![]() 医療用包帯カバー、医療用包帯、及び医療用包帯製品
专利摘要:
湿気硬化基材を囲むように配置したニットスペーサーファブリックカバー又はパッドを含む医療用包帯を開示する。基材に対して及び基材の中に反応系を適用する。反応系は、基材を可撓性で扱い易い状態とする第1状態と、反応系が硬化するのと同時に基材を硬化させて所望の形態とする第2状態を有する。 公开号:JP2011509797A 申请号:JP2010544289 申请日:2008-01-30 公开日:2011-03-31 发明作者:ジョン;シー エヴァンス 申请人:ビーエスエヌ メディカル,インク.; IPC主号:A61F13-00
专利说明:
[0001] 本発明は一般に整形外科医療の分野に関し、より詳細には、改良した医療用包帯カバー又はパッドの構造と、湿気硬化材料から成る医療用包帯、詳細には副子と、医療用包帯製品に関し、それらは各々本出願で開示する改良したカバー又はパッドを有する。] 背景技術 [0002] 例えば、身体の一部の固定を必要とする骨折等の負傷の処置に使用する医療用包帯は、歴史的にある物質を含浸させた一片のファブリック又はスクリムから形成したものであり、かかるファブリック又はスクリムは身体の一部に巻き付けた後、含浸させた物質が硬化して剛構造となる。この手順において従来から使用されている硬化物質は「石膏」であり、本出願人によるものも含め、多くの石膏副子材料が世界中で販売されている。] [0003] 上述の適用手順は面倒で時間がかかる。また、上述の適用手順はいくつかの要素が必要であると共に、相当な技術を要する。装着している間に硬化材料が劣化し、においやかゆみを生じることもある。これらの理由から、傷が回復する一期間に副子又はギプスが2つ以上必要となることもある。] [0004] 石膏のギプス及び副子に対する従来の適用手順の上記の不利点を軽減するために、一体型の副子材料が考案され、それらは例えば特許文献1、2、及び3に開示されている。これらの特許は全て、石膏を含浸させた布を複数の層状とした副子材料基板を開示している。かかる一体型の単一副子材料は面倒でもなくより迅速に適用できるが、石膏ギプス材料に本来備わる多数の不利点を被る。すべての石膏副子の強度重量比は比較的低いため、完成した副子は重くかさばる。石膏副子は硬化するのが遅く、最大の強度に達するのに24時間から72時間を要する。石膏は水中で崩れるため、入浴及びシャワーが困難である。] [0005] ギプス及び副子の技術的な進化は、特許文献4及び5に開示されている。これらの特許で開示されたギプス材料は、湿気硬化形樹脂を含浸させた柔軟なファブリックを含み、このファブリックは水分を含まない不透湿性のパッケージに封入されている。石膏に比較すると、これらの製品は軽量で強度重量比が非常に高く、比較的多孔性となるよう製造されるため、副子材料を通して皮膚へと少なくとも幾分かの空気が流入できる。従来技術の湿気硬化型のシステムはパッケージを含むが、そのパッケージ内には予めカットした包帯が入っており、この包帯は例えばグラスファイバー等のファブリックを複数の層状にして湿気硬化形樹脂を含浸させたものである。これらの「予めカットした」包帯には、パッケージを再度閉じることに対する対策が何らとられていないため、パッケージからとり出した後、材料全体をすぐに使用しなければならない。なぜなら、このような湿気硬化形樹脂は、大気中の湿気に接しても比較的短い期間で硬化してしまうためである。多くの場合、所望のサイズ又は形が手元にない場合は実質的な損失が生じ、大きなサイズを必要なサイズ及び形にカットし、残りの材料は捨てることになる。] [0006] 副子の領域におけるさらに重要な発展は、本出願人が所有する特許文献6、7、8及び9に開示されている。これらの特許の各々はロール状の湿気硬化形副子製品を開示しており、それら製品では所定の長さの医療用包帯をロールから切断して使用することになるが、残った医療用包帯は、後で使用する時まで、防湿状態で柔軟な状態のまま維持される。これらの出願は、合成の不織生地の保護層、換言すれば外部カバーに複数層のグラスファイバーファブリックを配置したものを使用し、それを硬化基材と患者との間に存在させることを開示している。] [0007] 本発明はより詳細には、硬化した副子基材を囲むカバーに関する。本出願で開示するカバーは防水性であると共に通気性のあるファブリックカバーであり、好適な生地はニットのスペーサーファブリックである。本出願において「カバー」という用語は、パッド又はクッションタイプの保護を提供するのに十分な厚さを有する材料を含むよう使用すると共に、装着する人の皮膚と硬化基材との間に間隙を提供しつつ「パッド」若しくは「クッション性のある材料」として特徴づけるのに十分な厚さを必ずしも有するわけではない比較的薄い材料を含むよう使用する。少なくとも患者の皮膚に隣接する側の硬化副子材料の面にカバーをあてて、患者の皮膚を保護するようにする。] [0008] 本出願で開示する本発明によるニットの整形外科用カバーは防水性であるため、患者は副子が濡れることを考えずに入浴、シャワー、又は水泳を行うことができる。防水性のカバーは、傷の位置周辺で空気が最大限に動くよう構成されているため、副子をより快適に装着することができる。皮膚のかぶれとかゆみ防止に役立つ一方、治癒を促進する低温低湿環境に患者の皮膚を保持する。] [0009] 現在の副子パッド材料は通常、典型的に構造が非常に緻密な不織の合成繊維で構成されるため、通気性と多孔性に欠け、乾燥しにくい。] [0010] 多くの場合、副子は長期間皮膚の表面にあてられる必要があるため、皮膚がふやける等の問題を生じるおそれがある。周知のパッド及びカバーの繊維密度は高いため、材料内に湿気がこもり、不適切な程度に細菌を増殖させるおそれがある。] [0011] 現在医学の分野で使用されている不織の整形外科用パッドは、繊維自体が疎水性でありながら、患者の皮膚に接していると、汗やその他の体液をその繊維構造の中に吸収する。この吸収により、不織副子パッドの厚さが薄くなり、圧縮されて構造がさらに高密度となる。この圧縮と薄化によって、患者の皮膚と接触している際のパッドの快適さに不利な影響がもたらされる。] [0012] 整形外科の不織副子パッドの使用に関連する上記及びその他の問題を克服するために、本出願は防水性の整形外科用副子カバー材料を開示及び請求する。この防水性整形外科用副子カバーの好適な実施形態は、モノフィラメント糸とマルチフィラメント糸の組み合わせを用いたニットのスペーサーファブリックに基づくものである。] [0013] 本出願で開示する発明は、整形外科用副子カバー又はパッド材料を提供し、この材料は湿気硬化型の合成副子とともに使用するのに適しており、このタイプの副子システムのもたらす利点を強化する。かかる統一的システムの1つにおいては、湿気硬化形樹脂を塗布した基材の周りを囲むように配置したニットスペーサーパッドを不透湿性のパッケージと共に使用するが、この不透湿性のパッケージは、包帯製品を使用するために所望の長さで取り出した後、湿気の侵入を防ぐようにパッケージを再シールする手段を備える。] [0014] 本発明によるカバー及びパッドの別の好適な実施形態では、使用するまで湿気の侵入を防ぐようシールした、予め長さをカットした副子を提供する。] 先行技術 [0015] 米国特許第3,900,024号 米国特許第3,923,049号 米国特許第4,235,228号 米国特許第4,411,262号 米国特許第4,502,479号 米国特許第4,770,299号 米国特許第4,869,046号 米国特許第4,899,738号 米国特許第5,003,970号] 発明が解決しようとする課題 [0016] 従って、本発明の目的は、使用特徴を改良した医療用包帯カバーを提供することである。] [0017] 本発明の別の目的は、水分及び空気の流れに関する特徴を改良した医療用包帯カバーを提供することである。] [0018] 本発明のさらに別の目的は、軽量な医療用包帯カバーを提供することである。] [0019] 本発明のさらに別の目的は、使用中に破砕したりしわになったりすることのない医療用包帯カバーを提供することである。] [0020] 本発明のさらに別の目的は、容量対質量比の高い医療用包帯カバーを提供することである。] [0021] 本発明の別の目的は、使用特徴を改良した医療用包帯カバーを含むロール状の医療用包帯製品を提供することである。] [0022] 本発明の別の目的は、任意の所望の長さで取り出すことができ、その一方で次に使用するまで残りの材料が硬化するのを防ぐニットのカバーを有する医療用包帯製品を提供することである。] [0023] 本発明の別の目的は、湿気にさらすと材料を硬化させて、堅固な自立構造を形成する湿気硬化形樹脂を有する、予めカットした長さの医療用包帯製品を提供することである。] [0024] 本発明の別の目的は、湿気及び空気の流れに関する特徴を強化したニットの多孔構造で形成した、保護用外部パッド又はカバーを含む医療用包帯製品を提供することである。] [0025] 本発明の別の目的は、患者の皮膚に対してクッションを提供する柔軟な保護ラップを含む一体型の医療用包帯製品を提供することである。] [0026] 本発明の別の目的は、不透湿性の外装を含む医療用包帯製品を提供することであり、前記外装内には、種々の材料及び構造の湿気硬化基材を囲むパッド又はカバー等の外側の柔軟な保護ラップを含む医療用包帯を、湿気のない状態で封入する。] 課題を解決するための手段 [0027] 本発明のこれらの目的及びその他の目的は、湿気硬化基材上に取り囲むように配置したニットスペーサーファブリックを含む、医療用包帯に対するカバーファブリックを提供することにより、以下に示す好適な実施形態において達成される。] [0028] 本発明の一実施形態によれば、ニットスペーサーファブリックはモノフィラメント糸とマルチフィラメント糸を含む。] [0029] 本発明のさらに別の実施形態によれば、ニットスペーサーファブリックはポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン、又はナイロンを含む群から選択したモノフィラメント糸と、ポリエステル、ポリプロピレン、又はナイロンを含む群から選択したマルチフィラメント糸を含む。ファブリックの厚さは、約1mmから約10mmであり、ファブリックの重量は約90から約200g/m2である。] [0030] 本発明のさらに別の実施形態によれば、糸のフィラメント数は1から96であり、糸の厚さは0.03から1.1mmである。] [0031] 本発明のさらに別の実施形態によれば、ファブリックは24から48のフィラメントを含むポリプロピレン糸、直径が0.07から1.14mmのモノフィラメントポリエステル糸を含む。] [0032] 本発明のさらに別の実施形態によれば、ファブリックの厚さは約1mmから約10mmである。] [0033] 本発明のさらに別の実施形態によれば、ファブリックは約90から200g/m2の重量を有する。] [0034] 本発明のさらに別の実施形態によれば、カバーファブリックは以下のステッチパターンを有する。 バー1 16−16/8−8/0−0/8−8 4針挿入 18ゲージ バー2 0−4/4−4/4−0/0−0チェーンステッチ18ゲージ バー3 4−8/12−8/4−8/4−0 3針「V」 9ゲージ バー4 0−4/12−8/16−20/12−8 5針「V」 9ゲージ バー5 4−4/4−0/0−0/0−4 チェーンステッチ 9ゲージ バー6 0−0/12−12/24−24/24−24/24/24/12−12/0−0/0−0/0−0 3針挿入 9ゲージ 全てのバーに十分に糸を供給する。] [0035] 本発明のさらに別の実施形態によれば、ファブリックは約160g/m2の重量、又は現在の不織パッドの重量の約50%である。] [0036] 本発明のさらに別の実施形態によれば、湿気硬化基材を取り囲むように配置する保護用ニットスペーサーファブリックカバーを含む医療用包帯が提供される。基材は、2つの対向する主要面と2つの対向する長手方向に延在する側端を有する長尺状ファブリックを含み、前記2つの主要面はこれら面同士の間に延在する糸によって連結され、前記側端は所定のファブリック厚さを規定する。] [0037] 基材に対して及び基材の中に反応系を適用するが、この反応系は基材を可撓性で扱い易い状態とする第1状態と、反応系が硬化するのと同時に基材を硬化させて所望の形態とする第2状態を有する。] [0038] 本発明のさらに別の実施形態によれば、反応系は湿気硬化形樹脂を含む。] [0039] 本発明のさらに別の実施形態によれば、カバーファブリックの厚さは約1mmから約10mmであり、ファブリックの重量は約90から200g/m2である。] [0040] 本発明のさらに別の実施形態によれば、カバーは柔軟で可撓性の保護パッドを含み、この保護パッドは基材の主要面の少なくとも1つを覆い、基材を通して及び基材上に水分を通すよう適応される。] [0041] 本発明のさらに別の実施形態によれば、特定の医療用途に適するよう包帯の長さを予めカットして防湿状態でパッケージする。] [0042] 本発明のさらに別の実施形態によれば、包帯をロール状にし、必要に応じて所望の長さでカットすることができる。] [0043] 本発明の別の実施形態によって提供される医療用製品は、不透湿性の材料で形成した、湿気の侵入を防ぐようシールできるスリーブを含み、スリーブ内に医療用材料を配置して、使用するまで湿気が侵入しないようシールする。医療用材料は、2つの対向する主要面と、長手方向に延在して所定のファブリック厚さを定義する2つの対向する側端とを有する長尺状ファブリックで形成される基材を含む。反応系を基材の中に含浸させる、又は基材上にコーティングする。略湿気のない状態で維持すれば、反応系は安定した状態を保ち、十分な湿気にさらされると硬化して、堅固な自立構造を形成する。柔軟で可撓性の保護用ニットスペーサーファブリックカバーは、基材の主要面のうちの少なくとも1つの上にその長さに沿って配置され、材料が使用されている間、基材と患者の皮膚との間に障壁を提供する。] [0044] 本発明のさらに別の実施形態によれば、基材の両主要面上にカバーを配置する。] [0045] 本発明のさらに別の実施形態によれば、カバーは基材の両主要面と長手方向に延在する側端を囲むように包み、それらを内包する。] [0046] 以上、本発明の目的の一部を説明した。本発明のその他の目的及び利点は、以下の図面と関連した本発明の説明が進むにつれて明らかとなろう。] 図面の簡単な説明 [0047] ディスペンサーから取り出した、本発明の一実施形態による医療用包帯製品を示す斜視図である。 医療用包帯製品をディスペンサーから取り出してカットした部分を示す斜視図である。 明確さのために外部カバーの一部を外した状態の、所定の長さの医療用包帯の斜視図である。 カバーが管状になっていない、所定の長さの医療用材料の斜視図であり、基材を囲むようにカバーを形成する1つの好適な実施形態を示す図である。 カバーのパッドの実施形態を鮮明に示す斜視図である。 カバーのパッドの実施形態を鮮明に示す端面図である。 医療用包帯基材部の単層ニットの実施形態の斜視図である。 医療用包帯を水で濡らすことによって使用開始することを示す図である。 水がカバーを通って基材へと自由に流入する状態を示す図である。 適用する前に医療用包帯から余分な水分を取り除くことを示す図である。 患者に適用する前に医療用包帯を平らで直線的に整えることを示す図である。 負傷した足に当てて、被覆材を巻くことによって所定の位置に固定した医療用包帯の斜視図である。 負傷した足に当てて、被覆材を巻くことによって所定の位置に固定した医療用包帯の斜視図である。 医療用包帯を取り出すまで保管するディスペンサー容器の代替デザインの斜視図である。 図11に示すディスペンサー容器の垂直方向の断面図である。 容器を任意に配置し得るディスペンサーカートンの斜視図である。 使用するまで不透湿性の袋に保管した、予めカットした医療用包帯の斜視図である。] 図11 実施例 [0048] 図面を参照して、本発明による医療用包帯製品10を図1に概略的に示す。包帯製品10は、例えば24フィートのような任意の利便性の良い長さで販売することができ、コイル状に巻いて適切なディスペンサー11内に配置する。ディスペンサーカートン11の下方の角にスロット12を設け、それを通して包帯製品10を取り出す。] 図1 [0049] 本発明の一実施形態によれば、包帯製品10は、例えば薄板状の金属箔及びプラスチックのような不透湿性の材料で形成した外部長尺状スリーブ13を含む。対向して平行に延在する側部に沿ってスリーブ13をヒートシールし、長尺状の管を形成する。以下に詳細に説明する長尺状医療用包帯14をスリーブ13内に配置し、取り出すまでほぼ湿気のない状態に維持する。医療用包帯14が中に入ったスリーブ13に沿って包帯14をカートン11から必要量を引き出し、はさみ等で切断する。包帯14の残りの未使用の端面はスリーブ13内へ押し込み、その際スリーブ13にバークリップ15のようなクリップを取り付けられるほどの長さを持たせておく。当然ながら、湿気の侵入を十分に防ぐシールを形成できれば任意の適切な閉じ形態を使用することができる。] [0050] ここで図2を参照すると、包帯14の適切な長さは測って決めるのが最も良いため、長さのマーク「M」をスリーブ13の一端にプリントする。スリーブ13はその長さに沿って包帯14と密接させ、開いている間にスリーブに入ってくる空気の量を減少させることが好ましい。] 図2 [0051] ここで図3及び図4を参照すると、包帯14は基材16を含み、この基材16は繊維性の材料で形成するのが好ましく、単一層若しくは複数層のニット織布、又はその他のプロセスによって形成した材料であり得る。適切な基材16の例としては、グラスファイバー織布を数層に重ねたものや、合成ファイバから形成した単一相のニットファブリック等がある。] 図3 図4 [0052] 本発明の一実施形態によれば、基材16をカバー18の中に収容するが、このカバー18は、以下にさらに詳細に説明するように柔軟で可撓性の合成ニットファブリックで形成するのが好適である。カバー18は患者の皮膚と基材16の間に保護層を提供する。カバー18の厚さは多様であってよく、パッド又はクッションの機能を有すると考えるのに十分な厚さであっても、そうでなくてもよい。] [0053] 図3及び図4に示すように、カバー18を初めは平坦なファブリックとして編み、基材16を囲むように折って筒状の筐体を形成するようにする。この場合、図4に示すように、例えば両面テープや粘着片19によって基材を囲む形でカバーを固定し得る。別の好適な実施形態によれば、カバー18を筒状に編んで製造中に基材16の上にかぶせてもよい。] 図3 図4 [0054] 本発明のさらに別の実施形態によれば、スリーブ13内に収容した基材16を、適用直前にカバー18内に封入してもよい。上述のように、基材16を囲むようにカバー18を折り、テープ又は粘着剤により所定の場所で固定することによって、これを行うことができる。] [0055] 実際の物理的な実施形態によるカバー18を図5及び図6に示す。] 図5 図6 [0056] 従来の整形外科用不織副子パッド及びカバーの使用に関する問題を克服するために、ニットの防水性整形外科用副子カバーを提供する。この副子カバーは、凹凸のある又はフラットなモノフィラメント糸とマルチフィラメント糸の組み合わせを用いたニットのスペーサーファブリックに基づく。モノフィラメント糸の例には、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン、又はナイロン等があり、マルチフィラメント糸の例には、ポリエステル、ポリプロピレン、又はナイロン等がある。ニットの防水性整形外科用副子カバー18の1つの構成では、30デシテックスから167デシテックスの範囲の糸を使用する。フィラメント数は1から96、厚さは0.03から1.1mmとし、ファブリックの重量は90から200g/m2とする。] [0057] 本発明の好適な実施形態によれば、ウェール又は編目の/cmは12から24であり、コースの/cmは5から40である。より詳細には、防水性の整形外科用副子カバー18はポリエステルのモノフィラメント糸とポリプロピレンのマルチフィラメント糸を含む。マルチフィラメントポリプロピレン糸は24から48のフィラメントを含むことが好適であり、モノフィラメントポリエステル糸は直径が0.07から1.14mmであることが好適である。] [0058] 細菌の増殖を防ぐために、糸に硝酸銀を添加してもよい。] [0059] 本発明の1つの好適なニットパターンの詳細は以下の通りである: 例 好適な実施形態による一例を以下に示す: 糸: ポリプロピレン165d/tex48フィラメント; ポリエステル0.14mm 75Dtexモノフィラメント 編成−18ゲージ、600コース/m 表記: バー1 4針挿入 18ゲージ 0.14ポリエステル 16−16/8−8/0−0/8−8 バー2チェーンステッチ18ゲージ 165/48ポリプロピレン 0−4/4−4/4−0/0−0 バー3 3針“V” 9ゲージ 0.14ポリエステル 4−8/12−8/4−8/4−0 バー4 5針“V” 9ゲージ 0.14ポリエステル 0−4/12−8/16−20/12−8 バー5 チェーンステッチ 9ゲージ 0.14ポリエステル 0−4/12−8/16−20/12−8 バー6 3針挿入 9ゲージ 0.14ポリエステル 0−0/12−12/24−24/24−24/12−12/0−0/0−0/0−0] [0060] 上記例のニットカバーの重量は160g/m2、又は本出願人によるオルソグラス(ORTHOGLASS(登録商標))の副子製品で従来的に使用している現在の不織パッドの重量の約50%である。このニットカバーの通気性はかなり高く、治療中も皮膚をより健康かつより快適に保ち、合併症もほとんどない。カバーの非圧縮状態の呼び厚さは2.5mmである。この厚さのカバーは「パッド」又は「クッション」として特徴づけることができる。] [0061] 水蒸気透過率(MVTR)は900g/24h/m2から1050g/24h/m2、より好適には950g/24h/m2である。通気性の範囲はASTMD737−96によってテストして、20cm気圧で1時間あたり3200cm3/cc2から4500cm3/cc2、より好適には20cm気圧で1時間あたり3400cm3/cc2である。] [0062] 本発明の一実施形態による基材16を図7に示す。この基材16には、略湿気のない状態で維持すれば安定した状態を保つが十分な湿気に晒されると硬化して堅固な自立構造を形成する反応系を含浸又はコーティングする。反応系の2つの典型的な式を以下の表に示す。] 図7 [0063] (表1) イソネート(Isonate)↓143L 又は モンジュール(Mondur)↓CD 又はポリイソシアネート50.0% ルビネート(Rubinate)↓XI168 プルラコール(Pluracol)↓P1010ポリオール46.6% DC−200シリコン消泡剤0.30% 塩化ベンゾイル安定剤 0.10% タンカット(Thancat)DM−70触媒3.0% 100%] [0064] (表2) イソネート(Isonate)143L 又は モンジュール(Mondur)CD 又はポリイソシアネート50.0% カーボワックス(Carbowax)PEG600 カーボワックス(Carbowax)PEG4600 22.0% カーボワックス(Carbowax)PEG8000 ボラノール(Voranol)230−238 ボラノール(Voranol)220−110 18.0% イルガノックス(Irganox)1010 2.0% アンチフォーム(Antifoam)1400 4.0% メタンスルホン酸1.0% DMDEE 3.0% 100%] [0065] これらの表とその種々の割合は良く知られている。] [0066] 引き続き図7を参照すると、一実施形態による基材16は樹脂を含浸させた単一相のニットダブルファブリックで形成し、樹脂は例えば、上記の湿気硬化形樹脂のうちの1つであるが、広範囲の入手可能な高分子化学物質を使用してもよく、例えばポリウレタン、ポリ尿素、ポリエステル、ポリアクリレート、及びエポキシ等があるが、これらに限定しない。好適な実施形態の1つでは、基材16は湿気硬化形ポリウレタン樹脂を含浸させたニットダブルファブリックを含む。経編のダブルファブリックは、例えばガラス繊維、強力ポリエステル繊維、ポリプロピレン繊維、アラミド繊維(ケブラー、Kevlar(登録商標))、及び超高分子量ポリエチレン繊維(スペクトラ、Spectra(登録商標))等の任意の適切な有機又は無機糸/繊維を用いて構成できる。番手の範囲は、20テックスから136テックスであるのが好ましく、44から136テックスが好ましい。経編のダブルファブリックにより、複数の糸を用いて上部層及び下部層を相互に連結した3D基材16を形成した。上部層を形成するのに使用する糸、下部層を形成するのに使用する糸、そしてそれらを相互に連結するのに使用する糸は、同一の材料であっても異なる材料であってもよい。] 図7 [0067] 好適な実施形態の1つでは、6つのガイドバーを有する二列針床経編機で基材16を編む。好適なファブリックは、表面がチェーンステッチで、中心部をV字又は蝶型のステッチとするインレー編みである。糸を編んで、基材内に樹脂を保持するのに十分な重量と厚さを有する3Dファブリック基材とする。任意の適切な基材を、カバー18と組み合わせて使用することができる。] [0068] ファブリック構造は任意のレベルのコース密度及びウェール密度に調整することができる。しかし、好適な構成では、基材16を形成するファブリックは、コース密度が450から580コース/m、好適な範囲は500から550コース/mであり、ウェール密度が10cmあたり19ウェール、好適な範囲は10cmあたり15から25ウェールである。ファブリックは、手足の様々なサイズと形状に適した任意の幅とすることができる。最も好適なニットファブリックの幅は、2.5cmから60cmの範囲である。ファブリックの厚さは、最終的な堅固さに影響を及ぼすことから重要な特徴であり、また患者の快適さと使い勝手の良さに対し審美的にも重要である。本実施形態の経編みファブリックは、厚さの範囲が1mmから10mm、好ましくは2mmから5mmである。最終的なファブリック重量は、ファブリックの構成、使用する糸、及び従来技術で良く知られているその他の要因等の種々の要因に依存する。最も好適な構造では、ファブリック重量は500から3000g/m2、より好ましくは1000から1800g/m2の範囲である。] [0069] 本発明の1つの好適な実施形態によれば、グラスファイバー糸を使用して、単一層ファブリックの基材16を構成する。グラスファイバーは低コストであることと、従来のグラスファイバー副子において使用されてきた間に技術が発達したことから、一定の利点を有する。] [0070] ここで図8から図11を参照する。包帯14は、図8及び図9に示すように包帯の片面に水を吹き付けて又は浴びせ、図10に示すように余分な水分を絞り、図10に示すように患者に適用する前に包帯を平らに整えることによって、使用し始めるのが典型的である。カバー18は、適用するために平らに整えている間に優れた密着性を示し、しわになる傾向はわずかしかない。] 図10 図11 図8 図9 [0071] 図12に示すように、適切な長さの材料14を身体の一部を固定する形状に整形する。この特定のタイプの副子は後下腿副子として知られており、一定の長さの製品14をふくらはぎから踵を超えて足部までの形状に整形することによって形成する。図10に示すように、製品14の上に伸縮する従来の包帯「B」を巻く。] 図10 図12 [0072] ここで図14から図16を参照するが、本発明の別の実施形態による医療用包帯製品は概して参照番号30で示す。医療用包帯14は容器31内に配置するが、この容器31は2枚の薄板状の長尺状シートを位置あわせして重ね、共通の縫い目に沿ってヒートシールし、スリーブ13と同じ材料及び構成の防湿性の容器を形成したものである。外層は耐裂性のプラスチックフィルムであり、中間層は湿気に対する障壁として作用するアルミホイルである。内層は、ヒートシールに適した熱可塑性の特性を有するプラスチックフィルムであり、容器31の内部を湿気から守る。] 図14 図16 [0073] さらに図14に示すように、容器31は拡大した製品収納パッケージ34を含み、この中にはコイル状の医療用包帯14が収納されている。パッケージ34は長尺状の取出しスリーブ36と一体であると共に連結しており、スリーブ36は開口端37を有し、この開口端37を通して容器31内の医療用包帯14を取り出す。] 図14 [0074] 図15及び図16に示すように、取出しスリーブ32の端37を、例えば棒状の留め具15のような任意のタイプの留め具、又はその他任意の適切な密閉手段でシールすることができる。取出しスリーブ36は医療用材料14の周りにぴったりとフィットして、医療用包帯14を取り出すために開口37を密閉していない時に入り込む空気に医療用材料14が晒されるのを制限する。さらに、図15は医療用素材14を比較的きつくコイル状に巻きつけて空気に晒されるのを制限し、容器31内でシール状態とすることを示している。開口37が適切にシールされていれば容器31は十分に密閉されるため、医療用材料14は、容器31内の医療用材料14を供給し終えるのにかかる一般的な期間より長い期間にわたり、柔軟で未硬化の状態を維持する。開口37に隣接する短い医療用材料14が硬化した場合には、その部分を切断して処分してもよい。] 図15 図16 [0075] 留め具15を外し、医療用材料14の露出した端をつかむことによって、所望の長さの医療用材料14を取り出すことができる。収納パッケージ34内の医療用材料14をほどきつつ適切な長さを容器31から引き出す。開口37を通して適切な長さを取り出すと、それを切断し、端部を取出しスリーブ36内に押し込む。開口端37は素早く再密閉される。] [0076] 図13に示すように、必要に応じて医療用包帯製品30をディスペンサーカートン11内に入れ、容器31の取出しスリーブ36をカートン11の底部のスロット12から突出させるようにしてもよい。] 図13 [0077] ここで図17を参照すると、予めカットした医療用包帯製品40の実施形態が示してある。医療用包帯製品40は不透湿性の袋41を含み、この中に予めカットした長さの医療用包帯14が詰められているが、この際、図1から図16を参照して上述した構造及び特徴を有することが好ましい。医療用包帯製品40のサイズは所望の最終用途に準じるものとし、それに合ったラベルをつける。医療用包帯14を袋41から取り出して、そのままで使用してもよいし、あるいはそれを扱う医者及び技術者の医療の要求に合うよう必要に応じてカット及び成型してもよい。] 図1 図16 図17 [0078] 以上、医療用包帯のカバー、医療用包帯、医療用包帯製品、及び関連する方法について説明した。本発明の種々の詳細については、発明の範囲を逸脱することなく変更することができる。さらに、本発明の好適な実施形態の上述の説明と発明を実施する最良の形態には例示的な目的でのみ示したものであって、本発明を限定するものではない。本発明は、特許請求の範囲によって定義される。] [0079] 10包帯製品 11ディスペンサー 12スロット 13スリーブ 14包帯 16基材 18 カバー]
权利要求:
請求項1 医療用包帯のカバーファブリックであって、湿気硬化基材を囲むよう配置したニットスペーサーファブリックを含むこと、を特徴とするカバーファブリック。 請求項2 前記ニットスペーサーファブリックがモノフィラメント糸及びマルチフィラメント糸を含むこと、を特徴とする請求項1に記載のカバーファブリック。 請求項3 前記ニットスペーサーファブリックが、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン、又はナイロンからなる群から選択したモノフィラメント糸と、ポリエステル、ポリプロピレン、又はナイロンからなる群から選択したマルチフィラメント糸を含むこと、を特徴とする請求項1に記載のカバーファブリック。 請求項4 前記ファブリックの厚さが約1から約10mmであり、前記ファブリックの重量が約90から200g/m2であること、を特徴とする請求項1に記載のカバーファブリック。 請求項5 前記糸のフィラメント数が1から96、糸の厚さが0.03から1.1mm、前記ファブリックの重量が90から約200g/m2であること、を特徴とする請求項3に記載のカバーファブリック。 請求項6 前記ファブリックが、24から48のフィラメントを含むポリプロピレン糸と、直径が0.07から1.14mmのモノフィラメントポリエステル糸を含むこと、を特徴とする請求項1に記載のカバーファブリック。 請求項7 前記ファブリックの厚さが約1から約10mmであること、を特徴とする請求項1に記載のカバーファブリック。 請求項8 前記ファブリックが約90から200g/m2の重量を有すること、を特徴とする請求項1に記載のカバーファブリック。 請求項9 バー116−16/8−8/0−0/8−84針挿入18ゲージバー20−4/4−4/4−0/0−0チェーンステッチ18ゲージバー34−8/12−8/4−8/4−03針「V」9ゲージバー40−4/12−8/16−20/12−85針「V」9ゲージバー54−4/4−0/0−0/0−4チェーンステッチ9ゲージバー60−0/12−12/24−24/24−24/24/24/12−12/0−0/0−0/0−03針挿入9ゲージのステッチパターンを有すること、を特徴とする請求項1に記載のカバーファブリック。 請求項10 全てのバーに十分に糸を供給すること、を特徴とする請求項9に記載のカバーファブリック。 請求項11 前記ファブリックが90から200g/m2の重量を有すること、を特徴とする請求項1に記載のカバーファブリック。 請求項12 医療用包帯であって、(a)湿気硬化基材を囲むよう配置した保護用ニットスペーサーファブリックと、(b)2つの対向する主要面と2つの対向する長手方向に延在する側端を有する長尺状ファブリックを含む基材であって、前記2つの主要面がこれら面同士の間に延在する糸によって連結され、前記側端が所定のファブリック厚さを規定する、前記基材と、(c)前記基材に対して及び前記基材の中に適用する反応系であって、該反応系は前記基材を可撓性で扱い易い状態とする第1状態と、前記反応系が硬化するのと同時に前記基材を硬化させて所望の形態とする第2状態を有する、前記反応系と、を含むことを特徴とする医療用包帯。 請求項13 前記反応系が湿気硬化形樹脂を含むこと、を特徴とする請求項12に記載の医療用包帯。 請求項14 前記カバーファブリックの厚さが約1から約10mmであり、前記ファブリックの重量が約90から200g/m2であること、を特徴とする請求項12に記載の医療用包帯。 請求項15 前記カバーが柔軟で可撓性の保護パッドを含み、該保護パッドが前記基材の前記主要面の少なくとも1つを覆い、前記基材を通して及び前記基材上に水分を通すよう適応されること、を特徴とする請求項12に記載に医療用包帯。 請求項16 前記包帯を特定の医療用途に適した長さに予めカットして、防湿状態で包装すること、を特徴とする請求項12に記載の医療用包帯。 請求項17 前記包帯をロール状にして、必要に応じて前記ロールから所望の長さを切断すること、を特徴とする請求項12に記載の医療用包帯。 請求項18 医療用包帯製品であって、(a)不透湿性材料で形成した、湿気の侵入を防ぐようにシールできるスリーブと、(b)前記スリーブ内に配置して、使用するまで湿気の侵入を防ぐようシールされる医療用材料であって、2つの対向する主要面と、長手方向に延在する2つの対向する側端とを有する長尺状ファブリックから形成した基材を含み、前記側端が所定のファブリック厚さを規定する、前記医療用材料と、(c)前記基材中に含浸させた又は前記基材にコーティングした反応系であって、略湿気のない状態に維持されれば安定した状態を保ち、十分な湿気に晒されると硬化して堅固な自立構造を形成する、前記反応系と、(d)前記基材の前記主要面の少なくとも1つの上にその長さに沿って配置され、前記材料が使用されている間、前記基材と患者の皮膚との間に障壁を提供する柔軟で可撓性の保護用ニットスペーサーファブリックカバーと、を含むことを特徴とする医療用包帯製品。 請求項19 前記カバーを前記基材の両主要面上に配置すること、を特徴とする請求項18に記載の医療用包帯製品。 請求項20 前記カバーが、前記基材の両主要面と長手方向に延在する側端を囲むように包み、それらを内包すること、を特徴とする請求項18に記載の医療用包帯製品。
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