专利摘要:
注射器本体と、注射器本体内に包覆される隔壁(18)によって密封される貯槽と、を含有する医療用注射器(10)を備えるペン針組立品(12)が本明細書中に提供される。ペン針組立品は、ハブと、ハブに固定される針と、を含む。ハブは、ガイドキー(24)を収容するトラック(26)を用いて注射器本体の遠位端に入れ子式に据え付けられるように形成される。ペン針組立品を注射器本体に据え付けるとき、トラックの第1部分は、ガイドキーを受容し、および十分な距離にわたって一直線にガイドキーをガイドするように構成されて、針の近位端が、針の回転を伴わずに、隔壁を通って完全に刺し通すのを可能にする。トラックの第2部分は、針の近位端が隔壁の近位に位置付けられた状態でペン針組立品が回されるのを可能にするように構成される。
公开号:JP2011509754A
申请号:JP2010543180
申请日:2009-01-13
公开日:2011-03-31
发明作者:ミン ウェイ
申请人:ベクトン・ディキンソン・アンド・カンパニーBecton, Dickinson And Company;
IPC主号:A61M5-32
专利说明:

[0001] 本発明は、ペン注射器用のペン針組立品に関する。]
背景技術

[0002] ペン針組立品は、先行技術において、ペン注射器と共に使用することで知られている。ペン針組立品は、ペン注射器に個別に提供され、および針に取り付けられているハブを含む。典型的には、組立品は、ペン注射器に取り外し可能に据え付けられるように形成され、使用後に処分される。多数回注射用のペン注射器を用いて、複数のペン針組立品が注射器に据え付けられおよび注射器から取り除かれる。]
発明が解決しようとする課題

[0003] ペン針組立品と共に使用される針は、限定された長さを有する。針は、医療用の注射のために、薬剤貯槽の隔壁を刺し通すのに十分な近位長さを有し、および患者へ挿入されるのに十分な遠位長さを有さなければならない。先行技術のペン組立品のデザインは、針の近位部が隔壁を十分に通り抜けない場合に、薬物貯槽の隔壁の「テンティング」を引き起こすことが見出されている。そのように、隔壁は完全に貫通されない可能性があり、または隔壁は変形されて、その結果として不正確な薬物投与が起こり得る。「テンティング」を回避するために、針の過度にサイズを大きくした近位部分が使用される可能性がある。しかしながら、近位方向に過剰に長い針は、薬物貯槽内の低レベルから薬剤を有効に輸送することができない可能性がある。]
[0004] 加えて、ペン針組立品は、典型的には、針を薬剤貯槽の隔壁に挿入すると同時に針を回転させることによって、ペン注射器に取り付けられる。針の回転および横断の動きの組み合わせは、隔壁のコアリング(芯の取り除き)を引き起こす可能性がある。隔壁は、ペン針組立品を取り除く際に、再密封可能であるように形成される。コアリングされた隔壁が原因で、隔壁の一部は、再密封可能でない可能性があり、その結果、貯槽を処分する必要が生じる。]
課題を解決するための手段

[0005] 医療用注射器とともに使用するためのペン針組立品が本明細書中に提供される。ペン針組立品は、ハブおよびハブに固定される針を含む。針は、患者への挿入のために形成された遠位端、および近位端を有する。医療用注射器は、遠位端および近位端を備えたチューブ形状である注射器本体と、注射器本体内に包覆される隔壁によって密封される貯槽と、をさらに含む。ハブは、ガイドキーを収容するトラックを用いて注射器本体の遠位端に入れ子式に据え付けられるように形成される。注射器本体にペン針組立品を据え付ける場合は、トラックの第1部分は、ガイドキーを受容し、かつ十分な距離にわたって一直線にガイドキーをガイドするように構成されて、針の回転を伴わずに針の近位端が隔壁の近位位置にガイドされて、針の近位端が隔壁を完全に刺し通すことを可能にする。トラックの第2部分は、ガイドキーがトラックの第2部分内に受容されている状態で、針の近位端が隔壁の近位に位置する状態で、ペン針組立品が回されることを可能にするように構成される。]
発明の効果

[0006] 有利にも、本発明のアレンジメントがあれば、医療用注射器へのペン針組立品の据え付けの繰り返しによる薬物カートリッジの隔壁のコアリングは、一般に、回避されることができる。本発明のこれらおよび他の特徴は、以下の詳細な説明および添付図面の検討を通して、よりよく理解されるであろう。]
図面の簡単な説明

[0007] 本発明に従って形成された医療用注射器の分解図を描写する図である。
本発明に従って形成された医療用注射器の組立図を描写する図である。
本発明のペン針組立品の第1の実施形態の医療用注射器の部分断面図を描写する図である。
注射器本体に据え付けられるペン針組立品の異なる段階を描写する図である。
注射器本体に据え付けられるペン針組立品の異なる段階を描写する図である。
注射器本体に据え付けられるペン針組立品の異なる段階を描写する図である。
隔壁を刺し通す前の、本発明に従って形成されたペン針組立品の針を描写する図である。
隔壁を刺し通す間の、本発明に従って形成されたペン針組立品の針を描写する図である。
隔壁を刺し通した後の、本発明に従って形成されたペン針組立品の針を描写する図である。
様々なロッキング構成を備える本発明の第1の実施形態のペン針組立品を描写する図である。
様々なロッキング構成を備える本発明の第1の実施形態のペン針組立品を描写する図である。
.様々なロッキング構成を備える本発明の第1の実施形態のペン針組立品を描写する図である。
様々なロッキング構成を備える本発明の第1の実施形態のペン針組立品を描写する図である。
様々なロッキング構成を備える本発明の第1の実施形態のペン針組立品を描写する図である。
本発明の第2の実施形態のペン針組立品を描写する図である。
本発明の第2の実施形態のペン針組立品を描写する図である。
本発明の第2の実施形態のペン針組立品を描写する図である。
ハブの外側部分に固定されたガイドキーを備える本発明の第2の実施形態のバリエーションを描写する図である。
ハブの外側部分に固定されたガイドキーを備える本発明の第2の実施形態のバリエーションを描写する図である。
ハブの外側部分に固定されたガイドキーを備える本発明の第2の実施形態のバリエーションを描写する図である。
ハブの外側部分に固定されたガイドキーを備える本発明の第2の実施形態のバリエーションを描写する図である。
ハブの外側部分に固定されたガイドキーを備える本発明の第2の実施形態のバリエーションを描写する図である。
ハブの外側部分に固定されたガイドキーを備える本発明の第2の実施形態のバリエーションを描写する図である。
ハブの外側部分に固定されたガイドキーを備える本発明の第2の実施形態のバリエーションを描写する図である。
ハブの外側部分に固定されたガイドキーを備える本発明の第2の実施形態のバリエーションを描写する図である。
ハブの外側部分に固定されたガイドキーを備える本発明の第2の実施形態のバリエーションを描写する図である。
組立品を取り囲むキャップを備える本発明のペン針組立品を描写する図である。]
実施例

[0008] 図を参照して、医療用注射器10が本明細書中に提供される。医療用注射器10は、様々な注射器構成のものであってもよい。本発明は、ペン注射器である医療用注射器10によく適している。]
[0009] 図1〜3に示されるように、医療用注射器10は、一般に、ペン針組立品12、遠位端15および近位端17を含む注射器本体14、ならびに隔壁18によって密封される薬剤用の貯槽16を含む。貯槽16は、注射器本体14内に包覆されており、注射器本体14によって画定されるか、または注射器本体14(例えば、カートリッジ)内に含有される別個の部品によって画定されていてもよい。] 図1 図2 図3
[0010] ペン針組立品12は、針20およびハブ22をさらに含む。針20は、患者への挿入用に形成された遠位端19と、近位端21と、を含む。組立品12は、針20を一直線にガイドするように構成されて、針20の近位端21が、針20の回転を伴わずに隔壁18を完全に刺し通すことを可能にする。この構成を得るために、ガイドキー24が、ハブ22または注射器本体14のうちの1つに、ハブ22または注射器本体14のうちの他の1つにトラック26が画定された状態で、提供される。ガイドキー24がハブ22に形成され、およびトラック26が注射器本体14に画定されることが好ましい。]
[0011] 図3は、針20が隔壁18を越えた位置に貯槽16に挿入された状態で注射器本体14に取り付けられたペン針組立品12を示す。] 図3
[0012] トラック26は、2つの部分を備えて形成されていてもよい。図4を参照して、注射器本体14の遠位端15上に2つの部分を有するトラック26を備える注射器本体14が示される。トラック26の第1部分28は、注射器本体14の遠位端15から近位に広がり、およびトラック26の第2部分30は、第1部分28に対して横方向に配置される。] 図4
[0013] 図4は、さらに、針20を備えるハブ22と、ハブ22の内側部分に沿ったガイドキー24とを含有するペン針組立品12を示す。ガイドキー24は、限定された長さのフランジであり、これは、ハブ22の様々な部分に位置付けられていてもよい。より具体的には、本発明は、図4に図示されるようにハブ22の内側部分、または図20に図示されるようにハブ22の外側部分に位置付けられるガイドキー24を意図する。図4の注射器本体14は、ガイドキー24がトラック26の第1部分28に挿入され、トラック26の第2部分30を通ってガイドされるのを可能にするように構成される。図4に示されるように、2以上(例えば2つ)のガイドキー24が、対応する数のトラック26が提供された状態で、提供されてもよい。ガイドキー24は、不連続かつ等間隔である。図5〜6を参照して、使用中に、ペン針組立品12は、まず、トラック26の第1部分28にガイドキー24が収容される状態で注射器本体14に挿入される。トラック26の第1部分28はガイドキー24を受容するので、ペン針組立品12は十分な距離にわたって一直線にガイドされて、針20の近位端21が針20の回転を伴わずに隔壁18を完全に刺し通すことを可能にする。針20の近位端21が隔壁18の近位に十分な距離にガイドされると、ガイドキー24は、トラック26の第2部分30に受容される。トラック26の第2部分30は、針20の近位端21を隔壁18の近位に保持しながらペン針組立品12が回されるのを可能とするように構成される。] 図20 図4 図5 図6
[0014] 図7〜9は、さらに、ペン針組立品12が注射器本体14に据え付けられるときに(図5〜6に表される)針20が隔壁18を刺し通す段階を図示する。図7は、ペン針組立品12が注射器本体14に据え付けられる前の針20および隔壁18を示す。図8を参照して、隔壁18を刺し通すとき、針20は、まず、十分な距離にわたって一直線にガイドされて、針20の近位端21が隔壁18を完全に刺し通すのを可能にする。次いで、針20が隔壁18を完全に刺し通した後、針20は、図9に示されるように回転させられる。針20は、針20が隔壁18を完全に刺し通した後に回転させられるのみであり、針20の鋭い近位端21が隔壁18をコアリングするのを防止する。] 図5 図6 図7 図8 図9
[0015] ペン針組立品は、図1〜9に示されるように、注射器に自由に設置しおよび取り外すことができる。図10〜14を参照して、医療用注射器10は、ペン針組立品12を注射器本体14にロックするためのロッキング構成32を含有していてもよい。ロッキング構成32は、医療用注射器に応じて、解除可能または恒久的であってもよい。図10は、ペン針組立品12が注射器本体14に解放可能にロックされるのを可能にする、トラック26内の解放可能ロック34を示す。解放可能ロック34は、好ましくは両側に角度が付けられてトラック26の第2部分30内にロッキング凹部35を作り出すリッジ33を含んでいてもよい。好ましくは、リッジ33は、トラック26の第1部分28と第2部分30との間の合流部に位置付けられる。リッジ33は、ガイドキー24がロッキング凹部35の内外に移動するときにリッジ33の両側を越えて移動することができるように形成される。リッジ33は、障害物を提供し、したがって、ガイドキー24がロッキング凹部35から外に移動することに対するロッキング効果を提供する。弾性材料製であるハブ22を備えて、ハブ22の撓みは、ガイドキー24がリッジ33を横断することを可能にする。] 図1 図10 図11 図12 図13 図14 図2 図3 図4 図5
[0016] ロッキング効果をさらに増進させるために、図11〜13に図示されるように、ペン針組立品12は、トラック26の任意選択的な第3部分38が提供されていてもよい。トラック26の第3部分38は、トラック26の第2部分30を横断し、および第2部分30を通って十分に移動するとすぐに針20が遠位に移動するのを可能にするようにデザインされている。第3部分38は、限定された長さを有して形成されて、針20の近位端21が隔壁18の近位に位置付けられたままであることを保証する。] 図11 図12 図13
[0017] 使用中に、図11に示されるようにガイドキー24が第1部分28に受容された後、ペン針組立品12は、図12に示されるように解放可能ロック34が係合されるまで、トラック26の第2部分30に沿って回転させられる。ロッキング効果をさらに増進させるために、図13は、トラック26の任意選択的な第3部分38内にガイドキー24を備えて据え付けられたペン針組立品12を示す。トラック26の第1および第3部分28、38の間に壁29が配置され、これが、ガイドキー24が第1部分26へ移り動くことを防止する。ガイドキー24は、第2部分30を通り、および解放可能ロック34を横断することによって、第3部分38から解放されてもよい。当業者によって理解されるように、第3部分38は、解放可能ロック34または他の本体アレンジメントを備えずに使用されてもよい。] 図11 図12 図13
[0018] 図14は、図10において使用される解放可能ロック34の代わりに恒久的タブロック36を形成するのに使用されるタブ37を備える本発明のさらなる実施形態を提供する。恒久的タブロック36は、角度付けられた面39および隣接面41を備え一般にトラック26に対して垂直であるタブ37を、タブ37の隣接面にロッキング凹部35が画定されている状態で含む。そのようなデザインは、ガイドキー24が恒久的タブロック36を係合するタブ37の角度付けられた面39を越えてガイドされることを可能にするが、しかし、ロッキング凹部35内にロックされた後に、ガイドキー24が隣接面41を越えて移動して戻るのを防止する。] 図10 図14
[0019] また、本発明は、ロッキング構成32にクリック音を関連付けることを意図する。より具体的には、各解放可能ロック34または恒久的タブロック36は、係合されるときに クリック音を作り出してもよい。クリック音は使用者に対しペン針12および注射器本体14が適切に据え付けられおよび一緒にロックされているという保証を提供する可能性があるので、ロッキング構成32に伴うクリック音は、望ましい特徴である可能性がある。また、クリック動作は、適切なロッキングの触覚による保証を提供する可能性がある。]
[0020] 図15は、バネ40およびトラック26の第3部分38を含む注射器本体14を備える医療用注射器10のさらなる実施形態を示す。本実施形態は、図11〜13に示されるアレンジメントと同様である。図11〜13の実施形態を備えて、手の動きを利用してガイドキー24は第3部分38内で移動され;およびこのアレンジメントにおいて、バネ40はガイドキー24を第3部分38内に促すための付勢力を提供する。ロッキングアレンジメント(解放可能または恒久的)が任意選択的に利用されてもよい。] 図11 図12 図13 図15
[0021] 図16〜17は、トラック26の第2部分30において針20を備え(図16)、およびトラック26の第3部分38において針20を備える(図17)図15の実施形態の部分断面図を示す。バネ40は、ガイドキー24が壁29を通過し、すなわちより十分には第2部分30を通るとすぐに、ハブ22を遠位に移動させる。バネ40は、ハブ22の近位の動きに対する抵抗を提供し、したがって、ハブ22に適用されるロッキング効果を増進させる。] 図15 図16 図17
[0022] 先の図は、ハブ22の内側部分に位置付けられるガイドキー24を示す。図18〜26に示されるように、ガイドキー24は、また、ハブ22の外側部分に位置付けられていてもよい。ガイドキー24がハブ22の外側部分にある状態で、注射器本体14は、ハブ22を少なくとも部分的に包覆するように形成されていてもよい。] 図18 図19 図20 図21 図22 図23 図24 図25 図26
[0023] 図18〜20は、ガイドキー24がハブ22の外側部分に位置付けられていることおよび注射器本体14がハブ22の外部にトラック26を画定することを以外は、図15〜17に示されるものと同様の実施形態を示す。より具体的には、図18〜19は、ハブ22の外側部分に位置付けられるガイドキー24を備えるペン針組立品12の部分断面図を示す。図16および18は、トラック26の第1部分28において針20の近位端21が隔壁38を完全に刺し通した後の本発明を示す。その後、図17および19に示されるように、針20の近位端21が隔壁18の近位にあるままの状態で、針20は回転させられ、および次いでトラック26の第3部分38に沿って遠位に移動させられる。] 図15 図16 図17 図18 図19 図20
[0024] 図20〜25は、注射器本体14の遠位端15に据え付けられる前の、ハブ22の外側部分に配置されたガイドキー24を備える本発明のペン針組立品12を示す。ここで、注射器本体14は外面に画定されたトラック26を有するように形成されてもよく、およびガイドキー24はハブ22の外側部分に位置付けられていてもよい。トラック26は、先の図に示されるように、限定された深さのチャンネルとして形成されていてもよく、または、図20〜26に示されるように、注射器本体14を通り抜けるスルーホールであってもよい。当業者が理解するように、トラック26は、本明細書中に提供されるアレンジメントの組み合わせを用いて構成されていてもよい。] 図20 図21 図22 図23 図24 図25 図26
[0025] 図21〜22において、ガイドキー24およびトラック26は、トラック26の第1部分28がガイドキー24を受容するように位置合わせされる。図23は、ペン針組立品12がトラック26の第2部分30を通って部分的にガイドされた後の、ガイドキー24およびトラック26を示す。次いで、図24において、ガイドキー24は、トラック26の第3部分38内にある。最後に、図25は、壁29がガイドキー24を第1部分28から分離した状態の、第3部分38のロック位置におけるガイドキー24を示す。任意選択的に、上述のように、ペン針組立品12を遠位に付勢するためにバネ40を利用してもよい。] 図21 図22 図23 図24 図25
[0026] 図に示されるように、トラック26の第2部分30は、トラック26の第1部分28に対して角度を付けて配置されていてもよい。図24のアレンジメントを備えて、トラック26の第2部分30は、一般に、トラック26の第1部分28に対して垂直である。そのように、ガイドキー24は、ガイドキー24がトラック26の第1部分28を十分に横断した後に回転させられて、トラック26の第2部分30に到達する。図25の角度が付けられたアレンジメントを備えて、ガイドキー24は、それがトラック26の第2部分30を横断する際に、回転を強いられる。したがって、トラック26の第1部分28は、針20の近位端21がトラック26の第2部分30に入りおよび回転させられる前に、隔壁18を完全に刺し通すことを保証するのに十分な長さを備えて提供されなければならない。] 図24 図25
[0027] また、第2部分30は、トラック26の第3部分38に対して(垂直または何か他の横方向に)角度を付けて配置されていてもよい。好ましいアレンジメントにおいて、トラック26の第1部分28およびトラック26の第3部分38は、一般に、平行である。]
[0028] 図25に示されるように、様々な形状のロッキング構成32が利用されていてもよい。例えば、トラック26の第3部分38を通って横断する際にガイドキー24によってバイパスされる偏向可能ラッチ42を利用してもよい。当業者によって理解されるように、ラッチ42は、ガイドキー24によって第3部分38に沿って両方向(すなわち、ロッキング部分の内外)にバイパスされるように形成されて、解放可能ロッキングアレンジメントを提供してもよく、または、1つの方向のみに(すなわち、ロッキング位置に)バイパスされるように形成されて、恒久的な1回限りのロッキングアレンジメントを提供してもよい。] 図25
[0029] 図26は、注射器本体14の代わりにハブ22に位置付けられるトラック26、およびハブ22の代わりに注射器本体14に位置付けられるガイドキー24を備える本発明のさらなる特徴を提供する。当業者が理解するように、上述の全ての構成および特徴は、このアレンジメントを備えて使用することができる。例えば、代替の構成は、ロッキング構成32がハブ22に位置付けられるトラック26およびロッキング凹部35、ならびに注射器本体14に位置付けられるガイドキー24を含むことを可能にする。] 図26
[0030] 図27を参照して、使用の前および/または後にペン針組立品12を収容するためのキャップ44が示される。キャップ44は、ペン針組立品12における針20の近位端19および遠位端21の両方を被覆するようにデザインされ、および本明細書中に開示される実施形態と共に使用されてもよいが、しかしこれらに限定されない。キャップ44は、ペン針組立品12を受容するための開口部46を備える。使用前に、および内部の無菌環境を維持するために、クロージャー(不図示)によって開口部46を被覆してもよく、これは、硬いキャップまたは可撓性のバッキングであってもよい。] 図27
[0031] クロージャーは、機械的コネクタ(例えば、ねじ山、インターフェレンスフィット)または接着接合のような標準的な技術を使用して適用されてもよい。]
权利要求:

請求項1
ハブ、および前記ハブに固定される針であって、患者への挿入のために形成された遠位端、および近位端を有する針、を含むペン針組立品と;遠位端および近位端を備えたチューブ形状である注射器本体と;隔壁によって密封される薬剤用の貯槽であって、前記注射器本体内に包覆されている貯槽と;を含む医療用注射器であって、ここで、前記ハブまたは前記注射器本体のうちの一方にガイドキーが固定されており、前記ハブまたは前記注射器本体のうちの他方にトラックが画定されており、前記トラックは、前記注射器本体の縦軸対して平行に広がる第1部分、および前記第1部分に対して横方向に配置される第2部分を有し;およびここで、前記ハブは、前記ガイドキーが前記トラック内に収容される状態で、前記注射器本体の前記遠位端に入れ子式に据え付けられるように形成され、およびここで、前記注射器本体に前記ペン針組立品を据え付けることによって、前記トラックの前記第1部分は、前記ガイドキーを受容しおよび前記ガイドキーを十分な距離にわたって一直線にガイドして、前記針の前記近位端が、前記針の回転を伴わずに、前記隔壁を通って完全に刺し通し、前記針の前記近位端が前記隔壁の近位の位置へガイドされるのを可能にするように構成され、および前記トラックの前記第2部分は、前記ガイドキーが前記トラックの前記第2部分に受容されている状態で、前記針の前記近位端が前記隔壁の近位に位置付けられている状態で、前記ペン針組立品が回転させられることを可能にするように構成されることを特徴とする医療用注射器。
請求項2
前記トラックは、前記ハブに位置付けられていることを特徴とする請求項1に記載の医療用注射器。
請求項3
前記トラックは、前記注射器本体に位置付けられていることを特徴とする請求項1に記載の医療用注射器。
請求項4
前記トラックの前記第1部分は、前記注射器本体の前記遠位端から近位に広がることを特徴とする請求項3に記載の医療用注射器。
請求項5
前記トラックの前記第2部分は、一般に、前記トラックの前記第1部分に対して垂直であることを特徴とする請求項1に記載の医療用注射器。
請求項6
前記トラックの前記第2部分は、一般に、前記トラックの前記第1部分に対して非垂直であることを特徴とする請求項1に記載の医療用注射器。
請求項7
前記トラックは、前記トラックの前記第2部分に対して横方向に配置された第3部分をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の医療用注射器。
請求項8
前記注射器本体と前記ハブとの間に配置されたバネをさらに含み、前記バネは前記ハブを前記注射器本体から遠位に離れて付勢するように構成され、一方、前記バネは、前記ガイドキーが前記トラックの前記第2部分を通って十分に移動した状態で、前記ガイドキーを前記トラックの前記第3部分内に促すことを特徴とする請求項7に記載の医療用注射器。
請求項9
前記トラックの前記第1部分および前記トラックの前記第3部分は、一般に、平行であることを特徴とする請求項7に記載の医療用注射器。
請求項10
前記トラックの前記第2部分は、前記トラックの前記第1部分と前記トラックの前記第3部分との間に非垂直に配置されていることを特徴とする請求項7に記載の医療用注射器。
請求項11
前記ガイドキーを前記トラック内にロッキングするためのロッキング手段をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の医療用注射器。
請求項12
前記ロッキング手段は少なくとも1つのロッキング凹部を含み、および前記ガイドキーは前記ロッキング凹部内に受容されおよび固定されるように形成されることを特徴とする請求項11に記載の医療用注射器。
請求項13
前記ロッキング凹部は前記ハブの前記トラック内に形成され、および前記ガイドキーは前記注射器本体に形成されることを特徴とする請求項12に記載の医療用注射器。
請求項14
前記ロッキング凹部は前記注射器本体の前記トラック内に形成され、および前記ガイドキーは前記ハブに形成されることを特徴とする請求項12に記載の医療用注射器。
請求項15
請求項1に記載の医療用注射器;および前記ペン針組立品を収容するように形成されたキャップを含むことを特徴とするキット。
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