![]() センサ固定アッセンブリ
专利摘要:
センサ固定アッセンブリであって、構成部材(6)に固定するために設けられているセンサ保持部(3)を備えており、該センサ保持部(3)に少なくとも1つのセンサ(2)が固定されており、センサ保持部(3)は孔(7)を備えた少なくとも1つのフィンガ状の固定エレメント(4)を有しており、孔(7)内において拡開エレメント(8)が移動可能に内挿されており、固定エレメント(4)は拡開エレメント(8)の摺動により少なくとも部分的に拡開されるか又は拡介され得る。 公开号:JP2011510857A 申请号:JP2010544573 申请日:2008-12-10 公开日:2011-04-07 发明作者:シュヴァープ ミヒャエル;シュプラッテ ヨアヒム 申请人:ツェットエフ フリードリヒスハーフェン アクチエンゲゼルシャフトZF Friedrichshafen AG; IPC主号:B60G17-019
专利说明:
[0001] 本発明はセンサ固定アッセンブリであって、構成部材に固定するために設けられているセンサ保持部を有しており、センサ保持部に少なくとも1つのセンサが固定されているか又は固定することができるセンサ固定アッセンブリに関する。] [0002] 一般的にセンサは機械的な値を電気信号に変換する。このために、センサは質量体に対して適切に位置決めして位置固定する必要がある。このことは一般的に、センサが(例えば貼付け、クランプ、鋳造又は射出成形により)ケーシング内に収納されることにより行われる。ケーシングは後にシステム全体に固定される。またこのことは、例えば螺合、接着、溶接又はリベット留めにより行うこともできる。] [0003] DE19831248C2において、車両のためのホイール懸架装置のためのセンサアッセンブリが公知になっている。旋回アームが車両ボディに旋回可能に支承されている。旋回アームと車両ボディとの相対位置を検出するためのセンサが車両ボディに定置に取り付けられており、旋回アームに機械的に連結されている。センサ固定式のセンサ保持部と、旋回アームを旋回可能に車両ボディに固定している旋回アームの旋回支承部とが、車両ボディにおいて共通の固定箇所に固定されている。] [0004] 公知の固定方法の欠点は、例えば手間のかかる位置決めプロセス及び固定プロセス(溶接、接着等)又はセンサシステム内の、測定ミス又は損壊に繋がることがある機械的な歪み(Verspannung)応力の発生である。] [0005] 本発明の目的は上記欠点を起点として、冒頭で述べた形式のセンサ固定アッセンブリを改良して、例えば構成部材といった周辺部材にセンサ保持部を、センサが大きな歪みに曝されることなく、簡単に位置決めすることができかつ位置固定することができるセンサ固定アッセンブリを提供することである。] [0006] 上記目的は、請求項1に記載の本発明に係るセンサ固定アッセンブリによって解決される。本発明の有利な構成が従属請求項に記載されている。] [0007] 特に自動車のための、本発明に係るセンサ固定アッセンブリは、構成部材に固定するために設けられているセンサ保持部を有している。センサ保持部には少なくとも1つのセンサが固定されているか又は固定することができる。センサ保持部は孔を備えたフィンガ状の固定エレメントを有している。孔内には拡開エレメントが摺動可能に内挿されており、固定エレメントは拡開エレメントの摺動により少なくとも部分的に拡開されるか又は拡開することができる。] [0008] 固定エレメントが構成部材の開口内に挿入され、次いで拡開エレメントの摺動により拡開されると、固定エレメントを力接続により(kraftschluessig:摩擦による束縛)及び/又は形状接続により(formschluessig:形状による束縛)構成部材に固定することができる。センサ保持部は拡開前に位置決めすることができる。拡開後にセンサ保持部は構成部材に不動に固定されている。拡開により生じる固定エレメントにおける応力は、センサ保持部の他の部分へは伝達されないか又は単に小さな程度だけ伝達され、その結果、歪みはセンサ及びセンサ位置に影響を与えないか、又は単に無視することができる程度の小さな影響しか与えない。] [0009] 有利には、センサ固定アッセンブリは、固定エレメントが挿入されている開口を備えた構成部材を有している。構成部材への固定エレメントの位置決め及び後続の固定は、上述のように行うことができる。構成部材における開口は一面側において画成されていてよく、例えば止り穴として構成されていてよい。しかしこのことは許容公差に乏しく、したがって開口の高価な製造を必要とする。したがって有利には、開口は、固定エレメントが貫通して延在している開口、特に貫通部である。位置決めのために、固定エレメントは拡開前に、有利には開口内において移動可能でありかつ回動可能である。これにより、構成部材の表面及び/又は開口の直径を許容公差に関して敏感にならずに製造することができるようになる。これにより構成部材の製造コストを減じることができる。特に、固定エレメントは最大で5つの自由度で開口内に位置決め可能であり、次いで第6の自由度で構成部材に位置固定することできる。第6の自由度は、通常、開口内への固定エレメントの導入の方向に一致する。最大5つの自由度は、例えば4つの並進的な自由度と、1つの回転的な自由度とを有している。第6の自由度は、特に並進的な自由度である。] [0010] 改良形によれば、構成部材は自動車のホイール懸架構成部材である。特に、構成部材は、例えばトランスバースリンクといったホイールガイドリンクである。付加的又は択一的には、構成部材はボールジョイント及び/又はボールジョイントの一部分、例えばボールジョイントの閉鎖カバー又はボールジョイントケーシングを有しているか、又はボールジョイント及び/又はボールジョイントの一部分、例えばボールジョイントの閉鎖カバー又はボールジョイントケーシングにより構成されている。さらに、構成部材は、少なくとも1つのボールジョイントを有するホイールガイドリンクであってよい。センサは、例えばボールジョイントのボールピボットの、ホイールガイドリンク、閉鎖カバー及び/又はボールジョイントケーシングに対する相対的な位置を決定するために使用することができる。] [0011] センサ保持部を拡開された固定エレメントにより構成部材に固定する又は固定し得る複数の態様がある。まず、拡開された固定エレメントは開口を画成する構成部材の壁部を押圧し、これにより拡開された固定エレメントは構成部材において摩擦接続(reibschluessig:摩擦による束縛)により固定されている。付加的又は択一的には、拡開された固定エレメントは開口の外側及び開口の長手方向に対して垂直方向に、開口の端面側の縁部を越えて突出しており、これにより構成部材において形状接続により固定されていることが可能である。形状接続は、固定エレメントを軸線方向において構成部材の片側か又は両側において固定することができる。したがって有利な改良形によれば、拡開された固定エレメントは開口の外側及び開口の長手方向に対して垂直方向に、開口の両側において開口の端面側の縁部を越えて突出し、これにより構成部材において形状接続により固定されている。付加的又は択一的に、開口を画成する構成部材の壁部に、少なくとも1つの引込み部を設けることが可能である。引込み部内に拡開された固定エレメントが係合する。引込み部は特に環状に形成されている。] [0012] 固定エレメントは円筒状に形成されていてよく、択一的には固定エレメントはまた、構成部材における開口に対応するそれぞれ別の幾何学的な形状を有していてよい。特に開口は固定エレメントのジオメトリに適合させられている。固定エレメントが横断面において円形状又は楕円形である場合、有利には開口は横断面において円形状又は楕円形である。固定エレメントが横断面において三角形又は多角形であると、有利には開口は横断面において三角形又は多角形である。] [0013] センサ保持部は、特にセンサ保持部から離れるように固定エレメントと同じ方向に延在しているストッパを有していてよい。有利には、ストッパは固定エレメントに対して間隔をおいて位置決めされており、組み付けられた状態においては、特に構成部材の表面に接触している。これにより、ストッパにより1つの自由度が規定されるか、又は規定することができるのでセンサ保持部の位置決めは容易になる。] [0014] さらに別の改良形によれば、センサ保持部は固定エレメントに対して間隔をおいて構成部材の突出部に固定されていてよい。突出部は、例えば構成部材に固定されているか又は構成部材と一体に形成されている。このために特にセンサ保持部は、構成部材の突出部が係合するか又は係合することができる切欠きを有している。突出部とセンサ保持部若しくは切欠きとは、有利にはスナップ結合を共に形成する。センサ保持部は、特に回動可能に突出部に支承されているので、センサ保持部の位置決めは、構成部材に対して相対的に可能である。しかし、センサ保持部の突出部を中心とした回動は、固定エレメントが開口を画成する構成部材の壁部に衝突していることにより限定され得る。] [0015] 有利には構成部材は、突出部を有するボールジョイントを備えたホイールガイドリンクである。特にボールジョイントは閉鎖カバーを有している。閉鎖カバーは突出部によって形成されているか又は突出部を有している。閉鎖カバーは有利にはボールジョイントのケーシングに固定されている。ボールジョイントケーシングはホイールガイドリンクに不動に結合されているか、又はホイールガイドリンクに一体に形成されている。開口は、閉鎖カバー、ボールジョイントケーシング又はホイールガイドリンクに設けられていてよい。] [0016] 拡開前に拡開エレメントは有利には固定エレメントから突出しているので、摺動のために簡単に接近可能である。さらに固定エレメントは有利には拡開エレメントの孔への挿入により拡開される。拡開後に、拡開エレメントは完全に固定エレメントに配置され得るか又は部分的に、例えばヘッドが固定エレメントから突出してよい。このことは、センサ保持部を再び構成部材から解除することができるためには有利である。] [0017] 拡開前に、孔は孔の長手方向に対して横方向に少なくなくとも1つの領域に、有利には拡開後の上記領域に位置する拡開エレメントの部分よりも小さな幾何学的な寸法を有している。このことは、例えば孔を画成する固定エレメントの壁部が、孔を狭める少なくとも1つの狭隘部を有していることにより達成することができる。その結果、拡開エレメントは孔内への挿入時に、少なくとも1つの狭隘部を拡げる。このことは固定エレメントの拡開に繋がる。したがって有利には、少なくとも1つの狭隘部の内のりは拡開前においては、拡開後に拡げられた狭隘部に位置する拡開エレメントの部分の幾何学的な外側寸法、特に外径よりも小さい。特に狭隘部は、孔を画成する固定エレメントの壁部の1つ又は複数の湾曲された領域により形成されている。有利には、孔を画成する固定エレメントの壁部の厚さは、少なくとも1つの狭隘部の領域において高められている。] [0018] 拡開エレメントは固定エレメントの拡開された状態において、有利には固定エレメントによって係止されている。このために特に拡開エレメントは外面に少なくとも1つの引込み部を有している。引込み部に、孔を画成する固定エレメントの壁部に設けられている係止狭隘部が係合するか又は係合することができる。係止狭隘部は、例えば孔を画成する固定エレメントの壁部に設けられている少なくとも1つの係止突出部を有している。引込み部は有利には拡開エレメントの端部領域に設けられている。拡開エレメントの端部領域が先行して、拡開エレメントは孔内に挿入される。特に、引込み部はセンサ保持部寄りの拡開エレメントの端部領域に設けられている。] [0019] 孔は有利には固定エレメントの長手方向に延在している。さらに孔は固定エレメントの長手方向に対して垂直に少なくとも部分的に固定エレメントを通って延在していてよい。したがって、孔の少なくとも一部分を、拡開のために必要な内側ジオメトリを持って簡単に、例えば打抜き成形により形成することが可能である。] [0020] センサ保持部は、有利には少なくとも1つのセンサのためのケーシングを形成し、その結果、センサはセンサ保持部により環境からの影響から保護されている。] [0021] 有利には、センサ保持部はプラスチックから成っている。さらに固定エレメント及び/又は拡開エレメントは、有利にはプラスチックから成っている。また択一的にはセンサ保持部、固定エレメント及び/又は拡開エレメントのために、例えば金属といった他の原材料を使用することもできる。構成部材は、有利には金属、プラスチック、又はこれらの原材料の組合せから成っている。] [0022] したがって、センサ保持部及び/又は少なくとも1つのセンサの位置固定及び位置決めは、有利には、例えば貫通部として形成されている、周辺部材(構成部材)の開口内に挿入されるフィンガ状のエレメント(固定エレメント)により行われる。フィンガ部材(固定エレメント)は、例えば円柱状に構成されていてよい。またフィンガ部材は、周辺部材(構成部材)の開口に対応する他の任意の幾何学的なあらゆる形状を有することもできる。フィンガ部材内に位置する拡開エレメントの移動により、フィンガ部材の部分領域は幾何学的に変形させられ、その結果、フィンガ部材と開口との間には、形状接続及び/又は力接続が形成される。これにより特にセンサケーシングとして形成されているセンサ保持部は構成に基づき、最大で5つの自由度において位置決めすることができ、続いて6つの自由度において位置固定することができる。位置決めにおける第6の自由度は、通常、フィンガ部材の開口への導入方向である。導入方向における位置決めは、開口に対して定置に配置されていてもよいストッパにより行うことができる。] [0023] 後続の塑性変形により行われる束縛による、センサを周辺部材へ小さな力で組み付けること又はほぼ力を必要とせずに組み付けることにより、センサを機械的にストレスのない状態において周辺部材に位置固定することが可能である。特に有利には、フィンガ部材と拡開エレメントとはプラスチックから成っている。またこれに対して基本的に金属製の原材料も適している。付加的に拡開エレメントが挿入経路の終端において機械的に係止されると、特に堅固な結合が達成される。センサ固定アッセンブリを相対回動不能のために付加的な固定機能を備えて使用することも可能である。この構成において、センサ保持部若しくはセンサは、例えば周辺部材の円柱状の部材(突出部)において、所定の回動自由度を持って、例えばクリップ留めにより固定される。フィンガ部材はこの構成において相対回動不能部材として働く。相対回動不能部材は円柱状の部材から離された点において、周辺部材の開口内に侵入しそこで位置固定される。] 図面の簡単な説明 [0024] 拡開前の本発明の第1の実施の形態に係るセンサ固定アッセンブリの部分断面図である。 拡開後の第1の実施の形態の部分断面図である。 第1の実施の形態を下から見た図である。 拡開後の本発明の第2の実施の形態に係るセンサ固定アッセンブリの部分断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係るセンサ固定アッセンブリを下から見た図である。 本発明の第4の実施の形態に係るセンサ固定アッセンブリの断面図である。 本発明の第5の実施の形態に係るセンサ固定アッセンブリの部分断面図である。] [0025] 以下に、図面に記載の有利な実施の形態に基づいて本発明を説明する。] [0026] 図1には、本発明の第1の実施の形態に係るセンサ固定アッセンブリ1の側面図が明示されている。センサ2はセンサ保持部3に固定されている。センサ保持部3はフィンガ状の固定エレメント4を有しており、固定エレメント4は、断面にして示されている構成部材6の貫通部5を貫通して延在している。固定エレメント4に孔7が設けられていて、孔7内に拡開エレメント8が内挿されている。拡開エレメント8はほぼ円柱状に形成されており、拡開エレメント8の孔7内に内挿されている端部領域に環状の引込み部9を有している。引込み部9に孔7を画成する固定エレメント4の壁部の係止狭隘部10が係合し、その結果、拡開エレメント8は固定エレメント4に固定されている。孔7の長手方向11は同時に固定エレメント4及び貫通部5の長手方向も形成する。さらに、拡開エレメント8を長手方向11に孔7内に押し入れることができる。孔7を画成する固定エレメント4の壁部は、拡開エレメント8の押し入れられた状態において引込み部9に係合する(図2参照)他の係止狭隘部12を有している。2つの係止狭隘部10,12は、本実施の形態においては、それぞれ一対の突出部を有しており、これらの突出部は孔7を画成する固定エレメント4の壁部に設けられている。] 図1 図2 [0027] 2つの係止狭隘部10,12の間において孔7を画成する壁部は孔7内に湾曲されている。その結果、湾入部の領域において孔7は長手方向11に対して垂直方向に、拡開エレメント8の円柱状の領域31の外径よりも小さい内径を有している。したがって、孔7を画成している壁部は2つの係止狭隘部10,12の間に湾入部により形成された付加的な狭隘部13を有している。付加的な狭隘部13は拡開エレメント8の押入れ時に拡げられる(図2参照)。] 図2 [0028] 固定エレメント4の自由端部には端面側のカバー14が設けられている。カバー14を通じて拡開エレメント8は延在し、固定エレメント4の外側に位置する拡開エレメント8の自由端部にヘッド15を有する。ヘッド15の直径は円柱状の領域31の直径よりも大きい。ヘッド15はストッパを形成し、ストッパは、ヘッド15がカバー14に衝突することにより固定エレメント4内への拡開エレメント8の押入りを制限する。] [0029] 図2には、拡開エレメント8が固定エレメント4内に押し入れられていて、ヘッド15がカバー14に当接している状態における、センサ固定アッセンブリ1の側面図が明示されている。拡開エレメント8の押入れ前に固定エレメント4は狭隘部13の領域において長手方向11に対して横方向に、拡開エレメント8の円柱状の領域31よりも小さな幾何学的な寸法を有していることにより、固定エレメント4は図2においては拡開されているか若しくは拡げられている。その結果、貫通部5に位置する固定エレメント4の外面の部分は、貫通部5を画成する構成部材6の壁部を押圧する。これにより、固定エレメント4と、断面図で示されている構成部材6との間に摩擦接続による若しくは力接続による結合が形成される。固定エレメント4によって構成部材6に加えられる圧力は矢印16で示されている。さらに、貫通部5の外側における固定エレメント4の拡がりにより、長手方向11に対して垂直方向に貫通部5の端面側の縁部を越えて突出している膨出部17,18が形成される。これにより、固定エレメント4は付加的に長手方向11において形状接続式に構成部材6に固定され、とりわけ長手方向11の2つの方向付けに関して固定される。係止狭隘部12も拡開エレメント8の引込み部9に係合するので、拡開エレメント8は形状接続式に固定エレメント4に固定されている。] 図2 [0030] 図3には、センサ固定アッセンブリ1を下から見た図が明示されている。構成部材6は単に部分的にかつ概略的に図示されているだけである。図3には、拡開エレメント8の押入れ前の固定エレメント4の状態が示されており、その結果、固定エレメント4と、貫通部5を画成する壁部(鎖線により図示)との間に、センサ保持部3の位置決めのための遊びが設けられている。センサ保持部3はストッパ19を有している。ストッパ19は組付けられた状態において構成部材6に当接している(図1参照)ので、位置決め補助として働く。ストッパ19はセンサ保持部3から離れるようにして、固定エレメント4と同じ方向に延在しており、固定エレメント4よりも短く設計されている。さらに、センサ保持部3は(第2の)フィンガ部材20を有しており、フィンガ部材20は構成部材6に設けられた、長孔として形成されている第2の貫通部21に係合する。フィンガ20と貫通部21との間には遊びが設けられており、センサ保持部3が矢印22,23の方向に移動可能である。さらに、センサ保持部3は矢印24の方向に長手方向軸線11を中心に旋回可能である。] 図1 図3 [0031] フィンガ部材20はほぼ方形の横断面を有しているので、固定エレメント4(第1のフィンガ部材)の円形の横断面とは異なる。それ以外では、またフィンガ部材20は固定エレメント4に合致して構成されていてよい。しかし図3においてフィンガ部材20は拡開することのない単なるピンを形成する。第1の実施の形態に対する択一的な実施の形態によれば、ストッパ19を省略することができる。] 図3 [0032] 図4には、本発明の第2の実施の形態に係るセンサ固定アッセンブリ1の側面図が明示されている。第1の実施の形態に対して、同様又は同一の特徴を有する部材には、第1の実施の形態と同じ符号を付してある。第1の実施の形態とは異なり、貫通部5に環状溝25が加工されている。環状溝25に拡開された固定エレメント4の外面が係合するので、固定エレメント4は断面にして示しされている構成部材6に形状接続式に固定される。第1の実施の形態による膨出部17,18を省略することができるか、又は小さく構成することができる。その理由は、構成部材6における固定エレメント4の軸線方向の位置固定が、第2の実施の形態によれば、有利には専ら又は特に形状接続を介して環状溝25において行われるからである。この相違を除いて、第2の実施の形態のさらなる記載に関しては、第1の実施の形態の記載が参照される。第2の実施の形態の択一的な実施の形態によれば、ストッパ19を省略することができる。] 図4 [0033] 図5には、本発明の第3の実施の形態に係るセンサ固定アッセンブリ1を下から見た図が明示されている。第1の実施の形態に対して同様又は同一の特徴を有する部材には、第1の実施の形態と同じ符号を付してある。第1の実施の形態とは異なり、第3の実施の形態によれば固定エレメント4は横断面において三角形状であり、その結果、単に示唆されている構成部材6における貫通部5も三角形の横断面を有している。さらに、特にフィンガ部材20と貫通部21とが省略されている。最終的には、拡開エレメント8は三角形の横断面を有していてもよく、また、第1の実施の形態に対して同一の拡開エレメント8を使用することも可能である。これらの相違点を除いて、第3の実施の形態のさらなる記載に関しては、第1の実施の形態の記載が参照される。第3の実施の形態の択一的な実施の形態によれば、ストッパ19を省略することができる。] 図5 [0034] 図6には、本発明の第4の実施の形態に係るセンサ固定アッセンブリ1の断面図が明示されている。第1の実施の形態に対して同様又は同一の特徴を有する部材には、第1の実施の形態と同じ符号を付してある。第1の実施の形態とは異なり、構成部材6に円柱状の突出部26が設けられている。円柱状の突出部26はセンサ保持部3に設けられている切欠き27に係合し、スナップ結合によりセンサ保持部3に固定されている。スナップ結合の形成のために、突出部26の、構成部材6とは反対側の端部は半径方向の外側肩部28を有しており、外側肩部28は保持部3に設けられているスナップフック29によって後方より把持される。センサ保持部3は突出部26の長手方向軸線30を中心に回動可能に突出部26に支承されている。センサ保持部3の長手方向軸線30を中心とした回動は、固定エレメント4が拡げられていない状態において貫通部5に対して有している遊びにより制限されている。ストッパ19、フィンガ部材20及び貫通部21を省略することができる。これらの相違点を除いて、第4の実施の形態のさらなる記載に関しては、第1の実施の形態の記載が参照される。] 図6 [0035] 図7には、本発明の第5の実施の形態に係る固定アッセンブリ1の部分的な断面図が明示されている。上記実施の形態に対して同様又は同一の特徴を有する部材には、上記実施の形態と同じ符号を付してある。第5の実施の形態は第4の実施の形態に変更を加えたものであり、突出部26が別体の部材として形成されており、構成部材6に形状接続式に固定されている。構成部材6の図示の端部はボールジョイント33のボールジョイントケーシング32を有している。突出部26は、ボールジョイントケーシング32において回動可能及び旋回可能に支承されているボールピボット34を有するボールジョイント33の閉鎖カバーを形成する。さらに、ボールピボット34とボールジョイントケーシング32とに密に当接しているシールベローズ35が設けられている。センサ2は本実施の形態においては、ボールピボット34の位置を構成部材6に対して相対的に検出するために働く。構成部材6は特に自動車のためのホイールガイドリンクを形成する。] 図7 [0036] 突出部26は軸線30に対して回転対称的なボディである。ボディにセンサ保持部3が軸線30を中心に旋回可能に支承されている。図7には固定エレメント4の拡開された状態が示されており、センサ保持部3の旋回運動が拡開により固定された固定エレメント4によりブロックされている。開口5は貫通部5として形成されており、ボールジョイントケーシング32に対して間隔をおいて設けられている。第5の実施の形態のさらなる記載については、第1及び第6の実施の形態の記載が参照される。] 図7 [0037] 1センサ固定アッセンブリ、 2 センサ、 3 センサ保持部、 4固定エレメント、 5 貫通部/構成部材における開口、 6 構成部材、 7 固定エレメントにおける孔、 8拡開エレメント、 9引込み部、 10係止狭隘部、 11 孔の長手方向、 12 係止狭隘部、 13 狭隘部、 14 固定エレメントのカバー、 15 拡開エレメントのヘッド、 16 固定エレメントの構成部材への圧力、 17膨出部/固定エレメントの変形部、 18 膨出部/固定エレメントの変形部、 19 センサ保持部におけるストッパ、 20 センサ保持部におけるフィンガ、 21 構成部材における貫通部、 22 矢印/位置決め、 23 矢印/位置決め、 24 矢印/位置決め、 25環状溝/貫通部における引込み部、 26 構成部材における突出部、 27 センサ保持部における切欠き、 28 突出部における外側肩部、 29 センサ保持部におけるスナップフック、 30 突出部の長手方向軸線、 31 拡開エレメントの長手方向軸線、 32ボールジョイントケーシング、 33ボールジョイント、 34ボールピボット、 35 シールベローズ]
权利要求:
請求項1 センサ固定アッセンブリであって、構成部材(6)に固定するために設けられているセンサ保持部(3)を備えており、該センサ保持部(3)に少なくとも1つのセンサ(2)が固定されている、センサ固定アッセンブリにおいて、センサ保持部(3)は孔(7)を備えた少なくとも1つのフィンガ状の固定エレメント(4)を有しており、孔(7)内に拡開エレメント(8)が摺動可能に内挿されており、固定エレメント(4)は拡開エレメント(8)の摺動により少なくとも部分的に拡開されることを特徴とする、センサ固定アッセンブリ。 請求項2 貫通している開口(5)が構成部材(6)に設けられており、開口(5)を貫通して固定エレメント(4)は延在していることを特徴とする、請求項1記載のセンサ固定アッセンブリ。 請求項3 拡開された固定エレメント(4)は開口(5)を画成している構成部材(6)の壁部を押圧して、構成部材(6)に摩擦接続により固定されていることを特徴とする、請求項2記載のセンサ固定アッセンブリ。 請求項4 拡開された固定エレメント(4)は開口(5)の外側及び開口(5)の長手方向(11)に対して垂直に、開口(5)の端面側の縁部を越えて突出して、構成部材(6)に形状接続により固定されていることを特徴とする、請求項2又は3記載のセンサ固定アッセンブリ。 請求項5 拡開された固定エレメント(4)は開口(5)の外側及び開口(5)の長手方向(11)に対して垂直に、開口(5)の両側で開口(5)の端面側の縁部を越えて突出して、構成部材(6)に形状接続により固定されていることを特徴とする、請求項2又は3記載のセンサ固定アッセンブリ。 請求項6 開口(5)を画成する構成部材(6)の壁部に少なくとも1つの引込み部(25)が設けられており、該引込み部(25)に、拡開された固定エレメント(4)が係合することを特徴とする、請求項2から5までのいずれか一項記載のセンサ固定アッセンブリ。 請求項7 センサ保持部(3)は固定エレメント(4)に対して間隔をおいてストッパ(19)を有しており、該ストッパ(19)は構成部材(6)の表面に当接することを特徴とする、請求項2から6までのいずれか一項記載のセンサ固定アッセンブリ。 請求項8 センサ保持部(3)は固定エレメント(4)に対して間隔をおいて切欠き(27)を有しており、該切欠き(27)に構成部材(6)の突出部(26)が係合することを特徴とする、請求項2から7までのいずれか一項記載のセンサ固定アッセンブリ。 請求項9 突出部(26)は切欠き(27)と共にスナップ結合を形成することを特徴とする、請求項8記載のセンサ固定アッセンブリ。 請求項10 固定エレメント(4)は孔(7)内への拡開エレメント(8)の押入れにより拡開されるか又は拡開され得ることを特徴とする、請求項1から9までのいずれか一項記載のセンサ固定アッセンブリ。 請求項11 拡開前に孔(7)は少なくとも1つの領域において孔(7)の長手方向(11)に対して横方向に、拡開後に前記領域に位置する拡開エレメント(8)の部分より小さな幾何学的な寸法を有していることを特徴とする、請求項1から10までのいずれか一項記載のセンサ固定アッセンブリ。 請求項12 固定エレメント(4)の拡開された状態において拡開エレメント(8)は、固定エレメント(4)に係止されていることを特徴とする、請求項1から11までのいずれか一項記載のセンサ固定アッセンブリ。 請求項13 拡開エレメント(8)の外面は少なくとも1つの引込み部(9)を有しており、該引込み部(9)に孔(7)を画成する固定エレメント(4)の壁部に設けられている係止狭隘部(12)が係合することを特徴とする、請求項12記載のセンサ固定アッセンブリ。
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