![]() ナノメートルサイズと制御された形状を有する二酸化チタンの製造方法
专利摘要:
ナノメートルサイズと制御された形状を有するアナターゼ相TiO2粒子を低コストで工業的スケール製造を行うため手段を提供する。チタン前駆体と、アルコール及び有機酸とを反応させて、アナターゼ相組成物でかつナノロッド含有量が>50%であり、制御されたサイズ及び形状を有するナノ結晶TiO2粒子を製造する。なし 公开号:JP2011511750A 申请号:JP2010545616 申请日:2008-02-11 公开日:2011-04-14 发明作者:ジグリ ジュゼッペ;チッカレーラ ジュゼッペ;メルカルネ ジョヴァンナ;マルティナ フランチェスカ;マテウーチ フランチェスコ;スパダヴェッキア ヨランダ;デ;マルコ ルイーザ;チンゴラーニ ロベルト 申请人:ダウニア ソラー セル エッセ・エッレ・エッレ; IPC主号:C01G23-053
专利说明:
[0001] 本発明は、ナノメートルサイズと制御された形状を有する二酸化チタン系の物質製造に工業的に適用できる方法に関する。本発明は、更に、特に色素増感太陽電池である太陽電池、光電解電池、及び太陽エネルギ変換及び水素生産用タンデム電池を含む用途に高度に適したアナターゼ相組成を有する二酸化チタンナノロッドの製造方法に関する。] 背景技術 [0002] 二酸化チタン(TiO2)は、製紙から、薬品、化粧品、光触媒、太陽電池、光電解電池、センサ、インク、コーティング、被膜及びプラスチックまで、更に有機汚染物の光触媒にまで及ぶ異なった分野で使用されるため、最も重要な金属酸化物の1種であるといえる。あるタイプの二酸化チタン(TiO2)は、特に色素増感太陽電池(DSSC)、光電解電池、及び太陽エネルギ変換及び水素生産用タンデム電池などの太陽電池を含む用途に特に適切である。] [0003] TiO2は多くの結晶形態を取る。最も一般的なTiO2の結晶相であるアナターゼ、ルチル及びブルーカイトは、安定性、屈折率、化学反応性、及び電磁波照射に対する挙動のような化学的及び物理的な性質に関し異なった性質を示す。例えば非特許文献1で報告されているように、TiO2の用途や性能は、その結晶相、形態及び粒子径に大きく依存する。前記粒子の相組成、結晶形状及び粒子径は、最終製品の化学的/物理的、機械的、電気的、磁気的及び光学的性質に大きな影響を及ぼす。] [0004] それらの粒子径についていうと、ナノメートルサイズの粒子は、大径粒子とは異なった電気的、熱的、磁気的及び光学的性質を有する。ナノメートルサイズ、特に1から20ナノメートルの直径を有するTiO2粒子は、量子的な効果及び独特な発光を示すという点で、分子に似た性質を有している。] [0005] アナターゼ相結晶TiO2は、光触媒として、コーティングや化粧品用白色顔料、及び種々のタイプのセンサとして広く使用される酸化物である。] [0006] 直近で最も重要な、ナノメートルサイズのアナターゼTiO2の用途は、特にDSSC、光電解電池、及び太陽エネルギ変換及び水素生産用タンデム電池を含む用途である。] [0007] DSSC電池中のTiO2の特定の用途に関する研究(非特許文献2及び1)には、最も好ましい形態は、アナターゼ結晶のナノロッドであることが示されている。] [0008] 最近では、TiO2系のナノ材料を形状を制御しながら合成することが研究の対象になりつつあり、相組成、形態及び粒子サイズを制御できる新規な合成法が開発されている(非特許文献1)。工業的用途のナノロッドの主要な製造方法は、a)熱水合成、b)ソルボサーマル合成及びc)ゾル−ゲル合成、である。] [0009] 熱水合成法(a)は、160℃までの温度で、通常酸、無機塩及び界面活性剤の存在下、四塩化チタンを含む水溶液を使用する(非特許文献3〜6)。これにより得られるのはルチル相で、アナターゼ形成には適していない。] [0010] ソルボサーマル合成法b)は、アナターゼ相組成物のナノロッドを得ることを可能にする。これらの反応は、約250℃の高温で、多くの場合無水条件下、オートクレーブ中で、トルエンのような有機溶媒を使用しかつ界面活性剤としても機能するオレイン酸のような有機酸の存在下で長時間行われる。試薬であるチタン/溶媒/界面活性剤の比は、ナノロッドのサイズに大きく影響し、所望の結果に到達ことに労力を必要とすることになる。更に熱処理に長時間を必要とするので、本合成法を高価な選択肢とする。] [0011] 溶媒としてベンジルアルコールを使用し、酸を存在させない高温反応(非特許文献8)は、厳しい反応条件にも拘らず、ほぼ球形の粒子が製造できる。] [0012] ゾル−ゲル合成法c)は、界面活性剤及び安定化剤として機能するオレイン酸のような脂肪族有機酸、及びアミンや4級アンモニウム塩のような触媒の存在下、コントロールしながら行うチタンアルコキシドの加水分解を含む(非特許文献9)。 これらの反応は、比較例穏やかな条件下で行われ、結晶性粒子のサイズをコントロールできるが、得られるTiO2粒子は有機物で汚染され、ある種の用途には使用できなくなる。これらの粒子の精製は、コスト高になるだけでなく、最終製品の特性を大きく変えて要請される特性に合致しないことになる可能性のある後処理焼成プロセスを必要とする。] [0013] 非特許文献11は、界面活性剤を存在させずに、酢酸のような低分子量の有機酸と溶媒としての2−プロパノールを組み合わせて使用し、チタンテトライソプロポキシドから、アナターゼ相TiO2を製造することを記載している。しかしこのプロセスでは、凝集物のみが得られ、ナノロッドは得られない。] [0014] 特許文献1は、水と低分子量のアルコール中で、酸性触媒(例えば硝酸)又は塩基性触媒の存在下、チタン前駆体及び有機酸の反応、及び得られる溶液を50±15℃で加熱することを通して、アナターゼTiO2を製造することを記載している。しかし、このプロセスで得られる製品の形状については、特許文献1には記載されていない。] [0015] 特許文献2は、水と低分子量のアルコール中で、酸(例えば硝酸、塩酸、酢酸又はシュウ酸)の存在下、チタン前駆体の反応で、水酸化チタンが得られ、これは焼成後のみ、TiO2に変換されることを記載しているが、アナターゼ/板チタン石の混合相が得られる。] [0016] 特許文献3によると、水又は酢酸の存在下、エタノール又はアセトン及びベンジルアルコール中で、チタンのアルコキシドの反応により、かつ400℃での焼成後のみに、アナターゼ相TiO2が生成し、これは引き続き650℃から950℃の温度での加熱により、ルチル相TiO2に変換される。特許文献4では、水及びポリオール類が使用されているが、このプロセスはアナターゼ相TiO2ナノロッドを生成させるには適切でない。] [0017] 特許文献5では、特に酸化亜鉛である金属酸化物を被覆した物質の製造が記載され、ここでは被覆される物質が、反応混合物に浸漬される。反応物として、酢酸、ベンジルアルコール及びチタンn−ブトキシドが使用されているが、得られる二酸化チタンの形状に関する情報の記載はなく、いずれにしてもそれ自体としては単離されていない。むしろ他の物質の被覆用としてのみ製造されている。] [0018] 米国特許公開第2006/0104894号 米国特許公開第2006/0034752号 国際特許公開第2007/028972号 国際特許公開第2006/061367号 特開2003−267705号公報] 先行技術 [0019] J. Nanosci. Nanotechnol, 6(4), 906-925, 2006 (X.チェン及びS.S.マオ) Chem. Rev., 107, 2891- 2959, 2007(X.チェン及びS.S.マオ) Angew.Chem. Int. Ed., 44, 5115-5118, 2005 (X.フェンら) Chem. Lett. 34, 964-5, 2005 (S. ヤン及びL.ガオ) Chem. Lett. 34, 972-3, 2005 Chem. Lett. 34, 1044-5, 2005 J. Cryst. Growth, 257, 309-15, 2003 (C.S.キムら) Appl. Surf. Sci. 253, 6471-6475, 2007 (A.P.カリカトら) J. Am. Chem. Soc, 125, 14539-14548, 2003 (コツォーリ,P.D.,コルノウスキ,A.,ウェラー,H.J.) Chem. Mater, 20, 143-150, 2008 (R.パラら)] 発明が解決しようとする課題 [0020] 特にDSSCである太陽電池、光電解電池、及び太陽エネルギ変換及び水素生産用タンデム電池の分野に高度に適した、ナノメートルサイズと制御された形状を有するアナターゼ相TiO2粒子を低コストで工業的スケール製造を行うための最適の解決手段は、依然として実現していない。従って、制御された形状を有するナノ結晶アナターゼ相TiO2粒子の製造を可能にするプロセスが要請されている。] 課題を解決するための手段 [0021] 本発明は、アルコールとカルボン酸との反応による、チタン前駆体の制御された加水分解を通して、制御されたサイズ、形状、及びアナターゼ相組成物を有するナノ結晶アナターゼ相TiO2粒子の調製のための新規プロセスに関する。] [0022] 一態様では、本発明は、アルコールとカルボン酸との反応を含んで成る、ナノロッド含有量が>50%である、制御されたサイズ、形状、及びアナターゼ相組成物を有するナノ結晶アナターゼ相TiO2粒子の調製のための新規プロセスを提供する。] [0023] 他の態様では、本発明は、アナターゼ相含有量が>95%、好ましくは>98%で、そのサイズが制御された、本発明のプロセスにより製造されるナノ結晶TiO2粒子を提供する。本発明のプロセスにより製造されるナノ結晶TiO2粒子は、長さが≦30nm、好ましくは≦20nm、幅が≦5nm、好ましくは≦4nmである。] [0024] 対象とする粒子は、ナノロッドの形状が優勢で、ここで「優勢」とは、>50%、好ましくは>75%、最も好ましくは>80%を意味する。] [0025] 他の態様では、本発明は、本発明のプロセスで得られるナノ結晶TiO2粒子を、光触媒、センサ、半導体、顔料、賦形剤及び着色剤として使用することを提示する。] [0026] 他の態様では、本発明は、本発明のプロセスで得られるナノ結晶TiO2粒子を、 特にDSSCである太陽電池、光電解電池、及び太陽エネルギ変換及び水素生産用タンデム電池の分野で使用することを提示する。] [0027] 本発明は、高度再現性の結果及び工業的規模実現の容易性を有し、単一ステップで、ナノメートルのアナターゼ相TiO2粒子の形態及びサイズを制御できる機会を与えられる簡単で経済的な方法として特徴付けられる。] [0028] 他の後処理を経ることなく、本発明のプロセスにより直接得られる製品は、高いアナターゼ含有量、ナノ結晶スケールの粒子サイズを有し、更に形状の優勢性がある。単一ステップで、高いアナターゼ含有量、ナノ結晶スケールの粒子サイズのTiO2を得る能力は、生産コストも減少させる。更に、前記新規調製プロセスは、界面活性剤、追加のテンラント又は他の添付物なしに、実施でき、従って不要な反応、相沈殿又は分離、有機不純物の存在のような多くの問題の発生の可能性を減少させる。] 図面の簡単な説明 [0029] 実施例1で製造されたTiO2粒子のXRPDを示す。 実施例1で製造されたTiO2粒子のTEM画像を示す。 実施例2で製造されたTiO2粒子のXRPDを示す。 実施例2で製造されたTiO2粒子のTEM画像を示す。 実施例3で製造されたTiO2粒子のXRPDを示す。 実施例3で製造されたTiO2粒子のTEM画像を示す。 実施例4で製造されたTiO2粒子のXRPDを示す。 実施例4で製造されたTiO2粒子のTEM画像を示す。 実施例5で製造されたTiO2粒子のXRPDを示す。 実施例5で製造されたTiO2粒子のTEM画像を示す。 実施例6で製造されたTiO2粒子のXRPDを示す。 実施例6で製造されたTiO2粒子のTEM画像を示す。] 実施例 [0030] 特に指定しない限り、本発明で使用する全ての用語は、通常の技術的言語で受け入れられている意味に従って解釈されるべきである。更に本発明で使用される用語のより具体的な定義を下記の通り行っていて、これは、異なった用語で表現される他の定義がより広い定義を与えない限り、明細書及び特許請求の範囲の両者での使用を意図している。] [0031] 「ナノ結晶」の用語は、粒子がナノメートルサイズである製品を意味する。] [0032] 「チタン前駆体」の用語は、チタンを有する無機又は有機化合物を意味する。これらに限定されるものではないが、チタン前駆体の例は、チタンアルコキシド、四塩化チタンのようなハロゲン化チタン、チタニルサルフェート及びチタニルビス(アセチルアセトネート)を含む。] [0033] 「チタンアルコキシド」という用語は、下記するように、RがC1〜C6アルキル基である化合物Ti(OR)4を意味する。これらに限定されるものではないが、チタンアルコキシドの例は、チタンテトラメトキシド、チタンテトラエトキシド、チタンテトラn−プロポキシド、チタンテトライソプロポキシド、チタンテトラn−ブトキシド、チタンテトラi−ブトキシド等を含む。特に好ましいのは、チタンテトライソプロポキシドである。] [0034] 「アルコール」という用語は、R1OH化合物、又はR1OH化合物の混合物を意味し、ここでR1は、直鎖又は分枝アルキル;アリール;C1〜C4アルキル又はC1〜C4アルキルラジカルを含むアルコキシのような1又は2以上の電子供与基で置換されたアリール;1又は2以上のハロゲンで置換されたアリール;C1〜C4アルキル又はC1〜C4アルキルラジカルを含むアルコキシのような1又は2以上の電子供与基で置換されていても良いアリール環を含むアリールアルキルである。R1OHは、6から12の炭素原子を含むことが好ましい。これらに限定されるものではないが、これらのアルコールの例は、例えば、ヘキサン−1−オール、ヘプタ−1−オール、オクタン−1−オール、2−エチルヘキサン−1−オール、ノナン−1−オール、デカン−1−オール、ウンデカン−1−オール、ドデカン−1−オール、ベンジルアルコール、p−メトキシベンジルアルコール等及びこれらの混合物を含む。特に好ましいのは、ベンジルアルコール、p−メトキシベンジルアルコール、オクタン−1−オール又は2−エチルヘキサン−1−オールである。] [0035] 「有機酸」という用語は、R2COOH化合物、又はR2COOH化合物の混合物を意味し、ここでR2は、直鎖又は分枝、飽和又は不飽和アルキル;アリール又はヘテロアリールを意味する。前記R2基は、1又は2以上のハロゲン、ヒドロキシル、アルコキシル、カルボキシル、カルボアルコキシル、アリール又はヘテロアリールで置換され、前記酸R2COOHは、1から18の炭素原子を有する。R2COOH化合物が、2種類のカルボキシル基を含む場合、それらは互いに少なくとも4炭素原子だけ離れていなければならない。これらに限定されるものではないが、これらの酸の例は、例えば、酢酸、ピバリン酸、トリフルオロ酢酸、安息香酸、フェニル酢酸、p−メトキシ安息香酸、4−ピリジルカルボン酸、オレイン酸、アジピン酸等及びこれらの混合物である。好ましい酸は、酢酸、安息香酸、オレイン酸、アジピン酸等及びこれらの混合物である。特に好ましい酸は、酢酸である。] [0036] 「C1〜C4アルキル」という用語は、炭素原子が1〜4個の飽和の直鎖又は分枝の脂肪族炭化水素鎖を意味する。典型的なこれらアルキル基は、これらに限定されないが、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、セカンダリブチル、イソブチル、ターシャリブチル等を含む。] [0037] 「C1〜C6アルキル」という用語は、炭素原子が1〜6個、好ましくは炭素原子が1〜4個の飽和の直鎖又は分枝の脂肪族炭化水素鎖を意味する。典型的なこれらアルキル基は、これらに限定されないが、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、セカンダリブチル、イソブチル、ターシャリブチル、n−ペンチル、n−ヘキシル等を含む。] [0038] 「C1〜C6アルキルラジカルを含むアルコキシル」という用語は、4個までの炭素原子を含むエーテルを意味する。典型的なこれらアルキル基は、これらに限定されないが、メトキシル、エトキシル、イソプロポキシル、ターシャリブトキシル等を含む。] [0039] 「アリール」という用語は、6から10個の炭素原子を含む、単一環状(例えばフェニル)又は縮合多環状(例えばナフチル)の芳香族ラジカルを意味する。] [0040] 「ヘテロアリール」という用語は、環に、O、S又はNから選択される1又は2以上のヘテロ原子を有するへテロ環状の芳香族基を意味する。典型的なこれらヘテロアリール基は、これらに限定されないが、ピリジル、ピラジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、チエニル、フリル、イミダゾリル、ピローリル、オキサゾリル(例えば1,3−オキサゾリル及び1,2−オキサゾリル)、チアゾリル(例えば1,2−チアゾリル及び1,3−チアゾリル)、ピラゾリル、トリアゾリル(例えば1,2,3−トリアゾリル及び1,2,4−トリアゾリル)、オキサジアゾリル(例えば1,2,3−オキサジアゾリル)、チアジアゾリル(例えば1,3,4−チアジアゾリル)、キノリル、イソキノリル、ベンゾチエニル、ベンゾフリル、インドリル、ベンゾチアゾリル等を含む。] [0041] 驚くべきことに、界面活性剤又は追加のテンプラントなしに、チタン前駆体とアルコール及び有機酸の反応を、粒子のサイズ及び形状を制御しながら行うと、アナターゼ相ナノ結晶TiO2粒子を製造できることを見出した。] [0042] 本発明のプロセスは、アナターゼ相含有量が>95%、好ましくは>98%であるナノ結晶TiO2粒子を、サイズを制御しながら、直接的に製造することを可能にする。] [0043] 本発明のプロセスにより製造されるナノ結晶TiO2粒子は、長さが≦30nm、好ましくは≦20nmで、幅が≦5nm、好ましくは≦4nmである。] [0044] 対象粒子の形状はナノロッドが優勢になり、ここで「優勢」とは、>50%、好ましくは>75%、最も好ましくは>80%である。] [0045] 本発明プロセスで製造されるナノ結晶TiO2粒子の特性を、X線回折(XRPD)及び透過電子顕微鏡法(TEM)を使用して特定する。] [0046] 一態様では、本発明は、アナターゼ相組成物で、制御されたサイズと形状を有し、ナノロッド含有量が>50%であるナノ結晶TiO2粒子を、チタン前駆体と、アルコール及び有機酸との反応を通して、調製する方法を提供する。] [0047] これに限定されるものではないが、チタン前駆体は、チタンアルコキシド、例えばチタンテトラメトキシド、チタンテトラエトキシド、チタンテトラn−プロポキシド、チタンテトライソプロポキシド、チタンテトラn−ブトキシド及びチタンテトライソブトキシドであることが好ましい。特に好ましいのは、チタンテトライソブトキシドである。] [0048] 前記アルコールは、6から12の炭素原子を含むことが好ましい。好ましいアルコールは、ヘキサン−1−オール、ヘプタン−1−オール、オクタン−1−オール、2−エチル−ヘキサン−1−オール、ノナン−1−オール、デカン−1−オール、ウンデカン−1−オール、ドデカン−1−オール、ベンジルアルコール、p−メトキシベンジルアルコール、及びこれらの混合物を含む。特に好ましいのは、ベンジルアルコール、p−メトキシベンジルアルコール、オクタン−1−オール又は2−エチルヘキサン−1−オールである。] [0049] 前記有機酸は、1から18の炭素原子を含むことが好ましい。好ましい酸は、酢酸、ピバリン酸、トリフルオロ酢酸、安息香酸、フェニル酢酸、p−メトキシ安息香酸、4−ピリジルカルボン酸、オレイン酸、アジピン酸又はこれらの混合物を含む。特に好ましい酸は、酢酸、安息香酸、オレイン酸、アジピン酸又はこれらの混合物である。最も好ましい酸は酢酸である。] [0050] チタン前駆体、アルコール及び酸を室温で共に混合する。チタン前駆体/アルコールのモル比は、1/8から1/20、好ましくは1/9から1/15、最も好ましくは1/9.5から1/12である。チタン前駆体/酸のモル比は、1/2から1/10、好ましくは1/3から1/7、最も好ましくは1/3.5から1/6である。] [0051] 反応混合物を、攪拌下、80〜200℃、好ましくは90〜160℃、最も好ましくは90〜140℃で加熱し、次いで、その温度範囲に、10から30時間、好ましくは16から24時間保持し、所望の特性を有する製品を生成させる。] [0052] 反応混合物は、≦80℃、好ましくは≦50℃、最も好ましくは25±15℃に冷却される。] [0053] 反応混合物の処理は、次のうちの1種の方法で行うことができる。 a)製品を遠心分離して上澄みを除去し、固形分を好適な溶媒でリンスし、低圧の場合はオーブンで乾燥する。 b)低圧で反応混合物を濃縮し、残渣を好適な有機溶媒で希釈し、濾過し、濾液を同じ溶媒でリンスし、低圧の場合はオーブンで乾燥する。 c)前記方法a)及びb)で、反応の終期又は乾燥工程の代替として、前記混合物に直接スプレイ乾燥又はターボドライイングを使用する。] [0054] 好適な有機溶媒は、これらの限定されるものではないが、メタノール、エタノール、n−プロパノール、i−プロパノール、n−ブタノール、i−ブタノール及びsec−ブタノールのようなアルコール;アセトン、メチルエチルケトン、メチルブチルケトン及びシクロヘキサノンのような脂肪族ケトン;テトラヒドロフラン、2−メチルテトラヒドロフラン、ジオキサン、ジイソプロピルエーテル、メチル−t−ブチルエーテル、ジメトキシエタン、ジエトキシエタン、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、トリエチレングリコールジメチルエーテル及びトリエチレングリコールジエチルエーテルのような脂肪族又は脂環式エーテル;ジクロロメタン及びトリクロロエチレンのような塩素化炭化水素;蟻酸メチル、蟻酸エチル、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸イソブチル及びプロピオン酸エチルのような脂肪族エステル、ペンタン及びそれらの混合物、ヘキサン及びそれらの混合物、リグロイン、石油エーテル、トルエン及びキシレンのような脂肪族又は芳香族炭化水素;アセトニトリル及びプロピオニトリルのような脂肪族ニトリル;及びこれらの異なった比率の混合物を含む。] [0055] 本発明に従って製造されるナノ結晶TiO2粒子は、貯蔵安定性があり、多くの用途に関して非常に有用である。] [0056] 他の態様では、本発明方法で製造したナノ結晶TiO2粒子を、光触媒、センサ、半導体、顔料、賦形剤及び着色剤として使用す。] [0057] 他の態様では、本発明方法で製造したナノ結晶TiO2粒子を、好ましくはDSSCである太陽電池、光電解電池、及び太陽エネルギ変換及び水素生産用タンデム電池の分野で使用する] [0058] 本発明を具体的な態様に関して述べてきたが、当業者に明瞭な修正や等価物が本発明の範囲に含まれる。] [0059] 下記の省略形が使用される。hr (時)、XRPD (X線回折)及びTEM(透過電子顕微鏡法)。] [0060] [実施例1] ベンジルアルコール(403g、3.88モル)、酢酸(90g、1.51モル)及びチタンテトライソプロポキシド(106.7g、0.375モル)を、バブルコンデンサを装着した1000mlのフラスコ中、室温で、機械的攪拌により混合する。該混合物を、約110℃の還流温度に加熱する。5時間後に、溶液が曇り始め、徐々に濃厚になる。攪拌速度を増加させ、前記混合物を約24時間還流下に保持する。懸濁物が流体になり、強い白色を示す。前記混合物をフラスコに移し、粘性の高いペーストになるまで、約70℃で減圧濃縮(0.5mmHg)する。エタノールで、続いてジイソプロピルエーテルで得られた残渣を、次いで濾過し、低圧で乾燥し、特性をXRPD(図1a)及びTEM(図1b)に示したTiO2(26.5g)が得られる。] 図1a 図1b [0061] [実施例2] 酢酸の代わりに、安息香酸(184g、1.51モル)を使用したこと以外は、実施例1と同じ操作で、TiO2を製造する。その特性であるXRPD(図2a)及びTEM(図2b)を示す。] 図2a 図2b [0062] [実施例3] 酢酸の代わりに、オレイン酸(76.26g、0.27モル)を使用したこと以外は、実施例1と同じ操作で、TiO2を製造する。その特性であるXRPD(図3a)及びTEM(図3b)を示す。] 図3a 図3b [0063] [実施例4] オクタン−1−オール(106.8g、0.82モル)、酢酸(15.6g、0.26モル)及びチタンテトライソプロポキシド(19.3g、0.068モル)を、バブルコンデンサを装着した250mlのフラスコ中、室温で、機械的攪拌により混合する。該混合物を、約110〜125℃の還流温度に加熱する。5時間後に、溶液が曇り始め、徐々に濃厚になる。攪拌速度を増加させ、前記混合物を約24時間還流下に保持する。懸濁物が乳白色になり、粉末が沈殿する。前記混合物をフラスコに移し、約70℃で減圧濃縮(0.5mmHg)すると、純白でない粉末であるTiO2(5g)が得られる。その特性であるXRPD(図4a)及びTEM(図4b)を示す。 [実施例5] 2−エチル−ヘキサン−1−オール(106.8g、0.82モル)、酢酸(15.6g、0.26モル)及びチタンテトライソプロポキシド(19.3g、0.068モル)を、バブルコンデンサを装着した250mlの四つ首フラスコ中、室温で、機械的攪拌により混合する。該混合物を、約115〜125℃の還流温度に加熱する。約4時間後に、溶液が僅かに曇り、薄い青の色合いになる。前記反応を約20時間115℃に保持する。次いで室温に冷却する。懸濁物が乳白色になり、粉末が沈殿する。前記混合物をフラスコに移し、約70℃で減圧濃縮(0.5mmHg)すると、くすんだ純白でない、容易に分離できる凝集物である粉末であるTiO2(5.1g)が得られる。その特性であるXRPD(図5a)及びTEM(図5b)を示す。] 図4a 図4b 図5a 図5b [0064] [実施例6] ベンジルアルコールの代わりに、4−メトキシベンジルアルコール(113.3g、0.82モル)を使用したこと以外は、実施例5と同じ操作で、TiO2を製造する。その特性であるXRPD(図6a)及びTEM(図6b)を示す。] 図6a 図6b
权利要求:
請求項1 チタン前駆体と、アルコール及び有機酸との反応を含んで成る、アナターゼ相組成物でかつナノロッド含有量が>50%であり、制御されたサイズ及び形状を有するナノ結晶TiO2粒子の製造方法。 請求項2 ナノ結晶粒子の長さが≦30nmである請求項1記載の方法。 請求項3 ナノ結晶粒子の長さが≦20nmである請求項2記載の方法。 請求項4 ナノ結晶粒子の幅が≦5nmである請求項1記載の方法。 請求項5 ナノ結晶粒子の幅が≦4nmである請求項1記載の方法。 請求項6 アナターゼ相含有量が、≧95%である請求項1記載の方法。 請求項7 アナターゼ相含有量が、≧98%である請求項6記載の方法。 請求項8 ナノロッド含有量が、>75%である請求項1記載の方法。 請求項9 ナノロッド含有量が、>80%である請求項8記載の方法。 請求項10 チタン前駆体が、チタンアルコキシドである請求項1記載の方法。 請求項11 前記チタンアルコキシドが、チタンテトラメトキシド、チタンテトラエトキシド、チタンテトラn−プロポキシド、チタンテトライソプロポキシド、チタンテトラn−ブトキシド及びチタンテトライソブトキシドから選択される請求項10記載の方法。 請求項12 前記チタンアルコキシドが、チタンテトライソプロポキシドである請求項11記載の方法。 請求項13 前記アルコールが、6から12個の炭素原子を含む請求項1記載の方法。 請求項14 前記アルコールが、ヘキサン−1−オール、ヘプタン−1−オール、オクタン−1−オール、2−エチル−ヘキサン−1−オール、ノナン−1−オール、デカン−1−オール、ウンデカン−1−オール、ドデカン−1−オール、ベンジルアルコール、p−メトキシベンジルアルコール、及びこれらの混合物から選択される請求項13記載の方法。 請求項15 前記アルコールが、ベンジルアルコール、p−メトキシベンジルアルコール、オクタン−1−オール又は2−エチル−ヘキサン−1−オールから選択される請求項14記載の方法。 請求項16 前記有機酸が、1から18個の炭素原子を含む請求項1記載の方法。 請求項17 前記有機酸が、酢酸、ピバリン酸、トリフルオロ酢酸、安息香酸、フェニル酢酸、p−メトキシ安息香酸、4−ピリジルカルボン酸、オレイン酸、アジピン酸又はこれらの混合物から選択される請求項16記載の方法。 請求項18 前記有機酸が、酢酸、安息香酸、オレイン酸、アジピン酸又はこれらの混合物から選択される請求項17記載の方法。 請求項19 前記有機酸が、酢酸である請求項18記載の方法。 請求項20 チタン前駆体/アルコールのモル比が、1/8から1/20である請求項1記載の方法。 請求項21 チタン前駆体/アルコールのモル比が、1/9から1/15である請求項20記載の方法。 請求項22 チタン前駆体/アルコールのモル比が、1/9.5から1/12である請求項21記載の方法。 請求項23 チタン前駆体/アルコールのモル比が、1/2から1/10である請求項1記載の方法。 請求項24 チタン前駆体/アルコールのモル比が、1/3から1/7である請求項23記載の方法。 請求項25 チタン前駆体/アルコールのモル比が、1/3.5から1/8である請求項24記載の方法。 請求項26 反応温度が、80から200℃である請求項1記載の方法。 請求項27 反応温度が、90から160℃である請求項26記載の方法。 請求項28 反応温度が、90から140℃である請求項27記載の方法。 請求項29 請求項1から28までのいすれか1項に記載の方法により得られるナノ結晶TiO2粒子。 請求項30 請求項1から28までのいすれか1項に記載の方法により得られるナノ結晶TiO2粒子を、光触媒、センサ、半導体、顔料、賦形剤及び着色剤として使用する方法。 請求項31 請求項1から28までのいすれか1項に記載の方法により得られるナノ結晶TiO2粒子を、太陽電池、光電解電池、及び太陽エネルギ変換及び水素生産用タンデム電池の分野で使用する方法。 請求項32 請求項1から31までのいすれか1項に記載の方法により得られるナノ結晶TiO2粒子を、色素増感太陽電池の分野で使用する方法。
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同族专利:
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引用文献:
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