![]() クロマトグラフィカラムから空気を除去する方法
专利摘要:
本発明は、クロマトグラフィカラムのベッドスペースから空気を除去する方法に関する。この方法は、ベッドスペースからアダプタアセンブリ上方のチャンバへ空気がそれを通って通過することのできる、1つ以上の細長い溝を備える内壁を有する、クロマトグラフィカラムの使用を含む。B 公开号:JP2011510293A 申请号:JP2010543084 申请日:2009-01-22 公开日:2011-03-31 发明作者:アグレン,トマス 申请人:ジーイー・ヘルスケア・バイオサイエンス・アクチボラグ; IPC主号:G01N30-60
专利说明:
[0001] 本発明は、カラムクロマトグラフィに関し、特にクロマトグラフィカラムのベッドスペース内部に閉じ込められた空気を除去する方法に関する。] 背景技術 [0002] クロマトグラフィカラムは、化学的化合物と生物学的化合物を分離、精製、単離する手段を提供する。これらの作業において使用されるカラムの寸法及び種類は、通常、該当する処理の規模によって決まり、研究目的に対しては小型のガラス又はプラスチック壁のカラムが通常使用され、一方、工業的処理に対しては大型の金属カラムが使用される。例えば、クロマトグラフィカラムは、製造工程において、処理液体を精製し、そのような液体から対象の物質を分離するのに使用することができ、典型的な例としては、生物学的製剤に加えて、精密化学品及び医薬品の大規模な予備精製が挙げられる。] [0003] 本発明は、プラスチック壁及びより大型の金属壁クロマトグラフィカラムの両方に関するが、本発明は、製造及び工業規模のクロマトグラフィカラムに対して特に有用である。工業規模のクロマトグラフィカラムは、通常、中空の軸方向に垂直な筒状ハウジングを備えており、このハウジングは、その上端あって、それを介して緩衝液及び分離しようとする物質が管の空隙内部に位置する媒体ベッドに分注される液体入口と、その下端にあって、物質と緩衝液を収集するための液体収集システムとを含む。緩衝液流体及び/又は分離、精製しようとする物質がそれを通過して浸出する、微粒子クロマトグラフ媒体又はベッドが、液体入口と収集システムの間に位置している。] [0004] アダプタアセンブリは、通常、筒状ハウジングの上端部に取り付けられており、ベースアセンブリは、下端部に取り付けられて、そこで底部フランジにボルト止めされている。これらのアセンブリの各々は、通常、強い裏当て板と、ベッドサポートをさらに支持する分配板とを備え、このベッドサポートは、メッシュ、スクリーン、フィルタ、焼結又はその他の流体透過性媒体保持材料の層であり、これが処理液体が、微粒子媒体のベッドを保持しながら、クロマトグラフィベッドスペース又は空隙に流入、流出することを可能にする。ベッド高さ及びベッド圧縮の調節性及び制御をもたらすために、アダプタアセンブリは、通常、カラム管内部のピストン又は摺動アダプタの形態で製作される。カラムがベッド媒体で装填された後に、通常、バルブ又はノズルを通して、アダプタは、管の底部に向って押されて、媒体ベッドを圧縮又は加圧する。一般に、ベースアセンブリは、カラム管のボトムフランジに対してボルト止めされた固定構造であるが、場合によっては、摺動移動可能なピストン又はアダプタの形態であってもよい。] [0005] ベースアセンブリの背当て板は、全体的に、カラムに対する支持体として作用し、それ自体は、ベースアセンブリの方に突出する出口配管のための隙間を与えることのできる、脚又はその他のスタンド設備に支持されている。] [0006] 液体クロマトグラフィは、サンプル内に存在する個々の化合物を分離する技法である。この技法を利用する際には、サンプルは、移動相と呼ばれる、液体内に溶解されて運ばれる。サンプルを運ぶ移動相は、静止相と呼ばれることもある微粒子媒体のベッドを通って、移動させられる。異なる化合物は、媒体を通過する移動速度が異なり、このことによってサンプル内の成分の分離をもたらされる。粒子媒体のベッドは、重力下での移動相により洗浄すること、及び/又はアダプタ若しくはピストンによって圧縮することによって形成される。カラムを使用して液体クロマトグラフィによって化合物を分離できる前に、カラム内に閉じ込められてしまった空気をベッドスペースから除去する必要があり、そうでなければこの空気が分離プロセスを妨害することになる。この空気は、ベッドスペース自体の中に元から存在していたか、又は付属する配管、ポンプ又はベッド支持体などのカラム構成部品からベッドスペースに進入した可能性がある。この空気を液体クロマトグラフィを実施する前にカラムから除去しようとする際に、しばしば問題が発生する。閉じ込められた空気は、静止相内にエアポケットを生成して、そこでは、サンプルと媒体の間の化学的相互作用が行われない。したがって、これらのエアポケットは、サンプル内の異なる成分の分離に悪影響を与える。] 先行技術 [0007] 国際公開第9925451号] 発明が解決しようとする課題 [0008] 本発明の目的は、クロマトグラフィカラムのベッドスペース内部に閉じ込められた空気を除去する方法を提供することである。] 課題を解決するための手段 [0009] 本発明の第1の態様によると、クロマトグラフィカラムであって、 内壁を有する細長い管状側壁を備えるハウジングと、 軸方向に互いに対向するアダプタアセンブリ及びベースアセンブリとを備え、アダプタアセンブリが、駆動手段によってベースアセンブリに対して軸方向に移動可能であり、 アダプタアセンブリとベースアセンブリは、内壁と一緒に、微粒子媒体のベッドをその中に包含する閉鎖されたベッドスペースを画定しており、 アダプタアセンブリと内壁がチャンバを画定し、 アダプタアセンブリは、その周囲に沿って、内壁とアダプタアセンブリの周囲の間の流体密シールをもたらすシーリングアセンブリをさらに備え、 内壁は、ベッドスペース内部に存在する空気又は流体を受け入れるために、1つ以上の細長い溝を備える、クロマトグラフィカラムが提供される。] [0010] 一態様において、細長い溝は、内壁の周囲に沿った連続的な溝である。] [0011] 別の態様において、カラムは、内壁の周囲に沿って半径方向に間隔を空けて配置された複数の細長い溝を備える。好ましくは、複数の細長い溝は、各々、丸みをつけた縁端を有する。] [0012] 一態様において、細長い溝の深さは、0.1mm〜5mmの範囲内である。好ましくは、深さは0.5mmである。] [0013] 別の態様において、細長い溝の長さは、10mm〜50mmの範囲内である。好ましくは、長さは35mmである。] [0014] 一態様において、細長い溝の幅は、1mm〜15mmの範囲内である。好ましくは、幅は5mmである。] [0015] 溝は、カラムの軸に沿って垂直方向に整列させてもよい。代替的には、溝は、カラムの垂直軸に対して、鋭角又は鈍角の角度をつけてもよい。好ましくは、第1の溝の一端は、第2の溝の他端と半径方向に重なる。] [0016] シーリングアセンブリは、任意適当な形状又は構成(例えば、長方形、卵形、立方形)をとってもよい。さらに、シーリングアセンブリは、いくつかの構成部品(例えば、1つ以上のシール)を備えてもよい。好ましくは、シーリングアセンブリは、Oリングを備える。] [0017] 駆動手段は、電気モータ、水圧ポンプ及び空気圧ポンプからなる群から選択される。] [0018] カラム壁は、動作圧力に耐えることができて、カラム上で分離しようとする材料に化学的に耐性のある任意好適な材料で製作することができる。好ましくは、カラム壁は、ステンレス鋼製である。] [0019] 本発明の第2の態様において、クロマトグラフィカラムから空気を除去する方法が提供され、このカラムは、 内壁を有する細長い筒状の側壁を備えるハウジングと、 互いに軸方向に対向するアダプタアセンブリ及びベースアセンブリとを含み、 前記アダプタアセンブリは、駆動手段によってベースアセンブリに対して軸方向に移動可能であり、 アダプタアセンブリ及びベースアセンブリは、内壁と一緒に、微粒子媒体のベッドをその中に包含するための密封ベッドスペースを画定し、 アダプタアセンブリ及び内壁は、チャンバを画定し、 アダプタアセンブリは、その周囲に沿ったシーリングアセンブリをさらに備え、シーリングアセンブリは、内壁とアダプタアセンブリの周囲との間の流体密なシールをもたらし、 内壁は、1つ以上の細長い溝を備え、この方法は、 a)ベッドスペースを、少なくとも前記溝の最低点よりの上の高さまで、微粒子媒体のベッドで充填する段階、 b)アダプタアセンブリを、シーリングアセンブリが溝と整列する第1の位置まで軸方向に移動させて、ベッドスペースをチャンバと流体連通させ、それによって空気をベッドスペースからチャンバに通過させる段階、 c)アダプタアセンブリを、シーリングアセンブリが溝と整列し、ベッドスペースがチャンバと流体連通したままとなる、第2の位置にまで軸方向に移動させて、ベッドスペースを加圧し、それによって空気をベッドスペースからチャンバに流入させる段階、及び/又は d)ベースアセンブリ又はアダプタアセンブリからベッドスペース中に液体を注入して、空気をベッドスペースからチャンバに流入させる段階を含んでなる。] [0020] 一態様において、この方法は、アダプタアセンブリを、シーリングアセンブリと溝が整列しなくなり、かつベッドスペースとチャンバの間を空気が通過できない第3の位置まで、軸方向に移動させる段階をさらに含む。] 図面の簡単な説明 [0021] 本発明によるクロマトグラフィカラムの一部の縦断面の概略図である。 第1の位置において空気溝と整列されたアダプタアセンブリのシーリングアセンブリを示す、本発明によるクロマトグラフィカラムの一部の縦断面図である。 第2の位置において空気溝と整列されたアダプタアセンブリのシーリングアセンブリを示す、本発明によるクロマトグラフィカラムの一部の縦断面図である。 内部カラム壁内に1つの連続的な半径方向溝を有する、本発明によるクロマトグラフィカラムの一部の縦断面図である。 図2Aの領域Aの拡大図である。 内部カラム壁内に垂直空気溝を有する、本発明によるクロマトグラフィカラムの一部の縦断面図である。 図3Aの領域Aの拡大図である。 内部カラム壁内に角度をつけた溝を有する、本発明によるクロマトグラフィカラムの一部の縦断面図である。 図4Aの領域Aの拡大図である。 2つのシーリングアセンブリを有する、本発明によるクロマトグラフィカラムの一部の縦断面図である。 図5Aの領域Aの拡大図である。] 図2A 図3A 図4A 図5A 実施例 [0022] 図1A、1B及び1Cは、本発明によるカラムの一部の縦断面を示す概略図であり、各図が、カラム壁内の空気溝に対して異なる位置で整列されたアダプタアセンブリを示している。] 図1A [0023] 図1Aは、細長い筒状の側壁110及びアダプタアセンブリ120を有する、本発明によるクロマトグラフィカラム100の一部の断面の概略図である。筒状壁110用の材料は、クロマトグラフィカラム用途に望ましい性質、例えば硬度、剛性、靭性、化学的侵食耐性、変形性、成形性及び安価性を考慮して選択される。カラム壁110を形成するのに好適な材料としては、プラスチック、金属又は好適な複合材料が挙げられる。所望の機械的性質の一部又は全部を示すプラスチック材料としては、ポリプロピレン、ポリエチレン、アセタール(DELRINとも呼ばれる)及びポリカーボネートが挙げられる。要求されるフープ強度を達成するためにより肉厚の壁を有する、PTFE、EFEP又はテフロン(登録商標)等のフッ素ポリマーは、それらが化学的に不活性であることから使用することができる。これらの材料は又、自己潤滑性があって、アダプタ120の動きによって生じる摩擦を低減し、製品寿命を延長するという利点も有する。ステンレス鋼、合金鋼、アルミニウム及び陽極処理アルミニウムは、すべてが化学的に不活性であり、好適な機械的な性質を有し、特に高圧における稼動に好適であることから、これらは好適な材料として挙げられる。] 図1A [0024] アダプタアセンブリ120は、カラム壁110の中心の内側で、矢印Aの方向に軸方向に移動することによって動作する、円筒状ディスク型構造である。ディスク周囲は、内壁112の面にほとんど同一面で適合するようになっている。アダプタアセンブリ120は、カラムの内部を実質上、2つの領域、下部領域又はベッド/媒体スペース130と上部領域又はチャンバ140とに分割する。ベッド/媒体スペース130は、ベースアセンブリ(図示せず)及びカラム壁(図示せず)によってさらに画定されており、液体担体内に懸濁されている微粒子媒体150のベッドを格納するように設計されている。アダプタアセンブリ120に好適な材料は、良好な機械的性質を有さなければならないだけでなく、化学的に不活性でなくてはならないという点で、カラム壁110の材料に対する要件のすべてに適合しなくてはらない。好適な材料としては、それらが要求される化学的耐性を満足し、かつ自己潤滑性であることから、フッ素ポリマーが挙げられる。ステンレス鋼などの、化学的に不活性である金属は特に好適である。] [0025] アダプタアセンブリ120は、最初はスラリーの形態である微粒子媒体のベッドを、その上を押すことによって沈降させるのに使用され、このアセンブリは、その後、微粒子媒体を圧縮、充填してクロマトグラフ分離に好適な充填ベッドを得るために使用することができる。媒体ベッド150の体積は、アダプタ120がカラム100内で押し下げられて(すなわち、図1Aにおける矢印Aの方向に押されて)、液体担体が微粒子媒体150を通されて、ベースプレート(図示せず)又はアダプタアセンブリ120内のポートを介してカラム外へと押し出されるのに伴って減少する。] 図1A [0026] 担体液体及び微粒子媒体を完全に閉じ込めるためには、溶液がアダプタアセンブリ120を通過できなくすることを確実にしなければならない。アダプタ120の周縁内の凹部122内に位置するOリング160等のシーリングアセンブリを使用して、アダプタアセンブリ120と内壁112の間の動的シールを形成する。Oリング160は、変形してアダプタ120の回りに緊密に適合して、カラム壁112と流体密なシールを生成することができるように、好適な材料で製作されている。Oリング160も、カラム壁110に対する動きによって摩擦力が間断なく作用しているために、高度に耐久性がなくてはならない。この用途に対して好適な材料は、それが適当な機械的性質、長寿命及び低摩擦係数を有することから、テフロン(登録商標)被覆ゴム又はテフロン(登録商標)被覆シリコンである。] [0027] 垂直向きのスロット又は溝114が、アダプタアセンブリ120と並んでカラム壁120内に示されている。細長い溝114は、長さが約35mm、幅が5mm、深さが約0.5mmであり、空気が溝に出入りするのを容易にするために、その縁端及び内表面は傾斜をつける(bevelled)か、又は丸みをつけられている。] [0028] Oリング160が、図1Aに示すように配置される場合には、ベッドスペース130は、チャンバ140と流体連通しており、空気は、ベッドスペース130から溝114を介してチャンバ140中に自由に通過する。この過程を、以下により詳細に説明する。] 図1A [0029] 図1Bは、図1Aのカラムの構成部品をより詳細に示す(図における番号づけは、図1Aの番号づけに対応する)、本発明によるカラムの一部の縦断面である。図は、シーリングアセンブリ160を溝114と整列させて、ベッドスペース130をチャンバ140と流体連通させるための、カラム100内部のアダプタアセンブリ120の軸方向(矢印Aの方向)の移動を示している。ベッドスペースに空気が存在するならば、その空気はこのとき、溝114を介してチャンバ140に自由に流入することができる。シャフト116は、電気モータ又は水圧ポンプなどの好適な駆動機構に接続されており、ベッドスペース130内部でアダプタアセンブリ120を上下させるのに使用される。] 図1A 図1B [0030] 図1Cは、図1Bに示す第1の位置から第2の位置へのアダプタアセンブリ120の垂直平行移動を示し、アダプタアセンブリ120の移動によって、ベッドスペース130が加圧される。この位置において、ベッドスペース130は、まだ、溝114を介してチャンバ140と流体連通している。ベッドスペース130が加圧されることによって、ベッドスペース130内及び溝114内の空気170が、チャンバ140中へと通過又は移動させられ、そこでは空気が、微粒子媒体のベッドにおいて発生するクロマトグラフ分離を妨害する可能性はなくなる。] 図1B 図1C [0031] ベッドスペース130から溝114を通りチャンバ中へ空気を流す代替手段として、液体(例えば、担体液体)を、ベースアセンブリ(図示せず)から媒体ベッドを通すか、又はアダプタの入口を通して注入することができる。] [0032] 図2Aは、内壁212の内周に沿った連続的な溝の形態の空気溝214を示す、本発明によるカラムの筒状の側壁210の一部の縦断面図である。溝214の長さ及び深さは、図1に示されている離散的な溝114のそれと同一であり(すなわち、長さが35mm、深さが約0.5mm)、その幅はカラムの内周と等しい。] 図2A [0033] 連続溝214の機能は、閉じ込められた空気を、ベッドスペースからチャンバ(図示せず)へ、これらの2つの構成部品が溝214を介して流体連通させられるときに、通過させることである。連続溝214の体積が大きいほど、それは、より大量の閉じ込められた空気をベッドスペースからチャンバに追放又は転送することが可能になる。] [0034] 図2Bは、図2Aの領域Aの拡大図であり、カラム壁210の内壁212における連続溝214を示している。溝214の傾斜をつけた縁端又は側辺214aが、挿入図において明確に見られる。傾斜をつけた縁端214a(及び溝の平滑な内表面)の機能は、溝を出入りする空気の移動を容易にすることである。] 図2A 図2B [0035] 図3Aは、いくつかの離散的な空気溝314を示す、本発明によるカラムの筒状の側壁310の一部の縦断面図である。図3Bは、図3Aの挿入図Aの拡大図である。図で分かるように、空気溝は、(上記の図1について説明したように)ベッドスペースからカラムのチャンバへの空気の通過を可能にする作用をする、カラムの周縁に沿って配置された離散的な、軸方向又は垂直方向に向いた空気溝314の形態を取る。空気溝314は、カラム壁310の内壁312の周縁に沿って等間隔で配置されているが、空気溝は、異なる間隔で配置したり、図示されているよりも多数を配置してもよいことが理解されるであろう。これらの溝は、図1に示したものと寸法が類似しており、長さが約35mm、幅が5mm、深さが約0.5mmである。溝314は、傾斜をつけるか、又は丸みをつけた縁端又は端部314e(図3B参照)と、溝へ出入りする空気移動を容易にする平滑な内表面とを有する。] 図3A 図3B [0036] 図4A及び4Bは、斜めに配向された空気溝414を有する、本発明によるカラムの筒状の側壁410の一部の縦断面図である(図4Bは、図4Aの領域Aの拡大図である)。空気溝414は、内壁412の周縁に沿って等間隔で配置されているが、壁の周縁に沿って異なる間隔で配置してもよいことが理解されるであろう。空気溝414は、空気がその中に閉じ込められることなく、出入りが自由となることを確実にするために、平滑な丸みをつけた縁端又は端部414e及び内表面を有する。溝414は、カラム壁410の垂直軸に対して斜めに配向されるか、又は鋭角に角度をつけられている。図示された実施形態においては、溝414は、1つの溝の一端(例えば、上端、414a1)が、次の溝の他端の水平方向の位置(例えば、下端、414a2)と部分的に重なるように配置されている。図3における垂直に配向された空気溝について上述したように、アダプタアセンブリの移動によってベッドスペースが加圧されるときに、閉じ込められた空気は、アダプタアセンブリの下のベッドスペースから押し出されて、斜めの溝414の中に移動する。斜めに配向された溝414は、溝に出入りする流体の横方向移動を増大させ、それによって空気が溝の内部に詰まったり、膠着する可能性を低減する。] 図4A 図4B [0037] 溝の一端が別の斜めに配向された溝の端と重ならない、斜めに配向された溝を有するカラムも可能である。同様に、いくつかの溝の端が重なり、その他は重ならない、斜めに配向された空気溝の組合せ、及び/又は斜めに配向された空気溝と垂直方向又は軸方向に配向された空気溝との組合せを有するカラムも可能である。又、連続的及び離散的の両方である溝の組合せを有するカラムも可能であることが理解されるであろう。] [0038] 図5Aは、内壁と、2つのシーリングアセンブリ560a、b(図5B)が組み込まれたアダプタアセンブリ520との間の境界面を詳細に示す、本発明によるカラム500の一部の縦断面図である。] 図5A 図5B [0039] 図5Aは、クロマトグラフ媒体のベッド(図示せず)をその中に形成することのできるベッドスペース530を形成する、筒状の壁510、アダプタアセンブリ520及びベースアセンブリ580を有する、基本カラム構成部品を示す。図1Bに示すように、好適な駆動機構(例えば、電気モータ又は空気圧ポンプ)に接続されたドライブシャフト516が、ベッドスペース530内部でアダプタアセンブリ520を上下させるのに使用される。アダプタアセンブリ520は、挿入図Aにより詳細に示されるように、2つのシーリングアセンブリ560a、bを有する。] 図1B 図5A [0040] 各シーリングアセンブリ560a、bは、前述のようにOリング562a、bと、やはり微粒子媒体をカラム壁512の表面から除去するブラシとして機能する、別個のシール564a、bとを備える。別個のシール564a、bは、Oリング562a、bの外縁上に装着された円形のフープ状構造であって、そこでOリング562a、b及びアダプタアセンブリ520によって、半径方向の自由度を与えるように支持されている。圧縮されたOリング562a、bは、シール564a、bに接触して作用して、シールを外側にカラム壁512に対して押し付けて、流体密なシールを形成する。Oリング562a、bに好適な材料は、ゴム又はシリコンなどの、表面摩擦係数が低く、化学的に耐性があり、耐久性のあるポリマーが考えられる。シール564a、bに好適な材料は、それがカラム壁512と接触するので、テフロン(登録商標)被覆ゴム又はシリコンが考えられる。] [0041] この図は、Oリング562a、bとシール564a、bとを有する2つのシーリングアセンブリ560a、bと連係して動作して、ベッドスペース530内に存在する微粒子媒体のベッドからの、液体又は微粒子媒体の喪失を最少化しようとする、システムを示している。] [0042] アダプタアセンブリ520内には通路又はボア566があり、これによって、アダプタアセンブリ520が動くときに、ベッドスペース530をチャンバ540と流体連通させることができる。] [0043] 動作に際して、図1及び2において前述したのと同様に、ベッドスペース530から空気が除去される。ベッドスペース530は、少なくとも空気溝514の最低点より上の高さまで、スラリー化された微粒子媒体のベッド(図示せず)で充填される。アダプタアセンブリ520は、電気モータ等の駆動手段によって、図に示すようにシーリングアセンブリ560aが空気溝514と整列する第1の位置まで、軸方向に移動させられる。これによって、ベッドスペース530が、溝514及び通路又はボア566を介してチャンバ540と流体連通し、これによってベッドスペース530にある空気をチャンバ540に流入させることができる。次いで、アダプタアセンブリ520は、ベッドスペース530を加圧して、空気をベッドスペース530から溝514とボア566を通ってチャンバ540に流入させるために、シール564aが溝514とまだ整列されている第2の位置まで移動される。] [0044] 代替的に、液体を、ベースアセンブリ580又はアダプタアセンブリ520からベッドスペース530に注入して、ベッドスペースを加圧する。両方の場合に、ベッドスペース530(図示せず)に存在する空気は、媒体ベッド530から溝514及びボア566を介してチャンバ540中に流される。] [0045] 両方のシーリングアセンブリは、それらの設計がそうであるように、互いに独立であり、本発明のいくつかの実施形態においては、1組だけを使用してもよいことが理解されるであろう。] [0046] 100クロマトグラフィカラム 110カラム壁 112内壁 114 溝 116シャフト 120アダプタアセンブリ 122 凹部 130ベッド/媒体スペース 140チャンバ 150微粒子媒体 160 Oリング 170 空気 210 カラム壁 212 内壁 214 溝 214a縁端又は側辺 310側壁 312 内壁 314 溝 314e 縁端又は側辺 410 側壁 412 内壁 414 溝 414e 縁端又は端部 414a1上端 414a2下端 500カラム 510 壁 512 カラム壁 514空気溝 516ドライブシャフト 520 アダプタアセンブリ 530ベッドスペース 560a、bシーリングアセンブリ 562a、b Oリング 564a、bシール 566通路又はボア 580 ベースアセンブリ]
权利要求:
請求項1 クロマトグラフィカラムであって、内壁を有する細長い管状側壁を備えるハウジングと、軸方向に互いに対向する、アダプタアセンブリ及びベースアセンブリとを備え、前記アダプタアセンブリが、駆動手段によって前記ベースアセンブリに対して軸方向に移動可能であり、前記アダプタアセンブリと前記ベースアセンブリは、前記内壁と一緒に、微粒子媒体のベッドをその中に包含する閉鎖されたベッドスペースを画定しており、前記アダプタアセンブリと前記内壁がチャンバを画定し、前記アダプタアセンブリは、その周囲に沿って、前記内壁と前記アダプタアセンブリの周囲の間に流体密シールをもたらすシーリングアセンブリをさらに備え、前記内壁は、前記ベッドスペース内部に存在する空気又は流体を受け入れるために、1つ以上の細長い溝を備える、クロマトグラフィカラム。 請求項2 前記細長い溝が、前記内壁の周囲に沿った連続的な溝である、請求項1記載のカラム。 請求項3 前記内壁の周囲に沿って半径方向に間隔を空けて配置された複数の細長い溝をさらに備える、請求項1記載のカラム。 請求項4 前記複数の細長い溝が、各々、丸みをつけた縁端を有する、請求項3記載のカラム。 請求項5 前記細長い溝の深さが0.1mm〜5mmの範囲内である、請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載のカラム。 請求項6 前記細長い溝の長さが10mm〜50mmの範囲内である、請求項1又は請求項5記載のカラム。 請求項7 前記細長い溝の幅が、1mm〜15mmの範囲内である、請求項3乃至請求項6のいずれか1項記載のカラム。 請求項8 前記溝が、前記カラムの軸に沿って垂直方向に整列されている、請求項1乃至請求項7のいずれか1項記載のカラム。 請求項9 前記溝は、前記カラムの垂直軸に対して、鋭角又は鈍角の角度がつけられている、請求項3乃至請求項7のいずれか1項記載のカラム。 請求項10 第1の溝の一端が、第2の溝の他端と半径方向に重なる、請求項9記載のカラム。 請求項11 前記シーリングアセンブリがOリングを備える、請求項1乃至請求項10のいずれか1項記載のカラム。 請求項12 前記駆動手段が、電気モータ、水圧ポンプ、及び空気圧ポンプからなる群から選択される、請求項1乃至請求項11のいずれか1項記載のカラム。 請求項13 前記カラム壁がステンレス鋼製である、請求項1乃至請求項12のいずれか1項記載のカラム。 請求項14 クロマトグラフィカラムから空気を除去する方法であって、前記カラムは、内壁を有する細長い管状側壁を備えるハウジングと、軸方向に互いに対向する、アダプタアセンブリ及びベースアセンブリとを備え、前記アダプタアセンブリが、駆動手段によって前記ベースアセンブリに対して軸方向に移動可能であり、前記アダプタアセンブリと前記ベースアセンブリは、前記内壁と一緒に、微粒子媒体のベッドをその中に包含する閉鎖されたベッドスペースを画定しており、前記アダプタアセンブリと前記内壁がチャンバを画定し、前記アダプタアセンブリは、その周囲に沿って、前記内壁と前記アダプタアセンブリの周囲の間に流体密シールをもたらすシーリングアセンブリをさらに備え、前記内壁は、1つ以上の細長い溝を備える、方法において、a)前記ベッドスペースを、少なくとも前記溝の最低点よりの上の高さまで、微粒子媒体のベッドで充填する段階、b)前記アダプタアセンブリを、前記シーリングアセンブリが前記溝と整列する第1の位置まで軸方向に移動させて、前記ベッドスペースを前記チャンバと流体連通させ、それによって空気を前記ベッドスペースから前記チャンバに通過させる段階、c)前記アダプタアセンブリを、前記シーリングアセンブリが前記溝と整列し、前記ベッドスペースが前記チャンバと流体連通したままとなる、第2の位置にまで軸方向に移動させて、前記ベッドスペースを加圧し、それによって空気を前記ベッドスペースから前記チャンバに流入させる段階、及び/又はd)前記ベースアセンブリ又は前記アダプタアセンブリから前記ベッドスペース中に液体を注入して、空気を前記ベッドスペースから前記チャンバに流入させる段階を含んでなる方法。 請求項15 前記アダプタアセンブリを、前記シーリングアセンブリ及び前記溝が整列しなくなり、かつ前記ベッドスペースと前記チャンバの間を空気が通過できない、第3の位置まで軸方向に移動させる段階をさらに含む、請求項14記載の方法。
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