![]() 使用済み及び/又は空隙有する触媒担体からの貴金属回収方法
专利摘要:
触媒担体からの貴金属回収方法であって、少なくとも以下のステージを含む:水性及び/又はアルコール性組成物の少なくともいずれか一方で担体を処理するステージ1;硫酸を含むが硝酸をほとんど含まない酸溶液で前記担体を処理するステージ2;硝酸及び塩酸を含む酸溶液で前記担体を処理するステージ3。 公开号:JP2011510806A 申请号:JP2010544538 申请日:2009-01-28 公开日:2011-04-07 发明作者:ヴァリアブル・ダニエル;ギブロン・フランシス 申请人:ヴァリアブル・ダニエル;ジー.イー.コンセイルズ エスピーアールエル; IPC主号:B01J38-00
专利说明:
[0001] 本発明の主題は、使用済み又は空隙有する(defective)触媒担体(catalytic carrier(s))から、金属元素、特に白金、金、パラジウム、ロジウム及びこれらの混合物を含む群から選ばれる貴金属を、産業的に回収することである。] [0002] 文献EP0363314は、触媒の回収方法を開示している。この方法は、触媒構造体を酸溶液に浸漬しながら、電圧を低周波で変化させることによって、触媒物質を電解分解するステージを含んでいる。この文献のプロセスでは、触媒物質を含んでいるセラミック体を、溶解剤又はテトラクロロエチレンを含む水性組成物を用いて、まず洗浄し、除去する。洗浄後、そのセラミック体は、酸浴中に、最大電流50A、10Vの交流電圧が印加される2つの電極間におかれる。この文献は、このような処理が、非貴金属又は亜鉛、アルミニウム、 鉄等の金属とともに、貴金属を溶解することを意図していると述べている。] [0003] この方法は、純粋又は実質的に純粋な溶液の形態で、あるいは貴金属リッチな触媒層が形成された基体を提供するための使用に好適な形態で、貴金属を有効に回収する方法を提供しない。他の金属及び不純物が混入した貴金属を回収する場合、中和ステージが含まれる。この中和ステージからの前記貴金属の利用には、基体をコートして触媒となるようにするために、精錬及び精製といった複雑なステージが必要となり、そして、基体に触媒層をコートするための溶液を調製するために、精錬された金属を再び酸で処理する必要がある。] [0004] また、文献WO2005/100622には、触媒コンバータの触媒塗膜を回収するためのプロセスが説明されている。この方法は、触媒塗膜と基体との間の結合を切断するために、硝酸で触媒媒体を直接処理するステージ、続いて、その触媒塗膜を剥離するステージ(このステージは、超音波攪拌しながら水でリンスする工程を含んでいる)を、含んでいる。このようなプロセスでは、貴金属はリッチで、アルミニウム、鉄、亜鉛等の金属及び/又は他の不純物の含有率は低い溶液を調製できない。] [0005] 現在、利用されている産業的プロセスの観点から、基体を粉砕して微粒子にし、この微粒子が溶融するような高温で当該微粒子を加熱することを提案している。このような方法は、かなり多量のエネルギーを要求する。また、この方法は、大容量の融解した脈石中に極少量の貴金属が希釈されているという点において、複雑である。] [0006] 文献WPI/Week 200442、Thomson Scientific,London,GB,アブストラクトナンバー2004-446724,Brojboiu et al,RO119128は、白金、パラジウム及びロジウムを回収するために、2つのステージでの可溶化を含む、使用済み触媒媒体の処理プロセスを説明している。白金及びパラジウムは、4.5−7Mの濃塩酸及び濃度30%の過酸化水素で処理することにより得られる。] [0007] 文献US2007/0183951 A1は、使用済み触媒デバイスから触媒化合物を含む塗膜を回収する方法を説明している。この方法は、貴金属を含む触媒塗膜を回収するために、硫酸及び硝酸を含む浴内で使用済みの触媒化合物を最初に処理している。このようにして回収された触媒塗膜(貴金属と非貴金属の混合物を含む)は、王水で処理することにより精製されることができる貴金属の析出を形成するために、鉄粉で還元処理するようにしてもよい。] [0008] 文献GB 922021は、使用済み触媒からパラジウムを回収するための方法を説明している。この方法では、触媒は、塩酸と塩素ガス(バブリング)で処理される。塩素バブリングの使用は、危険な作業である。さらに、たくさんの非貴金属も、塩酸と塩素ガスの作用により溶解する。] [0009] 文献WO03/010346は、自動車の使用済み触媒コンバータから、白金族の金属を回収する方法を説明している。この方法では、触媒コンバータは、反応チャンバー内の塩酸溶液に浸漬され、この反応チャンバーを加熱することで、反応チャンバーを通過して再循環する蒸気を形成する。形成された気体蒸気を濃縮して、白金族の金属を含む溶液を得ている。] [0010] 文献FR2294239は、白金とイリジウムを担持したアルミニウム担体を含む触媒から元素を回収し、続いて樹脂で処理して白金とイリジウムを保持する溶液を得るために、この触媒担体を濃塩酸で酸溶出する方法を説明している。] [0011] 文献DE19723160は、使用済み触媒から白金を回収する方法を説明している。この方法では、酸処理及び電気分解して白金を回収する前に触媒物質を水性媒体中へ回収するために、使用済み触媒コンバータを、脈動した炎(pulsed flames)で処理している。] [0012] 本発明の主題は、使用済みの又は空隙有る(defective)触媒担体(catayticl carrier)(ハニカム状(alveolar)触媒担体、多孔性触媒担体、触媒基体など)から、元素、特に1種以上の貴金属を特に低含有率の不純物(例えばセラミック担体の場合では、例えば、脈石又はマトリックスからの不純物)又はアルミニウム、鉄、ケイ素及びマグネシウムのような金属を含んだ酸溶液の形態で回収する方法であり、この方法は、粉砕ステージ、溶融ステージのいずれも必要としない。この酸溶液は、精製後、担体の基体に、1種以上の貴金属を含む触媒コーティングを施すのに有効に用いられることができる。このことは、貴金属の回収のより好ましい用途となる。] [0013] 以下、本明細書において、1種以上の化合物の「含有率(content)」という用語は、前記1種以上の化合物の濃度又はレベルをいう場合に用いられる。一方、1種以上の化合物において「貧(weak)」という用語は、前記1種以上の化合物が低い含有率又は濃度である場合に用いられ、好ましくは前記1種以上の化合物を含まない又は実質的に含まない場合に用いられる。] [0014] 本発明の方法は、使用済みの又は空隙有する触媒担体から、元素、特に貴金属を回収する方法であり、この方法は、使用済みまたは空隙有する触媒担体又は基体(例えば、ハニカム状担体及び/又は多孔質基体)から、金、白金、パラジウム及びロジウム及びこれらの混合物を含むセットから選択される少なくとも1種の貴金属を含む酸溶液の調製を含む。当該酸溶液は、アルミニウム、鉄、亜鉛、カルシウム及びマグネシウムを低含有率/濃度で含むだけであり、前記貴金属の少なくとも1種に基づく少なくとも1つの触媒層を有する担体を提供するプロセスでの使用に適切であり又は採用される。本発明の調製方法は、少なくとも下記ステージを含む: ステージ1:水性及び/又はアルコール性組成物、好ましくは水性及び/又はアルコール溶液、可能であれば気体又は一部が気体の形態で、触媒担体(例えば、ハニカム状担体、多孔質基体など)を少なくとも処理して、当該触媒担体の少なくとも一部に、前記水性及び/又はアルコール性溶液を吸収させる。この処理は、好ましくは、少なくとも1種のアルコール、例えばエタノール又はプロパノール又はイソプロパノール又はこれらの混合物、及び好ましくは、除去剤(degreasing)及び/又は界面活性剤の少なくとも1種を含む水性組成物を用いて行われる。例えば、その組成物のpHは、ほぼ中性またはアルカリ性でさえある。その組成物は、有効な方式で炭素層を剥離するために、前記触媒担体に加圧下で適用されることが効果的である。組成物又は液体の温度は、20℃〜約100℃の間が好ましい。前記処理を気体を用いて行う場合、110℃超の温度、例えば125〜250℃に過熱された気体を用いることが好ましい。] [0015] この触媒担体に対する、少なくとも1種の水性及び/又はアルコール性組成物、好ましくは水性及び/又はアルコール性溶液、可能であれば、空孔容積の気体の形式又は一部気体の形態での処理は、20℃及び/又は大気圧で水に有効である50(容積)%以上(好ましくは75容積%以上、85容積%以上)に水性及び/又はアルコール性溶液を吸収させることを保証するために、制御されることが好ましい。] [0016] この水性及び/又はアルコール性組成物は、硫酸、硝酸、塩酸のいずれも貧(低含有率又は低濃度)であり、好ましくは含んでいない。 この水性及び/又はアルコール性組成物のpHは、4−10の範囲が好ましく、より好ましくは5−10の範囲内である。] [0017] ステージ2:前記水性及び/又はアルコール性組成物が少なくとも一部に含浸された触媒担体(例えばハニカム状及び/又は多孔質担体)を、少なくとも硫酸を含むが、硝酸は貧であり、好ましくは塩酸も貧である酸溶液で処理する。] [0018] このステージで用いられる浴又は酸溶液には、硝酸を10重量%未満及び塩酸10重量%未満、特に塩酸を5重量%未満でしか含有していないことが好ましい。より好ましくは硝酸2重量%未満及び塩酸2重量%未満であり、さらに好ましくは、硝酸1重量%未満で且つ塩酸1重量%未満である。この浴の硫酸の含有率又は濃度は、25重量%超であることが好ましく、例えば、30〜75重量%である。 20℃で測定される、この浴又は溶液のpHは4未満であることが好ましく、好ましくは3未満であり、より特定的には2未満である。] [0019] この処理は、浴を攪拌しながら行い、特に超音波で攪拌することが効果的である。 この処理は、また、前記触媒担体又は基体中の異なるチャンネル又はハニカム状の開口部を通して組成物を通過又は循環させることにより行われる。] [0020] 組成物の温度は、5〜100℃であることが好ましく、特に20〜65℃、20〜45℃の温度であることが好ましい。液体組成物の大気圧での沸点より高い温度で、大気圧を超える圧力と組み合わせて用いることが効果的である。] [0021] この処理は、加圧下、例えば、1.2×105Pa〜10×105Paの間の圧力で、タンク内で行うことができる。] [0022] 1つの実施態様では、酸処理浴は、ほぼ予定された量の酸浴を含むバッチ又は反応容器の形式で用いられて、硫酸浴の侵襲により、硫酸塩又は他の誘導体の形式で、1種以上の金属又は元素が所定のミネラル含有率又は所定濃度に到達するまで、触媒担体又は基体を処理する。他の態様では、酸処理浴が連続して繰り返される一方、後続の処理のために大量の浴が取り出され、この取り出されたところから微量の亜鉛、アルミニウム及び希土類(例えばセリウム、ランタン、及び1種以上の希土類元素の混合物など)を回収する。] [0023] ステージ3:少なくとも硫酸を含むが貧硝酸である前記酸溶液で処理された触媒担体又は基体を、硫酸及び硝酸のいずれも貧である水性及び/又はアルコール性組成物で洗浄する。この洗浄作業は、貴金属の回収を意図し、酸はなおも担体内部及び/又は表面に存在している。洗浄作業は、気体及び/又は液体によって、例えば、水、アルコール、水とアルコールの混合物、水蒸気、アルコールガス、又は水蒸気/アルコールガス混合物によって、行われる。この洗浄媒体は、先のステージ(ステージ2)で回収されなかった、硫酸によって攻撃された金属又は元素を除去するために、基材表面に及び/又は内部へ、射出することができる。この洗浄媒体は、また、処理された基体が浸漬される洗浄浴であってもよく、その浴又は洗浄媒体は、攪拌、好ましくは超音波で攪拌することが効果的である。] [0024] 洗浄媒体は、好ましくは25℃〜200℃、液体洗浄媒体では50℃〜75℃、気体形態での洗浄媒体では85℃〜150℃であることが効果的である。] [0025] 洗浄媒体は、閉鎖系又は循環系内で使用し、処理された担体又は基体を、1回以上繰り返して処理してもよい。 洗浄媒体は、1種以上の界面活性剤等の添加剤を少なくとも含む。] [0026] 洗浄媒体のリサイクルには、ろ過、デカンテーション、pH調節、1以上の添加剤を添加することによる塩の沈殿等で、洗浄媒体を1回以上処理することが好ましい。 洗浄又は脱水(draining)後、前記処理された担体が硫酸及び/又は硫酸塩化合物を実質的に含まないように、コントロールされることが好ましい。] [0027] この洗浄作業の後、触媒担体又は基体内部及び/又は表面に、なおも存在している痕跡量の水、酸又はアルコールを除去するために、例えばホットエア等のホットガスによって、脱水及び/又は乾燥作業が行われる。前記ホットエアは、担体又は基体中のチャンネル、例えばハニカム状の担体などを通過するように押し出されることが好ましい。] [0028] ステージ4:少なくとも硫酸を含むが貧(低含有率又は低濃度の)硝酸の前記酸溶液で処理され、且つ硫酸及び硝酸のいずれも貧(低含有率又は低濃度)の水性及び/又はアルコール性組成物で洗浄した担体(例えばハニカム状及び/又は多孔質担体)を処理する。適用可能であれば、脱水及び/又は乾燥ステージ後に、少なくとも硝酸及び塩酸を含む酸浴、すなわち10重量%以上、好ましくは25重量%以上、より好ましくは35重量%以上の硝酸と5重量%以上の塩酸を含む酸浴で処理する。前記酸浴は、(1以上の超音波トランスミッターで生成される)超音波によって攪拌される。この浴は、塩酸を20重量%未満、より好ましくは15重量%未満、特に10重量%未満しか含まないことが効果的である。少なくとも硫酸を含むが貧(低含有率又は低濃度の)硝酸の前記酸溶液で処理され、そして硫酸及び硝酸のいずれも貧である水性及び/又はアルコール性組成物で洗浄された触媒担体(例えば、ハニカム状及び/又は多孔質担体)は、少なくとも硝酸及び塩酸を含むとともに、少なくとも1種の過酸化化合物を含む酸浴中で処理されることが好ましい。特定の態様では、その処理は、少なくとも一部の時間だけ、少なくとも硝酸、塩酸、過酸化化合物及びアンモニアを含む酸浴に置き換える。好ましい態様では、過酸化化合物は、過酸化水素、アンモニアの過酸化物、及びアンモニウムの過酸化物とこれらの混合物の中から選ばれる。硝酸と塩酸の浴は、硫酸を含まない又は実質的に含まないことが好ましい。 浴における過酸化化合物の含有率は、0.5重量%〜20重量%であることが好ましく、より好ましくは1重量%〜10重量%である。] [0029] 浴がアンモニア、アンモニウム塩又はNH3を含む場合、アンモニア、アンモニウム塩又はNH3の含有率は、0.5重量%〜20重量%であることが好ましく、より好ましくは1重量%〜10重量%である。アンモニウム化合物の例としては、銅、亜鉛、硫黄、鉄を含まない、又は実質的に含まないアンモニウム化合物が挙げられる。アンモニウム化合物は、N、H、O、C及びClを含む群から選ばれる原子だけを含むことが好ましい。特定の態様では、アンモニウム化合物は、N、H、O及びCを含む群から選ばれる原子だけから形成される。化合物としては、アンモニウムカーボネート、クエン酸アンモニウム、カプリン酸アンモニウム、酒石酸アンモニウム、重炭酸アンモニウム、酢酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、ギ酸アンモニウム、シュウ酸アンモニウム、パルミチン酸アンモニウム及びこれらの混合物が例示され、同様に硝酸及び/又は過酸化化合物(特に過酸化水素)との反応混合物も挙げられる。 このアンモニウム化合物及び/又は過酸化物は、硝酸と塩酸を用いた第1の処理後に添加されることが好ましい。この処理ステージの間、pH(20℃で測定された)は、硝酸を添加することにより、1未満に、特に0.5未満に、あるいはより低くする、及び/又は保持するように調節されることが好ましい。] [0030] 好ましい態様では、その酸浴は、少なくとも1種のアルコール、例えば変性エタノール等のエタノールを含む。他のアルコール、例えばイソプロパノール、メタノール、ヘキサノールなどを用いることもできる。浴中に存在するアルコール量は、1重量%以上、好ましくは5重量%以上、さらに好ましくは10重量%以上である。] [0031] この酸浴は、水を20重量%未満、好ましくは15重量%未満、さらに好ましくは10重量%未満しか含まないことが好ましい。] [0032] この処理は、酸浴の温度を10℃〜55℃、優位には20℃〜30℃で、及び/又は少なくとも一部は1.5×105 Pa〜20×105 Paの加圧下に保持されている間に行うことが好ましく、及び/又は少なくとも一部は圧力変動、好ましくは1×105Pa未満の圧力と2×105Pa超の圧力との間の圧力変動を伴って行う。] [0033] 浴における1種以上の貴金属が特定濃度に到達するまで、この浴は、使用済み及び/又は空隙有する触媒担体又は基体の、引き続いて行う処理シリーズのために用いられることが好ましい。] [0034] 酸浴中の貴金属の濃度は、溶液の形態で又は溶解した塩の状態(硝酸塩又は塩化物)(金属として又は金属的形態で表現される)で、酸浴1kgあたり、例えば10g−400gのPt、優位には50g−300gのPt、好ましくは120g−250gのPt、特に約180gのPtである。浴又は溶液1kgに対するパラジウムに関しては、浴のパラジウム含有率(金属Pdの形態で表わされる)は、例えば10g−400g、優位には50g−300g、好ましくは100g−220g、特には約160gである。浴又は酸溶液1kgに対するロジウムに関しては、浴のロジウム含有率は、例えば10g−400g、優位には50g−300g、好ましくは60g−200g、特には約125gである。浴が白金を含有する場合には、パラジウムを含有しない又は実質的に含有しないことが好ましく、逆に浴がパラジウムを含有する場合には白金を含有せず、実質的に含有しないことが好ましい。あるいは白金とロジウムとの混合物又はパラジウムとロジウムの混合物を含む浴の場合、ロジウムの含有率は、白金及びパラジウムの含有率よりも低いことが好ましい。] [0035] 酸浴における貴金属の濃度は、存在し得る不純物を考慮すると、飽和となる濃度の30%〜約100%であろうことが好ましい。考慮される温度での前記酸浴中の前記金属又は金属混合物の飽和濃度の50%〜75%であることが好ましい。 可能であれば、ステージ4の2:前記担体又は基体表面又は内部に尚も存在する微量の酸を回収するために、ステージ4で処理された担体又は基体を脱水及び/又は洗浄する。] [0036] 少なくとも硝酸と塩酸を含有する酸浴で処理された後、前記担体又は基体は、優位には、水性及び/又はアルコール性組成物により、好ましくは脱水ステージ後に、当該担体又は基体の表面及び/又は内部に尚も存在する酸及び/又は貴金属を回収するために、酸、可能であれば蒸気の形態で、洗浄することが好ましい。] [0037] 酸浴で処理された前記担体又は基体を洗浄することにより生じるこの酸溶液は、可能であれば処理ステージ後に、洗浄組成物として用いられること、及び/又はステージ4から生じる浴中の1種以上の化合物の含有率調節及び/又は濃縮された浴を希釈するのに用いられる。 この洗浄作業は、アルコール性組成物又は溶液により実行されることが好ましい。] [0038] ステージ5:酸浴における、1種以上の貴金属の濃度が最小値より高いときは、適切な場合には1種以上の貴金属又は1種以上の他の元素の含有率を調節するステージ後、浴の塩素及び塩化物の含有率を低減するために少なくとも化学的に処理し、特に化学的及び/又は熱的(例えば−30℃〜30℃に浴温度を保持することが好ましい)に処理するステージ後、及び浴中に存在する金属塩化物を、前記金属の硝酸塩及び/又は硝酸化合物及び/又は亜硝酸化合物に変換するステージ後に、処理用浴の少なくとも一部を取り出す。このようにして処理された前記浴は、塩酸含有率が1重量%未満の貧塩酸浴となる。] [0039] このステージの目的は、酸浴中での塩素含有率を低減するため、及び硝酸及び硝酸塩及び/又は亜硝酸化合物の含有率を上げることである。 このステージ5は、窒素及び/又は(NO、NO2及びこれらの混合物のような)NOx源で浴を処理することにより、好ましくは窒素又は窒素化合物(好ましくは20℃及び/又は大気圧でガス状である化合物)及び/又はNOxを浴中へバブリングすることにより行うことが効果的である。] [0040] ステージ5は、塩酸濃度を0.5重量%未満、好ましくは0.25重量%未満、又はさらにそれ以下とするために、調節されることが好ましい。] [0041] この処理は、例えば、ガス状の窒素、ガス状NOx、空気及び/又はガス状アンモニアを浴中へバブリングすることにより行われる。このときの浴は、低い温度であることが好ましく、例えば30℃未満、より好ましくは20℃未満、例えば−10℃〜15℃である。] [0042] この処理の後に、窒素を含むガス状化合物での処理後の浴は、適切な場合には、50℃超で短い間の持続的熱的処理に供する(例えば、浴を5分未満の間、50℃以上とする)。] [0043] 他の方法を用いて、例えば、塩化物の選択的沈殿及び沈殿した塩の除去により、塩素又は塩酸などの選択的通過を許可するメンブレンを用いることにより、選択的に塩酸を除去することができる。] [0044] このステージの終わりに得られた浴は、貧塩素化合物及び/又は貧塩酸である。これらの塩素系化合物は、酸化又は還元反応等の触媒として、燃焼ガス及び気体を処理するための有用な触媒特性を授与できない化合物である。] [0045] 適切な場合にはステージ6:前記貴金属の少なくとも1種に基づく1以上のコーティングをある触媒担体に少なくとも付与するためのプロセスでの使用に適切な溶液を形成するために、1種以上の貴金属及び/又は貧塩酸浴への他の添加剤の含有率及び/又はpHを調節する。] [0046] ステージ5から得られた浴は、硝酸塩化合物及び/又は硝酸がリッチである。このような硝酸系化合物は、担体又は基体表面又は内部に、触媒を析出させるのに有用である。触媒が析出される担体又は基体としては、例えば、金属、セラミック、コンポジット、又は他の天然物製が用いられる。これらは、例えばハニカム状であっても、そうでなくてもよく、多孔質体であっても、そうでなくてもよい。] [0047] 従って、この浴のpHは、硝酸を添加することによって調節され、水及び/又はアルコールを添加することによって調節される。貴金属含有率は、もし必要ならば、例えば、貴金属間での重量比を達成するために調節される。触媒及び/又は触媒作用プロモータとして作用するのに有用な1種以上の添加物又は金属の、浴における含有率も調節される。このような添加物は、例えば、希土類(特にセリウム、またはセリウムの混合物、他の希土類)、バナジウム、銅、ストロンチウムなどの誘導体、例えば硝酸塩の形態である。] [0048] 浴は、前記基体又は担体の注入のステージの間に続いて希釈される濃縮形で提供されてもよい。] [0049] 適切な場合にはステージ7:1つ以上の基体又は担体、特にセラミック及び/又は金属タイプの基体又は担体を、好ましくは、1種以上の貴金属及び/又は他の添加剤の含有率及び/又はpHの調節後に貧塩酸浴で処理して、前記基体又は担体表面及び/又は内部で、1種以上の貴金属、好ましくは1種以上の貴金属を含む層を、吸収させる又は析出させる。続いて、前記基体又は担体表面及び/又は内部に存在している貴金属を固定又は活性化する、少なくとも1つのステージにより、及び/又は前記貴金属を活性化するステージを行う。] [0050] ステージ6で調節された浴は、適切な場合には、最終希釈ステージ後に、基体又は担体を処理するために用いられる。例えば、担体又は基体がある量の前記浴を吸収又は受け取りさえすれば、この基体又は担体は、貴金属を(好ましくは塩、例えば硝酸塩の形態で)析出させるために加熱される。 これらの作業は、例えば1種以上、特に貴金属を含む同じ浴又は他の浴を用いて、所望量の貴金属が得られるまで、繰り返されることができる。前記他の浴は、例えば、その他の金属又は他の金属を析出するために、例えば、異なる組成を有している。] [0051] 基体又は担体が所望量の貴金属を吸収又は受け取りさえすれば、この基体又は担体は、貴金属の金属形態で析出させるために、高温(600℃以上、好ましくは800℃以上)での焼成ステージに供される。] [0052] 1つ以上の中間の又は後続するステージが、所望の触媒基体又は担体を得るために、有用であろうことは明らかである。] [0053] 特定の態様の形態では、この方法は、2つ以上に分離したステージ4を含む。例えば、第1の酸浴又は酸溶液(硝酸+塩酸)により貴金属の触媒組成物を提供できる、少なくともいくつかの第1の触媒基体又は担体と、第2の酸浴又は溶液(硝酸+塩酸)(第1の浴又は溶液の酸組成と同一又は異なる酸組成を有する第2の浴又は溶液)内で第1の基体又は担体の貴金属とは異なる貴金属の実質的に同じ触媒組成物を提供するいくつかの第2の基体又は担体とを、実質的に別々の方式で、少なくとも処理する。その目的は、貴金属の第1の濃度を有する第1の酸浴と、貴金属の第2の濃度を有する第2の酸浴の調製である。別々に調製した浴は、所望の含有率に近い貴金属の含有率又は所望の比率に近い貴金属比率を与える浴又は溶液を得るために、後で混合することができる。] [0054] このプロセスのこの形式の態様では、少なくとも2つの浴を、適切な場合、塩化物又は塩酸含有率を低減するために、1つの浴又は双方の浴の処理後に、そして適切な場合には、1つの又は双方の浴の金属含有率及び/又はpHを調節するためのステージ後に、一部混合することが好ましい。一緒に混合された前記浴の割合は、前記浴の貴金属の含有率及び/又は性質に依存するだろう。] [0055] 態様の更なる形態では、処理のステージ2は、硝酸及び塩酸を含む酸浴により処理される(ステージ4)前に、少なくとも下記ステージを含む。 基体又は担体は、後続する少なくとも2つの処理により処理されることが好ましい。各処理は、少なくとも下記ステージを含む: AステージA(ステージ2):水性及び/又はアルコール組成物を少なくとも一部分に含浸させた基体又は担体を、少なくとも硫酸を含むが貧硝酸(好ましくは貧塩酸)の酸溶液で処理;及び AステージB(ステージ3):少なくとも硫酸を含むが貧硝酸(好ましくは貧塩酸)の酸溶液で処理された基体又は担体を、硫酸及び硝酸のいずれも貧である水性及び/又はアルコール性組成物で洗浄する工程。] [0056] 実施形態の好ましい態様では、そのプロセスは、少なくとも下記ステージを含む: ステージ6:少なくとも1種の前記貴金族に基づく1つ以上のコーティングを、ある触媒担体に付与するためのプロセスでの使用に適切な溶液を形成するために、pH及び/又は1種以上の貴金属及び/又は貧塩酸浴への他の添加剤の含有率を調節する。前記析出又はコーティングは、1つ以上の処理後に触媒及び/又は触媒的となることができる。そして ステージ7:少なくとも1種の貴金属を含む析出又は少なくとも1種の貴金属を含む層を、前記基体又は担体に含浸させる又は表面に析出するために、1つ以上の基体又は担体(特に金属、セラミックなどのタイプ)を貧塩酸溶液の浴で処理する。貴金属及び/又は他の添加物の含有率を調節した後に処理することが好ましい。 ステージ8:前記基体又は担体上に前記貴金属を固定する。あるいは、少なくとも下記ステージ9をさらに含むことが有効である。 ステージ9:前記貴金属の活性化。] [0057] 実施態様のその他の詳細な形態では、1種以上の貴金属を含浸又は析出させた後に、少なくとも硝酸及び塩酸を含むステージ4用の酸浴の調製のために、及び/又はステージ6の浴(貧塩酸浴)における1種以上の貴金属の含有率及び/又はpHを調節して、そのように使用されると決められた溶液を形成するために、貧塩酸浴からの酸溶液が用いられる。あるいは1種以上の添加剤を添加した後に、前記貴金属の1種に基づいて触媒又は触媒的になることができる、コーティング又は析出の少なくともいずれかを担体に施す。] [0058] 適切な場合、ステージ5の後に得られた浴の少なくとも一部は、1種以上の貴金属の少なくとも一部を(固体又はペースト及び/又は濃縮された液体組成物の形態で)回収するためのステージに供されることができる。 本発明のプロセスの特定及び詳細は、下記詳細な説明であらわされる。ここでは、発明のプロセスを図的形式で示す図1、及び図1のプロセスの特定の実施態様を図的形式で示す図2を参照する。] [0059] 図1で説明されたプロセスは、好ましいプロセスであり、単に実施例として示されているだけである。] [0060] このプロセスは、下記ステージを含む: ステージ0: 使用済みの触媒型排気装置(catalytic exhaust)を自動車から回収した。これらの触媒型排気装置は、ハニカム状担体(例えば、並行チャンネルシリーズを有するセラミック体)を含む。このハニカム状担体は、白金/ロジウム又はパラジウム/ロジウムに基づく触媒層を有しているが、当該触媒層は、もはや所望の効能を奏しない。 ハニカム状担体は、スチール又は他の金属の形態で、外側が保護されている。] [0061] この触媒型排気装置は、白金/ロジウム又はパラジウム/ロジウムに基づく使用済の触媒層を有する、内部のハニカム状担体だけを取得するために、分離された。] [0062] ステージ1 ハニカム状担体は、エタノール、除去剤、及び界面活性剤を含む少なくとも1種の水性組成物で処理される。この組成物は、硫酸、硝酸及び塩酸のいずれも含まない。 この処理の目的は、ハニカム状担体を、前記組成物の浴内に浸漬することである。浴の温度は60℃に保持される。浴は、攪拌機により攪拌される。] [0063] この処理は、30分間行われた。 浴の温度は、異なってもよいが、例えば、30℃〜150℃の範囲内にある。この洗浄ステージは、加圧下で行うことができる。 この処理は、例えば、10分から2時間の間の異なる長さの時間で間欠的に行われてもよい。] [0064] ハニカム状担体は、処理浴から移送され、ハニカム状担体に存在する過剰量の水を除去するために、脱水された。] [0065] この脱水作業の後、ハニカム状担体に残存する水、アルコール等の量は、水(大気圧で20℃)を受け入れることができる空孔容積の75容積%以上、好ましくは85容積%以上に、水性及び/又はアルコール性溶液を含浸することを保証するのに十分であろう。] [0066] ステージ2 ステージ1で水を吸収したハニカム状担体は、pH1未満の硫酸浴内で処理される。この処理は、硫酸浴内にハニカム状担体を浸漬することによって実行される。この処理の間、温度は30〜45℃の間に保持された。浴の温度は、20℃〜100℃の範囲内で、あるいは50℃超の温度ピークを与えてもよい。] [0067] 硫酸浴は、硝酸、塩酸のいずれも含んでいない。 浴は、例えば超音波による攪拌に有効に供された。] [0068] 処理は、大気圧で30分間、実行された。処理は、例えば、10分〜2時間、又はそれ以上で、所望する結果に応じて変更できる。 その処理から発散されるガスは、ガススクラビングシステムに導入するために回収された。] [0069] この酸浴は、アルミニウム、鉄、クロム、亜鉛等の金属と同様に、希土類(セリウム、ランタン、希土類の混合物など)、アルカリ金属及びアルカリ土類金属を含む、種々の元素と化合物を蓄積する。この浴は、白金、パラジウム又はロジウムを溶解するほど、攻撃的ではない。浴が、処理温度での飽和の75%近くの量の金属を含むとき、酸浴から、元素(希土類)、金属及び塩を除去するために、及び繰り返し使用のための酸浴を再生するために、処理される。酸浴の再生は、他の作業の中で、新しい硫酸の添加を必要とする。] [0070] ハニカム状担体の処理後、セラミック体から最大量の酸溶液を取り出すために、浴をあふれるくらいに、ハニカム状担体を脱水する。 このステージ2は、こうして、触媒型排気装置中に存在する、希土類、特にセリウムを回収されるようにする。] [0071] ステージ3 脱水ステージ後、ステージ2からのハニカム状担体は、水、アルコール及び界面活性剤の混合物により洗浄される。混合物のpHは酸性である。] [0072] 洗浄作業は、微量の硫酸と金属硫酸塩のような微量の塩を追い出すために、ハニカム状担体のチャンネルの中に、水性混合物をスプレーすることにより行われる。ハニカム状担体のチャンネルから出てくる混合物は、水性混合物をハニカム状担体のチャンネルの中にスプレーするシステムを供給するのに役立つ受容器の中に集められる。] [0073] 液体洗浄混合物は、50℃〜75℃の間の温度に設定されることが好ましい。 洗浄媒体は、閉鎖系又は循環系中で、硫酸及び硫酸塩が過剰となるまで、数回繰り返して処理された基体を洗浄するのに用いられることができる。] [0074] 洗浄作業は、ハニカム状担体が実質的に硫酸及び硫酸塩を含まないように、モニタリングされる。 このモニタリングのステージの後、セラミック体は、脱水作業に供され、適切な場合、例えば、セラミック体のチャンネルの中にホットエアを通過させることによって、乾燥も行う。] [0075] 乾燥を行う場合、エアの温度は、例えば、80℃〜110℃とする。乾燥は、ハニカム状担体から、痕跡量の水及びアルコールを実質的に全て除去するために行われた。] [0076] ステージ4 ステージ3からくるハニカム状担体(適切な場合には乾燥されている)は、硝酸(約65重量%〜75重量%)、塩酸(約7重量%)、エタノール(約12重量%)、アンモニア過酸化物(約3重量%)及び水を含む酸浴に、浸漬される。この酸浴は、(1つ以上の超音波トランスミッタから生じる)超音波での攪拌に供される。] [0077] 浴の温度は、20℃〜30℃に保持される。 さらに、少なくとも部分的に、約10×105Paの圧力に保持されたタンク内で、処理される。この形式の実施態様では、圧力は、1×105Pa未満と10×105Pa超との間の圧力で複数回変動するように設定される。] [0078] タンクから分離された気体は回収され、ガススクラビングシステム内で処理される。 白金及び/又はパラジウム及び/又はロジウム(配慮すべき温度で、浴内の金属飽和濃度の約50−60%に相当する含有率)の特定濃度に、浴が到達するまで、浴は、ステージ3から来るハニカム状担体の一群を連続的に処理するのに使用される。] [0079] 60分間の処理後、ハニカム状担体は脱水されて、次いでエタノールを含有する水性組成物で洗浄されるために、浴からとりだされる。洗浄作業は、例えば、超音波攪拌されている洗浄浴内に、ハニカム状担体を浸漬することにより、行われる。この洗浄作業は、ハニカム状担体表面及び/又は内部になおも存在する酸及び貴金属を回収することを意図している。 酸洗浄溶液は、洗浄されたハニカム状担体が粉砕されてミネラルフィラーを形成できるようになるまでの間、存在する貴金属を回収するために処理されることができる。] [0080] ハニカム状担体は、硫酸浴を用いて、2回目の処理がされてもよい。このケースでは、ステージ3の処理後、ハニカム状担体が、ステージ2で説明されるように、処理される。この可能な2回目の処理は、破線によって示されている。] [0081] ステージ5 ステージ4から来る白金及びパラジウムがリッチな硝酸浴は、存在する金属塩化物を、当該金属の硝酸塩及び/又は硝酸化合物に変換するために、NOxバブリングによって処理される。浴の温度は、約10〜20℃に保持されている。] [0082] この処理は、塩酸含有率0.5重量%未満のような貧塩酸浴が得られるまで、保持される。 浴の一部は、金属の形態又は塩の形態(例えば硝酸塩の形態)のいずれかで、貴金属を回収するために処理されてもよい。] [0083] ステージ6 ステージ5からくる貧塩酸浴は、そのpHを調節するために、及び貴金属含有率(例えば、白金/ロジウム又はパラジウム/ロジウムの特定的重量比を得るために)及び他の添加剤の含有率を調節するために、処理される。このようにして、使用に好適な母液は、適切な場合には希釈又は精製ステージの後に、少なくとも1種の貴金属に基づいて触媒又は触媒となる析出又はコーティングを担体に付与するプロセスの1つ以上のステージで得られる。] [0084] ステージ7 ステージ6で調節された浴は、適切な場合には最終的な希釈ステージ後に、例えば金属製又はセラミック製である基体又は担体を処理するのに用いられる。担体又は基体が、ある量の前記浴を含有するならば、その基体又は担体は、貴金属(優位には塩の形、例えば硝酸塩)を析出するために、加熱される。これらの作業は、所望量の貴金属が得られるまで、同じ浴又は例えば1以上の特定の貴金属を含んでいる他の浴を用いて、繰り返されることができる。] [0085] ステージ8 基体又は担体が、所望量の貴金属を含有したり、受け取ったりすれば、その基体又は担体は、金属の形態で貴金属を析出させるために、高温(600℃超、好ましくは800℃超)での焼成ステージに供される。] [0086] 再生されたハニカム状担体は、触媒型排気装置を形成するために、保護皮膜又はスリーブ内に配置される。] [0087] 図2は、図1のプロセスと同じプロセスを示している。 図2におけるプロセスにおいて: 2タイプのハニカム状担体A及びBが、Pt又はPd及びRhの源として用いられる(例えば(Ptがリッチなハニカム状担体A、これに対してPt及びロジウムがリッチな担体B)。 ハニカム状担体A及びBは、ステージ1,2,及び3と同じ媒体を用いる方式で実行され、ハニカム状担体A及びBは、もし適切ならば同時に処理可能であり、 ステージ3での脱水及び/又は乾燥後に、ハニカム状担体は、異なる酸浴の調製のためにソートされ、 一旦ソートされると、ハニカム状担体A及びBは、ガス及びセラミック体の洗浄のため以外は、ステージ4及び5では別々の方式で処理される。 ステージ5から来る浴(Ptリッチな1つの浴とPt/Rhリッチな1つの浴)は、後続での使用のために別々に保存されることができ、 ステージ6においては、浴は、例えば、所望のPt/Rh比を得るために、調節されたように混合され、 ステージ7とステージ8は、図1中のステージと同様である。] [0088] 実施形態の特定の態様では、浴は、ステージ6の後に用いられて、 中間体活性化ステージを伴って又は伴わずに、連続的にハニカム状担体をサポートする。実施形態のこの特定の形式は、図2で破線によって示されている。] [0089] 同様に、Pt及びPt/Rhのそれぞれについてリッチな浴1つ以上、及び前記リッチな浴の混合物から生じる浴で、担体を連続的に処理できる。] [0090] 図2の例は、白金用に説明されるたが、パラジウムに代えても同様に説明される。] 図面の簡単な説明 [0091] 図1A及び図1Bは、本発明のプロセスを示す概略図であり、図1Bは図1Aの続きを示している。 図2A及び図2Bは、図1に示すプロセスの実施態様の1つを示す図であり、図2Bは図2Aの続きを示している。] 図1A 図1B 図2A 図2B
权利要求:
請求項1 使用済み及び/又は空隙有する(defective)触媒担体(catalyticcarrier(s))から貴金属を回収する方法であって、使用済み及び/又は空隙有する触媒担体から金、白金、パラジウム、及びロジウム及びこれらの混合物から選択される少なくとも1種の貴金属を含む酸溶液の調製を少なくとも含み、前記酸溶液は、アルミニウム、鉄、亜鉛、およびマグネシウムをあまり含まず、且つ適切な場合には、精錬ステージ後に、前記貴金属の少なくとも1種に基づいて、触媒又は触媒になることができる析出又はコーティングの少なくともいずれかを、ある担体に付与する使用に適用又は採用され、前記方法は、下記ステージを少なくとも含むステージ1:使用済み及び/又は空隙有する触媒担体を、少なくとも水性及び/又はアルコール性組成物、好ましくは水性及び/又はアルコール溶液、可能であれば、気体又は一部気体の形態で処理し、前記水性及び/又はアルコール溶液を、前記触媒担体に、少なくとも部分的に吸収させる、ステージ2:少なくとも部分的に前記水性及び/又はアルコール性組成物を吸収した担体を、少なくとも硫酸は含むが貧硝酸、好ましくは貧塩酸でもある酸溶液で処理する、ステージ3:少なくとも硫酸は含むが貧硝酸の酸溶液で処理された触媒担体を、貧硫酸且つ貧硝酸の水性及び/又はアルコール性組成物で洗浄し;適切な場合、洗浄された担体を脱水(draining)及び/又は乾燥するステージ3の2を行い、ステージ4:少なくとも硫酸を含むが貧硝酸の酸溶液で処理され、さらに貧硫酸且つ貧硝酸の水性及び/又はアルコール性組成物で洗浄された担体を、適用可能ならば脱水及び/又は乾燥ステージの後で、少なくとも硝酸及び塩酸を含み、且つ10重量%以上の硝酸及び5重量%以上の塩酸を含み、且つ超音波で攪拌されている、酸浴中で処理する、ステージ5:前記酸浴において、1種以上の貴金族濃度が最小値よりも高いとき、適切な場合には、1種以上の貴金属又は1種以上の他の元素の含有量を調節した後で、当該酸浴における塩素及び/又は塩化物の含有率を低下させるために、当該酸浴の少なくとも一部を処理のために回収し、少なくとも化学的に処理し、特に化学的及び/又は熱的に処理する、そして当該酸浴中に存在する金属塩化物を、前記金属の硝酸塩及び/又は硝酸化合物及び/又は亜硝酸化合物に変換し、このように処理された前記酸浴は1重量%未満の濃度で塩酸が存在する貧塩酸浴を形成する、適切な場合、ステージ6:前記貴金属のうちの少なくとも1種に基づいて、触媒又は触媒となることができるコーティングを担体に付与するプロセスでの使用に適切な溶液を形成するために、1種以上の貴金属及び/又は貧塩酸浴への他の添加剤の含有率及び/又はpHを調節する、適切な場合、ステージ7:1つ以上の担体、特にセラミック及び/又は金属タイプの担体を、貧塩酸溶液浴で処理して、好ましくは1種以上の貴金属及び/又は他の添加剤の含有率及び/又はpHの調節後に処理して、少なくとも1種以上の貴金属を含む析出又は層(好ましくは1種以上の貴金属を含む層)を、前記担体表面及び/又は内部に、少なくとも吸収させ又は析出し、続いて、前記担体表面及び/又は内部で、前記貴金属を固定するステージ及び/又は前記貴金属を活性化するステージの少なくとも1つを行う。 請求項2 前記ステージ5において、前記処理を窒素源及び/又はNOxで前記酸浴を処理、好ましくは前記浴内に窒素及び/又はNOxをバブリングすることによって行われることを特徴とする、請求項1に記載の方法。 請求項3 少なくとも硫酸を含むが貧硝酸の前記酸溶液で処理され、貧硫酸且つ貧硝酸の水性及び/又はアルコール性組成物で洗浄された担体は、少なくとも硝酸及び塩酸を含む酸浴内で、1種以上の過酸化化合物とともに処理されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の方法。 請求項4 前記過酸化化合物は、水素過酸化物、アンモニア過酸化物、及びこれらの混合物から選ばれることを特徴とする請求項3に記載の方法。 請求項5 少なくとも硫酸を含むが貧硝酸の前記酸溶液で処理され、且つ前記貧硫酸且つ貧硝酸の水性及び/又はアルコール性組成物で洗浄された担体は、少なくとも硝酸及び塩酸を含有する酸浴中で処理される前に脱水及び/又は乾燥され、前記酸浴は10重量%以上の硝酸及び5重量%以上の塩酸を含有し、前記酸浴は、1以上の超音波トランスミッターより生じる超音波により攪拌されることを特徴とする、先に記載のクレームのいずれか1つの方法。 請求項6 少なくとも硫酸を含むが貧硝酸の前記酸溶液で処理され、貧硫酸且つ貧硝酸の水性及び/又はアルコール性組成物洗浄された担体は、適切な場合には乾燥後に、硝酸及び塩酸を含む酸浴で処理され、前記酸浴は、25重量%以上(好ましくは35重量%以上、より好ましくは50重量%以上)の硝酸を含み、塩酸は20重量%未満(特に15重量%未満、好ましくは10重量%未満)であり、1以上の超音波トランスミッターから生じる超音波によって攪拌されることを特徴とする、先の請求項のいずれか1つに記載の方法。 請求項7 少なくとも水性及び/又はアルコール性組成物(好ましくは水性及び/又はアルコール性溶液、あるいは、気体又は部分的に気体の形態)での担体の処理は、水を容易に受け入れることができる空孔の75%以上が前記水性及び/又はアルコール性溶液を吸収することを保証するために、制御されることを特徴とする、先の請求項のいずれか1つに記載の方法。 請求項8 少なくとも硝酸及び塩酸を含有する酸浴で処理された後の担体は、酸溶液中の担体中になおも存在する貴金族と酸を回収するために、水性及び/又はアルコール性組成物(好ましくは酸、あるいは、気体の形態)によって洗浄される、先の請求項のいずれか1つに記載の方法。 請求項9 前記酸浴で処理された担体の洗浄から生じる前記酸溶液は、洗浄組成物として、適切な場合、処理ステージの後、又は1以上の化合物の含有率を調節する組成物として用いられることを特徴とする、先の請求項のいずれか1つに記載の方法。 請求項10 貴金属を有する触媒組成物を提供する少なくとも第1の触媒担体と、第1の触媒担体の貴金属とは異なる貴金属を有する実質的に同じ触媒組成物を提供する第2の触媒担体とを、第1の濃度の貴金属を有する第一の酸浴及び第2の濃度の貴金属を有する第二の酸浴を調製するために、実質的に区別できる方式で処理することを特徴とし、適切な場合、塩化物又は塩酸濃度を低減するために1つまたは両方の浴を処理した後に、及び適切な場合、1又は両方の浴の金属含有率及び/又はpHを調節するためのステージの後で、前記各浴の少なくとも一部は混合されることを特徴とする、先の請求項のいずれか1つに記載の方法。 請求項11 前記水性及び/又はアルコール性組成物で少なくとも部分的に吸収された担体が、前記硫酸を含むが貧硝酸の酸溶液の浴中で、ステージ1で処理され、超音波攪拌されることを特徴とする、先の請求項のいずれか1つに記載の方法。 請求項12 ステージ4で用いられる硝酸及び塩酸を含む酸浴は、少なくとも1種のアルコールを含んでいることを特徴とする、先の請求項のいずれか1つに記載の方法。 請求項13 前記酸浴に含まれる水は、20重量%未満、好ましくは15重量%未満であり、より好ましくは10重量%未満であることを特徴とする、先の請求項のいずれか1つに記載の方法。 請求項14 少なくとも下記の2つの連続した処理により担体が処理されることを特徴とする先の請求項のいずれか1つに記載の方法であって、前記処理は、硝酸及び塩酸を含む酸浴で処理される前に、下記ステージを含む:ステージ2:前記水性およびアルコール性組成物を少なくとも部分的に吸収した担体を、少なくとも硫酸を含むが貧硝酸の酸溶液で処理;及びステージ3:少なくとも硫酸を含むが貧硝酸の前記酸溶液で処理された担体を、貧硫酸且つ貧硝酸の水性及び/又はアルコール性組成物で洗浄する工程。 請求項15 ステージ4は、前記酸浴の温度を10℃〜55℃の間(好ましくは20℃〜30℃の間)に保持されている間に実行されることを特徴とする、先の請求項のいずれか1つに記載の方法。 請求項16 ステージ4は、少なくとも一部は、1.5×105Paと20×105Paの範囲内の圧力下で行われ、及び/又は少なくとも一部は、好ましくは1×105Pa未満の圧力と2×105Pa超の圧力の間で、圧力変動を伴って行われることを特徴とする、先の請求項のいずれか1つに記載の方法。 請求項17 先の請求項のいずれか1つに記載の方法であって、さらに少なくとも下記ステージを含む:ステージ6:少なくとも1種の貴金属に基づいて、触媒となる又は触媒となることができる少なくとも1つのコーティングをある担体に付与する過程で使用するのに適切な溶液を形成するために、貧塩酸浴に添加される1種以上の貴金属及び/又は他の添加剤の含有率及び/又はpHを調節すること;ステージ7:好ましくは、1種以上の貴金属及び/又は他の添加剤の含有率及び/又はpHの調節後に、貧塩酸浴溶液で1以上の担体の処理して、前記担体表面及び/又は内部で、少なくとも1種以上の貴金属を含む析出又は層を吸収又は析出させること;ステージ8:上記担体表面に前記貴金属を固定すること、可能であれば、下記ステージを少なくとも1ステージ以上、さらに含むことが好ましい;Aステージ9:前記貴金属の活性化。 請求項18 貧塩酸浴からの前記酸溶液は、1種以上の貴金属を吸収又は析出させるのに用いられた後、処理ステージ4のために、少なくとも硝酸及び塩酸を含む酸浴の調製に用いられ、及び/又はステージ6用の浴(貧塩酸浴)における1種以上の貴金属含有率及び/又はpHの調節のために用いられて、そのように用いられるように予定された溶液を形成する、あるいは1種以上の添加剤を添加した後、前記貴金属の1種以上に基づいて、触媒又は触媒になることができるコーティング又は析出を少なくとも担体に提供することを特徴とする、先の請求項のいずれか1つに記載の方法。 請求項19 ステージ5の後で得られた浴の少なくとも一部は、固体又はペーストの形態で、及び/又は濃縮された液体組成物の形態で、1種以上の貴金属の少なく一部分を回収するためのステージに供することを特徴とする、先の請求項のいずれか1つに記載の方法。
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