![]() ヒトにおいてコレステロールのレベルを低下する及び/又は健康を改善することが確認された成分を有する卵生成物
专利摘要:
卵白をフィトステロールと組合せた新規な食品組成物を提供する。他の成分、例えば、オメガ3脂肪酸等、好ましくはエイコサペンタエン酸(EPA) 及びドコサヘキサエン酸(DHA)を含有する成分もまた生成物中に存在してよい。さらに、任意の成分がフラボノイド、ビタミン、ミネラル、繊維、ルテイン及びゼアキサンチンである。これらの組成物を生成するための方法もまた提供する。 公开号:JP2011512136A 申请号:JP2010546781 申请日:2009-02-12 公开日:2011-04-21 发明作者:ディレオ,アンソニー;ラドロ,デイビッド 申请人:ラドロ フーズ リミテッド ライアビリティ カンパニー; IPC主号:A23L1-32
专利说明:
[0001] 本発明は液体の卵白生成物に関連し、当該生成物はフィトステロール及び/又はオメガ3脂肪酸、そして任意に以下のさらなる成分:フラボノイド(特にポリメトキシル化フラボノイド−トコトリエノール複合体、例えばソースワングローバル(Source One Global)によって商標名シトリノール(Sytrinol)で市販されるもの)、ビタミン、ミネラル、繊維、及びルテインや、他にヒトにおいてコレステロールのレベルの低下及び/又は彼らの健康の改善が確認された成分の1つを含む。この発明はまた、液体の卵白生成物を生成する方法に関連し、当該生成物はフィトステロール及び/又はフラボノイド (特にポリメトキシル化フラボノイド−トコトリエノール複合体、例えばソースワングローバルによって商標名シトリノールで市販されるもの) 並びに任意に1又は複数の以下のさらなる成分: 少なくとも1つのオメガ−3脂肪酸、ビタミン、ミネラル、線維、及びルテイン、他にヒトでコレステロールレベルの低下及び/又はヒトの健康の改善が確認された他の成分を含有する。] 背景技術 [0002] 優先権主張の相互参照 本出願は、2008年2月14日に出願された米国仮出願第61/028601号の優先権を主張するものであり、この全体において言及することによりここに明確に包含され、そして本発明の譲受人に譲渡される。] [0003] 近年、消費者によって健康的な食品を食べることの注目が増加している。食物生産者は、健康食品の様々な側面へ向けた多様な食品を提供することによって対応している。直接食べ物に関係する主要な健康問題の1つは、ヒト血中のコレステロールのレベル並びに関連したHDL及びLDLレベルである。フィトステロールの消費は、コレステロールのレベルを低下することによって人々の健康へ利益を提供することができることが分かっている。コレステロールは動物及びヒトで発見されるが、一方フィトステロールは植物のみにおいて存在する。コレステロールは、動物及びヒトにおいて非常に重要な分子であり、細胞膜の生命維持に必要な構成成分及び様々な生体分子への前駆物質として機能する。フィトステロールは、植物において同様の機能を果たす。ヒトにおいてコレステロールレベルの低下及び/または人々の健康の改善を助長するために、様々な物質の食品への添加が可能なことが分かっている。] [0004] フィトステロール フィトステロール、これはまた植物ステロールとしても知られ、天然に存在する植物の細胞及び膜において確認される化合物の種類である。フィトステロールは、植物由来のステロール及びスタノールどちらも包含するために頻繁に使用される用語である。フィトステロールは、食事性の及び内因的に生成されたコレステロールと同様の分子構造を有する。最も豊富なフィトステロール(シトステロール、カンプエステロール、及びスチグマステロール)は、1つの側鎖の特性またはさらなる二重結合の存在のみがコレステロールと異なる。] [0005] ] [0006] フィトスタノールは、フィトステロールの完全飽和したサブグループであり、従って二重結合を含有しない。フィトステロールの4つの一般な形態が存在する:遊離フィトステロール、遊離フィトスタノール、エステル化フィトステロール及びエステル化フィトスタノール。ここで使用される用語フィトステロールは、4つの一般的な形態を個々にまたはまとめて意味する。4つの全ての形態はコレステロールレベルを低下させる能力を有することが確認されており、そして以下に記載する組成物に使用してよい。] [0007] フィトステロールの供給源 今日入手可能な主要なフィトステロールは、植物油加工に由来するものである。キャノーラ、綿実、コーン及び大豆等の植物油のために主として加工される作物は、フィトステロールの主要な供給源である。フィトステロールはまた、ナッツ及び様々なマメ科植物で確認される。代替の商業的供給源は、トールオイル、製紙工場の副産物である。フィトスタノールは、多くの植物種において痕跡レベルで生成されるが、数種類の穀草種でのみ高レベルで確認される。フィトスタノールは、ステロール中の分子に存在するいかなる二重結合を除去するための、二重結合の水素化によって、植物由来のステロールから生成される。植物ステロールエステルまたはスタノールエステルは、脂肪酸とステロールまたはスタノールの間のエステル結合を形成することによってエステル化された植物ステロールまたはスタノールである。エステル化によって、植物ステロール及びスタノールは質感がより軟化されそして脂溶性または分散性がより増加し、これらは脂質含有食品、例えばマーガリン及びサラダドレッシング等の中に容易に混合される。] [0008] フィトステロール及びヒトの食事 フィトステロールは、野菜及びナッツや、他の食品に確認されるが、健康効果を発揮するために必要な量では存在しない。現在の西洋型の食事は、1日に200〜300mgのフィトステロールを含有すると推定されているが、一方菜食主義者及び日本人の食事にはより多くの量、1日に300〜500mg含有される。血清コレステロールを低下する効果を有するために、1日に約1gが必要であるということが一般的に受け入れられている。従って、フィトステロールでヒトの食事を補充するには、健康に効果を与えるためのフィトステロールの必要量を供給することが必須である。] [0009] 米国では、様々な食品へ添加された植物ステロール及びスタノールが、食品医薬品局(FDA:Food and Drug Administration)によって一般に安全と認められている(GRAS)(GRAS Notice No. GRN 000112. 2003. 参照: http://www.cfsan.fda.gov/~rdb/opa-gl12.html)。さらに、欧州食品科学委員会(Scientific Committee on Foodsof the EU)は、様々な食品へ添加された植物ステロール及びスタノールが人への使用に安全であると結論づけた(2003年の様々な植物ステロール強化食品の認可申請に対する意見参照: http://europa.eu.int/comm/food/fs/sc/scf/outl 74 en.pdf)。しかしながら、当該委員会は食品由来の植物ステロール及びスタノールの摂取量を1日に3グラムを超えるべきではないと推奨した。英国の団体である、食品科学技術研究所は2000年6月に自らの信念を述べながら、フィトステロール及びフィトスタノールはどちらも血清コレステロールを低下するのに有効であるとの情報声明を発表した。両形態で一日に約1gの用量が提案される。栄養補助剤に関するPDR(1st. ed.)では、フィトステロール及びフィトスタノールは同様にコレステロールレベルを軽減することができると結論付けられている。] [0010] さらに最近の研究はまた、遊離フィトステロール及び遊離フィトスタノールが等価の方法でLDLコレステロールを低下させることを示している。もしフィトステロール及びフィトスタノールエステルが摂取後に遊離フィトステロール及びフィトスタノールに変換されるなら、フィトステロールエステル及びフィトスタノールエステルはまた同等の効果があるとして報告されることは驚くことではない。] [0011] 本発明は、フィトステロール及び1または複数の良好な健康状態を促進または維持することに有効であると知られる、オメガ3脂肪酸、ビタミン、ミネラル及びフラボノイドを含有する他の物質、を有する液体の卵生成物の強化に関する。強化の正確なレベルは、使用される一定の物質次第であるが、しかしながらかかる物質の組合せは個々の物質の摂取によって認められる効果よりも大きな相乗利益を提供するためにユニークに選択される。好適な実施形態では、これらの化合物のレベルは特定の健康効果に関する請求を実証するのに十分でなければならない。] [0012] フラボノイド及びフラボノイド複合体 フラボノイドは、本来広範に分布しそしてフルーツ、野菜及び飲料(茶、コーヒー、ビール、ワイン及び果実飲料)で生成される化合物群である。フラボノイドは、植物二次代謝物として周知の有機化合物のファミリーに関する用語である。フラボノイドファミリーには次の3つの化合物の塩基性基がある: -2−フェニルクロメン−4−オン(2−フェニル−1,4−ベンゾピロン)由来のフラボノイド -3−フェニルクロメン−4−オン(3−フェニル−1,4−ベンゾピロン)由来のイソフラボノイド -4−フェニルクマリン(4−フェニル−1,2−ベンゾピロン)由来のネオフラボノイド] [0013] フラボノイドは、抗ウイルス性、抗アレルギー性、抗血小板性、抗炎症性、抗腫瘍性及び抗酸化特性を有すると報告されてきたように、ヒトの健康に有利な効果を有すると考えられる。研究から、フラボノイドが哺乳類の健康を促進することに重要な役割を担い、そしてこれらの抗酸化特性のために最も広く知られることが示されている。フラボノイドの重要なタイプがいくつか知られ、次の健康効果を供する:] [0014] -エピカテキンは、血流を改善することができ、そして心臓の健康を促進することに有効であるかもしれない。ココアはダークチョコレートの主要な成分であり、比較的豊富なエピカテキンを含有し、そしてインビトロ(in-vitro)試験では、赤ワインのほぼ2倍、及び最大緑茶の3倍の抗酸化物質含有量を有することが分かっている。 -プロアントシアニジン抽出物によって、細胞内ビタミンCレベルの増加、毛細血管の透過性及び脆弱性の低下、酸化体及びフリーラジカルの除去、並びにコラーゲンの破壊の抑制を含む広範囲の薬理効果が実証される。] [0015] -シトラスバイオフラボノイドには、ヘスペリジン、ケルセチン、ルチン(ケルセチン配糖体)、及びタンゲレチンが含まれる。ケルセチンは、炎症のいくつかの初期過程の直接的な抑制のため顕著な抗炎症性作用が実証されている。ヒスタミン及び他のアレルギー/炎症性メディエーターの生成及び放出を抑制することが知られる。ケルセチンは強力な抗酸化作用及びビタミンC節減作用を発現し、そしてガンに対する潜在的使用が評価されている。ケルセチンはまた、逆転写酵素、レトロウイルスの複製過程の一部を抑制することができるが、しかしながらこの抑制の治療上の関連性はまだ証明されていない。ルチン及びヘスペリジンは、抗酸化作用及びビタミンCの細胞内レベルを増加する能力を有することに加え、毛細血管透過性及び血流に有利な効果を発揮する。これらはまた、ケルセチンの使用から認められる抗アレルギー及び抗炎症性効果を抑制する。ヒドロキシエチルルトシド(HER)は、毛細血管透過性、生じやすい挫傷、痔及び静脈瘤の治療で使用されている。] [0016] -緑茶フラボノイドは、強力な抗酸化化合物であり、ガン及び心疾患の発症を軽減しそして脂肪の燃焼を促進すると考えられている。緑茶中の主要なフラボノイドはカテキン(カテキン、エピカテキン、エピカテキンガラート、及びエピガロカテキンガラート(EGCG))である。 -ブドウの皮は相当量のフラボノイド及び他のポリフェノールを含有する。赤及び白ワインいずれもフラボノイドを含有する; しかしながら、赤ワインはブドウの皮の存在下で発酵させるので、赤ワインは高レベルのフラボノイド、及び他のポリフェノール例えばリスベラトロール等を含有することが認められている。] [0017] -大豆及び他のマメ科植物は、イソフラボンを含有し、これらはヒトホルモンのエストロゲンに酷似し、そして血中コレステロールレベルを低下し、血管弾性を促進し、そして更年期障害、認知症及び良性前立腺異形成の症状を軽減することに関係がある化合物群である。] [0018] トコトリエノール、これは商標名シトリノールでソースワングローバル(Source One Global)によって市販されるものであるが、これとの組合せでのポリメトキシル化フラボノイド複合体の使用により、総コレステロール、LDLコレステロール、及びトリグリセリドレベルを顕著に低下する相乗効果の得られることが最近になって示された。研究から、300mgの商標名シトリノールの日常使用は、トリグリセリドを34%までそしてコレステロールを30%まで低下するかもしれないことが示されている。商標名シトリノールはまた、HDLレベルを増加することが示されている。商標名シトリノールは、柑橘類(ミカンの皮)由来のノビレチン及びタンゲレチンを含むポリメトキシル化フラボン、並びにビタミンEファミリーのメンバーでありヤシ果実由来のトコトリエノールの専売抽出物である。] [0019] 組成物中のフラボノイドの強化の正確なレベルは、使用されるフラボノイドの特有のクラス次第である。好適な実施形態では、これらの化合物レベルは特定の健康効果を目的とする請求項を実証するのに十分でなければならない。様々なフラボノイドまたはフラボノイド複合体は、本発明の組成物中で使用することができる。当該複合体の一例であるポリメトキシル化フラボノイド−トコトリエノール複合体は、商標名シトリノールでソースナチュラル(Source Natural)で市販されるものの1つである。] [0020] オメガ3脂肪酸 循環器疾患の予防及び管理並びに他の健康効果のためのオメガ3脂肪酸の使用にも関心が高まっている。オメガ3脂肪酸は、主として魚及び魚油中に確認され、循環器の治療に影響をもたらすことで知られる2つの特定のオメガ3脂肪酸であるエイコサペンタエン酸(EPA) 及びドコサヘキサエン酸(DHA) を有する。オメガ3脂肪酸はまた植物中に存在するが、これらは主としてα−リノレン酸(ALAまたはLNA)の形態で存在し、部分的にEPA及びDHAへ変換されているだけである。] [0021] EPA+DHAに関する推奨される最低レベルは、少なくとも約0.65g/日、好ましくは約1g/日である。しかしながら、典型的な北アメリカの食事でのEPA+DHAの平均日常摂取量はたった0.13g/日、または総食物脂肪摂取量の約0.15%である。この欠乏は、魚の消費及び/又は魚油の消費を増加することによって改善されるかもしれない。] [0022] しかしながら、多くの人が魚には食事中の魚の含有の増加に不利に作用する「魚臭い」味が含まれることが分かっている。脂肪の多い魚の消費は太るもとであるということもまた知覚される。さらに、魚油カプセルは、飲み込むことが受け入れ難いことが多くの人々によって時折分かっている。さらに、魚油カプセルは、多くの人々が不快で吐き気を催す魚味のげっぷを誘発し得る。] [0023] 任意の原料由来のオメガ3脂肪酸は、本発明の組成物に使用することができる。一般的な原料には、魚油、藻類油及び植物油、例えば亜麻、クルミ、大豆等の油が含まれるが、これに限定されない。] [0024] ビタミン及びミネラル 様々なビタミン及びミネラルが良好な健康を促進するために利用され得ることは、一般人に周知である。ビタミン及びミネラルに関する情報は、アメリカ国立衛生研究所(NIH)(http://www.nlm.nih.gov/medlineplus/vitamins.html) 及びアメリカ食品医薬品局(FDA)を含む様々な発信源で確認することができる。ビタミン及びミネラルは、個々で或いは数種類のビタミン及び/又はミネラルのプレブレンドを利用することによって使用することができる。本発明の好適な実施形態では、ビタミン及びミネラルの混合物を使用する。より好適な実施形態では、卵白生成物の一分量あたり約150mgの予混合物の割合で卵白生成物において、以下に記載する予混合物が使用され、これは60gの卵白生成物に含有される。好適な予混合物は以下に示す組成を有し、約150mgの予混合物の添加によって1提供あたり次の最小限の栄養レベルが提供される。] [0025] ] [0026] ビタミンE ビタミンEは、8つの異なる形態で存在する脂溶性のビタミンである。各形態はそれ自体生物活性を有し、体内での有効性または機能的使用の指標である。アルファ−トコフェロール(α−トコフェロール) は、人体でビタミンEの最活性型である。これはまた、強力な生物学的抗酸化剤である。栄養補助剤中のビタミンEは、通常α−酢酸トコフェロール、抗酸化剤として機能するこの能力を保護するα−トコフェロールの形態として販売される。] [0027] 抗酸化剤、例えばビタミンE等は、フリーラジカルの影響から細胞を保護するために機能し、このフリーラジカルは、潜在的に有害なエネルギー代謝の副産物である。フリーラジカルは、細胞に障害を与える可能性があり、そして循環器疾患及びガンの進行に寄与するかもしれない。ビタミンEが、フリーラジカルの生成を制限するその能力を通して、これらの慢性疾患の進行を阻害または遅延に役立つかどうかを決定する目的の研究が進行中である。ビタミンEはまた、免疫機能、DNA修復、及び他の代謝過程に関与することが示されてきた。本発明の組成物は、α−トコフェロールまたはビタミンEの他の形態として約30〜400IUのビタミンEを含んでよい。] [0028] 繊維 食物繊維は、ヒトの消化器系による分解 (消化) に耐性のある植物原料の複合混合物である。食物繊維の2つの主要なタイプが存在する: (1)不溶性繊維(セルロース、ヘミセルロース、及びリグニン) 及び (2)可溶性繊維(ゴム、ゴムのり(mucilages)、ペクチン)。不溶性繊維は、全粒生成物、例えば全粒小麦粉のパンで最も頻繁に確認される。可溶性繊維は、今回の使用に適切な繊維タイプであって、一定の果実、野菜、乾燥豆及びエンドウマメ、並びに一部の穀類、例えば燕麦及びオオムギで典型的に確認される。] [0029] 食事での繊維の健康効果は広く研究され、そして一般的に総合的で健康的な食事の不可欠な部分と考えられている。食物繊維の消費に関係がある健康効果は、多岐にわたりそして次のものを含む: -便秘の予防及び健康的な便通の促進 -痔、過敏性大腸症候群及び憩室疾患を含む消火器疾患の発症の低下 -吸収による血中コレステロールレベルの低下、したがって腸でのコレステロール吸収に必要であるビラトリー(bilatory)酵素の不活性化及び肝臓での合成の抑制] [0030] -食事性糖質の吸収を低減するまたは遅延することによる健康的な血糖レベルの保持。一定の研究では、繊維の多い食事が2型糖尿病の進行のリスクを軽減するかもしれないということさえも示されている。 -食欲の減退、満腹感の増大 (または膨満感) 及び増加した消化時間及び脳へ満腹信号を送信するホルモンの生成促進を含む多重機構を介したカロリー摂取量の低下。 -ある種のガンのリスクの低減。研究結果は様々であるが、繊維、特に可溶性繊維が、結腸での健康的な細菌叢及び微量栄養素の生成を促進並びにpHを低下することによって、結腸の健康を促進することが一般的に確認された。] [0031] 公衆衛生当局及び他の公認医師会による現在の勧告では、年齢及び性別に左右されるが、成人は典型的に1日に21〜38gの食物繊維を消費すべきである、と提案されている。米国食品医薬品局は、繊維に関する1日の基準値(またはDRV)として30gを規定している。しかしながら、米国農務省によると、西洋型の食事での食物繊維の平均摂取量は、19〜50歳の女性で1日に約12gであり、そして同年齢の男性で1日に約17gである。公共教育及び他の自覚プログラムは、必然的に食物繊維の多い食物の消費へ行動を変えることにほとんど効果がない。したがって、食物繊維を増加する代替的方法を発見する切迫した需要があり、そして実際に発見することが必須の健康状態となっている。] [0032] 本発明は、もっぱら単独の、並びに植物フィトステロール及び/又はオメガ3脂肪酸、並びに/或いはビタミン及びミネラル並びに/或いは一定のフラボノイドを含む他の栄養素と組合せた、60gの一提供(serving)(Mサイズの卵まるごと1個とほぼ同等である)あたり2.5〜7.5gのレベルまでの、食物繊維、特に可溶性食物繊維での液体の卵生成物の強化に関するもので; そして得られる液体の卵食品に関してなされる、一定の栄養に関する請求が認められ、これらには一提供あたり2.5〜7.5gの繊維、並びに/或いはFDA規制によって認可されている「良好な」及び/又は「繊維の優れた供給源」の栄養素含有量に関する請求が含まれる。] [0033] 様々な可溶性(発酵性)繊維供給源を使用することができ、これらにはイヌリン、フルクタン、キサンタンガム、セルロース、グァーガム、フラクトオリゴ糖(FOS) 及びオリゴ糖または多糖が含まれるがこれに限定されない。] [0034] ルテイン ルテインは、白内障及び黄斑変性症のリスクを低下することがわかっている。ルテインはまた、循環器疾患の主要なリスクである動脈の肥厚(アテローム性動脈硬化の進行)の予防または抑制することに役立つ可能性がある。] [0035] ルテインは、一般的に安全と認められる (GRAS)物質として確認されている。例えば、FDAのAgency Response LetterのGRAS通知No. GRN 000110; http://www.cfsan.fda.gov/~rdb/opa-gl 10.htmlを参照されたい。このGRAS通知は、コグニス社 (Cognis) が「ルテインエステル」と呼ぶ、カロテノイドキサントフィルエステルの混合物に関する。このGRAS通知は、ルテインエステルを少なくともRACC(1回の食事あたりの習慣的参照摂取量:reference amounts customarily consumed per eating session)あたり最大4.0mg使用することができることを示唆する。FDAのAgency Response Letter のGRAS通知 No. GRN 000140; http://www.cfsan.fda.gov/~rdb/opa- gl40.htmlも参照されたい。このGRAS通知は、ケミンフード, L.C. が「結晶ルテイン」と呼ぶカロテノイドルテイン及びゼアキサンチンの混合物に関する。GRAS通知から、結晶ルテインの使用レベルは、RACCあたり最大2.0mgの結晶ルテインであることが示唆される。] [0036] フレーバ 本発明の組成物中に、様々なフレーバを混合することができる。フレーバは、天然または人工のものとすることができる。添加することができるフレーバの例には、以下のものが含まれるがこれに限定されない:タマネギ及び卵黄。使用することができる他のフレーバは、2004年6月8〜17日ジュネーブで開催された第63回食品添加物に関するFAO/WHO合同専門家協議の報告に見られる(参照ftp://ftp.fao. org/es/esn/jecfa/jecfa63 summary.pdf)。] [0037] 着色料 本発明の組成物中に、様々な着色料を混合することができる。着色料は、天然のまたは人工のものとすることができる。着色料は、卵黄の色または本発明の卵白組成物から作られる生成物で望まれる他の色をまねるために使用することができる。] [0038] 食品組成物中のフィトステロールの使用 ヨーロッパ、アジア及びアメリカで、添加フィトステロールを含有する様々な食品が市販されている。これらの食品には、マーガリン(例えば、バター/マーガリン代用のベネコール(Benecol)(商標登録))、マヨネーズ、植物油、サラダドレッシング、ヨーグルト、牛乳、豆乳、オレンジジュース、スナックバー及び肉が含まれる。アメリカにおいて独立専門家の一団は、植物油のステロールエステルは、20%を超えない量で植物油スプレッド中の成分として使用するのならGRASであると考えられる、と結論付けた。FDAは、GRASの認識に基づき、最大20%の植物ステロールエステル及び植物スタノールエステルを含有するスプレッドを承認している。] [0039] フィトステロールは、ろう状の粘度及び高い融点並びに水への難溶解性を有する。これらの特性は、食品加工機に対して溶解性の問題を引き起こす。これらは未加工の状態で幾分油分散性を有するが、最終生成物において有効な効果をもたらすのに必要な量では顆粒化を生じ得る。この課題のために最も頻繁に使用される解決法は、異なる物理的特性を有しそして液体油でより高い可溶性を有するエステル化フィトステロールを使用することである。フィトステロールの物理的特性制限のために、食品製造業者によるこれらの使用は脂肪ベースの生成物、例えばマーガリン、サラダドレッシング、及びごく最近ではスナックバーに制限されている。] [0040] 発明の概要 本発明は、フィトステロール及び/又はオメガ3脂肪酸、或いは循環器系の健康及び/又は全体的な健康を促進することが知られる1または複数の他の原料または薬剤を、液体卵白との組合せで輸送する新規な方法を提供する。本発明は、フィトステロール及び/又はオメガ3脂肪酸、並びに任意に1または複数の次の成分: 少なくとも1つのオメガ−3脂肪酸、ビタミン、ミネラル、繊維、ルテイン、フラボノイド(特に、ポリメトキシル化フラボノイド−トコトリエノール複合体、例えばソースワングローバルによって商標名シトリノール(Sytrinol)で市販されるもの) 、並びにヒトでコレステロールレベルを低下する及び/又はヒトの健康を改善することが確認された他の成分、を含有する液体の卵白生成物に関する。本発明はまた、フィトステロール及び/又はオメガ3脂肪酸、並びに任意に1または複数の次の成分: 少なくともオメガ−3脂肪酸、ビタミン、ミネラル、繊維、ルテイ、フラボノイド (特にポリメトキシル化フラボノイド−トコトリエノール複合体、例えばソースワングローバルによって商標名シトリノールで市販されるもの)並びにヒトでのコレステロールレベルの低下及び/又は健康の改善が確認された他の成分、を含有する液体の卵白生成物を生産する方法に関する。] [0041] 本発明の詳細な説明 したがって、本発明の一態様は、液体卵白及び少なくとも1つのフィトステロール及び/又はオメガ3脂肪酸並びに任意に1または複数の次の成分: 少なくとも1つのオメガ−3−脂肪酸、ビタミン、ミネラル、繊維、ルテイン、フラボノイド(特にポリメトキシル化フラボノイド−トコトリエノール複合体、例えば、ソースワングローバルによって商標名シトリノールで販売されるもの) を含んでなる食品組成物を提供するものであり、当該食品組成物は約90〜99重量%の低温殺菌された卵白を含んでなる。少なくとも1つのフィトステロールが存在する場合には、これは遊離フィトステロール、フィトステロールエステル、またはこれらの混合物である。遊離フィトステロール及びこれらのエステルの量は、食品組成物中に0.1〜3.0重量%の混合量で存在する。しかしながら、遊離フィトステロール及びフィトステロールエステルの総量は、各々約1.5%以下である。特に明記しない限り、ここで使用される全パーセンテージは、組成物の総重量に対する重量パーセンテージである。好適な実施形態において、当該組成物は少なくとも1つのオメガ−3脂肪酸、特にエイコサペンタエン酸(EPA) 及び/又はドコサヘキサエン酸(DHA)を含んでなる。α−リノレン酸(ALA)もまた、使用してよい。好適な実施形態では、エイコサペンタエン酸 (EPA) 及びドコサヘキサエン酸 (DHA) を本発明の組成物中で単独でまたは一緒に使用することができる。魚油はオメガ3脂肪酸の主要な供給源である一方で、オメガ3脂肪酸の任意の供給源、オメガ3脂肪酸の他の供給源、例えば藻類、アザラシ油、亜麻油、クルミ油及び大豆油等、並びにこれらのオメガ−3脂肪酸供給源の混合物を使用することができる。オメガ3脂肪酸は液体卵白中で乳化される。オメガ3脂肪酸は、100gの総食品組成物あたり100〜300mg存在してよい。DHA及びEPAは、100gの総食品組成物あたり各々30〜115mg存在してよい。] [0042] 当該組成物はまた、利用されるヒトに対して健康効果を提供することが示されている任意のフラボノイドを含んでもよい。好適な実施形態では、フラボノイドはポリメトキシル化フラボノイド−トコトリエノール複合体、例えばソースワングローバルによって商標名シトリノールで販売されるものである。 ビタミン及びミネラルを単独でまたは数種類のビタミン及び/又はミネラルの予混合物を利用することによって使用することができる。本発明の好適な実施形態では、ビタミン及びミネラルの混合物を使用することができる。ビタミンEは、様々な形態で存在してよい。好適な実施形態では、ビタミンEはα−トコフェロールまたはα−酢酸トコフェロールとして存在する。ビタミンEは、約0.01〜0.03重量%の量で存在してよい。] [0043] 可溶性繊維が、組成物中に存在してよい。本発明に有用である可溶性繊維には、キサンタンガム、グァーガム、及びフルクタンが含まれる。他の可溶性繊維供給源もまた、使用することができる。可溶性繊維は、2.5〜7.5g/60gの一提供(1個のMサイズ卵)、または4.1〜12.3g/100gの卵白生成物の量で存在してよい。ルテインはまた組成物中に、特に形態で存在する。ルテインは、最大約4mg/60gの一提供 (1個のMサイズ卵)、または約6.7mg/100gの卵白生成物の量で存在してよい。組成物中に様々な天然及び/又はフレーバが存在してよい。このようなフレーバにはオニオン及び卵黄が含まれるがこれに限定されない。フレーバは一般的に約0.02〜0.04重量%の量で使用される。] [0044] 様々な他の成分もまた存在してよい。レシチンをまた、魚油の液体卵への結合を補助するために乳化剤として組成物に添加してよい。一般的に、約0.1〜0.2重量%のレシチンを使用することができる。乳化剤及び調整加工デンプン、トラガカント・ゴム、トラガカント代替物を含有する他の食品等級の界面活性剤を使用することができる。] [0045] 生成物の一部の使用に関しては、新鮮卵と似た色の生成物を有することが好適である。このような使用に関して、生成物へ黄色を提示するために食品等級着色剤を添加してもよい。実施形態では、この目的のためにβカロチンを使用することができ、約0.04〜0.08重量%の量で存在する。同様の結果を得るために、ニンジン抽出物、アナトー及び様々な天然及び合成の着色料を含む他の食品等級添加物を使用してよい。] [0046] 増粘剤、これは事前に水和したキサンタンガムとしてもよいが、これもまた通常最大約1%の量で添加してよい。キサンタンガムはまた、粒子の懸濁及び油並びに脂肪の分離の制御を補助する。アラビア・ゴムと混合する場合にキサンタンガムを使用してもよい。使用してもよい他の食品等級のガムには、グァー、ローカストビーンガム、カラヤ、カラギーナン、アラビア・ゴム、アガールガム、アルギン酸塩、トラガカン・ガム、または2または複数のこれらのガムの混合物が含まれる。] [0047] 上述の組成物は、次の一般的な方法によって生成することができる。当該組成物の乾燥成分の混合物には、(使用される)遊離フィトステロールが含有され、当該混合物は遊離フィトステロール及び乾燥成分のプレブレンドを形成するための個々の成分の混合によって形成される。オメガ3脂肪酸、フィトステロールエステル、及び卵白を除く液体成分の混合物は、遊離フィトステロール及び液体成分のプレブレンド(pre-blend)を形成するための、個々の成分の混合によって形成される。フィトステロールが遊離フィトステロール及びフィトステロールエステルの混合物として存在するなら、一般的にこのような混合物を液体プレブレンドへ添加することが好適である。しかしながら、このような遊離フィトステロール及びフィトステロールエステルの混合物の特定の供給源に応じて、必要とする混合及び分散を促進するために、このような混合物を固体プレブレンドへ添加することが望ましい。当業者は、遊離フィトステロール及びフィトステロールエステルの混合物の供給源に基づいて、このような決定をすることができるであろう。上記の各プレブレンドを形成する場合に、当業者に周知の技術を使用しながらプレブレンドの個々の成分を連続してまたは同時に添加し混合することができる。必要とする総卵白の約5%〜50%である、卵白の一部を、攪拌機に添加する。組成物を形成するために必須のせん断(shear)または乱流(turbulence)を提供する様々なタイプの攪拌機を使用してよい。] [0048] このような攪拌機の例は、Perry's Chemical Engineers' Handbook, Seventh Edition, McGraw Hill (1997)に記載される。必要とする混合物の特定量及び性質は、使用される特定の攪拌機によって決定される。当業者は、日常の実験に基づきこのような決定をすることができるであろう。好適な実施形態では、混合物は攪拌機中で卵白のボルテックスを形成する。遊離フィトステロールが存在する場合には、遊離フィトステロールを含有する乾燥成分の当該プレブレンドを、卵白へ添加する。好適な実施形態では、遊離フィトステロールが存在する場合には、遊離フィトステロールを含有する乾燥成分の当該プレブレンドを、卵白のボルテックスへ添加する。プレブレンドが卵白中で均一に分散され、混合物が均質となるまで、生じる混合物を混合する。残りの卵白の約50%〜95%を混合物へ添加する。好ましくは、混合物が攪拌機中でボルテックスとして存在する間に、残りの卵白を混合物へ添加する。オメガ−3脂肪酸及びフィトステロールエステルを含む全液体成分のプレブレンドは、存在する場合には、全卵白及び固体成分の混合物へ添加する。好適な実施形態では、混合物が攪拌機中でボルテックスとして存在する間に、液体プレブレンドを混合物へ添加する。生じる組成物が均質となるまで、生じる混合物を混合する。上記の方法で、各プレブレンドを一回量でまたは一定期間に渡って添加する連続的な量で攪拌機中の原料へ添加してもよい。好適な実施形態では、混合物を継続して攪拌している間に、プレブレンドを添加する。] [0049] 乳化された卵白生成物の様々な成分の混合の完了に続いて、生成物は物理的力を生成物へ加えることによりさらにホモジナイズし低温殺菌してもよい。このようなホモジナイズを達成するために、添加した液体、特に魚油の卵白生成物からの分離を回避することは重要であり、当該ホモジナイズは必要とする均質の程度によって圧力約100〜2000psi、好ましくは約1400psiで達成され得る。このようなホモジナイズの手段は当技術分野で周知であり、そして異なるタイプの装置上で実施してもよい。当該ホモジナイズステップにより、組成物中の浮遊物質の粒径、及び浮遊物質の組成物からの分離の可能性が低下する。高圧力にすると粒径は小さくなり、そして異なる設計の装置上でより長い生産ステップが可能となる。使用される場所及び圧力は使用される特定の装置によって異なる。] [0050] 低温殺菌に続いて、液体の卵白生成物を冷蔵温度(約4℃)まで冷却し、そして包装する。代わりに、液体の卵白生成物をまず包装し、その後包装中に低温殺菌または超低温殺菌してもよい。液体の卵白生成物は少なくとも90日間は冷蔵庫内温度で安定である。 液体の卵白生成物を、調理済みの冷凍卵ペストリー(pasteries) 、オムレツ及び他の同様の冷凍生成物で使用してもよい。ここで提供される当該生成物を様々な食品、例えばケーキミックス等を生産する場合に利用してもよい。] [0051] 好適な実施形態の説明 好適な実施形態では、食品組成物は低温殺菌された卵白及び少なくとも1つのフィトステロールを含んでなり、当該少なくとも1つのフィトステロールは遊離フィトステロール及びフィトステロールエステル、並びに少なくとも1つのオメガ−3脂肪酸からなる群から選択される。他の実施形態では、食品組成物は低温殺菌された卵白、少なくとも1つのフィトステロール、オメガ−3脂肪酸及び繊維を含んでなる。さらなる実施形態では、食品組成物は低温殺菌された卵白、少なくとも1つのフィトステロール並びに少なくとも1つのオメガ−3脂肪酸及び/又はポリメトキシル化フラボノイド−トコトリエノール複合体、例えばソースワングローバルによって商標名シトリノールで販売されるものを含んでなる。一実施形態では、食品組成物は、低温殺菌された卵白、少なくとも1つのフィトステロール及び/又はポリメトキシル化フラボノイド−トコトリエノール複合体を含んでなり、さらにビタミンEもまた含んでなる。他の実施形態では、食品組成物は、低温殺菌された卵白、少なくとも1つのフィトステロール及び/又はポリメトキシル化フラボノイド−トコトリエノール複合体を含んでなり、さらにルテインを含んでなる。さらなる実施形態では、食品組成物は、低温殺菌された卵白、少なくとも1つのフィトステロール及び/又はポリメトキシル化フラボノイド−トコトリエノール複合体を含んでなり、さらに少なくとも1つの他の、良好な健康状態の促進に有効であることと知られる成分を含んでなる。] [0052] 他の好適な実施形態では、食品組成物は、低温殺菌された卵白、少なくとも1つのフィトステロール及び/又はポリメトキシル化フラボノイド−トコトリエノール複合体を含んでなり、そしてさらに繊維及び少なくとも1つのオメガ−3脂肪酸を含んでなる。さらなる好適な実施形態では、上述のいずれかの食品組成物はさらにビタミンEを含んでなる。さらに好適な実施形態では、上述のいずれかの食品組成物はさらにルテインを含んでなる。より一層好適な実施形態では、上述のいずれかの食品組成物はさらに少なくとも1つの他の、良好な健康状態の促進に有効であることと知られる成分を含んでなる。さらに好適な実施形態では、少なくとも1つの他の、良好な健康状態の促進に有効であることと知られる成分は、ビタミン、ミネラル、フラボノイド、またはこれらの複合体/混合物である。] [0053] 好適な実施形態では、上述のいずれかの食品組成物中の少なくとも1つのオメガ−3脂肪酸は、エイコサペンタエン酸(EPA) 及び/又はドコサヘキサエン酸(DHA)からなる群から選択される。 好適な実施形態では、上述のいずれかの食品組成物中の卵白は組成物の約90〜99重量%を構成する。] [0054] より一層好適な実施形態では、遊離フィトステロール及びこのエステルは、少なくとも約0.1重量%の混合量で存在し、存在する遊離フィトステロールの総量は約1.5%以下であり、且つ存在するフィトステロールエステルの総量は約1.5%以下であり、各重量パーセンテージは組成物の総重量に関連する。好適な実施形態では、少なくとも1つのオメガ3脂肪酸の量は約100〜300mg/100gの組成物を含んでなる。他の好適な実施形態では、少なくとも1つのオメガ−3脂肪酸は、エイコサペンタエン酸(EPA) 及び/又はドコサヘキサエン酸(DHA) であり、これらのオメガ3脂肪酸は各々約30〜115mg/100gの組成物からなる。 好適な実施形態では、食品組成物は以下の成分を含んでなり、当該成分はおおよそ言及する質量で存在する:] [0055] ] [0056] 他の好適な実施形態では、食品組成物は以下の成分を含んでなり、当該成分はおおよそ言及する質量で存在する。] [0057] ] [0058] 好適な実施形態では、食品組成物は以下の成分を含んでなり、当該成分はおおよそ言及する質量で存在する。] [0059] ] [0060] 上述のいずれかの食品組成物の好適な実施形態では、少なくとも90日間冷蔵庫内温度で安定である。 他の好適な実施形態では、上述のいずれかの食品組成物はさらに、当該食品組成物にフレーバを提供する少なくとも1つの成分含んでなる。好適な実施形態では、食品組成物へ提供される当該フレーバはオニオンフレーバである。他の好適な実施形態では、食品組成物へ提供される当該フレーバは卵黄フレーバである。] [0061] 他の好適な実施形態では、上述のいずれかの食品組成物は低温殺菌される。さらに好適な実施形態では、上述のいずれかの食品組成物は超低温殺菌される。 本発明及びこの効果をさらに説明するために、下記の特定の実施例を記述するが、これらは単に説明に役立つものでありそして全く制限的ではない、ということを意図するものであることと理解することができる。] [0062] 組成物の例 実施例1は、液体の卵白生成物の、低温殺菌された卵白及びフィトステロールを含んでなる組成物を本発明の一態様に従って記載する。] [0063] ] [0064] 実施例2は、低温殺菌された卵白、フィトステロール及び繊維を含んでなる液体の卵白生成物の組成物を本発明の一態様に従って記載する。] [0065] ] [0066] 実施例3は、低温殺菌された卵白、フィトステロール、繊維及び少なくとも1つのオメガ−3脂肪酸を含んでなる液体の卵白生成物の組成物を本発明の一態様に従って記載する。] [0067] ] [0068] 実施例4は、低温殺菌された卵白、フィトステロール、繊維、少なくとも1つのオメガ−3脂肪酸及びビタミンEを含んでなる液体の卵白生成物の組成物を本発明の一態様に従って記載する。] [0069] ] [0070] 実施例5は、低温殺菌された卵白、フィトステロール及び良好な健康状態の促進に有効であることが知られる他の成分を含んでなる液体の卵白生成物の組成物を本発明の一態様に従って記載する。] [0071] ] [0072] 本発明の好適な実施形態の実施例を以下に記載する。] [0073] ] [0074] 一提供あたり: DHA−84mg EPA−84mg 総オメガ3−216mg フィトステロール−0.43g ビタミン全卵と等価] [0075] ] [0076] 一提供あたり: DHA−42mg EPA−42mg 総オメガ3−108mg フィトステロール−0.43g ビタミンエッグビーター(egg beaters)と同様] [0077] ] [0078] 一提供あたり: DHA−84mg EPA−84mg 総オメガ3−216mg フィトステロール−0.43g ビタミンエッグビーターと同様] [0079] ] [0080] 一提供あたり: DHA−42mg EPA−42mg 総オメガ3−108mg ビタミンエッグビーターと同様] [0081] ] [0082] 一提供あたり: フィトステロール−0.43g] [0083] ] [0084] 一提供あたり: DHA−42mg EPA−42mg 総オメガ3−108mg フィトステロール−0.43g 可溶性繊維−2g] [0085] ] [0086] 一提供あたり (60g): DHA−42mg EPA−42mg 総オメガ3−108mg 可溶性繊維:2g] [0087] ] [0088] 組成物の調製方法の実施例 実施例14は、本発明の一実施態様に従って、フィトステロールを含んでなる液体の卵白生成物の組成物を調製する方法を記載する。 実施例14: フィトステロール及び乾燥成分のプレブレンドを形成する。少なくとも1つのオメガ−3脂肪酸及び卵白以外の全液体物のプレブレンドを形成する。約5%〜50%の卵白を攪拌機へ添加し、そして攪拌機中で卵白中にボルテックスを作る。そして、フィトステロール及び乾燥成分の当該プレブレンドを卵白のボルテックスへ添加する。当該プレブレンドが卵白中で均一に分散されそして混合物が均質となるまで、生じる組成物を混合する。混合物が攪拌機にボルテックスとして存在している間に、残りの卵白の約50%〜95%を混合物へ添加する。混合物が攪拌機にボルテックスとして存在している間に、少なくとも1つのオメガ−3脂肪酸及び卵白を除く全液体物のプレブレンドを混合物へ添加する。液体プレブレンドが混合物中で均一に分散されるまで、組成物を混合する。] [0089] 実施例15は、本発明の一実施態様に従って、遊離フィトステロールを含んでなる液体の卵白生成物の組成物の調製方法を記載する。 実施例15: 遊離フィトステロール及び乾燥成分のプレブレンドを形成する。卵白を除く全液体物のプレブレンドを形成する。約5%〜50%の卵白を攪拌機へ添加し、そして攪拌機でボルテックスを卵白中に作る。そして遊離フィトステロール及び乾燥成分の当該プレブレンドを卵白のボルテックスへ添加する。当該プレブレンドが卵白中で均一に分散されそして混合物が均質となるまで、生じる組成物を混合する。混合物が攪拌機にボルテックスとして存在する間に、残りの卵白の約50%〜95%を混合物へ添加する。混合物が攪拌機にボルテックスとして存在する間に、卵白を除く全液体のプレブレンドを混合物へ添加する。混合物中で液体プレブレンドが均一に分散されるまで、当該組成物を混合する。] [0090] 実施例16は、本発明の一実施態様に従って、遊離フィトステロール及びオメガ−3脂肪酸を含んでなる液体の卵白生成物の組成物の調製方法を記載する。 実施例16: 遊離フィトステロール及び乾燥成分のプレブレンドを形成する。少なくとも1つのオメガ−3脂肪酸及び卵白を除く全液体物のプレブレンドを形成する。約5%〜50%の卵白を攪拌機へ添加し、そして攪拌機の卵白中にボルテックスを作る。そして、遊離フィトステロール及び乾燥成分の当該プレブレンドを卵白のボルテックスへ添加する。プレブレンドが卵白中で均一に分散されそして混合物が均質となるまで、生じる組成物を混合する。攪拌機中に混合物がボルテックスとして存在する間に、残りの卵白の約50%〜95%を混合物へ添加する。攪拌機中に混合物がボルテックスとして存在する間に、少なくとも1つのオメガ−3脂肪酸及び卵白を除く全液体物のプレブレンドを混合物へ添加する。混合物中で液体プレブレンドが均一に分散されるまで、当該組成物を混合する。] [0091] 実施例17は、本発明の一実施態様に従って、フィトステロールエステルを含んでなる液体の卵白生成物の組成物の調製方法を記載する。 実施例17: プレブレンド乾燥成分を形成する。フィトステロールエステル及び卵白を除く全液体物のプレブレンドを形成する。約5%〜50%の卵白を攪拌機へ添加し、そして攪拌機の卵白中にボルテックスを作る。そして、乾燥成分のプレブレンドを卵白のボルテックスへ添加する。卵白中でプレブレンドが均一に分散されそして混合物が均質となるまで、生じる組成物を混合する。混合物が攪拌機にボルテックスとして存在する間に、残りの卵白の約50%〜95%を混合物へ添加する。混合物が攪拌機中にボルテックスとして存在する間に、フィトステロールエステル及び卵白を除く全液体のプレブレンドを混合物へ添加する。液体のプレブレンドが混合物中で均一に分散されるまで、組成物を混合する。] [0092] 実施例18は、本発明の一実施態様に従って、フィトステロールエステル及びオメガ−3脂肪酸を含んでなる液体の卵白生成物の組成物の調製方法を記載する。 実施例18: 乾燥成分のプレブレンドを形成する。フィトステロールエステル、少なくとも1つのオメガ−3脂肪酸及び卵白を除く全液体物のプレブレンドを形成する。約5%〜50%の卵白を攪拌機へ添加し、そして攪拌機の卵白中にボルテックスを作る。そして、乾燥成分のプレブレンドを卵白のボルテックスへ添加する。プレブレンドが卵白中で均一に分散されそして混合物が均質となるまで、生じる組成物を混合する。攪拌機中に混合物がボルテックスとして存在する間に、残りの卵白の約50%〜95%を混合物へ添加する。攪拌機中に混合物がボルテックスとして存在する間に、フィトステロールエステル、少なくとも1つのオメガ−3脂肪酸及び卵白を除く全液体物のプレブレンドを混合物へ添加する。混合物中で液体のプレブレンドが均一に分散されるまで、組成物を混合する。] [0093] 実施例19は、本発明の一実施態様に従って、遊離フィトステロール及びフィトステロールエステルを含んでなる液体の卵白生成物の組成物の調製方法を記載する。 実施例19: 遊離フィトステロール及び乾燥成分のプレブレンドを形成する。フィトステロールエステル及び卵白を除く全液体物のプレブレンドを形成する。約5%〜50%の卵白を攪拌機へ添加し、そして攪拌機の卵白中にボルテックスを作る。そして、遊離フィトステロール及び乾燥成分のプレブレンドを卵白のボルテックスへ添加する。プレブレンドが卵白中で均一に分散されそして混合物が均質となるまで、生じる組成物を混合する。攪拌機中に混合物がボルテックスとして存在する間に、残りの卵白の約50%〜95%を混合物へ添加する。混合物が攪拌機中にボルテックスとして存在する間に、フィトステロールエステル及び卵白を除く全液体のプレブレンドを混合物へ添加する。液体プレブレンドが混合物中で均一に分散されるまで、組成物を混合する。] [0094] 実施例20は、本発明の一実施態様に従って、遊離フィトステロール、フィトステロールエステル及びオメガ−3脂肪酸を含んでなる液体の卵白生成物の組成物の調製方法を記載する。 実施例20: 遊離フィトステロール及び乾燥成分のプレブレンドを形成する。フィトステロールエステル、少なくとも1つのオメガ−3脂肪酸及び卵白を除く全液体物のプレブレンドを形成する。約5%〜50%の卵白を攪拌機へ添加し、そして攪拌機の卵白中にボルテックスを作る。そして、遊離フィトステロール及び乾燥成分のプレブレンドを卵白のボルテックスへ添加する。プレブレンドが卵白中で均一に分散されそして混合物が均質になるまで、生じる組成物を混合する。混合物が攪拌機中にボルテックスとして存在する間に、残りの卵白の約50%〜95%を混合物へ添加する。混合物が攪拌機中でボルテックスとして存在する間に、フィトステロールエステル、少なくとも1つのオメガ−3脂肪酸及び卵白を除く全液体物のプレブレンドを混合物へ添加する。液体プレブレンドが混合物中で均一に分散されるまで、当該組成物を混合する。] 実施例 [0095] ここで引用または示す各特許、特許出願、特許公報、特許原本及び文献の記事/報告は、本明細書に明確に全体において参照により組み込まれている。 本発明を様々な具体的及び好適な実施形態の点から記載してきたが、当業者はこの趣旨から逸脱することなく様々な改良、置換、省略、及び変更が可能であるということを理解するであろう。従って、本発明の範囲は同等のものを含む以下の請求項の範囲によって単に限定される、ということを意図する。]
权利要求:
請求項1 (1)低温殺菌された卵白並びに(2)少なくとも1つのフィトステロール及び少なくとも1つのオメガ−3脂肪酸からなる群から選択される少なくとも1つのメンバーを含んでなる食品組成物であって、上記少なくとも1つのフィトステロールが遊離フィトステロール及びフィトステロールエステルからなる群から選択される、食品組成物。 請求項2 繊維、ポリメトキシル化フラボノイド−トコトリエノール複合体、ビタミン、ルテイン、ミネラル、フラボノイド、ゼアキサンチン、卵黄のフレーバを提供する少なくとも1つの成分、並びにビタミン、ミネラル及びフラボノイドの複合体/混合物からなる群から選択される少なくとも1つのメンバーをさらに含んでなる、請求項1記載の食品組成物。 請求項3 前記少なくとも1つのオメガ−3脂肪酸がエイコサペンタエン酸(EPA) 及びドコサヘキサエン酸(DHA)からなる群から選択される、請求項1記載の食品組成物。 請求項4 (1)低温殺菌された卵白(2) 少なくとも1つのフィトステロール及び(3) 少なくとも1つのオメガ−3脂肪酸を含んでなる食品組成物であって、上記少なくとも1つのフィトステロールが遊離フィトステロール及びフィトステロールエステルからなる群から選択される、食品組成物。 請求項5 繊維、ポリメトキシル化フラボノイド−トコトリエノール複合体、ビタミン、ルテイン、ミネラル、フラボノイド、ゼアキサンチン、卵黄のフレーバを提供する少なくとも1つの成分、並びにビタミン、ミネラル及びフラボノイドの複合体/混合物からなる群から選択される少なくとも1つのメンバーをさらに含んでなる、請求項4記載の食品組成物。 請求項6 少なくとも以下の特徴:(a) 前記卵白が前記組成物の約90〜99重量%を含んでなる; (b) 前記少なくとも1つのフィトステロールが遊離フィトステロール及びこのエステルからなる群から選択され、上記遊離フィトステロール及びこのエステルが少なくとも約0.1重量%の混合量で存在し、存在する遊離フィトステロールの総量が約1.5%以下でありそして存在するフィトステロールエステルの総量が約1.5%以下であって、各重量パーセンテージが前記組成物の総重量に関連する; (c) 前記少なくとも1つのオメガ−3脂肪酸が、約100〜300mg/組成物100g含んでなる; 並びに(d) 前記少なくとも1つのオメガ−3脂肪酸がエイコサペンタエン酸(EPA) 及び/又はドコサヘキサエン酸(DHA) であって、そしてこれらの各オメガ3脂肪酸が約30〜300mg/組成物100g含んでなる、の1つを有する、請求項1記載の食品組成物。 請求項7 前記食品組成物が冷蔵庫内温度で少なくとも90日間安定であり並びに/或いは前記組成物が低温殺菌されるまたは超低温殺菌される、請求項1記載の食品組成物。 請求項8 請求項1記載の前記食品組成物を形成する方法であって、以下の: a.乾燥成分のプレブレンドを形成するステップであって、前記組成物が遊離フィトステロールを含んでなる場合には、該遊離フィトステロールが該乾燥成分を有する該プレブレンドに含有されるステップ、b.卵白を除く全液体物のプレブレンドを形成するステップであって、前記組成物がフィトステロールエステル及び/又は少なくとも1つのオメガ−3脂肪酸を含んでなる場合に、該フィトステロールエステル及び/又は少なくとも1つのオメガ−3脂肪酸が該液体物を有する該プレブレンド中に含有されるステップ、c.約5%〜50%の前記卵白を攪拌機へ添加するステップ、d.ステップfの完了時に安定で均質な組成物が存在するように、十分なせん断または乱流を形成するために、上記攪拌機中で十分な混合力を提供するステップ、e.乾燥成分の上記プレブレンドを上記混合卵白へ添加するステップ、f.乾燥成分の上記プレブレンドが上記卵白中で均一に分散されそして該混合物が均質となるまで、ステップeで形成された上記組成物を混合するステップ、g.上記混合物を継続して混合する間に、残りの前記卵白の約50%〜95%をステップfで形成された上記混合物へ添加するステップ、h.上記混合物を継続して混合する間に、卵白を除く全液体物の上記プレブレンドをステップgで形成された上記混合物へ添加するステップ、i.ステップhで形成された上記混合物中で上記プレブレンドが均一に分散されそして該混合物が均質になるまで、ステップhで形成された組成物を混合するステップ、を含んでなる方法。 請求項9 ステップ(d)で、前記混合力が前記卵白中でボルテックスを作り、ステップ(e)で、攪拌機中に前記混合物がボルテックスとして存在する間に、前記プレブレンド乾燥成分を前記混合卵白へ添加する、請求項8記載の方法。 請求項10 請求項1記載の食品組成物を形成する方法であって、以下の: a.乾燥成分のプレブレンドを形成するステップであって、前記組成物が遊離フィトステロールを含んでなる場合には、該遊離フィトステロールが該乾燥成分を有する該プレブレンドに含有されるステップ、b.卵白を除く全液体物のプレブレンドを形成するステップであって、前記組成物がフィトステロールエステル及び/又は少なくとも1つのオメガ−3脂肪酸を含んでなる場合に、該フィトステロールエステル及び/又は少なくとも1つのオメガ−3脂肪酸が該液体物を有する該プレブレンド中に含有されるステップ、c.約5%〜50%の前記卵白を攪拌機へ添加するステップ、d.ステップfの完了時に安定で均質な組成物が存在するように、十分なせん断または乱流を形成するために、上記攪拌機中で十分な混合力を提供するステップ、e.乾燥成分の上記プレブレンドを上記混合卵白へ添加するステップ、f.乾燥成分の上記プレブレンドが上記卵白中で均一に分散されそして該混合物が均質となるまで、ステップeで形成された上記組成物を混合するステップ、g.上記混合物を混合している間に、残りの前記卵白の約50%〜95%をステップfで形成された上記混合物へ添加するステップ、h.上記混合物を混合している間に、卵白を除く全液体物の上記プレブレンドをステップgで形成された上記混合物へ添加するステップ、i.ステップhで形成された上記混合物中で上記プレブレンドが均一に分散されそして該混合物が均質になるまで、ステップhで形成された組成物を混合するステップ、を含んでなる方法。 請求項11 ステップ(d)で、前記卵白中に前記混合力によりボルテックスが形成され、そしてステップ(e)で、前記混合物が攪拌機中にボルテックスとして存在する間に前記プレブレンド乾燥成分を前記混合卵白へ添加する、請求項10記載の方法。
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