专利摘要:
炭素含有種の低温インプランテーションの技術を開示する。例示的な一実施形態においては、該技術は、ターゲット材料を所定温度まで冷却する冷却デバイスと、および所定温度で炭素含有種を用いてターゲット材料をインプラントして、歪みおよびアモルファス化の少なくとも一方を改善するイオンインプランターと、を備えるイオンインプランテーション装置として実現する。
公开号:JP2011512038A
申请号:JP2010546102
申请日:2009-02-11
公开日:2011-04-14
发明作者:ルノー アンソニー;イー;ディッカーソン ギャリー;アール;ヘイティム クリストファー
申请人:ヴァリアン セミコンダクター イクイップメント アソシエイツ インコーポレイテッド;
IPC主号:H01L21-265
专利说明:

[0001] 本発明開示(以下「本発明」と略称する)は、全般的にイオンインプランテーション(注入)に関し、より詳細には、炭素含有種の低温イオンインプランテーションの技術に関する。]
背景技術

[0002] イオンインプランテーションは、加速したイオンを基板に直接衝突させることによって基板に化学種を堆積させるプロセスである。半導体製造において、イオンインプランターは主に、ターゲット材料の導電性に関するタイプおよびレベルを変化させるドーピング処理に用いられる。集積回路(IC)基板およびその薄膜構造における適切なドーピングのプロファイル(輪郭)は、良好なIC性能にとって極めて重要であることが多い。所望のドーピングプロファイルを得るために、1つ以上のイオン種を異なる注入量および異なるエネルギーレベルでインプランテーションすることができる。]
[0003] さらに、イオンインプランテーションは、導電性変更不純物を半導体ウェハに導入するための現在最も一般的な技術である。所望の不純物材料は、イオン発生源でイオン化し、発生したイオンは加速されて所定エネルギーのイオンビームを形成し、そしてイオンビームを半導体ウェハの表面に照射する。イオンビーム中のエネルギー値の高いイオンは、半導体ウェハの半導体材料バルク内に貫入し、半導体材料の結晶格子内に埋め込まれ、所望の導電性を有する領域を形成する。]
[0004] 通常、イオンインプランターは、気体または固体材料を明確に規定したイオンビームに変換するためのイオン発生源を有する。通常、イオンビームは、望ましくないイオン種を排除するために質量分析し、所望エネルギーまで加速し、さらにターゲットに向けて照射する。イオンビームは、ビーム走査、ターゲット移動、またはビーム走査およびターゲット移動の組み合わせによって、ターゲット面積にわたって分布させることができる。イオンビームは、長いおよび短いサイズを有するスポット状ビームまたはリボン状ビームとすることができる。]
[0005] 炭素は、別の予アモルファス化インプラント(PAI:pre-amorphization implant)種、例えばゲルマニウム、ボロン等と併用される共インプラント種として用いることができる。この着想は、炭素を、極浅注入不純物とPAI種によって生じたエンド・オブ・レンジ(EOR:end-of-range)ダメージ部分との間に炭素を配置することにある。置換型炭素は、アニール中にEORから戻ってくる若干の格子亀裂を防ぐことができ、炭素がなければ過渡的増速拡散(TED:transient enhanced diffusion)およびボロン格子間クラスター(BIC:boron interstitial cluster)形成を生じてしまう。しかし、炭素の範囲はPAI種の範囲としばしばオーバーラップし、炭素インプラント自体がPAIに寄与する。このようにして、炭素それ自体を予アモルファス化種としても用いることができる。]
先行技術

[0006] 米国特許公開第2008−044938号明細書(イングランド(England)氏らによる2006年8月15日出願の米国特許出願第11/504,307号)
米国特許公開第2008−076194号明細書(ブレーク(Blake)氏らによる2006年9月23日出願の米国特許出願第11/525,878号)
米国特許公開第2008−121821号明細書(イングランド(England)氏らによる2007年4月10日出願の米国特許仮出願第11/733,445号)]
発明が解決しようとする課題

[0007] 炭素を用いて、局所的圧縮歪みを形成することもできる。したがって、トランジスタ装置のソース/ドレインをSiCで形成する場合、炭素インプランテーションによってこのトランジスタ装置のチャネルに引張歪みを発生することができる。このことにより、n型金属−酸化物−半導体(NMOS:n-type metal-oxide-semiconductor)の挙動を向上させることができる。トランジスタ材料のシリコン格子内への炭素組み込みはエピタキシャル成長の利用またはインプランテーションを必要とし、シリコン格子内への炭素の高ドーズ(注入量)はアモルファス化を生じ、また炭素は、再成長においてシリコン格子内に組み込むことができる。結果として、アモルファス化および応力は、双方ともに半導体製造で考慮すべき重要な因子である。]
[0008] 従って、上述の観点から、イオンインプランテーション、およびとくに、炭素含有種のインプランテーションに対する現在の技術に関して重大な問題点および欠点があることを理解されたい。]
課題を解決するための手段

[0009] 炭素含有種の低温インプランテーションの技術を開示する。一実施形態においては、該技術は、ターゲット材料を所定温度に冷却するステップと、および所定温度で炭素含有種をターゲット材料にインプラントして歪みおよびアモルファス化のうち少なくとも一方を改善するステップとを備える、イオンインプランテーション方法として実施することができる。
この実施形態の他の態様によれば、ターゲット材料を、背面冷却、熱的調整冷却、および予冷却のち少なくとも1つによって冷却することができる。]
[0010] 本実施形態のさらに別の態様によれば、所定温度は室温以下であり、−212℃以上の温度とすることができる。例えば、所定温度は−20℃〜−100℃までの範囲とすることができる。]
[0011] 本実施形態の他の態様によれば、炭素含有種は、炭素、ジボラン、ペンタボラン、カルボラン、オクタボラン、デカボラン、およびオクタデカボランのうち少なくとも1つを含む炭素分子とすることができる。]
[0012] 本実施形態の他の態様によれば、炭素含有種は、メタン、エタン、プロパン、ビベンジル、ブタン、およびピレンのうち少なくとも1つを含むアルカンまたはアルケンとすることができる。]
[0013] 本実施形態のさらに他の態様によれば、該方法は、さらに、予アモルファス化インプランテーション(PAI:pre-amorphization implantation)またはターゲット材料の導電性を改良するために、付加的な添加種を用いてターゲット材料にインプラントするステップを備えることができる。例えば、添加種は、ゲルマニウム(Ge)、ボロン(B)、リン(P)、シリコン(Si)、ヒ素(As)、キセノン(Xe)、炭素(C)、窒素(N)、アルミニウム(Al)、マグネシウム(Mg)、銀(Ag)、金(Au)、カルボラン(C2B10H12)、二フッ化ボロン(BF2)、デカボラン、オクタデカボラン、およびジボランのうち少なくとも1つを含むことができる。]
[0014] 本実施形態の他の態様によれば、本発明方法を用いて、少なくとも歪みを生じ、またターゲット材料において極浅ジャンクション(USJ:ultra-shallow junction)を形成することができる。]
[0015] 本実施形態の他の態様によれば、本発明方法は、さらに、ドーズ量、ドーズ率、炭素含有種における原子個数、原子エネルギー、および圧力のうち少なくとも1つを制御するステップを備え、歪みおよびアモルファス化のうち少なくとも一方を一層改善することができる。]
[0016] 別の実施形態によれば、該技術は、ターゲット材料を冷却するための冷却デバイスと、および所定温度で炭素含有種を用いてターゲット材料にインプラントして、歪みおよびアモルファス化のうち少なくとも1つを改善するイオンインプランターと、を備えるイオンインプランテーション装置によって実施することができる。]
[0017] 本実施形態の他の態様によれば、冷却装置は、背面冷却デバイス、熱的調整冷却ユニット、および予冷却器のうち少なくとも1つを備えることができる。]
[0018] 別の実施形態によれば、本技術は、ターゲット材料を所定温度まで冷却する手段と、および所定温度で炭素含有種を使用してターゲット材料にインプラントして、歪みおよびアモルファス化のうち少なくとも1つを改善する手段と、を備えるイオンインプランテーションの装置によって実現することができる。]
[0019] 本発明を、以下に添付図面で示した実施形態を参照してより詳細に説明する。本発明は、以下に実施形態を参照して記載するが、本発明はそれら実施形態に限定するものではないと理解されたい。本明細書の教示にアクセスする当業者は、本明細書に記載した本発明の範囲内において、および本発明が極めて有利となる点に関して、付加的な実施、変更、および実施形態、ならびに他の分野の利用を認識できるであろう。
本発明の十分な理解を容易にするため、以下に添付図面につき説明し、これら図面において同一素子に対して同一参照符号を付して示す。これら図面は本発明を限定するものと解釈すべきではなく、単に例示のみを目的とすることを理解されたい。]
図面の簡単な説明

[0020] 本発明の実施形態による、プラズマドーピングシステムの部分断面図である。
本発明の実施形態による、ビームラインイオンインプランターを示す説明図である。
本発明の実施形態による、背面ガス熱的結合を実行するためのチャックの説明図である。
本発明の代替的実施形態による、炭素モノマーと比較したエタンの効果を示すグラフである。
本発明の代替的実施形態による、炭素インプランテーションにおける温度の効果を示すグラフである。
本発明の代替的実施形態による、様々な炭素インプラントに対する炭素ドーズ量およびアモルファス厚さを示しまた比較したグラフである。]
実施例

[0021] 本発明の実施形態は、炭素含有種の低温インプランテーション装置および方法を提供する。]
[0022] 炭素含有種は、ワークピース、例えば半導体ウェハ内にインプラントする(埋め込む)ことができる。これら炭素含有種の化学式は、広範囲にわた変化し得る。従って、本明細書で提示する化学式においては、Bはボロンを表し、Cは炭素を表し、またSiはシリコンを表す。XおよびYのそれぞれは少なくとも1つの元素を表す。場合によっては、Xおよび/またはYは単独元素(例えばX=C,Y=H)を表し、また他の場合においては、Xおよび/またはYは1つ以上の元素(例えば、XNH4,NH3,CH3)を表すことができる。また、例えばCBYのような化学式は、BCYまたはCYBのような異なる順序で同一の元素を含む、他の等価な化学式によって表すこともできることを理解されたい。本発明のある実施形態においては、化学式はCaBbYcで表すことができ、ただしa>0,b>0およびc>0とする。]
[0023] ある状況においては、Yは少なくとも水素(例えば、化学式はCaBbHcを有する)を表すことができる。ある実施形態においては、Xおよび/またはBの部位における水素を置換する、他の元素または元素基(例えばCH3)をXaBbHcの派生物を使用できることを理解されたい。また、置換基は任意の適切な無機または有機種とすることができることも理解されたい。]
[0024] さらに、ある実施形態においては化学式CaBbHcを用いることができる。別の実施形態においては、Cおよび/またはBの部位における水素を置換する、他の元素または元素基をCaBbHcの派生物を使用できることを理解されたい。やはり、置換基は任意の適切な無機または有機種とすることができることを理解されたい。別の実施例においては、公式はカルボラン、C2B10H12を有するものとする。]
[0025] 炭素含有種は、化学式CBYまたはXBYを有する分子のみに限定するものではないことを理解されたい。実際上は、これら炭素含有種は、分子または原子とすることができる。例えば、炭素含有種は、デカボランまたはオクタデカボランとすることができる。他の実施例においては、炭素含有種は、アルカン、例えばメタン、プロパン、またはブタンとすることができる。さらに、炭素含有種は、ピレン、または少なくとも1個の炭素原子を含む、任意な他の種、原子もしくは分子ともすることができる。]
[0026] 炭素含有種の使用は、ワークピースのアモルファス化を促進する。さらに、分子状炭素含有種の使用は、1分子あたりの炭素原子の個数によって所定ビームエネルギーでインプラントする炭素量を増加させることができる。]
[0027] 従って、本発明の実施形態は、イオンインプランテーションのシステムおよび方法を提供し、炭素含有種によって生じるアモルファス化を改善することができる。多数のパラメータを調整して、アモルファス化を改善することができる。第1に、例えば、ドーズの増加はワークピースのアモルファス/結晶界面をより深くし、それによってアモルファス化を改善することができる。しかし、ゲート誘起ダイオードリーク電流(GIDL:gate-induced diode leakage)は炭素に付随する傾向があるので、このようなアモルファス化には限界がある。]
[0028] 第2に、ドーズ率(レート)の増加もワークピースのアモルファス/結晶界面を深くするので、ドーズ率の増加もアモルファス化を改善することができる。しかし、このような効果はビーム電流を生成するイオン発生源の性能によって制限される。]
[0029] 第3に、1分子あたりの原子の個数増加は、ワークピースのアモルファス化をより迅速およびより深くすることができる。それ自体として、これはドーズ率の変化と同じ効果を有する。]
[0030] 分子は、各質量に基づいて構成原子間で総エネルギーを共有することもできる。例えば、深いインプラントでは、原子は高エネルギーを有し、この高エネルギーは、イオンインプランターにおける磁石のイオン曲げ能力、または印加可能な加速電圧によって制限される。]
[0031] 第4に、アモルファス化はワークピースの温度を減少させることで改善することができる。例えば、イオンを停止した後、損傷はより長く残存し、増加する衝突カスケード(連鎖)からの損傷がさらなる重畳を可能にする。炭素は軽い原子であり、高濃度の衝突カスケードを生成しないので、これは炭素にとって重要である。つまり、ゲルマニウムのような重い種には、温度効果は小さい。しかし、最終的には、温度減少はより深いアモルファス化およびより平滑なアモルファス/結晶界面を生成することができる。最終的に、これは固相エピタキシャル再成長(SPER:solid phase epitaxial regrowth)のような、再成長の後の損傷を低減させることができる。
例示として、エタンを用いて、アモルファス化を改善するために多くの上述の方法を活用できることを理解されたい。例えば、エタンは、簡単な前駆体(例えば、エタン、プロパン等)により標準的イオン発生源(例えば、間接加熱カソード)内で生成することができ、さらに低温を用いてエタンでのアモルファス化を改善することができる。エタンに類似する他の炭素含有種も用いることができることを理解されたい。]
[0032] 図1は、本発明の実施形態によるプラズマドーピングシステム100を示す。図1につき説明すると、プラズマドーピングシステム100は、包囲された容積空間103を画定するプロセスチャンバ102を有する。プラテン134は、プロセスチャンバ102内に配置してワークピース138を支持する。一実施形態において、ワークピース138はディスク形状の半導体ウェハとする。例えば、300ミリメートル(mm)直径のシリコンウェハを使用することができる。別の実施形態においては、ワークピース138はプラテン134の平坦表面上に静電的または機械的な力によってクランプする。さらに他の実施形態においては、プラテン134は導電性ピン(図示せず)を備え、ワークピース138との接続部を形成することができる。他のさまざまな実施形態も実施できる。] 図1
[0033] プラズマドーピングシステム100はガス源104も備え、不純物(ドーパント)ガスを質量流制御器(以下「マスフロー制御器」と称する)106から密閉容積空間130に供給する。ガスバッフル170をプロセスチャンバ102内に配置し、ガス源104からのガス流を検出することができる。圧力計108を設け、プロセスチャンバ102内部の圧力を計測する。真空ポンプ112を用いて、プロセスチャンバ102における排気口110を通じて、プロセスチャンバ102から排気ガスを排出することができる。排気バルブ114は排気口110を経る排気ガスの排出量を制御することができる。]
[0034] プラズマドーピングシステム100は、さらに、マスフロー制御器106、圧力計108、および排気バルブ114に対して電気的に接続するガス圧力制御器116を備える。ガス圧力制御器116は、圧力計108に応答するフィードバックループにおいて、排気バルブ114の排出量またはマスフロー制御器106によるプロセスガスの流量のいずれかを制御することによって、プロセスチャンバ内を所望圧力に維持するよう構成する。]
[0035] プロセスチャンバ102はチャンバ頂部118を有し、このチャンバ頂部118は、ほぼ水平方向に延在する、誘電材料で形成した第1区域120を備える。チャンバ頂部118は、さらに、第区域120からほぼ垂直方向に高さを伸ばす、誘電材料で形成した第2区域122も備える。チャンバ頂部118は、さらに、第2区域122を横切って水平方向に延在する、電気的および熱的伝導性材料で形成したフタ124を備える。フタ124は、接地することもできる。]
[0036] プラズマドーピングシステム100は、さらに、プロセスチャンバ102内でプラズマ140を発生するよう構成したソース構成101を備える。ソース構成101は、電源のようなRF電源150を備え、平面状RFアンテナ126および螺旋状RFアンテナ146のどちらか一方または双方にRF電力を供給し、プラズマ140を発生させることができる。RF電源150は、インピーダンス整合ネットワーク152を通じてアンテナ126,146に結合する。一実施形態
においては、インピーダンス整合ネットワーク152は、RF電源150の出力インピーダンスをRFアンテナ126,146のインピーダンスに整合させ、RF電源150からRFアンテナ126,146に伝達される電力を最大化することができる。他のさまざまな構成も設けることができる。]
[0037] プラズマドーピングシステム100は、プラテン134に電気的に接続したバイアス電源148も備える。一実施形態においては、バイアス電源148は、オンおよびオフ期間のパルスを有するパルス状プラテン信号を供給するよう構成し、パルスのオフ期間中ではなくパルスのオン期間中に、プラテン134、および、ひいてはワークピース138にバイアスを加えるよう、またプラズマ140からワークピース138に向けてイオンを加速することができるようにする。バイアス電源148はDCまたはRF電源とすることができる。他の変更形態も用いることができる。]
[0038] プラズマドーピングシステム100は、さらに、プラテン134の周囲に配置した遮蔽リング194を備える。遮蔽リング194にバイアスを印加して、ワークピース138の端縁近傍のインプラントされるイオン分布の均一性を改善することができる。環状ファラデーセンサ199のような、1つ以上のファラデーセンサを遮蔽リング194内に配置し、イオンビーム電流を感知することができる。]
[0039] プラズマドーピングシステム100は、さらに、制御器156およびユーザーインタフェースシステム158を備える。一実施形態においては、制御器156は、所望の入力/出力機能を実行するようプログラムした、汎用コンピュータまたは汎用コンピュータのネットワークとすることができる。別の実施例においては、制御器156は、他の電子回路またはコンポーネント、例えば特定用途専用集積回路、他の配線接続またはプログラム可能電子デバイス、個別素子回路等を備える。さらに別の実施形態においては、制御器156は、通信デバイス、データ記憶デバイス、およびソフトウェアを備えることができる。図1の制御器156は、出力信号のみを電源148,150に供給し、またファラデーセンサ199から入力信号を受信するよう示したが、制御器156は、プラズマドーピングシステム100の他のコンポーネントに対する出力信号供給および入力信号受信も行うことができる。他のさまざまな実施形態も設けることができる。] 図1
[0040] ユーザーインタフェースシステム158は、さまざまなデバイスを備え、ユーザーが制御器156を介してコマンドおよび/またはデータを入力するおよび/またはプラズマドーピングシステム100を監視することができるようにする。これらはタッチスクリーン、キーボード、ユーザーポインティングデバイス、ディスプレイ、プリンタ、その他を備える。他のさまざまなデバイスも利用することができる。]
[0041] 動作にあたり、ガス源104は、ワークピース138内にインプランテーション(注入)するために、所望の不純物(ドーパント)を含む主不純物ガスを供給する。さまざまな主不純物ガスを用いることができる。例えば、一実施形態においては、主不純物ガスとしては、Si,C,N,Ge,Sn,Al,Mg,Ag,Au、またはそれらの組み合わせとすることができる。別の実施形態においては、主不純物ガスは、ヒ素、ボロン、リン、カルボランC2B10H12、または他の大きな分子化合物もあり得る。さらに別の実施形態においては、主不純物ガスは、アルカンまたは別の原子状もしくは分子状の炭素含有種とすることができる。他のさまざまな主不純物ガスも供給することができる。]
[0042] ガス圧力制御器116は、主不純物ガスをプロセスチャンバ102に供給する流量を制御する。ソース構成101はプロセスチャンバ102内でプラズマ140を発生するよう動作する。ソース構成101は制御器156によって制御することができる。プラズマを発生させるため、RF源150はRFアンテナ126,146のうち少なくとも一方でRF電流を共振させ、プロセスチャンバ102内で電磁場(例えば、振動、DC、またはRF電磁場)を生成し、この電磁場がプロセスチャンバ102内で主不純物ガスを励起およびイオン化して、プラズマ140を発生することができる。]
[0043] バイアス電源148は、パルス状プラテン信号を発信してプラテン134および、それゆえ、ワークピース138にバイアスを印加し、パルス状プラテン信号のパルスオン期間中に、プラズマ140からワークピース138に向けてイオンを加速することができる。パルス状プラテン信号および/またはパルスのデューティサイクルの周波数は、所望のドーズ率を生ずるよう選択する。パルス状プラテン信号の強度は所望のエネルギーを生ずるよう選択する。他の全てのパラメータを等しくした場合、エネルギーの増加はインプラント深さの増加をもたらす。]
[0044] 図2は本発明の実施形態によるビームライン型のイオンインプランター200を示す。図2につき説明すると、ビームライン型のイオンインプランター200はイオン発生源280を備え、イオンビーム281を形成するイオンを発生する。イオン発生源280は、イオンチャンバ283およびイオン化するガスを含むガスボックス(図示せず)を備える。ガスはイオン化を生ずるイオンチャンバ283に供給する。一実施形態においては、このガスは、ヒ素、ボロン、リン、カルボランC2B10H12、または他の大きな分子化合物を含む。別の実施形態においては、このガスは、アルカンまたは他の原子状もしくは分子状炭素含有種とすることができる。形成したイオンをイオンチャンバ283から抽出し、イオンビーム281を形成する。] 図2
[0045] イオンビーム281は、分解磁石282の磁極間に向けて発射する。電源をイオン発生源280の抽出電極(図示せず)に接続し、調整可能な電圧を供給することができる。例えば、高電流イオンインプランターにおいて約0.2〜80kVの電圧を供給することができる。このようにして、イオン発生源280からの一価に帯電したイオンは、この調整可能電圧によって約0.2〜80keVのエネルギーに加速される。]
[0046] イオンビーム281は、抑制電極284および接地電極285を通過し質量分析器286に達する。図2に示したように、質量分析器286は分解磁石282を備える。質量分析器286はイオンビーム281を分解開孔289のあるマスキング電極288に向けて発射する。別の実施形態において、質量分析器286は、分解磁石282および分解開孔289を有するマスキング電極288を備える。分解磁石282は、イオンビーム281におけるイオンを転向させ、所望のイオン種のイオンが分解開孔289を通過するようにする。望ましくないイオン種は分解開孔289を通過しない。代わりに、このような望ましくないイオン種はマスキング電極288によって阻止する。一実施形態においては、例えば、分解磁石282は所望種のイオンを約90°転向させることができる。] 図2
[0047] 所望イオン種のイオンは分解開孔289を通過して角度補正磁石294に達する。角度補正磁石294は所望イオン種のイオンを転向させ、イオンビームを拡散イオンビームから、ほぼ平行な軌道を有するイオンを含む、リボン状イオンビーム212に変換することができる。一実施形態においては、例えば、角度補正磁石294は所望イオン種のイオンを約70°転向させることができる。別の実施形態においては、ビームライン型のイオンインプランター200は、加速または減速装置も備える。他のさまざまな実施形態にすることもできる。]
[0048] エンドステーション211は、リボン状イオンビーム212の経路上において、ワークピース238のような、1個以上のワークピースを支持し、所望種のイオンをワークピース238内にインプラントするようにする。エンドステーション211はプラテン295を備え、ワークピース238を支持する。エンドステーション211は、リボン状イオンビーム212の断面の長手寸法に直交する方向にワークピース238を移動するためのスキャナー(図示せず)も備え、これによってワークピース238の表面全体にわたりイオンを分布させることができる。リボン状イオンビーム212を図2に示したが、例えば、スポットビームのような、他のさまざまなビームおよび実施形態にすることができることを理解されたい。] 図2
[0049] イオンインプランター200は付加的なコンポーネントを有することができる。例えば、一実施形態においては、エンドステーション211は、ワークピースをビームライン型のイオンインプランター200中に導入するため、またイオンインプランテーション後にワークピースを取り出すための自動ワークピース取り扱い装置も設けることができる。別の実施形態においては、エンドステーション211には、ドーズ測定システム、電子フラッドガン、または他の同様なコンポーネントも設けることができる。イオンビーム212が横断する全経路もイオンイオンプランテーション中に真空状態にすることを理解されたい。さらに、ビームライン型のイオンインプランター200は高温または低温イオンインプランテーションに対しても設けることができると理解されたい。]
[0050] 上述のように、アモルファス化を改善するために、ワークピースを冷却する。図3は本発明の実施形態による、背面ガス熱的結合を行うためのチャック300を示す。チャック300は背面ガス熱的結合を行う背面ガス装置を有する。一実施形態においては、背面ガス熱的結合は、図1に示したプラズマドーピングシステムで行うことができる。別の実施形態においては、背面ガス熱的結合は、図2に示したビームライン型のイオンインプランターで行うことができる。他のさまざまな実施形態および用途もあり得る。] 図1 図2 図3
[0051] 図3につき説明すると、ガス原子または分子301がワークピース338およびチャック300間を流れるとき、ガス原子または分子301はチャック300の表面に衝突し、チャック300の温度に対応する並進運動および回転運動のエネルギーを得る。チャック300の温度に対応するエネルギーは、原子または分子301およびそれらが衝突するチャック300の表面間で生じる結合に関与する適応係数を用いて表現することができる。この実施形態においては、適応係数は原子または分子301の諸元(例えば自由度)および衝突表面の諸元(例えば表面粗さまたは衝突係数)に依存する。] 図3
[0052] 熱を付与された熱化原子また分子301は、ワークピース338とチャック300との間におけるギャップ303を横切って通過する。ワークピース338とチャック300との間の距離が原子または分子301の平均自由行程(例えば衝突時点間で移動する平均距離)と比較して小さい場合、ギャップ303を横切る行程は直接経路となる。原子または分子301がワークピース338に到達するとき、同一の熱化プロセスがワークピース338でも生じる。例えば、一実施形態においては、ワークピース338がチャック300よりも熱いとき、原子または分子301はワークピース338からエネルギーを吸収する。一方、チャック300がワークピース338よりも熱い場合、原子または分子301はチャック300からエネルギーを吸収する。それゆえ、原子または分子301はワークピース338およびチャック300間を行き来するにつれて、2表面は同一温度に収斂する。同様に、ワークピース338は加熱または冷却される。原子または分子301間に多数の衝突がある場合、原子または分子相互間でエネルギーを共有することになるので、この熱伝導は非効率的となる。]
[0053] より高いガス圧力はより多くの原子または分子301がワークピース338とチャック300との間における熱伝達することを意味するが、これは平均自由行程がより短くなることも意味する。つまり、低圧力においては、熱伝達はガス圧力に比例する。平均自由行程がチャック300とワークピース338との間のギャップ303まで短くなる点まで、圧力が増加するにつれ、上昇は減退を始める。より高い圧力は、ワークピース338をチャック300により近くに保持することによって用いることができる。多くの場合、クランプ圧力は通常、背面ガス圧力よりも高くすることを理解されたい。他の変更形態も可能である。]
[0054] 別の実施形態においては、熱的調整装置を用いてワークピースを冷却する。例えば、ワークピースは熱的調整装置上に設置する。一実施形態において、例えば、ロボットアームを熱的調整装置とチャックとの間でワークピースを動かし、ワークピースを室温以下に冷却することができる。]
[0055] ワークピースはさまざまな所定温度に冷却し、アモルファス化を最適化することができることを理解されたい。例えば、冷却範囲は室温以下の温度から−212℃の温度までの範囲とすることができる。一実施形態においては、ワークピースは0℃または氷結点以下に冷却することができる。別の実施形態においては、ワークピースは−20℃〜−100℃の範囲における温度に冷却することができる。さらに別の実施形態においては、ワークピースは約−60℃に冷却することができる。他のさまざまな冷却温度を利用することができる。]
[0056] 別の実施例によれば、予冷却器をエンドステーションまたはプロセスチャンバに用いてワークピースを冷却することができる。例えば、一実施形態においては、予冷却器はエンドステーションまたはプロセスチャンバ内のプラットフォームとする。別の実施形態においては、予冷却はロードロック室で行うことができる。さらに別の実施形態においては、図3につき説明したのと同様に、プラテンによりワークピースを冷却することができる。他のさまざまな実施形態も実施することができる。例えば、冷却に関しては他の冷却プロセスもあり、これら他の冷却プロセスとしては、特許文献1(米国特許公開第2008−044938号明細書)、特許文献2(米国特許公開第2008−076194号明細書)、特許文献3(米国特許公開第2008−121821号明細書)に記載されており、これら全ては参照することにより本明細書に組み込まれるものとする。] 図3
[0057] 図4は、本発明の実施形態による、簡単な炭素モノマーと比較した、エタン、炭素分子の効果を表す典型的グラフ400を示す。この実施例において、エタンを炭素含有種として使用すると約50%のアモルファス化の増加を示し、イオンインプランテーションに理想的な相当急峻なプロファイルを形成することができる。] 図4
[0058] 図5は本発明の代替実施形態による、炭素インプランテーションに対する温度効果を表す典型的グラフ500を示す。グラフに示されるように、−100℃のような低温で炭素をインプラントすると、アモルファス化を約100%増加させることができる。さらに、アモルファス化層を越える炭素ドーズ量を減少させることができる。] 図5
[0059] 図6は、本発明の別の実施形態による、さまざまな炭素インプラントのために炭素ドーズ量およびアモルファス厚さを表し、また比較した典型的グラフ600を示す。この実施形態においては、低温インプランテーションを実行するとき、標準のインプランテーションと比較してアモルファス厚さは増加する。] 図6
[0060] 従って、炭素含有種の低温インプラントは、極浅インプラントおよび歪み工学技術の双方を改善することができる。例えば、炭素含有種は、−60℃のような、低温条件下でインプラントすることができる。さらに、炭素含有種の低温インプラントは、単独種のみで、または、PAIとしての、ゲルマニウムのような、別の種とともに実行することができる。]
[0061] さらに、炭素含有種の低温インプラントを実行して極浅ジャンクション(USJ:ultra-shallow junction)を形成することができる。USJをインプラントするために、ワークピースはアモルファス化し、不純物(例えば、ボロン、リン等)がワークピースの結晶格子内にチャネル(溝)を形成しないようにすることができる。炭素をインプラントしてアモルファス層を形成する。例えば、炭素の低温インプランテーションは、ボロンまたはリンのより良好な活性化をもたらす。低温は、不純物プロファイルをより浅くし、ワークピースの結晶格子に対するチャネル形成も防止する。特に、炭素は、活性部位に対してボロンまたはリンと競合し、したがって、ボロンまたはリンの拡散を抑制することができる。単に一例のみを説明したが、他の極浅インプラントも炭素含有種の低温インプランテーションと同様に行うことができることを理解されたい。]
[0062] さらに、炭素含有種の低温インプラントを実行して歪みを形成することができる。ワークピース内にインプラントして歪みを形成する炭素は、ワークピースの結晶格子から原子をはじき出す。例えば、これら原子はシリコンまたはゲルマニウム原子とすることができる。炭素含有種が多数の炭素原子を有する分子化合物である場合、炭素原子がワークピースの結晶格子から原子をはじき出す可能性は増加する。つまり、炭素含有種のインプランテーションはアモルファス化および歪みを増加させることができる。]
[0063] 従って、低温条件下における炭素分子のインプランテーションはアモルファス化および歪みの効果を大幅に改善し、特にUSJ形成において、イオンインプランテーションを最適化することができる。]
[0064] 本発明の実施形態はRFモードで動作するプラズマドーピングシステムを用いるインプランテーションを目的としているが、他の実施、システム、および/または動作モードも設けることができることを理解されたい。例えば、これらは、グロー放電プラズマドーピング(GD−PLAD:glow discharge plasma doping)または他のイオンインプランテーションシステムのような、他のプラズマをべースとするイオンインプランテーションシステムを含む。]
[0065] 本発明の実施形態は炭素含有種を用いて説明したが、他のインプランテーション種も提供することができることも理解されたい。例えば、これらはフッ素含有分子(例えば、二フッ化ボロン(BF2))または、ヒ素またはリン二量体(例えば、As2またはP2)または四量体(As4またはP4)のようなヒ素またはリン含有分子を含む。]
[0066] 本発明の実施形態はいくつかの動作モードを提供するだけでなく、これらさまざまなモードは、カスタマイズなしでは容易に得られない付加的インプランテーションのカスタマイズを提供することができることも理解されたい。]
[0067] 本発明は本明細書に記載の特定の実施形態によって範囲を限定されない。実際に、本明細書に記載したものに加え、本発明の他のさまざまな実施形態および変更は、上述の説明および添付図面から当業者には明白であろう。したがって、このような他の実施形態および変更形態も本発明の範囲内に含むことを意図する。さらに、本発明は、特定の目的のために、特定の環境下において、特定の実施形態を用いて説明したが、当業者であれば、この有効性はこれのみに限定されず、本発明は、任意の目的のために、任意の環境下において有利に実施することができることを認識されたい。従って、以下に記載する特許請求の範囲は最大範囲および本明細書に記載の本発明の精神を考慮して解釈すべきである。]
权利要求:

請求項1
イオンインプランテーション方法において、ターゲット材料を所定温度まで冷却するステップと、および炭素含有種を用いて所定温度でターゲット材料にインプラントし、歪みおよびアモルファス化のうち少なくとも一方を改善するステップと、を備える、ことを特徴とする方法。
請求項2
請求項1に記載の方法において、前記ターゲット材料を、背面冷却、熱的調整冷却、および予冷却のうち少なくとも1つによって冷却する方法。
請求項3
請求項1に記載の方法において、前記所定温度は、室温以下であり、−212℃以上の温度とする方法。
請求項4
請求項1に記載の方法において、前記所定温度は、−20℃〜−100℃の範囲内とする方法。
請求項5
請求項1に記載の方法において、前記炭素含有種は、炭素、ジボラン、ペンタボラン、カルボラン、オクタボラン、デカボラン、およびオクタデカボランのうち少なくとも1つを含む分子状炭素とする方法。
請求項6
請求項1に記載の方法において、前記炭素含有種は、メタン、エタン、プロパン、ビベンジル、ブタン、およびピレンのうち少なくとも1つを含むアルカンまたはアルケンとする方法。
請求項7
請求項1に記載の方法において、さらに、付加的な添加種を用いて前記ターゲット材料にインプラントし、予アモルファス化インプランテーション(PAI:pre-amorphization implantation)を改善する、または前記ターゲット材料の導電性を改善するステップ、を備える方法。
請求項8
請求項7に記載の方法において、前記添加種は、ゲルマニウム(Ge)、ボロン(B)、リン(P)、シリコン(Si)、ヒ素(As)、キセノン(Xe)、炭素(C)、窒素(N)、アルミニウム(Al)、マグネシウム(Mg)、銀(Ag)、金(Au)、カルボラン(C2B10H12)、二フッ化ボロン(BF2)、デカボラン、オクタデカボラン、およびジボランのうち少なくとも1つを含むものとする方法。
請求項9
請求項1に記載の方法において、該方法を用いて前記ターゲット材料中に少なくとも歪みを生じ、また極浅ジャンクション(USJ:ultra-shallow junction)を形成する方法。
請求項10
請求項1に記載の方法において、さらに、ドーズ量、ドーズ率、における原子の個数、原子エネルギー、および圧力のうち少なくとも1つを制御して、歪みおよびアモルファス化のうち少なくとも一方を一層改善するステップ、を備える方法。
請求項11
イオンインプランテーションの装置において、ターゲット材料を所定温度まで冷却する冷却デバイスと、および炭素含有種を用いて所定温度でターゲット材料にインプラントし、歪みおよびアモルファス化のうち少なくとも一方を改善する、イオンインプランターとを備えたことを特徴とする装置。
請求項12
請求項11に記載の装置において、前記冷却デバイスは、背面冷却デバイス、熱的調整ユニット、および予冷却器のうち少なくとも1つを備えた装置。
請求項13
請求項11に記載の装置において、前記所定温度は、室温以下であり、また−212℃以上の温度とする装置。
請求項14
請求項11に記載の装置において、前記所定温度は、−20℃〜−100℃の範囲内とする装置。
請求項15
請求項11に記載の装置において、前記炭素含有種は、炭素、ジボラン、ペンタボラン、カルボラン、オクタボラン、デカボラン、およびオクタデカボランのうち少なくとも1つを含む炭素含有種とする装置。
請求項16
請求項11に記載の装置において、前記炭素含有種は、メタン、エタン、プロパン、ビベンジル、ブタン、およびピレンのうち少なくとも1つを含むアルカンまたはアルケンとする装置。
請求項17
請求項11に記載の装置において、前記イオンインプランターは、プラズマドーピングシステムまたはビームライン型イオンインプランターとした装置。
請求項18
請求項11に記載の装置において、前記イオンインプランターはさらに、添加種を用いて前記ターゲット材料をインプラントして、予アモルファス化インプランテーション(PAI:pre-amorphization implantation)を改善するまたは前記ターゲット材料の導電性を改善する装置。
請求項19
請求項18に記載の装置において、前記添加種はゲルマニウム(Ge)、ボロン(B)、リン(P)、シリコン(Si)、ヒ素(As)、キセノン(Xe)、炭素(C)、窒素(N)、アルミニウム(Al)、マグネシウム(Mg)、銀(Ag)、金(Au)、カルボラン(C2B10H12)、二フッ化ボロン(BF2)、デカボラン、オクタデカボラン、およびジボランのうち少なくとも1つを含むことを特徴とする装置。
請求項20
請求項11に記載の装置において、さらに、ドーズ量、ドーズ率、前記炭素含有種における原子の個数、および圧力のうち少なくとも1つを制御して、歪みおよびアモルファス化のうち少なくとも一方を改善する、1つ以上の制御器を備える装置。
請求項21
イオンインプランテーションの装置において、ターゲット材料を所定温度まで冷却する手段と、および炭素含有種を用いて前記所定温度で前記ターゲット材料をインプラントして歪みおよびアモルファス化のうち少なくとも一方を改善する手段と、を備えたことを特徴とする装置。
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引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
2012-05-01| A300| Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20120501 |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
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