专利摘要:
システム情報伝送及び更新方法が開示される。本発明の一実施例によるシステム情報伝送方法は、任意の制御区間の開始時点で、複数のグループに分類されたシステム情報のインデックスを含むチャネル記述伝送制御情報を端末に伝送し、前記制御区間で前記インデックスによる伝送時点に該当のグループのシステム情報を前記端末に伝送する過程を含む。本発明の実施の形態によれば、基地局で分類されたシステム情報を非周期的にスケジューリングすることができ、システム情報の更新時間を短縮させることができ、端末のネットワーク進入及び初期化にかかる時間を減らすことができ、システム側面において初期レンジングの試みに対する分散効果を得ることができる。
公开号:JP2011510537A
申请号:JP2010542182
申请日:2009-01-15
公开日:2011-03-31
发明作者:ヒー;チョン チョー,;ヨン;ソー ユク,;キ;ソン リュー,
申请人:エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド;
IPC主号:H04W48-10
专利说明:

[0001] 本発明は、端末のネットワーク進入及び初期化に係り、より具体的には、端末のシステム情報の更新にかかる時間を減らすためのシステム情報伝送及び更新方法に関するものである。]
背景技術

[0002] 広帯域無線接続システムにおいて端末のネットワーク進入及び初期化過程は、端末の電源をつけたり、端末が自身のセルを逃がしたり新しいセルに移動する度に端末により行われる。]
[0003] 図1は、ネットワーク進入及び初期化(Network entry and initialization)過程の概略を示すフローチャートである。] 図1
[0004] まず、端末がダウンリンクチャネルをスキャンして、基地局との同期を設定する(S110)。この過程は、基地局から受信されるプリアンブル(Preamble)、ダウンリンクMAP(DL−MAP)及びDCDメッセージなどを用いて行われる。]
[0005] 基地局との同期設定が完了すると、UCDメッセージからアップリンクパラメータを獲得する(S120)。]
[0006] 続いて、端末は、レンジングを行い、自動調節(Automatic adjustments)過程を行う(S130)。]
[0007] 次に、端末は、基地局と基本性能交渉を行う(S140)。]
[0008] 基本性能交渉が完了すると、基地局は、加入者端末(subscriber station:SS)を認証し、キー交換を行う(S150)。この過程(S150)は、基地局と端末とが認可政策を支援する場合にのみ行うことができるもので、必須の過程ではない。]
[0009] 次に、端末は、基地局に登録手順を行う(S160)。]
[0010] その後、IP連結設定(S170)、時刻(time of day)設定(S180)、動作パラメータ伝送(S190)などの過程を、端末及び基地局の支援有無及び端末の選択によって行うことができる。]
[0011] 図2は、端末のダウンリンク同期化過程を示すフローチャートである。] 図2
[0012] 図2は、ネットワーク進入及び初期化過程において最初の過程である基地局とのダウンリンク同期化過程(S110)の細部的な流れを示している。] 図2
[0013] まず、端末は、任意のチャネル(例えば、i番目のチャネル)からプリアンブルを検索し(S210)、有効のダウンリンク信号を発見するまでプリアンブルを感知し始める(S220)。]
[0014] プリアンブルが感知されると(S220)、感知されたプリアンブルを用いて周波数及び時間などの物理的同期を合わせる。また、端末がDL−MAPメッセージを受信すると(S230)、T1、T12タイマーを起動し(S240、S250)、MAC同期を設定する(S260)。ここで、T1はDCDメッセージ受信タイマーを意味し、T12タイマーは、UCDメッセージの受信タイマーを意味する。]
[0015] 一方、端末がプリアンブルを感知できないか、または、DL−MAPを受信できないと、次のチャネルに移動し(S235)、プリアンブルを検索する過程(S210)を反復する。]
[0016] 図3は、図2のダウンリンク同期化を維持するための過程を示すフローチャートである。] 図2 図3
[0017] まず、端末は、DL−MAPとDCDメッセージをそれぞれthe Lost DL−MAP IntervalとT1内に成功的に受信すると(S310)、ダウンリンク同期を維持し、該当のタイマーを初期化する(S320)。ここで、T1は、数学式1のように表すことができる。]
[0018] (数1)
T1 = 5 × DCD interval maximum value

ここで、DCD interval maximum valueは、10秒と定義することができる。この時、それぞれのメッセージと関連したタイマーが終わるまで、該当のメッセージを一つも受信できなかった場合、端末は、新しいダウンリンク信号を探索し始める(S330)。]
[0019] 図4は、端末が、アップリンク関連パラメータを獲得する過程を示すフローチャートである。] 図4
[0020] 図4は、図1に示すネットワーク進入及び初期化過程のうち、2番目の過程であるアップリンクと関連したパラメータを受信する過程(S120)の細部的な流れを示す。] 図1 図4
[0021] まず、端末は、基地局とのダウンリンク同期を設定した後(S410)、アップリンクと関連した情報を得るためにUCDメッセージを待つ。]
[0022] タイマーT12が終了するまでUCDメッセージを受信できなかったり、UCDメッセージを受信したものの該当の情報が自身に適していないと、端末は、ネットワーク進入及び初期化の最初の過程、すなわち、ダウンリンクチャネル検索過程(S480)を再び試みる。ここで、T12は、数学式2のように表すことができる。]
[0023] (数2)
T12 = 5 × UCD interval maximum value

ここで、UCD interval maximum valueは10秒と定義することができる。]
[0024] T12が終了する前に端末がUCDメッセージを受信すると(S420)、端末は、選択されたチャネルに対するUL−MAPメッセージを待つ。この時、アップリンクチャネルが使用可能であると(S430)、アップリンクパラメータを獲得し(S440)、T12をリセットした後(S450)、アップリンク情報を維持する(S470)。]
[0025] 図5は、図4のアップリンク関連パラメータを維持するための過程を示すフローチャートである。] 図4 図5
[0026] まず、端末がUL−MAP及びUCDメッセージを、与えられた時間、すなわち、それぞれthe Lost UL−MAP IntervalとT12内に成功的に受信すると(S510)、有効なアップリンク情報を維持し、該当のタイマーをリセットする(S520)。]
[0027] 一方、それぞれのメッセージと関連したタイマーが終わるまで該当のメッセージを一つも受信できなかった場合、端末は、アップリンク関連情報が有効でないと判断して、アップリンクチャネルパラメータを削除する(S530)。]
[0028] その後、端末は、新しいダウンリンク信号を探索し始める(S540)。]
[0029] 図6は、従来のネットワーク進入及び初期化過程を示す信号流れ図である。] 図6
[0030] より具体的に、図6は、端末がレンジングを行う前の段階を行う過程で発生するメッセージの流れを示す。ここで、DL−MAPとUL−MAPは、フレーム存続区間を20msとして毎フレームごとに伝送されると仮定する。また、DCDとUCDの伝送間隔は、従来に定義されている最大値である10sと仮定する。] 図6
[0031] 基地局は、プリアンブル、DL−MAP、UL−MAPを20msごとに伝送する(S601、S602)。端末は、自身の電源が入った後(S603)、プリアンブル以外のメッセージを受信してもそれを認識することができない(S604)。]
[0032] 端末は、プリアンブルとDL−MAPを受信して始めて(S605)同期状態になり(S606)、基地局から伝送されるDCDメッセージを待つ。その間に基地局からUCDメッセージが先に受信されても(S607)、端末はDCDメッセージの受信を待つ。端末がDCDメッセージを受信(S608)して、ダウンリンクと関連したパラメータを得た後(S609)、端末は、基地局から伝送されるUCDメッセージを待つ。]
[0033] その後、端末がUCDメッセージを受信(S610)して、アップリンクと関連したパラメータを得た後(S611)、初期レンジングのために割り当てられたリソースの情報を待つ。]
[0034] 端末がUL−MAP等を通じてこのようなリソース情報を得ると(S613、S614)、端末は、初期レンジング手順に従ってCDMAコードを伝送する(S615)。]
[0035] 既存の端末は、レンジングを行うためにプリアンブル、DL−MAP、DCD、UCD、UL−MAP順に読まなければならない。DCDとUCDとの伝送間隔が最大10sである点を勘案すると、このような方式は、端末のネットワーク進入及び初期化過程を行うのにかかる時間側面では非効率的であるといえる。]
[0036] 図7Aは、従来のUCDの更新過程を示す図である。] 図7A
[0037] ここで、UL−MAPは、フレーム存続区間を20msとして毎フレームごとに伝送され、UCD伝送間隔は、‘802.16 Rev2、10章、Global values’に定義されている最大値である10sと仮定する。なお、端末は、既に、設定変更カウントがiであるUCDを受信して保存している状態である。]
[0038] 基地局は、UCDカウントがiであるUL−MAPを20msごとに伝送する(S701、S702)。基地局は、UCDメッセージを伝送する時点に、設定変更カウントがiであるUCDメッセージを伝送する(S703)。このメッセージを受信した端末は、該メッセージをデコーディングした後、自身の持っているUCDと新しく受信したUCDの設定変更カウントを比較し、両者が同一であると、新しく受信したメッセージ内のシステム情報を無視する(S704)。基地局は、引き続き、UCDカウントがiであるUL−MAPを20msごとに伝送する(S705)。]
[0039] もし、システム情報が変更された場合(S706)、基地局は、設定変更カウント(i+1)及び変更されたUCDメッセージを、該当の伝送時点に伝送する(S707)。このような設定変更カウント(i+1)及び変更されたUCDメッセージを受信した端末は、該メッセージをデコーディングした後、自身の持っているUCDと新しく受信したUCDの設定変更カウントとを比較し、両者が相異なると、新しく受信したメッセージ内のシステム情報をデコーディングした後、これを保存する(S708)。]
[0040] このようにUCDの設定変更カウントが変更されても、この変更されたシステム情報の適用は、所定時間の後に行われる。すなわち、基地局は、引き続き、UCDカウントがiであるUL−MAPを20msごとに伝送することができる(S709、S710)。基地局は、先に伝送したUCDメッセージを該当の伝送時点に再伝送し、UCD転移区間(UCD transition interval)タイマーを起動する(S711)。このタイマーが終了すると、基地局は、UCDカウントがi+1であるUL−MAPを伝送する(S712)。このメッセージを受信して始めて端末は既存のUCDシステム情報を削除し、新しいUCDシステム情報を適用することができる(S713)。]
[0041] 上記の通り、基地局は、システム情報を一つのメッセージとして長い間隔ごとに伝送する。このような方式は、端末が、システム情報が更新されたか否かを把握するためにメッセージを毎度デコーディングしなければならず、更新する必要のないシステム情報まで保存及び更新しなければならない。また、端末が変更されたシステム情報を適用するまでかかる時間が増加することもある。]
発明が解決しようとする課題

[0042] したがって、本発明が達成しようとする第一の技術的課題は、無線接続システムにおいて基地局が端末にブロードキャストするシステム情報を一度に伝送せずに、システム情報を特定基準に基づいて分類してそれぞれ異なる周期パターンでブロードキャストすることによって、端末のシステム情報更新にかかる時間を短縮できるシステム情報伝送方法を提供することにある。]
[0043] 本発明が達成しようとする第二の技術的課題は、基地局で分類されたシステム情報グループに対する伝送時点、伝送グループ、設定変更カウントなどのような制御情報を事前に端末が受信することによって、端末が、変更されたシステム情報の属するグループのみを更新することができ、よく変更されるシステム情報をより早く適用できるシステム情報更新方法を提供することにある。]
課題を解決するための手段

[0044] 上記の第一の技術的課題を達成するために、本発明の一実施例によるシステム情報伝送方法は、任意の制御区間の開始時点で、複数のグループに分類されたシステム情報のインデックスを含むチャネル記述伝送制御情報を端末に伝送し、前記制御区間で前記インデックスによる伝送時点に、該当のグループのシステム情報を前記端末に伝送する過程を含む。]
[0045] 好ましくは、本発明の一実施例によるシステム情報伝送方法は、前記制御区間で特定グループのシステム情報が変更されると、次の制御区間で設定変更カウントを増加させ、前記設定変更カウントを含むチャネル記述伝送制御情報を前記端末に伝送し、前記次の制御区間で前記特定グループのシステム情報を前記端末に伝送する過程をさらに含むことができる。]
[0046] 好ましくは、前記複数のグループに分類されたシステム情報は、該当のグループのグループタイプ、設定変更カウントまたは変更ビットのうち少なくとも一つを含むことができる。]
[0047] 好ましくは、前記複数のグループに分類されたシステム情報は、伝送頻度数によって二つ以上のグループに分類された情報でありうる。]
[0048] 好ましくは、前記複数のグループは、最も多い伝送頻度のグループが初期レンジングコード、レンジングコードグループの開始点または初期レンジングバックオフ開始点のうち少なくとも一つで構成される初期レンジング関連情報及び伝送電力関連情報を含むことができる。]
[0049] 好ましくは、本発明の一実施例によるシステム情報伝送方法は、前記基地局が前記設定変更カウントを含むMAPメッセージをブロードキャストする過程をさらに含むことができる。]
[0050] また、上記第一の技術的課題を達成するために、本発明の他の実施例によるシステム情報伝送方法は、任意の制御区間の開始時点で、複数のグループに分類されたシステム情報のインデックスを含むチャネル記述伝送制御情報を端末に伝送し、前記制御区間で前記インデックスによる伝送時点に、該当のグループのシステム情報を該当のグループの設定変更カウントと一緒に前記端末に伝送する過程を含む。]
[0051] 好ましくは、本発明の他の実施例によるシステム情報伝送方法は、前記制御区間で特定グループのシステム情報が変更されると、次の制御区間で、システム情報が変更されたグループの設定変更カウントを増加させて、前記次の制御区間で、前記特定グループのシステム情報を、前記増加された設定変更カウントと一緒に前記端末に伝送する過程をさらに含むことができる。]
[0052] 好ましくは、本発明の他の実施例によるシステム情報伝送方法は、前記基地局が各グループの設定変更カウントを含むMAPメッセージをブロードキャストする過程をさらに含むことができる。]
[0053] 好ましくは、本発明の他の実施例によるシステム情報伝送方法は、前記基地局が、各グループの設定変更カウントを含む隣接基地局公示(MOB−NBR−ADV)メッセージをブロードキャストする過程をさらに含むことができる。]
[0054] 一方、上記第二の技術的課題を達成するために、本発明の一実施例によるシステム情報更新方法は、任意の制御区間の開始時点で、複数のグループに分類されたシステム情報のインデックス及び設定変更カウントを含むチャネル記述伝送制御情報を受信し、前記制御区間で前記インデックスによる伝送時点に、該当のグループのシステム情報を受信し、前記設定変更カウントが、端末に保存された設定変更カウントと異なると、前記受信したシステム情報をデコーディングし、該情報で現在システム情報を更新する過程を含む。]
[0055] 好ましくは、前記複数のグループに分類されたシステム情報は、該当のグループのグループタイプ、設定変更カウントまたは変更ビットのうち少なくとも一つを含むことができる。]
[0056] 好ましくは、現在システム情報を更新する過程で、前記受信されたシステム情報に含まれた変更ビットが変更状態に設定されたシステム情報で現在システム情報を更新することができる。]
[0057] 好ましくは、本発明の一実施例によるシステム情報更新方法は、前記制御区間で特定グループのシステム情報が変更されると、次の制御区間で、前記設定変更カウントが増加されたチャネル記述伝送制御情報を受信し、前記次の制御区間で、前記特定グループのシステム情報を受信する過程をさらに含むことができる。]
[0058] また、上記第二の技術的課題を達成するために、本発明の他の実施例によるシステム情報更新方法は、任意の制御区間の開始時点で、複数のグループに分類されたシステム情報のインデックスを含むチャネル記述伝送制御情報を受信し、前記制御区間で前記インデックスによる伝送時点に、該当のグループのシステム情報を、該当グループの設定変更カウントと一緒に受信し、前記設定変更カウントが、端末に保存された該当のグループの設定変更カウントと異なると、前記受信されたシステム情報で現在システム情報を更新する過程を含む。]
発明の効果

[0059] 本発明の実施の形態によれば、基地局で分類されたシステム情報を非周期的にスケジューリングすることができ、システム情報の更新時間を短縮させることができ、端末のネットワーク進入及び初期化にかかる時間を減らすことができ、システム側面において初期レンジングの試みに対する分散効果を得ることができる。]
図面の簡単な説明

[0060] ネットワーク進入及び初期化過程の概略を示すフローチャートである。
端末のダウンリンク同期化過程を示すフローチャートである。
図2のダウンリンク同期化を維持するための過程を示すフローチャートである。
端末がアップリンク関連パラメータを獲得する過程を示すフローチャートである。
図4のアップリンク関連パラメータを維持するための過程を示すフローチャートである。
従来のネットワーク進入及び初期化過程を示す信号流れ図である。
従来のUCDの更新過程を示す図である。
ブロードキャストメッセージスケジューリングを行った一例を示す図である。
本発明の一実施例によるシステム情報伝送方法を示すフローチャートである。
図8によるシステム情報の非周期的なスケジューリングの例を示す図である。
図8でシステム情報が変更された場合におけるシステム情報伝送方法を示すフローチャートである。
図10によって変更されたシステム情報がスケジューリングに反映される例を示す図である。
本発明の一実施例によるシステム情報更新方法を示すフローチャートである。
本発明の一実施例による高い反復グループのシステム情報のスケジューリングの例を示す図である。
現在制御周期内でシステム情報が変更された場合、本発明の一実施例による高い反復グループのシステム情報のスケジューリングの例を示す図である。
現在制御周期内でシステム情報が変更された場合、本発明の一実施例による高い反復グループ及び中間反復グループのシステム情報のスケジューリングの例を示す図である。
上位層フレーム構造で本発明の一実施例による高い反復グループのシステム情報のスケジューリングの例を示す図である。
上位層フレーム構造で各グループが独立した設定変更カウントを持っている時、本発明の他の実施例による高い反復グループのシステム情報のスケジューリングの例を示す図である。
全グループが一つの設定変更カウントを有し、変更されたシステム情報を伝送する時点で直ちに該当のセルに適用する例を示す図である。
各システムグループが独立した設定変更カウントを有し、変更されたシステム情報を伝送する時点で直ちに該当のセルに適用する例を示す図である。
PBCH及びSBCHを通じて伝送されない付加システム情報の伝送に関する制御情報を、PBCHを通じて伝送する例を示す図である。
PBCH及びSBCHを通じて伝送されない付加システム情報の伝送に関する制御情報を、SBCHを通じて伝送する例を示す図である。] 図10 図2 図4 図8
実施例

[0061] 以下、図面を参照しつつ本発明の好適な実施例について説明する。ただし、以下に例示する本発明の実施例は様々な別の形態に変形可能であり、これらの実施例に本発明の範囲が限定されることはない。]
[0062] 本発明の実施の形態は、DCDあるいはUCDメッセージ内に存在するシステム情報を特定基準に基づいて分類し、分類された情報をブロードキャストする方法を含む。]
[0063] 一例として、基地局は、伝送すべきシステム情報の伝送頻度数と該当情報の特性などを考慮して、DCDあるいはUCD内のシステム情報を、高い反復グループ(High Repetition Group;以下、‘HRG’という。)、中間反復グループ(Middle Repetition Group;以下、‘MRG’という。)、低い反復グループ(Low Repetition Group;以下、‘LRG’という。)などに分類することができる。なお、場合によって、DL−MAP及び/またはUL−MAPに存在するシステム情報も同様、DCD及び/またはUCD内のシステム情報と一緒にグルーピングして伝送することができる。]
[0064] 例えば、DCDシステム情報のうち、高い反復グループ(HRG)に属する情報(HRGDCD)は、TTG、RTG、EIRxPIR、maxなどと一部のダウンリンクバーストプロファイル(Downlink burst profile)を含むことができる。UCDシステム情報のうち、高い反復グループ(HRG)に属する情報(HRGUCD)は、初期レンジングを行うために必要な初期レンジングコード(Initial ranging codes)、レンジングコードグループの開始点(Start of ranging codes group)、初期レンジングバックオフ開始点(Initial_ranging_backoff_start)などの初期レンジング情報を含むことができる。また、UCDシステム情報のうち、高い反復グループ(HRG)に属する情報(HRGUCD)は、伝送電力を制御するために必要な端末特定上り電力オフセット調節段階(MS−specific up power offset adjustment step)、端末特定下り電力オフセット調節段階(MS−specific down power offset adjustment step)、電力オフセット調節の最小レベル(Minimum level of power offset adjustment)などの伝送電力関連情報と一部のアップリンクバーストプロファイル(Uplink burst profile)を含むことができる。]
[0065] 下記の表1乃至表3は、本発明の一実施の形態によってダウンリンクシステム情報をそれぞれの伝送頻度数によってHRG、MRG及びLRGに分類する場合、各グループに含まれる情報の例を順次に表す。]
[0066] ]
[0067] ]
[0068] 次に、下記の表4乃至表6は、本発明の一実施の形態によってアップリンクシステム情報をそれぞれの伝送頻度数によってHRG、MRG及びLRGに分類する場合、各グループに含まれる情報の例を順次に表す。]
[0069] ]
[0070] ]
[0071] ]
[0072] 上記の表1乃至表6に表すシステム情報のグルーピングは、例示的なものであり、その他の組み合わせも可能である。また、各表において一部情報は省略可能である。]
[0073] 一方、中間反復グループに属するDCDあるいはUCDのシステム情報は、高い反復グループの伝送のために既に占められているリソースを用いて伝送することができる。]
[0074] 低い反復グループに属するDCDあるいはUCDのシステム情報も同様、高い反復グループの伝送のために既に占められているリソースを用いて伝送することができる。この時、DCDあるいはUCD伝送間隔の間に、低い反復グループの伝送回数は1に設定することができる。]
[0075] システム情報をHRG、MRG及びLRGの3グループに分類した場合、DCDあるいはUCD伝送間隔の間に各グループの伝送回数(Count)は、数学式3のような条件を満たすことが好ましい。]
[0076] (数3)
Count HRG>CountMRG>Count LRG

最後に、割り当てられた伝送回数によって各グループのシステム情報を伝送する伝送時点を決定することができる。]
[0077] 上記の例では、伝送するシステム情報を伝送頻度数によって分類してグルーピングする方式を説明したが、その他の基準によって伝送するシステム情報をグルーピングすることもできる。また、用いられるグループの個数も3つに限定する必要はなく、システムの状況に応じて様々に設定可能である。]
[0078] このように分類されたシステム情報は、MAPメッセージを用いてブロードキャストすることができる。この時、グループ情報は、上記の通り、端末のネットワーク進入と初期化のための制御情報及びバーストプロファイルなどのシステム情報を一つ以上のグループに分類した結果に関する情報である。]
[0079] システム情報をHRG、MRG及びLRGの3グループに分類した場合、高い反復グループに属するDCDあるいはUCDのシステム情報はそれぞれ、下記の数学式4と数学式5により計算された値が0であるフレームごとに伝送するようにスケジューリングすることができる。この時、DCD High Repeat IntervalとUCD High Repeat Intervalは、フレーム存続区間によってフレーム単位の値とそれぞれ定義することができる。]
[0080] (数4)
HRGDCD = (Frame Number) mod (DCD High Repeat Interval)

(数5)
HRGUCD = (Frame Number) mod (UCD High Repeat Interval)

上記の数学式4及び5で、“mod”は、モジューロ演算子を表す。]
[0081] システム情報をMAPメッセージを用いて伝送する場合、DCDのシステム情報は、ダウンリンク区間使用コード(DIUC)14の拡張−2(Extended−2)DIUC留保領域、すなわち、0x0Fに含まれることができる。また、このようなシステム情報は、情報要素の形態でMAPに含まれ、これを、表7に表すダウンリンクチャネル情報の情報要素(DL channel informationIE)と定義する。]
[0082] システム情報をMAPメッセージを用いて伝送する場合、UCDのシステム情報は、アップリンク区間使用コード(UIUC)11の拡張−2(Extended−2)UIUC留保領域、すなわち、0x0Dに含まれることができる。また、このようなシステム情報は、情報要素の形態でMAPに含まれ、これを、表8に表すアップリンクチャネル情報の情報要素(UL channel informationIE)と定義する。]
[0083] 拡張−2 DIUCあるいは拡張−2 UIUCを認識できない端末は、このような情報を無視し、既存方式の通りにしてDCDあるいはUCDを受信した後、レンジングを行えば良い。すなわち、基地局は、既存端末との互換性を保障するためにDCDあるいはUCDを既存方式の通りに伝送することができる。]
[0084] 一方、上記のように分類されたシステム情報を、ダウンリンクバースト(burst)を用いてブロードキャストすることもできる。]
[0085] 図7Bは、ブロードキャストメッセージスケジューリングを行った一例を示す図である。] 図7B
[0086] DCDあるいはUCD伝送間隔(DCD/UCD Interval)の間に伝送されるシステム情報は、全グループのシステム情報の1セット(すなわち、HRG、MRG及びLRGの1セット)と、高い反復グループ(HRG)及び中間反復グループ(MRG)に属する追加的なシステム情報である。したがってネットワーク進入及び初期化過程で用いられるT1、T12と関連したダウンリンク同期化及びアップリンクパラメータ維持手順は同一にして行うことができる。]
[0087] 図7Bは、DCDあるいはUCDシステム情報の配置例を示している。ここで、DL−MAPとUL−MAPは、フレーム存続区間を20msとして毎フレームごとに伝送されると仮定する。また、DCDあるいはUCD伝送間隔は、280msとし、高い反復グループの伝送間隔は2フレームとする。最後に、中間反復グループの伝送回数は2とする。] 図7B
[0088] 図7Bを参照すると、高い反復グループ(HRG)に属するシステム情報は、2フレームごとに伝送することができる。しかし、DCDあるいはUCD伝送間隔の間に、中間反復グループ(MRG)に属するシステム情報を2回伝送し、低い反復グループ(LRG)に属するシステム情報を1回伝送することを目的に、高い反復グループ(HRG)に属するシステム情報は4回伝送することができる。] 図7B
[0089] 本発明の実施例は、端末がシステム情報を更新し適用するのにかかる所要時間を減らすための方法を提供する。]
[0090] このために、基地局は、複数のグループに分類されたシステム情報に対する伝送時点、伝送されるグループタイプなどに関するチャネル記述伝送制御情報を端末に伝送できる。また、基地局は、伝送されたシステム情報に関する変更有無などの情報をチャネル記述変更情報を通じて端末に伝送することができる。]
[0091] 図8は、本発明の一実施例によるシステム情報伝送方法を示すフローチャートである。] 図8
[0092] まず、任意の制御区間の開始時点で、基地局は、複数のグループに分類されたシステム情報のインデックスを含むチャネル記述伝送制御情報を、端末に伝送することができる(S810)。端末は、チャネル記述伝送制御情報に含まれた設定変更カウント(Configuration Change Count)を、システム情報のデコーディング及び保存有無を決定するのに使用することができる。この時、設定変更カウントを全てのシステム情報のグループに共通に適用する場合、設定変更カウントと関連した既存プロセス及びメッセージを変更せずにそのまま使用することができる。]
[0093] 次に、制御区間で、システム情報のインデックスによる各伝送時点に、該当のグループのシステム情報を端末に伝送する(S820)。]
[0094] また、基地局は、システム情報の更新単位をMAPメッセージ単位ではなく所定制御周期単位に設定することができる。こうすると、毎フレームごとにDCDカウントまたはUCDカウントを伝送することから生じるオーバーヘッドを減らすことができる。]
[0095] 一方、設定変更カウントをシステム情報のグループごとに異なって設定する場合、制御区間でインデックスによる各伝送時点に該当のグループのシステム情報を伝送する時、該当グループの設定変更カウントを共に端末に伝送することができる。]
[0096] システム情報グループ(HRG、MRG、LRG)に関するチャネル記述伝送制御情報の例は、表9の通りである。]
[0097] この時、制御間隔(Control Interval)内に多数のMRGメッセージが含まれる場合、HRGと同一の形態で制御情報を伝送する。]
[0098] 表9で、グループタイプは、システム情報が上記のHRG、MRG、LRGのいずれかに属するかを表す。すなわち、表9では、グループタイプはビットマップ形式であり、3ビットのうち最初のビットが1に設定されるものは、HRGが該当の制御区間内に伝送されることを、2番目のビットが1に設定されるものは、MRGが該当の制御区間内に伝送されることを、3番目のビットが1に設定されるものは、LRGが該当の制御区間内に伝送されることを表すように設定されることができる。したがって、“000”は、該当の制御区間内にいかなるシステム情報も伝送されないということを表すことができる。]
[0099] 一方、場合によって、上記グループタイプフィールドがビットマップ形式ではなくビット情報によって特定グループタイプ値そのものを表現する方が、ビット最適化(bit optimization)の面においてより効率的である場合もある。例えば、該当の制御区間が小さくてその間隔内にシステム情報グループが含まれないか、または、少数のシステム情報グループが含まれる場合、この少数のグループを表すために可能な全てのグループにそれぞれ1ビットを割り当てる代わりに、伝送されるグループを直接ビット情報で表す方がより効率的になり得る。すなわち、3個のシステム情報グループのうち最大1個が該当の制御区間に含まれる場合には、3ビットで構成されたビットマップ形式よりは、2ビットで各グループを直接表現する方式(例えば、01:HRG、10:MRG、11:LRG)がより効率的になり得るわけである。]
[0100] 一方、上記の表9のようにビットマップ形式でグループタイプを表す場合に、多数個のビットが設定されると、ビット順にグループが伝送される。例えば、0番目と2番目のビットが設定されていると、0番目に該当するグループがまず伝送され、2番目に該当するグループがその次に伝送されるように設定することができる。]
[0101] 続いて、上記の表9で設定変更カウント(Configuration Change Count)は、一般に、8ビットで構成され、該当の制御情報の変更情報を表す。ただし、本発明の一実施の形態では、ビット最適化のために、上記の設定変更カウントの最下位4ビットを、縮約された設定変更カウント(Reduced Configuration Change Count)として用いることを考慮する。この場合、設定変更カウントをシステム情報のグループごとに異ならせる場合、各グループごとに縮約された設定変更カウントと同一のフィールドが存在することができる。]
[0102] 次に、インデックスタイプ(index type)は、該当の制御間隔内のフレームの数によって決定することができる。システム情報のインデックスのうち、フレームインデックス(Frame index)は、フレーム数(Frame number)を制御間隔の大きさで除算した余りの値であり、システム情報のインデックスのうちビットマップインデックス(Bitmap index)は、フレーム数を制御間隔の大きさで除算した余りの値をビットマップ(bitmap)形式で表現したものである。]
[0103] 一方、フレームインデックス情報を伝送する場合、上記の表9では、フレームインデックス情報が、単に、システム情報が伝送されるフレームのインデックスを表す例を表しているが、システム情報が伝送される位置は、フレーム単位、サブフレーム単位または一つのスーパーフレーム(super frame)内のサブフレーム制御情報を伝送するチャネル(例えば、USCCH(Unicast Service Control Channel))単位でありうる。このような仮定の下に、システム情報が伝送される時点情報は、全てのグループの伝送位置を知らせることもでき、該当のスーパーフレームにおいて最初に伝送されるグループの伝送位置のみを知らせることもできる。該当のスーパーフレームにおいて最初に伝送されるグループの伝送位置のみを知らせる場合、後続するグループの位置は、端末が個別探索を通じて受信することができる。]
[0104] 例えば、一つのスーパーフレームに4個のフレームが含まれ、2番目及び4番目のフレームでシステム情報グループ(総伝送グループ数2)が伝送される場合、チャネル記述伝送制御情報では該当のスーパーフレーム中の最初伝送される2番目のフレームのみを知らせ、端末は、2番目のフレームから探索して2番目のフレームで1番目のシステム情報グループを獲得し、4番目のフレームで2番目の(最後の)システム情報グループを獲得することができる。もし、2番目及び3番目のフレームでシステム情報グループ(総伝送グループ数2)が伝送される場合、端末は、2番目のフレームから探索し始め、2番目のフレームで1番目のシステム情報グループを獲得し、3番目のフレームで2番目の(最後の)システム情報グループを獲得することができる。2個のシステムグループを全て獲得したので、端末は4番目のフレームを探索しなくて済む。]
[0105] 制御間隔が大きい場合には、該当の区間内に多数のシステム情報グループを伝送することができるので、チャネル記述伝送制御情報のためのリソースを先占して制御間隔ごとに伝送することができる。]
[0106] 一方、制御間隔が小さい場合には、該当の区間内にシステム情報グループが一つも含まれれない場合があるので、流動的にシステム情報グループが伝送される制御区間にのみチャネル記述伝送制御情報が伝送されうるように別の制御メッセージを用いることができる。この時、チャネル記述伝送制御情報を含むか否かを示すフィールドや予約されたコードを用いることができる。]
[0107] 表10は、上記チャネル記述伝送制御情報を含むか否かを示すフィールドを用いてチャネル記述伝送制御情報を挿入する例を表す。]
[0108] 表11は、予約されたコードを用いてチャネル記述伝送制御情報を挿入する例を表す。]
[0109] 以下では、システム情報伝送方法とシステム情報更新方法を、UCDを取り上げて説明する。]
[0110] 図9は、図8によるシステム情報の非周期的なスケジューリングの例を示す図である。] 図8 図9
[0111] 図9の例では、上記のチャネル記述伝送制御情報の一例を、UCD伝送制御として示した。このUCD伝送制御を通じて、基地局は、どのフレームにどのグループが伝送されるかを端末に伝達することができる。したがって、HRGの伝送周期を固定する必要がない。] 図9
[0112] すなわち、基地局がチャネル記述伝送制御情報(UCD伝送制御)を端末にまず伝送することによって、流動的にシステム情報の伝送時点を決定することができる。図9で、HRGに該当するシステム情報は、非周期的にスケジューリングされる。HRGに該当するシステム情報が変更されたか否かは、UCD伝送制御内の(縮約された)設定変更カウント(図示せず)と図9で“C”で表示された変更ビット(Change bit)で表す。変更ビットは、該当のグループのシステム情報の変更されたか否かを、“0”と“1”間のトグリング(toggling)方式で表すとする。すなわち、受信端(端末)では、該当の設定変更カウントを通じてシステム情報の変更有無を確認し、変更がある場合、変更ビット(C)を通じて各グループのデコーディング有無を判断することができる。これについて、以下に詳しく説明する。] 図9
[0113] 図10は、図8でシステム情報が変更された場合におけるシステム情報伝送方法を示すフローチャートである。] 図10 図8
[0114] まず、任意の制御区間の開始時点で、複数のグループに分類されたシステム情報のインデックスを含むチャネル記述伝送制御情報を、端末に伝送する(S1010)。]
[0115] 次に、制御区間で該当のシステム情報のインデックスによる伝送時点に、各インデックスに対応するグループのシステム情報を端末に伝送する(S1020)。]
[0116] 続いて、現在制御区間で特定グループのシステム情報が変更されると(S1030)、次の制御区間で設定変更カウントを増加させ(S1040)、変更されたシステム情報を端末に伝送することができる(S1050)。すなわち、次の制御区間で設定変更カウントを増加させ、設定変更カウントを含むチャネル記述伝送制御情報を端末に伝送した後、チャネル記述伝送制御情報に含まれたインデックスによる伝送時点に、該当のグループの変更されたシステム情報を伝送する。]
[0117] 一方、現在制御区間で特定グループのシステム情報が変更されなかった場合、次の制御区間で設定変更カウントを維持しながらチャネル記述伝送制御情報を端末に伝送した後、チャネル記述伝送制御情報に含まれたインデックスによる伝送時点に、該当のグループのシステム情報を再伝送する(S1060)。]
[0118] 表12は、実際にシステム情報グループが伝送されるフレームで提供されるシステム情報グループに対するチャネル記述変更情報の例を表す。]
[0119] 表12の情報フォーマットは、1フレームで最大2個のシステム情報グループが存在でき、それぞれはDCDグループとUCDグループのためのものである。この場合、同一フレームに多数個のDCDグループあるいはUCDグループが存在することができない。表12の情報は、チャネル記述伝送制御情報(Channel_Descriptors_Transmission_Control_Format)とは別に伝送することができる。この場合、チャネル記述伝送制御情報を伝送する時、チャネル記述変更情報(Channel_Descriptors_Change_Format)と重複するフィールドの一部を除いて伝送することができる。]
[0120] 表13及び図14は、ダウンリンクチャネル情報の情報要素(DL channel informationIE)とアップリンクチャネル情報の情報要素(UL channel information IE)の例を示す。] 図14
[0121] 表13及び表14のように、既に定義されたダウンリンクチャネル情報の情報要素とアップリンクチャネル情報の情報要素において予約された(reserved)3ビットとエンコーディング(Encodings)のためのビットのうちの7ビットを、設定変更カウントとグループタイプとして用いることができる。]
[0122] また、DLあるいはULバーストを用いて各システム情報グループを伝送する場合には、設定変更カウントとグループタイプをTLV形式で追加する。]
[0123] 図11は、図10によって変更されたシステム情報がスケジューリングに反映される例を示す図である。] 図10 図11
[0124] 図11で、基地局は、チャネル記述伝送制御情報としてUCD伝送制御を伝送し、該当のUCD制御区間内で、グルーピングされたシステム情報(例えば、HRG)を、設定変更カウント(例えば、(i)、(i+1))及びチャネル記述変更情報(C)と共に伝送する。] 図11
[0125] 具体的に、図11は、基地局が特定制御間隔(UCD Control Interval)内でシステム情報の変更されたグループがある場合、変更された情報を該当のHRG伝送周期に直ちに反映して伝送せずに、その次の制御間隔で、変更されたグループのシステム情報を伝送する例を示す。すなわち、図11で、最初UCD制御区間内でHRGに該当するシステム情報の変更があっても、該当の変更時点以降のHRG伝送時点にそれを直ちに適用せずに、次のUCD制御区間でチャネル記述伝送制御情報、すなわち、UCD伝送制御が伝送される時にそれを反映して伝送する例を示している。] 図11
[0126] 図12は、本発明の一実施例によって端末でシステム情報を保存する方法を示すフローチャートである。] 図12
[0127] まず、任意の制御区間の開始時点で、複数のグループに分類されたシステム情報のインデックスを含むチャネル記述伝送制御情報を受信する(S1210)。この時、チャネル記述伝送制御情報は、設定変更カウントを含むことができる。]
[0128] 続いて、チャネル記述伝送制御情報の設定変更カウントが、端末に保存された設定変更カウントと異なると(S1230)、現在制御区間でチャネル記述伝送制御情報に含まれたインデックスによる伝送時点に、該当のグループのシステム情報を受信する(S1235)。端末は、この過程(S1235)で、該当のグループのシステム情報を該当のグループの設定変更カウントと一緒に受信することができる。続いて、受信されたシステム情報をデコーディングし保存する(S1240)。一方、基地局が、チャネル記述伝送制御情報とは別にチャネル記述変更情報を端末に伝送する場合、チャネル記述伝送制御情報を読み込みなかった端末は、チャネル記述変更情報を通じてシステム情報保存手順を行うことができる。]
[0129] 一方、設定変更カウントが、端末に保存された設定変更カウントと同一であると、受信されたシステム情報をデコーディングする必要がない(S1250)。]
[0130] より具体的に、制御区間内に複数のそれぞれ異なるグループが伝送され、各グループが設定変更カウントを共通に使用する場合、端末は、自身が持っている設定変更カウントと基地局から受信した設定変更カウントとに1の差があると、変更ビット値によって該当のグループを保存するか否かを決定する。本実施の形態では、上述の通り、変更ビットが該当のグループの変更有無を“0”、“1”間のトグリングを通じて表すとした。これにより、変更ビットは直前の設定変更カウントとの変更有無のみを表すので、端末は、自身が持っている設定変更カウントと基地局から受信した設定変更カウントとに2以上の差が出ると、全てのグループのシステム情報をデコーディングすることが好ましい。一方、端末は、自身が持っている設定変更カウントと基地局から受信した設定変更カウントとが同一であれば、該当の制御間隔内で全てのシステム情報のデコーディング及び保存を行わなくてすむ。]
[0131] これにより、端末は、システム情報グループの変更有無を確認するためにDCDまたはUCDグループメッセージを毎度デコーディングする必要がない。端末は、チャネル記述伝送制御情報及び変更情報を用いて、システム情報が変更された場合に、変更されたグループのシステム情報をデコーディングすることができる。端末は、変更されたシステム情報の属するグループのみを保存及び更新するので、端末は、そのためのメモリー及び各フィールドの更新のためのプロセスを減らすことができ、更新速度を向上させることができる。]
[0132] 図13は、本発明の一実施例による高い反復グループ(HRG)のシステム情報のスケジューリングの例を示す図である。] 図13
[0133] 図13は、端末でHRGに属するUCDHRGを更新する例を示す。(i)、(i+1)などは、設定変更カウントを表す。] 図13
[0134] HRGのシステム情報変更イベントが発生(1320)した後、後続するチャネル記述伝送制御情報に該当するUCD伝送制御(1330)では、該当の制御区間(UCD制御区間)で伝送される一つのMRGと2個のHRGに対する設定変更カウント及び変更ビット情報に、この変更事項を反映して伝送することができる。すなわち、変更前の設定変更カウントが(i)であり、HRG、MRG及びLRGに対する変更ビットがいずれも“0”に設定されている場合、全グループに共通している設定変更カウントは、該当のUCD制御区間で(i+1)に設定されて伝送され、変更ビットはHRGに対してのみトグリングされて、“1”を表すこととなる。ただし、端末は、変更されたHRGを受信すると同時にこの変更されたシステム情報を適用するのではなく、上記の通り、変更されたシステム情報の適用を表すカウント情報を受信した後に当該変更されたシステム情報を適用する。すなわち、端末は、現在設定変更カウント(i+1)と同じ適用カウント情報を受信(1310)すると、変更されたシステム情報を適用する。]
[0135] 図14は、現在制御間隔内でシステム情報が変更された場合、本発明の一実施例による高い反復グループ(HRG)のシステム情報のスケジューリングの例を示す図である。] 図14
[0136] 図14は、現在UCD制御間隔内で変更されたUCDHRGを適用するも前に同一グループの情報がさらに変更された場合に、端末がシステム情報を更新する例を示す。] 図14
[0137] 具体的に、HRGシステム情報変更イベントが発生(1420)し、後続するUCD伝送制御(1430)では、この変更事項を知らせるように伝送されるシステム情報の設定変更カウントを(i+1)とし、HRGに対する変更ビットを“1”にトグリングして表す。このように、HRGの変更が1回起きた後、変更されたシステム情報適用を知らせるカウント情報がまだ伝送されていない状態で、追加的にHRGシステム情報変更イベントが発生(1440)することがある。これにより、後続するUCD伝送制御(1450)では、上記追加的なHRGシステム情報変更によって設定変更カウントを(i+2)に変更し、HRGの変更ビットを再び“0”にトグリングする。その後、2回変更されたシステム情報に対応する設定変更カウント(すなわち、(i+2))を持つ適用カウント情報を受信する場合(1410)、端末は、変更されたシステム情報を始めて適用するようになる。]
[0138] 図14の例で、1番目及び3番目の制御区間がリスニング(listening)区間であり、2番目の制御区間がスリープ(sleep)区間である端末は、受信されたチャネル記述伝送制御情報の設定変更カウントが、既に保存された設定変更カウントと2以上の差を有する。この場合、変更ビットからは各グループの変更有無を確認し難く、全てのグループに対してデコーディングを試みることが好ましいことがわかる。] 図14
[0139] 図15は、現在制御周期内でシステム情報が変更された場合、本発明の一実施例による高い反復グループ(HRG)及び中間反復グループ(MRG)のシステム情報のスケジューリングの例を示す図である。] 図15
[0140] 図15では、制御周期が、図14の場合よりも短い例を仮定する。したがって、MRGに属するUCDMRGが変更されて伝送された状態で、周期の短いUCDHRGが変更されるため、これらのシステム情報の適用前に再伝送まで完了することができる。ここで、(i)、(i+1)、(i+2)などは、設定変更カウントを表す。この場合、端末は、再伝送進行(pending)状態にある別のグループを考慮してシステム情報を更新する。すなわち、UCDHRGの更新は、UCDMRGの再伝送とUCD転移区間(transition interval)が終了した後になされる。端末は、現在設定変更カウントと同じ適用カウント情報(1510)を受信すると、現在システム情報を更新する。] 図14 図15
[0141] 図16は、上位層フレーム構造で本発明の一実施例による高い反復グループのシステム情報のスケジューリングの例を示す図である。] 図16
[0142] 次世代移動通信システムでは、スーパーフレーム(Super Frame)概念を導入して、制御情報伝送の効率性を図っている。現在まで議論されたスーパーフレーム構造は、1個のスーパーフレーム内に4個のフレームを含み、1個のフレーム内には8個のサブフレームが存在する構造を有する。このような階層的フレーム構造を用いて、以下では、スーパーフレームに対応できる上位層フレーム単位でシステム情報伝送を設定する方法について説明する。]
[0143] 上位層フレーム構造(higher−layer frame structure)を用いたチャネル記述伝送制御情報及びシステム情報の伝送は、上記と同様にして行われる。この例では、チャネル記述変更情報、すなわち、変更ビットを端末に伝送せずに、チャネル記述伝送制御情報のみを伝送することができる。]
[0144] ここで、チャネル記述伝送制御情報は、上位層フレーム(higher−layer frame)の制御情報を伝送するフォーマットで含まれる。すなわち、制御間隔が上位層フレーム、例えば、スーパーフレーム単位となる。]
[0145] また、毎フレームごとにMAPメッセージ内にDCDカウントまたはUCDカウントを伝送せずに、上位層フレーム単位でDCDカウントまたはUCDカウントを伝送することができる。したがって、システム情報の更新単位は、上位層フレーム単位となる。これにより、毎フレームごとにDCDカウントまたはUCDカウントを伝送することから発生するオーバーヘッドを減らすことができる。図16の例では、2番目の上位層フレームまでのUCDカウント(または、DCDカウント)(i)が3番目の上位層フレームで(i+1)に増加され、端末は現在のシステム情報を更新する。] 図16
[0146] 以上の実施例は、DCDまたはUCDの全てのグループが一つの設定変更カウントで管理及び更新される方式である。本発明は、この方式に限定されず、各グループごとに設定変更カウントを付与してグループ別にシステム情報のバージョンを管理することができ、端末は、システム情報の更新をグループごとに個別に行うことができる。個別のカウントを使用する方式は、システム情報の更新側面においてより効率的で柔軟な方式である。この時、設定変更カウントが含まれて伝送されるMAPメッセージ、隣接基地局公示(MOB−NBR−ADV)メッセージなどは、該当のメッセージの機能によって各グループの設定変更カウントを全て伝送する。例えば、隣接基地局公示メッセージは、隣接基地局に関する情報を伝送するメッセージであるから、各隣接基地局ごとに各グループの設定変更カウントを全て含む。したがって、伝送する隣接基地局数が増加するほど、伝送される設定変更カウントの数は増加する。また、各グループごとに設定変更カウントを付与するか否かによって、チャネル記述伝送制御情報フォーマットに設定変更カウントを各グループ別フィールドのように処理するか、または共通フィールドのように処理するかを決定することができる。]
[0147] 図17は、各グループが独立した設定変更カウントを有している時、チャネル記述伝送制御情報を伝送する実施例を示す図である。] 図17
[0148] ここではチャネル記述変更情報は伝送されずに、チャネル記述伝送制御情報のみ伝送される。ここで、HRG及びMRG上端の‘0’または‘1’の数字は、変更ビットを表すもので、チャネル記述伝送制御情報を通じてのみ伝送されるが、便宜のために、該当するグループのシステム情報上にそれぞれ表したわけである。]
[0149] 上記の通り、端末は、チャネル記述伝送制御情報を通じて伝送されるグループ別変更ビットと端末自身が持っている各グループ別変更ビット値とを比較する。この時、チャネル記述伝送制御情報と変更ビットの値とが異なるグループがあれば、端末は、該当のグループのシステム情報が変更されて伝送されたことがわかる。HRGの設定変更カウント、MRGの設定変更カウントなどをグループ別設定変更カウントという。]
[0150] 例えば、図17で、最初に端末が持っているHRGの設定変更カウントとDCDまたはUCDのカウントはiで、変更ビットは0であり、MRGの設定変更カウントとDCDまたはUCDのカウントはkで、変更ビットは0である。] 図17
[0151] 特定グループのシステム情報が変更されると、該当するグループ別設定変更カウントのみ増加させる。増加されたグループ別設定変更カウントは、変更されたシステム情報と共に端末に伝送される。]
[0152] 左側にある最初の伝送制御でHRGの変更ビットは1であり、MRGの変更ビットは0を表し、最初の伝送制御のDCDまたはUCDカウントはそれぞれ、以前と同様にiとkであるから、端末は、HRGが変更されたことを認識し、該当の変更されたグループ(HRG)のみをデコーディングし保存する。以降、基地局は、あらかじめスケジューリングされた順番で、変更されたHRGを再伝送する。一方、3番目の上位層フレームの伝送制御区間で、DCDまたはUCDのカウントは(i+1)に増加され、端末は、現在のシステム情報を更新する。]
[0153] 以下では、上記のスーパーフレーム構造を用いて、本発明によってグルーピングされたシステム情報を伝送するもので、スーパーフレーム内のPBCH、SBCHなどを用いてシステム情報を伝送する実施の形態について説明する。]
[0154] 上記の通り、一つのスーパーフレーム内には4個のフレームが含まれ、各フレーム内には8個のサブフレームが含まれる構造を仮定する。この場合、スーパーフレームヘッダーは、PBCH(Primary Broadcast Channel)及びSBCH(Secondary Broadcast Channel)で構成されることができる。]
[0155] PBCHは、毎スーパーフレームごとに伝送されるとする。このPBCHを通じて基地局は伝送制御情報及び現在適用カウント(DCD/UCDカウント)を伝送することができる。スーパーフレーム構造を用いてシステム情報を伝送する例では、上述したように、システム情報が変更される時点で直ちにそれを適用することができる。このような場合、設定変更カウントは直ちに適用カウントの役割を果たすことができる。]
[0156] 一方、SBCHは、1個以上のスーパーフレームごとに伝送されることができる。このSBCHを通じて、グルーピングされたそれぞれのシステム情報を伝送することが可能である。]
[0157] 上記の構造を用いると、PBCHは、上記の表3に表したようなチャネル記述伝送制御情報の役割を果たすことができる。ただし、SBCHの伝送される位置が固定されている場合、例えば、PBCHが伝送されるサブフレームと同じサブフレームを通じてSBCHが引き続き伝送される場合、グルーピングされたシステム情報伝送のためのフレーム情報は用いられなくて済む。]
[0158] 可能なPBCHの一例は、下記の通りである。]
[0159] 上記の表15で、“グループタイプ”は、上記の表9のように、ビットマップ方式で表す例を示しているが、上記のように、3つのシステム情報グループ伝送及びいかなるシステム情報も伝送されない場合に対して、2ビットのグループタイプ情報を通じてビット値が直接各伝送グループを表すように設定することができる。また、表15では、変更カウントフィールドとして8ビットが全て用いられる場合を表しており、変更ビット(C)は、各グループに対するトグルビットをビットマップ方式で表す例を表している。]
[0160] このような設定を用いて、以下、本発明の各実施の形態によってシステム情報を伝送する方法について説明する。]
[0161] 図18は、全てのグループが一つの設定変更カウントを有し、変更されたシステム情報を伝送する時点で直ちに該当のセルに適用する場合の実施の形態を示す図である。] 図18
[0162] 図18の例において、HRG伝送区間長は40msとし、スーパーフレーム長は20msとする。上述の通り、毎スーパーフレームごとにPBCHが伝送され、2個のスーパーフレームごとに、各グループに該当するシステム情報を含むSBCHが伝送される例を示している。] 図18
[0163] 段階S1810で、設定変更カウントiを有し、HRGが伝送されるSBCHに対する制御情報を含むPBCHが伝送されることができる。この時、変更ビット(または、変更トグルビットマップ)は、0、0、0に設定されて、HRG、MRG及びLRGのそれぞれに対して初期変更ビットがいずれも0に設定されることを表している。この段階で、PBCHと同じサブフレームを通じて、HRGを伝送するSBCHが伝送され、このSBCHは、設定変更カウントiを有する。]
[0164] 段階S1820で、伝送されるPBCHは、グループタイプフィールドに“000”が含まれて、当該フレームにはシステム情報が伝送されないことを表している。]
[0165] 段階S1830で、伝送されるPBCHは、設定変更カウントiを持つMRGを伝送するSBCHに対する制御情報を含む。この時、変更トグルビットマップは、未だシステム情報に変化がないため、相変らず0、0、0を表す。図18に示すように、 PBCHと同じフレームを通じて、MRGを伝送するSBCHが伝送されることがわかる。] 図18
[0166] 段階S1840で、伝送されるPBCHは、グループタイプフィールドに“000”が含まれ、同様に、該当フレームにはシステム情報が伝送されないことを表している。]
[0167] そして、段階S1850では、HRGに変更がある場合を表している。図18の例では、システム情報変更がある時点で直ちに変更されたシステム情報の適用がある場合を仮定した。したがって、段階S1850で伝送されるPBCHでは、設定変更カウントがi+1を表し、変更トグルビットマップがHRG変更を表すように1、0、0に設定されて伝送され、同一フレームを通じて伝送される設定変更カウントi+1を有するHRG伝送SBCHが伝送され、これは直ちに該当のセル内に適用されることができる。] 図18
[0168] 図18では、設定変更カウントが全システム情報グループに同一に適用される場合について説明したが、上述の通り、各システム情報グループ別に設定変更カウントを設定することもできる。] 図18
[0169] 図19は、各システムグループが独立した設定変更カウントを有し、変更されたシステム情報を伝送する時点に直ちに該当のセルに適用する実施の形態を示す図である。] 図19
[0170] 図19において、HRG区間長及びスーパーフレーム長は、図18のそれと同一にする。毎PBCHでHRG、MRG及びLRGに対応する設定変更カウントをi、k、xなどを用いて伝送するので、別の変更ビットまたは変更トグルビットマップを必要とせず、よって、図19ではそれを省略して示した。] 図18 図19
[0171] 図19で、基本的に、段階S1910乃至S1950の動作は、設定変更カウントが各システム情報グループ別に設定されている点以外は、図18と同一なので具体的な説明は省略する。段階S1950でHRGに変化がある場合、HRGに対応する設定変更カウントiをi+1に変更し、MRG及びLRGに対応する設定変更カウントk、xはそのまま維持することが確認できる。また、図19の例でも同様、システム情報の変更がある場合、該当のセルに直ちにそれを適用する場合を仮定する。] 図18 図19
[0172] 一方、システム情報には、上記のPBCH及びSBCHを通じて伝送されない情報(例えば、隣接基地局情報(neighborBSinformation)、ページング情報(paging information)が含まれることがある。本発明の一実施の形態では、このような付加システム情報を、PBCH及びSBCHが伝送されるフレーム以外の別のフレームを通じて伝送し、この付加システム情報に関する制御情報をPBCHまたはSBCHを通じて伝送することを提案する。]
[0173] 図20は、PBCH及びSBCHを通じて伝送されない付加システム情報の伝送に関する制御情報をPBCHを通じて伝送する実施の形態を説明するための図である。] 図20
[0174] HRG区間長及びスーパーフレーム長は、図18及び19の例と同一にする。ただし、各スーパーフレームごとに伝送されるPBCHには、グルーピングされたシステム情報を伝送するSBCH伝送に関する制御情報の他に、PBCH及びSBCHを通じて伝送されない付加システム情報伝送に関する制御情報をさらに含むことを示している。] 図18
[0175] 図20において、SBCHのための制御情報は、図18及び図19で上述した情報と同一の形態を有することができる。また、付加システム情報伝送のための制御情報も、SBCH伝送のための制御情報と類似の形態を有することができる。ただし、付加システム情報がPBCH及びSBCHと異なるフレームを通じて伝送されるので、この付加システム情報が伝送されるフレーム情報をさらに含むように設定することができる。] 図18 図19 図20
[0176] また、他の実施の形態では、付加システム情報伝送のための制御情報には、設定変更カウント及び変更ビットなどの情報が含まれないように設定することも可能である。付加システム情報は頻繁に発生するのではないので、付加システム情報が伝送される度に端末はこれをデコーディングするように設定する代わりに、付加システム情報の変更有無を表すためのシグナリングオーバーヘッドを減少させることができる。]
[0177] 図21は、PBCH及びSBCHを通じて伝送されない付加システム情報の伝送に関する制御情報を、SBCHを通じて伝送する実施の形態を説明するための図である。] 図21
[0178] 基本的にPBCH及びSBCHを通じて伝送されない付加システム情報を、PBCH及びSBCHと別のフレームを通じて伝送する点は、図20の例と同一である。ただし、図21に示す例では、PBCHが、SBCH及び付加システム情報の伝送のための制御情報の両方を含むのではない。すなわち、PBCHは、SBCH伝送に関する制御情報のみを含み、SBCHで付加システム情報伝送に関する制御情報を伝送することを示している。] 図20 図21
[0179] 一方、上記の実施の形態において、システム情報は、フレーム単位、サブフレーム単位または一つのスーパーフレーム(super frame)内のサブフレーム制御情報を伝送するチャネル(例えば、USCCH(Unicast Service Control Channel))単位になりうることは、上記の通りである。このような仮定の下に、システム情報が伝送される時点情報は、全グループの伝送位置を知らせることもでき、該当のスーパーフレームにおいて最初に伝送されるグループの伝送位置のみを知らせることもできる。]
[0180] また、上記の実施の形態では、システム情報を、伝送頻度数によってHRG、MRG及びLRGにグルーピングして伝送する例を説明したが、システム情報は、様々な数のグループに、様々なシステム情報組み合わせにグルーピングされることもできる。例えば、図18乃至図21に示すように、SBCHを用いてグルーピングされたシステム情報を伝送する場合、各グループは、サブSBCH(sub−SBCH)と称することができる。] 図18 図21
[0181] 本発明の一実施の形態で、もし、システム情報を6個のサブSBCHにグルーピングして伝送する場合、SBCH伝送制御情報を含むPBCHは、下記のように表すことができる。]
[0182] 上記の表16で、PBCHは、上記の表9で“グループタイプ”に該当するフィールドにサブSBCHスケジューリング情報フィールドを含み、サブSBCH1〜6のうち、伝送されるサブSBCH情報を表すことができる。また、変更トグルビットマップは、サブSBCH1〜4に関する変更情報を表すように設定された例を表している。これは、図21と関連して上述した例でSBCHを通じて伝送されるシステム情報が、サブSBCH1〜4に対応し、サブSBCH5及び6は、図21の例で付加システム情報のための制御情報に対応すると設定した場合の例を表している。] 図21
[0183] 各サブSBCHは、伝送のための基本構成と関連した必須のシステムパラメータ、帯域幅要請及びレンジングと関連したパラメータ、DL/ULリソース構成及びULFFR及び電力制御構成関連パラメータ、付加的なシステム情報に関する制御情報などで構成されることができる。]
[0184] このうち、付加的なシステム情報の制御情報に対するフォーマットの一例は、下記のように表すことができる。]
[0185] 以上では、添付の図面及び実施例を参照して本発明を説明してきたが、これは例示的なものに過ぎず、当該技術野で通常の知識を有する者には、これらの実施例から様々な変形及変更が可能であるということが理解できる。なお、これらの変形及び変更はいずれも本発明の技術的保護範囲内に含まれる。したがって、本発明の真の技術的保護範囲は、添付の特許請求の範囲による技術的思想により定められるべきである。]
[0186] 本発明は、無線接続システムにおいて基地局がシステム情報をブロードキャストする方法及び端末のシステム情報更新方法に関するもので、IEEE 802.16e、IEEE 802.16mなどを支援する基地局、端末などの無線接続関連装置に適用されることができる。]
权利要求:

請求項1
無線接続システムにおいて基地局がシステム情報をブロードキャストする方法であって、任意の制御区間の開始時点で、複数のグループに分類されたシステム情報のインデックスを含むチャネル記述伝送制御情報を端末に伝送する段階と、前記制御区間で、前記インデックスによる伝送時点に、該当のグループのシステム情報を前記端末に伝送する段階と、を含む、システム情報伝送方法。
請求項2
前記制御区間で特定グループのシステム情報が変更されると、次の制御区間で設定変更カウントを増加させ、該設定変更カウントを含むチャネル記述伝送制御情報を前記端末に伝送する段階と、前記次の制御区間で、前記特定グループのシステム情報を前記端末に伝送する段階と、をさらに含む、請求項1に記載のシステム情報伝送方法。
請求項3
前記制御区間で特定グループのシステム情報が変更されると、次の制御区間で、前記特定グループに該当するグループ別設定変更カウントを増加させ、前記変更されたシステム情報及び前記増加されたグループ別設定変更カウントを前記端末に伝送する段階をさらに含む、請求項1に記載のシステム情報伝送方法。
請求項4
前記複数のグループに分類されたシステム情報は、該当のグループのグループタイプ、設定変更カウント及び変更ビットのうち少なくとも一つを含む、請求項1に記載のシステム情報伝送方法。
請求項5
前記複数のグループに分類されたシステム情報は、伝送頻度数によって2以上のグループに分類された情報である、請求項1に記載のシステム情報伝送方法。
請求項6
前記複数のグループは、最も多い伝送頻度のグループが、初期レンジングコード、レンジングコードグループの開始点及び初期レンジングバックオフ開始点のうち少なくとも一つで構成される初期レンジング関連情報と伝送電力関連情報を含む、請求項1に記載のシステム情報伝送方法。
請求項7
前記基地局が、前記設定変更カウントを含むMAPメッセージをブロードキャストする段階をさらに含む、請求項1に記載のシステム情報伝送方法。
請求項8
無線接続システムにおいて基地局がシステム情報をブロードキャストする方法であって、任意の制御区間の開始時点で、複数のグループに分類されたシステム情報のインデックスを含むチャネル記述伝送制御情報を、端末に伝送する段階と、前記制御区間で、前記インデックスによる伝送時点に、該当のグループのシステム情報を該当のグループの設定変更カウントと一緒に前記端末に伝送する段階と、を含む、システム情報伝送方法。
請求項9
前記制御区間で特定グループのシステム情報が変更されると、次の制御区間で、システム情報が変更されたグループの設定変更カウントを増加させる段階と、前記次の制御区間で、前記特定グループのシステム情報を前記増加された設定変更カウントと一緒に前記端末に伝送する段階と、をさらに含む、請求項8に記載のシステム情報伝送方法。
請求項10
前記基地局が、各グループの設定変更カウントを含むMAPメッセージをブロードキャストする段階をさらに含む、請求項8に記載のシステム情報伝送方法。
請求項11
前記基地局が、各グループの設定変更カウントを含む隣接基地局公示(MOB−NBR−ADV)メッセージをブロードキャストする段階をさらに含む、請求項8に記載のシステム情報伝送方法。
請求項12
無線接続システムにおいて基地局がブロードキャストするシステム情報を更新する方法であって、任意の制御区間の開始時点で、複数のグループに分類されたシステム情報のインデックス及び設定変更カウントを含むチャネル記述伝送制御情報を受信する段階と、前記制御区間で、前記インデックスによる伝送時点に、該当のグループのシステム情報を受信する段階と、前記設定変更カウントが、端末に保存された設定変更カウントと異なると、現在システム情報を前記受信したシステム情報に更新する段階と、を含む、システム情報更新方法。
請求項13
前記複数のグループに分類されたシステム情報は、該当のグループのグループタイプ、設定変更カウント及び変更ビットのうち少なくとも一つを含む、請求項12に記載のシステム情報更新方法。
請求項14
現在システム情報を前記受信したシステム情報に更新する段階は、前記受信したシステム情報に含まれた変更ビットが変更状態に設定されたシステム情報のみをデコーディングして現在システム情報を更新する段階を含む、請求項12に記載のシステム情報更新方法。
請求項15
前記制御区間で特定グループのシステム情報が変更されると、次の制御区間で、前記設定変更カウントが増加されたチャネル記述伝送制御情報を受信する段階と、前記次の制御区間で、前記特定グループのシステム情報を受信する段階と、をさらに含む、請求項12に記載のシステム情報更新方法。
請求項16
無線接続システムにおいて基地局がブロードキャストするシステム情報を更新する方法であって、任意の制御区間の開始時点で、複数のグループに分類されたシステム情報のインデックスを含むチャネル記述伝送制御情報を受信する段階と、前記制御区間で、前記インデックスによる伝送時点に、該当のグループのシステム情報を該当のグループの設定変更カウントと一緒に受信する段階と、前記設定変更カウントが、端末に保存された該当のグループの設定変更カウントと異なると、現在システム情報を前記受信したシステム情報に更新する段階と、を含む、システム情報更新方法。
类似技术:
公开号 | 公开日 | 专利标题
US10320533B2|2019-06-11|Terminal device, base station apparatus, communication method, and integrated circuit
US20180270801A1|2018-09-20|Methods and apparatus for device-to-device communications system
US20190200338A1|2019-06-27|Communication of Control Information Using Alert Flag and Version Number
KR20190010724A|2019-01-30|차세대 무선 통신 시스템에서의 페이징 시스템 및 방법
JP6566575B2|2019-08-28|Method and apparatus for extended coverage transmission for LTE Advanced
US10805891B2|2020-10-13|Synchronization procedure and resource control method and apparatus for communication in D2D system
US20190335383A1|2019-10-31|Method and apparatus for transmitting and receiving resource allocation information in a wireless communication system
JP6382951B2|2018-08-29|近隣認識ネットワークにおける識別のためのシステムおよび方法
CN104919876B|2019-12-13|基于ue的d2d发现
EP3190838B1|2018-09-26|Systems and methods for synchronization within a neighbor aware network
US10531431B2|2020-01-07|Apparatus and method for allocating resources in device-to-device communication in wireless network
JP6617147B2|2019-12-11|Cell switching for intermittent transmission | in shared spectrum
EP2965549B1|2018-10-24|Method and apparatus for discovering devices in a neighborhood aware network
US9609581B2|2017-03-28|Parameters for device to device discovery
US9516654B2|2016-12-06|Cellular communication system support for limited bandwidth communication devices
RU2589312C2|2016-07-10|Маяки для беспроводной связи
JP6516263B2|2019-05-22|Group-based PDCCH capability for LTE
US20160295391A1|2016-10-06|System and Method for TDD Configuration for D2D Open Discovery
US9838163B2|2017-12-05|Method for transmitting D2D signal and apparatus for same
US10462679B2|2019-10-29|Coverage enhancement level signaling and efficient packing of MTC system information
EP2982210B1|2017-09-13|Method, apparatus and computer-readable medium for collision management in a neighborhood aware network
US9055515B2|2015-06-09|System and method for signaling a location of a control channel
US10104611B2|2018-10-16|Systems and methods for low overhead paging
US10212676B2|2019-02-19|Method for transmitting synchronisation reference signal for device-to-device | communication in wireless communication system and apparatus therefor
CN107197506B|2019-04-16|节能基站和方法
同族专利:
公开号 | 公开日
US8379567B2|2013-02-19|
CN102124667A|2011-07-13|
KR101019484B1|2011-03-07|
CN102124667B|2014-10-22|
EP2235853A1|2010-10-06|
US20090197599A1|2009-08-06|
WO2009091188A1|2009-07-23|
EP2235853A4|2016-04-27|
JP4950341B2|2012-06-13|
KR20090078747A|2009-07-20|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
2011-10-13| A977| Report on retrieval|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111012 |
2011-10-14| A131| Notification of reasons for refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111013 |
2012-01-12| A521| Written amendment|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120111 |
2012-02-21| TRDD| Decision of grant or rejection written|
2012-02-24| A01| Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120223 |
2012-03-01| A01| Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
2012-03-15| A61| First payment of annual fees (during grant procedure)|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120308 |
2012-03-16| R150| Certificate of patent or registration of utility model|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
2012-03-16| FPAY| Renewal fee payment (event date is renewal date of database)|Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150316 Year of fee payment: 3 |
2015-04-14| R250| Receipt of annual fees|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
2016-02-16| R250| Receipt of annual fees|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
2017-02-14| R250| Receipt of annual fees|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
2018-03-16| LAPS| Cancellation because of no payment of annual fees|
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
[返回顶部]