![]() 生体活性化ブロック
专利摘要:
本発明は、林野に隣接した河川及び河岸沿いに一定の高さに築かれるブロックに関する。林野に隣接した河川及び河岸沿いに一定の高さに築かれるブロックにおいて、土砂が貯蔵される第1隔室と、中間隔壁を境にして上記第1隔室の左右の両側に配置されて水が貯蔵される第2隔室及び第3隔室を備える胴体と、上記胴体の前面部に小動物、爬虫類及び昆虫の移動が可能であるよう対角の方向に形成される第1移動路と、上記第1隔室の上部が開放されるよう上記胴体の上部に備えられる蓋と、上記第2隔室と第3隔室の内部空間を連通するよう上記第1隔室を横切る流動管と、を含む。このような本発明によると、河川及び河岸沿いに生息する小動物、爬虫類及び昆虫がブロックの下部から上部へ自由に移動することができ、蟠踞生息部屋で生息することが可能で、渇水期に小動物、爬虫類及び昆虫が隔室内に貯蔵された水を利用できるようにすることによって、生命力を保つことができるだけでなく、洪水の際に隔室に水を貯蔵して洪水の調節能力を備え、河川及び河岸沿いの安定した水量管理の機能を保つことができるという効果がある。 公开号:JP2011510192A 申请号:JP2010543051 申请日:2009-01-14 公开日:2011-03-31 发明作者:チョ,ウル−チェ 申请人:チョ,ウル−チェCHO,Eul−Jae; IPC主号:E02B3-14
专利说明:
[0001] 本発明は、林野に隣接した河川及び河岸沿いに一定の高さに築かれるブロックに関するもので、さらに詳しくは、前面に移動通路が形成されて動物がブロックに乗って移動することができ、内部には貯水空間が形成されて貯水空間に貯蔵された水を動物が渇水期に利用できるように環境にやさしく構築できる生体活性化ブロックに関する。] 背景技術 [0002] 一般に河川及び河岸にはヨウ壁が築かれるが、このようなヨウ壁は地表地盤の土圧力に抵抗して土が崩れないよう一定の高さに築造される。] [0003] しかし、このような従来のヨウ壁は一般のコンクリートの没脱を利用してヨウ壁を築造したり、石を積み上げてヨウ壁を築造したりするため、環境にやさしくないという問題点があった。] [0004] 特に、従来のコンクリートのヨウ壁は、単にコンクリートブロックを高く築造して河川及び河岸の地盤を支える構造であるため、別途の貯水機能を有することができず、雨水が急に排水されて渇水現象が早く進み、河川、河岸沿いに生息する小動物、爬虫類、昆虫は水不足によって生命を保つことが難しいという問題がある。] [0005] また、その表面は単に平面になっているため河川沿いに生息する自然の生態系の動物が移動できる通路が限られているため、さらに河川沿いに生息する動物はその生息先を失っている実情である。] [0006] さらに、このような従来のコンクリートヨウ壁では河川の排水の速度が速くなり、渇水期には水が急速に不足してしまい、河川、河岸沿いに生息する動物が水不足によって生命を保つことが難しいという問題がある。] 発明が解決しようとする課題 [0007] 本発明は、上記のような従来の問題点を解消するためのもので、その目的は、河川及び河岸沿いに生息する動物が自由に移動することができ、河川及び河岸沿いに動植物の蟠踞形の生息地を提供するのは勿論、水の中では魚所を提供することによって、様々な動植物が生息しやすい良い環境が構築できる生体活性化ブロックを提供することにある。] [0008] また、本発明の他の目的は、洪水の際に水を一定量貯蔵して河川及び河岸沿いでの水量を安定して管理することができ、ろ過部材を備えて外部に排出される水の水質浄化及び貯蔵の持続時間を長期化して、渇水期に動物とブロック及びその周りに植生する植物が隔室内に貯蔵された水を利用できるようにすることによって、生命力を保つことができるという生体活性化ブロックを提供することにある。] 課題を解決するための手段 [0009] 上記のような目的を達成すべく、本発明は、河川及び河岸沿いに一定高さに築かれるブロックにおいて、土砂が貯蔵される第1隔室と、中間の隔壁を境に上記第1隔室の左右の両側に配置されて水が貯蔵される第2隔室及び第3隔室を備える胴体と、上記胴体の前面部に動物の移動が可能であるよう対角方向に形成される第1移動路と、上記第1隔室の上部が開放されるよう上記胴体の上部に備えられる蓋と、上記第2隔室と第3隔室の内部空間を連通するよう上記第1隔室を横切る流動管と、を含む。] [0010] 一方、本発明は、河川及び河岸沿いに一定の高さに築かれるブロックにおいて、水が貯蔵される中央隔室と、中間隔壁を境に上記中央隔室の左右の両側に配置され上記中間隔壁と隣するブロックにより内部空間が形成されて土砂が貯蔵される左、右側隔室からなる胴体と、上記胴体の前面部に動物の移動が可能であるよう対角方向に形成される第1移動路と、上記中央隔室の上部に備えられる蓋と、上記中央隔室の下段に備えられて水質浄化及び水の排出速度を調節するろ過部材と、を含む。] [0011] また、本発明は、河川及び河岸沿いに一定の高さに築かれるブロックにおいて、内部に複数の中間隔壁を備えて土砂が貯蔵される第1隔室と水が貯蔵される第2隔室を備える胴体と、上記胴体の全方に備えられる前面部に動物の移動が可能であるよう対角方向に形成される第1移動路と、上記第1隔室と対応する領域に一定の大きさの開口部を形成して上記胴体の上部に組み立てられる蓋と、上記第1隔室の下段に配置され、外部面に複数の貫通孔を形成して上記第1隔室内の水を上記第2隔室に案内流入する複数の宥孔管と、を含む。] 発明の効果 [0012] 上記のような生体活性化ブロックによると、林野近接の河川の整備工事をしながら河川及び河岸や堤を保護するためコンクリートブロックが組積される場合、河川及び河岸沿いに生息する動物が第1移動路ないし第4移動路を通して自由に移動できるようにし、胴体の前面部に蟠踞生息部屋を形成して動植物が生息できる蟠踞形の生息地を提供することによって、生命力を保つことができるという効果がある。] [0013] また、本発明によると、洪水の際に隔室に水を貯蔵して洪水調節能力を備え、河川及び河岸沿いの安定した水量管理の機能を保つことができるという効果がある。] [0014] また、本発明によると隔室内にろ過部材を備えて外部に排出される水の水質浄化及び貯蔵の持続時間を長期化して渇水期に動物及びその周りに植生する植物が隔室内に貯蔵された水を利用できるようにすることによって、生命力を保つことができるという効果がある。] 図面の簡単な説明 [0015] 本発明の第1実施例による生体活性化ブロックの全体斜視図である。 図1のA−A’断面図である。 本発明の第1実施例によるろ過部材の全体斜視図である。 図3のB−B’断面図である。 本発明の第1実施例による生体活性化ブロックの蓋変形例の全体斜視図である。 本発明の第1実施例による生体活性化ブロックの施行状態図である。 本発明の第2実施例による生体活性化ブロックの全体斜視図である。 図7のC−C’断面図である。 本発明の第2実施例によるろ過部材の全体斜視図である。 図9のD−D’断面図である。 本発明の第2実施例による生体活性化ブロックの施行状態図である。 本発明の第3実施例による生体活性化ブロックの全体斜視図である。 図12のE−E’断面図である。 図13のF−F’断面図である。 本発明の第3実施例の変形例による生体活性化ブロックの全体斜視図である。 図15に図示された胴体を詳細に図示した分解斜視図である。 本発明の第3実施例の変形例による生体活性化ブロックに備えられる前面部を図示した正面斜視図である。 本発明の第3実施例の変形例による生体活性化ブロックに備えられる前面部を図示した後面斜視図である。 本発明の第3実施例による生体活性化ブロックの施行状態図で、コンクリートブロックの間に築かれる状態を図示した正面図である。 本発明の第3実施例による生体活性化ブロックの施行状態図で、水平方向に築かれる状態を図示した正面図である。] 図1 図12 図13 図15 図3 図7 図9 実施例 [0016] 以下、本発明の好ましい実施例を、図面を参照して詳しく説明する。] [0017] 〔第1実施例〕 本発明の第1実施例による生体活性化ブロック100は、内部に第1隔室112、第2隔室114及び第3隔室116が形成され、第1隔室112には土砂が貯蔵され、第2隔室114及び第3隔室116には水を貯蔵することができる胴体110を備える。] [0018] このような胴体110は、図1に図示したように、前面部110aと両側壁110b、110c及び後壁110dを備えて内側に内部空間を形成し、上記内部空間には複数の中間隔壁118を備えて第1隔室112とその左右の両側に中間隔壁118を境に第2隔室114及び第3隔室116を形成する。] 図1 [0019] そして、上記第1隔室112には水と共に流入した土砂が残留して貯蔵され、上記第2隔室114と第3隔室116は後述する蓋120でその上部を覆い土砂は流入せず水のみ流入して一定量が貯蔵されるようにする。この際、上記第1隔室112の底面は開口されるように形成する。] [0020] 図6に図示したように、生体活性化ブロック100の胴体110は、直上部に配置される他の胴体110をすぐ積層して生体活性化ブロック100を垂直形に築造する場合、下に配置される胴体110の第1隔室112と直上部に配置される胴体の第1隔室が互いに一直線上に位置するよう築造して上下に配置される生体活性化ブロック100の第1隔室112が土砂により同時に満たされるようにすることによって、施行後に生体活性化ブロック100が施行面から発生する土圧によって全方に押されることを防ぐことができるようになる。] 図6 [0021] 一方、図面には図示していないが、生体活性化ブロック100の胴体110の直上部に配置される他の胴体110をすぐ積層して生体活性化ブロック100をジグザグ状に築造する場合、下に配置される胴体110の第1隔室112と直上部に配置される胴体110の左右側が連携して形成される隔室105が互いに一直線上に位置するよう築造して上に配置される生体活性化ブロック100の第1隔室112と下に配置される胴体110の左右側が連携して形成される隔室105が土砂により同時に満たされるようにすることによって、施行後に生体活性化ブロック100の第1隔室112が施行面から発生する土圧によって全方に押されることを防ぐことができる。] [0022] 図2に図示されたように、上記第1隔室112の左右の両側に形成されて水が貯蔵される第2隔室114及び第3隔室116は、第2隔室114と第3隔室116の内部空間を連通するよう上記第1隔室112の内部空間を横切る流動管130が備えられる。] 図2 [0023] このような流動管130は一定の長さの中空のパイプ材からなり、開放された左右両端が一方向性を有して上記第2、3隔室114、116と連結されるように設ける。この際、第2隔室114と連通する一側端の高さが第3隔室116と連通する他側端の高さより高く設けられることにより、第2隔室114の水が上記流動管130を通して第3隔室116へ移動するようにすることが好ましい。これによって上記第2隔室114に流入した水は、上記流動管130を通して流入して第3隔室116に案内され貯蔵される。] [0024] 図3及び図4に図示されたように、上記第3隔室116の底面には流入管142と流出管144が備えられたろ過部材140がさらに備えられる。上記ろ過部材140は内部空間146を備えて円筒状や直六面体状に形成され、上記内部空間146は流入孔149が備えられた複数の内部隔壁148を境に複数の内部空間146に区切られ、上記内部空間146には炭のような透水性の物質が圧着してそれぞれ満たされる。この際、ろ過部材140は第3隔室116の底面に埋められ流入管142を通して水が流入され、中間隔壁118に埋められた流出管144を通して水が流出されるようにすることができ、一側が中間隔壁118に接するよう第3隔室116の下段に位置して流出管144が中間隔壁118に埋められ水を外部に流出するようにすることもできる。] 図3 図4 [0025] このようなろ過部材140によって、第3隔室116に流入した水は、上記流入管142を通してろ過部材140の内部空間146に流入した後、炭のような透水性の物質によって浄化されてから流出管144を通して外部に排出される。] [0026] この際、内部隔壁148に形成された流入孔149と隣する内部隔壁148に形成された流入孔149は互いに対角方向に配置されるよう形成して流入管142から流出管144までの移動経路が長くなるようすることによって、第3隔室116に水が長期間貯蔵できるようにする。] [0027] 上記胴体110の全方に突出形成される前面部110aには、対角の方向に傾斜して形成される第1移動路150が備えられて動物が第1移動路150に沿って生体活性化ブロック100の下部から上部に移動できるようにする。この際、第1移動路150は階段状に形成されることもできることを明らかにする。] [0028] また、上記胴体110は、その前面部110aの一側面から上方に傾斜して延長形成される第2移動路152が形成されて前面部110aに傾斜して形成される第3移動路154を介して第1移動路150と互いに連結されるようにする。] [0029] このような胴体110は、前面部110aに形成された第1移動路150の傾斜方向に沿って他のブロックと共に築造されると、上記第1移動路150は上下方向で互いに傾斜して連結される構造で築造されて、動物が第1移動路150に沿って生体活性化ブロック100の下部から上部に自由に移動できるようにする。] [0030] また、上記胴体110は、前面部110aに第3隔室116と連通するよう貫通形成される少なくとも一つの出入口119を備え、上記出入口119から下向に傾斜して形成される第4移動路156が前面部110aの底面まで延長される。そして、このような第4移動路156は、ブロックが築かれる場合、隣接する胴体110の第2移動路152に連結されるよう築造される。] [0031] このように胴体110の前面部110aに形成される第1、2、3、4移動路150、152、154、156が全て連結されるようすることによって、動物が上記移動路に沿って河川や河岸沿いから他の場所へと自由に移動が可能で、第3隔室116と連通するよう形成される出入口119を通して動物が第3隔室116に貯蔵されている水を利用できるようにすることによって、生命力を保つことができるというようにする。] [0032] また、本発明は、上記胴体110の下段に凹んだ蟠踞生息部屋117が、第2隔室114の下部に位置するよう備えられることができ、このような蟠踞生息部屋117は、前面部110aを通して入口が外部に露出され、その反対側は閉鎖された洞窟の形態になることによって、胴体110の前面部110aから後面部に向かうよう一定の高さに形成される。] [0033] このような蟠踞生息部屋117は、生体活性化ブロック100が築かれる場合、野鼠のような小さい大きさのげっ歯類が生息したり、カエルやガマのような両生類が生息したりは勿論、鳥類などが巣を作って生息できるだけでなく、蟠踞生息部屋117に貯蔵された土砂を利用して植物が根づいて植生できるようにすることによって、環境にやさしく生体系が保存できるようにする効果が得られる。] [0034] 一方、上記前面部110aには上記第1隔室112と連通するよう貫通して形成される少なくとも一つの連結孔115が備えられる。上記連結孔115は上記前面部110aに形成される入口は広く、上記第1隔室112側に形成される出口は狭い、ほぼ円錐状に形成されることが好ましく、上記前面部110aに形成される入口が広く上記第1隔室112側に形成される出口は狭く、その長さの中間から出口側まで形成される中間部の断面の幅が同じ、ほぼ漏斗状に形成されることがさらに好ましい。] [0035] このような連結孔115は、前面部110aに形成される入口は広く第1隔室112側に形成される出口は狭く形成されることにより、第1隔室112に貯蔵される土砂は外部に流出されず、連結孔115を通して第1隔室112に流入される水が外部に排出されるようにする。] [0036] また、図1に図示されたように、上記胴体110の左側端には、上記第2移動路152のスタート地点に第2隔室114と連通するよう前面部110aから第2隔室114側に一側が開口されて連結孔115aが形成され、上記胴体110の右側端には、上記第4移動路156の先端に第3隔室116と連通するよう前面部110aから第3隔室116側に一側が開口されて形成される連結孔115bがそれぞれ備えられることもできる。この際、前面部110aの右側の部分に形成される連結孔115bは、その長さの中間部分に段差があるように形成され、前面部110aに形成される入口は広く第3隔室116側に連通して段差あるよう形成される部分はその幅が狭く形成されるようにする。] 図1 [0037] このように連結孔115a、115bが形成されて生体活性化ブロック100が連続して築造されると、上記第2隔室114と隣するブロックの第3隔室116が連携して土砂が貯蔵される隔室105を形成するようになり、胴体110の左右側に形成される連結孔115a、115bが互いに連携して通路を形成するようになる。そして、前面部110aの右側の部分に形成される連結孔115bの一部に段差があるように形成されることにより、隔室105内に貯蔵された土砂が外部に流出されることは防ぎ、隔室105内に流入される水は上記通路を通して外部に排出できるようにする。] [0038] また、胴体110の左右側に形成される2つの連結孔115a、115bにより連携して形成される通路には、土砂が貯蔵されて上記土砂に植物が根付いて植生できる植物の生息先の役割を果たすことによって生体を活性化させることができる。] [0039] 本発明は、第1隔室112の上部は開放され、第2、3隔室114、116は密閉する蓋120が備えられ、このような蓋120は、図1及び図2に図示されたように、胴体110の上部に結合段差128を形成して上記蓋120を挿入して胴体110の開放された上部を覆うよう備えられ、第2隔室114と第3隔室116の内部空間をそれぞれ覆うよう2つの蓋120が備えられる。] 図1 図2 [0040] また、図5に図示されたように、上記胴体110の上段部に突出形成された組み立て突起111と対応する下部面に組み立て溝(未図示)を備え、上記胴体110の開放された上部を覆うよう備えられることもできる。この際、上記蓋120は第1隔室112と対応する領域に一定の大きさの開口部124が備えられ、第2、3隔室114、116の上部を覆うよう形成される。] 図5 [0041] そして、一つの蓋120で形成される場合、第2隔室114及び第3隔室116に対応する領域の開口部124の左右両側、二つの蓋120で形成される場合、それぞれの蓋120に第2隔室114及び第3隔室116内に水が流入できるよう一定の大きさの貫通孔126が少なくとも一つ形成される。上記貫通孔126を通して水が隔室内に流入して貯蔵されることにより、胴体110の前面部に形成された出入口119を通して動物が第3隔室116に貯蔵されている水を利用できるようにする。] [0042] ここで、上記開口部124や第1隔室112の上部には外部から水と共に、木の葉、草のような異物が流入されることを防ぐことができるように網を設けることもできる。] [0043] 一方、本発明の前面部110aには、図6に図示されたように、自然に優しい自然石形態の模様が形成されることもできる。このような自然石の模様は多様な形の溝で形成されてブロックが築かれる場合、週の景色を美しくするだけでなく、周囲の環境とバランスをとるようにする。そして、このような多様な模様の溝は、第1、2、3、4移動路150、152、154、156と共に小動物、爬虫類及び昆虫の通路にもなり得るため生体活性をより効果的にする。] 図6 [0044] 〔第2実施例〕 本発明の第2実施例による生体活性化ブロック200は、内部に中央隔室212、左側隔室及び右側隔室214、216が形成され、中央隔室212には水が貯蔵され、左側隔室及び右側隔室214、216には土砂が貯蔵できる胴体210が備えられる。] [0045] このような胴体210は、前面部210aと共に底面210b、両側壁218及び後壁210cを備えて内側に内部空間を形成する中央隔室212と、上記側壁218と隣するブロックの側壁218により内部空間が形成される左側隔室及び右側隔室214、216を形成する。] [0046] そして上記左、右側隔室214、216には水と共に流入した土砂が残留して貯蔵され、上記中央隔室212は後述する蓋220でその上部を覆って土砂は流入せず水のみ流入して一定量が貯蔵されるようにする。] [0047] また、上記胴体210の上部面には、組み立て突起211が形成されて生体活性化ブロック200が垂直に積層して設けられる場合、組み立て突起211とこれに対応する組み立て溝(未図示)により結合を容易にし、滑ることを防ぐことができる。勿論、上記胴体210の上部に垂直に積層して設けられる生体活性化ブロックの胴体210の下部面に、上記組み立て突起211と対応する組み立て溝(未図示)が形成されるべきであるということは自明である。] [0048] 図11に図示したように、生体活性化ブロック200の胴体210は、直上部に配置される他の胴体210をすぐ積層して生体活性化ブロック200を垂直型に築造する場合、下に配置される胴体210の中央隔室212と直上部に配置される胴体210の中央隔室212が互いに一直線上に位置するよう築造して上下に配置される生体活性化ブロック200の左側隔室214及び右側隔室216が連携して形成される隔室205に土砂が同時に満たされるようにすることによって、施行後に生体活性化ブロック100が施行面から発生する土圧によって全方に押されることを防ぐことが可能となる。] 図11 [0049] 上記中央隔室212の底面には、図9及び図10に図示されたように、流入管242と流出管244が備えられたろ過部材240が備えられる。上記ろ過部材240は内部空間246を備えて円筒状や直六面体上に形成され、上記内部空間246は流入孔249が備えられた複数の内部隔壁248を境に複数の内部空間246に区切られ、上記内部空間246には炭のような透水性の物質が圧着してそれぞれ埋められる。この際、ろ過部材240は、中央隔室212の底面に埋められ流入管242を通して水が流入され、側壁218に埋められた流出管244を通して水を流出することができ、一側が側壁218に接するよう中央隔室212の下段に位置して流出管244が側壁218に埋められて水を外部に流出することもできる。] 図10 図9 [0050] このようなろ過部材240によって中央隔室212に流入した水は、上記流入管242を通してろ過部材240の内部空間246に流入した後、炭のような透水性の物質によって浄化して流出管244を通して外部に排出される。] [0051] この際、内部隔壁248に形成された流入孔249と隣する内部隔壁248に形成された流入孔249は、互いに対角方向に配置されるよう形成して流入管242から流出管244までの移動経路が長くなるようにすることによって、中央隔室212に水が長期間貯蔵できるようにする。] [0052] 上記胴体210の全方に突出して形成される前面部210aには、対角方向に傾斜して形成される第1移動路250が備えられ、動物が第1移動路250に沿って生体活性化ブロック200の下部から上部に移動できるようにする。この際、第1移動路250は階段状に形成されることもできることを明らかにする。] [0053] そして、上記胴体210は、その前面部210aの一側面から上方に傾斜して延長形成される第2移動路252が形成され、前面部210aに傾斜して形成される第3移動路254を介して第1移動路250と互いに連結されるようにする。] [0054] このような胴体210は、前面部210aに形成された第1移動路250の傾斜方向に沿って他のブロックと共に築造されると、上記第1移動路250は上下方向において互いに傾斜して連結される構造で築造され、動物が第1移動路250に沿って生体活性化ブロック200の下部から上部に自由に移動できるようにする。] [0055] また、上記胴体210は、前面部210aに中央隔室212と連通されるよう貫通形成される少なくとも一つの出入口219が第1移動路250の長さの中間に備えられる。] [0056] そして、上記胴体210は、蟠踞生息部屋217のその上部側に、上方に傾斜するよう形成される第4移動路256が前面部210aの右側面まで延長される。また、このような第4移動路256は、ブロックが築かれる場合隣接する胴体210の第2移動路252に連結されるよう築造される。] [0057] このように、胴体210の前面部210aに形成される第1、2、3、4移動路250、252、254、256が全て連結されるようにすることによって、動物が上記移動路を通して河川や河岸沿いから他の場所へ自由に移動することが可能で、中央隔室212と連通するよう形成される出入口219を通して動物が中央隔室212に貯蔵されている水を利用できるようにすることによって生命力を保つことができるというようにする。] [0058] 一方、上記側壁218は、中央隔室212の内部空間を成す面が、段差213があるよう形成されることが好ましい。これは中央隔室212に貯蔵された水の水位が低い場合、上記出入口219を通して動物が中央隔室212の内部に入って水を利用した後、外部に自由に移動できるようにしたものである。] [0059] 本発明は、上記胴体210の下段に凹んだ蟠踞生息部屋217が備えられることができ、このような蟠踞生息部屋217は、前面部210aを通して入口が外部に露出され、その反対側は閉鎖された洞窟形態になったもので、胴体210の前面部210aから後面部に向かうよう一定の高さに形成されたものである。] [0060] このような蟠踞生息部屋217は、生体活性化ブロック200が築かれる場合、野鼠のような小さい大きさのげっ歯類が生息したり、カエルやガマのような両生類が生息したりは勿論、鳥類などが巣を作って生息できるだけでなく、蟠踞生息部屋217に貯蔵された土砂を利用して植物が根付いて植生できるようにすることによって、自然にやさしく生体系が保存できるという効果が得られる。] [0061] 一方、上記前面部210aには上記左側隔室214と連通するよう貫通して形成される少なくとも一つの連結孔215が備えられる。上記連結孔215は、上記前面部210aに形成される入口は広く、上記左側隔室214側に形成される出口は狭い、ほぼ円錐状に形成されることが好ましく、上記前面部210aに形成される入口が広く上記左側隔室214側に形成される出口が狭く、その長さの中間から出口側まで形成される中間部の断面の幅が同じ、ほぼ漏斗状に形成されることがさらに好ましい。] [0062] 上記のような構造で上記前面部210aに右側隔室216と連通するよう貫通して形成される少なくとも一つの連結孔215が備えられることもできる。このような連結孔215は、左側隔室214と右側隔室216を連通するようにする連結孔215が胴体210の左右側に同時に形成されることもでき、胴体210の左側または右側の片側のみに連結孔215が形成されて左側隔室214または右側隔室216と連通されるようにすることもできる。] [0063] このような連結孔215は、前面部210aに形成される入口が広く、左右側隔室214、216側に形成される出口は狭く形成することにより、左右側隔室214、216に貯蔵される土砂は外部に流出されず、連結孔215を通して左右側隔室214、216に流入される水が外部に排出されるようにしたものである。] [0064] また、図7に図示されたように、このような連結孔215は、第2移動路と連結される前面部210aの左側部分に左側隔室214と連通するよう前面部210aから左側隔室214側に一側が開口されて連結孔215aが形成され、第4移動路と連結される前面部210aの右側部分に右側隔室216と連通されるよう、前面部210aから右側隔室216側に一側が開口して形成される連結孔215bがそれぞれ備えられることもできる。この際、前面部210aの右側部分に形成される連結孔215bは、その長さの中間部分に段差があるように形成され、前面部210aに形成される入口は広く、右側隔室216側に連通されて段差があるように形成される部分はその幅が狭く形成されるようにする。] 図7 [0065] このように形成されて生体活性化ブロック200が隣して築造されると、上記左側隔室214と右側隔室216が連携して一定の空間を備える隔室205を形成することになり、前面部210aの左右側端に形成される二つの連結孔215a、215bが連携して一つの通路を形成することになる。そして、前面部210aの右側部分に形成される連結孔215bの一部に段差があるように形成されることにより、隔室205内に貯蔵された土砂が外部に流出されることを防ぎ、隔室205内に流入された水は上記通路を通して外部に排出できるようにしたものである。] [0066] また、胴体210の左右側に形成される連結孔215a、215bが連携して形成される通路には、土砂が貯蔵されて上記土砂に植物が根付いて植生できる植物の生息先の役割を果たすことによって生体を活性化させることができる。] [0067] 本発明は、中央隔室212を密閉する蓋220が備えられ、このような蓋220は上記胴体210の上段部に形成された結合段差222に挿入されて上記胴体210の開放された上部を覆うように結合される。] [0068] この際、上記蓋220には一定の大きさに貫通形成される一つ以上の貫通孔226を備えて中央隔室212内に水を流入させるようにする。] [0069] 一方、本発明の前面部210aには、図11に図示されたように、自然に優しい自然石形態の模様が形成されることもできる。このような自然石の模様は多様な形の溝で形成されてブロックが築かれる場合、その回りの景色を美しくするだけでなく、回りの環境との調和をなすようにしたものである。そして、このような多様な模様の溝は、第1、2、3、4移動路250、252、254、256と共に動物の通路にもなり得るため生体活性をより効果的にする。] 図11 [0070] 上記のように構成された生体活性化ブロック100、200は、胴体110、210がコンクリートブロックの間に所々挟んで築造されたり、連続して築造されたりする。例えば、上記胴体110、210は前面部110a、210aに形成された第1移動路150、250の傾斜方向に沿って上記コンクリートブロックの間に挟んで築造されたり、蟠踞生息部屋117、217を有する胴体110、210は並んで隣接して築造されたりすることもできる。] [0071] このように築造されると、上記前面部110a、210aに形成された第1移動路150、250が上下方向において互いに傾斜して連結される構造で築造されることができ、同時に第4移動路156、256と第2移動路152、252が連結されるよう築造されることにより、第4移動路156、256から第1、2、3移動路152、154、150、252、254、250を通して胴体110、210の前面部110a、210aに形成された出入口119、219と連結される構造である。] [0072] このように、第1、2、3及び4移動路150、152、154、156、250、252、254、256を通して、動物は河川や河岸沿いから他の場所へ移動することができ、上記出入口119、219を通して第3隔室116または中央隔室212に貯蔵されている水を利用することができる。] [0073] また、上記胴体110、210の上部に結合される蓋120、220は、河川や河岸沿いから多量の異物が流入されることを防ぎ、蓋120、220に形成された貫通孔126、226を通して異物が取り除かれた水のみ隔室の内部に貯蔵できるようにする。] [0074] そして、中央隔室212または第3隔室116に備えられたろ過部材140、240が備えられて隔室内に貯蔵された水が急速に外部に追い出されることを防ぐのは勿論、ろ過部材140、240によって水に含まれた異物を取り除く一方、外部に排出される水を浄化することによって、きれいな水が外部に排出されて環境汚染を防ぐことができる。] [0075] このような本発明によると、林野の近くの河川整備工事をしながら河川及び河岸や堤を保護するためコンクリートブロックが組積される場合、河川及び河岸沿いに生息する動物が第1移動路ないし第4移動路を通して自由に移動できるようにし、胴体の前面部に蟠踞生息部屋を形成して動植物が生息できる蟠踞形の生息地を提供することによって、生命力を保つことができるという効果がある。] [0076] また、本発明によると、洪水の際に隔室に水を貯蔵して洪水調節能力を備え、河川及び河岸沿いの安定した水量管理の機能を行うことができ、隔室内にろ過部材を備えて外部に排出される水の水質浄化及び貯蔵の持続時間を長期化して渇水期に動物とブロック及びその回りに植生する植物が隔室内に貯蔵された水を利用できるようにすることによって生命力を保つことができるという効果がある。] [0077] 〔第3実施例〕 本発明の第3実施例による生体活性化ブロック300は、図19に図示されたように、通常のコンクリートブロック10の間に所々挟んで築造されることで一定の高さを有するヨウ壁を構成するものと図示したが、これに限定されるものではなく、図20に図示したように、蟠踞生息部屋317を有する生体活性化ブロック300と第1ノッチ部360を有する生体活性化ブロック300aが築造されることで一定の高さを有するヨウ壁を構成することもできる。] 図19 図20 [0078] 本発明による生体活性化ブロック300は、内部には複数の隔室312、314が形成されて水が貯蔵できる胴体310を備える。] [0079] このような胴体310は、図12に図示されたように、前面部310aと共に底面310e、両側壁310b、310c及び後壁310dが形成されることで内側に空間を形成し、上記空間には複数の中間隔壁318を備えて第1隔室312と、その両側に一対に備えられる第2隔室314を形成し、上記第1隔室312には水と共に流入した土砂が残留して貯蔵され、上記第2隔室314には上記第1隔室312から内部に流入した水が一定量貯蔵される。] 図12 [0080] また、上記第1隔室312の左右の両側に形成され水が貯蔵される一対の第2隔室314は、図13と図14に図示したように、上記第1隔室312の下段に備えられる流動管330によって互いに同じ水位を保つようになる。] 図13 図14 [0081] このような流動管330は、開放された左右の両端が上記一対の第2隔室314で露出するよう設けられる一定の長さの中空パイプ部材からなり、外部面には複数の貫通孔332が備えられる。これによって、上記第1隔室312内に流入した水は、上記貫通孔332を通して流入し上記一対の第2隔室314にそれぞれ案内されて貯蔵される。] [0082] ここで、上記流動管330は、上記第2隔室314内に貯蔵された水の水位を一定の高さに保つことができるよう、上記胴体310の底面310eから一定の高さ離れた所に備えられることができるが、これに限定されるものではなく、上記底面310eに近接して備えられることもできる。] [0083] そして、上記胴体310の全方に突出して形成される前面部310aは、その対角方向に階段が形成され、小動物、爬虫類及び昆虫が自由に移動できる第1移動路350を提供する構造からなる。] [0084] また、上記前面部310aの下段には上記第1隔室312と連通するよう貫通形成される第1連結孔315が少なくとも一つ備えられ、このような第1連結孔315は上記前面部310aの下段に形成される蟠踞生息部屋317の近くに形成されることが好ましい。] [0085] これによって、上記第1隔室312内の水は上記第1連結孔315を通して外部に排出されて上記蟠踞生息部屋317の入口に落下することにより、上記蟠踞生息部屋317を利用する様々な動物に水を提供することができる。] [0086] そして、上記前面部310aの上段には上記第2隔室314と連通するよう貫通形成された第2連結孔316が少なくとも一つ備えられ、このような第2連結孔316は上記前面部310aに下向に傾斜して形成され、上記前面部310aの側面まで延長される第2移動路352の上段部に位置することが好ましい。] [0087] また、上記第2移動路352は、上記前面部310aに傾斜して形成される第3移動路354を介して上記第1移動路350と互いに連結される。] [0088] このような上記胴体310は、前面部310aに形成された第1移動路350の傾斜方向に沿って上記コンクリートブロック10の間に挟んで築造されたり、他の胴体310と共に築造されたりすると、上記第1移動路350は上下方向において互いに傾斜して連結される構造で築造されることができ、このように互いに上下に連結されて図19と図20に図示されたように築造されると、第1移動路350を通して自由に移動することができる。] 図19 図20 [0089] また本発明は、図12に図示したように、上記第1隔室312と対応する領域に一定の大きさの開口部324が貫通形成された蓋320を備え、このような蓋320は上記胴体310の上段部に突出形成された組み立て突起311と対応する下部面に組み立て溝322を備えて上記胴体310の開放された上部を覆うよう組み立てられる。] 図12 [0090] 上記開口部324の左右両側には、上記第2隔室314内に水を流入させるよう一定の大きさの貫通孔326を少なくとも一つ以上備えることもできる。] [0091] ここで、上記開口部324には、外部から水と共に木の葉、草のような異物が流入することを効果的に防ぐように網を設けることもできる。] [0092] そして本発明は、上記前面部310aは自然に優しい自然石形態の模様が形成された構造である。このような自然石の模様は、多様な形の溝で形成されて河川及び河岸沿いをより自然的な環境にすることができ、周りの景色を美しくすることができる。また、このような多様な形の溝は小動物、爬虫類及び昆虫の通路になることもできる。] [0093] また、本発明は、上記胴体310の下段に凹んだ蟠踞生息部屋317を備えることができ、このような蟠踞生息部屋317は、図13及び図14に図示されたように、前面部310aを通して入口が外部に露出して、その反対側は閉鎖した洞窟状になったもので、胴体310の前面部310aから後面部に向いて一定の高さに形成されたものである。] 図13 図14 [0094] このような蟠踞生息部屋317は、野鼠のような小さい大きさのげっ歯類が生息したり、カエルやガマのような両生類が生息したり、鳥類の巣も作ることが可能である。] [0095] そして、このような蟠踞生息部屋317は、上記胴体310が図19及び図20に図示されたようにヨウ壁で築かれる場合、その下部側に位置した胴体310の第1移動路350の上部側に位置することが好ましい。] 図19 図20 [0096] また、上記胴体310は、蟠踞生息部屋317のその上部側に上方に傾斜して上記前面部310aの側面まで延長して形成される第4移動路356を備えるが、これは隣接して位置した胴体310の第2移動路352に連結されて上記第2連結孔316を通して排出される水を上記蟠踞生息部屋317に流すことができる。] [0097] そして、上記胴体310に備えられる第1隔室312には、図15及び図16に図示したように、複数の貫通孔372を貫通形成した仕切り370を備えることもできる。] 図15 図16 [0098] このような仕切り370は、上記第1隔室312を構成する中間隔壁318の内部面に形成された結合溝319に沿って結合されることにより、上記前面部310aと仕切り370の間に一定の大きさの生息空間を形成することができる。] [0099] これによって、上記第1隔室312に土砂と共に流入した水は、上記仕切り370に形成された貫通孔372を通して全方に排出される反面、土砂はそのまま残留することになる。この際、上記蓋320に貫通形成された開口部324は、上記土砂が貯蔵される空間と対応するよう備えられることが好ましい。] [0100] また、上記中間隔壁318の先端部には、上記前面部310aと仕切り370によって形成される生息空間への自由な移動が可能であるよう第2ノッチ部318aを備えることが好ましい。] [0101] そして、上記第1隔室312に仕切り370が備えられる上記胴体310は、図15、図17及び図18に図示したように、上記第1隔室312と対応する領域に上部に開放された第1ノッチ部360を備えることで、ヨウ壁が設けられる河川の水位の上昇したときに、水が上記第1隔室312に流入して貯蔵できるようにする。] 図15 図17 図18 [0102] このような第1ノッチ部360には、上記第1隔室312と連結されるよう前面から後面に向けて階段状に下向に延長される第5移動路358を備えることが好ましい。] [0103] また、上記第1ノッチ部360を備える胴体310の前面部310aには、上記第1ノッチ部360と連結されるよう傾斜して形成される複数の第6移動路359を備えることが好ましい。] [0104] そして、上記蟠踞生息部屋317を有するか第1ノッチ部360を有する胴体310の前面部310aは、図12に図示したように、角部または側面部に切開部372、374、376、378を形成することで、複数の胴体310が連続して築かれる場合、上記前面部310aとこれに隣接する前面部の間には、上記切開部372、374、376、378によって様々な動物が生息したり、植物が植生したりできる空間をさらに確保することができる。] 図12 [0105] また、上記切開部372、374、376、378によって形成される空間を動植物が自由に利用することで、自然親和力がより向上して自然復元力を高めることができる。] [0106] 上記のように構成された本発明の生体活性化ブロック300、300aは、図19及び図20に図示されたように、胴体310がコンクリートブロック10の間に所々挟んで築造したり連続して築造したりする。例えば、上記胴体310は、前面部310aに形成された第1移動路350の傾斜方向に沿って上記コンクリートブロック10の間に挟んで築造されたり、上記蟠踞生息部屋317を有する胴体310または上記第1ノッチ部360を有する胴体310は、並んで隣接して水平に築造されたりすることができる。] 図19 図20 [0107] このように築造されると、上記前面部310aに形成された第1移動路350が上下の方向において互いに傾斜して連結される構造で築造されることができ、同時に第1移動路350から第2、3移動路352、354を通して第2連結孔316が連結される構造である。] [0108] また、上記蟠踞生息部屋317は、第4移動路356を通して隣接する胴体310の第2、3移動路352、354と連結される。] [0109] このような第1、2、3及び4移動路350、352、354、356を通して、小さい大きさの動物が河川や河岸沿いから他の場所へ移動が可能で、上記第2連結孔316を通して排出される水を利用することができる一方、上記蟠踞生息部屋317の近くに形成された第1連結孔315を通して排出される水を利用することができる。] [0110] また、上記胴体310の上部側に位置した蓋320は、胴体310の上部側から多量の異物が流入されることを効果的に防ぎ、開口部324を通して水が第1隔室312内に流入するようにし、上記第1隔室312に備えられる複数の流動管330を通して第2隔室314の空間に水が貯蔵されるようにする。] [0111] そして本発明は、上記胴体310が並んで隣接して水平に築かれる場合、上記蟠踞生息部屋317は第4移動路356を通して互いに連結され、上記第1ノッチ部360は第6移動路359を通して互いに連結される。] [0112] 即ち、蟠踞生息部屋317の上部側に傾斜して形成される第4移動路356を前面部310aの側面まで延長して形成され、これは隣接して位置した胴体310の第2連結孔316から下向に第2移動路352が延長して第3移動路354に連結され、上記第2移動路352の上段は、上部に積層される他の胴体310の蟠踞生息部屋317と連結されることで、動物と昆虫は蟠踞生息部屋317から隣接した他の蟠踞生息部屋317への連結移動が可能となる。] [0113] このように本発明は、林野の近くの河川整備工事をしながら河川及び河岸や堤を保護するため胴体310をコンクリートブロック10の間に挟んで組積したり水平に組積したりする場合、河川及び河岸沿いに生息する小動物、爬虫類及び昆虫が第1移動路350ないし第6移動路359を通して上下に自由に移動することができ、河川及び河岸から他の場所へ居所を移ることもできる。] [0114] また第1、2連結孔315、316を通して上記第1、2隔室に一時貯蔵された水を提供することで、渇水期には小動物、爬虫類及び昆虫が生命力を保つことができる。] [0115] そして本発明は、河川及び河岸沿いに複数の蟠踞生息部屋317を複数提供することによって、様々な小動物、爬虫類、鳥類及び昆虫に適した蟠踞型の生息地を提供することができる。このような蟠踞生息部屋317は、水の外では動物、鳥類と昆虫の生息として活用できるのは勿論、水の中では蟠踞生息部屋317が魚所と産卵先を提供するため、魚類が生息するに適した環境を構築することができ、生命を保つことのできる自然に親和力のある河川及び河岸のヨウ壁を構築することができる。] [0116] さらに、上記胴体310の前面部に第1ノッチ部360を形成する場合、洪水の際に上記第1ノッチ部360を通して上記第1、2隔室312、314で水を貯蔵して洪水の調節能力を備え、渇水期には貯蔵された水を利用する貯水槽の役割を果たすことによって、河川及び河岸沿いの安定した水量調節機能も果たすようになる。] [0117] 本発明は、上記において図面を参照して特定の実施例に関して詳しく説明したが、本発明はこのような特定の構造に限定されるものではない。当業界の通常の知識を有している者であれば、添付の特許請求の範囲に記載された本発明の技術思想及び権利範囲を外れることなく、本発明の実施例を多様に修正または変更することができる。しかし、このような単純な実施例の修正または設計変形の構造は本発明の権利範囲内に属することを明らかにする。] [0118] 100、200、300、300a生体活性化ブロック 110、210、310胴体 110a、210a、310a 前面部 110b、110c、310b、310c側壁 110d、310d後壁 111、311 組み立て突起 112、312 第1隔室 114、314 第2隔室 115連結孔 116 第3隔室 117、217、317蟠踞生息部屋 118、318中間隔壁 119、219出入口 120、220、320 蓋 124、324 開口部 126、226、326貫通孔 130、330流動管 140、240 ろ過部材 142、242流入管 144、244流出管 146、246 内部空間 148、248内部隔壁 149、249流入孔 150、250、350 第1移動路 152、252、352 第2移動路 154、254、354 第3移動路 156、256、356 第4移動路 210b、310e 底面 210c 後壁 212中央隔室 213段差 214 左側隔室 215 連結孔 216 右側隔室 218 側壁 222 結合段差 315 第1連結孔 316 第2連結孔 358 第5移動路 359 第6移動路 360 第1ノッチ部 370仕切り]
权利要求:
請求項1 河川及び河岸沿いに一定の高さに築かれるブロックにおいて、土砂が貯蔵される第1隔室と、中間隔壁を境に前記第1隔室の左右の両側に配置されて水が貯蔵される第2隔室及び第3隔室を備える胴体と、前記胴体の前面部に動物の移動が可能であるよう対角方向に形成される第1移動路と、前記第1隔室の上部が開放されるよう前記胴体の上部に備えられる蓋と、前記第2隔室と第3隔室の内部空間を連通するよう前記第1隔室を横切る流動管と、を含むことを特徴とする生体活性化ブロック。 請求項2 前記流動管の左右両端は、一方向性を有するよう前記第2、3隔室と連結されることを特徴とする請求項1に記載の生体活性化ブロック。 請求項3 前記胴体は、前記第2隔室の下部に前面部から後面部に向かうよう、一定の深さに凹んで形成される蟠踞生息部屋がさらに備えられることを特徴とする請求項1に記載の生体活性化ブロック。 請求項4 前記前面部には、土砂の流出を防ぎ、水が排出されるよう貫通して形成される少なくとも一つの連結孔が備えられることを特徴とする請求項1に記載の生体活性化ブロック。 請求項5 前記第3隔室は、第3隔室の水が流入される流入管と、一側に流入孔が備えられた内部隔壁を境にして形成される複数の内部空間と、前記複数の内部空間の水を外部に流出する流出管及び前記内部空間に満たされる炭のような透水性の物質を含むろ過部材が前記第3隔室の下段にさらに備えられることを特徴とする請求項1に記載の生体活性化ブロック。 請求項6 前記胴体は、前記前面部の一側面から上方に傾斜して延長形成される第2移動路が前記前面部に傾斜して形成される第3移動路を介して前記第1移動路と互いに連結されることを特徴とする請求項1に記載の生体活性化ブロック。 請求項7 前記胴体は、前記前面部に第3隔室と連通される少なくとも一つの出入口が形成されることを特徴とする請求項1に記載の生体活性化ブロック。 請求項8 前記胴体は、前記出入口から下向に傾斜して前記前面部の底面まで延長形成される第4移動路を備えることを特徴とする請求項7に記載の生体活性化ブロック。 請求項9 河川及び河岸沿いに一定の高さに築かれるブロックにおいて、水が貯蔵される中央隔室と、両側壁を境にして前記中央隔室の左右両側に配置され前記側壁と隣するブロックにより内部空間が形成されて土砂が貯蔵される左、右側隔室からなる胴体と、前記胴体の前面部に動物の移動が可能であるよう対角方向に形成される第1移動路と、前記中央隔室の上部に備えられる蓋と、前記中央隔室の下段に備えられ水質浄化及び水の排出速度を調節するろ過部材と、を含むことを特徴とする生体活性化ブロック。 請求項10 前記胴体は、前記中央隔室の下部に前面部から後面部に向かうよう一定の深さに凹んで形成される蟠踞生息部屋がさらに備えられることを特徴とする請求項9に記載の生体活性化ブロック。 請求項11 前記前面部には、前記左側隔室と隣する生体活性化ブロックの右側隔室と連携して形成される隔室と連通するよう形成される少なくとも一つの連結孔が備えられることを特徴とする請求項9に記載の生体活性化ブロック。 請求項12 前記ろ過部材は、水が流入される流入管と、一側に流入孔が備えられた内部隔壁を境にして形成される複数の内部空間と、前記複数の内部空間の水を外部に流出する流出管及び前記内部空間に満たされる炭のような透水性の物質を含むことを特徴とする請求項9に記載の生体活性化ブロック。 請求項13 前記流入孔は、隣する内部隔壁に形成された流入孔と対角方向に配置されて水の移動経路が長くなるように形成されることを特徴とする請求項5または12に記載の生体活性化ブロック。 請求項14 前記胴体は、前記前面部の一側面から上方に傾斜して延長形成される第2移動路が、前記前面部に傾斜して形成される第3移動路を介して前記第1移動路と互いに連結されることを特徴とする請求項9に記載の生体活性化ブロック。 請求項15 前記胴体は、前記前面部に中央隔室と連通される少なくとも一つの出入口が形成されることを特徴とする請求項9に記載の生体活性化ブロック。 請求項16 前記胴体は、前記蟠踞生息部屋の上部側に傾斜して前記前面部の右側面まで延長形成される第4移動路が備えられることを特徴とする請求項10に記載の生体活性化ブロック。 請求項17 前記中間隔壁は、前記中央隔室の内部空間を成す面に段差があるように形成されることを特徴とする請求項9に記載の生体活性化ブロック。 請求項18 河川及び河岸沿いに一定の高さに築かれるブロックにおいて、内部に複数の中間隔壁を備えて土砂が貯蔵される第1隔室と水が貯蔵される第2隔室を備える胴体と、前記胴体の前面部に動物の移動が可能であるよう対角方向に形成される第1移動路と、前記第1隔室と対応する領域に一定の大きさの開口部を形成して前記胴体の上部に組み立てられる蓋と、前記第1隔室の下段に配置され、外部面に複数の貫通孔を形成して前記第1隔室内の水を前記第2隔室に案内して流入する少なくとも一つの流動管と、を含むことを特徴とする生体活性化ブロック。 請求項19 前記胴体は、前記前面部の下部に前記第1隔室と連通されるよう少なくとも一つの第1連結孔が貫通形成されることを特徴とする請求項18に記載の生体活性化ブロック。 請求項20 前記胴体は、前記前面部の上部に前記第2隔室と連通されるよう少なくとも一つの第2連結孔が貫通形成されることを特徴とする請求項18に記載の生体活性化ブロック。 請求項21 前記胴体は、前記第2連結孔から下向に傾斜して前記前面部の側面まで延長形成される第2移動路を備えることを特徴とする請求項20に記載の生体活性化ブロック。 請求項22 前記第2移動路は、前記前面部に傾斜して形成される第3移動路を介して前記第1移動路と互いに連結されることを特徴とする請求項21に記載の生体活性化ブロック。 請求項23 前記胴体は、その下部に前面部から後面部に向かうよう一定の深さに凹んで形成される蟠踞生息部屋がさらに備えられることを特徴とする請求項18に記載の生体活性化ブロック。 請求項24 前記胴体は、前記蟠踞生息部屋の上部側に傾斜して前記前面部の側面まで延長形成される第4移動路を備えることを特徴とする請求項23に記載の生体活性化ブロック。 請求項25 前記第4移動路は、前記胴体の築造の際に前記第2隔室と連通されるよう前記前面に貫通形成された第2連結孔から下向に傾斜して延長形成される第2移動路と連結されることを特徴とする請求項24に記載の生体活性化ブロック。 請求項26 前記第1隔室は、複数の貫通孔が形成された仕切りがさらに備えられることを特徴とする請求項18に記載の生体活性化ブロック。 請求項27 前記胴体は、前記第1隔室と対応する領域に上部に開放された第1ノッチ部をさらに含むことを特徴とする請求項18に記載の生体活性化ブロック。 請求項28 前記第1ノッチ部は、前記第1隔室と連結される第5移動路を備えることを特徴とする請求項27に記載の生体活性化ブロック。 請求項29 前記胴体は、前記前面部に前記第1ノッチ部と連結されるよう傾斜して形成される第6移動路を備えることを特徴とする請求項27に記載の生体活性化ブロック。 請求項30 前記前面部は、自然に優しい自然石形態の模様が形成されたことを特徴とする請求項1、9あるいは18のいずれか1項に記載の生体活性化ブロック。
类似技术:
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同族专利:
公开号 | 公开日 WO2009091175A3|2009-10-22| CN101970762A|2011-02-09| WO2009091175A2|2009-07-23| US20100290842A1|2010-11-18|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
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申请号 | 申请日 | 专利标题 相关专利
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