![]() 集積フィルタを備えた波長分光装置
专利摘要:
本発明は、スペーサ膜SPによって間隔をあけられた2つのミラーMIR1、MIR2から構成されるフィルタモジュールを基板SUB上に具備する波長分光装置に関するものである。フィルタモジュールは、複数の干渉フィルタ群FP1、FP2、FP3を含んでおり、前記スペーサ膜SPの厚みは、前記フィルタ群における何れのフィルタにおいても一定であるが、別のフィルタ同士の間では異なる。 公开号:JP2011510285A 申请号:JP2010542663 申请日:2009-01-20 公开日:2011-03-31 发明作者:ステファン ティセラン;マーク ユベール;ローラン ルー 申请人:シリオス テクノロジーズ; IPC主号:G01J3-26
专利说明:
[0001] 本発明は、波長分光装置に関するものである。] 背景技術 [0002] 分光分析は、とりわけ、固体、液体、または、気体である媒質を構成する化学成分を見出そうとするものであり、媒質の反射または透過における吸収スペクトルを記録するのに役立つ。媒質と相互作用する光は、特定の波長帯域が吸収される。この選択的吸収は、媒質の成分の一部または全てに関する標識を構成する。測定すべき波長範囲は、スペクトルの紫外部および/または可視部および/または赤外部の放射線によって形成することが可能である。] [0003] 第1の解決法は、回折格子分光計を利用することである。こうした装置の場合、フィルタとして機能する回折格子が、検出器からかなりの距離をあけて配置される。この距離が増すにつれて分解能が向上する。結果として、許容可能な分解能を保ちたい場合には、この装置を小型化することはできない。さらに、その装置の調整は複雑であり、正確な光学的アライメントが必要とされるので、安定した状態に保つのは困難である。] [0004] 他の分光計の大半は、ファブリ・ペローフィルタを利用している。] [0005] 2つのミラーの間に置かれ、平行面を有し(そして通常は空気やシリカ等のような低い屈折率を有する)、スペーサ膜または略して単に「スペーサ」と呼ばれるストリップ状の材料が、こうしたフィルタとして想起される。それは、真空下で薄膜を蒸着させることによって製造されることが多い。従って、λを中心波長とする通過帯域を有するフィルタの場合、第1のミラーは、光学的厚みがλ/4である高屈折率材料Hと低屈折率材料Bによるm個の交互層を含んでいる。スペーサ膜は、λ/4の光学的厚みを有する2層の低屈折率材料Rを含んでいる場合が多い。一般に、第2のミラーは、第1のミラーと対称をなす。スペーサ膜の幾何学的厚みを修正することによって、光学的厚みがλ/2の倍数に等しくなるような中心波長にフィルタを同調させることが可能になる。] [0006] 特定の状況下において、有限数の比較的細かい通過帯域(すなわち、連続したスペクトルに対して離散的なスペクトル)で所望の成分を識別するのに足りる事があり、この場合に上述の第1の解決法は最適とは言えない。] [0007] 第2の既知の解決法によれば、分析すべき帯域毎に1つのフィルタを具備するフィルタモジュールが提供される。帯域数がnの場合、n個のフィルタの製造には、n回の真空蒸着を伴う個別製造作業が必要になる。これによって、コストは少量生産の場合に(帯域数nにほぼ比例して)極めて高くなり、大量生産の場合に限って真に有利になる。さらに、小型化の可能性は依然として非常に制限され、多数のフィルタを設置しようとする事を困難にしている。] [0008] 第3の既知の解決法は、ファブリ・ペロータイプのフィルタモジュールを用いることにある。ここでは2つのミラーが、基板に対して垂直な平面において平行ではなく楔形状を呈するような配置とされる、Oxyで表わされるこの平面において、軸OxおよびOyは各々基板に対して平行および垂直であるので、スペーサ膜のOyに沿った厚みは、該厚みが測定される位置Oxの関数として線形に変化する。] [0009] 特許文献1は、こうしたフィルタモジュールを含む波長分光装置を教示している。ここでは同調波長がOx軸に沿って連続して変化する。まず第1に、こうした状況下において「薄膜」法の制御は極めて厄介となる。第2に、共通ウェハ上に複数のフィルタモジュールをまとめて作製すると、フィルタ同士の同一性再現に関して多大の困難をもたらす。第3に、特定の状況下においては利点を示すであろう厚みの連続変化は、極めて正確な波長合わせが必要な検出器には不適当である。検出器のサイズとは、同調により全波長が検出される両端波長間の幅を意味している。やはりまた、低コストの大量生産は極めて非現実的である。] 先行技術 [0010] 米国特許出願公開明細書第2006/0209413号] 発明が解決しようとする課題 [0011] よって本発明の目的は、透過または反射スペクトルを測定可能にする波長分光装置であって、限られた数のフィルタから成って相当の簡単な構造を備え、結果としてより低コストとされたものを提供することにある。] 課題を解決するための手段 [0012] 本発明によれば、波長分光装置は、スペーサ膜によって離間された2つのミラーから成るフィルタモジュールを基板上に具備しており、更にフィルタモジュールは複数の干渉フィルタ群を備え、前記スペーサ膜の厚みは、前記フィルタ群における何れのフィルタにおいても一定であるが、別のフィルタ同士の間では異なる。] [0013] 薄膜技術で実施される作業数は、こうしてかなり減少し、共通の支持体に異なるフィルタ群を組み付ける必要がなくなる。] [0014] 好ましくは、前記フィルタ群の少なくとも1つは帯域通過伝達機能を有している。] [0015] さらに、前記フィルタ群の少なくとも幾つかは第1のストリップにおいて整列している。] [0016] さらに、前記フィルタ群の少なくとも幾つかは、第1のストリップと平行かつ独立した第2のストリップにおいて整列している。] [0017] さらに、前記フィルタ群の隣接する少なくとも2つは、クロストークバリアによって隔離されている。] [0018] 好ましくは、前記装置は複数の区画群を備える検出器を更に具備し、各能動区画は、前記フィルタ群の1つの専用とされると共にそれと光学的に調心されており、それが放出する放射線を少なくとも1つの検出セルによって検出する。] [0019] さらに、前記区画は複数の検出セル群を備えており、前記装置は、前記セル群からの出力信号群を組み合わせることによって信号を生成する手段を備える。] [0020] 好ましくは、前記検出器はCMOS技術を利用して集積化されている。] [0021] 前記基板は前記検出器に現れる境界面によって構成してもよい。] [0022] 前記フィルタ群のサイズを前記検出器のサイズに適合させるための結像光学系を前記装置が備えていてもよい。] 図面の簡単な説明 [0023] 一次元フィルタモジュールの本質を示す図であり、より詳細には、図1aはモジュールの平面図であり、図1bはモジュールの断面図である。 図2a〜2cは、第1の実施形態に係るフィルタモジュールの作製における3つのステップを示す図である。 図3a〜3fは、第2の実施形態に係るフィルタモジュールの作製における6つのステップを示す図である。 二次元フィルタモジュールの本質を示す図である。 図5a〜5fは、各々エッチング工程中に用いるのに適したマスクを示す図である。 64個のフィルタを備え、遮蔽グリッドが設けられたフィルタモジュールを示す図である。 検出器に直接対応付けられたフィルタモジュールを含む分光装置を示す図である。 結像光学系を介して検出器に対応付けられたフィルタモジュールを含む分光装置を示す図である。] 図1a 図1b 図2a 図2b 図2c 図3a 図3b 図3c 図3d 図3e 実施例 [0024] 本発明の更なる詳細は、例証を通じて示される実施形態の下記説明および添付の図面を参照する事により明らかになる。 複数の図面に現れる要素は、各図において同一の参照番号が付与されている。] [0025] 図1aおよび1bに示すように、フィルタモジュールは、ストリップを形成するように連続して整列された3つのファブリ・ペロー干渉フィルタFP1、FP2およびFP3を備えている。] 図1a [0026] モジュールは、ガラスまたはシリカ製の基板SUB上のスタックにより構成され、該スタックは、例えば第1のミラーMR1、スペーサ膜SPおよび第2のミラーMR2を含んでいる。] [0027] よって各フィルタの中心波長を決めるスペーサ膜SPは、ある特定のフィルタについては一定であるが、別のフィルタ同士の間では異なる。各フィルタはほぼ矩形の表面を備えているので、その輪郭は階段形状である。] [0028] 薄膜技術を利用してフィルタモジュールを作製する第1の方法を例示する。] [0029] 図2aに示すように、先ず第1のミラーMIR1を基板SBに成膜し、次いで少なくとも1層の誘電体層TFを成膜してスペーサ膜SPを形成する。] 図2a [0030] 図2bに示すように、この誘電体は、 ・先ず第2のフィルタFP2におけるスペーサ膜SPの厚みを定めるべく、第2および第3のフィルタの部分を同一面となるようにエッチングされ、 ・次いで第3のフィルタFP3の高さに膜厚を定めるようにエッチングされる。] 図2b [0031] 第1のフィルタFP1におけるスペーサ膜SPは、成膜時の厚みを有している。] [0032] 図2cに示すように、3つのフィルタ全てを形成するため、スペーサ膜SP上に第2のミラーMIR2を成膜する。] 図2c [0033] スペーサ膜SPは、誘電体層TFを成膜してから上述の連続エッチング処理を実施することによって得られるが、薄膜を複数回連続して成膜する作業によって得ることも可能である。] [0034] 例えば、スペーサ膜の光学的厚みを1.4λ0/2から2.6λ0/2に修正することによって800nm〜1000nmの波長を走査することが可能になる(ここでλ0=900nmおよびn=1.45であり、eの値は217nm〜403nmの範囲で変動する)。] [0035] ここで、探査領域において唯一の透過帯域を得るためにはスペーサ膜の厚みは十分小さい必要がある点に気付くべきである。厚みが増すほどに条件[ne=kλ/2]を満たす波長の数は増す。] [0036] フィルタモジュールを作製する第2の方法を以下説明する。] [0037] 図3aに示すように、最初にシリコンの基板SILの底面OX1および上面OX2に対して熱酸化が施される。] 図3a [0038] 図3bに示すように、基板の底面および上面OX1およびOX2は、各々、感光性樹脂の底層PHR1および上層PHR2によって被覆される。その後、フォトリソグラフィによって底層PHR1に矩形の開口が形成される。] 図3b [0039] 図3cに示すように、底層PHR1に形成された矩形の開口に合わせて底面OX1の熱酸化物にエッチングが施される。その後、底層PHR1および上層PHR2が除去される。] 図3c [0040] 図3dに示すように、前記矩形開口、マスクとして振る舞う底面OX1の熱酸化物およびエッチング上層として振る舞う上面OX2の熱酸化物と合わせて、基板SILに異方性エッチングが施される(例えば結晶配向1−0−0)。水酸化カリウム(KOH)溶液またはトリメチルアンモニウムヒドロキシル(TMAH)溶液を用いてウェットエッチングを施すか、プラズマによってドライエッチングを施すことが可能である。この処理によって矩形開口の底部だけが酸化物の膜として残される。] 図3d [0041] 図3eに示すように、この酸化物は、 ・先ず第2のフィルタFP2および第3のフィルタFP3の部分を、第2のフィルタFP2の部分におけるスペーサ膜SPの厚みを定めるようにエッチングされ、 ・次いで第3のフィルタFP3の部分において、前記膜SPの厚みを定めるようにエッチングされる。] 図3e [0042] 図3fに示すように、第1のミラーM1および第2のミラーM2が基板SILの底面OX1および上面OX2上に成膜される。] 図3f [0043] 第1のフィルタモジュールが、基板SILの底面OX1および上面OX2の少なくとも一方に保護層(不図示)を成膜して仕上げを行なってもよい。] [0044] よって本発明によれば、アライメントのとれたフィルタセットを作製することが可能である。したがってこれらのフィルタは一次元空間における基準とするのに適している。] [0045] 図4に示すように、本発明によれば、二次元空間においてこうしたフィルタを構成するのも可能である。こうした構成は、しばしばマトリックス構成と称される。] 図4 [0046] 4つの水平同列ストリップの各々が4つの干渉フィルタを備えている。図の上部に示される第1のストリップは、マトリックスの第1行に相当し、フィルタIF11〜IF14を備えている。第2、第3および第4のストリップには、各々、フィルタIF21〜IF24、フィルタIF31〜IF34およびフィルタIF41〜IF44が含まれている。] [0047] フィルタIFjkが、j番目の水平列ストリップに属し、フィルタIF1k、IF2k、...、IF4kを含むk番目の垂直列ストリップにも属しているので、この構成はマトリックスといわれている。] [0048] このフィルタモジュールを作製する方法は、上述の2つの方法のいずれかより類推可能である。] [0049] このようにして第1のミラー及び誘電体がこの順で基板上に成膜される。誘電体は、 ・図5aに示すように、第1の2つの水平列ストリップIF11〜IF14およびIF21〜IF24を隠す第1のマスクMA1を用いてエッチングされ、 ・図5bに示すように、第1および第3の水平列ストリップIF11〜IF14およびIF31〜IF34を隠す第2のマスクMA2を用いてエッチングされ、 ・図5cに示すように、第1および第2の垂直ストリップIF11〜IF41およびIF12〜IF42を隠す第3のマスクMA3を用いてエッチングされ、 ・図5dに示すように、第1および第3の垂直ストリップIF11〜IF41およびIF13〜IF43を隠す第4のマスクMA4を用いてエッチングされる。] 図5a 図5b 図5c 図5d [0050] その後、4×4マトリックスの16のフィルタを仕上げるため、こうしてエッチングを施したスペーサ膜上に第2のミラーが成膜される。] [0051] 様々なマスクの各々について同じ深さまでエッチングを施すことに拘る必要はない。しかしながら、フィルタ厚を規則的に増すようにしたい場合は下記のように処理を進めることが可能である。 ・第4のマスクMA4を用いて深さpまでエッチングし、 ・第3のマスクMA3を用いて深さ2pまでエッチングし、 ・第2のマスクMA2を用いて深さ3pまでエッチングし、 ・第1のマスクMA1を用いて深さ4pまでエッチングする。] [0052] 図5eに示す第5のマスクMA5、および図5fに示す第6のマスクMA6を繰り返し用いる処理によって、上述の4×4マトリックスを64の干渉フィルタを備える8×8マトリックスとすることが可能である。] 図5e 図5f [0053] 第5のマスクMA5は、第1および第2のマスクMA1およびMA2と同じ理屈で4つの水平な黒色ストリップと白色ストリップが交互に現れる。] [0054] 同様に、第6のマスクMA6は、第3および第4のマスクMA3およびMA4と同じ理屈で4つの垂直な黒色ストリップと白色ストリップが交互に現れる。] [0055] 図6に示すように、フィルタモジュール内の各フィルタは、隣接するフィルタ同士の部分的重なりを回避するため、また潜在的なクロストーク問題を最小限に抑えるため、十分に隔離するのが望ましい。これを行うには、全てのフィルタを画定するためにフィルタモジュール上にグリッド(図では黒色部分)を追加し、クロストークバリアを構成することが可能である。グリッドは、モジュールが反射型において用いられる場合には吸収性であり、透過型において用いられる場合には反射性である。一例として、吸収性グリッドは黒色クロム(クロムに酸化クロムを加えたもの)を成膜してエッチングを施すことによって形成可能であり、一方、反射性グリッドはクロムを成膜してエッチングを施すことによって形成可能である。] 図6 [0056] 1つの目安として、フィルタの寸法は、およそ300μm×300μmである。他の寸法をとることも当然可能であるが、過剰な回折現象を回避するのに十分な寸法でなければならない。] [0057] フィルタモジュールは、これらのフィルタ群を列状に、マトリクス状に、六角形状などに配列して構成することが可能である。フィルタ群は任意の形状(正方形、矩形、六角形など)としてよい。] [0058] フィルタモジュールは、フィルタの全てではないにせよ、その少なくとも幾つかによって生じる光束を測定するのに適した検出器と対応するように設計される。よって検出器は複数の区画から構成され、各能動区画はある特定のフィルタ専用とされる。] [0059] 本発明のさらなる特徴として、検出器はフィルタに集積化される。使用放射線は350nm〜1100nmの範囲内にあり、検出器は、相補型MOS(CMOS)技術を用いて製造するのが望ましい。] [0060] 図7に示すように、図4のフィルタモジュールMFを透過型として用いることができる。フィルタ群と類似した幾何学的配置の区画群を備えた検出器DETと光学的にアライメントされている。よって第1、第2および第3の区画CP11、CP12およびCP13は、各々、第1、第2および第3のフィルタIF11、IF12およびIF13によって透過される光束を受光するように設計されている。より一般的には、検出器DETの第j行と第k列の一部を形成する区画CPjkは、フィルタモジュールMFの第j行と第k列の一部を形成するフィルタIFjkによって透過される放射線を受光する。各区画には複数の独立した検出セルが設けられていると好ましい。これらのセルは一般にほぼ6μmほどのサイズであるためである。さらに、各々異なるセルが出力する信号を組み合わせることによって、ある区画が受光する光束を推定する信号を生成するための手段が設けられている。こうした構成により、これらの出力信号を平均してその平均から大幅に外れる信号を排除したり、当業者に既知の任意の他の処理を施すことが可能になる。] 図4 図7 [0061] わずかな光学部品しか用いず、可動部品が存在しないので、組立て作業は極めて単純である。よって測定特性は極めて安定しており、また極めて再現性が高い。] [0062] フィルタモジュールを検出器の境界面に直接集積化すれば、組立て作業を省略することも可能になる。この境界面は、パッシベーション層としてもよく、直接に検出器の上面としてもよい。] [0063] 図8に示すように、分光装置には、フィルタモジュールMFと検出器DETの間に配置された対物レンズのような結像光学系OPTが含まれている。こうした光学系の目的は、フィルタモジュールMFのサイズを検出器DETのサイズに適合させることにある。像の拡大や縮小を伴ってよい。像を縮小させる場合、検出器が受光する光束は、フィルタモジュールの面積対検出器の面積の比率で増大する。] 図8 [0064] 以上、本発明の実施形態を具体的に説明したが、本発明に含まれる可能性のある全ての実施形態を余すところなく列挙することはできない。すなわち、既述の手段のどれもが、本発明の範囲を超えることなく同等の手段によって置き換えることが可能である。] [0065] CP11〜44区画 DET検出器 FP1〜3干渉フィルタ IF11〜44 干渉フィルタ MA1〜6マスク MFフィルタモジュール MR1、2ミラー OPT結像光学系 OX1基板の底面 OX2 基板の上面 SIL基板 SPスペーサ膜 SUB基板]
权利要求:
請求項1 スペーサ膜(SP)によって離間された2つのミラー(MIR1、MIR2;M1、M2)から構成されるフィルタモジュールを基板(SUB)上に具備する波長分光装置であって、前記フィルタモジュールが複数の干渉フィルタ群(FP1、FP2、FP3;IF11〜IF44)を備え、前記スペーサ膜(SP)の厚みは、前記フィルタ群における何れのフィルタにおいても一定であるが、別のフィルタ同士の間では異なることを特徴とする。 請求項2 前記フィルタ(FP1、FP2、FP3;IF11〜IF44)の少なくとも1つが、帯域通過伝達機能を有することを特徴とする、請求項1に記載の装置。 請求項3 前記フィルタ群(FP1、FP2、FP3;IF11〜IF44)の少なくとも幾つかが、第1のストリップにおいて整列していることを特徴とする、請求項1または2に記載の装置。 請求項4 前記フィルタ群(IF21〜IF24)の少なくとも幾つかが、第1のストリップと平行かつ独立した第2のストリップにおいて整列していることを特徴とする、請求項3に記載の装置。 請求項5 前記フィルタ群(FP1、FP2、FP3;IF11〜IF44)の隣接する少なくとも2つが、クロストークバリアによって隔離されていることを特徴とする、請求項1から請求項4のいずれかに記載の装置。 請求項6 複数の区画群(CP11〜CP44)を備える検出器(DET)を更に具備し、各能動区画は、前記フィルタ群(FP1、FP2、FP3;IF11〜IF44)の1つの専用とされると共にそれと光学的に調心されており、それが放出する放射線を少なくとも1つの検出セルによって検出することを特徴とする、請求項1から請求項5のいずれかに記載の装置。 請求項7 前記区画(CP11〜CP44)が複数の検出セル群を備え、前記セル群からの出力信号を組み合わせることによって信号を生成する手段を更に具備することを特徴とする、請求項6に記載の装置。 請求項8 前記検出器(DET)が、CMOS技術を用いて集積化されていることを特徴とする、請求項6または7に記載の装置。 請求項9 前記基板が、前記検出器(DET)上に現れる境界面によって構成されることを特徴とする、請求項8に記載の装置。 請求項10 前記フィルタ群(FP1、FP2、FP3;IF11〜IF44)のサイズを前記検出器(DET)のサイズに適合させるための結像光学系(OPT)を具備することを特徴とする、請求項8に記載の装置。
类似技术:
公开号 | 公开日 | 专利标题 JP2017198714A|2017-11-02|光多重分離システム US9519737B2|2016-12-13|Filter modules for aperture-coded, multiplexed imaging systems US10241347B2|2019-03-26|Self-aligned spatial filter US10620049B2|2020-04-14|Integrated circuit for spectral imaging system US20190296067A1|2019-09-26|Variable optical filter and a wavelength-selective sensor based thereon JP3228080B2|2001-11-12|多重反射形試料セル EP0744599B1|2005-02-09|Optical spectrometer for detecting spectra in separate ranges Niemann et al.1974|Soft x-ray imaging zone plates with large zone numbers for microscopic and spectroscopic applications US5926283A|1999-07-20|Multi-spectral two dimensional imaging spectrometer US7286221B2|2007-10-23|Arrayed sensor measurement system and method US5646729A|1997-07-08|Single-channel gas concentration measurement method and apparatus using a short-resonator Fabry-Perot interferometer US5127728A|1992-07-07|Compact prism spectrograph suitable for broadband spectral surveys with array detectors US6998613B2|2006-02-14|Integrated spectroscopic microbolometer with microfilter arrays USRE42822E1|2011-10-11|Modified concentric spectrograph KR100724272B1|2007-05-31|분광 계측 장치 US7230703B2|2007-06-12|Apparatus and method for measuring overlay by diffraction gratings US7315371B2|2008-01-01|Multi-channel spectrum analyzer US7067818B2|2006-06-27|Vacuum ultraviolet reflectometer system and method US7196790B2|2007-03-27|Multiple wavelength spectrometer US7065112B2|2006-06-20|Wavelength locker EP1368622B1|2004-10-27|Spectrometre comportant une optique matricielle active US7522786B2|2009-04-21|Transmitting light with photon energy information US5543919A|1996-08-06|Apparatus and method for performing high spatial resolution thin film layer thickness metrology US5801831A|1998-09-01|Fabry-Perot spectrometer for detecting a spatially varying spectral signature of an extended source US5880834A|1999-03-09|Convex diffraction grating imaging spectrometer
同族专利:
公开号 | 公开日 CN101965505A|2011-02-02| US20110049340A1|2011-03-03| FR2926635B1|2012-08-03| CN101965505B|2013-03-27| CA2712636A1|2009-09-17| WO2009112680A2|2009-09-17| FR2926635A1|2009-07-24| WO2009112680A3|2009-10-29| EP2235484A2|2010-10-06|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
2011-11-22| A621| Written request for application examination|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111121 | 2012-12-25| A977| Report on retrieval|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121225 | 2013-02-06| A131| Notification of reasons for refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130205 | 2013-05-02| A601| Written request for extension of time|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20130501 | 2013-05-13| A602| Written permission of extension of time|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20130510 | 2014-02-26| A02| Decision of refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20140225 |
优先权:
[返回顶部]
申请号 | 申请日 | 专利标题 相关专利
Sulfonates, polymers, resist compositions and patterning process
Washing machine
Washing machine
Device for fixture finishing and tension adjusting of membrane
Structure for Equipping Band in a Plane Cathode Ray Tube
Process for preparation of 7 alpha-carboxyl 9, 11-epoxy steroids and intermediates useful therein an
国家/地区
|