![]() 第1のデジタル地図データベースからの第1の区画と第2のデジタル地図データベースからの第2の区画とを組み合わせる方法及び装置
专利摘要:
本発明は、第1のデジタル地データベースからの第1の区画と第2のデジタル地データベースからの第2の区画とを組み合わせる方法に関する。第1のデジタル地データベース及び第2のデジタル地データベースは座標参照系と関連付けられ、第1の区画及び第2の区画は第1のデジタル地データベース及び第2のデジタル地データベース内の共通領域において相互作用する。方法は、第1のデジタル地データベースからの第1の区画において、各オブジェクトが共通領域内の位置を持つ第1のグループのオブジェクトを識別するステップと、第1のグループの場所参照を用いて第1のグループのオブジェクトを符号化するステップと、第2のデジタル地データベースからの第2の区画上で第1のグループの場所参照を復号化するステップと、トポロジ接続を判定するために、第2の区画上で正常に復号化できる第1のグループの場所参照を識別するステップと、トポロジ接続に関連する場所参照に応じて、第1の区画と第2の地データベース内の第2の区画とを組み合わせるステップとを含む。 公开号:JP2011511954A 申请号:JP2010540034 申请日:2007-12-28 公开日:2011-04-14 发明作者:ハンス;ウルリッチ オットー, 申请人:テレ アトラス ベスローテン フエンノートシャップTele Atlas B.V.; IPC主号:G09B29-00
专利说明:
[0001] 本発明は、第1のデジタル地図データベースからの第1の区画と第2のデジタル地図からの第2の区画とを組み合わせる方法に関する。また、本発明は、第1のデジタル地図データベースからの第1の区画と第2のデジタル地図データベースからの第2の区画とを組み合わせる装置に関する。] 背景技術 [0002] 従来、地図は、紙又は他の変更不可能な非対話型媒体に印刷されており、ユーザは、情報又はデータ・ポイント間の関係を変更できなかった。更に、新たな情報が出現した場合、文書は更新されなかった。現在の意味でいうデータベースは存在せず、それらを更新するということは実質的な意味がなかった。] [0003] コンピュータ時代以前、地図の変更が必要であった場合、基本的には以下の2つの形態があった。1)紙のコピー上に変更を手書きで入力するか、あるいは、2)原稿に変更を行なった地図を再印刷する。変更は、地図中の誤りの訂正、新しい道路、建物等の新しい特徴の追加、又は古い特徴の除去であってもよい。手作業による変更は、特に複数の変更がある場合には時間がかかり、当然、地図の他の未処理のコピーはいずれも更新されない。地図を再印刷するオプションはコストが高く、頻繁な変更に応じるには非実用的な方法である。] [0004] 現在においては、要望通りに更新可能であり且つ選択した範囲及びオペレータ入力の種類に応答してオペレータが要求した出力を作成できるデータベース、文書、地図をデジタル電子形式で有している。今日一般的に使用される多くの電子文書や電子データベースは、地理的場所に関係する情報を含んでいる。実際には、ある形式の地理的に関連する情報を含まない電子文書の種類又は電子データベースの種類は容易には考えつかない。] [0005] 現在の科学技術により、コンピュータシステムには地理地図を格納できる。コンピュータシステムに格納されている地理地図をデジタル地図又はデジタル地図データベースと呼ぶ。デジタル地図の内容は、空間内に特定の場所を持つオブジェクトとして記述されうる。通常、デジタル地図におけるオブジェクトの場所は、空間内のx軸及びy軸を参照する数学的モデルである座標参照系を用いて記述される。また、このようなオブジェクトは、名称及び他の特定の特徴に関してオブジェクトを記述する属性を記憶する。属性と場所とが結びついたものがデジタル地図におけるオブジェクトである。] [0006] デジタル地図は、広範なアプリケーションに対して作成される。デジタル地図の標準化に対する努力は、特定のアプリケーションに対するデータモデルに限定されていた。なお、データモデルとは、例えば、交通及びテレマティックスのアプリケーションに対して開発され、それらにおいて使用されるCEN規格であるGDFデータモデルである。種々の組織がGDF規格に従ってデジタル地図を作成する。しかし、詳細なレベルや、実際に取り込まれる内容に関して多少のばらつきがある。その結果、デジタル地図がGDFに従っていたとしても、作成組織に依存した若干の異なりは避けられない。ほとんどの車載ナビゲーションシステムは、GDF3.0に従って取り込まれたデジタル地図を使用する。] [0007] 本発明の特定の実施形態に関連する電子データベースの一例は、電子地図又はデジタル地図データベースとして便利で直感的に理解し易いものとして周知の地理空間データベースである。現在のコンピュータ時代において、地図は、特定の時点で記録された調整不可能なデータセットの静的な紙の描画として長年進化してきた。本発明は、地理情報を含む地図以外の電子文書及び電子データベースにも適用可能であるが、簡潔にするために、以下の殆どの説明では、主に、電子地図を用いる。本出願において、デジタル地図データベースという用語は、全ての種類の電子地図及びデジタル地図を示すために使用される。] [0008] 従来の紙の地図と比較してデジタル地図データベースの大きな利点の1つは、固有の融通性及び大量のデータを表現する能力のあるところである。紙の地図は、物理的な形式の制約内で表現できる情報量及び情報の種類が必然的に制限される。また、紙の地図は、更新が困難である。] [0009] デジタル地図データベースは、これらの問題の影響を受けない。デジタル地図データベースにおける初期の地図描写は、紙の製品をスキャンしただけのものに見えたかもしれないが、今日のデジタル地図データベースは、はるかに高性能である。情報が地図に含まれており、その情報は、オペレータの要望又は実現されたソフトウェアアプリケーションの特徴に依存して表示されるか、又は表示されないようになる。] [0010] 今日のデジタル地図データベースは、地図に含まれるデータ・ポイントの定期的な変更を可能とするとともに、所望の関心地理的特徴の能動的なオペレータの選択を可能にする。関心地図又は地図中の地点情報に特に関連する種類の新たな情報が発生すると、地図は、全ての場所又は場所の小さな部分集合のみに対して変更又は訂正を反映するように迅速に更新されうる。] [0011] デジタル地図データベースの重要な特徴は、既存のデータを変更するか又は新規データを追加することによりデジタル地図データベースが容易に変更可能な点である。例えば、第3者の情報(例えば、ホテルの場所を持つホテルリストを含むデータベース)が、デジタル地図データベースに追加されうる。これを行なうには、第3者の情報は、デジタル地図データベースにリンクされる必要がある。すなわち、任意の所定の第3者の情報又はデータに対して、デジタル地図データベース内の対応する場所及び関連する空間オブジェクトが識別される。この処理は場所参照(location referencing)と呼ばれる。] [0012] 単純な周知の場所参照方式は、デジタル地図データベース内の場所を参照するため、デジタル地図データベースの座標を使用する。このような座標の使用は、任意の種類の場所及びデータベースを参照するため、相対的に容易且つ簡潔であり、融通性を有する方法であるといえる。しかし、この方法は、座標参照系における絶対精度及び相対精度に関して実質的に同一のジオメトリを有する地図間のみで機能するため、信頼性が低く且つ曖昧である。] [0013] 特許文献1は、固定オブジェクトを参照する方法について開示している。格子構造を有する交点が符号化される。交点は、可逆アルゴリズムを用いて地理座標系に変換可能である。] [0014] 特許文献2は、ナビゲーションシステムに出発地点及び目的地点を入力する方法について開示している。道路地図のデータは、道路識別特徴及び参照点座標を含む。入力データは、データ記憶装置において探索される。マッチングするものが存在する場合、座標はナビゲーションに対して引き継がれる。] [0015] 場所参照の別の方法は、「ERTICO Committee on Location Referencing」により開発されてきた。提案された方法は、「交差点の場所(ILOC)に基づく詳細な場所参照(DLR)」と呼ばれる。道路網中の交差点は、参照の基本要素と考えられる。ILOCは、中心座標及び交差する道路のうち3つの道路の最初の5つの特徴名又は道路番号により識別される交差点として定義される。作成される参照は全て、単一のILOC又はILOCの組み合わせにより記述可能である道路網に限定される。デジタル地図中の他のオブジェクトに対する参照はできない。] [0016] 特許文献3は、より効率的且つ普遍的な形態の参照を可能にするデジタル地図中の場所参照インスタンスを生成する方法について開示している。場所参照方法は、地図プロバイダからの情報を持つデータベースのみを使用するアルゴリズム的手法を用いる。例えば、一般的なAGORA法は、複数の地図プロパティを使用してロバスト性の高い参照コード、例えば1つ以上の座標、オブジェクトの名称及び分類、オブジェクト間のトポロジ等を作成する。これは融通性のある方法である(しかし、周知の方法は、点オブジェクト及び道路網に対してのみ実証済みである)。] 先行技術 [0017] 欧州特許第0,798,540A1号公報 米国特許第5,107,433号公報 欧州特許第1,078,346号公報] 発明が解決しようとする課題 [0018] ベンダーAからのデジタル地図とベンダーBからのデジタル地図とを比較する場合、それらが同一の取り込み規則(例えば、GDF)に従って構築されていても、全く同一のオブジェクトに対して差異が認められる場合がある。] [0019] 実際には、同一の地理事象を参照するオブジェクトは、異なる地図において異なる座標を有する場合がある。オブジェクトの場所、すなわち、オブジェクトの位置は、座標を用いて記述される。これらの座標は、デジタル化処理においてオブジェクトに割り当てられる。デジタル化は、衛星画像、空中写真、紙の地形図又は紙の地籍図等の広範な異なるソースに基づいて実行可能である。場所は、画像及び位置判定装置を携行する移動マッピングセンサから得られる他のデータからのデジタル化により見つけられる。特定の地理事象の精度及び解像度、すなわち、詳細さのレベルは、使用されるソースに関して異なるため、同一のオブジェクトは、使用されるソースに依存して若干異なる位置に配置される場合がある。] [0020] 実際には、同一の地理事象を参照するオブジェクトは、異なるデジタル地図において異なる表現(異なるデータモデル)を有する場合がある。GDFデータモデルの場合でも、オブジェクトの表現のばらつきを許容する。場所参照方法(LRM、オブジェクトインスタンスを参照する方法)は、アプリケーション、データベースを作成するために使用されるデータモデル、あるいはデータベースを作成及び格納するために使用される特定のマッピングシステムにより求められる強制的なオブジェクト参照により異なる。標準的な場所参照方法は、種々のアプリケーションに対して異なるベンダーにより作成され且つ複数のハードウェア/ソフトウェアプラットフォーム上で動作する異なる地理データベースにおいて同一の地理事象を表現するオブジェクトインスタンスの共通且つ明確な識別を可能にする。] [0021] このような異なるデジタル地図の内容の組み合わせである新たな地図を得るためには、異なる地図供給会社からのデジタル地図を組み合わせる必要がある。欧州自動車産業は、標準ナビゲーション形式に取り組んでいる。局所的な地図品質に依存して、異なるデジタル地図プロバイダからの領域、例えば、国を混合した欧州の「つぎはぎ」地図を有することが計画されている。これは非常に困難な作業である。つぎはぎの小片間の切断されたトポロジを修復し、また、相互作用する可能性のある各地図中のジオメトリのずれを修復するため、これまで膨大な量の手作業が必要とされている。] [0022] 共通の座標参照系により定義される境界に沿って、マッピングされた全範囲を区画に分割することが考えられる。新しい区画がより正確である、又はより最新であると判断されたために、地図の1つ以上の区画の更新が望まれる場合、この新しい区画は、古い区画に置き換えられ、ユーザの地図に組み込まれる。その目的は、改善された新しい区画を提供する地図ベンダーに関係なく、そのような「つぎはぎ」地図を作成できるようにすることである。] [0023] しかし、現在、この手法には問題が存在する。異なるデジタル地図における異なる表現及び異なる座標は、異なるデジタル地図の内容を容易な方法で置換する際の妨げになる。異なる地図からの区画の内容を置換する場合、位置オフセット(場合によっては非常に大きい)が発生する場合があり、その結果、組み合わされた地図に不連続が生じる。] [0024] 本発明は、第1のデジタル地図データベースからの第1の区画と第2のデジタル地図データベースからの第2の区画とを組み合わせる方法を提供することを目的とする。第1のデジタル地図データベース及び第2のデジタル地図データベースは、座標参照系と関連付けられ、第1の区画及び第2の区画は第1のデジタル地図データベース及び第2のデジタル地図データベース内の共通領域において相互作用する。] 課題を解決するための手段 [0025] 本発明によると、方法は、 第1のデジタル地図データベースからの第1の区画において、各オブジェクトが共通領域内の位置を持つ第1のグループのオブジェクトを識別するステップと、 第1のグループの場所参照を用いて第1のグループのオブジェクトを符号化するステップと、 第2のデジタル地図データベースからの第2の区画上で第1のグループの場所参照を復号化するステップと、 トポロジ接続を判定するために、第2の区画上で正常に復号化できる第1のグループの場所参照を識別するステップと、 トポロジ接続に関連する場所参照に応じて、第1の区画と第2の地図データベース内の第2の区画とを組み合わせるステップとを含む。] [0026] 本発明は、多くのデジタル地図データベースが利用可能であるという認識に基づく。デジタル地図データベースは、異なるソースから作成され、異なるツールにより異なる品質規則等を適用することにより生成される。その結果、相対位置及び/又は絶対位置が不正確になる場合がある。その場合、データベースと関連付けられる座標参照系において、同一のオブジェクトは、例えば、0.01〜60m離れる場合がある。更に、データベースの内容は、相対的に長期間にわたり取り込まれたソースから生成されている場合がある。その結果、デジタル地図データベースは、他の領域より最新である領域を有する。更に、デジタル地図データベース内の領域は異なる品質評価を有する場合がある。デジタル地図データベース内の各領域の品質評価は判定可能である。例えば、品質評価は、データベース内のオブジェクトの相対位置精度又は絶対位置精度、データベースに正確に存在する実世界特徴の数、内容が取得されるソースデータを取り込んだ日付、取り込み規則、最新度及び任意の有用な組み合わせの関数として定義可能である。これにより、第2のデータベース内の同一領域より低い品質を有する第1のデータベースの領域を識別できる。] [0027] 本発明の目的は、コンピュータプログラムが低品質の領域の区画の内容を高品質の当該領域の対応する区画に置換できるようにする方法を提供することである。このように、例えば地図プロバイダ1及び地図プロバイダ2からの座標参照系における正方形範囲である領域の混合である「つぎはぎ」地図が局所品質に依存して生成される。本発明の更なる目的は、トポロジの規則が保存されように座標参照系において2つのデジタル地図データベースを組み合わせることである。] [0028] 本発明に係わる方法は、組み合わされる異なる地図データベースからの2つの区画が共通の座標参照系において相互作用するという仮定に基づく。これは、座標参照系において双方の地図が同一の区画化規則を適用することにより区画化されてもよく、区画がパズルの小片のように見えることを意味する。その結果、2つのデータベースの重なる部分が同一の方法で区画化され、それにより1つのデータベースから別のデータベースに交換可能な区画が得られる。デジタル地図データベースの位置精度が異なるため、第1のデータベース内のオブジェクトは、座標参照系において、第2のデータベース内で表現される同一のオブジェクトとは異なる位置を有する場合がある。従って、データベースは、区画が1つになる座標参照系中の場所に共通領域を有すると更に仮定される。共通領域は、双方のデータベースに存在する組み合わされる2つの区画の共通の区画線を含み且つそれに隣接する範囲であり、区画間の空間関係を判定するために同一の実世界オブジェクトを含む。共通領域は、例えば郡の境界領域として考えられる。任意の区画化に対して、共通領域は、単に区画線の少なくとも一方側における距離であってもよく且つ区画の全長にわたってもよい。オブジェクトが双方のデータベースにおいて座標参照系における異なる位置を有する場合、この仮定によりアプリケーションは、第2のデータベースにおいて第1のデータベースに存在する共通領域に位置するオブジェクトを検出し且つ第1のデータベースにおいて第2のデータベース内の共通領域に位置するオブジェクトを検出できる。場所参照は、共通領域内のオブジェクトに対して生成される。本発明に係わる場所参照は、別のデータベース内の同一のオブジェクトとのマッチングを可能にするために、座標参照系を参照する少なくとも1つの位置とオブジェクトの一意の記述を提供するための関連属性とを含む。属性は、位置の記号記述であってもよい。その後、場所参照は、他方のデータベース内の対応するオブジェクトを見つけるために使用される。双方のデータベース内のオブジェクトの座標参照系における位置は、双方の区画を適切な方法で組み合わせるために使用される。] 図面の簡単な説明 [0029] 本発明の一実施形態を示すフローチャートである。 第1のデジタル地図の内容を示す図である。 第2のデジタル地図の内容を示す図である。 図3及び図4に示す第1のデジタル地図及び第2のデジタル地図の区画の組み合わせの内容を示す図である。 本発明に係わる方法を実現するためのコンピュータシステムの例を示すブロック図である。] 図3 図4 実施例 [0030] 多くの例示的な実施形態を使用し、添付の図面を参照して本発明を以下に更に詳細に説明する。] [0031] 図1は、本発明の一実施形態のフローチャートを示す。フローチャートは、2つのデジタル地図データベースの内容を組み合わせるために実行されてる動作を示す。第1の動作102において、第1のデジタル地図データベースは区画に分割される。区画化は、既定の区画化方式に基づくのが好ましい。一実施形態において、区画化方式は、座標参照系上に投影される正規格子に基づく。例えば、デジタル地図データベースは、1kmの正方形領域に区画化されてもよい。別の実施形態において、区画化方式は、データベースに存在する他の特徴、例えば、行政都市の境界(political, town boundary)、市の境界(municipal boundary)、地方自治体の境界(local authority boundary)、管轄の境界(district boundary)、郡の境界(country limit)あるいは他の任意の適切な又は任意の分割規則に基づく。] 図1 [0032] 動作104において、第2のデジタル地図データベースは区画に分割される。この動作において、同一の区画化方式が使用されるのが好ましい。これは類似する小片が生成されることを保証し、それにより、異なるデータベースからの区画を組み合わせて各データベースの区画の「つぎはぎ」に見える新規データベースを取得できる。] [0033] 以下の動作106〜124は、本発明の要点を説明する。本発明の要点は、異なる供給元からの区画か又は同一供給元による異なるバージョンからの区画かを当該区画間のトポロジ接続に基づいて組み合わせることである。動作106〜124は、「つぎはぎ」地図の2つの隣接する小片のトポロジをマッチングする方法について説明する。図2〜図4を用いて動作を説明する。] 図2 図3 図4 [0034] 「つぎはぎ」デジタル地図を取得するために組み合わされるデジタル地図の区画は、使用される選択処理に依存する。選択処理は、各区画に関連する特徴に基づいてもよい。選択処理は、自動的に実行されてもよく、又はユーザにより実行されてもよい。選択処理により、双方のデータベースの類似する区画から1組の相互作用する区画が選択される。最適な特徴を有する区画が選択されるのが好ましい。最適な特徴は、品質(quality)、最新度(currentness)、絶対位置精度、相対位置精度、完全性(completeness)、正確度(correctness)、含まれる(新しい)特徴(included features)を含むグループから選択される任意の特徴である。] [0035] 図2は、第1のデータベースの内容の一部を示す。垂直な破線202は、2つの区画間の境界線を示す。境界線は、座標参照系上の既定の格子に基づく。図2は、道路網、鉄道、並びに駐車場、教会及びホテル等の複数の地図特徴のトポロジを示す。同様に、図3は、同一の座標参照系上にマッピングされた異なる地図ベンダーからの同一範囲を示す。垂直な破線302は、図2で使用された座標参照系における同一の位置に対応する。しかし、データソース及び地図作成方法が異なるため、デジタル地図におけるオブジェクトの位置は、図2における位置に対してオフセットを有する。図4は、本発明を適用後の図2中の破線の左側の地図と図3中の破線の右側の地図との組み合わせを示す。なお、第1のデータベースからの座標が参照位置データとして使用されている。従って、破線402は、図2に示す区画線202から左側のトポロジに対して同一の位置を有する。] 図2 図3 図4 [0036] 動作106において、第1のデジタル地図データベースからの第1の区画内の第1のグループのオブジェクトが識別される。オブジェクトは、区画の縁部を形成する区画線上か又はそれに近接する位置を有するのが好ましい。隣接する区画において、それらオブジェクトに対応するものにオブジェクトのトポロジを接続する必要がある。従って、区画の縁部に交差するオブジェクトが選択されるのが好ましい。区画の縁部と交差するオブジェクトは、道路、フェリー、鉄道、歩道、区画の境界と交差する公共交通、市の境界、郡の境界、州の境界、国の境界、自然保護区又は国の地所等の特定の領域の境界、道路区間を含むグループの1つであってもよい。しかし、互いに対して2つの隣接する区画間のトポロジ接続を見つけるために、区画の縁部上に位置せず且つそれと交差もしないオブジェクトを使用して2つのデータベース内の対応するオブジェクトを見つけてもよい。そのようなオブジェクトの例は、道路区間、分岐点、建物、ランドマーク又はつなぎ合わされる2つの区画の相互作用する縁部を含み且つそれらに隣接する2つのデータベースの共通領域内の他の任意のオブジェクトである。共通領域は、区画線を含み且つそれに隣接する双方のデータベースに存在する領域である。共通領域は、区画線の少なくとも片側においてある距離内に双方のデータベースに存在する少なくとも1組の実世界オブジェクトを含み且つ区画線の全長にわたる領域として定義可能である。図2及び図3において、共通領域はそれぞれ図中符号212及び312で識別される。双方のデータベース内の共通領域の特徴は、それらが座標参照系において同一の範囲に少なくとも部分的に対応することであってもよい。] 図2 図3 [0037] なお、区画化が座標参照系に基づく場合、第1のデータベース内の共通領域の座標参照系における範囲は、第2のデータベース内の共通領域と同等である。しかし、オブジェクトの位置が不正確であるため、第1のデータベース内の区画線に沿う共通領域内の実世界オブジェクトは、第2のデータベース内の対応する区画線に沿う共通領域外に存在する場合がある。] [0038] 縁部をマッチングさせ、2つの隣接する区画の縁部に交差するトポロジ接続を見つけるためには、オブジェクトが双方のデータベースに存在する必要がある。双方のデータベースにおけるオブジェクトの位置が座標参照系における実際の位置に無限精度で対応する場合、厳密に縁部上に位置するオブジェクトのみが双方の区画に存在する。しかし、前述のように、区画が異なるデータベースから得られる場合、2つのデータベースにおける同一のオブジェクトの位置は、ソース、絶対位置精度及び相対位置精度に応じて異なる。その結果、第1のデータベースからの第1の区画の縁部に位置するオブジェクトは、座標参照系における位置オフセットの方向に応じて、第2のデータベースからの第2の区画に存在してもしなくてもよい。これは、組み合わされる2つの区画のネットワークトポロジの座標参照系における範囲が、接触(touch)、含有(within)、重なり(overlap)、交差(cross)、横断(intersect)又は分離(be disjoint)を含むグループから選択される少なくとも1つの空間関係を有する必要があることを意味する。本発明によると、場所参照は、第2のデータベースにおいて第1のデータベースから取得されたオブジェクトを見つけるために使用される。場所参照を用いて、デジタル地図中のオブジェクトとして地理事象を記述し且つ別のデジタル地図において同一の地理事象を表すオブジェクトをチェック/提示する必要がある。場所参照は、場所に割り当てられる標識である。単一の場所参照方法(LRM)を用いる場合、1つの参照は、場所参照系中の1つの場所を明確且つ正確に定義する必要がある。場所参照は、場所を識別するために場所参照系の異なる実現例の間で渡される一連のデータである。本発明に係わる場所参照は、別のデータベース内の同一のオブジェクトとのマッチングを可能にするためのオブジェクトの一意の記述を提供するために、座標参照系を参照する少なくとも1つの位置と関連属性とを含む。関連属性は、位置、範囲又は実世界オブジェクトの任意の記号記述であってもよい。例えば、区画線と交差する道路の場所は、区画線に沿う道路の位置及び道路区間の少なくとも始点及び終点の位置により定義されてもよい。道路の始点及び終点は、互いに対する相対位置及び交差場所に対する相対位置を有する。これらの相対位置により、既定の半径内の道路を一意に記述できる。一意に記述できない場合、地理事象を用いて場所を一意に記述するために、隣接オブジェクトの追加の位置が必要とされる。別の例において、道路区間上の位置は、座標参照空間における位置及び方向により明確に記述される。LRMは、場所を一意に記述するための場所参照中の位置の数を判定する。国際規格ISO/DIS17572において、動的場所参照に対する符号化のガイドラインが説明される。デジタル地図におけるオブジェクトの存在は、適用される取り込み規則に依存する。オブジェクトの場所の精度は、使用される取り込み処理及びソースに依存する。これは、場所が参照される場合、場所参照がオブジェクトの位置を含み、必要に応じて1つ以上の隣接オブジェクトの追加の位置及び属性に関してオブジェクトを一意に記述する属性を含むことを意味する。場所参照は、オブジェクトの場所に関連する地理事象を記述する。] [0039] 場所参照により第1のデジタル地図データベースからの第1の区画と第2のデジタル地図データベースからの第2の区画との間の相互作用を判定できる。相互作用は、接触、含有、重なり、交差、横断、同等、接続及び分離を含むグループから選択される空間関係に対応してもよい。] [0040] 場所参照の復号化の間、位置は、デジタル地図中の位置周辺の探索範囲を規定するために使用され、場所参照により記述される地理事象は、デジタル地図データベースにおいて規定された探索範囲内の場所参照に対応するオブジェクトを検出するための明確な解決策を与える。従って、範囲は場所参照を用いてオブジェクトを記述するために必要とされる。適切な場所参照を生成するために、双方のデータベースにおいて区画線を含み且つそれに隣接する座標参照系中の領域が存在する必要がある。本出願において、この領域は、共通領域として定義される。共通領域は、各データベース内の各オブジェクトの地理事象を正確に記述するために充分な広さを有する必要がある。広さが不十分な場合、第1のデータベースから生成されたオブジェクトの場所参照と第2のデータベース内の対応するオブジェクトとをマッチングできない。一意の場所参照が生成され且つ復号化されるために、共通領域は充分なコンテキスト情報を提供する必要がある。共通領域は、区画線を含み且つそれに隣接する双方のデータベースに存在する領域である。なお、区画内のオブジェクトに対する場所参照は、当該区画外の位置に対する1つ以上の参照を含んでもよい。] [0041] 図2において、道路が区画線202と交差する6つの位置204及び鉄道が区画線202と交差する1つの位置206がオブジェクトとして識別される。なお、本発明によると、場所参照を生成可能な共通領域内の任意のオブジェクトが使用されてもよい。従って、位置204及び206の代わりに、対応する道路区間がオブジェクトとして識別されてもよい。] 図2 [0042] 動作108において、区画線202上に存在するか又はそれに隣接する選択オブジェクト毎に場所参照が生成される。図2及び図3において、交差部分の場所のみが選択される。なお、対応する道路区間がオブジェクトとして選択されてもよい。オブジェクトに対する場所参照を符号化する方法は、当業者には周知の技術知識である。国際規格ISO/DIS17572−3は、場所参照の符号化に対するガイドラインを提供する。未公開の国際特許出願第PCT/NL2006/050185号明細書において、場所参照を符号化(encode)及び復号化(decode)する別の適切な方法が説明される。] 図2 図3 [0043] 動作110において、先行の動作により生成された場所参照は、第2のデジタル地図データベースのデータ構造に復号化される。これは、当業者には一般に周知の技術である。なお、場所参照を生成する符号器及びオブジェクトに対するデータ構造を生成する復号器は、デジタル地図データベース毎に利用可能とされる必要がある。] [0044] 動作112において、第2のデジタル地図データベース内の場所参照の符号器が意図したのと同一の地理事象を表す場所参照に対応するオブジェクトの存在を検証するために、場所参照に対応するデータ構造が解釈される。マッチングするオブジェクトは、第1のデータベース内のトポロジと第2のデータベース内のトポロジとをリンクするために使用される。図3において、図2からのマッチングするオブジェクトを図中符号304、306で示す。図中符号304を有する4つの点はマッチングする道路の交差部分を示し、図中符号306はマッチングする鉄道の交差部分を示す。上記道路が第2のデジタル地図データベースに存在しないため、図2中の2つの境界オブジェクトがマッチングしないことが分かる。第2の区画上で正確に復号化できる第1のデータベースからの識別された場所参照は、第1の区画と第2の区画との間のトポロジ接続を判定する。識別されたオブジェクトの位置が区画線304上に存在しないことが分かる。これは、第1のデジタル地図データベース及び第2のデジタル地図データベース内のオブジェクトの座標参照系における位置が異なることを意味する。識別されたオブジェクトは、破線302からほぼ同一の垂直距離を有する。これは、第1のデジタル地図及び第2のデジタル地図における位置が座標参照系においてオフセットを有することを示す。なお、通常、2つの異なるデータベースからの2つの区画を組み合わせる場合、オブジェクトの位置のオフセットは相対精度により変動する。従って、全てのオブジェクトが類似する変位を有する図2及び図3に示す2つの区画の例は、オブジェクトが座標参照系において異なる位置を有する2つの区画を組み合わせる方法の明確な例を提供するためだけに示される。双方のデータベース内のマッチングしたオブジェクトの座標参照系におけるオフセット又は位置は、オブジェクトの位置を計算する方法を判定するために使用されてもよい。最終的なデータベースにおけるオブジェクトの最終位置を判定する方法は、当業者には周知の種々の方法で実行可能であるため、詳細に開示しない。] 図2 図3 [0045] 本発明の要点は、2つの隣接する区画間のトポロジ接続を見つける方法である。共有の境界は座標参照系において互いに近接する。用語「近接する」は、座標参照系における同等の範囲に対応する範囲が双方のデータベースにおいて共有の境界に沿って判定可能であることを意味する。共通範囲は、隣接する区画間の座標参照系における空間関係を判定するために使用される。その目的は、双方のデータベースに対して判定された共通領域において類似するオブジェクトを見つけることである。双方のデータベースに存在する共通領域内のオブジェクトは、2つの隣接する区画を1つにつなぎ合わせるために使用される。場所参照は、オブジェクトを記述するため及び対応するデータベースにおいて同一のオブジェクトを見つけるために使用される。] [0046] 動作114において、第1のデジタル地図データベースからの第1の区画と第2のデジタル地図データベースからの第2の区画は、トポロジ接続に関連する場所参照に応じて組み合わされる。双方のデジタル地図データベースは、特徴間の空間関係を規定するトポロジを含む。データベースにおける空間データの基本構成要素は、点、線(弧)及び多角形である。マッチングしたオブジェクトは、2つの相互作用する区画のトポロジ間のトポロジ接続を規定する。2つの相互作用する区画が組み合わされたデジタル地図データベースにおいて1つの新規トポロジを形成するように区画の正確なポインタ及びIDが設定されることを確立するために、マッチングしたオブジェクトに関連するデータベース内のポインタ及びIDを更新する必要がある。新しい区画がデジタル地図データベース内の対応する区画を置換する場合、新規(更新された)デジタル地図データベース内の新しい区画は、古いデジタル地図中の対応する区画と実質的に同一の接続性を有する必要がある。] [0047] 異なるデータベースからの区画を組み合わせる際にトロポジ接続性を保存及び復元した後、座標参照系における空間関係を更新する必要がある。異なるデジタル地図データベースにおける同一のオブジェクトの位置が異なる場合があるため、当該オブジェクトに対して組み合わされた地図における新しい位置を判定する必要がある。] [0048] 第1の実施形態に係わる動作114において、組み合わされた地図における位置は、第1のデジタル地図データベースにおけるオブジェクトの位置と第2のデジタル地図データベースにおけるオブジェクトの位置との間の中間である。これは、双方のデータベースにおけるオブジェクトの位置の平均化に対応する。本実施形態において、マッチングしたオブジェクトの位置のみが計算される必要がある。2つの区画のトポロジは、同業者には周知であるように、例えば、第1のデータベース内のマッチングしたオブジェクトの記録に第2のデータベースからの対応するマッチングしたオブジェクトの記録に対するポインタを追加することにより結合される。デジタル地図データベース内の他のオブジェクトは、座標参照系における元の位置を有する。] [0049] 区画線と交差する道路の位置を平均する代わりに、当該位置に対応する道路区間が双方のデータベースにおいて判定されてもよい。その後、第1の区画に存在する区間の一端は、道路データベース構造を用いて第2の区画に存在する区間の他端にトポロジ接続される。このように、平均位置を計算する必要はなく、道路区間の両端の間の新しいトポロジ接続に関して、当該道路区間のトポロジ記述及び対応する空間関係のみが規定される必要がある。] [0050] 第2の実施形態に係わる動作114において、トポロジ接続に関連するオブジェクトの第1のデジタル地図及び第2のデジタル地図における位置の座標参照系における位置オフセットが計算される。各オフセットは解析される。当業者は、オフセット及び座標参照における対応する位置から第1のデジタル地図及び第2のデジタル地図におけるオブジェクトの位置の間の空間関係を判定できる。空間関係は、第1のデジタル地図における位置を第2のデジタル地図における位置に変換する方法を規定する。変換は、平行移動(translation)、回転、変倍又はこれら操作の任意の組み合わせであってもよい。その後、別のデータベースにおいて新しい位置を取得するためのデータベースにおける位置の調整である変換は、データベースのうちの1つにおいて位置情報に適用される。変換は、区画における相対位置に応じて、データベース内の各オブジェクトに対する平行移動、回転及び変倍ベクトルとして表現されてもよい。例えば、マッチングした全てのトポロジ接続がデータベースにおいて類似する位置オフセットを有する場合、平均オフセットが判定されてもよい。その後、平均オフセットは、第1のデータベースの内容と組み合わされる際に第2のデータベースからのオブジェクトに対する新たな座標を計算するために、位置調整と考えられる平行移動ベクトル(translation vector)として使用されてもよい。第1の実施形態と同様に、2つの区画のトポロジは結合される。] [0051] 別の例において、第1のデジタル地図及び第2のデジタル地図におけるトポロジ接続に関連するオブジェクトの位置からの座標参照系における平均位置が計算される。第1の区画と第2の区画とを組み合わせる場合、トロポジ接続に関連するオブジェクトに対する平均位置は組み合わされたデジタル地図中のオブジェクトに割り当てられる。] [0052] 動作114の第3の実施形態において、組み合わされたデジタル地図を取得するために、トポロジ接続に関連するオブジェクトを用いてラバー・シーティング(rubber sheeting)が実行される。地図作成において、ラバー・シーティングは、層がマッチングする画像、例えば、デジタル地図である衛星画像(最も一般的にはベクトル地図作成データ)の隣接する地理層とシームレスに結合されるように層を歪曲する処理を示す。これは、画像−ベクトル合成と呼ばれることがある。これは、隣接する地図シートから作成された層が1つに結合される際に実行される必要がある場合が多い。画像が取得された角度、地表の湾曲、撮像プラットフォーム(衛星又は航空機等)における小さな動き及び画像中の他の誤差等の種々の原因により、画像及びベクトルデータが正確にマッチングすることが殆どないため、ラバー・シーティングが必要である。2つの区画間の幾何学的不一致を平滑にするためにジオメトリを変換する他の方法が当業者には周知である。この場合も、マッチングしたオブジェクトの接続性を明示的に保存するために2つの区画間の必要な結合を提供するよう注意する必要がある。] [0053] 動作116において、組み合わされた区画はメモリに格納される。動作102及び104において適用された区画化方式に対応して、区画毎に動作106〜114を繰り返す必要がある。このように、使用されたデジタル地図データベースの対応する区画の「つぎはぎ」である新規のデジタル地図が生成される。] [0054] 上述の説明において、双方のデータベースに存在する区画線上の全てのオブジェクトは、第1のデータベースからの場所参照を符号化し且つ第2のデータベースにおいて当該場所参照を復号化及び解釈することによりマッチング可能であると仮定した。しかし、これは常に可能なわけではない。例えば、場所参照の記述は、双方のデータベースに存在しない地理事象を示してもよい。その場合、場所参照がマッチングするものを見つけないため、区画線と交差するトポロジの一部は結合されない。] [0055] 従って、この方法は、オプションとして動作118〜124を含む。これら動作において、第2のデータベースの区画は、第2のデータベースにおいて区画線を含み且つそれに隣接する共通領域内の第2のグループのオブジェクトを識別するために使用される。図中符号308及び310は、第2のグループのオブジェクトとして識別されたオブジェクトを示す。同様に、オブジェクトは場所参照を取得するために符号化される(動作120)。動作122において、場所参照は、第1のデジタル地図データベース内の対応するオブジェクトを見つけるのに適切なデータ構造に復号化される。動作124において、データ構造は解釈され、第1のデジタル地図データベース内のマッチングするものを見つけるために探索される。マッチングする場所参照は、第1の区画と第2の区画とを組み合わせるために更に使用される。] [0056] 動作118〜124は、区画化方式に従って区画線304と交差するオブジェクトに対するトロポジ接続を見つける第2の機会を提供する。動作は、動作106〜112と同一の機能を反対方向から実行する。これにより、異なるデータベースからの2つの区画間のトポロジ接続を見つけるための充分に高いヒット率が保証される。更に、2つのデータベース間でマッチングする更に多くのオブジェクトを見つけることにより、1つのデータベースから別のデータベースへの座標変換に対して更に正確な推定を実行できる。座標参照系における参照点間の幾何学的相違を両方向から比較することにより、接続の調整を更に正確に実行できる。] [0057] 第1の区画は、第2のデータベースに存在しない分割線に交差する道路を含む場合がある。その場合、マッチングは行なわれず、この道路に対するネットワークトポロジは結合されない。その場合、組み合わされた地図は第1の区画のネットワークトポロジを含む。より高度な実施形態において、アプリケーションは、区画に存在しないがデータベースに存在する分割線に対して交差する道路に沿うオブジェクトを識別する。そのようなオブジェクトの一例は、区画外の道路の次の分岐点の道路又は位置である。マッチングが行なわれる場合、分割線に交差し且つ区画外に存在する道路の一部が組み合わされたデジタルデータベースに追加されてもよい。] [0058] 同様に、最新ではないデジタル地図は、最新の地図においてマッチングするものを見つけられない区画線と交差する道路を含む場合がある。その場合、道路は、例えば、最新のデジタル地図からの最新の部分に置換されないデジタル地図データベースの部分における次の分岐点までがデータベースから除去されてもよい。] [0059] 上述の説明から当業者は、本発明に係わる方法が古い区画を実際に置換する前にその古い区画に対する置換部分としての新しい区画の実行可能性又は互換性を試験するツールを提供することを認識するであろう。その場合、組み合わせ動作114は、組み合わされる2つのデータベースの内容の互換性を判定するために復号化動作110、112の結果を評価するステップと、データベースの内容に互換性があると見なされた場合に古い区画に対応するデータベースの内容を新しい区画の内容に置換するステップとを含む。互換性を判定する尺度は、マッチング可能な選択されたオブジェクトの割合及び/又はマッチングするオブジェクトの座標参照系における判定されたオフセットの分布、あるいは新しい区画により切断される単一の接続の識別であってもよい。] [0060] 図5において、算術演算を実行するプロセッサ511を具備するコンピュータ装置500の概略が示される。プロセッサ511は、ハードディスク512、読み出し専用メモリ(ROM)513、電気的消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(EEPROM)514及びランダムアクセスメモリ(RAM)515を含む複数のメモリ要素に接続される。必ずしもこれらメモリの種類の全てを設ける必要はない。更に、これらのメモリ要素はプロセッサ511に物理的に近接して配置される必要がなく、プロセッサ511から離れて配置されてもよい。] 図5 [0061] プロセッサ511は、ユーザにより命令、データ等を入力する手段、例えばキーボード516及びマウス517に更に接続される。当業者には周知であるタッチスクリーン、トラックボール及び/又は音声変換器等の他の入力手段が更に設けられてもよい。] [0062] プロセッサ511に接続された読み取りユニット519が設けられる。読み取りユニット519は、フロッピディスク520又はCDROM521等の取り外し可能なデータ記憶媒体又は取り外し可能な記憶媒体からデータを読み取り且つ場合によってはそれらにデータを書き込むように構成される。当業者には周知であるように、他の取り外し可能なデータ記憶媒体は、テープ、DVD、CD−R、DVD−R、メモリスティック、固体メモリ(SDカード、USBスティック)小型フラッシュカード、HD DVD、ブルーレイ等であってもよい。] [0063] プロセッサ511は、紙上に出力データを印刷するためのプリンタ523及びディスプレイ518、例えばモニタ又はLCD(液晶ディスプレイ)画面、(前方ウィンドウに投影される)ヘッドアップディスプレイ、あるいは当業者には周知である他の任意の種類のディスプレイに接続されてもよい。] [0064] プロセッサ511は、スピーカ529に接続されてもよい。] [0065] 更にプロセッサ511は、I/O手段525により公衆交換電話網(PSTN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、無線LAN(WLAN)、GPRS、UMTS、インターネット等の通信ネットワーク527に接続されてもよい。プロセッサ511は、ネットワーク527を介して他の通信装置と通信するように構成されてもよい。] [0066] データ記憶媒体520、521は、本発明に従って方法を実行する能力をプロセッサに提供するように構成されるデータ及び命令の形態のコンピュータプログラム製品を含んでもよい。しかし、そのようなコンピュータプログラム製品は電気通信ネットワーク527を介してダウンロードされてもよい。] [0067] プロセッサ511は、独立型システムとして実現されてもよく、各々がより大きなコンピュータプログラムのサブタスクを実行するように構成される複数の並列プロセッサとして実現されてもよく、又は複数のサブプロセッサを有する1つ以上のメインプロセッサとして実現されてもよい。本発明の機能性の一部は、電気通信ネットワーク527を介してプロセッサ511と通信するリモートプロセッサによって実行されてもよい。] [0068] 図5のコンピュータシステムに含まれる構成要素は、汎用コンピュータシステムにおいて通常見られる構成要素であり、当業界において周知であるそのようなコンピュータ構成要素の広範な種類を表すことを意図する。] 図5 [0069] 従って、図5のコンピュータシステムは、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、ミニコンピュータ、メインフレームコンピュータ等である。コンピュータは、異なるバス構成、ネットワーク化プラットフォーム、マルチプロセッサプラットフォーム等を更に含むことができる。UNIX、Solaris、Linux、Windows、Macintosh OS及び他の適切なオペレーティングシステムを含む種々のオペレーティングシステムが使用可能である。] 図5 [0070] 上述の方法は自動的に実行されてもよい。「つぎはぎ」地図の隣接する区画を組み合わせられない場合がある。例えば、座標参照系におけるオブジェクト間のオフセットが大き過ぎると、トポロジのマッチングは見つけられない。この場合、データベースはいくつかの訂正を必要とする。その場合、方法は、最適な結果を取得するために中間結果を確認又は適合できるようにするため、いくつかの検証動作及び手動適合動作を含む。] [0071] 提示された方法は、対応する領域において低品質の地図に高品質の地図を含むことである。高品質の地図の範囲は、低品質の地図の範囲により完全に包囲される場合がある。その場合、高品質の地図の端部に到達するトポロジ接続が参照として使用されてもよい。更に、場所参照を生成するために、高品質の地図の端部から所定の距離内に存在するオブジェクトが選択されてもよい。本発明に係わる方法を用いて低品質の地図中の地図参照をマッチングすることにより、低品質の地図において高品質の地図の対応する範囲を判定できる。高品質の地図に対応する低品質の地図中の範囲を判定するために、低品質のデータベースにおいてマッチングする場所参照が使用されてもよい。その後、低品質の地図中の判定された範囲は低品質のデータベースから除去され、高品質の地図の内容に置換される。組み合わされたデータベース内のオブジェクトの座標参照系における位置は、上述の方法のうちの1つに従って訂正されてもよい。本実施形態において、ただ1つの区画である高品質のデータベースの範囲が低品質のデータベースの区画化を定義する。] [0072] 本発明に係わる方法は、地図作成会社のデジタル地図データベース作成及び合成処理の一部としてデータ作成センタにおいて実行するのに非常に適している。] [0073] また、本発明に係わる方法は、デジタル地図データベースを含むナビゲーションシステムにおいて実現されるのに非常に適している。そのようなナビゲーションシステムは、車両(例えば、自動車、バン、トラック、モーターバイク)又は移動装置(パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、移動電話、ハンドヘルドコンピュータ又はパーソナルナビゲーション装置)に対して構築されてもよい。その場合、ナビゲーションシステムは、図5に示す部品を有するコンピュータにより実現されるシステムを含む。コンピュータ可読メモリは第1のデジタル地図を記憶する。コンピュータにより実現されるシステムは、第2のデジタル地図を検索するための入力装置を更に具備する。第2のデジタル地図は、取り外し可能な記憶媒体又は他の取り外し可能なデータ記憶媒体から検索されてもよい。その場合、システムはメモリ素子から第2のデジタル地図を読み取るための読み取りユニット519を具備する。第2のデジタル地図は、I/O手段525により伝送媒体から通信ネットワーク527を介して検索されてもよい。第2のデジタル地図の次に、適用された分割、場所参照符号器及び場所参照復号器を更に検索する必要がある。分割により、第1のデータベース内の区画線及び第2のデータベースの対応する内容に置換される第1のデータベースの区画が識別される。場所参照符号器及び/又は復号器は、第2のデータベースから場所参照を生成するために必要であり、場所参照復号器は、第2のデータベース上で場所参照をマッチングするために必要である。本発明に係わる方法により、ユーザは、別のデジタル地図供給元から検索されてもよい別の外部デジタル地図データベースからの新規の部分又はより正確/詳細な部分にナビゲーションシステム中の既存のデジタル地図データベースの一部を迅速に置換/拡張できる。本発明の方法は、第2のデジタル地図供給元により生成された別のデジタル地図の対応する部分又は第1のデジタル地図供給元により後で作成されたデジタル地図の対応する部分に第1のデジタル地図供給元により生成されたデジタル地図の一部を更新する解決策を提供する。方法は、地図供給元によりプロセッサセンタにおいて実行されてもよいが、ナビゲーションシステムにおいて実行されてもよい。] 図5 [0074] 本発明の上記の詳細な説明は、例示及び説明の目的で提示された。本発明を網羅する意図はなく、あるいは本発明を開示された厳密な形式に限定する意図はない。上記の教示を鑑みて多くの変更及び変形が可能であることは明らかである。説明された実施形態は、本発明の原理及びその実際の用途を最適に説明し、それによって他の当業者が種々の実施形態において、考えられる特定の使用に適した種々の変更を伴って本発明を最適に利用できるようにするために選択された。本発明の範囲は、添付の請求の範囲により規定されることが意図される。]
权利要求:
請求項1 第1のデジタル地図データベースからの第1の区画と第2のデジタル地図データベースからの第2の区画とを組み合わせる方法であり、前記第1のデジタル地図データベースと前記第2のデジタル地図データベースとが座標参照系に関連付けられ、前記第1の区画及び前記第2の区画が前記第1のデジタル地図データベース及び前記第2のデジタル地図データベースにおける共通領域において相互作用する、方法であって、前記第1のデジタル地図データベースからの前記第1の区画において、各オブジェクトが前記共通領域内の位置を持つ第1のグループのオブジェクトを識別するステップと、前記第1のグループの場所参照を用いて前記第1のグループの前記オブジェクトを符号化するステップと、前記第2のデジタル地図データベースからの前記第2の区画上で前記第1のグループの場所参照を復号化するステップと、トポロジ接続を判定するために、前記第2の区画上で正常に復号化できる前記第1のグループの前記場所参照を識別するステップと、前記トポロジ接続に関連する前記場所参照に応じて、前記第1の区画と前記第2の地図データベース内の前記第2の区画とを組み合わせるステップとを含むことを特徴とする方法。 請求項2 オブジェクトは、道路、フェリー、鉄道、歩道、区画の境界と交差する公共交通、街、郡、州、国、地域、道路区間、分岐点、建物、ランドマークを含む前記グループ内における1つに対応することを特徴とする請求項1記載の方法。 請求項3 前記第2のデジタル地図データベースからの前記第2の区画において、各オブジェクトが前記共通領域内の位置を持つ第2のグループのオブジェクトを識別するステップと、前記第2のグループの場所参照を取得するために前記第2のグループの前記オブジェクトを符号化するステップと、前記第1の区画上で前記第2のグループの場所参照を復号化するステップと、追加のトポロジ接続を判定するために、前記第1の区画上で正常に復号化できる前記第2のグループの前記場所参照を識別するステップと、前記トポロジ接続及び前記追加のトポロジ接続に関連する前記場所参照に応じて、前記第1の区画と前記第2の区画とを組み合わせるステップとを更に含むことを特徴とする請求項1記載の方法。 請求項4 前記第1のデジタル地図データベースからの前記第1の区画と前記第2のデジタル地図データベースからの前記第2の区画との間の前記相互作用は、接触、含有、重なり、交差、横断、同等、接続、分離を含む前記グループから選択される空間関係に対応することを特徴とする請求項1記載の方法。 請求項5 前記組み合わせるステップは、前記トポロジ接続に関連する前記オブジェクトの前記第1のデジタル地図及び前記第2のデジタル地図における前記位置の前記座標参照系におけるオフセットを計算するステップと、前記オフセットに基づいて、前記第1のデジタル地図及び前記第2のデジタル地図の少なくともいずれかにおけるオブジェクトの位置調整を判定するステップと、組み合わされたデジタル地図を取得するために、前記位置調整に応じて前記第1の区画と前記第2の区画とを組み合わせるステップとを含むことを特徴とする請求項1記載の方法。 請求項6 前記位置調整を判定するステップは、平行移動ベクトルを取得するために、前記トポロジ接続に関連する前記オブジェクトの前記第1のデジタル地図及び前記第2のデジタル地図における前記位置の前記座標参照系における前記オフセットを平均するステップを含み、前記組み合わされたデジタル地図は、前記平行移動ベクトルに沿って前記第1の区画又は前記第2の区画の前記位置を平行移動することにより取得されることを特徴とする請求項5記載の方法。 請求項7 前記組み合わせるステップは、前記第1のデジタル地図及び前記第2のデジタル地図におけるトポロジ接続に関連するオブジェクトの位置から前記座標参照系における平均位置を計算するステップと、組み合わされたデジタル地図を取得するために、前記トポロジ接続に関連する前記オブジェクトに対して前記平均位置を適用するステップとを含むことを特徴とする請求項1記載の方法。 請求項8 前記組み合わせるステップは、組み合わされたデジタル地図を取得するために、前記トポロジ接続に関連する前記オブジェクトを用いてラバー・シーティングを実行するステップを含むことを特徴とする請求項1記載の方法。 請求項9 前記組み合わせるステップは、前記2つのデータベースの互換性を判定するために前記復号化するステップの結果を評価するステップを含むことを特徴とする請求項1記載の方法。 請求項10 強化されたデジタル地図データベースを生成する方法であって、区画化方式に応じて、第1の区画及び第2の区画に第1のデジタル地図データベース及び第2のデジタル地図データベースを分割するステップと、前記第1のデジタル地図及び前記第2のデジタル地図から1組の相互作用する区画を生成するステップと、前記1組の相互作用する区画を組み合わせて前記強化されたデジタル地図データベースを生成するために、請求項1から9のいずれか1項に記載の方法を適用するステップとを含むことを特徴とする方法。 請求項11 前記1組の相互作用する区画を生成するステップは、前記第1のデジタル地図データベース及び前記第2のデジタル地図データベースにおける類似する区画から最適な特徴を有する前記区画を選択するステップを含み、特徴は、品質、最新度、絶対位置精度、相対位置精度、完全性、含まれる特徴、を含むグループから選択される少なくとも1つであることを特徴とする請求項10記載の方法。 請求項12 前記区画化方式は、前記グループから得られる少なくとも1つに基づいており、任意、正規格子、行政都市の境界、市の境界、地方自治体の境界、管轄の境界、郡の境界、連邦、国又は他の任意の適切な分割規則であることを特徴とする請求項10記載の方法。 請求項13 異なる地図データベースからの区画を組み合わせるコンピュータにより実現されるシステムであって、入力装置と、プロセッサ可読記憶媒体と、前記入力装置及び前記プロセッサ可読記憶媒体と通信するプロセッサと、表示ユニットと通信する出力装置とを具備し、前記プロセッサ可読記憶媒体は、請求項1から12のいずれか1項に記載の方法を前記プロセッサに実行させるプログラムを格納することを特徴とするシステム。 請求項14 前記プロセッサ可読記憶媒体は、前記第1のデジタル地図データベースを記憶し、前記入力装置は、伝送媒体から前記第2のデジタル地図データベースを検索するように構成され、前記プロセッサは、前記プロセッサ可読記憶媒体に前記区画の前記組み合わせを格納するように構成されることを特徴とする請求項13記載のコンピュータにより実現されるシステム。 請求項15 コンピュータ装置にロードされた場合に、請求項1から12のいずれか1項に記載の方法を前記コンピュータ装置に実行させるコンピュータプログラム。 請求項16 コンピュータ装置にロードされた場合に、請求項1から12のいずれか1項に記載の方法を前記コンピュータ装置に実行させるコンピュータプログラムを記憶するコンピュータ可読記憶媒体。
类似技术:
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引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
2012-03-30| A977| Report on retrieval|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120330 | 2012-09-14| A761| Written withdrawal of application|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20120913 |
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Sulfonates, polymers, resist compositions and patterning process
Washing machine
Washing machine
Device for fixture finishing and tension adjusting of membrane
Structure for Equipping Band in a Plane Cathode Ray Tube
Process for preparation of 7 alpha-carboxyl 9, 11-epoxy steroids and intermediates useful therein an
国家/地区
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