![]() フィルタ装置
专利摘要:
入力信号がゼロ値サンプルでなければ、直列に接続された複数のセルのうちの1つにその入力信号が書き込まれることが許容される。各セルは入力信号を受け取り、その入力信号に複数の重み係数のうちの1つを乗算する。入力信号がゼロ値サンプルであれば、その入力信号がそれらのセルのいずれに書き込まれることも阻止される。フィルタリング演算の結果は最後のセルから出力される。 公开号:JP2011510525A 申请号:JP2010526874 申请日:2008-02-21 公开日:2011-03-31 发明作者:ロズキン,アレクサンダー,エヌ 申请人:富士通株式会社; IPC主号:H03H17-02
专利说明:
[0001] 本発明は、入力信号と複数の係数との乗算演算と、得られた複数の乗算結果の加算演算を行うフィルタ装置に関する。] 背景技術 [0002] 図1は、直交周波数分割多重(OFDM)通信システムにおける従来の送信機の構成例を示している。この送信機は、シリアル/パラレル(S/P)変換器101、サイズMの逆高速フーリエ変換(IFFT)プロセッサ102、パラレル/シリアル(P/S)変換器103、リミッタ104、ローパスフィルタ(LPF)105及び107、デジタル/アナログ変換器(DAC)106、無線周波数(RF)アップコンバータ108、及びA級又はAB級で動作する高出力増幅器(HPA)109を備える。] 図1 [0003] S/P変換器101は、送信すべきデータを表す入力ビットストリーム111をパラレル信号に変換する。IFFTプロセッサ102は補間器として動作し、パラレル信号に対してオーバーサンプリング係数Kを用いてM×KのIFFTを行う。P/S変換器103は、IFFTプロセッサ102からの出力信号を信号S(t)に変換する。] [0004] 信号S(t)の振幅は、リミッタ104によりレベルAでクリップされる。このようなクリッピングは、OFDM信号のピーク対平均電力比(PAPR)を低減するために、つまり、高振幅ピークを除去するために実装される。しかしながら、帯域外放射の増大を回避するためには、付加的なLPF105が必要になる。リミッタ104からの出力信号は、帯域外電力抑圧のためにLPF105を通過し、ろ過された信号はDAC106とリミッタ104に出力される。] [0005] DAC106は、LPF105からの出力信号S* (t)をアナログ信号に変換する。出力されたアナログ信号はLPF107を通過し、RFアップコンバータ108によりアップコンバートされる。HPA109は、得られたRF信号を増幅してアンテナ(不図示)に出力する。] [0006] フィルタタスクは、N個の係数及び再帰型フィルタを用いる有限インパルス応答(FIR)に基づく。FIRの直接的な実現方法は、次式のような畳み込み加算である(非特許文献1を参照)。] [0007] ] [0008] 式(1)において、y(n)はFIR出力信号であり、x(n)はFIR入力信号であり、h(n)はFIRの単位サンプルであり、NはFIRの長さ(フィルタのタップ数)である。図1に示す構成の場合、S* (t)=y(n)と想定される。] 図1 [0009] 式(1)に基づくFIRデジタルフィルタの構造は、図2に示すようになる。このFIRフィルタは、遅延器201−1乃至201−(N−1)、乗算器202−0乃至202−(N−1)、及び加算器203−1乃至203−(N−1)を備える。図2から見て取れるように、NタップのFIRの乗算演算の数はNに等しい。] 図2 [0010] 例えば、多数のサブキャリアを用いるOFDM通信システムにおいて、強力な帯域外電力抑圧(典型的には−50乃至−75dB)を得るためには、LPFが非常に長いパルス応答を持っていなければならない。このため、ろ過中に膨大な数の乗算が必要であり、FIRの重み係数の総数が多くなる。後述するシミュレーション結果によれば、少なくとも512タップのFIRであれば、必要な帯域外電力抑圧を提供することができる。] [0011] Application Specific IntegratedCircuit (ASIC)又はField Programmable Gate Array (FPGA)による実装では、8ビット乗算器は加算器の約8倍複雑である。このため、デジタルフィルタ装置における複雑度低減のための第1の目標は、乗算器の数を削減することである。] [0012] 先願である特願2006−324736号において、図1に示されるLPF105を採用したクリッピング・フィルタリングアプローチは、LPF105をハイパスフィルタ(HPF)302に置き換えることで、図3のように表されることが示された。図1に示される構成要素と同じ符号の図3に示される構成要素の動作は、その要素の動作と同様である。] 図1 図3 [0013] リミッタ301は、信号S(t)の振幅をクリップして、クリッピング信号Clip(t)とクリップされた信号S* (t)(=S(t)−Clip(t))を出力する。HPF302は、図2に示されるように構成され、コントローラ303により制御されて、クリッピング信号Clip(t)のハイパスフィルタリングを行う。コントローラ303は、HPF302からクリッピング信号Clip(t)を受け取り、クリッピング信号Clip(t)に含まれるゼロ値サンプルに対する乗算演算をHPF302にスキップさせる。加算器304は、ろ過された信号とクリップされた信号S* (t)を加算し、生成される信号をDAC106とリミッタ301に出力する。] 図2 [0014] HPF302から出力されるクリッピング信号Clip(t)の帯域外成分の位相は、クリップされた信号S* (t)の帯域外成分の位相とは逆になる。したがって、出力信号とクリップされた信号S* (t)を加算することで、クリップされた信号S* (t)の帯域外成分が打ち消される。] [0015] 上述したように、クリップされた信号又はクリッピング信号は、生成される帯域外電力を除去するために、図1に示されるLPF105又は図2に示されるHPF302でろ過される。非特許文献2及び3では、LPFフィルタ部が一組の比較的大きなFFT及びIFFTモジュールから成る。非特許文献4では、フィルタタスクは、103個の係数及び再帰型フィルタを用いるFIRに基づく。] 図1 図2 [0016] 例えば、図4は、2048サブキャリアを用いるWorld Wide Interoperability For Microwave Access(WiMAX)システムに対する帯域外電力抑圧レベルのシミュレーション結果を示している。dB単位で表現されるATTは帯域外電力抑圧レベルを表し、クリッピングレベル又はクリッピング比(CR)は4dBであり、FIRのタップ数Nはパラメータとして用いられる。曲線401は、4dBのレベルでクリップされた後のOFDM信号スペクトルを表し、3つの曲線406は、理論的なOFDM信号スペクトル、クリッピングなしのOFDM信号スペクトル、及び4dBのレベルでクリップされLPFによりろ過された後のOFDM信号スペクトルを表し、これらの3つの曲線は互いに重なり合っている。4つの曲線402、403、404、及び405は、それぞれ64、128、256、及び512タップのFIRの信号スペクトルを表す。] 図4 [0017] 図4の描画は、FIRの長さ(タップ数N)が増加したときに帯域外電力抑圧における相当な改善が見られることを示している。このように、シミュレーション結果によれば、512タップのFIRは十分な帯域外電力抑圧を提供している。512タップ未満のFIRは、明らかに不十分な帯域外電力抑圧を提供している。より多数のタップは、加算器より複雑な乗算器をより多数必要とする。] 図4 [0018] 特別なタイプの入力信号x(t)を考えてみる。この入力信号x(t)はゼロ振幅の数個のサンプルを含むものとする。このようなゼロを含む信号の良い例は、クリッピング信号Clip(t)である。図3に示される構成によれば、クリッピング信号Clip(t)を次式により記述することができる。] 図3 [0019] S(t)=ρ・exp(j・φ) (2)] [0020] ] [0021] Clip(t)=S(t)−S* (t) (4)] [0022] 式(2)及び(3)において、S(t)は元の(クリップされていない)OFDM信号であり、S* (t)はクリップされた信号である。さらに、ρ及びφはそれぞれS(t)の振幅及び位相であり、Aはクリッピングレベル又はCRである。式(4)のClip(t)は、元の信号S(t)とクリップされた信号S* (t)の差分を表す。] [0023] 式(4)によれば、元の信号S(t)がCRを超える場合にのみ、クリッピング信号Clip(t)が非ゼロ値を有する。このように、OFDM相補累積分布関数(CCDF)によれば、ほとんどの実用的なCR値(3乃至6dB)に対して、ピーク対平均電力比(PAPR)レベルを超える確率は比較的低い。したがって、クリッピング信号Clip(t)は、数少ない非ゼロのサンプルとともに大多数のゼロサンプルを含む(図5を参照)。図5では、クリッピング信号Clip(t)は、CR値3、4、5、及び6dBに対して、それぞれ84%、90%、95%、及び97.2%のゼロサンプルを含んでいる。] 図5 [0024] このように、すべてのゼロ値サンプルx(t)に対して図2(式(1))に示されるフィルタリングを実装する場合には、乗算とそれに続く加算を省略できることは明らかである。しかしながら、この場合には演算が削減されるにもかかわらず、図2に示されるFIRのハードウェアの総量(乗算器及び加算器の数)を削減することはできない。いくつかの乗算器及び加算器を単に除去することは、次のFIRサイクルにおいて別の非ゼロサンプルを処理するためにそれらが必要になるかも知れないので、不可能である。] 図2 [0025] 特許文献1は、必要な乗算器回路の数の増大を防止するFIRフィルタに関する。] [0026] 特開2002−158561号公報] 先行技術 [0027] J. G. Proakis and D. G. Manolakis, “Digital Signal Processing; Principle, Algorithms, and Applications,” Prentice Hall, p. 503, 1996. J. Armstrong, “New OFDMPeak-to-Average Power Reduction Scheme,” Proceedings ofVTC, vol. 1, pp. 756-760, May 2001. H. A. Suraweera, K. R. Panta, M. Feramez and J. Armstrong, “OFDM Peak-to-Average Power Reduction Scheme with Spectral Masking,” Proceedings of International Symposium on Communication Systems Networks and Digital Signal Processing (CSNDSP 2004), pp. 160-163, July 2004. L. D. Kabulepa, T. Pionteck, A. Garcia and M. Glesner, “Design Space Exploration for Clippingand FilteringPAPRReduction Techniques in OFDM Systems,” Proceedings of the 8th International OFDM Workshop, pp. 108-112, 2003.] [0028] 本発明の課題は、ゼロ値データを含む入力信号に対する乗算及び加算演算を削減し、より少ないハードウェアを用いたフィルタ装置を提供することである。 提案するフィルタ装置は、直列に接続された複数のセルと制御部を備える。各セルは入力信号を受け取り、その入力信号に複数の重み係数のうちの1つを乗算し、最後のセルがフィルタリング演算の結果を出力する。制御部は、入力信号がゼロ値サンプルであるか否かを判定し、入力信号がゼロ値サンプルでなければ、その入力信号がそれらのセルのうちの1つに書き込まれることを許容し、入力信号がゼロ値サンプルであれば、その入力信号がそれらのセルのいずれに書き込まれることも阻止する。] [0029] このようなフィルタ装置によれば、乗算演算の総数を必要な数のみに削減することができる。つまり、フィルタ装置は、入力信号に含まれる非ゼロサンプルのみを用いて動作することができる。こうして、乗算の総数を削減することができ、ハードウェアの複雑度低減が達成される。] [0030] 提案する送信機は、リミッタ、フィルタ装置、加算器、及び増幅器を備える。リミッタは、入力信号の振幅をクリップし、クリッピング信号とクリップされた信号を出力する。フィルタ装置は、クリッピング信号に対するフィルタリング動作を行い、ろ過された信号を出力する。加算器は、ろ過された信号とクリップされた信号を加算し、加算信号を出力する。増幅器は、加算信号を増幅し、増幅された信号を出力する。] [0031] フィルタ装置は、直列に接続された複数のセルと制御部を含む。各セルはクリッピング信号を受け取り、そのクリッピング信号に複数の重み係数のうちの1つを乗算し、最後のセルがフィルタリング演算の結果を出力する。制御部は、クリッピング信号がゼロ値サンプルであるか否かを判定し、クリッピング信号がゼロ値サンプルでなければ、そのクリッピング信号がそれらのセルのうちの1つに書き込まれることを許容し、クリッピング信号がゼロ値サンプルであれば、そのクリッピング信号がそれらのセルのいずれに書き込まれることも阻止する。] [0032] このような送信機によれば、上述したように、送信機内のフィルタ装置のハードウェアの複雑度を低減することができる。] 図面の簡単な説明 [0033] OFDM通信システムにおける従来の送信機を示す構成図である。 従来のFIRフィルタを示す構成図である。 LPFの代わりにHPFを用いた従来の送信機を示す構成図である。 WiMAXシステムに対する帯域外電力抑圧レベルのシミュレーション結果を示すグラフである。 いくつかのクリッピングレベルに対するゼロ及び非ゼロサンプルの数を示す表である。 実施形態のOFDM通信システムにおける送信機を示す構成図である。 実施形態のフィルタ装置を示す構成図である。 フィルタ装置内のフィルタセルを示す構成図である。 フィルタセルの動作を示すタイミングチャートである。] 実施例 [0034] 以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。 図6は、実施形態のOFDM通信システムにおける送信機の構成例を示している。この送信機は、S/P変換器601、サイズMのIFFTプロセッサ602、P/S変換器603、リミッタ604、HPF605、加算器606、DAC607、LPF608、RFアップコンバータ609、及びA級又はAB級で動作するHPA610を備える。入力ビットストリーム611は、S/P変換器601に入力される。構成要素601乃至604及び606乃至610の動作は、図3に示される構成要素101乃至103、301、304、及び106乃至109の動作と同様である。] 図3 図6 [0035] HPF605は、実施形態のフィルタ装置により実現される。提案するアプローチは、式(1)の実装に対する柔軟性を提供すると同時に、ハードウェアに対する要件を低減する。提案するアプローチの基本要素は、フィルタセル(FC)である。] [0036] 図7は、フィルタ装置の構成例を示している。このフィルタ装置は、スイッチ701、制御部702、並列データローディングを用いるFC703−1乃至703−m、及びRead Only Memory(ROM)704を備える。この場合、フィルタ装置に入力されるクリッピング信号Clip(t)は、n番目の時刻における信号x(n)として表される。] 図7 [0037] ROM704は、FC703−1乃至703−mにより共有される共有ROMであり、それらのFCに並列に接続される。重み関数は、複数の重み係数h(n)(n=0,1,...,N−1)の形式でROM704に格納される。FC703−1乃至703−(m−1)の各々は、アドレス信号をROM704に出力し、そのアドレス信号により特定されるアドレスに格納された重み係数h(n)を読み出す。その後、FCは、重み係数h(n)を用いて乗算/加算演算を行い、演算結果を出力する。各FCの出力は後続FCの入力に接続され、最後のFC703−(m−1)がフィルタ出力を生成する。] [0038] 制御部702は、入力データ信号x(n)がゼロ値サンプルか否かを判定し、いずれの非ゼロサンプルもスイッチ701を介してFCに書き込まれることを許容し、ゼロ値サンプルを阻止する。非ゼロサンプルはすべてのFCに並列に入力され、制御部702は、そのサンプルをロードするために、選択信号SELを用いて空いているFCのうちの1つを選択する。FCの数は、好ましくは、N個の入力サンプルに含まれる非ゼロサンプルの平均数にいくらかのマージンを加えた数と同じである。このマージンは、例えば、所定数に設定される。] [0039] 図8は、図7に示されるFCの構成例を示している。このFCは、メモリ801、乗算器802、加算器803、OR回路804、カウンタ805、及びフリップフロップ回路806を備える。カウンタ805の出力はROM704のアドレス入力に接続され、ROM704の出力は乗算器802の第1の入力に接続され、メモリ801の出力は乗算器802の第2の入力に接続されている。メモリ801は、入力サンプルx(n)のデータを格納し、乗算器802は、そのデータにROM704から出力される重み係数h(n)を乗算する。加算器803は、乗算結果を先行FCの出力に加算し、得られたデータを後続FCに出力する。最初のFC703−1は加算演算を必要としないため、加算器803はFC703−1から省略される。] 図7 図8 [0040] 制御部702は、FCにクリア/ロード信号及びクロック信号を提供し、FCからビジー信号を受け取る。クリア/ロード信号はメモリ801のロード端子、OR回路804、及びフリップフロップ回路806のセット端子に入力され、クロック信号はカウンタ805のクロック端子に入力される。カウンタ805のオーバーフロー端子から出力されるオーバーフロー信号は、OR回路804及びフリップフロップ回路806のリセット端子に入力される。] [0041] OR回路804は、クリア/ロード信号とオーバーフロー信号の論理和をカウンタ805のクリア端子に出力する。カウンタ805は、クロック信号に従ってカウント動作を行い、カウント結果をアドレス信号として出力する。フリップフロップ回路806は、クリア/ロード信号とオーバーフロー信号の値に従ってビジー信号を生成する。ビジー信号は、ハイレベル又は論理“1”のときにFCが動作中であることを示し、ローレベル又は論理“0”のときにFCが空いていることを示す。] [0042] 入力サンプルx(n)を選択されたFCのメモリ801にロードするとき、制御部702は、図9に示されるようにクリア/ロード信号をアサートし、メモリ801は、その入力サンプルのデータをロードする。このとき、OR回路804は論理“1”を出力し、カウンタ805の出力はゼロにリセットされ、オーバーフロー信号は論理“0”になる。フリップフロップ回路806は、論理“1”のビジー信号を出力する。] 図9 [0043] 次に、制御部702は、クリア/ロード信号をネゲートする。したがって、OR回路804は論理“0”を出力し、カウンタ805の出力はクロック毎にインクリメントされる。カウンタ出力が0からN−1まで変化するのに対応して、メモリ801からのデータ出力は変化することなく、乗算器802に入力される重み係数はh(0)からh(N−1)まで変化する。同じデータに重み係数h(0)乃至h(N−1)を乗算し、乗算結果を先行FCからの出力に加算することで、式(1)の演算が実現される。カウント動作の間、オーバーフロー信号は論理“0”に留まるため、フリップフロップ回路806は、ビジー信号を論理“1”に保つ。] [0044] カウンタ805がカウントアップし、オーバーフロー信号がアサートされると、ビジー信号は論理“0”になり、FCが空いていることを示す。制御部702は、クリア/ロード信号を再びアサートし、メモリ801の内容がクリアされ、メモリ801は新たな入力データに対する待機状態になる。] [0045] 図2に示される従来のフィルタ装置は順次データ伝搬構造を有するのに対して、図7に示される提案のフィルタ装置は並列データローディング機能を有する。このようなフィルタ装置のハードウェア複雑度を低減することができなかった主な理由が、シリアルデータ伝搬である。] 図2 図7 [0046] しかしながら、並列データローディングによれば、演算(乗算及び加算)の総数を必要な数のみに削減することができる。つまり、FCベースのフィルタ装置は、非ゼロサンプルのみを用いて動作することができる。こうして、乗算器及び加算器の総数を削減することができ、ハードウェアの複雑度低減が達成される。さらに、FCベースのフィルタ装置は、実装の消費電力、スペース、及びコストを削減する。提案のフィルタ装置は、クリッピング信号Clip(t)のみならず、数個のゼロ値サンプルを含む他の信号に対しても効果的に機能する。]
权利要求:
請求項1 直列に接続された複数のセルであって、該複数のセルの各々が入力信号を受け取り該入力信号に複数の重み係数のうちの1つを乗算し、最後のセルがフィルタリング演算の結果を出力する該複数のセルと、前記入力信号がゼロ値サンプルであるか否かを判定し、該入力信号が該ゼロ値サンプルでなければ該入力信号が前記複数のセルのうちの1つに書き込まれることを許容し、該入力信号が該ゼロ値サンプルであれば該入力信号が前記複数のセルのいずれに書き込まれることも阻止する制御部とを備えるフィルタ装置。 請求項2 前記複数のセルの数は、前記複数の重み係数の数と同じ数の入力信号に含まれる非ゼロサンプルの平均数にいくらかのマージンを加えた数と同じである、請求項1記載のフィルタ装置。 請求項3 最初のセルは、入力信号に重み係数を乗算し、乗算結果を演算結果として後続セルに出力し、該最初のセルと前記最後のセルの間のセルの各々は、入力信号に重み係数を乗算し、先行セルから出力される演算結果に乗算結果を加算し、加算結果を演算結果として後続セルに出力し、該最後のセルは、入力信号に重み係数を乗算し、先行セルから出力される演算結果に乗算結果を加算し、加算結果を前記フィルタリング演算の結果として出力する、請求項1記載のフィルタ装置。 請求項4 前記複数の重み係数を格納し、前記複数のセルの各々からアドレス信号を受け取ると該複数の重み係数のうちの1つを該複数のセルの各々に出力する係数メモリをさらに備える、請求項1記載のフィルタ装置。 請求項5 前記複数のセルの各々は、前記入力信号のデータを格納するデータメモリと、前記複数の重み係数が格納されている前記係数メモリの複数のアドレスを生成し、該複数のアドレスを該係数メモリに順番に出力するカウンタと、該複数の重み係数を該係数メモリから順番に受け取り、該入力信号に該複数の重み係数を乗算し、複数の乗算結果を順番に出力する乗算器とを備える、請求項4記載のフィルタ装置。 請求項6 前記データメモリは、前記入力信号のデータをロードし、前記カウンタは、前記制御部から制御信号を受け取るとカウント動作を開始して前記複数のアドレスを生成する、請求項5記載のフィルタ装置。 請求項7 前記複数のセルの各々は、前記カウント動作の間ビジー信号を前記制御部に出力し、該制御部は、該複数のセルのうちの1つからの該ビジー信号がアサートされていないときに該入力信号が該複数のセルのうちの1つに書き込まれることを許容する、請求項6記載のフィルタ装置。 請求項8 前記複数のセルの各々は、前記カウンタがオーバーフローしたときに前記ビジー信号をアサートする、請求項7記載のフィルタ装置。 請求項9 入力信号の振幅をクリップし、クリッピング信号とクリップされた信号を出力するリミッタと、前記クリッピング信号に対するフィルタリング動作を行い、ろ過された信号を出力するフィルタ装置と、前記ろ過された信号と前記クリップされた信号を加算し、加算信号を出力する加算器と、前記加算信号を増幅し、増幅された信号を出力する増幅器とを備える送信機であって、前記フィルタ装置は、直列に接続された複数のセルであって、該複数のセルの各々が前記クリッピング信号を受け取り該クリッピング信号に複数の重み係数のうちの1つを乗算し、最後のセルが前記フィルタリング演算の結果を出力する該複数のセルと、前記クリッピング信号がゼロ値サンプルであるか否かを判定し、該クリッピング信号が該ゼロ値サンプルでなければ該クリッピング信号が前記複数のセルのうちの1つに書き込まれることを許容し、該クリッピング信号が該ゼロ値サンプルであれば該クリッピング信号が前記複数のセルのいずれに書き込まれることも阻止する制御部とを含む、送信機。 請求項10 入力信号がゼロ値サンプルであるか否かを判定し、前記入力信号が前記ゼロ値サンプルでなければ、各々が該入力信号を受け取り該入力信号に複数の重み係数のうちの1つを乗算する直列に接続された複数のセルのうちの1つに該入力信号が書き込まれることを許容し、前記入力信号が前記ゼロ値サンプルであれば、該入力信号が前記複数のセルのいずれに書き込まれることも阻止し、最後のセルからフィルタリング演算の結果を出力するフィルタリング方法。
类似技术:
公开号 | 公开日 | 专利标题 EP0649578B1|2003-05-14|Digital filter having high accuracy and efficiency Lim et al.1994|Frequency-response masking approach for digital filter design: Complexity reduction via masking filter factorization EP0695032B1|2001-11-07|Digital-to-digital sample rate converter Mahesh et al.2008|Coefficient decimation approach for realizing reconfigurable finite impulse response filters US7035888B2|2006-04-25|Digital sampling rate converter for compensation for drop of in-band signal JP3484375B2|2004-01-06|信号のピークを制限する装置および方法 US5541864A|1996-07-30|Arithmetic-free digital interpolation filter architecture Fernandez-Vazquez et al.2012|Maximally flat CIC compensation filter: Design and multiplierless implementation Kwentus et al.1997|Application of filter sharpening to cascaded integrator-comb decimation filters US7047264B2|2006-05-16|Frequency converter US7376690B2|2008-05-20|Time discrete filter comprising upsampling, sampling rate conversion and downsampling stages CN105745891B|2017-10-13|用于消除脉冲波峰因子消减的设备和方法 Yeung et al.2004|The design and multiplier-less realization of software radio receivers with reduced system delay JP4653724B2|2011-03-16|信号の帯域外電力を抑圧する送信機 EP0766388B1|2005-12-07|Method for processing signal in CSD filter and circuit suitable for the method US20060083297A1|2006-04-20|Filters for communication systems KR100188692B1|1999-06-01|디지탈필터 US7620673B2|2009-11-17|Complimentary discrete fourier transform processor US8611204B2|2013-12-17|Digital signal multiplexing apparatus US8626810B2|2014-01-07|Method and system for finite impulse response | digital filtering Vinod et al.2006|Low power and high-speed implementation of FIR filters for software defined radio receivers US7102548B1|2006-09-05|Cascaded integrator comb filter with arbitrary integer decimation value and scaling for unity gain US7117235B2|2006-10-03|Digital decimation filter having finite impulse response | decimation stages US20140341316A1|2014-11-20|Crest factor reduction for band-limited multi-carrier signals US20040103133A1|2004-05-27|Decimating filter
同族专利:
公开号 | 公开日 WO2009104278A1|2009-08-27| US20100310007A1|2010-12-09| US8559551B2|2013-10-15| JP5126366B2|2013-01-23|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题 JPH0444410A|1990-06-11|1992-02-14|Fujitsu General Ltd|Digital filter circuit| JPH06181424A|1992-12-14|1994-06-28|Kawasaki Steel Corp|ディジタルフィルタシステム|US9252714B2|2012-12-28|2016-02-02|Fujitsu Limited|Transmission signal power control device and communication apparatus|US5117289A|1990-04-26|1992-05-26|Lyon-Lamb Video Animation|Real-time video image converter| JP2002158561A|2000-11-20|2002-05-31|Ando Electric Co Ltd|FIR filter and data processing method thereof| US7702002B2|2004-01-28|2010-04-20|Qualcomm Incorporated|Rapid acquisition methods and apparatus for GPS signals| KR100640591B1|2004-10-23|2006-11-01|삼성전자주식회사|감소된 면적을 가지는 부분 탭 적응 등화기|KR20100133748A|2009-06-12|2010-12-22|삼성전자주식회사|디스크리트 타임 필터 및 이를 포함하는 수신기| US10083007B2|2016-09-15|2018-09-25|Altera Corporation|Fast filtering|
法律状态:
2012-07-04| A131| Notification of reasons for refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120703 | 2012-08-31| A521| Written amendment|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120830 | 2012-09-24| TRDD| Decision of grant or rejection written| 2012-10-03| A01| Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121002 | 2012-10-04| A01| Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 | 2012-11-05| A61| First payment of annual fees (during grant procedure)|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121015 | 2012-11-09| R150| Certificate of patent or registration of utility model|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 | 2012-11-12| FPAY| Renewal fee payment (event date is renewal date of database)|Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151109 Year of fee payment: 3 | 2018-11-09| LAPS| Cancellation because of no payment of annual fees|
优先权:
[返回顶部]
申请号 | 申请日 | 专利标题 相关专利
Sulfonates, polymers, resist compositions and patterning process
Washing machine
Washing machine
Device for fixture finishing and tension adjusting of membrane
Structure for Equipping Band in a Plane Cathode Ray Tube
Process for preparation of 7 alpha-carboxyl 9, 11-epoxy steroids and intermediates useful therein an
国家/地区
|