスプレー装置を持つ。特に好ましくは、塗布機は、ノズルを持つ。]
[0026] 好ましくは、接着剤塗布機(32)は、紙ウェブ(20)領域に対して1度から179度の角度で向けられ得る。]
[0027] 好ましくは、接着剤塗布機(32)は、紙ウェブ(20)領域に対して1度から30度の角度で向けられ得る。]
[0028] 好ましくは、接着剤塗布機(32)は、紙ウェブ(20)領域に対して150度から179度の角度で向けられ得る。]
[0029] 好ましくは、接着剤塗布機(32)は、紙ウェブ(20)領域に対して80度から100度の角度で向けられ得る。]
[0030] 好ましくは、紙ウェブ(20)領域に対して向けられる接着剤塗布機(32)の角度幅は、1度から179度の間で調節され得る。]
[0031] 好ましくは、接着剤塗布機(32)は、ポープローラ(10)と第2ドラム(12)との間の挟み込み部から、ポープローラ(10)の外周の2/360から90/360の距離を隔てた、紙ウェブ(20)領域に対して向けられ得る。]
[0032] 好ましくは、接着剤塗布機(32)は、ポープローラ(10)と第2ドラム(12)との間の挟み込み部から、ポープローラ(10)の外周の2/360から20/360の距離を隔てた、紙ウェブ(20)領域に対して向けられ得る。]
[0033] 好ましくは、接着剤塗布機(32)は、ポープローラ(10)と第2ドラム(12)との間の挟み込み部から、ポープローラ(10)の外周の70/360から90/360の距離を隔てた、紙ウェブ(20)領域に対して向けられ得る。]
[0034] 好ましくは、接着剤塗布機(32)は、ポープローラ(10)と第2ドラム(12)との間の挟み込み部から、ポープローラ(10)の外周の30/360から50/360の距離を隔てた、紙ウェブ(20)領域に対して向けられ得る。]
[0035] 好ましくは、ポープローラ(10)と第2ドラム(12)との間の挟み込み部から、接着剤塗布機(32)が向けられる紙ウェブ(20)領域までの距離は、ポープローラ(10)の外周の2/360から90/360の間で調節され得る。]
[0036] 好ましくは、装置は、セパレータを含む。セパレータは、好ましくは、ウェブを切断し、これによりウェブ末端を生みだす分離フロントを生成するようセットアップされる。これにより、装置中でウェブ末端を生成すること、そしてウェブ末端を第2ドラムに接着することの両方が可能となる。]
[0037] セパレータは、好ましくは、刃、レーザービーム、又は空気ジェット、特に好ましくは、水ジェットを含む。]
[0038] 好ましくは、接着剤塗布機は、ウェブ末端の外縁及び/又は内縁に沿って伸びる、ウェブ末端の接着領域に対して接着剤を塗布するようセットアップされる。]
[0039] 特に好ましくは、接着剤塗布機は、分離フロントのそばに沿って伸びるウェブ末端の接着領域に対して接着剤を塗布するようセットアップされる。これにより、必要とされる点へ正確に接着剤を使用することが可能となる。特に好ましくは、接着領域は、分離フロントから距離を置く。これにより、ウェブ末端が第2ドラムに付着したとき、接着剤がウェブ末端の横に塗布されること又はウェブ末端の横にあふれ出ることを防ぐことが可能となる。]
[0040] 好ましくは、接着剤塗布機は、セパレータによって分離される分離フロント領域と同時に、第2ドラムとポープローラとの間の挟み込み部を通過するウェブ又はウェブ末端領域に対して接着剤を塗布するようセットアップされる。これにより、単純な方法で分離フロントへ接着剤の塗布を適応することが可能となる。]
[0041] 本発明は、図面を参照して以下でより詳細に説明される。]
図面の簡単な説明

[0042] ドラム上にウェブ末端を接着するために接着剤吹き付けユニットを備えた装置の部分断面図。
図1に示される装置の部分平面図。
3a−3eは、ドラム上にウェブ末端を接着するための装置の概略部分断面図と部分平面図、及び接着剤塗布のための異なった変形例。
4a及び4bは、分離フロントデザインの変形例。
5a−5cは、接着剤塗布のための更なる変形例。
5d及び5eは、接着剤塗布のための更なる変形例。] 図1
実施例

[0043] 図1は、ドラム上にウェブ末端を接着するための装置の部分断面図を示す。紙ウェブ20は、ポープローラ10を介して第1ドラム11上へ流れる。] 図1
[0044] 2つの水ジェットノズル52及び第3水ジェットノズル51を備えるセパレータ50は、ポープローラ10と第2ドラム12との間の挟み込み部の前に位置する。水ジェットノズル52は、紙ウェブの移動方向に対して横に移動することができる。]
[0045] 接着剤吹き付けユニット33は、ポープローラ10と第2ドラム12との間の挟み込み部の後に位置する。接着剤吹き付けユニット33は、ポープローラ10の下向きに回転している領域上に位置する紙ウェブ20の領域に対して向けられている。]
[0046] 紙ウェブ20がセパレータ50により分離され、ウェブ末端23が形成される場合、接着剤2が、接着剤吹き付けユニット33によりウェブ末端23上へスプレーされ、その結果、第1ドラム11上に巻き取られる際に、ウェブ末端23は第1ドラム11へと接着される。]
[0047] 図2は、どのように紙ウェブ20が、分離フロント22の形体に分離されるかを示す。分離フロント22は、まず、紙ウェブ20の中央に細いガイドストリップ21を形成し、分離過程が続くにつれ、紙ウェブ20の両縁まで対称的に広がる。ガイドストリップ21が広がるとき、分離フロント22は、それぞれガイドストリップ21の片側から紙ウェブ20の縁へと伸びる2本の直線を形成する。ここで、ガイドストリップ21は、部分的に第2ドラム12上に巻き取られる。従って、ガイドストリップ21は、第1ドラム11から失われている。] 図2
[0048] 分離フロント22は、図1に示されるセパレータ50の2つの水ジェット53’、53’’(ここでは1つの水ジェット53として側面図に見られる)により生成される。2つの水ジェット53’及び53’’は、最初、ガイドストリップ21を生成するために互いに近接している。ガイドストリップ21が生成された後、2つの水ジェット53’及び53’’は紙ウェブ20の縁に達するまで両者の間の距離を増加させ、このようにして紙ウェブ20を完全に切断する。これにより、2枚のウェブ末端23が結果として生じる。ガイドストリップ21が切断されると、2つのガイドストリップ21が形成される。一方のガイドストリップ21は、第1ドラム11上にあり、もう一方は、第2ドラム12上にある。第1ドラム11の回転が遅くなると、第1ドラム11上にあるウェブ末端23及びガイドストリップ21の一部は、紙ウェブ20を損傷し得、また、端切れは、遠心力により裂け、そして第2ドラム12の挟み込み部に入り得る。これを防ぐため、第1ドラム11上にあるウェブ末端23及びガイドストリップ21の一部は、図1に示される接着剤吹き付けユニット33により接着剤2で迅速に接着される。] 図1
[0049] 図3a−3eは、ドラム上にウェブ末端を接着するための装置の概略部分断面図(左側)及び部分平面図(右側)を示し、そして接着剤塗布のための異なった変形例を表す。] 図3a
[0050] 図3aは、ドラム上にウェブ末端を接着するため接着剤吹き付けユニット32’及び32’’を備えた装置の概略断面図を示す。接着剤吹き付けユニット32’及び32’’は、ポープローラ10の下で、第1ドラム11の下向きに回転している領域に位置する。接着剤2は、第1ドラム11の挟み込み部から、高圧水切断ジェット(第2ドラム12に最も近い)から第1ドラム11の挟み込み部までに相当する距離を置いたところに付加される。紙ウェブ20を第2ドラム12上へ交換するとき、2枚のウェブ末端23が形成される。第1ドラム11へ接着剤2を用いることにより、ウェブ末端23が第1ドラム11上に円滑に巻き付くことが確実となる。] 図3a
[0051] 接着剤は、少量で第1ドラム11上に2枚のウェブ末端23を固定できるよう、高い接着強度を有する水溶性・即効性接着剤である。この接着剤は、溶解機で溶解させることができる。接着剤は、時間が経過しても濃縮されない。接着剤は、紙上に汚点又は染みを何ら残さない。接着剤を基盤とした固定システムは、空気の浸入を防ぐために、第1ドラムが回転する際にローラ又はブラシを用いてウェブを平らにする機械システムよりも安価である。]
[0052] 図3bは、図3aに示されるドラム上にウェブ末端を接着するための装置の概略平面図であり、2枚のウェブ末端23に接着剤2を塗布する可能性を示す。ここで、接着剤2は、紙ウェブ20の2つの両縁に近接する位置で、2枚のウェブ末端23に塗布される。] 図3a 図3b
[0053] この方法において最適量の接着剤2が使用されるため、これにより、ウェブ末端23は、特に効率的に第1ドラム11へ接着され得る。]
[0054] 図3cは、図3aに示されるドラム上にウェブ末端を接着するための装置の概略平面図であり、ウェブ末端に接着剤2を塗布する更なる可能性を示す。ここで、接着剤2は、実質的にウェブ末端23の全面へ広く塗布される。これにより、ウェブ末端23は、第1ドラム11へ特にしっかりと接着される。接着剤2の吹き付けは、狭くなっているウェブ末端23の形に適用される。従って、空き状態となっているポープローラ10の表面に付着しないように、過剰な接着剤2は避けられる。] 図3a 図3c
[0055] 図3dは、ドラム上にウェブ末端を接着するため接着剤吹き付けユニット32’及び32’’を備えた装置の概略断面図を示す。接着剤吹き付けユニット32’及び32’’は、ポープローラ10の上で、第1ドラム11のそばに位置する。それらは、第1ドラム11の下向きに回転している領域に向けられている。これにより、接着剤2が直ちに紙ウェブ20により覆われるように、接着剤2を紙ウェブ20へ塗布することが可能となる。] 図3d
[0056] 図3eは、図3dに示されるドラム上にウェブ末端を接着するための装置の概略平面図であり、ウェブ末端23に接着剤2を塗布する更なる可能性を示す。ここで、接着剤は、紙ウェブ20の外縁に近接する位置で、ウェブ末端23に塗布される。] 図3d 図3e
[0057] 図4a、図4bは、分離端26デザインの変形例を示す。] 図4a 図4b
[0058] 図4aには、最初素早く、その後ゆっくりと外向きにガイドされた水ジェットノズル52によって生成された分離端26が示される。] 図4a
[0059] 図4bには、最初は全く動かず、その後ゆっくり、そしてその後素早く外向きにガイドされた水ジェットノズル52によって生成された分離端26が示される。] 図4b
[0060] 図5a−5dは、接着剤2の塗布のための更なる変形例を示す。それぞれの場合において、接着剤2が塗布された2枚のウェブ末端23’及び23’’が示される。2枚のウェブ末端23’及び23’’は、互いに対称な紙片を含む。2枚のウェブ末端23’及び23’’は、2つの外縁24、2つの内縁25、及びそれぞれの内縁25からそれぞれの外縁26へ斜めに伸長する2つの分離端26を持つ。分離端26は、外縁24と共に鋭角を、内縁25と共に鈍角を形成するように伸びる。]
[0061] 図5aにおいて、接着剤2は、分離端26に対して平行な線状に2枚のウェブ末端23’及び23’’へ塗布される。接着剤は、分離端26、外縁24、及び内縁25のいずれからも距離を置いて塗布される。]
[0062] 接着剤2は、分離端26に対して平行に塗布されるため、接着点は、らせん形態となり、緩み得るそれぞれの重要領域において接着時に全ての点で2枚のウェブ末端23’及び23’’を接着する。接着剤2は、分離端26、外縁24、及び内縁25のいずれからも距離を置いて塗布されるため、接着剤2は、紙ウェブ20上の目的ではない構成材又は領域へ到達することから防がれる。]
[0063] 図5bにおいて、接着剤2は、外縁24に対して平行な線状に2枚のウェブ末端23’及び23’’へ塗布される。]
[0064] 接着剤2は、外縁24に対して平行な線状に塗布されるため、2枚のウェブ末端23’及び23’’の側方への移動は、効率的に防がれる。]
[0065] 図5cにおいて、接着剤2は、内縁25及び分離端26に対して平行な線状に2枚のウェブ末端23’及び23’’へ塗布される。]
[0066] 接着剤2は、図5aに記載される領域に加え、内縁25に対して平行に塗布されるため、2枚のウェブ末端23’及び23’’の側方への移動は、更に効率的に防がれる。]
[0067] 図5dにおいて、接着剤2は、内縁25、外縁24、及び分離端26に対して平行な線状に2枚のウェブ末端23’及び23’’へ塗布される。]
[0068] 接着剤2は、分離端26、内縁25、及び外縁24のいずれに対しても平行に塗布されるため、2枚のウェブ末端23’及び23’’のずれは、特にしっかりと防がれる。]
[0069] 図5eにおいて、接着剤2は、内縁25に対して平行な線状に2枚のウェブ末端23’及び23’’へ塗布される。接着剤2は、外縁24、分離端26、及び内縁25のいずれからも距離を置いて塗布される。]
[0070] 図5eにおいて、ガイドストリップ21も示される。ガイドストリップ21は、2枚のウェブ末端23’及び23’’の内縁25と分離端26との間に存在する。]
[0071] 2接着剤
10ポープローラ
11 第1ドラム(母ロール)
12 第2ドラム
20紙ウェブ
21ガイドストリップ
22分離フロント
23ウェブ末端
24 外縁
25内縁
26分離端(分離マーク)
32 接着剤吹き付けユニット
33 接着剤吹き付けユニット
50セパレータ
51 第3水ジェットノズル
52 水ジェットノズル
53水ジェット、ビーム]
权利要求:

請求項1
第1ドラム(11)から第2ドラム(12)へのドラム交換の際に、前記第1ドラム(11)上へ紙ウェブのウェブ末端(23)を固定するための方法において、前記ウェブ末端(23)は、ポープローラ(10)と前記第2ドラム(12)との間を通過し、塗布された接着剤(2)を有し、前記第1ドラム(11)上に巻き付けられ、前記接着剤(2)は、前記ポープローラ(10)と前記第2ドラム(12)との間の挟み込み部を通過し、前記ポープローラ(10)の下向きに回転している領域に位置する前記ウェブ末端(23)領域に塗布されることを特徴とする方法。
請求項2
前記接着剤(2)は、1度から30度の被着角で前記ウェブ末端(23)領域に塗布されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
請求項3
前記接着剤(2)は、150度から179度の被着角で前記ウェブ末端(23)領域に塗布されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
請求項4
前記接着剤(2)は、80度から100度の被着角で前記ウェブ末端(23)領域に塗布されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
請求項5
前記接着剤(2)は、前記ポープローラ(10)と前記第2ドラム(12)との間の前記挟み込み部から、前記ポープローラ(10)の外周の2/360から90/360の距離を隔てた、前記ウェブ末端(23)領域に塗布されることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の方法。
請求項6
前記接着剤(2)は、前記ポープローラ(10)と前記第2ドラム(12)との間の前記挟み込み部から、前記ポープローラ(10)の外周の2/360から20/360の距離を隔てた、前記ウェブ末端(23)領域に塗布されることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の方法。
請求項7
前記接着剤(2)は、前記ポープローラ(10)と前記第2ドラム(12)との間の前記挟み込み部から、前記ポープローラ(10)の外周の70/360から90/360の距離を隔てた、前記ウェブ末端(23)領域に塗布されることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の方法。
請求項8
前記接着剤(2)は、前記ポープローラ(10)と前記第2ドラム(12)との間の前記挟み込み部から、前記ポープローラ(10)の外周の30/360から50/360の距離を隔てた、前記ウェブ末端(23)領域に塗布されることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の方法。
請求項9
前記ウェブ末端(23)は、ウェブ切断手段により生成され、そのウェブ切断は、第1分離マーク(26)及び第2分離マーク(26’)の導入を含み、ここで、前記第1分離マーク(26)は、中央領域からウェブの第1外縁(24)へ伸び、そして前記第2分離マーク(26’)は、中央領域からウェブの第2外縁(24’)へ伸びることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の方法。
請求項10
前記ウェブ切断は、前記接着剤(2)の塗布と同時に行われることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか一項に記載の方法。
請求項11
前記第1ドラム(11)、前記第2ドラム(12)、前記ポープローラ(10)、及び少なくとも一つの接着剤塗布機(32)を含む装置において、前記第2ドラム(12)及び前記ポープローラ(10)は挟み込み部を形成し、前記接着剤塗布機(32)は前記ポープローラ(10)及び前記第2ドラム(12)の進行方向で前記挟み込み部の後ろに位置し、前記ポープローラ(10)の下向きに回転している領域に位置する前記紙ウェブ(20)領域に対して向けられることを特徴とする装置。
請求項12
前記接着剤塗布機(32)は、1度から179度の角度で前記紙ウェブ(20)領域に対して向けられ得ることを特徴とする請求項11に記載の装置。
請求項13
前記接着剤塗布機(32)は、1度から30度の角度で前記紙ウェブ(20)領域に対して向けられ得ることを特徴とする請求項11に記載の装置。
請求項14
前記接着剤塗布機(32)は、150度から179度の角度で前記紙ウェブ(20)領域に対して向けられ得ることを特徴とする請求項11に記載の装置。
請求項15
前記接着剤塗布機(32)は、80度から100度の角度で前記紙ウェブ(20)領域に対して向けられ得ることを特徴とする請求項11に記載の装置。
請求項16
前記紙ウェブ(20)領域に対して向けられ得る前記接着剤塗布機(32)の角度は、1度から179度の間で調節され得ることを特徴とする請求項11に記載の装置。
請求項17
前記接着剤塗布機(32)は、前記ポープローラ(10)と前記第2ドラム(12)との間の前記挟み込み部から、前記ポープローラ(10)の外周の2/360から90/360の距離を隔てた、前記紙ウェブ(20)領域に対して向けられ得ることを特徴とする請求項11乃至請求項16に記載の装置。
請求項18
前記接着剤塗布機(32)は、前記ポープローラ(10)と前記第2ドラム(12)との間の前記挟み込み部から、前記ポープローラ(10)の外周の2/360から20/360の距離を隔てた、前記紙ウェブ(20)領域に対して向けられ得ることを特徴とする請求項11乃至請求項16に記載の装置。
請求項19
前記接着剤塗布機(32)は、前記ポープローラ(10)と前記第2ドラム(12)との間の前記挟み込み部から、前記ポープローラ(10)の外周の70/360から90/360の距離を隔てた、前記紙ウェブ(20)領域に対して向けられ得ることを特徴とする請求項11乃至請求項16に記載の装置。
請求項20
前記接着剤塗布機(32)は、前記ポープローラ(10)と前記第2ドラム(12)との間の前記挟み込み部から、前記ポープローラ(10)の外周の30/360から50/360の距離を隔てた、前記紙ウェブ(20)領域に対して向けられ得ることを特徴とする請求項11乃至請求項16に記載の装置。
請求項21
前記ポープローラ(10)と前記第2ドラム(12)との間の前記挟み込み部から、前記接着剤塗布機(32)が向けられる前記紙ウェブ(20)領域までの距離は、前記ポープローラ(10)の外周の2/360から90/360の間で調節され得ることを特徴とする請求項11乃至請求項16に記載の装置。
請求項22
セパレータ(50)を含むことを特徴とする請求項11乃至請求項21に記載の装置。
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